投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 25 日 18:19:55:
09/24 06:34 IMF出資比率見直し明記 G7共同声明 外経13 #01
【プラハ23日共同】先進七カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7
)が二十三日出した共同声明は、国際通貨基金(IMF)への各国
の出資比率(クオータ)について「世界経済の動向を反映した配分
が行われることが重要」などと、配分比率見直しの必要性をG7と
して初めて明記した。
この問題では日本が「アジアの新興諸国のシェア(配分)が経済
実態に比べて少な過ぎる」などと主張して早期の見直しを求めてき
た経緯があり、大きな前進と言えそうだ。
G7はこうした意見を尊重し、現在IMFの中で検討されている
クオータ計算式の見直し作業を推進していくことを確認した。
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09/24 06:34 IMF出 外経13 #02
IMFのクオータは、欧米諸国が過半を握っており、欧米中心の
意思決定に結び付いてきた。単純に経済規模で見直せば、欧州諸国
が減る可能性が高いこともあり、同地域には依然、反対論が強い。
だが、アジア通貨危機の際に起こったIMF批判などを背景に、見
直し論への理解も徐々に広がってきている。
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