投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 22 日 12:10:44:
▼欧米新興宗教が「クローン人間」作りへ
2000 年 9 月 22 日
欧米などで活動する新興宗教組織「ラエリアン」(本部・ジュネーブ)と、関連のバイオ企業「クロネイド」は、二十一日(日本時間二十二日)、カナダ・モントリオールで記者会見を開き、米国内に設けた施設で、クローン人間作りを始めると発表した。来年中の誕生を目指すという。
このグループのクローン技術がどの程度のレベルにあるのか未知数だが、初のクローン人間が実際に誕生してしまう可能性もあり、計画は波紋を広げそうだ。
クローン作りが試みられるのは、医療事故のため、生後十か月で死亡したという米国人の赤ん坊。グループによると、両親は二億円以上の資金提供を申し出ているという。
クロネイドでは、冷凍保存しているこの赤ん坊の血液細胞から遺伝子を含む核を取り出し、代理母となる二十代女性の卵子に体外で移植して胚(はい)を作り、女性の子宮に戻して育てるという。
米国をクローン作りの場所に選んだ理由について、「クローン人間作りを罰する刑法規定がない」ことを上げ、施設の場所は公表できないとしている。
現在のクローン技術の水準では動物の場合でも出産までこぎつける確率は低い。このため、クロネイドでは、代理母となる女性を、世界各地の信者から五十人確保。来月末から一斉に、子宮への胚の移植を行い、経過観察しながら、最も健康な胎児一人を育てて、出産させるという。