投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 21 日 22:06:15:
回答先: ウォーウィック氏は一昨年、外科手術で無線送信機を皮膚の下に移植し、自分は世界初のサイボーグだと宣言したことで、大きな話題となった〜そのサイボーグ教授がメディアの寵児に(WIREDNEWS) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 21 日 21:59:06:
サイボーグ教授(ロイター)
1998年8月25日 12:30pm PDT
英国レディング発――ケビン・ウォーウィック教授は25日(英国時間)、コンピューターチップを身体に外科移植した最初の人物となったと発表した。
ウォーウィック教授が記者会見で語ったところによると、電磁コイルとシリコンチップの入った、長さ2.5cm弱でボール紙より少し厚いガラス製のカプセルが、24日に移植されたとのこと。
「これは実験なのだ」と、レディング大学サイバネティックス学部長のウォーウィック教授は語る。「いつまで移植しておくかは未定だが、コンピューターとわたしの間のコミュニケーションに関して何が可能かを調べるつもりだ」
教授は学部の入り口を通り抜けて、実際にチップの作用を説明してみせた。「おはようございます、ウォーウィック教授。電子メールが5通届いています」埋め込まれたチップによって作動したコンピューターの音声が言った。
コンピューターとしての人間には、良い面も悪い面も含めてたくさんのアプリケーションがある、とウォーウィック教授は言う。
「可能性の一つとして、このような移植手術を受けない限り、銃を持てないようにするという方法がある」とウォーウィック教授。「そうすれば、銃を所持している人間が学校や建物に押し入ろうと考えた場合、学校のコンピューターが警報を発して中の人々に知らせたり、問題の人物を中に入れないこともできる」
職場でも同様のことが言える。従業員が職場にいつ居るのか、その出入りを監視できるのだ。しかしそういった能力のすべてが望ましいものではない、とウォーウィック教授は言う。「我々は機械にコントロールされたいだろうか。建物にこれをしろ、あれをするなと指図されたいだろうか」
良い面について、ウォーウィック教授は次のように語っている。「私は技術的に何が可能かを調べてみたい。将来何ができるようになるか、特に人体とコンピューターとの通信や相互作用という点に関して、非常に興味がある。たくさんの素晴らしい可能性がある」
ウォーウィック教授は、チップは彼の主治医が移植し、10日以内に取りだすように言われたと話している。同氏は抗生物質で予防しているが、感染のおそれがあるからだ。
レディング大学の発表によると、人体に外科的にチップが移植されたのはこれが世界で最初とのこと。
「だから、どのような影響があるか、どれほど上手く作用して、どれほど確実なものか、我々にはわからない」と関係者は語った。「ウォーウィック教授は大変なリスクを背負ったことになる。体内で発信機が洩れたり壊れたりしたら大惨事になりかねない」
いっぽうウォーウィック教授は、まったく心配していない様子。
「痛みは少しもない。手術の直前にニューロフェン(鎮痛剤)を飲んだからね。何かが腕の中に入っているような妙な感じがすることは確かだ。だが不快ではない」
「サイバネティクスとは人間とテクノロジーの相互作用に関する学問だ」とウォーウィック教授は語る。「だからサイバネティックスの教授は、一部人間で一部機械のサイボーグになるのにお誂え向きというわけだね」