投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 21 日 20:42:01:
09/21 08:00 タイ女性売買と報告書 米団体、日本に措置求める 外信83 #01
【ニューヨーク20日共同】米国の人権監視団体ヒューマン・ラ
イツ・ウォッチ(本部ニューヨーク)は二十一日付で、人身売買さ
れたタイ人女性多数が日本に送り込まれ、奴隷のような状況下で売
春を強いられているとする報告書を発表した。日本政府が人身売買
された女性の保護策を講じていないと批判、女性らの権利を守るた
めの措置や法制定を求めている。
報告書によると、タイ女性たちは日本に入国した後に、多額の借
金を背負わされていることを知らされ、長期間バーなどで働き客と
の性交渉を強いられている。しかし、「日本政府は人身売買被害者
の安全確保や被害回復を支援せずに、彼女らを処罰、国外追放して
いる」と指摘、タイ人女性は「自ら当局に助けを求めることに消極
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
的になっている」と述べている。
(続) 000921 0801
[2000-09-21-08:00]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
09/21 08:00 タイ女性 外信83 #02
また報告書は、日本の出入国管理法令に不法入国者を非人道的に
取り扱った者を取り締まるための条項がないと指摘。「日本政府は
人身売買をやめさせるための十分な措置を取っていない」と批判し
た。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは日本に不法滞在しているタイ女
性の数を約二万人と推定している。
(了) 000921 0801
[2000-09-21-08:00]