投稿者 記事転載 日時 2000 年 9 月 21 日 02:13:35:
ローマ法皇庁、文書発表
新教や英国教会
「中世への逆行」と抗議
ローマ法皇庁(バチカン)がカトリック教会の優位性を宣言し、あらゆる宗教や宗派を同列視する相対主義を拒絶する文書を発表したことが、プロテスタント(新教)や英国国教会の猛反発を招いている。二〇〇〇年の「大聖年」を機にバチカン自らが主導してきた他宗教との対話・融和路線が一気に揺らぎかねない状況だ。
問題となっているのは教理聖省が作成した「キリストと教会による救済の唯一性と普遍性について」と題した三十六nの文章。バチカンはこのなかで@カトリック教会こそが完全な形で存在するキリストの唯一の教会であるA他宗教の信仰者は神の恩恵を受けられるが、カトリック信者に比べるとひどく不足した状態である─などと主張した。
これに対して新教や英国国教会の指導者は「宗教間対話を後退させるものだ」「誇大妄想で中世への逆行だ」などと厳しく抗議するコメントを表明。神学者らも「聖書に沿った論議からもキリスト教統一運動からも大きく外れている」と批判を寄せた。(ミラノ=小林明)
[9/18日経夕刊]
☆あれれっ?何がどしたんだろ(- -;)
その、「36ページの文章」はネット上のどこにあるんですか?
日本の各教会側の公式見解てのはどうなっているんだろう?
☆日経様、いつもありがとうございます。