投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 19 日 13:33:10:
【ワシントン18日=共同】
パソコンのモニター装置からアレルギーの原因になる化学物質が出ていることを、スウェーデン・ストックホルム大の研究チームが突き止め十八日までに、米科学誌「環境科学技術」最新号に発表した。
同チームは、パソコンで作業する人の健康に悪影響を与えている可能性もある、と指摘している。
検出した化学物質は、難燃剤などとしてプラスチックに添加されているリン酸トリフェニル(TPP)。モニターは使用中に熱くなるため、プラスチック製部品がTPPを放出しやすいらしい。
同チームは七種類の新品のモニター装置を試験。スイッチをつけた状態で約五十センチ離れた場所で、空気中のTPP濃度を測った。
最初の一日目は放出が多い製品の場合、コンピューターがない室内に比べ約百倍のTPP濃度を記録。放出は徐々に少なくなったが、一週間後もコンピューターがない室内の約五十倍、六カ月後でも約十倍の濃度だった。