投稿者 9/29 週刊ポスト 日時 2000 年 9 月 19 日 12:11:11:
官僚天下り特権国
内閣内政審議室作成の内部資料入手
官僚王国の日本では、国家公務員試験第1種に合格し、
一度エリート官僚の道に進むや、彼らは局長・次官を経
て、退職した後もなお現役時代の“栄光”と“富める生
活”を保持しようとする。それが天下りの病理なのだ。彼
ら官僚はみずから額に汗せず、税金を狡猾に使う。血税を
吸うパラサイトの仕組みといっていいが、そのためにこそ
政治家を操り、官権力の強大化に腐心する。この数年来の
行政改革の掛け声とは裏腹に、自公保政権下で肥え太った
天下りパラサイト官僚の実態が、ほかならぬ与党最大の実
力者・野中広務自民党幹事長の指示で、内閣内政審議室が
作成した資料から見事に浮かび上がった。本誌はそれを入
手した。78の特殊法人に対する全省庁的規模の天下りの
実態が明るみに出るのは、これが初めてである。
1 内閣内政審議室が調査作成した極秘資料
(bilingual)
2 役員給与に年50億円の税金
(bilingual)
3 野中自民党幹事長のねらいは何か
(bilingual)
4 自民党流アメとムチ
(bilingual)
5 官僚操縦で集票マシン再編
(bilingual)