投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 18 日 18:10:09:
[リマ 17日 ロイター]
ペルーのフジモリ大統領が政権を降りざるをえなくなった背景には、ペルーの”ラスプーチン”との異名を持つブラディミロ・モンテシノス国家情報部(SIN)顧問の存在がある。
モンテシノスSIN顧問は、米中央情報局(CIA)のためのスパイ活動、麻薬密輸業者との共謀、国会議員の買収などで、非難されている。
モンテシノス氏はこれまで、フジモリ大統領と並ぶ実力者とされてきたが、公の場にはほとんど姿を見せたことはない。
大統領顧問でもあるモンテシノス氏はまた、フジモリ大統領との親密な関係から、同国では法律以上の存在と見られてきた。
しかし、国内テレビは14日、モンテシノス大統領顧問が野党の国会議員を買収しようとしたとされる模様が収められているビデオを放映。
これを受け、フジモリ大統領は16日、総選挙を早期に実施し、自身は出馬しない意向を表明した。