投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 15 日 12:22:33:
2000.09.14 Web posted at: 1:14 AM JST (1614 GMT) (CNN)
今月10日の総会で、1日当たり80万バレルの生産量引き上げを決めた石油輸出国機構(OPEC)の公式ウエブサイトに何者かが侵入し、不正な書き込みを行っていたことが13日分かった。OPEC本部の職員が発見したもので、書き込みは即座に除去されたものの、サイトへのアクセスに一時支障が出るなどの被害を受けた。
書き込みは、ホームページの下側部分で行われ、「まぬけが寄り集まって原油価格について話し合うなら、途方もない価格の石油はもちろん、アスピリンさえも購入できない貧困国の救済に目を向けるべきだ。子供たちの命が最も貴重な財産だ」などとOPECを批判する内容だった。
このハッキング行為について、OPEC広報担当のファロク・ムハメッド氏はCNNの取材に対して、「サイトへの侵入目的に、政治的な意図があるのか、単なる愉快犯なのかは分からない。OPECで侵入アクセスなどについて調査している」と述べた。