投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 14 日 22:44:24:
【カイロ6日鈴木眞吉】
エジプトの現地英字紙によると、比較的キリスト教徒が多く住んでいるアシュート市で、聖母マリアの霊が現れたとの報道がなされて以来、数千人のクリスチャンが聖母マリアとの出会いを期待し同市を訪れているという。
当地方のコプト教会(エジプトのキリスト教)の司教の話によると、最初に霊が出現したのは八月十七日、聖母マリアと大きな鳩の群れが、光り輝く中に現れたという。それ以来、エジプト人のみならず外国人も多く訪れている。
アシュート市は、人口約二十万人の上エジプト最大の都市で、政治、経済、文化の中心地。エジプトがキリスト教化されたコプト文化時代には、修道院も建てられ、キリスト教徒の中心的地域として栄えた。近年ではイスラム根本主義運動の拠点となり、キリスト教徒の町が襲撃されることもしばしばあったため、危険度の高い町として観光客は遠のいていた。