投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 14 日 19:01:01:
09/14 08:01 ハイテク入れ歯を実用化 チップで所有者判別 社会201#01
共同
大阪市阿倍野区で開業する歯科医の岸上尚司さんが、個人識別用
のデータを記憶させているマイクロチップを埋め込んだ「ハイテク
入れ歯」を開発、十四日までに日本と米国で特許を取得した。既に
約五十人に臨床応用しているという。
現在は番号が入るだけだが、チップの容量が向上すれば氏名や住
所、歯科医院名、製造日も書き込むことが可能になる。岸上さんは
「痴ほう老人の身元の割り出しにも威力を発揮するのでは」と話し
ている。
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09/14 08:01 ハイテク 社会201#02
チップは放牧した牛の識別用に米国で開発されたもので直径二ミ
リ、長さ約十一ミリ。専用の読み取り機で電波を当ててチップの応
答電波を感知、十五けたの数字を読み取る。人体や他の医療機器へ
の影響がないことも確認されている。
入れ歯使用者が多い老人施設などでは、入れ歯に名前を書いたり
、彫り込んで区別しているが、消えたり、強度低下などの問題があ
った。チップの使用でこれらの問題は解消される。
岸上さんは「チップのデータが共通規格になれば他の医院で作っ
た入れ歯の作り替えも楽になる。身元の割り出しもすぐにできるた
め警察捜査の助けにもなるはず」と話している。
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