投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 9 月 14 日 18:54:48:
09/13 21:30 廃棄化学兵器で海洋汚染 バルト海に30万トン 外信114#01
【モスクワ13日共同】第二次世界大戦でナチス・ドイツが製造
、その後バルト海に廃棄された化学兵器の砲弾が腐食し、イペリッ
トやルイサイトなどの毒ガス物質が海底で漏れ出していることがロ
シアなどの国際研究チームの調査で分かった。十三日付のイズベス
チヤ紙が伝えた。
砲弾は大戦後に旧ソ連、米国、英国がデンマークとスウェーデン
に挟まれたカテガット海峡などバルト海一帯に廃棄。総量は三十万
トン以上に及ぶとされる。
研究チームは、今後五年以内に大規模な毒物の流出が起きると警
告。周辺の海では漁業も盛んで、チェルノブイリ原発事故に匹敵す
る環境汚染に発展する可能性もあるとしている。
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09/13 21:30 廃棄化学 外信114#02
約二年前にスウェーデン南西部リューセヒールの海底から、通常
の数百倍の濃度のイペリットやルイサイトが検出されたため、調査
が始まっていた。調査ではサリンの入った砲弾の存在も確認された
という。
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