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MSNニュース＆ジャーナル( http://news.jp.msn.com/ )と、
MSNスポーツ( http://sports.jp.msn.com/ )に載せた記事の要約をお届けします。
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ックすると、記事の本文が読めます。(対応していないメールソフトもあるか
もしれません)
●政治・社会
★スパイ疑惑：野球に小細工を持ち込むな
http://sports.jp.msn.com/contents/sp2.asp?id=kuehnert1214
ダイエーホークスに端を発したスパイ疑惑が球界に波紋を広げている。スパイ
行為は古くはアメリカでも行なわれていたが、はるか昔に姿を消している。と
ころが残念ながら日本では、今なおまかり通っている悪習なのだ。
（マーティ・キーナート:12月14日）
★副大臣制 - 明治以来の官僚優位を覆せるか？
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981217takano
自自連立で自民党は、自由党の小沢一郎氏が提案する政治・行政改革のひとつ
である、政府委員制度の廃止と副大臣制の導入を受け入れる方針を固めた。こ
の改革案には、明治以来つづいてきた、官僚に従属する政治という構図をひっ
くり返す可能性が秘められている。（高野 孟：Navigator）
★たばこ値上げ：不合理な政策の犠牲になった喫煙者
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981216ban
たばこが12月から値上がりした。ひと箱16円40銭しか増税しないのに、値上げ
幅は20円だ。たばこの流通は近代化されていないので、差額はそのままたばこ
屋の収入増になってしまう。今回の値上げはまた、旧国鉄の借金を喫煙者に肩
代わりさせるものでもある。なぜ喫煙者だけが不合理な借金付け替えの犠牲に
されるのか、説明も議論もない。（伴武澄）
★サティアンから見た日本 : 映画「Ａ」が描いた青春
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981210randy
何かに対して忠実である時、人は、どんな愚劣なことをしても、気にならない
んじゃないか。自分の職務に対して忠実で献身的、という点では、オウム真理
教の荒木君やサリンを撒いた幹部たちと、暴言を吐くマスコミ取材人や警察官
とは同じだ。何に対して忠実か、という対象が違うだけで。「こっち側の人間
だって、オウム側の人間と同じくらい、洗脳されている」といえる。
（田口ランディ：12月10日）
★サティアンから見た日本(2) : 自分自身のゆがんだ影
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981215randy
もし居酒屋で、オウム真理教の荒木君が私の隣に座ったら、目の前にいる人と
して、素直に荒木君に話しかけると思う。前は、オウムの人達とは、関わりた
くないと思っていた。だけど、目の前に生身の人間がいたら、きっと別の感情
が起こるんだろう。結局オウム真理教は、日本という国の位相が微妙にズレて、
時空のひずみから生まれた、日本のゆがんだ影なのかもしれない。
（田口ランディ：12月15日）
★病気を大量生産し、大量消費する方法
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981212doctor
人間は病気になると、病気を自己管理しようと努力する。 この自己管理能力
を放置しておくと、せっかく人間を病気にさせても、改善してしまうことが多
い。そのため、病気になった人間から、「自己管理能力」を奪い取る必要があ
る。そこで必要になるのが、病気になった本人の代わりに、専門的に病気を管
理する集団を作ることである。（中村和裕：12月12日）
（編集部田中より・このコラムは、現代医療に対する鋭い考察と批判であり、
「愉快犯」的な効果を狙った文章ではありません。関心ある方は印刷して読む
ことをお勧めします）
●科学読み物
★インターネットを利用した地球外生命探査計画
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981215seti
先ごろ、インターネットを通じて「ET探し」のデータを解析するソフトが開発
され、数千人の希望者に配布された。これは、特殊なスクリーンセーバーで、
パソコンの空き時間を利用して、巨大電波望遠鏡のデータを各パソコンに分散
し、解析結果を後で「回収」しようというものだ。つまり、巨大なコンピュー
タを使わずとも、インターネットの潜在パワーを利用して、宇宙からのかすか
なメッセージをとらえようという試みである。（MSNBC：12月15日）
★遺伝子のマップ作りに大きな前進
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981216genome
学名C.elegans。そのちっぽけな線虫が、メディアからスーパースター扱いさ
れることなど、外見からは想像もつかない。体長も1ミリそこそこの小さな生
物だ。だが、先ごろ、そんな取るに足らない生き物が世界の大舞台で主役を演
じた。史上初めて、遺伝子の全容を明らかにされた多細胞生物として、全世界
の注目を集めたのだ。（MSNBC：12月16日）
★進化するロボット:「帰巣本能」を持つ電子アリ
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981211biobot2
1匹のアリが動くためには、いくつの神経細胞が必要なのだろうか。ロボット
を使ったある実験によると、4つもあれば十分ではないかという結論が出た。
また、簡単な部品で作った電子コオロギに本物のふりをさせると、驚くほどう
まく真似をした。こうした単純システムのシミュレーションから生物学者は何
を学んだのか。（後篇）（New Scientist：12月11日）
★進化するロボット：生命との差は紙一重？
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981210biobot
人工ニューロンをロボットに組み込むと、少なくとも外見上は昆虫そっくりに
振る舞わせることができる。ということは、生命は実は思ったより単純な構造
体なのかもしれない。しかも、優秀なロボット同士を交配させれば、性能のい
い子孫が生れることもわかっている。「進化」とはたかがそれだけのことなの
だろうか。（前篇）（New Scientist：12月10日）
★古代エジプトを掘る（3）：ピラミッドの謎
http://news.jp.msn.com/wr5
.asp?id=981209yoshimura
ピラミッドを建てる費用は税金から出ていた。それはナイル川の氾濫期に農作
業ができなくなる農民のための失業対策でもあった。そう、ピラミッド建設は
公共事業だったのだ。それ以外にも、中央から地方への技術移転など、複数の
役割を果たしていたようである。そのマルチな考え方は、現代に住む私たちに
もヒントになる。（連載第3回目）（吉村作治：12月9日）
●国際情勢
★国際政治の場外乱闘：アジア大会でぶり返したタイの古傷
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981215thai
バンコクで開かれているアジア大会では、直前になってサウジアラビアが不参
加を通告してきた。その真意は謎である。だが、タイの人々にはピンときた。
1989年のタイ人出稼ぎ労働者による「サウジ王室宝石盗難事件」と、その後の
不可解なサウジ外交官暗殺事件など、一連の事件との関連である。「背後には、
深い暗闇のタイの最高権力が深く絡んでいる。暗殺された外交官は、事件の真
相に踏み込んでしまったのだろう」とまで言われている。
（神保隆見：12月15日）
★ベトナムにみるカトリックと共産政権の関係
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981214vietnam
共産政権によって、信仰を厳しく規制されたカトリック教徒たちは、北ベトナ
ムから南ベトナムに移住し、サイゴン近郊にカトリック自治区を作った。その
後サイゴンが陥落し、難民としてベトナムを捨てたカトリック教徒も多く、そ
の一部は日本に住んでいる。阪神大震災で被災したベトナム人たちに会いに行
った筆者は、そこで、カトリック教徒の団結ぶりを垣間見ることになった。
（鈴江康二）
★アメリカ選挙「民主党勝利、共和党惨敗!」のウソ
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981211jimbo
11月はじめに行われた米議会選挙の結果を、マスコミは一斉に「民主党の勝利!
共和党の惨敗!」と報じた。だが実際は、民主党が下院で5議席増やしたことに
直接関与した票数は、20万票以内。2億5000万のアメリカの趨勢が、わずか20
万票で決まってしまった。そしてクリントン大統領は、この機をセクハラ疑惑
乗り切りに利用した。（神保隆見：12月11日）
★変質するアメリカの北朝鮮政策
http://news.jp.msn.com/wr5.asp?id=981214korea
北朝鮮に対するアメリカの融和政策の中心である、軽水炉の建設をめぐる1994
年の合意は、北朝鮮にとっていくつもの抜け穴があることが分かった。しかも
アメリカ自身、合意事項を守れなくなっている。そのためアメリカは、北朝鮮
に対する態度を、融和政策から強硬姿勢へと変化させ始めた。これは、イラク
など中東の反米国家に対するアメリカの姿勢の変化と同じ方向のものだ。
（田中 宇：12月14日）
●スポーツ
★回顧・98スポーツ・・・第1回：長野冬季オリンピック
http://sports.jp.msn.com/contents/sp2.asp?id=1998-1210
長野の冬を彩った冬季五輪、日本悲願の初出場となったW杯ゥ998年のスポー
ツ界は華やかに幕を開けた。しかし明るい話題ばかりではなかった。相次ぐJ
リーグの経営難やプロ野球界のひずみが表面化するなど、スポーツを取り巻く
厳しい現実を突きつけられた年でもある。暮れゆく1998年のスポーツシーンを
4回の連載で振り返ります。（杉山 茂:12月10日）
★【アジア大会報告】U−21日本代表：ベスト4進出ならず！
http://sports.jp.msn.com/contents/sp2.asp?id=soccer1214
トルシエ監督のもと好発進を切ったU−21だったがアジア大会は2次リーグで敗
退、目標のベスト4はおろかベスト8入りも果たせずに終わった。反省材料はき
っちりと次につなげていきたい。それにしても気になるのは、小野ら選手と監
督の間に不協和音が聞こえてきたことだゥB（12月14日:元川悦子）
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