潜在意識を活用し奇跡を起こせ 2002年5月 |
賢人は常に自分を攻撃する者たちの側に身を投じる
自分の弱点を知るということは敵よりも自分にとって利益のあることである
傷は癒えて、かさぶたのように自分の身からはがれていく
そして攻撃する相手が勝ち誇ろうとするときは
すでに自分は見事な変身を遂げ
不死身となって彼らを追い抜いているのだ
ーーエマソン(アメリカの哲学者)ーー
(叶えられる祈り)
よく失敗をした人や失敗するかもしれないと思っている人が祈りに救いを求めて
いることは、あなたも見聞しているだろう。だがそれは意味のない言葉の羅列に
すぎない。なぜ祈るのかといえば、心が恐怖と挫折と依存心とで満たされている
からである。
ところがその恐怖と疑惑と依存の感情は潜在意識を動かしはするが、このような
場合本人のエネルギーは消耗するばかりである。またもしあなたに、<いくら
祈ったとしても無限の知性には届かないだろうし届いたとしても聞き届けては
くれないだろう>という気持ちがあるのなら、いくら祈っても無駄である。
祈りが現実になる、ということはよくあることだ。もしあなたが祈りによって成果を
上げたという経験があるなら、そのときの心の状態を呼び起こしてみるとよい。
そうすればそこに理論を超えた何かがあったことを思い出すに違いない。
ーー思考は現実化する ナポレオン・ヒル きこ書房
(コメント)
目の前の<リンゴを食べよう>と願望したとき、無意識に手はリンゴを取り、
口へと運んでいきます。そこには、リンゴをつかめないかもしれないとか、
食べられないかもしれないという疑念は一切ありません。では、もし私たちが
<リンゴが食べられたらいいなぁ>と思考すればいかがでしょう。
それはあくまで希望であり、あこがれであるため、手は動かず、ただ
リンゴを見て食べることを考えているにすぎません。もし願っても願望が
なかなか実現できないと思っている人は、この2つの違いを理解する
必要があります。
ナポレオン・ヒル
大富豪アンドリュー・カーネギーの要請で、成功プログラムを作成する
ウッドロー・ウイルソン大統領広報担当補佐官
フランクリン・ルーズベルト大統領顧問官
大富豪の一人でもあり、ナポレオン・ヒル財団を設立する