潜在意識を活用し奇跡を起こせ 2002年5月 |
僕は日常生活の中の何気ない動作も
すぐにイメージ化する習慣があるんです
例えば、自転車でカーブを曲がるときの自転車の傾き角とか
駅の階段を駆け上がるときの足の動きなどを
すぐにイメージ化してランニングに結びつけるんですよ
言葉で言うのは難しいんですが、その日常の動作を
イメージ化したものをランニングに合体させるんです
ーー渡辺高博(バルセロナ五輪陸上400m代表)ーー
(目標を決めることを怠けた報い)
潜在意識は怠けることを知らない。だからあなたが希望を持たず、潜在意識に
仕事を与えずにおくと、あなたが周囲の状況に影響された思考を対象にして、
潜在意識は働きがちなのである。とりわけ、あなたが望んでない状況や、
恐れたり、嫌がったりしている状況に反応しやすい。・・・・
ほとんどの人が自分の望まない状況ーー貧困、失敗、病気、不幸、肉体的苦痛
ばかりを考えて人生を送り、そして、こんないやなことばかり起こるのはなぜなの
だろうと不思議がっているが、これは人類の矛盾の中でも最大級のものである。
心は最も数多く思考の対象となっているものを、現実の世界に引き寄せる。
この事実に加えて、普通の人は誰も、自分の心を支配して望みの目標をめざす
ことができるという、不可侵の特権と力が授けられている。思い出していただきたい。
そうすれば、次のことは簡単に納得がいくだろう。人間が出会ういやな状況は
どれも、自分の行きたい方向を目指すという仕事を怠けた報いなのだ。
(コメント)
心の力は、その方向を決めずにいると、恐怖や嫌なことと同調しようとするようです。
絶えず目標に向かって心を向けることは、目標達成のためだけではなく、
人生における弊害を防ぐことにもなるようですね。
渡辺高博
バルセロナオリンピック陸上400m日本代表
90年全日本選手権大会400m優勝
北京アジア大会400m6位
インターハイ400m高校記録樹立
関東学生選手権大会400m学生記録樹立