人が将来に抱く構想は、気質や精神に影響されやすいものである
あなたの抱いている未来構想を私に教えてくれたまえ
そうすれば貴方がどんな人物か教えてあげよう
ーーテオドシウス・ドブジャンスキー（アメリカの動物学者）ーー
（辛抱強くあれ）
何度拒絶されてもめげず、あきらめず、希望を抱き続けることだ。強い願望を
持っていれば、多少のことには音をあげなくなるのが人間なのだ。展望型の
人間の伝記を読むと、よく考えられないような出来事が登場してくる。
＜そんなことあるもんか＞とつぶやいて、本を読むのをやめてしまったという
経験をお持ちの方もあるだろう。
しかし驚かれるかもしれないが、実際にある種の偶然が願望目標指向タイプの
人間の運命を切り開いていくのである。偶然というより、必然といったほうが
よいかもしれない。なぜなら願望や目標に向かっている人には、それは、
必ず訪れる。と私には思えるからである。
予期せぬ出来事は、願望・目標を首尾よく達成するのに不可欠な要素なので
ある。ときには面食らって、回り道をしなくてはならないこともある。
しかし、後になってみればちょっとした打撃、またはかなりの後退と思うものも、
結局、軌道修正のために必要だったのだとわかるようになるのだ。
ーー人間は自分が考えているような人間になる
アール・ナイチンゲール きこ書房
（コメント）
予期しない出来事が起こって、落胆していると、それがきっかけとなって
物事が逆に好転していくことは珍しくありません。
大切なのは、そこであきらめてしまわないことです。
テオドシウス・ドブジャンスキー
アメリカの動物学者 1975年没
コロンビア大学教授 遺伝学専攻
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。