常に自分の力をその目標に注いだ人である
その人の特殊な才能は、目標を変えなかったことによって
鋭くなった優れた観察力だといえる
慎重に物事を見つけ、そして断固とした態度で決断する人こそ
知らず知らず天才になるのだ
ーーエドワード・G・ブルワーリットン(イギリスの作家)ーー
(目標を変えない)
目標を定め、それを追求すれば、誰もが成功できるのです。成功した人生を送る
人々は、目標もない漠然とした日々を過ごすようなことはせず、常に目標を追求し、
たゆみなく努力を重ねた人々であるのです。<成功の秘訣は目標を変えない
ことだ>とディズレーリは述べています。
多くの人は目標というと、幸福、富、名誉というような漠然としたあいまいな状態を
表す言葉で表現します。しかし、ビジョンとは、自分がひとりの人間として達成したい、
もしくは所有したいと望む具体的なイメージです。明確なものなのです。
もし自分のほしいものがはっきりとわかれば、それを得る方法もおのずと
決まってくるのです。
ーー自分の力に気づく本 アリ・キーフ 大和書房
(コメント)
オリンピックに出る多くの選手たちは、小さな頃からその競技のトレーニングに
費やされる時間が人生の大半を占めています。ほとんどの普通人が目標や
歩む道をあれこれ変えながら生きていくのに対し、どれほどの意志の力が
注がれているかを考えれば、彼らの人間技を超えた離れ技もある意味
当然なのかもしれません。
エドワード・ブルワー・リットン(1803-1873)
英国ヴィクトリア朝の政治家、小説家
ケンブリッジ大学卒業後、ジャーナリストとして活躍し、政界入りしてから
植民地担当大臣をつとめ、その功績で男爵に叙せられている
日本でも明治時代から『ポンペイ最後の日』等の作品で知られている