成功している人は、みな途中であまり道を変えていない
いろいろな困難があっても志を失わず
最後までやり遂げた人が、概して成功している
ーー松下幸之助(松下電器産業創業者)ーー
(失敗をチャンスに転じよ)
高校2年生の時、マイケル・ジョーダンは学校のバスケットボールチームから
はずされた。バスケをやりたい子供なら誰でもそうするように、マイケルも
落ち込んで腹を立てた。自分にはチームにいる実力がないというのか。
そんなことは絶対ない。だがコーチはコーチだ。
しかしながら、マイケル・ジョーダンには物事をきちんと考える習慣があった。
犠牲者がよくやるように、ただそこから逃げ出そうとはしなかったのだ。
スピリットの持ち主らしく、彼はついに自分にこうたずねた。
<この経験はどうやって利用できるだろう。>彼はこの経験から何を
得られるかが知りたかった。どうやって切り抜けようなどと考えなかった。
じっくり考えたあとで、彼は今まで以上に一生懸命練習しようと決めた。
・・・実際マイケルは、次の年にチームに復帰するだけでなく、
バスケットボール史上最高の選手になろうと決めたのだ。
・・・現在マイケルはこの経験を振り返り、自分の人生の決定的瞬間だった
と語っている。・・・マイケルにとって、チームからはずされたのが
人生最良の出来事だったのだ。
ーーなりたかった自分になるのに遅すぎることはない
スティーブ・チャンドラー ディスカヴァー21
(コメント)
様々な成功のプロセスを読んでいると、それらの多くが、失敗と思えるような
困難が降りかかってきたことが、きっかけになっていることに気づかされます。
そしてその困難が大きければ大きいほど、乗り越えたときに得られる利益も
大きくなるようです。
スティーブ・チャンドラー
セミナー講師 モトローラー、マイクロソフトなどを顧客にもつ
本書は自らの内向的性格を前向きにとらえて、セミナー講師という
夢を現実に変えた体験的手法がかかれてある