人生に情熱を持っている楽天主義の人、
日常の仕事にも自信をもっていて
良い意味での攻撃性をもった人を探すと良い
その種の人は一見して思慮深そうだが、快活な精神を持っていて
<難しいかも知れませんが、なんとかやれますよ>と言える人です
ーーヘンリー・J・カイザー(アメリカの造船王)ーー
(信じることが出来る人になる)
仕事という修羅場の中で新しいことを成し遂げられる人は信じることが
出来る人です。信じることで生まれた光が、向こうに見えているから、
追いつづけることができるのです。
そのため難関を突破できないのは、<自分の技量が足らないのだ、自分の
努力が足らないのだ。>と謙虚に反省をし、唯一の希望の光を目指して、
一生懸命努力をするのです。独創的な世界であればあるほど、従事する
本人が<これはやれるのだ>と信じているかどうかが問われてきます。
証明する何ものも存在しないとき、心の中に信じられるもの、つまり光を
もっていなければ様々な障害や難関が待ち受けている独創への道のりに
挫折してしまうことでしょう。信じるものがあれば、その道をひたすらに
歩み続け、一生かかっても追い続けるはずです。
流行に惑わされることなく、ひたすらテーマに身を捧げている、そうすると
物事はいつか実を結ぶものです。人間にとって信じるということは非常に
大切なことです。自分の可能性、仕事の可能性を信じることが
できなければなりません。
ーー心を高める経営を伸ばす 稲盛和夫 PHP
(コメント)
頑固者というと、悪い意味にとられがちですが、グループの中で
指導者ともなれる人の多くは良い意味で頑固者ばかりのように思えます。
周囲の環境に惑わされることなく、不動の信念をもって取り組む姿勢が
何事をも成就させる秘訣なのではないでしょうか
稲盛和夫
京セラ、KDDI創業者