それが何であれ汝に与えられるであろう
ーー聖書(マタイ伝弟21章22節)ーー
自分の思い込みや望みを実現するために、潜在意識に送りこみたいときには、
できるだけ簡潔な言葉でそれを表現するほどよろしい。例えば、現在もし不幸な
生活をしているとすれば、その願いは簡潔に<私は幸せだ>という積極的な
表現だけでよろしい。ただ自分自身に向かって20回か30回その言葉を
繰り返すのです。
<私は強い><私は幸福だ><私には説得力がある><私は親切だ>
などという簡潔で建設的な言葉を繰り返していると、いつのまにか、自分の
心を持ちかえて、良い方向へ向けることができます。しかしその効果を
長続きさせるためには、自分の欲求していることがらが現実のものに
なって現われてくるまで、たえずこういう積極的なことばを言いつづける
ことが必要です。
しっかりとした仕事の目標を持つ人や、自分のはっきりした欲求を心の中に
イメージとして描いている人や、あるいは理想を常に目の前にはっきりと
持ちつづける人は、たびたび反復しているうちに、自分とそのことが潜在意識へ
深く根を下ろすので、そのための潜在力が働きだして、その一つのことがらに
全能力を傾けつづけ、ついには、最少の時間と最少の肉体的労働で目標を
達成することができるのです。
だから一日中休むことなく一つのことがらを念じ続けるのがよろしい。
そうすれば一歩一歩あなたの念願は実現に近づくことができるのです。
才能と力の全部がその一つのことに向けられるのですから、それは、
花のつぼみが開かずにはいられないように、おのずから実現しないでは
いられないのです。
ーー信念の魔術 C・M・ブリストル ダイヤモンド社
(コメント)
瞑想やリラクゼーションの中でイメージすることがが苦手という方は、
同時に断食(軽いダイエット)も実践してみましょう。おそらくその驚くべき効果に
ビックリするに違いありません。
信念の魔術 C.Mブリストル著
潜在意識の法則を説いた古典的ベストセラー作品