小さなメモに、ビジョンと、それを達成するために
今すぐ実行しようと思っていることを三つ書いてみます
それを見ることによって一日の計画を
うまく選ぶことができるようになるでしょう
このメモを毎日確認することで、目標を視覚化することができるし
行動と目標の関係を常に再検討することができるのです
ーーアリ・キーフ(精神科医)ーー
(目標をしぼる)
それではどれくらいの目標を持ったほうがよいのだろうか。まずひとつで十分の
はずです。目標が一つなら生活はシンプルになり、アイデンティティーもはっきりし、
エネルギーは節約され、他の人々に依存することも減ります。逆に多すぎる目標や
相反する目標、もしくは達成不可能な目標は葛藤を生んでしまうのです。
また、目標が曖昧だと、不必要に他の人へ依存する傾向が強まります。
他人の方が専門家ではないかと考えてしまうからです。それが疑いやためらいを
生み、積極的な行動をとれないようにしてしまうのです。逆境は勿論<専門家>や
世間の意見を、自分のビジョンの達成を妨げるものにしてはならないのです。
一度にたくさんの目標を追うのではなく、ひとつの目標に集中しよう。
自動制御装置のように目標を設定された頭脳が、努力を実らせるてための
創造的、精神的な潜在能力をい眠りから目覚めさせてくれるのです。
自分の心の声に素直に従って、希望にそうように行動してよいのです。
それが真の自分を引き出し、成果をもたらすことになるのです。
ーー自分のちからに気づく本 アリ・キーフ 大和書房
(コメント)
あれもこれもと、いろんな願望を望んでいるわりには、すべてがいいかげんに
終わってしまうなんて経験はあることでしょう。たとえ小さな力でもそれを
一点に集中させれば、それは恐るべき力となって、目標達成のために働きます。
アリ・キーフ
ニューヨークで精神科医と法医学科医を開業
社会精神医学研究所所長
コネール大学医学部精神科臨床学準教授