人間の意志の力は、偉大なるエネルギーの発電機です
意志の力と積極的意欲によって、
人は内なる無限のエネルギーの宝庫から
即座にエネルギーを引き出すことができます
日常の生活でも積極的意欲の無い人はエネルギーが欠乏していきますが
意欲のある人は宇宙エネルギーが流入するため、
肉体的にも精神的にも厳しい仕事に耐えることができます
ーーパラマハンサ・ヨガナンダ(人間の永遠の探求より)ーー
(宇宙エネルギー)
<人間の健康も運命も心一つの置きどころ>心が積極方向に動くのと
消極方向に動くのとでは、天地の相違がある。ヨガ哲学では、これを
<心の思考が人生を創る>という言葉で表現している。
私ははじめてこの文字を見たときちょっと理解できなかった。
しかし自分の病を考えの基礎において人生や生命を研究するにつれ
この重大なことが次第にわかってきた。それ以後の私は、自分でも
驚くほど丈夫な体になったばかりでなく、思いもよらない長生きを
重ねていく幸福を味わっているのである。
しかし世の中を眺めてみると、物質文化の非常に進歩している現代、
なんと病人や不運の人が多いことか。これはみな、心の置きどころが
積極的か消極的かということで、その肉体が生命を強くもし弱くも
するのかというと、それは精神生命に、命を活かす力となる
宇宙エネルギーを受け入れる第一機能があるからである。
宇宙エネルギーは、まず心の働く場である脳髄で受け入れられ、
それが神経系統に送られ、命を活かす力となる。宇宙エネルギーには
建設の法則を行なう力と破壊の法則を行なう力がある、いわゆるプラス
とマイナスである。この建設と破壊の比例配合が常にプラスが
勝っているときは建設の作用が現実に行なわれる。
あの人は大丈夫だ。あの人は運がいいというのは、宇宙エネルギーの
受け入れた結果にプラスの多いときである。マイナスの要素が多く働くと、
破壊の作用が行なわれ、運が悪くなり、健康も悪くなる。
ーー運命を拓く 中村天風 講談社
(コメント)
ユング心理学によれば、人間の潜在意識の更なる奥に集合的無意識(超意識)が
存在し万物はつながっているといわれています。体が疲れたときに、
この超意識(大自然の力、無限の存在、宇宙意識、波動、気、神仏など)呼び名は、
本人の好きなものでかまいませんが、<無限の存在と私はつながっており、
使えば使うほどエネルギーが限りなく流れ込んでくる>と、何度も心に
イメージしていると、不思議と疲れは取れて元気がでてくるものです。
試した事の無い方は、一度お試しくだい。多分その効果に驚かされるはずです。
パラマハンサ・ヨガナンダ
(あるヨギの自叙伝) (人間の永遠の探求) 森北出版、
ビートルズのメンバーのジョージ・ハリソンは、ソロになってから
ヨガナンダに捧げる曲を数曲書いています("Life Itself"等)
エルビス・プレスリーはヨガナンダの教えに傾倒し、
ヨガナンダ師が創設したSRF(Self-Realizatin Fellowship)に入会
アップル・コンピューターの創業者現CEOであるスティーブ・ジョブズも
この本を座右の書としています。
他にノーベル科学賞受賞者ルーサー・バーバンクや
ノーベル平和賞受賞者マハトマ・ガンジーにヨガの手ほどきをしており
アメリカでは最も有名なヨギ(ヨガ修行者)の一人です