怪我しても落ち込まず感謝するようにしてます
昔試合の三ヶ月前に右腕を骨折したんですよ
その時発想の転換をして、今まで左の突きがあまりよくなかったんだから
この際だから思い切り左の腕だけで徹底的に突きの練習をしようと思ったんです
そうしたら上達したんですよ
良いこと悪いことなんて表裏一体だと思うので
前向きに物事を考えるほうがいいですよね
本当に考え方一つで心の状態も全然違ってきます
ピンチをチャンスとして考えられるようにこれからもしていきたいですね
ーー数見肇(極真空手日本王者)ーー
(発明王エジソンのプラス発想)
自分は13歳の頃から耳が聞こえなくなった。・・・・しかし自分は悲観などしていない。
耳の聞こえないのは決してハンディキャップとは思えない。聴力の異常を
感じはじめた頃は読書に没頭した。今では、雑音が耳に入らないことを幸運だと
思っている。世の中には、隣のテーブルに座った他人のゴシップ談義に聞き耳を
立てている人がいかに多いことか。
無意味な話に耳を傾ける時間を読書にあてる人がもっといれば、この世は
もっと住みよい場所になっているに違いない。麻薬中毒と同じで雑音中毒と
なっている人があまりに多いのではないだろうか。自分は耳が不自由で
あるからこそ、蓄音機の完成に精魂を傾けた。また、電話機を本当に使えるように
改良できたのも耳が聞こえないからできたことだと自負している。
・・・・もし自分の耳がよく聞こえていたら、電話の改良はできなかった。それ以外にも、
耳が不自由であることのメリットは多い。仕事の上では、口約束や耳約束が
できないため、必ず書面で契約を結ぶことにした。これによって、不必要な問題から
解放されることがしばしばあった。またプライベートな面では婚約者を口説くときに
普通より相手のそばに近づくことができた。結婚してからは、嫌なことを
聞かなくてもすんだのだ。>
以上エジソンの残した日記の中から、ほんの一部を紹介したにすぎないが、
彼の関心の広さや発想のユニークさがおわかり頂けたと思う。
ーー怪人エジソン 浜田和幸 日本経済新聞社
(コメント)
積極思考、プラス発想というと、冷静な分析もせずに、何か可能性の
ないようなことを無茶するような捉え方をする人もいますが、本来の意味は、
どんなに自分に不利に思えるようなことでも、必ず自分にプラスになることが
隠されており、そのプラスの面に目を向けて何事にも落胆せずに、努力精進して
いくことではないでしょうか。これを常に意識して生活していると不思議に
自分に起こるすべての出来事が楽しく感じられるようになってくるようです。
まだの方はぜひお試しあれ。