自分にできないと考えている間は、
人間は本当はそのことをやりたくないと心に決めているのである
ーースピノザ(オランダの哲学者)ーー
(でもを用いる)
もし、<相手が調子がよさそうだな>とマイナス暗示の火種となりそうな思考が
浮かんだ場合、放っておくと<相手には勝てないよ>とマイナス暗示に
とらわれてしまいます。
もしマイナス思考が心に芽生えたときには、相手に調子の良い事実を認めた上で、
<でも>を用いて<でも、自分のほうが調子がいい。相手が調子が悪くて
勝つよりも、お互いに調子がいい今日の試合は名勝負が期待できる。
でも、勝つのは自分だ。>
とマイナス思考をプラス思考に転換して自分にプラス暗示を強めていくことが
大切です。心の中で、相手の調子がいいことを否定しようとすると、
逆にそのことにとらわれてしまいます。
そのためにも、まずは、相手を認めたうえで、<でも>を用いて自分も認め、
さらに自分に有利になる言葉を心の中で繰り返すようにしてみましょう。
ーーメンタル強化バイブル 高畑好秀 池田書店
(コメント)
心の中に起こるマイナス思考をどんどんプラスにひっくり返していきましょう。
不思議にエネルギーが体に満ちてくるようになることに気づきはじめます。