繰り返しやっていることが、その人物を形成する
その時、長所は行動ではなく習慣となる
ーーアリストテレス(哲学者)ーー
(潜在意識との葛藤をなくす)
経済的に苦しんでいる人が、<私は豊かである><私は富んでいる>
<私は成功者だ>と唱えても効果はありません。
このような文句を口にしていると、彼らはますます悪い状態に陥ります。
なぜなら、潜在意識は、二つのアイデアのうち強いほうだけを受け入れるからです。
彼らが、<私は富んでいる>と唱えても、そのときに欠乏している気持ちの
ほうが強ければ、心の中では、<いや、私は富んでいない。私は一文無しだ。>
といっていることになるのです。
欠乏している心のほうが強ければ、一回一回唱えるたびに欠乏のムードを
呼び起こし、ますます欠乏してしまうのです。
初心者がこれを乗り越えるためにはj、顕在意識と潜在意識の両方で
信じていることを唱えるとよいでしょう。
そうすれば、矛盾するところがありません。潜在意識は、信念・感情・確信
意識的に正しいと思っていることを受け入れるのです。
潜在意識の協力を得るためには、次のように唱えるとよいでしょう。
<私は毎日豊かになりつつある><私は毎日知恵がつきつつある>
<私の財産は毎日増えつつある><私は毎日成長しつつあり、
お金持ちになりつつある>
このような言葉を使えば、心の中に葛藤は生じません。
ーーベストオブマーフィー ジョセフ・マーフィー きこ書房
(コメント)
アファメーション(=心の中で自分が望むことを簡単な言葉で連呼すること)
することに慣れてくると、その望みが叶うものなのか、そうでないのかが、
ある程度わかるようになってきます。もしそれが近未来に叶う望みであるなら、
<間違いなくこの願望は叶うものだ>というフィーリングが心の奥底から感じられ
気持ちの良い状態になれるからです。
反対にそれがまだまだ不可能な場合は、なんともいえない不快感・不信感が
あります。そのような場合は、目標に向かっての行動やアファメーションを
継続し、それらが感じれなくなるまで、繰り返さなければなりません。
ジョセフ・マーフィー
潜在意識活用の精神法則を説いた世界最高の講演者の一人