才能がありながら成功を収められない人々は山ほどいる
天才も継続に勝ることはできない
恵まれない天才などはほとんど語り種となっている
教育も継続に勝ることはできない この世は教育を受けた落後者だらけだ
継続と決意こそが、絶対的な力なのである
ーーカルヴィン・クーリッジ(米国元大統領)ーー
(決意と継続)
決意とは何かを知りたいなら、スプリンターのクリスティーに学ぶといい。レースを
前にした彼の顔には、固い決意と強い集中力が読み取れる。
スタートのピストルがなる前から、彼はゴールテープに焦点を合わせ、
テープを切ったところを想像している。
また継続する大切さを自ら証明した選手でもある。
1992年のオリンピックでゴールドメダルをとるまで13回のうち12回ライバルである
カール・ルイスに負けている。コメンテーターの多くは、33歳という年齢からして、
クリスティーには勝てるチャンスはもうないだろうと考えたが、彼は諦めなかった。
才能ある多くのスポーツ選手がもう一つがんばれず目的を
達しないままあきらめてしまう。非常に残念だ。
最後の山を越えないうちに脱落してしまうことほど、無意味なことはない。
ゴールは目前だったかもしれないのだ。
決意と継続がなくてもいくつかの勝利を手に入れられるかもしれない。
しかし、その二つがなければ潜在能力を100パーセント引き出すことはできない。
ーー勝者の条件 日刊スポーツ出版社
(コメント)
目標にむかって強力な想念を継続して送り込み、行動する。そしてその対象は
できるだけ、一つのことに絞り込んで集中する。そうすると不思議なことに、
様々なアイデアや今まで気づかなかったものが見えてくるようになり、
また周囲からもその目標達成を援助するような色々な事象が現われはじめます。