人の意志、その不可視のパワー、その不滅の魂の子孫は、
いかなる分厚い岩盤をもつらぬき、目標への道を切り開く
ーージェームズ・アレン(哲学者)ーー
(夢みる人)
夢は毎日、目の前に立ちふさがる障害物や挫折を取るに足らないものだと思わせ
てくれる。多くの人が敗北や困難のために眠れぬ夜を過ごし、胃のよじれるよう
な思いをしているときも、夢を持つ人の心は静かである。夢みる人の心には、
虹や山の頂上が見えている。
クレヴァスや巨大な石さえ、夢にたどりつくまでの道を彩る飾りにすぎない。
夢みる人は手段や細かな問題にはこだわらない。そういうものはほかの人に
任せてしまう。夢みる人は目標にいたる小道がたくさんあるこおとを知っていて、
一つの道が行き止まりなら別の道を見つける。
夢を抱いている人は毎日一段づつ高いところへ登っている。自分が少しずつ
登っているのが、わかるからこそ、星に向かって上昇していける。
夢は星のようなもの。けっして触れることはできないが、闇の中の道案内となる。
その星についていけば、必ず目標にたどりつくことができるだろう。だから、
夢を見つけることが肝心なのだ。それを育み、しっかりと夢を抱きしめよう。
それを手放すのは死ぬのと同じことだ。夢を手放せば、魂はしなびてしまう。
夢は人を熱中させ、人生から退屈を消し去ってくれる。
まさに夢が人生そのものになる。人生はあなたの夢の大きさで測れるだろう。
ーーロバート・コンクリン コンクリンの成功哲学 三笠書房
(コメント)
古今東西のあらゆる歴史上に名を残した賢人たちは、心の力の偉大さを
説きます。そしてその力は夢という確固たる目標を持ったときに、
素晴らしい力を発揮しはじめます。まさに夢は意志の力のスイッチであり、
原動力ともいうべきものでしょう。
ロバート・コンクリン
ビジネスマンの意識変革・意欲開発プログラムの開発
不屈の精神の築き方を示すものとして高く評価されている