強烈な願望を抱き、心からその実現を信じることが、
困難な状況を打開し物事を成就させるのです
<稲盛和夫 京セラ・第二電電(現KDDI)創業者>
(木下式瞑想呼吸法)
私はこれらを実践することについて、絶えず自分で<継続は力なり><実践
あるのみ><心をこめて集中せよ>と言い聞かせている。どんなことでも毎日
続けることによって上達し、効果も現われてくる。この呼吸法の眼目は、心の
健康と調和、さらに潜在能力の開発がある。まず最初に正座して座る。この
とき注意することは、腰を十分に伸ばし腹部を前に押し出すように座す。この
とき背筋もしっかりと伸ばす。その姿勢が定まったら、瞑目してゆっくりと丹田
呼吸を繰り返し、天のエネルギーを頭上から受け、額に意識をできるだけ長
くとどめ、ゆっくりと喉→胸→みぞおち→下丹田に下ろす。
?吐く
下丹田に意識を置いて、ゆっくり身体を前に曲げながら口から吐き出す
?吸う
大地のエネルギーを吸収するようなつもりで、身体を起こしながらゆっくりと吸う
?回す
大地のエネルギーを背骨に沿って吸い上げ頭上から天のエネルギーを
受けた後、頭頂→額→喉→胸→みぞおち→下丹田と空気<酸素エネルギー>
を循環させる。額では意識をできるだけ長くとどめる。酸素エネルギーが
全身を循環していくことをイメージする。
?吐く
?の要領で、下丹田に意識を置いて、ゆっくりと身体を曲げて吐き出す
これでワンクールである。これを10分から20分繰り返す。
ーー木下俊雄著 スポーツ振興グループ創業者
人生逆転の瞑想法 IN通信社より
(コメント)
背骨にそって意念(精神エネルギー)を上下に循環させる方式の呼吸法は、
インドのヨガのチャクラの開発や、中国気功の小周天功法、日本古来の
古神道にも秘儀として伝えられる門外不出の技法です。これを実践する
ことにより、意識の集中を背骨の一点に止めることが容易になります。
これら東洋の精神集中の秘儀は、やり方は少しずつ違いますが、起源が
同じもののような気がしてなりません。
木下俊雄
スポーツ振興グループ創業者
サイト http://www.sportsshinko.co.jp/gaiyou.htm
社団法人日本ゴルフ場事業協会理事
日本経営者団体連盟常任理事などを務める
稲盛和夫
京セラ 第二電電(現KDDI)創業者