それがやがて真理となっていく
<井深大 ソニー創業者>
既存の大前提を疑い、自説を信じ抜くことは井深の基本姿勢 それは様々な
形で表現されたが、昭和51年に発売されたトーキングカードシステムもそのひとつ
ーー井深大語録よりーー
(イメージトレーニング)
ほとんどの人が知って驚くのは、人生で欲しいものが手に入らない原因は目標
が小さすぎることにあるという事実だ。しかもその目標があまりにもあいまいで
あるためにパワーがない。目標が意欲をかきたてないなら、あなたはそれを達
成することはできない。本当にやる気を起こさせるには、焦点を絞ったパワフル
な目標を設定することが必要なのだ。単に目標といえば、それは目標にすぎな
い。それに対しパワフルな目標は仮想現実である。それはやる気を起こさせる
エネルギーを発散し、朝あなたを目覚めさせる原動力となる。心の中にはっきり
と目標を描き、ひたすら紙に書きつづけよう、そうするたびに明確な目標があな
たの心に刻みこまれる。私のパートナー、デニス・ディートンは、<イメージ・トレ
ーニング>というカセットシリーズの中で、崇高な目標には人を変身させる力が
あるとといている。<心の中の映画>を創造し、それを頻繁にみることが大切
だと彼は言う。あなたも心の中の映画に主演するといい。そうすれば、目標を達
成し、夢を現実化できるだろう。
ーー あなたの夢が現実になる小さな100のステップより
(コメント)
松下幸之助氏とならび、ソニーの創業者、井深氏の経営に対する哲学は、
様々な型破りな伝説を残しています。そのうちの一つが、井深氏直属の
部署として、超能力研究所なるものを社内にて発足し、科学的に解明され
ていない人間の意識の力<気の力>などの研究に力を注いでいたそうで
す。それらの型破りな発想が、型破りな発明や会社の発展につながった、
そのような気がしてなりません。
スティーブ・チャンドラー
セミナー講師、顧客である400以上の組織の中には
モトローラー、マイクロソフト、AT&Tなどがある