＜私はなにもしないで成功するよりも、
むしろ何か偉大なことを試みて失敗したほうがいい。＞
−−ロバート・シュラー
恐れがあなたを抑止しないようにしなければならない。あなたがある企てにつ
いて、自分自身が前進するところを想像しはじめるとき、恐怖感が忍びよって
くることは誰でも経験するところである。恐怖や動揺を全く経験しない人はいな
いだろう。あなたが自分自身の中にいくつかの崇高な目標を創造したならば、
あの恐怖と呼ばれる神聖を汚す滞在客があなたの想像力の神聖な寺院によ
こしまに入ってこようとするのを拒絶するように、あなたの思考を訓練すること
だ。まずはじめに素早く台頭してくるのは失敗の恐怖だ。私はもし私が教会の
カレンダーに書いてあった次の文章を読んでなかったならば、我々の教会は
建っていなかっただろうと思う。
＜私はなにもしないで成功するよりも、むしろ何か偉大なことを試みて失敗し
たほうがいい。＞
もしあなたが自分の目標は達成できないかもしれないという恐怖にかられた
ならば、ロバート・プラウニングの＜男の手をのばす場所は、自分の手の届く
範囲を超えるべきだ。そうでなかったなら、天国はなんのためにあるのだ＞と
いう言葉を思い出しなさい。ジェームズ・ラッセル・ローウェルは、＜失敗する
ことは問題ではない。だが低く目標を設定することは犯罪である＞といってい
る。恐れることそれ自体が恐ろしいことなのである。
−−積極的な考え方で成功する 産能大学出版部刊
（コメント）
忍び寄る恐怖に打ち勝つ最も簡単で効果的な方法は、ポジティブな言葉を
心の中で連呼することです。心は、積極的な思考と否定的な思考を同時に
考えることができません。恐怖が入り込まないぐらい、積極的な言葉を心の
中や、口に出して連呼しましょう。これをまじめに継続すれば、いつのまにか、
無意識にそれを実践し積極人間へと変化している自分に気づくはずです。
ロバート・シュラー
信念の力により成功を勝ち取る思考法（ニューソート）の第一人者
テレビ番組の＜アワー・オブ・パワー＞は人々に深い感銘をあたえ
全米で圧倒的人気を得ている
この教訓は、毎日配信されます。一度だけでなく、何度も何度も繰り返し読
みましょう。そして、仕事中、勉強中に何度もその内容を思い出し、でてくる
登場人物があれば、それを自分に置き換えてイメージしてみましょう。あな
たがもし、このことをまじめにやり続けたとしたら、近いうちに必ず潜在意識
の不思議な偉大なる力を目の当たりにすることになるでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。