−−D,ウェイトリー
勝者は、自己イメージが恐ろしいほど、重要なことを、とくに自覚してます。現実
よりも優れた自分、成功した自分を常に心の中に描いておくことが自分の中の
自己イメージを引き上げることに役立つことに気づいている。自分で与えている
自己イメージが潜在意識として自分の人生を規定していく装置の役割を果たし
ていることを知っている。つまり自己イメージのなかに実行している姿とか、成
功している姿を映し出すことができなければ、現実に実行することも成功するこ
ともできないということだ。自己イメージは変えることが出来る。なぜならば、潜
在意識は現実の成功と鮮明に詳細に何回も想像している成功とを区別するこ
とができないからだ。勝者の独り言はこうだ<自分が変わっているのがわかる。
また成長し、目標を定め、勝とうとしている自分がよくみえる。>敗者はつぶや
く<私がうまくいかないのは、スランプ、欠点、才能のなさのせいなのだ。それ
に、いつも何かしら邪魔がはいる。>
−−成功の心理学 ダイヤモンド社
(コメント)
マイナスの想念は、自分がそれを考えなくしようとすればするほど、しつこくでて
くるものです。プラスのイメージを言葉にして、何度も復唱(アファーメーション)
しましょう。それを繰り返すことにより、マイナスの想念を思い浮かべる隙間をな
くし、プラスのイメージがあなたの想念を支配するようになります。はじめの内は
苦労するかもしれませんが、繰り返すうちにそうすることがあなたの習慣となる
日がくるでしょう。
D.ウェイトリー
世界的著名な能力開発研究家
全米オリンピック委員会心理学部会委員長 ラホーラ能力開発研究所所長
プロスポーツ選手、オリンピックメダリスト
宇宙飛行士、経営者など幅広いカウンセリングと指導を行なう