−−M・マルツ
1あなたが持っている<成功への仕組み>は目標とか標的を持った時、はじ
めて効率よく機能します。その目標は達成可能な具体的なものでなければ
だめです。
2あなたが持っている目標への<自動誘導の仕組み>は、目標が与えられ
た時、<その目標を達成するためにはどうしたらよいか>の手段を自動的
に提供してくれます。方法や知識の組み合わせは、達成すべき目標さえ
与えられれば、自ずと分かってきます。
3失敗したり間違ったりしても、心配することはありません。自動誘導の仕組
みは、目標へのコースを間違った時にはじめて修正行動を起こすのです。
目標達成は多かれ少なかれ、試行錯誤の行動の結果なのです。
4学習の過程は試行錯誤でなりたっています。人間の脳と神経系は、過去に
経験した間違いを忘れ、成功した行動を記憶するのです。そうすることで、
継続的に成功を経験するようになるのです。
5<もの>を生み出す創造の仕組みは、あなたの意識下で働くのです。あな
たはそれを信頼するだけで十分なのです。その創造の仕組みは<現在必
要とされてること>に自動的に作用するのです。あなた自身はそのことを
気にする必要はないのですーー自分を動かす 知道出版
実行せよ、そうすれば力が与えられるーーエマーソン
マクスウェル・マルツ
医学博士 心理学者でありながら、整形外科医としても活躍する
アムステルダム大学、パリ大学ローマ大学等で教鞭をとっている。
個性変容の問題にサイコサイバネティックスの理論を採用し
自己実現、自己改善の手法を体系化し、高く評価される。
(コメント)
失敗したり、落ち込んだりすると、時には道を見失ったかのようになり、
行く先は真っ暗と感じることもあります。しかし、あくまで自分の目標
を忘れずに、情熱を持ち、実行し続けることにより、<成功への自動
誘導装置>が働き、あなたの道を軌道修正させ、最終的な到達地点
まで導くように働くことでしょう。