★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 戦争40 > 376.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
「アメリカのイラクに於ける身動き出来ない窮境」 (MIA、二〇〇三年十月号)[週刊日本新聞]
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/376.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 08 日 00:04:46:YTmYN2QYOSlOI

「アメリカのイラクに於ける身動き出来ない窮境」 (MIA、二〇〇三年十月号)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/

更新 平成15年10月07日23時34分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十月七日(火)
(第七百二十三回)

○「マッカルバニー・インテリジェンス・アドバイザー」二〇〇三年十月号。

  The McAlvany Intelligence Advisor.
  P.O.Box 84904,
  Phoenix, AZ 85071
  USA

○この号は、
 
  AMERICA'S IRAQ QUAGMIRE: ARE WE TRAPPED IN VIETNAM 2nd?
 と成って居る。

○Quagmireは、身動きの取れない窮境、とある。

○アメリカのイラクに於ける、身動きの出来ない窮境――我々(アメリカ)
 は、第二のベトナムの罠にはまってしまったのか?

○この特集記事は、とても重要だ。
 出来れば全文翻訳して、日本民族有志に紹介したい。

○ここでは、マッカルバニーの短期的情勢見通しを要約して置く。

 (1)ヒラリー・クリントンが、米国民主党大統領候補に成るとしたら、
    ブッシュが敗北する可能性が出て来た。

 (2)ブッシュ陣営が、この形勢を逆転することはあり得るのか。
    そのためには、二つの選択が考えられる。

    〈イ〉第二の9・11タイプの、テロリスト的攻撃。
    〈ロ〉イラン、シリア、北朝鮮などに対するもう一つの戦争を
       仕掛けること。 

 (3)そのどちらに成るか。
    この筆者(マッカルバニー)としては、フィフティ フィフティ、
    つまり半々と見る。

○破滅的経済情勢についての、マッカルバニーの分析は、ここでは省略する。

○中期的情勢については、マッカルバニーは次のように展望する。

 (1)中期的将来について言えば、米国は、
    〈イ〉急進イスラム派
    〈ロ〉ロシア
    〈ハ〉中国
    〈二〉ベトナム
    〈ホ〉キューバ
    〈ヘ〉北朝鮮
    以上、六つの勢力の同盟体を、敵とすることに成る。
 
 (2)この新しい米国の敵は、第二次世界大戦に於ける米国の敵(日獨伊)
    よりも、はるかに強力である。
 
○マッカルバニーのこの見方はどうか。

○これは、概むね妥当なところであろう。

○しかし、ここには、ヨーロッパと日本が計算に入って居ない。

○この件は更に続報する。

 (了)

〜関連
イラク貿易相「復興資金の半分は無償で」(10/7) イラク復興4年で40-50億ドル拠出・政府最終調整(10/7)[nikkei]
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/373.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 07 日

(10/6)安保理、イラク決議案巡る協議進展せず[日経] 〜依然として、米国が孤立
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/375.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 08 日

 次へ  前へ

戦争40掲示板へ


フォローアップ:
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。