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http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031007i201.htm
大量破壊兵器を運ぶ航空機の飛行阻止を目的にした日米英など11か国による合同演習が、8日にロンドンで初めて実施されることが6日決まった。コンピューターを駆使した図上演習の形式で行われ、日本からは防衛庁がオブザーバーとして参加する。
合同演習の実施は、北朝鮮などへの国際的な「圧力」強化策の一環だ。日米英などは海上での臨検に力を入れており、9月に豪州沖で初の海上合同訓練を実施した。今月末に地中海でも合同訓練を予定している。空の合同演習は、海路の取り締まり強化を受け、北朝鮮などが大量破壊兵器の輸出の主要経路を空路に変更することに対処する狙いがある。
ロンドンでの合同演習は、実際に航空機を飛ばしての訓練は行わず、コンピューターを駆使して画面上で実施する。不審な積み荷を積んでいると見られる民間機が領空に入ってきた場合を想定。各国空軍機が協力して進路変更や追跡、警告、強制着陸、違法物資の押収に当たるまでの手順を確認する。各国からは、空軍や航空管制関係者が参加する予定だ。
日本政府は航空機を使った大量破壊兵器の運搬阻止については、航空管制による進路変更要請など非軍事的措置で対処する方針のため、今回、軍事的な模擬訓練への参加自体は見送ることにした。
(2003/10/7/03:08 読売新聞 無断転載禁止)