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(回答先: ブレアはイラクの脅威が限定的なものだと知っていた:BBC 投稿者 HAARP 日時 2003 年 10 月 06 日 15:09:40)
HAARPさん
まったくそうなのです。興味深いのは今回のクックの日記の内容previewが、マードック傘下のSunday Timesに掲載されたことで、その筋にとってブレアはイラク侵略が終わった今となっては、すでに用済みで不要な人材となっている可能性があります。
というのはブレアのユーロ導入政策は必然的にユーロの基軸通貨化を招き、ドルたれ流し政策が生命線である米国としてはどうしてもストップをかける必要があるからです。嘘つき小僧ブレア(語呂がいいので今後決まり文句にしましょう)はよほど頭が悪いと見えて、欧州・米国の架け橋になるとか無意味なごたくを並べていたが、基軸通貨の問題がある以上政治的には米国寄りで経済的には欧州寄り、という具合に「こうもり」を決め込むことは不可能なのです。どちらかに着く(もしくはどちらにも着かず完全に中立を保つ --- この場合ドルの基軸通貨としての地位は脅かされない)以外にないわけです。
以前にもウォルフォウィッツの「大量殺戮兵器は官僚的な方便だった」や、ラムズフェルドの「大量殺戮兵器は見つからないかもしれない」は、9・11の被害者意識という感情的モメンタムがない英国で「大量殺戮兵器」だけが英軍動員のよりどころだった嘘つき小僧の面子をまるつぶれにするコメントでした。(事実これらのコメントで嘘つき小僧の立場は大きく悪化した)英国のメディアはこれらのコメントを「friendly fire」と形容していましたが、friendlyどころか背中からぐさりと刺す意図があったに違いないと思われます。
今回のクックによる真相暴露でユーロ導入反対論者であるブラウン蔵相、ないし保守党政権(こっちは党首がふがいないため可能性は少ない)に交代してくれることを期待しているのではないか、と思われます。(当然マードックの意を受けて)一貫して侵略支持にまわっていたTimesが
突然こんな記事を載せたのは異常なことで、上記のような意図がなければ考えられないことです。もちろん嘘つき小僧としてはマードックに「ルパート、非道いじゃないか!」と電話くらいしたことでしょうが、所詮彼は米国・イスラエル・軍産複合体巨悪連合の目からは使い捨ての「雑魚」に過ぎないということでしょう。(因みユダヤ人を母親に持つマードックは、定義から言って純正のユダヤ人で強力なイスラエル・ロビーです。)