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イラク占領当局が「すべての宗教・宗派・民族から構成される」軍隊を発足
させたそうだ。
サダム体制時代の支配構造を解体するうえでは進駐軍にとって必要な細工であるが、
どこまで混成軍隊が耐えられるかがひとつの見物ではなかろうか?
英米は奇しくもアラビア世界でソ連の出来損ないのミニチュアを作る羽目に
なったようだ。英米がお気に入りの体制を実現するには、宗教性や民族性を
抑圧して擬似的な平坦化社会をデッチ上げねばならないが、ユーゴの例を
見るまでもなく、これを強引に進めれば、長期的には内紛の原因を作っていく
ことにもなりかねない。
つまり、英米に都合のいい軍隊づくりは、結果として内紛を生み出す可能性を
孕んでおり、そうなった場合にはまた“死の商人”たちが介入して一儲けが
できるというところまで、見込んでいるのかも……などと勘ぐってしまう。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031005-00000018-kyodo-int
新イラク軍が事実上発足 米訓練の第1大隊卒業式
【キルクーシュ(イラク中部)5日共同】旧フセイン政権崩壊後、米軍主導の連合軍が採用、訓練してきた新イラク軍の第1大隊の卒業式が4日、バグダッド北東約100キロのキルクーシュにある基地で行われた。新イラク軍の事実上の発足式。
卒業式には、連合軍暫定当局のブレマー文民行政官やアラウィ統治評議会議長が出席。アラウィ議長は「新イラク軍はすべての宗教、宗派と民族で構成される。国民を抑圧するのではなく、国と国民を守る」と旧イラク軍との違いを強調、新軍への期待を表明した。
卒業したのは9週間の訓練を終えた約700人で、75%は旧軍で訓練を受けた経験がある。2週間の休暇の後、連合軍に合流、国境警備や検問などの任務に就く予定。月給は60─100ドル(約7000─1万1000円)で、昇進に伴い増えていく。
《写真》4日、イラク中部のキルクーシュで行われた新イラク軍第1大隊の卒業式で行進する兵士ら(共同)
http://jp.a1.yimg.com/7/50/6316/1065311146/img.news.yahoo.co.jp/images/20031005/kyodo/20031005-00000018-kyodo-int-thum-000.jpg
(共同通信)[10月5日8時45分更新]