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●表題のように、イラクに派遣されていたポーランド軍がバグダッド近郊で
「今年製造された」「フランスの最新のローランド地対空ミサイル4基」
を「発見した」とのこと。
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(共同通信)[10月4日11時38分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031004-00000056-kyodo-int
イラクで仏製ミサイル発見 ポーランド軍
【ワルシャワ3日ロイター=共同】
ポーランド国防省スポークスマンは3日、イラクで治安維持に当たるポーランド軍部隊がバグダッド南部ヒッラー近くで、フランスの最新のローランド地対空ミサイル4基を発見したと語った。
これに対しフランス外務省報道官は、イラクに1990年夏以降は武器を輸出していないとしている。
ポーランド国防省スポークスマンによると、ミサイルは今年製造されたもので、9月29日にヒッラー付近で発見した武器庫にあったという。
イラクは90年のクウェート侵攻後、国連制裁を受け、武器輸入も禁じられた。同ミサイルは射程が短く、フランスやドイツなど少なくとも10カ国で配備されている。
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●これは地対空ミサイルなので「大量破壊兵器」の範疇には入らないでしょうが、
それでも「フランスは御法度をやぶってイラクにこっそり武器を密輸していた」
ということになるのですから、「フランスは“ならずもの国家”を支援する
西欧の“ならずもの国家”だ」という新たなレッテル貼りの根拠に利用できる
スキャンダルです。
●ところが、これまでの米英の“ウソつき作戦”を眺めてみると、これが
非常にあやしい。ひょっとしたら、イラク&フランス叩きをやりたい
どこぞの国の陰謀集団が、どこかで購入してあったフランス製のミサイル
をこっそりイラクに持ち込んで“隠して”おいて、米英の忠犬のように
ふるまっているポーランドの軍隊に「発見」させた、というのが真相なんじゃ
ないかと思えるくらい……。(笑)
●フランスは帝国主義的な国際利権にしがみつきながら英国や米国と対立して
きた国だから、アングロアメリカン帝国主義者たちから敵対視されるのは
当然なのでしょうけど、そればかりでなく、9/11事変以降の小ブッシュ政権
の猿芝居じかけのテロリズム(=言葉の真の意味での“恐怖支配”)に致命的
な釘を刺してきた数少ない国でもあったわけです。
●たとえば9/11事変が起きて早々、フランスのメディアは米国諜報機関と
「9/11同時多発テロ」の「主犯」と決めつけられた男とが、9/11事変の
ほんの直前にドバイで会っていたという、衝撃の“事実”を報じました。
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http://asyura.com/sora/war4/msg/178.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:178 2001/11/01 13:43:06
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: Re: ビンラディンが今年7月ドバイの病院でCIA責任者と会談
フィガロに載った記事を紹介しておきます
(フランス語の原記事を英訳したものですが、
和訳する余裕がなかったんで、すいませんが……)
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CIA AGENT ALLEGEDLY MET BIN LADEN IN JULY
From 'Le Figaro' [1 November 2001]
Translated by Tiphaine Dickson
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By Alexandra Richard
(Page 2, October 31st, 2001)
Dubai, one of the seven emirates of the Federation of the United Arab Emirates, North-East of Abi-Dhabi. This city, population 350,000, was the backdrop of a secret meeting between Osama bin Laden and the local CIA agent in July. A partner of the administration of the American Hospital in Dubai claims that public enemy number one stayed at this hospital between the 4th and 14th of July. 《以下略》
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http://asyura.com/sora/war4/msg/1054.html
戦争・国際情勢4 投稿NO:1054 2001/11/26 08:53:45
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ウサマ・ビン・ラディンが米国の“エージェント”だというこれだけの証拠
《中略》
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Did the CIA Meet with bin Laden and Walk Away?
http://www.khilafah.com/1421/category.php?DocumentID=2705&TagID=2
On October 31, the French daily Le Figaro dropped a bombshell. While in a Dubai hospital receiving treatment for a chronic kidney infection last July, Osama bin Laden met with a top CIA official - presumably the Chief of Station. The meeting, held in bin Laden’s private suite, took place at the American hospital in Dubai at a time when he was a wanted fugitive for the bombings of two U.S. embassies and last year’s attack on the U.S.S. Cole. Bin Laden was eligible for execution according to a 2000 intelligence finding issued by President Bill Clinton before leaving office in January. Yet on July 14th he was allowed to leave Dubai on a private jet and there were no Navy fighters waiting to force him down. 《以下略》
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●ところで、9/11事変が起きるや、それをイラクと結びつけてサダム・フセイン
体制打倒の「報復攻撃」へと誘導しようとしたのは、小ブッシュ政権に寄生した
ネオコン陰謀勢力と、他ならぬイスラエル諜報当局でした。
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http://asyura.com/sora/war1/msg/201.html
戦争・国際情勢 投稿NO:201 2001/9/14 03:54:56
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: イスラエルの諜報当局が「米国攻撃にイラクが資金供与」と発表
●昨日投稿した「米国テロ事件の興味ぶかい“影響”」(戦争・国際情勢 投稿NO:154 2001/9/13 06:44:17/ http://asyura.com/sora/war1/msg/154.html )で、「米国政府がすでに『ビン・ラディン主犯説』から『イラク主犯説』に切り替え始めている、という指摘」を紹介しましたが、イスラエルの諜報当局がそうしたシナリオを推進しているというニュースを見つけたので、紹介しておきます。
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http://asyura.com/sora/war1/msg/384.html
戦争・国際情勢 投稿NO:384 2001/9/18 07:33:58
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: 米国テロ爆撃にイスラエル諜報機関の陰謀疑惑が浮上
●今回の米国「テロ」事件でいったい誰が利益を得るか? それはイスラエルの行動を見れば歴然としていますが、ここにきて事件の背景にイスラエルの諜報機関モサドが関与しているという関係者証言が出てきた模様です。
●一方、事件の直後にニュージャージーでイスラエル人男性5人が「不審な行動」で逮捕されています。
●両方の報道をここに紹介しておきますが。前者についてはパキスタンの報道なので、これが今後どの程度の信憑性を持ってくるのか注意を続ける必要があります。
●後者については、一見すると不法移民の悪ふざけで済んでしまいそうな事件ですが、米国捜査当局がアラブ系に関しては当初から「ラディンのしわざ」だという大いなる予断をもって動いているのに、イスラエル系に関しては、この逮捕者たちも単なる国外追放で済ませる気配であり、その偏向ぶりが今後の真相究明に禍根を残すことになりそうです。
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●そして興味深いことに、フランスでも戦闘的農民運動の活動家として
世界的に名の知れたジョゼ・ブヴェ氏が、かの国で連続して起きている
ユダヤ教会堂への攻撃事件を、イスラエル諜報機関による自作自演
ではないかと指摘していました。自作自演で「事変」を起こして
それを口実に「報復」という名目の先制攻撃を行なうのは、ありふれた
ことなのですから……。
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http://asyura.com/2002/war11/msg/697.html
WA11 697 2002/4/30 14:00:37
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: フランスの代表的な政治活動家が、かの地でのユダヤ教会堂攻撃のモサド陰謀説を主張
●フランスでマック売店に糞尿をばらまいて抗議活動を行なった
ジョゼ・ブヴェ氏が、現地で連続して起きているシナゴーグ襲撃
事件はモサドの陰謀だと主張して注目を集めています。
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●ブヴェ氏の指摘はあながち間違ってもいなかったようで、その4ヵ後には
イスラエルのシオニスト活動家がフランス語の「反ユダヤ」サイトを
立ち上げて自作自演のプロパガンダを行なっていたことが露呈しています。
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http://asyura.com/2002/war15/msg/111.html
WA15 111 2002/8/25 00:26:01
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: パリ検察局が、イスラエル極右勢力の自作自演による
フランス語「ユダヤ人撲滅」ウェブサイトを捜査し始めた
●ナチスのユダヤ人排斥政策には、欧州社会への同化を望み中東パレスチナへの
移住に消極的な“同化主義”のユダヤ人同胞を、むりやりパレスチナに追い立てる
ために、シオニストのユダヤ人活動家たちが協力していたという説があります。
これが本当だとすると、欧州のユダヤ人の敵はシオニストユダヤ人だった、という
逆説的な歴史の裏側が見えてくることになるのですが、そうした戦略(謀略)的
パラドックスを垣間見ることができるような事件が、フランスで露呈しました。
●イスラエル在住のシオニストの活動家がフランス語でウェブサイトを立ち上げ、
なんと中東和平を願ったりイスラエルの暴虐に批判するユダヤ系フランス人を
“ダビデの星”付きで「こいつはユダヤ人だ」と指弾してテロ攻撃を仕掛けるように
扇動していたというのです。
●この記事で問題になっているシオニストの謀略サイト
( www.amisraelhai.org )は、現在はアクセスできないようですが、
インターネットアーカイブ( http://www.archive.org/ )を使えば
過去のサイトの記事を読むことが出来ます。
《以下略》
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●さらに、ウサマ・ビン・ラディンのビデオ映像についても
フランス語圏(スイスとフランス)の専門家が「捏造である」
と喝破しています。
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http://asyura.com/2003/war19/msg/549.html
WA19 549 2002/11/29 21:43:35
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: ビン・ラディンの録音テープは捏造だ、とスイスの研究所が発表
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【9/11事変2周年にまたも大衆騙しの幻灯大会】テロ対策の専門家がビン・ラディン映像を「インチキ」だと断定
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/112.html
WA39 112 2003/9/21 10:30:20
投稿者: 佐藤雅彦
●9/11事変から2周年ということで、またもどっかでみたことのあるビン・
ラディンの「映像」とやらがテレビ放映されていましたが、フランスの
テロ対策専門家が「これはインチキな継ぎ接ぎ編集物だ」と喝破しました。
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●このように、フランスは9/11事変以来の小ブッシュ政権の戦争拡張
陰謀に少なからぬダメージを与えてきたわけです。イスラエルと
ネオコン集団にとって、サダム・フセイン体制の打倒は長年の念願
だったわけですが、その“願望”が実現できるかどうかという
もっとも重大な局面が、今年2月の“国連だまし工作”でした。
このとき、米英のシオニスト系巨大メディア独占企業体が、じつに
露骨に一般大衆の「フランス嫌悪感情」を煽ったことは羞恥の……
もとい、周知のとおりです。
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米国大衆メディアが企て始めた「独仏イタチ枢軸」というデマゴギー
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/560.html
WA24 560 2003/2/22 02:10:11
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シラク仏大統領を「蛆虫」呼ばわりするデマゴギー策動の背景
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/568.html
WA24 568 2003/2/22 06:16:04
投稿者: 佐藤雅彦
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アメリカでフランス製品のボイコットをやってる香具師らはかなりの阿呆のようだ
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/877.html
WA25 877 2003/3/13 22:20:10
投稿者: 佐藤雅彦
《中略》
●ひょっとすると、フランス製品ボイコットなんかも、この戦争を起こしたくてたまらない腐れ外道が広告屋にカネを払ってデッチ上げた部分が、少なからずあったりして……。(笑)
もし本当にそうだったら、あまりにも阿呆すぎますな。
●以下は「ブルックリンではフランス製品のボイコットなんて
全然ないんですが、あんなことやってる香具師はアホじゃないでしょうか」
と、住民の暮らしぶりや消費・商業動向をルポしている記事。
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●なんとしてもイラク侵略戦争への国際的同意の“アリバイ”を
作っておきたい小ブッシュ政権は、国連相手に、かつてニクソンが
ウォーターゲイトの民主党選挙対策本部で行なおうとした盗聴工作を
行なっていたことも、英国諜報機関員の内部告発でバレたのでした
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“UNゲイト”事件発覚!――アメリカ小ブッシュ政権が企てた国連盗聴陰謀が発覚した
http://www.asyura.com/2003/war24/msg/1339.html
WA24 1339 2003/3/02 20:09:46
投稿者: 佐藤雅彦
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欧州連合本部でフランスやドイツなどを標的にした盗聴システムが発見された(AFP)
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/317.html
WA26 317 2003/3/20 01:35:23
投稿者: 佐藤雅彦
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●このように、小ブッシュ政権とシオニスト勢力によるイラク侵略戦争の
正当化、すなわち抵抗勢力だったフランスを叩くという姑息な手口が
発覚してきたわけですが、結果的にはこの作戦は大きな成功をした
ように見えます。
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米国の世論調査:「国民の59%が自国は国際世論を無視する身勝手な帝国主義国家になった」
http://www.asyura2.com/biz0310/war40/msg/132.html
WA40 132 2003/10/03 11:51:12
投稿者: 佐藤雅彦
(補足:この投稿で紹介した米国の世論調査結果によれば、アメリカ国民にとっての「友好国」は「1位:英国(90%)」「2位:カナダ(73%)」「3位:イスラエル(57%)」「4位:メキシコ(56%)」、「非友好国」は「1位:中国(51%)」「2位:サウディアラビア(46%)」「3位:フランス(40%)」となっている。なお、丸カッコ内の数字は支持率。)
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●ところでポーランドですが、イラク侵略戦争の開戦直前に、80年代には
自主労組「連帯」委員長として東欧共産圏解体の立役者となり、共産圏
崩壊後は大統領になったレフ・ワレサ氏が、侵略戦争の容認をしぶって
いた国連を罵倒し、対イラク攻撃への支持を公然と表明していたのでした。
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元・ポーランド自主労組「連帯」委員長のワレサ前大統領が、国連を「無能」呼ばわりし米国主導のイラク攻撃に支持を表明
http://www.asyura.com/2003/war25/msg/991.html
WA25 991 2003/3/15 05:08:52
投稿者: 佐藤雅彦
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●「イラクから、禁制品の輸入ミサイルが発見され、それがフランス製と判明した」
というシナリオとあまりにもよく似た“事件”が9/11事変以降の戦局拡大の
流れのなかで登場しています。事件の現場はケニア。そしてこの怪しげな事件の
直後には、ミサイルが発見された地点から遠くない場所にあるケニアのイスラエル
人が多く利用しているホテルで“自爆攻撃”がありイスラエル人3名とケニア人
10名が死亡したのでした。
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http://asyura.com/2003/war19/msg/550.html
WA19 550 2002/11/29 22:37:26
投稿者: 佐藤雅彦
題 名: FBIが発表:イスラエル航空機を狙った「テロ攻撃」のミサイルはドイツ製と判明
●対イラク“多国籍国家テロ”に(思惑はどうあれ)批判的な立場をとり、
それによってEU内での英国ブレア政権のシオニズム追従スタンスを
窮地に追い込み、なおかつ国内で“シオニズム批判タブー”を克服しつつ
あるドイツに対して、このニュースはイスラエルの政治的立場を強める
切り札に使えるわけですが……。
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●ちなみにこの「ドイツ製ミサイルによるイスラエル航空機狙撃未遂」について
は、下記の投稿でも言及したのですが――
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イスラエル“軍政”が公然と表明した「アラファト首狩り」計画のシナリオと陰謀性
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/105.html
WA39 105 2003/9/21 09:03:03
投稿者: 佐藤雅彦
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●上記の投稿に載せておいた非常に興味深いニュース記事を、ここに再録して
おきましょう――
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【記事は英文ですが、邦訳のみ掲載します。】
khilafah.com (2002年12月7日)
http://www.khilafah.com/home/category.php?DocumentID=8238&TagID=2
First Published 2002-12-07, Last Updated 2002-12-07 21:35:02
パレスチナ当局が、イスラエルが「アルカイダ」活動家の偽装工作を暴露した
ガザにあるパレスチナ暫定自治政府の治安当局者が、イスラエル諜報機関に雇われて「アルカイダ」活動家のふりをしていたパレスチナ人3名を逮捕したと発表した。
パレスチナ暫定政府の治安当局幹部は土曜日に、イスラエルが偽装「アルカイダ」組織をガザ占領地区にデッチ上げようとしていた陰謀を見いだしたと発表した。イスラエル当局はこの主張を「たわごと」だと一笑に付した。
ガザの治安当局幹部ラシッド・アブ・シバク氏は記者会見の場で、イスラエルの複数のスパイがウサマ・ビン・ラディンのテロ組織の活動家を装ってガザ地区で複数のパレスチナ人を雇い入れたと発表した。
「過去9ヵ月にわたって我々はイスラエル諜報機関が「アルカイダ」のふりをしてガザ地区でパレスチナを雇い入れた八件の事件を捜査してきた」とアブ・シバク氏は語り、電子メールや電話会話などの一連の証拠を指し示した。
そして3人のパレスチナ人をすでに留置していると発表した。
アブ・シバク氏の暴露の二日前、イスラエルではアリエル・シャロン首相が「ガザ地区とレバノンでアルカイダの民兵たちが活動している」と公然と非難し、イスラエルによる軍事攻撃が激化する不安が高まっていた。
イスラエル外務省の広報官は、パレスチナ当局の訴えを「ばかばかしい」と一笑に付し、「一種のプロパガンダにすぎない」と決めつけたうえで、「パレスチナ占領地そのものがテロの温床になっている」と語った。
「イスラエルがそんな手間をかける必要なんぞ全くない。なぜなら(イスラム教の悪名高い)ハマスやイスラム聖戦や(レバノンに拠点をおく民兵集団)ヒズボラーはみんなアルカイダと全く同じだからだ」とジラド・ミロ広報官は語った。
「ただし……シャロン首相がそうした主張をした場合は、なんらかの根拠があるに違いないが」とも彼は述べた。
アブ・シバク氏は、イスラエル諜報機関に雇われていた3名のパレスチナ人は逮捕したが、それ以外の11人はイスラエルのこの陰謀計画を通報してきたので釈放したと述べた。
彼は、アルカイダがパレスチナ占領地域で活動している、というイスラエル側の主張に冷や水を浴びせたわけである。
「アルカイダはそう易々と、あけっぴろげに活動家を雇うようなことはしないでしょ」とシバク氏は言った。
彼によれば、パレスチナ暫定政府の治安機関がパレスチナ住民にアルカイダ加入を誘い入れていた携帯電話や電子メールの発信源を辿ったところ、イスラエルに行き着いたという。
ガザ地区にかかってきた電話は、一見するとドイツとレバノンから発信されていたようだった。電子メールのなかには、ご丁寧にもビン・ラディンの署名が添えられたものが一通混じっていた。「我々がこれらの電話の発信源を探ったところ、電話は国外ローミングでかけられており、すべてのメッセージが実はイスラエルから発信されていたことが判明した」とシバク氏は表明した。
「イスラエルの秘密警察シンベトは、こうしたことを自在に行なう手段を有している」と彼は言う。
シバク氏によれば、雇われたパレスチナ人たちはガザで秘密裏にイスラエルの協力者と“組”を作らされたという。
そして、これらのパレスチナ人は金銭と武器を与えられたが、「武器はたいてい使い物にならないものだった」という。
シバク氏によれば、この金銭は「イスラエルに協力しているパレスチナ人」から、新たに雇われたパレスチナ人にじかに支払われるか、「エルサレムかイスラエルの銀行口座から払い込まれていた」という。
「我々は、イスラエルがこの企みの背後にあると確信している。この土地でアルカイダのような集団が活動していることなど絶対にあり得ないと考えている」とシバク氏は述べた。そして「将来もぜったいにこの土地からアルカイダを排除しておけるかどうか確言はできないが、少なくとも今はアルカイダはここにはいない」と付け加えた。とはいえ、11名ものパレスチナ人がイスラエルから電話をもらいアルカイダ加入の誘いを受けていたという事実ついては、シバク氏も認めるほかなかったわけである。
「(イスラエルからアルカイダ加入の誘いを)受けた連中は、大部分がパレスチナ組織の“武闘派”に属する者たちだった」とシバク氏は述べた。
この記者会見に出席していたパレスチナ暫定自治政府のナビル・シャート国際協力相は、イスラエルのシャロン首相が米国主導の“対テロ戦争”に便乗して「パレスチナ国民へのさらなる攻撃とガザ地区での暴力を」正当化していると非難した。
シャロン首相の発言によって、(2001年9/11米国攻撃の主犯とされる)アルカイダがパレスチナ占領地で活動しているというイスラエル政府の公式非難が鮮明になったわけである。
だが、ガザ地区はイスラエル軍によって事実上封鎖されているのだから、このシャロン発言は驚きをもって受け取られた。
イスラエル強硬路線を主導するシャロンは、アルカイダはレバノンのシーア派民兵組織ヒズボラーとも協力関係を作っていると公言している。
レバノン政府もヒズボラーもこのシャロンの主張を一笑に付している。
先週の木曜にはケニアのモンバサ近くのホテルが“自爆攻撃”を受けてイスラエル人3名とケニア人10名が死亡したが、その直前には乗客261人を載せたイスラエルのチャーター機がケニアを飛び立ったのちミサイル攻撃を受けたが、辛うじて難を逃れている。
あるイスラム系のウェブサイトでは、アルカイダがこれらの攻撃を行なったと伝えている。
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● ……というわけで、最近の諸々の事実を見ていくと、ポーランド軍が
イラクでフランス製の最新ミサイルを「発見」したというニュースは、
なんとなくイカガワしい、という印象を持ちます。
そういえば、つい最近、イスラエルの空軍機がポーランド上空を領空侵犯して
しばらく編隊飛行を見せつけた、などという事件もありました。
なんだかポーランドが庭掘りのポチ犬みたいに利用されている感じです。(笑)
●最後に、冒頭の共同通信電のネタ元になった「ポーランド派遣軍がイラクで
フランス製新型ミサイルを発見」というロイター電のニュース記事を――
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http://biz.yahoo.com/rm/031003/iraq_poland_missiles_2.html
Reuters
UPDATE - Polish troops find new French missiles in Iraq
Friday October 3, 3:26 pm ET
By Pawel Kozlowski
(Adds details, French reaction)WARSAW, Oct 3 (Reuters) - Polish troops in Iraq have found four French-built advanced anti-aircraft missiles which were built this year, a Polish Defence Ministry spokesman told Reuters on Friday.
France strongly denied having sold any such missiles to Iraq for nearly two decades, and said it was impossible that its newest missiles should turn up in Iraq.
"Polish troops discovered an ammunition depot on September 29 near the region of Hilla and there were four French-made Roland-type missiles," Defence Ministry spokesman Eugeniusz Mleczak said.
"It is not the first time Polish troops found ammunition in Iraq but to our surprise these missiles were produced in 2003."
The Roland anti-aircraft system is a short-range air defence missile in service with at least 10 countries, including France and Germany.
They are fired from a mobile launcher vehicle and defence experts say the missiles are highly effective against aircraft attacking at low and medium altitude.
Under a strict trade embargo imposed by the United Nations, Iraq was barred from importing arms after its invasion of Kuwait in 1990.
Among others, Russia, Britain and France all sold arms to Iraq in the 1970s and 1980s. In Iraq's arsenal were Soviet-built Scud missiles, British Chieftain tanks and French Mirage fighters.
But Iraq managed to circumvent the arms trade ban in the 1990s through shadowy deals with various arms traders and kept its military equipment functioning.
"NO MILITARY EXPORTS"
"Since July 1990, France has not authorised a single shipment of military equipment to Iraq," a French Foreign Ministry spokeswoman told Reuters. Similar accusations were made in the U.S. media in April, she said.
In 1980-81, 13 Roland-1 missile systems were shipped to Iraq and from 1983 to 1986, 100 Roland-2 missile systems. The Roland-3 has never been exported to Iraq, she said.
"It is not credible to say that the Roland missiles found a few days ago were produced in 2003 and delivered just before the Anglo-American intervention," the spokeswoman said.
"Let's be absolutely clear about this: no military exports to Iraq were licensed after July 1990."
It was unlikely that the missiles could be used 17-18 years after their delivery, she added.
Mleczak said Polish troops were notified about the missiles by a local Iraqi, who received a reward for the information.
"The ammunition depot was neutralised," said Mleczak. Polish television pictures showed missiles placed in a shallow trench and a huge explosion when the Poles blew up munitions at the site.
Since early September, Poland, a staunch supporter of the U.S.-led war in Iraq, has led a multinational force in one of four so-called stabilisation zones, in central Iraq.
In the run-up to the outbreak of the 2003 Iraq war, American and British combat pilots struck Iraqi anti-aircraft batteries repeatedly as they patrolled no-fly zones in the north and south of the country.
(Additional reporting by Jon Boyle in Paris)
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