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10/03 17:21 パキスタンが発射実験 核搭載可能、実験継続へ 外信52
【イスラマバード3日共同】パキスタン軍は三日、声明で、地対
地の短距離弾道ミサイル「ハトフ3」(別名ガズナビ、射程約二百
九十キロ)の発射実験を行い、成功したと発表した。ハトフ3の発
射実験は昨年五月以来二度目で、声明は「あらゆる種類の弾頭が搭
載できる」と述べ、核弾頭が搭載可能だと強調した。
また、今回の実験について「各種ミサイルの性能確認のため数日
間続く実験の一環」とした。
パキスタンが核搭載可能なミサイルの発射実験を実施するのは今
年三月二十六日以来。カシミール地方の領有権をめぐり対立し、昨
年は一時軍事衝突直前の状態となったインドとは四月以降、関係正
常化に向けた試みが始まっているが、今回の実験で両国関係が再び
緊張する可能性がある。
パキスタンの対テロ戦協力姿勢に疑問を呈したアーミテージ米国
務副長官が今週末にも訪問予定で、実験はこの日程と重なる。
この時期に実験を行った意義について声明は「近隣との、ミサイ
ル実験の報復合戦にはかかわらない決意の表れ」と述べ、インドの
動向を気にせず、技術的な必要に応じていつでも実験を行う姿勢を
示した。
インドなど周辺国には事前に実験を通告したという。
パキスタンは北朝鮮や中国の支援を得て「ガウリ」や「シャヒー
ン」の中距離ミサイルを開発。短距離ミサイルは「ハトフ」シリー
ズが中核で、現在は独自に開発を進めているとされている。
(了) 031003 1721
[2003-10-03-17:21]