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聖地探訪 1 花の窟神社 はなのいわやじんじゃ
陰惨な事件をつぶさに見ていくうちに、とても疲れてしまいました。
世界の闇は深い。
いろいろ用事もあるし、しばらくお休みするかもしれません。
そういうわけで、簡単な旅行記を投稿させて頂きます。
相当主観が入ります。
客観的な詳細はいろいろなホームページにあるのでそちらを。
花の窟神社の御神体は、高さ70mに及ぶ「岩壁」そのものです。
「イザナミは、火の神カグツチノカミを生むときに、陰部に大火傷を負って死んでしまう。その遺体は紀伊国の熊野の有馬村に葬られる。村人は、この神の魂を祭るのに、花のときは花をもって祭り、鼓・笛・幡旗をもって歌ったり舞ったりして祭る。」
『日本書紀』:「一書に曰く」
「一書にいわく」というのは、古い伝承(おそらく古文書)の存在と、それを権力が抹殺(焚書?)したことを示しているに違いありません。
また、花の窟神社には、イザナギに生後間もなく斬り殺されたカグツチの墓もあります。
産褥熱だったのでしょうか。
ここを訪れたのは5月でした。
まだうら若き頃、恋人と一緒に。
美しい白い巨岩。 巨大ですが威圧感はまったくなく、ただただ優美で優しい。まるで地球から生えた樹木のような巨岩です。
熊野特有と言いたくなるような、どこまでも抜けるような青い空。
すぐ近くに海岸があります。 波の音が巨岩に反射し、静寂の中に波の音だげが異様にはっきりと聞こえました。
岩には太い綱がかけ渡されています。
それは良き世へと張りわたす綱なのか。
神々の世界へと張り渡す綱なのか。
巨岩の前には小菊が供えられていました。
品集改良で作った大輪ではありません。
野原に咲く花。 イザナミが愛していた花なのだそうです。
巨岩の窪みに、たくさんの小石が積み上げてあります。
小石は、一つ一つが、生まれだす命。
きれいな小石を選んで、そこに置きました。
新たな命を生み出せるように。
http://www.tatsu.ne.jp/spiritual/spot/iwaya/
http://www.syba.co.jp/wahoo/hananoiwaya.html
http://okukumano.at.infoseek.co.jp/meguri/hananoiwaya.html
http://www.amigo2.ne.jp/~yaji/jinja01.htm