http://www.imicom.or.jp/~kesinc/meratonin.html
脅威のホルモン(抜粋)
奇蹟のホルモン、体内の自然薬、メラトニン
健康維持の為の必需な健康食品
私達の脳のちょうど真ん中に形といい大きさといいちょ
うどトウモロコシの粒にそっくりの小さな器官があり松
果体又は松果線と呼ばれ、メラトニンというホルモンを
分泌している。私達がすこやかな生をまっとうできるか
どうかはメラトン次第といっても過言ではない。更には
人間の寿命を20%も延命可能にするともいえる。今、ア
メリカで大流行のメラトニンは次のような効用があると
かで大人気である。メラトニン(MELATONIN)には不眠症
を解消し人体の細胞膜を守る力があり、性ホルモンの減
少をおさえ、コレステロール値と血圧を下げ不正脈を防
ぐ働きがあるといわれている。ビタミンB6も含まれてい
る為、赤血球や神経系統に大変重要なものといわれてい
る。
上記は理学博士であり医学博士でもある松果体およびメ
ラトニンの研究に30年以上もかけているR.J.ROBINSON著
作のMELATONINの中から引用したものである。
あなたにも分けてあげたい、熟睡、ストレスの緩和、年
齢とともに性ホルモンが減少するのをおさえ、よりよい
セックスライフとライフサイクルをエンジョイするため
に
http://www.habi.or.jp/denkosha/djh-arm.html
電磁波が危ない(抜粋)
被曝の影響
マイクロ波の被曝の影響は下記の2つのパターンに分類されます。
A)熱作用
マイクロ波は電子レンジへの使用でわかるように、非
常に強いエネルギーを持ち、温度を上昇させる熱作用を
持つことが知られていますが、人間の組織の中ではわず
か1度の温度の上昇でも生物学的な問題を引き起こすと
いうことが言われます。脳や耳、舌やそれを取り巻く部
分、そして特に目が熱作用で最も影響を受ける部分で
す。他の体の液状の部分とは違い、目の液状部分は余分
な熱を外へ放散しにくいのです。高周波の被曝は内出血
に加えて、白内障や角膜、網膜への問題とも関連づけさ
れています。
また、この他にも温度の上昇が新陳代謝を悪くした
り、血管の拡張、血漿の増加、成長抑制、出生後の異常
変化、男性の生殖機能への悪影響といった医学的な影響
をもたらすことにもなります。
温度の上昇が急激になるほど深刻な問題を引き起こす
と思われます。
B)非熱作用の影響
電磁波によってもたらされる影響の内、上記の熱作用
以外の影響によるものを非熱作用といいます。ここに
は、免疫的影響や遺伝子的影響が含まれます。直接電磁
波が癌などの病気の原因とは考えられなくとも、免疫の
働きを低下させたり、遺伝子を破損させ、正常な細胞分
裂を妨げることで癌や白血病、脳腫瘍、あるいはパーキ
ンソン、アルツハイマー等を誘発すると思われます。よ
く知られている電磁波による二つの重要な影響を説明す
ると、
1)カルシウムイオンの流出
カルシウムイオンとは、神経の伝達、生殖機能等に重
要な役割を果たしており、このイオンが低周波の電磁波
の影響で細胞内から流出してしまいます。
2)神経ホルモンの減少
脳の中心付近に松果体といわれる重要なホルモンの分
泌や免疫力を維持する器官があります。この器官からは
セロトニン、ドーバミ、メラトニン等の神経ホルモンが
分泌されています。
一方、マイクロ波は球体の中心に集まる性質があり、
携帯電話から放出され脳に吸収されたマイクロ波は脳の
中心、すなわち松果体付近に熱集中点を作ります。この
松果体は磁場の変化に過敏に反応し、そこからのホルモ
ンの分泌が著しく減少します。これらホルモンの減少は
下記の様な症状を引き起こすとされています。
a) セロトニンは脳内や消化管、血清中に存在しま
す。このセロトニンが減少するとうつ状態になり、行動
レベルが低下します。そして、このことから自殺を増加
させるという研究報告があります。
b) メラトニンも電磁波の影響を受け易く微弱の電磁
波によっても減少するので、携帯電話からの被曝でかな
り影響を受けることになります。このホルモンはアメリ
カでは癌予防や血圧の降下、若返り等に効くとしてブー
ムになりました。また、腫瘍細胞を抑制したり、呼吸を
コントロールする働きもあり、このホルモンの減少は癌
の生成や突然死をもたらすと言われます。乳児突然死症
候群で亡くなった子供は正常な脳の中のメラトニン値の
3分の1の値しかなっかったことが米国で報告されてい
ます。
上記の熱作用、非熱作用の両方の相乗効果が、携帯電
話の使用と健康上の多くの重大な問題を引き起こすと考
えら、上記の癌や白血病といった病気以外にも頭痛、疲
労、睡眠不足、流産、自殺や躁鬱、心臓発作等と電磁波
との関連が疑われています。
携帯電話にはデジタルとアナログがあり、デジタルの
方が電磁波を多く放出しています。大出力のデジタル携
帯電話では出力が600〜800ミリワットにもなりま
す。PHSでは家庭用コードレスホンと同じ位10ミリ
ワットなのに比べると非常に危険なことがわかります。
もちろん低消費電力のアナログ携帯電話でさえも安全で
はないと思われます。
http://kbic.ardour.co.jp/~g-mimaki/melatonin.html
メラトニンについて
ア−ロン・ラ−ナ−らは、25万頭のウシの松果体を使
って、N-アセチル-5-メトキシトリプタミンを発見し、
メラトニンと命名、1958年、Journal of American Chem
ical Society誌に報告している。
以来、あまり注目されなかったが、最近、米国ではメ
ラトニン製剤が、医薬品でなく健康食品として販売され
ているが、入手し易く、価格が安価であることもあり、
時差ボケ対策、老化防止、その他多くの効用を目的とし
て、健康食品として販売量が急増している。それにつれ
て、メラトニン製剤は、わが国でも関心が高まってい
る。
1.メラトニンとは
melatonin(N-acetyl-5-methoxytryptamine)C13H16N2O2
------------------
メラトニンは、脳の松果体*から分泌されるホルモン
の一種で、脳下垂体後葉のメラニン細胞刺激ホルモンに
拮抗する作用がある(色素細胞に作用して褪色を引き起
こす)。
動物、植物に存在するメラトニンはすべて全く同じ分
子構造である。
*松果体(腺)pincal body:
内分泌腺の一つで、脳の中央部の第三脳室の上壁
の最後部にあり、大きさは 3
〜8 mmのトウモロコシの粒に似た腺器官である。松
果体はヒトの器官の中では、
早く作られ、受胎後約 3週間で確認される。
発見以来、メラトニンの研究は進まなかったのは、血
中メラトニン濃度があまりにも微量で計測できなかった
ことも理由の一つであった。しかし、ラジオイムノアッ
セイ(RIA)が開発され、生体血液内の極く微量のメ
ラトニン量を正確に測定できるようになった1970年代後
半から、メラトニンの研究は急速に進捗した。
2.メラトニンの生成
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どのような生物(動物、植物)でも、必ずサ−カディ
アン・リズム*に従って生成されており、日中より夜間
に多く生成されている。
なお、松果体内、血中、尿中でのメラトニン濃度は日
周変動を示すが、メラトニンの血中濃度は、青壮年者で
最高で60〜70pg位である。
(1)生体のメラトニン生成過程
トリプトファンからの代謝経路には、AとBとがあ
り、経路Aはナイアシンを成分とするNAD+、NAD
P+の合成経路である。経路Bは、トリプトファンから
セロトニンを経て、N-アセチルトランスフェラ−ゼによ
り、N-アセチルセロトニンを生成、さらにヒドロキシイ
ンド−ル-O-メチルトランスフェラ−ゼによりメラトニ
ンが合成される。セロトニンからメラトニンへの変換
は、状況に応じて調節されて日内変動があり、メラトニ
ンとセロトニンと逆相関的に変動する。つまり、日中の
活動期にはセロトニンレベルが高く、夜間にはメラトニ
ンレベルが高まる。
*サ−カディアン・リズム:日内変動 circadianrhythm
生体現象のあるものは、24時間の固有のリズムで変動
している。睡眠・覚醒や摂食行動、運動・疲労、体温、
脈拍、尿量などがそれである。下垂体系ホルモン(成長
ホルモン、ACTH、甲状腺刺激ホルモン、プロラクチ
ン、抗利尿ホルモン)やステロイドホルモン(コルチゾ
−ル)、松果体ホルモン(メラトニン)などの血中濃度
は24時間周期ないし昼夜(明暗)リズムを持っているこ
とはよく知られている。例えば、コルチゾ−ルの分泌は
睡眠中抑制され、朝増大する。反対に成長ホルモン、メ
ラトニンはもっぱら夜間睡眠中に分泌される。これらは
概日リズム(サ-カディアン・リズム)と呼ばれるが、
生体はほぼ(circa) 1日(dies)のリズムを持ってい
るとの意味である。
(2)メラトニンとサ−カディアン・リズム
ヒトではメラトニンレベルは昼間に比べて夜間の方
が、 5〜10倍も多く生産される。午前 2時から 3時頃に
かけてメラトニンの生成量がピ−クに達する。
メラトニン分泌は夜間に増加する24時間リズムを示
し、このリズムは体内時計の支配を受けている。ヒトの
場合、体内時計は朝の明るい光によって調節されるの
で、メラトニンの分泌は午前中の光条件で決まると考え
られる。
夏季は日の出が早く、午前中の光が強いので、夜間の
メラトニンの出現は、冬季よりも 1〜2 時間早まる。一
方、メラトニン分泌は 2,500ルックス以上の高照度光に
より、体内時計に関わりなく抑制されるが、それより低
い照度でもメラトニンが抑制されるとの報告もある。つ
まり、夜間 2,500ルックス以上の照明下で起きている場
合は、体内時計で決められたメラトニン分泌の開始時刻
になっても、高照度光により分泌が抑制されるので、メ
ラトニン出現時間は遅れることになる。
通常の夜間照明条件(300〜500ルックス)では、メラ
トニン分泌は、体内時計で決められた時間に始まる。こ
の場合、就眠時間だけが遅くなり、覚醒時刻には変化が
なくて、以前と同じ時間帯に明るい光に当たるならば、
体内時計は変わらず、メラトニンの出現時刻は変化しな
いと考えられる。しかし、就寝時刻が遅延するに従い、
覚醒時刻も遅れ、明るい光に当たる時間帯が遅れると、
体内時計が変化して、メラトニンの出現時刻も遅れると
考えられる。
(3)メラトニンとライフサイクル
松果体は 7歳位まで比較的よく発達している。従っ
て、メラトニンの分泌量は、6〜7 歳位が最大で、16歳
位から減りはじめ、50歳では半分に減少する。また、新
生児は生後 3カ月まではごく少量のメラトニンしか生成
しない。その後増加するのであるが、よく乳児が昼と夜
の区別がつかず、夜泣きをするのもメラトニンレベルが
低いからではないかと推定されている。その後、成長と
ともにメラトニンレベルは増加し、思春期を迎える直前
まで、夜間のメラトニンレベルはそのまま変化はない。
思春期の直前になると急激に下がり始める。血中メラト
ニン濃度が低くなることが、思春期を促すのではないか
と考えられている。これは繁殖期の哺乳類ではメラトニ
ンレベルは性腺機能を抑制され繁殖が低下することと関
わりがあるのではないかと推測されている。
北極圏に住む女性がメラトニン分泌が増える冬季にな
ると排卵が無くなるとの報告があり、また月経初来の年
齢が低下している原因として、夜型の生活がメラトニン
分泌を抑制したためとの説がある。
ヒトにおいて、就寝時刻あるいは睡眠時間と性ホルモ
ン分泌との直接的な関係は知られていない。思春期で
は、性腺刺激ホルモンの血中濃度は睡眠中に上昇するの
で、睡眠時間と性ホルモン分泌には何等かの関係が示唆
される。
3.メラトニンの作用と用量
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メラトニンは、その名称の由来でもあるように、両生
類のメラニン色素細胞には直接作用し、メラニン含有顆
粒の凝集を起こして皮膚色調を消褪させる。しかし、メ
ラトニンは哺乳動物にはこのような作用を示さない。視
交叉上核の機能を介した体内生物時計の制御に関与して
いると考えられている。
(1)メラトニンの作用
現在、メラトニンは医薬品としての報告はほとんど無
いが、次のような作用があるのではないかと言われてい
る。
1.睡眠に関わる作用、時差ボケ解消作用
2.免疫機構に関わる作用
3.抗酸化物質としての作用
メラトニンはホルモンとしての作用と、抗酸化物質と
しての作用がある。フリ−ラジカルに対する抗酸化作用
はビタミンEあるいはビタミンCよりは強いと言われて
いる。
注:メラトニンの抗酸化力はビタミンEの 2倍、グルタ
チオンの 5倍と報告されている(R.J.ライタ-)。
以上の作用によって、老化防止にも役立つのではないか
と考えられている。
(2)メラトニンの作用
現在、米国では健康食品として販売されているが、望
ましいとされている服用量の範囲は次のようである。
1.睡眠 :0.2〜10mgを就寝時に服用(服用時間を定
めて生物リズムを乱さない)
2.時差ボケ :1〜10mgを現地時間でベットに入る直前に服用
目的地に到着したら、現地時間での就寝時刻
の 1時間ほど前に、 5
mgを服用し、時差を感じなくなるまで毎晩服
用を続ける。
3.老化防止 :0.1〜3mgを就寝前に服用
4.交代制勤務:1〜5mgを主要な睡眠を取る直前に服用
5.免疫系刺激:2〜20mgを主治医の指示に従って服用
〔参考〕メラトニンを多く含む食物
----------------------------------------------
食物 1g当たりメラトニン量(pg)
----------------------------------------------
オ−ト麦 1,796
トウモロコシ 1,366
米 1,006
ショウガ 583
トマト 500
バナナ 460
オオムギ 348
カイワレ大根 657
アシタバ 623
春菊 417
4.メラトニンの服用について
-----------------------------
メラトニン製剤には一般に副作用が無いとされている
が、メラトニン原料の同系統のトリプトファン問題の教
訓もある。
トリプトファンによって、米国では1989年の夏頃か
ら、好酸球増多・筋肉痛症候群(EMS)がオレゴン、
ミネソタを中心に約 1,500人も発症している。原因はト
リプトファンそのものによるのか、或いは不純物による
ものか、ついに確定しなかったが、トリプトファンの販
売は中止された。
また、ヒトには個人差も大きいので安易に連用すべき
ではないが、特に次の場合は注意する。
1.妊婦あるいは妊娠している可能性のある婦人:
妊娠中の安全性は確立していない。また、10mg以上の
服用は排卵を妨げることが考えられるので、妊娠を希望
する婦人には適当でな
い。
2.授乳中の婦人:
母乳中に移行し、乳児に影響を与えるかもしれない。
3.ステロイド服用者:
ステロイド剤の効果が減弱する可能性がある。
4.精神障害のある患者:
昼間、メラトニン投与により、サ−カディアン・リズ
ムが乱され症状が悪化するおそれがある。
5.重いアレルギ−のある者:
メラトニンは免疫系を刺激してアレルギ−反応を強める
可能性がある。
6.自己免疫疾患患者:
メラトニンは免疫系を刺激してアレルギ−反応を強め
る可能性がある。
7.免疫系ガン患者(リンパ腫、白血病など):
メラトニンは免疫細胞をさらに刺激する可能性がある。
8.小児:
小児はもともとメラトニンレベルが高い。体外からの
メラトニン摂取のもたらす作用は確認されていない。
米国はビタミン剤、強壮剤、ハ−ブなどの市場は約50億
ドルと推定されているが、メラトニン製剤は健康食品とし
て販売量が急増している。メラトニンは 1錠当たり10セン
ト前後と極めて安い。このことも米国で汎用される理由で
あろう。
〔文献〕
本間 研一:睡眠時間とメラトニンリズム,日本医事新報No.3595,155,1993.
高木 隆郎:モダンメディシン,1990-2,80
ラッセル・J・ライタ-:奇跡のホルモン−メラトラン,講談社,1995.
新生化学入門:トリプトファンの代謝,南山堂,125,1992.
http://www.habi.or.jp/denkosha/djh-arm.html
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