★阿修羅♪ > アーカイブ > 2025年3月 > 05日00時55分 〜
 
 
2025年3月05日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK296] 予算案衆院通過の八百長国会(植草一秀の『知られざる真実』)
予算案衆院通過の八百長国会
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-26c0b5.html
2025年3月 4日 植草一秀の『知られざる真実』

本日、3月4日に予算案が衆院予算委員会可決された。

同日午後の衆院本会議で採決・可決され、参院に送付される見通し。

衆院通過が3月4日にずれ込んだため、予算の年度内自然成立は10年ぶりに実現しなかったが、参院は与党が過半数を占めているため、予算の年度内成立は確定的になった。

立憲民主党の衆院予算委員会委員長の安住淳氏は

「予算は(国政全般の)血液だから、支障を来すことは避けたい。」

と述べて、3月4日の予算案衆院採決を認めた。

立憲民主党は高額療養費制度改悪凍結を求めていたが、石破内閣は25年の制度改悪強行を主張。

立憲民主党の要請を拒絶した。

また、自民党裏金事件に関して旧安倍派事務局長に対する聴取結果から旧安倍派幹部の説明と食い違う部分が明らかになり、旧安倍派幹部の国会への参考人招致を野党が求めたが、石破内閣は今後協議するとの対応しか示さなかった。

少数与党の国会運営では、野党が結束すれば重要事項を与党に呑ませることができる。

いくつもの重大案件があったが、野党は、結束して与党に要求を呑ませることをしなかった。

国民、維新、立民の野党は、野党で結束するよりも自公にすり寄り、自党だけが提唱する案を与党に呑ませることに腐心した。

党利党略優先の野党行動を主権者国民は忘れてはならない。

国民民主の自公へのすり寄りを見て対抗心を燃やしたのが維新。

維新は高校授業料無償化を掲げて自公に接近。

国民民主が掲げる所得税減税より安上がりの高校授業料無償化を提案して自公にすり寄った。

挙句の果てに自公と合意文書を交わし、予算案への賛成を表明した。

少数与党によって最大の試金石は予算の成立。

維新は予算成立に全面協力して自公にすり寄った。

ところが、その維新が党大会で奇妙な方針を決定した。

3月1日に開催した党大会で、夏の参院選で〈与党過半数割れを目指す〉ことを掲げた活動方針を決定した。

予算案の衆院通過に全面協力して石破内閣にすり寄りながら、夏の参院選で与党過半数割れを目指すとは意味不明。

登壇した前原誠司共同代表は

「(維新は)自公の補完勢力ではない。われわれの考え方を実現するために政治的な判断をした。」

と述べたが支離滅裂だ。

前原誠司氏は2006年に偽メール問題で民主党代表を引責辞任。

2017年は民進党から「希望の党」への転換を図って自滅。

「国民民主党」を立ち上げたが衰退。

「教育無償化を実現する会」も瞬時に消滅した。

この前原氏が維新に移籍して自公すり寄りを主導した。

夏の参院選に向けての権謀術数が渦巻く。

国民民主は自公との接近が参院選に不利になると見て、土壇場で自公と距離があるように見せかけた。

立憲民主は参院選後の大連立を見越して自公と対決しなかった。

維新は露骨に自公にすり寄ったが、これが参院選であだになる可能性が高い。

足元では兵庫県知事問題がまったく解決していない。

兵庫県在住の有権者も兵庫県知事選の全体像を掴めていない。

私のところにも質問が舞い込んでくる。

斎藤元彦氏擁護とアンチ斎藤氏との分断が深刻で、擁護派は斎藤元彦知事追い落とし工作があって、斎藤氏は被害者だと強弁する。

しかし、少し距離を置いて全体を俯瞰すれば、基本構造は明白だ。

すべてのカギを握るのは〈維新〉だ。

〈維新〉は〈維新〉がコントロールできる知事を是が非でも維持したかったのだ。

目先は〈万博〉という難所が控える。

〈万博〉の先には〈IR〉という巨大利権事業が控える。

この〈IR〉と淡路島利権も直結する。

さらに、ジャーナリストの佐藤章氏が指摘する〈産廃最終処分場〉建設問題がある。

〈維新〉が〈兵庫県知事選の闇〉を明らかにするキーワードなのだ。

気鋭の政治学者・政治思想家である白井聡氏との共著が好評販売中です。

『沈む日本 4つの大罪
経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!』
(ビジネス社)


https://x.gd/3proI

ぜひご高覧賜りたい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 少数与党の限界と倒錯 石破漂流政権という「国民の不幸」(日刊ゲンダイ)

※2025年3月4日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2025年3月4日 日刊ゲンダイ2面


党利党略「ゆ党」と結託、まんまと合意で生き延び(C)日刊ゲンダイ

 予算審議は大詰めだが、自民党デタラメ政権に終止符を打つという有権者の審判はものの見事に裏切られた。ゆ党の政策のいいとこどりで、漂流、生き延びる政権ではマトモな景気対策も絶望だ。狂乱物価高、トランプインフレ、医療費までむしり取られ、庶民の生活はどん底へ。

  ◇  ◇  ◇

 自民党の裏金事件、ひいては連中の宿痾と言っていい金権腐敗に心底うんざりした有権者は石破政権に鉄槌を下したはずだった。この間の国会の動きを見ていると、それが全く意味をなさなかったことがよく分かる。石破自民は臭いものにフタ、公明党は世論をナメて議席を減らしても下駄の雪。大同団結すれば政権を奪取できるはずの野党は党利党略しか頭にない。あれから4カ月。主権者国民は蚊帳の外だ。

 政権の浮沈を左右する2025年度予算案の審議は、いよいよ大詰め。自公与党と日本維新の会が3日、予算案や所得税が生じる「年収103万円の壁」を見直す税制改正関連法案の早期成立で合意。4日の衆院本会議で自公維3党などの賛成多数で可決され、衆院を通過し、与党が過半数を握る参院へ送付される運びだ。よほどのハプニングが起きない限り、予算案の年度内成立は確実となった。

 結果、デタラメ自民党政権に終止符を打つという有権者の審判は、ものの見事に裏切られた。“ゆ党”が容易に抱き込まれたからだ。24年度補正予算案に賛成した維新と国民民主党に石破政権がかけた二股は奏功。予算案の自然成立をパーにしたのは、自民が実態解明から逃げ回る裏金事件が足を引っ張ったためだ。旧安倍派の会計責任者だった松本淳一郎氏(政治資金規正法違反で有罪確定)の参考人招致をめぐって野党とやり合い、本人がいったんは「身体的、精神的負担が多い」と拒んだり、出席決定後は質問内容を制限するなどしたことから、あっという間に1カ月が経過。衆院予算委員会での審議日程がずるずるズレ込んだ上、松本聴取を受け、野党が旧安倍派4幹部を参考人として呼ぶ集中審議を要求したため、3日もドタバタだった。

無償化も「壁」の見直しも低評価

 それでも、“ゆ党”最大勢力の維新は石破政権とガッチリ握った。大阪都構想がポシャって以降、「一丁目一番地」に掲げる高校授業料の無償化にメドをつけ、社会保険料の負担軽減についても与党との協議入りで格好がついた。悪評ふんぷんで赤字必至の大阪・関西万博への財政支援も言うがままということなのだろう。

「103万円の壁」の178万円への引き上げを求める国民民主は終盤でヘソを曲げたが、160万円までは実現できた。裏を返せば、夏の参院選で訴える余地を残したとも言える。元グラドルとの不倫発覚で役職停止処分を食らった「一枚看板」の玉木代表は、4日復帰。それに先立ち、先月末に「玉木雄一郎を総理にする会」が発足し、10日に都内で設立総会が開催されるという。メディア露出も展開するというから、「喪が明けた」と言わんばかり。令和の浮かれポンチに付ける薬はないようだ。

 ゆ党の“手柄”に対する世間の目が冷ややかになるわけである。JNNの世論調査(1、2日実施)を見る限り、支持はイマイチ。高校授業料の無償化をめぐり、▽公立は今年4月から実質無償化▽私立は来年4月から所得制限を外し、支援金を年間45万7000円に引き上げる──とする自公維の3党合意について「評価できる」としたのは52%で、「評価できない」は34%。維新の「一丁目一番地」をよしとしたのは2人に1人にとどまった。

 国民民主が大立ち回りを演じる「103万円の壁」をめぐっても似たり寄ったり。年収に応じて所得税の非課税枠を上乗せする自公与党案を前提に年収制限の是非について聞いたところ、「一定の年収で制限すべき」が48%で、「年収の制限をするべきではない」と回答した44%を上回った。拮抗ではあるものの、比較多数が国民民主の要求を過大と見ていることが分かる。

患者の命より、予算成立を優先するのか


喪が明けて意気揚々(C)日刊ゲンダイ

 医療費の患者負担に月ごとの限度を設けた「高額療養費制度」の自己負担限度額引き上げへの反応は、よりハッキリしている。制度維持を理由に今年8月から段階的に引き上げられる方針について「納得できる」は42%、「納得できない」は56%に上った。野党第1党の立憲民主党は「200億円の財源で凍結できる」と見直しを求めているものの、石破政権は一蹴。来年8月以降の引き上げは患者団体などの意見も聞いて改めて検討し、今秋までに決めるとして、時間稼ぎに転じた。野田代表は先月末の党大会で「(がん患者らの)命がかかることを決断しないなら、私は一度、『武装解除』と言ったが、『戦闘モード』に入りますよ」と吹かしていたが、効果なし。それより何より、緩慢過ぎる。

 ジャーナリストの青木理氏はこう言う。

「高額療養費制度の自己負担増は、明らかに筋が悪い。立憲だけでなく、維新もセーフティーネットの改悪に反対している。自民党支持層は高齢者が少なくない。参院選が迫る中、なぜ石破首相はかたくなに突っぱねるのか。真意を測りかねます。巷間言われているように、予算案の年度内成立を優先したのであれば、血も涙もない。もっとも、凍結を勝ち取れない野党第1党は情けないし、ゆ党はハナから話にならない」

 少数与党にのっかる石破政権は行き詰まる流れだったのに、フタを開けてみれば“ゆ党”の政策をいいとこ取りし、ほどよく「数合わせ」。前半国会の最大の関門をパスしようとしている。

 しかし、漂流して生き延びる政権では、マトモな景気対策は絶望的。そこに少数与党の限界と倒錯、「国民の不幸」が見える。

防衛費にメス、消費減税の熟議を

 2月の東京都区部(23区)の消費者物価指数(中旬速報値)は、値動きの大きい生鮮食品を除いた総合指数が前年同月と比べて2.2%上がった。全国の物価動向の先行指標で、上昇は3年6カ月連続。生鮮食品を含めた伸び率は2.9%だった。狂乱物価高に収束の気配は見えず、米国発の世界的なインフレ加速への懸念も高まる。「タリフマン(関税男)」を自称するトランプ大統領は4日にもカナダやメキシコ、さらに中国にも追加関税を発動。来月には「非関税障壁」も根拠にできる「相互関税」を導入すると息巻いている。そうなれば、日本経済を支える自動車産業は狙い撃ちだ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう話す。

「野党はあれこれ喧伝していますが、一般会計の総額は過去最大の115兆円超。全体から見れば動かしたのはちんまりした額にすぎない。やってる感の演出もいいかげんにしてほしい。国民の方を向いていると言うのなら、消費税の減税について熟議すべきでしょう。その逆進性は低所得者ばかりでなく、中間層も苦しめている。インフレ課税も大問題です。財源は8.7兆円に膨れ上がった防衛費に切り込めばいい。なぜそこへメスを入れようとしないのか」

 都区部の消費者物価指数によると、主食のコメ類は品薄で77.5%も上がり、過去最大の伸び率を5カ月連続で更新した。石破政権は凶作や災害時に限っていた政府備蓄米の放出に舵を切ったが、効果は期待できない。原則1年以内に放出分と同量を買い戻す前提の上、元凶である減反政策を維持。予算案にも水田を利用した作物転換の支援金として約2870億円を計上している。第2次安倍政権以降の円安政策と需要喚起でインバウンドは急増し、外食需要は高まる一方だ。このままではエンドユーザーの食卓までコメが行き渡らない可能性だってある。

 エンゲル係数は3割突破が目前。医療費までむしり取られる庶民の生活はどん底へ向かっている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK296] <声明>国民の生活苦は無視、日本を地獄に突き落とす自民・公明・維新修正予算案に反対(れいわ新選組 2025年3月4日) 



【声明】国民の生活苦は無視、日本を地獄に突き落とす自民・公明・維新修正予算案に反対(れいわ新選組 2025年3月4日)
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/23288/
2025年3月4日 れいわ新選組 ※改行は投稿者による

本日3月4日、衆議院本会議において自民・公明・維新が
修正合意した2025(令和7)年度予算案が可決(自民・公明・維新が賛成)。

れいわ新選組は反対した。

国民の生活苦を無視し、日本を地獄に突き落とす自民・公明・維新の予算案は、あり得ない。

れいわ新選組(くしぶち万里)は、以下のとおり衆議院本会議において
予算案の反対討論を行った。

参議院でも、この国会の茶番を明らかにし、状況を変えるために尽力していく。

本会議反対討論
れいわ新選組 共同代表 くしぶち万里

れいわ新選組の、櫛渕万里です。私は、会派を代表して、ただいま議題となりました令和7年度予算案外(ほか)2件につきまして、断固反対の立場から討論いたします。

まず申し上げたいのは、今はまだ採決すべきではない、ということです。

ひとつは、自民党の裏金問題は、真相究明からほど遠い状態にある。

安倍派の元会計責任者の参考人聴取でますます疑惑が深まり、
安倍派幹部の証人喚問を決めることが不可欠なのに、
それがうやむやのまま予算の採決に至ったことに、強く抗議します。

そもそも、予算案の採決にかかわる資格のないたくさんの裏金議員が、
この議場にいます。裏金は、安倍派だけでなく、二階派、岸田派など、
自民党全体の問題。

自分のおカネをごまかしていた裏金議員が、国民生活を大きく左右する予算案を採決する、その面の皮の厚さには、怒りを通り越して、驚きすら覚えます。すみやかに、自首・辞職をしてください。

裏金議員が「楽しい日本」を満喫する一方で、国民生活は底が抜けようとしています。

ふたつめの採決すべきではない理由は、この予算案が国民を救うものではないということです。6年連続で過去最高の税収で「国は税金取りすぎ、国民は取られすぎ」、その大きな使い道は防衛費。

3年前から1.6倍という、戦前に匹敵する激増ぶりです。それなのに、
消費税の廃止などの大型減税はもちろん、個人給付はありません。

倒産が相次ぐ中小企業のための予算は横ばい、
道路陥没などインフラ老朽化が明らかなのに、公共事業費も増えません。

もともとの政府案でも極悪ですが、自民・公明・維新の冷酷三兄弟はさらに拍車をかけました。高額医療費の負担増で悲鳴を上げる国民を、さらに医療費4兆円削減で地獄の底に突き落とす。「自民党、公明党、維新の会。今後、あなたがたを、鬼と呼ばせていただきます!」

今、国民はおカネに加えてコメもない。子ども食堂が1万か所を突破して、公立中学校より多くなりました。NPOの試算では、10.5万トンの無料配布が必要なのに、政府は備蓄米をケチケチと出し惜しみ。

今すぐ、貧困家庭向けと合わせて20万トンを無料で配ってください。

日本には、お米を炊く煙(けむり)がないのを見て、
税金を免除した、「民(たみ)のかまど」という逸話があります。

おカネを取るな、コメを配れ。

総理、それが古墳時代から続く日本の政治の役割です。

総理は、歴史に興味がない割には、石橋湛山の演説を引用し、
田中角栄の日本列島改造論もパクりました。

しかし、所詮、ポエムでしかありません。

委員会でも指摘しましたが、両者とも「大型減税」を行っているのに、
総理は、消費税廃止を鼻であざ笑うなど、全く無視。

湛山の平和主義や、角栄の自主外交も見習わず、
逆に地域の分断、核抑止力の強化とアメリカ追従外交にまい進する。

ちょうど今、核兵器禁止条約の第3回締約国会議がニューヨークで開催されていますが、日本政府のオブザーバー参加について被爆者にヒアリングさえせず、出席を見送るなど、唯一の戦争被爆国として歴史に背を向ける行為です。

戦後80年、被爆80年、防衛予算の8.7兆円を見直し、沖縄を捨て石とせず、徹底的な平和外交と核廃絶のために予算を組み直すべきです。

命と尊厳を守るためには、まずは何と言っても人びとの経済的な安定が必要。そのためには、消費税の廃止、国民一律10万円給付と社会保険料の引き下げ。この三本柱で、この国に生きるすべての人びとを救うための
「組替え予算」を、れいわ新選組は提出しました。

加えて、教員1.5倍増員や大学院卒業までの教育無償化、介護・保育従事者の賃上げ月10万円、ゼロゼロ融資の利子支払い免除や農林水産予算の倍増4兆円で食料安全保障の確保など、総額150兆円規模の新たな財政出動となるものです。

それは多すぎる、と思われる方にはよく聞いていただきたい。

いまなお、「失われた30年」のなか、人びとは物価高・消費税に苦しんでいるのです。そもそも不況に加えて、コロナ禍、そして、止まらない物価高で、実質賃金は3年連続でマイナス。消費支出も2年連続でマイナス。

「生活が苦しい」と答えた世帯は6割にも上っています。

しかし、今回の予算委員会は、異常なほど「いかに国債を発行しないか」という空気に溢れた(あふれた)ものでした。間違っています。

国債発行して財政出動することが絶対に必要。

来年度の予算案は、過去最高の税収をいいことに、国債の発行を、
今年度の補正後予算よりも13.5兆円も減らしています。

一方、お金はあるところにはある。大企業の利益は3年連続で過去最高、お金持ちの数は20年間で最高、この2年間で資産が3割も増えました。法人税の増税や累進化、所得税の累進強化や金融所得課税の導入は、もはや待ったなし。

「税金は、お金のないところから取るな、あるところから取れ」
が、れいわ新選組の考え方です。

れいわは無責任だ。財政が破綻するじゃないか。将来にツケを回すのか。

そう思った政党は、ザイム真理教の信者です。

不況で国民が苦しんでいる時には、減税や財政出動、
景気が過熱したら増税や支出を抑制するのが、あたりまえの経済政策です。

今は、大企業と金持ち以外は不況、需要不足のコストプッシュインフレですから、国債を発行した財政出動によって、人びとを救うべきなのです。

財政と命、どちらが大事なのですか?

自民党・公明党・維新の会の「与党」の皆様、
れいわ新選組以外の野党の皆様。

命を脅かすこの予算案に反対するとともに、消費税廃止、季節ごとの給付金、社会保険料引き下げを中心とする、れいわの主張に賛同する、
それが有権者の期待に応えるとともに、「ザイム真理教から解放され、鬼でなくなる唯一の方法である」、そのように申し上げ、反対討論を終わります。

2025年3月4日
れいわ新選組

SNSやLINEで、あなたのご家族、お友達などなどに広めてください!


【LIVE!】衆議院本会議 くしぶち万里の国会質問!(2025年3月4日 15時30分〜)

2025年3月4日 れいわ新選組

関連記事
少数与党の限界と倒錯 石破漂流政権という「国民の不幸」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/722.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 石破政権「高額療養費」引き上げ非情強行に国民激怒…「再検討」の不透明感に患者不安は増すばかり(日刊ゲンダイ)


石破政権「高額療養費」引き上げ非情強行に国民激怒…「再検討」の不透明感に患者不安は増すばかり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/368504
2025/03/04 日刊ゲンダイ


石破首相(右)と福岡資麿厚労相の“渦中の2人”(C)日刊ゲンダイ

 なぜ英断しないのか。がん・難病患者らに負担増を強いる「高額療養費制度」の見直しに、石破政権が前のめりだ。患者団体や立憲民主党をはじめとする野党から「凍結」を求められているが、今年8月からの引き上げを強行。一部譲歩したものの、引き上げの既定路線は譲らない。最終的にどれだけの負担増が待ち受けているのか、ますます分からなくなってきた。

  ◇  ◇  ◇

「命に関わる制度であるからこそ、この持続可能性を維持していかねばならない」

 3日の衆院予算委員会で、療養費制度の見直し凍結を改めて訴えた立憲の早稲田夕季議員に対し、石破首相は今国会で多用してきた常套句を並べた。難病などによって収入減を余儀なくされる患者にさらなる負担を押し付けておいて、「制度維持」とは論理がハチャメチャ。「命に関わるから」こそ立ち止まるべきなのだ。

 度重なる凍結要求に重い腰を上げたかと思いきや、石破首相が先月28日の予算委で打ち出したのは問題先送りの弥縫策。当初、今年から再来年にかけて3段階で負担上限を引き上げる計画だったが、今年8月の引き上げは予定通り実施したうえで、来年以降について「再検討する」と表明した。

 強硬姿勢を貫く石破政権に世論もカンカンだ。JNNの最新世論調査(1、2日実施)で、引き上げ方針に「納得できない」が56%にも上った。

 事実上、来年以降の引き上げを白紙に戻したのだから、いっそのこと今年から「凍結」すればいいのに、なぜかたくなに引き上げにこだわるのか。ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「石破政権は決して盤石とは言えません。少数政党だから予算折衝では野党の顔色をうかがいつつ官僚にも支えてもらわなければならない。政権基盤の弱さゆえ、引き上げを計画している厚労省や財務省を敵に回すことは避けたい。一方、見直しは命に関わる問題だから、『石破らしさ』に直結してしまう。見直し内容を修正して石破カラーを出したいが、官僚とも折り合いたい。そこで出したのが、折衷案の『再検討』なのでしょう」

選挙対策より厚労省をアシスト


フリーハンドで「引き上げ」に取り組める(C)日刊ゲンダイ

 問題は再検討の中身だ。現行制度では年収700万円なら負担上限は月額8万100円。これが来年8月に11万3400円、最終的に再来年8月以降は13万8600円に膨れ上がる予定だった。再検討を経て負担増が小さくなるのか、はたまた大きくなるのか。

 予算委で早稲田氏が「縮減・削減される可能性も視野に入れて再検討するのか」と質問したが、福岡厚労相は「予断をもってお答えできない」の一点張りだった。

「政府は患者団体など関係者の意見を踏まえ、再検討の結果を今秋までに出すとしています。この『秋まで』がポイントで、少なくとも夏の参院選の後。シンプルに考えれば、再検討は世論の反発を意識した選挙対策に見えますが、むしろ石破首相は厚労省をアシストするボールを投げたのではないか。選挙後なら、厚労省も政権運営を気にせずにフリーハンドで引き上げに取り組めますからね。検討結果がどうなるか、不透明感が増しただけです」(永田町関係者)

 石破首相が再検討をブチ上げた先月28日、全国がん患者団体連合会理事長の天野慎介氏は「(再検討となった)2年目、3年目は十分な議論もなく引き上げられるのではないか」と危機感をあらわにしていた。これ以上、患者置き去りの議論は許されない。

  ◇  ◇  ◇

「高額療養費制度の見直し自体は実施させていただきたい」
 衆院予算委で立憲民主党の野田代表から「見直し凍結」の英断を迫られた石破首相は、開口一番、こう答弁。今年8月からの負担上限の引き上げを予定通り実施すると宣言した。がん・難病患者をなおざりにした結果、非難ゴウゴウの事態を招いているのに、それでも引き上げ強行とは血も涙もない。●関連記事【もっと読む】『石破政権どこまで冷血 高額療養費引き上げ「予定通り」強行…患者団体や野党が求める「凍結」突っぱねる』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?(日刊ゲンダイ)

維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/368574
2025/03/05 日刊ゲンダイ


ゆ党というより“下駄の雪”に…(C)日刊ゲンダイ

「ゆ党」の本領発揮だ。

 新年度予算案が4日、衆院本会議で修正された上で可決され、参院に送付された。自公に加え、高校授業料無償化などで与党と合意した日本維新の会が賛成。前原誠司共同代表は「少数与党の中、政策実現と引き換えに大局的に判断した」と神妙だったが、「果実」を得たことに内心は万々歳なのだろう。

 ところが、足元はガタガタだ。

「昨年末に吉村大阪府知事と前原さんの2代表体制となったばかりですが、内部はゴタゴタの連続です。先月末、高校無償化と引き換えに予算案に賛成する方針を固めた際、両院議員総会で柳ケ瀬裕文参院議員が反対を表明。さらに、『103万円の壁』の見直しを巡っても、会社員の課税最低限を160万円に引き上げる与党案を受け入れましたが、こちらも異論が噴出し、役員会で2人が反対に回った。柳ケ瀬さんの盟友で浪人中の音喜多駿前政調会長もSNSで強く反対。『政局以外に賛成する理由がない』と投稿し、執行部を批判しています」(維新関係者)

もはや“下駄の雪”

 かねて維新は「大阪組vs東京組」や、現執行部と馬場伸幸前代表の一派といった構図による軋轢が指摘されてきた。予算案への対応を巡るいざこざで、分裂騒動に拍車がかかりかねない状況だ。「先月末、反執行部の複数議員が馬場さんの国会事務所で面会。今後の身の振り方を協議したと囁かれている」(同前)という。

 この状況に、自民はニンマリしているに違いない。

「少数与党の中で、自民が最も恐れているのは野党が結束する展開でした。不信任案を提出されたら、野党の賛成多数で可決してしまい、石破首相は退陣か解散総選挙を迫られるからです。ところが、野党がバラバラの上、野党第2党の維新は内部崩壊の危機です。この先、維新は政府・与党に付き従うしかないでしょう。高校無償化のみならず、肝いりの大阪・関西万博でも政府の協力が必要ですからね。不信任案に賛成することもないはずです」(官邸事情通)

 もはや、「ゆ党」ですらなく“下駄の雪”――。早くも連立入りなんて展開も指摘されている。しかし、裏金自民と握る政党の未来は目に見えている。

  ◇  ◇  ◇

 維新の“東西分裂”に拍車がかかる可能性が取りざたされています。理由の一つは、松井元代表の“院政”に東京組が不信感を募らせていること。続きは、●関連記事『【もっと読む】維新は“東西分裂”へ加速必至…悲願の「高校無償化」実現にメドも、くすぶり続ける3つの火種』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 立憲・小沢氏「野党でいいんですかって聞いてごらん。玉木くんにも」(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/AST3422ZPT34UTFK014M.html?iref=pc_politics_top




ここで問題です。

玉木くんは何と答えるでしょうか?

日頃の振舞いを観察していれば容易に正解を得ますよ。


しばらく閑話をとして休題し、ただし正話をいわんや。



「野党でいいんですか?」と言われて、

それに対して、「政権を取りに行く!」と返されても・・・

実情は「夢中説夢」が如し。

野党が政権を取るとすれば、それは「野党連立政権」にならざるを得ない。

枝野氏あたりが「立憲民主党の単独政権を目指す」と言うが、勇気を奮って現実を直視すれば「夢のまた夢」。

国民は、その「野党連立政権」がどんなものかを未だ知らない。

当の野党すら知らない。

あったとしても「同床異夢」。

「野党連立政権」がどんなもので、それによって日本の社会はどう変わるのか、今は誰も知らないし、分からない。

「野党連立政権」のビジョンがない故だが、そのビジョンを語る人物も現れない。

「現実路線」などという、概ね「現状維持」がビジョンというなら、政権交代する意味すら見失う。

即ち国民に訴えるに足る「政権構想」なるものが無いのだ。

未だ、野党には政権を担う準備が出来ていないと言うしかない。


ということで、ここしばらくは、

国民が見る夢は、そのまま「役夫之夢」。

願わくは、野党の諸氏が「如夢初醒」たらんことを。

そして「夙夜夢寐」に「国民の生活が第一」を思わん。






以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党・小沢一郎総合選挙対策本部長代行(発言録)

 今の状況では野党はまとまらないな。(2025年度当初予算案への対応でも)みんな自分のことばっかり。欲望をそのままさらけ出したなら、まとまるわけがない。

 (与党を過半数割れに追い込んだ昨秋の)衆院選から2〜3日間で、まとめなくてはいけなかった。自分の内閣を作れば、自公に頭下げて(政策実現を)頼み込むことはなかった。どうしてそういう発想にならなかったのか、本当に不思議なんだよ。「もう野党でいいんですか」って聞いてごらん。(国民民主党代表の)玉木雄一郎くんにも。

 大人に子どもがあめ玉をねだるようなことをやっていたら、いつまでたっても(55年体制下で政権をとらなかった)社会党じゃないか。もっと、でっかくさ。天下を包み取らなきゃ。(記者会見で)


記事の転載はここまで。



「華胥之夢」に現れて言う。

「野党がいいんです。だってェ〜、欲望をそのままさらけ出して、不倫がバレても3か月も休養させて貰えるんだから・・・。」

「自分のことばっかでも、何千万もの歳費も貰えて、いつまでたっても国会議員辞められないっす。」


若い肉体に「無我夢中」になり、「巫山之夢」「楚夢雨雲」の快楽を貪る。

このままでは「酔生夢死」は避けられまい。


「浮生若夢」かな。


せっかくの人生、「もっとでっかく」。

小沢氏が檄を飛ばす。

目指すべきは「天下布武」と。











http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/726.html
記事 [政治・選挙・NHK296] 財務省支配の何が問題なのか(植草一秀の『知られざる真実』)
財務省支配の何が問題なのか
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-1723a2.html
2025年3月 5日 植草一秀の『知られざる真実』

財務省に対する批判が再び高まっている。

財務省の罪は重い。

日本を歪めている中核に財務省が位置する。

霞が関で最大の権力を有する二つの官僚機構がある。

財務省と法務省。

カネを中心に強大な権力を有するのが財務省。

個人を犯罪人に仕立て上げるか否かに強大な権力を有するのが法務省。

両者の解体的な出直しが必要不可欠である。

『ガーベラの風』は日本政治刷新を目指す市民運動。

政治の基本方向を「戦争と弱肉強食」から「平和と共生」に刷新することを目指す。

政治刷新には政権刷新が不可欠。

基本政策を共有する市民と政治勢力が連帯して国会過半数議席獲得を目指す。

共有すべき基本政策は

1.平和主義堅持・平和憲法護持
2.原発廃止
3.共生の経済政策=消費税減税・廃止
4,安全・安心の食料安定確保
5.命を守る・薬害根絶

全体として、グローバル巨大資本に支配される現状を打破し、自立した国家を確立する。

政策基軸・超党派・主権者主導で日本政治刷新を目指す。

参院選に向けて5月29日(木)に国会内でイベントを開催する予定。

詳細は予定が固まり次第、お伝えしたい。

『ガーベラの風』による動画配信を始動させた。

第1回は

「日本経済の現状、財務省の思惑とは? 植草一秀が解説」
https://www.youtube.com/watch?v=SlnzZN8-1qY

ぜひご高覧賜りたい。

財務省問題が論じられている。

昨年10月31日の総選挙で自公の与党が過半数割れに転落した。

これを実現したのは主権者である国民だ。

立民が勝利したわけでもない。

国民民主は議席を増やしたが野党第一党に躍り出た訳でもない。

しかし、自公は過半数割れに転落した。

「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず」

自民党安倍派が凋落した。

国民が生活苦にあえぐなか、安倍派議員を中心に巨額の裏金を懐に入れ続けてきたことが発覚。

総選挙で主権者は怒りの一票を投じた。

与党過半数割れを背景に、今次通常国会では大変革を引き起こすことが可能だった。

反自公勢力が連帯することで大きな変革を実現することは可能だった。

たとえば、過去4年間に実行された10兆円をはるかに超える実質増税を覆す増税分を国民に還付する減税が可能だった。

国民の命綱を冷酷に切断する〈高額療養費制度改悪〉を完全に凍結することも可能だった。

後半国会の主要テーマになる政治資金規正法改正で〈企業団体献金全面禁止〉を実現することも可能。

この三つを達成するだけでも、大きな前進だ。

これを実現することが可能な状況が生まれた。

ところが、その動きが顕在化していない。

自公が過半数割れに転落したのに、ほとんど何も変わらない。

予算案が修正されたと言うが微修正の域を出ない。

一言で言えば、財務省支配の日本政治=利権と腐敗に薄汚れた日本政治が変わらない。

それは、野党も財務省支配の利権と腐敗に薄汚れた日本政治にとっぷりと浸かっているからだ。

国民民主は選挙後に消費税減税を封殺した。

立憲民主は高額療養費制度改悪をそのまま容認した。

維新に至っては高額療養費制度改悪と表裏一体の関係にある国民医療費4兆円削減に賛成した。

これでは日本の闇は今後も続く。

残念だが、これが現状である。

気鋭の政治学者・政治思想家である白井聡氏との共著が好評販売中です。

『沈む日本 4つの大罪
経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!』
(ビジネス社)


https://x.gd/3proI

ぜひご高覧賜りたい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/727.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2025年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。