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2025年2月24日時分 〜
コメント [医療崩壊13] ロバート・ケネディJr・HHS長官 「HHS長官としての最初の6ヶ月で次のことをします」  魑魅魍魎男
14. 七対子[258] jrWRzo5x 2025年2月24日 00:02:44 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[261]
>>13
ああ、糞コミュニティノートがね。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/495.html#c14
コメント [NWO7] 安倍元首相暗殺時の新聞の見出しがすべて同じ 日本のメディアが完全に統制されている証拠  魑魅魍魎男
17. 七対子[259] jrWRzo5x 2025年2月24日 00:08:32 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[262]
>>15
>共同通信社の記事を流用してるだけです

遠い海外での事件ならともかく、国内に支局があるのだから、
国内の重大事件に関して共同通信の記事を流用することは
まずないね。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/739.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
22. わはははは[138] gu2CzYLNgs2CzQ 2025年2月24日 00:11:03 : tPUSzOPCcY : UDRRVFc2RWFoUEE=[7]
維新自体がおかしい集団。この3人が特別なわけではない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
23. [3180] iKQ 2025年2月24日 00:13:15 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3181]
 マスコミ   :   捻りつぶす
 立花     :   ありのままを伝える

 県民に 正しいことを 伝えたかった


 増山は 動機も 方法も 結果も 正しかった

 ===

 怒ったのは マスコミで 増山は マスコミの敵となった

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c23

コメント [NWO7] トランプ氏言説、マスク氏が拡散 日本にも波及した「USAID誤情報」 (毎日)  魑魅魍魎男
2. 七対子[260] jrWRzo5x 2025年2月24日 00:15:26 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[263]
NHKも毎日新聞も、USAIDとのつながりを疑われたくなかったら、
きちんと中立的な報道をすべき。

毎日、トランプの悪口ばかり報じていれば、やっぱりUSAIDから
金をもらっているんだ、と思われても仕方がない。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/737.html#c2

コメント [近代史4] イスラム教 中川隆
10. 中川隆[-7620] koaQ7Jey 2025年2月24日 00:24:23 : OBZw6XVJvQ : bUFwd3NOekk4ZVU=[1]
<■664行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
【山崎行太郎チャンネル】飯山あかりという●●女の正体を暴く。
森哲子事務所 2025/02/23
https://www.youtube.com/watch?v=ocIt9fqHSVo

【山崎行太郎チャンネル】爆笑。従米売国派=飯山あかり大批判。
森哲子事務所 2024/01/02
https://www.youtube.com/watch?v=vtQUEQBu5H0

【山崎行太郎チャンネル】飯山あかりと長谷川幸洋。ネットウヨ系文化人たちの馬鹿騒ぎ。
森哲子事務所 2024/03/27
https://www.youtube.com/watch?v=EIRLXksV7sk

【山崎行太郎チャンネル】飯山バカリンさん、お薬の時間ですよ。
森哲子事務所 2023/11/22
https://www.youtube.com/watch?v=YDtKkbZ7MPU

【山崎行太郎チャンネル】広瀬めぐみと飯山あかりについて。
森哲子事務所 2024/03/10
https://www.youtube.com/watch?v=uX8S8ZZnbV0


【日本保守党】飯山あかり氏VS百田尚樹氏&有本香氏 刑事告訴も視野!元党員が金返せ!「日本保守党 被害者の会」設立か?X(ツイッター)で呼びかけが始まる!
巫女ねこちゃんねる
https://www.youtube.com/watch?v=Ygph8augMFg

【山崎行太郎ch】《百田新党に明日はない。線香花火にもならない。》
森哲子事務所 2023/09/16
https://www.youtube.com/watch?v=y2vlVHu_rgM

【山崎行太郎チャンネル】山本太郎と百田尚樹 
森哲子事務所 2024/06/09
https://www.youtube.com/watch?v=99fReSLQsB4


▲△▽▼


2024年10月22日
飯山陽の逆襲と日本保守党の躍進
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978534.html

内紛よりも自民党を打倒すること

飯山あかり002百田尚樹 & 有本香 001

  衆院選挙を前にして、日本保守党と飯山陽が揉めている。しかし、保守派の一般国民と巷の支持者からすれば、自民党を大敗させることの方が重要に思えてしまうだろう。なぜなら、不人気の石破茂であっても、最小限の議席減であれば、石破内閣は存続し、悪夢の左翼政権が延長されるからだ。マスコミの世論調査によれば、自公は公示前の247議席から50議席くらい減らすんじゃないか、と予想されているが、もし、30議席くらいの減少なら、石破首相の続投になるかも知れないし、国民民主党か日本維新の会と連携して与党に留まる可能性だってある。それゆえ、自公が過半数(233議席)を大幅に割り、野党に転落する事態にならないと、我々は日本の凋落を食い止めることができない。

  本当に自公の連立が大敗し、予想以上の過半数割れとなれば、岸田派の議員だって青ざめるだろう。とりわけ、特定団体から支援を受けている議員だと、大口のパトロン(献金者や支持母体)から苦情が来るし、シロアリ(利権に群がる商人)どもが続々と逃げてしまうから大変だ。たとえ、野党に転落しなくても、大勢の自民党議員が落選となれば、石破内閣への怨みが増加するだろう。そうなれば、消費税アップや支那援助は頓挫しかねない。情けないけど、大量の落選候補が生じないと、自民党内部の“改革”や“反省”は無い、ということになる。だから、自民党から逃げ出す保守層や与党に不満を募らせる国民を覚醒させ、日本保守党や参政党に導かねばならない。

  しかし、日本保守党には雑多な候補者が集まり、その言動にも瑕疵があるので、国民の中には中心人物である百田尚樹代表や有本香・事務総長に疑問を抱く人もいるだろう。しかも、総選挙が始まろうとする時期に、東京15区の補欠選挙に出馬した飯山陽が日本保守党を批判し始めたから一大事。飯山氏の批判は事実に基づくし、その舌鋒も鋭いから、同党のイメージを悪くしてしまう結果になりかねない。ただ、彼女が選挙中にどれほど苦労したのかも分かるので、なぜ憤慨したのかは察しがつく。

  そもそも、日本保守党の政策や理念には“あやふや”なところが幾つかある。例えば、有本氏は「明治天皇の玄孫」という看板で儲ける竹田恒泰に賛同し、「男系男子による皇統の継承しかない!」と豪語しておきながら、保守党の候補者には「女性天皇」「女系天皇」を認める候補者がいたりするのだ。保守党の比例候補者は、NHKのアンケートに答えていたが、皇室に関する質問に対しては各人バラバラである。

  豆谷和男は「女系天皇」と「女性天皇」の両方に「反対」したが、青木崇佳と中村憲一、伊藤純子は「女系」に反対でも、「女性天皇」には賛成となっている。百田氏は「女系天皇」には「反対」したが、「女性天皇」に関しては明言せず、「無回答」を選んだ。小選挙区で出馬した河村たかし・共同代表も「女系天皇」には「反対」を選んだが、「女性天皇」の欄では「無回答」となっている。有本香と竹内唯裕はどの質問にも「無回答」となっていたので、同党に興味を抱く有権者は何となく奇妙に思えてしまうだろう。なぜ、明確に女系と女性天皇に「反対」を表明しなかったのか?

  マスコミの調査にいちいち答えない、という方針なら解るけど、一般国民の大部分はインターネット番組に詳しくないし、皆がYouTube番組の「朝8時!」や「百田尚樹チャンネル」を観ている訳じゃない。だから、どんなに面倒でも一応、アンケートには答えておくべきだ。自分の仕事以外の情報に疎い者の中には、NHKのWebページで候補者の意見を確かめる人だっているじゃないか。それに、皇統の問題で確固たる見解を持つ有本氏なら、堂々と「反対」を表明するはずだ。それなのに、「空欄」にするなんておかしいじゃないか。

服部徹 アンケート回答 皇室 初回回答服部徹 アンケート回答
(左 : 服部氏が「最初」に選んだ回答 / 右 : 「訂正」後の回答 )

  もっと怪しいのは、服部徹という「減税日本」から抜擢された候補者である。服部氏は当初、「女系天皇」と「女性天皇」に「賛成」を表明していたが、これが「X」で話題になると急にNHKへ回答の“訂正”を申し出た。同党の広沢一郎・候補も「マズい!」と思ったのか、迅速に「X」上で“事情”を説明し、服部氏がスマートアォンで回答した際、「画面が小さかったから入力ミスをしてしまった」という弁解を述べていた。しかし、この釈明でどれだけの人が納得したのか分からない。聡明な国民なら「服部氏は本音をバラしてしまったんじゃないか? ただ、事前に党本部の検閲や指導が無かったからボロが出たんだろう」と勘ぐるはずだ。もし、“入力ミス”が本当なら、これくらいの簡単な操作をできないお爺ちゃんとなるから、「なぜ出馬となるんだ?」と疑問視されてしまうだろう。飯山氏は日本保守党の“知られざる人選方法”を批判していたが、これなら一般国民も「裏で何かあるんじゃないか?」と怪しむ。

  飯山氏が党の比例名簿から外され、完全に“干された”と憤慨する気持ちは理解できる。だが、百田氏と有本氏の狙いは“当選者”を増やして国政政党になることだから、最初から飯山氏を議員にするつもりは無かったのかも知れない。つまり、飯山氏は日本保守党を世間にアピールするための“宣伝モデル”で、大勢の観客を惹きつける“人寄せパンダ”に過ぎなかった、という訳だ。表現が悪くなるけど、飯山氏は当初から「捨て駒」として利用され、役割を果たしたから「用無し」と見なされたのだろう。

  しかし、補選で落ちたから支部長を辞め、党の中枢部に居坐らなかった飯山氏も悪い。もし、政治家を目指すなら、引き続き“どぶ板活動”に精を出し、比例名簿の1位を目指すべきだった。そもそも、支持母体が無い新人候補が15区で出馬する訳だから、飯山氏は落選を覚悟したはずだ。多少なりとも政治の世界和知っていれば、百田氏の依頼を引き受けた時、落選した場合にどう対処すべきかを考えておくべきだった。だから、仮に落選しても「次の衆院選で東京比例の1位にしてくれ」と事前に確約させ、念書くらいは要求すべきじゃないかのか? 何しろ、百田氏の方から飯山氏に頭を下げて頼んできたのだのだから、飯山氏はその立場を最大限に利用することが出来たはず。引き受ける前に自分の地位を強化すべきだったのに、それをしなかったのは飯山氏の落ち度だ。

  まぁ、悪党が跋扈する政界だから仕方ないけど、イスラム教徒やアラフ社会の研究を専門にしていたのに、百田氏との交渉で有利な条件を呑ませないというのは間抜けすぎる。飯山氏は“優秀な学者”であっても、所詮、お勉強が得意なだけの“お嬢ちゃん”である。冷酷な言い方になるが、“学校秀才”が狡賢い奴らに騙された、というだけだろう。だいたい、組織票を持たない新党からの出馬なら、「宣伝モデルに担がれた」と考えるべきで、仕事上の「義理」とか「お国のため」という言葉だけで立候補を引き受けるなんて甘すぎる。自分の考えが甘かったことを反省せず、「使い捨て」にされてから憤慨し、YouTube番組で文句を垂れるというのはみっともない。百田氏が「候補者になったことでYouTubeの再生回数が増えて良かったやろう!」と言い放ったのは、たぶん彼の本音だろう。飯山氏は大衆を集めるための“撒き餌”に過ぎなかった。可哀想だけど、これが実際の政治である。

  また、「復讐番組」の中で飯山氏は、有本氏の嘘や裏の顔を述べていたが、それを選挙前に見抜けないなんて、いったい、どういう洞察力を持っていたのか? 飯山氏は中東アジアの政治やテロ事件を取り上げ、その解説を語る一方で、日本の批評家や大学教授を辛辣に批判していたが、自分が直に接した人物の“本性”を見抜けなかった。まぁ、お嬢ちゃん学者というのは、教室以外では役に立たないということだ。

怪しい政党だが自民党よりマシ

  筆者が有本氏の活動を知ったのは、『中国はチベットからパンダを盗んだ』が出版された2008年頃で、最初は「ウィグル人やチベット人の支援活動をしているジャーナリストなんだなぁ〜」という認識くらいしかなかった。今では「日本保守党」を率いる“保守派論客”となっているが、当時は「支那批判に便乗した若手の櫻井良子」といったレベルで、保守思想をしっかりと学んだ知識人とは全く思っていなかった。そもそも、ジャーナリストは世間が飛びつきそうな新ネタを詮索するだけで、その背後を鋭く剔る専門知識は持っていないのだ。よく、新聞社を辞めた論説委員が大学教授に天下るけど、彼らの講義なんて薄っぺらく、歴史や哲学の素養なんてほとんど無い。たいていは、現役時代の“自慢話”か政界の“裏話”程度である。(当ブログでは以前、「インド人の切断された手首」を取り上げ、有本氏の発言に触れたことがある。過去記事を参照。)

  飯山氏の話によれば、当初、有本氏は東京都知事選挙に出るつもりだったという。今年の初め頃、都知事の小池百合子が衆議院に舞い戻るという噂が飛び交っていた。たぶん、有本氏は空席になった都知事の椅子を狙うつもりだったのかも知れない。ただ、小池氏が衆院選を諦め、都知事の再選に舵を切ったから、有本氏の計画が狂ったのだろう。あるいは、最初から都知事選への出馬は考えておらず、単に飯山氏を担ぐための意図的な嘘だったのかも知れない。自分が補欠選挙に挑まず、飯山氏を出馬させようとする訳だから、有本氏には何らかの“言い訳”が必要となる。「落選するのが判りきっている選挙には出たくない!」というのが彼女の本音だろう。だから、煽(おだ)てに乗りやすい学者を利用し、保守党の「看板」にしたのかも知れない。

  過去と現在の発言に矛盾を抱える百田氏と有本氏は、飯山氏から批判されても“仕方ない”ところが幾つもある。例えば、百田氏はLGBTの件で日本保守党を創ったのだから、福井1区の小選挙で独自の候補者を擁立し、裏切者の稲田朋美を打倒することが急務のはずだ。もし、百田氏が病気で小選挙区に立てないのであれば、有本氏が代わりに出馬して稲田議員を落選させるしかない。そして、東京の比例代表第1位には24,264票を獲得した飯山氏が君臨する、というのが筋だろう。新人候補ながら江東区で善戦した訳だから、飯山氏をトップに据えてもおかしくはないし、彼女なら東京全域からかなりの票を集められるはずだ。補選の街頭演説で駆けつけた聴衆を取り込めるだけでも、日本保守党にとったら重要な得票数になる。

  ところが、百田氏と有本氏は小選挙区での戦いを放棄し、比例の近畿ブロックで島田洋一を立てた。これには納得できない。保守党を支援する一般党員や稲田氏に裏切られた国民は、日本保守党からの“刺客”を期待したはず。それなのに、百田氏までが比例代表に廻るなんておかしい。これでは稲田朋美に対する実質的な攻撃は無く、単に言葉だけの批判だけとなってしまうじゃないか! たぶん、有本氏は稲田朋美に勝てないと判っているから、東京の安全地帯(比例代表リスト)へ逃げ込んだのだろう。しかも、当選確率の一番高い「第1位」ときているから狡い。“使い捨て”にされた飯山氏は、無理(落選)を承知の上で補選に臨んだのにねぇ〜。

  筆者は有本氏が雑誌やチャンネル桜に登場していた頃から、彼女の根本思想や歴史観、政治への視点を信用していなかった。しかし、自民党の大敗を後押しするのであれば、有本氏の当選でも良いと思っている。もし、日本保守党から候補者が出なければ、大勢の都民が自民党に投票してしまうから、多少いかがわしくても非自民候補の方がいい。保守層の国民からすれば、「選択肢の無い選挙」は本当にコリゴリだ。「大手左翼の自民党vs万年左翼の野党」という「二者択一」なんて、「痰壺と便器のどちらを“舐めたい”か?」という質問と同じである。

参政党を意図的に無視するマスコミ

  今回の選挙戦で気になるのは、マスコミが取った日本保守党への扱いだ。通常なら、国会議員を有しない弱小新党なんて“無視”するはずなのに、読売新聞や産経新聞が議席獲得の可能性を記事にしているんだから、ちょっと意外である。確かに、有名作家の百田氏が率いる政党だから、「保守派の受け皿になるのでは?」と推測してもおかしくはないが、偏向報道のマスコミが“好意的”だと、その“裏”を知りたくなる。というのも、日本保守党の「重点政策」には“禁忌(タブー)”となっているワクチン接種に関する項目は無いし、再エネ賦課金の廃止や火力発電の推進はあっても、肝心な原発の再稼働に関する主張が無いのだ。エネルギー問題は安全保障にも絡むのに、その点を曖昧にするのは支持者に対する誤魔化しである。

  チャンネル桜や文化人放送局に出てくる著名人は、どの政党に投票するのかを明言しないが、筆者は比例代表で参政党を選ぶ。なぜなら、参政党は大々的ではないけど、一応、原発の安全性や次世代の原発技術に言及し、肯定的な政策を掲げているからだ。また、日本保守党が重要政策に加えていないワクチン問題にも触れ、勇気ある抗議の声を上げている。となれば、日本保守党よりも遙かにマシである。なるほど、保守党は比例の近畿ブロックで、ワクチン問題を取り上げる佐々木みのり医師を擁立している。だが、発言力と影響力を持つ百田氏と有本氏が、国民の健康と命にかかわる重大事項に触れていないのは奇妙だ。それに、ウクライナ支援に肩入れした有本氏は、岸田文雄と同じく、アメリカに巨額の公金を献上するつもりなのか? たぶん、ウクライナ軍が劣勢となり、ゼレンスキー大統領達の腐敗も明らかとなったから、当初、「虎ノ門ニュース」で示していた「ウクライナ頑張れ!」の姿勢を隠したいのだろう。

小坂英二(左 / 小坂英二 )
  飯山氏の暴露話を聞くと日本保守党に幻滅する人も出てしまうが、同党からは小坂英二・前荒川区議が出馬しているので、南関東ブロックに住む有権者は日本保守党を選んでもいいと思う。(もし、日本保守党が嫌なら参政党に投票すべきだ。) 荒川区議会議員だった小坂氏は、大半の議員が厭がる外国人問題を取り上げ、在日外国人への給付や治安問題に取り組んでいた。小坂氏は日本にとって貴重な政治家である。

  参政党には様々な批判が寄せられているが、実際、同党は福井1区の小選挙区に田中こはる候補を擁立したから、日本保守党よりも立派である。文化人放送局はLGBT問題で岸田内閣を激しく批判していたが、それなら稲田朋美と対決しない島田洋一よりも、稲田氏に挑戦する田中氏をもっと番組で取り上げるべきなんじゃないか? チャンネル桜だってLGBT批判を繰り返し、元兇の岸田文雄を糾弾していたから、嫉妬心を捨てて田中候補や参政党を褒めるべきだ。

神谷宗幣 00213田中こはる稲田朋美島田洋一
(左 : 神谷宗幣 / 田中こはる / 稲田朋美 / 右 : 島田洋一 )

  銭で動く弁護士だからしょうがないけど、稲田朋美は本当に恩知らずである。「日本のサッチャーになれ」と励ましてくれた渡部昇一先生が亡くなり、パトロンだった安倍晋三が暗殺されると、躊躇なく売国奴の二階俊博に乗り換えた。彼女の父親である故・椿原泰夫は立派な人物で、仲間を裏切ることもなく、「頑張れ日本全国行動委員会」の京都本部で代表を務めていたが、その娘は父親と違う。風見鶏の中年娘は、弱者の味方から暴力団の顧問に成り下がった悪徳弁護士と同じで、利益と保身のためなら平気で支持者を欺く。しかし、福井の有権者も情けない。現地の庶民も国家意識を失っているので、LGBTくらいの問題では動かない。おそらく、福井の有権者は稲田氏を再び選んでしまうだろう。

はじかのひろき(左 / 初鹿野裕樹)
  飯山氏の批判で日本保守党の本質に疑問を抱く人もいるだろうが、石破内閣が生き延びるより遙かに“マシ”なんだから、多少怪しくても保守党に投票すべきだ。参政党には百田氏のような有名人の候補者がいないから苦戦するけど、もし小選挙区で何名かが当選できれば非常に嬉しい。神奈川11区の小選挙区では、参政党から初鹿野裕樹(はじかの・ひろき)候補が出馬しているが、たぶん現地の有権者は小泉進次郎に入れてしまうだろう。思考能力が低下した大衆は、どんなに“アホ”と判っていても、四代目のバカ息子に投票してしまうのだ。「進ちゃぁぁ〜」と叫んで手を振る住民は、進次郎の政策なんかには興味が無い。人気子役に感動する視聴者と同じだ。

安藤ひろし(左 / 安藤裕)
  とにかく、もし良識派国民が日本保守党の政策と参政党の政策を比較すれば、参政党の方が上等であることは理解できるだろう。自民党の幹部にしてみたら、ワクチン問題を前面に出す参政党の方が厄介だし、地方議員の増加で地盤を固める新興政党の方が脅威と思えるからだ。しかも、参政党はウクライナ紛争に関しても批判的だし、今回は「消費税の停止」から「廃止」への路線を訴える安藤裕(あんどう・ひろし)候補が京都から出馬している。安藤氏なら河村共同代表よりも頼りになるはずだ。仮に、参政党が議席を増やして躍進すれば、自民党のみならず、日本維新の会や国民民主党も焦り始めるだろう。

  いずれにせよ、自民党の政治に痛めつけられた国民は、参政党か日本保守党に投票すべきだ。一部の国民は高市早苗議員に“期待”を抱くが、それはやがて“幻想”へと変化するはず。ちょうど、保守路線を求める国民が安倍晋三に幻滅したように、高市氏を支援すれば再び裏切られるだろう。自民党の過去を思い出せば解ると思うが、この売国政党は権力維持のためなら、宿敵である「社会党」や「新党さきがけ」とも組んだ。元々、“八百長対立”であったから、自民党と社会党が結託してもおかしくはない。既に公明党(創価学会)が自民党の有力派閥となり、離れられない腐れ縁の妾となっている。

  自民党を支持してきた「岩盤保守層」や“気まぐれな風”で動く「無党派層」が、どの政党に投票するのか判らないけど、注目すべきは「自民党がどれだけ議席を減らすのか」である。まともな有権者が覚悟を決めて自民党の“歴史的惨敗”を導き出せば、少しは日本の政治が良くなるかも知れないぞ。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978534.html


2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、 東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html


▲△▽▼


鴻上尚史氏出演!『学生運動とはなんだったのか?』(2024年5月23日生放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=OFmrzuDm-Xo&t=322s

学生運動末期の1972年に早稲田大学で起きた学生のリンチ殺害事件を題材にしたドキュメンタリー映画『ゲバルトの杜 〜彼は早稲田で死んだ〜』を紹介しながら、学生運動とはなんだったのか?を、その功罪両面から考えます。

また、映画の中で問題提起されている“正しい暴力はあるのか?”についても語り合いと思っています。

ゲストはこの映画の劇パートの脚本・演出を担当した鴻上尚史さん。
本作の監督・代島治彦さんも出演の予定です。

■参考テキスト:映画『ゲバルトの杜 〜彼は早稲田で死んだ〜』http://gewalt-no-mori.com/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/220.html#c10

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
15. T80BVM[1302] VIJXgk9CVk0 2025年2月24日 00:24:23 : hf08vC5w4M : aDgzZzR5OUM1NFk=[7]
まーた「軍事侵攻大好きくん」が来てるよw
マイダンクーデターを知らないのか、知っててしらんふりをしてるのか
もしかして、昔懐かしいダイナモなのかwww
どうあれ、ウクソナチス陣営の旗色が悪くなると、パヨチンが動き出すのはお約束といえるw

まあ、国際刑事裁判所は、ダメリカもロシアも加盟していないから残念だろうねw
そういやハニーさんだが、プーチン閣下との会談をサウジでやることを要求して断られたが、〇さずとも逮捕させようとしたのだろう
やだねー、こすっからいねえ、ムリ筋だねえ、ハニーさんw
まあしょうがないね、ハニーさんはバリバリのシオニストだもの

まああれだ
国際刑事裁判所とやらが指名手配とか逮捕すべきは、タヴィストック研究所出身でニセユダヤ人のヤク中小僧・全裸スキーだろう
ヤツは、大統領の任期が切れて9か月も経つのに選挙をしない、兵員不足を補うために街中で誘拐をする、ワイロを使った徴兵逃れが横行している、老人や女性や障〇者を最前線に送る、ウクソナチス兵による無辜の攻撃や市民への暴行・レイプ・殺害、原発施設やIAEA職員への攻撃・・・などなど、気が狂ってるとしか言いようがない
バイデン親子もヤク中小僧と同じといえるだろう

そんな感じで>>13よ、お大事になwww

以上です
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c15

コメント [NWO7] トランプ大統領 支持率45% 就任時と同水準「支持しない」51% (NHK)  魑魅魍魎男
11. 七対子[261] jrWRzo5x 2025年2月24日 00:24:42 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[264]
>>10
いや、不正を暴き無駄を省くトランプ政権が米国民にしっかり
支持されていることを確認することはとても大切だよ。

奴らはなんとかトランプを貶めようと必死で、
嘘でも平気で報道するからね。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/745.html#c11

コメント [NWO7] オバマ元米大統領の出生証明書は偽物と判明 (FOX 10 / トッポ訳)  魑魅魍魎男
7. 七対子[262] jrWRzo5x 2025年2月24日 00:28:56 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[265]
>>1
うん。
でも、さすがに百合子ちゃんの股間にはオチ●●ンは
ぶら下がっていないだろう。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/742.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK296]
1. 赤かぶ[237694] kNSCqYLU 2025年2月24日 00:33:31 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2793]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK296] 組織腐敗を警告した県民局長(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
48. 夜盗虫[1974] lumTkJKO 2025年2月24日 00:38:08 : jNNOwMrBxQ : NHc3T1RWeC52SGc=[3]
百条委員会は、渡瀬県民局長は公益通報者で公益通報者保護法の適用を受けると言っていた。それにオールドメディアも追随。

通報者の秘匿性を保護しようとしている仕組みが公益通報者保護法の趣旨であるにもかかわらず、百条委員会は渡瀬県民局長に対して7月19日の委員会に出頭を命じている。

これは異なことである。

もし、百条委員会が渡瀬を公益通報者として扱うなら委員会に出頭を命ずるべきでなかった。

それを承知で出頭を命じたのなら、公益通報者としては扱っていなかったことになる。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/669.html#c48

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
24. ノーサイド[3904] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 00:41:22 : zXvPVi4iEA : RkFVOC83aDRpZmM=[1]

今度の兵庫県の一件は日本の「ディープステート」の存在を明らかにした。
オールドメディアが問題をできるだけ矮小化しようと必死になっているのを見れば分かる。
また政治的左派もディープステートの構成要員であることも明らかになった。
  

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c24
コメント [戦争b25] 重大なゼレンスキーの戦争責任(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
59. воробей[952] hHKEgISChICEcYR1hHo 2025年2月24日 00:44:54 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[429]
>>58
>犠牲者はロシア系住民だけでなくウクライナ系住民の多くも犠牲になっつているとウクライナは主張

あの地域に住む人々は明らかにロシア語話者、ロシア系住民です。
2022年ロシア軍に解放されたマリウポリでもクーデター政権の弾圧を恐れてロシア語話者ロシア系住民である事を隠し息をひそめて生きてきた人達が圧倒的多数派。
だからこそ卑劣極まるバンデルログ(バンデーラ主義者)は、彼等を「人間の盾」として利用し、避難を試みた人々を平然と射殺したのです。
あのロシア軍産科医攻撃とされる事件で有名になったマリアンナ・ビシェミルスカヤさんも現在、自らの意志でドネツク人民共和国に住んでいます。
バンデロスタン(クーデター政権)の主張は、あまりにも無理があり過ぎると思いますね。

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/886.html#c59

コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
37. ソーカは天魔[121] g1yBW4NKgs2TVpaC 2025年2月24日 00:49:10 : SIZhnN7CKU : UzVlaDQ0ejNUa28=[193]
>>33
いつもデマカセばかり書いてるチミに論証なんて無理だろうよ。
揚げ足取られて悔しいかい?
でも「ノータリン君のツラに小便」と揶揄されるくらいだからねえw
またしつこく現れるんだろうな。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c37
コメント [政治・選挙・NHK296] トランプ老大統領にベッタベタの属従外交は「下の下」策だ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
19. ソーカは天魔[122] g1yBW4NKgs2TVpaC 2025年2月24日 00:54:23 : SIZhnN7CKU : UzVlaDQ0ejNUa28=[194]
安倍でんでんの靴ナメ外交は国辱ものだった。
石破も同じと言うことか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/666.html#c19
コメント [NWO7] トランプ大統領 支持率45% 就任時と同水準「支持しない」51% (NHK)  魑魅魍魎男
12. 七対子[263] jrWRzo5x 2025年2月24日 01:08:42 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[266]
<△20行くらい>
反トランプの偏向調査による結果であり、全く信用できない。
マスゴミは、何とかトランプを貶めようと必死。

「トランプ大統領の支持率が不支持率を下回る…米世論調査、マスク氏への反発も」
(読売 2025/2/23)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250223-OYT1T50048/

 【ワシントン=淵上隆悠、阿部真司】米国のトランプ大統領の支持率が低下傾向にある。2月中旬の一部世論調査では、支持率が不支持率を下回った。官僚機構改革や物価高への反感が要因だ。トランプ氏に批判的なメディアは、国民が就任直後の大統領を温かく見守る「ハネムーン期間」が早くも終わりを迎えたと主張している。

 ロイター通信が2月13〜18日に行った調査でのトランプ氏の支持率は44%で、不支持率の51%を7ポイント下回った。トランプ氏が就任した直後に行った調査での支持率は47%で、不支持率の41%を6ポイント上回っていたため、この1か月で支持と不支持が逆転した。

 ワシントン・ポスト紙は20日、トランプ氏の不支持率が51%だった自社の調査に加え、ロイターやCNNなどの調査でも不支持率の方が高いと指摘し、「トランプ氏が享受していたハネムーン効果は失われつつある」と指摘した。  (以下略)

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/745.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK296]
49. 夜盗虫[1975] lumTkJKO 2025年2月24日 01:09:41 : jNNOwMrBxQ : NHc3T1RWeC52SGc=[4]
さらに竹内氏が告発者(公益通報者とされる)渡瀬氏の名前を自身のブログで暴露してしまった。

公益通報者を保護する義務があるなら死んでもなおその名を明かしてはいけなかった。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/669.html#c49

コメント [政治・選挙・NHK296] これぞ下劣な維新クオリティー…百条委メンバーの兵庫県議2人が「誹謗中傷」に関与も「除名にあたらない」と幹事長(日刊ゲンダ… 赤かぶ
38. evilspys[1077] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2025年2月24日 01:18:52 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[18056]
兵庫百条委の文書・音声提供問題で維新県議が会見、一人離党 - 2025.02.23
時事ぽぽんぷぐにゃん
2025/02/23
https://www.youtube.com/watch?v=uHfMzGIVhIA
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/665.html#c38
コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
25. 氷島[2089] lViThw 2025年2月24日 02:11:49 : EEm7o7d9V6 :TOR ZGV4dlI4Tk5SQUk=[3]
では増山誠氏の言い分も聞いてみましょう。

増山誠氏
https://www.youtube.com/live/4HUOrSuGN_Q?si=nRF2H8tCfapAheM2&t=3957
⇒《秘密会に賛成したのは、偏向報道がひどいなと感じておりました。これ以上偏向報道が過熱するというのを懸念して非公開に賛成をしたんですね。…しかし、新たな重大な事実が(秘密会で)証言されたことで、やはりこれは、県民の皆様が知るべき、公益に資する情報であったと感じたので、情報提供したということ…そのあと県民の皆様にすべての情報を開示しておくべきだったなと感じております》

時系列を正しく見なきゃダメ。
結果から過去を見ると、矛盾しているように見えることもあるということ。

自民党のような古いパターナルな政治家や報道陣は「由らしむべし知らしむべからず」だが、新しい政治スタイルは「知らしむべし 選挙の際の判断材料はとにかく先に知らしむべし」だ。
選挙後に細かい情報が出てくる選挙特番とかクソだろ。「投票の前に教えろよ…」て思うでしょ。

増山誠氏は正しい判断をしたと思う。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
2. しんのすけ99[3207] grWC8YLMgreCr4JYglg 2025年2月24日 02:43:41 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[4126]
情報を提出したのが誰であろうと、選挙が終わった途端 「嘘ついてました」 と白状しているのだから
虚偽の情報である事は 初めから判っていた事であろう それを理解しながら拡散して扇動した事は立花も
立花の嘘を真に受けた犬猫野菜どもも 同罪であり万死に値する

要するに 「面白ければそれでいい」 と言う事 情報の真偽なんてどうでも良いのだあの連中は
それが 自称ニューメディア民と言う連中です マスコミなんて信用できるかとのぼせ上っている割には
都合が良ければ どんな胡散臭い輩の情報でも簡単に飛びつく 本末転倒と言う言葉が理解できない
だから 立花ですら 犬や猫と一緒だと馬鹿にするんですあの連中を

◆ 立花が胡散臭いなんてのは、そうとう前から判っていた事ではないか ◆


要するに 出所の分からない胡散臭い情報を、簡単に真に受けて拡散させる こういう馬鹿どもが
もっとも悪辣であり罪深いと言う事 その虚偽情報を誰が発したかは 大した問題ではないのだ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c2

コメント [NWO7] イーロン・マスクの父、エロル・マスク氏 「クリントン家の関与する死者数はおよそ130人に上る」 (トッポ訳)  魑魅魍魎男
3. 七対子[264] jrWRzo5x 2025年2月24日 02:52:55 : 9xb1xjepDE : S3RqOEg3SzAuNUE=[267]
https://x.com/Tamama0306/status/1766859488324460792
(タマホイ) 動画 5分43秒

ハイチを破壊したクリントン一家 「クリントン一家は災害時のハイチへの莫大な寄付金を管理し、ハイチの石油や金鉱、資源を支配し、アメリカから米を輸入させるために自給自足できていたハイチの米を破壊した」

クリントン一家は友人のふりをしてハイチを破壊している 相手が敵だとわかっていれば身を守るのは簡単だが、あいつらは友人のふりをする

災害の際にはハイチに世界中から寄付があった その寄付金を管理していたのはビル・クリントンだ 莫大な寄付金がありながら、まだハイチの人々はテントで暮らしている

クリントン一家が握っているのはお金だけではない 石油や金鉱、資源を握っている 誰が金を管理しているのか? ヒラリーの弟、トニー・ロダムだ

ハイチはかつて米を自給していた 海外から買う必要はなかった ビル・クリントンがそれを破壊し、彼の弟がアーカンソー州の米を売ることができるようになった

クリントン一家は誰も助けていない みんなのお金や資源を盗んで自分たちが豊かになっているだけだ

9:11 AM Mar 10, 2024

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/736.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK296] 組織腐敗を警告した県民局長(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
50. 氷島[2090] lViThw 2025年2月24日 03:06:52 : Vmwq8un0us :TOR OUc4c3YzQ2NRNWs=[15]
この話題は民主主義の政治体制の勉強になるね。

「不倫」という発言したら、公務員法違反にならないのか?
片山安孝氏
https://www.youtube.com/live/dk6G896LhPw?si=B4k1RJp-JspDwlbN&t=986
⇒《私の場合は地方公務員法の適用外になってます。特別職でございますんで》

「特別職」と「一般職」の違いは、「政治的活動の自由」があげられる。特別職は政治活動ができる。一般職は勤務時間中の政治活動ができない。
特別職は公人色が強い。したがってプライバシーの保護にも制限がかかる。
では、特別職なみに勤務時間中に政治活動をした一般職の職員のプライバシーにも制限をかけるべきではないか?
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/669.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK296]
3. 赤かぶ[237695] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:28:16 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2794]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296]
4. 赤かぶ[237696] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:31:02 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2795]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK296]
5. 赤かぶ[237697] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:32:32 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2796]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK296]
6. 赤かぶ[237698] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:33:27 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2797]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK296]
7. 赤かぶ[237699] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:35:24 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2798]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK296]
8. 赤かぶ[237700] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:37:10 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2799]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK296]
9. 赤かぶ[237701] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:38:09 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2800]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK296]
10. 赤かぶ[237702] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:40:37 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2801]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK296]
11. 赤かぶ[237703] kNSCqYLU 2025年2月24日 03:44:21 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2802]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
12. わはははは[139] gu2CzYLNgs2CzQ 2025年2月24日 03:55:50 : tPUSzOPCcY : UDRRVFc2RWFoUEE=[8]
ネットの情報はほぼフェイクと見ていい。維新に踊らされた兵庫県民の民度の低さが際立つ。オールドメディアがどうのこうのとのたまうネットのバカウヨ達。バカはフェイクまみれの自分達をニューメディアとでも思っているのだろうか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK296] 組織腐敗を警告した県民局長(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
51. ノーサイド[3905] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 04:25:18 : zXvPVi4iEA : RkFVOC83aDRpZmM=[2]

だから、元県民局長の処分理由である公用パソコン不正使用の証拠となる「不倫日記」などのファイルの存在提示まではプライバシー保護の適用外。
プライバシー保護に当たるのはそのファイルの中身に当たる部分なのだよ。
  
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/669.html#c51
コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
26. ハイハイ。[465] g26DQ4Nug0OBQg 2025年2月24日 04:38:06 : rz0aL5gdFM : dDRlcjRMa2pPR0U=[1]
なんだよ、記者会見でも、仲間内嘘記者のやらせ質問かよ。

それも、ちょっと調べればすぐわかる嘘記者を出す。

維新とか、旧安倍派とか、ウヨはこんなのばっか。

「県民の意見」とか言いつつ、ほとんどは統一教会とか、元街宣右翼とか、バイトやーさんの「声」じゃねえのか?

で、誹謗中傷・暴言・自宅前に不審な車・無言電話・空チャイム・嘘注文などなど、

脅迫・いやがらせ・いじめを繰り返す。

で、これがいやだから大人しくなってしまう政治家や役人も多いだろう。

こういうのを放置することが民主主義の危機だし、ファシズムだ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
27. この糞馬鹿野郎![15] grGCzJWzlG6OrZbsmFmBSQ 2025年2月24日 04:43:32 : WCbjvasrGM : WHpWWlA4bGVtZXc=[1]
 
>秘密会に賛成したのは、偏向報道がひどいなと感じておりました。これ以上偏向報道……

お前が一番ヒドイ。
お前が一番偏向報道したんだろう。
秘密会で盗人録音して、怪情報をリークさせたお前が一番の偏向報道だよ。
判事が尋問中の情報を流出させるってどういうことだよ、バカヤロー!

片山の証言の信憑性を検証するための秘密会だったろうが、竹内はお前の同門先輩だろうが。卑劣な手口で先輩をハメて死に追いやってよく言うぜ。バカヤロー!
 
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
13. ノーサイド[3906] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 05:03:04 : zXvPVi4iEA : RkFVOC83aDRpZmM=[3]

斉藤知事をディスる目的の怪文書を公益通報と言い、県政の腐敗を公に知らせる試みを情報漏洩と言う。

兵庫県議会の頭の中は天地が逆さまなのだ。(大笑)

   
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c13

記事 [医療崩壊13] 論文 「COVID-19 mRNAワクチンの経胎盤移行: ワクチン接種後の胎盤、母体、および臍帯血分析から得られたエビデンス」 
https://x.com/fseiichizb4/status/1893651573584376026
(福田 世一@小倉台福田医院) 動画 2分1秒
2024.2.23鹿先生
ヒトでコロナmRNAワクチンが胎盤通過することを証明する論文でた(AJOG 2024.6)
母体側のコロナmRNAワクチンが胎児に移行するだけでなく、
胎盤でスパイク蛋白が形成され胎児に移行する

コメ: すでにヒトでコロナmRNAワクチンが胎盤透過することがわかってる https://ajog.org/article/S0002-9378(24)00063-2/abstract
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43438064

(元動画)

「RNAワクチンか゛胎盤を透過して胎児へ行くという論文」 
(JPSikaDoctor 動画 9分14秒  2024/2/22)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43438064

(論文)

「Transplacental transmission of the COVID-19 vaccine messenger RNA:
evidence from placental, maternal, and cord blood analyses postvaccination」
(Xinhua Lin, et al. American Journal of Obstetrics Gynecology)
https://ajog.org/article/S0002-9378(24)00063-2/abstract

---------------------------------------------------------------

https://x.com/MNHR_Labo/status/1893497572838515016
(森田洋之@医師・community Dr./医療経済ジャーナリスト)
速報 - 査読済み研究により、mRNA 注射が胎盤を通過して胎児に到達することが確認される

コロナワクチンの筋肉注射は 1 時間以内に胎盤を通過し、胎児の臓器に蓄積し、
スパイクタンパク質に変換され、出生後も胎児組織に残ります。

この研究は、mRNA 注射が胎盤を通過して胎児に直接到達することを
初めて生体内で確認するものです。
また、これらの遺伝子注射が妊婦と胎児になぜそれほど深刻なリスクをもたらすのかを
説明するのにも役立ちます。

「妊娠中のCOVID-19ワクチン接種は安全かつ効果的」としている
現在のCDCガイドラインは、直ちに撤回されるべきです。
私たちの規制当局は、将来の世代に重大な害を与えました。
母親への注射によるmRNAの胎児への広範な摂取は、
人間の発達と免疫機能に未知の、そして潜在的に壊滅的な結果をもたらします。
子宮内曝露の長期的リスクは未だ研究されていませんが、
これらの実験的な注射は、十分な安全性データがないまま
妊婦に無謀に押し付けられました。
https://x.com/NicHulscher/status/1892357459198566534
7:06 PM Feb 22, 2025

-------(引用ここまで)--------------------------------------

次々に、コロナワクチンが極めて有害であるという証拠が見つかっています。

妊婦や胎児には問題がないと接種を推進した厚労省や御用医師は
どう責任を取るのでしょうか?

(関連情報)

「COVIDワクチンmRNAは妊娠中にワクチン接種を受けた女性の胎盤と乳児に
『全身に広がる』可能性 (Epoch Times)」 (拙稿 2024/2/21)
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/266.html

「ライアン・コール博士 『胎盤が石灰化、スパイクたんぱくを検出、
抗体があり過剰な炎症が起きている』 (Ask Dr. Drew / タマホイ訳)」 (拙稿 2022/12/12)
http://www.asyura2.com/22/iryo10/msg/359.html

「James Thorp博士の講演 『接種後の妊婦の胎盤超音波画像 胎盤の石灰化 羊水量の減少』(Naomi Wolf / 連新社訳)」 (拙稿 2022/10/16)
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/888.html

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/501.html
コメント [政治・選挙・NHK296]
14. 阿部史郎[1527] iKKVlI5qmFk 2025年2月24日 05:29:52 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[590]
【狂気】石破内閣、ワクチンや治療薬の研究開発のために健康な人に病原体を感染させる『ヒトチャレンジ』導入を検討 “人体実験”の合法化を目論む

https://rapt-plusalpha.com/119565/

この政府の方針を受け、「馬鹿なんじゃないの。人体実験だよそれ」「『人体実験』は聞こえが悪いので『ヒトチャレンジ試験』と呼び方を変えただけだ。 導入必要? いや不要だね」「人体実験の必要はない! いまの政府は狂ってるな、岸破は日本人を人間と思っていないのだろう」「ネーミングが広告代理店にたんまり金が落ちてる感満載  政府が調査でなく、政府を調査すべき」といった批判が殺到しています。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c14

記事 [国際35] CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた(櫻井ジャーナル)
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/
2025.02.23 櫻井ジャーナル

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。

**********************************************

​Sakurai’s Substack​】

http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html

コメント [国際35]
1. 赤かぶ[237704] kNSCqYLU 2025年2月24日 05:37:03 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2803]


http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c1
コメント [国際35]
2. 赤かぶ[237705] kNSCqYLU 2025年2月24日 05:37:55 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2804]


http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
28. ハイハイ。[466] g26DQ4Nug0OBQg 2025年2月24日 05:38:12 : rz0aL5gdFM : dDRlcjRMa2pPR0U=[2]
万博一つとっても、てめえらこそ、守旧利権勢力だろうが。

今までも、万博を中止ないし、規模縮小の意見は沢山出ていたし、引き返すチャンスはいくらでもあった。

しかし、何の利権か圧力かは知らないが、旧陸軍よろしく、絶対引き返さない。

で、赤字の山で大損するのが、大阪府民、市民、国民だ。

片山副知事とか、旧陸軍の将官みたいな言動・風体だろうが。

残念ながら、特に関西には、こういう連中に喝采するバカが多いようだ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c28

コメント [国際35]
3. 赤かぶ[237706] kNSCqYLU 2025年2月24日 05:41:42 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2805]


http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c3
コメント [国際35]
4. 赤かぶ[237707] kNSCqYLU 2025年2月24日 05:43:05 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2806]


http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
15. ハイハイ。[467] g26DQ4Nug0OBQg 2025年2月24日 05:47:36 : rz0aL5gdFM : dDRlcjRMa2pPR0U=[3]
まず、怪文書を書いたのは片山でほぼ間違いないな。

問題は、奴がそこまで斎藤擁護と公益通報潰しに躍起になった動機だ。

やはり優勝パレードの、キックバック疑惑潰しがその動機としか考えられんな。

あ奴は、あの疑惑のど真ん中にいる男だからな。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
16. この糞馬鹿野郎![16] grGCzJWzlG6OrZbsmFmBSQ 2025年2月24日 05:52:21 : Lc8Tf80vEQ : OVYyRE5FdHREVVU=[1]
 
 怪情報の製造機 〈片山)
 怪情報の運び屋 増山、岸口、A
 怪情報の拡声機 立花

手口が余りにも悪ど過ぎるので
極刑または終身公民権停止を望みたい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
17. この糞馬鹿野郎![17] grGCzJWzlG6OrZbsmFmBSQ 2025年2月24日 06:11:14 : Lc8Tf80vEQ : OVYyRE5FdHREVVU=[2]
 
経緯の時系列情報、タイムリーな切込み質問…… 報道特集 GJ!

おそらく表題のファイナル・アンサーへのカギはこれであろう
 ↓↓
「取材はお断りをしております」
 


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c17

コメント [戦争b25] 重大なゼレンスキーの戦争責任(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
60. 天元[899] k1aMsw 2025年2月24日 06:17:43 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1322]
NO59さんへ

マイダン革命の当時の大統領がロシアより政策を実現しようとしていた事に対するウクライナ住民の反対を示した行動とみています。当時の米国の何らかの関与があったとの事ですが。

盛り上がったウクライナ住民の犠牲を覚悟の行動がなければ実現は不可能ではないかと。学生を含む多くの住民の行動なしでは革命は不可能ではないでしょうか。当時のウクライナ住民の声でもあります。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/886.html#c60

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
16. 南天棒[21] k@yTVpZf 2025年2月24日 06:35:53 : DoIU92i8vg : aVFlRG1HMkE3TnM=[21]

選挙を経ていなくとも

堂々と大統領を気取り、

和平交渉のテーブルに

呼ばれないことに腹を立てていた

ゼレンスキー。

----

ところが、ウクライナにとっては

無条件降伏となる様相 &

支援金の行方まで詮索されると、

一転、俺は当事者じゃないとばかりに

大統領を辞任すると表明し

遁走を決め込んでいる。

米露主導で戦争終結となっては、

もはやゼレンスキーはウクライナに安住する

居場所はない。

どこに逃げるか、誰が匿うかで

どこの誰に雇われたエージェントであったか

ゼレンスキーなる者の出自が知れる。

----

忠実なエージェントとして、

ネオコン連中の戦争経済の草刈り場に

ウクライナを提供し

全世界に代理戦争を

呼びかけた稀代のトリックスターが

ゼレンスキーの評価として相場である。

演劇の役所としてはスカラムーシュ。

その演技力だけは評価に値する。


----



http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c16

コメント [カルト50] トランプ大統領令強化の意味すること(独裁者への道を進むトランプ) イワツバメ
17. イワツバメはクソです[3] g0ODj4Njg2@DgYLNg06DXILFgrc 2025年2月24日 07:02:20 : GviAdfPsV6 : c0pYOHgvWmNqMjY=[88]
ウクライナ拠出(金)の半分は米民主党にキックバックされ僅かだがセレンスキーの懐に流れた。
セレンスキーに関してはスイスの別荘などで証拠を掴まれてる。
その脅しが効いてセレンスキー大統領はトランプ大統領に従わざる得ない状況に。

💡トランプにチャネリングした笑
プーチンにとっていい条件で戦争を終わらせるだろう。恐らく今年のクリスマス辺り。
翌年ノーベル平和賞をとる予定。
ガザは、リゾート地にしたいと思ってる。


http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/285.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
29. [3181] iKQ 2025年2月24日 07:23:43 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3182]

 増山  :   真の功労者

 立花  :   増山の お手伝い

 県民  :   正しい判断が可能になった

 

 真の悪人:    クーデターを 立案 実行 クーデターを隠蔽

 
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c29

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
17. カレー王子[314] g0qDjIFbiaSOcQ 2025年2月24日 07:32:02 : Lvtb1KEnYw : bmZ3YXNDdG5lMTY=[1]
ゴミウリやフジよりもNHK朝日
の方が必死に洗脳に加担しとる
感じを受ける。朝日は成り立ち
から洗脳教育が任務だったしな。
大本営テレビは完全終了の存在。

NHKの酷い嘘を見せられるより
元ウクライナ大使の馬淵さんの
発信聞く方がマシと思っちゃう。

ゼレンスキーNATOの行く末を
静かに見届けてあげましょう。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c17

コメント [カルト50] なんで日本に米農務省の事務所があるんだ⁉まさか日本の農水省に指示を出してるのか⁉農水省はただのお飾りか⁉ イワツバメ
11. ゴールデンパヨク[3] g1OBW4OLg2aDk4Nwg4iDTg 2025年2月24日 07:32:57 : GviAdfPsV6 : c0pYOHgvWmNqMjY=[89]
綺麗事ばかりで考えたら日本の食の文化を守れ的な感じだが
実際現実世界はどうよ?
米は高い、マグロは高い、野菜も高い、国産牛肉はクソ高い、

国産のクソ高い食い物を買わされてる庶民からしたらもっと外国産を入れろと
言いてぇ。
アメリカ産牛肉の関税をとっぱらえば毎日スキヤキが食えるのにw

バターはワザと大量生産しないで価格を一定に抑えてる余った牛乳を捨ててる現実。
またロシアから魚介を迂回なり輸入すれば良いのにわざわざバカ高い漁業権を買って北海道の猟師に取りに行かせテル、漁業従事者を守る目的しかし魚業権に掛かった費用は食品に上乗せされ庶民が払わされてる。
因みにこの利権は前鈴木財務大臣の利権。


農水は自民党の票田、小作人は苦労してる話しを聴くが儲けてる連中は自民党に沢山献金して公金投入してもらって私服を肥やしてる。
この悪しき流れを打ち壊してくれるのは、外国の助けが必要とおもう。

http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/286.html#c11

コメント [国際35]
5. 阿部史郎[1528] iKKVlI5qmFk 2025年2月24日 07:37:52 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[591]
【宇宙空間は存在しない】トヨタ自動車、堀江貴文の宇宙開発ベンチャーに約70億円を出資
https://rapt-plusalpha.com/117396/


しかし、これまで何度述べてきましたように、宇宙空間は存在しないことが既に明らかになっているため、ロケット産業に投じられる巨額予算の使途は全く不透明だと言っても過言ではありません。

宇宙詐欺の実態が全て明らかにされ、真実の情報だけが拡散される健全な社会となりますことを心から祈ります。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
18. [3182] iKQ 2025年2月24日 07:42:19 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3183]
 
 クーデターの失敗
 
 
 そもそも

 渡瀬が  パワハラを受けたのではない

 渡瀬が  おねだりの現場を見たのではない

 渡瀬が  キックバックを知る立場にはいない

 渡瀬が 直接 経験したものでない以上 別の当事者がいるはずで

 渡瀬には そもそも 公益通報の資格がない

 ===

 まあな 竹内が 斎藤追い落としのため ネタ探しをして

 それを まとめて 渡瀬に渡して 発表させたものだ

 新聞記者は 竹内のクーデター計画を知っていた 協力した

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c18

コメント [カルト50] トランプ大統領令強化の意味すること(独裁者への道を進むトランプ) イワツバメ
18. 神様、お願いだ![5] kF@XbIFBgqiK6IKigr6BSQ 2025年2月24日 07:42:42 : kUfr6ef2eY : aXcxWXdTY3hGSXc=[2]
 
ウクライナの戦後処理は巨頭会談ですか。
まるで歴史を遡っているようですな。

日本もかってそうだった。
が原爆投下の尊い犠牲のお蔭様で白熊の進駐は免れた。
ウクライナは果たして割譲となるか ・・・ ドイツや朝鮮半島の例があるからのう。
戦況から推せば白熊の進駐なんだろうが、赤ヒヒも割り込んで来た。

なかなか、どうしてどうして地上の獣ども・・・

http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/285.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
19. たぬき和尚[1414] gr2CyoKrmGGPrg 2025年2月24日 07:44:33 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[782]
あえて失礼なことを書くが、A氏。民間人がこんな場に同席するでしょうか?
どうも一般的な市民とは思えませんね。闇世界の方だろうと推察します。
維新はこんな感じで表向き民間人、裏は極道かいわいの住人という人たちとのつながりが深いようです。何か困ったことが起きるたびにアクセスしてくるようです。
ハシゲ以来の体質なのでしょう。ハシゲが普通の生まれ育ちではありませんからね。
だけどこれが、大阪府民、ひいては日本国民のために動く公党となれば利己的なヤクザ体質で動いてもらっては困ります。
自分たちのことしか考えられないのなら、ここで潔く解党すべきでしょう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK296] 維新・吉村代表の“擁護”が大炎上…兵庫県議の立花孝志氏への情報提供「思いは分かる」発言のトンチンカン(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
33. 世のすねものから[960] kKKCzIK3gsuC4ILMgqmC5w 2025年2月24日 07:45:03 : D0CD7FkRQc : eEFLcEZVVnIxNk0=[1]
嘘八百で政治的無知の若者やボケ老人を騙してトニカク選挙に勝つ。バレると
申し訳ございませんと平謝りでチョン。それで何でも通ると考えているのが大阪維新だけではない政治家稼業の常識。騙される方が悪いと言うのは詐欺師の立場。

それにしても斉藤君のお辞儀作戦はうまかったな。あれがなければ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/668.html#c33

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
18. 南天棒[22] k@yTVpZf 2025年2月24日 07:50:15 : DoIU92i8vg : aVFlRG1HMkE3TnM=[22]
<△27行くらい>

第一次トランプ政権で

トランプはアメリカはウクライナに援助を提供しているのだから、

「その国が正直だと確認したい」と言っていた。

バイデン政権ではこの確認は反故にされ、

逆にトランプが大統領選挙でバイデン陣営に不利になる情報を

探し回り、ゼレンスキーに不当に圧力をかけたことになっている。

欧米ニッポンのマスコミの論調はそうである。

-----

「その国が正直だと確認したい」は

大統領職に返り咲いたトランプにとって

依然として命題であり、

ゼレンスキーはその確認を免れるための

最大の庇護者=バイデンを失い、

庇護者と信じていた欧州諸国も

今や混乱分裂の様相である(特にドイツ)。

欧米の支援金の多額な使途不明は

ゼレンスキー自身が認めざるを得ない状況に

なっており、少なくとも支援金について

ウクライナは「正直」とは言えない。

ウクライナのアキレス腱をトランプは知っている。

不正・汚職・腐敗なる不名誉なウクライナへの

形容詞はむしろ、ロシアとの戦争で深化したとの

見立てがトランプにはある。

----


『国民の僕』どころか

戦争利権の僕に成り果てた男に

ゼレンスキーへの評価は急速に変わりつつある。


----

庇護者が一人二人と去る中、

ニッポンと韓国は去り際を失った。

「不正直」とトランプによって確認されれば、

その「不正直者」の散財の穴埋めのお鉢は

一等先にニッポンと韓国に回ってくる。

トランプにしてみれば、アメリカが身銭を切らずに

この戦争の後始末をこれらお人好しどもに命じれば良い。

プーチンにとっても、

ウクライナに肩入れして領土問題ばかりか

ロシア内の経済利権を自ら放棄したニッポンに未練はない。

ロシアの喉にひっかった歴史問題なる骨を

ニッポンは取り除いてくれたからだ。

経済も政治も貧して鈍なるニッポンは

ロシアにすれば

明日のウクライナである。


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK296]
20. ゴールデンパヨク[4] g1OBW4OLg2aDk4Nwg4iDTg 2025年2月24日 07:50:47 : GviAdfPsV6 : c0pYOHgvWmNqMjY=[90]
どれがデマなのか?県民局長の公的パソコンのいかがわしいデータはネットに晒されてるけど笑
無かった事にしようとしてるのかな?

百条はこの公用PCを証拠として提出するとしてたしかし局長はいかがわしい行為がバレるのを恐れ頑なに拒否。その後自〇。

緑の党の丸尾は目覚まし8に出演して人殺しを連呼してたらしい、3月で番組打ち切りw




http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
38. たぬき和尚[1415] gr2CyoKrmGGPrg 2025年2月24日 07:52:47 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[783]
房穂さんカッコつけたこと言わんといてください。
あんたも嘘つきの仲間じゃないですか。
違うというのなら、なぜ兵庫のウソ彦知事の側に寝返ったのですか?

私たちにわかるように説明してください。
まああんたが前から維新とずぶずぶだったことはわかっているんですけどね。
ハシゲのくそ野郎を絶賛してたでしょ? もうバレバレでしたね。

小沢がどうだ新党がどうだと言っている人が上にいますけど、それ以前の問題ですね。
うそつきのポピュリストは消えてください。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c38

コメント [国際35] CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
6. 神様、お願いだ![6] kF@XbIFBgqiK6IKigr6BSQ 2025年2月24日 07:55:16 : kUfr6ef2eY : aXcxWXdTY3hGSXc=[3]
 
ほほう、BBC は CIA 系組織から資金を受け取っていたとな。
それは確かに言論の自由を放棄しているでしょうな。

ところで、言論の自由の放棄と言えば、ロシアは圧倒的に先進ではないかな?
チャンネル1 や タス通信、ノーボスチ通信は言うに及ばず、
セボードニャ、RT、スプートニクなども国内、国外に向けて
プーチン政権プロパガンダを発し続けているのではないかな?

櫻井ジャーナルはいつも安定のバイアスが掛かり過ぎではないかな?ないかな?
 
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
39. 2025年2月24日 07:58:43 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[784]
>>6
小沢は衆院選当選のたびに行うお礼参りも母親に任せっきりだった。
支援者宅にも選挙事務所にも、お礼に来たのは母親だけ。小沢は姿を見せなかったという。
これが小沢の真の姿だ。みんなに対する感謝の念すら表せない。
国会議員である前に立派な社会人の大人とはいえない。すべてを角栄親父に任せていた甘ったれだよ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c39
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
21. 神様、お願いだ![7] kF@XbIFBgqiK6IKigr6BSQ 2025年2月24日 08:08:52 : kUfr6ef2eY : aXcxWXdTY3hGSXc=[4]

>>19

へぇ、そうですか。
あたしは、胃ノ元辺りかと思ってましたが小物過ぎますね。
いっそイソジン大将かとも思いましたが、大物過ぎますね。
そんな危ない場面に出てこないですよね。

闇の工作師ですか....また新たな疑惑が出てきましたな。

しかし、長いすったもんだもほぼ全容が見え隠れしてきた。
あとは御法度に則り、ざっと7〜8人、粛々と縛に就かせることですな。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c21

コメント [医療崩壊13] トランプ大統領、ワクチンを拒否し自閉症流行を回避したアーミッシュを称賛:「驚くほど健康的」 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
8. 陰謀論信者達[1] iUGWZJhfkE2O0pJC 2025年2月24日 08:18:13 : PujBoDZ9Kk : RGRqRDhpWlJteGc=[1]
ネットしか見ない陰謀論者とは遠い世界にいるアーミッシュ。陰謀論信者がアーミッシュを利用しようとする。彼らには迷惑なだけ。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/500.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
22. [3183] iKQ 2025年2月24日 08:18:14 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3184]

 >19   狸の理論 狸理論 狸理論

 A氏   :  批難される人??

 渡瀬   :  擁護されるべき人格者 正義感に 満ち溢れた精錬潔癖な人

 竹内   :  守ってあげるべき 気弱な人

 

 あはははは〜〜〜

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
23. いかん[192] gqKCqYLx 2025年2月24日 08:18:54 : 3EjICddddM : Q05JdmVOVVNlSkk=[26]
なんの、解決にもならないような。
維新の、調査能力を疑う。
赤旗に、お願いすればいいのではと思ってしまう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c23
コメント [医療崩壊13] ファイザー社、2億5千万ドルを支払い 致命的ながんを引き起こす薬剤の真実を隠す (The People's Voice)  魑魅魍魎男
7. カレー王子[315] g0qDjIFbiaSOcQ 2025年2月24日 08:22:56 : Lvtb1KEnYw : bmZ3YXNDdG5lMTY=[2]
殺戮企業なんか円形脱毛症と
ED治療薬だけやりゃイイの。

バイアグラでも結構な数の
死亡報告はあがっているな。
その薬だけで死んだのでなく
薬で最後の一押しされるから
死が早めに来るってことだが。

だいたい病院で処方されたり
薬局やドラッグストアで扱う
お薬のほとんどがごく一部の
漢方薬などを除いて石油由来。
人殺しロックフェラー医学だ。
小林製薬は邪魔だったろうね。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/499.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
24. モブキャラ[349] g4KDdYNMg4ODiQ 2025年2月24日 08:36:08 : GDZwiyo7iU : Nm10R3ZMUHRTcVU=[2012]
片山副知事に、これまであまり焦点があたってないような気がする。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c24
コメント [医療崩壊13]
1. 多摩川[360] kb2WgJDs 2025年2月24日 08:39:31 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1296]
<<厚労省や御用医師は
どう責任を取るのでしょうか?

死刑 私財没収
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/501.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
30. モブキャラ[350] g4KDdYNMg4ODiQ 2025年2月24日 08:42:58 : GDZwiyo7iU : Nm10R3ZMUHRTcVU=[2013]
片山副知事の名の登場回数が少ない気がする。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
25. 楽老[5569] inmYVg 2025年2月24日 08:50:06 : BOk6mbQWFk : M0VzdzM0ajlEbjY=[31]
>>13. >>18. >>20,

性懲りもなく、未だにデマを振りまく3人組
これに嘘吐き氷島や稲作害虫を含めて、犬笛に踊る5人組

黒幕は片山と維新であり、岸口増山白井などは実働部隊の小物、立花は犯罪者だ。

下ネタデマの一部が本当の事であったとしても、斎藤騒動とは全く関係ない事である。

私は早くからこの騒動は、佐藤政権の沖縄密約事件と同じで、事件への反論のしようが無いから、事件そのものとは関係のない下ネタ事件にすり替えたと主張していた。

西山事件で捜査にかかわった前田武志(検察化官⇒政治家:衆参両院)が、西山事件は、不倫下ネタに事件をスピンさせて、密約問題を葬り去るしかなかったと、後日、述懐しています。

これと全く同じ構図なのです。
否、これ以上に酷い、維新による謀略です。
維新により、3人もの命が奪われたのです。

    
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c25

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
19. 南天棒[23] k@yTVpZf 2025年2月24日 08:59:17 : DoIU92i8vg : aVFlRG1HMkE3TnM=[23]
<△22行くらい>

2018年12月11日、モスクワにおけるロシア人権評議会において、

プーチン大統領は「クリール諸島(北方領土を含む千島列島)などに住んでいた

アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する」とした。

----

2020年1月13日、麻生太郎副総理兼財務大臣(当時)は福岡県直方市および飯塚市で開催した

国政報告会において「二千年の長きにわたって一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない」

と発言。

プーチンにすればまさに渡りに船だ。

要するに、ロシアの先住民族たるアイヌがニッポンでは

アイヌ民族として名乗ることはできないのである。

----

ドネツクのロシア語話者への長年の差別・迫害が

ウクライナへの軍事侵攻のロシアとしての口実である。

----

ニッポンの明日のウクライナ化は

麻生のような愚鈍な政治家たちによって約束されている。

ちなみに

「一つの王朝」たるかは、

王朝の主の遺伝子を調べれば判明すること。

土葬で陵墓に付された孝明天皇の遺骸を

調査すれば、少なくとも明治維新前後で生物学的に

連続性がある=「万世一系」か否かは

遺伝子レベルで現天皇の遺伝子と照合し証明可能である。

科学的証明あってこそ憲法での「象徴」である。

なぜなら、皇室の法的地位は、皇位の世襲の原則を再確認することで

是認されているからだ。その世襲は過去に遡及するからこそ

「二千年の長きにわたって・・・一つの王朝」という発言になる。

途中から偽者であっては、皇室の法的地位は覆ることになる。

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
31. 神様、お願いだ![8] kF@XbIFBgqiK6IKigr6BSQ 2025年2月24日 09:01:01 : kUfr6ef2eY : aXcxWXdTY3hGSXc=[5]
 
>…旧陸軍の将官みたいな言動・風体だろうが。

へぇ、やっぱそうですか。
あたしも想像はしてました。

フルメタル・ジャケットに出てくるハートマン軍曹みたいな。
取り調べでは罵詈雑言を浴びせ、殴る蹴るの暴行を働く鬼軍曹。
しかも悪知恵が働く。敵いませんって!
こんなのにヤラれたら誰だって自殺したくなりますわな。
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
40. [288] g0U 2025年2月24日 09:07:57 : Y7d1tx5Jt6 : bGM0WGtXcnRiZW8=[14]
 消費税は「資産税」としての機能がある。2000兆円とも言われる個人資産に課税できるのは「贈与税」と死んだ後の「相続税」を除けば、お金の出口に課税できる「消費税」だけだ。
 少子高齢化が進み60歳以上の非生産労働人口が1980年代の3倍にも及ぶ29.1%(2023年)と成った現在で、なぜ数少ない労働者や慢性的な労働力不足に苦しむ法人だけが税を負担しなければ成らないのか、いや所得税を無税とし、法人税を減税して、生産能力を向上させるべきだ。

 何度も言わせるな。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c40

コメント [カルト50] なんで日本に米農務省の事務所があるんだ⁉まさか日本の農水省に指示を出してるのか⁉農水省はただのお飾りか⁉ イワツバメ
12. 神様、お願いだ![9] kF@XbIFBgqiK6IKigr6BSQ 2025年2月24日 09:27:35 : kUfr6ef2eY : aXcxWXdTY3hGSXc=[6]
 
>この悪しき流れを打ち壊してくれるのは、外国の助けが必要とおもう。

なーる、そこで赤ヒヒ招来となるわけだ。
しかし出鼻から153兆もの法外な投資をカツアゲしたところをみると、
どうも赤鼻のトナカイにはなってくれそうにないな。

「丁重にお断りします!」


 
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/286.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
26. 夜盗虫[1976] lumTkJKO 2025年2月24日 09:38:54 : 6tkPDqZoNQ : WDEubkwzN3ZLbGc=[2]
野々村なw
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
27. ペンネーム新規登録[462] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2025年2月24日 09:54:12 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[713]
密室内のメンバーがグルではなかったかの様なストーリーではあるけど、密室内の事は確かめ様がないからなぁ。
まぁ嘘でも何でも可能な限り供述を引き出した上で矛盾から狙いを読み取るくらいしかないのも確か。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c27
コメント [カルト50] は?Xの農家さん達は農協の悪口言ってませんけど。悪口言ってるのなんちゃって農家(家庭栽培止まりの)ばかりじゃない イワツバメ
11. ゴールデンパヨク[5] g1OBW4OLg2aDk4Nwg4iDTg 2025年2月24日 09:58:06 : GviAdfPsV6 : c0pYOHgvWmNqMjY=[91]
>>10
また復活したのか。頑張れ朝鮮。


やはたも大石も小選挙区で落選して比例ゾンビ議員。
やはたはれいわカルト信者のオナペットでもある。
米の買い占めは中国人とふるさと納税と大阪万博業者。
主な黒幕が中国がなので買い占めが謎とされてる。
れいわのケツ持ちも中国なのでミスリードを仕掛けてるに違いない。

やはたと大石に戻すと🤚
国民に"NO"を突きつけられて落選した。
トランプ風に云えば"お前はクビだ"と同じ。

民主主義を否定して議員になったヤツのどこがスゲーんだ!
バカも休み休み云え。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/283.html#c11

コメント [国際35] CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
7. ペンネーム新規登録[463] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2025年2月24日 10:00:05 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[714]
そもそも商業メディアなんて、そういうもんだろうけどなぁ。
しかしUSAIDからのカネが止まっても日本国内の報道に然程変化が見られないというのは、何を意味するんだろうか。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c7
記事 [Ψ空耳の丘Ψ63] 7回目の終了から転換開始へ・08・『トランプ政治の陰謀論・「トランプ商法」の悲惨な舞台裏』


● 「マヤの2012年」で今の世界が終了し、2013年から「意識の変換開始」。2025年から「意識の転換開始」。2040年ごろに「今の世界」が消滅し、新たに「第8次太陽系次元」が作られます。

● 私たちの世界は「バーチャル」です。例えると「三重の円構造」で、外の円が「真実の世界」、中の円が「メタバースの世界」、内の円が「VRの世界」です。(肉体は真実の世界に有ります)。



@ ところで、『トランプ政治の陰謀論・「トランプ商法」の悲惨な舞台裏』に、ご興味をお持ちでしょうか。

 今回は、2025年1月から始まった「トランプ政権」の舞台裏を考えてみたいと思います。

 その舞台裏が分かると、アメリカの悲惨な状況が見えてくると言う「陰謀論」です。


A−1 アメリカは、悲惨な状況に置かれていて、「もうすぐ沈没します」(逃げる準備が必要です)。

◆たとえば、財政赤字。

 アメリカ政府の1年間の財政赤字は、(一説に)、1兆8000億ドル(1ドル150円として270兆円規模)のようです。
      また、
 アメリカ政府の債務残高は、(一説では)、既に36兆ドルの赤字、4年後には51兆ドルに膨張する説が有ります。
 (1ドル150円とすると、現在で5400兆円の赤字、放置した4年後は7650兆円の赤字に膨らみます)。

◆たとえば、BRICSによる「ドル離れ」。放置すると「ドルが紙切れ」になってしまいます。

 (たとえば、中国からの輸入は「紙切れのドル」で買えたのに、今後は金(ゴールド)が必要になります。アメリカとしては、BRICSを絶対に認める事は出来ません)。

◆たとえば、各都市に積み上がる「ホームレス」の群れ。(どこの国の話ですか)。

◆たとえば、「不法移民」に雇用を奪われる「アメリカの中産階級」や「低賃金労働者」。

 (人件費を抑制したい企業側と、雇用を守りたい労働者側の「戦いの構図」が見えてきます)。

◆たとえば、戦争兵器や「シェールガス・オイル」を輸出して「外貨」を稼ぎたい産業界。


A−2 (参考として)アメリカの貿易赤字。
◆2024年のアメリカの貿易赤字は1兆2117億ドル(1ドル150円として182兆円規模)過去最大。
◆貿易赤字の上位国(2023年)
 1位・中国・383億ドル。2位・メキシコ・130億ドル。3位・ドイツ・67億ドル。4位・日本・61億ドル。

 (★カナダは輸出入総額では多いが、貿易赤字としては10位以内に入っていない)。
      「トランプ商法」としては、
 『中国は殺してやりたいほど憎い』『日本の2倍以上もドルを盗むメキシコも許せない』。


B では、「トランプ商法」とは、何か。

 まず初めに、「はったり」「恫喝」(どうかつ)で相手の意表をついて、最大限の譲歩を引き出す。

◆たとえば、不法移民問題と懲罰的関税。この作戦で、カナダ・メキシコはアメリカに屈服した。

◆たとえば、WHOの脱退も、「年会費を安くすれば再検討する」と、実利を重視する。


C トランプは、「アメリカ人の右傾化の民意の代弁者」だった。

 世界中が、今、右傾化しています。ドイツ、フランス、・・・、そしてアメリカです。
 (トランプの背後には、右傾化した大勢のアメリカ人が、トランプを支えているのです)。

 破綻寸前の財政赤字、雇用を失った大量の失業者、慢性的な貿易赤字、・・・


★ どう思われますか。



http://www.asyura2.com/21/bd63/msg/882.html
コメント [Ψ空耳の丘Ψ63] 7回目の終了から転換開始へ・08・『トランプ政治の陰謀論・「トランプ商法」の悲惨な舞台裏』 どう思われますか
1. どう思われますか[92] gseCpI52gu2C6oLcgreCqQ 2025年2月24日 10:02:43 : LOUAM4nQBs : b2drQ3piaklhSnM=[19]
<△20行くらい>

(カマラ・ハリスは善戦していた)

 2024年の大統領選挙で、民主党の「カマラ・ハリス」は、意外と、善戦していました。

     選挙人獲得数(★要確認)
カマラ・ハリス・・・226人
トランプ・・・・・・・312人

     投票者数(★要確認)
カマラ・ハリス・・・7474万人・・48.3%
トランプ・・・・・・・7716万人・・49.9%

 カマラ・ハリスは、選挙人獲得数では、大差で敗れていますが、投票者数では、意外と善戦しているのが分かります。


★アメリカ政治は、「右派」と「左派」の戦いになるので、左右に大きく振れてしまい、大きく左に振れると、次は、その反動で、大きく右に振れるのが、いつものパターンです。 

 そして、日本のような「政治の連続性」は有りません。ダイナミックに変化します。場合によっては「前政権」を否定してしまいます。恐ろしい国です。


★追記)
 崩壊寸前の「財政赤字」。「際限のないドルの垂れ流し」と「BRICS諸国によるドルへの反乱」。もはや「アメリカの落日」は誰の目にも映っています。
     そのような、
 危機感の中から生まれた「右傾化する国民」の救世主として登場したのが「トランプ」なのかも知れません。

 まさに、「沈みゆくタイタニック」の船長が「トランプ」だったのです。アメリカ哀れ。



http://www.asyura2.com/21/bd63/msg/882.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
28. ゴールデンパヨク[6] g1OBW4OLg2aDk4Nwg4iDTg 2025年2月24日 10:13:45 : GviAdfPsV6 : c0pYOHgvWmNqMjY=[92]
本来維新の議員らが告発するのが筋だが、N党立花氏のほうが知名度が高かった。
そこで情報をリークして立花氏に代弁してもらった。

何がデマとされてるのか知らないが問題の公用PCの中身は暴露されてる。
今から火消ししても遅いw画像や本人の10年間に渡る社内恋愛日記まで晒されてる。

非公開の100条をリークした事が問題だった筈なのが論点がおかしい。
内部告発者に対し冷酷な日本。
これを機にムラ社会から脱皮して先進国に成る方向に向かってほしいですな。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
41. [289] g0U 2025年2月24日 10:20:24 : iw4UiMEBcM : UTVGRDVmMUdoTjI=[2]
 >>40に追記
 お金は、国家が発行する商品券でしかない。「お金をジャンジャン擦ればいい」みたいなコメントもあるが、生産能力が担保されなければジンバブエになる。そして生産能力を担保するのは「労働力」と「生産資本」だ。今の日本は、少子高齢化・人口減少社会だという事を忘れるな。

 30年前に氷河期世代を見捨てた結果だが、今さら嘆いても遅い。10年ほど耐えれば、最大ボリュームゾーンの団塊世代が片付いて人口ピラミッドは改善する。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
29. 夜盗虫[1977] lumTkJKO 2025年2月24日 10:21:36 : 6tkPDqZoNQ : WDEubkwzN3ZLbGc=[3]
野々村元兵庫県議員に政務活動費ピンハネを指南した議員がいた?

野々村を最初に告発したのは丸尾牧議員。

西宮維新の会W
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK296]
30. ゴールデンパヨク[7] g1OBW4OLg2aDk4Nwg4iDTg 2025年2月24日 10:34:02 : GviAdfPsV6 : c0pYOHgvWmNqMjY=[93]
丸尾まき緑の党の反日極左は今逃げ回ってるだろw

このコメント欄見て思う、そもそも自民党を悪しき存在としてる低能パヨク共が挙って自民党に肩入れしてるのに違和感しかない。
お前らパヨクのポリシーは体制側に反対するのが常だろうにw

自民党奥谷に無双だなw



http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c30
コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
20. 嫌嘘人[310] jJmJUpBs 2025年2月24日 10:34:55 : y8gA5wEmjg : SktxaVp5WFBSTnM=[12]
>ロシアの行動を〈小悪〉と表現するなら、米国とウクライナの行動は〈大悪〉と表現できる。

植草さんでさえ、マスゴミにおもねっている。
ロシアを「小悪」というのなら、その理由を書かねばならないのだが、この植草さんの文章のどことを読んでも、ロシアが「小悪」「微悪」などと呼べる理由は書いていない。

「ロシアは悪くない」と書けば批判や攻撃をうけるだろう、と考えてそれを避けるために「小悪」くらいにしておけばよかろう、としているとしか思えない。

トランプが言っている。
"I don't see any way that a country in Russia's position could allow them(←NATOに入ること)"「ロシアの立場になったどんな国もウクのNATO入を許さないだろう」と言って、バイデンの挑発外交が諸悪の根源であると言っている。

これを小であろうが大であろうが「悪」と言ってしまえば、至近距離まで銃口を突きつけられても反撃することは「悪」だということになる。「正当防衛」などという言葉は意味をなさなくなるではないか。自衛権などということは意味をなさなくなるではないか。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
31. ノーサイド[3907] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 10:50:04 : jB68hiWtzc : YkZYZ3lPTEtVU1E=[1]

渡瀬元局長は知事のパワハラで死んだ。
竹内元県議は誹謗中傷で死んだ。

おいおい、オールドメディアよ因果関係ははっきりしてるのかよ。
(大笑)

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c31

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
21. 2025年2月24日 10:52:25 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[3175]
開戦当初からではあるが

× ロ=悪・ウ=善 
〇 ロ・プーチン = 極悪  ウ・ゼレンスキ = 愚

が正しい。戦闘がどう転んでもプーチンの極悪は変わらない。ガザがボロボロになって消えてもネタニヤフの悪行は消え去らない。

それにしてもアメリカはなんと酷い大統領を再び選んだことか、さらにロシアの悪行成就を悦ぶ輩のなんと多い事か。世界は力こそ正義の時代に突入した、このままでは終わらない。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
32. [3184] iKQ 2025年2月24日 11:03:01 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3185]

 愛は マスコミの誤報は いやだね〜〜

 楽老 マスコミの誤報 大好き人間

 ===

 いやだね いやだね〜〜 やだねたらやだね〜〜〜

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c32

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
22. 銀の荼毘[1148] i@KCzOS2lPk 2025年2月24日 11:06:25 : VqmbxEYR4g : UjlRcWY5QmlsWkE=[1]

善悪の定義によるね。


日本国憲法とか,国連憲章,世界人権宣言,極東およびニュルブリンク軍事裁判判例に照らせば🟰プーチンは極悪人↓

↑それも,ナチとか大日本帝国が→事後法の遡及によって有罪になった例と異なり→現法が確立されてのち→その常任理事国が🟰常任理事の立場を利用して起こした犯罪なので↓

↑人類史上🟰プーチンほどの犯罪人は,過去に類を見ない。


全地球の歴史における,すべての犯罪を→足し算ではなく乗算させたとて🟰プーチンの犯罪に及ぶことは難しいだろう。


それほどの→もう決定的な悪い奴が🟰プーチンだ。


ただ,日本国憲法とか,国連憲章,世界人権宣言,極東およびニュルブリンク軍事裁判判例←こういうものを無視して↓

↑自分の意思を貫き通すことが🟰絶対正義と定義するなら🟰プーチンほど正しい人は,過去,人類に登場したことがないわけだからな。


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
33. [3185] iKQ 2025年2月24日 11:06:35 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3186]

 増山 :  マスコミは 信用できない

 愛  :  マスコミは 信用できない

 ===

 時代は マスコミを信用しない 時代に入ってきた

 
 楽老 :  時代遅れ人間

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c33

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
34. ノーサイド[3908] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 11:10:07 : jB68hiWtzc : YkZYZ3lPTEtVU1E=[2]

公用パソコンの個人情報は百条委員会の審議の対象ではない?。

おいおい、告発文書の正当性を検証するのに必要なんだぞ。(大笑)
   

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
35. [3186] iKQ 2025年2月24日 11:37:41 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3187]

 まあな 楽老が そんなに正しいのなら

 兵庫県議会は  もう一度 斎藤に 不信任を出せば いいじゃ〜〜ないのよ〜〜


 楽老   決着つけようではないか!!

 ===

 原状は 斎藤再選で 斎藤勝利 県議会が 負けたのだ  つまり 楽老が 負けたのだ

 グダグダいう前に

 やってみろ もう一回 不信任を 出してみろよ〜〜〜〜

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c35

記事 [戦争b25] ハマスやヒズボラが健在だと明らかになる中、イスラエルは戦闘再開を目論む(櫻井ジャーナル)
ハマスやヒズボラが健在だと明らかになる中、イスラエルは戦闘再開を目論む
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502240000/
2025.02.24 櫻井ジャーナル

 ハマスが停戦合意を守る中、​テル・アビブ郊外で人が乗っていないバス3台が爆破され、近くのホロン市ではバスに置かれたバッグの中から爆破装置が発見されたと報道されている​。バッグにはアラビア語で「攻撃」と「トゥル・カルム」と書かれていたという。

 トゥル・カルム旅団はその日、「占拠者がわれわれの土地に居座る限り、殉教者への復讐は忘れられない」という声明を発表した。戦闘を再開、ガザから出ていかないパレスチナ人を虐殺したいベンヤミン・ネタニヤフ政権として好都合。爆破事件でパスポートなど「犯人」を示唆するようなものが発見されるが、今回も似ている。

 しかし、​治安機関のシンベトはバス爆破事件に関与した疑いでイスラエル人2人を21日に逮捕した​。裁判所が箝口令を敷いているので詳細は不明だが、パレスチナ人によるテロ攻撃というストーリーは揺らいでいる。戦闘を再開したいネタニヤフ政権による偽旗作戦の疑いが出てきたということだ。

 ジョー・バイデン政権はイギリス政府やドイツ政府と連携、ガザを破壊し、住民を虐殺するイスラエルを支援、ドナルド・トランプは大統領に就任して早々、200万人と言われるガザの住民をヨルダンやエジプトへ移住させると宣言していたが、ヨルダンやエジプトがその計画に賛成する可能性は小さい。そうしたことをトランプもわかっているはずで、実現不可能な好戦的計画を宣伝したと推測する人もいる。

 トランプ大統領が戦闘再開に消極的であるなら、ネタニヤフ首相が偽旗作戦を仕掛けても不思議ではない。そうした状況の中、シンベトが容疑者としてイスラエル人を逮捕したことに注目する人もいる。イスラエル政府ないにネタニヤフ首相の好戦的な政策に賛成していないグループが存在、それなりの力を維持しているのではないかということだ。

 しかし、戦闘が再開されてもイスラエルの状況が良くなるとは言えない。ガザは廃墟と化しているが、住民は逃げ出さず、ハマスは健在。しかも23日にはヒズボラの指導者だったハサン・ナスララがベイルートで埋葬されたが、その葬列に数百万人が参加、ヒズボラが健在であることを世界に示した。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)も変わりがなく、シリアは安定化する見通しが立っていない。

**********************************************

​Sakurai’s Substack​】

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html

コメント [医療崩壊13] 論文 「COVID-19 mRNAワクチンの経胎盤移行: ワクチン接種後の胎盤、母体、および臍帯血分析から得られたエビデンス」  魑魅魍魎男
2. ペンネーム新規登録[464] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2025年2月24日 11:41:49 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[715]
外国製の危険な薬物を国民の大半に接種させたスパイの類が何年も野放し状態なんじゃあ、幾ら防衛費増やしたって何の役にも立たないよなぁ。
これこそ日本の有事なんだから外患誘致の廉で族滅一択でしょうにね。

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/501.html#c2
コメント [カルト50] 自民党に9900万円を献金したら、防衛省から4.2兆円を受注できる。軍事産業にとって効率のいい賄賂ですよ。 イワツバメ
5. 2025年2月24日 11:43:54 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5789]
統一と創価の自公政権が政治を牛耳っているのに統一を忘れろとはどういうことか、維新の悪人も兵庫の斎藤知事も石丸という人間も統一とは無関係ではないだろう。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/237.html#c5
コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
23. 黒猫の髭[146] jZWUTILMlUU 2025年2月24日 11:44:28 : zqORktc1so : dWw3V0pjb1NwNlE=[1]
極が反転すれば、正悪も反転する。
もちろん、
正悪が反転すれば、極も反転する。

どうせ人類は終わる。
世も末! 的現象かな。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c23

コメント [戦争b25]
1. 赤かぶ[237708] kNSCqYLU 2025年2月24日 11:50:49 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2807]
<▽44行くらい>

イスラエルでバス3台が爆発、テロ攻撃の疑い!

2025/02/21 ファストニュース

衝撃のニュースが飛び込んできました。イスラエルのバットヤムで、バス3台が爆発しました。警察はこれを「テロ攻撃の疑い」としています。

運輸大臣ミリ・レゲブは、全国のバス、電車、ライトレールの運行を一時停止しました。爆発物のチェックが行われるためです。

報道によると、他の2台のバスには爆発物が仕掛けられていましたが、幸いにも爆発しませんでした。現場には大規模な警察部隊が展開し、容疑者を捜索しています。

ソーシャルメディアには、駐車場で炎上するバスの映像が投稿されており、大きな煙が立ち上っています。

地元メディアによると、未爆発の装置の一つは5キログラムの重さで、「トゥルカレムからの復讐」と書かれたメッセージが添えられていました。これは最近のイスラエルの軍事作戦を指しているとされています。

現時点での死傷者の報告はありません。イスラエルの首相ベンジャミン・ネタニヤフは、状況についての最新情報を受け取っています。

国防大臣イスラエル・カッツは、バットヤムの事件を受けて、軍に西岸地区の難民キャンプでの活動を「強化するよう指示した」と述べました。

当局は市民に対し、現場を避け、疑わしい物品に注意するよう呼びかけています。

この緊迫した状況に、私たちは目を離せません。


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c1
コメント [戦争b25]
2. 赤かぶ[237709] kNSCqYLU 2025年2月24日 11:58:51 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2808]
<△22行くらい>

「停戦交渉が始まっても戦争続く段階が来る」専門家が指摘 ウクライナ侵攻3年 アメリカ・ロシア急接近の一方、ゼレンスキー大統領は“蚊帳の外”【サンデーモーニング】

2025/02/23 TBS NEWS DIG

早くも3年が経とうとしている、ロシアによるウクライナ侵攻。アメリカとロシアが急接近する一方、トランプ氏はゼレンスキー大統領の批判を繰り返します。“停戦交渉”に進展はあるのか。専門家は、「戦争は決して終わるという風にはみえない」と指摘します。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c2
コメント [戦争b25] 米英の支配層がヨーロッパを支配するために創設したNATOやEUをトランプが攻撃(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
38. 世のすねものから[961] kKKCzIK3gsuC4ILMgqmC5w 2025年2月24日 12:01:13 : D0CD7FkRQc : eEFLcEZVVnIxNk0=[2]
36<担当外交官としての冷静な分析・解説となれば模範解答ではないの。違和感はまったく感じなかったな。これからのウクライナ再建に対する知見は政府にとっても有益。
トランプ登場によりこれまではアメリカお代官様の吹く笛の通り動いておけばよかった日本外交が自立と慎重な目配り気配りの時代に入ったことはメデタイ。

ウクライナと言えば旧ソ連重工業基地(核・宇宙・兵器・精密工業の中心)が零落し、停滞と腐敗(周辺諸国民は馬鹿にしていた)の国とみていたのだが、この戦争で鍛えられ、国際支援・投資により先端的地位に返り咲くかも。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/889.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
32. 2025年2月24日 12:03:40 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5790]
維新の犯罪集団が立花という大詐欺師に誹謗中傷のことをまき散らすためにメモを渡した、同じ穴の狢、とんでもない人間たちがSNSに噂をでっち上げそれを信じる本当に馬鹿な市民。悪質極まりない犯罪集団の維新。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c32
コメント [戦争b25]
3. 赤かぶ[237710] kNSCqYLU 2025年2月24日 12:09:42 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2809]
<▽35行くらい>

トランプ大統領「鉱物資源でも石油でも」 ウクライナに見返り要求(2025年2月23日)

2025/02/23 ANNnewsCH

 アメリカのトランプ大統領は、ウクライナに対してこれまでアメリカ政府が投入してきた支援の見返りとして「見合う分を負担してもらいたい」と求めました。

トランプ大統領
「私たちは(ウクライナから)資金を回収するつもりだ。なぜならそれは公平ではないからだ」

 トランプ氏は22日、アメリカ政府がこれまでウクライナに対して行ってきた支援を念頭に「私たちが負担した分に見合うだけのものを負担してもらいたい」と述べました。

 その一環として、ウクライナから希少な鉱物資源の提供を受けるための交渉が合意に近付いているとの見方を示し「希少な鉱物資源でも石油でも何でもいい」と要求していることを明らかにしました。

 また、就任から進めている連邦政府のコストカットや不法移民対策などの政策を列挙し、バイデン前政権からの変化をアピールしています。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296] 石丸伸二氏は公選法違反疑惑に「業界の慣習」持ち出し自信マンマン会見…“ポンコツ釈明”は常人には理解不能(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. ソーカは天魔[123] g1yBW4NKgs2TVpaC 2025年2月24日 12:11:14 : SIZhnN7CKU : UzVlaDQ0ejNUa28=[195]
一般大衆を見下す。
堀江某と同じ類いの輩。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/671.html#c21
コメント [国際35] CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
8. バカウヨに人権はなし[187] g2@DSoNFg4iCyZBsjKCCzYLIgrU 2025年2月24日 12:11:19 : gpQLsEJewI : UWlzZzNtYkZudnM=[170]
>>6
蛆産経も李信三やキチガイカルト統一教会のことと
なるとダンマリどころかべたほめだったな。(呆)
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c8
コメント [医療崩壊13] エール大学の研究者が「COVID-19ワクチン」の「憂慮すべき症候群」を発見(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
8. マカロン[708] g32DSoONg5M 2025年2月24日 12:13:11 : 60yfgd8Jh2 : RTJxbkZINnRYdy4=[360]
<△25行くらい>
イェール大学の岩崎明子博士は、
「もともとは大変なコロナワクチン推進派で、接種『義務化』にも賛成していた方」だそうです。


[2025年2月23日 イェール大学の「スパイクタンパク質とワクチン接種後症候群の関係」の研究の周辺について新たに知ったいくつかのこと(in deep)]
https://indeep.jp/few-new-things-i-learned-about-pvs/


[2022年3月22日 スパイク タンパク質の「毒性のメカニズム」が判明。それは、細胞膜を貫通する穴を形成する毒素であり、また、このワクチンは「エクソソームの放出を誘導」していた(in deep)]
https://indeep.jp/they-are-completely-pure-toxins/

2021年3月のソーク研究所の論文、
アメリカなどでワクチン展開が始まる前の 2020年10月には、米国ジョージタウン大学の鈴木有一郎教授が、すでに「(ウイルスがなくとも)スパイク タンパク質単体で身体に害を及ぼす」ことを以下の論文で発表していました。

つまり、
「ワクチンが実際に人々に展開される以前から、スパイクタンパク質は毒素だとわかっていた」ことになります。
少なくとも、一部の専門家や医学者たちは知っていました。

クリス・マスタージョン博士 (Chris Masterjohn. PhD)という方が、サブスタックに、各種の論文の内容を精査した結果として、
「スパイクタンパク質は、膜孔形成毒素である」
と結論付けている記事がありました。

「細胞の膜に穴を開けて、細胞内部に障害を与える」というタンパク質を膜孔形成毒素と呼ぶようです。(以下略)
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/497.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
36. [3187] iKQ 2025年2月24日 12:13:56 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3188]

 増山  :  マスコミは 信用できない
 愛   :  マスコミは 信用できない

 兵庫県民:  マスコミは 信用できない
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c36

コメント [戦争b25]
4. 赤かぶ[237711] kNSCqYLU 2025年2月24日 12:14:01 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2810]
<■82行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

「プーチンが望めばウクライナ全土占領」トランプ大統領 ロシア寄り発言連発【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年2月23日)

2025/02/23 ANNnewsCH

 ロシア寄りの発言を繰り返すアメリカのトランプ大統領。今度は「プーチン大統領が望めば、ウクライナの全土を占領できるだろう」と発言し、物議を醸しています。

■トランプ氏が批判を繰り返す背景

 21日のラジオ番組でトランプ大統領は、ゼレンスキー大統領に対して厳しい言葉を並べました。

トランプ大統領(FOXニュースのラジオ番組で)
「私は、何年も彼が何の切り札も持たずに交渉するのを見てきた。もううんざりだ。停戦協議にゼレンスキー大統領が出席することはとても重要とは思えない。彼が戦闘終結の交渉を難しくしている」

 また、ロシアの侵攻については…。

トランプ大統領(FOXニュースのラジオ番組で)
「ロシアは攻撃をする理由がなかった。これはロシアの責任ではない。プーチン氏が望めば、ウクライナの全土を占領できるだろう」

 トランプ氏がここまで批判を繰り返す背景にはあるのは、これまでの軍事支援の見返りに求めた、希少な鉱物資源の提供を拒否されたことなどがあります。

 批判と共に、「脅し」ともとれる行動も見せています。

■鉱物資源の提供めぐり「きょうにも合意」報道

 ロイター通信は「トランプ政権がウクライナに対し、鉱物資源の権益供与に応じなければ、イーロン・マスク氏が手掛ける衛星通信サービス『スターリンク』からウクライナを遮断する可能性があると警告した」と伝えています。

 スターリンクはウクライナ軍が情報通信に利用していて、遮断されれば戦局に大きな影響を与える可能性があります。

ゼレンスキー大統領
「トランプ大統領、私は彼をとても尊敬しています。ただ、残念ながら、彼は“偽の情報空間”に生きています」

 批判、脅しときて、アメとムチのアメもちらつかせます。

トランプ政権の複数の当局者(NBCテレビによると)
「トランプ政権がウクライナの和平交渉を巡り、戦争終結後にロシアが再侵攻した場合はウクライナのNATO加盟を自動的に認める案を検討している」

 これはアメリカのNBCテレビが複数の当局者の話として報じたものです。

 その狙いについて当局者は、「ロシアが再びウクライナを侵攻するというウクライナや同盟国にとっての重大な懸念を解決するため」で、安全保障システムの必要性を訴えるゼレンスキー氏を説得させるものとしています。

トランプ大統領
「合意はかなり近い。ウクライナは合意を望んでいる。重要で大きな取引になるだろう」

 ウォール・ストリート・ジャーナルは鉱物資源の提供を巡って、現地時間22日にも両国が合意する可能性があると報じています。

(「グッド!モーニング」2025年2月23日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
37. [3188] iKQ 2025年2月24日 12:17:29 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3189]

 愛  : 勝利

 斎藤 : 勝利 

 県議会: 負け

 楽老 : 負け 

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c37

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
38. [3189] iKQ 2025年2月24日 12:20:15 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3190]

 愛   : 勝利

 斎藤  : 勝利   

 県議会 : 負け

 楽老  : 負けおしみ 

 マスコミ: 負けおしみ

 
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
39. 氷島[2091] lViThw 2025年2月24日 12:25:27 : ro5qkbbThE :TOR YnFNZE5kV3g4eTY=[1]
では、カウンターとして立花孝志氏の見解も載せておきましょう。

立花孝志氏
https://youtu.be/jeHZWTCe6Pw?si=c_2kwi34DQy3IGnV
⇒《県民局長は不倫してたんですよね。最低で不倫ですよ。その次がストーカーですよ。その次が不同意性交等罪ですよ。これについて県民は知りたいんですよ》
⇒《SMAPの中居正弘くんと何ら変わらないじゃないですか》
⇒《フジテレビと一緒や言うてんねん》

中居正弘やジャニー喜多川と構図は同じだね。
結局、みんな知っていた。犯罪が現在進行形のときにすでに知っていた。知っていたのにみんなで口をつぐんでいた。報道しなければいけないときに必ず口をつぐむオールドメディア。
選挙のときに選挙に必要な情報を出さずに、選挙が終わってから出すオールドメディア。

そんなのは嫌だと感じる人たちが多いのでしょう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c39

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
33. [3190] iKQ 2025年2月24日 12:29:04 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3191]

 >32

 維新   : 悪人

 立花   : 悪人  勝利

 斎藤   : 悪人  勝利

 愛    : 悪人  勝利
 
 増山   : 悪人  功労者

 マスコミ : 善人  負け惜しみ

 渡瀬   : 善人  自死  クーデター実行   県庁ハーレム

 竹内   : 善人  自死  クーデター立案


 ===

 警察   : 今の所 悪人  

   
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c33

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
24. 銀の荼毘[1149] i@KCzOS2lPk 2025年2月24日 12:29:37 : bT8twvlEW6 : TU1tOXYyVG9SYlE=[1]

しかし,プーチンが悪いの良いのと言っても,,,


今,画面に登場してくるプーチンは🟰影武者だし,


プーチンの影は→パーキンソン病で半身不具になっているのが🟰おそらく初代の影で,たぶん今でも最高位の影なんだろうけど,


他に,近年もっともよくTVに出てくる影と,


ロストフで車を運転していた影/↑の影がモスクワでプリゴジン対応していた時🟰サンクト=ペテルブルク河川で花火を観ていた影と同一か不明。


こういう4〜5人の影が居て,


これらを操っているのが🟰本当の悪人だろうから🟰自己を貫いている気丈なプーチン←これは,幻のであり,本当は存在していない。


つまり🟰良いプーチン←という定義は,仮に考えられたとしても🟰陰謀によって創り出されているキャラなんだから🟰それを正義という概念を当てることは,非常に難しいだろうな。


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
34. [3191] iKQ 2025年2月24日 12:39:13 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3192]

 ま〜〜 考えてもみなさいよ〜〜

 ウクライナ : 善人    敗者

 マスコミ  : 善人    敗者    現在 うろたえている 
                     以前は報道に自信を持っていた

 ヨーロッパ : 善人    敗者    ウクライナに兵器を供給
                     ウクライナ兵士の大量戦死

 プーチン  : 悪人    勝者

 愛     : 悪人    勝者

 トランプ  : 悪人    悪人を認めた 大悪人 大悪人 大悪人

    
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c34

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
40. [3192] iKQ 2025年2月24日 12:50:58 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3193]

 ま〜〜ね

 楽老の考えは 「むり」があるのだと 思うよね〜〜〜

 楽老は ひねくれ者なんだろうね〜〜〜

 「ムリ」があるので 結局 負ける側に ついてしまうのだろう

 マスコミ   :  屁理屈    敗者

 ===

 愛  すなお :  プーチン   支持    勝利
 
 愛  すなお :  トランプ   支持    勝利
   
 愛  すなお :  斎藤     支持    勝利

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c40

コメント [政治・選挙・NHK296] N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不… 赤かぶ
35. [3193] iKQ 2025年2月24日 12:59:02 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3194]

 未来の 戦争

 中国   : 悪人    勝利

 ロシア  : 悪人    勝利

 北朝鮮  : 悪人    勝利

 日本   : 善人    敗者

 韓国   : 善人    敗者

 アメリカ : トランプ  

 アメリカ : バイデン  日本に戦争を勧める

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/674.html#c35

コメント [戦争b25]
5. 赤かぶ[237712] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:07:23 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2811]
<▽40行くらい>

双方の兵士12万人以上が死亡 ウクライナ侵攻から3年(2025年2月24日)

2025/02/24 ANNnewsCH

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻からきょうで3年です。これまでに双方の兵士合わせて12万人以上が死亡、ウクライナの民間人1万2000人以上が死亡するなど犠牲者は増え続けています。

追悼に訪れた女性
「ここに来たのは、兵士やその両親、子どもたちに感謝を伝えたいからです」

 23日、キーウ中心部の独立広場には亡くなった兵士を追悼するため多くの人が集まっていました。

 アラ・イエギザロフさん(75)は去年、東部ドネツクの戦闘で対戦車ミサイル部隊に所属していた息子のドミトロさん(52)を亡くしました。

息子を亡くしたアラさん
「息子は戦車などを撃破した20分後に亡くなりました。3人の子どもがいたのに。これ以上多くの人に死んでほしくないです」

 アメリカのトランプ政権は早期停戦を目指しロシアとの協議を行う姿勢を見せていますが、先行きは見通せない状況です。

 「戦争はもうたくさん」と3年に及ぶ戦いに声を挙げる一方で、戦争に負けるとどうなるのか、市民には不安や失望を隠さない人が多くいます。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c5
コメント [戦争b25]
6. 赤かぶ[237713] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:13:23 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2812]
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

ゼレンスキー大統領「辞任の用意」 NATO加盟引き換え提案 ロシア侵攻から3年【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年2月24日)

2025/02/24 ANNnewsCH

 停戦を急ぐアメリカのトランプ大統領から脅しともとれる取り引きを要求されているウクライナは、ゼレンスキー大統領が会見を行い、平和が実現するのであれば大統領を辞任する用意があると語りました。

■「辞任の用意」NATO加盟引き換え提案

 ウクライナの首都キーウ上空を飛び交う対空砲。現地時間23日には過去最多となる267機の無人機がウクライナ全土を襲いました。

 ゼレンスキー大統領は大統領を辞める可能性を明らかにしました。

ゼレンスキー大統領
「ウクライナの平和につながるなら、私は大統領を辞めてもいいと思っています。もしNATO加盟と引き換えにと言うのなら、長々話をせずすぐにでもそうします」

 ロシアによる侵攻から24日で3年。ウクライナが追い込まれています。

■ドイツ総選挙 与党が大敗

 支援し続けていたドイツにも変化が。

 ドイツで行われている連邦議会の総選挙。地元メディアの報道では、移民政策の厳格化などを訴える最大野党の「CDU・CSU」=キリスト教民主・社会同盟の政権復帰が確実視されています。

 注目すべきは、反移民など自国第一主義を掲げる極右政党のAfD=ドイツのための選択肢の躍進です。ショルツ首相が率いる与党を抜き、第2党に躍り出ました。

 トランプ大統領の側近、イーロン・マスク氏は、自身の「X」でドイツの有権者にむけAfDへの投票を呼びかけてきました。

イーロン・マスク氏
「『AfD』がうまくやれることを願っています。そしてアリス・ワイデルが首相になることを願っています。ドイツにとって良いことだと思います」

■トランプ関税…アメリカ経済も動揺

 就任1カ月で立て続けに大統領令を乱発してきたトランプ氏。アメリカ国民の間にも疑問が広がっています。

 CNNが行った最新の世論調査では、トランプ大統領の支持率47%に対し、不支持率は52%に達しました。

 世界を揺るがす関税政策にも副作用が出始めています。

 先週末のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が一時800ドル以上も下落しました。

 関税政策でアメリカの輸入品が値上がりし、インフレが進行することが懸念されています。

(「グッド!モーニング」2025年2月24日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c6
コメント [戦争b25]
7. 赤かぶ[237714] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:17:27 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2813]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c7
コメント [戦争b25]
8. 赤かぶ[237715] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:18:15 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2814]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c8
コメント [戦争b25]
9. 赤かぶ[237716] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:21:20 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2815]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c9
コメント [戦争b25]
10. 赤かぶ[237717] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:23:56 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2816]
<▽41行くらい>

https://x.com/Cathcath2424093/status/1893305641034489960

Katie🇺🇦🇯🇵
@Cathcath2424093

速報: 英国の元首相ボリス・ジョンソンが、ウクライナが侵略者であるというトランプの主張を完全に否定し、拡散されているロシアのプロパガンダを論破。

「プーチンが戦争を始めたのはNATOを恐れたからではない——そんなものは純然たるクレムリンのプロパガンダだ。彼は冷酷な機 opportunist(機会主義者)であり、20年間も権力を握り続けた結果、短期間の戦争でロシア帝国を再建し、自らの政治的立場を強化できると考えたからだ。

誰の目にも明らかなのは、ヴォロディミル・ゼレンスキーが独裁者ではなく、侵略者に対して勇敢に祖国を守る民主主義者であるということだ。

彼はジャーナリストを処刑しない。

彼は政敵を毒殺しない。

彼は反対派をグラグ(強制収容所)送りにしない。

それをするのはプーチンだ。」


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c10
コメント [戦争b25]
11. 赤かぶ[237718] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:29:31 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2817]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c11
コメント [戦争b25]
12. 赤かぶ[237719] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:30:15 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2818]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c12
コメント [戦争b25]
13. 赤かぶ[237720] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:31:38 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2819]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c13
コメント [戦争b25]
14. 赤かぶ[237721] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:32:43 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2820]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c14
コメント [戦争b25]
15. 赤かぶ[237722] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:34:15 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2821]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c15
コメント [戦争b25]
16. 赤かぶ[237723] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:34:51 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2822]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c16
コメント [戦争b25]
17. 赤かぶ[237724] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:35:59 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2823]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c17
コメント [戦争b25]
18. 赤かぶ[237725] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:37:05 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2824]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c18
コメント [戦争b25]
19. 赤かぶ[237726] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:40:27 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2825]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK296]
41. [259] iK8 2025年2月24日 13:45:19 : Dhh2UXmN3Q : NVhrdGR6L2xVVUU=[1]
 
>>25  
 
「下ネタ事件にすり替えた」ですか。私は、寡聞にしてその「沖縄密約事件」がピンと来ませんので、逆によく知る兵庫県の混迷から「沖縄密約事件」を推測する次第です。職員からソッポを向かれ、議会からソッポを向かれ、県民からソッポを向かれて不人気どん底の知事が、短期間でかつ自力で、その信頼を回復するのは不可能でしょうね。そこで「クーデター説」や「下ネタ説」が登場した。 これほど効果てき面の信頼回復への特効薬もないでしょう。
 

 
※ ↑ これに 11/15「竹内県議がようさんデマ流しとるわ。証拠出せ証拠。音声とか録音」が続く。

出典:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1748361
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c41
コメント [政治・選挙・NHK296]
42. [260] iK8 2025年2月24日 13:45:46 : Dhh2UXmN3Q : NVhrdGR6L2xVVUU=[2]
<△20行くらい>
 
>>41
「元兵庫県議への批判はどのように拡散していたのか?」
 
鳥海研究室のクラスター分析です(政治板では再掲だったと思いますが)。
X上のデータ収集:2024/01/01 〜 2025/01/18(竹内氏の自殺の前日)。
情報を拡散していたのはどういうアカウントか。
 


 
保守党:日本保守党(百田尚樹代表、河村たかし共同代表、有本香事務総長)

出典:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bf0ff816811c0f7812100ef8ce726715e30d3afc
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c42
コメント [戦争b25]
20. 赤かぶ[237727] kNSCqYLU 2025年2月24日 13:47:29 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2826]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/892.html#c20
コメント [戦争b25] 重大なゼレンスキーの戦争責任(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
61. воробей[953] hHKEgISChICEcYR1hHo 2025年2月24日 13:48:00 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[430]
<▽33行くらい>
>>60
>マイダン革命の当時の大統領がロシアより政策を実現しようとしていた

ヤヌコヴィチ大統領は、けっして「ロシア寄りの大統領」ではなかったですね。
ヤヌコヴィチ政権は、オレンジクーデター前のクチマ政権同様、ロシアとEUの間に位置する中立国家というスタンスでした。
2014年のマイダンクーデターの背景にはロシア、ウクライナ、EUの関係の兼ね合いがあったそうです。
EU加盟を巡ってヤヌコヴィチ大統領から「これはロシアとも関係がある」とプーチン大統領が相談を持ち掛けられ、EU加盟条約に目を通した時、それはロシアにとって問題という事が判明したそうです、
と言うのもウクライナとは自由貿易圏を結んでおり、国境も開放されていたからです。
そこで、プーチン大統領はウクライナとの税関の国境を閉鎖すると言ったそうです。
ヤヌコビッチ大統領は、それによってウクライナがどれだけ得をし、どれだけ損をするかを計算し始め、「署名する前に考える時間が必要だ」とEU加盟についてEU担当者に告げた瞬間、マイダン広場での平和的デモ活動だったのが一転、アメリカが用意周到に武装した人達が投入され破壊的な手段を取り始め、クーデターになったそうです。

まあ、クーデター派はウクライナをEUに加盟させたかったのでしょう。
しかし、これは「全ウクライナ国民の総意」でない事は明らかです。
それは当時、EUよりもロシアとの貿易が多かった事を考慮すれば一目瞭然です。
これは、当時、ウクライナ経済全体の基盤となっていたロシアとの協力関係でもありました。
企業間の協力関係は、旧ソヴィエト連邦時代から非常に緊密でした。
ある企業はロシアとウクライナの両方で組み立てる部品を生産していましたし、その逆もありました。
その意味ではクーデター派がウクライナ西部に住むロシアとは関係が浅い人々という事がわかります。
主体性のない彼等(独立国家と言えない現在のバンデロスタンは典型的)は、自分達で国を豊かにする事はできないと考え、EUに加盟すれば、自分達もEU諸国のように豊かになれると信じたのでしょう。

ちなみに現在、ロシアで国民から批判されているウクライナで起きた2014年の出来事にプーチン大統領が介入しなかった点について、プーチン大統領がヤヌコヴィチ政権の汚職体質を嫌ったという事情もあった点も付け加えておきます。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/886.html#c61

コメント [戦争b25] 米露の高官はリヤドでウクライナだけでなく、軍事、外交、経済など広範な協議(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
13. [3194] iKQ 2025年2月24日 13:55:41 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3195]

 まあね トランプさん マスクさん  良くやってくれているよね〜〜〜

 愛は 10年も前から トランプ支持だ〜〜

 愛は 20年前から  プーチン支持だ〜〜

 愛は 今後は     マスク支持になる
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/891.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK296] 予算採決、聴取実施が前提 立民野田代表、自民裏金巡り(東京新聞 TOKYO Web) 達人が世直し
1. 多摩川[361] kb2WgJDs 2025年2月24日 14:02:53 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1297]
自民党も メディアも 検察 も 司法も ほんと 自浄能力なし

 すべて ひっくるめて 刑務所で 取り調べ と 責任をとらせること
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/676.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
42. 秘密のアッコちゃん[1371] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年2月24日 14:06:19 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[809]
<■4485行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
選択的夫婦別姓制度のプラス面とマイナス面を考えた場合、マイナス面が圧倒的に大きいので、選択的夫婦別姓制度の導入には断固反対だ。

「通称使用の拡大」男女とも過半数、全年代、職業で最多 共産支持層も FNN世論調査
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/2/24 12:30
https://www.sankei.com/article/20250224-MQHMGVO2XZHUVAIQ5WNV7ZHQEM/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2025年2月22、23両日に実施した合同世論調査で、選択的夫婦別姓制度の法整備について尋ねたところ、
「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」
が、男女を共に過半数を占めた。
全年代で、また、選択肢にあるすべての職業で最多だった。
支持政党別でも、共産党支持層は
「通称使用の拡大」

「賛成」
を上回った。
■女性も「賛成」3割
男性では「賛成」の25.3%に対し、「通称使用の拡大」の51.2%と「反対」の21.5%の合計が7割を超えた。
女性では「賛成」が30.6%にとどまる一方で、「通称使用の拡大」は52.2%、「反対」は16.1%に上った。
男女共に法整備に慎重な姿勢が浮き彫りになった。
世代別でみると、30代と70歳以上を除き、
「通称使用の拡大」
が過半数だった。
経団連や一部野党などは、夫婦別姓を求める理由の1つに
「キャリアの断絶」
を挙げている。
今回の世論調査では、職業別に正規雇用、非正規雇用、自営・フリーランス、主婦・主夫、学生、無職、その他の選択肢で尋ねた。
全ての職業で「通称使用の拡大」を選んだ人が最多で、無職(42.0%)以外は半数を超えた。
「賛成」が3割を超えたのは学生(38.0%)と非正規雇用(36.4%)だった。
「反対」の割合が他の職業に比べ高かったのは、「無職」(28.8%)と「自営・フリーランス」(25.4%)だった。
■公明・立民支持層も「賛成」過半数届かず
支持政党別では、公明党支持層の47.3%と立憲民主党支持層の46.6%が「賛成」と答え、「通称使用の拡大」を上回った。
両党は今国会での法案成立を目指しているが、その両党の支持層でも「通称使用の拡大」と「反対」の合計は「賛成」を小差で上回った。
共産支持層では「賛成」の39.9%に対し「通称使用の拡大」が49.3%で上回り、「反対」が5.8%だった。
日本保守党の支持層では「反対」が最多の48.2%、「通称使用の拡大」が31.8%、「賛成」はいなかった。

選択的夫婦別姓「通称使用拡大を」51%で過半数 「反対」含め7割が導入否定的
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2025/2/24 11:46
https://www.sankei.com/article/20250224-SXETE7ZTU5JQVP433ERNY7EURQ/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2025年2月22、23両日に実施した合同世論調査で、選択的夫婦別姓制度に関する法整備について尋ねたところ、「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」との回答が51・7%と過半数を占めた。
前回調査(2025年1月18、19両日実施)比では6・5ポイント増加した。
法整備に「反対」との回答は18・7%で、前回比で4・0ポイント増加した。
選択的夫婦別姓を導入する法整備に否定的な回答が、前回は計6割だったが、今回は計7割に増加したことになる。
一方、法整備に「賛成」との回答は28・0%で、前回比で9・5ポイント減だった。

「建国記念の日」に党大会 国民民主の保守加速 夫婦別姓推しの連合幹部に榛葉幹事長は…
政界徒然草
2025/2/24 6:00
https://www.sankei.com/article/20250224-B5QW4QMJONMMZLBFNJJW27UDV4/
国民民主党の保守化が加速している。従来の家族の在り方を変える可能性を指摘されている選択的夫婦別姓制度を巡り、玉木雄一郎代表(役職停止中)と榛葉賀津也幹事長が性急な導入に
「待った」
をかけた。
これまでも憲法改正や原発再稼働、現実的な安全保障政策などを訴えてきた国民民主。
2025年夏の参院選を見据え、石破茂政権に批判的な岩盤保守層を奪い取る構えだ。
■党大会で紀元節に言及
「今から2685年前の今日、日本書紀によると、国づくりが始まった」
「その節目の日に、国民民主の党大会が開催されることに感謝と身が引き締まる思いでいっぱいだ」
今月2025年2月11日に東京都内で開かれた国民民主の党大会で、最も印象に残ったのが、榛葉氏によるこの挨拶だった。
国民民主は従来、リベラルと保守の二項対立とは距離を置く
「改革中道政党」
を掲げてきた。
だが、昨秋2024年秋の衆院選は、石破政権に批判的な保守層の後押しもあり、議席数が公示前から4倍増に躍進した。
新暦の紀元前660年2月11日に初代の神武天皇が橿原宮(奈良県)で即位した紀元節に触れた背景には、日本の伝統を大切にする保守層への配慮が透けて見えた。
■夫婦別姓にブレーキ
とりわけ保守層から歓迎されているのが選択的夫婦別姓制度への対応だ。
国民民主は先の衆院選の公約で同制度の導入を掲げていたが、玉木氏は2025年1月17日の産経新聞の単独インタビューで慎重に対応すると指摘。
「多くの国民に関わる事であり、イデオロギーや政局的なものにせず、出来るだけ幅広い合意を得る丁寧な議論が必要だ」
と強調した。
また、榛葉氏も2025年1月30日の産経インタビューで、子供の姓の扱いなどについて
「慎重な議論が必要で、政争の具にすべきでない」
との見解を示し、歩調を合わせた。
2025年2月14日の記者会見では
「保守もリベラルも関係ない」
「大人は選択できるかもしれないが、子供が半ば強制では子供が不幸になる」
と強調。
家族の絆を重んじる保守政党でありながら、推進派を抱える自民党を
「中に色んな考えがあるようだ」
と皮肉る余裕も見せた。
戸惑いを隠せないのが国民民主の最大支援組織で、同制度の早期導入を求める連合だ。
2025年2月11日の党大会に招待された芳野友子会長はたまらず
「導入しないことは男女が不平等な状態を放置することを意味し、人権に関わる由々しき問題だ」
と国民民主にプレッシャーをかけた。
しかし、この発言がどこまで執行部の耳に響いたのかは不透明だ。
同制度導入を求める連合関係者は今年2025年に入り、
「今国会の最大の法案だ」
と榛葉氏に発破をかけたが、子供への悪影響を念頭に榛葉氏が首を縦に振ることはなかった。
■支持層の変化も影響
立憲民主党は今国会に同制度導入を謳う民法改正案を提出する方針だが、成立を左右するのは国民民主と言っても過言ではない。
同制度を審議する衆院法務委員会の構成メンバーのうち、推進派と目されてきたのは立民(西村智奈美委員長を除く)や国民民主、公明党、共産党を合わせて15人。
自民や日本維新の会の一部が賛成に回れば過半数の18人に達する計算だ。
しかし、国民民主が慎重姿勢を堅持すれば法務委での過半数獲得も容易ではなくなる。
なぜ国民民主は変わったのか。
先の衆院選以降の支持層の変化を指摘する声は少なくない。
国民民主の比例票は前回(令和3年)の259万票から617万票へと大幅に増えた。
連合関係者は石破政権に不満を抱く岩盤保守層の影響だと分析。
「安倍晋三政権を支えていた支持者が相当流れてきている」
と語る。
国民民主の勢いは2025年夏の参院選の結果も左右する。
歴代の自民政権は野党の分断を仕掛けることで
「1強」
態勢を築いてきた。
自民重鎮は、国民民主が積極的な候補擁立を決めたことに関して、
「野党同士で潰し合うことになる」
とソロバンをはじく。
一方、保守路線にシフトした国民民主はむしろ自民の票を奪うとの見方もある。
立民の閣僚経験者は
「国民民主はどんどん右傾化している」
「このままだと、参院選ではむしろ、自民票を食うだろう」
と指摘する。
いずれにせよ保守色を濃くした国民民主の影響力が、かつてないほど政界で強まっていることだけは間違いない。

産経調査結果に「子供への影響研究を」の意見 選択的夫婦別姓是非議論の自民WT
2025/2/20 20:41
https://www.sankei.com/article/20250220-YVSELFAQVBO4PDFUMDOGUJG67Q/
自民党は2025年2月20日、
「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム(WT)」(座長・逢沢一郎衆院議員)
の会合を開き、選択的夫婦別姓制度導入の是非に関する内閣府や報道各社などの世論調査結果について議論した。
産経新聞社が昨年2024年11〜12月に小中学生約2千人を対象に行ったアンケートも取り上げられた。
逢沢氏は会合後、記者団に、産経の調査が子供の意向を調べた唯一の調査だと指摘した上で
「もっと深く子供の意見を聞くことや、新しい制度になった時に子供にどのような影響があるかを研究すべきだとの意見がかなり出た」
と語った。
産経のアンケートでは、夫婦別姓導入で家族が別の名字になることに約半数が
「反対」
と答えた。

「選択的夫婦別姓は強制的親子別姓」池谷准教授 日本会議懇談会に自民、維新から75人
2025/2/19 18:05
https://www.sankei.com/article/20250219-TFPDA63IWJMPBLR6MOGN2BRYXQ/
超党派の保守系議員で作る
「日本会議国会議員懇談会」(会長・古屋圭司元拉致問題担当相)
は2025年2月19日、国会内で家族制度を考える勉強会を開催した。
自民党と日本維新の会から代理出席を含め計75人が出席し、選択的夫婦別姓制度を導入することによる子供への影響などについて意見を交わした。
会合では、家族法に詳しい長崎大の池谷和子准教授が
「選択的『夫婦別姓』は強制的『親子別姓』です−親子別姓は何をもたらすか」
と題して講演した。
出席者によると、池谷氏は別姓制度導入によって夫婦別姓が親子別姓、兄弟別姓になっていくことは、子供の発達に悪影響が出る可能性があることを指摘したという。
講演後には質疑応答が行われ、出席者からは
「個人が先立ち過ぎてしまうと家族の一体感や、社会の安定性が損なわれることになるのではないか」
との意見が出た。
別の出席者は
「従来の戸籍制度は非常に優れた制度だ」
「しっかりと残していくことを考えるべきだ」
と主張した。
同懇談会では、一昨年2023年に家族プロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、家族制度に関する議論を重ねてきた。
山谷えり子・家族PT座長(自民)は会合後に記者団に対し、別姓制度に関して
「家族や社会の在り方に大きく影響する問題だ」
「選択的だからといって、その人だけの問題ではないという視点で進めることが大事だ」
と述べた。

選択的夫婦別姓めぐる朝日、共同の二択質問 「前提がおかしい」自民党内に不信募る
世論調査
2025/2/17 17:08
https://www.sankei.com/article/20250217-D7AYVEPQWJKWNLAY6WPSVJ7CLA/
選択的夫婦別姓制度を巡る報道各社の世論調査で、制度導入の賛否の二択で質問した場合と、旧姓の通称使用拡大を含めた複数の選択肢を提示した場合では回答結果が大きく異なった。
自民党では旧姓の通称使用拡大の議論が進む。
党内の一部には、この選択肢を排除し、二択で質問し続ける報道機関への不信感が募っている。
2025年2月16、17両日に公表された共同通信や毎日、朝日、読売の世論調査では、今国会の焦点となっている選択的夫婦別姓制度に関する質問がいずれも盛り込まれていた。
ただ、質問の選択肢の内容は各社で分かれた。
選択的夫婦別姓制度導入について
「賛成」

「反対」
の二択で回答を求めたのは朝日と共同だ。
朝日は同制度に関し
「法律を改正して、夫婦が同じ名字でも、別々の名字でも自由に選べるようにすることに賛成ですか」
と質問。
賛成が63%、反対が29%だった。
旧姓の通称使用拡大についての質問はなかった。
共同は同制度導入の賛否を尋ねた上で、旧姓の通称使用拡大について
「名字変更で生じるさまざまな問題や不便が解決すると思いますか」
と質問し、
「解決しない」
が58・1%に上った。
一方、毎日は同制度の導入や旧姓の通称使用拡大、両方を進める、両方を進めないとの選択肢を用意。
いずれの回答も16〜24%に分散した。
読売は3つの選択肢を示し、
「夫婦は同じ名字とする今の制度を維持しつつ、通称として結婚前の名字を使える機会を拡大する」
との回答が46%で最も多かった。
選択的夫婦別姓制度を巡っては、自民党内ではかねてから
「二択では、国民の声を正確に受け止められない」(党若手)
との意見が根強くある。
自民党関係者は
「一部報道機関は質問の前提がおかしいのではないか」
と不満を口にした。

<主張>選択的夫婦別姓 「親子別姓」を強制するな
社説
2025/2/14 5:00
https://www.sankei.com/article/20250214-LMH5A675K5OQ5DMKI5JPAB2FOQ/
親子別姓を強制するおかしな制度だ。
選択的夫婦別姓のことである。
自民党は導入の是非を巡り、党内議論を始めた。
夫婦が同じ姓であるのは現代日本人の家族観と結び付いている。
結婚時の姓の変更に伴う不便を解消するための議論はあって然るべきだ。
だが、子供の立場を蔑ろにし、家族の一体感を損なう選択的夫婦別姓制度の導入は弊害が多過ぎる。
賛成することはできない。
自民の夫婦別姓に関するワーキングチームの会合で、高市早苗前経済安全保障担当相は
「自民は政権を奪還した平成24年衆院選で旧民主党の夫婦別姓案に反対した」
「その後も(旧姓の)通称使用拡大を約束してきた」
と主張した。
座長の逢沢一郎衆院議員が、意見集約の期限を設けないとしたのは妥当だ。
石破茂首相(自民総裁)2025年2月12日の国会で、選択的夫婦別姓制度について
「いつまでも結論を先延ばしにしてよい問題とは考えていない」
と述べたのは理解に苦しむ。
立憲民主党は選択的別姓の実現に向けた推進本部を立ち上げた。
だが、安易な導入は取り返しがつかない。
立民などは子供たちが受けるであろう悪影響を軽く見ている。
夫婦別姓では、父か母のどちらかが必ず子供と別の姓になってしまう。
疎外感を持つ子が出てくるだろう。
どちらの姓を子供に付与するかを巡って祖父母らも絡み、争いが生じかねない。
最も喜ばしい子供の誕生時に起きていい話ではない。
導入論者は、夫や妻の事ばかりに拘り、親よりも弱い立場にある子供の存在を軽んじている。
極めて残念だ。
子供を優先するのが親や社会の務めだと気付いてもらいたい。
選択的夫婦別姓が導入されれば戸籍制度も変質する。
姓は砂粒のような個人の呼称へ変貌する。
先祖から子孫へと、世代を重ねていく家族の呼称としての姓でなければ、そもそも姓を名乗る必要があるのだろうか。
選択的とはいえ別姓は個人の問題ではない。
家族や社会の在り様に関わる大問題だ。
令和3年の内閣府世論調査では、選択的夫婦別姓を求めたのは3割に届かず、同姓維持と同姓のまま通称使用の制度化を望む声は7割弱に上った。
政党は社会に分断を招いてはならない。

最大の問題は「子の姓」、旧姓の通称使用拡大へ結論を 国士舘大・百地名誉教授
2025/2/7 19:38
https://www.sankei.com/article/20250207-27NPT5X3KZJTHEUXDATVONIM4Q/
自民党は来週、選択的夫婦別姓制度を巡る党内議論を本格化させる。
同制度の問題点や旧姓の通称使用拡大について、国士舘大の百地章名誉教授(憲法学)に聞いた。

選択的夫婦別姓制度の最大の問題は子の姓の扱いだ。
生まれたばかりの子には姓の選択権がない。
それどころか、別姓家庭に生まれた子は、父か母いずれかの名字とは異なる
「親子別姓」
を強制させられる。
現在、一部の野党が示す案では、子が生まれる度に夫婦が姓を決めるとあるが、現行の戸籍法では出生後14日以内に氏名を届け出なければならないため、夫婦間の協議が整わなければ無戸籍児になる。
別姓夫婦が結婚時に生まれてくる子の姓を事前に決めておく案もある。
だが、決められなかった場合は婚姻届が出せず、
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」
と定めた憲法24条に違反する恐れがある。
野党案はこうした問題の解決に
「家庭裁判所に判断を求める」
とするが、正当な判断基準は見当たらない。
別姓導入賛成派の論拠は、平成27年と令和3年の最高裁判例が
「この種の制度の在り方は国会で論ぜられ、判断されるべきだ」
と判示したことだ。
しかし、判決は同姓制を合憲としており、別姓導入を求めたわけではない。
各種調査では5割近くが通称使用拡大を必要とする一方、別姓導入賛成は2割程度にとどまる。
これは便宜上の不具合を改善してほしいということに他ならない。
旧姓の通称使用拡大を別姓制度の
「妥協案」
と捉えてはいけない。
別姓導入の議論が浮上したことで通称使用の拡大の議論が熟した側面もあるが、考え方は全く違うものだ。
これまで懸案になっていた姓を巡る問題を解決するためにも、通称使用拡大の法整備に向けて結論を出すべき時期に来ている。

夫婦別姓議論、旧姓の通称使用拡大巡り自民保守派に複数案…一本化できなければ党分断も
2025/2/7 18:39
https://www.sankei.com/article/20250207-5X76YPN3GNMSVGNGL6VGUKS67E/
今国会の焦点である選択的夫婦別姓制度を巡り、自民党は来週、党内議論を本格化させる。
家族の在り方を変える懸念から、制度導入に慎重な保守系議員らは旧姓の通称使用を拡大する方向で意見集約を目指す。
ただ、慎重派の間でも通称使用拡大に関して複数の案が存在しており、一本化を巡っては党の分断に繋がる恐れもある。
2025年2月4日午後、党本部で開かれた有志グループ
「保守団結の会」
の会合。
顧問を務める高市早苗前経済安全保障担当相は
「自民は多くの方に、旧氏を通称使用する機会をもっともっと拡大する約束を何度もしている」
「これを早期に実現することが一番だ」
と強調し、通称使用拡大に向けた私案を示した。
高市氏の私案は、戸籍上は同姓を維持しつつ、旧姓の通称使用拡大を法律で位置づける。
現状、住民票やパスポート(旅券)などの公的証明書は希望すれば、現在の姓と旧姓の併記が可能だ。
この仕組みを幅広い分野に広げて不便を解消するため、国や地方公共団体、事業者に必要な措置を取るよう求める。
高市氏は以前、戸籍法の改正を視野に入れていたが、住民基本台帳法施行令の一部改正によって住民票などに旧姓併記が可能となったため、戸籍法は改正しない形とした。
別姓制度導入の是非が改めて注目されるきっかけとなった経団連の昨年2024年の提言は
「通称は法律上の姓ではないため、旧姓併記を拡大するだけでは解決できない課題も多い」
と指摘していた。
一方、衛藤晟一元沖縄北方担当相らの案は、公的証明書への旧姓の併記と単独使用のいずれも可能とする。
旧姓の使用を法制化し
「法定旧姓」
とすることで別姓制度を導入しなくても、経団連が指摘するような課題の解決に繋がるとしている。
稲田朋美元防衛相は、
「婚前氏続称制度」
の創設を主張する。
旧姓を通称ではなく
「呼称上の氏」
として法的に認め、公的な場面では旧姓を使用することを想定している。
慎重派は複数案を一本化し、導入推進派に対して党内議論の主導権を握りたい考えだ。
党内には、拙速な議論は避けるべきだとの意見もあるが、立憲民主党は今国会で導入に向けた民法改正案の提出を予定している。
自民の森山裕幹事長は2025年2月4日の記者会見で、関連法案を採決する際の党議拘束の必要性を重ねて主張した。

「強制的親子別姓」「子供に選択の機会ない」選択的夫婦別姓を日本女性の会が危惧 横浜で
2025/2/7 10:50
https://www.sankei.com/article/20250207-XGELSVKT5FGOVOVXV2OLGIPJ3A/
日本女性の会神奈川は2025年2月6日、JR横浜駅前で今国会の焦点とされる選択的夫婦別姓の導入に反対し旧姓の通称使用の法制度化を求める街宣活動を行った。
選択的夫婦別姓について、
「強制的親子別姓、強制的家族別姓です」
「家族がバラバラになります」
などと懸念を訴えた。
日本女性の会は日本会議の女性組織。
約20人の女性らがビラを配ったり、マイクで訴えたりした。
導入を求める側の人々が唱える
「選択制だから誰も困らない」
という訴えについては
「正しくありません」
「一番大きな影響を受けるのは子供です」
「選択制とはいえ、子供に選択の機会はありません」
などと危惧した。
同会は、4歳から高校2年まで10家族20人の子供に対し、それぞれの親から
「お父さんとお母さんが別々の名前になったらどう思う」
と尋ねてもらったところ、ほとんどが拒否感を示したという。
「家族がバラバラは絶対いや」
「うちは何家になるの」
との回答があったという。
同会神奈川の事務局長を務める横浜市の主婦、北島ゆり子さん(66)は
「子供は自分のことじゃなくて、親や家族全体のことを考えている」
「たかが名字、されど名字で、子供にとって大きな拠り所だと感じた」
と話した上で、
「子供の声は社会に反映されにくい」
と語り、丁寧な議論を訴えた。
北島さんは、10家族20人の調査について
「親にとっては、子供の考えを改めて感じ、絆が強まった機会になったといってくれた」
と述べ、選択的夫婦別姓の導入の是非が社会の話題になりつつある状況について
「反対派も賛成派も、改めて家族で『家族とは何か』『親子とは何か』を考える機会になれば一番いいと思う」
と語った。

夫婦別姓反対や通称使用法制化の推進を訴え 日本女性の会神奈川
2024/12/26 19:30
https://www.sankei.com/article/20241226-52IAT4YH4BMI3LSVHODYVHHQ5M/
日本女性の会神奈川は2024年12月26日、神奈川県藤沢市のJR藤沢駅前で
「夫婦別姓反対・通称使用法制化推進」
の街宣活動を行い、
「国民は選択的別姓制度を求めていません」
などと書かれたビラを配った。
参加したのは、同会や日本会議神奈川などの約10人。
メディアなどの調査をもとに、
「国民の7割が『別姓』に反対」
「中高生の9割以上が『別姓』に反対」
などと書かれたのぼりを掲げ、通行する人に
「姓の選び直しで社会は混乱する」
と語りかけ、通称使用の法制化を訴えた。

自民「創生日本」再始動、通称使用拡大案を提示「国の根幹めぐり党が割れるようでは…」
2025/2/5 18:55
https://www.sankei.com/article/20250205-5XCFEWLYMFOEZAAPSUVO5LP2FY/
安倍晋三元首相が会長を務めた自民党の保守系議員連盟
「創生『日本』」
は2025年2月5日、国会内で総会を開き、選択的夫婦別姓制度を巡り議論した。
総会の開催は約2年ぶりで、旧姓の通称使用を拡大する党内の複数の案が示された。
同制度の導入を巡っては党内で賛否が割れているが、同議連は通称使用拡大での意見集約を目指す方針だ。
「夫婦別姓は国民の間でも実際にどういうものか、実施したらどうなのかなど理解されていない点もある」
「議員も同様ではないか」
同議連会長代行の中曽根弘文元外相はこう強調した。
総会には、萩生田光一元政調会長や高市早苗前経済安全保障担当相、小林鷹之元経済安保担当相ら約40人が参加した。
この日は産経新聞の皆川豪志編集局コンテンツ統括を講師に招き、
「ごまかしの選択的夫婦別姓議論」
と題した講演も行われた。
皆川氏は、産経新聞が同制度について小中学生約2000人を対象に行ったアンケートの結果を説明し、
「国の根幹に関わる家族の在り方を巡り、党内の意見が割れるようでは有権者に見放されるのではないか」
と苦言を呈した。
同制度の導入には、立憲民主党などの野党に加え、連立を組む公明党も前向きな姿勢を示しており、今国会での焦点となる見通しだ。
自民では今月2025年2月中旬にも
「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム(WT)」
での議論が本格化するが、推進派、慎重派が混在している状況で、党内議論は難航が予想される。
■「自民離れ加速」選択的夫婦別姓への懸念
一方、保守系議員を中心とした慎重派は、今月2025年2月に入って発信を強めている。
2025年2月4日には有志グループ
「保守団結の会」
が会合を開き、制度導入に向けた拙速な議論を牽制した。
慎重派の念頭には、家族の在り方を変えうる制度を導入すれば
「保守層の更なる自民離れが加速する」(中堅)
との懸念があるためだ。
ただ、安倍氏の死去後、党内の保守系議員の結集軸は失われたままだ。
慎重派が党内議論を主導できるかどうかの予測は難しい状況だ。

自民・高市早苗氏講演の「保守団結の会」に20人 出席議員一覧 旧姓通称使用の拡大を
2025/2/4 18:50
https://www.sankei.com/article/20250204-PWUCMPUC5JB4NIWYXAD7NLGAXY/
自民党の高市早苗前経済安全保障担当相が2025年2月4日、選択的夫婦別姓の導入の是非を巡り旧姓の通称使用の拡大を講演で訴えた保守系有志議員グループ
「保守団結の会」
には20人超の現職議員が出席した。
確認できた20人は以下の通り(敬称略)

≪衆院当選10回≫
高市早苗
≪当選6回≫
関芳弘
≪当選5回≫
黄川田仁志、中村裕之、簗和生
≪当選4回≫
三谷英弘
≪当選2回≫
石橋林太郎、尾崎正直、鈴木英敬、平沼正二郎、松本尚
≪当選1回≫
山本大地
≪参院当選3回≫
上野通子、北村経夫、西田昌司
≪当選2回≫
赤池誠章、佐藤啓
≪当選1回≫
白坂亜紀、田中昌史、若林洋平

選択的夫婦別姓巡り自民保守系活性化 5日に「創生『日本』」会合 党内意見集約は難航も
2025/2/4 18:42
https://www.sankei.com/article/20250204-UHSO75LGNNK2ZO6HRYKGPFVVIY/
自民党の保守系議員が、選択的夫婦別姓制度の導入に否定的な発信を強めている。
有志グループ
「保守団結の会」
は2025年2月4日、党本部で会合を開き、制度導入に向けた拙速な議論を牽制した。
立憲民主党が制度導入法案の提出を予定するなど、夫婦別姓を巡る議論が今国会の焦点の1つに浮上する中、石破茂首相(自民総裁)は、早期に党見解を取りまとめたい考えを示す。
ただ、党内は慎重派と推進派で割れており、意見集約は容易ではない。
「今、自民がやらなければいけないことは、公約を守り、多くの方の不便を更に解消できる法案を出すことだ」
高市早苗前経済安全保障担当相は2025年2月4日の保守団結の会の会合で、同制度の導入ではなく、自民が選挙公約に掲げた旧姓の通称使用の拡大を推進するべきだとの考えを重ねて強調した。
2025年2月5日には、安倍晋三元首相が会長を務めた自民内の保守系議連
「創生『日本』」
が夫婦別姓をテーマに会合を開く。
「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」(中曽根弘文会長)
も近く会合を予定しており、保守派による発信が活発化している。
衆院で与党が過半数割れする中、立民が今国会に同制度導入の法案を提出すれば、可決される可能性がある。
自民の保守系議員は慎重論で党内をまとめたい考えだが、旧姓の通称使用の拡大についても、党内に複数の案があり、意見の集約には至っていない。
■慎重派に危機感
自民の森山裕幹事長は今国会で関連法案を採決する際の党議拘束の必要性を重ねて主張する。
推進派を中心に
「党議拘束をかけない方がいい」
という意見が燻っていることが念頭にある。
自民の
「氏制度の在り方に関する検討ワーキングチーム(WT)」
の幹部は2025年2月4日、国会内で今後の議論の進め方などについて協議した。
出席者の1人は、今月2025年2月中旬にも党内で議論の場を設ける考えを示した。
慎重派のベテラン議員は
「通称使用の案を早く取りまとめて、党内の導入賛成派の人も含めて合意を得なければならない」
と危機感を示す。

「選択的」別姓論の大いなる逆説 何が「個」を失わせるか
正論2025年3月号 早稲田大学非常勤講師 大場一央
「早稲田なんか入りたくなかった」
「自分は東大に行くはずだった」。
こう思った学生が、いつまでも早大生と名乗ることを嫌がって学内で孤立する。
「私は栄光ある巨人軍で長年プレーしてきた」
「今度北海道日本ハムファイターズに移籍するが、
『いつまでも自分は巨人の何某である』
と宣言する」。
こんな新入団選手を、ファイターズファンは複雑な気持ちで見つめる。
結婚して別姓を
「選択」
するということは、そういうことだ。
結婚したての頃は、相手方の親族とどういう距離感で付き合うべきかも分からず、一方で夫婦の考えや感性の擦り合わせも行わなければならないから、実は最も苦しく孤独な時期である。
そんな時期に、男性側の姓にせよ女性側の姓にせよ、結婚したにもかかわらず別姓を
「選択」
するということは、相手方の親族に対して、あなたがたのチームに入る気はありませんと、出会い頭に拒絶していることになる。
別姓が強制されるならまだしも、
「選択」
は当人の意思が際立つ。
最悪の一手を打ってしまったと言うしかない。
子供を授かったら更に深刻だ。
とかく子供は親の喧嘩に敏感である。
黙っていられるならまだしも、どちらに味方するか迫られたら、どちらも悪く言うのは嫌だから、困った挙げ句に泣きたくなる。
白紙のような頭と心に刷り込まれた親の考え方や感性は、良くも悪くもかなり長い間、子供を支配する。
その親が2つに分かれ、子供にいずれかの姓を
「選択」
させる。
これはチームが分かれるどころか、子供の人格を作るモデルの分裂であり、アイデンティティーもへったくれもない。
ここで争おうものなら、離婚した両親が親権を争う姿を見て、自分の存在そのものを否定してしまうような、不幸な自意識が生まれても不思議ではない。

選択的「夫婦」別姓は強制的「親子」別姓だ こんなにある致命的欠陥
正論2025年3月号 元東京新聞編集委員 椎谷哲夫
数年前、元文科事務次官の前川喜平氏がSNSでこんな発言を醸した。
「同性婚も選択的夫婦別姓も、それで幸せになる人がいて、不幸になる人はいないのだから、誰にも反対する理由はない」
「反対する人は、自分の好き嫌いを人に押し付けて、人を不幸にしているのだ」
自由な議論を行うことが民主主義の根幹であるはずだが、前川氏は自分と意見の違う人たちを黙らせようとした。
「選択的夫婦別姓」
は、こんなにも人を攻撃的にしてしまうのか。
公明党とも連携して別姓法案を国会で通そうとする立憲民主党の野田佳彦代表は採決で
「(自民党の賛成議員を)炙り出す」
と言い放った。
理はこちらにあるから決着をつけようということらしい。
だが、選択的夫婦別姓には、解決しようのない問題がいくつもある。
30年ほど前、別姓導入を打ち出した法制審議会は、子供の姓を
「いつ決めるか」
で揉めた。
制度導入の最大の弱点だから、今も決着はついていない。
別姓派の理論的支柱である民法学者は
「戸籍」
をばらばらにして
「個籍」
にするべきだと言っている。
「戸籍の解体」
だ。
まだある。
仮に選択的夫婦別姓が導入されても
「夫婦同姓を維持して旧姓の通称使用を法制化してほしい」
という多数派のニーズは満たされず放置されるのだ。
■「子供の姓いつ決めるか」で対立
選択的夫婦別姓は、片方の親と子が必ず別姓になる
「親子別姓」
である。
家族の中に異なる2つの姓があるということで言えば
「家族別姓」
である。
更に、子供の意思と無関係に親の都合で子供が別姓を強いられるという意味では
「強制的親子別姓」
と言ってもよい。
選択的夫婦別姓の法案要綱を答申した法制審議会に法務省参事官として関わった小池信行氏も講演録『夫婦別姓を考える(『法の苑』2009年春)』の中で
「夫婦別姓の問題は最終的には子の氏の問題に帰すると思っている」
と語っている。
選択的夫婦別姓にした場合、
「いつ子供の姓を決めて届けるか」
が問題になる。
最大の要点であり、難点でもある。
平成8(1996)年2月に法務省の法制審議会が答申した
「民法の一部を改正する法律案要綱」

「婚姻の際に届ける」
としている。
これに対し、立憲民主党・共産党など野党が令和4(2022)年6月に共同で国会に提出した
「民法の一部を改正する法律案」

「出生時に届ける」
としている。
立憲民主党など野党は与党の公明党も引き入れ、この法案を再提出して閉会中の通常国会(2025年6月中旬会期末)で成立させようとしている。
実は30年近く前の法制審議会で、子の姓の決め方について意見が真っ二つに分かれて揉めた経緯がある。
■「婚姻時の届け出」は憲法違反
当時、民法部会員として審議に加わった元都立大法学部長の唄孝一氏(故人)は『家族ージェンダーと自由と法』(水野紀子編)で
「子供の氏について意見が違ったわけである」
「これは最終的に案を決める上でネックになったものであった」
と振り返っている。
唄孝一氏によると、原案(法制審議会の法律案要綱)については、前述のように
「婚姻の際に届ける」
ことになっているため
「婚姻の要件を加重する」
との批判があった。
婚姻するために新たな条件が負担として加わると考えれば分かり易い。
これについては、前述の講演録
『夫婦別姓を考える』
で小池信行氏も言及している。
「婚姻というのは憲法に夫婦の間の合意さえあれば成立すると書いてあるではないか、それなのに子供の氏を決めなければ婚姻ができないのは憲法違反である」
との強い批判があろと指摘。
更に
「結婚しても子供を作らないという夫婦や、あるいは年齢的にもう子供ができないという夫婦についても、生まれてくる子供の氏を決めなさいというのは、心理的な抵抗があることを挙げる人もいる」
「つまり子供は自分たちには不要だと考えている人たちにも、子供の氏を決めないと婚姻届を受理しないのは酷ではないか、そういう反対論がある」
というのだ。
■「出生時の届け出」で「姓の取り合い」も
これに対し、立憲民主党などの
「出生時に届ける」
という考え方も致命傷になりかねない問題を抱えている。
この案は法制審議会の
「婚姻の際に届ける」
の対案として出たものだ。
出生届は生後14日以内だが、その間に決まらなかったら、どうするかという問題が出てくる。
立憲民主党はHPに
「(夫婦間の)協議不調・協議不能の場合は家庭裁判所の審判に委ねる」
と記している。
だが、家裁が何を基準に子供の姓を決めるというのか。
前述の小池信行氏は
「家庭裁判所が多分頭を抱えることになる」
と指摘する。
離婚の判決で未成年の子の親権を決める際は、夫婦と子供には、それまでの生活があるから判断材料がある。
子供から意見を聴くことも可能だ。
だから、父母のどちらが適任かを判断できる。
しかし、子供を授かったばかりなのに、どちらが人格的に優れ、経済力があるかで決められる性格のものではない。
赤ちゃんは意思表示などできない。
双方の実家が
「うちの姓にして欲しい」
と介入し、子の姓の取り合いになる可能性だってある。
夫婦が一緒に暮らすわけだから、双方が完全に納得しないと、その後の家庭生活にも影響する。
審判が長引けば
「戸籍のない子」
になったり、訴訟に発展する恐れもある。
夫婦同姓の子であれば、生まれた瞬間に姓が決まり、摘出でない子も母の姓に決まるのに、別姓夫婦の赤ちゃんは、出生直後から
「不利益」
を被ることになる。
平成6年に批准した
「児童の権利に関する条約」
の第7条には
「児童は、出生の時から氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし・・・」
とある。
そんな欠陥を抱えたまま別姓法案を通そうとしても、国民感情が許さないだろう。
■経団連も「子の不利益」を素通り
経団連は夫婦別姓について
「先送りできない最重要課題」
だと主張し、政府を揺さぶっている。
企業の経営者だって家族の一員なのだが、ビジネス上の利益確保という視点だけで問題の可否を論じようとしている。
筆者は令和6(2024)年6月、日本記者クラブで行われた経団連のダイバーシティ推進委員長である魚谷正彦氏(当時資生堂会長)の講演で、親子の姓の分離の問題についての見解を求めた。
魚谷正彦氏は
「私は非常に大変重要なことだろうと思っているが、経団連としてどうすべきだ、こうすべきだというスタンスは取っていない」
と答えた。
「組織として関知しない」
ということなのか。
余りにも無責任だ。
■3択の世論調査こそ民意反映
東京地検特捜部出身で元法相の山下貴司氏は、令和6年12月の衆院予算委員会の質疑で石破茂首相を前に、選択的夫婦別姓制度は
「硬直的制度」
であり
「家族別姓か、旧姓を法律上の姓として使用することを諦めるかという究極的な選択を迫るものだ」
と述べた。
選択的夫婦別姓が導入されても、
「夫婦同姓を前提に通称使用を法制化する」
という国民のニーズは満たされない。
だから、選択的夫婦別姓制にしない限り、法的根拠をもって旧姓を使うことはできない。
山下氏の言う通りである。
国会でのこれまでの質疑を聴いていると、立憲民主党や公明党などの国会議員は、選択的夫婦別姓の正当性を訴えるのに、
「賛成」
「反対」
の2択の調査結果しか使わない。
その方が都合の良い結果が出るからだ。
朝日新聞の令和6年7月の2択の世論調査は
「賛成」73%
「反対」21%
NHKの令和6年7月の世論調査は
「賛成」59%
「反対」24%
だった。
共同通信や日本経済新聞・毎日新聞も同様だ。
これに対し、内閣府の世論調査は3択だ。
令和3年12月の調査(翌年令和4年3月公表)は
「夫婦同姓を維持した上で旧姓の通称使用の法制度を設けた方がよい(42.2%)」
「現在の夫婦同姓の制度を維持した方がよい(27%)」
「選択的夫婦別姓の制度を導入した方がよい(28.9%)」
だった。
令和6年7月の「JNN」(TBS系列のニュースネットワーク)の調査も、
「同性を維持しつつ旧姓を通称としてどこでも使えるように法制化すべき」
が最も多い47%になり、
読売新聞の令和6年9月の調査も
「夫婦は同じ名字とする制度を維持しつつ、通称使用として結婚前の名字を使える機会を拡大する」
が最多の47%を占めた。
ちなみに、産経新聞・FNNは、短期間に2択と3択を分けて訊いている。
令和6年7月の調査は、朝日新聞やNHKと同じ2択で、
賛成66.6%
反対25.5%
だった。
令和6年9月の調査は
「夫婦同姓を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる法整備をする」
との選択肢を加えた回答を求めた。
その結果、追加した選択肢が最大多数の46.5%となり、賛成は38.9%、反対派12%に減った。
数字だけ見ると、賛成と反対で減った分の合計41.2%に、2択で賛否を明らかにしなかった5%が加わったことになる。
この結果をどう捉えればよいのか。
2択で「YES」か「NO」を迫られたら、割り切れなくてもどちらかを選ぶしかない。
「選択的だから」
という程度の判断で決めた人が多かったと想像できる。
これに対し3択は、選択肢が多くなった分、回答者の隠れていた意思が表に現れたと言える。
どちらが民意を反映しているかは、考えるまでもないだろう。
それでも、別姓推進派はそうした
「不都合な真実」
を無いことにしてしまう。
朝日新聞やNHK、共同通信など選択的夫婦別姓導入に熱心なマスコミは、国民世論の意思を2択でしか探っていない。
一体何を恐れているのか。
■個人籍への移行は「戸籍の解体」
選択的夫婦別姓制度を導入した場合に
「戸籍」
がどうなるかも心配だ。
福島瑞穂・社民党党首は平成5(1993)年に当時の日本社会党機関誌局が出した
『夫婦別姓 家族をここからかえる』

「Q&A」
に、
「個人の尊厳という観点からはこの際思い切って個人登録にすべきだ」
とした上で、
「(個人登録は)個人単位になるわけですから『戸籍制度』という言葉自体もなくなるべきです」
と書いている。
「個人単位の登録」
については、選択的夫婦別姓制度導入運動の後ろ盾である立命館大学名誉教授の二宮周平氏も同じ主張を繰り返している。
『中央公論』(2022年6月号)では
「現実の家庭生活は(中略)多様な家庭生活・私生活が共存している」
「それにもかかわらず、夫婦と子という特定の家族像を基本にすることは、最早現状に合わない」
「戸籍制度も、多様な家族の在り方を保障し、支える制度にする必要がある」
と述べ、その編製を
「個人単位にすべき」
と主張している。
そして、
「各自が言わば筆頭者となり、自分を中心に、自分との関係で父母・配偶者・子を記載する形式こそ、自分が『人生の主人公』であることを明瞭に示すものであり、憲法の理念に忠実なものである」
と説いている。
■「戸籍維持」とは言わぬ井田氏
二宮氏は、編製上の問題であって戸籍の廃止ではないと言うが、一般国民の感覚からすれば
「戸籍の解体」
である。
選択的夫婦別姓制度が導入されると、社会制度上の統一性がないから、最終的には圧倒的少数派の
「個籍」
に収斂されていくであろう。
その時、戸籍という言葉は消える。
彼らの主張の背景には、現行の
「戸籍の筆頭者」
が、戦前までの家制度の名残りだという考え方がある。
筆頭者とそうでない家族との間に
「主従関係」
を持ち込むというのだ。
選択的夫婦別姓運動を主導してきた人々の
「共通の認識」
にもなっている。
井田奈穂氏が事務局長を務める
「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」
は、HPの
「選択的夫婦別姓Q&A」
にわざわざ
「戸籍の問題も戸籍を維持しているのも日本だけですので、戸籍を維持していくかどうかは別途議論の余地はある」
と記している。
「戸籍は維持する」
とは言っていないのだ。
■「家名存続なんて幻想の産物」
「改姓するとアイデンティティが失われる」
という意見がある。
自分が生きて来た家庭の
「アイデンティティ」
を、結婚後の新しい
「絆」
よりも優先するということだ。
法学・社会哲学者の青木孝平氏は
「夫婦の別姓がもたらすものは、夫と妻という他人同士の紐帯よりも、結婚後もそれぞれが生家の親との関係を重視する血縁的紐帯への過剰な依存である」
と自著で説く。
「一人っ子の男女がそれぞれの実家の家名を守るには別姓しかない」
と言う人もいる。
その場合、双方の実家(祖父母)は、孫にも家名を継いで欲しいだろう。
だが、子供が生まれるとは限らないし、生まれたら姓を振り分ける必要がある。
一人っ子なら、両家に
「姓の取り合い」
の感情も生まれる。
社民党党首の福島瑞穂氏が『楽しくやろう夫婦別姓』(1989年)に書いている。
「家名存続なんていうのは、元々幻想の産物である」
「娘夫婦が別姓になったとしても、孫が生まれないかもしれない」
「そしたら、そこで終わり」。
姓の決定は
「自己決定権(人格権)」
に属し、親から受け継いだ姓に縛られる必要はないというのが夫婦別姓派の主流だ。
■「別姓」に庶民が反発した歴史
選択的夫婦別姓導入を求める人たちが
「日本は元々、夫婦別姓だった」
というのは明らかな間違いだ。
彼らがその根拠の1つにしているのが、NHKの大河ドラマにも登場した北条政子だ。
源頼朝の正妻なのに、父親の北条時政の
「名字」
を名乗っているから
「別姓」
だというわけだ。
頼朝の
「源」
は天皇から与えられた血統を示す
「氏(うじ)」
であり、出自の異なる妻がこれを名乗ることはあり得ない。
そもそも、
「北条政子」
という呼称自体が、後世になって、人物を特定するために書物などで便宜的に使われるようになったものだ。
研究者によると、名字(苗字)は室町時代から江戸時代にかけ庶民にも広がった。
江戸末期の1801(享和元年)に幕府は
「苗字帯刀の禁令」
で武士や名主以外は使うことを禁じた。
それでも庶民は非公式に名字を使った。
明治政府は
「平民苗字必称令(明治8年)」
で全国民が名字を名乗ることを義務化し、翌年明治9年の太政官指令で
「妻は別苗字」
にするよう求めた。
古来の公家や武家の血統を示す
「氏(うじ)」
の概念を庶民に押し付けたもので、夫婦同姓を慣習としていた庶民は強く反発した。
その声を吸い上げた東京府は明治22(1889)年、政府にこんな上申書を上げた。
「凡ソ民間普通ノ慣例ニ依レバ、婦ハ夫ノ氏ヲ称シ、其生家ノ氏ヲ称スル者ハ、極メテ僅々ー」
(民間の慣例では妻は夫の氏姓・苗字を称しており、実家の氏を称する者は極々少ない)。
庶民は同姓を続けたが建前としての夫婦別姓が続いた。
明治31(1898)年には、日本初の民法に
「戸主及ヒ家族ハ其ノ氏ヲ称ス」
とする
「夫婦同姓」
が規定された。
■間違った通称使用の弊害を喧伝
経団連が喧伝する
「通称使用の弊害」
についても述べておきたい。
「DEI社会の実現を目指して」
と題する資料には
「海外に渡航する際の弊害」
の一例として
「空港ではパスポートのICチップのデータを読み込むがそこに旧姓は併記されていない」
「よってゲートでトラブルになる」
との事例がある。
意味不明な
「弊害」
だ。
旅券面に
「旧姓」
併記があっても、確かに入国審査官がチップを読み取るモニターには本名(戸籍名)が表示される。
しかし、航空券と照合する場合でも、チケットは
「本名記載」
だからトラブルになりようがない。
外務省が在外公館に問い合わせても、モニター表示が原因でトラブルになった事例は確認できないという。
入国審査のやり方は国によって千差万別だ。
普通はあり得ないが、旅券面の
「Former surname(旧姓)」
をたまたま見た入国審査官が
「これは何だ」
と訊いて、これにうまく説明できなかったということなのか。
外務省は、そのためにも渡航者に併記した英語のリーフレット配布しているのだ。
経団連の十倉雅和会長は昨年2024年、記者会見で
「改姓後に旧姓時代の研究論文の実績が認識されないといった弊害も耳にする」
と語った。
十倉会長は、世界中で100万人の研究者や権威ある研究機関が使っている
「ORCID(オーキッド)」
という登録システムを知らないようだ。
世界には同姓同名もあるし、結婚で改名した人、ペンネームを使う研究者も多い。
割り振られた16桁のID番号(数字)が、例えば結婚前の旧姓と戸籍を紐付けて人物の識別・特定ができるのだ。
日本でも登録を推奨する大学や団体が増えている。
■「経過措置」で既婚者も混乱か
この問題では
「これから結婚する人が対象だから私には関係ない」
という考えは禁物だ。
実は立憲民主党などの別姓法案には2年間の
「経過措置」
がある。
要は、既婚者に
「2人が合意すれば、今なら旧姓に戻せますよ」
と煽るような内容だ。
妻が
「我が家も別姓にしたい」
と反対する夫と揉めるケースも出てくるだろう。
全国の同性夫婦を対象にした
「姓の選び直し」
だから、他人事ではないのだ。

選択的夫婦別姓、子供の姓の扱い「議論されてない」 国民・榛葉氏、期限区切る動きに慎重
動画
2025/1/30 19:15
https://www.sankei.com/article/20250130-J5UGWSPWNVFTLLFPFDGAZ462VU/
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2025年1月30日、産経新聞の単独インタビューに応じ、選択的夫婦別姓制度の導入について、子供の姓の扱いなどに
「慎重な議論が必要で、政争の具にすべきでない」
と指摘。
一定の期限を区切って議論することに慎重な考えを示した。
榛葉氏は、制度の導入自体は
「成人の男女が(姓を)選択できるようにすることは、党がかねてマニフェスト(政権公約)で賛成している」
として、改めて賛意を示した。
ただ、
「問題は子供で、親子別姓という問題はあまり議論されていない」
と指摘した。
「兄弟で名字が変わったり、子供が(姓を)強制されたりするようになると、子供の目線からどうなのか」
「家族の問題もある」
とも語り、子供の扱いに関する制度設計が不十分なことに強い懸念を示した。
一部野党には、夫婦で子供の姓に関する意見が対立した場合、最終的に家庭裁判所で決める案もあるが、榛葉氏は
「家裁が決める話でない」
とも語った。
立憲民主党は、意見が割れる自民党の状況も見据え、今国会中の関連法案成立に意欲を見せるが、榛葉氏は
「政局や選挙の道具にすべきでない」
とも言及。
性急に結論を出すのではなく、制度設計の議論を徹底するよう求めた。
「大人の論理だけでなく、子供の学びや育みを考え、慎重に議論すべきだ」
とも強調した。

自民は旧姓使用拡大で一致を
阿比留瑠比の極言御免
2025/1/30 1:00
https://www.sankei.com/article/20250130-DGDTNV3NRZKT7MW5M4KSDHKE3U/
米国でトランプ大統領が復権を果たし、世界が目まぐるしく動いている一方、国会では十年一日の如く選択的夫婦別姓がどうの同性婚がどうのと内向きな議論が続いている。
そうした中で自民党の森山裕幹事長が夫婦別姓制度の導入を巡り、国会採決に当たっては
「党議拘束をかけないで結論を見い出すことは出来るだけ避けるべきだ」
と発言して注目を集めている。
これに関しては、選択的夫婦別姓に賛成の立場で党所属議員を縛ろうとしたとの見方も出たが、複数の自民党閣僚経験者は
「それは逆だ」
と説明する。
反対に、片方の親と子供が必然的に別姓となり、兄弟、姉妹同士が別姓となる可能性もある立憲民主党の民法改正案を成立させないことが目的だというのである。
「党議拘束をかけないと、党内にいる数十人の別姓賛成派・推進派が協力して立民の改正案が成立してしまう」
森山氏は別姓推進論者の中には、戸籍そのものをなくして
「個籍」
にすることを目指す人がいることを危惧しているのだという。
確かに、別姓推進論者には社民党の福島瑞穂党首のように著書にこう記した人もいる。
《私は、子供が18歳になったら家族解散式≠ニいうのをやろうと思っていて、それ以降は、パートナーと子供ともスープのさめない距離に住んで、名実共に個人単位で暮らしていきたいなと思っている》
《家族だって、ひとつの定義にすぎない》
《家族も個人のネットワークなんだ》
家族という社会の基本単位をなぜなくしたいのか、どうしてそこまで孤独に陥りがちな
「個」
に拘るのか理解に苦しむが、ともあれそういった指向性の議員は一定数いるのだろう。
それでは、自民党は党議拘束をかけて採決に臨むために、どんな法案を出そうというのか。
現在、広がっているのが
「旧姓使用の拡大で対応していくべきだ」(萩生田光一元政調会長)
という考え方である。
実際、今月2025年1月の産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査でも、選択的夫婦別姓制度導入に
「賛成」
の自民党支持者の割合は24・7%にとどまる。
一方で、
「同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」
は49・8%に上り、納得が得られやすい。
石破茂首相(党総裁)も、2025年1月26日配信のインターネット番組で、選択的夫婦別姓について党内の賛否が割れている現状を踏まえて
「どちらの考え方にも偏れないとするならば、折衷案もありうべし」
と述べた。明言はしなかったが、旧姓使用の拡大・制度化を指すとみられる。
首相は元々別姓賛成派だったが、
「党をまとめる立場になると『俺の考え方についてこい』とならない」
とも語った。
自民党には、高市早苗元政調会長のように既に2度も党法務部会にこの法案を提出している議員もいる他、複数の議員がそれぞれの旧姓使用の拡大案を唱えている。
戸籍法改正と特別立法が必要なものや特別立法のみのもの、民法と戸籍法の双方の改正が必要なもの…と数種類あるが、これらを党内で議論してまとめていけばいい。
以前は選択的夫婦別姓に
「賛成」

「反対」
の2択だった各種報道機関の世論調査の設問も、最近は
「同姓を維持して旧姓使用を拡大」
という第3の選択肢を加えて聞く例が増えた。
その結果、別姓賛成派が多数派ではないことは最早明らかである。
(論説委員兼政治部編集委員)

「旧姓の通称使用拡充が現実的」自民・小林鷹之氏、選択的夫婦別姓に疑問呈す
2025/1/28 18:02
https://www.sankei.com/article/20250128-VTTJDJNV5BOV7K7EFKBAAKEHD4/
自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相(衆院千葉2区)が、どちらかの親と子供が別姓になる選択的夫婦別姓に関し性急に結論を出すことに疑問を呈し、発信を強めている。
2025年1月24日、自身のユーチューブ番組で
「どこまで政治的な労力、資源を使うのかを考えるべきだ」
「物事に優先順位を付けると、もっとやるべきことはある」
と述べた。
2025年1月25日にはこの発言を補う形で、X(旧ツイッター)に
「婚姻による改姓で不便を感じる方がいるのは事実で、そのニーズを解消するアプローチとして旧姓の通称使用の拡充や周知徹底による対応が現実的な解と考えます」
と投稿し、夫婦別姓の導入を
「慎重に臨むべきと考える」
と強調した。
理由として
「『子供の視点』を大切にすべき」
とも指摘。
「子供の選択権の有無、有るとした時にいつ、どういう状況で行使できるのか」
「夫婦間で揉めた場合、家庭裁判所が判断するのか」
といった論点を挙げた。
その上で、
「年限を区切り、拙速に結論を決める性質の話ではない」
「姓の在り方に関する議論は、時間をかけてでもしっかりと議論することが重要」
「合意形成に時間と労力はかかるが、粘り強くやることが大切だ」
と結んだ。

「いつまでも結論を先延ばしてよい問題ではない」 選択的夫婦別姓巡り石破茂首相が答弁
2025/1/27 14:33
https://www.sankei.com/article/20250127-HSONVJOP4BICTGPW2UTPQMJSGM/
石破茂首相(自民党総裁)は2025年1月27日の衆院代表質問で、選択的夫婦別姓制度導入の可否について
「国民の関心が極めて高いテーマでもあり、いつまでも結論を先延ばしてよい問題とは考えていない」
と答弁した。
党としての意見集約に関しては
「議論の頻度を上げ、熟度を高めて参りたい」
と述べるにとどめた。
選択的夫婦別姓制度に対し、立憲民主党や公明党は推進の立場を示している。
自民は保守系議員らに慎重論があり、党としての見解は定まっていない。

自民の小林鷹之氏、夫婦別姓論議に疑問「優先順位付けると、もっとやるべきことある」
2025/1/24 23:45
https://www.sankei.com/article/20250124-R63I26QYBRPL7EEK2FBUAULT3M/
自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は2025年1月24日、自身のユーチューブ番組で、選択的夫婦別姓を巡る論議に疑問を呈した。
「どこまで政治的な労力、資源を使うのかを考えるべきだ」
「物事に優先順位を付けると、もっとやるべきことはある」
と述べ、経済や防衛力の強化に取り組むべきだと強調した。

「首相が賛成打ち出せば党割れる」自民、夫婦別姓で2月中旬に議論本格化も意見集約難しく
2025/1/24 19:39
https://www.sankei.com/article/20250124-AHRH2TP2RZL6LDBS2REEZVPTTA/
通常国会が召集された2025年1月24日、選択的夫婦別姓制度に関する自民党の
「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム(WT)」
の幹部らが協議し、2025年2月中旬にも議論の場を設けて党内議論を本格化させる見通しとなった。
党内で賛否が割れており、意見集約は難航しそうだ。
立憲民主党は選択的夫婦別姓制度を導入する民法改正案を提出する方針で、今国会の大きなテーマとなる。
WT座長の逢沢一郎衆院議員や小野寺五典政調会長らが2025年1月24日、国会内で協議した。
出席者の1人は
「先の衆院選で新たに当選した議員もいる」
「WTで党としての議論を整理した方がいい」
と語った。
立民が民法改正案を提出すれば、令和7年度予算成立後の今春にも国会審議が始まる可能性がある。
自民は2025年2月中旬から党内議論を加速させる。
とはいえ意見集約は簡単ではない。
自民党内に推進派と慎重派が混在しているからだ。
保守系議員を中心に、家族の在り方を変える可能性がある選択的夫婦別姓制度への慎重論が根強い。
一方、
「夫婦同姓で不自由を感じている人がいるのは事実だ」(中堅議員)
と制度導入を求める声も多い。
菅義偉政権下の令和3年にWTを設置した際も議論が紛糾し、論点整理をまとめたが、制度導入の是非には踏み込まずに結論を先送りにした。
慎重派の一部は今回、自民が賛成に傾かないよう党内議論を主導すべく、水面下で話し合いを重ねている。
ある保守系議員は
「もし石破茂総裁(首相)が賛成を打ち出せば党が割れる」
と語る。
推進派には、法案が国会に提出された際には
「党議拘束をかけない方がいい」(若手)
との意見がある。
これに対し、森山裕幹事長は2025年1月24日、記者団に
「1つの意見にまとめて国会に臨むことが大事だ」
と党議拘束の必要性を主張した。
立民の野田佳彦代表は2025年1月24日の記者会見で
「大事なことはなるべく多くの野党が連携すること」
と野党各党による民法改正案の共同提出を目指す考えを示した。
同時に
「与党からも賛同を得たい」
「特に公明党はぜひ実現したいという意向をお持ちだ」
と述べ、与党の公明との連携にも期待を寄せた。

石破首相、選択的夫婦別姓巡り「早期に自民案まとめ与党協議に」 公明の斉藤代表と会談で
2025/1/22 16:01
https://www.sankei.com/article/20250122-K4EH2ATLRJLMBPNKFQIRESITUE/
石破茂首相(自民党総裁)は2025年1月22日、公明党の斉藤鉄夫代表と官邸で会談し、斉藤氏が求める選択的夫婦別姓制度の実現に向けた自公両党の実務者協議について
「できるだけ早い時期に自民の案をまとめ、与党案の協議に入りたい」
と応じた。
会談後、斉藤氏が記者団に明らかにした。
斉藤氏は
「自民の中にも様々な意見があり、まとまっていない」
「まとめる努力をして頂くことが大事なので待ちたいが、できるだけ早い時期に始めなければいけない」
と述べた。

選択的夫婦別姓、石破首相「わが党としてどうなのか明らかに」自民役員会で指示も党内異論
2025/1/21 20:20
https://www.sankei.com/article/20250121-H4QO74K43VJPFFBOLKDFGU4CSM/
選択的夫婦別姓制度を巡り、石破茂首相(自民党総裁)は2025年1月21日の党役員会で、通常国会で党としての考え方を取りまとめるよう指示した。
自民、公明両党の幹事長は同日、両党間で同制度の協議を進める方針を確認した。
自民は2025年1月24日の国会召集後の来月2025年2月にも党内議論を再開する見通しだが、家族の在り方を変える可能性がある同制度には慎重論や異論も根強く、党内議論の行方は見通せない。
■議論するほど課題
首相は2025年1月21日の党役員会で、選択的夫婦別姓制度に関し
「色々な考え方が党にもある」
「我が党としてどうなのだということを明らかにしていく必要がある」
と呼び掛けた。
役員会に先立ち、自民の森山裕、公明の西田実仁両幹事長が会談し、両党間で共通認識を持ち、国会論戦に臨む方針を確認。
同席した自民の坂本哲志国対委員長は記者団に、子供の姓の選択など様々な論点があると指摘し
「論議すればするほど課題があるということを(自公が)お互いに認識した」
と述べた。
通常国会では、立憲民主党が選択的夫婦別姓を可能にする民法改正案の提出を予定しており、令和7年度予算成立後の今春にも国会での議論が本格化する可能性がある。
一部の野党だけでなく、公明も推進派だ。
■紛糾避けられず
一方、自民では党内の賛否が割れている。
保守系議員を中心とする慎重派は保守支持層の
「自民離れ」
の更なる加速を懸念し、2025年1月21日の党総務会では出席者の1人が
「大事な案件だ」
「執行部でも丁寧に取り扱ってほしい」
と求めた。
鈴木俊一総務会長は記者会見で
「党の中でも色々な意見があるが、スケジュールありきで拙速に決めるのではなく、十分な議論をした上で納得感が持てる結論に導くことが大切だ」
との考えを示した。
萩生田光一元政調会長は2025年1月10日のインターネット番組で同制度導入に反対し、
「旧姓使用の拡大で対応していくべきだ」
「選択的であろうがなかろうが、夫婦別姓を奨励するのは如何なものか」
と述べた。
今後の党内議論の舞台は
「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム」(座長・逢沢一郎衆院議員)
となるが、紛糾は避けられない。
慎重派は近く会合を開く予定。
一方、
「制度の導入は社会に求められている」
「必要だ」
(中堅)
との声もあり、賛否が混在する状況に自民ベテランは
「党が割れかねない」
と語った。

選択的夫婦別姓「大事な案件。丁寧に取り扱ってほしい」 自民総務会で出席者から意見
2025/1/21 12:27
https://www.sankei.com/article/20250121-ZXOETUYMP5NLVDMHGQ434L2BLQ/
自民党の鈴木俊一総務会長は2025年1月21日の記者会見で、選択的夫婦別姓制度を巡り、同日の総務会で出席者から
「大事な案件だ」
「執行部でも丁寧に取り扱ってほしい」
との意見があったことを明らかにした。
選択的夫婦別姓制度は2025年1月24日召集の通常国会で焦点となる見通しだが、自民内では同制度の導入に関して賛否が割れている。
鈴木氏は
「発言は(議論を)拙速に進めるなということであったと思う」
との見方を示し、
「国民の中でも意見が割れている」
「スケジュールありきで決めるのではなく、十分な議論をした上で、納得感が持てる結論に導くことが大切だ」
と語った。

石破茂首相「わが党としてどうなのだと明らかにしていく必要ある」 選択的夫婦別姓巡り発言
2025/1/21 11:45
https://www.sankei.com/article/20250121-N7BG5NCPERML7BCW34HOE5NMUY/
石破茂首相(自民党総裁)は2025年1月21日の自民役員会で、2025年1月24日召集の通常国会で焦点となる選択的夫婦別姓制度について
「色んな考え方が党にある」
「我が党としてどうなのだということを明らかにしていく必要がある」
と述べた。
森山裕幹事長が役員会後の記者会見で明らかにした。
首相は、通常国会に臨む姿勢に関しては
「臨時国会と基本的に変わるものではないが、臨時国会で不十分だった所を指摘頂きながら臨みたい」
と強調。
召集日に行われる施政方針演説については
「今年2025年は戦後80年となる」
「国造りの基本軸や、令和の列島改造などなるべく具体的に示したい」
と説明した。

選択的別姓 自民支持層「賛成」24%、立民51% 「通称使用」は立民でも39%
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2025/1/20 18:10
https://www.sankei.com/article/20250120-4XRHISQ6DVJK3KHMD5J4OOCYGA/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、選択的夫婦別姓制度導入の可否を巡る自民、立憲民主両党支持層の見解の差が鮮明になった。
自民の「賛成」の割合は24・7%にとどまったのに対し、立民は51・5%に達した。
一方、
「同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」
は自民では49・8%、立民でも39・9%を占め、支持政党を問わず希望が根強い傾向が浮かんだ。
選択的夫婦別姓制度に対し、立民や公明党は推進の立場を示している。
自民は保守系議員らに慎重論があり、党としての見解は定まっていない。
別姓制度導入の法整備に
「反対」
と答えた人は、自民支持層に限ると21・5%となり、全体の14・7%や立民支持層の7・3%を上回った。
「通称使用を広げる」
との回答は、自民、立民以外の政党の支持層でも一定の割合を占め、公明と日本維新の会、国民民主党がそれぞれ4割強、共産党が3割強だった。
「賛成」
は共産で約半数に達し、公明が半数弱、維新と国民民主がそれぞれ3割強となった。
男女・年代別でみると、
男性の場合、「賛成」は18歳〜20代の47・5%が最も高く、「通称使用を広げる」は50代の52・0%、「反対」は70歳以上の24・1%が最高だった。
女性は「賛成」が30代(63・6%)、「通称使用」が60代(59・6%)、「反対」が70歳以上(24・0%)でそれぞれ最も高かった。
「通称使用」
と答えた割合は、男性全体で43・0%、女性全体で47・4%となり、年代別で最も低かった30代女性でも31・4%を占めた。
2025年1月24日召集の通常国会では選択的夫婦別姓制度の法整備が焦点の1つとなるが、導入推進派の政党には通称使用拡大の余地を検討する雰囲気は乏しい。
立民支持層ですら約4割に達する意見を軽視するなら、幅広い民意を踏まえた議論とは言えなくなりそうだ。

「選択的夫婦別姓」6割が導入否定的 世論調査の質問と回答(1月18〜19日)
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2025/1/20 13:03
https://www.sankei.com/article/20250120-HM6MG2V7XFOOPHBBNZJM4G3UNQ/
【問】希望すれば、夫婦それぞれが結婚前の名字を名乗ることができる「選択的夫婦別姓」について、立憲民主党や公明党は今年の通常国会で実現させるための法案の成立を目指している。「選択的夫婦別姓」導入の法整備についてどう思うか
夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる45.2
賛成37.5
反対14.7
他2.6

【問】石破茂内閣を支持するか
支持しない48.7(47.7)
支持する43.5(45.9)
他7.8(6.4)

【問】どの政党を支持するか
支持政党はない37.0(36.9)
自民党29.4(28.1)
立憲民主党10.1(9.0)
国民民主党7.2(11.3)
れいわ新選組3.5(2.9)
日本維新の会2.5(3.2)
公明党2.8(2.4)
他2.6(1.8)
共産党2.2(2.7)
日本保守党1.1(0.5)
参政党0.8(0.7)
その他の政党0.4(0.2)
社民党0.3(0.6)

【問】去年末の臨時国会では、衆院で過半数を割り込む与党が野党の修正要求を受け入れて補正予算が成立した。与党が野党の要求を受け入れる国会対応について評価するか
ある程度評価する57.1
あまり評価しない23.5
非常に評価する7.9
全く評価しない6.5
他5.0

【問】政治資金を巡る問題について、政策活動費の廃止など、政治資金規正法が与党と野党の賛成多数で改正された。政治とカネを巡る問題で自民党の信頼が回復したと思うか
信頼は全く回復していない44.4
信頼はあまり回復していない43.1
信頼がある程度回復した10.4
他1.5
信頼が大きく回復した0.5

【問】政治資金規正法の改正を巡り、「企業・団体献金」の扱いについて、与野党の間で結論が積み残しとなっている。「企業・団体献金」についてどうするべきだと思うか
維持してもよいが、透明性を高めるべき67.9
禁止すべきだ22.9
今のままでよい6.7
他2.5

【問】首相は、今年最初の会見で地方創生を柱に「楽しい日本を目指す」「令和の日本列島改造」などを政権の方針に掲げた。この方針を評価するか
評価しない47.0
評価する45.6
他7.4

【問】「年収103万円の壁」を引き上げる協議で、自民、公明両党は所得税の非課税枠を「123万円」まで引き上げる方針だ。一方で、国民民主党は「178万円」までの引き上げを求めている。どの程度まで引き上げるのがよいと思うか
140万円〜150万円程度まで引き上げるべきだ32.5
178万円まで引き上げるべきだ32.0
123万円まで引き上げるべきだ18.5
103万円のままでよい10.1
他7.0

【問】20日に米国でトランプ政権が発足する。トランプ次期大統領と石破首相の間で日米関係は良くなると思うか
変わらない58.1(59.6)
悪くなる32.5(32.3)
良くなる5.2(5.0)
他4.2(3.1)

【問】24日から始まる通常国会で、石破内閣に取り組んでほしい政策は(2つ選択可)
物価高・賃上げ対策56.0
年金・医療・介護33.6
子供・子育て支援28.4
防災・災害対策19.0
外交・安全保障15.6
地方活性化15.3
行政改革・財政再建9.7
原発・エネルギー政策8.8
憲法改正4.6
他1.8
それ以外0.7

【問】石破政権が今月上旬で発足から100日を超えた。今後、石破政権がいつまで続くのが良いと思うか
夏の参院選まで31.4
夏以降も石破政権が継続29.7
今年春頃の来年度予算が成立した後まで20.7
6月予定の通常国会終了まで13.1
他5.1
(注)数字は%。カッコ内の数字は12月14、15両日の前回調査結果。「他」は「わからない」「言えない」など。

■世論調査の方法
調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。
電話の割合は「固定電話4:携帯電話6」。
内閣支持率のみ回答が不明確な場合には、「どちらかと言えば」と再度質問して回答を得た。
調査対象は全国の18歳以上の男女1005人。
小数点以下第2位を四捨五入しているため100%にならない

選択的夫婦別姓は「通称使用の拡大」45・2% 「反対」含め6割が別姓導入否定的
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2025/1/20 11:43
https://www.sankei.com/article/20250120-ZVXXRT3MH5JVTCTCT4SGG7AVNM/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2025年1月18、19両日に実施した合同世論調査で、2025年1月24日召集の通常国会で焦点となる選択的夫婦別姓制度の法整備について尋ねたところ、
「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用を広げる」が45・2%
で最多となった。
「賛成」は37・5%、
「反対」が14・7%
だった。
「通称使用の拡大」

「反対」
を合わせると59・9%となり、約6割が選択的夫婦別姓を導入する法整備に否定的なことになる。
同様の質問をした昨年2024年9月の合同世論調査との比較では、
「通称使用の拡大」が1・3ポイント減、
「賛成」が1・4ポイント減、
「反対」が2・7ポイント増
だった。
昨年2024年7月の合同世論調査で、「賛成」か「反対」かの二択で質問した際は、「賛成」が66・6%、「反対」が25・5%だった。

萩生田氏が配信番組で見せた覚悟 岩盤保守層を蔑ろにする「選択的夫婦別姓」導入、石破首相が野党に「同調」なら阻止へ動く考え示す
2025.1/17 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20250117-YNSCJQHHIVLS3GWIP7FNJBY75Y/
NHKは政治家が他のテレビ局で発言しても民放テレビとしか言及しなかったが、最近は方針を変えたのか、自民党の萩生田光一元政調会長が2025年1月10日夜、櫻井よしこ氏が主宰する動画配信サイトの番組「櫻LIVE」に出演したと報じた。
正確には、「言論テレビ」の番組「櫻LIVE 君の一歩が朝(あした)を変える!」だが、私も一緒に番組に出演して、萩生田氏の「変化」を感じた。
まず、萩生田氏は旧安倍派の会計処理を巡って
「政治不信を招いてしまった」
と反省した。
その上で、昨年2024年10月の衆院選での演説や、その後の衆院政治倫理審査会への出席を通じて説明を果たしてきたとして、
「この問題は去年2024年をもって一区切りにして、今年2025年は乙巳(きのとみ)の年なので脱皮をして、新しいことに挑戦する再生と復活の年にしたい」
との抱負を語ったのだった。
萩生田氏は、岩屋毅外相が中国人の観光客向けビザの発給要件などを緩和する方針を示したことについて、
「ビザの拡大は大きな問題だ」
「党の外交部会などに全くかけず、約束をしてしまったのは問題で、政府のやり方は少し乱暴だ」
と批判した。
NHKもその部分を中心に報じた。
番組に同席した産経新聞の同僚だった石橋文登・千葉工大特別教授も
「自民党支持者を相手に話すことが多いが、外交も内政も全部、安倍(晋三)さんがやっていたことをひっくり返そうとしているとの声が大半です」
と述べたように、石破茂政権は自民党を強く支持してきた岩盤保守層の神経を逆撫でしている。
石破首相らは
「少数与党なので、連立を組む公明党や野党の意見を聞かなければ政権運営ができない」
と言うのかもしれない。
だが、肝心の自民党支持層の声を蔑ろにしていいのかということになる。
その象徴が、通常国会の焦点となる選択的夫婦別姓の導入だ。
萩生田氏は番組で、
「旧姓使用の拡大で対応すべきだ」
と強調した。
石破政権が野党に同調して、法案を賛成しようとした場合については、
「どうやってやるのかをここで言うと、手の内を全部知らしめることになります」
「ただ、しっかり志を同じくする仲間と行動したいと思います」
と述べ、反対する考えを示した。
石破首相は党総裁になる前は、選択的夫婦別姓について
「導入賛成」
の考えを示し、
「夫婦が別姓になると家族が崩壊するとか、よく分からない理屈があるが、やらない理由がよく分からない」
と述べていた。
首相になると、2024年10月の衆院本会議での答弁で、
「国民各層の意見や国会における議論の動向などを踏まえ、更なる検討をする必要がある」
と述べるなど、慎重に転じた。
もっとも、立憲民主党の野田佳彦代表は
「自民党の中にも『本当は賛成』という人が結構います」
「党議拘束を外したら一挙に委員会可決する可能性が出てくるでしょう」
(昨年2024年11月の講演)
と攻勢をかける構えを示している。
石破首相が立憲民主党や公明党に同調し、可決の方向に自民党の議論を集約しようとした時、萩生田氏は阻止に動く。
その覚悟を感じた。 
(産経新聞特別記者・有元隆志)

石破首相、夫婦別姓や衆院選挙制度の対応明言せず「予断持って申し上げることしない」
2025/1/11 19:11
https://www.sankei.com/article/20250111-NJSGSKYYFJOD5BUMM5LMKJFNJM/
石破茂首相は2025年1月11日、選択的夫婦別姓制度導入や企業・団体献金の禁止、衆院選挙制度改革など通常国会で与野党の議論が予想されるテーマへの対応について明言を避けた。
「各党、各会派で真摯に議論されることが重要だ」
「政府として今、予断を持って申し上げることはしない」
と述べるにとどめた。
訪問先のインドネシア・ジャカルタで記者団の質問に答えた。
一方で
「結論が得られたら、政府としても必要な対応を取る」
と指摘。
2025年1月24日召集の通常国会での野党との向き合い方に関して、少数与党であることを踏まえ
「多くの賛成を得られるよう誠心誠意説明して参りたい」
とも語った。
選択的夫婦別姓導入には公明党も意欲を示しており、自民党の対応に注目が集まっている。
政治改革を巡る企業・団体献金の扱いは昨年2024年の臨時国会で積み残しとなった。
立憲民主党などが共同提出した禁止法案について、与野党は2025年3月末までに結論を得る合意を交わした。(共同)

「子の名字、もめる原因に」「選択だから、という発想が間違い」 池谷和子・長崎大准教授
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/11 10:00
https://www.sankei.com/article/20250111-JMV3J4X3UJF3TIGJLQGO33UCFU/
選択的夫婦別姓制度をめぐり、産経新聞社が昨年2024年11〜12月に、小中学生約2000人を対象に行ったアンケートでは、家族が別の名字になることに約半数が
「反対」
と答えた。
別姓によって生じる家庭内の不和を心配する声もあり、成人した子供が、親の選んだ姓を変えるかどうか選択を迫られる事態も起こり得る。
家族法に詳しい長崎大の池谷和子准教授に、子供を中心とした問題点を尋ねた。

■家族はチームとして同じ呼称に
ーーアンケートでは、約半数の子供が、家族が別々の名字になることに「反対」だった。
親子別姓になり、兄弟別姓にもなるかもしれないと考えた子供が反対するのは自然なことだ。
姓は単なる個人の呼び名ではなく、共同体としてのチーム名。
子供が育つ環境として、家族が『個人の集団』になってはいけない。
全員が助け合う1つのチームとして同じ呼称になるべきではないか。
個人の集団でも問題はないと言う人がいるが、家族には損得勘定というものがない。
個人は損得で物事を判断しがちになる。
法的な権利義務においても、力の強い大人が子供を好きなようにできてしまう危険性も考えられる。
また、これまで引き継いできた名字の繋がりが消えると、世代間にある特有の時間軸も失いかねない。
こうしたことを子供は直感的に分かっているのではないか。

■家庭内の揉め事は子供に悪影響
ーー家庭内の不和を招きかねない
そもそも夫婦別姓にしたい人は自分の名字への拘りが強い傾向がある。
生まれた子供にどちらの名字を付けるかは、当然揉める原因になる。
夫婦間だけでなく、互いの両親も巻き込むだろうし、嫁姑の確執も酷くなる。
家庭内の揉め事は子供にとって悪影響だ。

ーー法律上で懸念されることは
別姓にしたけれど、やはり一緒の名字にするということも想定しないといけない。
子供の姓を変更する時の問題もある。
最初はお父さんの名字で生活していても、物心がついてやはりお母さんの方にしたいとなれば、本人と両親の間で揉めるかもしれない。
成人したら本人の意思で変更できるようにする必要も出てくる。
『嫌だったら後で変更しなさい』と子供に全ての責任を負わせるような制度でもよいのだろうか。

■子供の気持ち、どうにもならない
ーー立憲民主党が野党と共同で国会に提出した民法改正案では、子供の姓は出生時に父母の協議で決定するとされている
話し合って決めるとなれば恐らく1人目はどちらかで、2人目はもう片方の名字で、のような決め方しかできないのではないか。
そうすると、きょうだい別姓になる。
きょうだいは同じ名字でいたいと子供が願っても、その気持ちはどうにもならない。

ーー子供や家族を巻き込むことになる
何でもできる限り好きなように自由にするのがいい、あるいは、困っている人がいるのなら、改善したほうがいという考え方はあってもよいが、それだけで済まないケースも世の中にはある。
推進派には、
「選択だから嫌な人はしなくていい」
「他人には迷惑をかけていない」
という発想があるのだろうが、そこがそもそも間違えている。

<産経抄>夫婦別姓野党案は、親子・兄弟別姓法案
2025/1/11 5:00
https://www.sankei.com/article/20250111-QBCM2G6ENFKTNDNMVUC4YUABNM/
5人家族の鈴木君のお父さんは佐藤姓でお母さんは鈴木姓、弟は佐藤姓で妹は鈴木姓です―。
近い将来、こんな家庭が日本でごく当たり前になるかもしれない。
選択的夫婦別姓の導入を目指す立憲民主党など野党が令和4年6月、国会に提出した民法改正案が成立していれば、既にそうなっていただろう。
▼立民の野田佳彦代表はじめ別姓推進派は法相の諮問機関である法制審議会が平成8年、選択的夫婦別姓制度の導入を答申したことを錦の御旗に掲げる。
とはいえ、法制審案では、子供の姓は結婚時に父母の姓のどちらかに決めるため、兄弟でバラバラになることはない。
▼野党案では子供の姓は出生時に父母の協議で定める。
双方が子供に自身の姓を名乗らせたいなどの理由で意見が一致しない場合、家庭裁判所が
「協議に代わる審判」
を行うことになる。
だが、子供の姓はどちらが相応しいかを国に委ねていいのか。
任された家裁も頭を抱えるのではないか。
▼生まれた子供の姓がなかなか決定できない事態も想定できるが、国連総会で採択され、日本も批准した児童の権利条約は
「出生の時から氏名を有する権利」
を宣言している。
野党案は
「『確信的な条約違反』に該当する恐れがある」(小坂実・日本政策研究センター研究部長)
という。
▼「大人では7割が(選択的夫婦別姓に)賛成」。
野田氏は2025年1月7日掲載の小紙インタビューで述べていたが、これも疑問である。
内閣府が令和3年12月に実施した世論調査では、現在の夫婦同姓維持派と同姓維持の上での旧姓の通称使用法制度化を求める意見を合わせて約7割で、別姓導入派は3割に満たない。
▼「なぜ反対か分からない」。
こう語る野田氏がなぜ分からないか分からない。

自民・萩生田光一氏「旧姓使用拡大で対応。慎重であるべき」 選択的夫婦別姓巡り
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/10 23:41
https://www.sankei.com/article/20250110-NVYV4SHNWNKSFNUBPZUP6ECM5U/
自民党の萩生田光一元政調会長は2025年1月10日夜のインターネット番組「言論テレビ」に出演し、選択的夫婦別姓制度に関し
「旧姓使用の拡大で対応していくべきだ」
「選択的であろうがなかろうが、夫婦別姓というものを奨励するというのは如何なものか」
「慎重であるべきだ」
と述べた。
今月2025年1月召集予定の通常国会で、立憲民主党は選択的夫婦別姓を可能にする民法改正案を提出する方針だが、萩生田氏は
「どういう分野が(選択的夫婦別姓制度がなくて)一体困っているのかということをきちんと聞き、穴を埋めていけば、別に法律を作る必要はないのではないか」
と指摘した。
その上で
「本当に困っている人ではなく、イデオロギーの意義的にこの制度を変えたい人たちが、困っている人たちの声を代弁しているフリをし、法案を前に進めようとしているのではないか」
と語り、
「この問題は同じ価値観を共にする仲間と行動していこうと思っている」
と強調した。

阿部俊子文科相、選択的夫婦別姓「文科省の所掌超える。議論が深まる中で検討」
2025/1/10 12:25
https://www.sankei.com/article/20250110-GH2XDXDG2JNSHEGVYFMKXKXS2Y/
阿部俊子文部科学相は2025年1月10日の閣議後会見で、選択的夫婦別姓(氏)をめぐり、産経新聞社が小中学生を対象に行ったアンケートで、家族が別の名字になることに約半数が
「反対」
と答えたことについて、
「夫婦別姓に関しては、文科省の所掌を超える」
「アンケート結果に関する見解も含めて述べることを差し控えたい」
とした。
夫婦別姓になると必然的に親子別姓となり、兄弟別姓となる可能性もある。
小中学校での児童生徒への影響も懸念されるが、
「教育現場における対応については、具体的にどのような制度が導入されるかという議論が深まる中において検討していく」
と述べるにとどめた。

参政・吉川氏「子供の視点が見過ごされている」 選択的夫婦別姓は「必然的な親子別姓」
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/8 10:00
https://www.sankei.com/article/20250108-CJFBYCOJXBGQVCOFABHQSQTRUY/
選択的夫婦別姓の導入に向けた動きが進められる中、産経新聞社が昨年2024年11〜12月、小中学生約2000人を対象に行ったアンケートでは、家族が別の名字になることに
「反対」は49・4%
だったのに対し、
「賛成」は16・4%
にとどまった。
昨年2024年10月の衆院選で初当選した参政党の吉川里奈氏は2024年12月の衆院法務委員会で、導入に反対を唱えた。
吉川氏はインタビューに
「日本には家族の名字は一緒という価値観がある」
「家族の一体感が失われる可能性はないのか」
と述べ、
「夫婦は別姓で良くても、子供に選択権はない」
「必然的な親子別姓制度だ」
と指摘した。
吉川氏の発言要旨は以下の通り。
■子供の権利を守るために
選択的夫婦別姓の議論は、子供の視点が見過ごされているように感じる。
夫婦は別姓を望んだとしても、生まれてくる子供は、両親のどちらの姓になるかを選べない。
片方の親とは必然的に別姓になる。
子供への影響や家族の一体感が損なわれる可能性がある。
令和3年に実施された内閣府の世論調査で、夫婦の姓が異なることでの子供への影響について、
「好ましくない影響がある」
と答えた割合は69・0%に上った。
その理由で最も多かったのが
「親と姓が異なると指摘されるなど、対人関係で心理的負担が生じる」
で78・6%だ。
参政党は家族の繋がりや先人から受け継がれていることを大切にする政党だ。
加えて私は子供の権利を守るため、政治に参加した部分が大きい。
議論の進め方もどうか。
まずは、戸籍の姓を変更することなく、職場や社会生活で旧姓の通称使用拡充を進めるべきではないか。
総務省のように各省庁があらゆる場面で旧姓の通称使用ができるようにして、それでも限界があるならば、通称使用拡充の法制度化と、段階を踏むべきだろう。
■国会では様相異なる
世論調査は、メディアの尋ね方も疑問だ。
選択的夫婦別姓について
「賛成」「反対」
の2択で尋ねると、
「賛成」
が多い傾向にある。
ただ、
「賛成」「反対」
に加え、
「同姓維持+旧姓通称使用の法制度化」
の3択にすると、導入を求めない人の割合が多くなる。
聞き方によって民意が誘導されるのはフェアではない。
昨年2024年の衆院選で初当選したが、それまで私の周囲は通称を使っている人ばかりだった。
姓が変わることで結婚して新しい家族を築いたという喜びや親になる自覚を抱いたという人はいても、戸籍は旧姓のままがいいと主張する人には出会わなかった。
ただ、国会では様相が異なっている。
■日本の価値観、失っていいのか
選択的夫婦別姓が議論される衆院法務委は、賛成派が多数を占めている。
明確に反対を表明したのは日本保守党の島田洋一衆院議員と私だけだ。
導入ありきの議論にならないよう、子供の意見表明の機会を確保し、選択的夫婦別姓のデメリットもしっかりと検証、主張して議論を深めたい。
日本は文化的に家族の名字は同じにする、という価値観がある。
「世界では日本だけが同姓制度だ」
との指摘もあるが、世界は多様性に富んでおり、日本もその多様性の1つだ。
日本らしさを失ってまで、他国に倣う必要があるのだろうか。

自民・高市氏 選択的夫婦別姓「最大数は通称使用を求める声だ」「親族間の争い、懸念」
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/7 10:00
https://www.sankei.com/article/20250107-W5RW4UL5FJEUVNSZEFQAEOYCVQ/
立憲民主党が民法改正案の国会提出に意欲を示すなど、選択的夫婦別姓(氏)の導入が現実味を帯びている。
一方で産経新聞社が昨年2024年11〜12月、小中学生約2000人を対象に行ったアンケートでは、家族が別の名字になることに約半数が
「反対」
と答えた。
導入に慎重な自民党の高市早苗前経済安全保障担当相に考えを聞いた。

■家裁の決定で納得できるか
ーー慎重な理由は
最大の理由は、選択式であっても子の氏の安定性を損なう可能性があるからだ。
現在は、婚姻届を提出した夫婦は全て戸籍上は同氏のため、出生した子は両親と同氏になるが、戸籍上も別氏の夫婦を認めた場合、子の氏の決め方について、全ての別氏夫婦が納得できるルールが必要だ。
夫婦別氏を求める理由として、一人っ子同士の結婚により片方の実家の氏が途絶えるという事情が挙げられることを考えれば、夫婦双方の実家が子の氏を決める協議に介入する可能性もある。
本来幸せな出産直後に、子の氏を巡って親族間に争いが生じることを懸念する。
戸籍上の夫婦親子同氏、つまりファミリーネームは残した方がよい。

ーー通常国会で立憲民主党が法案を提出する構えだ。立民案の問題点は
過去に国会に提出された立民案では、子の氏について、出生の際に父母の協議で定めるが、協議が調わない時は家庭裁判所が子の氏を定める旨を規定している。
家裁はどのような基準で判断するのだろうか。
離婚時に子の親権を争った過去の裁判例は
『子を養う経済力』
『子との関わりや愛情』
などの要素を総合的に考慮して判断している。
しかし、出生直後の子の氏を争う場合、家裁が如何なる決定をしたとしても、夫婦双方が納得できる理由を示せるとは考え難い。

■自民党内でも放置
ーー高市氏は通称使用の拡大を推進してきた
総務相在任中に
『住民基本台帳法』
『国勢調査令』
など総務省が所管する全法令をチェックした。
そして、各種届出や事務手続きなどにつき、総務省単独で措置できるものは、新たに旧氏記載可能とする旨を通知・周知した。
合計1142件で旧氏記載が可能になった。
今では住民票やマイナンバーカードで旧氏併記が可能になり、旧氏で各種契約や本人確認も可能になっている。
免許証やパスポートなども旧氏併記が認められている。
国家資格では旧氏を使えないものはゼロになった。
国の全省庁や地方公共団体、公私の団体、企業で同様の取り組みを実施できれば、婚姻による戸籍氏の変更によって社会生活で不便を感じることはなくなると考える。

ーー法案も作成し提出している
平成14年と令和2年の2回、自民党政調会の法務部会に提出した。
1回目は反対意見が出て党議決定には至らず、2回目は審査もされずに放置されている。

■子の視点は貴重
ーー今後の議論はどう進めるべきか。議論の中で果たしたい役割は
令和4年3月に公表された直近の政府世論調査では、戸籍上の同氏維持を支持する回答が69・2%であり、最大数は旧氏の通称使用を求める声だ。
選択的夫婦別氏制度の法制化により戸籍が同氏か別氏かの二択になってしまうと、
『戸籍上は夫婦親子同氏を希望するが、社会生活では旧氏を通称使用したい』
と希望する方々の利便性を高めるための取り組みが遅れることを懸念する。
これまでの旧氏併記の取り組みも水泡に帰す。
この点をしっかり伝えていきたい。

ーー小中学生を対象に産経新聞が実施したアンケートによると、家族で名字が別になることに「反対」が約50%で「賛成」を上回った
子の視点からのアンケートは、珍しく貴重だと思った。
18歳以上を対象にした政府の世論調査でも、夫婦の姓が違うことによって子供に
『好ましくない影響があると思う』
と回答した方が約7割だった。
やはり、夫婦別氏制度の導入については、慎重な検討が必要だと思う。

夫婦別姓導入「前進する年」と意欲 公明・斉藤代表「社会の多様性、国際的視点から必要」
2025/1/6 12:53
https://www.sankei.com/article/20250106-EWBT22YCPVHSHO4Q4ML6764BUY/
公明党の斉藤鉄夫代表は2025年1月6日、東京都内で開いた党の新年仕事始め式で、選択的夫婦別姓の早期導入に向けて議論をリードしていく考えを示した。
「社会の多様性や国際的な視点から必要な制度だ」
「前進する年にしていきたい」
と述べた。
斉藤氏は昨年2024年12月18日に石破茂首相(自民党総裁)に対し選択的夫婦別姓に関する実務者協議を打診している。
斉藤氏は
「きょうだいが複数いる時の姓をどうするのか細部を提示する案はまだどの党からも出ていない」
「与党として実務者協議を始めようと申し入れている」
「首相は
『一旦引き取らせてほしい』
という答えで、2024年年末に会った時も
『もう少し検討させてほしい』
だった」
と語った。

立民・野田代表「賛成が16%いるのでしょう?」「なぜ反対か分からない」
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/6 10:00
政治
https://www.sankei.com/article/20250106-2TX7ILQS7NMOVFPPJ23JNZ7TDI/
選択的夫婦別姓の導入を目指す立憲民主党の野田佳彦代表に狙いを聞いた。

ーー選択的夫婦別姓の意義は
選べるという点ではないか。
同姓で不都合を感じる人がいるならば選択できるようにする、改善するのは合理的な考え方ではないか。
それだけのことだ。

ーー小中学生約2千人を対象に行った本紙調査で、「別々の名字にしたい」は13・6%だった
結婚や社会人になって働くことに対するリアリティーがなく、分からないというのが率直なところだろう。
大人では7割が賛成となる。
大人になると、家族の問題で色々な不都合を感じることがあるのかなという受け止めだ。

ーー両親が別姓を選択した場合、同じ家族で名字が別になることに「反対」が49・4%、「賛成」が16・4%だった
賛成が16・4%いるのでしょう?
だから選択的が必要になる。
一緒がいいなら一緒を選べばいい。
基本的には国ではなく、家族が決めればいい。

ーー家族の一体感が損なわれるとの懸念がある
同姓でも家庭不和は生まれる。
あまり合理的な話ではない。

ーー通称使用の拡大でも対応できるのでは
通称使用を拡大しても不都合を感じている人たちが実に多い。
不動産登記などでビジネスを阻害している側面があり、経団連も選択的夫婦別姓の実現に向け動いている。
海外に行くと、尚更不便だ。
通称使用では限界という事例がたくさんある。
強烈な不都合を感じる人たちが何人もいるならば、対応を考えることは当然だ。

ーー衆院は少数与党だ。どう議論を進めるか
できるだけ多くの野党に声をかけて議員立法で出していく。
政府が法案を提出するとの話も聞く。
政府案が提出されなければ野党案をベースに議論してもらいたい。
野党としてまとまった方が与党との交渉で迫力が出てくる。
公明党も基本的には賛成の立場なので、よく連携していきたい。

ーー野田氏は衆院法務委員長ポストの獲得を指示し、立民議員が就いた
法務委では長い間、放置されてきたテーマが多い。
選択的夫婦別姓も平成8年に法制審議会の答申が出たが、政府は腰を上げず国会でもまともに議論されなかった。
放置されてきたテーマを議論する意味で、意義のあるポストの獲得だった。

ーー参院では与党過半数のままだ
衆院通過した法案を参院が潰すことは大変勇気がいる。
2025年夏の参院選前に反対した人たちは追い込まれるのではないか。
参院法務委員長は公明だ。
衆院通過した場合の参院の対応は見ものだ。
昨年2024年12月の講演で
「一部のノイジーマイノリティ(声高な少数派)に邪魔されて議論の俎上に上らされないことは、もう通用しない」
と述べた
世論も7割、経団連も『早く決着を付けろ』という中で、なぜそこまで強く反対する人たちがいるのか。
選べるわけだから。
なぜ選んではいけないのか、よく分からない。

ーー自民などの反対で法案が成立しなければ、内閣不信任決議案を提出するか
理不尽な形で妨げられたならば、そういうことになるかもしれない。
議論を見ながらの判断だ。簡単に不信任案を振り回そうと思っていない。

夫婦別姓間の子供の名字は家庭裁判所が決める 新たな家族不和の火種「いっそくじ引きで」
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/5 10:00
https://www.sankei.com/article/20250105-2O4UALZDWVL47IYBPVXR6AKEKM/
選択的夫婦別姓に伴う令和3年12月の内閣府の世論調査では
「旧姓使用拡大」
が最多の42・2%を占めたが、この結果を大手メディアは積極的に取り上げない。
中には
「保守派に配慮した」
などとして調査そのものを否定的に報じた新聞社もあった。
同じ調査には、別姓夫婦の子供への影響について
「あると思う」は69%、
「ないと思う」30・3%
という結果もあり、
「ある」
と答えた人の理由(複数回答)は
「名字が違うことを指摘されて対人関係で心理的負担が生じる」78・6%、
「親との関係で違和感や不安感を覚える」60・1%
が多かった。
では、立憲民主党が令和4年に野党と共同で国会提出した選択的夫婦別姓の民法改正案はどのような内容だったのか。
子供の姓については
「出生の際に父母の協議で定める」
としており、一致しない場合は
「家庭裁判所は、父又は母の請求によって、協議に代わる審判をすることができる」
とした。
この世に生を受けた瞬間から裁判になる可能性もある。
仮に妊娠初期はどちらかの名字で一致していても、出産後の子供を見て気持ちが変わることもあり、家族の深刻な分断を招きかねない。
■くじ引きが合理的
弁護士の北村晴男氏は
「結論ありきで制度設計するから馬鹿げたことになる」
「裁判所が姓を決めるぐらいなら、調停委員の面前でのくじ引きの方がまだ合理性がある」
と指摘する。
夫婦を同姓とする現行の法規定が違憲かどうか争われた訴訟で、最高裁大法廷は平成27年、
「夫婦や子供が同じ姓を名乗ることには合理性がある」
と判断した。
更に
「家族は社会の自然かつ基礎的な集団単位と捉えられ、その呼称を1つにするのは合理的」
と続けており、この判例は令和3年の大法廷決定でも維持された。
この決定では、女性の有業率や管理職に占める割合、別姓導入に賛成する人の割合増加など平成27年以降の状況を踏まえた上で尚
「判断を変更すべきものとは認められない」
と結論付けている。
■新たな人生が始まる
この間も、公的資格などを含む旧姓使用の拡大は進み、日常生活の煩わしさは改善されつつあるが、最近の訴訟では、より一層
「改姓の喪失感」
「精神的な負担」
が強調されるようになった。
昨年2024年3月に提起された訴状では、現行法の婚姻は、いずれかの姓を変えるか、諦めるかの
「過酷な二者択一」
を迫っていると指摘。
「家族の在り方や国民意識の多様化」
が進み、別姓を認めないことの合理性はないと主張している。
もちろん個人のアイデンティティーは大切だが、子供にしてみれば
「強制的親子別姓」
となり、共通のファミリーネームがなくなれば家族としての同一性は失われることになる。
家族法に詳しい長崎大学の池谷和子准教授は
「夫婦間だけでは済まない話だ」
「嫁姑の確執も酷くなるだろう」
と危惧する。
孫の名字を巡って双方の祖父母が争いになる可能性もある。
また、同一世帯に2つの姓が混在する状況は、戸籍への影響も懸念される。
国士舘大学の百地章名誉教授は
「戸籍は『家族の一体性』と『家名・家系の一系性』を表す」
「我が国が長年維持してきた戸籍制度の解体に繋がる」
と警鐘を鳴らす。
先の内閣府の世論調査には、
「婚姻で相手の名字に変わった場合、どのような感じを持つと思うか」(複数回答)
との問いもある。
最も多かったのが
「新たな人生が始まるような喜びを感じる」(54・1%)、
次が
「相手と一体になったような喜びを感じる」(39・7%)
だった。

選択的夫婦別姓制度の導入、小中学生も半数が「反対」 産経新聞調査、子供たちの考え方が統計的に明らかになるのは初
2025.1/4 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20250104-RVHIXOJPMBIBHLI3S5IP4HO6GI/
選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、小中学生のほぼ半数が
「家族で名字が変わるのは反対」
と考えていることが産経新聞の調査で分かった(2025年1月1日報道)。
将来、自分が結婚した際の別姓も
「したくない」
との回答が6割に上った。
政府や報道機関などの世論調査は主に成人が対象で、夫婦別姓の影響を受ける子供たちの考え方が統計的に明らかにされたのは初めて。
調査は、全国の小学4年生以上を対象に実施。
協力を得た小中学校に加え、民間の調査会社にも依頼し、中学生約1800人、小学生約150人から回答を得た。
その結果、
「選択的夫婦別姓」
の意味について
「よく知っていた」
「少し知っていた」
と、
「まったく知らなかった」
「ほとんど知らなかった」
はほぼ5割ずつで拮抗した。
「法律を変えたほうがよい」
「変えないほうがよい」
「よくわからない」
もほぼ3割ずつに分かれた。
しかし、夫婦別姓で両親や兄弟姉妹と違う名字になることの是非を問うと、
「反対」49.4%、
「賛成」16.4%、
「親が決めたのなら仕方がないので賛成」18.8%、
「よくわからない」15.4%
で、反対がほぼ半数を占め、積極的な賛成は少なかった。
また、法律が変わった場合、将来自分が別姓を選択するかについては
「家族で同じ名字がよいので別々にはしたくない」がほぼ6割となり、
「自分の名字を大切にしたいので別々にしたい」は13.6%
だった。
男女別で大きな違いはなかったが、自身が
「別姓にしない」
は男子(56.7%)より女子(63.4%)
のほうが上回った。

夫婦別姓がもたらす未来とは どんな副作用が起こるか、十分に議論されているのか
モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら(193)
2025/1/4 11:00
https://www.sankei.com/article/20250104-CWCQ5CGQ5BPMFIJ5XAZLSMQCCM/
■立民の印象操作に乗せられるな!
「選択肢が増える」
という物言いに対して、大半の人は
「いいじゃない」
と反応するだろう。
ただ、そこに巧妙なワナが仕掛けられていることもある。
ある結婚情報サイトが、選択的夫婦別姓制度について、そのメリット、デメリットについて解説し、こうまとめている。
「以前よりも、多様性を認め合う社会へと進むなかで、個人の権利や選択肢を尊重する傾向はますます強まっていくと考えられます」
「夫婦間の姓をどう選ぶかもそのひとつです」
「夫婦別姓が導入されても、すべての夫婦が別姓になるわけではなく、あくまで選択肢が増えるということ」
メディアに流れているのはこんな物言いばかりだ。
こうした情報環境のなかで暮らす人々が、アンケートで
「この制度を導入すべきだと思いますか」
と問われれば、多くが
「導入すべきだ」
と答えるに違いない。
法務省のサイトに、令和3年に実施した
「家族の法制に関する世論調査」
の結果が掲載されている。
「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」が27・0%、
「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」が42・2%、
「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」が28・9%
だった。
国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)は昨年2024年10月末、日本政府に対して、婚姻後の夫婦同姓を強制する民法の規定を改正すべきだとの勧告をした。
女性が夫の姓を名乗ることを余儀なくされることが多く、それが差別的だというのだ。
そうした流れの中で、立憲民主党は先の総選挙で与党が過半数割れとなったのに乗じて、衆院法務委員会の委員長ポストを要求して確保した。
委員長は同制度の導入にとりわけ熱心な西村智奈美議員である。
立民はCEDAWの勧告や、
「結婚後に夫婦のいずれかの氏(うじ)を選択しなければならないとする制度を採用している国は、日本だけ」
という法務省の調査を利用して、日本がさも女性に差別的で後進的な国であるかのような印象操作を行っているようにみえる。
安倍晋三元首相の暗殺後、リベラル派に乗っ取られた感のある自民党の中にも
「導入すべきだ」
と考える者が少なくなく、うかうかしていたら、すぐにでも民法改正が実現してしまいそうな勢いだ。
■憲法改正に匹敵する案件
12月5日の衆院予算委員会において、自民党の山下貴司議員は、同制度を巡り
「旧姓を引き続き使用したいだけなのに、家族の姓まで別々になるのは嫌だ、そういうニーズに応えられていない」
「女性が自分らしく旧姓を使用するための唯一の解決策が選択的夫婦別姓制度かは、しっかりと検討する必要がある」
と、石破茂首相の考えを問いただした。
これに対して石破首相は
「前の姓を変えなければならないということに対して物凄く辛くて悲しい思いを持っておられる方々が大勢いることは、決して忘れてはならぬことだと思います」
「それは女性が95%であるが、男性もそういう思いの方もいらっしゃるでしょう」
と、情緒的な答弁をし、同制度の導入に前向きな姿勢を示した。
石破首相の答弁を聞いてすぐに想起したのが、モンテーニュの次の言葉だ。
《世の中はなかなか直りにくいものである》
《人々は自分を圧迫するものに対して余りにも我慢ができないので、ひたすらその圧迫から免れようとばかり焦り、それにはどんな代償がいるかを考えない》
《我々はたくさんの実例によって、社会は普通、直されて却って悪くなることを知っている》
(第3巻第9章「全て空なること」関根秀雄訳)
同制度の導入がどんな副作用をもたらすか、十分に議論されているとは到底思えない。
導入に伴う民法改正は、憲法改正に匹敵するほどの最重要案件であると私は考えている。
国民投票に付してもいいほどだ。
しかし、国民投票が実施されるのは国会が憲法改正を発議した時だけだ。
ならば、今年2025年実施される国勢調査に合わせて、同制度導入の可否を問うアンケートを実施したらどうだろう。
■家族制度こそが社会を規定する
私が家族制度に拘るのは、フランスの歴史人口学者にして家族人類学者であるエマニュエル・トッドの『新ヨーロッパ大全』(藤原書店、石崎晴己訳)の影響だ。
下部構造(経済的土台)が上部構造(政治・法律・宗教・芸術などの意識形態と、それに対応する制度・組織)を規定するというマルクスに対して、トッドは家族制度が上部構造を規定するという仮説を立てた。
家族制度が人間の心性に大きな影響を与え、ひいては人間が形成する社会を特徴付けてゆくというのだ。
トッドは家族型を親子関係が権威主義的か自由主義的か、きょうだいの関係が平等か否かによって分類する。
そこから導き出されるのが、
@親子関係が自由主義的できょうだい関係が不平等(長子優先)=絶対核家族、
A親子関係が自由主義的できょうだい関係が平等=平等主義核家族、
B親子関係が権威主義的できょうだい関係が不平等=直系家族、
C親子関係が権威主義的できょうだい関係が平等=共同体家族
の4つである。
例えばパリ盆地を中心とするフランス北部はAの平等主義核家族であり、それゆえにこの地が
「自由・平等・友愛」
を唱えるフランス革命の担い手となった。
@の絶対核家族が優勢なのはイングランドと、その移民の子孫であるアメリカだ。
この家族型が、個人の自由を絶対視し平等に無関心な強欲資本主義の母体となった。
Cの共同体家族は、西ヨーロッパにはまれで、ロシア、中国、ベトナム、東ヨーロッパに多いという。
この家族型がもたらしたのは言うまでもなく社会主義革命である。
ちなみに戦前の日本は間違いなくBの直系家族だろう。
この中で育まれた心性が、明治以降であれば天皇に対する態度、日本軍のありように投影されていたように思う。
現在の日本がどの家族型に当てはまるかは判然としないが、権威主義的でなくなったことだけは確かだろう。
そこに付け入ったのが選択的夫婦別姓制度推進派だ。
私は邪推する。
女性差別撤廃を掲げる彼らの本当の狙いは、家族を精神的に解体し、更には戸籍制度も廃止して、日本人をバラバラにすることではないかと。
その上でバラバラになって寄る辺なく浮遊する日本人をCの共同体家族としてまとめあげようとしているのではないかと。

韓国、男性中心の家守る夫婦別姓「女性は同じ家の人間と認められない」 米国も8割が同姓
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/4 10:00
https://www.sankei.com/article/20250104-GNUKUJWJCZNKHJTBSELPBB5IWA/
「嫁を『男の子を産み、農業を支える』存在とみなし、同じ家の人間とは認めない。そんな排他的な印象がある」
韓国・ソウル市内の女性会社員(50)は同国における夫婦別姓制度についてこう語った。
いわば夫の一族と結婚相手の女性の間に明確な線を引く意味での
「別姓」
という印象を抱いている。
韓国は、姓氏制度が広く普及した19世紀末以降、日本統治時代末期の数年を除き現在まで夫婦別姓を維持してきた。
その姓氏制度は、東アジアで最も
「男性中心的」
とされる家族制度に起因するものと言える。
例えば、韓国では長男優先の相続制度が形を変えつつ2005年まで続いた。
一部地域では、法事に直接参加できるのは同じ姓を持つ父親や息子に限り、女性は料理などの準備作業にのみ従事させる慣習が今も残る。
子供の姓については、
「父親の姓と本貫(本籍地)を引き継ぐ」
と民法で規定。
例えば、尹錫悦大統領と金建希夫人の間に子供が生まれていれば、自動的に
「尹」
の名字を引き継ぐ形となる。
例外的に母親の姓に変更するには、子供の出生時ではなく、両親の婚姻届提出の際に手続きを済ませなければならない。
■実家を説得する余力
2024年5月にソウル市内で結婚式をあげた陳叡貞さん(33)は、手続きをせず、将来生まれるであろう子供の姓は夫のものとなる。
だが、半年以上経った現在も尚苦悩している。
陳さんは
「無条件に父親の姓を子供に引き継がせることには違和感があった。夫も同じ考えだった」
というが、
「慌ただしい挙式準備の中で、双方の実家を説得する余力がなかった」。
夫婦の姓を巡る規定は世界で千差万別だ。
ただ、日本の
「夫婦別姓推進派」
は各国の歴史的、文化的な背景には触れないまま、
「海外では別姓が主流」
「日本は遅れている」
との主張も少なくない。
米国では1970年代に全ての州で結婚後の女性が旧姓を維持できるようになった。
基本的には婚姻時に
@夫の姓を選ぶ
A妻の姓を選ぶ
B別々の姓を維持する
C両者の旧姓をハイフンでつなげ新しい姓を登録する
というパターンがある。
ただ、調査機関ピュー・リサーチ・センターが2023年9月に発表した報告書によると、米国で異性婚をした女性は79%が相手の姓を名乗っている。
■姓を後世に残す動き
中国では中華人民共和国建国翌年の1950年に施行された婚姻法で夫婦別姓が明記された。
現在、子供の姓は両親のどちらかの姓を選択するが、韓国同様、一族を重視する価値観から、父親の姓を名乗るケースが多かった。
一人っ子政策が廃止された2016年以降は、兄弟姉妹で父母それぞれの姓を名乗る現象が一部で起きている。
両親それぞれの姓を後世に残そうとする動きと言える。
ただ、兄弟姉妹で別姓を名乗ることが、学校でからかいの対象になる、といったケースも報告されている。
各国の家族の枠組みについて詳しい立命館大の筒井淳也教授(家族社会学)は
「夫婦の姓に関する制度は国の慣習によって異なる」
「時代や価値観の変化に合わせて利便性や公平性などの観点から米国やドイツでは夫婦別姓が選択できるようになった」
と言及。
一方で、両国では夫婦同姓を選ぶ人が多数派を占めている現状について、
「子供も同じ姓になったほうが親としての証明が容易となるメリットがある」
と指摘した。

選択的夫婦別姓「困っている人」とは誰か 旧姓使用不可の企業ゼロ「経済界は口を挟むな」
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/3 10:00
https://www.sankei.com/article/20250103-33B4YHNURFNUXFSJKAGPJITCPQ/
「個人の問題として片づけることのできない、企業にとってビジネス上のリスクだ」。
経団連は昨年2024年6月、選択的夫婦別姓の早期実現を求める提言を発表。
十倉雅和会長は記者会見で理由をそう説明した上で、
「改正法案を一刻も早く国会に提出していただきたい」
とも踏み込んだ。
トヨタ自動車など日本を代表する企業1500社以上で構成する経団連は、経済界が直面する課題の意見を取りまとめ改善策などを発信する役割がある。
だが、今のタイミングで提言するほど、選択的夫婦別姓は経済界の喫緊の課題なのか。
産経新聞社は昨年2024年11月中旬から2024年12月上旬にかけて主要111社にアンケートを実施。
社内で旧姓呼称を認めているかを尋ねたところ、
「認めていない」
とする企業はゼロだった。
「慣例として認めている」が58・6%、「就業規則などで認めている」が29・7%。
「無回答」が11・7%あったとはいえ、9割弱の企業が何らかの形で旧姓呼称を当たり前に認めているのだ。
■国家資格はほぼ旧姓OK
さらに経団連が求める法制化の是非も聞いたところ、
「実現すべき」は25・2%で、
「現状で不都合がないので慎重に議論すべき」も10・8%あった。
もっとも「無回答」が最も多い63・1%あり、判断に迷っているのか、経団連の方針に異議を唱えにくい雰囲気があるのかはわからない。
夫婦別姓をめぐる議論は働く女性が増えたことで、婚姻後の職場での旧姓呼称や国家資格、免許証、銀行口座などの名称変更の煩わしさから旧姓使用を認めるべきという考え方からスタートした。
職場での呼称が解決に近づいているのであれば、残る課題はどうか。
内閣府によると、昨年2024年5月末現在で320の国家資格、免許などのうち317で資格取得時から旧姓使用ができる。
残る3資格も条件に若干の違いがあるだけだ。
マイナンバーカード、運転免許証、パスポートも旧姓併記ができる。
金融機関も既存口座の旧姓名義による取引を認めており、一部認めていない場合もシステム改修が進めば対応可能になるという。
もっとも、こうした事実が広く周知されているとは言い難いのも事実だ。
■不便さは残るが
では、企業はどのような場面で不都合を感じているのだろうか。
ある大手企業の役員は
「海外出張したとき、パスポートとホテルの予約名が戸籍名と通称で異なりトラブルになった社員がいた」
と話した。
むろん、2つの名前が混乱を引き起こしやすいことは否めない。
パスポートに旧姓併記しても発展途上国などでは現地の入国関係者が理解しておらず、もめたケースもあるという。
だが、日常生活での不便さは相当解消されているのではないか。
選択的夫婦別姓の導入に前向きな公明党の斉藤鉄夫代表は昨年2024年末、
「実際に困っている人が多くいる。もう決断する時だ」
と述べた。
「困っている人」
とは誰なのか。
企業経営や国際マネジメントが専門の青山学院大学の福井義高教授は
「企業内も含めて旧姓を使えるケースは増えており、不便さは解消されている」
「選択的夫婦別姓は国民の価値観の問題で、経済界が口を挟む問題ではない」
と指摘している。

公明、立ち位置に苦慮 政策実現も手柄は野党 来夏の都議選、参院選へアピール模索
2025/1/2 16:26
https://www.sankei.com/article/20250102-7MRII3PF6JOHXDIQCRV7IFLMXE/
公明党が自民党との連立政権で立ち位置に苦慮している。
石破茂政権が少数与党になったことで、法案成立に向け野党の国民民主党や日本維新の会に配慮せざるを得なくなり、
「政権の政策に党の主張を反映させる」
という存在意義が揺らいでいるためだ。
「年収103万円の壁」
の引き上げなどは公明も主張してきた政策だったが、自民から譲歩を引き出した野党側の成果として扱われ公明は埋没している。
公明の斉藤鉄夫代表は2025年1月2日、東京・池袋駅前で新春の街頭演説を行い、今夏2025年夏の参院選、東京都議選に向けて
「新しい公明の最初の戦いとして、何としても押し上げてほしい」
と支持を訴えた。
だが、世論や支持者へのアピールは、いまいち広がりを欠いている。
昨年2024年12月26日、斉藤氏は記者団にこう強調した。
「予算案の取りまとめに当たっては、野党の賛同が得られるように合意形成の要となってきたという自負がある」
党の政策実現ではなく、合意形成への貢献をアピールせざるを得ないところに、今の立ち位置の難しさが伺える。
年収103万円の壁引き上げは自民、公明、国民民主の3党協議で実現し、これを看板政策とする国民民主の手柄とされた。
公明も以前から103万円を含む年収の壁解消を訴えており、令和7年度税制改正には高校生世代の扶養控除の維持など公明の主張も反映されたが、存在感は乏しい。
それでも斉藤氏は2025年1月2日の街頭演説で3党協議に言及し
「予算審議の途中に、色々な修正があり得るのかもしれない」
「協議に真摯に対応していきたい」
と国民民主への歩み寄りを示唆した。
石破政権は維新とも連携を図り、自公維3党による教育無償化の実務者協議を昨2024年末に始めた。
教育無償化もまた、公明が力を入れてきた政策だ。
公明幹部は
「公明だけでは引き出せず、野党と一緒なら引き出せると言われる」
「忸怩たる思いだ」
と漏らす。
先の衆院選で、公明は自民派閥のパーティー収入不記載事件の呷りを受けて議席を大幅に減らした。
2025年夏の参院選と都議選を睨んだ反転攻勢に向け、自民と同一視されることを避け、独自色を打ち出したい考えだ。
自民内で賛否が分かれる選択的夫婦別姓制度でも、党内議論を深めるよう強く自民に要求している。
とはいえ、自民との連立関係を崩すこともできない。
公明関係者は
「支持者からはいつまで自民とやっているんだという声もある」
「だが、もう4半世紀続いている」
「野党になったら何もできない」
とぼやいた。

年内にも現実味帯びる選択的夫婦別姓 立民、通常国会に法案提出へ 公明も賛同
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/2 10:00
https://www.sankei.com/article/20250102-T64AG4MHX5I5HJD4BQLW36T3LA/
立憲民主党は今月召集の通常国会で、選択的夫婦別姓を可能にする民法改正案を提出する方針だ。
党内でも賛否がある自民が立民案に乗るとは考えにくいが、導入を求める公明が立民案に賛成すれば、連立与党内で対応が分かれる異例の事態となる。
自民に一定数いる推進派が賛成すれば衆院で可決され、家族の在り方を大きく変えうる制度の導入が2025年年内にも現実味を帯びている。
衆院選の公約では、選択的夫婦別姓には立民と公明の他、国民民主、共産両党やれいわ新選組なども賛成。
自民と日本維新の会は
「旧姓使用の拡大」
を主張しており、衆院法務委員会の構成を見れば、賛成派は過半数に届かない。
ただ、衆院選後に就任した維新の前原誠司共同代表は
「個人として賛成」
と表明。
公明の斉藤鉄夫代表も
「決断する時だ」
との考えで、石破茂首相(自民総裁)に与党協議を進めるよう直接要請している。
これに対して自民では旧姓使用の拡大を軸にした対案を出す可能性があるが、他党の賛成がなければ数の上で可決はおぼつかない。
何よりも自民内の推進派が造反する可能性がある。
自民では党の方針に反した場合は処分の対象になり得るが、党内の分裂を避けるため党議拘束をかけないとの見方もある。

選択的夫婦別姓、関心薄い自民「慎重派が落選してしまった」「大半はどちらでもよい」
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/2 10:05
https://www.sankei.com/article/20250102-CV4VLTYCYRL4LHL3FHZJHRA3OA/
「一部のノイジーマイノリティ(声高な少数派)に邪魔されて議論の俎上にのぼらされないことは、もう通用しない」。
先月2024年12月17日、東京都内の講演で立憲民主党の野田佳彦代表は選択的夫婦別姓の導入に重ねて意欲を示した。
令和3年12月の内閣府の世論調査では同姓維持27・0%、旧姓使用拡大42・2%で、賛成28・9%は少数派だが、野田氏の頭の中では
「ノイジーマイノリティー」
が逆転しているようだ。
「野党はほとんど賛成、公明党も支持している。十分成立させる可能性はある」。
局面が変わったのは昨年2024年10月の衆院選だった。
与党が過半数を割り、国会の風景は一変した。
衆院の常任委員長ポスト17のうち、立民などの野党は選挙前の2から大幅増の8獲得の見通しとなった。
しかし、結果的に7にとどめたのは、外務、総務両委員長を
「返上」
した代わりに
「敢えて法務委員長を取りにいった」(野田氏)
からだ。
賛否が割れる自民党を揺さぶるだけではなく、夏の参院選を前に推進派の公明との間に溝を作りたい狙いも透ける。
■早く決めてほしい
自民内でも以前から議論はあった。
令和3年3月に推進派の
「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」(浜田靖一会長)
が立ち上がると、翌月令和3年4月には慎重派が
「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」(中曽根弘文会長)
を設立。
同年令和3年6月には政調会のワーキングチームが論点などを整理したが、党を二分しかねず本格的な議論は先送りにしてきた。
別姓推進派の中堅議員は
「今は強力に賛成、反対は20人ずつ程度だろう」
「残りはどちらでもよく、早く党の方針を決めてほしいと考えているのではないか」。
慎重派のベテラン議員は
「以前は双方半々ぐらいのイメージだったが、この問題に高い見識を持ち、頼りになる人たちが先の衆院選で落選してしまった」
と明かす。
■修正を加える形で
慎重派の念頭にあるのは
「家族の一体感」
を大切にする本来の保守層の
「自民離れ」
が加速することだ。
ただ、この問題に関心を持つ議員自体が少なくなったのも今の自民の現状である。
立民が提出予定の民法改正案の衆院審議は、国会の慣例に従えば2025年3月の来年2025年度予算成立後の2025年4月以降となる見通しだ。
昨年2024年の臨時国会では、政治改革関連で与野党が9法案を提出。
国会審議や各党協議の末に3つの法案が成立した。
このうち政策活動費廃止の法案は野党案に自民が賛成した。
推進派若手は
「少数与党のうちに野党案に修正を加える形で決着をつけた方がいい」
「そうでないと、自民を分断しかねない爆弾をずっと抱えることになる」
と本音を漏らした。
仮に自民が党議拘束をかけず、立民案が衆院で可決された後は参院に舞台が移る。
参院は現在も自公で過半数を占めるが、衆院の段階で立民案に公明が賛成していることを前提とすれば、自民は日本維新の会などを巻き込まない限り
「少数派」
に転落し、立民案が成立する可能性がある。

新聞各紙、元日1面トップは中国の拡張、能登の思い、民主主義企画…産経は夫婦別姓と子供
2025/1/1 19:29
https://www.sankei.com/article/20250101-FILLPV42SBDGLNW3Y2ENVFSW44/
元日の新聞各紙の1面のトップ記事は例年、華やかなスクープや骨太なテーマでの連載企画が掲載される。
令和7年、東京に本社を置く新聞各社では、中国海軍が台湾有事に備えたとみられる不穏な動きの独自記事、ブロック経済化が加速しかねない世界の現状に警鐘を鳴らす企画記事、能登半島地震1年に合わせ、死去した父親に寄せた花嫁の思いなどが1面を飾った。
■夫婦別姓 小中生の半数反対
産経新聞は、選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、全国の小学4年〜中学3年の児童・生徒約2000人に世論調査を行った結果、ほぼ半数が
「家族で名前が変わるのは反対」
と考えている実態を報じた。
夫婦別姓で両親やきょうだいと違う名字になることの是非を問うと、
「反対」が49・4%で
「賛成」16・4%の約3倍だった。
記事によると夫婦別姓の影響を受ける子供たちの考え方が統計的に明らかにされたのは初めてという。
■中国、宮古海峡で封鎖演習
読売新聞は、中国海軍と海警局が令和6年12月に沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡などで海上封鎖と似た活動を行い、重武装した海警船団を尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺に派遣していたという独自ダネを報じた。
ともに初めて確認された活動で、中国側が台湾有事の際に海上封鎖の範囲を尖閣周辺などに拡大させる可能性が指摘されるという。
■デジタルで問う「真の民意」
毎日新聞は、戦後80年の節目に合わせて
「デモクラシーズ これまで これから」
と題した連載企画の掲載を始めた。
最新のデジタル技術を生かして民主主義を
「アップデート」
させる取り組みなどを紹介する。
この日はスタートアップ企業が構築したオンラインプラットフォームを用いて自治体が設定したテーマに対し市民が意見やアイデアを投稿することで、施策を実行する上での民意が合意形成されるあり方などを紹介した。
■強まる自国第一
日経新聞も企画記事を掲載し、
「逆転の世界 備えよ日本」
と題した。
多様性の価値観を重視していた米国など民主主義国で国民の分断が進み、独裁色の強い為政者が生まれやすくなっていると指摘。
局地的な紛争を含めて国家間の紛争が戦後最悪の状況にあると訴え、供給網や販売網の再構築が不可欠になると警鐘を鳴らした。
■つながり 耕す 能登と一緒に
朝日新聞は、被災地でボランティアの受け入れ拠点となった石川県輪島市のレストランの1年を取り上げた。
延べ3432人のボランティアが活動したことなどを踏まえ、地方の人口減と高齢化が深刻な社会課題となる中、居住地とは関係なく継続的に訪れる
「関係人口」
の拡大について考察した。
■招待状「おとう」へ届け
東京新聞も、取り上げたのは能登半島地震1年だった。
地震で倒れた家具が胸に当たり、55歳で亡くなった輪島塗蒔絵師の父親に向けて、結婚式を今年5月に控えた27歳の長女の思いと葛藤を描いた。
式の中身はまだ決まっていない。
ただ、父の席と食事を用意することは決めているという。

<独自>選択的夫婦別姓、小中学生の半数が反対、初の2000人調査「自分はしない」6割
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/1 7:00
https://www.sankei.com/article/20250101-QGCTY3PY4JEHLHHXAFDFEVX2LQ/
選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、小中学生のほぼ半数が
「家族で名字が変わるのは反対」
と考えていることが、産経新聞社の調査で分かった。
政府や報道機関などの世論調査は主に成人が対象で、夫婦別姓の影響を受ける子供たちの考え方が統計的に明らかにされたのは初めて。
将来、自分が結婚した際の別姓も
「したくない」
との回答が6割にのぼった。
立憲民主党が夫婦別姓の民法改正案の国会提出に意欲を示しており、石破茂首相も昨年2024年末
「議論の頻度を高める」
と述べた。
自公与党も前向きな議員が多いことから、次期通常国会での法案成立が現実味を帯びている。
調査は全国の小学4年生以上を対象に実施。
協力を得た小中学校に加え、民間の調査会社にも依頼し、中学生約1800人、小学生約150人から回答を得た。
各家庭の事情などデリケートな問題に配慮し、答えたくない場合は答えなくてよいことを徹底した。
年齢層の低い小学生は対象数を絞った。
小中学生共に学校を通じた場合は、教員が調査の趣旨を説明した上で、立ち会う形式を取った。
その結果、
「選択的夫婦別姓」
の意味について
「よく知っていた」
「少し知っていた」
と、
「全く知らなかった」
「ほとんど知らなかった」
はほぼ5割ずつで拮抗。
「法律を変えたほうがよい」
「変えないほうがよい」
「よく分からない」
もほぼ3割ずつに分かれた。
しかし、夫婦別姓で両親やきょうだいと違う名字になることの是非を問うと、
「反対」49・4%、
「賛成」16・4%、
「親が決めたのなら仕方がないので賛成」18・8%、
「よく分からない」15・4%
で反対がほぼ半数を占め、積極的な賛成は少なかった。
また、法律が変わった場合、将来自分が別姓を選択するかについては
「家族で同じ名字がよいので別々にはしたくない」がほぼ6割となり、
「自分の名字を大切にしたいので別々にしたい」は13・6%だった。
小学生だけに絞ると、
別姓に「反対」は46・2%、
自身が「別姓にしない」は55・8%
で全体よりやや低かったが、各質問共に
「分からない」を選ぶ傾向が強かった。
男女別で大きな違いはなかったが、
自身が「別姓にしない」
は男子(56・7%)より女子(63・4%)のほうが上回った。
別姓の是非で
「親が決めたのなら仕方がない」
と消極的な賛成を選んだ女子(22・6%)も男子(15%)より多かった。
学校や学年別、民間調査会社による調査でも、結果の割合に大きな差はなかった。

選択的夫婦別姓、法律に「賛成」16%「反対」49% 小中生2000人調査・質問と回答
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/1 7:10
https://www.sankei.com/article/20250101-L3VK2UL4H5EMJPW6X5DVUGNXJQ/
選択的夫婦別姓制度の導入をめぐり、産経新聞社が昨年11〜12月、小中学生を対象に行った調査の質問項目と詳しい結果、調査の方法は以下の通り。
質問項目と回答
選択的夫婦別姓調査 質問項目と回答
選択的夫婦別姓(せんたくてきふうふべっせい)について、みなさんの意見を聞かせてください。答えたくない人は、答えなくてかまいません。
【質問】
1.いま、社会で問題となっていることに「選択的夫婦別姓(せんたくてきふうふべっせい)」があります。
日本では結婚(けっこん)するときに
「男性(お父さん)か女性(お母さん)のどちらかの名字と同じにしなければならない」
ことが法律(ほうりつ、国のルール)で決まっています。
この法律を
「それぞれ別々の名字のままでも結婚できる」
ように変えようというものです。
こうしたことについて、知っていましたか。
回答者1971人 男子 女子 全体(%)
○よく知っていた 16 17.9 16
○少し知っていた 34.3 43.3 37.1
○まったく知らなかった 28.7 23.9 26.2
○ほとんど知らなかった 21 15 20.7
2.いまは結婚してからも、結婚するまえの名字を会社で使ったり、手続きをすれば、免許証(めんきょしょう)やパスポートに結婚する前の名字をならべて書けるようになったり、これまでできなかったことができるようになっています。
それでも、あなたは
「それぞれ別の名字のままでも結婚できる」
ように法律を変えたほうがよいと思いますか。
回答者1966人 男子 女子 全体(%)
○変えたほうがよい 32.9 37.4 34.9
○変えないほうがよい 31.6 30.7 30
○よくわからない 35.6 31.9 35.1
3.もし、法律で
「それぞれ別の名字のままでも結婚できる」
ことが決まり、お父さんとお母さんが別の名字になったら、子供もお父さんかお母さんのどちらかとはちがう名字になったり、兄弟や姉妹でもちがったり、おなじ家族のなかでちがう名字になってしまうことがあります。
こうしたことに賛成(さんせい)ですか、反対(はんたい)ですか。
回答者1954人 男子 女子 全体(%)
○家族で名字が変わってもいいので賛成 16.3 16.9 16.4
○親が決めたのなら仕方がないので賛成 15 22.6 18.8
○家族で名字が変わるのはよくないので反対 51 49.2 49.4
○よくわからない 18 11.4 15.4
4.みなさんが結婚するころには
「それぞれ別の名字のままでも結婚できる」
と法律が変わっているかもしれません。
そのとき、あなたはどうしますか。
回答者1955人 男子 女子 全体(%)
○自分の名字を大切にしたいので別々の名字にしたい 14.3 11.8 13.6
○家族で同じ名字がよいので別々にはしたくない 56.7 63.4 59.9
○よくわからない 29 24.9 26.5
5.この問題についてあなたの思ったことを自由に書いてください
■調査の方法
協力を得た首都圏、関西圏の中学校6校約1600人(中1〜中3)、首都圏の小学校1校の53人(6年生)にホームルームや社会科の時間などを使って教員立会いの元で無記名で行った。
回答が誘導的にならないよう教員向けと子供向けに説明文を用意したが、使用については各学校に任せた。
答えたくない場合は設問によっても答えなくてよいことを徹底したため、回答数にはばらつきがでた。
中学生では男女を回答していない生徒も若干名いた。
休みや早退の生徒数が把握できていない学校もあり回答率は一概に出せないが、中学生は約93%、小学生は84%。
民間調査会社の調査は、会員登録している全国の小学4年〜中学3年を対象に、説明文を含め同内容のアンケートで実施、自ら回答した小学生が100人、中学生が300人を超えた時点で終了し、学校分に加えた。
最終的な回答数は合計で1954人〜1971人。
男女比は男子48%、女子52%。
調査はいずれも昨年2024年11月下旬から12月中旬に実施した。

選択的夫婦別姓・小中生2000人調査 教員向けの説明文
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/1 7:10
https://www.sankei.com/article/20250101-JDZ6FZ2FUVFDLGGPQDWRNLBKIM/
選択的夫婦別姓制度の導入を巡り、産経新聞社が昨年2024年11〜12月、小中学生を対象に行った調査では、回答が誘導的にならないよう教員向けと子供向けにそれぞれ説明文を用意した(実際に使用するかについては任意)。
教員向けの説明文は以下の通り。
教員向けの説明文
選択的夫婦別姓は年明けの国会で議論され、可決される可能性も高くなっています。
現状、夫婦別姓を望む人には、職場などでの旧姓使用やクレジットカードなどの名義変更などが煩わしいという理由と、自身のアイデンティティのためという2つの理由があります。
ただし前者についてはほぼ解決済みであり、旧姓使用を認めない職場もほとんどありません。
後者については
「心の問題」
です。
「選択制なので選びたい人だけだからいいのでは」
「自分の意思だからいいのでは」
という意見もありますが、婚姻制度の自由度が高まることで、逆に家族、親族内の争いの種になりかねないという見方もあります。
また、生まれてくる子供にとって選択肢はなく、
「強制的親子別姓」
「強制的きょうだい別姓」
になりかねません。
今、マスコミではここの議論をあまりしていません。
世論調査などは
「選択的夫婦別姓」
か、
「現状の夫婦同姓」
か、の2択しかなく、
「旧姓使用の拡大」
は選択肢に加えられていません。
影響を受ける人の中には子供も含まれるにもかかわらず、その意見も全く取り上げられていないのが現状です。
本来であれば、文科省や法務省など国の機関が綿密に子供向けアンケートなどをすべき内容ですが、そうした国の動きを後押しする意味でも、今回産経新聞社として子供たちの声を聞いてみようと考えました。
ただし、このようなアンケートは各家庭のご事情もあり、ハードルが高いことは承知しております。
また、産経新聞社の考え方に偏らないよう、質問内容は客観性を保つように致しました。
ご検討何卒よろしくお願いします。
○アンケートについて
・答えたくない子供は答えなくて構いません。
・学校名は匿名希望の場合は匿名で構いません。
・対象は小4以上の小学生と中学生とします。
・できればクラス単位、学年単位がよいですが、無理な場合は個別でも構いません。
・自由記述の欄に書ける子供はぜひ書いていただければと思います。

選択的夫婦別姓・小中生2000人調査 子供向けの説明文
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/1 7:10
https://www.sankei.com/article/20250101-HE4Y72OPLZF2JPXUIFFXDB7J7Y/
選択的夫婦別姓制度の導入をめぐり、産経新聞社が昨年11〜12月、小中学生を対象に行った調査では、回答が誘導的にならないよう教員向けと子供向けにそれぞれ説明文を用意した(実際に使用するかについては任意)。
子供向けの説明文は以下の通り。
子供向けの説明文
選択的夫婦別姓(せんたくてきふうふべっせい)についての質問
みなさんに、いくつか質問をしたいと思います。答えたくない人は、答えなくてもよいです。
さいきん、よくテレビのニュースなどで、選択的夫婦別姓(せんたくてきふうふべっせい)ということばを聞きます。
これは結婚(けっこん)するときに男の人と女の人の名字(上の名前)を別々にしたい人はしてもよい法律(ほうりつ、国のルール)にしようという意味です。
もし、結婚したあとに子供が生まれて、お父さんとお母さんの名字が別々だったら、子供の名字はどちらかに合わせなければなりません。
生まれてきた子供はお父さんかお母さんの名字とちがったり、お兄さん、お姉さん、弟、妹とも名字がちがったりすることが出てきます。
たとえば、お父さんは田中さん、お母さんは佐藤さん、最初の子供は佐藤さんで、弟は田中さんになるかもしれません。
どうして、こうしたことが問題になっているかというと、はたらく女性がふえたことに関係があります。
これまで結婚する相手の名字に合わせるのは女性のほうが多く、結婚して名字が変わると会社などで呼び名が変わったり、免許証(めんきょしょう)やパスポートなどの名字を変えなければならなくなるなど、大変なことがありました。
しかし、いまでは会社で結婚する前の名字を使ったり、免許証なども結婚前の名字をならべて書けるようになったりしています。
ただ、免許証やパスポートに結婚前の名字を載せるには、役所の書類を出さなければならないなどの手続きが必要です。
それでも、結婚したからといって、ずっと使ってきた名字を相手の名字に変えるのは、納得(なっとく)できない、いやだ、という人もいます。
名字を一緒(いっしょ)にしたい人はすればいいし、一緒にしたくない人はしなければいいという考える人もいます。
質問は、このことについてみなさんの考えること、思うことを聞くものです。
くりかえしますが、答えたくない人は答える必要はありません。

ファミリーネーム喪失、選択的夫婦別姓は「強制的親子別姓」 政府は子供の意見を聞け
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/1 7:30
選択的夫婦別姓の法制化を望む人たちに
「国民の70%が賛成」
声があるが、その根拠は2択のアンケートだ。
朝日新聞もNHKも
「法を改正して夫婦が希望すれば別々の名字でもよいか」
を賛成、反対で問い、その結果を
「選択的別姓『賛成』7割」
などと伝えている。
現在、企業や公的機関などで進んでいる
「旧姓使用の拡大」
を法的に整備するという選択肢は最初からないのだ。
産経・FNN合同世論調査も以前は2択で賛成66・6%、反対25・5%だったが、昨年2024年9月に3択目を加えたところ、賛成38・9%、反対12%、旧姓使用拡大46・5%と大きく変わった。
令和3年12月の内閣府の世論調査でも
「同姓維持」27%、
「別姓導入」28・9%、
「旧姓使用拡大」42・2%、
が出ているが、こうした結果はほとんど生かされていない。
「選択的」
だからよいという意見もあるが、選択できるのは誰か。
生まれてくる子供にとっては親の意向で強制的に
「親子別姓」
「家族別姓」
となる。
ファミリーネームが喪失するという事態を
「選択者」
である親は一体どこまで想定しているのか。
今回、小中学生に行ったアンケートではどちらかの親や、きょうだいと別の名字になることについて半数が反対と答えた。
これが多いか、少ないか判断は分かれるだろう。
夫婦別姓
「賛成派」
からすれば、
「未熟な子供に聞く」
という調査自体に不快感を持った人もいるかもしれない。
ただ、法制化の議論が拙速に進む中で、家族の一員である子供の意見を集めたのは、今回が初めての調査なのである。
仮に聞き方が不十分だったり、誘導的と考えるならば、ぜひ他のメディアも誤魔化さずに取り組んでほしい。
文科省も、子ども家庭庁も出番ではないか。

「家族感が減る」「同姓は時代遅れ」小中生、正面から回答 選択的夫婦別姓2000人調査
ごまかしの選択的夫婦別姓議論
2025/1/1 8:00
https://www.sankei.com/article/20250101-F35HRVOR7FHZRH24ROBSXF5VBU/
「家族内で違う名字だと家族感が減りそう」
「強制的に同じにさせるのは時代遅れ」―。
産経新聞が小中学生を対象に行った選択的夫婦別姓の導入を巡るアンケート。
自由記述欄を見ると、賛否を超えて子供たちが正面から問いかけに向き合ったことが分かる。
立ち会った教員は
「想像していたより真剣に取り組む姿が印象的だった」
と話す。
■きょうだいなのに
自由記述で目立ったのは、選択的夫婦別姓制度で、結果的に家族の姓がばらばらになりかねないことを心配する声だった。
大阪府の中学男子は
「名字を別々にするような人なら、子供の名字をどうするかでけんかになるかもしれない。名字が違うと他人感がある」。
千葉県の小学男子は
「家族で名字が変わってしまうと、まるで別人みたいで家族感が減りそう」
と書いた。
夫婦が別姓を選ぶことには賛成しつつ、
「子供が生まれた家庭で兄弟姉妹の姓がバラバラなのは違和感を抱く」
と記した京都府の中学女子も。
大阪府の中学女子は
「選択できた方がよいが、兄弟が違う名字というのはよいものではない」
とした。
■万一離婚したときに
夫婦別姓に賛成する声も少なくなかった。
東京都の中学女子は
「名字が変わることで、もう一度覚え直してもらう必要があったり、万一離婚した際に、職場や学校の人に名字が変わったことを伝えなければならず、精神的な負担も小さくない」
と説明。
茨城県の中学男子は
「名字を強制的に同じにさせるのは、少し時代遅れだとも感じている」
と書いた。
アンケートは各家庭の個別の事情に踏み込んでしまう恐れもあったが、
「私の両親は夫婦別姓。私はハーフなので賛成します」(中2女子)、
「現状のままでは離婚後に名字が変わると、『あ、この人離婚したんだ』」と好奇の目で見られてしまう。自分もそうだったので、そのようなことは避けたいから、夫婦別姓には賛成」(中3男子)
という意見もあった。
千葉県の中学女子は
「海外でも夫婦別姓の国や自分と相手の名字を続けて登録できる国があり、日本もこだわる必要はない。事実婚は相続などで不利になるので、平等になるようにしてほしい」
と、より深い考えを述べた。
「日本の伝統なので絶対に法律を変えない方がよいと思う。いまこの問題よりも台湾有事に向けて動いた方がよい」(中3男子)
という意見もあった。
■自然発生的に議論も
大阪府の私立中の教員は、アンケートに取り組む生徒の様子について、
「最初は静かに取り組んでいたが、しばらくすると自然発生的に生徒同士で意見を交わす姿もみられた」
と話す。
議論になるうち
「『兄弟で姓が変わるというのはいやだね』とか、『そもそも結婚ってどういうことなのだろう』などの声も聞かれた」
という。
千葉県の中学女子は
「個人の考えもあると思うため、別々の名字でもよいと最初は思いましたが、家族の中で名字が分かれてしまうと、同じ家族であることの証明が難しくなるなど欠点もあると思ったので、最終的には法律を変える必要はないと思いました」
と考えの変遷を記した。

<産経抄>若い女性に響いていない選択的夫婦別姓
2024/12/21 5:00
https://www.sankei.com/article/20241221-3G37IDBWCBJ2VKISJOHYBTICBA/
この数字は何を意味するかずっと気になっている。
小紙とFNN(フジニュースネットワーク)との合同世論調査で、18〜19歳と20代の女性で立憲民主党と日本維新の会、共産党の支持率がそれぞれ0・0%だった件である。
なぜ3党は若い女性に不人気なのか。
▼3党は、若者の情報源であるSNSでの発信が弱く拙かったのか。
あるいは政治とカネの問題でいくら自民党を批判しても、票の掘り起こしには繋がらなかったのか。
色々考えられるが、牽強付会を承知で言えば、維新を除く2党が今国会で声高に唱える政策が頭に浮かぶ。
選択的夫婦別姓制度や同性婚の実現である。
▼こうした主張は、これから結婚しようという人が多い世代に響いていないのではないか。
自民党が自滅して比例代表で533万票も減らした先の衆院選で、躍進したはずの立民は実は7万票の微増にとどまっている。
共産の得票は80万票も減少した。
▼2024年9月の自民党総裁選時のNHKの世論調査では、最も議論を深めてほしい政治課題を6つの選択肢を挙げて尋ねていた。
その結果、
「年金など社会保障制度」(35%)、
「経済・財政政策」(26%)、
「政治とカネの問題など政治改革」(17%)
…の順で、
「選択的夫婦別姓」は最下位の1%
だった。
▼たった1%だから議論しなくていいわけではないが、少なくとも最優先課題ではなかろう。
にもかかわらず、石破茂首相は2024年12月16日の国会で党内議論について
「頻度と熟度を上げていく。明確な方向性を出したい」
と意欲を示した。
▼それどころか、2024年12月17日の国会では同性婚に関しても
「日本全体の幸福度にとってプラスの影響を与える」
と強調した。
国民の意識や実感と政治のズレが目立つ。

<正論>別姓でなく通称使用法の制定を 
国士舘大学名誉教授、日本大学名誉教授・百地章
2024/12/17 8:00
https://www.sankei.com/article/20241217-PRYB3DUK5RPYBCJJE67UVQMPKA/
立憲民主党の野田佳彦代表はテレビの番組で、来年2025年の通常国会の冒頭に選択的夫婦別姓法案を提出し自民党に揺さぶりをかける、と述べている。
平成8年、法制審議会が提案した夫婦別姓法案が30年近く経っても成立しないのは、国民多数の賛成が得られないからだ。
その家族制度の根幹に関わる問題を政争の具にした上、力ずくで実現しようとするのは如何なものか。
■国民の多数は通称使用支持
総選挙後、衆議院では別姓支持の議員が多数を占めたようだが、国民の間では従来、同姓支持が約6〜7割と多数を占めてきた(令和3年12月内閣府調査)。
この傾向は現在でも変わらない。
この事は最近相次いで報道された各社世論調査(TBSは2024年7月、産経・FNNと読売新聞は2024年9月)からも明らかだ。
いずれも
@同姓支持
A同姓維持のうえ通称を使用
B別姓支持
の3択制だが、3調査ともAの同姓維持・通称使用が47%と最多数を占めた。
先の内閣府調査でもAが42・2%であり、ほぼ変わらない。
ちなみに内閣府及び3社調査とも
@の同姓支持は20〜30%だから、
Aを加えると同姓支持は約70%になる。
Bの別姓支持はいずれも20〜30%程度にとどまる。
夫婦の姓をどう定めるかは、個人の問題であると同時に家族制度という
「国の公的な制度」
の問題でもある。
最高裁(平成27年判決、令和3年決定)は、民法の定める
「夫婦同氏(姓)制」
は合憲であり、人格権の侵害や差別には当たらないとしてきた。
とすれば、むろん少数者への配慮は必要だが、国の公的制度として何が相応しいかはまず国民の多数意見に耳を傾けて考えるべきであろう。
政府の第5次男女共同参画基本計画(現行)でも、第4次計画まであった
「別姓制度の検討」
は削除され、
「通称使用の拡大」
だけが挙げられている。
■選択制でも子には別姓を強制
選択的夫婦別姓制だが、姓を選択できるのは夫婦だけであり、子供には選択の自由などない。
子には必ず親子別姓が強制される。
それでも良いのか。
しかも立民案では子供の姓は誕生の都度、夫婦が話し合って決めることになっているから、子供たちの姓がバラバラになることもある。
この
「親子別姓」
について、先の内閣府の調査では69・0%の国民が、夫婦別姓は
「子供にとって好ましくない影響があると思う」
と答えている(前回の平成29年は62・6%)。
具体的には、
「友人から親と名字・姓が異なることを指摘されて嫌な思いをする」が78・6%、
「名字・姓の異なる親との関係で違和感や不安感を覚える」が60・1%
もある。
この傾向も従来と変わらない。
婦別姓論議が急に台頭してきた背景には、経団連の提言(2024年6月)が考えられよう。
しかし、提言はもっぱら企業における経済的合理性の観点からなされたもので家庭や家族の視点は完全に欠落している。
記者会見の折、経団連の幹部は
「子供への影響は大変重要」
だが、どうすべきかはまだ考えていない旨、回答している。
子供の視点から見たNHK放送文化研究所の中学生・高校生の生活と意識調査(令和4年)では、子供たちの91%が将来、
「同姓を名乗りたい」
と答えている。
このような同姓を希望している多数の子供の思いは無視しても良いのか。
この点、児童の権利条約では
「児童の最善の利益が考慮される」(第3条)
とされており、もっぱら親の利益を優先し子供には親子別姓を強制する選択的夫婦別姓制はこの条約にも違反する。
■通称制度を法律に格上げ
今日、マイナンバーカードをはじめ様々な分野で通称が使われているが、その法的根拠は余り知られていないようだ。
現在の通称制度は住民基本台帳法の施行令(令和元年施行)に基づくもので、住民票に併記された旧姓(婚姻前の姓)を通称と呼ぶ(ここでいう「通称」は、外国人住民のため住民票に記載される通称とは異なる)。
そこで通称の法的根拠をより明確にすると共に、通称の使用範囲を拡大し、社会生活上の不便を解消するためには現在の施行令に基づく通称制度を法律上の制度に格上げする方法が考えられる。
そのための法律(仮に「旧姓の通称使用法」)は以下の通りだ。
この法律の目的は
「夫婦同姓制度の下、通称の法的根拠を明確にすると共に、国、自治体、民間企業等に対して使用範囲の拡大のため必要な措置を講ずるよう努力義務を定める」
ことである。
次に通称制度を法律上の制度に格上げする方法だが、1つは、住民基本台帳法第7条(住民票の記載事項)を改正し、住民票の
「氏名」
欄に旧姓を併記できる旨、書き加える方式が考えられる。
もう1つ、元号法(「元号は、政令で定める」)を参考に、法律に次のように規定する。
「通称制度は、政令で定める」
「この政令は、住民基本台帳法の施行令をもって代える」。
これなら簡単ではなかろうか。

夫婦別姓禁止は「合憲」 最高裁
2021/6/23 15:16
https://www.sankei.com/article/20210623-FJZ7RN3V2BI4TJ4SI7LJ2RG7AU/
夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定は違憲として、事実婚の男女3組が起こした家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は2021年6月23日、規定は
「合憲」
とする判断を示した。
夫婦別姓を巡る大法廷の憲法判断は、平成27年の上告審判決で夫婦同姓を定めた民法の規定を合憲としたのに続き2度目。
15人中11人の多数意見。
家事審判の申立人は東京都内に住む事実婚の男女3組。
婚姻届に
「夫は夫の氏、妻は妻の氏を希望します」
と付記するなどして自治体に提出したが、不受理となった。
3組は
「法の下の平等や男女の本質的平等を定めた憲法に反する」
などとして、1組が東京家裁、2組が東京家裁立川支部に、それぞれ家事審判を申し立てた。
両家裁は平成31年3月、民法と戸籍法の規定は合憲として申し立てを却下。
2審東京高裁も即時抗告を棄却したが、3組は特別抗告していた。
最高裁は昨年2020年12月、裁判官15人全員で構成する大法廷で担当すると決定。
弁論は開かず、書面で審理してきた。
平成27年の判決で大法廷は
「規定に男女の不平等はなく、家族が同じ姓を名乗るのは日本社会に定着している」
などとして合憲の初判断を示した。
一方で裁判官15人中5人が
「違憲」
とする反対意見を述べており、社会情勢の変化を踏まえて今回、どのような判断をするかが注目されていた。
婚姻後の姓を巡っては、平成8年に法相の諮問機関
「法制審議会」
が、夫婦が希望すれば結婚後も従前の姓を名乗れる選択的夫婦別姓制度を盛り込んだ民法改正案を答申したが、法案提出には至らなかった。
今年2021年に入り自民党がワーキングチームを設置し、本格的な議論が始まったが実現への目途は立っていない。

夫婦同姓規定は合憲 再婚禁止6カ月は違憲 最高裁が初判断
2015/12/16 15:24
https://www.sankei.com/article/20151216-EIZGWR6BTRIYTNB6YH7JAHKFYU/
【産経新聞号外】夫婦同姓「合憲」[PDF]
民法で定めた
「夫婦別姓を認めない」
とする規定の違憲性が争われた訴訟の上告審判決で最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は2015年12月16日、
「規定は合憲」
とする初めての判断を示した上で、原告側の請求を棄却した。
原告は
「時代の変化に従って選択的夫婦別姓を認めるべきだ」
などと主張したが、
「夫婦や親子など家族の在り方が損なわれる」
との慎重論は多く、世論調査も賛成・反対が拮抗してきた。
一方、
「女性は離婚後6カ月間、再婚できない」
とする規定を巡る訴訟で、大法廷は
「規定は違憲」
と初判断。
100日間を超える部分は違憲だとしたことで、国は法改正を迫られる。
最高裁が法律を違憲と判断したのは戦後10件目。
夫婦の姓について原告側は「選択的夫婦別姓を認めないことは、婚姻の自由を不合理に制約していて、両性の本質的平等に立脚していない」と主張。「規定は違憲で、国会の高度な立法不作為にあたる」と指摘していた。国側は「民法では、結婚後にどちらの姓を名乗るかについて、夫婦の協議による決定に委ねている。婚姻の自由や男女の平等を侵害していない」と反論。規定に違憲性はなく国会の立法不作為にもあたらないと主張していた。
両規定を巡っては、法相の諮問機関の法制審議会が平成8年、選択的夫婦別姓を導入し、再婚禁止期間も100日に短縮するよう答申した。
しかし、国会や世論の反対が多く、改正は見送られた。
民主党政権時代にも改正の動きがあったが、閣内の反対などで法案提出には至っていない。

選択的夫婦別姓論議のおかしな理屈 明治政府は庶民意識に合わせ同姓を選択
阿比留瑠比の極言御免
2024/12/12 1:00
https://www.sankei.com/article/20241212-KT75ZAKADBOEVFYBQVRRIOTMZU/?542565
選択的夫婦別姓を巡る議論では、おかしな理屈、筋の通らない意見がもっともらしく飛び交っていると感じている。
「前の姓を変えなければならないことで、物凄く辛く悲しい思いを持っている人が大勢いることは決して忘れてはならない」
例えば石破茂首相が2024年12月5日の衆院予算委員会でこう述べ、選択的夫婦別姓制度の実現を求める意見に理解を示していた。
だが、そんなことを言うなら、親が夫婦別姓を選択した場合、必然的に片親とは別姓になり、あるいは兄弟とも別姓になるかもしれない子供は
「辛く悲しい思い」
をしないと断言できる根拠はあるのだろうか。
平成27年12月16日の最高裁判決では、こんな判断も示されている。
《家族を構成する個人が、同一の氏(姓)を称することにより家族という1つの集団を構成する一員であることを実感することに意義を見い出す考え方も理解できる》
《夫婦同氏制の下においては、子の立場として、いずれの親とも等しく氏を同じくすることによる利益を享受しやすい》
今国会では、連立を組む公明党の西田実仁幹事長が3日の自民党の森山裕幹事長との会談で、夫婦別姓制度導入に向け党内議論を進めるよう促した。
また、2024年12月4日の参院代表質問では、立憲民主党の打越さく良氏が、夫婦別姓に理解を示してきた首相の過去の発言を
「全くもって正しい」
と持ち上げた。
かつて
「夫婦別姓になると家庭が崩壊するという何だかよく分からない理屈がある」
と嘯いていた首相に対し、早くその気にさせようと公明、立民両党が露骨に揺さぶりをかけてきている。
立民にとっても立民と政策上の共通項がある公明にとっても、使い勝手のいい首相なのだろう。
彼らは党利党略的に
「今がチャンス」
と考えるばかりで、一方の当事者である子供については、選挙権を持たないのでどうでもいい存在なのだろうか。
立民からは
「夫婦が同姓になったのは、たかだか明治以来の150年に過ぎない」(枝野幸男最高顧問)
といった意見もよく聞こえてくる。
夫婦同姓は日本古来の伝統ではなく、明治の民法由来であるに過ぎないというのである。
実際は、明治31年に民法が成立して以来だから、120年余の歴史である。
とはいえこれもそんなことを言えば、現行憲法だって昭和21年に公布されてまだ80年も経っておらず、そんなに尊重することはないとまぜ返すこともできる。
そもそも月刊『明日への選択』2024年12月月号に掲載された歴史家の浜田浩一郎氏の論説によると、江戸時代の夫婦異(別)姓は、武家など一部の階級の慣習であり、多くの庶民は夫婦同姓だった。
庶民は名字を持たなかったという説は実は違い、名字はあっても公称ができなかっただけだとされる。
また、明治政府は当初、夫婦異姓を拡大しようとしたが、これに地方から続々と疑問の声が上がった。
夫婦同名字は戦国時代の文書にもみられ、数百年の歴史はあるという。
更に、夫婦同姓は儒教的な家制度の残滓だという説に対しては、加地伸行大阪大名誉教授が新著『間違いだらけの家族観』でこう明確に反論している。
《(儒教的伝統は夫婦別姓であり)家制度が儒教的なものなら夫婦別姓であるべきではないのか》
夫婦一体の生活実態を持つ庶民の意識に合わせ、明治政府は敢えて夫婦同姓を選んだのである。
(論説委員兼政治部編集委員)

「アイデンティティー・ポリティックス」石破、岸田政権の大失敗
正論2025年1月号 麗澤大学教授 八木秀次
米大統領選でドナルド・トランプ氏が再選を果たした。
激戦7州を総取りし、圧勝と言ってよい。
「世紀の大接戦」
と言っていた内外メディアの予測は外れた。
選挙後の解説記事は大半が要領を得ないが、ある小さな記事に得心できるものがあった。
時事通信(電子版)が2024年11月7日に配信した
「都市型偏重、労働者に背」
と題した記事だ。
記事では激戦州の1つ、ウィスコンシン州にあるリボン大学のヘンリク・シャツィンガー教授が
「労働者階級の関心が分からなかったこと」
が、民主党候補、カマラ・ハリス氏の最大の敗因だと分析した。
具体的には
「多くの国民がインフレに悩まされる中、民主党は出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーの権利など文化的政策に比重を置き、
『常識を欠いた』
と指摘」
「農村部や非大卒の有権者らに背を向けられた」
というのだ。
朝日新聞も、2024年11月10日の国際面で元民主党員で、現在は共和党員だという女性の声を取り上げ、同様の視点を紹介していた。
曰く、
「人種やジェンダーなどに基づき特定の権利や利益を擁護する
『アイデンティティー政治』
の行き過ぎが、民主党の大敗に繋がった」
という。
2つの記事で
「文化的政策」
とか
「アイデンティティー政治」
と述べられているものは、要するに
「アイデンティティー・ポリティックス」
と呼ばれているものだ。
2023年7月号の本連載でも言及したが、米民主党はかつての土着の労働者政党から、グローバル・エリートら大都市に住む高学歴の
「Woke(目覚めた)」
らの政党に変質している。
米国の政治学者、マイケル・リンド氏は
『新しい階級闘争 大都市エリートから民主主義を守る』(施光恒監訳、東洋経済新報社)
で、労働者と都市エリートとの間で
「新しい階級闘争」
が展開されていると指摘している。
「意識高い系」
とでも理解すればよい
「Woke」
たちがこの闘争で重視するのが
「アイデンティティー・ポリティックス」
だ。
マイノリティーの人権擁護を掲げ、人種差別や性差別、トランスフォビア(トランスジェンダー嫌悪)などと戦うとする。
当人は多くの場合、マイノリティーではなく、大都市に住む裕福で高学歴の白人エリートなのだが、その余裕からか新奇で観念的なテーマを重視する。
そして、労働者や農村部、非大卒の有権者の日々の暮らしの問題を置いてきぼりにする。
ハリス氏敗北の大きな要因は
「Woke」
への反発と考えてよい。
似たような現象は日本でも起こっている。
2024年10月の衆院総選挙で自民党が大敗した原因は本当に
「『政治とカネ』への国民の怒り」
なのか。
むしろ自民党が岸田文雄前政権で進め、石破茂新政権でも継承し、更に前進させる懸念のある
「アイデンティティー・ポリティックス」
への反発があったことを見落としてはならない。
比例代表票が令和3年の前回総選挙とどう増減したのかを見てみればよく分かる。
自民党は前回から約533万票も減らした。
一方で、岸田政権でのLGBT政策などを批判した参政党と日本保守党は初めての衆院選で合計約301万票を得た。
得票数が2.4倍になった国民民主党にも自民党からこぼれた票がかなり流れたと考えるのが自然だろう。
また、国民民主党は、前回から294万票近く減らした日本維新の会からも引き剝がしたと考えられる。
一方、立憲民主党は議席数こそ50積み上げたが、小選挙区の総得票数は減り、比例でも7万票程度の微増にとどまる。
「アイデンティティー・ポリティックス」
の色合いが強い立憲民主党はさほど支持されず、
「保守色」
の強い参政党・日本保守党や、
「手取りを増やす」
と暮らしの改善を訴えた国民民主党が支持された格好だ。
選択的夫婦別姓制の導入や同性婚の法制化、同性カップルが子供を持つことの容認、トランスジェンダー女性を生来の女性と同じく扱う、性別適合手術をしなくとも性別変更出来るようにする、過剰な外国人擁護などが
「アイデンティティー・ポリティックス」
のターゲットになろう。
これらの政策をいくら進めても自民党は選挙に勝てない。
むしろ岩盤保守層に忌避されるだけだ。
令和7年の参院選に向けて米大統領選の結果を教訓にしてほしい。

「家族の廃止!」という幽霊 危険な選択的夫婦別姓制度
正論2024年12月号 麗澤大学教授 八木秀次
衆院総選挙でも争点化されてしまった選択的夫婦別姓導入の是非について考えてみたい。
夫婦別姓の主張は当初は結婚による改姓で職業上の連続性が断たれることを理由の1つとしていた。
ただ、この問題はほぼ解決している。
住民票や印鑑証明書やマイナンバーカード、運転免許証やパスポートなどでは旧姓併記が認められ、公的な根拠が与えられている。
社会生活での旧姓の通称使用は一般的になり、職業上の連続性は保たれるようになった。
先の自民党総裁選で高市早苗氏が総務大臣在任時に総務省の所管範囲内で旧姓の通称使用を可能とし、他省庁に範を示した。
ただ、未だに
「社会生活での姓の連続性を担保したい」
という声が上がる。
これに便乗したのが
「家族の解体」
を志向する過激な個人主義の考えだった。
現在の民法や戸籍法の構成単位である近代的小家族(核家族)の中にかつての
「家」
制度の残滓を見、拘束要因と捉えてそこから解放された
「個人」
としての存在主張が氏名の次元に現れたものだった。
個人のアイデンティティーが強調され、
「氏名の自己決定権」
なるものが主張された。
ここでの
「個人」
とは夫婦としての横の関係も親子としての縦の関係も希薄なアトム(原子)的存在だった。
だから結婚ごときで姓が変わるなどあってはならない。
「家族解散式」
を提唱した論者もいた。
「家族の廃止!」(『共産党宣言』)
を実践したロシア革命での夫婦別姓導入も称揚された。
ただ、この種の主張は現在、敢えて影を潜めさせているようだ。
さながら
「幽霊」
だ。
実際問題としても選択制であれ、夫婦別姓になると多くの問題が生じ、意図せずとも家族共同体は
「分解」
の方向に作用する。
現行の戸籍は夫婦とその間の子が共通の姓(氏)を称する
「1戸籍1氏姓」
だが、別姓になれば、
「1戸籍2氏姓」
となる。
2氏の家族では共通の姓(ファミリーネーム)が存在しない。
これは氏名の法的性格を変える。
「家族名+個人名」
から純然たる
「個人名」
に変わる。
別姓にしない家族も同様だ。
全国民からファミリーネームを奪うことになる。
家族としての共同体意識を希薄化し、先祖代々の家という概念も消滅する。
墓の問題も生じよう。
別姓夫婦の子はどちらの姓を称するかの問題を抱える。
超少子化の中、祖父母の利害も加わり、姓の取り合いも生じよう。
子が複数の場合、姓が共通かバラバラかという問題も浮上する。
子の姓が決まらなかった場合、家庭裁判所で決めるにしても、その判断基準は難しい。
家庭に司法が介入する。
別姓夫婦の子はどちらかの親と姓が異なる。
子の立場からは
「強制的親子別姓」
となる。
子の精神面の生育への影響も指摘されている。
また、夫婦別姓を導入した独仏では親子証明の書類の携帯が必要になっている。
子の連れ去りや誘拐が疑われるからだ。
結婚改姓の煩わしさをなくすための措置が新たな煩わしさを生んでいる。
制度が導入されれば、現在は同性の夫婦にも選択の機会が与えられよう。
経過措置期間(例えば1年間)の家庭で夫や妻が結婚前の姓を選び、連動して子が父母のどちらかの姓にするかを選ぶことになる。
祖父母の代で別姓を選択すれば、孫の代では最大4つの姓から選ぶことになる。
家庭争議を含め大きな混乱が予想される。
世界で夫婦別姓を導入していないのは日本だけだと批判される。
国連の女性差別撤廃委員会は2024年10月、日本政府の取り組みを審査し、選択的夫婦別姓制を導入するよう勧告した。
8年ぶり4度目だというが、大きなお世話だ。
日本で夫婦別姓の導入が難しいのは戸籍制度が存在するからでもある。
戸籍制度は世界でも稀有なものだ。
かつて導入していた韓国と台湾は事実上廃止した。
夫婦とその間の子を登録する制度に
「2氏」
は馴染まない。
旧姓の通称使用の法的根拠を戸籍に記載する案も事実上
「2氏」
となる。
だから夫婦別姓導入の主張は戸籍制度の廃止論とも一体だった。
戸籍を止めて個人登録にすべきとの主張だ。
戸籍制度の見直しや廃止のコストは計り知れない。
解決策はやはり旧姓の通称使用の拡充しかないことを理解すべきだ。

<主張>国会の代表質問 なぜ台湾を語らないのか
2024/12/4 5:00
https://www.sankei.com/article/20241204-5FXPKEH2CNIPZL6IH7OLXSN67Q/
立民、共産は選択的夫婦別姓導入を求めたが、首相が慎重姿勢を示したのは当然だ。
選択的といっても、片方の親と子の
「強制的親子別姓」
である点を無視する謬論(びゅうろん:誤った議論)だからだ。

夫婦別姓はこうして戸籍を破壊する 断ち切られる家族の一体性、そして縦のつながり
2024/11/27 7:00
https://www.sankei.com/article/20241127-Y77P36UFXVKS7ARDSDVCKH3FXA/
選択的夫婦別姓制度を巡り、推進派の石破茂氏が首相に就き、同制度を重要公約とする立憲民主党が衆院法務委員長のポストを握ったことで、同制度の導入が現実味を帯びてきたと言われる。
そこで懸念されるのが、
「戸籍制度」
の解体だ。
同制度について、戸籍への影響に絞ってみていきたい。
■改正されるのは民法と戸籍法
夫婦別姓の導入には、民法と戸籍法の改正が必要だ。以下、法務省が国会提出に向けて平成22年にまとめた関連法の改正案(国会には未提出)をみていく。
夫婦の姓に関する規定では、民法750条の条文
「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏(姓)を称する」
を、
「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫若(も)しくは妻の氏を称し、又は各自の婚姻前の氏を称する」
に改正する、としている。
夫婦どちらかの姓を2人揃って名乗るか、婚前の姓をそれぞれが名乗り続けこともできる、というわけだ。
続いて、戸籍法だ。
現行の戸籍法第6条
「戸籍は、市町村の区域内に本籍を定める一の夫婦及(およ)びこれと氏を同じくする子ごとに、これを編製する(以下略)」
を、改正案では
「戸籍は、市町村の区域内に本籍を定める一の夫婦及びその双方又は一方と氏を同じくする子ごとに、これを編製する(同)」
としている。
現行規定では、同じ姓を名乗る夫婦と子の世帯全員が同じ戸籍に入る。
これに対し、改正案では、同姓を希望する夫婦はこれまで通りで、別姓を希望する夫婦の場合は、それぞれの婚前姓を名乗り、子もどちらか一方の姓を名乗るという、2つの姓が混在した世帯が同じ1つの戸籍に入る、というわけだ。
■一つの戸籍には入るが
この改正案であれば、夫婦別姓を選択しても、夫婦や子の戸籍は1つのままである。
だが、
「戸籍法の『同一戸籍同一氏の原則』に反しています」
と指摘するのは、百地章・国士館大学名誉教授(日本大学名誉教授)だ。
「同一戸籍同一氏の原則は戸籍法の大前提
「夫婦別姓制を採用すれば、その原則に反して、同一戸籍の中に別氏の夫婦、親子が混在することになる」
「これは戸籍の解体に繋がる」
という。
「戸籍は、『家族の一体性』と『家名・家系の一系性』を目に見える形で表象するもの」
「同一戸籍の中に別姓の者が混在することになれば、『家族の一体性』が損なわれますから」
■たどれなくなる縦の連続性
家族の一体性だけではない。
現行の戸籍法第14条は
「氏名を記載するには、左の順序による」
とし、
「第一 夫婦が、夫の氏を称するときは夫、妻の氏を称するときは妻」
「第二 配偶者」
「第三 子」
と記載順位を定めている。
これに対し、法務省の改正案では、記載順序を
「一 夫婦が、夫の氏を称するときは夫、妻の氏を称するときは妻、各自の婚姻前の氏を称するときは子が称すべき氏として定めた氏を称する者」
「二 配偶者」
「三 子」
としている。
先頭に記載される人は、戸籍の
「筆頭者」
と呼ばれ、現行制度では、その姓を辿ることで、
「家名・家系の一系性」
が確認できた。
そこに選択的夫婦別姓が導入されたら…。
「法務省改正案では、同じ家系でありながら、新しい戸籍が作られる度に戸籍筆頭者の名字が変ることもあり得ます」
「そうなれば『家名・家系の一系性』は失われ、先祖を辿ることさえ困難になります」
(百地名誉教授)
「家族の一体性」
という
「横の繋がり」
だけでなく、
「家名・家系の一系性」
という
「縦(垂直)の繋がり」
をも壊すのが選択的夫婦別姓制度なのだ。
選択的夫婦別姓を導入しても
「別姓を望まない人たちには影響はない」
とも言われるが、その影響は同姓を望む人たちにも間違いなく及ぶ。
甘い言葉には騙されないようにしたい。
(大阪正論室参与)

<産経抄>現実味帯びる夫婦別姓 自民の存在意義はどこに
2024/11/23 5:00
https://www.sankei.com/article/20241123-QZXTUY5WZ5PKJCDFJAF5BG2NBE/
立憲民主党が、どちらかの親と子供が別姓となる選択的夫婦別姓で自民党の動揺を誘っている。
社会の基本単位である家族の問題を政争の具に使うのは品がないが、少数与党となった自民内には元々別姓推進派も少なくない。
来年2025年は、家族の在り方が大きく変わる年になるかもしれない。
▼「自民も半分ぐらいは自主投票なら賛成すると思う」
「炙り出す意味でも採決はしたい」。
立民の野田佳彦代表は2024年10月の衆院選後、夫婦別姓実現のための民法改正案の国会提出に意欲を示した。
また、衆院法務委員長ポストを獲得した意味についてこう強調した。
「自民を揺さぶるには、非常に効果的な委員会だ」 。
▼現在は慎重な物言いとなったものの、石破茂首相も就任前は
「やらない理由が分からない」
と語る別姓派だった。
また、国連女性差別撤廃委員会が2024年10月、日本に対して夫婦別姓を導入することを求める勧告を行ったことも、推進派は利用することだろう。
▼経団連など経済団体も推進を求めるが、何故そんなに前のめりなのか。
内閣府の令和3年の世論調査では、夫婦別姓導入を求める回答は28・9%どまりで、同姓維持と同姓のまま旧姓の通称使用の法制度化を望む答えは計69・2%に上る。
国会の動きは民意を読み違えていないか。
▼有村治子参院議員のX(旧ツイッター)投稿によると、2024年11月7日の自民両院議員総会ではこんな意見が複数あった。
「リベラル政策を推し進めた所で、結局その層は、自民党には投票せず、むしろ『どんな時にも自民党』と書いてきて下さった岩盤保守層の底が抜けた」。
▼当然の理屈である。
自民がLGBT理解増進法に続いて夫婦別姓も推し進めれば、保守政党としての存在意義は失われよう。

立民、選択的夫婦別姓ヒアリング開始 与党揺さぶりへ「肩慣らし」、法案衆院通過に現実味
2024/11/21 19:27
https://www.sankei.com/article/20241121-G4CU6JA62NJFPJE7QPNVA3ZBAQ/
立憲民主党は2024年11月21日、選択的夫婦別姓制度の導入に向けた民法改正法案の国会提出を目指し、法務省へのヒアリングを国会内で行った。
衆院では立民などの野党が過半数を占めており、これまで自民党が反対していた法案の衆院通過が現実味を帯びている。
与党間や自民党内でも導入を巡る賛否は割れており、立民が与党を揺さぶるための
「肩慣らし」
を始めた。
■首相指示巡りヒートアップ
これまで立民は導入を求めて衆院に9回、参院に16回も民法改正案を提出してきたが、与党側の反対で審議されなかった。
立民は選択的夫婦別姓を実現するため、外務、総務両委員長ポストを与党に差し出して法務委員長ポストを奪取した。
2024年11月21日の会合でも、そうした熱の入れようをうかがわせた。
「首相になって日数が経っておりますけど、石破茂首相から選択的夫婦別姓制度の実現に向けて、何らかの指示は出ているんでしょうか、法務省に」
トップバッターとしてマイクを握ったのは、山井和則国対筆頭副委員長だった。
山井氏は石破氏が自民党総裁選で、選択的夫婦別姓について
「実現は早いに越したことはない」
などとした発言を引きながら、首相指示の有無をただした。
担当者が
「特段コメントを差し控えたい」
などと応じると、石川大我参院議員が
「『ない』なら『ない』って言って頂ければいい」
と詰め寄るなど、出席議員は徐々にヒートアップしていった。
■狭まる自民包囲網
選択的夫婦別姓を巡っては、経済合理性などの観点から夫婦が同じ姓を名乗る民法の規定変更を求める声が上がる一方、家族や社会の在り方を根底から変革するとして反対の声が根強い。
ファミリーネームを喪失し、子供の姓もバラバラになる懸念もある。
だが、宮口治子参院議員は
「子供と家庭の一体感がなくなるということはあり得ない」
と述べ、別姓でも家族はバラバラにならないと主張した。
重徳和彦政調会長は実際の法案審議に向け、
「親子の姓が違う故に、こんな破滅的な事が起こっている」
というような海外事例の提示を法務省に要請。
山井氏は
「私たちの願い、怒り、要望、思いを首相にぶつける」
と強調した。
与党内では公明党が選択的夫婦別姓制度の導入に賛成で、自民党内にも賛成派がいる。
与野党による自民包囲網は形成されつつある中、立民国対幹部は
「国会採決では自民は党の判断を示さなければならず、各議員の見解が問われることになる」
とほくそ笑んだ。

やっぱり危険な選択的夫婦別姓 子供に「差別」や「アイデンティティー喪失」権利侵害の可能性 日本の国益を大きく損なう
2024.11/15 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241115-KPV6I3EIDZI27B5UQP7KMOEOWU/
元児童家庭支援士・近藤倫子氏寄稿
石破茂首相(総裁)率いる自民党は、衆院選大惨敗を受け、立憲民主党に衆院予算委員長だけでなく、憲法審査会長と法務委員長まで明け渡した。
憲法改正が停滞する一方、岩盤保守層が警戒する
「選択的夫婦別姓」
の審議が加速する可能性がある。
元児童家庭支援士で著述家の近藤倫子氏が
「選択的夫婦別姓の危険性」
を改めて寄稿した。

衆院は2024年11月13日の本会議で、常任委員長を選出した。
注目の法務委員長には、立憲民主党の西村智奈美元幹事長が就任した。
同党の野田佳彦代表は
「(法務委員長は)どうしても取りたいポストの1つ」
「法務委員会は『選択的夫婦別姓』を審議する場所であり、是非採決まで持ち込んでいきたい」
と公言しており、来年2025年の通常国会への法案提出を狙っている。
筆者は先月2024年10月、夕刊フジに
「石破首相が沈黙『選択的夫婦別姓』の危険性」
とタイトルで緊急寄稿し、
「夫婦別姓の下に生まれた子供は(中略)強制的に父あるいは母と違う姓となる」
「第2子はどちらの姓にするのか、再び夫婦間でもめる可能性が考えられる」
「子供の最善の利益を享受することができるだろうか」
と問題提起した。
この寄稿に対し、多くの読者から
「選択的夫婦別姓は『強制的親子別姓』であり、『兄弟姉妹別姓』に繋がり、家族の絆が危うくなる」
「別姓夫婦の下に生まれる子供が心配だ」
など、賛同の声を頂いた。
別姓推進派は
「選択肢が増えることはいい」
「現行の夫婦同姓は女性差別、アイデンティティーの喪失を感じる」
と主張するが、そこには子供への愛情は感じられない。
国連総会で1989年、子供の保護と基本的人権の尊重を促進する
「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」
が採択された。
この条約では、子供が
「権利の保有者」
であり、それを守る
「義務の担い手」
として国と大人が定められている。
そして、日本の
「こども基本法」
にも、
@差別の禁止
A子供の最善の利益
B生命、生存及び発達に関する権利
C子供の意見の尊重
などと、子どもの権利条約の基本的な考え方が取り入れられている。
選択的夫婦別姓が施行された場合、筆者は
「子供への権利侵害」
として、@からCの全てが該当すると考える。
出生時に、強制的に父または母と異なる姓を与えられた子供は、
AとCが侵害される。
育つ過程では、@とBが侵害される可能性がある。
別姓推進派が主張する
「差別」

「アイデンティティーの喪失」
が、子供に行われる可能性が否定できないのだ。
次世代の日本を担う子供たちを守ることは、今の世代を受け持つ大人や国の義務である。
「強制的親子別姓」
「強制的兄弟姉妹別姓」
は、未来の日本の国益を大きく損なうと改めて指摘したい。
■近藤倫子(こんどう・りんこ)
元児童家庭支援士、著述家。
1975年生まれ。
日本女子大学卒。
Gakken、展転社にて連載。
月刊WiLL執筆メンバー。
ユーチューブ番組「デイリーWiLL」水曜担当。

公明、選択的夫婦別姓導入へ「自民を説得したい」 斉藤鉄夫代表が石破首相に働きかけへ
2024/11/15 0:06
https://www.sankei.com/article/20241115-HATOQ6BEZBPO5JWYW4R7HQG55I/
公明党の斉藤鉄夫代表は2024年11月14日のBS11番組で、選択的夫婦別姓制度導入に向け、石破茂首相に働き掛ける意向を示した。
「首相を通じ、自民党を説得したい」
「世界の大勢を見ても進めていくべきだ」
と述べた。
立憲民主党が、関連法案の審議が見込まれる衆院法務委員会の委員長ポストを確保したことに関し
「実現に向け状況が1つ進んだ」
と強調した。
選択的夫婦別姓制度を巡っては、自民内の保守系議員を中心に慎重論が根強い。
首相は2024年9月の総裁選で導入に前向きな考えを示していたものの、首相就任後は
「更なる検討が必要だ」
と述べるにとどめている。

立民、参院選での女性議員増へ方針確認 衆院選で党派別最多 辻元清美氏「がんと増やす」
2024/11/13 19:42
https://www.sankei.com/article/20241113-7QS6PF5UA5IARLISZQCHYKGJTI/
立憲民主党は2024年11月13日、ジェンダー平等推進本部の総会を国会内で開き、来年2025年夏の参院選で女性議員の増加を図る方針を確認した。
先の衆院選では党派別で最多となる30人の女性議員を当選させた。
総会には初当選組を含めて女性議員が多く集まり、選択的夫婦別姓の早期実現を目指すことも申し合わせた。
辻元清美本部長は冒頭
「来年2025年の参院選で女性議員をがんと増やすため力を合わせよう」
と強調。
候補者擁立の取り組みに加え、女性議員が全国各地で支持の掘り起こしに努めるよう呼び掛けた。
党がまとめた選択的夫婦別姓の導入法案についても内容を再確認し、辻元氏が
「公明党や自民党議員も賛同して、提出者に名前を連ねてほしい」
「幅広く呼び掛けて成立させたい」
と訴えた。
立民は衆院選の女性候補発掘に注力してきた経緯がある。
党公認で国政選挙に初挑戦する女性に100万円を貸し付ける制度を設けるなど支援体制を整えてきた。

夫婦別姓「広く理解進むこと大事」 鈴木法相が就任会見 個人的な賛否は差し控える
2024/11/12 15:13
https://www.sankei.com/article/20241112-OOYOQ6NCGNJCJID36ROF2HUHAY/
鈴木馨祐法相は2024年11月12日、法務省で就任記者会見を行い、選択的夫婦別姓制度の導入に関し
「国民、国会議員の間で議論頂き、より広く理解が進むことが大事だと思う」
と述べた。
個人的な賛否は差し控えるとした。
未執行のまま2年以上が過ぎた死刑制度については、人命を絶つことになるため慎重さが求められるとしつつ
「確定した刑の執行が厳正に行われることは極めて大事だ」
と堅持する姿勢を示した。
静岡県一家4人殺害事件で死刑が確定していた袴田巌さん(88)を無罪とした再審制度の在り方には
「丁寧な検討が必要だ」
と話すにとどめた。
外国人材の受け入れを巡っては、技能実習に代わる新制度
「育成就労」
が令和9年にも始まる。
労働者が自国の送り出し機関に手数料を徴収されるといった現状の課題を挙げ
「人権に関する問題を解決し、魅力ある制度にしていきたい」
と意気込んだ。

<主張>第2次石破内閣 外交安全保障を忘れるな 信なき首相の続投は残念だ
社説
2024/11/12 5:00
https://www.sankei.com/article/20241112-BIB4HX3FOBIO3FPQQTDDUGYGJY/
野田氏は衆院法務委員長を得たのは選択的夫婦別姓の実現が狙いだとSNSで明かし、
「自民党を揺さぶるには非常に効果的だ」
とも語った。
石破首相と自民は、家族や社会の有り様に関わる基本問題の変更は絶対に受け入れてはならない。

立憲民主の野田代表「選択的夫婦別姓の実現が狙い」、衆院法務委員長ポスト確保
2024/11/8 23:26
https://www.sankei.com/article/20241108-4DYXZXLZN5KD7NKNCCJ4PQ5R7Q/
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月8日、党のX(旧ツイッター)の動画で、衆院法務委員長のポストを確保したのは選択的夫婦別姓の実現が狙いだと明らかにした。
「野党は協力できると思うし、公明党も多分賛成だ」
「自民党を揺さぶるには非常に効果的な委員会だ」
と語った。
立民は、選択的夫婦別姓を審議する法務委員会の委員長ポストをどうしても獲得したかったため、常任委員長の割り当てを減らしたと説明。
「ぜひ採決まで持ち込みたい」
「楽しみにしてほしい」
と予告した。

衆院議長に自民額賀氏、副議長は立民玄葉氏 常任委員長ポストは与党10、野党7で確定
2024/11/8 13:46
https://www.sankei.com/article/20241108-MSJTCVDPVNL5RLCQDWU7S5ACE4/
衆院は2024年11月8日、各派協議会を国会内で開き、議長に再選となる自民党の額賀福志郎氏、副議長に立憲民主党の玄葉光一郎氏を推す方針を確認した。
特別国会召集日の2024年11月11日に本会議で選出される。
与野党は会期を2024年11月14日までの4日間とし、2024年11月11日に首相指名選挙を実施する日程でも合意した。
衆院選での与党過半数割れを受けて17ある常任委員長ポストの配分を見直し、与党10、野党7で確定した。
予算案を審議する予算委員会の委員長は立民に割り当て、本会議の日程や議事を決める議院運営委員長は自民が引き続き担う。
衆院選前は自民が13の委員長ポストを占めていた。
当初は与党9、野党8で調整していたが、立民が2つを手放す代わりに法務委員長ポストを得た。
選択的夫婦別姓の導入に関する議論を促進する狙いがある。
憲法審査会の会長ポストは野党に割り当てた。
立民が確保する。
自民などが目指す憲法改正に向けた議論に影響が出る可能性がある。

高橋洋一「日本の解き方」
衆院選「漁夫の利」で議席大幅増、野田立民への不安 政策は増税と引き締め路線、実行すれば失業者が多発する
2024.10/30 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241030-VOULLRI2FZLU3PKFXVAAN4MGSM/
立憲民主党が衆院選で議席を大幅に増やした。
今後、国内政策や外交、経済にどんな影響が出るだろうか。
衆院選では、
「人気が高い」
と思われていた石破茂首相が、発言のブレや解決済みの
「政治とカネ」
を蒸し返す戦術ミスなどで火だるまになった。
そこで漁夫の利を得たのが野党第一党の立憲民主党だった。
今回の選挙戦は、争点が
「政治とカネ」
の問題に終始し、経済政策や外交・安保に割く時間が少なかった。
そもそも首相就任から、衆院選までの期間も短かったので、政策論は生煮えだった。
相対的に浮上した立憲民主党だが、その政策は、とても褒められたものではない。
本コラムでも指摘したが、野田佳彦代表は、金融所得課税の強化や法人税の引き上げもあり得ると述べた。
金融政策についての見解もひどく、日銀の物価安定目標を
「2%」
から
「0%超」
に変更するとしている。
インフレ率が0〜2%なら、失業率が最低水準であるNAIRU(インフレを加速しない失業率)を示す2%台半ばをかなり上回ってしまう。
恐らく120万人くらいの職が失われるだろう。
また、低いインフレ率だと、名目賃金上昇率がインフレ率を下回ることもしばしばある。
このため実質賃金の上昇率がマイナスになりがちだ。
「最低賃金1500円以上」
も掲げているが、これが無理筋なのは本コラムで何度も書いている。
こうしてみると、立憲民主党の政策は、かなり石破政権と似ている。
率直に言えば、石破自民と野田立民の政策が接近している。
選択的夫婦別姓や原発に依存しない社会の実現、日米同盟が外交安保の基軸だとしつつ、安全保障関連法に関しては違憲部分の廃止を掲げ、外交や安全保障は、極端に180度すぐ変えることは出来ないとし、現状維持を滲ませている。
このように、左傾化している石破政権と、右傾化した野田立民は、政策が驚くほど似ている。
もし、石破政権が今後も続くのであれば、大連立もあり得るかもしれない。
そうであれば、野田立民の政策はかなり実現するだろう。
しかし、衆院選で石破政権が自滅したので、自民党内の政治力学からいって、石破政権がこのまま継続するというのはなかなか考えにくい。
政治は一寸先は闇なので、どのような政界再編が待っているのか予測するのは困難だ。
石破政権が生き残りのために、敢えて野田立民との大連立を仕掛けてくる可能性もゼロではない。
いずれにしても、野田立民の衆院選後の影響力は、政界再編の枠組みによって異なってくる。
石破政権が潰れれば大連立はないとみられるが、その場合でも与党の議席は少ないので衆議院選で一定の議席を得た立憲民主党の影響力は間違いなく増すだろう。
今回の衆院選は、左派の石破自民にお灸を据えるために、右傾化した野田立民に投票したという面があるのではないか。 
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

選択的夫婦別姓「国民の理解を」 三原じゅん子男女共同参画担当相
2024/11/1 16:40
https://www.sankei.com/article/20241101-S5WZR6GNFBNGPABRN2WABUZFB4/
三原じゅん子男女共同参画担当相は2024年11月1日の記者会見で、国連の女性差別撤廃委員会が導入を勧告した選択的夫婦別姓制度について
「今の制度を否定するものではなく、国民の理解が深まるよう情報提供を行いたい」
「引き続き議論を後押ししたい」
と述べた。
三原氏は、選択的夫婦別姓制度は
「夫婦が同一の氏を称することを望む場合には、現在と同様に、夫婦が同氏を称することを認める制度だ」
と改めて説明。
「(夫婦同姓の強制により)各方面から指摘されている不便さや不都合への対応などを検討する」
とも語った。

<主張>皇位継承への干渉 政府は国連の暴挙許すな
社説
2024/11/1 5:00
https://www.sankei.com/article/20241101-VOPXN7QVPNKBZFEQF3CGTN3BRU/
国連の女性差別撤廃委員会が、日本の皇位が男性皇族によって継承されているのは女性差別撤廃条約と相容れないとして、皇室典範改正を勧告した。
日本の女性政策に関する最終見解に盛り込んだ。
この勧告に法的拘束力はない。
主権国家における君主の位の継承は国の基本に関わる。
国外勢力が決して容喙(ようかい)してはならない事柄だ。
「女性差別」
と関連付けた勧告は誤りと悪意に満ちた内政干渉であるのに加え、日本国民が敬愛する天皇への誤解や偏見を内外に広める暴挙で断じて容認できない。
林芳正官房長官は会見で
「大変遺憾だ」
「委員会に強く抗議すると共に削除を申し入れた」
と語った。
林氏は、皇位継承の資格は基本的人権に含まれず、条約第1条の女子への差別に該当しないと政府が説明してきたにもかかわらず、委員会が勧告したことを明らかにした。
抗議と削除要請は当然だが、それだけでは不十分だ。
削除に至らなければ、国連への資金拠出の停止・凍結に踏み切ってもらいたい。
条約脱退も検討すべきである。
委員会は国連総会が採択した女性差別撤廃条約により設けられ、弁護士や学者、女性団体代表ら23人の委員が締約国の女性政策への勧告を行っている。
ローマ教皇には男性が就くが、バチカン市国は締約国でないため勧告対象から外れている。
委員会が日本の皇室を理解していないのは明らかだ。
男系男子による継承は皇位の正統性に直結している。
この継承原則が非皇族による皇位簒奪(さんだつ)を妨げてきた意義は大きい。
また、一般男性は皇族になれないが、一般女性は婚姻により皇族になれる点からも、女性差別との決めつけが如何に不当か分かるはずだ。
歴史や伝統が異なる他国と比べるのも論外である。
委員会は2016年にも皇室典範改正を最終見解に盛り込もうとしたが、日本政府の強い抗議で削除した。
今回そう出来なかった点を政府は猛省し、対策を講じてもらいたい。
最終見解では、夫婦同姓を定めた日本の民法も
「差別的な規定」
とし、選択的夫婦別姓の導入を勧告した。
これも日本の文化や慣習に無理解かつ傲慢な内政干渉という他なく、女性差別という誤った文脈で語られるのは許されざることだ。

家族観揺るがす「選択的」夫婦別姓 ファミリーネームを守ろう
風を読む 論説副委員長・川瀬弘至
2024/10/26 10:00
https://www.sankei.com/article/20241026-2UX5TUHXUFNMRL43R474FGD3TM/
国連の女性差別撤廃委員会が2024年10月中旬、日本の女性政策に関する会合を開き、選択的夫婦別姓などについて審査した。
近く最終見解をまとめ、日本に法改正などを勧告する可能性が高いという。
内政干渉であり、余計なお世話だと言いたいところだが、今回の衆院選でも選択的夫婦別姓の導入を訴える候補者は多い。
選挙後の国会で焦点となるのは必至だろう。
だが、
「選択的」
という言葉に誤魔化されてはならない。
導入派は夫婦同姓の現行制度を、女性差別だと主張しているからだ。
現行でも夫か妻の姓を
「選択」
できる。
にもかかわらず女性差別になるなら、同姓を
「選択」
しても女性差別と言われかねない。
もしも選択的夫婦別姓が導入されればどうなるか。
別姓を
「選択」
せよと、社会的圧力が確実に増す。
ファミリーネームが喪失し、子供の姓もバラバラになる。
家族の一体性という、日本人の倫理観の根底にあるものが崩れてしまうのだ。
政府は、現行制度のまま旧姓の
「通称使用」
拡大を進め、住民票や運転免許証、パスポートなどに旧姓を併記できるようにしてきたが、抜本的な解決策ではないと批判する別姓論者の鼻息は荒い。
この問題に詳しい弁護士の高池勝彦氏によれば、現行制度を合憲としてきた最高裁の判断が覆り、通称拡大でも違憲となる恐れがあるという。
そうなれば万事休すだ。
選択的夫婦別姓を回避し、家族の一体性を守る策はないか。
「1つある」
と、高池氏は言う。
「婚前氏(こんぜんし)続称制度」
を新設するのである。
結婚する際に旧姓(婚前氏)の使用継続を届け出れば、戸籍にその旨を記し、公的にも使用できるようにする案だ。
ただし戸籍上の
「氏」
は夫婦同じで、別姓ではない。
子供の学校行事などはファミリーネームで、仕事は旧姓でと、使い分けることができるように民法を改正するのである。
婚前氏続称制度の新設は、数年前から稲田朋美元防衛相が提唱している。
稲田氏はLGBT法推進などで保守派の反感を買い、この案も保守派には余り浸透していないようだが、検討する価値はあるだろう。
このままではファミリーネームを守れないと、保守派は肝に銘じたい。

自民党総裁選の失敗…なぜ「夫婦別姓」だったのか 阿比留瑠比
正論10月号 「政界なんだかなあ」
2024/10/2 7:00
https://www.sankei.com/article/20241002-UZSDGX2IWZFGXM6JFOTIFZEOHU/?outputType=theme_monthly-seiron
今回の自民党総裁選で、1つの争点として再浮上した問題が、選択的夫婦別姓を認めるか否かだった。
私は元々こうした家族や性の在り方といった心に関する問題に、政治が介入するのは極めて慎重であるべきだと考えるが、次期衆院選が近い現在、わざわざこの問題を持ち出すのは政治的にも下手なやり方だと感じた。
私は本誌の令和5年4月号で、安倍晋三元首相がこの問題と政治家の
「大局観」
について、次のように話したエピソードを紹介したのでその部分を再掲する。
《建前とはいえ保守政党を名乗る自民党が、時代の流れだからとばかりに安易にリベラル派に同調することは、政治的にも愚策ではないか。
安倍氏は嘆いていた。
「LGBT問題や夫婦別姓に関しては、野党側ははなから一枚岩なんだから、自民党が揉めている姿を晒しても野党を利するだけではないか」
「そういう大局を見渡せる政治家が今は少ない」
活動家たちは、自民党議員が自分たちの意見を取り入れたら拍手喝采はするだろうが、決して自民党には投票しない。
「多様性を巡る象徴的なテーマである選択的夫婦別姓を認める決断をすれば自民党は道が開けるのではないか」
小泉進次郎元環境相は神奈川新聞のインタビューでこう述べていたが、これこそ典型的な勘違いだと言える。
左にウイングを延ばしてもそこに票田はない。
選択的夫婦別姓もまた、別姓を選んだ夫婦と同姓を選んだ夫婦との間で心理的な断絶を生みかねない。
安倍氏は岸田文雄首相について、こう語っていた。
「岸田さんはそうリベラルではないんだ」
「以前、夫婦別姓の議論が高まった時に『(片方の親とは別姓になる)子供の視点が全然ない』と話していた」》
それから僅か1年半後、小泉氏は選択的夫婦別姓を主要政策の1つに掲げて総裁選に出馬した。
恐れていた通りに事態が進展したのである。
リベラル政策を推進する一部自民党議員の頑迷さには、ほとほと手を焼く。
自民党がLGBT法や選択的夫婦別姓問題で立憲民主党など野党と同じか近いスタンスを取るならば、自民党の存在意義自体が問われることになるのが、どうして分からないのか。
■基本的な事実誤認
小泉氏は9月6日の出馬表明記者会見で、
「多様な人生」
「多様な選択肢」
を掲げて明言した。
「経済界も早急な対応を求めている」
「最近の世論調査を見れば、選択制であれば別姓という選択肢を認めてよいのではないかという意見が増えている」
「1人1人の願いを聞かず議論を続けて30年」
「もう議論ではなく決着をつける時ではないだろうか」
「私が首相になったら選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出し、国民的な議論を進める」
「(1年以内に)30年以上議論を続けてきたこの問題に決着をつけ、1人1人の人生の選択肢を広げる」
「党議拘束をかけずに、この法案の採決に挑む」
「旧姓使用で対応可能なのではないかという声は、私も承知している」
「ただ、多くの金融機関では旧姓で銀行口座やクレジットカードを作ることはできない」
「そして、不動産登記ができない」
「契約書のサインも認められない場合がある」
「研究者については、論文や特許の取得時に戸籍上の氏名を用いる必要があって、旧姓は利用できないということだ」
この小泉氏の言葉に対しては、やはり総裁選に出馬していた高市早苗経済安全保障担当相がこう事実誤認を指摘し、話題となった。
「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓では)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」
更に、高市氏の指摘に関して自民の長尾たかし前衆院議員がX(旧ツイッター)で、こんな補足をしていた。
「小泉氏は法改正されていることを知らなかった」
「因みに銀行口座も金融庁からの通知で順次作れるように移行されているのに作れないと説明していました」
「間違って作られた経団連の資料をそのまま説明したからです」
そこで、経団連が6月に公表した選択的夫婦別姓の実現を求める提言
「選択肢のある社会の実現を目指して」
を見ると、
「ビジネスの現場における通称利用の弊害が生じる場面(例)」
として、確かに
「口座やクレジットカードの作成時」
「不動産登記を行う時」
「研究者は、論文や特許取得時に戸籍上の氏名が必須」
などと書かれていた。
小泉氏は選択的夫婦別姓の推進理由について
「経済界も早急な対応を求めている」
と話しており、やはり経団連の提言を見たのであろう。
9月10日に行われた立憲民主党の4人の立候補者と党所属女性議員との討論会でも、4人全員が選択的夫婦別姓に賛意を示した他、そのうちの1人である野田佳彦元首相がこう述べていた。
「経団連も早期実現を主張するようになった」
「チャンスを逃してはいけない」
更に、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(7月14日号)も1面トップ記事で
「経団連本部訪ねて聞いてみた 選択的夫婦別姓」
と大きく取り上げている。
間違いを流布した経団連の罪は重く、結果的に小泉氏に恥をかかせたことになる。
実際には、高市氏らが指摘したように事実関係は以下の通りである。
一、今年4月から「旧姓併記」での不動産登記が可能。
一、令和3年10から「旧姓併記」での特許申請が可能。
一、全国の6割の銀行や信用金庫で旧姓名義の口座開設が可能。
一、世界で1000万人が利用するORCID(オーキッド)システムへの登録により、「旧姓」や「別名」でも論文発表が可能。
つまり、経団連や小泉氏がいう旧姓(通称)使用による不便さの多くは既に解消されているか、徐々に解消へ向かうかしているというわけである。
■子供への配慮がない
また、小泉氏は
「議論を続けて30年」
になるから決着を着けると言うが、30年も決着が着かなかったのにはそれだけの理由があるからだろう。
人の心や家族の問題を、何でも簡単にぶった切ればいいというものではない。
この点について今回の総裁選で注目すべき論点を挙げたのが上川陽子外相だった。
上川氏は9月14日の日本記者クラブ主催の討論会で、選択的夫婦別姓には
「個人的には賛成」
だとしつつ、次のように慎重論を説いていた。
「社会が分断をしてしまう」
「深い分断に陥る危険性、リスクについては、しっかりと納得をしていくプロセス、これを更に深めていく必要があるのではないか」
「こういった1つの事柄で社会全体が分断をしてしまうような案件を賛成反対、更には分断をしてしまうのではないかという状態を残したまま、決定してしまうということは、日本の国の力を削ぐことにも繋がりかねない」
これは冒頭に紹介した安倍氏の言葉にも通じる所があり、的を射ている。
実際、選択的夫婦別姓問題が浮上する度に自民党は分断を繰り返してきた。
それが法案を提出して採決となれば、日本社会全体に対立の構図を新たに作ることになってしまう。
もしこれが成立し、施行されれば夫婦同姓を選ぶか、別姓を選ぶかという対立軸も生まれる。
別姓を選んだら民主的・進歩的で、同姓派は守旧派呼ばわりされる場面も出てきそうである。
家同士、親族同士の対立も容易に想定できる。
夫婦別姓となれば、必然的に片方の親とは別姓になる他、制度の組み立て方によっては兄弟で別姓ということもあり得るが、それを子供がどう受け止めるという問題も重要である。
また、安倍氏が岸田氏の言葉として紹介した
「子供の視点が全然ない」
のが、これまでの夫婦別姓論議だったが、今回の総裁選でそこを小林鷹之元経済安保担当相が指摘したのも良かった。
9月15日の討論会ではこう語った。
「令和3年に内閣府がやったアンケートに、調査によってもその同姓を維持すべき方と、同姓を維持しつつ旧姓の通称使用を法制化するという方、これが4割ぐらいいる」
「そこを合わせると7割いる」
「そういうまだコンセンサスが形成されてない中で、早急にばんと決断するということは、政治の在り方として適切ではない」
「重要なのは大人の選択の権利を認めるにしても、生まれてくる子供たちの視点を、私たち政治家は無視してはいけない」
「家族、兄弟姉妹の中で姓が異なる家庭が出てくる可能性がある以上、そうした子供たちの視点にも立って慎重にコンセンサスを丁寧に粘り強く作っていくのが政治の本質だ」
この当事者である子供の視点に関する議論が、これまで政治家の公の場での議論やマスコミで取り上げられることはほとんどなかった。
経団連のような経済合理性だけで割り切れる話ではそもそもないのである。
■思考の深さが見える
ちなみに小林氏が挙げた内閣府の調査
「家族の法制に関する世論調査」
では、選択的夫婦別姓制度導入を求める回答は28.9%にとどまっている。
一方、
「夫婦同姓制度を維持した方がよい」(27.0%)

「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」(42.2%)
で、夫婦同姓制度の維持派が7割近くに達する。
夫婦の姓が異なることでの子供への影響に関しては、
「好ましくない影響があると思う」が69.0%で、
「影響はないと思う」は30.3%にとどまる。
今回の総裁選に当たり、読売新聞が9月13日から15日まで実施した世論調査でも、夫婦の名字に関し同様の傾向が表れている。
それによると、
「夫婦は同じ名字とする制度を維持しつつ、通称として結婚前の名字を使える機会を拡大する」(47%)

「夫婦は同じ名字とする今の制度を維持する」(20%)
を合計すると67%で7割近くとなる。
「法律を改正して、選択的夫婦別姓制度を導入する」は28%
と、内閣府の調査と符合する。
小泉氏が出馬表明記者会見で述べた
「最近の世論調査」
とは何を指すのだろうか。
しかも子供に対して直接意見を聴いた世論調査は寡聞にしてほとんど知らないし、見当たらない。
このこと自体が、これまでの選択的夫婦別姓論議の根本的な偏りを示しているといえよう。
ただ、NHK放送文化研究所が令和4年に実施した調査(1183人回答)の
「中学生・高校生の生活と意識調査」
を見ると、別姓に関する設問が一問だけあり、こんな問いがあった。
「結婚後、名字をどのようにしたいか」
これに対する回答で一番多かったのは
「自分の名字でも、相手の名字でも、どちらでも構わない」
で58.7%に上り、姓への拘りの薄さを示している。
「自分の名字を、相手の名字に変えたい」
という積極的な改姓派も14.8%いた。
その一方で、夫婦別姓を求める
「自分も相手も、名字を変えずにそのままでいたい」
は僅か7.0%にとどまっていたのである。
そんな子供らが、果たして
「片親別姓」

「兄弟別姓」
を望むだろうか。
わざわざ日本からファミリーネームを消し去ることに何の意味があるのだろうか。
高市氏は既に平成14年と令和2年の2度に渡り、党法務部会に
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を提出している。
これを成立させれば、国、地方公共団体、事業者などに通称使用のための
「必要な措置」
を講ずる責務があるとの法的根拠が生まれる。
また、総裁選立候補者の加藤勝信元官房長官も産経新聞のインタビューにこう答えている。
「『旧姓続称制度』を提案した」
「法律に旧姓使用を書き込むことで政府の様々な手続きで『旧姓でよい』という形にする」
「家族制度の基本はしっかり守り、今ある不都合を解消していく」
旗色が悪くなったと感じたのか、小泉氏は9月15日には産経新聞のインタビューで、高市氏が求める旧姓の通称使用法案も同時に国会で採決する可能性も排除しない考えを示した。
このままでは自民党議員、党員の中に少なくない選択的夫婦別姓反対・慎重派の票が逃げるとみたのだろうが場当たり的である。
それぞれの候補が、物事をどれくらい考えているかが分かる総裁選でもあった。
(月刊「正論」11月号から)
あびる・るい

<正論>自由主義からの「夫婦別姓」反対 
青山学院大学教授・福井義高
2024/9/20 8:00
https://www.sankei.com/article/20240920-VE7CYZ4YORI6LLBAB6DFBHQXSM/
■本来のリベラルの立場から
自民党総裁選でにわかに争点化された選択的夫婦別姓を巡っては、導入賛成のリベラルと同姓維持を求める保守の対立という構図で語られるのが通例である。
しかし、ここでは、夫婦同姓は日本国憲法の思想的基盤でもある古典的自由主義即ち本来のリベラルの立場からも支持できるものであることを示す。
何かと国家(ステート)を利用して自らの主張を実現しようとする今日、リベラルと呼ばれる人たちと異なり、本来のリベラルは国家に懐疑的であり、特定の設計図に基づいて社会を改造しようとすることは、人知を超えた傲慢とみなす。
我々の予測能力は極めて限定的であり、新たな制度を導入した場合、意図しない結果が生じることがむしろ常なのである。
現行制度は何かと欠点が目立つ一方、新しい制度はメリットばかりが強調される。
しかし、郵政民営化などと違い、家族に関する制度の変更は、事前には想定できなかった大きなデメリットが明らかになっても後戻りできない。
従って、その変更にはより慎重であるべきで、旧姓の広範な使用など、夫婦同姓を維持したまま柔軟に対応することこそ、本来のリベラルが取るべき道であろう。
異性間であれ同性間であれ、個人の感情の問題に国家が関与すべきではない。
法制度としての結婚は、個人間の愛情を国家が承認するためのものではなく、家族という社会の基本単位を法的に保護し、子供の健全な発達を支えるためのものである。
本来のリベラルは、共同体を維持発展させるための道具に過ぎない国家を相対化し、その暴走を防ぐためにも、個人と国家の間に様々な中間団体が並立することが不可欠と考える。
その中で最重要な存在が核家族なのだ。
尚、家族の在り方が多様化した米国でも、事実婚ではなく正式に結婚した実の両親と一緒に暮らすことが子供の発達に最善というのは、実証研究のコンセンサスとなっている。
■別姓下の究極の女性差別
基本単位を家族ではなく核家族としたのは、あくまで夫婦(両親)と子供で1つの単位であり、祖父母など親類はその外側に位置する2次的な存在だからである。
夫婦別姓の導入は、家制度的発想に基づき、子供の姓を巡って、こうした外側からの介入を促すことになろう。
同じ儒教圏として日中韓台を文化的に同一視する見方があるけれど、夫婦同姓の日本には、日本より遥かに家系を重視する別姓の中韓台で深刻な問題となった究極の女性差別も存在しない。
医療技術の進歩で出生前に性別が分かるようになったため、中韓台では女児に限り中絶することが男女比を大きく歪める(男児過多・女児過少)ほどの規模で行われるようになったのである。
儒教的家族観が一定の影響を持つ日本では、夫婦同姓はむしろ女性の立場を守るとも言える。
進化心理学、行動遺伝学の観点からも、女性を守る家族制度という点が重要である。
とはいえ自らの主張を絶対視しないのが、本来のリベラルの立場である。
夫婦別姓の是非を巡っても同様で、最後は民意に基づき決めるのがあるべき姿であろう。
■エリートの家族観との乖離
議会制民主制においては、直接投票で選ばれる議会を通じた間接的政治決定が原則である。
しかしメディアのみならず、行政や司法を通じたエリートによる価値観の押し付けが顕著な今日、これまでデモクラシーにおける懸念事項とされてきた大衆の暴走ではなく、民意と乖離したエリートの暴走の抑止が重要となってきている。
従って、財政や国防などと違い、イエスかノーかで答えることができる価値観に関わる問題については、国民に直接問うことが望ましい。
今日のエリートと一般国民の価値観の乖離の大きさを示す実例が、2024年3月にEU加盟国であるアイルランドで行われた、家族・子育てに関する条項の憲法改正に伴う国民投票の顚末である。
議会を通過した改正案は大きく3つからなる。
まず結婚に基づく家族を国家の保護対象とするという条項に、結婚に限定せず別の家族の在り方も含める。
また家庭(ホーム)における女性の貢献が不可欠という条項から、女性と家庭という言葉を削除し、家族のメンバーによるケアと書き換える。
そして母親が経済的必要性から家庭での務めを犠牲にすることがないよう国家が配慮するという条項を削除するというものである。
要するに日本とも共通するエリートのコンセンサスである「新しい」家族観の明文化である。
ところが、投票結果は反対が賛成の倍以上となり、民意によって憲法改正は退けられたのだ。
選択的夫婦別姓に限らず、価値観に関わる問題については、賛成反対どちらの立場であっても、国民投票で決めるのであれば、しこりを残すことなく、ほとんどの国民は、その結果に納得するのではなかろうか。

自民総裁選「選択的夫婦別姓より、話すべきことあるはず」 仏紙東京特派員アルノー氏
2024/9/18 11:04
https://www.sankei.com/article/20240918-EOERMIHNK5CJDICIHRLTD4UJGA/
自民党総裁選を知日派の外国人はどう見ているのかー。
フランスの主要紙フィガロの東京特派員、レギス・アルノー氏が産経新聞のインタビューに応じ、
「日本にとって真に重要な問題が議論されていないことに驚く」
と候補者討論に疑問を呈した。
ーー総裁選をどうみる
今の日本が直面する重要問題が全く討議されていないと感じる。
人口減少に伴い、移民受け入れはどうするのか。
秋になっても連日、気温が30度を超える異常気象が続き、エネルギー計画も喫緊の課題となっている。
国民はスーパーで主食のコメが買えずにいるというのに、どうしたことか。
候補者討論では『選択的夫婦別姓』が議題になった。
しかし、誰も戸籍制度をなくすとは言わない。
小手先の改革なら、他に話すことがあるだろう。
衣料品店『ユニクロ』を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が『このままでは日本人は滅びる』というほど、国を取り巻く環境は深刻だ。
■変わり映えしない政治…「以前は違った」
ーー自民党政治については
総裁選は『次の首相』を選ぶ重要な選挙だが、国民は投票できず、まるで水族館の水槽を眺めているように見える。
パリの編集部に記事を売り込んだら、『結果を書けばよい』と言われた。
変わり映えのしない自民党政治に対し、フランスで関心は極めて薄い。
自民党も以前は違った。
2000年代、小泉純一郎首相(当時)は『自民党をぶっ壊す』と言い、公約の郵政改革を進めて国民の支持を集めた。
皇室改革論議も始まり、二階俊博幹事長(同)は女性天皇の容認に踏み込んだ。
現在、小泉進次郎元環境相は党内リベラル派と言われるが、皇位継承の在り方を巡って明確な発言を避ける。
他の候補も同じだ。
批判されるのが怖いのだろうか。
野党は政権奪回の兆しすら見えず、現状ではNGO(非政府組織)と変わらない。
ーー日本の現状をどうみる
新型コロナウイルス流行後、非常に保守的になったと感じる。
内向きになったということだ。
コロナ対策で日本は欧州のように都市封鎖をせず、皆が行動を自制することで乗り切った。
結束の強さは安全な社会を作る一方、異論を嫌う性格を強めた。
民主主義国家なのに、環境保護や女性の権利を声高に訴えると、社会で孤立を強いられる。
移民については門戸を閉ざしたままで、姿勢はフランスの極右に近い。
レギス・アルノー氏
仏紙フィガロ東京特派員。
日仏2カ国語ビジネス誌「フランス・ジャポン・エコー」編集長。
著作は「誰も知らないカルロス・ゴーンの真実」(2020年、共著)など。

選択的夫婦別姓は争点か 銀行、国家資格、パスポート…「不都合な状態」ほぼ解決済み
2024/9/17 14:26
https://www.sankei.com/article/20240917-FMNXIISCNJA3DAR4V52ZK4FYHM/
自民党総裁選に立候補した小泉進次郎元環境相が表明したことによって、一大争点のようにメディアで取り扱われ始めた選択的夫婦別姓制度導入。
小泉氏は
「長年議論して決着がついていない」
と言うが、自民党は過去の国政選挙の公約などでは結婚前の旧姓(戸籍名)使用の幅広い導入を掲げ、実現してきた。
そもそも争点化されるべきテーマなのか。
夫婦別姓をめぐる議論は、働く女性が増えたことで、婚姻後の職場での旧姓呼称や国家資格、免許証などの旧姓使用を認めるべきという考え方からスタートした。
内閣府男女共同参画局が令和6年6月27日付で出した
「各種国家資格、免許等における旧姓使用の現状等について」
によると、2024年5月31日現在、320の国家資格、免許などのうち317で資格取得時から旧姓使用ができる。
残る3資格は
「資格取得後に改姓した場合は旧姓使用ができる」
となっており、旧姓使用ができないものはゼロだ。
マイナンバーカード、運転免許証、パスポートも既に旧姓併記ができるようになっている。
パスポートは
「旧姓/Former surname」
の説明が付記される。
一方、夫婦別姓の導入を呼びかけている経団連が2024年6月に出した資料には
「ビジネスの現場における通称利用の弊害例」
がある。
一部の弊害例に対する現状は次のとおりだ。
【例:多くの金融機関では、ビジネスネームで口座をつくることや、クレジットカードを作ることができない】
多くの金融機関ではできる。
令和4年3月に内閣府と金融庁が金融機関に行った
「旧姓による預金口座開設等に係るアンケート」
によると、銀行の約7割、信用金庫の約6割が、旧姓名義による口座開設と、婚姻などで改姓した場合、既存口座の旧姓名義による取引を認めていると回答した。
信用組合は1割超にとどまっているが、これは
「共同センターのシステムが未対応となっていることなどから」
という。
【例:通称では不動産登記ができない】
2023年の法務省令改正により、旧姓併記でできるようになった。
【例:研究者は論文や特許取得時に戸籍上の氏名が必須であり、キャリアの分断や不利益が生じる】
旧姓での論文執筆はほとんどの研究機関で認められている。
特許出願については旧姓併記が可能になったが、旧姓のみでの出願はできない。
■まずは周知徹底を
一方、2024年8月24日配信の共同通信によると、主要企業111社に実施したアンケートで、選択的夫婦別姓を
「早期に実現すべきだ」との回答は17%、
「将来的には実現するべきだ」は4%
で計21%にとどまった。
「結論を急がず慎重に議論を進めるべきだ」(9%)、
「夫婦同姓を維持した上、通称使用の法制度を設けるべきだ」(3%)
といった回答は計12%で、
67%は「その他・無回答」だった。
経団連が制度導入に前向きであるにもかかわらず、アンケートは傾向が違った。
共同通信も
「個別企業では慎重な姿勢が根強く、無回答も目立つ」
と伝えている。
もっとも、こうした旧姓使用や旧姓併記が完全に周知されているとは言えない。
政府は引き続き周知を行う必要がある。
また、経団連は金融機関をはじめとする会員企業にまずは旧姓併記の対応を促すべきではないのか。
親子間で姓が異なってしまうことも、更に議論が必要だ。
「選択的」
とは、あくまで夫婦の選択であり、生まれてくる子供に選択の余地はないまま
「親子別姓」
「家族別姓」
となる。
婚姻は
「両性の合意に基づく」
と憲法に書かれているとはいえ、別姓をめぐって双方の両親などを巻き込むトラブルに発展するケースもないとは言えないだろう。

<主張>自民総裁選告示 日本を守る政策競い合え 「夫婦別姓」には賛成できない
社説
2024/9/13 5:00
https://www.sankei.com/article/20240913-3EWZIUNIWVKNJGCH5AYNPRJ2LM/
自民党総裁選が告示され、過去最多の9人が立候補した。
多くの派閥が解散を決め、名乗りを上げやすい環境になったことなどが背景にある。
投開票は27日で、岸田文雄首相の後継選びだ。
有権者である自民党の国会議員と党員・党友には、1億2千万人が暮らす日本の舵取り役には誰が最も相応しいかを考え、投票してもらいたい。
目先の人気投票は禁物である。
世界は激動の時代を迎えている。
日本は、反日的で核武装している専制国家の中国とロシア、北朝鮮に囲まれている。
■転換期を担う自覚持て
ロシアが侵略するウクライナ、紛争の絶えない中東を除き日本は世界で最も厳しい安全保障環境にある。
冷戦期の東西対立の最前線は欧州だったが、現代のそれは日本を含む北東アジアである。
先進7カ国(G7)の一員である日本には、自国の防衛に加えて、地域と世界の平和と秩序を守る責務がある。
経済では、成長力強化が急務だ。
「失われた30年」
とされる長期停滞から真に脱却できるかが問われている。
人口減少への対応や持続可能な社会保障制度の改革も待ったなしだ。
候補者は重大な転換期に政権を担う自覚を持ち、志と具体的な政策を語らねばならない。
早期の衆院解散・総選挙が想定されるが、聞こえのよい政策を羅列するだけでは無責任の誹りを免れない。
選挙後の政権運営の構想と実行力こそが重要だ。
今や、誰が首相になっても同じという時代ではない。
安倍晋三元首相は
「自由で開かれたインド太平洋」
構想を世界に提示し、限定的ながら集団的自衛権の行使容認を実現した。
菅義偉前首相は米国と共に
「台湾海峡の平和と安定の重要性」
を打ち出した。
岸田文雄首相は5年間の防衛費43兆円、反撃能力の保有を決め、防衛力の抜本的強化を開始した。
彼らの決断と行動がなければ日本は中国や北朝鮮の脅威、ロシアのウクライナ侵略を前に立ち往生していただろう。
候補者は岸田氏が語った
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」
という危機感を共有し、安倍氏以来の外交安保政策の確実な継承と発展を約束すべきである。
高市早苗経済安全保障担当相が提案した内閣情報局、内閣情報会議創設は日本と国民の安全を高めるだろう。
台湾有事は令和9(2027)年までにあるかもしれないと懸念されている。
抑止力と対処力向上へ残された時間は短く、理念的な法改正に走っている余裕はない。
米国との同盟や有志国との協力を強めつつ、地に足の着いた防衛、国民保護策を推進すべきである。
一方で、千年、二千年の視野で日本を守るため、安定的な皇位の継承策を整えたい。
岸田内閣は、男系男子による継承を堅持する内容の報告書を国会へ提示した。
自民は報告書に賛同している。
男系(父系)継承を一度の例外もなく貫いてきた皇統を守らねばならない。
■男系継承の皇統を守れ
憲法改正は自民の党是だ。
自衛隊明記や緊急事態条項創設などをいつまでに実現したいかを語ってほしい。
首相になっても憲法改正を論ずるのは何の問題もない。
公明など他党を説得していく決意も披露すべきだ。
北朝鮮による拉致被害者全員救出の強い決意を示すことが求められよう。
争点の1つに選択的夫婦別姓導入の是非がある。
家族や社会の有り様に関わる問題だ。
国民的合意を欠いたまま結論を急げば、社会に分断を招く。
選択的夫婦別姓が導入されれば、姓は砂粒のような個人の呼称へと変貌しかねない。
世代を重ねていく家族の呼称としての姓でなければ、姓を名乗る必要があるのだろうか。
夫婦別姓は片方の親と子の別姓でもある。
祖父母らも絡み、家族の歴史や絆が断ち切られ、戸籍制度も揺らぐ。
「選択的」
と言っても個人の自由の問題ではない。
小泉進次郎元環境相は1年以内に実現したいと語ったが、賛成できない。
旧姓使用の充実で対応できる話だ。
「政治とカネ」
を巡る問題は重要だ。
信頼を回復しなければ自民は強い政策推進力を保てまい。
再発防止や政治資金の透明性確保はもちろん、派閥解散に伴う党内統治の在り方も含め政治改革論議を深めてほしい。
国内外で政治家を狙うテロが相次いでいる。
遊説警備に万全を尽くしてもらいたい。

自民党総裁選で急浮上の夫婦別姓、経団連の間違い
阿比留瑠比の極言御免
2024/9/12 1:00
https://www.sankei.com/article/20240912-6AWPKWND65P33HQYWVB3XSBWSI/
国会議員と一般国民との意識の乖離を感じることは少なくない。
2023年のLGBT理解増進法騒動の時もそうだったが、議員たちは時に、国民の関心がさほど高くもない問題について、まるで最優先課題であるかのように熱心になる。
今回の自民党総裁選での選択的夫婦別姓問題の急浮上も、その1つだろう。
「旧姓使用のままだと、多くの金融機関では銀行口座やクレジットカードを作ることはできない」
「そして、旧姓では不動産登記ができない」
小泉進次郎元環境相は2024年9月6日の出馬表明記者会見でこう述べ、首相に就いたら夫婦別姓を認める法案を国会に提出すると明言した。
そしてこの小泉氏の意気込みに押され、選択的夫婦別姓問題が総裁選の大きなテーマになった感があるが、国民の関心はどうか。
NHKが2024年9月9日に発表した世論調査で、自民党総裁選で最も深めてほしい政治課題として6つの選択肢を挙げた結果が興味深い。
それによると
「年金など社会保障制度」が35%
でトップで
「経済・財政政策」(26%)
が続き、
「選択的夫婦別姓」は僅か1%
で最下位だった。
1%だから無視していいというわけではないが、優先的に取り組むべき喫緊の課題だとは言えない。
また、小泉氏の言葉に対しては高市早苗経済安全保障担当相がこう事実誤認を指摘し、話題となった。
「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓では)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、2024年4月から不動産登記は旧姓でできる」
更に、高市氏の指摘に関して自民の長尾敬前衆院議員がX(旧ツイッター)で、こんな補足をしていた。
「小泉氏は法改正されていることを知らなかった」
「因みに銀行口座も金融庁からの通知で順次作れるように移行されているのに作れないと説明していました」
「間違って作られた経団連の資料をそのまま説明したからです」
そこで、経団連が2024年6月に公表した選択的夫婦別姓の実現を求める提言
「選択肢のある社会の実現を目指して」
を見ると、
「ビジネスの現場における通称利用の弊害が生じる場面(例)」
という図表に、確かに
「口座やクレジットカードの作成時」
「不動産登記を行う時」
と書かれていた。
小泉氏が本当に経団連の資料を基に発言したかどうかは分からない。
ただいずれにしろ、経団連の提言自体が誤った認識に基づいていたことになる。
この2024年9月10日には、立憲民主党の4人の代表選候補者と党所属女性議員との討論会が開かれた。
4人全員が選択的夫婦別姓に賛成している点が立民らしいが、その中で野田佳彦元首相がこう述べているのが気になった。
「経団連も早期実現を主張するようになった」
「チャンスを逃してはいけない」
この経団連の提言に関しては、2024年7月14日の共産党の機関紙『しんぶん赤旗』も1面トップで
「経団連本部訪ねて聞いてみた 選択的夫婦別姓」
と大きく取り上げていた。
国会は、与野党共に経団連の事実誤認が含まれた提言に影響されているように見える。
このまま国民の42・2%(令和3年の内閣府調査)が求める
「旧姓の通称使用についての法制度」
を無視した形で、
「選択的夫婦別姓」
実現へと突き進むのであれば、国民との意識のズレはさらに増すばかりだろう。

岸田内閣 支持は20%で発足後最低 不支持は60% 政党支持率は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014577111000.html#:~:text=

選択肢のある社会の実現を目指して
〜女性活躍に対する制度の壁を乗り越える〜
2024年6月18日
一般社団法人 日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/044_honbun.html

高市早苗氏、通称使用に根拠与える法案を 「選択的夫婦別姓賛成の人は議員立法なかった」
2024/9/10 12:15
https://www.sankei.com/article/20240910-JZ4633HTQJD2FAIGT4GLEI5Y5I/
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬する高市早苗経済安全保障担当相(63)は9日夜、BSフジ番組で、首相就任時に旧姓を通称使用できる措置を国や地方公共団体、公私の団体、事業者に義務付ける
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を政府提出法案として国会に提出する考えを示した。
「この法案が通れば、ほぼほぼ結婚で姓が変わることによる不便はなくなる」
と指摘した。
高市氏は平成14年、令和2年の過去2回、同法案を議員立法として党法務部会に提出したが、党議決定には至らなかった。
その上で、高市氏は
「これまで選択的夫婦別姓に賛成だと仰っていた方々が、自ら議員立法の形で法案を書いて、党政調会に提出していたなら、ともかく、これまで提出されていなかった」
と述べ、選択的夫婦別姓の制度化を主張する党所属議員の手法を疑問視した。
総裁選では、出馬表明した小泉進次郎元環境相(43)が首相就任時の選択的夫婦別姓制度の導入法案の国会提出を明言し、党議拘束をかけない考えを示している。
高市氏は
「そういう方向もあるのだろう」
と述べた上で、婚姻前の氏の通称使用に関する法律案についても
「(党議拘束)かけなくてもいい」
と語った。

高市氏は小泉氏念頭に皮肉も 選択的夫婦別姓導入巡り自民総裁選の立候補予定者が対立
2024/9/9 20:30
https://www.sankei.com/article/20240909-2YNDBMGC35ILBDLNK4HLK6TJDQ/
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)で、夫婦同姓か夫婦別姓を選べる
「選択的夫婦別姓制度」
の導入について、立候補予定者の意見が割れている。
9日に出馬を表明した高市早苗経済安全保障担当相(63)は反対の立場で、早期実現方針を表明した小泉進次郎元環境相(43)の事実誤認を指摘した。
党内には慎重論も根強く、賛成派が押し切ろうとすれば分断を生む可能性がある。
「少し正しく皆さまに知識を持ってもらいたい」
高市氏は9日の記者会見で、こう語った。
念頭にあるのは6日の会見で
「旧姓では不動産登記ができない」
と発言した小泉氏だ。
高市氏は
「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓で)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」
と指摘した。
高市氏は住民票などへの旧姓併記が広がっていることや、旧姓の通称使用の拡大に向けた法案作りに取り組んできたことを挙げ、
「私が提出したような法案が通れば、ほとんどの不便は解消される」
と述べた。
小林鷹之前経済安保担当相(49)も8月19日の会見で、
「旧姓の併記が認められる制度がある」
「ただ、周知されていないと思うので、もっと周知を徹底する形でニーズに応えたい」
と述べている。
小泉氏は9日、経団連の十倉雅和会長と東京都内で面会した。
経団連は選択的夫婦別姓の実現を政府・与党に働きかけている。
小泉氏は面会後、記者団に
「家族の中で名字が違うことが、家族の絆の崩壊に繋がるというのは必ずしも違うと思う」
と語った。
石破茂元幹事長(67)は6日、東京都内で記者団に
「実現は早ければ早いに越したことはない」
と小泉氏に同調した。
河野太郎デジタル相(61)も8月26日の会見で
「認めた方がいい」
と述べている。
一方、過去に前向きな発言をしたことがある茂木敏充幹事長(68)は今月4日の会見では
「国民の間でも様々な意見がある」
「更なる検討を進めていきたい」
と述べるにとどめた。
林芳正官房長官(63)も
「個人的にはあってもいいが、色々な意見がある」
としている。

高市早苗氏、選択的夫婦別姓で小泉進次郎氏に反論「不動産登記できる」解雇規制緩和も反対
2024/9/9 17:23
https://www.sankei.com/article/20240909-TZREDMPC75CKZNZKXM66THI7RU/
自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)=衆院奈良2区=は9日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、選択的夫婦別姓の制度化に慎重な考えを示した上で、
「少し正しく皆さまに知識を持ってもらいたい」
と述べ、
「選択的夫婦別氏制度を実現すると言う候補予定者に『(旧姓で)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」
と指摘した。
■「正しい知識を」
選択的夫婦別姓を巡っては、小泉進次郎元環境相が総裁選に出馬表明した6日の記者会見で、制度の導入法案を提出する考えを明言し、
「旧姓では不動産登記ができない」
などと語っていた。
その上で、高市氏は
「婚姻で姓が変わることによる不自由を解消したい」
「私が提出したような法案が通れば、ほとんどの不便は解消される」
と述べ、旧姓の通称使用に法的根拠を与える法整備の必要性に重ねて言及した。
高市氏は平成14年と令和2年、それぞれ党法務部会に、旧姓の通称使用に法的根拠を与える
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を提出した。
しかし、党議決定には至っていない。
旧姓の通称使用の法制度化を重視する理由には世論調査の結果を上げた。
そのうち、内閣府の令和3年12月の調査は
「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」
との回答は42・2%で、
「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」
の28・9%を上回っている。
高市氏は、旧姓の通称使用に関する総務相時代の自身の取り組みもアピールし、「総務省関係でやることができる全ての手続き1142件について、婚姻前の姓で対応できるように変えた」などと語った。
■解雇規制「日本は緩い方」
また高市氏は、小泉氏が掲げる大企業の解雇規制の緩和に関しても「反対だ」と明言した。
「G7(先進7か国)と比較しても、日本の規制はきつくない]
「(規制は)労働者を守る意味だが、様々な指標を見ると、(日本は)緩い方だ」
と語った。

<産経抄>多様性、多様性というけれど
2024/9/7 5:00
https://www.sankei.com/article/20240907-KZZFCTKANRNW7JW2QWLUV7TBFI/
世は多様性の時代と言われる。
「首相になったら選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出し、国民的議論を進める」。
小泉進次郎元環境相は6日、自民党総裁選への出馬表明記者会見でこう述べ、
「多様な人生」
「多様な選択肢」
の拡大を訴えた。
▼いつしか日本社会に、多様性を主張されると異議は唱えにくい
「空気」
が醸成されてしまった。
国会質疑からテレビコマーシャルまで、多様性という言葉を聞かない日はない。
とはいえ抄子は天邪鬼(あまのじゃく)なので、
「猫もしゃくしも多様性を礼賛する社会のどこが多様なのか」
と言いたくなる。
▼レオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐」を揶揄した性的少数者の宴らしきものや、切り落とされた自らの生首を手に持つマリー・アントワネットが登場して物議を醸したパリ五輪開会式も、多様性を表現したものだった。
評価は分かれようが、少なくとも抄子の目にはグロテスクに映った。
▼選択的夫婦別姓については、自民党総裁選への出馬を表明している者の中で小泉氏の他に石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相も前向きである。
経団連も選択的夫婦別姓の早期実現を求め、まるでそれが時代の趨勢であるかのような提言も発表したが、本当にそうなのか。
▼NHK放送文化研究所が中高校生を対象に令和4年に実施した調査(1183人回答)では、結婚後に夫婦別姓を望む回答はわずか7・0%しかいない。
調査自体が見当たらないので確たることは言えないが、子供たちが夫婦別姓に伴う
「片親との別姓」

「兄弟別姓」
を歓迎するだろうか。
▼世界の潮流に乗り遅れるとの意見も承知しているが、こう愚考している。
日本は日本のやり方でいいと認めるのもまた多様性ではないかと。

夫婦別姓、LGBT問題でも共産党と似てきた経団連 自民党も加われば「多様性の統一」
阿比留瑠比の極言御免
2024/7/4 1:00
https://www.sankei.com/article/20240704-ORCW5C7MEFIC7EJPSH6XFP45ZI/
前回、2024年6月27日付の当欄『夫婦別姓で失う自民の価値』で筆者は、選択的夫婦別姓制度を巡る議論には当事者である子供の視点が欠けていると指摘した。
その際、次のように記し、過去の調査では両親が別姓となることに否定的な意見を持つ中高生が3分の2に及んだことに言及していた。
「平成13年に民間団体が中高生を対象に実施したアンケート結果を紹介する」
「子供対象の世論調査自体が珍しく、古い調査だが寡聞にして他に知らないのでご容赦願いたい」
すると、親切な読者がNHK放送文化研究所が令和4年に実施した調査(1183人回答)があると教えてくれた。
その
「中学生・高校生の生活と意識調査」
を見ると、別姓に関する設問は1問だけだったが、こんな問いがあった。
「結婚後、名字をどのようにしたいか」
これに対する回答で一番多かったのは
「相手が自分の名字になっても、自分が相手の名字になっても、どちらでも構わない」
で58.7%に上り、姓への拘りの薄さを示している。
「自分の名字を相手の名字に変えたい」
という積極的な改正派も14.8%いた。
その一方で、夫婦別姓を求める
「自分も相手も、名字を変えずにそのままでいたい」
は僅か7.0%に留まっていたのである。
やはり、こうした子供たちの意見を無視すべきではないのではないか。
国会や司法、経済界やマスコミでの議論は、この点が欠落していて余りに功利的に見える。
夫婦別姓は必然的に片方の親と子供の姓が異なる親子別姓となるし、制度の構築の仕方によっては兄弟別姓にもなり得る。
■高市法案の提出を
そもそも今回、またぞろ夫婦別姓問題が浮上したのは2024年6月、経団連が選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める提言を発表したからだが、そこには案の定、子供の視点や立場は全く取り入れてられていなかった。
その
「はじめに」
の部分には一読、呆れた。
「ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包摂性)、(DEI)は、イノベーションの源泉であり、社会・経済のサスティナブルな成長に欠かせない要素であるとともに、先き不透明な時代の中で、企業のレジリエンスを高めるうえでも必要不可欠である」
短い一文の中に、6つも片仮名言葉が出てくる。
こんな不自然な言葉遣いをする者は普通、社会では敬遠されて相手にされない。
「我が国経済の自立的な発展と国民生活の向上に寄与すること」
を使命とするはずの経団連は、LGBT問題でも夫婦別姓問題でも、段々と日本共産党と似てきたのではないか。
その輪の中にもし自民党も加わるとしたら、それは多様性ではなく共産党が主張する
「多様性の統一」
だろう。
実際、共産党の田村智子委員長は2024年6月19日の党首討論で、経団連が政府に選択的夫婦別姓制度の早期実現を要請したことに言及し、
「長年に渡る女性たちの訴えが遂に経済界も動かした」
と胸を張った。
自民党はまず、高市早苗経済安全保障担当相が平成14年と令和2年の2度に渡り、党法務部会に提出した
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を審議し、国会に提出すべきである。
これにより、
「国、地方公共団体、事業者」
などは通称使用のために
「必要な措置を講ずる責務を有する」
と定めて通称使用に法的根拠を与えれば、経団連が懸念する
「職業生活上の不便・不利益」
の多くは解消するのではないか。

調査概要・グラフについて
「中学生・高校生の生活と意識調査」とは?
https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-isiki/tyuko/about.html
回答者数
中高生の結果:中高別の全調査結果はこちら(PDF)から
https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-isiki/tyuko/assets/pdf/cyukousei.pdf
―結婚後、名字をどのようにしたいか―
第51問〔全員に〕あなたは、将来、結婚したとしたら、名字をどのようにしたいと思いますか。次の中から、あてはまるものに、1つだけ〇を
つけてください。
@1982年A1987年B1992年C2002年D2012年E2022年
1.相手の名字を、自分の名字に変えてほしい
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E19.6
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E16.0
2.自分の名字を、相手の名字に変えたい
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E13.1
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E16.2
3.相手が自分の名字になっても、自分が相手の名字になっても、どちらでも構わない
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E59.2
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E59.9
4.自分も相手も、名字を変えずにそのままでいたい
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E7.0
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E6.1
5.無回答
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E1.0
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E1.8

別姓で自己否定する自民
阿比留瑠比の極言御免
2024/6/27 1:00
https://www.sankei.com/article/20240627-TWC52YKBYNKC7DKHOP5EBO4BQU/
自民党が性懲りもなく選択的夫婦別姓に関する党内議論を再開させるという。
経団連や経済同友会のビジネス的見地からの要請に後押しされた形だが、不必要だったLGBT理解増進法に続いて夫婦別姓にまで突き進むとしたら、自民の存在価値をまた1つ自己否定することになろう。
「多様性」
というはやりの聞こえのいい掛け声に目が眩み、安易に取り込もうとするのでは、立憲民主党や共産党、社民党と最早選ぶ所がない。
もっとも、岸田文雄首相は2024年6月21日の記者会見で、選択的夫婦別姓については次のように慎重だった。
「様々な立場の方に大きな影響を与える問題だ」
「だからこそ世論調査でも意見が分かれている」
「前向きな意見の方の一方、家族の一体感や子供の姓をどうするかなどに関心を持つ消極的な意見もある」
LGBT法を巡っては、元首相秘書官の性的少数者差別とも受け取られかねない発言や米民主党政権の圧力に屈して成立に前のめりになった首相だが、今度はぶれないでもらいたい。
安倍晋三元首相もかつてこの問題に関し、首相にこう信頼を示していた。
「岸田さんはそうリベラルではないんだ」
「以前、夫婦別姓の議論が高まった時に
「子供の視点が全然ない」
と話していた。
■アンケートでは
やはりこの点が重要だと考えるので、平成13年に民間団体が中高生を対象に実施したアンケート結果を紹介する。
子供対象の世論調査自体が珍しく、古い調査だが寡聞にして他に知らないのでご容赦願いたい。
それによると、両親が別姓となったら
「嫌だと思う」(41.6%)
「変な感じがする」(24.8%)
の否定的な意見が、合わせて3分の2に達した。
一方で
「嬉しい」
は僅か2.2%しかいなかった。
また、成人を対象とした令和3年実施の内閣府の
「家族の法制に関する世論調査」
結果を見ても、選択的夫婦別姓制度導入を求める回答は28.6%に留まった。
「夫婦同姓制度を維持した方が良い」が27.0%、
「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方が良い」が42.2%で、
夫婦同姓維持派が7割近くに達している。
夫婦の姓が異なることでの子供への影響に関しては
「好ましくない影響があると思う」と答えた者の割合が69.0%で
「影響はないと思う」は30.3%
に留まっている。
留意すべきは
「兄弟の姓が異なっても構わない」が僅か13.8%で、
「姓は同じにするべきだ」が63.5%
に上ることだろう。
夫婦どちらの姓を名乗らせるかを巡り、親族間のトラブルも予想される。
■フェミニストの議論
選択的夫婦別姓については、
「選択的」
だから別に同性を選びたい人はそうすればいいだけだという意見もあるが、事はそう単純ではないだろう。
既に平成17年刊行の
「ザ・フェミニズム」(上野千鶴子、小倉千加子著)
で、フェミニスト【フェミニストとは、全ての性が平等な権利を持つべきだという理由から女性の権利を主張する行為(フェミニズム)を支持する人のことだと、英オックスフォード辞書で定義されている】である小倉氏がこんな議論をしている。
「(選択的)夫婦別姓になったら、まるで夫婦別姓をしている人の方が進んでいて、夫婦同姓の人の方が遅れているみたいになりかねない」
「そこでまた1つの差別化が行われるわけじゃないですか」
女優でタレントの橋本マナミさんが2024年6月
「私は一緒の名字がいいです」
「好きで結婚したから」
とテレビで発言しただけでニュースとして取り上げられる現状を見ると別姓導入で同性夫婦が肩身の狭い思いをする日が来るかもしれない。
(論説委員兼政治部編集委員)

阿比留瑠比の極言御免
日経、朝日のコラムに異議あり 夫婦別姓論議に欠ける子供の視点
2015/11/9 5:00
https://www.sankei.com/article/20151109-Q7P53O3IFNNVLFLL3DOXYENVFM/
2015年11月4日は最高裁大法廷で夫婦別姓(氏)を巡る訴訟の弁論が開かれるとあって、日経新聞と朝日新聞の朝刊1面コラムが、それぞれこの問題を取り上げていた。
夫婦別姓に賛成・推進する立場で書かれたこの2つのコラムを読んで感じたのは、立論の前提、出発点が異なり、議論が噛み合わないもどかしさだった。
「誰かに迷惑もかけない」
「コストも知れている」
「歩みの遅さを合理的に説明するのは難しい」
日経はこう書いていたが、夫婦別姓論議でいつも気になるのが、当事者である子供の視点の欠落だ。
子供の意見を反映した調査がなかなか見当たらないので少し古くなって恐縮だが、平成13年に民間団体が中高生を対象に実施したアンケート結果を引用したい。
それによると、両親が別姓となったら
「嫌だと思う」(41.6%)

「変な感じがする」(24.8%)
との否定的な意見が、合わせてほぼ3分の2に達している。
一方、
「嬉しい」は僅か2.2%
しかいなかった。
また、20歳以上の成人を対象とする内閣府の世論調査(平成24年12月実施)でも、夫婦の名字が違うと
「子供にとって好ましくない影響があると思う」と答えた人が67.1%
に上り、
「影響はないと思う」(28.4%)
を大きく上回った。
夫婦別姓と言うと、両性が納得すればいいと思いがちだが、夫婦が別姓を選択した場合、子供は必ず片方の親と別姓になる。
事は夫婦の在り方だけの問題ではなく、簡単に
「誰かに迷惑もかけない」
と言い切れるような話ではない。
日経コラムは更に、こうも書いている。
「反発する人の声から『自分と違う価値観を持つ人間が、とにかく許せない』との響きを感じることがある」
どう感じようと自由ではあるが、この見解はかなり一方的だろう。
10年以上前のことだが、夫婦別姓を議論していた自民党の会議を取材した同僚記者は、夫婦別姓推進派で、現在は党総裁候補の1人と言われる議員から、こう面罵された。
「(夫婦別姓に慎重論を唱える)産経新聞は、新聞じゃない」
当たり前のことだが、自分と違う価値観が許せないのは、何も夫婦別姓に
「反発する人」
に限らないということである。
多様な価値観を説く人が、異なる価値観を否定するという矛盾を犯すのは珍しくない。
ちなみに、朝日のコラムにはこうあった。
「結婚や家族の多様化、個の尊重という冒頭に引いた変化(※国民意識の多様化、個人の尊重)は、別姓の議論にもそのまま当てはまる」
「社会は旧姓使用を広げる方向に動く」
確かに一般論としては、社会の多様化は歓迎すべきことなのだろう。
多様性を失えば硬直化し、やがては行き詰まっていく。
とはいえ、何でもかんでも
「多様化」
という言葉で正当化しても、そこで思考停止することになる。
また、夫婦別姓を法的に位置付ける事と、旧姓使用は全く別物である。
現在、夫婦同姓制度の下で通称使用が大きく緩和され、旧姓使用が広がっていることがその証左だと言える。
いずれにしてもこの問題を考える時は、直接影響を受けることになる子供の意見をもっと聞いた方がいい。
政府にも、今度調査する時は是非その視点を盛り込むようお願いしたい。
(論説委員兼政治部編集委員)

安倍元総理の三回忌を前に 「夫婦別氏」よりも「婚姻前の氏の使用」の利便化で
WiLL2024年8月号 経済安全保障担当大臣 高市早苗
■安倍元総理が夢に
2024年7月8日には、2022年の参議院選挙応援中に凶弾に倒れ、逝去された安倍晋三元総理の三回忌を迎えますね。
度々つまらない口喧嘩をしたり、仲直りをしたりの繰り返しでしたが、それも叶わなくなった今は、しみじみ淋しくなります。
先般、疲労が極限に達した時に、亡き両親と安倍元総理が一緒に夢に出てきたので、
「迎えに来たのかな」
と感じましたが、その夢には昭恵夫人も登場していたことを思い出して一安心!
安倍元総理も懸命に応援して下さった2021年9月の自民党総裁選以降、土日は党務か政務で地方講演、平日は仕事、深夜には大量の資料読みや原稿書き・・・と休みなく働き続けていて、人間ドックなど健康診断も3年以上は受けていないので、注意喚起のために夢に出て来て下さったのかなとも思いました。
2024年夏は、各方面との調整がつけば、安倍元総理の御命日に出国して、G7科学技術大臣会合に出席しますが、イタリアから帰国したら、1日だけは休みを確保して健康診断に行ってみようと考えています。
■経済界が夫婦別氏制度導入を要望
安倍元総理が何度も仰っていたことがありました。
「選択的夫婦別氏だけどさ、あれは駄目だよ」
「高市さんが法務部会に提出している法案を早く成立させればいいんだよ」
私が自民党政調会長の法務部会に提出した法律案というのは、
『婚姻前の氏の通称使用に関する法律案』
のことです。
この法律案では、戸籍上の夫婦親子の氏が同一であること(ファミリー・ネーム)は維持しつつ、
「婚姻前の氏を通称として称する旨の届出をした者」
について、
「国、地方公共団体、事業者、公私の団体」

「婚姻前の氏を通称として称するために必要な措置を講ずる責務を有する」
としたものです。
この法律案を、2002年と2020年の2回に渡って法務部会に提出しましたが、1回目は
「戸籍の氏も住所も別々にするべきだ」
といった強烈な反対意見が出て党議決定には至らず、2回目は、審査もされないまま放置されています。
私は、足掛け約4年の総務大臣任期期間の後半(2019年9月からの約1年間)で、『住民基本台帳法』『地方自治法』『公職選挙法』『消防法』『放送法』『電気通信事業法』をはじめ総務省が所管する全法令をチェックし、資格や各種申請など事務手続きに戸籍氏しか使えなかったものを、全て婚姻前の氏の単記か併記で対応できるように変更しました。
総務省単独の判断で変更できたものだけでも、合計1142件でした。
仮に全府省庁が阻害と同じ取り組みを実施し、地方公共団体や公私の団体や企業も同じ取り組みを実施すれば、婚姻による戸籍氏の変更によって社会生活で不便を感じることはなくなると考えます。
例えば、金融庁や厚生労働省。
私自身の経験では、銀行の預金通帳でしたが、婚姻前の氏のままで使える銀行と戸籍氏に作り直すよう求める銀行が混在していました。
数年前に年金受給者の方から伺った話ですが、通称使用届けを出して戸籍氏と婚姻前の氏が併記された住民票を提示したのに、厚生労働省の方針として
「戸籍氏の通帳でなければ年金を振り込めない」
とされ、通帳を作り直したということです。
こういった所管府省庁によってバラバラの対応が残っている現状を改善するためにも、私が起草した法律案によって、
「国、地方公共団体、事業者、公私の団体」

「婚姻前の氏を通称として称するために必要な措置を講ずる責務を有する」
ことを明確にするべきだと思っていました。
2024年6月、経団連会長が
「選択的夫婦別氏制度の導入」
を要望する
「提言」
を公表されました。
報道で知る限りの理由は、働く女性の不便解消や国際社会での活躍のためにということらしいのですが、先ずは前記したような法整備を行うということでは不十分でしょうか。
既に、マイナンバーカード、パスポート、運転免許証、住民票、印鑑登録証明書は、戸籍氏と婚姻前の氏の併記が可能になっています。
仕業・師業と呼ばれる国家資格の殆どで、免許証などへの婚姻前の単記や併記が可能になっています。
国際社会での活躍についても、同氏や別氏だけではなく、複合氏を使う国もあれば、氏が無い国もあり、様々です。
■「子の氏の安定性」
最近は、
「夫婦別氏制度」
の導入に賛成する政治家は
「改革派=善」、
反対する政治家は
「守旧派=悪」
といったレッテル貼りがされているように感じますので、私のような考え方は変だと思われる方も多いのかもしれません。
私が選択的であったとしても
「夫婦別氏制度」
の導入に慎重な姿勢を続けてきた最大の理由は、
「子の氏の安定性」
が損なわれる可能性があると思うからです。
現行制度では、婚姻届けを提出した夫婦の戸籍は全て同氏ですから、子も出生と同時に両親と同氏になることが確定しています。
法改正によって戸籍上も別氏の夫婦が出現した場合、子の氏の決め方について、
「全ての別氏夫婦が納得できるルール」
が必要になります。
仮に
「別氏夫婦が子の氏を取り合って、協議が調わない場合」
には子の氏が定まらないので、『戸籍法』が規定する
「出生の届出は、14日以内」
というルールも見直す必要があるのではないでしょうか。
これまでに衆議院に提出された
「夫婦別氏制度」
の導入を可能にする
「民法の一部を改正する法律案」(立憲民主党案)
を拝見すると、
「別氏夫婦の子は、その出生の際に父母の協議で定める父又は母の氏を称する」
「協議が調わない時は、家庭裁判所は、協議に代わる審判をすることができる」
とされています。
同法律案でも、別氏夫婦が子の氏を取り合って決められないケースを想定しているわけですが、果たして、この争いを持ち込まれる家庭裁判所は、一体どのような判断基準で審判を行うのでしょうか。
離婚の際に子の親権を争う裁判でしたら、法律に判断基準は明記されていないものの、過去の裁判例では
「子を養う経済力」
「子と過ごす時間を確保できるのか」
「子との関わりや愛情」
「子の年齢によっては子の意思」
「健康状態」
「教育・居住環境」
などの要素を総合的に考慮して判断されているようです。
しかし、出生直後の子の氏を争っている場合、家庭裁判所が如何なる審判をしたとしても、夫婦双方が納得できる理由を示すことができるとは考えられません。
裁判官、検事、法務省大臣官房審議官としても活躍された小池信行弁護士は、
「夫婦の協議で決まらない時の補充的な決定方法を定めておく必要がある」
として、スウェーデンでは
「出生から3カ月以内に決まらない時は母の氏を称するとしている」
ことを例示しておられました。
私は、幸せであるはずの出産直後に、子の氏を巡る争いの種を作ることを、特に懸念していました。
「夫婦別氏制度」
の導入を求める方々からは
「余計なお世話だ」
と批判されるのでしょうが・・・。
■世界に誇れる日本の戸籍制度
「そもそも、戸籍制度を廃止するべきだ」
と主張される方々もおられますが、私は、日本の
「戸籍制度」
は、世界に誇れる見事なシステムだと思っています。
戸籍は、重要な身分関係を明確にするために、血族・姻族・配偶関係を記載した公簿です。
新戸籍と旧戸籍の双方に相手方戸籍を特定表示することから、相手方戸籍を相互に索出でき、両戸籍を連結する記載が可能で、無限の親族関係の広がりを証明することができます。
よって、戸籍の
「公証力」
は、非常に強いものです。
例えば、遺産相続の分割協議手続きでは、
「隠れた法定相続人」
の存否を確認するため、死亡者の戸籍謄本を全て遡ることによって親族関係を確定できます。
重要な契約事も、戸籍で証明するものが多くあります。
この他、戸籍は、近親婚の防止、婚姻要件の調査、出生、死亡、離婚、任意認知、母子家庭の児童扶養手当、障害児童の特別児童扶養手当、母子父子寡婦福祉資金貸付、戦没者遺族に対する特別弔慰金、成年後見の申立手続き、家事調停事件手続きなど、様々な場面で行政・司法の基礎となっています。
20年以上婚姻関係を継続している夫婦間で居住用不動産を贈与した時の配偶者控除の制度でも、戸籍によって、20年以上に及ぶ婚姻関係を把握し立証します。
「他国に例を見ない戸籍制度だから、廃止するべき」
なのではなくて、
「他国に誇れる極めて優れた制度だから、守り抜くべき」
だと考えています。

愚か者! 経団連「夫婦別姓」提言
WiLL2024年8月号 副県立大学名誉教授 島田洋一
2024年6月10日、経団連がいわゆる
「選択的夫婦別姓」

「早期実現」
を政府に求める提言を出した(具体的には民法750条の改正)。
経団連は、夫婦が妻の姓を選ぶことも可能ではあるものの、
「実際には95%の夫婦が夫の姓を選び、妻が姓を改めている」
「そのため、アイデンティティの喪失や自己の存在を証することが出来ないことによる日常生活・職業生活上の不便・不利益といった、改姓による負担が、女性に偏っている」
と言う。
経団連によれば、
「女性のエンパワーメント(強化)において、我が国は世界に大きく立ち遅れており」、
その背後に、
「各社の取り組みだけでは解決できない、女性活躍を阻害する社会制度」
がある。
その代表的なものが夫婦同氏制度だというのである。
まず最初の疑問だが、女性の活躍に関して日本が
「世界に大きく立ち遅れて」
いるというのは本当か。
経団連・十倉雅和会長の頭にある
「世界」
がどの範囲なのか知らないが、少なくとも相当怪しい
「世界観」
だろう。
実際日本において、実力ある女性の活躍が、男の場合以上に阻害されているとすれば、
「女を下に見る」
不見識な経営者や重役が各所に残るでいではないか。
だとすれば、経済界の頂点に位置する経団連会長の責任が相当大きいと言わざるを得ない。
まずは自らの指導力不足を反省すべきだろう。
経団連提言で最も問題なのは、従来
「夫婦別姓」
法制化論で常に論点となってきた、
@親子や兄弟姉妹の間で姓が異なって良いのか
A明治以来の戸籍制度を崩すことにならないか
といった懸念に全く答えていないことである。
そもそも言及自体ない。
これは無責任だろう。
近年、パスポート、マイナンバーカードを始め、旧姓の通称使用が拡大されてきた。
経団連提言も、
「官民の職場では、女性の社会進出の進展を踏まえ、改姓によるキャリアの分断等を避けるため、職場における旧姓の通称としての使用を推進してきた」
「公的証明書や各種国家資格等でも婚姻前の姓(旧姓)の併記が可能になるなど、政府の施策としても通称使用が拡大され、経済界においても、通称使用は定着している」
と述べている。
「経団連調査では91%の企業が通称使用を認めている」
とも言う。
まだ不十分と言うなら、100%になるよう、経団連が強い姿勢で
「立ち遅れている」
経営者を叱咤すべきだろう。
そのための経済団体ではないか。
この問題で慎重論の先頭に立ってきた高市早苗議員は次のように言う。
「結婚すると、夫婦やその間に生まれる子供は同じ戸籍に登載され、姓は『家族の名称』という意味を持つ」
「だが、別姓になれば姓は単なる『個人の名称』になる」
「たとえ『選択制』にしても、家族の呼称を持たない存在を認める以上、結局は制度としての家族の呼称は廃止せざるを得なくなるだろう」
「事は家族の根幹に関わる」
(産経新聞・2021年3月18日)
「国際的トレンド」
云々についても高市氏は、
「日本は日本」
と一蹴する。
経団連は、旧姓の通称使用では問題解決にならない例として次のような
「トラブル」
を挙げる。
カッコ内は私のコメントである。
・クレジットカードの名義が戸籍上の場合、ホテルの予約等もカードの名義である戸籍姓に合わせざるを得ない。
(合わせたら良いではないか。合わせると女性活躍が阻害されるのか)。
・国際機関で働く場合、公的な氏名での登録が求められるため、姓が変わると別人格として見做され、キャリアの分断や不利益が生じる。
(結婚したから姓が変わったと言えば済む話、国際機関を馬鹿にし過ぎてはいないか)
・社内ではビジネスネーム(通称)が浸透しているため、現地スタッフが通称でホテルを予約した。
その結果、チェックイン時にパスポートの姓名と異なるという理由から、宿泊を断られた。
(現地スタッフとの意思疎通をより密にすれば良いだけ。あるいはパスポートに旧姓を併記すればよい。令和3年4月1日以降、申請が非常に簡略化された)
これが、女性にとって
「アイデンティティの喪失」

「自己の存在を証することができない」
ほどの不条理であり、家族別姓しか解決策がない次元の
「トラブル」
だろうか。
この程度の事象にも効果的に対処のマニュアルを示せない経団連では、日本経済停滞も無理はない。

民法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089
第七百五十条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。

選択肢のある社会の実現を目指して
〜女性活躍に対する制度の壁を乗り越える〜
2024年6月18日
一般社団法人 日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/044_honbun.html

選択的夫婦別姓 経団連・十倉雅和会長「スピーディーに議論を」自民に要求
2024/6/25 23:24
https://www.sankei.com/article/20240625-GN2CKAAVRFIKFERTR7RAD7JTXQ/
経団連の十倉雅和会長は2024年6月25日の定例記者会見で、自民党が
「選択的夫婦別姓制度」
に関する党内議論を本格化する意向を示したことについて、
「女性の社会進出、社会での活躍を進めたいという思いは一緒だと思う」
「オープンでスピーディーに議論してほしい」
と述べた。
経団連は結婚後も希望すれば夫婦それぞれが生まれ持った姓を戸籍上の姓として名乗り続けられる同制度の早期実現を求める提言を2024年6月10日に発表し、2024年6月21日に自民党に提言を提出していた。
経済同友会の新浪剛史代表幹事も2024年6月18日の定例会見で、
「1つの姓を選ばなくてはいけないという非常に不都合なことがずっと放置されたままだ」
と指摘。
「政治が解決しないのであれば経済界がモノを言っていかなければならない」
との認識を示していた。

選択的夫婦別姓議論、自民が3年ぶり再開 慎重派は懸念「保守離れ加速する」
2024/6/25 22:34
https://www.sankei.com/article/20240625-SMJK6OPPEZNVLKMZIZFF2O5VYQ/
選択的夫婦別姓を巡る議論の経緯
https://www.sankei.com/article/20240625-SMJK6OPPEZNVLKMZIZFF2O5VYQ/photo/TNK63PLFCRO4BDS2LNDI5YSMIU/
自民党は近く選択的夫婦別姓を巡る党内議論を3年ぶりに再開させる。
経団連が早期実現を求める提言を発表するなど、家族の多様性を尊重する風潮が背景にある。
とはいえ、保守層を中心に家族の一体感が失われるとして慎重論も少なくない。
保守層が求める早期の憲法改正が一向に進まない中で推進論に傾けば、
「自民離れ」
が加速するのは必至だ。
自民の茂木敏充幹事長は2024年6月25日の記者会見で、
「多様な人材の活躍は社会活力の源だ」
「選択的夫婦別姓は社会全体にも関わる問題であり、国民の幅広い意見も踏まえて、しっかり議論を進めていきたい」
と述べた。
自民の渡海紀三朗政調会長は2024年6月21日、選択的夫婦別姓を含む
「氏制度のあり方に関するワーキングチーム(WT)」
で議論に着手すると表明した。
新たな座長には逢沢一郎党紀委員長を起用する方針だ。
党幹部は
「政権与党として、いつまでも夫婦別姓の議論を棚ざらしというわけにはいかない」
と議論再開の必要性を強調する。
自民は菅義偉政権下の令和3年4月にWTの初会合を開催。
令和3年6月に論点整理をまとめたが、議論が紛糾したため制度導入の是非には踏み込まず、結論を先送りしていた。
しかし、経団連が2024年6月10日、早期実現を訴える政府への提言を発表したことを受け、党内では再び推進派と慎重派が動きを活発化させている。
自民の有志議員で作る
「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」(会長・浜田靖一国対委員長)
は2024年6月21日、国会内で会合を開き、経団連から提言を受け取った。
浜田氏は
「大変心強い」
「時代の要請として受け止めていく」
と語った。
一方、慎重派で作る
「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」(会長・中曽根弘文元外相)
は2024年6月19日に党本部で会合を開き、結婚前の氏を通称として幅広く使用できる環境整備を進めることを確認。
慎重派の議員は
「拙速に議論を進めれば『岩盤保守層』の更なる離反を招きかねない」
と不安を口にする。
岸田文雄首相(自民総裁)も2024年6月21日の会見で、慎重な姿勢を示した。
対立の激化は自民分断の芽となりかねず、党重鎮は
「経団連の手前、議論はしなければならないが、明確な方向性を示すことは難しいのではないか」
と述べた。

<主張>経団連「夫婦別姓」 家族の呼称をなくすのか
社説
2024/6/19 5:00
https://www.sankei.com/article/20240619-I4Q7IU7X5FJQTNZ3V4LDQESQHQ/
結婚後に夫婦が同じ姓を名乗るか、旧姓を維持するか選べる
「選択的夫婦別姓」
について経団連が早期実現を提言した。
十倉雅和会長は、女性の社会進出が進む中で
「国会でスピーディーに議論してほしい」
と述べたが、国民の合意を欠いたまま、急ぐ問題ではない。
経団連は従来、夫婦同姓の下で職場での通称使用で対応できるとの立場だった。
別姓推進に転じたのは
「ビジネス上のリスク」
などが理由だ。
経団連が行ったアンケートなどでは職場で旧姓の通称使用が増えている一方、通称では銀行口座などが作れないことや海外渡航、契約で戸籍上の姓と異なることでトラブルが生じていることを指摘した。
だが夫婦が同じ姓を名乗る民法の規定を変えることは、家族や社会の有り様に関わる。
岸田文雄首相が2024年6月17日の衆院決算行政監視委員会で、選択的夫婦別姓の早期導入の提言に慎重な考えを示し、
「家族の一体感や子供の利益に関わる問題であり、国民の理解が重要だ」
と述べたのは、もっともだ。
夫婦別姓を認めない民法の規定を
「違憲」
だとする訴えに対し、最高裁は平成27年と令和3年に合憲の判断を示し、夫婦同一の姓は社会に定着し、家族の呼称として意義があることを認めている。
別姓制が導入されれば、こうした姓の意義が、砂粒のような個人の呼称へと大きく変わる。
専門家によると姓は血縁血統を表すもので、家族の歴史や絆が断ち切られかねない。
同じ姓の人を記載する戸籍の編製方法も見直す必要がある。
「選択」
と言っても別姓を希望しない人も含め社会に関わる問題だ。
別姓推進論は子供からの視点にも欠ける。
夫婦別姓では、どちらかの親と子が別姓になる。
子供の姓をどうするのか。
祖父母らも絡み、いさかいや分断が起きるのは見たくない。
最高裁の判決では、姓の在り方について国の伝統や国民感情を含め総合的な判断によって定められるべきだ、としている。
深く理解すべきだ。
住民票や運転免許証、パスポートなどで旧姓を併記できる制度も広がっている。
経団連は、トラブルを嘆くより、我が国の夫婦同姓の意義を国際的に発信し、問題を解消してほしい。

<産経抄>経団連の「夫婦別姓提言」に異議あり       
2024/6/17 5:00
https://www.sankei.com/article/20240617-BKNKSTIQ3FJ2DDKD2AI3HWGCEQ/
夫婦別姓が叶わなくとも、パートナーを守る方法はある
経団連は
「選択的夫婦別姓」
の早期実現を求める提言を発表したが、法制化には国民の合意が必要だ
2024年6月の第3日曜は
「父の日」
だったが、
「母の日」
に比べ影が薄い。
父親の地位低下が指摘され久しい。
▼ゲームに押されて、子供のおままごと遊びはあまり見かけなくなったが、やってみてもパパ役はママに叱られ、オタオタする様子を真似するのだとか。
「正論」
を重んじる同僚も、家では言いたいことを言えず、妻や娘たちに阿る日々だという。
それも平和を守る知恵か。
▼だがこちらは黙って見過ごせない問題だ。
経団連が
「選択的夫婦別姓」
の早期実現を求める提言を先日、発表した。
十倉雅和会長は
「国会でスピーディーに議論してほしい」
と述べたが、拙速に進めては禍根を残す。
▼選択的夫婦別姓は夫婦で同じ姓(氏)にするか、旧姓を名乗るかを選べる制度だ。
民法の改正などが必要となる。
女性の社会進出に伴い、平成8年に法制審議会が導入を求める答申をした。
30年近く経っても法制化に至らないのは、国民の合意が得られないからだ。
財界が
「急げ」
と号令をかける話なのか。
▼最高裁は平成27年と令和3年に、夫婦別姓を認めない民法の規定について
「合憲」
とする判断を示した。
夫婦同一の姓は社会に定着し、家族の呼称として意義があることを認めている。
選べるならいいじゃないか、別姓を希望しない人には関係ない、と考えるのは早計だ。
専門家からは、姓について家族の呼称から個人の呼称へと大きく変質することが指摘されている。
▼同じ戸籍に同じ姓の人を記載する戸籍の編製方法も見直す必要があり、社会全体に関わる。
夫婦同姓は子供も両親と姓を同じくすることで利益を享受しやすい意義もある。
別姓では子の姓をどうするか。
双方の祖父母も絡み、決まらない混乱も予想される。

「国民の意見さまざま」 法相、選択的別姓に慎重
2024/6/11 11:24
https://www.sankei.com/article/20240611-JHRCRF76CFIA3LM3MAVGM7R5GY/
小泉龍司法相は2024年6月11日の閣議後記者会見で、選択的夫婦別姓制度の早期実現を求めた経団連の提言に対し
「国民の間にまださまざまな意見がある」
とした上で
「積極的に動きを見極め、対応を検討していくことが必要だ」
と述べ、慎重な姿勢を示した。
法相の諮問機関の法制審議会は1996年、結婚後もそれぞれ婚姻前の名字を使える選択的別姓制度の導入を含む民法改正案を答申。
だが、保守系議員の反対などで法案は提出されなかった。
小泉氏はこの点にも触れ
「国会議員の方々の間でもしっかりと議論をし、幅広い理解を得ていただくため、法務省として積極的な情報提供をしたい」
とした。

「夫婦別姓制度、早期実現を」経団連が初の提言 通称は海外で理解得られずトラブルも
2024/6/10 18:29
https://www.sankei.com/article/20240610-PLZOKGZSLVKTZKDUTL3OBW74UQ/
経団連は2024年6月10日、選択的夫婦別姓制度の実現を求める提言を発表した。
希望すれば生まれ持った姓を戸籍上の姓として名乗り続けられる制度の早期実現を要求。
政府に対し
「一刻も早く改正法案を提出し、国会で建設的な議論を期待する」
とした。
経団連による同制度に関する提言は初めて。
十倉雅和会長は2024年6月10日の定例記者会見で
「世の中は大きく変わっている」
「国会でスピーディーに議論してほしい」
と述べた。
現在は婚姻時に夫か妻のいずれかの姓を選べるが、妻が改姓することが圧倒的に多い。
提言では
「生活上の不便、不利益といった改姓による負担が女性に偏っているのが現実」
と訴えた。
経団連の調査では、国内の91%の企業は旧姓などを通称として使用することを認めているものの、通称は海外では理解されづらく、トラブルの原因になることがあると指摘。
「企業にとってもビジネス上のリスクとなり得る」
とした。

主張
夫婦同姓は合憲 家族制度の原則を守った
2021/6/24 5:00
https://www.sankei.com/article/20210624-BGWW7J52VRJMJFEQ5FVP7KQAZQ/
最高裁大法廷は、
「夫婦別姓」
を認めない民法の規定を再び
「合憲」
と判断した。
夫婦同一の姓は社会に定着し、家族の呼称として意義があることを認めた平成27(2015)年の最高裁判決を踏襲した。
妥当な判断である。
事実婚の男女3組が、夫婦別姓を希望して婚姻届を提出したが、不受理となり、家事審判を申し立て、最高裁に特別抗告していた。
女性の社会進出や世論など最近の情勢変化を踏まえた判断が注目されたが、最高裁は決定理由で、社会や国民の意識の変化といった諸事情を踏まえても、6年前の判断を変更すべきとは認められない―と判示した。
平成27(2015)年の最高裁の判断を通し、夫婦同一の姓について、男女差別を助長したり、人格を傷付けたりする制度ではないことも明確になっている。
最高裁はこの時と同様、
「制度の在り方は国会で論ぜられ判断されるべき事柄」
と指摘した。
平成8(1996)年に法制審議会が、夫婦で同じ姓にするか、旧姓をそれぞれ名乗るか選べる選択的夫婦別姓の導入を答申して25年経つ。
法制化に至らなかったのは、立法府が問題を放置しているというより、国民の十分な合意が得られないからである。
選択的夫婦別姓について、個人の自由で選択の幅が広がる―などと歓迎するのは考え違いである。
導入されれば夫婦同一姓を原則とした戸籍制度が崩れかねず、全国民に影響が及ぶ。
親子が別々の姓になる事態も起きる。
子供の姓を両親どちらの姓にするかなど、諍いや混乱も予想される。
平成29(2017)年に行われた内閣府の世論調査では、夫婦別姓が子供に与える影響について、6割以上が
「子供にとって好ましくない影響があると思う」
と答えていた。
社会情勢の変化と言うなら、旧姓が通称使用できる企業は増えている。
2年前の2019年には住民票やマイナンバーカードなどで旧姓を併記できるようにするため、政令改正が行われた。
パスポート(旅券)についても旧姓併記の申請が容易になるよう緩和された。
日本の伝統や文化に根差した家族制度の原則を崩す必要はなく、更に働きやすい職場作りなどに知恵を絞る方が現実的だ。
国や社会の基盤である家族の意義に理解を深くしたい。

夫婦別姓認めぬ規定、再び「合憲」 最高裁
2021/6/23 21:54
https://www.sankei.com/article/20210623-WTZ3HHNALJO5RNCEOMMHNPXNAI/
夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定は違憲として、東京都内に住む事実婚の男女3組が起こした家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は2021年6月23日、規定は
「合憲」
とする判断を示した。
最高裁は平成27(2015)年にも夫婦同姓を定めた民法の規定を合憲としており、今回は2度目の判断。
15人中4人は違憲とする意見や反対意見を出した。
決定理由で最高裁は、家族が同じ姓を名乗るのは日本社会に定着しており、規定に男女の不平等はないとした平成27(2015)年の判断について
「社会や国民の意識の変化といった諸事情を踏まえても、変更すべきとは認められない」
と指摘。
一方で、夫婦の姓を巡りどのような制度が妥当なのかという問題と、憲法違反かどうかを審査する問題とは
「次元が異なる」
とした上で
「国会で論じられ、判断されるべき事柄だ」
と、前回判断に続き、改めて立法での議論を促した。
合憲とした深山卓也裁判官、岡村和美裁判官、長嶺安政裁判官の3人は
「今回の判断は、国会での選択的夫婦別姓制度を含む法制度の検討を妨げるものではなく、国民の様々な意見や社会の状況変化などを十分に踏まえた真摯な議論がされることを期待する」
と、共同補足意見で述べた。
一方、違憲とした宮崎裕子裁判官と宇賀克也裁判官は
「結婚に対する当事者の意思決定は自由かつ平等であるべきで、規定は不当な国家介入に当たる」
などと述べた。
事実婚の3組は、婚姻届に
「夫は夫の氏、妻は妻の氏を希望します」
と付記して自治体に提出したが不受理となり平成30(2018)年3月、東京家裁などに家事審判を申し立てたが、却下された。
2審東京高裁でも棄却され、最高裁に特別抗告していた。
結婚後の姓を巡っては、平成8(1996)年に法相の諮問機関・法制審議会が、選択的夫婦別姓制度を盛り込んだ民法改正案を答申したが、法案提出には至らなかった。
2021年に入り自民党がワーキングチームを設置し本格的な議論が始まったが、実現への目処は立っていない。

■夫婦同姓の規定
民法750条は、結婚した夫婦は
「夫または妻の氏」
を名乗るよう規定。
戸籍法でも、結婚時に
「夫婦が称する氏」
を提出書類に記載するよう定めている。
昭和22(1947)年に改正される前の明治民法では
「家の姓を名乗る」
とされていた。
厚生労働省の統計では、平成27(2015)年に結婚した夫婦のうち、96%が夫の姓を選択。
改姓による社会的な不便・不利益が指摘されてきたことなどを背景に、夫婦が希望する場合には結婚後に姓を変えない
「選択的夫婦別姓制度」
の導入を求める声が強まっている。

夫婦別姓認めぬ最高裁判断「家族に一体感」安堵の声も
2021/6/23 20:45
https://www.sankei.com/article/20210623-CEFJAVRIAZIRPHCEU6S7ZFUAEI/
最高裁大法廷が2021年6月23日、6年前に続き、
「夫婦別姓」
を認めない民法の規定を
「合憲」
とする判断を示した。
この間の社会情勢や国民の意識の変化を踏まえつつ、国会に議論を委ねた形に。
「違憲」
となれば、新たな対応を迫られる現場からは安堵の声も聞かれた一方、申立人からは決定に不満が漏れた。
「結婚して姓が一緒になることで、家族としての一体感が生まれる」。
結婚生活40年以上になる東京都江東区の男性(71)は、合憲判断に納得の表情を浮かべた。
「子供のことを考えれば、両親が違う姓だと違和感を覚えるのではないか」
とも指摘した。
内閣府の平成29年の調査では、選択的夫婦別姓の導入に向けた法改正42.5%が賛成と答え、反対の29.3%を上回った。
ただ、賛成派に実際に別姓とするかを尋ねたところ、希望するが19.8%、希望しないが47.4%だった。
夫婦別姓が認められれば、子供への心理的影響も懸念される教育現場。
最高裁の決定に注目していた千代田区の幼稚園園長は
「途中で姓が変わった場合に、子供たちの間に動揺が広がらないようにケアするなど、新たな対応が必要になってくるだろうと思っていた」
と打ち明ける。
一方、先祖代々の墓を管理する寺院は、家族観の変化に危機感を抱いていた。
豊川稲荷(愛知県豊川市)によると、旧姓と結婚後の姓の両方を墓石に刻む女性が増えてきているといい、同寺の男性役員(53)は
「夫婦別姓になると、家という概念が失われる可能性がある」
「別姓が認められるのは難しいと思っていた」
と話した。
夫婦別姓には、財産をめぐる問題が持ち上がる可能性もある。
生命保険の受取人は原則戸籍上の配偶者や2親等以内の血縁者に限られており、ライフネット生命保険(東京)の担当者は
「姓が異なる場合、配偶者であることの確認が課題になる」。
同社では事実婚のパートナーらを保険金の受取人にできる仕組みを作っており、
「今後も社会の変化に合わせて検討していきたい」
と話した。

選択的夫婦別姓 社会混乱の引き金に 八木秀次×小島新一・大阪正論室長
ラジオ大阪ぶっちゃけ正論
2021/6/17 8:00
https://www.sankei.com/article/20210617-C2ELAEDPJ5MIHI5KLUORROEF4A/
■家族名が消える
小島
選択的夫婦別姓制度を導入すべきだという議論が昨年から国会で盛んになりました。
八木
選択的夫婦別姓とは、夫婦同姓、親子同姓という民法の考え方をふまえ、同姓にしたい人はこれまで通り同姓だけど、別姓にしたい夫婦は別姓を選んでもいい。
選択ができるという仕組みです。
一見よさそうに思えるんですよ。
小島
自分たち夫婦、家族は同姓でいたいと考えている人たちも、自分たちの同姓が守られるのならと考えてしまいますよね。
八木
ところが選択的であったとしても、その影響は別姓夫婦にとどまりません。
別姓では、1つの戸籍の中に2つの姓が存在することになります。
戸籍から、家族に共通の姓、ファミリーネーム、家族名がなくなるわけです。
小島
家族名がある戸籍とない戸籍、ある人とない人が共存することはないので、全体として家族名はなくなると。
八木
「氏名」の性格が根本的に変わるんです。
氏名とは、家族名に個人の名前を合わせたものです。
家族名がなくなれば、氏名は純粋な個人の名前になる。
すべての家族から家族名が奪われ、戸籍上、姓が同じ夫婦や子供も、各人の名前の上の部分が重なっているにすぎなくなる。
小島
たまたま上の名が同じということですね。
八木
ええ。
たいした問題ではないと思う人がいるかもしれませんが、社会制度や慣行に影響が及びます。
家族単位、世帯単位で主になされてきたものが崩れて個人単位になる。
■3つの姓から選択も
八木
別姓夫婦だと、子供の姓をいつ決めるのかという問題もあります。
兄弟姉妹で姓は統一なのか、バラバラなのか。
子供が1人だけだと、夫婦で子供の姓の取り合い、押し付け合いにならないか。
すでに結婚して同姓の夫婦も、1年あるいは3年の経過措置期間を設けて別姓を選ぶことができるとしています。
妻、あるいは夫が旧姓を名乗りたいとなった場合、夫婦の間に生まれた子供の姓の選び直しも行われることになる。
複数世代にわたる姓の変更を認めるのかという問題も想定されます。
子供のいる夫婦の妻側の母親、おばあちゃんが実家の姓に戻すという選択をした場合、連動して、妻の姓もおばあちゃんの旧姓に変えられるのか。
旧姓に戻す決断をしたおばあちゃんの娘である妻や孫は3つの姓から選ぶということになりかねない。
おばあちゃんの旧姓、夫の姓、妻の旧姓です。
小島
社会が大混乱しますね。
八木
自民党内では一時、選択的夫婦別姓の導入機運が高まりましたが、こうした現実的な問題点への理解が広まり、賛成意見はしぼみつつあります。

櫻井よしこ氏「保守政党らしからぬ提言に危機感」
2021/5/19 16:40
https://www.sankei.com/article/20210519-FRWVDCNTRVN7PLO57QDGPU2CK4/
選択的夫婦別姓制度の導入に慎重な自民党有志議員を中心に作る
「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」
が2021年5月19日、ジャーナリストの櫻井よしこ、麗澤大学教授の八木秀次の両氏を講師に招いて国会内で会合を開いた。
櫻井氏は
「保守政党としての自民党の矜持」
と題して講演。
安倍晋三政権から菅義偉政権に代わったことで党内に変化が生じていると指摘し、
「保守政党らしからぬ政策提言、法案の提出、そしてそれを通そうとする非常に強い動きに大変な危機感を感じている」
と強調した。
「保守は、よりよい社会や国をつくるために変化はするが、その本質は変えず守っていくことだ」
とも語った。
八木氏は、選択的夫婦別姓を導入した場合の課題について
「多くの人は子供の氏が決まらないことや、氏の取り合いが起こることを懸念して結婚や出産を躊躇する」
「逆に少子化が進む可能性がある」
と指摘。
「現在の戸籍制度の下では、旧姓の通称使用を拡充することが最も現実的な解決策だ」
と訴えた。
一方、会合ではLGBTなど性的少数者をめぐる
「理解増進」
法案についても取り上げられた。
法案をめぐっては、稲田朋美元防衛相が委員長を務める
「性的指向・性自認に関する特命委員会」
が中心となり、立憲民主党などと協議して今国会での成立を目指している。
これについて、山谷えり子参院議員は
「もともとの自民党案は国柄に基づいた内容だったが、超党派の議員立法でガラッと哲学がかわってしまった」
「自民党として認めるには大きな議論が必要だ」
と語った。

異論暴論
正論6月号好評販売中 やるべきことは「夫婦別姓」か?
2021/5/3 10:00
https://www.sankei.com/article/20210503-QHTMRK3OE5KWVOEUGDN5FVJWZE/
自民党内で選択的夫婦別姓をめぐる論議が起きている。
推進論者からは結婚に伴う改姓によって生じる生活上の不都合や不便が強調されるのだが、そもそも夫婦が別姓になれば親子は別姓を余儀なくされる。
これまでの家族観や結婚観は変わり、子供に与える影響も無視できないはずだ。
正論2021年6月号では
「やるべきことは『夫婦別姓』か?」
を特集した。
高市早苗衆院議員(自民党)は、自民党のこれまでの選挙公約の実現に向け、自身が起草した
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
の成立の必要性を強調する。
高橋史朗・麗澤大学大学院客員教授と池谷和子・長崎大学准教授の論文は、推進者たちの主張の見せ方がいかに一面的で、良い面ばかりが強調されたものかを考えさせられる。
ジャーナリスト、平野まつじ氏は夫婦別姓が現実になると、何がもたらされ、どんな弊害が起こるのか、具体的に考えた。
子供の最善の利益をどうするか、という視点がいかに蔑ろにされ、議論のあり方として極めて危ういかがわかる。
党内で提唱される
「婚前氏続称制度」
「ミドルネーム案(結合氏制度)」
など歯牙にかけるに値しない。
選択的であろうが、夫婦別姓の導入は必要ない。

正論
国民の大多数は夫婦別姓望まず 国士舘大学特任教授 日本大学名誉教授・百地章
2021/7/6 8:00
https://www.sankei.com/article/20210706-2KVYJSZJQNPT3OSBPGFYEMTHXA/
■最高裁は合憲判断を維持
2021年6月23日、最高裁大法廷は予想通り夫婦同姓(氏)制は憲法に違反しないと判断した。
しかも合憲とした裁判官は11人と前回の平成27年判決より1人増えている。
平成27年の最高裁判決は、氏には
「家族の呼称」
としての意義があり、その呼称を一つに定める夫婦同姓制には合理性があるとして現行制度を合憲とした。
その上で、夫婦の姓の在り方は国会で判断すべきだとして、国会の立法政策に委ねた。
今回の最高裁決定は、この平成27年判決の立場を維持し、夫婦同姓を定めた民法750条や戸籍法を合憲とした上で、その後の社会の変化や国民の意識の変化を踏まえても、合憲判断を変更する必要はないとした。
これも妥当と言えよう。
ところがマスメディアの中には各種世論調査を引き合いに、別姓支持が国民多数の声であり、夫婦別姓の実現へと誘導するような報道があふれている。
そのため同姓支持を主張することがはばかられるような雰囲気さえある。
確かに内閣府の調査でも別姓支持が平成24年には35.5%だったものが、平成29年には42.5%に増加しており、その傾向は否定できない。
しかし、平成29年の調査でも、
「夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきだ」が29.3%、
「夫婦は必ず同じ名字を名乗るべきだが旧姓を通称として使用するのは構わない」が24.4%
あった。
つまり、同姓支持は計53.7%もあり、別姓支持を上回っている。
■別姓望む国民はわずか8%
さらに、別姓支持者の中で自ら
「別姓を希望する」と答えた者は19.8%
にとどまる。
つまり、別姓希望者は支持者(42.5%)の19.8%だから全体でいえば0.08、つまり国民のわずか8%が別姓を希望しているだけである。
平成24年の調査でも別姓希望者は全体の8%にすぎないから、別姓希望者は全く増えていないことが分かる。
そのようなごく少数の希望者のために、明治以来120年以上の伝統を有し、国民の中に広く定着している夫婦同姓制度を改正してしまうのは乱暴ではないか。
この問題は慎重な上にも慎重に対処すべきだ。
夫婦別姓希望者のために、現在では運転免許証、パスポート、さらにマイナンバーカードまで、旧姓を通称として併記することが認められている。
だから、日常生活における彼らの不便はほぼ解消しているはずだ。
にもかかわらず彼らが別姓にこだわるのはなぜか。
今回の決定において反対意見を述べた裁判官の中には、
「家族」
の定義は不明確であるとして否定的に解し、
「姓」

「個人の呼称」
の一部と考えて、夫婦同姓制度は
「個人の尊厳」
の侵害に当たると主張する者もいる。
■「家族呼称」か「個人呼称」か
確かに、憲法24条2項は家族について
「個人の尊厳と両性の本質的平等」
に立脚して制定するよう定めているが、憲法は
「家族の保護」
を否定するものではない。
それどころか、憲法制定時の議会においては
「従来の良き意味の家族制度はどこまでも尊重していかなければならぬ」
(木村篤太郎司法大臣)
との答弁がある。
わが国が批准している国際人権規約でも
「できる限り広範な保護及び援助が、社会の自然かつ基礎的な単位である家族に対し…与えられるべきである」
としている。
それ故、わが国の家族制度は、
「個人の尊厳」

「家族の保護」
によって支えられていると見なければならない。
だからこそ、平成27年の最高裁大法廷判決も、
「家族は社会の自然的かつ基礎的な集団単位であり、氏には家族の呼称としての意義があり、氏の在り方については国の伝統や国民感情を含め総合的な判断によって定められるべきである」
とした。
それでは、家族制度の基本にかかわる
「姓(名字)」
について、国民はどのように考えているだろうか。
先の内閣府の調査(平成29年)によれば、国民の56.9%は姓を
「先祖から受け継がれてきた名称」
ないし
「夫婦を中心とした家族の名称」
と答えている。
これに対して姓は
「他の人と区別して自分を表す名称の一部」
と考える者は、全体のわずか13.4%にすぎない。
つまり、姓を
「個人の呼称」
の一部と考え、
「個人の尊厳」
を強調する反対意見は、姓を先祖伝来の
「家」

「家族」
の呼称と考える多数国民の意識と相当ズレていることが分かる。
以前、本欄で述べたように夫婦の姓をどう決めるかは、個人個人の問題であると同時に、わが国の家族制度の基本にかかわる公的制度の問題である。
しかも選択的夫婦別姓制は
「ファミリー・ネームの廃止」
につながり
「戸籍解体」
の恐れさえある(「『戸籍の解体』を招く夫婦別姓制」2021年3月29日)。
したがって、自らは希望しないにもかかわらず、
「選択的だから」
「望む人が別姓を名乗るだけだから」
などといった安易な発想で賛成してしまうのは、推進派を利するだけであり、非常に疑問といわざるを得ないであろう。

次世代の党、夫婦同姓規定「合憲」判断を「歓迎」
2015/12/16 19:12
https://www.sankei.com/article/20151216-JTCPST5AN5IUNNFTBEMB2AHLCU/
次世代の党は2015年12月16日、最高裁が夫婦別姓を認めない民法の規定を合憲と判断したことについて、中野正志幹事長名で
「判断を歓迎する」
との談話を出した。
談話では
「日本社会においては、夫婦、親子が同じ姓を名乗ることが家族の基本であり、家族の一体感を高めてきた」
「一方、夫婦別姓を求める運動では、家族が同じ姓を名乗ることを子供が望んでいることは省みられていない」
と指摘。
その上で
「日本は、既に職場などでの通称使用(旧姓使用)が否定されない社会になった」
「旧姓に拘りを持つ方は通称を用いることが可能であるし、結婚時に夫が妻の姓を選択することも可能である」
としている。

夫婦同姓規定は合憲 再婚禁止6カ月は違憲 最高裁が初判断
2015/12/16 15:24
https://www.sankei.com/article/20151216-EIZGWR6BTRIYTNB6YH7JAHKFYU/
【産経新聞号外】夫婦同姓「合憲」[PDF]
https://www.sankei.com/module/edit/pdf/2015/12/20151216iken.pdf
民法で定めた
「夫婦別姓を認めない」
とする規定の違憲性が争われた訴訟の上告審判決で最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は2015年12月16日、
「規定は合憲」
とする初めての判断を示した上で、原告側の請求を棄却した。
原告は
「時代の変化に従って選択的夫婦別姓を認めるべきだ」
などと主張したが、
「夫婦や親子など家族の在り方が損なわれる」
との慎重論は多く、世論調査も賛成・反対が拮抗してきた。
一方、
「女性は離婚後6カ月間、再婚できない」
とする規定を巡る訴訟で、大法廷は
「規定は違憲」
と初判断。
100日間を超える部分は違憲だとしたことで、国は法改正を迫られる。
最高裁が法律を違憲と判断したのは戦後10件目。
夫婦の姓について原告側は
「選択的夫婦別姓を認めないことは、婚姻の自由を不合理に制約していて、両性の本質的平等に立脚していない」
と主張。
「規定は違憲で、国会の高度な立法不作為に当たる」
と指摘していた。
国側は
「民法では、結婚後にどちらの姓を名乗るかについて、夫婦の協議による決定に委ねている」
「婚姻の自由や男女の平等を侵害していない」
と反論。
規定に違憲性はなく国会の立法不作為にも当たらないと主張していた。
両規定を巡っては、法相の諮問機関の法制審議会が平成8年、選択的夫婦別姓を導入し、再婚禁止期間も100日に短縮するよう答申した。
しかし、国会や世論の反対が多く、改正は見送られた。
民主党政権時代にも改正の動きがあったが、閣内の反対などで法案提出には至っていない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c42
コメント [自然災害23]
5. 阿部史郎[1529] iKKVlI5qmFk 2025年2月24日 14:11:28 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[592]
NASAは小惑星「2024YR4」2032年12月22日に地球に衝突する確率が
2月20日→0.28%に下がったと発表
1月29日→1%以上、2月18日に3.1%に上昇していたnikkei.com/article/DGXZQO…
インドなどリスク高(3枚目)人口削減の一環?euronews.com/next/2025/02/1…
NASAの壮大な宇宙詐欺は終わる気配
rapt-plusalpha.com/73322/
http://www.asyura2.com/23/jisin23/msg/139.html#c5
コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
25. 弥次郎1[284] lu2On5hZMQ 2025年2月24日 14:13:06 : HA43CPpgHg : SW9hRU1rVWkuWjI=[294]
グローバリスト達の永年の悲願は、自分達が主導する「隠れ全体主義」による人類支配だった
COVID-19による人口削減を含むこのグレートリセット計画がいよいよ決行されたのが5年前
経済破壊や食糧危機を人為的を起こし、人々を超管理体制に従わざるを得ない状況へ誘導した
しかしこれに乗らないロシア、プーチンが邪魔になり、ウクライナを火種に戦争を仕掛けたが
経済制裁も情報工作も全て上滑り、さらには西側欧米でこのグレートリセットへの怒りが爆発
伊で保守政権誕生、トランプが米大統領に返り咲き、独でも保守野党が次期政権主導へと躍進

民主主義、人道主義の皮を被った全体主義より一見帝国主義に見える自由主義の方がまだマシ
今のところそういった風潮があり、これが西側の人々の意識を徐々に変容させつつあるようだ
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c25

コメント [国際35] CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
9. transimpex[-4173] gpSCkoKBgo6Ck4KJgo2CkIKFgpg 2025年2月24日 14:15:44 : ImqRVe7Krc : SWI0QkVsTEVmOUk=[201]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

No.8 あんたの言う馬鹿ウヨとは、、保守を謳っている創価の朝鮮部落民の事?

去年も同じ様な投稿をしてましたね。

出自はバレている。

勝手に居座っている外国人の事・財務省解体と言っている連中は、、

以前から不法に居座る害来腫では?

先ず、、あんた達から自国へ帰る時。

宗教解体と帰国。

皇室制度廃止と半島との国交断交。

本当の日本人の為の国へと再生。

戦後80年経ったとほざく、、、創価の偽者天皇他、、潔く座を降りて、、

責任を取れ。

平和は、、先人達の犠牲の下にある。

日本人にだけ、、責任を押し付けて好き放題して来た連中と去れ。

日本は、、これから、、特権も利権も無くし、、まともな日本人の為の国へと

向かう。

おかしな国が日本人にして来た事は、、外国勢の利権の為の物と解かる。

宗教も含めて。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/319.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK296]
1. 赤かぶ[237728] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:20:49 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2827]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK296]
3. 赤かぶ[237730] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:22:50 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2829]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296]
4. 赤かぶ[237731] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:23:40 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2830]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK296]
5. 赤かぶ[237732] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:24:24 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2831]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c5
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6. 赤かぶ[237733] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:30:35 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2832]
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授業料値上げ・定員割れ懸念も…自公が維新に大幅譲歩か 予算成立へ“大筋合意”【報道ステーション】(2025年2月21日)

2025/02/22 ANNnewsCH

予算案をめぐって詰めの協議が続いていましたが、教育無償化などを盛り込んだ、合意文書案について自民・公明・維新の3党が大筋で合意しました。来週にも党首会談を開いて、最終合意を目指します。

■文言を明確に…吉村代表が指示

国会内の一室では21日も自民・公明・維新の3党の政調会長が向き合っていました。3党はすでに教育無償化の実現に向けて大筋では合意しています。残された問題は、それをどう合意文書に盛り込のか。協議に先立ち、維新の会・吉村代表はリモートで次々と指示を出していました。

日本維新の会 青柳仁士政調会長
「合意文書である以上は実行する・合意を履行するとはっきりさせた形にしてほしい。教育無償化の私立加算引き上げがいくらになるか明示すべき。吉村代表から重要な点について話があった」

支援額を明確に書き込みたい維新。対する自公はある程度、解釈の幅を持てるような表現に落ち着かせたい考えです。協議が始まって1時間半後、3人は握手を交わしました。

自民党 小野寺五典政調会長
「私ども3党の政調会のメンバーで長時間議論を尽くしてまいりました。とてもいい内容に仕上げていくことができたと思っております。改めて各党の皆様の知恵に感謝を申し上げます。ありがとうございました」

■自公が維新に大幅譲歩か

判明している主な内容です。私立高校に通う世帯への支援金の上限額については、来年4月から「45万7000円に引き上げる」と明記。維新が掲げる「医療費総額を年間4兆円削減する」という目標を踏まえ、3党の協議体を設置することも盛り込まれました。自公が維新の要求を大きく飲んだ格好です。

もちろん自公が得た果実もあります。新年度の予算案について「所要の修正を行った上で年度内の早期に成立させる」という文言を盛り込むことができました。これで石破政権の懸案だった新年度予算の成立にめどが立ちました。

この成果を石破総理に報告するため、早速官邸に向かった小野寺政調会長。こう声をかけられたといいます。

自民党 小野寺五典政調会長
「総理からは『よくまとめていただきました』とねぎらいの声がありました。多くの子どもたちの未来が開ける、それが大切だと思います」

■「授業料値上げ」「定員割れ」懸念

ただ、21日の衆議院予算委員会では、自民党内から懸念の声が上がりました。

自民党 柴山昌彦元文部科学大臣
「私立高校については、授業料の補助によって授業料の便乗値上げを招くのではないかとの懸念も様々な所から示されています」

石破茂総理大臣
「ご指摘の便乗値上げということがあって良いとは全く思っていません。そういうことがないように私どももよく注意をしていきたい」

「定員割れとなる公立高校が増え、教育の質に影響を及ぼしかねない」といった指摘もなされました。

自民党 柴山昌彦元文部科学大臣
「無償化に伴う副作用をしっかり精査をしていただいて、どのような制度設計が望ましいのかということを慎重に検討していただきたいと強く要望します」

石破茂総理大臣
「地方において、そんなに私立高校が多くあるわけではないです。公立から私立へとシフトが起こることも予想できることで、公立高校に対する支援は制度の在り方も含めてきちんと確保していかなければならない」

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c6
コメント [医療崩壊13] トランプ大統領、ワクチンを拒否し自閉症流行を回避したアーミッシュを称賛:「驚くほど健康的」 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
9. transimpex[-4172] gpSCkoKBgo6Ck4KJgo2CkIKFgpg 2025年2月24日 14:31:02 : ImqRVe7Krc : SWI0QkVsTEVmOUk=[202]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

No.8 それは、、あんた達の仲間の創価朝鮮部落民の信者の連中の事では?

直ぐに洗脳されて、、お金の為に動く、、民族性を醸し出す。

という事で、、アーミッシュは、、ドイツに居たユダヤ系? ユダヤ人の流れ。

そういう連中の〇〇。

日本でも、、半島勢が色々と、、同じ血の連中のパフォーマンスが見れる。

そういう事なのですよ。

陰謀は、、昔から存在する、、但し、〇〇〇〇〇〇〇〇〇人間は、、入れ替わり

があるでしょうが。

宗教解体と帰国。

皇室制度廃止と半島との国交断交。

明治政府に入っていた連中を調べて御覧なさい、、その前後の歴史も。

日本の上が馬鹿と腐った連中が紛れ込んでいる事を。

という事で、、本格的な膿出しの時が来ただけの話。

昔から、、害国勢が日本人と日本を狙っていた、、宗教関係も。

後、、三番目に落とされる都市? 本当は、、広島ではなく、、大阪だったと

聞いています、、動画で平気で嘘を言っている人達?

歴史は、、自分で調べる事と昔の人達が言っていた事を聞く事。

真実は、、一般の日本人のバトンタッチの言い伝えにある。、
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/500.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK296]
7. 赤かぶ[237734] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:32:35 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2833]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK296]
8. 赤かぶ[237735] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:33:27 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2834]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK296]
9. 赤かぶ[237736] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:34:23 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2835]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c9
コメント [医療崩壊13] 論文 「COVID-19 mRNAワクチンの経胎盤移行: ワクチン接種後の胎盤、母体、および臍帯血分析から得られたエビデンス」  魑魅魍魎男
3. 5915[704] glSCWIJQglQ 2025年2月24日 14:34:36 : j8hP1l7VbY : NHliQ20yZi9OVjI=[1]
   
 
是非
モーニングショーで取り上げてください
 
   
 
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/501.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296]
10. 赤かぶ[237737] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:38:55 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2836]
<■80行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

予算案成立にめど 自公と維新が週内にも党首会談、合意文書に署名へ【知ってもっと】
【グッド!モーニング】(2025年2月24日)


2025/02/24 ANNnewsCH

 少数与党のもとでの2025年度予算の成立にめどが立ちつつあります。自民、公明、それに日本維新の会が今週にも党首会談を行い、合意文書に署名する見通しです。

■維新は新年度予算案について大筋合意

 霞が関では週末にかけて、政府を批判する声が響き渡りました。21日の夕方には財務省の前に数百人規模、22日の昼すぎには厚生労働省の前で数十人のデモが続きました。

 負担が大きいとあえぐその声は、届いているのでしょうか?

 国会では今まさに、4月からの2025年度予算案が審議の真っただ中。

 与党にとって手を組みたい相手の一つが、日本維新の会。維新の会が先週、強調したのは。

日本維新の会 浅田均参院会長
「私たちは野党です。だから当然、政府与党の予算に関しては反対という立場であるべきだと思っています」

 一方、日本維新の会の吉村洋文代表は21日…。

吉村代表 民放の番組
「政党というのは僕は、政策を実現するためにあると思っています。国会で理想論を語って気持ちよくなって終了というのは、僕は嫌いなんです」

 同じ日に維新の会は、公約である「教育無償化」と「社会保険料の引き下げ」が盛り込まれたとして、新年度予算案について与党と大筋合意しました。

■年収の壁めぐる制限案に…国民民主「公平ではない」

 一方、維新と国会の主導権を争う国民民主党は、「年収の壁」を巡る与党との協議の道筋が見えない状況で、いらだつ言葉も聞こえてきます。

 先週の3党協議で公明党は、所得税を課すかどうかの境目となる「年収の壁」の見直し案として、850万円以下と年収制限をかけ、4段階に分ける案を提示しました。この案に対して国民民主党側は…。

国民民主党 古川元久税制調査会長
「所得制限をつけるところが公平でもないし、中立でもないし、簡素でもない。むしろ、ますます基本原則からちょっと外れてしまっているのではないか」

 町の人に話を聞くと、“対象外”となる年収850万円超えの人たちから不満の声も…。

自営業 年収850万円以上
「年収850万円という数字の根拠がピンとこない」

50代 自営業 年収850万円以上
「働き損みたいな感じはある」

30代 会社員 年収850万円以上
「額面と手取りが、だいぶ差がある。(所得税が)減ってほしい。これ以上税金を増やす傾向はやめていただきたい」

(「グッド!モーニング」2025年2月24日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK296]
11. 赤かぶ[237738] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:44:50 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2837]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK296]
12. 赤かぶ[237739] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:45:55 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2838]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK296]
13. 赤かぶ[237740] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:46:57 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2839]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK296]
14. 赤かぶ[237741] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:50:39 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2840]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK296]
15. 赤かぶ[237742] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:53:04 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2841]
<△20行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c15
コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
26. 減らず口減らん坊[972] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2025年2月24日 14:53:07 : X6lPzFlw4s : MzhpRUNCRER3U3M=[53]
ま、実際、Z世代の「新団塊」どもは全体主義者の集団だしな
洗脳がうまく行ったって事だろう
「立憲民主党は反対しかしないから嫌い」という内容のツイッターやYoutube動画に10万越えの「いいね」が初日で付くんだからね
要は、野党に「野党としての仕事をするな」と言ってるわけよ
これを、「全体主義」と言わずして何というのだろうかね?
もう、別の言い方をするなら「ファシズム」という言葉を使うしかない状況だな
小沢主導の「れいわの大政翼賛会」は実現間近であり、「総統ヤバい、もうハイルしかない」という状況だという事である
あ〜あ、「老いも若きも馬鹿の団塊ども」のせいで日本がまた滅んだわwww
処置無しだね・・・
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK296]
16. 赤かぶ[237743] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:54:36 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2842]
<△21行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK296]
17. 赤かぶ[237744] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:55:52 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2843]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK296]
18. 赤かぶ[237745] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:56:57 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2844]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK296] 予算採決、聴取実施が前提 立民野田代表、自民裏金巡り(東京新聞 TOKYO Web) 達人が世直し
2. 天元[900] k1aMsw 2025年2月24日 14:56:57 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1323]
裏金作りの再開を決めた当時の安部派幹部は、分からないの一点を繰り返すだけ。

そこで当時の安部派の会計責任者を参考人として招致して聞くことを委員会で決め自民党は了解した。その条件として本人は議員ではない、高齢、立場を考慮して非公開、ホテルでの実施、議員参加人数の制限を提案して了解を得た約束。

それを、招致前日になって中止を求めてきた自民党。多分安部派による
本人に対する圧力があったと考えられるとのこと。

政治には金が掛かる、との前提で、企業との癒着の恐れのある企業献金を公開を理由に断固として企業献金廃止に反対する自民党。企業献金を独り占めして止めようとしない自民党の金権政治は更に続いて行くだろう。

金権政治を変えるには政権交代しかない。

裏金とは、公開を前提とする政治資金を公開しないで自己都合に使用するお金である。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/676.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK296]
19. 赤かぶ[237746] kNSCqYLU 2025年2月24日 14:57:40 : W0GrVfGMvE : Q2xuNEQyV3ZJN2M=[2845]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/677.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK296] 泉房穂氏 消費税率ゼロ%へ“剛腕政治家”とのタッグに意欲「近いうちに相談に伺わせていただこうと」(スポニチアネックス) 達人が世直し
43. ノーサイド[3909] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 14:58:14 : jB68hiWtzc : YkZYZ3lPTEtVU1E=[3]

”税”は入るところに課すか、出るところに課すか、重要な論点だな。
  
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/670.html#c43
コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
43. [3195] iKQ 2025年2月24日 14:59:00 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3196]

 葦さん  今回の件をよく勉強して

 次回は 失敗しないようにね〜〜〜 頑張ってください!!

 
 私 失敗しないので 私 失敗しないので 私 失敗しないのよ

 

 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c43

コメント [NWO7] トランプ大統領 支持率45% 就任時と同水準「支持しない」51% (NHK)  魑魅魍魎男
13. [3196] iKQ 2025年2月24日 15:02:24 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[3197]

 ついでに 

 トランプ

 ハリス

 バイデン 

 のも 上げてちょ
 
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/745.html#c13

コメント [戦争b25] ロ=悪・ウ=善図式は完全な誤り(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
27. ユダアメから独立せよ[29] g4aDX4NBg4GCqYLnk8aXp4K5guY 2025年2月24日 15:07:22 : X7tSSM31FY : VElZREc2YlJSckk=[1]
<▽49行くらい>

ゼレンスキー政権で

「彼らは多くの暴力を犯した。多くの人が殺された。非戦闘員もゼレンスキー政権によって殺された」

↑「デマだよ、コレ。」w


ゼレンスキーはコメディアンで

ただ、政治的経験がなさすぎて、ロシアとアメリカが裏で手を結んでいたことに気が付かず、ハメられたということだ。


「米国は、ウクライナが鉱物資源協定に署名しない場合、スターリンクを遮断すると脅迫している。」

↑これは正しい。

しかも、「アメリカは軍事支援した金額の4倍の金額を賠償しろ!!」

    「ウクライナの資源の掘削件の半分をよこせ!!」

と脅迫している。

「(もう半分はロシア、プーチンの取り分だからね。w)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

イラスト【 レアアースのあるウクライナ、ロシア、EU、アメリカのハイエナどもに食われそうだ 】

https://cdn5.vectorstock.com/i/1000x1000/47/79/europe-america-and-russia-want-to-eat-a-ukraine-vector-2014779.jpg


イラスト【トランプはプーチンが大好き?? そしてNATOをウクライナの山分けから追い出した】

https://www.sgvtribune.com/wp-content/uploads/2018/08/213365_600.jpg?w=600


↓実際のトランプとプーチンの様子

https://images.firstpost.com/uploads/2024/11/Trump-Putin-G20-Reuters-2024-11-c2f6c8b1efcff6de9b3f29efeab71bb9.jpg?im=FitAndFill=(1200,675)


【 ロシアとアメリカで、ウクライナの資源を山分けだ・・・かわいそうなウクライナ 】←(コレ、はじめっから計画どうりだろ!)

https://mediaproxy.salon.com/width/1200/https://media.salon.com/2022/05/portion-control-0502221.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


チェルノブイリ原発事故の尻拭いをしたくない当時の旧ソビエトはウクライナを切り捨てた。(表向きは独立)

しかしウクライナにレアアースがあると知るなり「ウクライナがNATOに加わろうとする」ことを理由にウクライナに侵攻をし始めた。

恐らくは、初めからアメリカとロシアがウクライナの豊富な資源を略奪するために仕組まれたシナリオだったのだろう。

まんまと罠にかかったゼレンスキーウクライナ・・・。

明日はわが身だと、日本国民よ、よく見るがいい。


理由はどんなことであれ、一度戦争を始めると、世界中から食い物にされる・・・これが戦争に巻き込まれた国の末路だ。

【 ジョセフ・ナイの「対日超党派報告書」にある通り、アメリカは、日本の海域にある東シナ海の豊富な資源を狙っている。】

http://www.fuyuu.com/home35/josephnye.html

ウクライナを教訓に、日本はいかなることがあっても戦争に加わってはならない。



http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/890.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK296] 兵庫・竹内元県議に対する誹謗中傷の拡散 きっかけのひとつの“文書”は誰が作成し、誰が立花孝志氏に渡したのか 証言をもとに… 赤かぶ
44. ノーサイド[3910] g22BW4NUg0ODaA 2025年2月24日 15:11:45 : jB68hiWtzc : YkZYZ3lPTEtVU1E=[4]

竹内元県議は誹謗中傷メッセージ全てに目を通していたのだろうか?。

たぶん、ほとんど目を通していなかったのではないのか?。
(大笑)

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/675.html#c44

コメント [医療崩壊13] トランプ大統領、ワクチンを拒否し自閉症流行を回避したアーミッシュを称賛:「驚くほど健康的」 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
10. ユダアメから独立せよ[30] g4aDX4NBg4GCqYLnk8aXp4K5guY 2025年2月24日 15:12:44 : X7tSSM31FY : VElZREc2YlJSckk=[2]

【 トランプはファイザーCEOを素晴らしい人物と賞賛 】

https://genkimaru1.livedoor.blog/archives/2327658.html


トランプやイーロンマスクは常にダブルスタンダードで、

情報の攪乱をする。

彼らの一言一言に振り回されてはいけない。

判断に困ったときは、彼らの言うことではなく、やっていることに注目すべきだ。

それが彼らの真実だ。



http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/500.html#c10

   

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