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2025年2月07日10時18分 〜
記事 [政治・選挙・NHK296] 「減税反対」を鮮明にした立憲民主党・野田佳彦代表、党内からの批判を執行部は黙殺 好機ととらえた財務官僚は「どう自分たちの政策をやってもらうか」とアプローチ(マネーポスト WEB)
https://www.moneypost.jp/1237110







一つの記事が立憲民主党の「不都合な真実」を暴く。


「いつ、なぜ、この党は減税反対に豹変したのか。」

江田憲司氏が、その舞台裏を怒りを込めて語っている。

野田執行部が党内議論がないまま、それまでの党の方針「時限的消費税減税」を勝手に撤回したと・・・。


またかよ。・・・まただよ。


民主党時代、党内議論がまとまらないまま、独善的に消費税増税を主導した野田氏。

結果は有権者から鉄槌を喰らって、解散総選挙で壊滅的な惨敗、そして下野。

結局は民主党を消滅させた。


多くの戦友が野垂れ死ぬ中、その後の野田氏は一人、安定して連続当選。

まさに財務省の走狗、「一将功成りて万骨枯る」。


臆面もなく、裏の顔が再び表に現れてきた。


「・・・小人は面 (おもて)を革 (あらた)む。」





以下に記事の全文を転載する。


来年度予算で国民民主党が求める減税政策がどこまで採用されるかに注目が集まっているが、それに後ろ向きなのは自民党だけではなかった。自民に対抗するはずの野党第一党・立憲民主党の野田佳彦代表が“減税つぶし”を画策する財務省の走狗〈エージェント〉となっている疑惑が浮上したのだ。【全3回の第1回】

「減税反対」を鮮明にした立憲民主党

 国民民主党は「手取りを増やす」と年収の壁引き上げによる減税や消費税5%への引き下げを主張し、日本維新の会は消費税8%を公約。野党各党が物価高騰に苦しむ国民への減税を掲げるなかで、なぜか野党第一党の立憲民主党だけが自民党に助け船を出すように「減税反対」を鮮明にしている。


 野田佳彦・代表は1月22日、会見で減税論をこう批判した。

「減税を訴えたほうが選挙に有利で野党連携もしやすいが、それでいいのか。未来世代から搾取する政治はやめるべきだ」

 その前日の21日には、同党の小川淳也・幹事長も会見でこう言ったのだ。

「減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている。これは政治不信の極まった姿であり、痛切にその責任を感じている」

 物価高騰で生活が苦しいから国民が減税を求めるのは「未来世代からの搾取」で「政治不信の姿」なのか。

 立憲民主は社民党など野党4党で消費税率を5%に引き下げる「時限的消費税減税法案」を提出したり、党内では、「食料品の消費税ゼロ%を実現する会」(ゼロの会)が発足して執行部に消費税減税を求めている。

 いつ、なぜ、この党は減税反対に豹変したのか。

 立憲民主党の元代表代行で「ゼロの会」会長の江田憲司氏が、この党が減税反対に回った舞台裏をぶちまける。

「昨年10月の衆院解散までは時限的に消費税を5%に下げるのが我が党の方針だったんです。それを野田執行部が何の説明責任も果たさず勝手に撤回したのが現状です。

 現在、立憲民主党の支持率がどんどん下がり、国民民主が野党支持率トップになっているが、理由ははっきりしている。物価高に苦しむ国民生活を守るための、消費減税を含む国民に寄り添う経済政策を出していないことに尽きる。本当に政権交代を目指すのであれば、食料品消費税ゼロ%ぐらいは公約に入れないと、と我々は声を上げたが、聞き入れられない。野田代表は消費税減税に極めて消極的な態度なんです」

 通常国会召集日である1月24日の同党の両院議員総会でも、「消費減税を含めた路線がなくなり、SNSでは立憲民主は増税政党と言われている」との批判が上がったが、執行部は黙殺したという。

 そんな立憲民主の状況にニンマリしているのが財務官僚たちだ。財務省担当記者が言う。

「財務省にとって野田さんは自分たちの最大の理解者で、首相時代に消費税を2回も上げる基礎をつくってくれた大恩人でもある。財務官僚たちは減税を主張して国民の人気が高い国民民主を非常に煙たく思っているから、『早く野田さんの時代が来てほしい』と本気で言っている。彼らは今、野田さんにどうアプローチして自分たちの政策をやってもらうか懸命に動いていますよ」


記事の転載はここまで。


「・・・財務省の走狗〈エージェント〉となっている疑惑・・・」

ここまで書かれてしまったら、政治生命も危うい。

“減税つぶし”と言えば財務省。

その“減税つぶし”に、何故か躍起になる立憲民主党・野田代表の姿が見苦しく、操られる姿は痛々しい。

疑惑が真実であれば、「官僚に飼いならされた政治屋」として、憲政史上にもう一つ汚名を刻むことになる。

同党の両院議員総会での批判も「黙殺」したという野田氏と党執行部。

その有様は、党内民主主義も破壊され、ガバナンスすらも消滅した政党の断末魔の様相だ。

参議院選挙までには、否応なしに真実が明らかになる。

立憲民主党が、これまでの党の方針「時限的消費税減税」に戻れるかどうか。

そのことが、党存続の試金石となるのだろう。

このまま、“減税つぶし”に励む代表を抱えたままでいけば、有権者の支持が集まる道理はない。

その時は立憲民主党に激震が走ることは必定。


歴史は繰り返すという。


「一将功成りて万骨枯る」

みすみす再現を許すのか。

万骨とは、すなわち経済的困窮に苦しむ庶民の屍。


真っ平だ。









http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/590.html
記事 [政治・選挙・NHK296] 「法律のプロ」を自称…趣味の本人訴訟で「反社会的カルト」のお墨付き 立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか(日刊ゲンダイ)

「法律のプロ」を自称…趣味の本人訴訟で「反社会的カルト」のお墨付き 立花孝志はなぜ選挙モンスターになったのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367383
2025/02/07 日刊ゲンダイ


いまなお参院に2議席(C)日刊ゲンダイ

 政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の党首・立花孝志は、「法律のプロ」を自称する。大学の法学部に通ったこともなければ、司法試験を受けたこともないが、本人訴訟が趣味。2、3日に1回は何かしらの提訴をしている。

 訴額はいつも160万円なので、立花の出費は収入印紙代などを合わせても2万円前後。一方、訴えられた側が弁護士を代理人に立てようとすれば、どんなに安くても50万円くらいは要してしまう。あまりにアンフェアなので、大半は裁判を回避するために投稿を削除したり、立花に言及しなくなる。

 ところが、筆者のように批判記事を書き続けると、事あるごとに裁判を仕掛けられる。「ちだい君を破産させる」と宣言され、2018年6月にスラップ訴訟を起こされた。以来、その数は10件にのぼる。それぞれ勝訴するたび控訴してくるため、千葉・館山で家を買えるくらいの裁判費用がかかっている。

「反社会的カルト集団」表現は名誉毀損だと訴えるも

 昨年は「反社会的カルト集団」という表現は名誉毀損だとして、N国党を通じて訴えられた。東京地裁が11月に下した判決は、立花らの損害賠償請求の棄却。敗訴だ。N国党の数々の犯罪行為や不法行為をめぐり、筆者が答弁書とともに提出した証拠18件のうち17件が「真実」だと認められた。この裁判では「サリンを撒かないオウム真理教のようなもの」という表現についても合わせて審理されたが、論評の域を逸脱していないと結論づけられた。

 良識の府とされる参院に2議席を持つ政治団体について、このような表現をしても名誉毀損に当たらないということは、よほど危険な集団として認知されている証左。批判を封じるために裁判に持ち込み、ネットで「ちだい被告」などと呼び、悪人扱いしたものの、見事に返り討ちに遭い、「反社会的カルト集団」のお墨付きをもらったというのが事の顛末だ。彼らを放置していいわけがない。(敬称略=つづく)

▽選挙ウォッチャー ちだい 全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、昨年11月に1審勝訴。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁(日刊ゲンダイ)


26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367405
2025/02/07 日刊ゲンダイ


「噴水はお台場だけじゃない」/(C)日刊ゲンダイ

 元タレント・中居正広の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」を巡って、“天皇”と呼ばれる日枝久取締役相談役に株主が辞任要求を突きつけ、話題を呼んでいる。

 フジ・メディア・ホールディングスの大株主「ダルトン・インベストメンツ」が3日付でフジ側に書簡を送り、日枝氏を「独裁者」と表現した上でクビを求めたのだ。

 SNSは「日枝をクビにしろ」と大炎上。この状況を苦々しげに見ているのが、東京都の“女帝”こと小池知事だ。肝いりの「巨大噴水」事業が「日枝案件」だと露見し、問題が自らに飛び火したからだ。

 小池知事肝いりの巨大噴水とは、お台場海浜公園(港区)の水域に整備する「ODAIBAファウンテン(仮称)」で、幅250メートル、噴水の高さは150メートルという世界最大級の規模だ。2025年度末に完成予定で、整備費は約26億円に上る。整備を要望したのは、お台場地域の複数業者からなる「一般社団法人 東京臨海副都心まちづくり協議会」。理事長が日枝氏であるため「日枝案件」とみられているのだ。

 日刊ゲンダイを含めた複数メディアの報道で、都とフジテレビの接点が浮き彫りになったことに小池知事はおかんむりのようだ。先月31日の定例会見で、噴水事業について聞かれると嫌そうな表情を浮かべ、こう答えていた。

「噴水はお台場だけではありません。代々木などさまざまな公園での噴水ということで、噴水一括りという形で進めているものでございます」

「一括り」と珍答弁


ほかにも「レインボーライド・マルチスポーツ」は、フジテレビなど共同事業体の受託事業(GRAND CYCLE TOKYO 公式ウェブサイトから)

 要するに、噴水事業はお台場以外でも進められており、全て関連付けられたものだと言いたいわけ。しかし、この見解は明らかに不自然だ。

 確かに代々木公園の噴水エリアではリニューアル工事が行われており、来年1月まで続く予定。しかし、お台場は港湾局が進め、代々木は建設局が担当しており、両者は全くの別事業。規模も異なる。そもそも、これまで都は「噴水刷新計画」といったキャンペーンを張った事実もない。

「一括り」という小池知事の主張はどう見ても後付け。お台場の巨大噴水はあまたある噴水のうちのひとつでしかないと強調することで、「日枝案件」との印象を消したかったのだろう。もしくは、怒りに任せてワケが分からなくなっているのか。

 港湾局と建設局は共に、両者が別事業であることを認めた上で「都の魅力を高めるという意味では、お台場も代々木も『噴水』事業で一括りと言える」と口を揃えた。

 この問題を調査中の地域政党「自由を守る会」の三戸安弥都議が言う。

「代々木公園の噴水はリニューアルで、お台場の噴水は新設です。さらに、地上と水域という違いもある。担当局も違うわけですから、一括りにできるものではありません。知事はフジテレビとの関係を薄めたいのでしょうが、発言はハッキリ言って意味不明です」

 ある都庁関係者が言う。

「フジテレビ案件は他にもある。レインボーブリッジを自転車で走るイベント『レインボーライド・マルチスポーツ』はフジテレビなど共同事業体の受託事業。同局社屋などを会場にした国際芸術祭『東京お台場トリエンナーレ』もある。知事はこれ以上、問題が拡大することをかなり警戒している。職員はイメージ払拭に奔走しています」

 なぜ、巨大噴水を造ろうと思い至ったのか、丁寧に説明すべきだ。

  ◇  ◇  ◇

 元タレント中居正広氏の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」が、小池都政に「飛び火」した背景など、●関連記事『【もっと読む】フジテレビ問題が小池都政に飛び火! 東京都には数々の「日枝案件」…都議会で追及の的に』でも詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 石丸伸二陣営が会見で露呈したグダグダ…都知事選の公選法違反疑惑で事務局長が“新証言”、買収の疑い強まる(日刊ゲンダイ)

石丸伸二陣営が会見で露呈したグダグダ…都知事選の公選法違反疑惑で事務局長が“新証言”、買収の疑い強まる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367425
2025/02/07 日刊ゲンダイ


徐々に雲行きが怪しくなり…(地域政党「再生の道」の石丸伸二代表)/(C)日刊ゲンダイ

 やっぱりポンコツだった。地域政党「再生の道」の石丸伸二代表が6日、都内で会見。この日、週刊文春が報じた昨年7月の都知事選で自身の陣営が公選法違反にあたる業務を発注した疑惑について釈明に追われた。

 夏の都議選に向けた候補公募の状況を説明するはずが、記者の質問は公選法疑惑に集中。石丸氏の発言も次第にトーンダウンし、ますます疑惑を深める始末だった。

 石丸氏は冒頭、“文春砲”に関する質疑応答に応じた。都知事選での決起集会のライブ配信を約97万円で業者に依頼したが、選挙運動への報酬の支払いを禁じた公選法に抵触するとの指摘が内部で上がり、発注をキャンセル。その後、キャンセル料として同額を支払い、業者スタッフはボランティアとして参加したと説明した。

 この段階で石丸氏は「(公選法に抵触するとは)現状は思っていません」と語る余裕ぶり。公募状況の説明に移ると、いつものように記者への逆質問を連発。矛先は日刊ゲンダイにも向かい、先月17日付の「“ポンコツ政党”化は避けられそうにない」との記事にネチネチとクレームをつけた。

隠蔽の疑いまで浮上

 この冗舌が一変したのは、再び公選法疑惑の説明を始めてからだ。司会を務める再生の道の西岡直人事務局長がナント「その後の我々の調査で、キャンセル代として支払った機材費の中に人件費が計上されていることがわかった」と新たに証言。陣営関係者がキャンセル料の見積書から「人件費を外して欲しい」と業者に求め、機材費に変えたとも明かした。

 後出しジャンケンのような説明で、ますます報酬を払った買収の疑いが強まり、隠蔽疑惑まで浮上。石丸氏は「今の話を詳細に把握していなかった」と話すなど、情報伝達のオソマツさを露呈した。しかも、疑惑の見積書に関与した陣営関係者への聞き取りや、会見に臨むにあたりリーガルチェックもしていないというのだ。見事なまでのガバナンス不全で、グダグダというしかない。

 結局、石丸氏は「公選法に違反する恐れがあると思う」と前言を撤回。そのクセ、「選挙は自分の手の届く範囲でやるべきだと改めて思った」と謎の論点ずらしも炸裂させた。

 石丸氏は今後、当時の関係者に聞き取りをした上で、調査結果を公表するとしたが、その時期は「今のところメドがないというのが率直な読み」と語った。都議選よりも、自身の「再生の道」を考えた方がいい。

  ◇  ◇  ◇

 石丸伸二氏が立ち上げた「再生の道」の「“ポンコツ政党”化は避けられそうにない」については、関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 森友改ざん訴訟で国が上告断念、雅子さん勝訴確定…「真実を明かしてもらえないすべての人の希望に」 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記(日刊ゲンダイ)

森友改ざん訴訟で国が上告断念、雅子さん勝訴確定…「真実を明かしてもらえないすべての人の希望に」 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/367424
2025/02/07 日刊ゲンダイ


「黒塗りせず出して」/(写真)赤澤竜也氏

 寒さは厳しいけどよく晴れた日。赤木雅子さん(53)は自宅で洗濯物を干していた。そこに旧知の記者からLINEで連絡が入った。

「上告断念みたいです!」

 こうして怒涛の一日が始まった。森友事件を巡る情報開示訴訟。国の決定を覆す逆転勝訴を勝ち取った控訴審判決から1週間、きのう(6日)のことだ。

 雅子さんの夫、赤木俊夫さんは、森友学園への国有地巨額値引きを巡り公文書の改ざんを命じられ命を絶った。真相を知るため関連文書の開示を求めても財務省が応じないため、雅子さんは裁判を起こした。1審では敗れたが、2審の大阪高裁は先月30日、不開示決定を取り消す逆転勝訴を言い渡した。

 だが国が最高裁に上告すれば裁判はまだ続く。注目が集まる中、加藤勝信財務大臣はきのう、首相官邸で石破首相から指示されたとして記者団に答えた。

「誠心誠意、職務に精励されていた方が亡くなられたことを考えれば、上告をせず判決を真摯に受け入れるべきである」

 この瞬間、雅子さんの勝訴が確定した。急きょ行われた記者会見で真っ先に言及したのは2日前、上告断念を求めて寒空の下、行動してくれた人たちのこと。そこには森友事件発覚の口火を切った木村真豊中市議の姿もあった。

「4日に近畿財務局の前で木村さんたちが上告しないでほしいと呼びかけをして、申し入れ書を出してくれました。その時『これ(申し入れ書)途中でほかしたり(捨てたり)せえへんの?』って財務局の方に尋ねたそうです。それがちゃんと(国に)届いたんだなあって。皆さんがこれまで書いてくれた記事も届いたんだと思います」

真っ黒墨塗りじゃ意味がない。次の闘いは全面開示

 もう一つ、強く思うことがある。裁判を起こしてから、同じように家族を自死で亡くした遺族と全国各地で出会ってきた。

「私はこうやって声が届きましたけど、自死遺族の方にはそこまでたどり着けなくて苦しんでいる人がたくさんいます。その人たちに少しでも希望を持ってもらえたらいいなと思います」

 実は勝訴判決の直後、息子を自死で亡くした方からお祝いのメッセージが届いた。真相がわからず苦しんでいる姿を思い浮かべての発言だったという。

 その言葉を、隣の生越照幸弁護士がぐっとこらえるように見上げて聞いていた。自死遺族の裁判を数々手掛けてきたから、思うところがあったのだろう。

 裁判はこうして勝訴が確定するが、話はこれで終わらない。文書が実際どの程度開示されるのかが次の焦点となる。真っ黒墨塗りじゃ意味がない。次の闘いは、全面開示だ。


相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 野田佳彦代表に不信任決議を(植草一秀の『知られざる真実』)
野田佳彦代表に不信任決議を
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-223791.html
2025年2月 6日 植草一秀の『知られざる真実』

立憲民主党の野田佳彦氏は1月22日の会見で次のように発言した。

「減税を口にした方が、それは選挙はいいでしょう。

野党も連携しやすい。

だが、それでいいのか。

未来世代から搾取する政治はもうやめるべきだという強い決意でやっていきたい。

財政に責任を持つことが、政権交代を主張する立場としては責任ある態度ではないか。

『財源なくして政策なし』という姿勢は堅持しつつ、予算審議に臨んでいけたらよい。」

この人物は自分の正体を隠さなくなった。

野田佳彦氏の最大の罪は国民との約束を踏みにじったこと。

2009年8月30日の衆院総選挙で野田氏は消費税増税を全面否定した。

消費税増税阻止の先頭に立ったと言ってよい。

その証拠が残されている。

「野田佳彦のシロアリ演説」
https://x.gd/DETC5

2009年8月15日の街頭演説だ。

「公務員の天下り根絶なくして消費税増税は許されない」ことを訴えた。

私の主張を全面的に取り入れたものでもある。

「マニフェスト、ルールがあるんです。

書いてあったことは四年間何にもやらないで、書いてないことは平気でやる。

それは、マニフェストを語る資格はないというふうに、ぜひ、みなさん、思っていただきたいと思います。」

「消費税5%分の皆さんの税金に、天下り法人がぶら下がっている。

シロアリがたかっているんです。

それなのに、シロアリを退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?

鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、そこなんです。

シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。

そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。」

消費税増税を強く否定した人物が2012年8月、シロアリを1匹も退治しないまま、消費税率を10%に引き上げる大増税法制定を強行した。

これ以上の背徳政治=悪徳政治はない。

2012年12月、野田佳彦氏は衆院総選挙を挙行して民主党を破壊した。

年内選挙を強行したのは消費税増税に反対して離党した「正義の勢力」である小沢新党=未来の党に巨額の政党交付金が交付されるのを阻止するためだった

野田氏は自爆解散で安倍自民に大政奉還した。

安倍内閣は消費税大増税法に従い、2014年4月と2019年10月に二度の消費税増税を強行。

消費税率は10%になった。

野田佳彦氏は減税政策について、

「未来世代から搾取する政治はもうやめるべきだという強い決意でやっていきたい」

と述べる。

自分のことばに酔っているようだが「巧言令色鮮し仁」。

消費税が一体何に使われてきたのか。

事実を直視することが必要不可欠だ。

消費税が導入された1989年度から2023年度までに消費税で吸い上げられた金額は509兆円。

同じ期間に法人の税負担は319兆円、個人の所得税・住民税負担は286兆円減った。

個人の税負担減の大半は富裕層の負担減だ。


※グラフ、クリック拡大

つまり、消費税の税収は社会保障拡充にも財政再建にも1円も使われず、大半が大企業と富裕層の減税に回された。

巨大な負担を押し付けられたのはつつましく暮らす一般庶民である。

つつましく暮らす一般庶民からの搾取を強行したのが野田佳彦氏。

きれいごとで自分の罪状を覆い隠すのは、もうやめるべきだ。

野田佳彦氏は財務省の走狗に成り下がったままだ。

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http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/595.html

   

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