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2025年2月03日07時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK296] フジも真似たか、「隠蔽」と「スットボケ」 森友文書「開示」裁判 「今頃遅いよ!」と全国民の怒りが必要(日刊ゲンダイ)

※2025年2月1日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


俊夫さんが亡くなってから7年近く(赤木雅子さん提供)

 大阪高裁が逆転で財務省のふざけた「文書不開示」をひっくり返したが、これが「ニュース」になったように、民主主義の根幹を揺るがす隠蔽が今もアチコチで行われている。旧安倍派の会計責任者隠しもその延長。上が腐れば下まで腐るの劣化の惨憺。

  ◇  ◇  ◇

「主文、原判決を取り消す」

 逆転勝訴を告げる裁判長の声に、鳴りやまない傍聴席の拍手。原告の女性は隣の弁護士と握手を交わし、あふれ出す涙をハンカチで押さえた。

 森友学園への国有地売却を巡る公文書改ざん問題で、財務省が存在も明かさず関連文書を不開示とした決定について、大阪高裁は1月30日、1審判決を覆し「違法」と認めた。不開示決定の取り消しを求めて国を提訴したのは、赤木雅子さん(53)。夫は2018年3月、改ざんを強いられて自ら命を絶った近畿財務局職員・俊夫さんだ。

 なぜ夫は死に追い込まれたのか。その解明に向けて着目したのは、国有地売却に関連する事件捜査で財務省が東京・大阪両地検に提出した文書だ。夫を苦しめた改ざんに至る意思決定や、財務省と近畿財務局の指示の流れが記されているに違いない。そう踏んだ雅子さんは21年8月、情報公開制度に基づき財務省と近畿財務局に文書の開示を請求したが、不開示となった。しかも文書の存在すら明かされないままに。

 文書があるかないか答えようともせずに、不開示とはやり過ぎ──。大阪高裁は財務省のふざけた対応を真っ向から否定。判決文はたった10ページしかない。異例の薄さが、国の主張や理屈のデタラメさを物語る。こんな当たり前の判決が出るまで、21年10月の提訴から3年3カ月、夫の死から数えれば、7年近くもの歳月が流れてしまったのだ。雅子さんの無念を思えば「今頃遅いよ!」と声を荒らげたくもなる。

財務省に著しくかけた法律順守の精神

 この日の閉廷後、雅子さんは「苦労が報われた」と語ったが、国が上告すれば戦いはさらに続く。上告しなくても、判決は開示まで命じるものではない。財務省がアレコレと屁理屈をこねて、文書の全部、あるいは大半を開示しない可能性が残されている。

「財務省の隠蔽体質を考えれば、残念ながら、まだ手放しでは喜べない状況です」と言うのは、情報公開請求に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏だ。こう続けた。

「01年施行の情報公開法の理念は、請求があれば『原則公開』です。文書の存在すら明らかにしないのは例外中の例外。あり得ない対応でした。財務省はハナから原則公開の理念をないがしろにし、昨年3月に決定を取り消すよう求めた総務省の審査会答申も無視。雅子さんとの控訴審では『答申が誤っている』とまで主張していた。法律を順守する意識はみじんも感じられません」

 そもそも、至極当然の判決が大手紙の1面を飾る「ニュース」になったこと自体、異常だ。それだけ民主主義の根幹を揺るがす隠蔽が、今もアチコチで行われているということ。慣れっこになってしまっている国民の意識も麻痺している。

 旧安倍派の会計責任者隠しも、その延長だ。おとといは自民党派閥の裏金事件を巡り、衆院予算委員会で旧安倍派の会計責任者だった松本淳一郎氏(政治資金規正法違反=虚偽記入で有罪確定)の参考人招致が、野党の賛成多数で議決された。

 参考人招致は全会一致が長く慣例化しており、賛否が割れる多数決での議決は1974年以来、実に51年ぶり。与党筆頭理事を務める自民党の井上信治議員は「数の力による議事運営はこれから厳に慎んでいただきたい」と注文をつけ、きのうの衆院予算委で質問に立った自民議員たちも多数決による議決に文句タラタラだった。唖然だ。どの口が言うのか。

裏金問題の真相究明のため「第三者委員会」を立ち上げを


フジテレビ開局以来初の赤字に(C)日刊ゲンダイ

 これまで散々「数の力」に任せて悪法の数々を強行採決でゴリ押ししてきたクセに、少数与党に陥ったら数の力を否定するなんて、ちゃんちゃらおかしい。あまりにも都合がよすぎる。

 情けないのは与党の公明党だ。態度は二転三転。当初は参考人招致に賛成する構えだったが、いざ採決になると結局は退席となった。その背景について、きのうの読売新聞の政治面に驚くべき記事が載っていた。自民側に「連立を離脱するのか」とせっつかれ、軌道修正を余儀なくされたというのだ。

 昨年の衆院選は自民の裏金問題のあおりで8議席減。代表だった石井啓一氏まで落選し、比例代表はついに600万票を割り込んだ。夏の都議選や参院選を控え、裏金自民とこれ以上、同一視されたら自滅行為。それでも裏金政党のドーカツに屈し、ひよったわけだ。

 大体、半世紀ぶりに全会一致の慣習が崩れたのは、自民の自業自得ではないか。裏金問題の全容解明に向け、ちっとも自浄能力を発揮してこなかったせいだ。この期に及んで連立パートナーを脅した挙げ句、松本氏が民間人であることや、強制力がないことを理由に参考人招致に差し出す気もない。いまだ裏金政党に反省の色なし。少しはフジテレビを見習って「第三者委員会」を立ち上げ、裏金問題の真相究明に努めたらどうなのか。

 まあ、そのフジも隠蔽体質は自民と似た者同士。女性との「人権侵害が疑われる事案」を社長が把握しながら、元タレントの中居正広を約1年半も起用し続けたTV局である。「隠蔽」と「スットボケ」は同じ穴のムジナだ。まるで自民党政権を真似たかのようなデタラメ対応のツケが回り、親会社フジ・メディア・ホールディングスは今年3月期連結決算の業績予想を大幅に下方修正。売り上げは従来予想より501億円も減り、フジテレビ単体の決算は、1959年の開局以来初めて赤字に転落する見通しだ。

総理は4年前の約束を果たせ

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう指摘する。

「フジサンケイグループ代表で『フジの天皇』と称される日枝久氏の存在が象徴的です。彼は極めて政界との距離が近く、特に安倍元首相とはゴルフコンペが慣例化するほど親しかった。安倍政権はモリカケ・桜を見る会をはじめ、イラク派遣に関する日報問題、統計不正問題など、隠蔽・改ざんが日常茶飯事で、処分は常にトカゲの尻尾切りでした。そんな政権にフジの天皇がスリ寄り、庇護を受けていれば、組織のタガが緩んでいくのは当然です。NYタイムズは、9000万円ともいわれる中居正広氏の示談金を『相手女性への口止め料』と断じましたが、上が腐れば下まで腐るで、フジの天皇からMCを務めた中年タレントに至るまで隠蔽体質にすっかり染まってしまったのでしょう。問題は、この構造腐敗が7年8カ月に及ぶ安倍長期政権下で日本社会全体に蔓延しているように思えることです」

 この負の連鎖と劣化の惨憺を断ち切るには、まず腐りきった政治が変わらなければいけない。よもや、石破首相は自らの言葉を忘れてはいまい。4年前、党総裁選への出馬断念会見で「赤木雅子さん」とその名を口にし、「一番悲しんでいる人に向き合わなくて、なにが政治か」と、財務省の公文書改ざん問題の再調査を求めたことを--。

 前出の上脇博之氏はこう言った。

「今回の判決確定後に、国が文書を開示しても黒塗りだらけの『のり弁』対応なら、再び雅子さんは開示を求めて提訴しなければならないかもしれません。これ以上、彼女を苦しめ、負担を強いるのか。国はそこまで恥知らずかどうかが問われています。石破首相は今こそ4年前の約束を果たすチャンスです。いわゆるアベ政治のウミを出し切れなければ、石破首相の存在意義はありません。この国の独裁国家のような隠蔽体質を変える上でも、国民は声を大にして石破首相に『有言実行』を迫るべきです」

 高裁判決に関し、石破はきのうの衆院予算委で「判決内容を精査し、財務省や法務省とも相談しながら適切に対処する」と語るにとどめた。やはり全国民の怒りが必要だ。

関連記事
雅子さんが訴訟に初めて勝った!大阪高裁が森友文書「不開示」判決を取り消し、法廷の拍手鳴りやまず 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/559.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK296] <岸和田市議選、市長不信任「賛成」が当選多数>永野耕平の嫁、当選(チダイズム)


永野耕平の嫁、当選
https://chidaism.com/news/20250202-02/
2025年2月2日 - 11:14 PM チダイズム

 2月2日投票の岸和田市議選で、かねてから当選するのではないかと懸念されていた永野耕平の嫁の永野紗代が下位ながら当選したことが明らかになった。

 永野耕平には昔からの地盤があるとされ、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が応援したことでマイナスになるのではないかと期待されたが、関係なく当選した。

 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、岸和田市議選を取材していた選挙ウォッチャーちだいは、「とにかくデマでも何でも大きな声で言ったもん勝ちという選挙が続いており、ネットでの言説に惑わされる人が続出している。これだけパブリックエネミーになっていても、N国信者が増え続けているように、立花孝志を支持する『バカ層』を無視できなくなっている」と話した。


岸和田市議選、市長不信任「賛成」が22人当選 永野氏失職の公算大
https://mainichi.jp/articles/20250202/k00/00m/010/216000c
毎日新聞 2025/2/2 23:15(最終更新 2/3 00:22)


大阪府岸和田市議選で当選を決め、支持者らにあいさつする公明党前職の松本妙子氏=大阪府岸和田市で2025年2月2日午後11時18分、鈴木拓也撮影

 議会解散に伴う大阪府岸和田市議選(定数24)が2日投開票され、前職22人と新人2人の当選が決まった。女性との性的関係を巡って2024年12月に不信任決議を受けた永野耕平市長(46)が、議会を解散したことに伴う選挙だった。報道機関6社による告示前のアンケートで、当選者のうち22人は、不信任決議案が再提案された場合に「賛成する」との意向を示しており、永野氏が失職する公算が大きくなった。

 市議選の投票率は40・23%で、統一地方選で実施された23年4月の前回選(38・64%)を上回った。当日有権者数は15万4752人だった。

 毎日新聞など報道機関6社は市議選告示前の25年1月、立候補予定者29人全員を対象に書面によるアンケートを実施し、当選後に市議会で永野氏に対する不信任決議案が提案された場合の賛否を尋ねた。当選した24人の回答は、「賛成する」が22人で、「反対する」が2人だった。


大阪府岸和田市議選の立候補者と、岸和田市長に対する不信任決議への賛否(1)


大阪府岸和田市議選の立候補者と、岸和田市長に対する不信任決議への賛否(2)

 地方自治法などによると、選挙後初めての議会で3分の2以上が出席し、不信任決議案が過半数の賛成で再可決されれば市長は自動的に失職し、50日以内に市長選が実施される。

 アンケートと市議選の結果によると、再可決の要件を満たすことが確実な情勢となり、市長選が実施される公算が大きくなった。ただ、当選した議員が態度を変える可能性はある。

 永野氏は市長就任後の19年ごろから女性と不適切な関係を約1年半続け、女性は損害賠償を求めて提訴した。24年11月、永野氏が謝罪して解決金500万円を支払う内容で和解した。12月には所属していた大阪維新の会から離党勧告の処分を受け離党した。

 この問題などを巡り、市議会は12月、「市政の混乱を招いた責任は重大だ」などとして、永野氏に対する不信任決議を賛成20、反対4で可決した。永野氏は「不信任決議に大義はない」として失職を選ばず、議会解散に踏み切った。

 当選した公明党前職の松本妙子氏(67)は、毎日新聞の取材に対し「市政を変えてほしいという民意が示された。不信任決議については新しい議会のメンバーで協議したい」と述べた。

 永野氏の妻で無所属新人の紗代氏(38)は初当選した。「子育てなど市政を前に進めたい。(市長に対する)不信任決議については、12月議会と同じ内容であれば反対する。違う内容であれば精査して考えたい」と話した。【中村宰和、新宮達、鈴木拓也】

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK296] サーキット建設案は早くも迷走…大阪・関西万博の跡地開発で得するのは誰だ?(日刊ゲンダイ)

※2025年1月29日 日刊ゲンダイ6面 紙面クリック拡大

サーキット建設案は早くも迷走…大阪・関西万博の跡地開発で得するのは誰だ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/366964
2025/01/30 日刊ゲンダイ


カラ元気?の吉村洋文・大阪府知事(C)共同通信社

 前売りチケットが予定枚数に届かないなど、盛り上がりに欠ける大阪・関西万博。開幕まで3カ月を切った。先日も、夏には「3000人超参加盆踊り」を開催してギネス世界記録に挑戦するなどとぶち上げたが、維新支配下の大阪では相変わらず「パンとサーカス」の政治がお好きなようだ。同じことは1月9日に公表された「万博跡地活用」でも見て取れる。昨年9月から民間に開発プランを募っていたが、応募があった3案から2案が残り、うち1つにはサーキット建設が含まれるというものだった。

「対象となるのは、2030年開業予定のIR(カジノを含む統合型リゾート)に隣接する約50ヘクタールの大型リング設置エリアです。一方のウオーターパーク、ホテル併設の複合リゾート案を掲げるのが、関電不動産開発、南海電鉄、吉本興業などで、現在大阪で進む複数の大型開発計画の延長線上といった内容。南海はその一環で、昨年12月に通天閣の子会社化も表明しています。もう一方のサーキット案は、大林組ほか6社。提案者の意向で非公開といったところに不透明さを感じさせるものがありましたが、直後の報道で、何と関電が入っていたことが判明したのです」(在阪マスコミ記者)

19年に断念も復活

 ただ実はサーキットの話、突然出てきたものではない。19年にやはり夢洲にF1を誘致する意向を大阪市が掲げつつも断念した経緯があったが、これが復活。昨年1月には公益財団法人の大阪観光局が再度、誘致を表明。推進協議会も立ち上げていたからだ。だが問題は多々ある。

「そもそも大阪にサーキットは必要なのでしょうか。誘致に名乗りを上げた1月当時は、1国1開催のF1から鈴鹿が外れる可能性がありましたが、直後の2月早々に29年までの『鈴鹿維持』が発表されて、早くもハシゴが外された格好です。跡地開発でも吉村知事は民活を言いますが、元は公費負担ゼロのはずだったIRでは、大阪市が約790億円の支出を行うことになった。その二の舞いもありうる」(同前)

 ただ利点もなくはない。サーキットは騒音などで住民の反対が起きやすい迷惑施設。夢洲の人工島ならその懸念は少ない。またモナコやシンガポールといった先例もあって、カジノとの親和性は高い。むしろインバウンドの好調さから、それのみ優先ということなのだろう。

市民だけが割を食う


一度頓挫した「IR・カジノ+サーキット」発想…(C)共同通信社

 このところ党勢が衰えて代表の首をすげ替えた維新は「万博+IR・カジノ+α」といった形でとにかく大阪湾岸の開発に金を呼び込んで、維新人気をつなぐことしか考えていないのだろうが。

「大阪府市の財政で明確なのは、貯金に当たる財政調整基金の割合が他の政令市などに比べて圧倒的に大きいということ。これは住民サービスを削って積み上げたものですが、その一方で夢洲開発には金を入れている。市民だけが一方的に割を食っているのが実情です」(地元の大学教授)

 大阪は企業流出が激しく3大都市圏でも独り負け。人口減も同様だ。維新が開発に金をブチ込んでも、恩恵にあずかるのは一部の地元企業のみということか。

(横関寿寛/ジャーナリスト)

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 立民、立民、証人喚問に慎重 旧安倍派会計責任者証人喚問に慎重 旧安倍派会計責任者(JIJI.com)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025020200256&g=pol






「・・・民間人なので慎重であるべきだ。」

何故なのか。

山井氏には、その理由を国民にも分かるように説明してもらわなければならないのではないか。

公職に就いている人であろうと、民間人であろうと、慎重であるべきことに変わりはない。

言い方を変えれば、公職に就いている人であろうと、民間人であろうと区別されるべきではないということになる。

結論を言えば、本件の場合、民間人だからといって特別な配慮は無用だろう。

政党助成金という血税が政治家の派閥にも当然流れている。

その派閥の会計責任者となれば、血税を預かり、使途を明確にして政治活動に使用するという、責任と義務がある。

少なくとも、そういう認識に立って、普通の民間人とは一線を画す必要がある。

「裏金」の言葉で象徴される「犯罪」の裏に隠された「政治の闇」、「権力の闇」。

責務を果たすべき検察が、権力に取り込まれてしまっている現状にあっては、真相を明らかにするのは、この国の主権者である国民を代表し、国民の負託を受けた国会議員の役目だ。

真相究明無くして、犯罪の再発防止など出来ようはずもない。



以下に記事の全文を転載する。


衆院予算委員会で野党筆頭理事を務める立憲民主党の山井和則氏は2日のNHK番組で、自民党旧安倍派会計責任者(当時)を同委に証人喚問することに慎重な考えを示した。「民間人なので慎重であるべきだ。だからこそ参考人招致は受けてもらいたい」と述べた。

 衆院予算委は会計責任者の参考人招致を野党の賛成多数で議決したが、強制力はなく、本人は拒否する意向という。証人喚問は出席に強制力を持つ。

 与党筆頭理事の井上信治氏(自民)は同じ番組で、喚問にも反対の立場を示した。


記事の転載はここまで。


証人喚問によらずとも、未だ明かになっていない裏金作りの全貌が明らかになるのであれば必要は無いが、そうなっていない以上は、最後は「証人喚問」という行政監視機能を最大限に働かせるしかないではないか。

この山井氏はいつもながら自分を「いい子ぶる」という悪い癖がある。

目的を達成するまでは、あらゆる手段を排除すべきではない。

仮に、このまま「参考人招致」の形ばかりの実施で、真相未解明のまま矛を収めるようなことをすれば、行き場を失った国民の怒りと非難の矛先は、立憲民主党はじめ野党に向かうことになると覚悟すべきだろう。

そもそも、「裏金作り」という犯罪は、「政治家の犯罪」ではないのか。

本件に関して、ブタ箱に入ったという政治家を寡聞にして知らない。

また、本来であれば司法が関わるべき犯罪であるにもかかわらず、公開の場で審議される公判が実施された事案も寡聞にして知らない。

何故なのか。

検察には、その理由を国民にも分かるように説明してもらわなければならないのではないか。





http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/569.html
記事 [政治・選挙・NHK296] 開幕まで2カ月も大阪万博ご難続き…入場券販売不振で“政敵”に泣きつき、海外パビリオン完成もわずか数カ国(日刊ゲンダイ)

開幕まで2カ月も大阪万博ご難続き…入場券販売不振で“政敵”に泣きつき、海外パビリオン完成もわずか数カ国
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/367166
2025/02/03 日刊ゲンダイ


どう決着つけるのか(C)共同通信社

 4月13日開幕の大阪・関西万博の入場券を巡り、吉村府知事らが石破首相と面会し、購入手続きの簡略化などを直談判すると報じられた。面会は5日を軸に調整中だ。

 万博の入場券は、事前予約が原則。公式サイトで購入する場合、ID取得や来場日時の指定、パビリオン予約などが必要で「煩雑すぎる」との指摘が国内外から上がっている。目標1400万枚の前売り券販売は低迷し、1月29日時点で約767万枚。昨年10月10日に経済界の負担分700万枚を超えて以降、積み増したのは10%に満たない。

 目標に達しなければ収支は赤字一直線。吉村知事らには石破首相の理解を得ることで、運営元の日本国際博覧会協会に改善を促す狙いがあるというが、かつての「政敵」に今さら直談判とは、虫がいい。

 2018年9月の自民党総裁選は石破氏と安倍元首相の一騎打ち。“前哨戦”として石破氏が政権批判を繰り返していた同年5月、当時、大阪市長の吉村氏は自身の旧ツイッターに〈どんなに正論を述べ、理路整然と優秀な人であっても、自分の組織がしんどい時に、後ろから鉄砲を打つ人に日本の総理になってもらいたくない〉と投稿していた。

 名指しは避けたが、石破氏をクサしたのは明らか。けちょんけちょんに批判した「日本の総理」に泣きつき、万博協会に販売不振の責任をなすりつける態度は「ダサい」のひと言。

「循環型社会の理念に逆行」と識者バッサリ


いまだ建設中の海外パビリオン=2024年12月撮影(C)共同通信社

 そもそも入場券が売れないのは、手続きの煩雑さだけが理由ではないだろう。

 参加国が出展する海外パビリオンは「万博の華」だ。ところが、参加47カ国が自前で建てる「タイプA」の工事は遅れに遅れ、いまだ数カ国しか完成していない。

「工程表では、今年1月中旬に全ての海外パビリオンの工事が内装・展示を含めて完了していたはずが、今も絶賛工事中です。間もなく開幕まで2カ月。2〜3月は戸建てやマンションの仕上げ工事が殺到する時期と重なり、職人不足も予想されます。10カ国を超す海外パビリオンが、外装の完成で済ませる『見切り発車』となりかねません。しかも会場の夢洲は軟弱地盤で難工事。総工費2350億円を投じて完成させても、わずか半年の会期後には全てのパビリオンをブッ壊すのです。『循環型社会を体現する』運営の理念にイベントそのものが逆行しています」(建築エコノミスト・森山高至氏)

 万博なんて「やっている場合か!」という国民の意識との乖離こそが、販売不振の元凶である。

  ◇  ◇  ◇

 大阪府は1月1日付で人事発令を行い、総務部や財務部、福祉部などから計8人の職員が、万博推進局と万博で賓客の接遇に関わる大阪儀典室に異動した。府庁職員からは「万博引き抜き」人事への不満の声が噴出! ●関連記事『【もっと読む】大阪万博“引き抜き人事”に労組が抗議書提出の異常事態…府職員からは「通常業務さえままらない」の悲鳴』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 自民が裏金参考人招致に「大変遺憾」連発どの口が? ご都合主義で反発するお門違いの深刻度(日刊ゲンダイ)

自民が裏金参考人招致に「大変遺憾」連発どの口が? ご都合主義で反発するお門違いの深刻度
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/367168
2025/02/03 日刊ゲンダイ


実に51年ぶりに参考人招致を多数決(C)共同通信社

 懲りない連中だ。裏金事件への反省はみじんもない。2日のNHK「日曜討論」に衆院予算委員会の与野党理事ら7人が出演。旧安倍派の会計責任者の参考人招致をめぐり、自民党の井上信治・与党筆頭理事は「大変遺憾」を連発し、お門違いの上から目線全開だった。これぞ「どの口が言う」だ。

 旧安倍派の裏金づくりの責任を負わされ、政治資金規正法違反(虚偽記載)で有罪判決が確定した元事務局長の松本淳一郎氏をめぐっては、野党が昨年の臨時国会で招致を要求。自民がガン無視したため、先月末の予算委で51年ぶりに招致を多数決で決めた。自民は反対、公明党は退席した。

 そうした経緯について井上氏は「野党の予算委員長が数の力で議決した」と文句タラタラ。こうネチネチと続けた。

「我々が与党多数の時代も参考人招致は全会一致を原則にやってきた。大変遺憾。厳に慎んでいただきたい」「招致が(2025年度予算案の)審議入りの条件だと野党が言っておられたが、予算とは全く関係がない。予算案審議を人質にとった追及は大変遺憾」「対象の方は民間人かつ確定判決も出た。司法の場で主張を言い尽くされた」──とご都合主義な主張を並べ立てた。

「5人衆」の証人喚問しかない

 当然、野党は猛反発。立憲民主党の山井和則・野党筆頭理事は「円満に(予算案の)審議入りしたい、招致も円満に全会一致で(議決したい)ということで、2カ月前から強く要望していた」と反論し、日本維新の会の三木圭恵理事も「司法の場で判断があったのは松本さんに対する判断であって、自民に対する判断ではない。やはり真相究明は必要」とやり返した。

 ただ、参考人招致は拒否できる。偽証罪に問われる証人喚問に進む可能性について、山井氏は「民間人の方ですから、やっぱり慎重であるべき」とトーンダウンしていた。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「自民党は実態解明する気がない、裏金議員は衆参両院の政治倫理審査会で真相を話さない。参考人招致は言ってみれば、ある種のセレモニー。その協力を拒むのであれば、主犯格と言っていい旧安倍派5人衆を証人喚問するしかない。安倍元首相最側近の萩生田光一元政調会長と世耕弘成元経産相、それに西村康稔元経産相は現職です」

 フジテレビの天皇よりも始末が悪い。

  ◇  ◇  ◇

 旧安倍派会計責任者(当時)の衆院予算委員会への参考人招致が議決され、自公は民間人の参考人招致は重いと口にしたが、“ご都合主義フレーズ”と受け取らざるを得ないだろう。森友問題で自民は一変した過去がある。●関連記事『【もっと読む】自公が悪あがき…旧安倍派“金庫番”めぐり常套句「民間人の参考人招致は重い」のご都合主義』で詳報する。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/571.html

記事 [政治・選挙・NHK296] <千代田区長選>黒川敦彦、まさかの63票(チダイズム)


黒川敦彦、まさかの63票
https://chidaism.com/news/20250203-03/
2025年2月3日 - 11:19 PM チダイズム

 2月2日投票の千代田区長選に立候補した「政治団体Q」の黒川敦彦が、わずか63票しか取れなかったことが明らかになった。

 出馬記者会見をしたり、白のタキシードに薔薇の花束を持って登場したり、目立つ行動をたくさんしていたにもかかわらず、黒川敦彦に約2万人が投票する中で、わずか63票だった。

 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、千代田区長選を取材していた選挙ウォッチャーちだいは、「もともと頭がおかしかった黒川敦彦だが、勾留されたことでさらに悪化し、いよいよ言っていることがわけわからなくなってきた。行動もおかしいし、演説もおかしいので、もう誰もついてこられない。63票という数字は、逆に獲得するのが難しいぐらい少ない」と解説した。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/572.html

   

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