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2025年1月18日01時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK296] 「都議会自民党」裏金問題で罪に問われるのは会計担当職員のみ…立件迫るも結局“トカゲの尻尾切り”(日刊ゲンダイ)

「都議会自民党」裏金問題で罪に問われるのは会計担当職員のみ…立件迫るも結局“トカゲの尻尾切り”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/366322
2025/01/16 日刊ゲンダイ


自民党の派閥裏金事件と同様の手口(C)日刊ゲンダイ

 自民党都議らの政治団体「都議会自民党」の裏金問題は、いよいよ立件が迫ってきた。「東京地検特捜部が政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で、収支報告書を作成していた会計担当職員を近く略式起訴する方針を固めた」と大手メディアが15日一斉に報じた。

 都議会自民の裏金づくりも自民党の派閥裏金事件と同様の手口だ。2019年と22年に開いた政治資金パーティー収入の不記載額は、計3000万円前後に上る見通し。都議らには各2万円のパー券50枚の販売ノルマがあり、ノルマ超過分は手元にプールする「中抜き」が行われていた。

 しかし、都議側の収支報告書の不記載額が立件の目安に達しないため、都議らの立件は見送るとみられるという。さらに、政治団体側についても代表と会計責任者は都議だが、持ち回りで毎年変わるため都議らは不問。結局、会計担当職員だけが罪に問われるというのだ。

 まさに、「事務方」ばかりが立件され、多くの議員はまんまと逃げおおせた派閥裏金事件と同じで、またしてもトカゲの尻尾切りである。

派閥裏金と同手口、党ぐるみの証左

「派閥裏金事件より酷いかもしれません。収支報告書の事務責任者は、都議会自民党の会派内に置かれている政務調査会の事務局長で、代々、都職員OBが定年退職後に就いてきた。都議と都職員には、派閥以上に明確な上下関係がある。都職員OBの立場で議員に盾突けるわけがありません。会計担当職員だけが起訴されるなら、貧乏くじを引いたとしか言いようがない」(都庁関係者)

 別団体なのに、国政でも地方議会でも同じ「中抜き」スキームを使うとは、自民党の裏金づくりが組織ぐるみだという証左だろう。いつまで事務方に責任を押し付け続けるのか。

 都議会自民党の収入不記載を刑事告発した神戸学院大教授の上脇博之氏がこう言う。

「『中抜き』ですから都議が自分たちで手口を決めなきゃやれませんし、事務方だけでできるとは到底考えられません。どう考えても組織的な犯罪。事務方だけが立件されるなら、検察の捜査が尽くされていない。今年もちょうど確定申告が始まる時期です。派閥裏金事件の1年前と同様の国民の怒りが巻き起こるでしょう。今夏の都議選や参院選まで影響するんじゃないですか」

 国会では野党が旧安倍派の会計責任者の参考人招致を求めている。都議会自民も事件化すれば、国民の自民党不信はますます強まる。誰がいつ何のために、という裏金づくりの実態が明らかにならない限り、都議選も参院選も自民苦戦は必至だ。

  ◇  ◇  ◇

 萩生田光一氏ニタリ?自民党東京都連の裏金疑惑から「逃げ切り」の公算のようだが……関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 反ジャーナリズムの道に入った原点(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2065235.html
http:/

 小笠原諸島の父島で9日に開かれた講演会で、私が反ジャーナリズムの道に入る契機となった体験を明かしました。元国会議員秘書ユーチューバーの藤江成光さんが撮影・編集・公開してくださったので、ここに転載させていただきます。


■関連記事


メディア廃棄宣言
高橋清隆
ヒカルランド
2024-10-04



http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/491.html
記事 [政治・選挙・NHK296] ガソリン高騰「1リットル200円」がやってくる!補助金減額、減税もなし…政府・財務省は出し渋り(日刊ゲンダイ)

ガソリン高騰「1リットル200円」がやってくる!補助金減額、減税もなし…政府・財務省は出し渋り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/366391
2025/01/17 日刊ゲンダイ


先月5円上がったばかりでまた…(C)日刊ゲンダイ

 政府のガソリン補助金が16日からさらに減り、昨年12月に続いて1リットルあたり5円縮小。今後レギュラーガソリンは全国平均で185円程度になる。ガソリン価格高騰の原因はハッキリしている。ウクライナ戦争や中東情勢の不安定で原油価格が上がり、加えて円安で輸入価格が上がっているから。その対策は補助金とガソリン税の減税しかない。

 政府は「激変緩和」策として補助金で価格抑制してきたが、すでに8兆円を使っていて、「これ以上は出せない」と補助金減額を始めたというわけだ。

 一方の減税はどうか。ガソリンにかかる税金はガソリン税、石油税、消費税など。ガソリン税は1リットルあたり53.8円でこの中には道路整備財源(暫定税率)25.1円が入っている。昨年12月、に自民・公明・国民民主でこの道路整備財源の廃止に合意したものの、例によって廃止時期は盛り込まれない「言うだけ合意」だからあてにならない。

「かつてトリガー条項なんてのもありました。ガソリン価格が3カ月連続1リットル160円を超えたら暫定税率分を停止するというものですが、東日本大震災でガソリン税を復興財源に充てることになり、結局ウヤムヤです」(関係者)

 すべての理由は政府与党の財源不足。このままいけば今年半ばには1リットル200円台がやってくる。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 政治団体「都議会自民党」を解散へ 「ずさんな政治資金管理を排除」(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/AST1K4JL2T1KOXIE05QM.html?iref=pc_politics_top




いつまでこんなことを続けさせるのか。・・・検察の裏稼業。

いつになったら改まるのか。・・・法の下の不平等。

いつになったら政治は動くのか。・・・検察特捜部の解体・排除。

飽きもせず続ける検察特捜部の「逃がし屋稼業」。

検察の強大な既得利権、「起訴独占主義」と「起訴便宜主義」。

日本の司法が捻じ曲げられてしまっている検察悪事の元凶がこれだ。

少数与党となっている今こそ、議員立法で一石を投ずるべき時ではないか。




以下に記事の全文を転載する。


東京都議会の自民党会派「都議会自民党」が政治資金パーティー収入など計約3500万円を会派の政治資金収支報告書に記載しなかったとして、会派の経理担当職員が政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で略式起訴されたことを受け、都議会自民党幹事長の小松大祐都議が17日夜、都内で記者会見を開いた。「(不記載が)長年にわたって続き、会派全体の責任と重く受け止めている」と述べ、政治団体「都議会自民党」を解散する考えを表明した。

 会派としての都議会自民党は存続させるが、今後は政治資金パーティーを開けず、寄付も受けられないことになる。

 小松氏は会見の冒頭、「ずさんな政治資金管理を永久に排除することを誓い、信頼回復に全力で取り組む」と陳謝。近く収支報告書を訂正する考えも示した。

 記載していなかった都議の人数や名前、それぞれの不記載額については、収支報告書の訂正が確定したあとに会見を開いて公表すると説明した。

 パーティー券のノルマを超えて売った分の利益を一部の都議が会派に納めていなかった「中抜き」については、始まった時期や常態化の有無について、「調査したが、確認できなかった」と述べるにとどめた。


記事の転載はここまで。


「またしても」というのが国民の大半の感情ではないだろうか。

検察に対するやり場のない怒りが、止めどもなく沸々とこみ上げてくる。

検察が「自らのアリバイ作り」のために起訴したのは、「会派の経理担当職員」しかも「不記載・虚偽記載」という形式犯罪でお茶を濁し、常套手段の「略式起訴」とすることで、公開の場で裁かれる「公判」を回避するのはいつものことだ。

正しい罪名は「裏金作りという犯罪とその隠蔽」、それに喜々として加担した検察特捜は「共同正犯」の容疑あり。


今回もまた、誰の目にも明かな犯罪を犯しても、権力を握る政治家、そしてその関係者であるというだけで、「司法の裁き」を回避させることになる。


「・・・政治団体「都議会自民党」を解散する・・・」というのも、証拠となる関係書類、実態を知る関係者を隠すため・・・。

検察審査会で「起訴相当」の評決が出る前にとの、「証拠隠滅行為」だろう。

「都議会自民党」と「特捜」の「焦り」を窺がうことができる。

犯罪の実態は、それほど酷いものだったのだろう。


「都議会自民党」という名の政治団体が「東京都議会自由民主党」の名で復活するのは朝飯前。

「・・・ずさんな政治資金管理を永久に排除することを誓い・・・」

と、しれっと問題のすり替えをして恥じない。



いつまでこんなことを続けさせるのか。

いつになったら改まるのか。

いつになったら政治は動くのか。

検察に弱みを握られていない「清廉潔白な政治家」は日本にはいないのか。






http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/493.html
記事 [政治・選挙・NHK296] ニュース研究:「震災の記憶を風化させない」報道の真意(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2065285.html
http:/


バックアップ動画URL: https://www.bitchute.com/video/464dS9zRjQvf

■関連記事



メディア廃棄宣言
高橋清隆
ヒカルランド
2024-10-04



http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/494.html
記事 [政治・選挙・NHK296] 大阪万博“引き抜き人事”に労組が抗議書提出の異常事態…府職員からは「通常業務さえままらない」の悲鳴(日刊ゲンダイ)

大阪万博“引き抜き人事”に労組が抗議書提出の異常事態…府職員からは「通常業務さえままらない」の悲鳴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/366400
2025/01/18 日刊ゲンダイ


必至のPRも効果は微妙?(C)日刊ゲンダイ

 迷走が続く中、4月13日に開幕が迫る大阪・関西万博。石破首相は機運醸成のため、17日にも万博協会の名誉会長に就任し、19日には会場を視察する方向で調整中だ。

 チケットの販売実績(8日時点)は目標の半分程度にとどまり、参加を予定していた国の撤退も相次いでいる。それでも地元・大阪府はなんとか盛り上げようと躍起だが、府庁の職員からは「万博引き抜き」人事への不満の声が噴出している。

 大阪府は1日付で人事発令を行い、総務部や財務部、福祉部などから計8人の職員が、万博推進局と万博で賓客の接遇に関わる大阪儀典室に異動した。府職員労働組合は14日、この引き抜き人事に対し、吉村洋文府知事に抗議書を提出。「職員削減と採用抑制によって職場は疲弊しきっている」と指摘し、「『万博』を理由に職員に多大な負担を強いる人事異動に対し厳重に抗議します」と訴えた。

 府企画厚生課によると、昨年4〜9月に時間外勤務が月80時間を超えた府職員は102人。5年前の同時期と比べ、約1.5倍となった。また、2023年度に「精神疾患等により7日以上休業した職員」は300人に上る。

「たまったもんじゃない!」

 職場の現状について、府職員労組の小松康則執行委員長はこう話す。

「人員不足で通常業務さえままならないのに、万博関連業務に人員を割かれ、その補充もない。これから年度末で忙しくなる時期の異動だったので、現場からは『たまったもんじゃない』という声を聞きます。万博は数年前から決まっていたこと。ここにきて人事異動で現場を混乱させるのではなく、あらかじめ職員を補充しておくべきだったのではないでしょうか。今後も万博のための引き抜きが続くのではないか、と職員は戦々恐々としています」

 府の総務部人事課は抗議書について「府としては万博の開幕が迫り、全庁を挙げて取り組む方針を掲げているため、このような人事異動になりました。今回の件に限らず、欠員に対しては前倒しで職員を採用し、非常勤職員や、臨時的任用などで対応するよう努めております」と日刊ゲンダイの取材に見解を示した。

 万博にシャカリキで府の組織が回らなくなってしまうようでは、あまりにも本末転倒だ。

 ◇  ◇  ◇

 吉村知事が副会長を務める万博協会は、チケット販売目標2300万枚のうち1400万枚を前売りでさばく計画だ。しかし、販売実績は昨年12月25日時点で746万枚。チケットの販売不振は死活問題なのに、協会に問うとずいぶんとのんびりしているようで……。●関連記事【もっと読む】『大阪万博の赤字回避は薄利多売な「ぬいぐるみ・お菓子」頼み…開幕100日切っても漂う楽天ムード』もあわせてどうぞ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 吉村維新の“石丸ラブ”が止まらない…新党に「連携参加の可能性を前向きに」と秋波送った皮算用(日刊ゲンダイ)

吉村維新の“石丸ラブ”が止まらない…新党に「連携参加の可能性を前向きに」と秋波送った皮算用
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/366390
2025/01/17 日刊ゲンダイ


石丸伸二氏(左)と吉村洋文代表(C)日刊ゲンダイ

 ただの話題づくりか、党勢拡大が狙いか。前安芸高田市長の石丸伸二氏が今夏の都議選に向けて新たに立ち上げた地域政党「再生の道」に、「日本維新の会」が飛びついた。全国政党化を目指す吉村代表は、石丸新党の設立会見が行われた15日、「新党との連携というか、参加の可能性を前向きに考える」と発言。いきなり秋波を送ったが、維新にメリットがあるのかは疑問だ。

「面白いし期待している」と新党設立に大ハシャギ

 石丸氏は都議選(定数127)で、全42選挙区での候補者擁立を目指す。党としての政策はなく、候補者が各選挙区で「主張すべきものを主張する」というスタイル。政党の方針である綱領ですら、任期を最長2期8年に限定する「多選の制限」のみで、このユルい“掟”を守る限り他党との掛け持ちも認められる。

 石丸氏は「生まれ変わるぐらいの変化、これが今の日本には必要だと考えた」と会見で強調したが、自民党だろうが共産党だろうが、都議のイスにしがみつかなければ二重党籍を認めるとは奇をてらった感が否めない。現職都議や首長・副首長の経験者が公募に申し込んだ場合、選考を経ずに候補者にするのも「タイパ」重視の“現代っ子”らしい。

 こうした動きに吉村代表は素早く反応。「面白いし期待している」と新党設立を歓迎し、党の掛け持ちについて「『腹をくくってやる』という議員がいれば賛成したい」と前のめりだった。

 分かりやすいラブコールだが、維新が石丸新党に“抱きつく”メリットがあるのかどうか。一時は「大躍進」ともてはやされた維新も、今では全国政党化どころか関西のローカル政党に逆戻り。石丸氏の“威”を借りて党勢拡大に弾みをつけたいところだが、そもそも維新の現職都議は大田区選出の松田龍典氏だけだ。

身内の心境は複雑


松田龍典氏の応援演説をする吉村代表=左、2021年都議選)/(C)日刊ゲンダイ

 維新元幹部が言う。

「今度の都議選で『東京維新の会』の公認候補に決まっているのは現職を含め今のところ4人。候補者を公募していますが、増える見込みは薄い。たった4人が石丸新党へ参加したとて何の意味があるのか。『石丸』の看板で戦ったとしても、維新の党勢拡大に資するとは思えません。国民民主党の玉木代表(役職停止中)は石丸新党との連携について『もう少し全体像が見えてくるまで見定めたいのが率直な思い』と慎重に値踏みしています。吉村さんを悪く言うつもりはないけれども、正直、今の段階では玉木さんの態度の方が正しいと思う」

 代表の先走りに身内も複雑な思いに駆られているようだが、当の吉村代表は「石丸ラブ」が止まらない。インターネット番組「ReHacQ」(リハック)で石丸氏と対談した際、「石丸さんに都知事になって欲しい」(昨年8月31日配信)、「石丸さんに東京を動かして欲しい」(同12月23日配信)と再三にわたってエールを送っているほどだ。

 ただ、連携を前に維新が取るべき“ケジメ”もある。

「東京維新は昨年の都知事選で独自候補の擁立を見送り、静観を決めました。出馬した石丸さんを水面下で応援したメンバーに、当時の幹部が『他の候補の支援は絶対にするな』とクギを刺したことも。分裂含みのひと悶着があったのに、石丸新党との連携がすんなりいくでしょうか。最終的には石丸さんと吉村さんの間で話を詰めるのでしょうが……」(維新関係者)

 維新内部で再びひと波乱あるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 石丸伸二氏が党首を務める地域政党「再生の道」の設立を発表。今夏の都議選の候補者を公募し、全42選挙区で擁立を目指す。自身は出馬しないとか。果たしてマトモな候補が集まるだろうか? 関連記事【もっと読む】で詳しく報じてます。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 裏金3500万円で職員略式起訴、「都議会自民党」解散で自民は都議選“死屍累々”…ほくそ笑む小池・石丸・玉木(日刊ゲンダイ)

裏金3500万円で職員略式起訴、「都議会自民党」解散で自民は都議選“死屍累々”…ほくそ笑む小池・石丸・玉木
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/366442
2025/01/18 日刊ゲンダイ


(左から)小池都知事、石丸伸二氏、玉木雄一郎氏(C)日刊ゲンダイ

 もはや、裏金自民に上がり目はない。

 都議会の自民党会派の政治団体「都議会自民党」が政治資金パーティーなどの収入3500万円を収支報告書に記載しなかったとして、東京地検特捜部が17日、政治資金規正法違反罪(虚偽記入)で会計担当の矢島英勝職員(72)を略式起訴した。支出分も含めた虚偽記入の総額は計約6300万円と認定した。また会派幹部が昨夜、都庁で会見し「ずさんな資金管理を排除する」として政治団体の解散を決めたことを明らかにした。会派は維持する。

 都議会自民は2019年と22年に都内でパーティーを開催。都議には2万円のパー券50枚の販売ノルマがあり、超過分を都議側が中抜きし、自由に使えた。NHKによると、不記載があったのは現職都議など計26人で、会派トップの幹事長は8人。裏金額が最も巨額だった都議は300万円余りで、幹事長経験者だという。

 許しがたいのは、旧安倍派同様の手口で裏金づくりに手を染めていたのに、都議の立件が見送られたことだ。裏金額が立件ラインの3000万円を超える都議がいないからだそうだが、矢島職員だけが悪者など、あり得ない話だろう。

「矢島さんはもともと都庁職員で、都議会の自民党控室の受け付け業務に従事していた。退職後は自民側に雇用され、通算30年以上も勤めています。都議から信頼されていて、カネの出し入れを任されていたのは間違いないでしょう。ただ、一職員の彼が裏金づくりを主導できるわけがない。都議の指示があったと考えるのが自然です」(都庁関係者)

「矢島さんはただの集金役で“貧乏くじ”を引かされた」

 都議会自民OBが言う。

「パー券の売り上げは現金払い。ノルマを達成できない都議に『ちゃんと売ってこい』とハッパをかけていたのは重鎮都議で、矢島さんはただの集金役だったと記憶しています。“貧乏くじ”を引かされたのでしょう」

 しかし、都議も無傷では済まなそうだ。自民党都連は今年6月に予定される都議選で、裏金問題に関係した都議の公認を見送り、無所属での出馬を求める案を検討するという。裏金都議は“死屍累々”だ。

「頼みの綱は公明党ですが、西田実仁幹事長が会見で『国会議員の不記載以上に大変厳しい話ではないか』と批判。都議選の対応について『選挙協力をどうするか何も話は進んでいない』とも言いました。衆院選では裏金事件の影響で自民と共に沈みましたから、都議選では距離をとる可能性がある」(都政関係者)

自民支持の保守層にも食い込める大チャンス

 ほくそ笑んでいるのは、小池都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会と、都議選に向け新党を立ち上げた石丸伸二・前安芸高田市長、候補擁立を狙う国民民主党の玉木代表(役職停止中)だ。

 都ファ関係者が言う。

「最近は国民民主以外の既存政党への不信感が高まっているだけに、我々のような『第三極』は受け皿になれるはず。無党派層のみならず、自民を支持する保守層にも食い込める。こんなチャンスはめったにないでしょう」

 自民は都議選で大敗すれば、その後に控える参院選も絶望だ。

  ◇  ◇  ◇

 石丸氏が今夏の都議選に向けて新たに立ち上げた地域政党「再生の道」に、「日本維新の会」が飛びついた。吉村大阪府知事が秋波を送る狙いとは…。関連記事【もっと読む】で詳しく報じています。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/497.html

   

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