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2025年1月16日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK296] 立花孝志、リポスト裁判敗訴(チダイズム)


立花孝志、リポスト裁判敗訴
https://chidaism.com/news/20250115-01/
2025年1月15日 - 8:42 PM チダイズム

 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志が、選挙ウォッチャーちだいが投稿した「反社会的カルト集団」という言葉をリポストしたことが名誉毀損にあたるとして、「みんなでつくる党」の大津綾香党首を訴えていた裁判は、15日、原告の立花孝志の請求を棄却する判決が下され、立花孝志の敗訴となった。

 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、立花孝志から控訴されている選挙ウォッチャーちだいは、「あまりにも当然の判決であるが、今回の判決文を見ても、前提となる事実が真実であることが認められ、NHKから国民を守る党が『反社会的カルト集団』であるという意見論評が法律の範囲から逸脱していないことが確認された。つまり、NHKから国民を守る党のことを誰が『反社会的カルト集団』だと表現しても、法的な問題にはならない」と話した。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/479.html

記事 [政治・選挙・NHK296] やりたいことはすべて封印 大丈夫か?石破首相、ボヤキと睡眠薬の日々(日刊ゲンダイ)

※2025年1月15日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2025年1月15日 日刊ゲンダイ2面


やりたいことはことごとく「封印」される石破首相(C)日刊ゲンダイ

 通常国会が始まる前から、鮮明になってきた石破首相のガンジガラメ。同日選も大連立も与野党の反発で「封印」を余儀なくされ、アジア版NATOに至っては与党訪中団が別の構想をぶち上げるチグハグ。

 睡眠薬の常用を明かし、ボヤキばかりで、思わず心配になってくる。

  ◇  ◇  ◇

 はたして少数与党の石破政権は、通常国会を乗り切れるのだろうか。来週24日に通常国会が召集されることが正式に決まった。14日林官房長官が、衆参両院の議運委に日程を伝達した。

 通常国会は会期150日間の長丁場である。7月に参院選を控えていることもあって、野党が厳しく対峙してくるのは間違いない。野党が結束すれば、いつでも「内閣不信任案」が成立する。

 国会がはじまる前から鮮明になっているのが、すでに石破首相はガンジガラメにされ、やりたいことは、ことごとく「封印」せざるを得なくなっているということだ。

 年末年始、石破は「衆参ダブル選挙」と、「野党との大連立」の可能性を口にしていたが、与野党の反発にあい、どちらも早々と「撤回」に追い込まれている。

 昨年12月28日、出演した報道番組で衆参同日選の可能性について問われた石破は「これはある」と認め、さらに1月1日に放送されたラジオ番組では、大連立について「選択肢としてはある」と答えていた。

 ところが、インドネシアを訪問した11日、ダブル選挙と大連立について、「私が1回でも言ったことがあるか。どちらの『だ』の字も言ったことはない」と、強く否定している。

「ダブル選挙を口にした石破首相に対して、党内からは『解散権を軽々に口にすべきじゃない』と批判の声があがっていました。党内の反発が強く、石破さんも否定せざるを得なかったのでしょう。しかし、総理に対して党内から批判が噴出し、すぐに総理が発言を否定するのは、安倍1強時代では考えられなかったことです。政権基盤の弱さがモロにでています」(政界関係者)

 さらに、持論である「アジア版NATO創設」にいたっては、「封印」を余儀なくされているだけでなく、現在、訪中している与党訪中団が、「アジア版NATO」とは、まったく別の「枠組み」を中国政府に提案する始末だ。多国間の安全保障対話の枠組み「欧州安保協力機構」の「アジア版」創設を中国政府に持ちかけている。

 これでは、石破も立場がないのではないか。

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「石破首相は手足を縛られ、やりたいこともやれない状況なのでしょう。少数与党ということもありますが、やはり10年以上、政権中枢から離れ、傍流だったため、政権運営のノウハウも、人脈もないのでしょう。なにもかも森山幹事長に丸投げしているように見えます。これでは持論を実現するのは難しいですよ」

週刊文春」(新年特大号)によると、旧知の地方政治家から「自分のやりたいことやったらええねん」と励まされた石破は、言葉少なに「大変なんだよ」と語るのみだったという。

うまく寝られない


首相の持論は完全無視(自民党の森山幹事長、中国の王毅外相、公明党の西田幹事長)/(C)共同通信社

 やりたいことも、やらせてもらえない──。こうなると、石破が抱えているストレスは、相当、強いに違いない。

 周囲からは体調を心配する声があがっている。なにしろ、総理就任から100日しかたっていないのに、クリニックに3回も足を運んでいる。「検査」ということになっているが、普通の会社員だって、3カ月に3回も「検査」しないのではないか。忙しい総理大臣が、激務の合間を縫って病院に行くのは、よほどのことと考えるのが普通だろう。

 どうやら、うまく寝られないらしい。最新号の「週刊現代」のインタビューにこう答えている。

「朝から晩までずっと緊張していますね。携帯電話というのは恐ろしいです。午前1時だろうが2時だろうが、容赦なくかかってくる」

「だから電話が鳴らなくなる午前2時くらいから、朝5時くらいかな、ようやくひと息ついて」

 夜中の2時、3時まで起きていたら体力が持つはずがない。

「週刊文春」(新年特大号)の取材には、睡眠薬を服用していることを認めている。

 異様なのは、メディアの取材に対して、平気で愚痴をこぼしていることだ。「週刊文春」(1月16日号)から、「年末年始は休めた?」と電話取材を受けた石破は、「ない、まったくない」と答えた後、こう、ぼやいている。

「元旦はだって、宮中に行って、能登に行った。二〜三日は、そりゃもう、山ほどくるメールの返事とか、う〜ん、(一月)六日の伊勢神宮参拝のあとの年頭(記者)会見(の準備)とか、そんなことやってれば一日は終わりますわな。一歩も外に出れないんだから……」

 正直といえば正直だが、一国のトップがメディア取材に愚痴をこぼすのは、異例のことだ。よほど参っているということなのではないか。

 永田町では、石破は「無呼吸症候群」ではないか、と囁かれている。睡眠中に呼吸が止まる「無呼吸症候群」は、日中、頭がボーッとし、判断力が鈍り、イライラしたり、なにもやる気がしなくなるといった症状が出やすい。

「もし、石破首相が夜、寝られないのだとすると、ちょっと心配です。正常な判断ができるのかどうか。一国のトップの心身状態は、国民生活を左右するからです。韓国の大統領が、いきなり戒厳令を発したのも正常な判断力を失ったからでしょう。相手も選ばず愚痴をこぼしているようだし、石破首相は大丈夫なのでしょうか」(本澤二郎氏=前出)

自己主張しない真空総理

 いったい石破は、なんのために総理になったのか。持論を「封印」し、やりたいこともできないのでは、念願の総理に就いた意味もないのではないか。

 しかし、24日からはじまる通常国会も、石破カラーを封印し、自己主張をしない「真空総理」に徹する方針らしい。

 日本維新と国民民主を天秤にかけ、まんまと補正予算を成立させ、昨年の臨時国会を乗り切った石破は、このやり方に自信を深めているという。

 国会答弁にも自信を持ちはじめているという。「石破論法」と揶揄される国会答弁は、野党議員の質問に、「ご指摘は謙虚に受け止めます」「まったく同感です」などと、まず下手にでて、長々と説明をするが、いつまでにどうするのか、最後まで言質を与えない、というシロモノ。議事録を読むと、質問になにも答えていない。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「少数与党の石破首相は、昨年の臨時国会と同じように、可能な限り、野党の要求を丸のみすることで、本予算の成立をはかり、6月末までの通常国会を無事に乗り切るつもりなのでしょう。しかし、はたして思惑通りにいくのかどうか。たとえ、国会での数合わせに成功し、予算を成立させ、内閣不信任案を否決できたとしても、受け身の姿勢では、7月の参院選で有権者から厳しい審判を受けるだけです。石破首相は、古い自民党を壊すと訴え、たとえ党内で冷や飯を食わされてもアベ政治を批判するなど、自分の考えを強く主張することで、国民の支持を集めていたはずです。石破政権が延命できるかどうか、最後は有権者の支持を得られるかどうかですよ。なぜ、腹をくくらないのか。いま、国際社会は揺れ、日本には難問が山積している。いまこそ、トップのリーダーシップが問われているのに、持論を封印するなんて最悪です」

 もはや、石破が総理をつづける意味はないのではないか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/480.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 早くも見えた石丸伸二氏「再生の道」の“ポンコツ化”…政策への言及なし、新党参加にこれだけのリスク(日刊ゲンダイ)


早くも見えた石丸伸二氏「再生の道」の“ポンコツ化”…政策への言及なし、新党参加にこれだけのリスク
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/366323
2025/01/16 日刊ゲンダイ


日刊ゲンダイ記者に逆質問(C)日刊ゲンダイ

 石丸伸二・前安芸高田市長が15日、都内の貸会議室で会見し、自らが党首を務める地域政党「再生の道」の設立を発表した。今夏の都議選の候補者を公募し、全42選挙区で擁立を目指す。自身は出馬しないという。

 集まった約100人の報道陣を前に、まず石丸氏はメディア批判を展開した。会見開始直前、目の敵にしているテレビ朝日の記者の出欠を確認。不在だと分かると「話すことが半分になりました」と言い、「もう半分は記者クラブを詰めることですね」と不敵な笑みを浮かべた。

 何を言い出すのかと思ったら、矛先を向けたのは、記者クラブの幹事社である時事通信社。石丸氏は当初、都庁でクラブ主催の会見を行う予定だったが、日時の詳細を記した資料がネットに流出したため、「誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高い」との理由でいったん中止を決定。改めて、都内会議室に場所を変更したのだが、参加条件として「登録者数100万相当のネット媒体を有するか否か」などを掲げ、事実上、フリー記者らを排除した。

 会見の情報が漏れたことについて「重大事故じゃないですか」などと怒り、時事通信社の記者を詰問したのだった。

 一方、本題の地域政党については、驚くことに肝心の政策の中身への言及はナシ。いわく、「各候補が各選挙内で主張すべきことを主張する」のだという。国政政党への重複所属を認める考えも示し、当選した場合の条件として「2期8年」という多選制限を挙げた。石丸氏本人との面接などを経て、最大55人の擁立を春ごろまでに決めると説明した。

行き場のない有象無象ばかりが終結


肝心要の政策の中身への言及はナシ(C)日刊ゲンダイ

 質疑応答に移ったところで、日刊ゲンダイは会見に参加基準を設け、フリー記者を排除したことについて「適切ではない」と指摘。すると、石丸氏は「日刊ゲンダイに取材したいとオファーしたら、際限なく受けてくれるんですね? できないですよね。なんでできないことを人にやらせようとするんですか」と逆質問。記者が「政党代表として多くのメディアと向き合い、有権者にメッセージを送るべきではないか」と返すとこう答えた。

「はい、だから多くの方に情報を伝えるために最も効率的な方法を選びました。(例えば)ここ(会見場)にユーチューブをやっている人が来て、1時間対談すると。でもその人は登録者数は1000人しかいない。この1時間、皆さん損しますよ。皆さんだけでなく多くの国民が損をする。都民、国民の利益を最大化させる方法を考えた」

 要するに、大手メディアはともかく、弱小メディアとは向き合っても「損」するだけだから切り捨てたというわけだ。石丸氏は都議選で子飼いを当選させ、次の都知事を狙っているといわれる。

 しかし、こんな人物がトップに立つ政党にマトモな候補が集まるだろうか。

 石丸新党への参加を検討中の政界関係者が言う。

「石丸さんは候補への支援として60万円の供託金の負担や、石丸さんの応援演説などを掲げていますが、平時の政治活動への援助はない。また、最も重要な落選した場合のケアについても言及がない。リスクが高すぎるため、民間企業を辞めてまで手を挙げる人は少ないでしょう。結果、落選を繰り返して行き場のない有象無象ばかり集まるのではないか。さらに、春までに55人擁立すると言いますが、そんな短時間で身体検査は不可能。当選したはいいが、後から問題が発覚するケースが続出しかねません」

 “ポンコツ政党”化は避けられそうにない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/481.html

記事 [政治・選挙・NHK296] 石丸伸二氏の新党 維新・吉村氏が連携意欲「価値観共有している」(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20250115/k00/00m/010/209000c



すかさず、日刊ゲンダイが言う。・・・「ポンコツ政党・・・」。

政党とは、政治において政策や主張に共通点のある者同士が集まって、意見の集約と統一された政策の形成を図り、政権を担当もしくは政策決定過程に影響力を持つことで政策の実現を図る集団を指していう。

地域政党といえども、「政策の表明」が無ければ「政党」を名乗る資格はない。

それは、数を頼むために私的結社を成し、群れているだけの「烏合の衆」。

金だけを目的に群れる「迷惑系ユーチューバー」の集まりのごとく、政治に対する「高い志」は勿論、「理念」、「定見」すら持たない、石丸氏自身が否定する「政治屋」集団にしかなり得ない。



以下に記事の全文を転載する。


今夏の東京都議選に向け石丸伸二・前広島県安芸高田市長が15日、新たな地域政党「再生の道」の設立を発表した。国政政党の幹部らは新党の動きを注視し、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が連携に意欲を表明した一方、国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は慎重姿勢を示した。

 維新の吉村氏は15日の記者会見で、石丸氏について「多極分散の国家を目指すのは価値観を共有している」と主張。都議選の候補者に関しては「維新であり、石丸新党であるというような可能性もあり得る」と述べ、維新の候補者が新党の公募に応じ、石丸氏の審査を経て支援を受けることを容認する考えを示した。維新は都議選に現職1人、新人3人の擁立を決めている。

 国民民主の玉木氏は15日、記者団に「政策もまだ出していない。もう少し全体像が見えてくるまで見定めたいのが率直な思いだ」と述べるにとどめた。石丸氏については「都知事選で2位の得票数を得た方で、それなりの影響力はある」と評価する一方、「それが都議会という舞台でどのような形で発揮されるのか、どういった方がそこ(新党)に集うのか。もう少し見定めていきたい」と語った。

 石丸氏は2024年11月のユーチューブ番組で玉木氏と共演し、都議選と同時期の参院選で互いに候補者をすみ分けるなどの連携を提案した。15日の会見では、国民民主との連携の可能性を問われ「これから玉木さんと相談したい」と期待を寄せた。主要政策に関しては「党として実現する政策はここでは出さない。各人の判断能力に任せたい」などと述べ、打ち出さなかった。

 共産党の小池晃書記局長は14日の会見で、これまでの石丸氏について「都政についてほとんど中身は語られていない」と指摘。「都知事選の時も既成政党は反対、政治屋一掃みたいな、それだけしか言っていなかった。どういうテーマを掲げて臨んでくるのかをよく見ていきたい」と語った。【遠藤修平、戸田紗友莉】


記事の転載はここまで。


各メディアで取り上げられている石丸氏の発言は自己矛盾に満ちている。

何故そうなるのかと言えば、当人が深い思慮に欠け、口から出まかせを言い、自己の都合の良いことを理屈っぽく語るからということだろう。

例えばその1、

「党として実現する政策はここでは出さない。各人の判断能力に任せたい」

と言う。

ここでは「党として実現する政策」を出さないと言い、各人の判断(能力?)に任せるということは、「ここでは」のみならず、「党として実現する政策」は永久に出てこないし、出せないのが道理だ。

例えばその2、

当選した場合の条件として「2期8年」という多選制限を挙げることで、一見、政治の利権にしがみつく「政治屋」を否定しているように見せているが、一方で、国政政党への重複所属を認めるというのは、「政治屋」そのものの推奨でしかない。

手っ取り早く「政治屋候補」を集めようという、自己中な考え方が露わではないか。

例えばその3、

「都民、国民の利益を最大化させる方法を考えた」と言う。

石丸氏の考えた「都民、国民の利益」とは何か。

政策も出せない石丸氏は、当然その事は言わないし、言えない。

「都民、国民の利益」が何かを言えない人物が、その利益を最大化させる方法など、考えられるわけもないし、考えたところで思い付くはずも無いではないか。

例えばその4、

「・・・国民民主との連携の可能性を問われ「これから玉木さんと相談したい」」

と言う。

政策を出せない党と、政策の一致が連携の条件に掲げる党、一体何を相談するというのか・・・。

これで連携などすれば、「政治屋」の悪巧みとの誹りは免れない。

くどくなるので、このくらいにしておくが・・・、


口数ばかり多くて、中身無しの典型。

誰でも、相手から早口でまくしたてられたら、思考を乱されるのは普通だ。

しかし、文字起しされた言葉を論理的に追っていけば、その矛盾に気が付くことは難しくはない。

石丸氏がいつも敵を作り、劇場型ならぬ激情型の雰囲気を作り出すのも、自分の「論理的でない話」を隠すために自然と身に着けた自己防衛策なのだろう。

Z世代の支持が高いという石丸氏。

政治家を名乗りつつ、政策を語らない彼の何を支持しているのだろうか。

激情型の雰囲気の中で、敵を作り論破してみせる、そんな言葉巧みな話術に「カッコいい」と感じているだけなのか。

Z世代は本も読まない、テレビも見ないと言われている。

ただユーチューバーの垂れ流す真偽不明の情報を無批判に取り入れてしまうのか。

論理的思考が出来ない、直情型人間たちなのか。


記事中の共産党の小池晃書記局長の言葉にある通り、

「都政についてほとんど中身は語られていない」


これからも「再生の道」の政策は語られることはないだろう。

論理的に考えれば、「政策」を各人の判断に任せる集団に、集団としての「政策」はあり得ないからだ。

これも石丸流の一つの責任回避、責任転嫁の道なのかもしれない。


未だ始まってもいない「再生の道」の再生の道は遠い。

同様に、石丸氏の「再生の道」はもっと遠い。








http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/482.html
記事 [政治・選挙・NHK296] 都議会自民でも裏金問題が事件化…批判の矛先は東京地検特捜部の「立件基準3000万円」にも(日刊ゲンダイ)
都議会自民でも裏金問題が事件化…批判の矛先は東京地検特捜部の「立件基準3000万円」にも
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/366289
2025/01/15 日刊ゲンダイ


全国どこでも裏金作り…(C)日刊ゲンダイ

 国会議員が立件された時と同じ展開になってきた。

 東京都議会の自民党会派の政治団体「都議会自民党」が政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載せず、“裏金づくり”をしていたとされる問題。東京地検特捜部は、同会派の会計担当職員が関与していた疑いが強まったとして、近く、この職員を政治資金規正法違反(虚偽記入)で立件する方向に入ったーーと報じられた。

 都議会自民党では旧安倍派などの裏金事件を受け、弁護士を交えて内部調査を実施。政治資金規正法違反の時効(5年)にかかる、2019年12月と22年5月に開いたパーティー券の売り上げを調べたところ、都議1人当たりの販売ノルマ(50枚・計100万円)を超えた分を会派に納めず「中抜き」していた都議が複数いたという。

 これを受け、神戸学院大の上脇博之教授(66)が東京地検に刑事告発。特捜部が関係者から聞き取りを進めていた。

 不記載の総額は約3000万円に上り、関与した都議は20人以上いるとみられる。

政治家であれば立件の基準がなぜ「3000万円」となるのか

 国会議員のみならず、都議会でも裏金作りが常態化していた疑いが浮上した自民党。こうなると、全国の都道府県連でも今後、同様の実態が表面化してくる可能性があるだろう。

 全く許せない話だが、国民から批判の声が出ているのはそれだけではない。都議の立件について、読売新聞などが「(1人当たりの)不記載額が立件基準とされる3000万円に満たないことなどを踏まえ、立件は見送る見通し」などと報じている事だ。

「不記載」とは自民側が勝手に使っている言葉で、実際は「所得隠し」と指摘されても仕方がない行為だ。

 一般庶民が売り上げを過少申告したり、いったん業者に支払った後、キックバックされたカネを懐に入れたりしていれば、金額の多寡にかかわらず「所得隠し」の脱税と認定されて立件されるだろう。

 にもかかわらず、政治家であれば立件の基準がなぜ「3000万円」となるのか。国会議員の時も指摘されていたが、いつ、誰が、どのような理由で金額を決めたのか。税務を解説する専門書や、国税庁のホームページのどこに掲載されているのだろうか。

《サラリーマンも年収3000万円までは所得控除してほしい》《裏金自民の本当の共犯は特捜部か?》。SNS上でこういった投稿がみられるのも無理はない。

  ◇  ◇  ◇

 国会議員のみならず、都議会でも事件化する可能性が強まった自民党の裏金問題。●関連記事【もっと読む】で《麻生太郎氏が新成人に「うまい話はない」発言のお門違い…強く言うべきは自民裏金議員》【さらに読む】で《自民裏金ケジメ8億円寄附に「執行部は説明すべき」と苦言…萩生田光一氏に“おまいう”批判殺到の当然》を取り上げている。

関連記事
萩生田光一氏ニタリ?自民党東京都連の裏金疑惑から「逃げ切り」の公算…都議会自民は会計担当職員を立件へ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/475.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/483.html

   

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