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2024年11月29日時分 〜
コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
16. 果糖茶[32] icqTnJKD 2024年11月29日 00:00:44 : i3XM2QSZnM : ZDhJOUJqSkJDLjI=[2]
 
裏金盗賊、闇バイト強盗、兵庫知事選……
日本社会も段々グロテスクになってくなあ。
 

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
47. 新共産主義クラブ[-10774] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月29日 00:02:54 : FY5v5Gr3z2 :TOR RlhaVi41QzNCOGc=[7]
<▽30行くらい>
>>45 「愛」さん

 ご参考にしてください。

◆ 安藤忠恕

 2006年11月に発覚した宮崎県官製談合事件の責任を問われ、12月1日に県議会が安藤知事の不信任決議案を賛成40票反対なし欠席2人で可決した後、事件への関与を認めることになるとして一旦は議会を解散させず自らも辞職しないという方針を表明したが、その後辞職の意思を表明し12月4日で知事職を辞職した。

 12月8日、競売入札妨害(談合)容疑により宮崎県警に逮捕された

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%97%A4%E5%BF%A0%E6%81%95
 

◆ 竹内藤男

 茨城県知事を5期務めた(公選 第8・9・10・11・12代)。

 在任中の1993年にゼネコン4社から9500万円を受け取った収賄容疑で逮捕・起訴された(ゼネコン汚職事件)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%86%85%E8%97%A4%E7%94%B7
 

◆ 本間俊太郎

 本間も清水建設幹部とともに贈収賄の容疑で東京地検特捜部に逮捕され、同年3月に再選されていた知事職を2期目の途中で辞任した。

 1997年(平成9年)3月21日、東京地方裁判所で懲役2年6か月・追徴金1億2千万円の実刑判決を受け、静岡刑務所に収監された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E9%96%93%E4%BF%8A%E5%A4%AA%E9%83%8E
 

◆ 佐藤栄佐久

 2006年9月に実弟が関与した汚職事件の追及を受け、5期目の任期途中での辞職を表明し9月28日、福島県議会の同意を得て知事を辞職した。後日、自身も収賄の容疑で逮捕された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%A0%84%E4%BD%90%E4%B9%85
 



http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c47

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. 弥次郎1[79] lu2On5hZMQ 2024年11月29日 00:03:11 : HA43CPpgHg : SW9hRU1rVWkuWjI=[89]
ブログもメールも警察がオリジナルを復元できるんだよ

くどい
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. ノーサイド[3141] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 00:06:37 : kHwZHfJCRL : MFBDaXFNRXdwUC4=[14]
>>22

だからどうやってオリジナルを復元できるの?。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
48. 新憲法制定[108] kFaMm5ZAkKeS6A 2024年11月29日 00:09:54 : hUuSuJDenw : MUpwZExQb0J6QzY=[15]
<△29行くらい>
警視庁は東京都の警察で警察庁とは別物。
都道府県警察の上には都道府県公安委員会がある。
この委員会が都道府県警察を管理する役割があるが、
人事権はないし都道府県公安委員も専属ではなく1カ月に1、2回来るだけ。
公安委員は知事が議会の同意を得て任命する。
公安委員会事務局は警察官が務めるので
公安委員に上がってくる情報は警察経由となり
警察に都合の悪い情報は公安委員には上がってこない。

ウィキより
「都道府県知事や議会に警察に対する直接の権限がないため、警察不祥事が発生しても、公安委員会を介さなければ、真相究明を行うことができない。」
「公安委員会側に刑事訴訟法や国家公安委員会規則等の各種警察行政に関する法的見解によって刑事行政の判断をする者が少ないため、警察法79条による都道府県警察の苦情申出が公安委員会に行われても、その対応に際して警察側の言い分がそのまま通るようになっている。これがために苦情申出制度が有効に機能していない面が存在する。」


政治家のコントロールをあまり受けないようになっているのが警察組織で、
これはアメリカが日本を支配するのに都合がいいから。
政治家がCIAに暗殺されたりしていると言われてるのに、
警察が動かないのは警察がアメリカの下部組織になっているから。
東京地検特捜部がアメリカの手先というのは有名だが、警察もアメリカの手先。
植民地支配する側からしたら、警察を手先にしておくのは当然のこと。

憲法では行政権は内閣に属することになっているが、公安委員会と
いう組織が間に入ってしまうことで、まともな運営がされないも同然になる。
教育委員会という行政委員会があるが、ここも問題大ありなのは有名。
日本国憲法が官庁や行政委員会について何も定めていないことが
警察や教育がどうしようもない状態になっていることにつながっている。

護憲派や日本国憲法派生バージョンである改憲派はこういう点に全く目を
向けないことから、既存政党のボンクラ議員たちと質的に変わらない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c48

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. パーマン3号[167] g3CBW4N9g5MzjYY 2024年11月29日 00:15:38 : O2AXuDx6w6 : VldpVnU0bmRSYkE=[63]
ボンボンはボンボン。
東大出てもボンボン。
灯台に登ってもボンボン。
県知事になってもボンボン。

広告会社と口裏を合わせたり、百条委員会で開き直ったり、やることなすこと行き当たりばったりで、具体的な政策とか、議論の深さなど、何処にも見たことない。

言い訳、取り繕い、開き直り、意味のない繰り返し、部下への横柄。
昭和のボンボンがタイムスリップで出現したという物珍しさだけは辛うじてあるようだ。
兵庫の民度がバレたかも。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
49. 弥次郎1[80] lu2On5hZMQ 2024年11月29日 00:20:44 : HA43CPpgHg : SW9hRU1rVWkuWjI=[90]
知事だろうが 市長だろうが公選法違反が発覚すれば
当選無効となり刑事罰や公民権停止が課せられるのは当然

まあ。小池百合子の学歴詐称はエジプト政府なんかが絡んでてややこしかったし、スキャンダルの域を越えない感じがあってうやむやになった
が、この斎藤の場合はドメスティックで収まってる上に証拠がてんこ盛りで
明らかに公職選挙法に反してるから警察も動かざるをえないだろう
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c49

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
25. 弥次郎1[81] lu2On5hZMQ 2024年11月29日 00:28:17 : HA43CPpgHg : SW9hRU1rVWkuWjI=[91]
>>23

デジタルデータを調査・解析するのが「デジタルフォレンジック」という技術

「データを削除しても、視覚的に見えているものが消えただけであって、データが完全に削除されたわけではないんです。管理情報は『このデータは削除したもの』として扱っていますが、物理的なデータは記憶媒体の中に一部残っているので、専用のソフトやツールを使えば、データを復元させることは可能なんです」


「データが消されたら証拠は残らないの?」警察も頼る“デジタル解析のプロ”に聞いた「復元のワザ」《相場は50万円以上》

https://bunshun.jp/articles/-/47686
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. ノーサイド[3142] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 00:49:05 : kHwZHfJCRL : MFBDaXFNRXdwUC4=[15]
>>25

ハードディスクにドリルで穴あけたらデータ復元できないだろ?。
(大笑)


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c26

記事 [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル)
極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202411290000/
2024.11.29 櫻井ジャーナル

 アメリカ政府がウクライナ政府に対してATACMSミサイルの使用を許可したとNSC(国家安全保障会議)の戦略広報調整官を務めているジョン・カービーは11月25日に確認した。アメリカ側はこの決定について核攻撃のリスクを増大させるものではないと主張しているが、アメリカの好戦派は違うことを言っている。

 例えばフィリップ・ブリードラブ退役大将。2013年5月から16年5月まで欧州連合軍の最高司令官(SACEUR)を務めたこの軍人をインタビューした記事をRFE/RL(ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティー)は2022年4月に伝えたが、​その中でブリードラブは「核兵器と第三次世界大戦を非常に心配していたため、完全に抑止されてしまいまった」と語っている​。ロシアとの核戦争を恐れるべきではないという主張だ。

 そうした発言の背景にはアメリカが核戦争でロシアに勝てるという信仰がある。​外交問題評議会(CFR)が発行している定期刊行物「フォーリン・アフェアーズ」は欧米支配層の機関誌的な存在だが、その2006年3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文では、ロシアと中国の長距離核兵器をアメリカ軍の先制第1撃で破壊できるようになる日は近いとしている。​

 ロシア軍は11月21日にドニプロにあるユジュマシュの工場を破壊したが、その際に使用された中距離弾道ミサイル「オレーシニク」はマッハ10という極超音速で飛行、迎撃は不可能だ。そのミサイルによる攻撃の実態が徐々に判明してきた。

 攻撃された工業施設は破壊され、その地域ではすべての通信と交通が遮断され、多くの救急車が現場に到着、SBU(ウクライナ安全保障庁)のメンバーらも駆けつけたと伝えられている。

 ​アジア・タイムズ紙によると、攻撃された工場の周辺に住む人びとは地震のような揺れがあり、1.6キロメートル離れた家を破壊したが、爆発はなく火災も発生していない​。MIRV(複数個別誘導再突入体)/MARV(機動再突入体)機能を備えた一種の運動エネルギー・ミサイルで、地下施設も粉砕されたと伝えられている。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は地下シェルターに隠れているとされているが、そのシェルターも安全ではなくなった。NATOの軍事基地、司令センター、ICBM基地、あらゆる地下シェルターについても同じことが言えるだろう。アメリカ海軍が世界を威圧してきた航空母艦はひとたまりもない。日本の自衛隊がアメリカ国防総省の戦略に従って建設した南西諸島のミサイル発射基地もターゲットになりうる。

 こうした運動エネルギー・ミサイルによってロシアは核兵器に頼る必要がなくなった。アメリカはロシアを徐々に追い詰めてアメリカに屈服するか核兵器を使うしかない状況に追い込もうとしていたと見られているが、その計算は破綻した。こうした兵器を想定していなかったアメリカの支配層がウクライナへの核兵器持ち込みを議題に載せざるを得ない状況になったとも言える。

 アメリカを世界大戦へと導いてきた好戦派はそれでもロシアや中国を簡単に倒せると信じている、あるいは信じたがっている。ソ連が消滅した1991年12月以降、彼らは「唯一の超大国」になったアメリカは好き勝手なことができるようになったと信じ、世界征服戦争を本格化させたのだが、それは妄想にすぎなかった。

 しかし、彼らはその妄想から抜け出すことができない。自分たちの破滅を信じたくないからだ。

 ​バラク・オバマ政権が支援していた反シリア政府軍の主力はアル・カイダ系武装集団のAQI(イラクのアル・カイダ)であり、その集団の中心はサラフィ主義者やムスリム同胞団だと指摘、オバマ政権の政策はシリアの東部(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配地域を作ることになるとも2012年にDIAは警告していた​が、その時にDIAを率いていたマイケル・フリン中将は現在、ジョー・バイデン大統領が我々を第3次世界大戦へ導いていると発言している。

 バイデンが認知症と思われる状態になっていることは少なからぬ人が指摘しているが、ふりんは憲法修正第25条によってカマラ・ハリス副大統領が「行政部局の主要幹部または議会が法律で定めるその他の機関のいずれかの過半数」とともに大統領が職務を遂行できない旨の宣言をするように要求している。

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​Sakurai’s Substack​

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html

コメント [戦争b25]
1. 赤かぶ[231150] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:00:39 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4734]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c1
コメント [戦争b25]
2. 赤かぶ[231151] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:02:24 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4735]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c2
コメント [戦争b25]
3. 赤かぶ[231150] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:04:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4734]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c3
コメント [戦争b25]
4. 赤かぶ[231151] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:06:14 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4735]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c4
コメント [戦争b25]
5. 赤かぶ[231152] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:07:19 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4736]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
27. 弥次郎1[82] lu2On5hZMQ 2024年11月29日 01:08:21 : HA43CPpgHg : SW9hRU1rVWkuWjI=[92]
>>26
それやったら「ドリル斎藤」とか「ドリル楓」とかになって一貫の終わり
ドリル優子も政治資金規正法違反で結局経産相を辞任してんでしょ
まあ、スクショ、魚拓がすでに複数の人間によって残されてるから、証拠隠滅どころか墓穴掘りにしかならん
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c27
コメント [戦争b25]
6. 赤かぶ[231153] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:08:22 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4737]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c6
コメント [戦争b25]
7. 赤かぶ[231154] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:10:25 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4738]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c7
コメント [戦争b25]
8. 赤かぶ[231155] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:11:38 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4739]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c8
コメント [戦争b25] 米政府がウクライナへ核兵器を持ち込む可能性という報道で更なる軍事的緊張(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
20. T80BVM[1113] VIJXgk9CVk0 2024年11月29日 01:12:22 : tZzKCLGPc6 : MU1wYjhlcVhqNWM=[74]
○新型ミサイル「オレシュニク」、爆発時は4000度=プーチン氏
https://sputniknews.jp/20241128/4000-19363164.html

ほうほう、サーモバリック弾並みの温度ですねえ
どうあれ、ニセユダヤ欧米(ジャップ含む)はクソザコだなwww

○ロシアの核の傘、同盟国も守備範囲=ショイグ氏
https://sputniknews.jp/20241128/19362888.html

久々登場のショイグ氏
「今まで曖昧となっていたグレーゾーンの線引きが明確になったことで、戦略的安定性が向上した」
ド腐れジャップ石ブタ政府さん、そゆことだよwww

以上
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/820.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK296] <スクープ>玉木雄一郎代表(55)の不倫相手・小泉みゆき(39)は国民民主党の候補者だった!(週刊文春) 赤かぶ
38. 減らず口減らん坊[516] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月29日 01:13:59 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[515]
以前、小沢が自民党の元幹事長だっていう歴史的な事実の話をすると、俺を嘘800呼ばわりして来た奴が居たけど、同一人物かもな
まあ、人間の本質なんてそうそう変わるもんじゃない

福島の現場に赴いて、現地の人ら話も聞かない様な政治家が、なんでそれをした政治家を非難することが出来るのか?
そういうところを見れば、その人間の本質が分かる、のではないだろうかね?
小沢だから悪なのではない、悪だから小沢なのだ
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/205.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. ノーサイド[3143] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 01:24:12 : kHwZHfJCRL : MFBDaXFNRXdwUC4=[16]

折田は無罪なんだから意味ないんだよ、アホくさ。(大笑)
  
   

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c28
コメント [政治・選挙・NHK296] 改めて安倍・岸田の大罪判明 庶民は103万円で四苦八苦 軍事費は米の言いなりで青天井(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
34. 減らず口減らん坊[517] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月29日 01:25:47 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[516]
まあ、自衛隊は海外に派兵している様な段じゃない
自国領が災害に遭っているのだから、其方を優先するべきだ
両方へ派遣するというならば、まだ理解できる
だが、海外にいい顔をするために、自国民を見棄てる様では本末転倒だ
日本政府は何処の国の政府ですか?
自民党と公明党は、本当に日本の政党なのでしょうか?
そこから議論を重ねる方が先ですな
同様に、小沢が関与していたプチ=エンジェル事件には、秋篠宮が関与していたそうだが、それはどうなっているのかね?
柏原よしえちゃん大好きな今上天皇の関与は、果たしてどうだったのだろうかねぇwww
優先順位を間違えない事だ
国民を搾取するより先に、自分らの襟を正す事の方が先だろう
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/195.html#c34
コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
65. 減らず口減らん坊[518] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月29日 01:29:19 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[517]
>>59
正しいレッテルは張られるべきだよ
それを決めるのは「事実」であって、「政治家の都合」ではないな
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/204.html#c65
コメント [政治・選挙・NHK296]
1. 赤かぶ[231156] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:30:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4740]
<△24行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK296]
2. 赤かぶ[231157] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:31:44 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4741]
<△21行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK296]
3. 赤かぶ[231158] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:32:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4742]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 弥次郎1[83] lu2On5hZMQ 2024年11月29日 01:33:26 : HA43CPpgHg : SW9hRU1rVWkuWjI=[93]
兵庫県民の折田楓が斎藤の言うように無償ボランティア活動であれだけの仕事をしてたら公選法で禁止されてる寄付行為に当たる可能性があるんだよ

なんかあんた、、相変わらず浅いな
わざとやってんのか知らんけど(失笑)
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c29

コメント [近代史3] 日本円と日本の物価は異常に安過ぎる _ 1ドル=50円 が適正価格 中川隆
61. 中川隆[-8356] koaQ7Jey 2024年11月29日 01:36:33 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[1]
<■50行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ガンドラック氏: 金利上昇でドルも上昇する
2024年11月28日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56753

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がCNBCのインタビューでドル相場の見通しについて語っている。

アメリカの金利とドル相場

ガンドラック氏はアメリカのインフレ率が2%以下まで下がると予想しながら、長期金利は上昇すると予想している。

ガンドラック氏: 米国のインフレ率は2%以下まで下がるが、景気後退は遠のいた


その理由はコロナ後に金利上昇で政府債務に多額の利払いが発生していることにより、アメリカ政府は国債の大量発行に追われ、国債価格が下落すると予想しているからである。

さて、ではドルはどうなるのだろうか? ドルの金利は当然ドル相場に影響するから、次の疑問はドル相場である。

ガンドラック氏はドルと金利の関係について次のように述べている。

ドルは金利と極めて密接に相関しているように見える。ドル指数のチャートと10年物国債の金利を重ねてみれば、それはほとんど同じチャートだ。

金利は上がっているのでドルがそれを支えているということだ。

金利が上がればドルを保有するメリットが増えるので、当然である。まずはアメリカの10年物国債の金利のチャートを見ると次のようになっている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-28-us-10-year-treasury-bond-yield-chart.png


ドル円のチャートは以下の通りである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-28-usdjpy.png


確かにほぼ同じチャートである。

ドル相場の見通し

ということは、ドルは今後どうなるのか。ガンドラック氏は次のように予想している。

財政赤字への懸念で長期金利が上昇圧力を受けるというわたしの予想が正しければ、恐らくドルはまだ上がるだろう。

ドルは米国債の金利に大きく影響されている。極めて強い相関関係がもうかなりの間続いており、それが変わると予想する理由もないので、その状況は続くだろう。

但し、ガンドラック氏は金利と株価が数ヶ月上昇を続けていることから、短期的には振り戻しが来ると予想しており、現実に過去1週間ほどそうなっているが、このインタビューはそれより前のものなので、そこまで含めてガンドラック氏の予想は当たっている。

ちなみにドルと金利の相関については筆者は何処かで途切れると考えている。米国債とドルが両方売られるタイミングが恐らく5年以内に来る。レイ・ダリオ氏の米国債暴落予想と同じである。

レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221

だが今のところその兆候はまだ見られない。そのタイミングはまだである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56753
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/189.html#c61

コメント [医療崩壊13] 「レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する」 不安に対しMeiji Seikaファルマ社長が答えた (東洋経済)  魑魅魍魎男
13. 2024年11月29日 01:36:41 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4657]
傲慢な小林大吉郎社長が出てくるたびに、明治の印象が悪くなっていく。

大変結構なことである。

明治はお先真っ暗。

そのうち経営不振になって、外資に買収されるかも。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/301.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
17. 2024年11月29日 01:36:43 : rREj2lqsVA : R0pxd05JQ01oMWc=[761]
佐藤章は切れるがパヨク臭が抜けなくて残念な人。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK296]
4. 赤かぶ[231159] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:39:17 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4743]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c4
コメント [近代史4] ドルが下落したらアメリカは終わり 中川隆
20. 中川隆[-8355] koaQ7Jey 2024年11月29日 01:39:21 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[2]
<■50行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ガンドラック氏: 金利上昇でドルも上昇する
2024年11月28日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56753

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がCNBCのインタビューでドル相場の見通しについて語っている。

アメリカの金利とドル相場

ガンドラック氏はアメリカのインフレ率が2%以下まで下がると予想しながら、長期金利は上昇すると予想している。

ガンドラック氏: 米国のインフレ率は2%以下まで下がるが、景気後退は遠のいた


その理由はコロナ後に金利上昇で政府債務に多額の利払いが発生していることにより、アメリカ政府は国債の大量発行に追われ、国債価格が下落すると予想しているからである。

さて、ではドルはどうなるのだろうか? ドルの金利は当然ドル相場に影響するから、次の疑問はドル相場である。

ガンドラック氏はドルと金利の関係について次のように述べている。

ドルは金利と極めて密接に相関しているように見える。ドル指数のチャートと10年物国債の金利を重ねてみれば、それはほとんど同じチャートだ。

金利は上がっているのでドルがそれを支えているということだ。

金利が上がればドルを保有するメリットが増えるので、当然である。まずはアメリカの10年物国債の金利のチャートを見ると次のようになっている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-28-us-10-year-treasury-bond-yield-chart.png


ドル円のチャートは以下の通りである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2024/11/2024-11-28-usdjpy.png


確かにほぼ同じチャートである。

ドル相場の見通し

ということは、ドルは今後どうなるのか。ガンドラック氏は次のように予想している。

財政赤字への懸念で長期金利が上昇圧力を受けるというわたしの予想が正しければ、恐らくドルはまだ上がるだろう。

ドルは米国債の金利に大きく影響されている。極めて強い相関関係がもうかなりの間続いており、それが変わると予想する理由もないので、その状況は続くだろう。

但し、ガンドラック氏は金利と株価が数ヶ月上昇を続けていることから、短期的には振り戻しが来ると予想しており、現実に過去1週間ほどそうなっているが、このインタビューはそれより前のものなので、そこまで含めてガンドラック氏の予想は当たっている。

ちなみにドルと金利の相関については筆者は何処かで途切れると考えている。米国債とドルが両方売られるタイミングが恐らく5年以内に来る。レイ・ダリオ氏の米国債暴落予想と同じである。

レイ・ダリオ氏: 日本経済は最悪だ、米国の政府債務は5年以内に破綻する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/50221

だが今のところその兆候はまだ見られない。そのタイミングはまだである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/56753
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1074.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK296]
30. 赤かぶ[231160] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:41:33 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4744]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c30
コメント [医療崩壊13] P・マッカロー博士 「これは生物兵器です。人体にこれほど有害なものは見たことがない」 (The Vigilant Fox)  魑魅魍魎男
13. 2024年11月29日 01:42:40 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4659]
「人体にこれほど有害なものは見たことがない」

そりゃそうですよ。
人類を殺戮するために何年もかけて開発されたものですから。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/296.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK296]
31. 赤かぶ[231161] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:43:56 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4745]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c31
コメント [政治・選挙・NHK296]
5. 赤かぶ[231162] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:44:33 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4746]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK296]
6. 赤かぶ[231163] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:47:05 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4747]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
50. 2024年11月29日 01:47:15 : rREj2lqsVA : R0pxd05JQ01oMWc=[762]
数百万の金額が動いていたら動くだろうが、70万なんて金で動くのは税金どろばーの民意無視の国賊でしかない。

石丸の選挙は何千万と動いたが捕まえない。
石丸は民意を捕まえたから。
民意を敵にすると判っていて警察が動くわけない。

パヨクの妄想はたくまし過ぎて付いていけない。


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK296]
32. 赤かぶ[231164] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:50:36 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4748]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c32
コメント [政治・選挙・NHK296]
7. 赤かぶ[231165] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:51:34 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4749]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
51. 2024年11月29日 01:52:45 : rREj2lqsVA : R0pxd05JQ01oMWc=[763]
斎藤知事が玉木のようならずっと応援する。
橋下のように中国を呼び込むなら、リコールしてください。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c51
コメント [政治・選挙・NHK296]
33. 赤かぶ[231166] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:59:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4750]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c33
コメント [お知らせ・管理21] 2024年11月 困った時、意見、提案、相談などなんでも。管理人が当月のみ24時間以内に必ず見るスレ 管理人さん
21. 2024年11月29日 02:02:21 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4660]
>>19
コメントのポイントがマイナス1万超えなど前代未聞、とんでもないアラシです。

新共産主義クラブは投稿禁止かつコメントは強制初期非表示にするよう、
強くお願いします。

阿修羅投稿者一同
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/669.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK296]
34. 赤かぶ[231167] kNSCqYLU 2024年11月29日 02:08:49 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4751]
<■59行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

https://x.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1861733588410257849

望月衣塑子
@ISOKO_MOCHIZUKI

斎藤元彦知事(@motohikosaitoH
)と奥見司弁護士の記者会見に参加したジャーナリスト横田一さん@yokotahajime
をゲストに迎え、

「兵庫県知事選、公選法違反で深まる疑惑」

斎藤知事は、逃げ一辺倒

代理人は「ボランティア」と強弁

で議論・解説します❗️😊✊

奥見弁護士は2時間ほどの会見で、「ボランティアを探していたところ折田夫妻が手を挙げてくれたので、事務所に行ったらパワポなどで説明してくれた。しかし、ボランティアにも関わらず見積書を提出し、対価を支払った」と発言。会見中、一貫して矛盾する説明を繰り返していた。

Arc Timesでは、長時間に及んだ記者会見の要点を噛み砕きながら、横田さんと尾形編集長が詳しく解説・議論します‼️😊✊奥見弁護士の終始、苦しそうな表情が全てを物語っているように思います。

https://youtube.com/live/2s3RAaiOx

ライブ(尾形)【横田一・斎藤知事、逃げの会見/代理人弁護士「ボランティア」強弁の不自然/公選法違反、深まる疑惑】11/27(水) 19:00~

2024/11/27 にライブ配信 arctimes


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c34
コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
35. 赤かぶ[231168] kNSCqYLU 2024年11月29日 02:09:23 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4752]
https://x.com/acab33363624/status/1862028211787530259

日本列島宣言
@acab33363624

折田楓さん、どうやら斎藤知事と闘うつもりのようです。なぜなら、インスタが全く削除されていない。おそらく斎藤陣営にはSNSに長けた人が居なくて、noteしか見ていないのでしょう。


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c35

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
36. 赤かぶ[231169] kNSCqYLU 2024年11月29日 02:10:31 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4753]
https://x.com/carboy_jackshow/status/1861740538011238659

Jackshow Carboy
@carboy_jackshow

焦る余りに「ボランティア」との確定発言で、完全に穴に嵌まった斎藤氏… 
有償の証拠が出れば“お手上げ”に…


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c36

コメント [医療崩壊13] 「レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する」 不安に対しMeiji Seikaファルマ社長が答えた (東洋経済)  魑魅魍魎男
14. トマトジュース[10] g2eDfYNng1eDhYFbg1g 2024年11月29日 02:21:31 : tw3lY6G5KQ : QlB2YXhNa1BmS1U=[22]
打つべきだが、一定の率で重い副反応はある
重症を負ったら明治が面倒をみてくれる?しないよね
健康被害救済制度で運よく認定されたら、みんなが納めた税金で補償する
製薬企業はカネ出さない

最近エボラの記事が載ってたけど、次のプランデミックの準備かね
また研究室から漏れただの大騒ぎするつもりなんだろう、死ぬ死ぬって
エボラのワクチンは出来上がってるはずだしね、もう既にヨーロッパは製造承認をしたはずだから
もしまたプランデミックが起こされて全身から出血して死ぬ死ぬって脅されても打たないようにね
嘘だからw
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/301.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
52. アラハバキ[722] g0GDiYNug2@DTA 2024年11月29日 02:31:19 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[111]
阿修羅民なら斎藤と警察・役人・既得権層は
手打ちするだろうと、何となく感じているんじゃない?

毎度 お決まりのパターンってあるでしょ。

んで、何かスピン事案が必要だから、
立花みたいなザコに在宅起訴か書類送検の勲章をつけてオワリ。

まあ、どいつもこいつも、しょーもない連中ですよ。


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
53. 2024年11月29日 02:38:48 : rREj2lqsVA : R0pxd05JQ01oMWc=[764]
兵庫の選挙では、しばき隊の暴虐の方が大問題。
音喜多を襲撃した菅野完は、立憲から3年で9200万で飼われていたようだが、
しばき隊だって飼っていることでしょう。

立憲は一刻も早く逝ってくれ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c53

記事 [NWO7] 映画評論家・町山智浩氏 カマラ圧勝予想が大外れ、しかも学歴差別ツイートで大炎上 
「町山智浩『カマラ・ハリス大統領候補について』2024.08.27」
(radio-land 動画 26分56秒 2024/8/26)
https://www.youtube.com/watch?v=EU8-qwidcFs

https://x.com/TomoMachi/status/1853945087719583945
(町山智浩)
残酷な事実:アメリカの赤い州(共和党が強い州)は州民の大卒率が
全米平均の大卒率43.1%より低く、平均より大卒者が多い州は
青い州(民主党が強い)になる。
大卒率が全米平均くらいの州は共和党と民主党が拮抗する「接戦州」になる。
Last edited3:38 PM Nov 5, 2024

--------(引用ここまで)-----------------------------------

見ているほうが恥ずかしくなるほどの「カマラ・ハリス」マンセー!だった町山氏。

カマラ圧勝予想が大外れで、米国のことを何もわかっていないと批判が集中、
さらに低学歴は共和党支持と学歴差別ツイートを発して大炎上。
(接戦州もトランプが制した、つまり高学歴者もトランプを支持した)

ユダヤ人、Woke、民主党支持者だらけの映画界で生きていく上では、
彼のような立場を取らざるを得ないのかもしれないが、それにしてもひどい。

自分の願望を現実のように語る町山氏には、偉そうに政治を解説する資格はない。

コロナワクチンの影響で急激に爺臭くなった町山氏。
真っ白になった髪の毛をかきあげて、今日もトランプ叩きのツイートを連発。

彼を見ていると、この世の真実を知らない人は、永久にだまされたままなのだと痛感する。

(関連情報)

「【朗報】町山智浩『トランプは激戦州の結果を待つまでもなく負ける!』ピシャリと予想」
(なんG社会部【ネットの反応】 動画 1分21秒 2024/11/7)
https://www.youtube.com/watch?v=T4agMkwhgdw

「【悲報】町山智浩 トランプ勝利で壊れる」 (なん速ニュース 動画 3分7秒 2024/11/6)
https://www.youtube.com/watch?v=xAM2UxaZZxY

「トランプ支持は低学歴と『学歴差別』で大炎上した町山智浩さん。
カマラ・ハリスさんの敗北は世界中の『リベラル』の『嫌われる努力』。
大学にいくと洗脳される|【ライブ・切り取り】」 
(みやわきチャンネル 動画 17分33秒 2024/11/8)
https://www.youtube.com/watch?v=BRsDx3GmUw8

「映画評論家・町山智浩氏のワクチン御用ぶりがひどい 接種後の急速な老化で髪は真っ白 
水道橋博士はうつ病で国会議員休職」 (拙稿 2022/11/3)
http://www.asyura2.com/22/iryo10/msg/163.html

「悪魔を崇拝する人々の総本山 悪魔教寺院『サタニック・テンプル』
(町山智浩のアメリカの今を知るTV with CNN 2019年)」 (拙稿 2023/6/14)
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/209.html
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/645.html
コメント [NWO7] 映画評論家・町山智浩氏 カマラ圧勝予想が大外れ、しかも学歴差別ツイートで大炎上  魑魅魍魎男
1. 2024年11月29日 03:40:40 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4661]
知性のある高学歴者が、議論も演説もろくにできず原稿を読み上げるだけの
実績ゼロ女を大統領に選ぶわけもないのだが。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/645.html#c1
コメント [経世済民136] 政治家と民間の危機感のずれ 一言主
9. 減らず口減らん坊[519] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月29日 03:53:36 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[518]
日本ていう国は変わらんよなぁ
警告してくれた人間は大勢いたのにな
自分らが劣等国家の劣等民族だという現実を理解できずに、それを指摘してくれた人を人格攻撃する・・・日本では、何よりも「事実陳列罪」が有罪なんだ
そして、もうとっくの昔に中国や韓国に追い抜かされて置いて行かれてるのに、未だに自分らの方が先を行っていると思い込んでいる
そして、日本をヨイショしている国を友好国だと思い込んで、そいつらに媚びている・・・そいつらは、陰では日本の事をカモだと見下してるのにな
まさに、「後進国日本劣等」だとしか言い様が無い
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/474.html#c9
コメント [近代史5] 鼻炎と蓄膿症を悪化させる食べ物 : 乳製品、砂糖、油 中川隆
24. 中川隆[-8354] koaQ7Jey 2024年11月29日 04:08:43 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[3]
吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1003.html#c24

コメント [近代史3] ジャンクフードを食べると超絶肥満、うつ病、癌、アトピー、花粉症になる 中川隆
42. 中川隆[-8353] koaQ7Jey 2024年11月29日 04:14:56 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[4]
吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/337.html#c42

コメント [リバイバル3] 低所得者はでっぷりと太って糖尿病になる _ 糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満 中川隆
10. 中川隆[-8352] koaQ7Jey 2024年11月29日 04:15:21 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[5]
吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/995.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK296]
1. 赤かぶ[231170] kNSCqYLU 2024年11月29日 04:45:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4754]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
8. たぬき和尚[1024] gr2CyoKrmGGPrg 2024年11月29日 04:46:23 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[390]
この奥見弁護士ってギョロ目の893風の見た目とは裏腹に鈍臭い人ですね。
折田の最新のハッシュタグを見ていなくて、横田一記者に突っ込まれて見かねた菅野完さんに見せてもらっていました。
折田にかん口令を敷いたのは弁護士だと言われていますがこの人ではなさそうです。
百条委で斎藤知事の傍にいた人ですが、知事とまるごと契約しているのではなくて、部分的に仕事を請け負っているらしいです。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK296]
3. 赤かぶ[231172] kNSCqYLU 2024年11月29日 04:48:05 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4756]
<△20行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296]
4. 赤かぶ[231173] kNSCqYLU 2024年11月29日 04:52:51 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4757]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK296]
5. 赤かぶ[231174] kNSCqYLU 2024年11月29日 04:54:20 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4758]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c5
記事 [番外地12] れいわ新選組 山本太郎「103万円の壁」問題めぐる論議
玉木雄一郎は詐欺師で資本家の手先
れいわ新選組 山本太郎「103万円の壁」問題めぐる論議
山本太郎 「財源は国債で可能」に触れぬ茶番 

今回の選挙でキャスティングボートを握った国民民主党代表の何かしら問題(不倫報道)が出てきたことについて、「ハニートラップではないか?」「103万円の壁を178万円に引き上げることを財務省が許さなかったのでは?」という憶測の声もあるが、もしそんな話ならば選挙前にぶっ込んでいるはずだ。28議席をとってキャスティングボートを握ってからくじこうとしても難しい。逆にいえばそれを遅らせた。つまり、国民民主党の政策は財務省が本気で潰そうと思うほどの内容ではないということだ。

 なぜなら今、103万円の壁引き上げに関しては、「国債発行は死んでもいわないゲーム」みたいになっている。「103万円の壁を引き上げることによって七兆円、八兆円の税収が減り、それで一番困るのは地方政府だ」みたいな話に対して、「財源は政府が考えるべきだ」「余計にもらった税収を国民にお返しするべきだ」みたいな訳のわからない話をしている。

 本来、103万円の壁の撤廃によって地方政府が減収になるなら、「国債発行で補填する」で終わりだ。7、8兆円規模で国が破綻するならとっくの昔に破綻している。2020年だけでコロナ対策として発行された国債は112兆円だ。それでも国は破綻しない。馬鹿にするなという話だ。

 日本は発行した国債償還のために毎年新たに国債を発行している。円建て国債だから、円を発行して返せばいいだけの話だ。それを永久債のようにずっとやり続けている。自国通貨を持つ先進国はみんなそうだ。

 消費税廃止のために必要な26兆円の財源も国債発行で十分だ。一方、不況時には社会にお金が回っていないのだが、これで景気が上がっていけば、社会に回るお金が増え、溢れてしまう可能性がある。それを間引くために税がある。減ったところにお金を追加し、増えすぎたところのお金を減らすという景気の調整をするのが税だ。

 それなのに国民民主党は今、「財源がなければお金なんて出せるわけがない」という話ばかりして「税財源をどうするか」というところをより強化している。「国債発行」という手段を絶対に口にしないゲームをいつまでも続けていること自体が不誠実だ。不倫相手にも国民への財源の説明に対しても誠実さが必要だ。

「喜べ!もっと働けるぞ」でよいか?

 質問 103万円の壁撤廃には反対だ。最低賃金でより長く働かされるだけではないか?

 山本 現在、パート・アルバイトの賃金が上がっているので、所得課税され、扶養から外れる「年収103万円」の壁が低すぎるという現状を考えれば、これを緊急的に引き上げることには反対しない。一方で、この壁をどんどん上げていくというのは「喜べみんな! もっと働けるぞ!」という話だ。これには大反対だ。いい加減にしろ、と。もう十分働いているじゃないか。

 パート・アルバイトで働く人の多くは、暇で仕方ないから働いているわけではない。学業、家事・子育てなど、いろんなことをしながらも生活費を稼ぐために働かなければいけない状態にあるから働いている。これを拡大するだけでは学生から勉強の時間を奪い、親たちからも子育てや家事の時間を奪うことになり、今以上に両立が難しくなる。103万円を意識せずに働けることに安心して歓迎する気持ちはわかるが、それで一番喜んでいるのは、その裏にいる資本側だということに注目してほしい。

 「103万円の壁を178万円へ」に関しては、給与所得控除と基礎控除の二つがメインだ。給与所得控除を考えると、その壁を引き上げたら、稼ぎが大きい人たちに対してより恩恵が大きい。だから諸外国は20〜30年のうちに改めている。

 稼ぎが大きいところを優遇しても貯蓄や投資に回るだけだ。そういうことのために仕組みを利用するのは良くない。岸田政府が「1億総株主」を目指して金融所得倍増計画をうち出し、その政策をそのまま受け継いだのが石破政府だ。国民民主党がいうように103万円の壁を178万円にして高所得の人たちに対して恩恵が大きいという方向に持っていけば、金融市場もより好況になっていくだろう。だが、本当に目指すべき所はそこではない。30年間消費と投資=「需要」が弱っている国においては、よりお金を消費に回してくれる主体に対して生活の底上げをしなければならない。そうすることで、誰かの消費が誰かの所得になる。

 消費性向(所得に対する消費の割合)が1番高いのは、年収350万円の周辺の人たちだ。入ってきたお金が右から左に出ていく層ともいえる。つまりこの国の経済の底上げに一番貢献する層だ。だから、たとえば年収300万円までは住民税も所得税もかからないという話にするのが一番早い。その人たちがもっとも景気を喚起するのだから。

 控除という部分を考えるならば、基礎控除部分を引き上げることを考えるべきだ。もっといえば、この国から「ワーキングプア」をなくさなければならない。

 つまり、今の状態で手取りが増える政策を国が打たなければいけない。それが消費税の廃止や悪い物価高が収まるまでの現金給付、社会保険料の減免だ。それによってみんなにお金を使ってもらい、30年間失われてきた需要をとり戻していくことが必要だ。

 国民民主党のような小粒で高所得者優遇の政策では、今の社会の問題の一番本質的な部分を見ていないことになる。皆さんの生活を底上げすると同時に景気を良くする政策なのか、それとも結局は一部の人たちしかおいしい思いをせず、働かせる側を喜ばせる政策なのかということに気を配る必要がある。本当に国を立て直すための政策をやっていかないといけない。
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/32886


国民民主党 玉木雄一郎 不倫報道 _ 陰謀論系YouTuberに騙されるな!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878279

LIVE 国民民主党  玉木雄一郎氏 グラドル不倫で炎上! 非モテ男たちが「許してやれ」大合唱に違和感!103の壁で財務省の罠?陰謀論系YouTuberに騙されるな!
巫女ねこちゃんねる
https://www.youtube.com/watch?v=1QZKTg8YxRw

【山崎行太郎チャンネル】玉木雄一郎と高橋まりと小泉みゆき
森哲子事務所 2024/11/17
https://www.youtube.com/watch?v=uobXkTTKB5s

なぜ玉木代表は日本を海外に売り飛ばすのか?円安・物価高に苦しむ国民を尻目に「日銀は利上げ急ぐな」の非情な経済オンチぶり
2024.11.19 by 『マンさんの経済あらかると』
https://www.mag2.com/p/news/628998
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/278.html
コメント [政治・選挙・NHK296]
6. 赤かぶ[231175] kNSCqYLU 2024年11月29日 04:55:08 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4759]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK296]
7. 赤かぶ[231176] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:01:21 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4760]
<▽33行くらい>

きょう石破・玉木会談…「103万円の壁」引き上げを所信表明演説に盛り込む方向で調整 国民民主への配慮にじむ

2024/11/27 FNNプライムオンライン

石破首相は、29日に行う所信表明演説で、「年収103万円の壁」の引き上げを表明する方向で調整しています。

臨時国会が28日に召集され、石破首相は、29日に衆参両院の本会議で所信表明演説を行います。

国民民主党が強く求める「年収103万円の壁」は、政府の経済対策に「来年度税制改正の中で議論し引き上げる」と明記されました。

所信表明でも、こうした方針を表明し、財源などを念頭に課題を検討し、結論を得る方針を示す見通しです。

また、石破首相は27日、首相官邸で国民民主党の玉木代表と面会し、エネルギー基本計画に対する要請を受ける予定で、国民民主党への配慮がうかがえます。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c7
コメント [近代史5] 食べてはいけない 中川隆
166. 中川隆[-8351] koaQ7Jey 2024年11月29日 05:04:11 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[6]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と 桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102

小麦・植物油・乳製品・甘い物の4悪を止めて米ばかり食べていると60歳で老衰で死んでしまいます。
そもそも毎日米を3合以上食べていた江戸時代や明治・大正・昭和初めには糖尿病患者・癌患者や脳梗塞・心筋梗塞の患者は居ませんでしたが、みんな50歳でお爺さん・お婆さんになり、老衰で死んでいました。戦後に日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で菓子パンやお菓子を食べる様になってからです。
間食で菓子パンやお菓子を食べないで、三食だけを沢山食べていると、血糖値や血圧が上がり、中性脂肪や悪玉コレステロールを上げ、善玉コレステロールが下がってしまいます。

吉野敏明先生の4悪を止め毎日米を3合以上食べる食事療法をやると、糖尿病・癌・脳梗塞・心筋梗塞・精神病・リウマチ・アトピー・花粉症等にはならなくても、糖新生で筋肉・骨がボロボロになり、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死んでしまうのです。

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上食べる食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上食べる食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。

小麦・植物油・乳製品を摂ってはいけないというのは事実でしょうが、甘い物に関しては完全にデマでした。:


▲△▽▼


1.糖質制限法

胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル - YouTube
【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。

・標準体重になり、空腹時の血糖値が 110mg/dl まで下がれば糖質制限は大成功


▲△▽▼


2. ハチミツ療法

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。

・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。飲む量に制限は無い。

・植物油や酸化しやすい脂肪は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシングはNG

・ナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉・卵の方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。 青魚はNG。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉、ナチュラルチーズ、ボーンブロスが良い。卵は高級品を買い、1日3ケは食べる。プロテインは NG。

・米は玄米より消化し易い白米の方が良い。小麦食品は食べない方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。


▲△▽▼


3. 吉野敏明さんの四毒(小麦・植物油・乳製品・甘い物)抜きの食事療法

吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 - YouTube
https://www.youtube.com/@yoshinodo/videos
https://www.youtube.com/@yoshinodo/streams
四毒抜きのレシピを 紹介しているサイトを紹介します! 
https://www.youtube.com/watch?v=kld6GQwXuGs

・消化するには噛んで食べるのが一番大事。アイスクリーム、生クリーム、ヨーグルト、プロテインやケーキの様な嚙まないで食べるものは NG
・糖尿病患者は白米を毎日3合以上、何食にも分けて食べる。3合未満だとケトン体体質が続き、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝になる。
・最近の果物、カボチャ・サツマイモ、トウモロコシは糖分が多過ぎるので一切食べてはいけない。蜂蜜も 人工甘味料も のど飴も甘い物は一切摂ってはいけない。
・カルシウムは切り干し大根、ビタミンC は海苔と大根おろし、ビタミンA・B・D は青魚から摂る。 のど飴は龍角散に変える。
・野菜は煮物か糠味噌漬けにして食べる。
・肉と魚は煮て食べ、煮汁は必ずすべて捨てる。
・飲み物は1日 800cc 乃至 1リットルにする。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/425.html#c166

コメント [近代史5] 飲んではいけない 中川隆
30. 中川隆[-8350] koaQ7Jey 2024年11月29日 05:04:26 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[7]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と 桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102

小麦・植物油・乳製品・甘い物の4悪を止めて米ばかり食べていると60歳で老衰で死んでしまいます。
そもそも毎日米を3合以上食べていた江戸時代や明治・大正・昭和初めには糖尿病患者・癌患者や脳梗塞・心筋梗塞の患者は居ませんでしたが、みんな50歳でお爺さん・お婆さんになり、老衰で死んでいました。戦後に日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で菓子パンやお菓子を食べる様になってからです。
間食で菓子パンやお菓子を食べないで、三食だけを沢山食べていると、血糖値や血圧が上がり、中性脂肪や悪玉コレステロールを上げ、善玉コレステロールが下がってしまいます。

吉野敏明先生の4悪を止め毎日米を3合以上食べる食事療法をやると、糖尿病・癌・脳梗塞・心筋梗塞・精神病・リウマチ・アトピー・花粉症等にはならなくても、糖新生で筋肉・骨がボロボロになり、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死んでしまうのです。

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上食べる食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上食べる食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。

小麦・植物油・乳製品を摂ってはいけないというのは事実でしょうが、甘い物に関しては完全にデマでした。:


▲△▽▼


1.糖質制限法

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【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。

・標準体重になり、空腹時の血糖値が 110mg/dl まで下がれば糖質制限は大成功


▲△▽▼


2. ハチミツ療法

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・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。

・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。飲む量に制限は無い。

・植物油や酸化しやすい脂肪は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシングはNG

・ナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉・卵の方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。 青魚はNG。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉、ナチュラルチーズ、ボーンブロスが良い。卵は高級品を買い、1日3ケは食べる。プロテインは NG。

・米は玄米より消化し易い白米の方が良い。小麦食品は食べない方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。


▲△▽▼


3. 吉野敏明さんの四毒(小麦・植物油・乳製品・甘い物)抜きの食事療法

吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 - YouTube
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四毒抜きのレシピを 紹介しているサイトを紹介します! 
https://www.youtube.com/watch?v=kld6GQwXuGs

・消化するには噛んで食べるのが一番大事。アイスクリーム、生クリーム、ヨーグルト、プロテインやケーキの様な嚙まないで食べるものは NG
・糖尿病患者は白米を毎日3合以上、何食にも分けて食べる。3合未満だとケトン体体質が続き、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝になる。
・最近の果物、カボチャ・サツマイモ、トウモロコシは糖分が多過ぎるので一切食べてはいけない。蜂蜜も 人工甘味料も のど飴も甘い物は一切摂ってはいけない。
・カルシウムは切り干し大根、ビタミンC は海苔と大根おろし、ビタミンA・B・D は青魚から摂る。 のど飴は龍角散に変える。
・野菜は煮物か糠味噌漬けにして食べる。
・肉と魚は煮て食べ、煮汁は必ずすべて捨てる。
・飲み物は1日 800cc 乃至 1リットルにする。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/528.html#c30

コメント [近代史5] 鼻炎と蓄膿症を悪化させる食べ物 : 乳製品、砂糖、油 中川隆
25. 中川隆[-8349] koaQ7Jey 2024年11月29日 05:05:13 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[8]
<■102行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
小麦・植物油・乳製品・甘い物の4悪を止めて米ばかり食べていると60歳で老衰で死んでしまいます。
そもそも毎日米を3合以上食べていた江戸時代や明治・大正・昭和初めには糖尿病患者・癌患者や脳梗塞・心筋梗塞の患者は居ませんでしたが、みんな50歳でお爺さん・お婆さんになり、老衰で死んでいました。戦後に日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で菓子パンやお菓子を食べる様になってからです。
間食で菓子パンやお菓子を食べないで、三食だけを沢山食べていると、血糖値や血圧が上がり、中性脂肪や悪玉コレステロールを上げ、善玉コレステロールが下がってしまいます。

吉野敏明先生の4悪を止め毎日米を3合以上食べる食事療法をやると、糖尿病・癌・脳梗塞・心筋梗塞・精神病・リウマチ・アトピー・花粉症等にはならなくても、糖新生で筋肉・骨がボロボロになり、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死んでしまうのです。

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上食べる食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上食べる食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。

小麦・植物油・乳製品を摂ってはいけないというのは事実でしょうが、甘い物に関しては完全にデマでした。:


▲△▽▼


1.糖質制限法

胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル - YouTube
【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。

・標準体重になり、空腹時の血糖値が 110mg/dl まで下がれば糖質制限は大成功


▲△▽▼


2. ハチミツ療法

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
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・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。

・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。飲む量に制限は無い。

・植物油や酸化しやすい脂肪は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシングはNG

・ナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉・卵の方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。 青魚はNG。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉、ナチュラルチーズ、ボーンブロスが良い。卵は高級品を買い、1日3ケは食べる。プロテインは NG。

・米は玄米より消化し易い白米の方が良い。小麦食品は食べない方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。


▲△▽▼


3. 吉野敏明さんの四毒(小麦・植物油・乳製品・甘い物)抜きの食事療法

吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 - YouTube
https://www.youtube.com/@yoshinodo/videos
https://www.youtube.com/@yoshinodo/streams
四毒抜きのレシピを 紹介しているサイトを紹介します! 
https://www.youtube.com/watch?v=kld6GQwXuGs

・消化するには噛んで食べるのが一番大事。アイスクリーム、生クリーム、ヨーグルト、プロテインやケーキの様な嚙まないで食べるものは NG
・糖尿病患者は白米を毎日3合以上、何食にも分けて食べる。3合未満だとケトン体体質が続き、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝になる。
・最近の果物、カボチャ・サツマイモ、トウモロコシは糖分が多過ぎるので一切食べてはいけない。蜂蜜も 人工甘味料も のど飴も甘い物は一切摂ってはいけない。
・カルシウムは切り干し大根、ビタミンC は海苔と大根おろし、ビタミンA・B・D は青魚から摂る。 のど飴は龍角散に変える。
・野菜は煮物か糠味噌漬けにして食べる。
・肉と魚は煮て食べ、煮汁は必ずすべて捨てる。
・飲み物は1日 800cc 乃至 1リットルにする。
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1003.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK296]
8. 赤かぶ[231177] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:07:33 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4761]
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国民民主・玉木代表を総理官邸で異例の厚遇 与党に接近? 野党協議は欠席【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2024年11月28日)

2024/11/28 ANNnewsCH

 国民民主党の玉木雄一郎代表は27日、石破茂総理大臣と総理官邸で会談しました。野党党首として異例の厚遇です。一方で、野党との協議には参加せず、独自の動きが鮮明になっています。

■玉木代表「法案通らないとパフォーマンス」

 玉木代表は27日夜、国民民主党の候補者の発掘を目的とした政治塾に登壇しました。

玉木代表
「しっかりと人材を発掘して、(参院選に)擁立をしていくということを参議院ではしっかりやっていきたい」

 国会でキャスティングボートを握る玉木代表。27日は与党からも野党からもひっぱりだこでした。

 まずは立憲と国民民主を支援する「連合」の芳野友子会長との会談があり、立憲民主党を含めた3者で今後、基本政策の一致に向けた協議を進めることを確認しました。

 しかし、国民民主党は政治改革を巡る野党協議は欠席しました。玉木代表は「急な話だったので、出席がかなわなかった」と説明しましたが、本音のところでは…。

玉木代表
「(政治改革は)与野党協議の場でしっかり決めることが必要だと思います。今までは野党で集まって、とにかく法案出して、結局通らないからパフォーマンス」

 どんな時も、野党がまとまって与党に対抗することには、距離を置く姿勢です。

■「人をバカにするな」島根県知事は不快感

 一方、与党からは異例の厚遇がありました。

 玉木代表は、総理官邸で石破総理と面会。エネルギー政策についての要請文を手渡し、「年収103万円の壁」の見直しを巡っても、控除額を引き上げてほしいと直接要望しました。

 通常、野党党首からの申し入れを国会内で受けることはありますが、官邸での面会は異例のことです。いかに石破総理が玉木代表に対して気を使っているかがうかがえます。

 そんな玉木代表に不快感を示すのが、島根県の丸山達也知事です。

丸山知事
「総務省に言われなくたって、そんなこと言うくらいの見識はあります。人をバカにするなということです」

 きっかけは、「103万円の壁」の引き上げを巡って、総務省が全国知事会などに反対するよう「工作している」と訴えた玉木代表の発言です。玉木代表は26日、発言を陳謝しましたが…。

丸山知事
「あいつらの言うことなんて聞いたって、どうせ総務省に言わされていると、レッテル貼りをしたこと極めて悪質ですよ。我々の意見を封じようとした」

 与野党の間で揺れ動く国民民主党。石破総理は29日、所信表明演説で「年収103万円の壁」の引き上げを表明する見通しです。

(「グッド!モーニング」2024年11月28日放送分より)

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c8
記事 [国際35] 「トランプストーム」は韓国に憂鬱の序章か/日経
「トランプストーム」は韓国に憂鬱の序章か/日経
編集委員 峯岸博
朝鮮半島ファイル2024年11月29日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK2289P0S4A121C2000000/

トランプ次期米大統領の財政出動を期待する「トランプトレード」が世界に拡散していたころ、韓国は「トランプストーム(嵐)」という暴風雨に見舞われていた。

「韓国市場はパニック状態だった。同じ境遇の日本ではなぜ落ち着いていたのか」。最近、東京都内で開いた日韓関係に関する国際会議で元韓国政府高官がこう口火を切った。

実際、11月5日投開票の米大統領選でトランプ氏の当選が決まると、韓国株式市場は続落し、ウ...
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/201.html
コメント [政治・選挙・NHK296]
9. 赤かぶ[231178] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:12:35 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4762]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c9
コメント [医療崩壊13] 「レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する」 不安に対しMeiji Seikaファルマ社長が答えた (東洋経済)  魑魅魍魎男
15. 2024年11月29日 05:13:17 : zUK0LSZ5kb : V2VjTEZKc0VVUVk=[829]
>レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する

【デマ】
1 政治的な目的で、意図的に流す扇動的かつ虚偽の情報。
2 事実に反するうわさ。流言飛語。「人を中傷する―を飛ばす」
       by Weblio 辞書
\(^o^)/ つまり「デマ 陰謀論」等の単語は民衆を操る呪文
      否定するなら答えてみろ 小林大吉郎社長
       何故「治験実施国 及び日本以外の国」がコスタイベ薬を承認しないのかを
        我々民衆もお前らに徹底的に対抗する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      



http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/301.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK296]
10. 赤かぶ[231179] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:15:36 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4763]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c10
コメント [リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
93. 中川隆[-8348] koaQ7Jey 2024年11月29日 05:18:33 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[9]
<■218行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「音楽&オーディオ」の小部屋
「両雄並び立つ」理想的な展開
2024年11月25日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c262a88c4213f919ca8af0f9d4d73819

そもそもの始まりは、およそ1か月前にはるばる岡山県からお見えになった「YO」さんのご来訪からだった。

そのときに持参されたのがかの有名な「PM−6A」(ローサー)。

まず、ギター用の薄板に独特の細工が仕掛けられたボックスに驚き、そしてその奏でる音に仰天した。

「このスピーカーを譲ってください」と、思わず叫んだが、とうてい適うはずもなかった。

何とか「AXIOM80」を似たような音にできないものか、それから「薄板バッフル」への挑戦にとりかかった。

それからの悪戦苦闘はもうご存知ですよね〜(笑)。

念のために書いておくと、まずは「AXIOM80」(オリジナル)のバッフルを「薄板5.5mm」に変更し、バッフル全体の響きを良くするために「ARU」は底板に取り付けた。

その結果はGOOD! 着実に以前より前進している、と思った。

で、バッフルの板が大量に余っていたので、味をしめて次に取り掛かったのが厚さ4cmの箱で、せめてバッフルだけでもと入れ替えたのがこれ。

だがしかし・・、ワーフェデールの「スーパー10」(口径25cm)も、なかなか良かったが所詮は「AXIOM80」と同列に論じることは無理で、率直に言わせてもらうと「やはりどんなに頑張ってみても普通の音の域を出ないんだよなあ」。

「普通の音」・・、具体的に言葉で表現しろと言われても困るが、長年培ってきた自分なりの感覚としか言いようがない(笑)。

で、このところ良かれ悪しかれ「普通の音」かどうかを判断基準の尺度にしているが、オーディオを50年以上やってきて、今さら「普通の音」で終わるわけにはいかないしねえ・・。

というわけで、「スーパー10」を外して他のユニットを取り付けてみたが、似たりよったりで、悪くはないんだけどいずれも「普通の音」に収まってしまう。

こうなるともう仕方がない、目には目を・・、大切に保管していた「AXIOM80」の「復刻版」を付けてみように思い至った。

別に「オリジナル」(初期版)が控えているので実験用として気楽な気分でとりかかった。一昨日(23日)のことである。

必須とされる「ARU」(背圧調整器)は付けない、その代わり下側から逃がす背圧の隙間を僅か5mm程度にして「タメ」を作るようにした。

比較的簡単に作業が済んでいよいよ「音出し」へ〜。さあ、どんな音が出てくれるんだろう‥、まさにオーディオの醍醐味ですね!

そして・・、おお、これは素晴らしい、ARUなんか要らないじゃないか、というのが第一声だった。バッフルだけを薄板にするだけでこんなに効果があるなんて〜。

で、オリジナルとの音の違いだが、「コーン紙」が軽いというだけあって羽毛のような軽くて繊細な表現力はさすがにオリジナルの独壇場だが、復刻版にはオリジナルにはない良さがあって、やや暗めの湿り気のあるしっとりとした趣がある。

たとえて言えば、親しい知人の葬儀に出席した後に、しんみりとなって聴ける音だといえよう。むしろ「ネクラ」のブログ主には似合っていそうだね(笑)。

で、この状態でも低音域は十分だと思うが、オーケストラやオペラなどの音楽ソースにはもっと欲しくなるのがホンネ。そこで背後に控える「ウェストミンスター」で、100ヘルツ以下を補強してやる。

大きな箱から出す低音は全体を包み込むような豊かな響きになるので「木に竹を接いだ」ような違和感はまったくしない。

かくして、繊細さと透明感、そしてスケール感の「三位一体」となった響きに、もうこれで「我が家のオーディオは完結だね」との感を深くした(笑)。

最後に、スピーカーと運命共同体のアンプに触れておこう。

「WE300Bシングル」(モノ×2台)で聴いたが、何ら過不足の無い緻密な表現力はさすがだと唸った。整流管を「北国の真空管博士」の助言で「CV378」(英国コッサー:太管)に代えたのも効果ありかな。

「昔は安かったのに今ではオークションで4万円してますよ」「えっ、そんなに・・、2本持ってますのでさっそく入れ替えましょう」

「値段も音の内=値段が高いと音も良くなる」という錯覚人間がここにいる(笑)。

ウットリと聴いているうちに次第に不安を覚えてきた。「万一エースが故障したときの代役をどうしようか」

というわけで、登場したのが「PP5/400シングル」アンプ。

初段管が「3A/109B」(英国STC)、出力管が「PP5/400」(英国エジソンマツダ:初期版)、整流管「WE422A」(ウェスタン(1957年製)、インターステージトランス「A19」(UTC)

知る人ぞ知る「希少品」ばかりである。

こうして自慢たらたらなのも記述者の特権だね〜、汗水流して書いてるんだからこれぐらいは許されていいだろう(笑)。

で、肝心の音なんだけど、このアンプは「WE300Bシングル」に比べて「緻密」さはやや劣るけど「色気」の方は上だね、「両者相譲らず」・・、もうウットリと聴き耽った。

こうして、スピーカーは「AXIOM80」のオリジナルと復刻版、真空管アンプは「WE300B」と「PP5/400」と、「両雄が並び立つ理想的な展開」となったのはうれしい限り。

現代野球ではないが、投げてはエースが二人、打ってはホームラン・バッターが二人というのが理想だろう。

これから、安心して音楽の方に専念できるかもねえ〜(笑)。

最後に、こういうきっかけを与えてくれた「YO」さんに心から感謝です。「ものごと」の探求には「異文化との接触」が必須だとつくづく感じてます。どうもありがとうございました。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c262a88c4213f919ca8af0f9d4d73819


両雄並び立たず〜いざ決戦〜
2024年11月28日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/89c8fb2c21a032626465891f896bb24e

昨日(27日)の夕刻、小雨交じりの中をウォーキングしていたら空に虹が浮かんでました。まるで我が家のオーディオを祝福しているみたいなので思わずパチリ(笑)。

さて、「両雄」という言葉を聞くと、中国古代の「項羽」(こうう)と「劉邦」(りゅうほう)の対決を思い出す。紀元前205年前後に、武勇に優れた「項羽」と、情に篤い「劉邦」が覇権を争ったが最後は「劉邦」が勝って漢帝国の始祖となった古事。

「ペンは剣よりも強し」(東大合格者数で有名な高校の校是です)の一例と言えないこともないかな。

あの有名な「四面楚歌」(しめんそか)という言葉は、最後の決戦「垓下(がいか)の戦い」で項羽側が立てこもった城を劉邦側(楚の国)から取り囲まれて四方から広がる「楚歌」を聴かされ「周りは敵だらけ」だと敗北を悟る諺ですね。

で、当のブログ主の「四面楚歌」とは・・、「家人、金欠、持病、高齢化」でしょうかね(笑)。

高校時代の「漢文」の時間で、劉邦が事あるごとに部下の参謀に対して「如何(いかん)せん?」(どうしようか?)と、「丸投げ」していたのが妙に記憶に残っているが、いずれにしても、この両者は「両雄並び立たず」の典型的な事例として紹介されることが多い。

で、前々回のオーディオ記事で「両雄並び立つ・・」と、有頂天のあまり書いては見たものの、やはり「並び立たず」が常識なので「雌雄を決する」必要がありそうですね〜(笑)。

つまりスピーカーでは「AXIOM80」の「オリジナル版」と「復刻版」の優劣を決める、そしてアンプでは「PP5/400シングル」と「WE300Bシングル」の戦いに決着をつけるとしよう。

こういうときは、思い入れの無い第三者の冷静な耳を活用するに限るのでオーディオ仲間の「Y」さんに「判事役」を務めてもらうのがいちばん(笑)。

25日(月)の午後1時ごろ連絡してみた。

「お昼ご飯は済みましたか?」「はい、たった今済ませたばかりです」「眠気覚ましに聴きに来ませんか? AXIOM80の復刻版を復活させたのでオリジナルとの聴き較べです、いかがでしょう」「ハイ、今から行きます」

「AXIOM80」(以下「80」)が大好きなYさんのことだから、一つ返事なのは予想どおりだった(笑)。

はじめに、「復刻版」の方を聴いてもらった。

ここで、システムの流れを忘れないように記載しておくと、

「CDトラポ」(CEC TL3 3.0:ベルトドライブ方式) → 「DAC」(dCS:エルガー プラス) → プリアンプ「12AU7×2」 → パワーアンプ「PP5/400シングル」

100ヘルツ以下の低音域は、CDトラポとDACは同一(DACのバランスアウトから変換ケーブルで繋ぐ)、プリアンプ「E80CC×2本」 → パワーアンプ「TRアンプ」 → スピーカー「ウェストミンスター」(改)

音楽ソースは「女性ボーカル」を主体に「スパニッシュ・ハーレム」ほか

「とてもいいですねえ〜。鮮度といい、ハーモニーの自然さといいフルレンジじゃないと出せない音です、そして独特の透明感は80の独壇場ですね。」と、のっけから大好評。

ちなみに、Yさんは圧倒的なフルレンジ派である。

曰く「周波数帯域の主要な部分(およそ200〜7000ヘルツ)にマグネットの違うユニットを混ぜ合わせるべきではないです、そもそも音色が違うんだから〜。

また、コイルやコンデンサーを使うと音の鮮度が落ちます、さらに「チャンデバ」ともなると内部に音を不自然に加工する素子がいっぱい詰まっているので、それ以上に「××」です」

あくまでも個人的なご意見なので気にしないようにね(笑)。

20分ほど聴いてもらってから、スピーカーを「オリジナル」に変更した。いよいよ雌雄を決するときがやってきたようだ・・。

以下続く。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/89c8fb2c21a032626465891f896bb24e

我が家の「ベスト1」はこれだ!
2024年11月29日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ea94e0d619706d1db39b97e1f817a65e

前回からの続きです。

いよいよクライマックスの「AXIOM80」の「オリジナル版」(旧)と「復刻版」(新)の聴き比べである。いわば「新旧の対決」といえる。

ちなみに、クルマなどは新型ほど走行性能や燃費に優れているに決まっているが、オーディオの世界は真逆である。たとえば真空管は古いものほどツクリも音もいいし、スピーカーだって古いものほどいい。

タンノイは、古い方からマグネットのカバーの色の違いにより「モニターブラック」 → 「シルバー」 →「レッド」→ 「ゴールド」の順に音がいいとされている。もちろん「お値段」の方も見事にこれに比例している。

なぜか・・、筆者が憶測するに当時は音楽芸術が今とは比較にならないほど重要視されていた、そしてそれを聴く道具もそれに呼応するかのように、コストを度外視して念入りに作られていた・・、これに尽きるんじゃないかな〜。

これについて、ほかにご意見があればぜひお聞かせ願いたいですね。

余談はさておき、音出しをしてみると、いきなりデカい音がしたので慌ててプリアンプのボリュームを絞った。能率は明らかに「オリジナル版」の方が上ですね。マグネットが違うしコーン紙も軽そうなので当然かな。

「違いはどうですか?」

「ハイ、こちらの方が細かい音をよく拾いますね、微かな音の余韻が音響空間の彼方にス〜ッと尾を引いて消えていく感じが何とも言えないです。音色そのものは変わりませんけどね・・」

やはり、オリジナルの方に一日の長があると感じられているご様子。個人的には、補欠扱いとして気楽に聴きながせるという点で「復刻版」の方が好きだけどね。

言い換えると、物事には「分相応」というものがある・・、いい加減な人間の「ブログ主」には「オリジナル」の音はあまりにも立派過ぎる・・、この音を失いたくないという不安が入り混じった気持ちにさせるところがある、そういう畏怖感を抱かせる音ともいえる。

オーディオはどっちに転んでも難しいです(笑)。

ただし、「復刻版」を使っている方がわざわざ「オリジナル版」を買い直すほどの必要はないと思いますよ。ほんの「わずかな差」ですからね。

そして、次はアンプの対決といこう。スピーカーは「オリジナル」のままで、アンプを「PP5/400」から「WE300B」へ変更。

これは・・と、思わず絶句された。

「両方のスピーカーの間に見事なステージが出来上がって楽器の位置や奥行き感などの表現力が素晴らしいです。音に底力があって浸透力の方も違う気がします。やはりモノ×2台が効いているんですかね〜」

「こんなに素晴らしい音は滅多に聴けないです。ウェストミンスターで補完する低音もまったく違和感がありません。この音ならどんなにつまらない音楽でも退屈しないで聴ける感じがします。お宅のオーディオはこれで完成したのではないですか!」

   

いやはや・・、ここまで来るのに紆余曲折を経て何と50年以上もかかりましたからね〜(笑)。

なお、球そのものの比較、つまり「PP5/・・」と「WE300B」の能力差はまた別次元の話なのでどうか誤解なきように〜。「モノ×2台」とか回路とか出力トランスなどの他の要因にも左右されますからね。

最後に同じアンプで出力管の比較をしてもらった。「WE300B」(1988年製)と「6A3」(シルヴァニア:刻印)の対決である。

「6A3は音像(被写体)のエッジがくっきりしていてなかなかの表現力です。それに比べて300Bのほうは被写体を含めて周りの雰囲気を上手く醸し出してくる響きに特徴があります。どちらを取るかと言われたら300Bでしょうか」

やっぱり、300Bか・・、やれやれ〜(笑)。

以上、これで雌雄が決した。アンプは「WE300B」シングル、スピーカーは「80」のオリジナル版の組み合わせが我が家のベスト・コンビである。

あっ、そうそう「300B」真空管に関してつい先日「北国の真空管博士」とこういう会話を交わした。

博士曰く「300Bという球にはプレートの大きさ故に欠点があります、それは・・・です。したがって前段管に何を使うかが非常に重要になります。あなたのアンプに使っているエジソンマツダのSP〇〇はそういう意味で理想的な前段管です。この球で300Bを駆動しているのは世界中であなたのアンプだけですよ」(・・・の内容が知りたい方はメールください)

フッ、フッ、フ・・、毎日心ゆくまで「世界で唯一の音」を堪能しているところだが、こうなると「WE300B」に加えて英国版の「4300B」(STC)が欲しくなったなあ・・。

おっと、つい話が逸れてしまった。

二人して秋の好日に「80」に心ゆくまで酔い痴れたが、2時間ほど経ってから「仕事中を抜け出してきたのでボチボチ帰ります」とYさん。

「本日はどうもありがとうございました。理事長がまたどこかでサボっていると職員が噂しているかもしれませんね」「アハハ」〜。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ea94e0d619706d1db39b97e1f817a65e

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c93

コメント [政治・選挙・NHK296]
11. 赤かぶ[231180] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:19:45 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4764]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
9. 天元[707] k1aMsw 2024年11月29日 05:20:02 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1130]
奥見弁護士の主張は公職選挙法に違反することになる選挙戦略の全般を依頼したことがないと言うことを弁明した発言。

会社側の主張、依頼を受けたの主張に対しては、認識の相違によるものとの認識を表明した主張でしょう。

両者の主張のどちらが事実であるかは更にこの見解に対する会社側の主張を聞かなければ分からないでしょう。

決めつけた主張は誤解を生じさせることにもなるのでは。


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK296]
12. 赤かぶ[231181] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:23:34 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4765]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK296]
13. 赤かぶ[231182] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:24:22 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4766]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
54. 夜盗虫[824] lumTkJKO 2024年11月29日 05:24:45 : zI3P6uwT7Y : aHZxUjF6ZWdFdXM=[1]
兵庫県議会では、逮捕者も出ているようなので、斎藤の騒ぎはスピンの可能性もある。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c54
コメント [政治・選挙・NHK296]
15. 赤かぶ[231184] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:26:02 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4768]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK296]
16. 赤かぶ[231185] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:27:16 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4769]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK296]
17. 赤かぶ[231186] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:28:11 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4770]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
55. 夜盗虫[825] lumTkJKO 2024年11月29日 05:29:58 : zI3P6uwT7Y : aHZxUjF6ZWdFdXM=[2]
>54
議会、行政含め、県の最高責任者である知事の責任は重い

正常な議会運営に戻せなければ、再び信を問われることになる。

ここまで斎藤を追い詰めた議会は、失敗した以上、自主解散するべき。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c55

コメント [政治・選挙・NHK296]
18. 赤かぶ[231187] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:29:58 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4771]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK296]
19. 赤かぶ[231188] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:31:13 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4772]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK296]
20. 赤かぶ[231189] kNSCqYLU 2024年11月29日 05:32:22 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4773]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c20
コメント [政治・選挙・NHK296]
10. 阿部史郎[1247] iKKVlI5qmFk 2024年11月29日 05:32:57 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[309]
中国共産党と蜜月の『ニトリ』、岸田文雄など日本の国会議員に多額の献金をばら撒いていることが判明「中共が日本の国会の議席を金で買っているようなものだ」

https://rapt-plusalpha.com/114315/

また、昨年まで英利アルフィヤの父「英利アブライティ」がニトリの執行役員に就任していたこともあり、「ニトリは日本の国会議員にこんなに献金してたんだね。えりアルフィアの議席を金で買ったようなものだ。つまり、中共が日本の国会の議席を金で買ったのと同じこと」「ニトリ不買運動します」「これらの政治家一掃してもらいたいですね」「献金して日本政府の情報を取り、中国政府へ流す」といった批判の声が殺到しています。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c10

コメント [医療崩壊13] 「レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する」 不安に対しMeiji Seikaファルマ社長が答えた (東洋経済)  魑魅魍魎男
16. 2024年11月29日 05:34:03 : zUK0LSZ5kb : V2VjTEZKc0VVUVk=[830]
P.S.

目的が令和維新なら名称を変えるべき
\(^o^)/ Reiwa Seikaファルマ〜 と♬

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/301.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
18. すノーMan[1] greDbYFbTWFu 2024年11月29日 06:12:03 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2715]
<△22行くらい>
>投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 11 月 28 日 23:25:05:
>佐藤 章@bSM2TC2coIKWrlM 驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた!
>一月万冊 182,070 回視聴 2024/11/26に公開 驚愕!斎藤元彦知事の疑惑の全てとは?折田楓氏ら疑惑の兵庫県知事選の裏にあった利権の闇!元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊

きょう(令和6年2024/11/29日(金):平日)の「総合 アクセス数ランキング(瞬間)令和6年2024/11/29 06:01更新」のトップ記事は、

2日前の、

元CIA朝日新聞の佐藤章と一月万冊

の、

コレですか。

>メルチュの会議に一緒に写ってる眼鏡の人は、片山喜市郎さん

片山喜市郎サンとは?

Wikipediaには載ってないですね。

>ウォッチさん@be_higher_watch
 
片山喜市郎氏が選挙参謀なら(その話は当初からあった)、折田さんが「PR全般を仕切った」という話は「盛った」話ということになるが

今週「斎藤タイホ!終了w」とキャホってたアカウントはさすがに方向転換できないね

統一教会の話しとかを持ち出した人らは、すでにファクトとかはどうでも良く、斎藤知事の悪評を撒き散らすマシーンになってるだけだから(ダークサイドに堕ちてる)

???

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d70ea86a453bc9f0dfb89a855b35bece1904184
>『Snow Man Dome Tour 2024 RAYS』福岡公演は、みずほPayPayドーム福岡で11月30日・12月1日の予定
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
19. いかん[139] gqKCqYLx 2024年11月29日 06:17:43 : F8XoTECAeT : Ylp1cFFITnliSEE=[30]
もう、ごぢゃ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
37. 新共産主義クラブ[-10773] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月29日 06:54:14 : HhsyukOTkg :TOR ZnhNRFlFano5dFk=[13]
<△26行くらい>
>>21 「ノーサイド」さん
>だから,、デジタルデータの証拠能力はどこで担保されるの?。

 私はスクリーンショットの機構について詳しくないので、現状でそうなっているかについて、確信を持って言えないのですが、本体の製造番号ごとに異なる、本体のユーザーにも秘匿された暗号キーを使い、OSのカーネルレベルで、デバイスに表示されている画像を自動的にデジタル署名して、画像を保存することは原理的に可能だと思います。

 特にスマートフォンは購入時に身分証明書が必要ですので、もし本体の製造番号ごとに異なる本体のユーザーにも秘匿された暗号キーを使ってスクリーンショットの画像のデジタル署名が自動的におこなわれて保存されていれば、その画像データは改竄がおこなわれていないことについて非常に信憑性が高いと思います。

 現状のスクリーンショットでそのような技術が使用されているかについては、よく知らないのですが、スマートフォンの本体の製造番号や電話番号は携帯電話会社が把握しているので、OSの更新時に暗号キーを配布して、そのようなスクリーンショット画像の自動デジタル署名の機能を付け加えることは容易のはずです。
 
 下記の文献には、上に書いたこととは直接には関係ありませんが、スマートフォンでのスクリーンショットの画像のバイナリデータについての記述がありました。

◆ スクリーンショットの証明力(証拠能力)と真正性(メッセージ・トーク・チャット)
(アイフォレンセ日本データ復旧研究所 2023年4月1日)

https://daillo.com/2023/04/01/screenshot-message-talk-chat-admissibility-of-digital-evidence/
 



http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c37

コメント [NWO7] 複数のマスメディアが、大量のXユーザーがブルースカイへ移動と報道 おそらくアチラ側のイーロン・マスク叩きだろう  魑魅魍魎男
4. 2024年11月29日 07:05:32 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4662]
<▽31行くらい>
https://x.com/Tamama0306/status/1862005185037680738
(タマホイ)

BlueskyのAPI経由で取得のユーザーデータが公開される

Blueskyの外部開発者が、API経由で取得した約1万件のユーザー公開ポストを、
「AIトレーニングに使える」として公開した
Blueskyは外部開発者に対して強制力を持たない

はい、情報抜かれてAI学習に使われるのはブルスカの方でした

9:26 PM Nov 27, 2024


「BlueskyのAPI経由で取得のユーザーデータが公開される 
『システム外で強制はできない』」 (ITmedia News 2024/11/28)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/28/news103.html

 米Blueskyは「ユーザーデータをAIのトレーニングに使わない」と宣言したが、約1万件の同SNSへのポストが11月26日(現地時間)、米Hugging Face上で公開された(その後、削除された)。

 公開したのはHugging Faceのエンジニア、ダニエル・ファン・ストリアン氏。Blueskyのアカウントで、機械学習に最適な1万件の公開ポストを公開したとポストしたが、多数の批判リプライを受けた。そうした批判を受けて、データをリポジトリから削除したとポストした。

 BlueskyはオープンなAPIを提供しており、誰でもクライアントアプリを構築し、Blueskyアプリが使用するのと同じデータにアクセスできるようになっている。

 Blueskyはこの動きを受け、ユーザーデータの取り扱いについて説明した。曰く、ユーザーデータをAIトレーニングに使わないというスタンスは変わらないものの、外部開発者がAIトレーニングデータセットにBlueskyのコンテンツを使うことに関して、ユーザーの同意をBlueskyのシステム外で強制することはできないとしている。ユーザーが同意するかどうかの「設定を尊重するのは外部開発者次第」という。

 それでも、「エンジニアや弁護士と継続的に話し合っており、近い内に最新情報をお伝えできると思う」ともポストした。

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/643.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
20. 位置[1015] iMqSdQ 2024年11月29日 07:12:26 : io1eB6ivGQ : OG1hTUouRk9nYzY=[30]
虎ノ門ニュースじゃねえ・・・・・・。

バカ共がゲスを批判しているという具合で、笑えない冗談なんだよ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c20

コメント [NWO7] 複数のマスメディアが、大量のXユーザーがブルースカイへ移動と報道 おそらくアチラ側のイーロン・マスク叩きだろう  魑魅魍魎男
5. 2024年11月29日 07:14:37 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4663]
ブルースカイのシンボルは青い蝶。小児性愛のシンボルを思い出す。

ジャック・ドーシーがジェフリー・エプスタインの客なら、納得がいくだろう。

Bluesky
https://ja.wikipedia.org/wiki/Bluesky

https://x.com/komakom36885352/status/1860658793975333038
(komakoma2)
American Patriot 11/24 LauraAboliから転送
小児性愛者のコードネームとシンボル
4:16 AM Nov 24, 2024
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/643.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
38. 位置[1016] iMqSdQ 2024年11月29日 07:16:27 : io1eB6ivGQ : OG1hTUouRk9nYzY=[31]
阿保ウヨ共はつまらん整合性のない言葉を羅列させて、誤魔化そうとするだけ。

齋籐と同類ってことだな。

それにしても、テレビでは折田の顔は隠しているのに、ネットではオープンになっている。この差は?
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c38

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
39. 新共産主義クラブ[-10772] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月29日 07:25:22 : de2yeg43JU :TOR QVJuU242ZS5UNms=[17]
>>37 (補足)

 決して難しい話はしておりませんが、右翼様にも分かりやすく書けたかについては、自信がありません。
 


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c39

コメント [医療崩壊13] 「レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する」 不安に対しMeiji Seikaファルマ社長が答えた (東洋経済)  魑魅魍魎男
17. 2024年11月29日 07:31:08 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4664]
https://x.com/Tamama0306/status/1861557982754230754
(タマホイ)
レプリコンワクチンのデマに徹底的に対抗する
不安に対しMeiji Seikaファルマ社長が答えた

全然不安に対する答えになってない
基本的に謎の上から目線
安定のSNSガー、デマガー
「つべこべ言わずに打て」と同じ匂い
そもそもコロナに対するワクチンなんてもう不要
読んだけど時間の無駄だった
3:49 PM Nov 26, 2024
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/301.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
21. わ寺ソーカ基督教門徒[-579] gu2Om4NcgVuDSoruk8KLs5blk2s 2024年11月29日 07:54:54 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2716]
<△24行くらい>
>投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 11 月 28 日 23:25:05:
>佐藤 章@bSM2TC2coIKWrlM 驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた!
>一月万冊 182,070 回視聴 2024/11/26に公開 驚愕!斎藤元彦知事の疑惑の全てとは?折田楓氏ら疑惑の兵庫県知事選の裏にあった利権の闇!元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊

きょう(令和6年2024/11/29日(金):平日)の「総合 アクセス数ランキング(瞬間)令和6年2024/11/29 08:01更新」のトップ記事は、コレですか。

>>20

>虎ノ門ニュース

ガセネタの中に真実が含まれている、という・・・

掃き溜めに鶴が・・・

???

しかし、なぜ、こんな不要不急の記事がトップに来るのか・・・?

>誰によって 情報が流されているか なぜ今 流されているか (情報操作の7原則)

誰:赤かぶ(モサド:イスラエル諜報機関の工作員)
なぜ今:何かの記事から読者の目を逸らすため

何の記事かなぁ??

コレかな???

https://news.yahoo.co.jp/articles/738391bdf221efdc37873039f2841f9937ba377d
>3K イスラエル、レバノン南部で爆撃と発表 停戦発効後初か ヒズボラ「抵抗活動続ける」
11/28(木) 23:46配信

偽りの停戦合意は、1日で、インチキがバレタ
た!

https://www.youtube.com/watch?v=xbjRZepWxyQ
>【初音ミク】讃美歌338番 新聖歌385番 「主よおわりまで」フルコーラス



http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
22. 館山八犬士[8] itmOUpSqjKKObQ 2024年11月29日 08:07:32 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2717]
>>21

>偽りの停戦合意

コレですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5344d072306231b2e9881f016ab1f5c0f9fb046a
>ロイター スラエルとヒズボラの停戦が発効、自宅に戻るレバノンの避難民も
11/28(木) 11:58配信

バイデンのインチキ発表を隠したいモサド・・・

https://www.youtube.com/watch?v=RG2dAqxayNA
>八犬伝 ―東方八犬異聞― 「Hakkenden」 Op 1
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
40. ノーサイド[3144] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 08:26:25 : jqCeuHnea6 : a3N4NVJkWkxneC4=[1]
>>37

「自動デジタル署名」ってなによ。デジタルでも署名は署名なんだから本人の意思が介在しないとおかしいだろ?。(大笑)

>>39

パヨクさんの知識はその程度かい?。(大笑)
  
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/209.html#c40

コメント [医療崩壊13] 「荒川央(中編) 新型コロナ人工ウイルス論: 変異株の進化をRNAウイルス進化の視点から俯瞰」 鼈甲眼鏡
1. evilspys[853] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2024年11月29日 08:27:25 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[17832]
新型コロナワクチン健康被害 適切な報告を求めて関学教授が西宮市長に要望書提出
サンテレビニュース
2024/11/28
https://www.youtube.com/watch?v=y3mDw7_va-U
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/116.html#c1
コメント [国際35] 「トランプストーム」は韓国に憂鬱の序章か/日経 仁王像
1. 法務博士に愛を[174] lkCWsZSOjm2CyYikgvA 2024年11月29日 08:31:43 : 1x8dYk5FIo : dXlDbjN0RnhEdk0=[22]

 日経さん間違ってるよ。

 正解は

「トランプストーム」で憂鬱なのは、日韓のDSカイライ政界人だけ・・・だよ〜ん
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/201.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
11. おもて[205] gqiC4ILE 2024年11月29日 08:32:41 : G0fuRMndjs : a2U1MTdYYmlPMHc=[1]
「私が監修者として、運用戦略立案、アカウントの立ち上げ、プロフィール作成、コンテンツ企画、文章フォーマット設計、情報選定、校正・推敲フローの確立、ファクトチェック体制の強化、プライバシーへの配慮などを責任を持って行い、信頼できる少数精鋭のチームで協力しながら運用していました。…… 」
────
merchuのサイトで、この詳細な内容を見てきたが、実に大変な作業ですな。SNS広報のプロとはこうしたものかと思う。

これだけの仕事を「ボランティア」でやったとしても、折田氏との関係を問われて斎藤氏は「親しくない」と答えたとか。

良く知っている(ハズだ)けど、別に親しくはないという意味であろうか。
まさにこの一事、斎藤氏の人と成りしをよく顕していると思う。
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c11

記事 [医療崩壊13] 新型コロナワクチン健康被害 適切な報告を求めて関学教授が西宮市長に要望書提出 (suntv-news) 
「新型コロナワクチン健康被害 適切な報告を求めて関学教授が西宮市長に要望書提出」
(suntv-news(Hyogo,JPN) 動画 3分29秒 2024/11/28)
https://www.youtube.com/watch?v=y3mDw7_va-U

新型コロナワクチン接種後に副反応の疑いがあった場合の報告を医師が怠っている事例が相次いでいるとして、医療従事者や健康被害を訴える市民に周知し報告を促すよう西宮市に住む大学教授が市に要望書を提出しました。

要望書を提出したのは、2021年9月と10月に新型コロナワクチンを接種後、3年近く体調不良が続いている関西学院大学経済学部の安岡匡也(やすおかまさや)教授です。

安岡教授は国に救済・補償を求める予防接種健康被害救済制度に申請し、ことし6月、ワクチンとの因果関係を否定できないとして医療費と医療手当の支給認定を受けました。

この際、ワクチンを接種した医師に自らの症例を副反応の疑いとして報告するよう促しましたが拒否され、国に報告されなかったということです。 ワクチンの安全性を評価する国の副反応疑い報告制度では、必ずしも因果関係が明らかでない場合であっても副反応の疑いがあれば、医師や歯科医師など医療関係者はPMDA・独立行政法人医薬品医療機器総合機構を通じて国に報告する義務があります。

兵庫県によりますと、ことし8月末現在、新型コロナワクチンとの因果関係を否定できないとして県内でワクチン接種後に亡くなった32人が健康被害救済制度による死亡一時金や葬祭料などの支給認定を受けました。

しかし、認定を受けた32人の事例のうち医師などから副反応疑いとして国に報告された事例は10人にとどまり、およそ7割が報告されていないということです。

安岡教授はきょう、西宮市の石井登志郎市長宛てに要望書を提出。

患者からの副反応疑いの報告依頼について医師が真摯に向き合い適切に報告するよう促すほか、健康被害を訴える市民が自らPMDAのホームページで報告したり、市町村の窓口で報告書を記入したりできることを周知することを求めました。

今後、兵庫県に対しても同様の要望書を提出する予定です。

-------(引用ここまで)----------------------------------------

ぼう大なコロナワクチン被害を少しでも少なく見せたい厚労省。

その厚労省が、コロナワクチン被害は極力報告しないよう
医師に圧力をかけていることは間違いありませんね。

とくに高齢者は歳のせいにされて終わりでしょう。

要望書を提出する意義は否定しませんが、何も変わらないでしょう。

(関連情報)

「近藤誠医師が警鐘『コロナワクチン“隠れ副作用死者”はまだいる』 (NEWSポストセブン)」
(拙稿 2021/7/20)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/897.html

「厚労省・電話担当 「膨大なワクチン死者が出ており、調べきれない」 未確認だが事実だろう 
厚労省は被害情報を公表せよ」 (拙稿 2021/6/22)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/763.html

「厚労省発表のコロナワクチン死亡報告数がほとんど横ばい 改ざん・隠蔽は明らかだ」
(拙稿 2023/8/31)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/703.html
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/302.html
コメント [政治・選挙・NHK296] 反省するフリで抜け道 まだ続けるのか 自民党「政治とカネ」の猿芝居(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. 秘密のアッコちゃん[1119] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月29日 08:40:16 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[557]
<■4072行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
<主張>臨時国会召集 立民は重責自覚し運営を
社説
2024/11/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20241129-CSECZLGOFFJ5HENYCTIR3XWTSY/
臨時国会が召集された。第2次石破茂内閣の発足後、初の本格的な論戦が行われる。
衆院選で与党が過半数割れし、立憲民主党が議席を大きく伸ばしたため、委員長・審査会長ポストの半数近くを野党が占めた。
強調しておきたいのは、国会運営の影響で国政の停滞を招いてはならないということだ。
30年前の羽田孜内閣の際も少数与党だった。
国会は混乱し、平成6年度予算の成立は同年6月にずれ込んだ。
審議が尽くされたにもかかわらず、採決を引き延ばすような恣意的な運営は許されない。
予算委員長や憲法審査会長などの重要ポストを得た立民は、国民に対し重責を負っていることを忘れてはならない。
予算委で審議する令和6年度補正予算案は政府の総合経済対策の裏付けとなるものである。
歳出規模、民間支出分を含めた事業規模は共に昨年2023年の経済対策を上回る。
自民、公明、国民民主の3党は年内の早期成立で合意しているが、需要不足が縮小する中で昨年2023年以上の規模にする必要があるのかなど見極める必要がある。
安住淳予算委員長に課せられた責任は重い。
議論の停滞が懸念されるのは憲法審査会だ。
枝野幸男審査会長は、これまで憲法改正の動きにブレーキをかけてきた。
憲法への自衛隊明記は改憲に前向きな政党で意見集約が進んでおり、早期実現が求められる。
南海トラフ巨大地震などの大規模災害や有事への懸念が高まる中、緊急事態条項の創設も急務だ。
自衛隊明記にも緊急事態条項創設にも、立民は反対しているが、枝野氏は憲法審で積み重ねてきた議論を尊重すべきである。
国会は改憲の動きを後退させてはならず、改憲原案の条文化を進めてほしい。
立民は法務委員会を舞台に選択的夫婦別姓制度を実現させようとしており、そのために法務委員長のポストを獲得した。
公明の斉藤鉄夫代表は制度の導入に向けて自民に働き掛けを行う考えを示している。
立民は与党の意見の食い違いを拡大させようとしている。
だが、党利党略で運営すべきでないのは当然だ。
石破首相や自民は家族や社会の有り様に関わる基本問題の変更を受け入れてはならない。

<産経抄>臨時国会始まる、政治家の「責任」とは
2024/11/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20241129-5NJLUUWRJNLANAGAEQXV2AH7SE/
一説に、
「責任」
には2種類あるという。
自分が
「引き受ける」
ものと他人から
「押し付けられる」
もの。
「自己責任」
は、語感からして後者か。
<たいがいは他人がつける「自己」という語をはね返し「責任」よ立て>俵万智
▼ピリッとした一首に背筋が伸びるのは、当方だけではあるまい。
辞書にある
「責任」
の語釈は、
「引き受ける」
という自発的な色が濃い。
ところが昨今は、
「自分は負わない」
式の無責任が目につく。
その代表格が石破茂首相というのが情けない。
▼臨時国会が始まった。
首相が自らの判断で国民に信を問い、招いた少数与党の試練である。
大敗の責任を未だに取ろうとしない姿勢はいかがなものか。
トップに居座り続け、信頼を取り戻せると考えているのだろうか。
野党もまた国会運営にこれまで以上の責任を負っている。
▼衆院の常任委員会や審査会では委員長・会長ポストの半数近くを立憲民主党などが握る。
憲法改正に待ったをかけるのは論外だ。
社会の基本を崩す選択的夫婦別姓制度では、拙速な議論を慎まねばならない。
「103万円の壁」
の撤廃を掲げる国民民主党の責任も問われている。
▼所得税の非課税枠を引き上げれば、中央や地方の税収が減る。
「財源は与党の責任で」
は、議論が始まった当初の同党の姿勢だった。
議席を大幅に増やした国民民主が国会運営のキャスチングボートを握っている以上、責任の丸投げは許されない。
▼<おろすわさびと恋路の意見/きけばきくほど涙出る>(柳家紫文著『人生に役立つ都々逸読本』から)。
恋路を政治に変えれば、石破首相の苦境にも当てはまる。
ピリッと引き締まった論戦を国民は望んでいる。
政治家の
「責任」
の取り方を示してもらおう。

<主張>総合経済対策 成長に資する効果みえぬ
社説
2024/11/24 5:00
https://www.sankei.com/article/20241124-YH6SGRF43JI3NMK66FDGOQ6UG4/
中身よりも規模優先なのだろう。
政府が閣議決定した総合経済対策は、これを裏付ける令和6年度補正予算案が13・9兆円程度、民間支出分などを含む事業規模が39兆円程度となり、共に昨年2023年の経済対策を上回った。
石破茂首相は衆院選で昨年2023年を上回る対策にすると訴えた。
その際に政策の中身を軽視していたことは、旧態依然とした施策を漫然と並べた仕上がりを見れば明らかである。
深刻な物価高などに適切に対処すべきは当然だ。
必要なら大胆な財政措置も求められる。
だが、経済の需要不足が縮小する中でこれほど大規模にする必要があったのかは疑問が残る。
政策効果などを十分に吟味すべきなのに、その形跡もほとんど見受けられない。
新型コロナウイルス禍で膨張した歳出構造を元に戻す政府方針も石破首相には意味をなさないのか。
少数与党の苦境を挽回しようと、バラマキで国民の歓心を買おうとしているのなら見当違いだ。
物価高対策の1つは住民税が課税されない低所得世帯への3万円の給付金だ。
岸田文雄前政権でも実施した。
低所得世帯に絞るのはいいが、住民税非課税の高齢者世帯には多くの金融資産を持つ世帯もある。
真に支援が必要な世帯を支えているかどうかを見極めるべきだろう。
電気・ガス料金の補助を再開し、ガソリンの補助金は来年2025年1月以降も継続する。
これらは再開や延長を繰り返し、既に11兆円規模を投じてきた。
脱炭素や省エネに反するとの批判もある施策をダラダラと続けるだけではこの先の展望も開けない。
石破首相が重視する地方創生を巡っては
「新しい地方経済・生活環境創生交付金」
の創設などを盛り込んだ。
だが、交付金を増やせば地方が活性化するという単純な話ではあるまい。
地方創生は長年の懸案だ。
まずは従来施策の問題点を厳しく検証し、それを打開する効果的な政策を講じていくべきだ。
この点は他の施策も同様である。
政策効果の検証や見極めが不十分なままでは、いくら財政・税制措置を講じても政府の目指す
「成長型経済」
の実現は望めまい。
自民、公明両党と国民民主党の合意で経済対策に盛り込み、今後3党で協議する
「103万円の壁」
の見直しやガソリン減税についても、認識しておくべきことである。

石破茂首相、日朝連絡事務所設置案「維持か」 保守党・島田洋一氏、政府答弁書に懸念
2024/11/22 12:58
https://www.sankei.com/article/20241122-Y77FNK2V7FGK5NZTL74IOQQHOY/
政府は2024年11月22日、北朝鮮拉致問題への対応を巡り、日朝間に連絡事務所を設置するとの石破茂首相の持論について
「覆す考えがあるか」
などと問われた質問主意書に対し、
「今後の対応に支障を来す恐れがあることから回答は差し控える」
とする答弁書を閣議決定した。
日本保守党の島田洋一衆院議員が、石破政権の拉致問題解決に向けた基本姿勢を主意書で質問した。
@拉致被害者家族会が反対している、東京と平壌の相互への連絡事務所設置案について、覆す考えはあるか
A石破首相が(首相就任前に)家族会などと一体で活動している超党派の「拉致議連」から、北朝鮮に融和的とされる「日朝議連」へと活動の軸足を移した理由
B「日本はかつて北朝鮮を侵略して甚大な被害をもたらしたのだから、その事実を重く背負わないといけない」などとした日朝議連会長(衛藤征士郎元衆院副議長)の歴史認識を首相も共有するのか
などを尋ねた。
■「政府としてお答えする立場にない」連発
2024年11月22日の答弁書では、
@に関し、
「わが国の一貫した方針は、日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化の実現を目指すというもの」
とした上で、
「解決に向けて何が最も効果的かという観点から、北朝鮮への対応を不断に検討していく」
「その点以外のお尋ねについては、今後の対応に支障を来す恐れがあることから、回答は差し控えたい」
とした。
また、Aでは、
「石破首相個人の政治活動に関するものであると考えられることから、政府としてお答えする立場にない」。
Bについても、当該歴史認識は衛藤氏個人の見解を前提としたものであり、
「政府としてお答えする立場にない」
とした。
連絡事務所案を巡っては、拉致被害者の居場所などに関する情報共有を目的としている一方、被害者家族会などは
「北朝鮮は被害者を厳重な管理下に置いており、今さら所在情報を共有する仕組みを構築する必要はない」
「相手の時間稼ぎに乗るだけだ」
などとして反対している。
主意書を提出した島田氏は産経新聞の取材に、
「首相は事務所設置案を捨てておらず、維持していると理解した」
「拉致問題への取り組み姿勢に関し、疑念や懸念を深めざるを得ない」
と語った。

逃げる、怖がる「国防のプロ」 石破首相が防衛省・自衛隊から嫌われるワケ 
2024/11/19 6:00
https://www.sankei.com/article/20241119-C3AOIBQOPFMA7BUWFERAHUMIGQ/
10年以上前の話だが、今振り返っても胃が痛くなる。
石破茂首相が第2次安倍晋三政権で自民党幹事長を務めていた時の話だ。
「杉本さん、やばいっすよ」
旧知の自民党職員から電話がかかってきた。
相当焦った様子だが、何の事だか分からない。
「インタビューですよ、インタビュー」
と言われてやっと思い出した。
この時点で、約束したインタビューの時間を過ぎていた。
取材相手との約束をすっぽかす記者などボンクラもいいところだ。
ましてや、相手は泣く子も黙る自民党幹事長。
急いで茶菓子を買い、泣きそうになりながら謝りに行った。
「これはなんだ? うまそうだなぁ」
石破氏は笑顔で迎え入れてくれ、ムッとした様子はおくびにも出さなかった。
これを機に石破氏の元に足繫く通って信頼獲得に努めるのが政治記者のあるべき姿であろうが、ボンクラのボンクラたる所以で、近寄れないまま時を過ごしてきた。
再び石破氏にインタビューを申し込んだのは、昨年2023年4月のことだ。
石破氏が小泉純一郎内閣で防衛庁長官、福田康夫内閣で防衛相を務めていた時の話を聞くためだった。
過去の失態の負い目があるから言うのではなく、石破氏の話は理路整然としていて、ハッとするような鋭い指摘もあった。
自身に対する周囲からの評価も冷静に受け止めていた。
石破氏は、当時の防衛省・自衛隊の雰囲気についてこう語った。
「この変な大臣、早く代わらないかな、という感じだった」
「国防のプロ」
として名を馳せてきた石破氏だが、防衛官僚や幕僚から嫌われていると感じているようだった。
■今も残る反発
政治家である防衛相自ら防衛省・自衛隊の機構改革をリードした点で、石破氏は類例のない存在だ。
これも、嫌われる理由の1つだったかもしれない。
自衛隊を如何に動かすかを考える運用部門を背広組中心の内局から切り離し、実際に部隊を指揮する制服組中心の統合幕僚監部に統一する構想に先鞭をつけたのは石破氏だった。
自衛隊の装備調達や部隊編成を考える整備部門が内局と陸海空幕僚監部に分散していることを問題視し、組織を一本化する構想も石破氏拘りの政策だった。
いずれの改革も平成21年の民主党政権誕生と共に葬られ、運用部門の再編は第2次安倍政権で実現したものの、整備部門の改革は手つかずのままだ。
石破氏は昨年2023年のインタビューで
「これは(陸海空から)滅茶苦茶抵抗があったから今でも出来ていない」
と語った。
全国を5区画に分け、それぞれに陸上自衛隊方面隊を置く体制の見直しも見送られている。
「石破改革」
に賛同する防衛省・自衛隊関係者がいた一方で、今でも反発は残る。
実現した運用部局の改革に関しては、政治的考慮を抜きにして軍事合理性だけで運用を考えることはできない以上、内局の運用企画局を復活させるべきだと考える防衛省幹部もいる。
■「私、辞めます」
石破氏が防衛省・自衛隊から嫌われる根本的な理由が政策論の是非というよりも、リーダーとしての資質にあるとすれば、事態は深刻だ。
平成26年の秋、安倍首相は石破氏を防衛相に起用する人事を考えていた。
石破氏はこれを断り、地方創生担当相に就任するのだが、自衛隊幹部は後にこう明かした。
「もしも石破さんが大臣になるんだったら、私は自衛隊を辞めようと思っていました」
防衛省・自衛隊の石破アレルギーを形成した要因の1つとして有名なのが、平成20年2月に千葉県沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」と衝突した漁船の2人が死亡した事故の際、防衛相の石破氏が取った対応だ。
この事故の5年後平成25年には、あたごの当直責任者ら2人が業務上過失致死などの罪に問われた刑事裁判で無罪が確定しているが、石破氏は事故直後に関係者の大量処分を断行した。
事故原因が分からない時点でフライング気味に
「自衛隊が悪い」
と決め付け、世論に阿ったと受け止める関係者は多い。
当時、海上幕僚監部防衛部長を務めていた河野克俊氏は後に石破氏の対応を繰り返し批判し、今年2024年11月1日発売の月刊『正論』12月号でもこう述べた。
「全てを部下の自衛隊員が悪いとし、部下を残して逃げられたのだという印象が否めません」
自衛隊が平成15年から平成21年までイラクで行った人道復興支援活動を巡る石破氏の振る舞いも評判が悪い。
防衛庁長官の石破氏がイラクを視察し、現地の安全を確認する案が調整されたが、結局、石破氏は平成16年9月に長官を退任するまでイラクには行かなかった。
当時の事情を知る防衛省関係者はこう語る。
「ああだこうだって言って行こうとしなくて、ようやく行くことになっても
『イラク視察の発表前にマスコミで報じられた』
って理由で結局行かなかった」
「石破さんの次に大臣になった大野功統さんは事前報道があってもイラクに行ったけどね」
石破氏にも言い分があるだろうが、防衛省・自衛隊内には
「石破さんはイラクに行くのが怖かったんじゃないか」
という声があるのも事実だ。
言うまでもなく、首相は自衛隊の最高指揮官でもある。
リーダーが嫌われたり怖がられたりするのは決して悪いことではないが、逃げたがりで、御身大事の怖がりだと思われれば、命を懸けて戦う自衛官は浮かばれない。
石破氏が防衛相を辞めてから16年が過ぎた。
この間、石破氏が最高指揮官になるための修養を積み重ねてきたと信じたい。

中国は信用できない相手なので、警戒を怠るべきではない。

<主張>日中首脳会談 かみ合ったと喜ぶ関係か
社説
2024/11/17 5:00
https://www.sankei.com/article/20241117-6AX5JFYOTFMY3IYJT54QHGXTIA/
石破茂首相が南米ペルーの首都リマで、中国の習近平国家主席と初めて会談した。
日中両国が戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な関係を構築する方向性を確認した。
東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を理由に中国側が全面停止した日本産水産物輸入の再開合意の着実な履行を申し合わせた。
石破首相は会談後、記者団に
「非常に噛み合った意見交換だった印象だ」
と満足そうに語った。
習氏と会談を重ねていくことで一致したと明かし、
「首脳間を含むあらゆるレベルで意思疎通、往来を図り、懸案を減らしていく」
と語った。
「嚙み合った」
と本気で感じたのであれば、石破首相の外交感覚はピントがずれていないだろうか。
また、首脳間の往来が習氏の国賓としての来日を含むのであれば許されない話だ。
習氏はウイグル人などへの深刻な人権弾圧の責任者だからだ。
石破首相は習氏に対し、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、東シナ海情勢や領空侵犯など中国軍の活動に深い憂慮を表明した。
深圳での日本人児童殺害を取り上げ、現地日本人の安全確保を求めた。
拘束されている日本人の解放も求めた。
習氏の態度は、ほぼゼロ回答だった。
「日本人を含む全外国人の安全を確保する」
と述べたが、それは国家として当たり前の話に過ぎない。
水産物の輸入再開は実現の時期さえ示さなかった。
これで
「嚙み合った」
と語るセンスを疑う。
懸案を抱える中でも共通の利益の拡大を図るのが戦略的互恵関係だという。
岸田文雄前首相が昨年の習氏との会談で6年ぶりに復活させた。
だが、今の日中はそのような関係を推進できる間柄なのか。
習氏は、来年2025年登場する米国のトランプ政権を警戒し、日米が協力して中国に厳しい対応を取らないように対日姿勢を一時的に調整しているだけだろう。
中国共産党政権の首脳は全員、力の信奉者だ。
日本が防衛力や経済力、科学力などの国力を高めたり、日米同盟の結束を強めたりすることが、対中発言力を増すことになる。
その努力なしに、首脳の往来で握手を重ねても、日本の平和と安全、国益は確保できないと石破首相は肝に銘じてもらいたい。

石破首相、習氏と「かみ合った意見交換」 水産物輸入再開へ前進も政権浮揚見通せず
2024/11/16 18:12
https://www.sankei.com/article/20241116-33HKTDAYWZKADO6KNZLFG3V4SM/
石破茂首相は2024年11月15日(日本時間16日)、南米ペルーの首都リマで就任後初めて米国のバイデン大統領や中国の習近平国家主席と会談した。
一連の会談は政権基盤が脆弱な首相にとって、外交で存在感を示す機会でもあった。
習氏から日本産水産物の輸入再開に向けて前向きな姿勢を引き出し、日米韓連携の
「制度化」
へ前進を図るなど一定の成果はあったが、政権浮揚に繋がるかは見通せない。
日中首脳会談の冒頭、右手を差し出して笑みを浮かべる習氏とは対照的に、首相は厳しい表情で両手で握手を交わした。
しかし会談後は一転、記者団に
「非常に嚙み合った意見交換だった」
と満足そうに語った。
会談では、日中間の懸案の1つである東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受けて中国が停止した日本産水産物の輸入再開について、中国側の態度軟化が目立った。
昨年2023年11月、岸田文雄前首相は米サンフランシスコで習氏と会談し、処理水の海洋放出を巡り激しいやり取りを交わした。
今回の会談について、外務省幹部は
「あの時とは大きく違う」
「ピリッとしたものではなかった」
と語る。
習氏自らが初めて、日中で合意した輸入再開に向けた取り組みの着実な実施に言及し、前向きな姿勢を示した。
習氏の言葉は
「しっかりやれという部下への指示でもある」
「「この問題を動かしていく意思がはっきりした」
と受け止める。
首相も会談後、習氏に応じるように
「首脳同士で会談することの重要性を改めて強く認識した」
と強調し、首脳間を含む人的往来の活性化に意欲を示した。
ただ、中国側の
「原則的な考えは変っていない」(外務省関係者)」
習氏は会談で従来通り処理水を「核汚染水」と呼び、輸入再開時期も不透明なままだ。
首相は会談で、日本周辺で活発化する中国の軍事活動に重ねて懸念を示したが、習氏は従来通り自らの正当性を主張したとみられる。
中国の軍事的脅威に対し、日本は日米同盟を軸に抑止力を高めると共に、中国側との直接対話で歯止めをかけたい考えだが、空振りが続く。
日中間の課題解決には、尚対話の積み重ねが必要となる。
一方、日米韓3カ国の首脳は2024年11月15日の会談で、協力の調整を担う事務局組織の設置で合意した。
北朝鮮の軍事動向が緊張の度合いを増す中、多国間協力の枠組みに消極的なトランプ米次期政権へ移行後も、3カ国連携を後退させないため布石を打った格好だ。
ロシアと北朝鮮による軍事連携の拡大など厳しい東アジアの安保環境を踏まえれば、3カ国連携の重要性は増している。
首相は会談を受け
「トランプ次期大統領との間でも日米同盟を新たな高みに引き上げ、日米韓の戦略的連携を強化するため努力していく」
と強調した。

石破首相、中国の軍事活動「極めて憂慮」日中首脳会談で指摘 水産物輸入再開へ合意再確認
2024/11/16 18:10
https://www.sankei.com/article/20241116-CHNXI5YXGZL6JI6CQFWHCAHGGQ/
石破茂首相は2024年11月15日(日本時間16日)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため訪問したペルーの首都リマで、中国の習近平国家主席と初会談した。
両首脳は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受け中国が停止した日本産水産物の輸入再開へ、日中両政府の合意を着実に実施することを確認した。
首相は会談で、2024年8月の中国軍機による初の日本領空侵犯など活発化する中国の軍事活動を
「極めて憂慮している」
と表明した。
2024年9月に中国広東省深圳で起きた日本人男児の刺殺事件にも触れ、在留邦人の安全確保を求めた。
習氏は
「日本人を含む全ての外国人の安全を確保する」
と応じた。
日中両政府は2024年9月、国際原子力機関(IAEA)の枠組みで、中国を含む第3国が参加できるよう処理水のモニタリング(監視)体制を強化することを前提に、日本産水産物の輸入を
「着実に回復」
させることで合意した。
中国側は段階的な再開方針を示している。
首相は会談後、記者団に
「習氏自身が(合意の着実な実施に)言及したことは非常に重い」
と強調。
首相は会談で早期の輸入再開を求めたが、再開時期について習氏から言及はなかったという。
また、両首脳は、日中の共通利益を拡大する
「戦略的互恵関係」
の包括的な推進で一致した。
外相の相互訪問や高官レベルの人的交流などの実現に向けて調整を加速させることも確認した。
首相は会談冒頭、
「日中両国の間には多くの懸案が存在しているが、建設的かつ安定的な関係の構築へ大きな方向性を共有している」
と述べた。
中国外務省によると、習氏は会談で、日中関係について
「改善、発展の重要な時期にある」
と指摘。
「新時代の要求に合致した建設的で安定した関係」
の構築を進める考えを併せて示すなど、トランプ米次期大統領の就任を控え、日本との関係安定化に意欲を示した。

首相が習近平氏と初会談、「戦略的互恵関係」推進で一致 水産物輸入再開へ合意履行も確認
2024/11/16 10:43
https://www.sankei.com/article/20241116-AQCO4LD47RKWPOYWRKAARFUIN4/
石破茂首相は2024年11月15日(日本時間16日)、アジア太平洋経済会議(APEC)首脳会議に出席するため訪問したペルーの首都リマで、中国の習近平国家主席と初めて会談した。
両首脳は、日中の共通利益を拡大する
「戦略的互恵関係」
の包括的な推進で一致。
東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を受けて中国が停止した日本産水産物の輸入再開に向け、日中両政府の合意を着実に実施していくことを確認した。
首相は会談冒頭、
「日中両国の間には多くの懸案が存在しているが、建設的かつ安定的な関係の構築へ大きな方向性を共有している」
と述べた。
習氏は
「石破首相と意思疎通と協力を強化し、中日関係の長期に渡る安定した発展を推し進めていきたい」
と語った。
日中両政府は2024年9月、国際原子力機関(IAEA)の枠組みで、中国を含む第3国が参加できるよう処理水のモニタリング(監視)体制を強化することを前提に、日本産水産物の輸入を
「着実に回復」
させることで合意。
中国側は段階的な再開方針を示している。
首相は会談後、記者団に
「習氏自身が(合意の着実な実施に)言及したことは非常に重い」
と強調した。
首相は会談で早期の輸入再開を求めたが、再開時期について習氏から言及はなかったという。
一方、首相は習氏に対し、2024年8月の中国軍機による初の日本領空侵犯など活発化する中国の軍事活動を
「極めて憂慮している」
と表明した。
2024年9月に中国広東省深圳で起きた日本人男児の刺殺事件にも触れ、在留邦人の安全確保を求めた。
習氏は、日本人を含む全ての外国人の安全を確保すると応じた。

立民・安住淳氏が予算委員長に…自民と緊縮大連合≠フ布石か 国民をないがしろ立民が予算の「キャスチングボート」握る悪夢
2024.11/12 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241112-2UOAJ4MHSNJM5PCBLZVDSRVFX4/
石破茂政権は衆院選で自滅し、少数与党に転落した。
2024年11月7日に開催された自民党の両院議員懇談会では、報道によれば石破総裁への退任要求を口にした議員は1人だけだったという。
綱渡り的な国会運営がやがて行き詰まり、遅かれ早かれ辞任するはめに陥るのを見越して、今は静観しているのかもしれない。
ただし石破政権自体は延命に必死である。
衆議院の予算委員長のポストを立憲民主党に譲る方針を打ち出し、立民側も安住淳元財務相を委員長に充てることにした。
予算委員会は国会会期中、最も世間の注目が集まる舞台である。
もちろん国の予算を議論し、成立させることは国会の最重要の役割であり、極めて異例の人事だ。
金子洋一元参院議員(日本維新の会)はX(旧ツイッター)で、野党にも予算審議の責任を負わせることになるとして、その戦略的意義を指摘した。
ただし日本のマスコミは、単純な善悪二元論が大好きである。
与野党が責任を持って予算を審議することを伝えるより、荒れた委員会を外野から煽ることだろう。
野党も
「政治とカネ」
という相変わらずのワイドショー的テーマで予算委員会を振り回し、世論の関心を得ることを目指すのではないか。
予算委員長になる安住氏は、バリバリの緊縮財政派だ。
また立憲民主党は独自の補正予算案を提出する構えだというが、その規模は僅か7兆4000億円だ。
日本経済が安定的にインフレ目標2%を達成するには、PwCコンサルティングの片岡剛士チーフエコノミストや会田卓司クレディ・アグリコル証券チーフエコノミストらが指摘するように、25兆円から30兆円の財政政策が必要だ。
緊縮財政の立憲民主党が予算のキャスチングボートを握ることは悪夢だ。
ただ高橋洋一嘉悦大学教授が指摘するように、立憲民主党と石破自民党との大連合の可能性もある。
もしそのシナリオがあるとしたら、この予算委員長人事は、国民を蔑ろにした緊縮大連合の布石かもしれない。
要警戒だ。
また石破政権の延命が、国民民主党の経済対策をどれだけ飲むかにかかっていることは間違いない。
所得税の控除を103万円から178万円に引き上げることや、消費税減税などは大賛成だ。
所得税控除は恒常的な本予算での措置にすべきだが、今年2024年度は先行して補正予算で対応してもいい。
消費税減税など国民民主党の経済対策の規模は20兆円超ほどだ。
能登半島の震災復興費など立憲民主党の目玉政策も丸飲みして、規模感のある経済対策を打ち出すべきだ。
もし国民民主党の提案も拒否し、あるいは積極財政政策もしないなら、石破政権は単なる国民のお荷物である。 
(上武大学教授 田中秀臣)

世論のホンネは「政権交代」にあらず 政策実現を求める国民の声も 玉木代表率いる国民民主党は執拗な圧力≠フ標的に
2024.11/13 06:30
安積明子
https://www.zakzak.co.jp/article/20241113-DVWJ3IPVONIYLHLC5VUPTSG5H4/
衆院選で惨敗して自公与党が過半数割れとなり、
「史上最短」
になるかと思われた石破茂政権だが、意外としぶとく生き残るかもしれない。
2024年11月11日に召集された特別国会で、石破首相は決選投票で第103代首相に選出され、第2次石破内閣を発足させた。
政権交代が不発だったのは野党第1党の立憲民主党に、石破政権を脅かす力がないためだ。
衆院選で98議席から148議席に躍進したが、内容を詳細に分析すると、興味深いことが浮き彫りになる。
比例区の得票は前回比で7万2106票しか増えなかった。
小選挙区に至っては、同比147万4761票も得票を減らした。
これでは、
「党勢拡大」
とは言い難い。
政局混迷の中、
「政権交代を実現させるため」
というお題目の下、執拗な圧力≠煌|けられ続けた。
標的は、公示前から4倍増の28議席を獲得した、玉木雄一郎代表率いる国民民主党だ。
首相指名で玉木氏を推すと明言していたが、玉木氏や榛葉賀津也幹事長の記者会見では、
「立憲民主党の野田佳彦代表に投じるべきだ」
との主張が繰り返された。
テレビの討論番組でも、
「政党の党首を担う政治家としてあるまじき」
という強烈な批判も出た。
こうした主張は筋違いだ。
そもそも、国民民主党が野田氏を推しても、過半数に達することはない。
立憲民主党と、野党第2党の日本維新の会(38議席)は、外交・安全保障政策などで隔たりがある。
野田氏との党首会談(2024年10月31日)で、首相指名の連携を打診された日本維新の会の馬場伸幸代表は、色よい返事をしなかった。
日本保守党などの新興保守勢力は首相指名で
「野田佳彦」
と書くはずがなかった。
更に言えば、衆院選で国民民主党を推した有権者が、野田政権誕生を希望したわけではない点に注目すべきだ。
選挙戦で国民民主党は
「政治とカネ」
の問題とは距離を置き、手取り増や減税などの
「政策論」

「実現力」
のアピールに徹した。
「対決より解決」
を旗印に、是々非々で臨む姿勢が支持されただけに、首相指名でいずれかを肩入れする選択肢はなかった。
世論が政権交代を望んでいたら、国民民主党への票の多くが、野党第1党の立憲民主党に投じられていたはずだ。
政権交代だけが
「民意」
とは言えない現実がそこにある。
安倍晋三政権や菅義偉政権での
「1強多弱」
時代は終わった。
政党間格差は縮まり、国政に世論の多様な意思が反映される好機とも言える。
自民党は衆院予算委員長をはじめ、重要ポストを立憲民主党に渡した。
懐柔して石破政権延命を図る魂胆だろう。
選挙結果の分析を怠り、現状に甘んじるばかりでは、立憲民主党が政権を奪取することなど不可能ではないか。
 (政治ジャーナリスト・安積明子)

高橋洋一「日本の解き方」
予算委員長を野党に渡す代償 石破政権、延命策は減税中心の補正予算 経済停滞の犯人は財務省だとあぶり出されることも
2024.11/13 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241113-OVUJNZUOKZO7LO5AG3IBQ6KSAM/
与党が過半数割れする中、17ある衆院の常任委員長のうち、予算委員長を立憲民主党に割り振るなど、野党側に7つが配分されることになった。
予算案の審議などにどう影響するだろうか。
予算委員会の所管事項は
「予算」
と定められている。
内閣が提出する予算案の審議を行うことが基本的な役割であるが、予算は内閣の全ての政策の財政的な裏付けになるので、予算を通じて内閣全てのことに関係している。
そのため、予算委員会での質疑の範囲は直接予算に関連するものに限らず、広く国政全般に渡るのが通例だ。
つまり、予算委員会は他委員会とは異なり別格の花形委員会だ。
端的に言えば、予算審議だけでなく不祥事の他、何でも議題として、それをテレビ中継できる。
予算委員会は首相ら全閣僚が出席する委員会で、他委員会の委員長ポストとは比較にならないくらい重要だ。
与党は10の常任委員長ポストを得たが、これを半分以下の4つにしても、予算委員長を死守した方が良かったのではないか。
予算委員長には委員会の開会日時や採決の決定、審議の進行などの権限がある。
つまり、予算委員会の運営は予算委員長の裁量になる。
野党議員が予算委員長に就任するのは異例だが、その裏に万が一、石破茂政権延命の自民と立民の大連立という狙いがあるとしたら要注意だ。
予算成立は内閣の命運を握るが、それを野党に渡したということは、内閣不信任案と共に予算成立も野党が主導権を持つので、何かあればいつでも石破政権は総辞職せざるを得ないだろう。
これが少数与党の定めであり、石破政権はどうあがこうと既に
「死に体」
になっている。
予算委員長には、立憲民主党の安住淳元財務相が就く。
委員長が誰になっても、野党であれば、来年2025年度予算案が
「人質」
となり、来年2025年3月の年度内成立の頃には内閣総辞職くらいの代償を払うことになるだろう。
ただし、そこまで石破政権はもつまい。
2024年11月11日に召集された特別国会の会期については2024年11月14日までの4日間となったが、特別国会後、早期に臨時国会の召集もある。
そこでは、補正予算などが審議されるはずだが、野党案を丸のみしないと成立しない。
補正予算も予算委員会でやるので、下手をすると内閣不信任案が出て、石破政権は万事休すかもしれない。
別のケースとしては、石破政権が保身≠ノ走ることが考えられる。
そこでは財務省の意見が通りにくくなり、国民民主党が主張するような減税中心の補正予算という国民にとっていいものになるかもしれない。
そうなると、これまでの経済停滞の犯人が財務省であることが炙り出されることもあり得る。

<産経抄>自身の責任は取らず、不記載問題に固執する石破首相
2024/11/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20241116-PKHWFJMHLJJENO52OSVSKZSAQY/
マスコミの論調も変化してきたのか。
読売新聞の2024年11月15日の社説は、石破茂首相の政権運営について論じていた。
「内外の課題が山積しているにもかかわらず、首相が先月2024年10月1日の就任以降、最も拘りを見せているのが、派閥の政治資金規正法違反事件への対応だ」
▼更にこう指摘する。
「(刑事事件として決着済みで)衆院選で審判を受けて当選した議員を尚問題視するなら、政治とカネの問題にいつ終止符を打つつもりなのか」
「収支報告書への不記載という形式的なミスを、重大な贈収賄事件などと同列に扱うかのような対応は理解に苦しむ」
▼2024年11月14日の朝日新聞は安藤馨・一橋大教授のこんな論評を載せた。
「不記載を公金横領や贈収賄の類と誤解しているとおぼしき怒れる有権者が見られたのはひとえに『裏金』という語の独り歩きの産物であろう」。
安藤氏は、マスコミによる
「裏金議員」
というラベル貼りは、
「事実認識に基づかない評価をもたらそうとするものであり、民主政にとって有害ですらある」
とも。
▼不記載は論外だが、その分のカネは各議員がパーティー券を売り自分で稼いだもので、国民の税金ではない。
東京地検特捜部が徹底捜査した結果、不起訴議員に私的流用は見当たらなかった。
首相も2024年10月の党首討論で訴えていた。
「裏金は決めつけだ」
「不記載だ」
▼形式犯について大袈裟に騒ぎ立てた野党やマスコミの非が大きいのなら、首相はなぜ堂々と反論せず、衆院選で不記載議員に対して非公認や重複立候補の禁止など、厳しい二重処分を科したのか。
有権者の処罰感情に阿り、仲間を売って保身を図ったのか。
▼自身は衆院選惨敗の責任も取らず、不記載問題ばかりに固執する姿は異様である。

特別国会閉幕 政策論争を置き去りにするな
2024/11/15 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241115-OYT1T50025/
先月の臨時国会は僅か9日間で衆院が解散された。
この特別国会も、政府と与野党が何ら論戦を行うことなく、4日間で閉幕した。
石破内閣発足後、政策論争が置き去りにされているのは由々しき事態だ。
こうした状況に陥っているのは、石破首相が内外の課題について、明確な対処方針を持ち合わせていないためではないか。
衆院選の結果、与党だけでは予算案も法案も通すことはできなくなった。
少数与党になったからこそ、開かれた国会の場で与野党で議論を深め、接点を見い出すことが重要になっているはずだ。
2024年6月の通常国会閉幕後、国会で成立したのは旧優生保護法の被害者救済法だけだ。
審議を通じて行政や法案の問題点を洗い出し、改善を図る、という役割を果たしていないのは問題だ。
日本周辺の安全保障環境は極度に悪化している。
防衛力の強化やその財源を確保することは急務だ。
人口減少に歯止めがかからない。
経済をどう再生し、成長させていくのかも難題だ。
内外の課題が山積しているにもかかわらず、首相が先月2024年10月1日の就任以降、最も拘りを見せているのが、派閥の政治資金規正法違反事件への対応だ。
首相は、政策活動費の廃止に意欲を示している。
政治資金収支報告書に不記載があった旧安倍派などの議員のうち、政治倫理審査会で弁明していない議員に対しては、改めて出席を促すという。
衆院選で政治とカネの問題に焦点が当たって自民党が惨敗したため、首相は政権を維持するには政治改革に積極的な姿勢を示す必要があると考えているようだ。
政治資金の透明性を高めることが重要なのは論を俟ま たない。
だが、この問題は東京地検特捜部が捜査を尽くして派閥の会計責任者らを立件し、既に刑事事件として決着がついている。
強制力のない政倫審を開いても新事実を見つけるのは容易ではあるまい。
首相は、不記載のあった議員を第2次内閣の副大臣、政務官に登用しなかった。
衆院選で審判を受けて当選した議員を尚問題視するなら、政治とカネの問題にいつ終止符を打つつもりなのか。
そもそも収支報告書への不記載という形式的なミスを、重大な贈収賄事件などと同列に扱うかのような対応は理解に苦しむ。
首相が政治資金問題で定見を示さず、延命のため野党の主張を受け入れようとしていることが、混乱を招いているのではないか。

「日朝議連内閣だ」首相、外務、防衛主要3大臣がメンバー、対北融和警戒 保守党・島田氏
2024/11/14 15:17
https://www.sankei.com/article/20241114-2BBKT3CM4NHK3H3CYSRGUG4GXA/
日本保守党の島田洋一衆院議員が産経新聞の取材に応じ、石破茂内閣のうち、首相、外相、防衛相の主要3大臣が
「日朝国交正常化推進議員連盟」(日朝議連、会長・衛藤征士郎前衆院議員)
のメンバーであることに危機感を示した。
同議連は国交正常化ありきで、政権の
「最重要課題」
である北朝鮮拉致問題を棚上げしていると評される。
島田氏は
「そうした集団のメンバーが、国の安全保障の中枢を担う3ポストにいる」
「最早『日朝議連内閣』と呼べる状況であり、今後、北への融和的な姿勢が顕著になってくる可能性が高い」
と訴える。
■朝鮮総連関係者が講師役
石破内閣で日朝議連メンバーとして活動するのは、石破首相、岩屋毅外相、中谷元防衛相の3人。
同じ日朝関係の超党派国会議員連盟では、
「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」(拉致議連)
があるが、異なる組織だ。
日朝議連は平成20年4月、自民党の山崎拓元副総裁と民主党の岩國哲人元副代表らが会談し、平成14年に拉致被害者5人の帰国が実現して以降、
「北朝鮮への圧力路線は成果を生まなかった」
として発足が決まった。
同年6月、ブッシュ(子)政権下の米国が北朝鮮のテロ支援国家の指定解除に着手すると、これを肯定的に評価するなど、北朝鮮への融和的な姿勢で一貫している。
政府の外交方針などに配慮して、一時活動を自粛してきたが、2018年(平成30年)の米朝首脳会談を受けて約10年ぶりに活動を再開した。
当時の総会には、日朝首脳会談(平成14年)開催の交渉役を担った田中均元外務審議官、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙の「朝鮮新報」の金志永・平壌支局長を講師に招き、今後の日朝関係の在り方などを意見交換している。
田中氏は平壌に連絡事務所を置いて日朝合同調査を行うことなどに言及しており、現在まで続く石破氏の
「日朝連絡事務所設置」
などの持論は、これを機に形成されたものとされる。
■総連が起案したような文案
今年2024年2月の総会では岸田文雄首相(当時)の早期訪朝を求める決議を取りまとめようとしたが、国民民主党の玉木雄一郎代表らが、
「北朝鮮の動きに真摯に対応すべき」
などとした当初案の記載を問題視。
大幅に修正された。
玉木氏は総会後、X(旧ツイッター)に
「朝鮮総連が起案したかと思うような文案には賛成できませんでした」
と記した。
島田氏は日朝議連について、
「国交正常化ありきで、その後に諸課題の解決を図るという、いわゆる出口論に立っている」
と指弾。
今月2024年11月11日には、日本保守党衆院議員として、拉致問題解決に向けた石破内閣の基本姿勢を問う質問主意書を政府に提出したが、その書面でも、
「こうした背景を持つ人々によって構成されている内閣が、『最重要課題』である拉致問題に如何に取り組むのか」
「北朝鮮側の意向を大いに汲む形となるのではないかとの疑念が払拭できない」
とぶつけた。
■横田早紀江さんの訴えを隣で…
当の石破氏は、別組織である拉致議連にも所属している。
平成14年の日朝首脳会談時は、拉致議連の会長として、被害者家族らが東京都内で開いた会見に同席。
横田めぐみさん(60)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(88)が、めぐみさんを
「死亡」
とした北朝鮮側の説明について、
「信じられない。今後も生きていると信じて闘っていく」
と涙ながらに訴える様子を、すぐ隣で聞いていた。
だが、その後に防衛庁長官(当時)に起用されると、対北経済制裁などに慎重な姿勢を示すようになる。
被害者家族会の立場とは対極にあるもので、関係は疎遠に。
次第に日朝議連側へと活動の軸足を移していった。
今回衆院選で初当選した島田氏は出馬直前まで、被害者家族と方向性を一にする支援組織
「救う会」
で副会長を務めるなど、拉致問題への見識が深い。
一方で今国会で実施された委員会人事では、
「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」
入りは実現しなかった。
同委員会委員長には立憲民主党の牧義夫氏が就いた。
島田氏は、
「自民など多数の席を持つ党から、1つ譲るくらいの気概がほしかった」
と率直な心境を明かした上で、
「現政権の拉致関連のスタンスには危機感しかない」
「変な方向に行かないように、今後も積極的に質問主意書を提出するなどして、厳しく監視していきたい」
とした。

[社説]石破政権は責任ある与野党協議で政策進めよ
社説
2024年11月11日 19:00 (2024年11月11日 23:15更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK113UB0R11C24A1000000/
特別国会の首相指名選挙で石破茂首相(自民党総裁)が再び選出された。
第2次内閣が始動する。
衆院選で自民、公明両党を合わせた議席が過半数を割り込み、少数与党での不安定な政権運営を余儀なくされる。
野党の賛成なしでは予算案も法案も成立させられず早晩行き詰まる。
政策ごとに野党の協力を得ながら懸案を処理していく必要がある。
着実に成果を積み重ねて国民の信頼を取り戻す他ない。
■首相先頭に信頼回復を
首相は2024年11月11日夜の記者会見で、自民党の政治改革の案をとりまとめ、野党とも協議し2024年年内にも必要な法制上の措置を目指す考えを明らかにした。
半導体や人工知能(AI)分野に10兆円以上の公的支援をする意向も示した。
衆院の首相指名選挙は決選投票となり、首相が立憲民主党の野田佳彦代表を上回った。
衆院の常任委員長人事では、野党が衆院解散前の2ポストを上回る7ポストを手にした。
国会論戦の花形と言われる予算委員長も含み、与党は国会運営を主導しにくくなる。
自民党派閥裏金問題の真相究明と再発防止策をはじめ党のガバナンス改革に指導力を発揮し、踏み込んだ行動を示すよう求める。
政治改革特別委や法務委の委員長ポストは立民が掴んだ。
中略
国政に足踏みしている余裕はない。
内外に課題が山積している。
人口減・少子化と超高齢化社会を支える社会保障は持続可能な制度づくりが待ったなしだ。
日本経済が活力を取り戻すための成長戦略や資産運用立国への経済政策も岸田前政権から引き継がれた。
中略
エネルギー、経済、食料にまで及ぶ安全保障も長期の視点で最適解を見いだすのは国政の役目だ。
米国第一主義を掲げるトランプ前大統領の返り咲きが決まり、多国間の枠組みや安保政策、貿易への影響も懸念される。
それらは日本の国益に直結する。
政府は強固な日米同盟を維持しつつ、対米政策や国際協調に主体的に関わっていく努力が必要である。
ウクライナや中東では国際世論の警告を無視する形で戦線が拡大している。
ウクライナのゼレンスキー大統領は1万人を超える北朝鮮兵がロシアに送り込まれ、戦闘に参加していると語った。
北朝鮮に加え中国の軍事的脅威に日本は晒されており、抑止力を高めるべきだ。
同時に、隣国で経済的な繋がりが深い中国と対話を太くする取り組みも欠かせない。
政権基盤がぐらついて外交に影を落とせば国益を損なう。
政府はこれまでのように法案を原案通りに成立させるのは難しくなる。
国会提出前に与党の意見を反映して了承を求める事前審査と野党との交渉の並行作業になる。野党から内閣不信任案が提出される可能性もあり、与野党で合意を作れるかが試金石となる。
与野党で税制や社会保障、安全保障といった国の根幹の政策を議論し直す機会に出来ないか。
国民の目に見える形で知恵を出し合い、幅広い声を汲み取った政策を実現するのが与野党伯仲の選挙結果に込められた民意だろう。
■野党も建設的に関われ
野党側にも注文をつけたい。
衆院選の公約に拘る余り要求の言いっ放しでは困る。
政策に必要な財源について経済成長による税収増や予算の使い残しで対応するだけでは無責任だ。
野党の主張を与党が丸吞みする展開が繰り返されると財政や税制に歪みが生じ、将来に禍根を残す。
国民に本当に必要な政策と考えるなら、建設的な提案や与野党協議、国会審議を通じて実現を促す役割が少数与党時代の野党に求められる。
国民に耳の痛い負担の議論からも逃げずに、持続可能な社会への改革案を競ってほしい。
政策を磨いて政権担当能力を示すことで国民の安心感に繋がり、政権交代への道も広がっていくだろう。
国政が停滞し、国民生活に支障が生じる事態は避けなければならない。
欧州では近年、少数与党や連立政権の国が少なくない。
日本でも政党の調整力が試される。
形骸化が指摘されてきた国会を与野党の熟議で活性化させたい。
来年2025年夏には参院選や東京都議選を控え、内向きの政争にかまければ国民の厳しい評価に晒される。
政治の力量を示す時だ。

第2次石破内閣 不安定な政権はいつまで続く
2024/11/12 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241111-OYT1T50225/
衆院選で惨敗したにもかかわらず、何事もなかったかのように第2次石破内閣が発足した。
国民の代表で国権の最高機関である国会の決定は尊重されなければならないが、憲政の常道に反するような無理押しの体制では、国政の混乱が長期化しかねない。
石破首相が衆参両院で行われた首相指名選挙を経て、引き続き政権を担うことになった。
衆院の1回目の投票では誰も過半数を得られず、石破氏と、立憲民主党の野田代表の上位2人による決選投票となった。
国民民主党などが決選でも党首名で投票した結果、それらが無効票となって、石破氏の選出となった。
首相は国民民主に協力してもらい、政権を維持しようとしている。
だが、国民民主は自らの主張が通れば賛成するだけで、政権運営全体に責任を負うわけではない。
政策の根拠となる財源の確保は、与党任せにしようとしている。
こうした権力基盤が 脆弱な政権の下、国民に負担を求める施策を前進させることができるのか。
政府は安全保障環境の悪化を踏まえ、防衛予算を段階的に増額しているが、その財源となる所得税などの増税時期は未だに決まっていない。
少子化対策のための、医療保険に上乗せして徴収する支援金の具体化もこれからだ。
国会運営も厳しさを増しそうだ。
衆院選の結果、衆院に17ある常任委員会のうち、野党の委員長は2人から7人へと増えた。
立民は、国会審議の花形とされる予算委員長の他、法務委員長などを確保した。
野田氏は選択的夫婦別姓の実現に拘っており、法務委員会で関連法案を審議、採決を急ぐ狙いのようだ。
社会に大きな影響を与えかねない選択的夫婦別姓については、拙速な議論を避けねばならない。
近年は首脳外交の重みが増しているが、国益がぶつかり合う交渉の場では、基盤の弱い首相が強く出るのは難しい。
米大統領に返り咲くことになったトランプ氏が、一層の防衛負担を求めてくる可能性がある。
中国も、石破政権の足元を見透かしているに違いない。
首相が筋の通らない要求を呑まされたり、外交的な揺さ振りに晒されたりしているようでは、国益を損なう。
政治を安定させるには、自民党は公明党に加え、国民民主と正式な連立を組む必要がある。
そのためには、首相自らが進退にけじめを付けることが欠かせない。

不倫、居眠り、議場で記念写真…緩み切った国会議員に選良の矜持はあるのか
2024/11/13 6:00
https://www.sankei.com/article/20241113-HQVGAKHJ5ZOFXAHX4I6W4BJLJ4/
先の衆院選を受けて召集された特別国会の初日となった2024年11月11日、永田町では驚きの光景が見られた。
衆院選で躍進した国民民主党の玉木雄一郎代表は朝から不倫を
「概ね事実」
と認める記者会見を開き、石破茂首相(自民党総裁)は首相指名選挙中に居眠りをしていたとみられる。
自民の新人議員は撮影が禁じられている議場で記念撮影の大はしゃぎ。
緊張感に欠ける国会の開会となった。
■意気揚々と政策を述べた後…
「報道された内容は概ね事実だ」
「家族のみならず、期待を寄せてくれた全国の皆さんに心からお詫びを申し上げる」
2024年11月11日午前9時半過ぎ、国会内の会議室。
玉木氏は、一部で報じられた女性との不倫関係を認めた上で謝罪した。
遡ること30分前、首相と初の党首会談に臨んだ玉木氏は終了後、記者団に対し
「今こそ手取りを増やす経済政策をやるべきだ」
と、党の看板政策
「103万円の壁の見直し」
を訴えたことについて意気揚々と説明していたが、その直後に自身の不倫について緊急の記者会見を開くことになった。
衆院選で与党が過半数を割り、政権運営のカギを握る存在として脚光を浴びた矢先の不倫報道。
国民民主は早期の事態収拾を図るため、玉木氏の記者会見後の党両院議員総会で玉木氏の代表続投を確認し、同日午後の首相指名選挙では、決選投票も含めて玉木氏に投票することを決めた。
夜には東京・有楽町で玉木氏自らが街頭演説し、
「大事な時期にも関わらず、今回の騒動を起こしたことを悔やんでも悔やみきれない」
と重ねて陳謝した。
聴衆の多くは
「頑張れ」
と玉木氏に声援を送っていたが、不倫問題の影響について玉木氏周辺は
「まだ(どうなるかは)分からない」
と警戒している。
国民民主は与党に対し、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「103万の壁」
の見直しを求めている。
ただ、巨額の税収減も想定されるため、どこまでその主張が通るのかは見通せない。
自民重鎮は不倫を認めた玉木氏について
「政策しか道がなくなった」
と語る。
訴えてきた政策を確実に実行できなければ存在感が急低下する可能性もある。
■周りに注意する人もなく
2024年11月11日は午後にも驚くべきことがあった。
少数与党に転落し、
「薄氷を踏む思いの国会運営」(自民幹部)
を迫られる首相は、週末にも公明党や日本維新の会との党首会談があるなど予定が立て込んで疲れていたのか、衆院本会議での首相指名選挙中に居眠りをしていたと見られるのだ。
投票の際、腕を組み、目を瞑って下を向いていた。
X(旧ツイッター)に動画が投稿され、立憲民主党のベテラン議員は
「寝ていたとすれば、著しく緊張感に欠ける」
と苦言を呈した。
林芳正官房長官は同日夜の記者会見で首相が風邪気味で風邪薬を服用していたと説明。
実際、首相は2024年11月9日夜、病院で診察も受けていた。
国会での国会議員の居眠りは問題だが、それ自体は珍しいことではない。
ただ、首相の場合は体調がすぐれず、風邪薬の影響があったことを差っ引いても、自身に関わる重要な首相指名選挙の最中に、緊張感を保つことはできなかったのだろうかと疑問に思う。
「信じられないほどの体力だ」
と周囲が語った岸田文雄前首相が国会で居眠りをしているところを見たことはない。
自民党関係者は
「普通は周りの誰かが注意すると思うけど…」
と指摘するが、そうした配慮もなかった。
首相は特別国会が閉会する2024年11月14日から2024年11月21日の日程で南米を訪問し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席する。
滞在中は中国の習近平国家主席との初会談を調整している他、米国に立ち寄りトランプ次期米大統領と初の対面会談も目指している。
石破外交の手腕が試される時だ。
日本のリーダーとして万全の体調で会談に臨んでもらいたい。
■大はしゃぎの画像が拡散
新人議員が議場で大はしゃぎする場面もあった。
衆院選で初当選した自民の福田かおる衆院議員はSNSで、議場の自席に座り、同じく初当選した向山淳衆院議員(自民)にスマートフォンで撮影してもらい、笑顔で画像を確認する動画が拡散した。
衆院規則211条は議員について
「議院の品位を重んじなければならない」
と規定しており、議場内での撮影禁止と解釈されている。
福田氏は即座にX(旧ツイッター)で
「議場での撮影が禁止されていることを知らず、本日、写真を議場内で撮影をしてしまいました」
「お詫び申し上げます」
「より一層勉強すると共に、気を引き締めて参ります」
などと書き込み、向山氏もXで陳謝した。
厳しい選挙を勝ち抜き、初登院で気分が高揚するのは理解できる。
ただ、福田氏は元農林水産省職員で法相秘書官を務めた経験もある。
国会の基本的なルールを知らなかったとは残念だ。
国のルールである法律を作ることが国会議員の重要な仕事だ。
与野党共に選良であることの矜持を持って国内外に山積する課題に取り組み、結果を出さなければ政治が信頼を得ることは難しいだろう。

加賀孝英「スクープ最前線」
トランプ氏は石破茂首相とは「合わない」 すでに優先順位低下「安倍氏が『絶対に首相にしてはならない』と語った理由…情報を得ている」
2024.11/12 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241112-YKVRLBXPA5J5PAK2ZE2UFZ4MWQ/
米大統領選で、ドナルド・トランプ前大統領が圧勝した。
来年2025年1月20日の就任式後、ホワイトハウスへの凱旋を果たす。
2022年7月8日、あの奈良での凶行さえなければ、安倍晋三元首相は密かに意欲を燃やしていた3度目の首相登板を果たし、
「トランプ&安倍」
という全世界が認めた黄金コンビが復活していたはずだ。
日本がもう1度、この危機的状況の世界で
「真に輝ける国」
になれたのではないかと思うと、心底残念でならない。
こうした中、旧知の米政界関係者や米情報当局関係者から驚愕情報を入手した。
既に、トランプ氏の政権移行チームは、来年2025年の第2次政権スタートに向けて、
「MAGA(米国を再び偉大に)2・0」
戦略を本格始動させている。
トランプ政権が展開する
「中国封じ込め戦略」
の要として、日米同盟を重視する姿勢は変わらない。
だが、トランプ氏は、石破茂首相を
「合わない」
と感じ、優先順位を下げているという。
初めての電話会談も、たった5分。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は25分、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は12分だった。
トランプ氏の態度の理由は、概略以下の通りだ。
「トランプ氏は、盟友である安倍氏が生前、石破首相について『絶対に首相にしてはならない』と周囲に語っていたこと、その理由についても情報を得ている」
「トランプ氏は、中国からの輸入品に60%の関税をかけるなど、中国共産党を追い込む対中強硬策をやる方針だ」
「一方で、トランプ陣営は、石破内閣について『親中』傾向が強いとみている」
石破首相は、2024年11月15〜16日にペルーで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議、2024年11月18〜19日にブラジルで開催のG20(20カ国・地域)首脳会議に出席する予定。
これに合わせて、ジョー・バイデン米大統領、中国の習近平国家主席とそれぞれ会談する意向だ。
これが、トランプ氏周辺を刺激したという。
前出の米政界関係者と米情報当局関係者の情報は、次の通りだ。
「問題は、バイデン氏との日米首脳会談だ」
「石破首相は会談の目的を『日米同盟の強化』と『岸田文雄前首相の路線継承を伝える』と説明している」
「トランプ氏は、バイデン政権のウクライナへ支援などを厳しく批判し、『戦争を終わらせる』と繰り返し発言してきた」
「岸田路線とはバイデン政権への追随と見ており、トランプ氏が石破首相を遠ざけるのは当然だ」
加えて、石破首相は、米シンクタンク「ハドソン研究所」のホームページに、
「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」

「日米地位協定の見直し」
などの持論について寄稿し、国内外の専門家を
「荒唐無稽だ」
と呆れさせた。
怒りを込めて言う。
石破首相の迷走は最悪だ。
日本に危機を呼んでいる。
中国と北朝鮮、ロシアが暴走を始めている。
このままでは日本は潰れてしまう。

自民党が信頼を失っている原因は「政治とカネ」の問題だけでなく、より本質的な原因は「左傾化」にある。

「石破さん、間違ってるだろう」 自民にも立民にも蔓延する無責任体質
一筆多論
2024/11/12 8:00
https://www.sankei.com/article/20241112-BGT4KAQX75L33J34DPGTSJW6CQ/
石破茂首相の座右の銘は
「鷙鳥不群(しちょうふぐん)」
である。
鷲のような鳥は群れずに行動するとの意味だ。
首相は平成29年のインターネット番組で、この言葉に触れ
「群れて、わらわらやるの嫌いなんです」
「『間違ってるだろう、これ』っていうのを誰かが言わないと」
「誰も言わなくなったら終わり」
と語っていた。
ならば言う。
「石破さん、間違ってるだろう、これ」
首相は衆院選で勝敗ラインに据えた与党過半数を実現できなかったのに続投している。
何事もなかったかのように国民民主党との政策協議を進めている。
首相が非主流派ならば
「間違ってるだろう」
と叫び、退陣を求めていたに違いない。
この異常事態に自民党議員がおとなしい。
「政権陥落の危機に内輪揉めをしている場合ではない」
との理由らしい。
「石破首相にややこしい問題をやらせ、来年2025年の参院選前に新首相でV字回復すればいい」
との声もある。
平成13年に不人気の森喜朗氏から小泉純一郎氏に首相が交代し、爆発的人気でその後の参院選に勝ったことが念頭にあるのだろう。
自民は、なぜ国民の信頼を失ったのかをまだ分かっていない。
派閥のパーティー収入不記載もさることながら、不記載の経緯は解明されず、当事者は
「知らなかった」
の言い訳ばかり。
皆が責任を回避する不道徳な姿勢を見透かされた。
今回もトップが責任を取らず、責任追及も甘い。
こんな醜態は、子供の教育上、よろしくない。
では、立憲民主党に政権を任せていい、ともならない。
野田佳彦代表は衆院選で
「自民の平成以降の首相は菅(義偉)さん以外は全部世襲だ」
と主張した。
これは明確な間違いだ。
世襲を
@親族に国会議員がいて地盤を継承
A父母や祖父母が国会議員
のいずれかと定義すると、平成以降の自民の首相14人中、非世襲は竹下登、宇野宗佑、海部俊樹、森、菅各氏の5人。
非自民の首相は6人。
うち2人(羽田孜、鳩山由紀夫両氏)は世襲で、いずれも約3人に1人の割合だ。
衆院選の候補では、自民の世襲は97人で28・4%の割合だった。
全候補の世襲が136人、10・1%なので確かに多い。
一方、立民は小沢一郎氏ら27人、11・4%で、平均を上回った。
野田氏は、立民は約1割だからよく、自民は約3割だからダメというのか。
野田氏は選挙中、この点を産経新聞記者に聞かれると
「世襲の人たちも含めて政治団体や政治資金の相続をできないようにする法案に皆賛成しているので全然違う」
と色をなして反論した。
何が
「全然違う」
のか理解に苦しむ。
野田氏は民主党伝統の
「ブーメラン」
の名手でもある。
平成21年衆院選で
「マニフェストに書いてあることは命懸けで実行する」
「書いていないことはやらない」
と訴えた。
民主党政権でマニフェストの多くが実行できなかったことは周知の通り。
自身が首相に就くと、マニフェストに書いていない消費税の増税を決めた。
ルールを守らず、発言に責任を持たず、失敗の責任も取らない。
政治家とて人間。
聖人君子たれ、とは言わないが、論語の
「君子はこれを己に求む 小人はこれを人に求む」(リーダーは責任を取る)
ぐらいは実践できないものか。
辞書に
「政治家=噓つきのこと。無責任のたとえ」
と書かれないためにも。
(政治部長兼論説委員)

<主張>第2次石破内閣 外交安全保障を忘れるな 信なき首相の続投は残念だ
社説
2024/11/12 5:00
https://www.sankei.com/article/20241112-BIB4HX3FOBIO3FPQQTDDUGYGJY/
特別国会が召集され、衆院での首相指名選挙の決選投票で、石破茂首相(自民党総裁)が立憲民主党の野田佳彦代表を破り第103代首相に選ばれた。
宮中での親任式などを経て第2次石破内閣が発足した。
石破首相は衆院選で、自身が設定した与党過半数という勝敗ラインを達成できなかった。
国民の信を得られなかったにもかかわらず石破首相も森山裕幹事長も責任を取って辞任することはなかった。
憲政の筋を踏まえない首相続投は残念である。
石破首相に批判的な自民議員は少なくない。
彼らが首相指名選挙で石破氏を選んだのは、安全保障政策などで非現実的な立民の野田氏に国の舵取りを任せるわけにはいかないと考えた末の苦渋の選択だろう。
■少数与党で展望描けず
30年ぶりの少数与党政権として石破首相は再出発を図る。
国内外の課題は山積し、政権基盤が脆弱とあっては石破首相の前途は多難という他ない。
国政の停滞を憂えるばかりだ。
真っ先に取り組むことになるのは政治とカネを巡る問題である。
石破首相は、2024年年内召集予定の臨時国会に政治資金規正法の再改正案を提出し、成立を期す必要がある。
政治資金の透明性確保とパーティー収入不記載事件の再発防止に決着を図らなければならない。
政策活動費廃止や調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開、政治資金を監視する第三者機関設置などが焦点とされるが、外国人・外国法人のパーティー券購入の禁止も不可欠の課題である。
自民、公明両党の与党は衆院でキャスチングボートを握る国民民主党と、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「103万円の壁」
の解消などについて協議しているが、財源確保の問題もある。
重要なのはデフレからの完全脱却に向け、物価上昇を上回る賃上げを確実なものにし、自律的な経済成長を実現することだ。
衆院が過半数割れである以上、野党側との政策協議は欠かせないが、経済財政運営の大局は見失ってはならない。
最も懸念されるのは、国会運営の混乱で日本の政治が内向きに終始し、国の平和と独立、国民の安全を守る政策遂行が疎かになってしまうことだ。
外交安全保障への関心を失っては大変なことになる。
米国との同盟関係は、国家安全保障にとって死活的に重要である。
石破首相は、米大統領選に勝利したトランプ前大統領と早期に直接会談し、同盟強化を確認しなければならない。
中国、北朝鮮、ロシアの脅威に直面する日本は、日本防衛や台湾有事、朝鮮半島有事への米国の関与を常に確かなものにしておく必要がある。
トランプ氏の関心を、日本および北東アジア、インド太平洋にも向けさせるのは石破首相に課せられた最も重要な責務である。
■国の「基本」を守り抜け
ロシアのウクライナ侵略は続き、派兵された北朝鮮軍がウクライナ軍と交戦する事態となった。
「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」
という危機感を石破首相は忘れず、侵略者ロシアが凱歌をあげるような展開を許さない外交を展開すべきである。
中東は喫緊の課題だ。
戦火が拡大し、イスラエル・イラン間の
「第5次中東戦争」
の様相を呈する恐れがある。
イランなどにいる日本人の帰国や安全確保を急ぐべきだ。
エネルギー需給の面からも備えてほしい。
防衛力の抜本的強化を確実に進めたい。
募集難になっている自衛官確保策の推進や、有事を想定した空港、港湾、シェルター建設も課題だ。
もう1つ懸念されるのは、与党が目先の国会運営に捉われて、十分な議論もなしに国や社会の基本を乱す施策を受け入れてしまうことだ。
自民は衆院で、予算委員会や法務委員会の委員長、憲法審査会の会長などの重要ポストを立民に譲った。
憲法審会長に就く立民の枝野幸男元代表は改憲の動きにブレーキをかけてきた人物だ。
憲法審の議論が滞るなら改憲に前向きな政党で改憲原案の条文化を進めるべきだ。
野田氏は衆院法務委員長を得たのは選択的夫婦別姓の実現が狙いだとSNSで明かし、
「自民党を揺さぶるには非常に効果的だ」
とも語った。
石破首相と自民は、家族や社会の有り様に関わる基本問題の変更は絶対に受け入れてはならない。

石破茂首相の居眠り? 林芳正官房長官は「風邪薬を服用」と釈明
2024/11/12 0:17
https://www.sankei.com/article/20241112-VDNXTOP5VVMO7F2GO4LVLL5BCA/
林芳正官房長官は2024年11月11日夜の記者会見で、石破茂首相が同日の衆院本会議での首相指名選挙中、しばらく俯き、目を瞑る一幕があったことについて
「(首相は)深夜まで多忙を極める毎日を送っているが、本日は風邪気味で風邪薬を服用していたと聞いている」
と釈明した。
X(旧ツイッター)上に関連の動画が投稿され、
「居眠りをしている」
などのコメントが寄せられていた。
林氏は
「風邪気味であることを除けば、健康状態に何ら問題はない」
と語った。

石破茂首相、政治資金規正法再改正「年内にも」 内閣発足後会見「協力得られるよう努力」
2024/11/12 0:10
https://www.sankei.com/article/20241112-AWVOUTXCYRINHOQ53ZYLQ4L3NI/
石破茂首相は2024年11月11日、第2次内閣の発足後に記者会見した。
自民党の派閥パーティー収入不記載事件を受けた政治改革について
「速やかに自民党案を取りまとめ、2024年年内にも法制上の措置を可能とするべく、多くの党の協力を得られるよう努力する」
と述べ、政治資金を監視する第三者機関の設置など、政治資金規正法の年内の再改正を目指す考えを表明した。
歳費法の改正を伴う調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開・残金返納や、政策活動費の廃止についても
「党内の意見を早急に取りまとめ、各党、各会派との調整を精力的に進めたい」
と述べた。
野党が主張する企業・団体献金の廃止に関しては
「各党が色んな考え方を持っているので、それが国民に分かる形で議論し、早急に結論を出すことが必要だ」
と述べるにとどめた。
与党過半数割れを受けた国会運営については
「丁寧にやりながら、尚且つ迅速に結論が出るという二律背反みたいなことを満足させるためには、かなりの工夫が必要だ」
と指摘した。
次期春闘での持続的な賃上げや最低賃金の引き上げに向け、今月2024年11月にも政労使の意見交換を開催すると表明。
交流サイト(SNS)などで繋がって強盗や特殊詐欺を繰り返す
「匿名・流動型犯罪グループ」
の摘発に向けた取り組みを推進する考えを強調した。

「互いの利益になる提案を」石破首相、トランプ氏との早期会談に意欲 14日から南米訪問
2024/11/11 23:26
https://www.sankei.com/article/20241111-V2MPR755OBGIJCIGU2HQ56OYWQ/
石破茂首相は2024年11月11日夜、第2次石破内閣の発足を受けて官邸で記者会見し、トランプ次期米大統領について
「なるべく早いタイミングで直接会談する機会を持ちたい」
と述べ、早期の会談に意欲を示した。
その上で、
「米国には米国の、日本には日本の国益がある」
「正面からぶつかってもどうにもならない」
「相乗的にお互いの利益に、アジア太平洋地域の平和と安定に資するものだということをどれだけ提案するかだ」
と述べ、
「どれだけ譲るとか譲らないとか、そういうのは、ディールの世界に尽きるものだと私自身は思っていない」
と語った。
トランプ氏の掲げる政策について、
「大統領選中も色々な主張をしていた」
「ウクライナについて、ガザについて、同盟関係について然り」
「どのような政策を打ち出していくかは現在予測つくものではない」
「選挙期間中にどういう発言したかを詳細に分析する」
と述べるにとどめた。
また、首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、2024年11月14日から南米を訪問すると表明した。
バイデン米大統領、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との会談にも意欲を示した。

石破首相、年収の壁見直し「真摯に検討」 国民民主党の主張「多くの支持は極めて重要」
動画
2024/11/11 23:11
https://www.sankei.com/article/20241111-GMXWDYQA4RC3BCBLDJG3WVBLHE/
石破茂首相は2024年11月11日夜の記者会見で、国民民主党が主張している年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の見直しについて、
「与党として真摯に検討する」
と述べた。
今後、両党の政調会長と税調会長の間で
「丁寧に協議を進めていきたい」
とも語った。
首相は、国民の手取りの増え方や労働市場への労働力の供給拡大などに加え、減税に伴う税収全体への影響などを
「精密に計算していかなければならない」
と指摘。
ただ、先の衆院選で国民民主党が見直しの主張を掲げ、
「多くの支持を得たことは極めて重要なことだと思っている」
とも述べた。

石破首相 旧文通費使途公開と残金返還に意欲 政治改革、年内の法整備へ努力 官邸で会見
2024/11/11 22:53
https://www.sankei.com/article/20241111-POJ6XHBHNRAUTNCYOTQLLIJVEI/
石破茂首相(自民党総裁)は2024年11月11日夜、第2次石破内閣の発足を受けて官邸で記者会見し、政治改革に関して
「速やかに自民党案を取りまとめ、2024年年内にも法制上の措置を可能とするべく、多くの党の協力を得られるように努力する」
と強調した。
国会議員に1人当たり月額100万円が支給される
「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)
の透明化を急ぐ考えを示し、
「使途の公開、残金の返還について早急に国民に結論を示す」
と述べ、歳費法の改正に意欲を示した。
使途公開が不要な政策活動費の廃止に関しても
「各党各会派に議論してもらい、早期に結論を得るべく、私自身、誠心誠意尽力する」
と述べた
政治資金の透明化に向け、プライバシーへの配慮などのため使途の公開が困難な部分について、独立した第三者機関の監視下に置く必要性に改めて言及した。
政治資金収支報告書のデジタル化に関しては、
「誰もが容易に内容を確認できるデータベースを構築することは喫緊に行う改革だ」
と強調した。
派閥政治資金パーティー収入不記載事件の関与が指摘された議員らに対し、衆参両院の政治倫理審査会への出席を重ねて促した。

石破茂首相、少数与党で険しい政権運営 くすぶる「予算花道」退陣論
2024/11/11 20:01
https://www.sankei.com/article/20241111-T2IXWU2GR5NGTDYPTH3N4OJLYQ/
30年ぶりの決選投票の末、首相指名選挙で選出された石破茂首相(自民党総裁)だが、前途多難な状況は続いている。
先の衆院選で与党過半数割れとなり、少数与党として臨む今後の国会は、多数派工作が奏功しなければ短命となる懸念もある。自民内には通常国会での令和7年度予算成立を花道とした退陣論がくすぶっており、首相は党内外を意識した難しい政権運営を迫られる。
特別国会召集日の2024年11月11日に国会内で開かれた自民の会合で、首相は
「選挙で示された国民の声に応え、我が党一体となり、総力を挙げて難局を乗り切りたい」
と呼び掛けた。
衆院選での大敗により
「自民党・無所属の会」
と公明党の与党会派の勢力は計220人にとどまり、衆院過半数(233)に届いていない。
衆院選では派閥パーティー収入不記載事件の影響が払拭できずに厳しい結果となり、第2次石破政権は厳しい船出となる。
過去に少数与党として臨んだ内閣には、政権運営に苦しみ、短命となったケースもある。
平成6年に発足した羽田孜内閣は、首相指名直後に社会党が連立政権から離脱。
少数与党となり、政権基盤が安定せずに総辞職に追い込まれた。
在職期間は64日間で、戦後2番目の短さとなった。
衆院選での与党大敗は国会のポストにも影響を及ぼしている。
自民は衆院予算委員長など複数の主要ポストを野党側に譲った。
国会運営を円滑に行うために譲歩したとみられるが、予算委員長は議事進行などで大きな権限を持つ。
そのため、政権幹部は
「予算委員会で政府側の答弁に納得いかなければ、『もう1度答えなさい』という場面も出てくるのでは」
と懸念する。
自民内ではこれまでのところ
「石破おろし」
の表立った動きは見られないが、令和7年度予算を成立させた後の退陣論も囁かれる。
少数与党として臨む予算審議では、野党から予算委への頻繁な首相出席など様々な要求が出ることも予想され、予算案に賛成する条件として石破政権の退陣を突き付けられる可能性もある。
自民ベテランは
「普通に考えれば、来年2025年度予算成立後に退陣だろう」
「今は『石破おろし』をするタイミングではない」
と指摘する。
ただ、自民重鎮は
「政治とカネ」
の問題を巡る自民への逆風が収まらないことを念頭に
「首相が交代したところで、何か得るものがあるわけでもない」
と溜息をついた。

(※金カギでお願いします)「野党」で過半数も首相指名選挙勝てず 各党が「わが道」 立民・野田氏は結集へ努力強調
2024/11/11 19:52
https://www.sankei.com/article/20241111-WGTES5CYZVN2DPEOX2OWFTLBEE/
衆院選で自民、公明両党を過半数割れに追い込んだ主要野党だが、2024年11月11日召集の特別国会で行われた首相指名選挙では各党が
「我が道」
を歩んだ。
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月11日の衆院本会議後、記者団に野党を結集できなかった責任を問われ、
「本当に政権を取りに行くという共通認識を作りきれていなかった」
「結集できなかったことは不徳の致すところだ」
と述べた。
同時に来夏2025年夏の参院選や次期衆院選に向け、野党の結束点を見い出せるよう努力を重ねる考えを強調した。
衆院選で野党は過半数を握ったにもかかわらず、決選投票の結果は石破茂首相(自民総裁)が221票、立民の野田氏が160票、無効票が84票だった。
「野党の盟主」
である立民がリーダーシップを発揮できず敗れ、野党各党がそれぞれの道を歩み出した1日でもあった。
選挙後、最も注目を浴びた国民民主党は玉木雄一郎代表に投票した。
「手取りを増やす」
政策を掲げて躍進し、
「政策実現」
に向け与野党との攻防を繰り広げ新しい野党の可能性を示しつつあった。
だが、特別国会初日に玉木氏の不倫報道が直撃。
玉木氏は国会内の党会合で謝罪し、
「政策実現に向けて全力を傾けていきたい」
と語った。
国民民主に対し、野党的な性格を強めそうなのが日本維新の会だ。
首相指名選挙で2回とも馬場伸幸代表に入れた。
馬場氏は2024年11月11日、国会内で記者会見し、今後の在り方について
「結党以来、与野党と『是々非々』でやってきた」
と述べた。
馬場氏は前日の首相との会談でも政府・自民に厳しく臨む姿勢を示している。
一方、共産党は決選投票で野田氏に投じ、
「立憲共産党」
を演じた。
田村智子委員長は2024年11月11日、国会内での記者会見で衆院選で示された民意は
「自公政権ノー」
だと説明。
公示前よりも議席を減らしており、今後の国会運営などで立民に付いた方が得策と判断したようだ。

石破首相、指名選挙で居眠りか うつむき目つぶる 「著しく緊張感に欠ける」野党苦言
2024/11/11 18:26
https://www.sankei.com/article/20241111-NF544UFRJFPCZLG44MZ67YUZKE/
石破茂首相が2024年11月11日の衆院本会議での首相指名選挙中、しばらくうつむき、目をつぶる一幕があった。
X(旧ツイッター)に関連の動画が投稿され
「よく寝ていられるな」
といったコメントが寄せられた。
野党からは
「寝ていたとすれば、著しく緊張感に欠ける」(立憲民主党ベテラン)
と苦言が呈された。
首相が目をつぶっていたのは、1回目の投票時で、他の議員が点呼されている最中とみられる。
隣席の林芳正官房長官が心配したように、首相を見やる場面もあった。

石破首相、45年ぶりに衆院過半数得ずに首相就任 決選投票でも届かず 大平正芳氏以来 
2024/11/11 17:34
https://www.sankei.com/article/20241111-SCHIQQ4DTFD2DMLVNW2LHCAA6A/
衆院は2024年11月11日の本会議で首相指名選挙を行い、決選投票の末に石破茂首相(自民党総裁)を第103代首相に指名した。
ただ、得票数は決選投票でも221票に留まり、過半数(233)には届かなかった。
衆院議員総数に対する比率は47%強。
衆院で過半数を割る得票数で首相に就任するのは、昭和54年、自民党の大平正芳元首相以来、45年ぶりとなった。
衆院規則では、首相指名選挙で過半数を得る候補がいなかった場合は、上位2人による決選投票を行うと定めている。
決選投票では、より多くの得票を得た候補を首相に指名する決まりだ。
今回は、最初の投票で過半数を得た候補がおらず、石破首相と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票となった。
決選投票では野田氏に160票が投じられた他、その他の名前を記載し無効となった票が84票あった。
石破首相は最初の投票と同じ得票数だったが、数の上では野田氏を上回ったため、首相に指名された。
決選投票は過去4回行われた。
このうち、昭和54年11月、
「40日抗争」
と言われる保守分裂下で行われた決選投票では、衆院の過半数256に対して、首相に選出された大平氏が得たのは138票だった。
自民内の反主流派が担いだ福田赳夫元首相が121票を獲得。
野党などの無効票が252票あり、大平氏が指名された。

石破首相が第103代首相に 衆院決選投票で首相221票、野田氏160票、無効84票 
2024/11/11 16:20
https://www.sankei.com/article/20241111-245AB5LUGFALJHR723GSRD4RUQ/
衆院本会議で2024年11月11日午後、先の衆院選を受けた首相指名選挙の決選投票が行われ、石破茂首相(自民党総裁)が第103代首相に指名された。
石破首相は同日中に第2次石破内閣を発足させる。
第1回投票で上位だった石破首相、立憲民主党の野田佳彦代表の2人による決選投票で、石破首相は221票で野田氏の160票を上回った。
その他の名前を記載した84票は無効となった。
第1回投票では石破首相が221票、野田氏が151票で、いずれも過半数の233票を獲得できず、選挙は30年ぶりに決選投票に持ち越されていた。
その後行われた参院本会議は首相指名選挙の結果、自民党の石破首相を選出した。

首相指名選挙 決選投票の結果は?仕組みは?過去の決選投票も
2024年11月11日 16時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241111/k100146349110
総理大臣指名選挙は決選投票が行われ、衆参両院で総理大臣に指名された、石破総理大臣が第103代総理大臣に選出されました。
投票の結果や過去の決選投票などについて詳しくお伝えします。
目次
石破首相が第103代の首相に選出
★決選投票の仕組みは?
■石破首相が第103代の首相に選出
衆議院本会議での総理大臣指名選挙は、1回目の投票で決着が付かず、石破総理大臣と野党第1党の立憲民主党の野田代表による決選投票が行われました。
一方、与党が過半数を占める参議院本会議でもこれに先立ち総理大臣指名選挙が行われ、投票の結果、石破総理大臣が指名されました。
この結果、衆参両院で総理大臣に指名された、石破総理大臣が第103代総理大臣に選出されました。
投票結果は次の通りです。
■衆議院 1回目の投票結果
▽石破総理大臣 221票
▽立憲民主党 野田代表 151票
▽日本維新の会 馬場代表 38票
▽国民民主党 玉木代表 28票
▽れいわ新選組 山本代表 9票
▽共産党 田村委員長 8票
▽無所属 吉良州司氏 4票
▽参政党 神谷代表 3票
▽日本保守党 河村たかし氏 3票
■参議院 投票結果
▽石破総理大臣 142票
▽立憲民主党 野田代表 46票
▽日本維新の会 馬場代表 18票
▽国民民主党 玉木代表 11票
▽共産党 田村委員長 11票
▽れいわ新選組 山本代表 5票
▽国民民主党 伊藤孝恵氏 1票
▽参政党 神谷代表 1票
▽自民党 末松信介氏 1票
▽無所属 吉良州司氏 1票
▽自民党 茂木敏充氏 1票
▽白票 1票
衆議院 決選投票の結果
▽石破総理大臣 221票
▽野田代表 160票
▽無効票 84票
■決選投票の仕組みは?
総理大臣指名選挙の仕組みについて、改めて整理します。
総理大臣指名選挙は、衆参両院のそれぞれの本会議で行われ、投票は、1人の名前を書く「単記記名」の方式がとられます。
その投票総数の過半数を得た人が総理大臣に指名されます。
1回目の投票で誰も過半数に届かなかった場合には、上位2人の決選投票が行われます。
決選投票では、上位2人以外の名前が書かれた票は、無効票としてカウントされます。投票の結果、2人のうち、多くの票を得たほうが総理大臣に指名されることになります。
■過去の決選投票は?
総理大臣指名選挙の決選投票は現在の憲法のもとでは衆議院で4回行われてきました。
1948年:吉田茂氏と片山哲氏
終戦後の1948年に行われた総理大臣指名選挙。吉田茂氏と片山哲氏による争いは決選投票にもつれこみました。
その結果、吉田茂氏が総理大臣に指名されました。
1953年:吉田茂氏と重光葵氏
その5年後、1953年にも。再び吉田氏が決選投票に臨み、重光葵氏との争いを制し、総理大臣に選出されました。
1979年:大平正芳氏と福田赳夫氏
1979年には大平正芳氏と福田赳夫氏による決選投票に。自民党どうしの争いでした。
当時、自民党では衆議院選挙での敗北を受けて派閥が激しく対立する
「40日抗争」
が起きていました。
(浜田幸一氏)
「いいか、断わっとくけどな、かわいい子どもたちの時代のために自民党があるということを忘れるな。お前らのためにだけ自民党があるんじゃないぞ」
自民党から2人が総理大臣候補となる異例の事態。制したのは大平氏でした。
1994年:村山富市氏と海部俊樹氏
そして、直近では1994年。村山富市氏と海部俊樹氏の争いです。
政権復帰をねらう自民党が社会党とさきがけと組んで推した村山氏と、新生党や公明党などが推した海部氏。
決選投票の結果、村山氏が総理大臣に選出され、自民・社会・さきがけの3党連立政権が誕生しました。
■選挙後の各党の動きは
衆議院選挙で自民・公明両党が過半数割れとなる中、総理大臣指名選挙に向けて与野党はどう動いたのでしょうか。
今回の衆議院選挙で、自民・公明両党は合わせて215議席と、目標としていた過半数の233議席を下回りました。
こうした中、石破総理大臣は自らが続投し、連立政権を維持していく考えを示しました。
(石破首相 10月28日)
「現下の厳しい課題に取り組み、国民生活を守る、日本国を守るということで職責を果たしてまいりたい」
自民党は、野党と政策ごとに一致できる点を探りながらの政権運営を目指し、総理大臣指名選挙で石破氏が指名されるよう野党側と調整を始めます。
一方、選挙前の98議席から大幅に増やし、148議席となった立憲民主党。指名選挙に向けて、他の野党との連携を模索します。
(立民 野田代表 10月28日)
「自分がまず手を挙げて、ご協力をお願いをするというのが基本だろう。誠意ある対話を明日からでも始められればなと」
野田代表は、日本維新の会や共産党と党首会談を行い、決選投票になった場合は、自身に投票するよう呼び掛けました。
(野田代表 10月30日)
「政権を変えていく大きなチャンスでもあるので、首班指名選挙では私“野田”と、是非お願いをしますと」
(共産 田村委員長 10月30日)
「企業・団体献金の全面禁止。このことが確認をできれば、対応については前向きに検討をしたい」
一方、維新は。
(維新 馬場代表 10月30日)
「国民の皆さんがなるほどと思っていただけるような、やはり大きな大義、そういうものがなければ我々は与することはないと」
こうした中、注目されたのが、選挙前の7議席から4倍の28議席に増やした、国民民主党の動向です。
(国民 玉木代表 10月29日)
「私たちが欲しいのはポストではなくて、選挙で約束した手取りを増やす、国民の懐を潤す、経済政策の実現が欲しいんです」
玉木代表は、自民・公明両党の連立政権に加わらず、党が掲げた政策の実現に向けて政策ごとに協力できるか判断したいという考えを示しました。
その後、国民民主党は、自民党と幹事長会談を行い、新たな経済対策の内容を含め、政策ごとに協議を進めていくことで一致。
公明党とは、いわゆる
「年収の壁」
を巡って国民民主党が主張している
「103万円の壁」
の見直しなどについて、協議を進めていくことで一致しました。
一方、玉木代表は、立憲民主党の野田代表と会談。
政治改革を急ぐため、2024年年内の政治資金規正法の再改正を目指すことで一致し、野田代表は
「103万円の壁」
の見直しに協力する考えを伝えました。
ただ、国民民主党は、総理大臣指名選挙では決選投票になった場合も含め、玉木代表に投票する方針です。
(国民 玉木代表 10月30日)
「1回目・2回目も玉木雄一郎と書くのが一番我々に票を投じてくれた皆さんに、その思いにですね、最も寄り添うものだと」

石破首相221票、野田氏151票 衆院の首相指名選挙は決戦投票へ 玉木氏も28票
2024/11/11 15:22
https://www.sankei.com/article/20241111-M26OMSBFZNACDJALZE4LNFNEQM/
衆院本会議で2024年11月11日午後、先の衆院選を受けた首相指名選挙が行われ、石破茂首相(自民党総裁)が221票、立憲民主党の野田佳彦代表が151票などを獲得した。
しかし、いずれも過半数の233票を獲得できず、選挙は30年ぶりに、両氏による決選投票に持ち越された。
決選投票では石破首相が野田氏より多くの得票を得て、第103代首相に選出される見通し。
衆院本会議での第1回投票の内訳は以下の通り。
石破首相=221票
野田氏=151票
日本維新の会・馬場伸幸代表=38票
国民民主党・玉木雄一郎代表=28票
れいわ新選組・山本太郎代表=9票
共産党・田村智子委員長=8票
無所属・吉良州司氏=4票
参政党・神谷宗幣代表=3票
日本保守党・河村たかし共同代表=3票
無効票は0票だった。

石破内閣が総辞職、臨時閣議で 決戦投票で首相、再選出へ 第2次内閣は夜発足
2024/11/11 9:00
https://www.sankei.com/article/20241111-XLWGF5S37FKA3E77JVYOUIGMVU/
衆院選を受けた第215特別国会は2024年11月11日召集され、石破茂首相(67)=自民党総裁=が同日午後、衆院本会議での首相指名選挙で立憲民主党の野田佳彦代表(67)との決選投票の末、第103代首相に選出される。
首相は皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、同日夜に第2次石破内閣を発足させる。
衆院選で落選した法相、農相を含む3閣僚が交代、その他の閣僚は再任する。
与党過半数割れに伴う少数与党内閣で、厳しい政権運営を強いられるのは確実だ。
これに先立ち首相は国民民主党の玉木雄一郎代表(55)と会談する。
続いて野田氏と党首同士で会い、政治改革を含めた国会対応などで協力を求めるとみられる。
第1次石破内閣は2024年11月11日午前の臨時閣議で総辞職した。
首相は夜に官邸で記者会見し、2024年度補正予算案や法案審議への取り組み方針を説明する。

きょう特別国会召集 首相指名選挙経て 第2次石破内閣発足へ
2024年11月11日 5時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241111/k10014634731000.html
先の衆議院選挙を受けた特別国会が2024年11月11日、召集されます。
衆議院で与党が過半数を割り込む中、総理大臣指名選挙では石破総理大臣が立憲民主党の野田代表との決選投票を経て再び選出される見通しです。
石破総理大臣は選出後、直ちに新内閣の組閣に臨み、11日夜、第2次石破内閣を発足させることにしています。
先の衆議院選挙を受けた第215特別国会が2024年11月11日に召集され、午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われます。
与党が過半数を割り込む衆議院では1回目の投票で決着がつかず、石破総理大臣と野党第1党の立憲民主党の野田代表との決選投票になる見込みです。
衆議院での決選投票は30年ぶりとなりますが、野党側による一本化は実現せず、石破総理大臣が再び選出される見通しです。
石破総理大臣は選出後、直ちに新内閣の組閣に臨み、衆議院選挙で落選した閣僚の後任として法務大臣に鈴木馨祐氏、農林水産大臣に江藤拓氏を起用する方針です。
また、公明党の斉藤代表にかわる国土交通大臣には同じ公明党から中野洋昌氏をあて、他の閣僚は再任する方針です。
そして、組閣を終えたあと皇居での親任式と閣僚の認証式を経て、2024年11月11日夜、第2次石破内閣を発足させ、記者会見を行って今後の政権運営の方針などを説明する見通しです。
一方、石破総理大臣は、2024年11月10日の日本維新の会の馬場代表に続いて2024年11月11日も立憲民主党の野田代表、国民民主党の玉木代表と党首会談を行うことにしています。
会談で石破総理大臣は、政治改革をはじめ様々な政策の実現に協力を要請することにしています。

第2次石破内閣11日発足 特別国会、首相指名へ
2024/11/11 1:00
https://www.sankei.com/article/20241111-5MEHGEZUJRPHVD2XHN2VCDGYDU/
衆院選を受けた第215特別国会が2024年11月11日、召集される。
衆参両院の本会議で首相指名選挙が行われ、自民党総裁の石破茂首相が第103代首相に選出される見通しだ。
皇居での首相任命式と閣僚認証式を経て、公明党との連立による第2次石破内閣が同日発足する。
午後の衆院本会議での首相指名選挙は石破氏と立憲民主党の野田佳彦代表の決選投票となる見込み。
日本維新の会や国民民主党、参政党は決選投票を含めそれぞれの党代表に投票する方針で、石破氏の得票が野田氏を上回る可能性が高い。
首相は選出後、組閣本部を設置。法相に自民の鈴木馨祐元外務副大臣、農相に自民の江藤拓元農相をそれぞれ起用する。
公明代表に就いた斉藤鉄夫国土交通相の後任は公明の中野洋昌元経済産業政務官を充てる。
首相指名選挙に先立ち、議長に再選となる自民の額賀福志郎氏、副議長に立民の玄葉光一郎氏を選出。
体調不良を理由に辞任する尾辻秀久参院議長の後任は、自民の関口昌一氏を選ぶ。

石破政権「103万円の壁」撤廃も増税画策≠ノ警戒 手取り増と逆行、厚生年金106万円の壁撤廃へ 浮上財源論≠フ裏に財務省の影
2024.11/10 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241110-C7CIUVCNGBOYNMCXZGWC3VE6SI/
石破茂首相(自民党総裁)と、国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月11日に党首会談を開く予定だ。
自民、公明与党と、国民民主党の政策協議で最大の焦点となるのが
「年収103万円の壁」
の撤廃だ。
幅広い層に
「減税の恩恵」
があり、労働人口を増やす効果も期待できるが、冷や水を浴びせるように
「7兆6000億円の税収減となる」
といった財源論≠ェ指摘され始めた。
財務省や財政緊縮派らが減収分を取り戻そうと
「増税・負担増」
を画策することが懸念される。
現に、厚労省はパートなどの短時間労働者が厚生年金に加入する年収要件
「106万円の壁」
を撤廃する方向で最終調整に入ったが、新たに保険料負担が生じる人もいる。
衆院選で大惨敗しながら
「政権居座り」
を決め込む石破首相の
「増税・負担増」
路線に要警戒だ。

自民党の小野寺五典、国民民主党の浜口誠両政調会長は2024年11月8日、国会内で政策協議の初会合を開き、
「年収の壁」
の見直しへ向け、来週に両党の税調会長を交えて協議することを確認した。
現行制度では年収が基礎控除(48万円)と給与所得控除(55万円)の合計である103万円を超えると所得税が発生する。
このためパート労働者らが103万円を超えないように労働時間を抑制する現象が問題視されてきた。
1995年から最低賃金が1・73倍上昇したのを踏まえ、国民民主党は178万円への引き上げを要求している。
玉木氏は
「有権者との約束だ」
「(引き上げなければ)国民民主に期待した人にとってもゼロ回答だ」
と述べ、自民党が応じない場合は、政権運営にも協力しない考えを示した。
産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査では、年収の壁について
「引き上げるべきだ」
とする回答が77・2%に上った。
物価高対策で最優先で取り組むべきことでも
「減税」
が32・7%と最も多かった。
一方でネガティブキャンペーンまがいの論調もある。
その1つが、基礎控除を75万円引き上げた場合、国と地方を合わせて7兆6000億円の税収減になるという
「政府試算」
だ。
上武大学の田中秀臣教授(日本経済論、経済思想史)は
「財源論が浮上したのは、財務省側の焦りの表れだろう」
「だが、財務省の省益よりも国民のために実施すべきだ」
「恒久的な減税になるように今年2024年の補正予算の1回に留めずに来年2025年以降の本予算に組み込んで効果を持続する方が望ましい」
と語る。
もう1つのネガキャンが、
「高所得者に恩恵」
というものだ。
年収210万円の人の減税額が所得税と住民税を合わせて約9万円なのに対し、年収500万円で約13万円、年収2300万円で約38万円という試算もある。
加藤勝信財務相は
「国と地方において減収が見込まれ、高所得者ほど減税の影響額が大きくなる傾向がある」
と述べた。
■「手取り増」と逆行
しかし、
「手取りの増加率」
でみると年収210万円で4・3%、500万円で2・6%、2300万円で1・7%となっている。
田中氏は
「金額で見れば高所得者層が有利に見えるが、所得との比率でみれば、低所得者の方が恩恵を受けることは明らかだ」
「『年収の壁』撤廃は国民民主党の看板政策で妥協はあり得ない」
「拒否すれば自民党も補正予算も通せず、政権の存立が危うくなるので吞まざるを得ないだろう」
との見方を示す。
国民民主党はガソリン税の
「トリガー条項」
の凍結解除や消費税率の時限的な5%引き下げなども掲げている。
加藤財務相は前出の会見で、トリガー条項の凍結解除で国と地方の減収が生じるとして、
「脱炭素に向けた潮流なども勘案しながら対応していく必要がある」
と言及した。財務省側がクギを刺した形にも見える。
田中氏は
「財務省は1度得た財源を失いたくない」
「財務省や自民党内の緊縮派は、論点を『年収の壁』に持って行き、消費税やトリガー条項の議論から目を逸らそうととする思惑もあるのかもしれない」
と推測する。
こうした中、厚労省は、会社員に扶養されるパートら短時間労働者が厚生年金に加入する年収要件(106万円以上)を撤廃する方向で最終調整に入った。
年収要件をなくせば保険料負担が新たに生じ、手取り収入が減る人も出てくる。
「手取りを増やす」
政策とは逆行する動きだ。
また、税制を巡っては、石破首相も防衛力強化の財源を確保する所得、法人、たばこの3税の増税の開始時期について、2024年年末の税制改正の議論で決着させる考えを示した。
石破首相は金融所得課税の強化に言及し、その後撤回する一幕もあった。
来年2025年夏には参院選も控えるが、前出の田中氏は
「現在は増税を言い出すのは難しいだろうが、7兆6000億円を取り戻しに動くため、将来的に『増税・負担増』路線になるだろう」
「防衛増税の開始はもちろん、石破政権が続けば、首相が掲げる防災省設置構想に関連して、インフラ整備のための『防災増税』を掲げるかもしれない」
と警鐘を鳴らした。

石破茂総理では日米関係の安定望めぬ 自分たちの国は自分たちの犠牲で守る覚悟を
【疾風勁草】(16) 弁護士・高井康行
2024/11/10
https://www.sankei.com/article/20241110-3XV6QQWF6VPCXIC26JNKKOZX7Q/
当時総理だった安倍晋三氏は平成29(2016)年11月17日夕(日本時間18日午前)、訪問先の米ニューヨークのトランプ・タワーで、次期米国大統領に就任することになっていたドナルド・トランプ氏と1時間半に渡って会談した。
各国の首脳の先陣を切る会談だった。
この時、安倍氏はトランプ氏にゴルフクラブを贈呈し、トランプ氏は安倍氏にゴルフウエアを贈呈した。
爾来(じらい)、安倍氏とトランプ氏は厚い信頼関係で結ばれ、それが日米関係に確固たる安定をもたらした。
その安定した日米関係は、アジアおよびヨーロッパの安定にも大きく寄与した。
まことに残念なことに、その安倍氏は令和4年7月8日、奈良市内の近鉄大和西大寺駅北口付近で非命に倒れた。
安倍氏が生死の境にあることを知ったトランプ氏は、令和4年7月8日、SNSに、安倍氏は偉大な人間でリーダーであり、私の真の友人で、更に重要なことに、米国にとって真の友人だと投稿して安倍氏を惜しんだ。
トランプ氏と安倍氏の強い絆を感じさせる出来事だ。
一方、石破茂氏は、トランプ氏が大統領だった平成31(2018)年にウォールストリート・ジャーナルのインタビューに対し、
「日本が米国に全面的な忠誠を誓うだけなら無視されるだろう」
「トランプ大統領とゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい」
「日本は手強いぞと思わせることが大事だし、ディールのカードを持つことが大事」
「安全保障でディールのカードを全く持っていない」
と語ったという(平成31(2018)年9月27日配信、ウォールストリート・ジャーナル日本語版「日本の次期首相、石破氏は日米同盟の再構築を提唱」=ピーター・ランダーズ、ミホ・イナダ=)。
この発言には、トランプ氏との信頼関係を確かなものにし、その上に堅固な日米関係を構築するという安倍氏の構想を全面的に否定しようとする石破氏の強い意思が露骨に現れている。
石破氏は首脳同士の信頼関係ではなく、ディールによって日米関係を維持しようとしていることになるが、首脳同士に信頼関係がない中でのディールは不安定で、下手をすると日米関係に深刻な亀裂をもたらす。
■石破氏は甘過ぎる
石破氏は今年2024年8月に発刊された著書「保守政治家−わが政策、わが天命」の中で、在日米軍基地の不可欠性(米国にとっての)、非代替性を根拠に、トランプ氏が米軍駐留経費の日本側負担割合を75%から100%にすると言い出しても、そのような負担割合になれば米軍が日本の傭兵になるがそれでもいいのかという議論が可能だと主張している。
要するに、在日米軍基地がトランプ氏とのディールのカードになると言っているのだ。
しかし、台湾に防衛費を請求すると言っているトランプ氏にそのような議論が通用するはずがない。
それに、米国が世界の警察官であるためには在日米軍基地が不可欠だが、米国が世界の警察官であることを止め、米国第一主義に徹するのであれば、その不可欠性はなくなる。
更に、トランプ氏が、韓国に駐留している米軍を引き上げるとも発言したことがあることを思えば、在日米軍を引き上げると言い出しても不思議ではない。
石破氏は甘過ぎる。
報道によれば、石破氏は、今月2024年11月中にトランプ氏と会談する方向で調整しているということだが、会談ができたとして、果たして、トランプ氏との間に安倍氏のような信頼関係を築けるのだろうか。
石破氏のこれまでの発言や、石破氏が長年安倍氏と敵対関係にあり、安倍氏の政策に否定的だったこと、あろうことか安倍氏の国葬の際に安倍氏を
「国賊」
と罵った村上誠一郎氏を内閣の要職に就けていること程度の情報は、当然、トランプ氏の耳に入っているだろう。
そのような石破氏が、トランプ氏との間で見せかけではない真の信頼関係を築くことができるのだろうか。
その中で石破氏が自分の理屈に基づくディールに拘れば、日米関係は不安定にならざるを得ない。
■予測不能の混沌とした状態に
いずれにしても、我々は、トランプ大統領の再登場により、世界が予測不能の混沌とした状態になりかねないことを覚悟しなければならなくなった。
第1次トランプ政権では、トランプ氏も初めての大統領職で、勝手の分からないところや遠慮があり、側近の忠言や諌言に耳を貸して自分の考えを修正したことがあったとされている。
しかし、第2次トランプ政権では、トランプ氏は自信満々で以前のように側近たちの意見に耳を傾ける気はなく、イエスマンだけを登用するのではないかと見る向きもある。
例えば、今年2024年8月30日に、マーク・モンゴメリーとブラッドリー・ボウマンは、ウォールストリート・ジャーナルに寄稿した
「トランプ勝利なら台湾は米国を頼れるか」
という記事において、第1次トランプ政権の国防戦略の策定に関わり、第2次トランプ政権では国防総省の要職に就く可能性があるとされているエルブリッジ・コルビー氏が、それまでタカ派的な対中政策を唱え台湾を強く支持していたにもかかわらず、最近になって中華人民共和国が台湾に侵攻しても米国が台湾防衛に駆け付けない可能性があると示唆するコメントをソーシャルメディアに立て続けに発信していると伝えている。
要は外交防衛の専門家が、第2次トランプ政権に登用されることを狙って、トランプ氏の主張にすり寄り始めていることを危険な兆候として指摘しているのだ。
こうした傾向を見れば、第2次トランプ政権では、トランプ氏の過激な意見や考えが側近たちによって中和されることなく、そのまま米国の政策となる可能性も十分にあると見ておかなければならない。
■駐留経費の負担増要求なら御の字
わが国のマスコミでは、第2次トランプ政権において、米軍の駐留経費の負担増が要求されるのではないかいうことが盛んに言われているが、その程度のことで済むなら御の字だろう。
米国第1主義にとってもっともやっかいなものは、拡大抑止政策だ。
トランプ氏にしてみれば、日本を核攻撃から守るために米国が核攻撃を受ける危険を引き受けるなどということはとんでもないことだろう。
現にトランプ氏は、1期目の共和党指名争いをしている時、駐留経費の負担増に日本が応じなければ米軍を撤退させると言い、日本や韓国の核兵器保有も容認すると言った。
この時は、当時のライアン下院議長の反対意見を受け入れて、その発言を修正した。
しかし、拡大抑止政策放棄、日本、韓国の核保有容認がトランプ氏の本音だろう。
独裁的傾向を強めるであろうトランプ氏に対して、経済重視・軽武装の宏池会路線で対抗することは難しい。
トランプ大統領の再登場は、我々に、自分たちの国は自分たちの犠牲において守る覚悟を持つことを求めている

「疾風勁草」には、疾風のような厳しい苦難にあって初めて、丈夫な草が見分けられるという意味があります。
刑事司法の第1人者として知られる元検事で弁護士の高井康行さんが毎月1回、コラムを連載し、世相を斬っていきます。
プロフィル
高井康行(たかい・やすゆき)弁護士、元東京地検特捜部検事。
昭和22年、愛知県生まれ。
早稲田大学法学部卒業後、昭和47年に検事任官。
東京地検刑事部副部長、横浜地検特別刑事部長などを歴任し、リクルート事件などを捜査した。
平成9年に退官し弁護士登録。
政府の有識者会議「裁判員制度・刑事検討会」委員を務めた他、日本弁護士連合会の犯罪被害者支援委員会委員長などを務めた。

高橋洋一「日本の解き方」
旧安倍派は巻き返せるのか 鍵握る岩盤保守層の奪還、不信任に備えて態勢作りを 石破首相をおろせないようでは情けない
2024.11/9 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241109-EGSEFNXEWNMGHK73SUGB6VMVII/
2024年10月の衆院選で自民党の旧安倍派は議席を大きく減らした。
今後、保守派が勢力を結集させたり、巻き返したりすることはできるのか。
自民党派閥の衆院での勢力図を見ると、旧安倍派は昨年2023年12月1日時点で59人いたが、衆院選後は無所属となった萩生田光一元政調会長と西村康稔元経産相を除く20人となった。
麻生派は40人から31人に、旧岸田派は34人から26人に、旧茂木派は32人から27人に、旧二階派は31人から21人となり、旧森山派は立候補した7人全員が当選した。
見事なほどに旧安倍派が大幅に減っている。
石破茂首相にとって、党内抗争としては上出来だったのかもしれないが、結果的に自民党は歴史的大敗を喫した。
党勢が表れる比例票について、今回2024年と前回2021年の衆院選を比較すると、前回の選挙より比例票を減らしたのは自民党と公明党、日本維新の会、共産党などで、増やしたのは国民民主党とれいわ新選組だった。
新興政党では参政党と日本保守党も一定の票を獲得した。
自民党、公明党、維新の票は、より右と言える参政党と保守党や、中道の国民民主党に流れたと見る事が出来る。
意外なようだが、立憲民主党は比例票は微増にとどまった。
小選挙区では自民党の自滅によって棚ぼたの議席を得た形だ。
尚、得票率でみると、自民党は民主党に政権を奪われた2009年の衆院選時に26・7%で、前回2021年は34・7%だった。
今回の衆院選では26・7%と政権交代時に逆戻りした格好だ。
維新と国民民主党は共に中道右派で政策が似ているので、単純化すれば、維新の減少分がそのまま国民民主党の増加となったとも解釈できる。
参政党と日本保守党には、自民党の岩盤保守層の票が流れたと見られる。
参政党は95人の候補者を立て、小選挙区で約135万票、比例で約187万票を獲得した。
日本保守党は30人の候補者を立て、小選挙区で約15万票、比例では約114万票を獲得している。
石破自民の政策は、安倍晋三政権当時よりかなり左傾化し、野田佳彦代表の立憲民主党と見間違うほど似通っていた。
となると、岩盤保守層は逃げ出し、受け皿が参政党や保守党になったのだろう。
公明党の減少は自然減と見ていいのではないか。
さて、旧安倍派が党勢を巻き返せるかどうかは、ひとえに逃げた岩盤保守層を取り戻せるかどうかにかかっている。
旧安倍派「5人衆」のうち、離党した世耕弘成前参院幹事長と、無所属の西村氏、萩生田氏、比例と重複しなかった松野博一前官房長官は勝利した。
彼らを中心として巻き返す他ないが、かつての第一派閥が今や第五派閥だ。
まずは、石破首相にどのように対峙するのかが課題だ。
自ら設けた
「自公過半数」
という甘い目標を達成できなかったのに居座りを続ける石破首相を降ろせないようでは情けない。
野党は、いつでも内閣不信任案を提出できるが、その時に備えて自民党内をリードできる態勢を作っておくことが、復権の第一歩だろう。 
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

トランプ氏勝利 安倍氏の功績で「石破首相でも渡り合える」 麗澤大の江崎道朗客員教授
広島「正論」友の会
2024/11/7 20:54
https://www.sankei.com/article/20241107-UKCGRSVE5BKORIKMVWLI3ZWP5Y/
広島「正論」友の会の第24回講演会が2024年11月7日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で開かれ、麗澤大客員教授の江崎道朗氏が
「米大統領選と日本の安全保障」
と題して講演した。
江崎氏は、トランプ前大統領が勝利した米大統領選に言及し、
「日本は第2次安倍晋三政権以降、政治や安全保障の仕組みを立て直し、十分渡り合えるようになっている」
と指摘。
トランプ氏と石破茂首相との関係性を不安視する向きも日本国内であるとしつつ
「うろたえる日本を米国は見ている」
「どっしりと構えるべきだ」
と強調した。
中国の脅威が増大し、米国単独で向き合うのが難しい状況下で中国に対峙する以上、
「日本の協力が必要」
「トランプ氏は日本を邪険にできない」
と述べた。
トランプ氏の外交戦略を
「力による平和」
とした上で
「日本にも防衛力増強を求めるはずで、我が国の憲法改正は不可避だ」
「安倍氏が敷いたレールに沿っていけば、石破氏でもトランプ氏は遇する」
との見方を示した。

<正論>日米軍事連携で「力の空白」防げ
麗澤大学特別教授、元空将・織田邦男
2024/11/8 8:00
https://www.sankei.com/article/20241108-3NGJJVOSLVNCZNQPZQY3V6ZF5U/?outputType=theme_uspe
米国の大統領選挙はトランプ氏が異例の大接戦を制した。
だが政治と社会の分断の傷は深く、そう簡単には癒やされまい。
米国第一主義の内向き傾向は強まり、海外への関与は減少し、米国の威信と指導力の低下傾向は止まらないだろう。
同盟国に今以上に自助努力を求めてくるのは確実だ。
■豪速球のトランプ氏に対し
他方、日本では総選挙で与党が過半数を割った。
信を失った首相は、辞任することもなく、少数与党で乗り切ろうとしているようだが、国内政治は混迷を深めるだろう。
経済、安全保障を問わず、豪速球のトランプ氏に対し、現政権が対等にキャッチボールできるとはとても思えない。
東アジアは台湾有事という火種を抱える。
米国の関心の低下、関与の減少、そして日本政府の機能不全が重なれば、東アジアに
「力の空白」
が生じることが懸念される。
ほくそ笑むのは台湾併合を狙う中国である。
「力の空白」
に乗じるのは中国のお家芸と言える。
2013年9月、オバマ大統領は
「米国は最早世界の警察官ではない」
と述べた。
世界各地の
「力の空白」
を容認したに等しい。
中国は、この機を逃さず、南沙諸島で岩礁の大規模な埋め立てを始め、軍事化を図った。
ロシアはクリミア半島併合を成し遂げた。
中国、ロシアは力の信奉者であり、
「力の空白」
には躊躇なく入り込む。
筆者は米国に亡命した中国人学者に
「中国とはどういう国?」
と質問したことがある。
彼は即座に
「『2人のカール』を愛する国だ」
と述べた。
「2人のカール」
とは
「資本論」
「共産党宣言」
で有名なカール・マルクスと
「戦争論」
で有名なカール・フォン・クラウゼビッツである。
両者の共通点は、
「戦争を政治の延長」
と見る現実主義者であり、
「戦争が止まる時は両者の武力が均衡した時だけである」
という力の信奉者であることだ。
戦争は
「血を流す外交」
であり、国益争奪の政治の延長に過ぎず、結局は軍事力が大きくものをいう。
■独善的な中国に対峙し
中華人民共和国建国の父、毛沢東は
「敵進我退、敵駐我攪(かく)、敵疲我打、敵退我追」
(敵が進めば退却し、敵が止まれば攪乱し、敵が疲れれば攻撃し、敵が退却すれば追撃する)
との基本戦略を残した。
強い相手には立ち向かわないが、非力と見れば容赦なく攻めたてる。
力の信奉者の面目躍如だ。
改革開放を推進したケ小平は
「韜光養晦(とうこうようかい)」
(爪を隠し、才能を覆い隠し、時期を待つ)
を掲げ経済建設に邁進した。
軍事力の貧弱さを自認、経済建設と並行し驚異的な軍拡を推し進めた。
国防費は30年間で約32倍に膨れ上がった。
かつて朱鎔基元首相は
「強硬になれるかどうかは実力次第」
と言った。
今や米国に伍する軍事力を備えた中国は、強硬で攻撃的になり、紛争の火種をまき散らしている。
南シナ海のほぼ全域の領有権を独善的に主張し、2023年8月には
「十段線」(それまでは「九段線」)
を示し、区域を拡大した。
2016年に国際仲裁裁判所裁定で南シナ海における中国の領有権主張は退けられたが、これを
「紙屑」
と切り捨て、一顧だにしない。
南シナ海侵出の歴史を見れば中国のやり口がよく分かる。
1950年代、インドシナから仏軍が撤退するや、中国はその空白に乗じて西沙諸島に侵攻。
1973年、ベトナムから米軍が撤退するや、機を見逃さず、西沙諸島全域を支配。
1980年代半ば、ソ連軍がベトナムのカムラン湾の部隊を縮小するや、すかさず南沙諸島西側を占拠。
1992年、米海軍が在比スービック基地から撤退を決めるや、南沙諸島に侵出し、ミスチーフ環礁を占拠し、スカボロー礁を支配した。
1992年に中国は領海法を制定し、南沙、西沙諸島のみならず尖閣諸島まで中国領土と明記している。
■日本の政局混迷の中で
中国は、常に力関係を瀬踏みしている。
相手が弱いと見るや、強硬に出るし、
「力の空白」
には躊躇なく入り込む。
チベット、新疆ウイグル自治区へと版図を広げたやり口は力の信奉者そのものだ。
フィリピンが今、中国の圧力に晒されている。
領有権問題でフィリピンの沿岸警備隊が中国海警の艦船に放水されたり、衝突されたりしている。
公船への放水や衝突などは国連海洋法条約違反である。
日本の海上保安庁の巡視船には決してしないことをフィリピン沿岸警備隊には実施する。
それはフィリピンが弱いからである。
石破茂政権は基盤が脆弱であり、政局は混迷し、東アジアにきめ細かく目配りする余力はないだろう。
米新政権も外交が正常に機能するには来夏2025年夏くらいまでかかる。
日米の機能不全で東アジアに
「力の空白」
を生じさせてはならない。
頼みの綱は、自衛隊と米軍だ。
民主主義国家の軍は政局の影響を受けにくい。
自衛隊と米軍は従前以上に連携を密にし、共同訓練を頻繁に行い、警戒を怠らず、即応態勢を維持する。
そして可能な限りそれを公開することだ。
日米の強固な軍事連携が今ほど求められている時はない。

自民、また譲歩 憲法審査会長に枝野氏「憲法改正・選択的夫婦別姓」担うポストも 岩盤保守層離れ拍車「自民『終わりの始まり』では」
2024.11/9 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241109-HETA6NXDR5MCHBALTUMOPNDIMI/
衆院選での
「自公与党の過半数割れ」
を受け、与野党は2024年11月8日、衆院各派協議会で、委員長と審査会長のポスト配分を確定した。
野田佳彦代表の立憲民主党は予算委員長だけでなく、憲法審査会長と法務委員長まで確保した。
自民党の党是である
「憲法改正」
が停滞する一方、岩盤保守層が警戒する
「選択的夫婦別姓」
の審議が加速する可能性がある。
石破茂首相の下、自民党の支持基盤が更に危うくなっている。

「自民党の『終わりの始まり』ではないか」
政治学者の岩田温氏は、自民党が、憲法審査会長と法務委員長を明け渡したことについて、こう語った。
石破自民党が惨敗した衆院選によって、前向きな
「改憲勢力」
は国会発議に必要な定数の3分の2を割り込んだ。
こうした中、憲法審査会長に就く立憲民主党の枝野幸男元官房長官は、自民党が憲法改正の優先事項に据える
「緊急事態条項の新設」
に反対し、憲法への
「自衛隊明記も不要」
との立場だ。
改憲慎重派に配慮した審査会運営が予想される。
更に、野田氏は2024年11月8日、党のX(旧ツイッター)の動画で、衆院法務委員長のポストを確保したのは
「選択的夫婦別姓の実現」
が狙いと明かした。
野田氏は
「野党は協力できると思うし、公明党も多分賛成だ」
「自民党を揺さぶるには非常に効果的だ」
と語った。
選択的夫婦別姓を巡っては、
「親子別姓」

「兄弟別姓」
に繋がり、
「親子の絆」
「兄弟の絆」
「家族の絆」
を危うくするとの指摘もある。
石破茂首相は総裁選で、
「選択的夫婦別姓の導入」
に前向きな姿勢を示していたが、所信表明演説(2024年10月4日)や、衆院選の政権公約では明確に触れなかった。
「岩盤保守層」
の反発を避けたとの見方もあるが、石破執行部が衆院選で強行した
「非公認」

「比例重複を認めず」
といった対応で、保守勢力は大きく縮小した。
一連の動きをどうみるか。
前出の岩田氏は
「まず、憲法審査会長を明け渡したのは、石破首相の『憲法改正はしない』という意思の表れではないか」
「法務委員長の件も深刻だ」
「もし、夫婦別姓が導入されて『親子別姓』『兄弟別姓』となれば、家族の一体感が保てるかは大いに疑問だ」
「岩盤保守層は、もう自民党には戻らないだろう」
「石破自民党の愚かさは留まることを知らない」
と語った。

正論12月号 覆面座談会「メディア裏通信簿」
2024/11/9 12:00
https://www.sankei.com/article/20241109-NHNWKFV7LRCX7DQZWNMLAW2GBM/?outputType=theme_monthly-seiron
★女史
石破茂さんが新首相になったのはちょっと想定外だったよねえ。
でも、もっとびっくりしたのは、石破さんが就任後は自民党総裁選で訴えた持論を変えたり封印したりして、何だか前とは別人になっちゃったこと。
マスコミに「変わった」とか叩かれて、今度の総選挙も、期待したほどの追い風が吹かなかったよね。
★先生
2024年10月15日付の朝日新聞「時時刻刻」が
「石破カラーどこへ 裏金・政治改革 『深い反省』でも具体策示さず」
として石破の変節を取り上げているんだが、ちょっと筆が鈍いというか、あまり厳しく
「石破はダメだ」
と言ってしまうと
「じゃあ高市早苗のほうが良かったのか」
という話になりかねないので、石破を全否定するわけにもいかないみたいだ。
それが朝日の辛い所で、どうにも中途半端な記事になっていたな。
★教授
朝日では2024年10月15日付「多事奏論」で高橋純子編集委員が
「摘んだ野花は飾るとしおれる」
と題して書いていて、石破批判としては秀逸でした。
「野花を摘んで花瓶に挿したら即しおれましたとさ」
と石破新首相を皮肉っていて、まあこれに尽きているなと思った次第です。
「高市氏が首相にならずホッとした――それだけは言えるとも言えるし、それだけしか言うことはないとも言える」
などとも書いてましたけどね。
★女史
朝日としては石破さんに期待していたけれど裏切られた、という思いが強いんだろうね。
★教授
2024年10月2日「天声人語」では
「石破さん、質問があります」
と書き出して、選択的夫婦別姓制度の導入に前向きだった以前の発言を紹介して
「あの話はどうなっていますか」
と問うています。
更に
「(総裁選で)反対派の高市さんにあなたが決選投票で勝った時は、『やっと政治が動くか』と期待する声もありました」
「ところが、一昨日に公明党と交わした連立政権の合意文書には、『別姓』の記載がありません」
と追撃≠オて
「権力を手にした途端に、あっさり転向ですか」
と不満たらたらです。
聞いた話ですが、この天声人語は朝日社内で非常に好評だったそうです。
★女史
この天声人語の中で、石破内閣には女性閣僚が2人しかいませんって非難がましく書いてるよね。
でも私、朝日新聞のウェブサイトの「役員・組織図」を見ちゃったんだけど、朝日の「役員など」には約30人中、女性らしき名前が4人くらいしかないんだよね。
石破内閣の20人中2人と大して変わらないじゃん。
こういうのを言行(原稿)不一致って言うんじゃない?
★編集者
どれどれ…確かに明らかに女性らしい名前は4人だけですね。
でも男、女とは明記されてませんし
「性自認は女だ!」
という人が他にいるかもしれません。
■石破が辞めると朝日が困る
★教授
コホン。石破首相は元々、政治資金パーティー券収入の不記載問題で党の処分を受けた議員についても、総選挙では公認するつもりでした。しかし十月四日付の朝日一面「裏金議員を原則公認へ」の記事などを受けて、方針を大転換させ、十二人の前議員を非公認としました。こういう事件では、メディアは当人が犯罪に関わっていようとなかろうと、政治家を血祭りにあげたがりますが、石破首相はそれに乗せられてしまったのです。
先生 今回、石破は党内融和よりも国民の共感を得ようと、メディアの口車に乗って不記載議員に厳しい態度に出たが、結果として自民党内に大きな亀裂が入っている。小泉純一郎が郵政民営化の反対派を敵視した二〇〇五年の「郵政解散」を思い出すな。ま、あのときほどの熱気は感じられないけど。
教授 まあ、選挙はテレビ、とりわけワイドショーがどういうふうに取り上げるかによって、結果はずいぶん違ってくるのですが、テレビ局でワイドショーをつくる人たちは基本的に朝日新聞を熟読していますから。突き詰めれば世論はある程度、朝日新聞の政治部がつくっているとみるべきかもしれません。
先生 一部メディアは石破をも血祭りにあげようとしていたよな。ただ、朝日なんかはここで石破を擁護しておかないと、石破が辞めた後に高市が首相に、という流れになったら大変だ。朝日にとっては難しい選挙だっただろう。
■左翼の内ゲバ*u発
★女史
でも野党第一党の立憲民主党もパッとしないと思ったよ。
★先生
2024年10月4日の読売新聞朝刊が自民と立憲民主の公約案を載せていたんだが、双方よく似ていて、しれっと入れ替えても読者は気づかないんじゃないかと思ったぞ。
これは代表の野田佳彦らが、公約を自民党に寄せたんだ。
恐らく立民の作戦だったんだろう。
★女史
細かいことを言えば、立民も
「原発ゼロ」
を封印したりしてたし。
でも本来の過激な主張を封印するっていうこと自体、石破さんのマネなのかも(笑)。
★教授
自民も立民も、左右の岩盤支持層ではなく中間層を狙いにきており、左右の尖った政策は引っ込めていたわけですね。
その結果、立民が右傾化しているように見えて、旧しばき隊(C.R.A.C.)の周辺関係者などは立民ではなく自民への投票を呼び掛けていたという話を聞きましたよ。
★女史
2024年9月24日だから野田さんが党代表に決まった直後だけど、X(旧ツイッター)にこんな投稿をしてた。
「これは『急がば回れ』なのです」
「自民党に対するオルタナティブをきちんと示すまで、たとえ自民が通ろうとも立憲に票を与えてはならない」
「そもそも、野党第一党のくせに自民党と同じようなこと言ってるほうが倒錯しとるだろうが」
「有権者ナメてんのか」。
昔ながらの過激な左の人たちは、野田さんの方針に猛反発してるみたい。
★教授
左翼の中での野田嫌いというのが凄く強烈だというのもあるんですよ。
彼は共産党と選挙協力しないことを明言していますし、安保法制を部分的に認めるという考えも左翼としては受け入れ難い。
ですから左翼の中で、立憲民主党を潰せ、野田を潰せという動きが強くなっているわけです。
★先生
それで共産党は意地になって、小選挙区に泡沫同然の候補を乱立させたわけだ。
立民の候補がいる所にまで後から共産が候補を立てたりとか。
うっかりすると億円単位で供託金没収になって大変だと思うが。
野党は野党でまとまれずに抗争を始めて、自民党は自民党で党内抗争がある。
★教授
なかなか不穏で、今後の政局は見通しにくい状況ですね。
★先生
左巻きの連中の一部は立民に投票したくないから、れいわ新選組の応援にも流れているようだ。
★教授
今回の総選挙で、れいわは比例代表東京ブロックの名簿一位で伊勢崎賢治氏を擁立していましたね。
この方、石破首相とは旧知の仲なのだとか。
★女史
石破さんが昨年2023年の自分のブログに書いてた。
「昨日は『ウクライナ戦争』の即時停戦を求める有識者の集会が議員会館で開かれ、日頃から敬愛する伊勢崎賢治・東京外大名誉教授からのお声掛けもあり、参加して参りました」
って。
★教授
石破氏は
「『今日のウクライナは明日の台湾、台湾有事は日本有事』という相当に短絡的な議論の危うさを改めて感じたことでした」
とも書いていました。
改めて読むと、もう自民党なのかれいわなのか分かりませんね。
★先生
左にウイングを広げるのが石破の持ち味なんだろう。
生前、安倍晋三が
「左に支持を広げるよりも右をきちんと押さえておかないと大変なことになる」
と常々、言っていたが、その心配が現実になりつつある。
何だかんだ言っても、左翼が本当に自民党に票を入れるわけないだろ。
★女史
そうだね。
TBS系「サンデーモーニング」でもお馴染みの元共同通信記者、青木理氏は、津田大介氏とのユーチューブ対談動画で、自民党に投票する人たちを
「劣等民族」
だと呼んでた。
けど逆に批判されてたね。
それで謝罪して発言を撤回し、地上波テレビ出演は当面自粛するんだって。
★教授
それでも文化放送には相変わらず出演していますし、総選挙の投開票日には同局の開票特番に出ることも発表されていました。
ラジオやネット動画では今後も活動を続けていくのでしょうか。
★先生
さすがにテレビ局としてはああいう輩を今後、出演させるわけにはいかないだろ。
危なくて仕方ない。
★女史
サンモニ関連では前法政大総長の田中優子さんも、ある集会で高市さんについて
「安倍さんが女装して現れた」
とか言って炎上してた。
★編集者
それについては元検察官の菅野志桜里元衆院議員がフェイスブックで
「自分の希望に沿わない女性政治家を『中身は男』と非難するのは、性差別です」
「しかも属性で人を貶めて笑いを取るのは、いじめの構造と同じです」
「フェミニストあるあるですけど、これを機にやめましょう」
と、お行儀の悪さをたしなめていました。
■後藤謙次より田崎史郎
★教授
自民党総裁選の当日、私はテレビ朝日の開票速報番組を観ていたのですが、1回目の投票で高市氏が1位になった時、元共同通信の後藤謙次氏が明らかにうろたえているように見えました。
★先生
それは俺も観てた。
確かに呆然として動揺していたな。
★教授
それででしょうか。
彼は高市氏が1位になった背景について、全国の党員に30万部のリーフレットを郵送した効果が現れたという、本質から外れた解説しかできませんでした。なぜ高市氏がこれだけの票を集められたのか、理解できなかったのでしょう。
★先生
その点、TBSの番組に出ていた元時事通信の田崎史郎は、総裁選の前半では見苦しいくらいに小泉進次郎推しだったけれど、途中で日本テレビの世論調査結果が出て小泉の失速が明らかになった辺りからは冷静になって、最後まで
「高市が勝つかもしれない」
と分析していた。
そういう意味では、後藤より田崎の方に俺は誠実さを感じたぜ。
★女史
田崎さんと言えば2024年10月1日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出ていて、石破内閣の顔ぶれについて
「何か非主流派の在庫一掃セールみたいな感じ」
「派閥解消を理由にした余りに露骨な身内びいきの人事」
とバッサリ斬ってたね。
あれは痛快だった。
★編集者
リーフレットの話で思い出しましたが、2024年10月4日付の日本経済新聞に石破首相の著書『保守政治家 わが政策、わが天命』の広告が載っていました。
そこには
「総裁選出馬時、石破氏自ら各議員に手渡しした渾身の書!」
という謳い文句が載っていたのですが、これってセーフだったんでしょうか。
★先生
そりゃ総裁選のルールが公表される前に配り切ったんだろ(笑)。
★編集者
前々回(2024年10月号)で
「この本が売れて、内容が広まったら石破氏は『終わり』なんじゃないか」
とのお話がありましたが…。
★教授
配られたけれども、議員は誰も読まなかったということでしょう(笑)。
私は読みましたが、内容は酷いものですよ。
後になって目を通して
「読むんじゃなかった」
と思っている議員も、中にはいるんじゃないですかね。
ともあれ、総裁選の決選投票では岸田文雄前首相の一派が石破氏を後押しして、議員の間では人気がなかったはずの石破氏がついに首相の座に就きました。
それだけに、嘉悦大学の高橋洋一教授などは
「岸破(岸田+石破)政権」
と呼んでいますね。
★先生
岸田政権の経済政策を石破が全部継承する、という条件で岸田は支持したと言われているな。
もし石破が退陣した場合、岸田の首相返り咲きがあるかもしれないぞ。
★教授
仮にそうなると、一体なんで岸田さんは総裁選出馬を断念したんだろう、という話になってきますが…。
★編集者
そうなると、変な話ですね。
■日本人ヘイトと朝日新聞
★女史
この間、真田広之さん製作・主演のドラマ「SHOGUN 将軍」が米エミー賞で史上最多の18冠を獲得したって大きな話題になったよね。
それについて2024年9月17日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、元フジテレビアナウンサーの菊間千乃弁護士が
「エンタメに関しては韓国の方が先に世界に認められた」
「日本としては置いていかれていたという感じがあった」
とコメントしてたのが気になったな。
これは何かの日本叩きのプロパガンダなのか、それとも彼女が本当にそういう風に思い込んでいるのか…。
★編集者
単によくある、五十代女性の感想じゃないっすか。
★女史
でも、この発言に対してはネットで色々と突っ込みが入ってた。
「アカデミー賞初受賞は日本・1951年『羅生門』、韓国・2020年『パラサイト』」
「アカデミー賞受賞回数は日本42二回、韓国5回」
といった具合にね。
今はマスコミ人の発言も、ネットの普及で一般の人に検証されるようになっているからね。
★先生
いずれにしろ、菊間の前後の年代の女性は本当に韓国の芸能が好きな人が多いよな。
★女史
そこでよく言われるのが、韓国は日本と違って徴兵制があるから、男たちがシャキッとして鍛えられているし包容力もあるんだと。
それはいいんだけど、
「戦争反対」
とか主張しているリベラルな価値観の持ち主が、一方でそんな事を言ってるんだよね。
要するに日本が悪くて、韓国はいいというね。
5年前にKポップファンの日本人女性2人が韓国男性にからまれて暴行された事件があった時も、さっきの青木理さんが
「通常なら報道されないニュース」
と、問題にする日本が悪いというような発言をしたじゃん。
仮に日本で在日コリアンが暴行されたら大々的に報じるのにねえ。
★先生
何で青木がテレビで重宝されるかと言えば、日本をディスってくれるからだろ。
何だかんだいって日本人は自虐的だから、ああいうキャラが求められるわけだ。
★女史
そう言えば、今回の
「劣等民族」
発言の後で周りの女の子たちに
「青木さんってどう思う」
って聞いてみたら
「ダンディーなおじさんで、昔からファンだった」
という子が結構いてビックリだった。
★教授
ダンディーな左翼と言えば、姜尚中・東京大学名誉教授を彷彿とさせますね。
★女史
私も昔、朝まで生テレビ!で姜尚中さんが出ているのを観て
「何でこの人があちこちのメディアで引っ張りだこなんだろう」
と不思議だったんだけど、やっぱり周りの若い女の子たちは
「物腰も柔らかくてかっこいい」
と言ってた。
外見が女性ウケするという点で、青木さんと姜尚中さんは似てるなあ、と思ったのよ。
★先生
青木は今回の
「劣等民族」
発言で地上波のテレビに出なくなるからテレビ局は早速、ポスト青木理を探し出すんだろうな。
いくらでも予備軍はいるだろ。
★教授
左の方々はテレビ出演には恵まれていますね。
さすがに青木氏は批判されましたが、それ以外の左翼の日本人ヘイトは基本的にお咎めなしですから。
朝日新聞の一連の
「従軍慰安婦報道」
などはまさに日本人ヘイトだったわけです。
一方で、保守派はなかなかテレビではお呼びがかからないのです。
★編集者
朝日は従軍慰安婦報道で叩かれましたが、確かに、あれもそうかもしれません。
■「自民党員は偏った集団」
★教授
朝日新聞の2024年10月10日付紙面では長谷部恭男早稲田大教授との対談で、杉田敦法政大教授が
「今回の総裁選での自民党員票の総数は有権者のほぼ1%で、必ずしも世論全体を反映するわけではない偏った集団だということを踏まえる必要があります」
「偏りのある集団が事実上、首相を決めているということにもなる」
と発言していました。
自民党員は
「偏った集団」
なのだというわけです。
それは左派の人から見ればそうかもしれないですけれども、何を基準に
「偏った」
と決め付けるのか。
如何なものかと思いますけれどね。
★先生
「首相を決めている」
というが、党員投票で党首を選ぶのは現代では普通だけどな。
日本以外の欧米先進国では大抵、政党の党首は党員投票で決まっている。
日本の場合、自民党でも立憲民主党でも党首を選ぶ際には議員票がモノをいう。
議員は一般有権者による選挙で選ばれているわけだから日本が一番、民主的だと見る事もできるだろ。
★教授
実態を見るなら、自民党員は全体としてそれほど保守的でもありません。
左派メディアはそれを敢えて極右の特殊な人たちの集団だと印象付けようとしているように見えます。
★先生
そうだな。
高市早苗だってメディアが言ってるほど右の人間じゃねえだろ。
安保政策についても高市は、むしろ石破よりも岸田に近いんじゃないか。
「アジア版NATO」
なんてことも言わないし。
それなのに、なぜ岸田は石破を推したのか。
左巻きのメディアが石破を推してきたことと併せて、理解に苦しむな。
★女史
石破さんと言えばこれまで防衛庁長官、防衛相を計3年弱もやってる人でしょ。
実際、石破内閣では岩屋毅外相、中谷元防衛相と防衛族が幅を利かせているように見えるけど、朝日新聞なんかは問題視しないんだね。
★先生
高市は堂々と靖国神社に参拝してきたし、
「首相になっても靖国に参拝する」
と公言していたのが攻撃材料にされてしまった面がある。
かつての安倍のように、首相になった場合のことは曖昧にしておけば良かったのに。
★編集者
もちろん靖国参拝はしてほしいですが。
★女史
でも石破首相、2024年10月の秋の例大祭では靖国神社に真榊を奉納したんだって。
これまで奉納したことはなかったけれど、首相になったんで菅義偉さんや岸田さんの先例にならったらしい。
★先生
いやあ、見事な変節ぶりだよな。
(文中一部敬称略)
(月刊「正論」12月号から)

<産経抄>石破首相の対米外交 安倍氏の手法真似てはどうか
2024/11/9 5:00
https://www.sankei.com/article/20241109-4UGHOLPPSRLPXJQ4ADOGE5ER6Q/
政治家の言葉は額面通りには受け取れない。
石破茂首相が2024年1月7日、米大統領選に勝利したトランプ前大統領と初の電話会談を行った後、記者団に述べたこのセリフもそうだろう。
「非常にフレンドリーな感じがした」
「言葉を飾ったり繕ったりするのではなくて、本音で話ができる方だ」 
▼その通りなら、日米両首脳の初接触としてまず成功だと言える。
とはいえ、会談時間は僅か5分間に過ぎない。
双方が通訳を介すので、実質的には2〜3分間ぐらいか。
これで本音で話し合える相手だと確信できるとは思えない。
▼2016年11月、トランプ氏が大統領選に当選した後の当時の安倍晋三首相との電話会談は、約20分間だった。
安倍氏は抄子に、ユーモアを交えて語った。
「彼はかなり強いリーダーが好きみたいで、幸い私も強権と言われているから」
「私にかなりシンパシーを感じている様子だった」。
▼今回、トランプ氏が各国指導者と行った電話外交の一部は会談時間が報じられている。
例えばフランスのマクロン大統領とは約25分間、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とは約12分間である。
長ければいいわけでもないが、首相との5分間は如何にも短い。
▼単純比較はできないが、安倍氏とトランプ氏の場合、電話会談は30〜40分間が普通で1時間を超えることもあった。
対面での会談後、すぐにトランプ氏から電話がかかってきて
「シンゾーがいなくて寂しい」
とこぼされたこともあった。
▼「トランプ大統領とゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい」。
首相は2018年、米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに語っていた。
安倍氏の外交手法を否定するばかりでなく、たまには取り入れたらどうか。

<主張>自民の両院懇談会 「ガス抜き」で居座るのか 
社説
2024/11/9 5:00
https://www.sankei.com/article/20241109-Y7B52NA4OVNEHGDNOMPJYEDZCA/
不満のガス抜きを図って政権に居座ろうとしている―。
石破茂首相(自民党総裁)と自民執行部には、衆院選で示された民意を尊重するつもりがないことが改めて分かった。
自民が、大敗した衆院選後初めての両院議員懇談会を開いた。
出席議員から、石破首相と党執行部の責任を問う声が相次いだのは当然である。
石破首相は
「痛恨の極みだ」
「深く反省し、お詫びしなければならない」
と陳謝したが、本当に反省しているのだろうか。
何の責任も取らず、大敗の検証も示していない。
神妙な表情を作って反省の弁を述べてもけじめをつけたことにはなるまい。
石破首相と森山裕幹事長が本来取るべき行動は、潔く辞任した上で、落選した候補者から直接話を聞くことだ。
責任を問う声は上がったが、懇談会は石破首相続投を事実上容認する形となった。
衆院議員1人1人が自立の気概を持っていた中選挙区制の時代とは異なり、総裁と執行部が個々の議員よりも力を持つ小選挙区制の時代ならではの現象だろう。
安定した国政運営に当たれる議会構成を追求するのは与党を目指す政党の責務だ。
その観点からすれば、2024年9月の自民総裁選で石破首相を選んだ同党議員の責任は重い。
また、今回の懇談会で、衆院選の民意に逆らって首相続投を容認することになった自民は無責任の謗りは免れない。
これは自民が目測力と自浄力を低下させていることを意味する。
懇談会の首相続投支持は消極的なものに過ぎず、自民は一致結束して政権運営に当たれる状況にはない。
衆院選の比例代表で自民の得票数は令和3年の前回衆院選に比べ533万票も減り、1458万票だった。
一方、国民民主党は約350万票増で、参政党と日本保守党の票の合計は約300万票だった。
自民の失った533万票が流れた可能性がある。
これらには、安倍晋三元首相の政策を支持してきた岩盤保守層の離反が原因の動きもあるだろう。
自民はその現実を直視すべきである。
この層の支持も得られなければ安定した国政運営は難しい。
石破首相と現執行部にそれができるのか。

「痛恨の極み」石破茂首相、与党過半数割れを陳謝 自民が衆院選敗因総括の懇談会
2024/11/7 20:38
https://www.sankei.com/article/20241107-2BEZBLHVMFNKNK5A3IZKHUY7EY/
自民党は2024年11月7日、大敗した先の衆院選の敗因を総括する両院議員懇談会を党本部で開いた。
石破茂首相(党総裁)は冒頭、衆院選の勝敗ラインに掲げた
「与党過半数」
を下回った結果について
「痛恨の極みだ」
と述べた上で
「深く反省し、お詫びしなければならないと考えている」
と陳謝した。
出席者の一部からは執行部の責任を問う声があった一方、結束を求める声が多く上がった。
森山裕幹事長は
「強く責任を感じている」
「多くの国民から厳しい批判を頂いたことは、厳粛に受け止めなければならない」
と語った。
懇談会は約3時間に渡った。
意見交換は非公開で行われ、衆院選終盤で発覚した非公認候補が代表を務める政党支部に2000万円が活動費として支給されたことについて、説明を求める声が相次いだ。
また、衆院選の敗因分析の必要性や、党員・党友と有権者との感覚のずれを指摘する意見もあったという。
懇談会後、森山氏は記者団に
「(意見を)整理をして、今後の党運営に活かしていきたい」
と説明した。

自民「石破おろし」広がらず 衆院選大敗も、3時間の両院議員懇で明確な辞任要求は1人
2024/11/7 20:09
https://www.sankei.com/article/20241107-7NSXOTUSIRNLNJTDACXN7WTCZ4/
自民党が2024年11月7日に開いた両院議員懇談会では、大幅に議席を減らした先の衆院選を受け、複数の出席議員が石破茂首相(党総裁)を批判し、責任論に言及した一方、大半は首相の当面の続投を支持した。
与党過半数割れという危機的状況の中、
「内紛している場合ではない」
という声が高まっている。
懇談会は衆院選後初の総括の場だったが、
「石破おろし」
には発展しなかった。
出席議員の発言は報道陣に非公開だったが、3時間で約50人が意見を述べた。
出席議員によれば、冒頭の首相や森山裕幹事長の陳謝の後、口火を切ったのはベテランの船田元・元経済企画庁長官(旧茂木派)。
「一丸となってこの難局を乗り切らないと与党ではいられなくなる」
「色んな責任問題はあるが、まずは一致団結して難局を乗り切るべきだ」
と訴えた。
これに対して青山繁晴参院議員(無派閥)は
「2024年年末に予算編成をするわけで、その前に自ら潔く決意し、辞意を表明されるべきだ」
と主張した。
ただ、青山氏によれば、明確な辞任要求は自身1人だけで、7〜8人が衆院選敗北の責任論に言及した。
西田昌司参院議員(旧安倍派)は、来年2025年度予算案の編成のために首相の当面の続投に関しては理解を示した上で、
「党の体制を刷新しないと(来年2025年夏の)参院選を戦えない」
と語った。
とはいえ、懇談会は続投容認論が大勢。
尾崎正直衆院議員(旧二階派)は出席後、記者団に
「総じて『皆で石破総裁を支えていこう』ということはコンセンサス」
と述べた。
森山氏は懇談会終了後、記者団に、2024年年内の今年2024年度補正予算案や来春の令和7年度予算案の成立を期すことが大事だと強調し、退陣論を否定した。
目立ったのは敗因の検証を求める声だ。
特に、非公認候補が代表を務める政党支部に党が活動費2000万円を支給した問題に矛先が向いた。
柴山昌彦元文部科学相(旧安倍派)は
「如何に国民世論からかけ離れたものか、きちんと執行部に受け止めてもらい、検証を行うべきだ」
と発言した。
それでも2024年年内に首相が退陣に追い込まれる事態にはならなさそうだ。
首相との距離がある麻生太郎最高顧問(麻生派)は懇談会に出席したが、発言しなかった。
反石破勢力から期待されている高市早苗前経済安全保障担当相(無派閥)は欠席。
2024年11月5日、近しい議員らと会食した際も
「(党内が)ガタガタしていたら自民は野党になってしまう」
と結束を呼び掛けた。

「痛恨の極みだ」石破首相、自民の両院議員懇談会で衆院選大敗を謝罪
2024/11/7 16:22
https://www.sankei.com/article/20241107-XJQMEZOOGVOLZIRQVU37RBP234/
自民党は2024年11月7日、大敗を喫した衆院選を総括する両院議員懇談会を党本部で開いた。
石破茂首相は冒頭で
「痛恨の極みだ」
「深く反省し、お詫びしなければならない」
と述べた。
森山裕幹事長は
「強く責任を感じている」
「厳しい批判を頂いたことは厳粛に受け止める」
と語った。

石破首相とトランプ氏会談わずか5分の衝撃 韓国・尹大統領の半分以下 党の両院議員懇談会でも集中砲火、まさに四面楚歌
2024.11/8 11:32
https://www.zakzak.co.jp/article/20241108-J5S64FY5UVPINAX3WEKJIVUNAM/
「政権居座り」
に執着する石破茂首相(自民党総裁)が四面楚歌≠ノ陥りつつある。
2024年11月7日の党両院議員懇談会では、衆院選で勝敗ラインとした
「自公与党で過半数」
を割り込む大惨敗を喫した責任について集中砲火を浴びた。
国会運営では、少数与党ゆえ、躍進した国民民主党の意向に配慮せざるを得ない上、国会の最重要ポストの1つである衆院予算委員長を立憲民主党に譲り渡した。
米大統領選で勝利したドナルド・トランプ前大統領との電話会談は、何と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の半分以下という5分間。
米メディアには、石破首相の
「日米同盟不平等論」
を問題視する向きもある。
過去に現実軽視の持論を並べ立て、他人を批判し続けた
「特大ブーメラン」
が次々と刺さっている悪循環は続きそうだ。

「国民の期待に十分応えることができなかった」
「痛恨の極みだ」
「深く反省し、お詫びしなければならない」
「真摯に受け止め、改革に前向きに取り組んでいく」
石破首相は2024年11月7日、衆院選総括のために開催した両院議員懇談会で、こう陳謝した。
衆院選での自民党惨敗は
「国民の審判」
そのものであり、
「政権居座り」
こそが国民の期待に反するのではないか。
当然、参加者からは、執行部の責任を問う声が相次いだ。
投開票直後から辞任論を掲げていた青山繁晴参院議員は
「2024年年末に予算編成をするわけで、その前に自ら潔く決意し、辞意を表明されるべきだ」
と主張したという。
記者団にも
「『政権選択選挙』で負けたのに責任を取らないのでは、自民党が民主主義を掲げることはできない」
と言い切った。
西田昌司参院議員も
「党の体制を刷新しないと(来年2025年夏の)参院選を戦えない」
と訴えた。
石破執行部に対しては、
「非公認」
候補が代表を務める政党支部にも選挙前に2000万円を支給した判断を問題視する意見も続出した。
柴山昌彦元文科相は
「世論から如何にかけ離れているか、執行部はしっかり受け止め検証すべきだ」
と発言した。
小林鷹之元経済安保相も、執行部から事前に明確な説明がなかったと苦言を呈し、
「党が一丸となって政策を進めていく環境を作る必要がある」
と訴えた。
厳しい批判が噴出する中、馬の耳に念仏なのか、石破首相は具体的な責任論に言及しなかった。
森山裕幹事長も
「強く責任を感じる」
「厳しい批判は厳粛に受け止める」
「(2000万円は)非公認の人が選挙費用に使える仕組みにはなっていない」
と釈明したものの、そのまま続投する意向だ。
石破首相と距離を置く麻生太郎元首相は発言しなかった。
「ポスト石破」
を期待される高市早苗前経済安保相は欠席した。
衆院選で
「非公認」
となり無所属で勝利した萩生田光一元政調会長は、高市氏と連携する意向を示しているが無言を貫いた。
出席議員は執行部を除き約180人で、非公開で約50人が発言したが、大半は
「当面の続投」
を支持したという。
ある閣僚は
「ガス抜きになった」
と語っている。
石破政権は国会運営にも不安がある。
国会の委員会で最重要ポストの予算委員長を、立憲民主党に譲ることで合意したのだ。
予算委員長に野党議員が就くのは30年ぶりだという。
同委員長は採決日程の決定や議事進行などで大きな権限を持ち、局面によっては予算案審議が難航することも想定される。
■米報道日米に「緊張が高まる可能性秘めている」
石破政権は、外交でも不安は尽きない。
石破首相は2024年11月7日午前、米大統領選で勝利したトランプ氏と初めて電話会談を行った。
石破首相は
「日米同盟をより高い次元、段階に引き上げていくことで一致した」
「フレンドリーな感じがした」
「本音で話ができる人という印象を持った」
を手応えを語ったが、時間は5分間だった。
トランプ氏は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とは約25分間、韓国の尹大統領とは約12分間も会談している。
前駐オーストラリア大使の山上信吾氏は2024年11月7日、自身のX(旧ツイッター)で、
「僅か5分しか相手にされず、英語も解さないのに、何を以て『非常にフレンドリー』と判断できるのか?」
「メディアの突っ込みが弱過ぎる」
と指摘した。
米メディアでは
「背後から銃で撃つ」
と党内外から批判された石破首相の政治スタイルを問題視する向きもある。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは、自民党総裁選の投開票日(2024年9月27日)、石破首相が
「日米同盟を不平等だとして再構築を唱えてきた」
と指摘し、米政府との間に
「緊張が高まる可能性を秘めている」
と報じている。
同紙は、石破首相が
「概ね保守的で防衛にタカ派的」
としながらも、安倍晋三元首相や岸田文雄前首相とは異なり
「日米同盟の非対称的な側面に不満を抱いている」
と分析。
更に、2018年に石破首相に行ったインタビューから、
「トランプ大統領とゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい」
「日本は手強いぞと思わせることが大事だし、ディールのカードを持つこと(が大事)」
「安全保障でディールのカードを全く持っていない」
との、安倍氏とトランプ氏の盟友関係を批判的に語った発言を紹介している。
石破政権はどうなるのか。
政治評論家の有馬晴海氏は
「両院議員懇談会は『ガス抜き』で終わったようだが、『石破おろし』を巡る自民党内の見方は甘い」
「選挙を控える参院議員の中では退陣論も挙がる」
「『石破カラー』で支持率回復の目もあるが、石破首相は演出は上手くない」
「我慢強さを見せせ、耐えるしかない段階だが、全てにおいてヨタヨタで、ちょっとしたきっかけで政権が終わる可能性はある」
と語った。
外交はどうか。
評論家の八幡和郎氏は
「トランプ氏との5分だけの電話会談は象徴的だ」
「石破首相のキャラクターと、トランプ氏の相性も懸念されている」
「重要なのは『本音で話す』ことではなく、『メンツを潰さないよう迎合しているかに見せて誘導する』ことだ」
「石破政権には厳しい宿題が多く課されている」
と分析した。

「トランプ側近の本音」石破首相の評価は? パイプ持つ日本保守党・島田洋一議員が聞いた「世論に迎合する信用できない男」
2024.11/8 15:24
https://www.zakzak.co.jp/article/20241108-RH7XVVVQKJJWFGBDK6T74MESFE/
石破茂首相は2024年11月7日、米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ前大統領と電話会談した。
首相はトランプ氏の印象を
「非常にフレンドリーな感じ」
と述べたが、トランプ氏周辺は実際のところ、石破首相や石破外交をどう見ているのか。
国際政治学者で共和党やトランプ陣営と太いパイプを持つ日本保守党の島田洋一衆院議員に
「トランプ側近の本音」
を聞いた。
石破首相は電話会談でトランプ氏に祝意を伝え、日米同盟をより高い次元に引き上げる考えで一致したと話した。
だが、大統領選直後にトランプ氏側近らとコンタクトを取ったという島田氏は
「衆院選にも敗北して政治力もないとして、トランプ氏周辺で石破首相の評価は高くない」
「マイナスからのスタートというより、スタートできるかも怪しい」
と指摘する。
島田氏によると、
「日米地位協定の見直し」

「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」
といった石破首相の持論にも、トランプ陣営の反応は冷ややかだという。
「日米地位協定の改定は米軍の機密保護や米兵の身の安全に関わるため、米国は超党派で反発している」
「アジア版NATOについては、石破首相が発信を控えていることが、却って『世論に迎合するような信用できない男』と見られているようだ」
石破首相とトランプ氏は、早期に対面での会談を調整する方針を確認したというが、島田氏はこんな見方を示す。
「会談では米国と同じ路線で取り組む態勢が出来ていると、しっかりプランを示して行動できるかが重要だ」
「例えば岩屋毅外相は中国寄り≠ニ見られていて、防衛相時代の2018年には韓国海軍による自衛隊機へのレーダー照射問題に対応出来なかった」
「『人事は政策』であり、情報発信にもなるので、刷新すべきではないか」
トランプ氏が2016年の大統領選に勝利した際には、安倍晋三元首相がトランプタワーを訪問するなどして蜜月関係を築いた。
「トランプ政権発足直後の朝鮮半島危機や、中国に対する締め付けにも、安倍元首相は真っ先に協力するなど、間髪入れずにサポートする行動が信頼関係を固めた」
と島田氏は分析する。
これまで学者として北朝鮮による日本人拉致問題や日米関係の強化に取り組んできた島田氏だが、衆院選で日本保守党から出馬して当選し、今後は国会議員の立場で臨むことになる。
トランプ陣営の反応について島田氏は
「日本保守党から出馬し当選したことを
『米国で言えばトランプ現象に値するものだと理解している。日本保守党と連携していきたい』
と言われた」
「日本保守党の『日本第一』は、トランプ氏の『米国第一』と通じ、『脱炭素原理主義』に異を唱える基本線も一致する」
と明かした。
トランプ陣営は今、外交路線をどう考えているのか。
島田氏は
「中国を『主敵』と位置付け、軍事利用可能な技術を含む最先端ハイテク分野や知的財産で厳しく締め上げて供給網から外すことを検討している」
「トランプ氏は経済分野の交渉で習近平国家主席が誤魔化そうとしても許さないだろう」
との見方を示した。

首相に安心して辞めてもらうため
政界十六夜 石井聡
2024/11/8 10:00
https://www.sankei.com/article/20241108-CEBHVOQ4UJKA5BOFYOEHEQV5GQ/
つい最近まで
「政治家というより評論家」
との評もあった人なら、衆院選大敗を喫しても政権の座にとどまろうとするトップについて、第三者としてどう語っただろう。
敗因は専ら自民党にあり、自分ではないと言わんばかりの石破茂首相は、国民民主党などの協力を当てにした延命工作に勤しんでいる。
首相は衆院選最中の
「掌返し」
は元より、自ら命名した
「納得と共感内閣」
も有権者に納得どころか拒否された。
産経新聞は選挙後の2024年10月29日付朝刊の主張(社説)で
「首相の居座りは許されぬ」
と、直ちに辞職して新総裁選出に移行すべきだと指摘した。
読売は
「速やかに進退を決することが憲政の常道」、
朝日も
「政権の継続は至難の道」
と社説で書いた。
国政や政権政党に対する新聞社のスタンスには異なる点があるものの、敗北した責任者の出処進退を巡る見解を普通に考えればこうなる。
しかしながら、首相が新聞の提言に耳を傾ける気配はない。
衆院選では立憲民主党が50議席増と躍進しながら、野党連立政権への流れを作れなかった。
特別国会の首相指名選挙で、決選投票を経て石破首相への指名が見込まれることも、切迫感を失わせているのだろう。
衆院選翌日の敗戦に関する総裁会見で、首相は
「政治改革や経済対策などの課題に先頭に立って取り組む」
と辞めないことを明言し、大きな理由の1つに
「国政は一時(いっとき)たりとも停滞が許されない」
点を挙げた。
就任直後の国政選挙で大敗を呼び込み、与党の自民、公明両党以外の賛成を得なければ予算も法律も通らない政治状況を生じさせたのだ。
その張本人がとどまること自体が政治の空白を生むという判断を持たないなら、如何ともし難い。
空白を拡大させないため、次の手立てを早急に講じるしかない。
それは、野党に責め立てられて行き詰まる前に、自民党内で首相を退陣に追い込み、新総裁の下で立て直しを図るという自浄作用だ。
来年2025年の参院選の前に再び衆院選を行い、議席を挽回しておくことも課題となろう。
どうも
「〇〇おろし」
という言葉には
「反逆」
「足を引っ張る」
という悪いイメージが伴うようだ。
世論には
「すぐに辞めなくてもよい」
という一種の判官びいき≠烽り、大人しい自民党議員たちに二の足を踏ませている。
異常事態の打開には不可欠な作業なのにである。
その実現には石破首相に取って代わる人物が決起しなければ始まらない。
例えば、先の総裁選で惜敗した高市早苗前経済安全保障担当相や、衆院選後に党選挙対策委員長を早々に辞任した小泉進次郎元環境相らである。
総裁選を戦ったばかりだから政権構想の準備はあるはずだ。
高市氏は衆院選当選後、執行部に対して
「徹底的に自民党を立て直して頂きたい」
と注文していた。
他人事ではなく、自らそれに当たる事が求められる場面ではないか。
むろん、決起する人を支える勢力の再結集も急がなければなるまい。
旧派閥の枠を超えて
「保守派」
どうしの連携などダイナミックな動きを作ることができれば、党再生の活力にもなる。
昨年2023年来の
「岸田おろし」
は気配だけで不発に終わった。
「今はまだその時ではない」
などと身を潜めているのは、自分自身の当座の生き残りには役立つとしても、国の危機を等閑視するに等しい。

中国、韓国が利用する石破首相の歴史観 過去の言動繰り返せば付け入る隙に 
阿比留瑠比の極言御免
2024/11/7 1:00
https://www.sankei.com/article/20241107-3K6TVFPG6RPOZDBYUBB4CSA2ZI/
まだ石破茂首相のことを保守派だと見做していた20年以上も昔の話である。
筆者は当時、安倍晋三元首相や中川昭一元財務相らが熱心に取り組んでいた偏向歴史教科書問題や慰安婦問題など保守系の運動に関わろうとしないことをいぶかり、それらへの参加を促したことがある。
だが、返事はそっけなかった。
「そういうのは、もういいよ」
この時は、単に余り関心がないのかと流したが、徐々にそうではなくて歴史認識自体が大きく異なるのだと分かってきた。
石破氏の考え方は、むしろ左派・リベラルに近かった。
それを反映し、2024年9月の自民党総裁就任時などに、中国や韓国は首相の歴史観を理由に概ね歓迎を示した。
例えば韓国の左派紙、ハンギョレ新聞は同月2024年9月30日の社説で書いている。
「歴史問題についても『政治的ライバル』だった安倍元首相とは異なり、何度も合理的な見解を明らかにしたことがある」
「(中略)謙虚な歴史認識を示してくれることを期待する」
また、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2024年10月18日付)は、首相が平成18年9月23日付の毎日新聞鳥取県版にこう語ったことを紹介している。
「最近は、自民党の若い議員を見ても、怖い」
「過去の戦争を『全て正しかった』と考えていて、頭は大丈夫かと疑いたくなる」
「日中戦争は明らかに侵略戦争だし、韓国併合は植民地化(だ)」
こうした首相のこれまでの言葉については、月刊誌「明日への選択」2024年11月号の記事
「かくも危うい石破首相の『歴史認識』」
がよくまとめていたので、許可を得て引用する。
それによると首相は平成29年5月、韓国紙、東亜日報のインタビューで慰安婦問題についてこう語った。
「納得を得られるまでずっと謝罪するしかないでしょう」
もっとも、その後の産経新聞の取材に首相は
「『謝罪』という言葉は一切使っていない」
「『お互いが納得するまで努力を続けるべきだ』と話した」
と否定している。
とはいえ、
「努力」
をどう翻訳(意訳)すれば
「謝罪」
に入れ替わるのか理解に苦しむ。
中国共産党系の新聞、世界新聞報のインタビューも防衛相時代の2020年に受け、こう述べたとされる。
「日本には南京大虐殺を否定する人がいる」
「30万(人)も殺されていないから南京大虐殺そのものが存在しないという」
「何人が死んだかと大虐殺があったかは別問題だ」
「日本は中国に謝罪すべきだ」
これについても首相は月刊正論2020年9月号で
「大虐殺があったとは言っていないよ」
と否定しているが、聞き手の評論家、潮匡人氏はこうたしなめていた。
「ですが、そう相手に受け取られる対応も、事実関係で日中間に隔たりがある以上、国益の擁護者として慎重であるべきではなかったかと」
まさにその通りである。
首相が実際にどのような表現を使ったかは判然としないが、相手に利用されるようなことを述べたのは事実だろう。
来年2025年は終戦80年を迎える他、日韓国交正常化60周年にも当たる。
中国も
「抗日反ファシズム戦争勝利80周年キャンペーン」
を準備しているという節目の年である。
韓国や中国の反日勢力がさまざまな仕掛けをしてくると予想できるが、首相が過去の言動を繰り返すようなら、付け入る隙を与えることになろう。
もっとも、それまで首相を続けていられるかどうかは分からないが。
(論説委員兼政治部編集委員)

衆院選で与党過半数割れ 産読朝は首相に辞任を求める 毎東日は熟議の合意形成促す
社説検証
2024/11/6 9:00
https://www.sankei.com/article/20241106-3AZLN7SFRNM3VM35Q5UTMPRLOI/
第50回衆院選は自民党が公示前の議席を大幅に下回り、連立政権を組む公明党と合わせても過半数に届かなかった。
立憲民主党は躍進し、国民民主党は勢力を4倍に拡大した。
産経、読売、朝日は石破茂首相に責任をとって辞任するよう求めた。
産経はまた、国政を停滞させぬよう、各党は安定政権の樹立に向けて努力すべきだと説き、毎日、東京、日経などは、熟議を通じた合意形成を促した。
自民の派閥パーティー収入不記載事件で、石破首相は不記載の候補者を非公認にしたり、比例代表との重複立候補を認めなかったりした。
一気に事を決めずに騒動を続けたのである。
産経は
「世間の関心が『政治とカネ』一色になったのはそのせいでもある」
と断じ、
「言い訳選挙」
になったことで優勢に戦うことができなかったと敗因を分析した。
与党過半数というのは首相自身が設定した勝敗ラインだ。
産経は
「石破首相が政権に居座ろうとするのは信じ難いことだ」
「責任を取って潔く辞職すべきである」
と強調し、
「自民は速やかに総裁選を実施し、新総裁と新執行部が他党と交渉するのが望ましい」
と論じた。
読売は
「大幅な議席減は、政治とカネの問題に象徴される、長期政権の驕りや緩みに対する国民の不信感を反映した結果と言えるのではないか」
との見方を示した。
「政権に居座り、政局の混乱を長引かせることは許されない」
「速やかに進退を決することが憲政の常道である」
と石破首相に退陣を迫った。
朝日は
「石破政権に対し、国民が『不信任』を突き付けた」
「裏金問題に対する国民の怒りや不信を甘く見た結果に違いない」
とし、
「石破首相は職を辞すのが筋だ」
と主張した。
首相への不信任は、自民党政治への不信任だとして、
「自民も今度こそ本気で実態解明に取り組まねばならない」
と訴えた。
毎日、日経、東京は明示的には辞任を求めなかった。
毎日は自民の敗因について
「第2次安倍晋三政権以降に深刻化した政治の歪みや驕りを、根本から正そうとしなかったことだ」
と指摘。
日経は政治資金問題で
「生温い対応に終始し、有権者の不信感を拭う事は出来なかった」
と分析した。
東京は
「派閥の裏金事件に自らけじめを付けなかったことに対し、民意は政治腐敗を明確に拒んだ」
と訴えた。
特別国会での首相指名選挙に向けて与野党の多数派工作が活発化している。
その結果如何にかかわらず、立民の影響力増大が予想される。
産経は、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という考えを変えず、反撃能力の保有にも消極的な立民について
「これで国民を守れるのか」
「この政策では日米同盟を危機に陥れた旧民主党政権の二の舞いになる恐れがある」
と政権担当能力に疑問符を付けた。
読売も
「『寄り合い所帯』で、安全保障やエネルギーなど基本政策でさえ一致しているとは言えない」
「そうした現状で、他の野党と政策協議ができるのか」
「まずは立民内の基本政策をしっかりと固めることが不可欠だろう」
と釘を刺した。
朝日は
「与野党が拮抗する政治状況を、立法府の行政監視機能を立て直し、熟議を通じた丁寧な合意形成に繋げてもらいたい」
「立憲の責任と役割は極めて重くなった」
と記した。
毎日も立民に対し
「国会での存在感の高まりに見合った責任を果たすべきだ」
と注文し、
「与野党が伯仲する政治状況下では、緊張感ある論戦を通じて国民本位の合意を見い出すことが欠かせない」
と説いた。
日本の政治は新たな局面に突入した。
来年2025年夏の参院選を睨み、与野党の攻防は激しくなるだろう。
だが、スピード感をもって政策の合意形成を図っていかなければ、迷惑を被るのは国民である。
与野党はその事を肝に銘じてもらいたい。

■衆院選での与党過半数割れをめぐる主な社説
【産経】
・審判を重く受け止めよ/安定した政権の構築を求める(10月28日付)
・首相の居座りは許されぬ/直ちに辞職し新総裁選出を(29日付)
【朝日】
・国民から首相への不信任だ(28日付)
・信失ったままでは困難(29日付)
【毎日】
・「政治とカネ」に重い審判(28日付)
・不信拭う改革が最優先だ(29日付)
【読売】
・長期政権の驕りが不信招いた/国政の停滞は避けねばならない(28日付)
・首相は責任の重さを自覚せよ/政権の枠組み作りが焦点となる(29日付)
【日経】
・自民不信を突きつけた厳しい審判(28日付)
・国政の停滞回避へ責任ある行動を(29日付)
【東京】
・民意は政治腐敗拒んだ(28日付)
・熟議の政治を取り戻せ(29日付)

<主張>与党「過半数割れ」 審判を重く受け止めよ 安定した政権の構築を求める
社説
2024/10/28 5:00
https://www.sankei.com/article/20241028-FCCUJHFOJVJ47OD67N322RXKGY/
第50回衆院選の投開票が行われた。
政権の信を問うと臨んだ石破茂首相は勝敗ラインに自民党、公明党の与党過半数を設定していたが、届かなかった。
立憲民主党は躍進し、国民民主党も議席を伸ばした。
自民にとって野党に転落した平成21年の衆院選以来となる歴史的敗北だ。
首相は選挙結果を重く受け止めねばならない。
今後自民は非公認当選者の追加公認を図る見通しだ。
国際情勢は厳しく、混迷の度合いを増している。
今後、特別国会で首相指名選挙が行われるが、各政党は安定政権を作るべく努力してもらいたい。
国政を停滞させてはならない。
■言い訳選挙では勝てぬ
今回の大敗は、石破首相と自民執行部が
「言い訳選挙」
にしてしまったことが大きい。
言い訳選挙で優勢に戦うことなど望むべくもない。
自民の旧安倍派などの派閥パーティー収入不記載事件への有権者の怒りはくすぶっていた。
それにうまく対応できなかったのが首相だった。
就任後、不記載の前議員の非公認を増やし、比例代表との重複立候補を認めなかった。
しかも一気に事を決めず騒動を続けた。
世間の関心が
「政治とカネ」
一色になったのはそのせいでもある。
選挙戦最終盤には自民が、非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、首相は党勢拡大のためで
「選挙に使うことはない」
と釈明した。
これも有権者の投票行動を左右した可能性がある。
有権者や他党からどう見られるかを考えなかった石破首相や森山裕幹事長には、自民内から疑問の声が上がった。
石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった。
自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた。
国会論戦も十分に行わず早期解散に走った。
これで勝てると思っていたのなら信じ難い。
衆院選で政治とカネの問題への有権者の憤りが改めて示された。
各党は政治改革の具体策で合意し、速やかに実行に移すべきだ。
それを怠れば政治不信に拍車がかかる。
言い訳選挙になったのは、もう1つ理由がある。
それは、石破首相が政治とカネの問題を上回る、または匹敵するような政策上の大きな争点を国民に示せなかったことだ。
衆院選は常に日本の独立と繁栄、国民の生活と暮らしがかかった、日本の針路を決める政権選択選挙なのである。
にもかかわらず日本の針路を巡る本格的な論戦は展開されなかった。
とりわけ日本を守る安全保障が重視されなかったのは残念だ。
■立民は国を守れるのか
台湾有事の懸念が高まっている。
公示の前日には、中国軍が台湾を包囲する形で大規模な演習も行った。
今回の衆院選で選ばれた議員が台湾有事に直面する可能性がある。
北朝鮮の軍はウクライナ侵略に加担する見通しだ。
朝鮮半島有事がロシアを含む日本有事へ拡大することもあり得る。
その危機が十分には語られず、抑止力のための防衛力の抜本的強化、国民保護などの具体策の議論が深まらなかったのは問題だ。
立民の影響力は増大する。
野田佳彦代表は外交・安保政策の継続性を重視する考えを示す一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という党の立場を変えていない。
反撃能力の保有にも積極的ではない。
これで国民を守れるのか。
この政策では日米同盟を危機に陥れた旧民主党政権の二の舞いになる恐れがある。
政策上の欠陥を抱えたままの立民に政権担当能力があるのか疑問だ。
経済を巡っては、各党がこぞって消費税減税や給付金支給などの物価高対策を示した。
だが財源を含む具体化の道筋には曖昧なものが多く、バラマキ色が目立った。
物価高に負けない賃上げを果たし、デフレからの完全脱却を確実にするには、生産性を向上させて企業の収益力を高める取り組みが欠かせない。
そうした積年の課題を解決しなければならない。
憲法改正の動きを後退させてはならない。
自民の大敗に加え、改憲に前向きな日本維新の会が振るわなかった影響は大きい。
自衛隊明記や緊急事態条項の創設は急務で、国会は改憲原案の条文化を進めるべきだ。

<主張>国民の審判 首相の居座りは許されぬ 直ちに辞職し新総裁選出を
社説
2024/10/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20241029-CEB23AAJIJPI7NMIRKWA2U4OUQ/
衆院選で大敗を喫した石破茂首相(自民党総裁)が2024年10月28日の記者会見で、引き続き政権を担う意欲を示した。
自身が設定した与党過半数という勝敗ラインを割り込む大敗の責任を取らずに、石破首相が政権に居座ろうとするのは信じ難いことだ。
責任を取って潔く辞職すべきである。
自民は比較第1党に踏みとどまった。
友党の公明党と共に政権構築を目指すのは分かるが、それは国民の信を失った石破総裁の下ではあり得ない。
自民は速やかに総裁選を実施し、新総裁と新執行部が他党と交渉するのが望ましい。
■本当に反省しているか
石破首相は会見で、衆院選の審判を
「真摯に厳粛に受け止める」
と語った。
だがその言葉とは裏腹に、
「国政の停滞は許されない」
と繰り返し、
「安全保障、国民生活、災害対応に万事遺漏なきを期すことも私どもが負うべき責任だ」
と述べた。
そこには反省が感じられない。
国民は衆院選で石破首相に国政運営を託したくないという判断を示した。
それが何故分からないのか。
有権者の審判を無視するトップが政権の座に留まろうとして国民の支持を得られると思うなら甘過ぎるし、民主主義から外れている。
全ての自民国会議員は、石破首相の続投こそが、国政の停滞を招くと知るべきである。
自民の小泉進次郎選対委員長は2024年10月28日、
「選挙の結果責任は選対委員長が引き受ける」
として辞任した。
小泉氏は自身の進退について
「目標を達成出来なかったのに責任を取らない自民党では、不信感の方が大きいと思う」
と語った。
これは石破首相、森山裕幹事長にこそ言えることである。
自民千葉県連会長の桜田義孝元五輪相は
「議席をあれだけ減らした」
「責任はある」
と述べ、首相や執行部の早期退陣を促した。
これが国民感覚に沿った判断だろう。
石破首相は、第1次安倍晋三政権時の参院選で自民が大敗し
「ねじれ国会」
となった際に、続投を表明した安倍首相を攻撃した。
党総務会で
「(安倍)首相は『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』と訴えたのに、どう説明するのか」
と非難した。
代議士会では
「首相は『反省すべきは反省する』と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」
と責め立てた。
同じ事を石破首相に問いたい。
2024年10月28日の会見で
「自民党は心底から反省し、生まれ変わらなければならない」
と語ったが、トップである自身がまず責任を取るべきだろう。
麻生太郎政権時に農林水産相だった石破首相は、事実上の退陣を迫ったこともある。
過去の言動との整合性がなければ、石破首相への信頼は集まらない。
首相の言葉は限りなく軽いものとしてしか受け取られまい。
■森山幹事長も責任重い
他人に厳しく自分に甘い、主権者である国民の審判を軽んじる。
そこに謙虚さは見当たらない。
このような有り様で与党は特別国会の首相指名選挙に確実に勝てるのか。
よしんば勝ったとしても、自民党内からは辞任論が出て、石破首相の求心力は低下している。
安定した政権運営が出来るのか。
森山幹事長の責任も重い。
選挙戦最終盤には、自民が非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、
「政治とカネ」
を巡る批判に拍車を掛けた。
石破首相は
「選挙に使うことはない」
と述べたが説得力に乏しかった。
支給を主導したのは森山氏だったとされる。
石破首相の就任後に、臨時国会で予算委員会を開かず早期に解散するよう進言したのも森山氏である。
首相と森山氏は衆院選を有利に展開しようと党利党略に走ったが、思惑外れに終わった。
政府与党は首相指名選挙を行う特別国会を2024年11月11日に召集する方向で調整している。
だが、憲法第54条は衆院選投票日から30日以内の召集を定めている。
殊更引き延ばすことはあってはならないが、国会議員中心の自民総裁選を実施するくらいの日程的余裕はある。
自民は新総裁を選び、出直しを図らねば信頼回復は遠く、来年2025年の参院選でも有権者から厳しい審判を受けるだろう。
石破首相が今、日本と国民、党のために出来ることは速やかに辞任することしかない。

衆院選自公惨敗 長期政権の驕りが不信招いた
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241028-OYT1T50056/
◆国政の停滞は避けねばならない◆
自民、公明の与党が衆院選で惨敗し、過半数を割り込んだ。
今後、一部の野党の協力を得て、引き続き自公が政権を担い続けられるのか。
あるいは、立憲民主党を中心とした野党勢力が政権交代を起こせるのか。
政局は一気に流動化する情勢となった。
また、
「自公で過半数」
を勝敗ラインに設定していた石破首相の進退も焦点となる。
■政局の流動化は確実
第50回衆院選が開票された。
自公は、2012年の政権復帰以降、経験したことのない逆風に晒された。
大幅な議席減は、政治とカネの問題に象徴される、長期政権の驕りや緩みに対する国民の不信感を反映した結果と言えるのではないか。
一方、多くの野党は議席を増やしたが、理念や基本政策の異なる各党で協力できるかは見通せない。
自公、立民それぞれが過半数確保に向け、多数派工作を繰り広げることになりそうだ。
与野党の勢力が伯仲することで、予算案や法案を巡る攻防が激化して政策遂行が遅れる事態が懸念される。
実際、2007〜2008年の福田内閣当時は、野党が国会運営を主導し、国政が停滞した。
今後、政権の枠組みを巡って与野党が駆け引きを繰り広げ、混乱が長引く可能性もある。
山積する内外の難題に適切に対応できるのか。
与野党共に大きな責任を負うことになった。
今回の衆院選は異例ずくめだった。
石破政権が内閣発足直後の
「ご祝儀相場」
を当て込み、戦後最短での衆院解散に踏み切った。
だが、自民党は、政治資金問題を抱えた前議員らの処遇を巡り、原則として全員を公認する方針が批判されると、非公認を次々と増やし、定見のなさを露呈した。
選挙戦の終盤には、非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、党本部が公認候補向けと同額の2000万円を支給していたことも発覚し、混乱を広げた。
執行部の失態と言う他ない。
自民が苦戦した背景には、
「岩盤」
と呼ばれた保守層の支持が離れたこともあるのではないか。
岸田前首相が昨年2023年、性的少数者(LGBT)理解増進法の成立に急に舵を切ったことや、総裁選での選択的夫婦別姓の議論に反発する支持者は多かった。
こうした政策に反対してきた参政党や、政治団体・日本保守党が一定の支持を集めたのは、自民に不満を持つ保守層を引き付けることに成功したからだろう。
既成政党に対する不信感が、新興勢力を勢い付けている側面もある。
■現実的な主張が奏功か
先月2024年9月、15年ぶりに党首が交代した公明も厳しい選挙戦となった。
小選挙区選に初めて挑戦した石井新代表が落選したのは、支持母体の創価学会員の高齢化が影響しているとされる。
一方、立民の伸長は、自民の
「金権体質」
を争点化する手法が奏功したことが一因だ。
また、野田代表は、仮に政権交代が実現したとしても、現在の安全保障政策を 概 ね継承する考えを示した他、原子力発電を含むエネルギー政策について、党の綱領で定めた
「原発ゼロ」
に拘らない方針を強調した。
こうした現実的な主張が有権者に安心感を与えたようだ。
国民民主党も躍進した。
玉木代表が
「手取りを増やす」
と主張して、
「生活重視」
の姿勢を取ったことが、特に若い世代の支持拡大に繋がったのだろう。
日本維新の会が伸び悩んだのは、大阪・関西万博の会場建設費が想定以上に膨らんだことや、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑が影響したとみられる。
他方、選挙戦で政策論争が深まらなかったのは残念だ。
■課題を蔑ろにするな
物価高を上回る賃上げをどうやって定着させていくかは喫緊の課題である。
社会保障制度を持続可能な仕組みとしていくにはどうすればよいか。
急速に進む人口減少への対策も待ったなしだ。
ウクライナ戦争や中東の紛争が長期化し、国際情勢は激変している。
先進7か国(G7)の一角を占める日本は外交力を発揮し、国際社会の安定に貢献すべきだ。
日本周辺の安全保障環境はかつてないほど悪化している。
防衛力の強化はもとより、日米同盟を深化させると共に、友好国を増やしていく必要がある。
野党の選挙戦術もあって、政治とカネの問題が焦点となったのはやむを得ないとしても、国政の課題を蔑ろにするような事態は避けなければならない。

自民歴史的大敗 首相は責任の重さを自覚せよ
2024/10/29 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241028-OYT1T50239/
◆政権の枠組み作りが焦点となる◆
国民に信を問うために断行した衆院解散・総選挙で大敗した以上、石破首相が取るべき道は明らかだ。政権に居座り、政局の混乱を長引かせることは許されない。
速やかに進退を決することが憲政の常道である。
衆院選の結果、自民、公明の与党の獲得議席は、首相が「勝敗ライン」とした「与党で過半数」には程遠い215議席だった。自民党は191議席にとどまった。
■勝敗ラインには程遠く
自民党が200議席を下回るのは、民主党に政権を明け渡した2009年以来で、自民結党以降でも2回目だ。今回は歴史的惨敗を喫したと言える。
首相は、過半数割れの少数与党であっても、無所属で当選した議員らの追加公認や、一部野党の協力によって政権を維持しようとしている。選挙後の記者会見では「国政を進めていくことで職責を果たしていく」と述べた。
首相が協力相手として想定しているのは国民民主党だ。国民民主は「対決より解決」を掲げ、予算案や法案の採決で自公と足並みを 揃 そろ えたこともあるため、連携が可能とみているようだ。
だが、衆院選で敗れた首相が少数与党の体制で政権を維持できたとしても、国会では多数派の野党を相手に、必要な法案や政策を実現させていくことは困難で、混乱が長引くだけだ。
首相は責任の重さを自覚し、判断を間違えてはならない。
衆院選の敗因について首相が、「政治とカネの問題で国民の疑念、不信、怒りが 払拭 ふっしょく されていないことが最大の理由だ」と述べたのはその通りだろう。
しかし、新政権が衆院選でとった戦術はちぐはぐで、ことごとく裏目に出たのも事実だ。
そもそも首相就任前に、解散日程を表明したことは異例で、違和感を覚えた人は多かった。
■ミス繰り返した執行部
首相は自民党総裁選の最中、早期の解散に慎重な考えを示していたのに、首相に就任すると、予算委員会を開かず、戦後最短の日程での解散に踏み切った。
こうした策を首相に進言したのは、総裁選で早期解散論を唱えていた小泉進次郎選挙対策委員長だとされている。
首相交代直後の刷新感を武器に選挙を戦おうとしたようだが、これを受け入れたのは首相で、有権者には、誠実さに欠けるという印象を与えたに違いない。
このほか、政治資金収支報告書に不記載があった前議員らを公認するか、非公認とするかを巡って執行部の方針は二転三転した。
選挙戦最終盤には、非公認候補が代表を務める党支部に、自民党から公認候補と同額の2000万円を支給していたことが判明し、「非公認は見かけ倒しの処分だ」といった批判を招いた。
石破政権がこれほど失策を繰り返していたら、支持を失うのも当然だ。執行部に責任を取らせて済む問題ではない。
大敗した自民とは対照的に、立憲民主党と国民民主党は躍進した。自公に代わる受け皿としてみなされたのだろう。日本維新の会と共産党は議席を減らした。
欧州では、エネルギー価格など物価高騰への不満から、自国第一主義を掲げた極右政党が伸長するケースが目立っている。
今回の衆院選では急進的な主張をする勢力が一定の支持を集めたが、その広がりは限定的で、日本の有権者は、穏健な保守や中道路線を支持したとみて良かろう。新たな政権の枠組みは、そうした民意を反映することが望ましい。
立民は、他の野党との多数派工作に力を入れ始めている。野田代表が野党を糾合し、政権交代を実現できるかどうかが焦点だ。
■政策の一致は不可欠だ
ただ、野田氏の足元は盤石とは言い難い。立民は、リベラル系や中道路線を支持する議員などの「寄り合い所帯」で、安全保障やエネルギーなど基本政策でさえ一致しているとは言えない。
そうした現状で、他の野党と政策協議ができるのか。まずは立民内の基本政策をしっかりと固めることが不可欠だろう。
野党各党で協力するにしても、理念や基本政策が 乖離 かいり した状態では、政権は安定しまい。実際、1993年に7党1会派で発足した細川連立内閣は、路線対立が絶えず、1年足らずで瓦解した。
国際情勢は緊迫の度を強め、国内は少子化問題、社会保障制度改革、経済再生など待ったなしの課題が山積している。各党もまた責任の重さを忘れてはならない。

[社説]自民不信を突きつけた厳しい審判
衆議院選挙2024
社説
2024年10月28日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK271700X21C24A0000000/
政治とカネの問題で自民党に厳しい審判が下った。
第50回衆院選は2024年10月27日投開票され、自民、公明両党は過半数を大きく下回り敗北した。
自公は政権に復帰した2012年以来の岐路に立った。
石破茂首相らの責任論は避けられない。
自公は野党に協力を求めて政権を継続する方針だ。
立憲民主党は躍進し、多数派の形成に向けて野党各党と協議に入る。
政局は流動化し、政権の枠組みが見えない不透明な状況になった。
■世界の潮流が波及
自民は公示前の247議席から大きく減らし、下野した2009年以来の敗北となる。
接戦だった多くの小選挙区で競り負け、閣僚経験者や政治資金の不記載で非公認となった無所属前職ら有力議員の落選が相次いだ。
公明も石井啓一代表が落選したのをはじめ、牙城である関西で苦戦するなど、公示前の32議席を下回った。
立民は公示前の98議席から大幅に議席を伸ばした。
保守系の野田佳彦元首相を代表に据えたことで、自民支持から離反した保守層の受け皿になったとみられる。
自民との議席差を一気に縮める結果は、政権交代への足掛かりを築いたと言ってよいだろう。
自民の敗因が政治資金問題にあるのは明らかだ。
私たちは当初から
「政治とカネの問題は、扱いを誤れば政権の命取りになる」
と指摘してきた。
だが自民は生温い対応に終始し、有権者の不信感を拭うことはできなかった。
与党の敗北は世界的な潮流でもある。
選挙イヤーの今年2024年、各国で相次いだ現職や与党に逆風が吹く流れが日本にも及んできたと言えよう。
物価高や賃金、雇用など身近な課題に既存の政治が十分対応できず、有権者がノーを突き付ける構図だ。
政治資金の杜撰な管理が物価高に耐える国民の不満を増幅したと見るべきだろう。
選挙戦の争点が政治とカネの問題に集中し、政策論争が深まらなかったのは残念だ。
物価上昇を上回る所得向上への道筋や社会保障の給付と負担の見直し、人口減少に伴う地方創生の在り方などは、どんな政権であっても重要課題として取り組まざるを得ない。
日本の政治の安定が損なわれることになれば、対外的に大きなマイナスだ。
米大統領選の行方が見通せない中、日米同盟や日韓関係の不安定要因にならないよう注意する必要がある。
日米韓の連携が動揺し、中国や北朝鮮、ロシアに対日政策の軽視や周辺地域での過激な行動を誘発する事態は避けなければならない。
政治の安定は海外から日本にヒト、モノ、カネを呼び込む誘因の1つでもある。
政局が混迷すれば、日本への投資を控える動きにつながる懸念がある。
ようやく成長軌道に乗りつつある経済に水を差すことがあってはならない。
そのためには出来るだけ早く安定した政権基盤を取り戻す他ない。
自公は過半数を割っても一部の野党と連携することで政権を継続したい考えだ。
連立政権の枠組みへの野党勢力の参加も視野に入れるが、現時点で野党側に自公連立に加わる動きはない。
■熟議を取り戻す契機に
一方、立民は非自民勢力の結集に向けて野党各党と協議する意向だ。
ただ、どのような枠組みで政権を目指すのか、具体的な政権構想はこれからで、成否はまだ見通せない。
自民と立民の議席差が大幅に縮まったことで、衆院選後に開かれる特別国会での首相指名選挙に向け、両陣営の攻防が激しくなる。
国民民主党や日本維新の会などとの連携を巡る綱引きも予想される。
政権の枠組みが見えてくるには時間がかかりそうだ。
与野党の伯仲は政治の在り方として悪い事ではない。
政権交代を目指す立民の伸長は国会審議に緊張感を与える。
中道保守の第1党と第2党が熟議を通じ、重要課題を解決するのは政治の1つの知恵である。
立民にとっては政権担当能力を磨く場となり、政権への近道になるはずだ。
対外的にも日本の政治の安定と成熟を示すことになろう。
ウクライナ戦争や中東情勢は緊迫の度を増している。
与野党とも内向きの政争に陥るのではなく、国内外の情勢に目を向け、国際社会で求められる日本の役割を自覚して安定した政治を取り戻すことを急ぐべきである。

石破おろし起きぬ自民 党内抗争の余裕なく 7日の両院議員懇が試金石
2024/11/5 19:36
https://www.sankei.com/article/20241105-GYVAXXRCA5IRJDOK5GFJPC7A5E/
先の衆院選で議席を大幅に減らした自民党では石破茂首相(党総裁)の退陣を求める
「石破おろし」
は起きず、来週の首相指名選挙で石破首相が再選出される公算が大きい。
危機的状況の中、野党に政権を奪われないことが最優先で、党内抗争の余裕はないからだ。
ただし不満はくすぶっており、2024年11月7日の両院議員懇談会が試金石となる。
■「今度こそ国民に見放される」
同懇談会は全自民議員が参加でき、首相も出席する。
首相は2024年11月5日の党役員会で
「意見を賜り、今後の党運営に共に努力していきたい」
と述べた。
勝敗ラインの
「与党過半数」
を下回ったことから首相への不満が相次ぐ公算が大きい。
首相に批判的な中堅議員は周囲に
「辞任すべきだと言う」
と息巻いた。
とはいえ、
「即退陣」
を求める声は広がっていない。
来週の首相指名選挙までに交代させる時間がない上に、予算案などの可決に必要な衆院過半数の獲得に向けて現執行部の下、野党・国民民主党の協力を得る交渉も始まった。
「今、党内で足の引っ張り合いをしたら、自民は政権を維持できない」(幹部)
との認識が支配的だ。
旧安倍派中堅は
「まずは経済対策」
「出来なければ今度こそ国民に見放される」
と語り、2024年年内の今年度補正予算案の成立を目指すことを優先すべきだと語る。
■交代圧力強まるのは来夏か
首相に批判的な議員が多い旧安倍派の実力者、萩生田光一元政調会長も2024年11月1日夜のインターネット番組で
「就任して1カ月」
「どんどん変えたら政権が不安定化する」
と語った。
反石破勢力から期待されている高市早苗元経済安全保障担当相も発信を控えており、党内の大勢が首相を見限る状況にはなっていない。
2024年11月2、3両日の産経新聞社・FNNの合同世論調査では、首相は「続投してもよい」との回答が55・3%に達した。
反石破勢力の参院議員は
「石破さんにはボロボロになっても来年2025年度予算を通してもらい、退陣してもらう」
と語り、来年2025年度予算成立後の来年2025年春の石破おろしを予告する。
平成13年には、当時の森喜朗首相が
「7月の参院選を戦えない」
との声の高まりを受け、予算成立後の平成13年4月に内閣総辞職した。
来夏2025年夏の参院選前に選挙の
「顔」
の交代圧力が強まる可能性がある。

バラマキ廃し、減税主導の財政へ 衆院選での与党惨敗受け、自民党が政権維持のため
田村秀男の経済正解
2024/11/5 12:00
https://www.sankei.com/article/20241105-NRXE3S4HRJKEDPCB7VDTGZPOSY/
衆院選での与党惨敗を受けて、石破茂首相と自民党は政権維持のために、若い勤労世代の支持を集めた国民民主党の所得税、消費税の減税案を取り込まざるを得なくなっている。
バラマキ偏重の歪んだ財政政策を是正するチャンスが到来したのだ。
「バラマキ」
と言えば、
「岸田文雄前政権のバラマキは酷かった、真にけしからん」
と、1カ月ほど前に会った某財務省幹部の憤懣ぶりが頭に浮かぶ。
一時は
「増税メガネ」
とメディアに揶揄されたほど財務省寄りと思わせた岸田氏が打ち出した電気・ガス料金補助、ガソリン価格への補助金、更に定額減税などのバラマキは許せないのだろう。
元はと言えば、財務省が頑強に減税に抵抗することから、岸田氏はその代わりのバラマキでやり過ごそうとしただけである。
家計の負担を軽くして、所得税や消費税を減税すれば良いはずだが、財務官僚は一旦減税すれば恒久化すると恐れ、自民党税調に反対させてきた。
このパターンは岸田政権時代に限らない。
当初予算で増税、政策経費を削減し、景気が沈みそうになれば、大型補正予算を組むのが歴代政権の恒例行事になっている。
補正予算の大半はその場凌ぎなのだから、計画性に欠け、バラマキに偏してしまう。
バラマキでも、消費が持続的に拡大すればまだしもだが、実際にはそうはならない。
国内総生産(GDP)の6割近くを占める家計消費は実質で2023年後半から前年水準を下回り続けている。
需要が不足するのだから、1990年代後半以来の慢性デフレから未だに脱却できない。
バラマキは砂漠の水撒き同然、国民経済を潤せないのである。
グラフは物価変動分を勘案した12カ月平均の実質賃金指数(1997年3月=100)、更に勤労者収入、収入から所得税、住民税更に社会保険料を差し引いた可処分所得(手取り)についての実質ベースの前年同期比増減率の推移である。
先の春闘では5%を超える賃上げが実現した結果、勤労者の収入と可処分所得は物価上昇分を加味しても2024年5月以降共に前年を上回っている。
それでも、2024年8月には伸び率が下がっている。
実質賃金は2024年5月以降少しずつ上向いている。
しかし、27年前1997年の水準を16%以上も下回っている。
賃金収入に頼る勤労者は貧しくなったままなのだ。
こうみれば、バラマキではなく、きちんと現役世代の減税と社会保険料負担の軽減、可処分所得(手取り)の増加を政策として訴えた国民民主党に若い層が惹かれた理由が分かる。
メディアが実施した衆院選比例区投票先政党に関する出口調査結果の年代別シェアをみると、20歳代、30歳代が最も多く投票したのが国民民主だった。
公明党の石井啓一代表は投票より10日前の2024年10月17日、低所得者世帯に10万円程度の給付が必要との考えを示し、自民党の森山裕幹事長が同調する様子を見せると、交流サイト(SNS)では若者世代を中心に反発する声が湧き上がった。
それを見抜けなかった自公が大敗したのは、バラマキ型政治の終焉を告げている。
自民と国民民主は2024年10月31日に経済対策や税制改正の協議開始で合意した。
自民は予算案など重要案件ごとに国民民主が協力する
「部分連合」
を目指す。
石破政権が存続できるかどうかの瀬戸際に立たされている以上、国民民主の玉木雄一郎代表が、石破首相に国民民主案を丸呑みさせる政治情勢にある。
障害はある。
「政府債務が悪化している中、財源はあるか」
と問われると政治家は弱い。
だが、経済はダイナミックであり、単純な差引勘定では計れない。
現実に、円安の下で法人税収が伸び、物価高で消費税収更に所得税収も増えている。
おかげで政府の基礎的財政収支(国債関係を除く財政収支)は税収増を受けて2025年度は黒字化する情勢にある。
国際的な財政指標である政府の純債務のGDP比率は2022年以降、急速に減っており、2024年6月時点で86%、15年ぶりの低水準にある。
所得税、消費税の減税は家計の可処分所得水準を押し上げ、消費を増やすので税収も増える。
日銀も金融緩和を維持するので、円安基調は変わらない。
所得税の基礎控除を引き上げると、年収103万円以内に年間所得を抑制していた働き手が活気付き、人手不足を緩和し、家計も楽になる。
歪んだバラマキ財政と決別し、減税主導で経済を安定成長軌道に乗せる。
石破首相の活路はそれしかない。
(編集委員)

自民支持率、18歳〜20代は12・5% 「政治とカネ」になお強い不信感
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 19:37
https://www.sankei.com/article/20241104-KOBQI2UPS5NZBAAZVEWCAGPFSU/
産経新聞社とFNNの合同世論調査では、70歳以上の年齢層だけで石破茂内閣の支持が不支持を上回った。
自民党も高齢層の支持が高い傾向が明らかとなった。
18歳〜20代で石破内閣を
「支持する」と答えたのは32・0%で、
「支持しない」は61・0%。
30代も支持が28・8%、不支持が59・4%だった。
唯一、70歳以上で支持(58・5%)が不支持(36・4%)より多かった。
前回調査(2024年10月5、6両日)では、ほとんどの年齢層で支持が不支持を上回っていた。
自民の支持率は25・8%となり、前回調査の34・3%から8・5ポイント下がった。
年代別で「支持政党が自民」と答えたのは、
70歳以上35・0%、
60代28・0%、
50代23・7%、
40代30・3%、
30代14・8%、
18歳〜20代12・5%
だった。
一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、不記載があった候補者を非公認などとして衆院選に臨んだことで
「政治とカネの問題」
にけじめがついたかを尋ねたところ、
「ついていない」が85・5%、
「ついた」は10・6%
だった。
非公認で当選した議員らが自民会派入りすることについては
「自民会派入りは適切ではない」が52・0%、
「すぐに会派入りしても問題ない」は13・2%
にとどまった。
再発防止に必要な政治改革を2つ聞いたところ、
「政策活動費の使い道の公開」(40・9%)
が最も多く、
「政治資金の透明化やデジタル化での公開」(34・0%)、
「政治資金をチェックする第三者機関の設置」(28・5%)、
「政治資金パーティーの全面禁止」(27・2%)
などが続いた。

与野党連携は「政策ごと」65%支持 国民民主への期待感浮き彫り
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 18:47
https://www.sankei.com/article/20241104-KZUFNYT2PZNJZD4IWBZINNDCUA/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、与党との連携の可否を政策ごとに決める国民民主党の方針を支持する回答が65・1%を占め、
「新しい意思決定の仕組み」(玉木雄一郎代表)
に対する期待感が浮き彫りになった。
年収が103万円を超えると所得税が発生する
「103万円の壁」
の解消などを巡り、与党との交渉で具体的な政策推進に繋げられるかが焦点となる。
国民民主は、自民、公明各党との間で、
「103万円の壁」
引き上げなどの案件ごとに政策協議を行う方針を確認している。
2024年11月11日には石破茂首相(自民総裁)と玉木氏が党首会談に臨む方向だ。
国民民主が主張する
「103万円の壁」
の引き上げを巡り、世論調査では
「引き上げるべきだ」
との回答が77・2%に達した。
玉木氏は2024年11月3日放送のBSテレ東番組で、引き上げは
「有権者との約束だ」
と述べ、自民が応じない場合は政権運営に協力しない姿勢を示している。
「壁」
が解消されなければ
「国民民主に期待した人にとってもゼロ回答だ」
とも指摘した。
与党への牽制を重ねる玉木氏にとって、世論の賛同は追い風といえそうだ。
期待感は政党支持率にも表れている。
2024年10月5、6両日の前回調査で1・3%だった国民民主の支持率は、8・8ポイント上昇して10・1%となった。
今回の調査では、他の野党も前回より支持率を伸ばす傾向がみられたが、6・4ポイント増(13・7%)の立憲民主党、1・4ポイント増(3・5%)の共産党、1.3ポイント増(5・3%)の日本維新の会などと比較して、国民民主の上昇幅の大きさは際立っている。
政策ごとに態度を決める国民民主の方針を評価すると答えた人は、同党支持層に限ると83・9%に達し、自民支持層でも63・2%を占めた。
一方、立民支持層では比較的低く51・1%にとどまった。

適切な政権の枠組みは? 「年収の壁」は? 質問と回答(11月2〜3日)
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 13:16
https://www.sankei.com/article/20241104-2KY7G7Z5GVOJLNTTWBFSDX5DQM/

【問】石破茂内閣を支持するか
支持する43.8(53.3)
支持しない49.8(35.8)
他6.4(10.8)

【問】どの政党を支持するか
支持政党はない28.3(42.4)
自民党25.8(34.3)
立憲民主党13.7(7.3)
国民民主党10.1(1.3)
日本維新の会5.3(4.0)
公明党3.7(2.6)
共産党3.5(2.1)
参政党3.0(0.4)
れいわ新選組2.8(1.1)
日本保守党1.6(−)
社民党0.4(0.2)
その他の政党0.1(0.9)
他1.5(3.4)

【問】今回の衆院選で、与党の議席は過半数を下回った。石破首相が続投してもよいと思うか
続投してもよい55.3
交代すべきだ36.5
他8.2

【問】自民党は政治資金の不記載があった議員について、今回の選挙で、公認見送り、または小選挙区と比例代表の重複立候補を認めない対応で臨んだ。選挙で自民党の「政治とカネ」の問題にけじめがついたと思うか
けじめがついた10.6
けじめはついていない85.5
他3.9

【問】不記載問題で、今回の選挙で自民党から公認されず、当選した議員が今後、国会で自民党の会派に入ることについて、適切だと思うか
自民党会派入りするのは適切ではない52.0
ある程度の期間を経た後であれば問題ない30.9
すぐに自民党会派入りしても問題ない13.2
他3.9

【問】今回の衆院選で、野党の国民民主党は選挙前の7議席から28議席へと4倍の議席を獲得した。与野党とも過半数の議席を維持していない中、国民民主党が与野党の間で今後どのような対応を取るのが望ましいか
政策ごとに与党に賛成、反対の立場を選ぶ65.1
これまで通り野党の立場を取る21.9
自民、公明とともに与党の立場を取る9.5
他3.5

【問】国民民主党は、パートやアルバイトで働く人の「年収103万円の壁」について、非課税枠を引き上げるべきだとしている。103万円の基準を引き上げるべきだと思うか
引き上げるべきだ77.2
引き上げなくてよい16.6
他6.1

【問】11日に衆院で行われる予定の首相指名選挙で、誰が指名されるのがふさわしいか
自民党 石破茂総裁46.1
立憲民主党 野田佳彦代表17.4
国民民主党 玉木雄一郎代表10.2
その他16.6
他7.1
日本維新の会 馬場伸幸代表2.7

【問】今後の政権の在り方について、どうあるべきか
立憲民主党と他の野党が連立して過半数を得て政権交代する31.1
自民・公明が過半数を下回ったまま政権を維持30.5
自民・公明が新たに他の党と連立して、過半数を得て政権を維持30.2
他8.2

【問】石破内閣に今後取り組んで欲しい政策は(2つ選択)
物価高・賃上げ対策43.2(39.5)
経済対策・景気対策34.8(35.0)
年金・医療・介護27.2(27.3)
子供・子育て支援25.4(24.9)
外交・安全保障15.6(17.4)
災害対策10.4(13.0)
政治とカネ9.7(11.1)
地方活性化8.7(9.9)
原発・エネルギー政策6.2(3.6)
行政改革・財政再建5.6(3.4)
憲法改正3.2(2.9)
女性活躍、多様性2.9(3.8)
それ以外1.1(0.7)
他1.2(1.4)

【問】「政治とカネ」問題の再発防止のために、どういった政治改革が重要だと思うか(2つ選択)
政策活動費の使い道の公開40.9
政治資金の透明化やデジタル化での公開34.0
政治資金をチェックする第三者機関の設置28.5
政治資金パーティーの全面禁止27.2
企業などによる政治資金パーティー券の購入禁止15.0
いわゆる旧文通費の使い道の公開14.5
政策活動費の廃止14.0
企業などからの献金禁止11.7
それ以外1.1
他2.7

【問】物価高対策として最優先で取り組むべきことは何か
減税32.7
賃上げの継続23.1
円安の是正など金利政策の見直し15.0
低所得への支援11.4
家計への給付9.6
事業者への支援5.1
他3.0

【問】今後の年金制度について、給付と保険料負担のバランスはどのようにあるべきだと思うか
年金給付が変わらないことを優先し、やや保険料負担が増える30.6
保険料負担が変わらないことを優先し、年金給付がやや減る22.8
保険料負担を減らすことを優先し、年金給付が減る20.0
年金給付を引き上げることを優先し、保険料負担が増える19.0
他7.6

(注)数字は%。カッコ内の数字は10月5、6両日の前回調査結果。「他」は「分からない」「言えない」など。
世論調査の方法
調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。電話の割合は「固定電話4:携帯電話6」。内閣支持率のみ回答が不明確な場合には、「どちらかと言えば」と再度質問して回答を得た。調査対象は全国の18歳以上の男女1012人。小数点以下第2位を四捨五入しているため100%にならないことがある。

石破内閣支持率、異例の急落43・8% 不支持が支持を逆転、続投容認は5割超
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 11:44
https://www.sankei.com/article/20241104-II3KPFVE6ZNENPSQP73RF7YTGY/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2024年11月2、3両日に実施した合同世論調査で、石破茂内閣の支持率は43・8%となり、政権発足直後の前回調査(2024年10月5、6両日)の53・3%から9・5ポイント急落した。
不支持率は前回比14・0ポイント増の49・8%で、支持率を逆転した。
政権発足から僅か1カ月余りで不支持が支持を上回るのは異例だ。
一方で、先の衆院選では与党が議席が過半数を割り込む結果となったが、首相の続投については「続投してもよい」(55・3%)が「交代すべきだ」(36・5%)を上回った。
2024年11月11日召集の特別国会での首相指名選挙で、誰が首相に指名されるのが相応しいかを尋ねたところ、
石破首相(自民党総裁)が46・1%でトップ。
次いで、
▽立憲民主党の野田佳彦代表17・4%
▽国民民主党の玉木雄一郎代表10・2%
▽日本維新の会の馬場伸幸代表2・7%
と続いた。
今後の政権の在り方についての質問では、
「立民と他の野党が連立して過半数を得て政権交代する」(31・1%)

「自公が過半数を下回ったまま政権を継続」(30・5%)、
「自公が新たに他の党と連立して、過半数を得て政権を継続」(30・2%)
の3つの回答が拮抗した。
衆院選で躍進し、国会でキャスチングボートを握った国民民主に関し、今後の対応に望むことについては
「政策ごとに与党に賛成、反対の立場を選ぶ」が65・1%で最多。
「これまで通り野党の立場を取る」が21・9%で、
「自民、公明と共に与党の立場を取る」は9・5%
だった。
また、国民民主が目玉政策として掲げ、自民側に政策協議を求めている
「年収103万円の壁」
引き上げに関しては
「引き上げるべきだ」(77・2%)

「引き上げなくてよい」(16・6%)
を大きく上回った。
一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、衆院選で不記載のあった候補者を非公認などの対応で選挙戦に臨んだことで「政治とカネ」の問題にけじめがついたかを尋ねたところ、「けじめはついていない」が85・5%に上ったのに対し、「けじめがついた」は10・6%。非公認で当選した議員らが自民会派入りすることについて「自民会派入りは適切ではない」が52・0%に達した。「ある程度の期間を経た後であれば問題ない」は30・9%、「すぐに会派入りしても問題ない」は13・2%にとどまった。
調査では内閣支持率に関し、答えが不明確な場合は「どちらかと言えば」と再度、質問して回答を得た。

<正論>総選挙「議席数」に隠れた民意 
青山学院大学教授・福井義高
2024/11/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20241104-2QTI2U72LFO57MIQ72R5XK27EM/?outputType=theme_election2024
衆院総選挙で自民党は大きく議席を減らした。
平成24年に民主党から政権を奪回して以来、単独過半数を維持してきたのに、連立与党の公明党と合わせても過半数に満たない結果となった。
ここでは主に得票率に基づき、やはり今年2024年行われた英仏の総選挙結果と比較しながら、今回の総選挙で示された民意と、選挙制度が政治に与える影響について述べてみたい。
■比較第1党は自民党
まず、自民は議席を大幅に減らしたとはいえ、小選挙区でも比例代表でも、比較第1党の地位を維持した。
他党との選挙協力や候補者個人の魅力にも左右される小選挙区と異なり、政党への支持がそのまま反映される比例で、自民の得票率は前回より7・9ポイント減ったものの26・7%で、第2党である立憲民主党の21・2%を優に上回った。
公明の得票率10・9%を加えると与党全体で37・7%となる。
小選挙区でも自民は38・5%(前回比9・6ポイント減)で、立民の29・0%を大きく上回っている。
更に今回の選挙で注目すべきは、立民の大幅議席増が、同党への支持拡大によるものではないことである。
比例では前回より得票率を1・2ポイント増やしたものの、小選挙区では1・0ポイント減、得票数で147万票失っているのだ。
にもかかわらず、議席を大きく増やすことができたのは、自民の得票率が減ったお陰で、競り勝った選挙区が増えたからである。
その結果、小選挙区で立民は47議席増、自民は57議席減(自民系6人を含めると51議席減)となり、与党を過半数割れに追い込んだ。
■英労働党の大勝と保守票
英国の総選挙でも同様の、しかしもっと極端なことが起こった。
政権与党だった保守党は得票率を19・9ポイント減らし、23・7%しか獲得できず、文字通り大敗を喫した。
一方、労働党は比較第1党となったものの、得票率は1・6ポイント増えただけの33・7%でほぼ現状維持であったのに、議席率は63・2%となり、歴史的大勝となった。
保守党は大敗したとはいえ、得票率と同水準の議席率18・6%を確保した。
保守党政権批判の受け皿となったのは労働党でも、中道の自由民主党でもなく、得票率12・3ポイント増で14・3%となった、保守党より右の「リフォームUK」であった。
ところが、得票率では自由民主党を抜いて第3党となったにもかかわらず、議席率はわずか0・8%に過ぎない。
それに対し、得票率わずか0・7ポイント増の12・2%でほぼ現状維持だった自由民主党は議席を大幅に増やし議席率は11・1%となった。
保守党とリフォームUKを合わせれば得票率は38・0%で労働党を上回っており、より保守的な政治が民意だったとも解釈できる。
にもかかわらず、第3党以下に不利な小選挙区制ゆえ、労働党政権が誕生したのである。
日本でも英国ほどではないにしても、既成保守政党に代わる右派政党への支持拡大がみられる。
比例での参政党と保守党を合わせた得票率は5・5%と、衰えたとはいえ強固な支持基盤を持つ共産党の得票率6・2%と同程度で、無視できない大きさとなっている。
■フランスの場合は
日英とは異なり、フランスでは得票率と議席率で第1党が入れ替わった。
小選挙区制ながら2度投票が行われ、第1回投票で過半数を得る候補がいないと、一定数以上獲得した候補による第2回投票が行われる。
第1回投票で1位となっても、第2回投票では2位以下の候補の一本化によって逆転する可能性が大いにある。
第1回投票では、
「極右」
とされる国民連合が得票率33・2%で比較第1党となり、左派連合が28・1%で続き、与党連合は20・0%であった。
ところが政策の著しい不一致にもかかわらず、
「極右」
政権阻止で一致した左派連合と与党連合が共闘したため、議席率では左派連合が30・8%で第1党、与党連合が26・0%で続き、国民連合は24・6%となった。
そのため、日本でも、予想に反し
「極右」
が失速したと報道された。
しかし、実際には第2回投票で国民連合は更に得票率を伸ばして37・1%獲得し、左派連合の25・7%、与党連合の23・1%を上回っていたのである。
日英仏の選挙結果で示した通り、議席数の変動は必ずしも民意を反映しているとは言えず、獲得議席数(議席率)のみに基づいて、今後の政治動向を議論することには慎重でなければならない。
逆風下にもかかわらず、自民が小選挙区・比例とも第1党を維持したことは、考えようによっては最悪でもこの程度、将来は明るいとみることもできる。
一方、追い風と思われた中、前回と同程度の得票率に終わった立民の将来は、大幅な議席増にもかかわらず、必ずしも明るいとは言えない。
いずれにせよ、今回の選挙の最大の勝利者は、比例で得票率を6・8ポイント増やして11・3%とし、立民の半分の水準にまで至った国民民主党であることだけは確かである。

杉山大志 エネルギーは日本の生命線だ
GDP3%を無駄遣い「脱炭素」政策 グリーン成長などするはずがない!菅政権と岸田政権で推進、GX法ごと根こそぎ廃止すべき
2024.11/1 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-LJW7XOLS4ZKDXN6MWUSLM7OWQY/
自公与党が衆院選で大敗した理由は
「裏金問題」
だけではない。
左翼リベラル化した自民党に対して、保守層が
「ノー」
を突き付けたのだ。
この受け皿が、国民民主党や参政党、日本保守党となった。
菅義偉政権と岸田文雄政権の下で推進された
「脱炭素」
政策も、特に左翼的な政策の1つだった。
政府はグリーントランスフォーメーション(GX)推進法を制定し、今後10年間で150兆円の官民投資を
「脱炭素」
のために実施するという。
投資というと聞こえはよいが、その原資は国民が負担する。
国民1人当たり120万円、3人世帯なら360万円である。
賃上げなど吹き飛んでしまう。
毎年15兆円といえばGDP(国内総生産)の3%に当たる。
防衛費を2%に上げるために大騒ぎしていたのに、その舞台裏ではこのような
「ステルス増税」
が罷り通っていた。
政府は150兆円の投資でグリーン成長するというが、するはずがない。
投資対象が悪いからだ。
洋上風力発電、太陽光発電、その導入のための蓄電池や送電線建設、あるいはアンモニア発電や水素合成燃料など、どれもこれも、やればやるほど光熱費が高くなるものばかりだ。
そもそも、日本政府はかつて、
「太陽光発電の大量導入でグリーン成長する」
と言っていた。
だが、起きた事は
「電気代の高騰」

「産業空洞化」
だった。
今この失敗に懲りずに、同じことを何倍にもして実施しようとしている。
潤うのは一部の再エネ利権などに過ぎない。
そして、その犠牲になるのは一般国民である。
国民は愚弄されている。
政府は150兆円のうち20兆円は国債の発行で賄うとしており、今、政府はその20兆円の償還のための財源としてエネルギーへの課徴金や政府が発行する排出権の売却収入を検討している。
電気なのかガスなのか、灯油なのかプロパンガスなのか、どの料金が上がるのだろうか。
いずれにせよ国民に20兆円を支払わせるということを前提にして、今、ババ抜きのような検討がなされている。
20兆円の収入は、新設の外郭団体である
「GX機構」
が特別会計で回す。
既に天下りも始まっている。
こんなオールドファッションな
「役人天国」
のために光熱費は高騰し、国民経済はボロボロになる。
GX法ごと、根こそぎ廃止すべきだ。

<正論>総選挙「議席数」に隠れた民意 
青山学院大学教授・福井義高
2024/11/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20241104-2QTI2U72LFO57MIQ72R5XK27EM/?outputType=theme_election2024
衆院総選挙で自民党は大きく議席を減らした。
平成24年に民主党から政権を奪回して以来、単独過半数を維持してきたのに、連立与党の公明党と合わせても過半数に満たない結果となった。
ここでは主に得票率に基づき、やはり2024年行われた英仏の総選挙結果と比較しながら、今回の総選挙で示された民意と、選挙制度が政治に与える影響について述べてみたい。
■比較第1党は自民党
まず、自民は議席を大幅に減らしたとはいえ、小選挙区でも比例代表でも、比較第1党の地位を維持した。
他党との選挙協力や候補者個人の魅力にも左右される小選挙区と異なり、政党への支持がそのまま反映される比例で、自民の得票率は前回より7・9ポイント減ったものの26・7%で、第2党である立憲民主党の21・2%を優に上回った。
公明の得票率10・9%を加えると与党全体で37・7%となる。
小選挙区でも自民は38・5%(前回比9・6ポイント減)で、立民の29・0%を大きく上回っている。
更に今回の選挙で注目すべきは、立民の大幅議席増が、同党への支持拡大によるものではないことである。
比例では前回より得票率を1・2ポイント増やしたものの、小選挙区では1・0ポイント減、得票数で147万票失っているのだ。
にもかかわらず、議席を大きく増やすことができたのは、自民の得票率が減ったおかげで、競り勝った選挙区が増えたからである。
その結果、小選挙区で立民は47議席増、自民は57議席減(自民系6人を含めると51議席減)となり、与党を過半数割れに追い込んだ。
■英労働党の大勝と保守票
英国の総選挙でも同様の、しかしもっと極端なことが起こった。
政権与党だった保守党は得票率を19・9ポイント減らし、23・7%しか獲得できず、文字通り大敗を喫した。
一方、労働党は比較第1党となったものの、得票率は1・6ポイント増えただけの33・7%でほぼ現状維持であったのに、議席率は63・2%となり、歴史的大勝となった。
保守党は大敗したとはいえ、得票率と同水準の議席率18・6%を確保した。
保守党政権批判の受け皿となったのは労働党でも、中道の自由民主党でもなく、得票率12・3ポイント増で14・3%となった、保守党より右の「リフォームUK」であった。
ところが、得票率では自由民主党を抜いて第3党となったにもかかわらず、議席率は僅か0・8%に過ぎない。
それに対し、得票率僅か0・7ポイント増の12・2%でほぼ現状維持だった自由民主党は議席を大幅に増やし議席率は11・1%となった。
保守党とリフォームUKを合わせれば得票率は38・0%で労働党を上回っており、より保守的な政治が民意だったとも解釈できる。
にもかかわらず、第3党以下に不利な小選挙区制ゆえ、労働党政権が誕生したのである。
日本でも英国ほどではないにしても、既成保守政党に代わる右派政党への支持拡大がみられる。
比例での参政党と保守党を合わせた得票率は5・5%と、衰えたとはいえ強固な支持基盤を持つ共産党の得票率6・2%と同程度で、無視できない大きさとなっている。
■フランスの場合は
日英とは異なり、フランスでは得票率と議席率で第1党が入れ替わった。
小選挙区制ながら2度投票が行われ、第1回投票で過半数を得る候補がいないと、一定数以上獲得した候補による第2回投票が行われる。
第1回投票で1位となっても、第2回投票では2位以下の候補の一本化によって逆転する可能性が大いにある。
第1回投票では、「極右」とされる国民連合が得票率33・2%で比較第1党となり、左派連合が28・1%で続き、与党連合は20・0%であった。
ところが政策の著しい不一致にもかかわらず、「極右」政権阻止で一致した左派連合と与党連合が共闘したため、議席率では左派連合が30・8%で第1党、与党連合が26・0%で続き、国民連合は24・6%となった。
そのため、日本でも、予想に反し「極右」が失速したと報道された。
しかし、実際には第2回投票で国民連合は更に得票率を伸ばして37・1%獲得し、左派連合の25・7%、与党連合の23・1%を上回っていたのである。
日英仏の選挙結果で示した通り、議席数の変動は必ずしも民意を反映しているとは言えず、獲得議席数(議席率)のみに基づいて、今後の政治動向を議論することには慎重でなければならない。
逆風下にもかかわらず、自民が小選挙区・比例とも第1党を維持したことは、考えようによっては最悪でもこの程度、将来は明るいとみることもできる。
一方、追い風と思われた中、前回と同程度の得票率に終わった立民の将来は、大幅な議席増にもかかわらず、必ずしも明るいとは言えない。
いずれにせよ、今回の選挙の最大の勝利者は、比例で得票率を6・8ポイント増やして11・3%とし、立民の半分の水準にまで至った国民民主党であることだけは確かである。

首相即時退陣こそ国益
美しき勁き国へ 櫻井よし子
2024/11/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20241104-5RFGKKZHKNJ55EIV7L2CMGI6BI/
衆院選で歴史的惨敗を喫した石破茂首相は国民の審判を受け入れるべきだ。
小選挙区での得票数を約670万減らし、結果を受けた共同通信の世論調査では内閣支持率が50・7%から32・1%に急落した。
就任から1カ月、これほど急速に支持を失った事例は稀有だ。
石破氏は敗因を
「政治とカネ」
問題のせいにするが、真の原因は言動の定まらない本人の資質にある。
国民の声を大事にするのは、民主主義の基本である。
だが民主主義は絶対善ではない。
劣化して衆愚政治となった事例を、ソクラテスに下された死刑判決はもとより、ヒトラーの登場を含め、私たちは歴史の中にいくつも見てきたはずだ。
昭和天皇に月1回の頻度で進講した三上照夫氏が、『第三の文化の時代へ』(ぱるす出版)の中で民主主義について語っている。
人間集団にはこういう国造りをしたい、こういう家庭造りをしたいという共通の目標がある。
この建国の理想を、日本人は奈良朝時代から
「国体」
と言ってきた。
国体実現の手段として日米欧が選んだ政体が民主主義だ。
それはあくまでも手段としての政治原理であり、国家の目標・目的は別にある。
そして指導者に識見、国家観が欠落している時、手段であるはずの民主主義は目標に格上げされ置き換えられてしまう。
石破氏は国民の理解を求め続けて政治とカネ問題の先に行けない状況だ。
民主主義という手段を目的に格上げして自縄自縛に陥ったからである。
自業自得である。
結果として、より大事な国家目標実現の政策論がほぼ空白になり果てている。
長年の勉強不足もたたって、石破氏の提唱する政策は空疎を極める。
アジア版NATO(北大西洋条約機構)創設や日米地位協定見直しはアジア全体を不安定にしかねない。
自民党は両案件を政務調査会で議論するという形で封印した。
鳩山由紀夫元首相の東アジア共同体構想と同類の空疎な石破提案はこうして処理された。
より深刻なのが対中外交だ。
岩屋毅外相が中国の王毅共産党政治局員兼外相と会談し、戦略的互恵関係を再確認したい旨を、語っている。
戦略的―は2006年、第1次安倍晋三政権が打ち出した。
小泉純一郎元首相の靖国神社参拝で冷え込んだ日中関係を双方が修復しようとした。
だが中国に習近平政権が誕生し状況は一変した。
強権的中国との戦略的互恵関係は日本の国益に合致せず、2017年11月の安倍・習会談以降消えた。
石破政権が岸田文雄元首相の路線を継いで立ち戻るのは悪手である。
安倍晋三元首相が戦略的互恵関係を謳った2006年から18年が過ぎた現在、日中関係は一変している。
中国は軍事大国としての力を誇示し、世界秩序を書き換える野望を隠さない。
18年前2006年、彼らは喉から手が出る程に日本の協力を求めたが、現在は如何にして日本から全てを切り取るか、あらゆる形で攻勢を強めている。
その手法は、小さな動きを積み重ねて圧力を強めるサラミ戦術で、一例が尖閣諸島(沖縄県石垣市)だ。
第2次安倍政権樹立から間もない2013年4月26日、中国外務省報道官は尖閣諸島を
「中国の核心的利益に属する」
と発言した。
その同じ日2013年4月26日、安倍氏は来日中の米軍制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長と会談し
「日本固有の領土である尖閣諸島について、我が国は一切譲歩しない」
と語った。
すると翌2013年4月27日、中国外務省は2013年4月26日の発言を事実上修正した。
現在の中国にそんな配慮はない。
彼らは堂々と尖閣を核心的利益と宣言し、2023年8月に発表した標準地図で示した
「十段線」
の10番目の線は与那国島から12キロの我が国の領海をえぐり取っている(『国防の禁句』岩田清文、島田和久、武居智久 産経セレクト)。
中国軍は2022年8月には与那国島の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイル5発を撃ち込んだ。
中国が初めて日本の庭先に実弾を撃ち込んだ事実に注目せよと岩田清文元陸上幕僚長は強調する。
2023年7月、尖閣諸島周辺の我が国のEEZ内で中国の情報収集用のブイが発見された。
2024年1月には中国海警局の船が尖閣上空の我が国の領空を飛行する自衛隊機に
「中国領空」
からの退去を要求した。
2024年6月には中国海警局最大級の巡視船が、尖閣諸島を周回した。
中国保有の軍艦は米国を上回り、2035年には435隻に迫る。
米国は2045年に至っても350隻にとどまる見込みだ。
その中国を岸田文雄政権は2022年末に策定した国家安全保障戦略で初めて
「これまでにない最大の戦略的な挑戦」
と定義した。
だが岸田氏は2023年4月の安保3文書についての国会報告で
「最大の戦略的挑戦」
というくだりを割愛し、更に2024年1月の施政方針演説では、日中は
「戦略的互恵関係を包括的に推進する」
と大幅に後退していた。
実は、戦略的互恵関係は岸田氏の施政方針演説の前、2023年11月16日の日中首脳会談で習近平主席が復活を持ちかけていたのだ。
習氏の意図は中国を最大の戦略的挑戦と定義した我が国の安全保障戦略を上書きすることだと、島田和久元防衛事務次官は警告した(『同書』)が、正しいと思う。
戦略的互恵関係の6年ぶりの復活には、再び日本を取り込む中国の狙いが込められている。
そこに岩屋毅外相が乗るというのだ。
だが、逆戻りしてどうするのだ。
対話の窓口は開けておくとして、我が国は今こそ静かに着実に、核の脅威も含めて中国に対処する力を強化し、体制作りを進める時であろう。
政治家にはそれだけの仕事を進める冷静な思考と胆力が要る。
石破氏がその任に相応しいとは思えない。
1日も早い退陣こそ国益だ。

高橋洋一「日本の解き方」
石破政権の命運が尽きる日 続投に意欲も居座り続けると…自民党は本当にぶっ壊れる 水面下で首相指名に向け多数派工作
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H73BZLK7ABOXRCTQEW5GLA3X74/
衆院選で大敗した自民党だが、石破茂首相は続投に意欲を見せている。
今後、石破政権はどこまで生き延びることができるだろうか。
自民党内や地方組織からも
「石破おろし」
が始まっている。
かつて石破首相は、第1次安倍晋三政権や麻生太郎政権の時、国政選挙で負けたり、支持率が低迷したりした時、退陣を求めている。
今回自分だけを可愛がるのは誰の目から見てもおかしい。
小泉進次郎氏が選対委員長を辞任したが、問題がそれにとどまるはずはない。
小泉氏の辞任を石破首相は認めたというが、責任を部下に押しつけるようで、これが組織トップの在り方なのか疑問だ。
かつて安倍元首相が、
「石破氏だけは首相にしてはダメだ」
と言っていたのもよく分かる。
新聞各紙の社説も石破首相に責任を取ることを求めている。
朝日新聞は「選挙の結果責任を負うのは、本来、トップ」、
毎日新聞は「政権トップとしての首相の責任は重大」、
読売新聞は「速やかに進退を決することが憲政の常道」、
産経新聞は「直ちに辞職し新総裁選出を」
としている。
石破首相自らが、勝敗ラインを
「自公で過半数」
と明言した。
これは普通ではあり得ないほどの低いハードルであるが、実際には自公で215議席と過半数を18も下回ってしまった。
無所属の追加公認を入れても、到底過半数には及ばない。
衆院選の結果は政治家にとって最も重いものだ。
それを、ゴールポストを動かしてはいけない。
筆者はこうした状態を揶揄)して
「石にかじりつきたい破れかぶれ石破政権」
とポストした。
既に、水面下で首相指名に向けた多数派工作が与野党間で繰り広げられている。
当初2024年11月7日に想定されていた特別国会の召集日を2024年11月11日以降に延期する交渉が行われている。
憲法では衆院投票日から30日以内に特別国会を召集し、内閣総辞職、首相指名が行われる。
つまり、特別国会の召集日は首相指名の帰趨を占う意味でも重要なのだ。
石破政権の寿命はまず、特別国会では内閣総辞職、首相指名が行われるので召集日までだ。
そこから生き延びることが出来るのは、首相指名で1位を確保できる場合だけだ。
石破首相では選挙が出来ないとする参院議員、不条理な制裁を食らったが選挙を生き延びてきた旧安倍派、総裁選で高市早苗前経済安保相を推した麻生派、旧茂木派は
「石破おろし」
を起こす可能性があり、石破首相側にいた人も反旗を翻すかもしれない。
そうなると、特別国会の召集日までに自民党内で両院議員総会を開いて、石破氏を引きずり下ろすだろう。
自民党はモタモタしていると、首相指名の多数派工作でまとまりにならず、野党が主導権を握ってしまう恐れもある。
高市氏が
「党執行部には今の自民党を徹底的に立て直して頂きたい」
としたのは当然だ。
このまま、石破首相が居座りを続けると、自民党が衆院選で負けて、党再建でも負けて、ぶっ壊れてしまう。
 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

高橋洋一「日本の解き方」
国民民主「103万円の壁撤廃」は実現可能か 控除拡大は減税と同じ効果、財務省へのアンチテーゼに 賃金上昇率目標も検討すべき
2024.11/2 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-4CKOQXQOUFMPPFLNUW5T4DIG6M/
石破茂首相は国民民主党との
「部分連合」
を視野に入れている。
国民民主党は基礎控除の103万円から178万円への拡大、消費税5%などを掲げているが実現可能だろうか。
国民民主党の政策のうち、他党にない
「基礎控除等を103万円から178万円への引き上げ」
について取り上げたい。
まず、178万円という
「中途半端」
な数字に驚く。
これは、1995年からの最低賃金上昇率1・73倍から、103万円を1・73倍して得られる。
103万円は基礎控除と給与所得控除の合計だが、1995年に103万円に引き上げて以来、29年間据え置きである。
そこで、最低賃金の上昇と合わせて引き上げるべきだというのが国民民主の主張である。
ここまで厳密に拘らくてももいいが、国民民主党らしいとも言える。
控除の拡大は減税と同じだ。
控除額が増えれば、少なくとも所得税として
「75万円×税率(年収に応じて5〜45%)」
の額が手元に残るようになって、手取りが増える。
この政策が面白いのは、財務省は増税しないと言いながら、控除額の縮小を狙う
「ステルス増税」
をしばしば企むが、そのアンチテーゼになるからだ。
例えば、給与所得控除について
「海外と比較すると日本は大き過ぎるので縮小しよう」
と躍起になっている。
一方、基礎控除は日本だけが国際的に低いのは知らんぷりという具合だ。
この
「減税」(控除の拡大)
でも、財源はどうするのかという反論があるだろう。
仮に基礎控除を75万円引き上げると、所得税率が平均10%、住民税率が10%とすれば、7兆円程度の減収額となる。
もっとも、この程度であれば、名目で5%成長すれば自然増収で手が届く範囲であるので、それほど心配する必要はないとも言える。
また、この政策との関連で、最低賃金について、
「全国どこでも時給1150円以上を早期に実現する」
としている。
自民党の「2020年代に1500円」、立憲民主党も「1500円」を掲げているのと比べると控えめな数字である。
1500円の方がいい加減な数字であるので、国民民主党に逆に信頼感が出るのではないか。
気になるのは、金融政策に関する公約がないことだ。
立民の
「0%超の物価目標」
は論外であるが、労働者の党である国民民主党が公約に掲げていないのは不自然だ。
かつて筆者が玉木雄一郎代表と話した時、インフレ目標ではなく
「賃金上昇率目標」
を主張した。
元々インフレ目標のベースになっているのがインフレ率と失業率の関係を示した
「フィリップス曲線」
であるが、同曲線は賃金上昇率と失業率の関係が元になっているので、玉木代表の意見には一理ある。
大胆に言えば、インフレ目標2%より、賃金上昇率3〜5%のほうが日本経済のためになるので、検討してはどうか。
それを消費税5%、社会保険料の軽減、トリガー条項の凍結解除と共に自公政権にぶつけたら面白い。
今の自公なら受け入れ余地はあるが、石破政権を退けた後からの方がより有望だろう。
 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

国民民主と政策協議も…自民に裏切り≠フ過去 維新と文通費見直し合意も反故、馬場代表「自民は狡猾、聞いてる振りはする」
2024.11/1 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H5TBRZVN3VLIBK52CGPVQGX2LQ/
自民党と国民民主党が
「部分連合」
に向けた動きを加速させている。
少数与党の石破茂政権は、国民民主党を取り込むことで、首相指名選挙やその後の国会運営を有利に運ぶ思惑だ。
国民民主党は衆院選で公約に掲げた
「年収103万円の壁」
撤廃などの実現に前進するが、要求通りの成果を得られるかは不透明だ。
過去には日本維新の会が自民党との合意を反故にされた経緯もあり、警戒感は強い。
自民党の森山裕幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日の会談で、政策協議を開始する方針で一致した。
公明党を加えた3党は今後、税制や補正予算を巡って合意を模索する。
国民民主党は、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
を撤廃するため、所得税の基礎控除と給与所得控除の合計を最低103万円から178万円に引き上げることを最優先事項としている。
だが、実現機運に冷や水を浴びせるように、
「税収が計約7兆6000億円減る」
「高所得者ほど恩恵が大きい」
などネガティブな論調が広がった。
玉木代表
「『103万円』引き上げなければ予算、法案に協力できない」
玉木雄一郎代表は2024年10月31日、X(旧ツイッター)で
«財務省がマスコミを含めて
「ご説明」
に回っている効果はさすがです»
と皮肉った。
«引き上げができなければ、我が党は予算にも法案にも協力できない»
と強調する。
与野党の合意が実現しなかった前例もある。
日本維新の会は岸田文雄政権当時の今年2024年5月、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の見直しについて自民と合意文書を交わしたが、反故にされた。
馬場伸幸代表は2024年10月31日放送のMBSの番組で
「自民党さんは狡猾ですから、そんなに簡単に野党側の声を聞く政党ではない」
「聞いてる振りはするが」
と話した。
国民民主党も、ガソリン税を軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除について岸田政権下で3党協議し、予算案にも賛成したが、議論は頓挫した。
石破政権は国民民主党の案を丸吞みもしたくないが、議論を決裂させて、立憲民主党などが今後、不信任決議案を提出した場合、賛成に回られることも避けたい。
「部分連合」
という名の微妙な関係が続きそうだ。

「軍事オタク」石破首相が自衛隊に入隊したら…「せいぜい3佐止まり」「宰相の器」ではない 自民党を仕切るには荷が重すぎか
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-QZZY25QUHZIJDPESFQ6IRGUKLI/
「安全保障の専門家」
を自任し、
「軍事オタク」
とも呼ばれる石破茂首相だが、防衛大学校から自衛隊に入隊していれば、どのくらいの階級まで昇進することができただろうか。
「せいぜい3佐(少佐)だろう」
ある自衛隊元幹部はこう言い切る。
海上自衛隊でいうと、2等海佐(中佐)ならば通常の護衛艦の艦長となる。
中佐は英語で
「Commander」
と呼ばれる。
つまり、石破氏は指揮官には相応しくないという意味だ。
防衛相経験者でもある石破首相だが、別の元幹部自衛官たちも
「石破さんと河野太郎さんだけは首相にしてはならない」
と口々に言う。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選の決選投票で、高市早苗前経済安保相ではなく、石破氏に投票した国会議員たちに聞かせたかった発言だ。
2024年10月27日投開票の衆院選について、石破首相は自民党と公明党で過半数(233議席)という
「勝敗ライン」
を設定していた。
石破首相がライバル視する安倍晋三元首相も第2次政権時代、
「勝敗ライン」
を同じく自公で過半数と言っていたが、実際には自民党単独で300議席が目標だった。
目標には僅かに及ばなかったが、2012年で294議席、2014年が290議席、2017年が281議席だった。
2021年の岸田文雄前首相の時でも261議席だった。
石破首相が今回獲得した191議席が如何に低い数字であるかは一目瞭然だ。
にもかかわらず、石破首相は
「何で自分が辞めなければいけないんだ」
と開き直っている。
総裁選の決選投票で石破首相に投じた自民党の国会議員には分からなかったことが、国民にはよく分かっていた。
石破首相が
「宰相の器」
ではないということを。
「森山(裕)幹事長に足を引っ張られた」(自民党ベテラン)
との見方もある。
確かに、石破首相は総裁選では新内閣発足後、予算委員会を開いて議論を尽くすべきだと発言していた。
だが、森山氏の1日も早い選挙の方が野党の態勢が間に合わず有利だとの説得に応じ、選挙日程を前倒しした。
森山氏は、パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載しなかった候補を一時は公認するとしながら、批判を浴びると12人を
「非公認」
として混乱をもたらした。
選挙戦終盤では、
「非公認」
とした候補者が代表を務める政党支部に公認候補と同額の2000万円を支給し、決定的な打撃を与えた。
森山氏と事務方トップ、元宿仁事務総長の責任は大きい。
そして、最終責任を負うべきは総裁である石破首相である。
石破首相と森山氏に共通しているのは
「小さな派閥」
しか率いたことがないことだ。
自民党のような大所帯を仕切るには荷が重過ぎた。
本来ならば菅義偉副総裁が目配せすべきだったが、かつてのような切れを欠いている。
石破首相は2024年10月28日の記者会見で、
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
と続投する意向を表明したが、信を失った石破政権が続くことは国益にならない。
 (産経新聞特別記者・有元隆志)

国民が石破首相ノー¥A任1カ月「権力居座り」に党内外から批判噴出!「衆院選惨敗、責任をとる気配さえない」「党内勢力も尻込み」
2024.11/2 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-FKEB6WKBLBL6TLZR4NZ5CKKMSY/
石破茂首相(自民党総裁)は2024年11月1日、政権発足1カ月を迎えた。
戦後では内閣発足後最短の8日で衆院解散に打って出たが、選挙戦略は悉く失敗し、自ら勝敗ラインに設定した
「自公与党で過半数」
を割り込む大惨敗を喫した。
これまで、歴代首相を激しく批判しておきながら、
「国民の審判」
を無視して
「権力居座り」
を決め込む石破首相に対し、党内外から批判が噴出している。
「衆院選において大変、厳しい結果を頂戴した」
「厳粛に受け止めなければならない」
「示された民意を厳粛、謙虚に受け止め丁寧に政権運営に当たっていく」
石破首相は2024年11月1日、記者団にこう語ったが、民意は
「石破首相ノー」
なのだから、これほどのペテンはない。
自民党ベテラン議員は
「これまで、政治家の『責任』に拘ってき石破首相はどこに行った」
「自公過半数を勝敗ラインに設定した衆院選で惨敗したのに責任を取る気配さえない」
と断じる。
石破首相はむしろ
「政権居座り」
に意欲を強めている。
今月2024年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに合わせ、ジョー・バイデン米大統領や、中国の習近平国家主席らとの首脳会談を調整しているという。
ある保守系議員は
「バイデン氏も習氏も、『国民の負託』を得られなかった石破首相と真剣な話をしようと思うだろうか」
「ガバナンスが崩壊した政権に内政・外交を委ねれば、次は日本が壊れる」
と批判する。
ただ、権力にしがみつくトップを交代させるのは簡単ではない。
特別国会の首相指名選挙で、国民民主党は決選投票も含めて玉木雄一郎代表に票を投じる方針のため、野党の票は分散し、石破首相が多数を獲得しそうな情勢だ。
政治評論家の有馬晴海氏は
「国民が石破首相に『ノー』を突き付けた」
「本来なら退陣待ったなしだ」
「小泉進次郎選対委員長だけが辞任して、石破首相と森山裕幹事長が続投するなどガバナンスも崩壊している」
「ただ、石破首相に反発する党内勢力も党が弱り切った中で『石破おろし』に尻込みしている」
「石破首相は『低姿勢』『反省』を示し、何とか成果を示そうと必死なのだろう」
と指摘した。

自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
2024/11/2 11:30
https://www.sankei.com/article/20241102-XDBGXUZYRFOH3FEVQDVDTT2XFY/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。
自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。
総務省の発表資料によると、平成21(2009)年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。
自公を合わせた得票率も平成21(2009)年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。
一方の野党も、平成21(2009)年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。
自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。
しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。
自民の比例得票率を選挙ごとにみると、平成21(2009)年の26・73%から平成24(2013)年27・62%、平成26(2014)年26年33・11%、平成29(2017)年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。

「岩盤保守層」は自民を見放した 過半数割れ「功労者」共産も最盛期から半減
大手町の片隅から 乾正人
2024/11/1 10:00
https://www.sankei.com/article/20241101-U4OIN3HVR5K47CVWO5W6XB2DQI/?outputType=theme_election2024
数字は美しく、残酷である。
昭和61年の衆参ダブル選挙以来、大手町の片隅で13回に渡って選挙報道に携わってきたが、毎回、得票数の精妙さに唸らされる。
衆院選が、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わってからは、比例代表の得票数が、時々の政治状況を鮮やかに切り取ってくれる。
今回、自民党の総得票数は約1458万票に激減した。
前回から27%、533万票も減らし、制度導入以来、過去最低の得票数となった。
平成21年に民主党が大勝し、政権交代が実現したときでさえ、1881万票を獲得していたことから類推すると、安倍晋三元首相の考え方や彼が推し進めた安保法制などの政策を熱烈に支持していた
「岩盤保守層」
のかなりの部分が、自民党を見放した、と見るべきだろう。
衆院選に初挑戦した参政党が187万票、日本保守党が115万票を獲得したが、合わせて300万人以上が自民党から両党に乗り換えたとみて間違いない。
残る230万人余は主に国民民主党へ流れたと推測できる。
■立憲比例票は横ばいだった
というのも、今回大躍進した立憲民主党は、比例代表ではほとんど票を伸ばしていないからだ。
3年前の前回が1149万票で、今回は1156万票と僅か7万票しか増えていない。
つまり、自民党が自滅したため、立憲は小選挙区で競り勝ち、議席数を5割も増やしたのである。
政権交代出来るだけの国民の広範な支持が得られていないのは、数字が冷酷に示している。
比例票から分析すると、危機的状況にあるのは、自民党だけではない。
公明、共産の両党も重症だ。
公明党は、平成21年に805万票を獲得していたのが、徐々に減っていき、今回ついに600万票を割り込む596万票にとどまった。
15年間で200万票以上が削げ落ちてしまったのである。
支持基盤である創価学会員の高齢化と共に、公明党を創設した池田大作氏が昨年2023年死去した影響も見逃せない。
■最盛期から半減した共産党
共産党は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る「裏金」問題や非公認候補側への2000万円振り込みを機関紙「しんぶん赤旗」がすっぱ抜き、自民党を大敗に追い込んだ最大の功労者だ。
だが、比例票は前回より80万票も減らして336万票しか取れず、れいわ新選組に軽く抜かれた。
平成8年には726万票を獲得していたから半減以下の凋落ぶりだ。
お気の毒に、としか言いようがないが、有権者は共産党の本質をよく見ている。
さて、自民党である。
今回の敗因は、表面的には
「政治とカネ」
への国民の怒りが爆発した結果と見える。
それだけなら軽症で済むが、問題の根は深い。
「岩盤保守層」
のうち参政党などに投票した300万人は、容易に自民党には戻ってこないだろう。
しかも連立相手である公明党のパワーは目に見えて落ちている。
少数与党に転落した石破茂政権は、国民民主党をなびかせるためにリベラル寄りの政策を打ち出さざるを得ず、
「岩盤保守層」
は益々離反するはずだ。
日本にもいよいよ分断と混乱の時代が到来しようとしている。

<主張>自・国の政策協議 石破執行部に資格あるか
社説
2024/11/2 5:00
https://www.sankei.com/article/20241102-GDS25MDC7ZM75MJH3E5JS5FUQI/
自民党と国民民主党が政策協議に入ることで合意した。
衆院選に大敗した石破茂首相(自民総裁)と森山裕幹事長が何の責任も取らずに協議を進めるのは、異様な光景という他ない。
石破首相と森山氏は辞任し、自民は新執行部の下で他党と協議に臨むのが筋だと改めて指摘したい。
石破首相は居座り、国民民主との
「部分連合」
の形成を図るつもりなのだろう。
森山氏と国民民主の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日、会談した。
森山氏は経済対策や令和6年度補正予算案、令和7年度予算案の編成、税制改正での協力を呼び掛けた。
「部分連合」
の構築に向け、両党の政調会長による常設の会議体設置も求めた。
これに対し、榛葉氏は会議体設置を拒み、案件ごとに対応する意向を示した。
森山氏は受け入れた。
国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の金額を178万円に引き上げることを最優先事項に掲げている。
林芳正官房長官が7兆〜8兆円程度の減収が見込まれるとの試算を示すと、国民民主の玉木雄一郎代表は
「全くやらないなら協力できない」
「その時は予算も法律も通らない」
と牽制した。
ガソリン税を一部軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除も看板政策の1つだ。
国民民主は衆院選で
「手取りを増やす」
ことを訴えて支持を得たため、その実現に注力するのは分かる。
ただ、両党の協議を巡り懸念はある。
個別政策を切り離して交渉した場合、他の政策とバランスが取れなくなる恐れがあることだ。
厳しい安全保障環境を踏まえれば、防衛力の抜本的強化を滞らせてはならない。
政府は令和9年度までの5年間で防衛費総額を約43兆円と定めているが、増税時期は決まっていない。
防衛増税は令和10年度以降の防衛費をきちんと確保することも睨んだ措置である。
税制改正を行う場合は、税制全体との整合性を図ることも求められる。
国民民主は自党の政策実現だけを目指すのではなく、日本の平和と繁栄のための国家戦略をより明確に描き、日本を守り抜く政策でも責任ある姿勢を示す必要がある。

自民 衆議院 197人で活動へ 会派に無所属で当選の6人追加
2024年11月1日 15時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241101/k10014626171000.html
自民党は、国会で活動をともにする会派のメンバーに、今回の衆議院選挙で無所属で立候補して当選した6人を加え、合わせて197人の勢力で活動していくことになりました。
自民党は、2024年11月1日に開かれた衆議院の各会派の代表者による協議会で、今回の衆議院選挙で党の公認を得て当選した191人に、無所属で当選した6人を加えた197人の勢力で会派をつくることを届け出ました。
会派に加わったのは、
政治とカネの問題で自民党から離党勧告の処分を受け離党した
▽世耕弘成氏と
選挙に際し公認が得られなかった
▽平沢勝栄氏
▽西村康稔氏
▽萩生田光一氏の4人に、
自民党の公認候補と争った
▽三反園訓氏
▽広瀬建氏
を加えた、合わせて6人です。
公明党の会派と合わせると、衆議院の与党の勢力は221人となりますが、過半数の233議席までは、12人足りない状況です。

世耕弘成、西村康稔氏らの会派入りを批判 立民の野田佳彦代表「反省足りない」
2024/11/1 14:15
https://www.sankei.com/article/20241101-DPCLWIFSRRJBFDDCZHVHVX5G64/
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月1日の記者会見で、自民党の派閥パーティ収入不記載事件に関与し、衆院選に無所属で当選した世耕弘成、西村康稔両氏らが衆院会派
「自民党・無所属の会」
に入る見通しとなったことを批判した。
「選挙が終わり禊が済んだと言うならば、思慮も反省も足りない」
と語った。
自民側の狙いに関しては、特別国会の首相指名選挙で石破茂首相を当選させるため
「数を確保しておきたいとの焦りがあるのだろう」
と指摘した。

言わんこっちゃない自民党大敗 総裁選で高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ 変わり身の朝日新聞、言い訳に笑い
2024.10/31 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-VCDRHRXXD5KM3JAK4LCZCNPLMA/
だから、言わんこっちゃない。
石破自民党が歴史的大敗。
自公で過半数割れは15年ぶりだ。
さすがに開票を見守っている時も、各社のインタビューでも石破茂総理に笑顔は一切ナシ。
それでなくても悪い目つきがますます悪くなっていた。
「なぜ、言わんこっちゃない」か。
1カ月前、2024年9月27日の自民党総裁選。
第1回投票で大方の予想に反し、高市早苗候補が、石破候補を圧したのだ。
高市候補 議員票72 党員・党友票109 計181
石破候補 議員票46 党員・党友票108 計154
ところが決選投票ではこれが逆転。
石破候補 議員票189 地方票26 計215
高市候補 議員票173 地方票21 計194
つまり、第2回投票で石破候補の議員票は143票も増えていたのだ(高市候補は101票増)。
岸田文雄前総理の指示か、菅義偉元総理の依頼かは知らないが、143人もの議員が、石破候補を新たに支持したことになる。
この時、高市候補を支持する議員が、あと22人増えてさえいれば高市総理が実現していたのだ。
もし、あの時、高市候補を選んでいれば、日本初の女性総理として、世界のメディアでも話題になったに違いない。
選挙中に自民党の、あのどんよりしたような暗い雰囲気はなく、清新な風が吹いていたろう。
石破総理は応援に来なくていい。
来れば票が減るなんてこともなく、高市さん、全国の候補から引っ張りだこだったろう(総理でなくても引っ張りだこで、全国を飛び回っていた)。
むろん選挙にも負けなかったに違いない。
繰り返すが、総裁選決選投票で石破さんに票を投じた自民党議員の責任は重い。
今回の自民党大敗は、あの時、高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ、だから
「言わんこっちゃない」
と言っているのだ。
むろん、新聞各紙、選挙後、石破総理を一斉に批判。
石破総理に厳しいのが産経。
<石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった>
<自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた>
<国会論戦も十分に行わず早期解散に走った>
<これで選挙に勝てると思っていたのなら信じ難い>
意外だが、朝日新聞が一番手厳しい。
社説でハッキリ石破総理に引導を渡している。
<自民党がなお議会第1党だとしても、「自公で過半数」という自ら設定した最低限の目標を達成できなかった以上、石破首相は職を辞すのが筋だ>
党内野党として石破氏が安倍晋三元総理を批判していた時は、散々、持ち上げて、事あるごとに利用してきた朝日、さすがに変わり身が早い。
<期待が大きければ、その分、失望も大きい>
と言い訳しているのが笑える。
党内では
「首相の責任は重大、続投は難しい」
の声も少なくない。
だが、石破総理自身は続投の意志を捨てず、
「色んな選択肢があるだろうよ」
と他人事のように
「続投を明言」
しているらしい(2024年10月28日産経)。
誰か、石破総理の首に鈴を付ける奴はいないのか。
 (月刊『Hanada』編集長・花田紀凱)

<正論>惨敗した首相に国民を守れるか 
麗澤大学教授・八木秀次
2024/10/31 8:00
https://www.sankei.com/article/20241031-UK2MSTVJUFLK5JR4Y2VOXIN2HA/?outputType=theme_election2024
■続投は理屈が通らない
平成19年7月、第1次安倍晋三政権でのことだ。
自民党は参院選で惨敗し、第一党の座を民主党に譲った。
衆参「ねじれ」の始まりだ。
安倍首相は続投の方針を表明したが、この時、党の総務会で
「選挙に負けたにもかかわらず、続投するのは理屈が通らない」
と公然と首相の辞任を求めた議員がいた。
現在の首相の石破茂氏だ。
その後、安倍氏は体調を崩して辞任した。
2年後の平成21年7月、麻生太郎内閣は低支持率に喘いでいた。
都議会議員選挙で自民党が敗れた際、内閣に身を置きながら派閥を率いて
「麻生おろし」
の先頭に立った閣僚がいた。
石破農水相だ。
麻生首相は飼い犬に手を嚙まれる思いだったという。
今月2024年10月27日投開票の衆院選挙で自民・公明の与党は目標とした過半数(233議席)をも大幅に下回る大惨敗を喫した。
参院選や都議選での敗北ではない。
政権選択選挙とも言われる衆院選で、だ。
与党過半数割れのままでは予算案も法案も通らない。
異常事態だ。
何より野党その他の総計が過半数を占めた状態では内閣不信任案をいつでも可決できる。
それでも石破首相は続投を重ねて表明している。
首相就任8日後という戦後最短で解散総選挙を行う理由を憲法69条に言及して
「新しい内閣について、国民に信を問うことが憲法の趣旨からもそういうことだ」
と述べていたはずだ。
国民の信任を得られなかったにもかかわらず、続投するのは
「理屈が通らない」。
過去の自分の言動によって
「後ろから鉄砲を撃たれる」
思いがしていることだろう。
長かった党内での野党暮らしは責任がなく気楽だったはずだ。
「正論」
も述べられた。
今、
「与党」
の首領として生き地獄の苦しさを味わっていることだろう。
■国民的人気も幻だった
大惨敗の原因は
「政治とカネ」
の問題そのものではない。
政治資金の不記載問題は、一部の法令違反は処罰されて当然だが、それ以外は今後、記載を徹底し再発を防止するとすればよかった程度のことだ。
これの処理の仕方を誤って派閥解消などの大きな問題にしてしまい、
「国民の怒り」
を醸成したのが岸田文雄前首相だった。安倍派の力を削ごうとした節も否定できまい。
その岸田氏が低支持率で退任することになり、国民的人気があると勘違いして自民党総裁選で後継に選んだのが石破氏だが、総裁選で大言壮語したものの首相になるや
「変節」
やトーンダウンし、大した政策もなかったことを露呈した。
選挙はこの政策を実現するために力を与えてくださいと訴えて勝つものだが、訴える
「この政策」
がなく、
「政治とカネ」
への防戦一本となった。
当てにした国民的人気も幻で、発足時の内閣支持率は28%(時事通信、2024年10月17日公開)という2000年以降の歴代内閣の最低を記録した。
選挙応援に入る度に票が減ると言われ、自民党支持層まで野党に投票した模様だ。
大惨敗の原因は石破氏の存在が大きい。
不記載議員を原則公認する方針を決めたものの、メディアの批判に圧されて一転して非公認や比例重複なしの
「二重処罰」
にしたが、非公認候補側にも公認と同じ2000万円を振り込んだ。
当選後に追加公認を受けるようにとの狙いだろうが、如何にも場当たり的だった。
これが選挙の最終盤に発覚し報道されたことで
「政治とカネ」
の問題を蒸し返し、
「国民の怒り」
を買って数十議席を減らしたとされる。
判断した森山裕幹事長、小泉進次郎前選対委員長ら執行部の責任は大きい。
■政策無視の「大連立」では
選挙の結果、安倍元首相が第2次政権以来、国政選挙に勝ち続けて築いてきた
「1強」
とも言われた強固な政権基盤はいとも簡単に崩壊した。
過半数割れの
「少数与党」
では政権運営に困難が伴う。
予算案や法案を通すためには野党との協力が必要になる。
当てにしていた国民民主党も日本維新の会も連立政権には加わらない方針だ。
益々野党の主張に歩み寄らざるを得ない。
首相は続投を表明した記者会見で野党の政策を取り入れるとも述べた。
これでは事実上の与野党の
「大連立」
だ。
野党の影響力が大きくなって懸念されるのは安全保障や経済だ。
台湾有事や朝鮮半島有事の危険が迫り、石破氏は否応なく、
「戦時下の首相」
となる可能性もある。
集団的自衛権の限定行使にさえ否定的な軍事音痴の野党第一党との協力で国民の生命を守れるのか。
間もなく選出される米国大統領にも対応できるのか。
財務省の意向に沿うべく積極財政の否定に向かうことはないか。
経済は低迷しないか。
安定的な皇位継承策の検討もこれまでと反対方向に向かうことはないか。
選択的夫婦別姓もそうだ。
憲法改正は進むのか。
党内野党を余儀なくされている高市早苗氏や旧安倍派の議員は党内政権交代に備えて政策を磨き、発信していってほしい。

悪夢の少数内閣が始まる 総裁選、もし林氏や加藤氏が高市氏に勝てば…党内「分裂」も 自民党再生のため石破さんは辞めた方がいい
2024.10/31 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-TMJ52B5XUJP4VAT5QKSNN6GVEQ/
石破茂首相は2024年11月28日の記者会見で続投する考えを明らかにした。
理由は
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
ということなのだが、
「いや、あなたは国民に信任されなかったので、少しくらい国政が停滞してもいいから誰か別の人に代わってください」
と思う人はいないのだろうか。
仲間の4分の1が落選し、
「勝敗ライン」
の与党過半数を下回った首相がなぜ居座るのか。
ただ、石破首相本人も居座りたくて居座っているのではない。
居座らねばならぬ理由がある。
野党第一党、立憲民主党の議席は大幅増の148議席なのだが、これに日本維新の会の38、国民民主党の28を足しても214で233の過半数には届かず、れいわ新撰組の9、共産党の8を足しても届かない。
つまり、野党だけの連合で政権は取れない。
だから、開票当日夜のテレビ出演で、立憲民主党の野田佳彦代表は、自民党の一部が割れて野党連合に参加することを期待する口ぶりだった。
だが、それは無理なのだ。
党の分裂は自民党も立憲民主党(前身の民主党)も以前経験して酷い目に遭っている。
「分裂だけは損するから、やっちゃダメ」
というのは与野党の共通認識だ。
もし、石破氏が辞めたら自民党は2024年11月11日召集の特別国会での首相指名選挙の前までに新総裁を決めなければならない。
フルスペックの総裁選をやる時間はないので両院議員総会で議員のみの投票で行われる。
本来なら、前回の総裁選で石破氏に惜敗した高市早苗前経済再生相が
「本命」
のはずなのだが、執行部の菅義偉副総裁や森山裕幹事長、更に石破首相誕生の影のキングメーカーである岸田文雄前首相らは気が進まないだろう。
高市氏を応援した人たちの多くが、今回の衆院選で落選している。
もし執行部が林芳正官房長官とか加藤勝信財務相を立てて高市氏に勝つようなことがあったら、党内の
「分断」
は更に進むし、それが
「分裂」
に発展しかねない。
自民党は主流派も非主流派も、絶対に
「分裂」
だけは避けなければいけないことを分かっている。
高市氏や安倍派周辺から
「石破降ろし」
の声が余り上がらないのはそういうわけなのだ。
つまり石破氏はとりあえず今は辞められない。
石破首相が首相指名選挙を乗り切っても
「少数内閣」に
よる予算審議は大変だ。
国民民主党と政策ごとの
「部分連合」
を組み、予算に賛成してもらうために政策をいくつか
「丸呑み」
する必要があるが、大変な作業だ。
最後は
「石破退陣」
を条件に予算成立という局面もあるかもしれない。
悪いことは言わない。
石破首相は退陣して、自民党は新総裁を選び、再スタートした方がいい。
「負けた人」
の下で政党はまとまらないし、先は見えない。
自民党の再生のためにも石破さんは辞めた方がいい。
 (フジテレビ客員解説委員 平井文夫)

<産経抄>居座る石破首相、言行一致の身の処し方を
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-R6DMQT64N5MG7N6B3LUJYMNMZU/
辞書に載る言葉には、業界用語を出自としたものが多い。
「暗転」
はその1つである。
<物事が悪い方に転じること>
は後から加わった意味で、本来は
<舞台を暗くして、幕を下ろさずに場面を変えること>。
つまり芝居用語だ。
▼対義語を
「明転(あかてん)」
という。
<舞台が明るいままで場面を変えること>。
次の場面がすでに出来上がっており、回り舞台ではよく使われる手法である。
ただし
<物事がいい方に転じること>
の意味はなく、採録しない辞書も多いと聞く。
▼先日の総選挙を下敷きにした舞台『国民の審判』は、過半数割れした
「自公の大敗」
編から
「少数与党の悲境」
編へと場面転換しそうだ。
脇を固めた若手選対委員長の降板をよそに、自身は主役に居座り、場面の明転を待つつもりらしい。
続投の意思を示した石破茂首相である。
▼「国民の批判に適切に応え」
ながら職務に当たるという。
与党過半数を勝敗ラインと明言したのは他ならぬ首相で、続投は現政権を否定した選挙結果への答えになっていない。
「国政の停滞は許されない」
との説明も、責任逃れの方便に聞こえる。
▼石破氏と言えば
「ねじれ国会」
を招いた第1次安倍晋三政権時に、安倍氏を舌鋒鋭く責めた姿が忘れ難い。
麻生太郎政権では閣内から事実上の退陣を迫りもした。
過去のご自分を鏡とし、言動にいささかのぶれもない身の処し方を、信を置ける政治家の作法を見せてもらいたい。
▼安全保障、国民生活、災害対応。
どれ1つとして置き去りにできぬ課題で、国政が停滞すれば国民は甚だ迷惑する。
次の場面に移る前に、一案としてこんなト書きを台本に入れてみる。
<ト ここで暗転、主役交代>。
総裁選を行う気力くらい、なければ困る。

<主張>野田氏の支持要請 現実路線なしでは空論だ
社説
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-L4VASTN36ZJOBF4YXY6QB5RHE4/
立憲民主党の野田佳彦代表は、日本維新の会の馬場伸幸代表と会談し、特別国会の首相指名選挙で自身に投票するよう要請した。
議席を大幅に伸ばした野党第一党として、他の野党に協力を呼び掛けること自体は否定しない。
だが、基本的な政策を見ると、立民は政権担当能力を欠いている。
衆院選公約などで掲げた政策では日本の独立と繁栄、国民の命・暮らしを守れまい。
衆院選で勢いづいているとはいえ、野田氏が本気で政権を担うつもりなら、反省と基本政策の現実路線への転換が必要だ。
立民は衆院選で外交・安全保障政策について
「日米同盟が基軸」
とした一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という立場を変えなかった。
反撃能力の保有にも消極的だ。
これでは抑止力が損なわれ、日米同盟は旧民主党政権時のような危機に陥るだろう。
エネルギー政策では
「原発の新増設は認めない」
と宣言し、党綱領では
「原発ゼロ」
の実現を謳う。
脱炭素化や電力の安定供給に逆行している。
国の根幹をなす憲法改正にも後ろ向きだ。
自民党の自衛隊明記案に反対し、国会議員任期延長を含む緊急事態条項の創設も
「必要ない」
としている。
安定的な皇位継承策では、野田氏は
「女性宮家」
の非皇族男子の夫と子の皇族化に拘っている。
これは日本の皇統を断絶させる
「女系天皇」
に繋がる恐ろしい議論だ。
馬場氏は野田氏の要請を持ち帰り、
「大義や具体的な政治改革案がなければ、与することは出来ない」
「やはり政治とカネの問題だ」
と語った。
政治とカネの問題を主軸に交渉するつもりなら、首相指名選挙を履き違えることになる。
政権の舵取り役を決める選挙なのだから、皇室や外交安保、エネルギーなどの基本政策を重視すべきだ。
普通の国会共闘とは次元が違う。
馬場氏は2024年10月27日、立民について
「外交安保やエネルギー、憲法など基本的な政策で党内がまとまっていない」
と批判していたはずだ。
野田氏は共産党の田村智子委員長にも首相指名選挙での協力を求めた。
党綱領に日米安全保障条約の廃棄を記すなど、基本政策が立民以上に非現実的な共産にまで要請したことは間違っている。

首相、衆院選惨敗を党の責任にすり替え 政策を争点としなかった戦略ミスの反省みられず
阿比留瑠比の極言御免
2024/10/31 1:00
https://www.sankei.com/article/20241031-C5A4Z42JZRJN7KN44VVPHMJ76Y/
私事で恐縮だが、筆者が社会部から異動となり、政治部へと着任したのは26年前の平成10年7月12日、参院選の投開票日だった。
その日の深夜か翌未明に、当時の橋本龍太郎首相(自民党総裁)が次のように述べて、敗戦の責任を取って辞任を表明した。
「全てをひっくるめて私自身の責任だ」
「力不足」
「それ以上に言うことはない」
参院選で自民は16議席減らしたが、44議席を獲得した。
しかも参院選は、政権選択選挙と言われる衆院選とは位置付けが異なる。
にもかかわらずの橋本氏の引責辞任に、政治家、なかんずくリーダーの身の処し方、潔さというものを考えさせられたのだった。
一方、安倍晋三元首相は平成19年7月の参院選で大敗しても辞めなかった。
既に各種世論調査で自民劣勢が明らかだった平成19年7月29日の投開票日の数日前、安倍氏は筆者にこう話した。
「小泉さん(純一郎前首相)からも電話がかかってきて
『負けても絶対に辞めるな。参院選に負けても政権が変わるわけではない。いちいち一喜一憂せずにやればいい』
と言われた」
■続投の安倍首相を攻撃
参院選は政権選択選挙ではないのだから、時の首相によってそれぞれの考え方や判断があるのだろう。
ただ、続投を表明した安倍氏に対し、こう激しく攻撃したのが石破茂首相だったことは踏まえておきたい。
「安倍首相は
『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』
と訴えたのに、どう説明するのか」(党総務会)
「安倍首相は
『反省すべきは反省する』
と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」(党代議士会)
石破首相は政権選択選挙である衆院選で惨敗し、与党での過半数も失ったことをどう受け止めるのか。
首相に
「ノー」
を突き付けた民意を無視して続投を決め込み、2024年10月28日の記者会見では次のように党の問題へと摩り替えた。
「自民党は反省が足りないとご叱責を賜った」
「党内の論理、党内の理屈は一切排除し、政治とカネについて抜本的な改革を行っていく」
「党内融和よりも国民のご理解ということの方を私は優先していかねばならないし、党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がったのではないかという反省を、私自身は思っているところだ」
せっかく党総裁選で政策論争に注目が集まっていたのに、衆院選では明確な基準も示さないまま党所属議員を非公認や重複立候補禁止処分とし、自ら政治とカネの問題を争点とした自分自身の戦略ミスや判断の誤りへの反省はない。
あくまで悪いのは他者であると強調し、党内融和には目を向けない。
こんな延々と魔女狩りや内ゲバを続けるような姿勢が、有権者の嫌悪感を誘うことには気づかないのだろう。
ろくに党内もまとめられずに、国民の願いや要望に応えることはできるのか。
■「一瞬は人を動かす」
安倍氏は首相時代の令和2年6月17日、自身の次の首相候補とされた岸田文雄前首相と石破首相とを比較して、筆者に語っていた。
「政治は人を動かすかなりの要素、情熱が大事だ」
「岸田さんは最後は人を動かす所を見せないといけない」
「石破さんは本物ではないけど、一瞬は人を騙して動かす能力がある」
「彼こそ本当の『言うだけ番長』なのだけど」
その言葉通り、総裁選で石破首相は一瞬、所属議員を動かし首相の座に就いた。
石破首相に1票を投じた議員らは、自民の転落をどうみているのか。
(論説委員兼政治部編集委員)

どうなる首相指名選挙 石破首相選出の流れも自民内造反の可能性に懸念
2024/10/30 21:03
https://www.sankei.com/article/20241030-EJ6PX23YLBNK7MYACULWRJYDPM/
来月2024年11月11日に召集予定の特別国会で行われる首相指名選挙は、キャスチングボートを握る国民民主党が立憲民主党の野田佳彦代表に投票しない方向となり、自民党総裁の石破茂首相が選出される流れが強まった。
衆院本会議での1回目の投票では、ほとんどの議員が所属政党の党首に投じるとみられ、誰も投票総数の過半数を獲得できない見通し。
石破首相と野田氏の2人による決選投票が行われる公算が大きい。
衆院の過半数は233議席。決選投票は自民、公明両党(計215議席)が支持する石破首相、共産党も投票を前向きに検討している立民の野田氏(立民と共産で計156議席)の2人が他党票の取り込みを狙う。
ただ、
「票田」と
なる日本維新の会(38議席)の馬場伸幸代表は2024年10月29日のBSフジ番組で
「どちらかに軍配を上げることはできない」
と語った。
国民民主(28議席)の玉木雄一郎代表も2024年10月30日の党会合で、決選投票でも玉木氏自身に投票する方針を説明した。
両党とも来年2025年夏に参院選を控える中、
「野合」
批判を避け、独自性をアピールする必要がある。
首相対野田氏の決選投票で投票用紙に
「馬場」
「玉木」
と書けば無効票となり、自公勢力が立共勢力を上回り、首相の勝利が有力だ。
ただ、馬場氏は2024年10月30日、記者団に、立民と政治改革に関する協議を行うと述べた上で、野田氏に投票する可能性について
「これからの協議の中身(次第)だ」
と完全に排除はしなかった。
また、自民内の一部には、衆院選で与党過半数割れとなった責任を首相が取って退陣すべきだとの声もある。
首相周辺は、首相指名選挙の投票を棄権する自民議員が出る事態を警戒している。
このため、現時点で可能性は低いものの、野党の大連合が成立したり、自民内の造反によって野田政権が誕生したりする可能性もゼロとは言えない。

石破首相「辞任必要ない」65・7% 内閣支持率は32・1%に急落 共同調査
世論調査
2024/10/29 18:30
https://www.sankei.com/article/20241029-A5DPYG3NWBMV3CYK7CDXWCWATE/
衆院選の結果を受けて共同通信社は2024年10月28、29の両日、全国緊急電話世論調査を実施した。
石破内閣の支持率は32・1%で、内閣発足に伴う2024年10月1、2両日調査の50・7%から18・6ポイント下落した。
不支持率は52・2%。
与党過半数割れとなった自民、公明両党の連立政権継続を望むとしたのは38・4%で、望まないが53・0%だった。
自民の派閥パーティー収入不記載事件に関与し、当選した議員を要職に起用することに79・2%が反対し、賛成は16・3%だった。
望ましい政権の枠組みは
「政界再編による新たな枠組み」
が31・5%と最多で、自公の少数与党政権は18・1%。
一方、石破茂首相が過半数割れの責任を取り辞任すべきだとの回答は28・6%にとどまり、辞任は必要ないが65・7%だった。
自民の議席減に不記載の影響があったと思うとの答えは91・4%。
選挙結果で
「政治とカネ」
問題が根絶に向かうとの見方は23・9%で、向かわないが72・5%を占めた。

少数与党希望は自民支持層の4割 今後の政権枠組み、無党派層は「政界再編」が最多
世論調査
2024/10/29 18:53
https://www.sankei.com/article/20241029-5BJVP5UYLZLVTLY4M4STSCXYYA/
衆院選の結果を受けて共同通信社が2024年10月28、29の両日に行った全国緊急電話世論調査で、今後の望ましい政権枠組みを政党支持層別に見ると、自民党支持層では
「自民、公明両党による少数与党政権」
が最多の39・8%だったものの過半数に届かなかった。
次いで多いのが
「自公に日本維新の会などを加えた政権」
の28・2%で、一部野党と連携してでも政権の安定化を望む意向がにじんだ。
公明支持層では、自公の少数与党政権が50・9%と過半数に上った。
立憲民主党支持層と共産党支持層は
「立民を中心とした多くの野党による政権」
が最も多く、それぞれ61・7%と59・1%。
維新支持層は
「自公と維新など」
が最多の40・5%だった。
「支持する政党はない」
とした無党派層は
「政界再編による新たな枠組みの政権」
が最多で42・4%。
国民民主党支持層の48・2%、れいわ新選組支持層の55・3%も政界再編を希望した。

自民内から「石破おろし」の声相次ぐ 首相、国民民主と連携に活路 立民も多数派工作
2024/10/28 21:20
https://www.sankei.com/article/20241028-FHBW6MW5XNNW7EZEDBSSZMWDAQ/?outputType=theme_election2024
自民、公明両党で過半数割れの大敗を喫した衆院選の翌2024年10月28日、自民内では石破茂首相(自民総裁)の責任論が相次いだ。
それでも続投を表明した首相は、躍進した国民民主党との連携強化で打開を図る。
だが、国民民主は連立入りを否定。
首相は同党の政策を取り入れて協力関係を築きたい考えだが、予算案や法案ごとに賛成を求めることになれば政権運営が不安定化するのは必至だ。
■目に見える変化が肝要
首相は2024年10月28日の記者会見で
「『自民党は目に見えて変わったね』と実感して頂くことが肝要だ」
と述べ、政策活動費の廃止などを表明した。
自身が辞任するのではなく、衆院選の敗因は自民の改革姿勢の甘さにあると定義し、踏み込んだ改革案を打ち出すことで敗北の責任を取る−という筋書きと言える。
ただ、そんな思惑とは裏腹に、党内では
「石破降ろし」
が始まった。
「自民党石破政権への信を問うてこの結果、ということを軽視しすぎではないのか」。
小野田紀美参院議員は2024年10月28日、自身のSNSで、小泉進次郎選対委員長の辞任だけでは不十分との認識を示した。
山田宏参院議員もSNSに
「選対委員長の辞任で済む話ではない」
と投稿した。
小林鷹之元経済安全保障担当相も党幹部の責任論に言及する。
3氏とも、党内の
「反石破」
勢力から旗頭として期待される高市早苗前経済安保担当相に近い。
■党内論理より国民理解を
党内の反発について、首相は
「等閑視するつもりは全くない」
と語る一方、
「党内融和よりも国民の理解を優先していかねばならない」
「党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がった」
と持論を述べた。
首相の念頭にあるのが、勢力を4倍に増やした国民民主との連携だ。
「議席を大きく伸ばした党がある」
「どのような主張に国民が共感、共鳴したのか」
「取り入れるべきは取り入れることに躊躇があってはならない」。
首相が記者会見でこう語ると、同席した森山裕幹事長は何度も頷いた。
森山氏は他党との交渉の中心的役割を担うだけに、政権継続のためには
「辞めさせられない」(別の党幹部)。
ただ、国民民主の玉木雄一郎代表は2024年10月28日、支援組織・連合の芳野友子会長に、自公連立政権に参画しない考えを伝えた。
国民民主は、自民に43議席差まで迫った立憲民主党からも触手を伸ばされている。
立民は同日2024年10月28日の執行役員会で、特別国会の首相指名選挙で、野田佳彦代表に投票するよう野党各党に協力を求める方針を確認した。
■政権への協力は十分ある
野田氏は記者団に、一部野党が石破政権に協力する可能性は
「十分ある」
と指摘。
「注意深く見ながら、こちら(野党側)のチームをどう作っていくかに心を砕きたい」
と述べ、過半数割れした自公による野党勢力の切り崩しを警戒した。
焦りの裏返しか、他党との交渉に関し
「誠意のある対話」
というフレーズを何度も口にした。
もっとも国民民主は、野田氏への投票要請も受け入れない考えだ。
首相指名選挙は1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人の決選投票を行う。
首相と野田氏の一騎打ちになる公算が大きいが、玉木氏は2024年10月28日の民放番組で
「無効となっても玉木と書く」
と述べた。
榛葉賀津也幹事長も同日、連合傘下の産業別労働組合(産別)に、こうした方針を伝えており、立民の多数派工作も最初から躓きそうだ。

政治空白、許されぬ…政治部長・小川聡
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50036/
長期政権のぬるま湯に浸かり、有権者の意識とかけ離れた
「党の論理」
を捨て切れない自民党に、厳しい審判が下った。
これまでの自民党政治家と違う感覚で政権を運営するのではとの石破首相への期待は、瞬く間に失望に変わった。
予算委員会なしでの衆院解散や、政治資金問題に関わった前議員らの公認問題と2000万円の活動費支給を巡る対応などで、総裁選で掲げた
「国民の納得と共感」
よりも自民党の事情と都合を優先する姿勢が露呈し、国民の怒りの火に油を注いだ。
立憲民主党は、3年前2021年の衆院選を教訓に、自民党にお灸を据えようと考える中道保守層の投票の受け皿になった。
野田代表が、
「原発ゼロ」
をはじめとした非現実的な安全保障・エネルギー政策を封印し、共産党との連携に距離を置いたことが奏功したと言えよう。
立民は選挙戦で、
「政治とカネ」
問題への批判に注力し、景気対策や社会保障などの具体策を論じる機会は少なかった。
「敵失」
で議席を伸ばした面が大きく、自らの政策・主張が全面的に支持を集めたという過信は禁物だ。
日本を取り巻く環境は国内外で厳しさを増しており、一刻の猶予も許されない。
経済停滞や社会保障・財政の不安、自然災害への対応などを急がなくてはならない。
北朝鮮や中国による軍事的威圧や威嚇、一方的な現状変更や侵略の脅威に直面し、日本の主権や平和、繁栄を維持できるかどうかの岐路にある。
与党の過半数割れにより、当面、政権が弱体化することは避けられまい。
各党は、政局を優先して分断を加速させるのではなく、 真摯な議論を通じて現実的に答えを出していくことが不可欠だ。
内外の有事を前に、政治空白を作ってはならない。

衆院選、全議席が確定 自民191、立民148、維新38、国民28、公明24、れいわ9
2024/10/28 4:05
https://www.sankei.com/article/20241028-PRREEDNFJRJSFA344HTTAVVAPQ/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選は2024年10月28日未明、比例代表東北ブロックで立憲民主党が最終議席を確保し、全465議席が確定した。
各党の獲得議席は、自民191、立民148、維新38、公明24、共産8、国民28、れいわ9、社民1、参政3、政治団体の日本保守党3、無所属12で確定した。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/206.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
56. [2198] iKQ 2024年11月29日 08:41:29 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[2205]

 斎藤知事が辞めたら ささいなことでも 逮捕する こわっぱ警察

 >斎藤と警察・役人・既得権層は 手打ちするだろうと

 斎藤は アスペルガーだと言ってるだろう

 だから 斎藤は手打ちしないのだ 「私 失敗しないので」「僕は 手打ちしないので」

 手打ちさせようと 脅してみたが 手打ちしないいので 強行手段に出たのが

 今回の事件だぜ〜〜〜〜

 ===

 本来 警察は 県会議員側を 逮捕するべきだし ついでに ウソを言ってる

 新聞記者まで 一網打尽にするべきなのだ

 ま〜〜な 告発者が 死んだ(普通 こういうのは 警察は 自殺とする)のだから

 一番 重要な自白の人物がいなくなったので 捜査する手段がないのだが〜〜〜

 ===

 ことの 発端は 斎藤を選んだ 維新の人選ミスだよね〜〜〜

 大阪の維新みたいに 好き勝手出来るような環境を 兵庫(神戸)に作りたかったが

 斎藤は そんな あさましい期待に副うような性格では ないのだよね〜〜〜

 
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c56

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
57. 秘密のアッコちゃん[1120] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月29日 08:42:02 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[558]
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地裁判決で認められた「194キロは危険」…だが遺族は問う「懲役8年で抑止できるか」
2024/11/28 22:20
https://www.sankei.com/article/20241128-X2LTWLLPIZIHNDAPAYOL47EYSQ/
大分市の一般道で令和3年、時速194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、会社員の小柳憲さん=当時(50)=を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた当時19歳だった被告の男(23)の裁判員裁判の判決公判が2024年11月28日、大分地裁で開かれた。
辛島靖崇裁判長は、危険運転致死罪の成立を認め、懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡した。
遺族は
「194キロは『危険』だと当たり前のことを認めてもらい、無念を晴らしたい」
と活動を続けてきた。
思いは一定届いた形だが、懲役8年という量刑には
「事故抑止になるのか」
と疑問視した。
「危険運転致死罪と認められたのはとても大きなこと」。
事故で死亡した小柳憲さんの姉、長(おさ)文恵さん(58)は閉廷後に大分市内で記者会見し、目を伏せながら静かに思いを語った。
「弟があんな目に遭わされて、このまま終われない」。
事故発生以来、その一心だった。
時に法律の壁に直面した。
大分地検は被告の男(23)を一旦過失致死罪で起訴。
「『過失』になれば弟の尊厳が守られない」
と3万人分近くの署名を集めて地検に提出し、訴因変更に繋げた。
しかし、裁判を傍聴していても、複数の専門家が証言しなければ
「194キロは危険」
と立証できない現状に違和感を禁じえなかった。
地裁はこの日、法定速度の3倍以上を出した男の運転を
「常軌を逸した高速度」
と批判したが、同種事案と比べ
「中程度からやや重い部類」
とも言及。
反省の態度を示し、事故時は19歳と若年であることなども考慮し、求刑の懲役12年に対して懲役8年を言い渡した。
主文を聞き、頭が真っ白になった。
「事故抑止にならないといけないのに、これだけ(の刑)でいいのか…。良い判決か悩ましい」
と複雑な心境を覗かせた。
地裁が認定した危険運転致死罪の
「進行制御困難な高速度」
の立証には、カーブや勾配、凹凸といった道路状況が重視される傾向にある。
今回の事故現場のように比較的ハンドル操作が容易な直線道路は適用のハードルが高いとされてきた。
長さんが共同代表を務める
「高速暴走・危険運転被害者の会」
の高橋正人弁護士はこの日の判断を
「非常に画期的」
「大きなリーディングケース(先例)になる」
と評価する。
宇都宮市の国道で令和5年2月、時速160キロ超の車がバイクに追突した事故で佐々木一匡(かずただ)さん=当時(63)=を亡くした妻、多恵子さん(60)は会見に同席。
「大分地裁が思い切った判決を出してくれて、感謝している」
「(自身の)裁判でも検察官が立証を尽くしてくれると信じている」
と語った。

一般道で加速楽しみ194キロ出した男 起こした死亡事故は過失でなく危険 懲役8年判決
2024/11/28 22:08
https://www.sankei.com/article/20241128-G473KKW2DNMTLOJAAW7RLAFDIA/
大分市の一般道で令和3年、時速194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、会社員の小柳憲さん=当時(50)=を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた当時19歳だった被告の男(23)の裁判員裁判の判決公判が2024年11月28日、大分地裁で開かれた。
辛島靖崇裁判長は、危険運転致死罪の成立を認め、懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡した。
弁護側は過失致死罪の適用を訴えており、危険運転致死罪が成立するか否かが争点だった。
地裁は同罪の要件である
「進行制御困難な高速度」
に該当すると判断した。
同罪を巡っては、時速100キロを超える事故でも
「過失」
と判断された事例もあり、大分地検も当初、過失致死罪で起訴。
遺族の署名活動などを受け、危険運転致死罪に訴因変更を請求し、認められていた。
判決理由で、辛島裁判長は現場道路には補修が必要ない程度ではあるが凹凸があり、車体に対する道路幅にも余裕がなかったと指摘。
こうした道路状況に加え、高速度になるほど車体の揺れが大きくなり、事故時のような夜間は視野が狭くなることも考慮し、たとえ現場が直線道路でも
「194キロで走行中に僅かな操作ミスがあれば、事故が発生する事態が容易に想定できる」
とした。
弁護側は過去にも同程度の速度で一般道を複数回走行したものの支障はなかったと主張したが、
「僅かなミスで事故を発生させる実質的危険性がある速度での走行との評価を左右しない」
と重んじなかった。
検察側は別の要件である
「妨害目的」
も訴えたが、
「妨害の積極的な意図は認められない」
と退けた。
量刑理由では
「常軌を逸した高速度で、危険極まりない」
と指弾。
被告がマフラー音といった加速の高まりを楽しむために猛スピードを出していたことに対し
「身勝手、自己中心的な意思決定は厳しい非難に値する」
と述べた。

<主張>危険運転致死傷罪 遺族感情に応える改正を
社説
2024/11/18 5:00
https://www.sankei.com/article/20241118-4UPVNVBPQFJYXLR3R5DIIXNA7A/
法務省の検討会が、悪質事故に適用される危険運転致死傷罪の要件見直しを提案する報告書案をまとめた。
曖昧と批判があった高速度と飲酒について、一定の数値基準を設定するよう求めている。
妥当な提案だ。
法改正は悪質運転で大切な人を奪われた遺族が強く求めていた。
遺族の怒りは国民の思いでもある。
国民感情との乖離を埋めるべく、法務省は同罪の適用要件を明確化してほしい。
同罪は、東名高速道で飲酒運転のトラックが女児2人を死亡させた事故をきっかけに平成13年に創設された。
法定刑の上限は20年で、過失運転罪の上限7年とは大きな開きがある。
現行法は高速度の対象を「進行の制御が困難」、飲酒を「正常な運転が困難な状態」とし、具体的な速度や数値を定めていない。
報告書案は一定の速度以上を高速度の対象とし、「法定速度の2倍や1.5倍」とする意見もあった。
令和3年2月、大分市内の県道交差点を右折する会社員の車に、当時19歳の少年が運転する直進車が衝突し、会社員は死亡した。
直進車は法定速度の3倍を超える194キロで走行していたが、大分地検は
「直線道路で走行を制御できていた」
として過失運転致死罪を選択した。
そもそも制御できなかったから、事故は起きたのだ。
納得できない遺族は署名を集めて訴因変更を求めた。
補充捜査を経て訴因は危険運転致死罪に変更されたが、尚争われている。
遺族の声による訴因変更こそが要件の曖昧さを象徴する。
一定の数値設定は必要である。
ただし、要件に定めた速度や数値が厳罰逃れの指標となってはならない。
例えば法定速度の2倍を高速度と定め、60キロ道路で120キロ以上のスピードで事故を起こせば
「危険運転」
となるが、これ以下の速度であっても
「ながら運転」
や飲酒などの複合要因で悪質な運転と判断されるケースはあり得る。
数値を唯一の基準とすべきではない。
遺族らの強い処罰感情は、ただ怒りに任せたものではない。
同じ不幸を経験する人がなくなるよう、事故そのものを恨み、撲滅を目指すものだ。
厳罰化や処罰対象の明確化が悲惨な事故の減少に寄与することは、飲酒運転の取り締まりが証明している。

時速194キロ死亡事故で懲役12年を求刑、危険運転致死罪 大分地裁
2024/11/15 15:48
https://www.sankei.com/article/20241115-3DYFNCAVQVKBZOBOMO5UN6AK44/
大分市の一般道で令和3年、時速約194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、男性会社員=当時(50)=を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた男性被告(23)の裁判員裁判が2024年11月15日、大分地裁(辛島靖崇裁判長)であり、検察側は懲役12年を求刑した。
予備的訴因とした同法違反の過失致死罪については懲役5年を求刑した。
弁護側は最終弁論で、同法違反の過失致死罪を適用するよう訴え、結審した。
判決は2024年11月28日。
検察側は論告で、時速194キロで走行した場合、道路の凹凸などによってハンドルやブレーキ操作のミスから進路を逸脱する可能性があり、制御困難だったと指摘した。
起訴状によると、令和3年2月9日午後11時頃、上限が法定速度の時速60キロと定められた県道交差点を、対向から右折する車を妨害する目的で、制御困難な時速約194キロで進入。
右折車に衝突して、会社員の小柳憲さんを死亡させたとしている。

時速194キロで死亡事故 “思いくみ取った判決を”姉が意見陳述
2024年11月15日 14時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241115/k10014639291000.html
3年前2021年、大分市の県道で、時速194キロで車を運転して死亡事故を起こしたとして、危険運転致死の罪に問われている当時19歳の被告の裁判で、亡くなった男性の姉が意見陳述を行い
「遺族の思いを汲み取った判決を心からお願いします」
と訴えました。
3年前の2021年2月、大分市の当時19歳の被告は法定速度が時速60キロの市内の県道で、車を時速194キロで運転し、交差点を右折してきた車と衝突して、運転していた小柳憲さん(当時50)を死亡させたとして、危険運転致死の罪に問われています。
これまでの裁判で弁護側は
「車線から逸脱することなく直進できていて、危険運転致死罪は適用できず、成立するのは過失運転致死罪だ」
と主張しています。
2024年11月15日に大分地方裁判所で開かれた裁判で、午前中、亡くなった小柳さんの姉が
「被害者参加制度」
を利用して意見陳述を行いました。
この中で姉は
「弟は突然、人生を終わりにさせられました」
「交差点を右折しただけです」
「これほど理不尽なことがあっていいのでしょうか」
「本人の無念さを思うと胸が苦しくなります」
と述べました。
そして、裁判官や裁判員に向けて
「もう何も言えない弟の無念さや私たち遺族の思いを汲み取った判決を心からお願いします」
と訴えました。
午後には検察の求刑や弁護側の弁論が行われて全ての審理が終わる見通しで、判決は今月2024年11月28日に言い渡される予定です。

[社説]危険運転を根絶する法律に
社説
2024年11月14日 19:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD144HR0U4A111C2000000/
飲酒や猛スピードの走行など悪質な運転による事故の刑事責任を問う危険運転致死傷罪について、見直しを議論してきた法務省の検討会が報告書案をまとめた。
現行法は要件が曖昧で立証のハードルが高いとの批判があり、適用基準を明確にするなどの方針を示した。
更に議論を深め、悲惨な事故の撲滅に繋げなければならない。
危険運転致死傷罪は2001年に新設された。
東名高速道路で飲酒運転の大型トラックが乗用車に追突し、女児2人が死亡した事故がきっかけだ。
飲酒や高速走行、信号無視、煽り運転などによる事故が対象で、法定刑の上限は懲役20年と過失運転致死傷罪(同7年)より重い。
だが同罪に問うには
「進行を制御することが困難な高速度」

「アルコールの影響で正常な運転が困難」
だったことを立証しなくてはならない。
「事故を起こす前まで正常に運転していた」
などの反論が認められる可能性があった。
2024年5月に群馬県伊勢崎市で家族3人が死亡した事故では、飲酒運転で事故を起こしたトラック運転手が過失致死傷罪で起訴された後、遺族らが要望して危険運転致死傷罪に訴因変更された。
飲酒を
「過失」
とするのは市民感覚からかけ離れ、立法趣旨にも反しよう。
遺族らが納得できなかったのは当然だ。
報告書案では、速度や呼気中のアルコール濃度などの数値基準を定め、超えた場合に一律で同罪を適用することとした。
具体的数値はこれからの検討課題になる。
数値だけが適用の物差しになれば、
「基準以下だから危険運転には当たらない」
という発想を誘発しかねない。
法体系全体のバランスを踏まえつつ、適切な刑事罰を科せられるような制度にしなければならない。
厳罰化だけで事故を根絶することはできない。
ドライバー1人1人の安全意識を高めるため、交通教育や啓発を充実させる必要がある。

194キロ死亡事故「加速感楽しんでいた」 裁判員裁判で男性被告
2024/11/12 17:07
https://www.sankei.com/article/20241112-2UE5FVEWWVKTBHMWZG47XXHZHI/
大分市の一般道で令和3年、時速約194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、男性会社員=当時(50)=を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた男性被告(23)は2024年11月12日、大分地裁の裁判員裁判の被告人質問で、スピードを出す理由を
「エンジンやマフラー音、加速する感覚を楽しんでいた」
と述べた。
被告は死亡事故を起こすまで、高速道路で時速200〜210キロ、事故現場の県道で170〜180キロ出した経験があると説明。
弁護側からの質問に、事故時は
「150キロくらい出ている感覚だった」
と供述した。
一方、供述調書には、事故直前に感覚では200キロ近く出ていたと述べていたことを検察側から問われると
「覚えていない」
と答えた。

時速194キロ事故「過失のわけがない」 危険運転罪認めず、遺族が批判
2024/11/6 0:01
https://www.sankei.com/article/20241106-RV6O2PJRMRJ7FILIB3YCGVK3WU/
大分市で令和3年、時速約194キロの乗用車で死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた男性被告(23)の裁判員裁判初公判で、検察側は2024年11月5日、事故時の様子が写った映像や損傷した被害車両の写真などを示した。
遺族は記者会見で
「一体どんな高速度だったのか」
「過失のわけがない」
と憤った。
弁護側は危険運転罪は成立せず、同法違反(過失致死)罪にとどまると主張している。
死亡した会社員、小柳憲さん=当時(50)=の姉、長(おさ)文恵さん(58)は閉廷後、ドライブレコーダーの映像や小柳さんの着衣の写真を法廷で見て、弟の痛みを想像して涙が溢れたと明かし、
「うっかり起きた過失と一緒にされたら困る」
と語気を強めた。
被告は罪状認否で危険運転罪に関して
「よく分かりません」
と述べる一方、
「小柳憲さんとご遺族に心より謝罪します」
とも口にした。
長さんは、謝罪時に遺族を見ようとしなかったとし、
「誰に向けて謝っているのだろうと感じた」
と非難した。

194キロ危険運転争う姿勢 50歳男性死亡事故で弁護側 大分地裁
2024/11/5 10:58
https://www.sankei.com/article/20241105-ETIDIULAWVIZFCIPXIZSFYQJZE/
大分市で令和3年、時速約194キロで乗用車を運転し右折車と衝突、男性=当時(50)=を死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた男性被告(23)は2024年11月5日、大分地裁の裁判員裁判初公判で起訴内容について
「よく分かりません」
と述べ、弁護側は
「危険運転致死は成立しない」
と主張した。
令和4年12月に、同法違反(過失致死)罪から訴因変更されていた。
判決は2024年11月28日。
起訴状によると、令和3年2月9日午後11時頃、上限が法定速度の時速60キロと定められた県道交差点を、対向から右折する車を妨害する目的で、制御困難な時速約194キロで進入。
会社員、小柳憲さんの車に衝突して死亡させたとしている。
大分県警は危険運転致死容疑で書類送検したが、大分地検は令和4年7月、一旦同法違反の過失致死罪で在宅起訴。
より法定刑の重い危険運転罪適用を求める署名提出を遺族から受けた後、地裁に訴因変更を請求し認められた。

時速194キロで走行、危険運転致死に問われた元少年は初公判で「そのようなこと分かりません」
2024/11/5 13:07
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241105-OYT1T50067/
大分市で2021年、法定速度の60キロを大幅に上回る時速194キロで乗用車を走行して事故を起こし、男性を死亡させたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)に問われた元少年(23)の裁判員裁判の初公判が2024年11月5日午前、大分地裁(辛島靖崇裁判長)で始まった。
元少年は罪状認否で
「そのようなことは分かりません」
と述べた。
事故で大破した小柳さんの車(遺族提供)
起訴状では、元少年は2021年2月9日深夜、大分市の県道交差点で、制御困難な時速194キロで走行。
右折中だった同市の会社員小柳憲さん(当時50歳)の車の通行を妨害する目的で交差点に進入して事故を起こし、小柳さんを死亡させたとしている。
公判では、元少年の運転が、危険運転の適用要件である
〈1〉制御が困難な高速度
〈2〉妨害する目的で通行中の車に接近
に該当するかどうかが主な争点となる。
弁護側はこの日、危険運転致死について否認し、検察側が予備的な訴因として加えている同法の過失運転致死については争わない姿勢を示した。
検察側は冒頭陳述で、小柳さんは事故で締めていたシートベルトがちぎれて路上に飛び出し、骨盤を骨折するなどして死亡したと主張。
〈1〉については、路面の状況から車体に揺れが生じ、ハンドルやブレーキの操作を誤る恐れや、夜間に194キロで運転することで視野や視力に大きな影響を与え、操作を誤る恐れがあったなどとした。
また、右折車が来ることが想定されたとして、
〈2〉の要件も満たすと主張。
「常軌を逸した高速度で、動機は極めて身勝手」
と指摘した。
事故を巡っては、大分地検は2022年7月、法定刑の上限が懲役7年の過失運転致死で在宅起訴。
遺族らは法定刑の上限が懲役20年の危険運転致死への訴因変更を求めて約2万8000筆の署名を地検に提出。
地検は補充捜査の上、変更を地裁に請求し、認められた。

<主張>危険運転致死傷罪 国民常識との乖離埋めよ
2024/2/7 5:00
https://www.sankei.com/article/20240207-V6KMS75HSZNLZB4I5Z5XJLQDXU/
法務省は、危険運転致死傷罪の要件を見直す検討を始めた。
現行要件の基準が分かりにくく、事故遺族らが
「危険で悪質な事案を取りこぼさないようにしてほしい」
と要望していた。
令和3年2月、大分市内の県道交差点を右折する会社員の乗用車に、当時19歳の少年が運転する直進車が衝突した。
会社員は死亡した。
直進車は法定速度60キロの3倍を超える時速194キロで走行し、少年は
「何キロ出るか試したかった」
と供述したのだという。
大分県警は危険運転致死罪の要件である
「制御困難な高速度」
に当たるとして同容疑で送検したが、大分地検は
「直線道路で走行を制御できていた」
などとして過失運転致死罪で在宅起訴した。
危険運転の法定刑の上限は懲役20年、過失運転の上限は7年で、大きな開きがある。
遺族は納得いかない。
そもそも制御できないから衝突したのではないのか。
遺族は署名を集めて訴因変更を求める上申書を提出し、これを受けた補充捜査を経て危険運転致死罪に訴因は変更された。
遺族の声を受けての訴因変更は、要件のあいまいさを物語る。
平成30年12月、法定速度60キロの一般道を146キロで走行してタクシーに突っ込み、乗客ら4人が死亡した事故でも、危険運転致死傷罪で起訴された被告に津地裁、名古屋高裁は
「制御困難な高速度が証明されていない」
として過失運転と判断し、懲役7年の判決が確定した。
現行法では、無免許であっても一定の運転技能ありと判断されれば、危険運転の要件を満たさない。
信号無視による事故は
「殊更に」
無視した場合に限られ、
「殊更」
の証明、解釈に振り回される。
法曹界には他罪種や過去事件の刑罰とのバランスを重視するあまり、危険運転の適用を躊躇する傾向があり、要件の曖昧さがこれを助長しているとの指摘もある。
被害者や家族は、この構図に憤っている。
危険運転致死傷罪は、東名高速道で飲酒運転のトラックが女児2人を死亡させた事故をきっかけに平成13年に創設された。
強い被害感情に応えるための法律が、その運用をめぐって被害者の怒りを倍加させている。
要件の整理と明確化で国民常識との乖離を埋めてほしい。

再考・犯罪被害者
<特報>時速194キロ、危険運転ではないのか 遺族が動かした異例の訴因変更
2023/1/23 8:50
https://www.sankei.com/article/20230123-NBCPUZLDCVJIJAQRRGGPI2ZWXM/
憲ちゃんが亡くなった−。
訃報は突然やってきた。
令和3年2月9日午後11時頃、大分市内の県道交差点。
右折する車に、対向車線を直進してきた1台の乗用車が衝突した。
いわゆる「右直事故」。
右折車を運転していた会社員、小柳憲さん=当時(50)=がこの事故で死亡した。
衝突直前の直進車の走行速度は時速194キロ。
法定速度(60キロ)の3倍を超えていた。
「なんで弟が…」。
事故から半日後、小柳さんの姉は、棺に横たわる弟と対面した。
顔にはほとんど傷がなく、
「事故に遭ったとは思えないほど、いつもの穏やかな表情だった」。
ただ頭部以外は全て包帯でくるまれていた。
「辛い思い出が残るから見ない方がいい」。
受傷の程度が書かれた死亡診断書でさえ、見るのを制された。
大分県警から受けた説明によると、小柳さんは事故当時、シートベルトをしていたが、衝撃でベルトが切れて車外にほうり出され、後続車の近くに倒れているところを発見された。
肋骨や骨盤など全身に多数の骨折があった。
死亡確認は約2時間半後。
「最期を迎えるまで、どれほど苦しかったことか…」。
想像を絶したであろう弟の痛みや苦しみを思い、姉はただ涙を流すことしかできなかった。
直進車を運転していた当時19歳の元少年は調べに
「何キロ出るか試したかった」
と供述したという。
大分県警はこうした事情も踏まえ、元少年の運転が、自動車運転処罰法が定める危険運転致死罪の適用要件である
「制御困難な高速度」
に当たると判断。
事故から2カ月後に元少年を同容疑で書類送検した。
姉も当然、同罪で起訴されるものと期待した。
だが大分地検は翌年令和4年7月、過失運転致死罪で元少年を在宅起訴した。
遺族には
「直線道路で走行を制御できていた」
などと説明し、
「制御困難」
に当たらないとの見解を示した。
《高速度走行(自動車運転処罰法2条2号)その進行を制御することが困難な高速度で自動車を走行させる行為》
「一般道を時速194キロで走るのが危険運転でないのなら、一体どんな運転が危険運転になるのか」。
姉は思わず本音をぶつけた。
だが、担当検事は
「捜査の結果、危険運転の立証には至らなかった」
と答えるのみだった。
「前代未聞の高速度」
「家族にも見せることができない身体の損傷」
「原形をとどめないほど大破した車」
「危険運転致死傷罪は生命の尊厳を守るために創設されたはずなのに、こんな理不尽なことがあってもいいのでしょうか」
姉はそれ以降、地検に翻意を促そうと奔走した。
令和4年8月には記者会見を開いて危険運転致死罪の適用が見送られた理不尽さを訴え、同罪への訴因変更を求める上申書を地検に提出。
翌月令和4年9月には犯罪被害者の自助グループ「ピアサポート大分絆の会」(大分県国東市)の支援も受けながら、地検に補充捜査を求める署名活動を行い、全国の賛同者から集まった約2万8000筆を令和4年10月に提出した。
「弟の無念を晴らしたい」。
その一心で続けた地道な訴えは令和4年11月、ようやく実を結ぶ。
地検と県警が当時の事故状況を再現する補充捜査を実施。
僅か2週間後の令和4年12月1日には地検が危険運転致死罪への訴因変更を大分地裁に請求し、同月令和4年12月20日に認められた。
「声を上げなければ過失運転で終わっていた」
「ほっとしました」。
姉は訴因変更の知らせに安堵の言葉を口にした。
事故は今後、裁判員裁判で審理される。
「裁判をしたからといって弟の命は決して戻りません」。
それでもようやく、スタートラインに立てた気がする。
「真っ当な判決が言い渡されてほしい」
「望むことはそれだけです」。
初公判の日を静かに待っている。
■「常識」と乖離する司法
「被告人の運転が常識的にみて『危険な運転』であることは言うまでもない」
小柳さんの事故から間もない令和3年2月中旬。
名古屋高裁は、三重県津市の国道で時速146キロの自動車がタクシーに衝突し、乗客ら4人が死亡、1人が負傷した事故で、被告に判決を言い渡した。
制限速度の2.5倍近い異常なスピードで高級車を駆り、車の間隙を縫うように車線変更を繰り返していた被告。
「あたかも自分1人のための道路であるかのごとき感覚」。
高裁判決はこんな非難の言葉を並べながら、それでも1審津地裁と同様、危険運転致死傷罪の成立を否定した。
市民感覚と司法判断がここまで乖離するのは何故か。
それは同罪が不注意を罰する過失犯ではなく、故意犯であるところに大きな要因がある。
同罪の故意とは、自分の運転行為が法の定める
「危険運転」
の類型に当たることを認識しながら、敢えてそのような運転をしたということ。
条文の文言を知っている必要はないが、
「制御困難」
の要件の場合は、高速度走行の一般的な危険性の認識では足りない。
津市のケースでは、僅かなミスで自分の車を進路から逸脱させるような状況を
「具体的な可能性として現実に頭に思い浮かべていたことが最低限必要」(津地裁判決)
と判示され、被告にこの認識がなかったとして故意が否定された。
事故前に百数十キロで走行しながら複数台の車両を追い抜いたことを
「特段の支障なく進行した」
と被告に有利な事情とみた。
大分の事故現場は、その幅員から
「40メートル道路」
と呼ばれる直線道路。
スピードを出しても比較的コントロールしやすい場所といえ、大分地検が当初、危険運転致死罪の適用を見送る一因になったとみられる。
もっとも同罪の適用を巡っては、司法判断も揺れている。
大分地検が補充捜査で訴因を切り替えたことも、要件解釈が定まっていないことの表れとみることもできる。

過失では済まされないような危険な運転を厳しく罰するため、世論の後押しを受けて制定された危険運転致死傷罪。
しかし厳罰ゆえに検察や司法が適用に慎重になるケースが相次ぎ、被害者遺族の無念は宙をさまよう。
同罪を取り巻く課題を検証する。

再考・犯罪被害者
危険運転致死傷罪、揺れる司法の判断 被害者・遺族の思いをすくい上げるには
2023/1/31 7:00
https://www.sankei.com/article/20230131-UNNJ7SBNRVLLTDM7ARQI5K6YSI/
■危険運転、問われる意義
危険運転致死傷罪の創設から20年以上が経過したが、適用のハードルは高く検察や司法の判断も揺れている。拡大解釈による厳罰化の危険を避けつつ、被害者・遺族の思いをすくい上げるにはどうすればいいのか。有識者2人に聞いた。
時速194キロ、危険運転ではないのか 
■高い起訴のハードル 大嶋実弦弁護士
危険運転致死傷罪は
「悪質な運転による死傷事故を重く処罰してほしい」
「『過失』で済まされるのはおかしい」
という事故の被害者や遺族の思いから出発し、創設された法律だ。
その一方で、実際に同罪が規定する危険運転行為と、一般の人が罪名から想像する行為との間には乖離があり、そのギャップが
「市民感覚を反映していない」
と指摘される要因にもなっている。
率直に
「危険運転ではないのか」
と思えるような行為も、同罪が厳格に定める要件や類型に当てはまらない限り処罰の対象とはならず、それゆえ遺族が不満の声を上げるケースが少なくない。
特に警察が危険運転致死罪で送検するような死亡事故は、遺族にしてみれば理不尽に家族を殺されたという思いが強い。
同罪はそんな遺族の拠り所でもあるはずだが、
「公判が維持できないから」
と検察に門前払いされると、
「なぜ」
というわだかまりと、やり場のない無念さだけが募ることになる。
遺族が声を上げる背景には、同じような境遇に遭う人をなくしたいという強い気持ちがある。
こうした声に世間が共感し、課題が社会に認知され、法改正で是正されてきた経緯がある。
厳罰ゆえに慎重になるのも十分理解できるが、公判の舞台に乗せないと、解釈や適用範囲を巡る司法判断が積み重ならない。
起訴のハードルを下げつつ、市民感覚との懸隔を埋めていくことが求められる。

おおしま・みつる
大阪弁護士会所属。
長年に渡り交通事故遺族らで作る自助団体「TAV交通死被害者の会」(大阪市)の活動を支援している。
処罰範囲の拡大はアンフェア 井田良・中大大学院教授
死傷者を伴う交通事故が起きた時、過失運転致死傷罪と危険運転致死傷罪のどちらが適用されるか、その判断が注目を集めることがある。
そして危険運転の適用が見送られた時、報道で批判的に取り上げられることも少なくない。
危険運転致死傷罪について規定された刑は相当に重いものとなっている。
特に危険な運転を故意に行い、人を死傷させた場合に、傷害罪(上限懲役15年)や傷害致死罪(同20年)と同じように重く処罰するよう制定された経緯がある。
その際、誰もが犯しうるような不注意で重い処罰の対象とするのは適当ではないとして、危険運転に該当する行為を類型化し、その要件を限定した。
いくら危険な暴走行為であっても、この類型化された危険行為に当たらない限り、同罪を適用できないと考えるのが、法律で犯罪と刑罰を規定する
「罪刑法定主義」
の原則だ。
確かに同罪の条文を素直に読むと、問題とされる行為が危険運転に該当しそうに思える事例もあり、被害者側もそこに批判の根拠を持っていることは理解できる。
しかし、規定の解釈に当たっては、元々の立法趣旨や、これまでの判例が積み重ねてきた解釈を無視することはできないし、何より、軽い類型である過失運転致死傷罪との区別が曖昧にされてはならない。
立法趣旨や従来の裁判所による解釈を無視して処罰範囲を拡大することは、不意打ちでアンフェアな処罰である。
解釈による対応が難しければ再び立法が求められることになるが、過失運転致死傷罪との合理的な区別を可能とする新たな危険運転行為の要件を定立することは、相当に難しいことも事実であろう。

いだ・まこと
専門は刑法。
平成13年に危険運転致死傷罪が創設される際の法制審議会の議論に幹事として加わった。
平成28年から現職。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c57

コメント [政治・選挙・NHK296] <スクープ>玉木雄一郎代表(55)の不倫相手・小泉みゆき(39)は国民民主党の候補者だった!(週刊文春) 赤かぶ
39. カミー[1474] g0qDfoFb 2024年11月29日 08:44:38 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2199]
>>38
根拠のない誹謗中傷をやめろよ、自民党の幹事長だったら悪なのか、笑わせるな。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/205.html#c39
記事 [医療崩壊13] コロナワクチン接種率が減少した3つの理由 大学教授が指摘した副作用、レプリコンへの警戒も (ピンズバ) 
「コロナワクチン接種率が減少した3つの理由 大学教授が指摘した副作用、レプリコンへの警戒も」
(ピンズバ 2024/11/27)
https://pinzuba.news/articles/-/8918

 11月12日、東京都医師会の定例会見で、尾崎治夫会長はこう眉根を曇らせた。

「10月から、65歳以上を対象に新型コロナワクチンの定期接種が始まりました。尾崎会長は、定期接種を受ける人が少ない理由として、“6〜7回打ったからもう大丈夫じゃないかと考える人がいる”と警告していましたが、他にも理由があるはずです」(医療関係者)

 コロナは例年、冬季に感染拡大が発生しており、人口の多い東京都は多数の感染者を出す。

「コロナが5類に移行した2023年5月から24年4月の1年間で、コロナに感染して死亡した人の約97%が65歳以上だったというデータもあります。

 ただ、定期接種を受ける高齢者はどんどん減っている印象ですね」(前同)

 コロナワクチンに詳しい新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、接種率の減少には「3つ理由がある」と、指摘する。

「一つ目は、5類に引き下げられたことで、“今さらワクチンを打つ必要があるのか”と疑問に思う人が増えたこと。変異株が弱毒化しているという見方が強いこともあり、普通の風邪と同じだと考える人が多くなった印象があります」(岡田氏)

 加えて、過去のワクチン接種での苦い記憶が接種率を押し下げているという。

「多くの人が、ワクチン接種の副作用として、帯状疱疹や湿疹、果ては寝たきりになったという事例まで耳にする機会が増えました。そこから、ワクチンに対して警戒心が生まれたのではないでしょうか」(前同)

 三つ目に、安全性をめぐる報道が飛び交った自己増殖型の「レプリコンワクチン」への懸念があるという。

 接種はモデルナやファイザーのmRNAワクチンなど、5種類のワクチンから希望のものを打てる仕組みとなっている。ただ、「接種に行ったらレプリコンワクチンを打たれる」と、多くの人が思い込んでしまっている可能性があると、岡田氏は指摘する。

「レプリコンワクチンは、呼気や汗を通じて、接種者から未接種者へワクチン成分が伝播する“シェディング”の可能性があると噂されていることで、多くの人が不安視しています。とにかく実験データが少ないため、私は同ワクチンの接種に反対しています。ただし、シェディングに関しては根拠に乏しく、専門家として“起こりえない”と断言できます」

 一方、定期接種の伸び悩みを受け、尾崎会長は冒頭の定例会見で、

「インフルエンザのワクチンは“毎年打っている”とおっしゃるのに…」

 と、インフルエンザワクチンを引き合いに出し、コロナワクチン接種を促した。

「ワクチンのメカニズムが全然違うので、一緒にして考えてはいけません。インフルエンザワクチンは、何十年も世界中で打たれてきて、重大な副作用がとても少ないことが分かっています。副作用の点だけ見ても、まったく違いますね」

 今年の冬はコロナ感染者が爆発しなければ、よいのだが……。

■ 【画像】帯状疱疹や湿疹などの副作用を心配する声も

 新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、「多くの人が、ワクチン接種の副作用として、帯状疱疹や湿疹、果ては寝たきりになったという事例まで耳にする機会が増えました。そこから、ワクチンに対して警戒心が生まれたのではないでしょうか」と指摘する。

岡田正彦(おかだ・まさひこ)
1972年、新潟大学医学部を卒業。医学博士。新潟大学名誉教授。水野記念病院理事、水野介護老人保健施設長。予防医療学を専門とし、米国心臓学会プロフェッショナル会員。2002年に臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞。長年、病気を予防するための診療をおこないながら、日本人におけるがんや血管障害などの危険因子を探るための調査にも関わる。

------(引用ここまで)------------------------------

やはり、コロナワクチン接種率が減少した最大の理由は、深刻な健康被害が
身のまわりでも起き、広く知られるようになったことでしょう。

好ましい傾向ですが、接種希望者がいなくなれば、当然、政府は強制接種へと
動きだすでしょう。

ワクチンパスポートなど強制接種へとつながる動きは、十分に警戒して、
小さな芽のうちに摘み取っていかなければなりません。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/303.html
コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
58. [2199] iKQ 2024年11月29日 08:56:57 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[2206]
<△20行くらい>

 斎藤が そんなに悪くないと考えた 県会議員(自民党員でさへ)もいた様だが

 全会一致で 不信任を出しちゃった

 ===

 兵庫県民は 斎藤の改革に対して ある程度の期待をしていたのだが

 マスコミの 一方的な 報道で 気持ちがグラついていたけど

 SNSや 身近な人から 漏れ聞こえる真実で 県民は ごめんなさい 斎藤さん

 斎藤さんを 疑ってしまいましたと 懺悔して それ以後は 必死で 斎藤さんを応援した

 涙を流しながら がんばって がんばって がんばって 涙が あふれ出る 有権者

 ===
 
 つまり この事件は マスコミが 火をつけた「マスコミ犯罪」なのだ

 なんら悪くない知事を 悪人としてまで 血祭りにあげて 視聴率を上げた

  
 ミヤネ屋 泉 玉ちゃん   どうですかね〜〜  

 自分が 犯罪者だという 認識はありますかね〜〜〜

 長年 マスコミにいれば 麻痺するのは わかるけど〜〜

 ちょっと マスコミに染まった 泉は あっという間に テレビ局に 染まった

 ===

 ま〜〜な  テレビ局は 楽な仕事なんだろうね〜〜〜〜

 出演者にとっては 美味しい仕事なのかも しれないね〜〜〜〜〜

 そりゃ〜〜  市長よりも テレビのコメンテーターの方が いいよね〜〜〜

 もう 抜けられなくなっちゃった よね〜〜〜〜

 
 

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c58

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
23. 秘密のアッコちゃん[1121] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月29日 09:00:02 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[559]
<■1018行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
室谷克実「深層韓国」
「靖国参拝してどこが悪い」林官房長官は言えないのか 生稲晃子氏めぐる共同通信の大誤報 韓国の「靖国神社=悪」に嵌った日本政府
2024.11/29 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241129-AG6AJXYGIFPPVMDUW5EMNARTWQ/
どれほど話し合ったところで徒労でしかない。
基礎認識と目的が違う2者の論争とは、そういうものだ。
新潟県佐渡市で開かれた世界文化遺産
「佐渡島(さど)の金山」
の追悼式を巡る、日韓の(外交チャンネルに限らない総体的)論争。
ようやく、日韓双方が別個に執り行った追悼式が終わったが、残ったのは
「靖国神社参拝は悪いこと」
とするような印象操作ではないのか。
■佐渡島金山・追悼式が残す「印象操作」
佐渡島金山で働いていた朝鮮人労働者は、半島から妻を呼び寄せ、佐渡で2人の子供を儲けた。
日本企業で働いていた朝鮮人労働者は日本人労働者と同等の給与を貰い、国民年金にも加入していた。
日本本土にいた朝鮮人慰安婦は、陸軍大将を上回る収入があり、それをせっせと郵便貯金していた…。
「強制連行された朝鮮人労働者が、まさか」
「強制連行された性奴隷が、あり得ないことだ」
と日教組教育の優等生≠ヘ叫ぶだろう。
だが、これらは日本側に物証が残っている。
韓国紙がお涙頂だい£イの記事の中で、自己矛盾とも気が付かずに報じた事例もある。
それなのに、韓国の一般世論は
「強制連行された労働者」
という虚論で凝り固まっている(慰安婦は『性奴隷』との見方がかなり揺らいできた)。
佐渡の追悼式について、韓国側は
「凝り固まった虚論」
に基づき、日本側に対応を求めた。
日本側が読み上げる
「追悼の辞」
の内容にまで介入するのが国際常識なのか。
基礎認識が違うから、決して一致することはないのだ。
更に、追悼式に政府代表として参列した生稲晃子外務政務官が
「靖国神社に参拝していた」
とする共同通信社の大誤報があった。
韓国マスコミは、それに飛び付いた。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は
「金建希(キム・ゴンヒ=夫人)大事」
が祟って保守系紙にも見放され、支持率20%のレームダックだ。
「ハイ、そんな政務官が出る追悼式には参加しません」
と決断する他なかった。
韓国が自ら開催を求めた追悼式に出ようが出まいが、どちらでもいい。
問題は、林芳正官房長官が
「生稲氏は靖国に参拝していない」
とばかり強調したことだ。
これは、韓国の
「靖国神社=悪」
の決め付けに嵌った釈明でしかない。
「日本の政治家が靖国神社に参拝して、どこが悪い!」
と、何故言えないのか。
追悼式騒動は、
「靖国参拝は悪いこと」
という日韓政府共同の
「印象操作」
を残したのだ。 (ジャーナリスト 室谷克実)

靖国神社に落書きの実行役か、中国で男を拘束と現地報道 別の恐喝事件関与で
2024/8/28 1:07
https://www.sankei.com/article/20240828-YIQVLUZXEBMHHIQL4WREPCCQYA/
東京都千代田区の靖国神社の石柱に落書きが見つかった事件を巡って、中国メディアは27日、中国当局が実行役とみられる男を別の恐喝事件に関わった疑いで拘束したと報じた。
男は董光明容疑者で、警視庁公安部が逮捕状を取り、指名手配している。
5月31日夜、別の中国籍の男2人と共謀し、靖国神社の入り口近くの石柱に赤いスプレーを使って「Toilet」と書き、不敬な行為をした疑いが持たれている。董容疑者は6月1日未明、中国に向け出国していた。
中国メディアによると、浙江省杭州市の警察当局が拘束した。
「鉄頭」という名のインフルエンサーで、落書き事件の直後、インターネット上に「鉄頭」名の動画が出回り、落書きする様子が映っていた。(共同)

靖国神社落書きは中国籍の10代男性か 単独で実行、発覚日にホテルに戻り出国
2024/8/23 13:15
https://www.sankei.com/article/20240823-ZAENFCMM7VKK7B2A3KZGGMBU2Y/
靖国神社(東京都千代田区)の神社名が刻まれた
「社号標」
と呼ばれる石柱への落書きが見つかった事件で、関与した人物は中国籍の10代男性とみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁が器物損壊容疑で捜査を続けている。
捜査関係者によると、男性は事件の数日前に複数人で日本に入国。
18日夜に一人でホテルを出て、靖国神社に向かった。
現場の防犯カメラからは同日夜、社号標に上がっているこの男性とみられる人物の姿が映っていた。
男性は一度ホテルに戻った後、19日に出国したという。
落書きは19日未明、神社関係に発見された。
社号標には
「厠所(トイレ)」

「軍国主義」
「狗(犬)」
などと、中国で使われている簡体字を用いて書かれていた。

靖国神社落書き、関与の人物が中国へ出国か 警視庁
2024/8/22 21:52
https://www.sankei.com/article/20240822-JKEW3EKKUFIETNHWPN6O6M6JGA/
東京都千代田区の靖国神社で19日に石柱への落書きが見つかった事件で、関与したとみられる人物が同日に中国へ出国していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
数日前から日本に滞在していたといい、警視庁が器物損壊の疑いで詳しい経緯を調べる。
捜査関係者によると、18日夜に不審な人物が石柱の台座に上がる様子が防犯カメラに残っており、同一とみられる人物が19日に中国へ出国したことが確認された。
この人物は、落書きの画像を中国の交流サイト(SNS)に投稿したとみられる。
落書きは19日午前3時50分ごろに神社職員が見つけ、石柱に中国語で
「トイレ」
などを意味する文字が書かれていた。

<主張>また卑劣な落書き 靖国神社の静謐守り抜け
社説
2024/8/22 5:00
https://www.sankei.com/article/20240822-PQDXXX7SJBMJTO455UEHCIGINQ/
東京・九段の靖国神社への卑劣な犯罪が再び起きた。
神社名を記す社号標という大きな石柱への落書きが19日未明に見つかった。
中国語でトイレを指す「厠所」や簡体字で「狗(いぬ)」「軍国主義」と読める落書きだ。
中国のSNSに中国人とみられる男が落書きの画像をアップし関与をほのめかす投稿があった。
今年5月にも中国人3人組が社号標に落書きする犯罪があったばかりだ。
靖国神社に祀(まつ)られている戦没者(英霊)を侮辱し、平安な眠りを妨げようというのか。
極めて下品な犯行が再び起きたことに強い憤りを覚える。
許される話ではない。
警視庁は全力で捜査を進めてもらいたい。
靖国神社にどのような見方を持つとしても、神聖さを冒瀆(ぼうとく)し、ほくそ笑むような犯罪をしていいわけがない。
自らの品性を貶(おとし)め、自国のイメージを損なうことさえわからないのか。
5月の事件は犯行の様子が中国のSNSに投稿された。中国人容疑者のうち2人は中国へ逃亡し、日本に残っていた1人が礼拝所不敬などの容疑で警視庁公安部に逮捕された。
今回の事件も中国人の関与が疑われている。
岸田文雄首相や上川陽子外相、警察当局は中国政府に捜査への協力を求め、容疑が固まれば5月の事件と合わせ引き渡しを求めるべきだ。
今回の事件が中国人によるものなら、5月の事件の容疑者を中国国内で野放しにしている中国政府の対応が影響したと言わざるを得ない。
中国外務省報道官は
「外国にいる中国公民は現地の法律を順守」
するよう促していた。
ならば一罰百戒で臨み犯行を抑止すべきだった。
長年の中国政府による反日教育が日本や靖国神社への憎悪を社会に広げ、没義道(もぎどう)な犯行を厭(いと)わない恥知らずの容疑者を生んだ可能性もある。
5月の事件後の警備体制が十分でなく、落書きを許してしまったことを全ての関係者は反省すべきだ。
靖国神社では過去にも中国人、韓国人らによる放火や落書きなどの事件があった。
摘発と警戒を怠れば犯行がエスカレートする恐れがある。
英霊の静かな眠りを守るのは日本の国の義務である。
政府与党や警察当局は、日本の心を守る国家的問題ととらえ、警備を急ぎ厳重にしてもらいたい。

靖国神社、落書きは18日夕方以降か 警視庁 防犯カメラに不審な人物
2024/8/20 14:09
https://www.sankei.com/article/20240820-ZMNMNYLOTNLKTIUC4PH3DHGSLQ/
東京都千代田区の靖国神社の石柱に19日に落書きが見つかった事件で、防犯カメラの映像などから18日夕方以降に書かれた疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。
神社職員が見つけ110番通報した時間よりも前に撮影されたとみられる画像が中国の交流サイト(SNS)に投稿されているといい、警視庁が関連を調べる。
捜査関係者によると、18日夕方以降に不審な人物が石柱の台座に上がる様子が防犯カメラに残っていた。
110番通報は19日午前3時50分ごろ。
石柱に中国語で「トイレ」などを意味する文字が書かれていた。
麴町署が器物損壊などの疑いで調べている。

靖国神社の落書き、中国人が関与か 警視庁が捜査 「厠所」「軍国主義」など
2024/8/20 12:01
https://www.sankei.com/article/20240820-EC45W7RXJ5INRIBOC4LYUZYSNU/
東京都千代田区の靖国神社で19日、入口の石柱に中国語とみられる落書きがされているのが見つかった事件で、落書きは18日の夕刻以降にされた疑いがあることが20日、捜査関係者への取材で分かった。
中国のSNS上には犯行をほのめかす投稿もあり、関連を調べる。
捜査関係者によると、事件後に中国国内のSNSに中国籍とみられる男が落書きの画像を挙げて関与をほのめかす投稿をしていたことが判明。
現場周辺の防犯カメラ画像でも、18日夕以降に投稿者と同一人物の疑いがある男性の姿が確認されたという。
落書きには黒いマジックペンが使われたとみられる。
事件は19日未明に発覚。
神社の職員が神社名を示す「社号標」に中国語でトイレを意味する「厠所」や簡体字で「軍国主義」などと読み取れる落書きがあるのを発見。
警視庁は器物損壊容疑で捜査を進めている。
現場では5月にも中国籍の男3人による落書きの被害があった。

靖国神社にまた落書き 5月と同じ場所「厠所」や「屎」 警視庁が器物損壊容疑で捜査
2024/8/19 9:25
https://www.sankei.com/article/20240819-5ONTTKHVIVIWHB4OHXR4KPRCNU/
19日午前3時50分ごろ、東京都千代田区九段北の靖国神社で
「石柱に落書きされた」
と男性職員から110番通報があった。
警視庁麴町署員が駆けつけたところ、神社入り口の神社名を示す「社号標」に中国語とみられる落書きが6個あった。
警視庁は器物損壊容疑で落書きした者の行方を追っている。
麴町署によると落書きは社号標とその台座に各3個ずつあった。
中国語でトイレの意味の「厠所」や、「屎」「狗」「軍国主義」とも読み取れる簡体字とみられる落書きもあった。
現場の社号標では5月にも中国人の男3人が落書きし、うち1人が器物損壊容疑などで逮捕。
もう2人についても警視庁が逮捕状を取っている。

<産経抄>靖国参拝 ご注進報道はここらで終わりにしよう 
2024/8/24 5:00
https://www.sankei.com/article/20240824-OCATCWVOYBKEHKBMD6UU2HRENI/
17日の小欄は、木原稔防衛相の靖国神社参拝に関する朝日新聞の
「日韓関係に冷や水も」
との記事に疑問を示し、
「(参拝に)何の問題があろうか」
と書いた。
すると朝日はさらに、米国務省報道担当者のコメントを取り
「防衛相の靖国参拝『後ろ向き』」
との記事を掲載していた。
よほど日韓関係に影響を及ぼしたいらしい。
▼記事は当局者が
「参拝は後ろ向きに見える」
と指摘したと記すが、その認識は正しいのか。
米国人は国務省高官といえども
「日本と韓国が、戦争をしていないことを知らない」(外務省事務次官経験者)
者が多い。
日韓併合は戦争の結果ではなく本来、参拝は韓国とかかわりはない。
▼安倍晋三元首相もオバマ米大統領当時、バイデン副大統領は、韓国にとり慰安婦問題よりも靖国参拝問題が重要だと勘違いしていると指摘していた。
そんな米側の誤解を正すのではなく、そそのかしてどうするのか。
日米韓のどの国の利益にもならない。
▼朝日もずっと靖国神社に否定的だったわけではない。
例えば昭和26年10月7日の朝刊紙面では、東京裁判の国際検事団付として来日した米青年、リード氏が帰国後も絶えず日本の友人に身代わりで靖国参拝をしてもらい、奉納金も送っていることを大きく取り上げている。
▼「靖国神社にねむるみたま≠スちの大きな犠牲が忘れられるなら、それは日本の悲劇だ」
「日本の皆さん、どうかみたま≠ヨ祈りを」。
朝日が紹介したリード氏の言葉である。
匿名の国務省報道担当者の曖昧なセリフより、よほど真情が伝わる。
▼靖国参拝問題も慰安婦問題も、日本側が批判してくれとばかりに外国に
「ご注進」
したことで騒動となった。
このパターンはここらで終わりにしたい。

全ての御霊安らかなれ 靖国神社参拝は戦没者との約束だ 論説委員長 榊原智 
終戦の日に
2024/8/15 5:00
https://www.sankei.com/article/20240815-VSTWEVBTLBPBJEK457UC4LR4W4/
79回目の終戦の日を迎えた。
日本は、大東亜戦争と呼称した先の大戦で、陸海軍人、民間人合わせて310万人の同胞を喪った。
全ての御霊安らかなれと心からの祈りを捧げたい。
昭和天皇の玉音放送を拝聴し終戦を知った国民は齢を重ね、ごく少数になっている。
そうであっても、日本史上、最大の悲劇だ。
あの戦争を語り継ぎ、鎮魂と平和の祈りを重ねたい。
戦没者(英霊)は日本や故郷、愛する人たちを守ろうと出征した。
子を儲けずに逝った若者も多かった。
■頭を垂れた安倍元首相
尊い命を捧げた英霊にとって靖国神社に永く祀られることは自明で、いわば日本の国との約束だった。
これは極めて大切な話だ。
だからこそ靖国神社が戦没者追悼の中心であり続けるべきなのである。
後世の人間が賢(さか)しらぶって
「新しい国立追悼施設」
など造っていいはずもない。
日本の独立を守った120年前の日露戦争など幾多の戦いの戦没者も靖国神社に祀られている。
今から11年ほど前の話になる。
平成25年4月、安倍晋三首相(当時)が硫黄島を視察した。
昭和20年3月に2万余の日本軍守備隊が玉砕した激戦地だ。
自衛隊の航空基地などの視察を終え父島へ向かう飛行機に搭乗する際、安倍氏は予想外の行動をとった。
滑走路にひざまずき、手を合わせ頭を垂れた。
そして滑走路を撫でたのである。
その下にも英霊の遺骨が眠っていると知っていたのだろう。
滑走路地区を含め遺骨収集は今も続いている。
記者団は父島へ先乗りしており、報道を意識したパフォーマンスではなかった。
当時、海上幕僚長として案内役を務めていた河野克俊元統合幕僚長は
「心底、戦没者に対する哀悼の意が深い方だった」
と振り返っている。
政治のリーダーが英霊への感謝の念を持つことは大切だ。
ただ、安倍氏でさえ、首相在任中に靖国神社を参拝したのは平成25年12月の1度きりだった。
以来、首相の靖国神社参拝は途絶えている。
勅使参向はあるが、天皇陛下ご親拝の環境はいつまでたっても整わない。
政治家が、中韓両国の干渉、メディアを含む左派勢力の反発を懸念しているからだろう。
英霊との約束を守らない日本であっていいわけがない。
自民党総裁選不出馬を表明した岸田文雄首相や閣僚、総裁選への立候補を志す政治家らは終戦の日や春季、秋季の例大祭などの機会に参拝してもらいたい。
国会は主権回復後の昭和28年8月、
「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」
を全会一致で採択した。
政府は関係国政府の同意をとりつけ、死刑を免れたA級を含む全ての
「戦犯」
の釈放を実現した。
刑死・獄死した受刑者の遺族にも年金を支給した。
その後、連合国によって刑死した人々も靖国神社に合祀されるようになった。
■自衛隊は勇戦の顕彰を
「A級戦犯」
として禁錮7年の判決を受けて服役した重光葵(まもる)は東条英機内閣の外相当時、人種平等を掲げた世界初の有色人種諸国のサミット、大東亜会議を実現した人物だ。
恩赦後に衆院議員に当選し、昭和29年から31年まで鳩山一郎内閣の副総理兼外相だった。
国連総会で日本の加盟受諾を演説し、各国代表から盛大な拍手を浴びている。
このようないきさつを顧みず、刑死した
「A級戦犯」
合祀などを理由に靖国神社参拝を難ずる勢力があるのはとても残念だ。
日本は平和を希求する民主主義国だ。
政治家は日本を敵視する国への配慮よりも、英霊や遺族へのおもんぱかりを優先してほしい。
靖国神社を忌避する勢力は自衛隊との切り離しにも拘っている。
だが、自衛隊も陸海軍も日本の軍事組織である点は同じだ。
自衛隊と自衛隊員は、英霊が祖国を守ろうと必死に戦った勇戦奮闘の史実を学び、語り継ぎ、顕彰してほしい。
それは自衛隊を一層精強に育て、平和を守る抑止力を高める。
戦後最も厳しい安全保障環境にある今、台湾有事や朝鮮半島有事が日本有事に容易に転化することは世界の安保関係者の常識となっている。
ロシアのウクライナ侵略や中東情勢、米大統領選の行方も、日本の針路に深く関わる。
首相選びとなる自民党総裁選に名乗りを上げる政治家は英霊への追悼、顕彰の思いを示すとともに具体的な外交安保政策、抑止力向上策を語るべきだ。
いずれも平和を守っていくために大切なことである。

靖国参拝C
<主張>靖国神社を冒瀆 中国は容疑者引き渡しを
社説
2024/6/5 5:00
https://www.sankei.com/article/20240605-PADVPPR7VBKI3IP3M5GJCPS6XE/
靖国神社の石柱に落書きされた部分はブルーシートで隠されていた=2024年6月1日午後、東京都千代田区
https://www.sankei.com/article/20240605-PADVPPR7VBKI3IP3M5GJCPS6XE/photo/E3Y6GOB53ROWTDLSIAS3G5PI3Y/
東京・九段の靖国神社の
「社号標」
という石柱に、英語で
「トイレ」
と落書きされる事件が起きた。
中国の動画投稿アプリで、男が石柱に向かって放尿するような仕草をし、赤いスプレーで落書きする犯行の様子が投稿されていた。
警視庁公安部が器物損壊容疑で捜査している。
容疑者は上海在住とみられる中国籍の男で、撮影役と一緒に中国に向けて出国したという。
靖国神社は246万余柱の英霊が眠る近現代日本の戦没者追悼の中心施設である。
極めて下品な犯行で冒瀆したことは絶対に容認できない。
警視庁は容疑者を急ぎ特定してもらいたい。
岸田文雄首相と上川陽子外相は最大限の憤りを表明し、中国側に容疑者の引き渡しを求めるべきだ。
落書きは2024年6月1日早朝、通行人が発見して警察に通報した。
犯行の動画が投稿されたことからも計画的な仕業とみられる。
中国のSNSでは
「とても美しい」
「よくやった」
と称賛する声が上がったというから呆れる。
靖国神社を批判的に捉えるとしても、今回のような犯行が許されるはずもない。
日本には多くの中国人がいるが、その大多数は今回のような愚かな行為をしていない。
下品な犯行やそれを礼賛する投稿が中国人のイメージ悪化を招くことがなぜ分からないのか。
中国外務省の報道官は記者会見で今回の事件を巡り、
「外国にいる中国公民は現地の法律を順守し、理性的に訴えを表現するよう注意を促したい」
と述べた。
良くない事だったと考えてはいるようだが、注意喚起だけで済む話ではない。
日本と中国は犯罪人引き渡し条約を結んではいないが事は重大である。
中国政府は日本側の捜査に協力し、容疑者を拘束して引き渡してもらいたい。
報道官は同じ会見で靖国神社を
「日本軍国主義が発動した精神的な道具であり象徴だ」
と批判した。
だが参拝者は静謐(せいひつ)な環境で英霊を悼み、平和への誓いを新たにしている。
中国側の長年の反日教育が事件の容疑者の靖国神社への憎悪を掻き立てたのではないかと恐れる。
靖国神社では過去にも中国人、韓国人らによる放火や落書きなどの事件があった。
英霊の静かな眠りを守るため警察が警備を厳重にすべき時である。

靖国神社落書き事件で日本政府が外交ルート通じ中国に懸念表明、注意喚起を要請 
2024/6/4 17:39
https://www.sankei.com/article/20240604-UYXFQGBU2NPCFN6HOMZSXWLKE4/
上川陽子外相は2024年6月4日の記者会見で、靖国神社(東京都千代田区)の石柱に中国籍とみられる男が落書きする映像が中国の動画投稿アプリ
「小紅書(レッド)」
に投稿されたことに関し、
「我が国の関係法令に反すると思われる行為を是認、助長するような動画が作成され、拡散されるようなことは受け入れられるものではない」
と述べた。
その上で
「外交ルートを通じ、中国政府に事案の発生に対する懸念を表明すると共に、中国国民に現地法令の順守、冷静な行動を取るよう注意喚起することを要請した」
と明らかにした。

靖国神社で石柱に落書き疑い中国籍の男、撮影役と約5時間後には出国 計画的か
2024/6/3 21:09
https://www.sankei.com/article/20240603-QW3O22CA4FO7FME3ZSTUUHOJ5U/
東京都千代田区の靖国神社で石柱に落書きが見つかった器物損壊事件で、落書きをした疑いのある中国籍の男が犯行の約5時間後には出国していたことが2024年6月3日、捜査関係者への取材で分かった。
男は出国直前に落書きをしており、警視庁公安部は計画的な犯行とみて捜査している。
捜査関係者によると、男は2024年5月31日午後9時55分から同10時までの間に落書きをしたとみられ、その直後の2024年6月1日未明の便で出国した。
男は中国・上海在住とみられている。
男が落書きする様子は、中国の動画投稿アプリ
「小紅書(レッド)」
に投稿されており、撮影役も一緒に出国したことが確認された。
落書きは2024年6月1日午前5時50分頃、通行人が発見し、周囲にいた警察官に申し出た。
神社入り口の
「社号標」
という石柱に赤いスプレーを使い、英語で
「トイレ」
と書かれていた。
また、同日午後7時頃には同神社のこま犬に中国語で書かれた張り紙があるのを通行人が発見し、110番通報した。
中国語で
「世界人民は団結しよう」
「ただしおまえらは含まない」
という趣旨が記されていた。
公安部が関連を調べている。
動画によると、男は、辺りが薄暗い中、石柱の台に登り、石柱に向かって放尿しているような仕草をした。
その後、赤いスプレーで英語で
「ToiLet」
と書いて立ち去った。
男は英語で
「アイアンヘッド」
と名乗っていた。

靖国神社落書きは「日本人の魂を汚す行為」在日中国人も冷ややか「馬鹿野郎といいたい」
2024/6/3 18:59
https://www.sankei.com/article/20240603-6O3XHXQ5K5HZNMJYR2KCN6VAMU/
靖国神社(東京都千代田区)の石柱が
「トイレ」
と英語で落書きされた。
中国のSNSに投稿された動画では、中国籍とみられる男が石柱に赤いスプレーで落書きし、放尿するような仕草が映っている。
警視庁公安部は器物損壊容疑で男の行方を追っているが、慰霊の場を汚した男に対し、静かな怒りが広がる。
日本で暮らす中国出身者も、日本人の感情を踏みにじる行為に冷ややかな目を向けている。
「どの国も国のために命を落とした人への畏敬の念がある」
「戦争で亡くなった人を祀る、日本人にとって神聖な場所が汚されたのは不愉快で残念だ」
「日本人の魂を汚す行為だ」
民主党の衆院議員だった牧野聖修氏は2024年6月3日、産経新聞の取材にこう語った。
牧野氏は中国共産党政権下で迫害されるチベット仏教徒を支援していることで知られる。
牧野氏は
「僕たちが靖国神社を汚されることが嫌なように、どこの国も国のために命を落とした人に対しては感謝の念と崇敬の思いを持っているはずだ」
「こういうことをすれば歴史問題を巡り、両国関係を友好なものにしようとしても乗り越えられない状況になってしまう」
と指摘した。
中国政府が弾圧している民族や香港人への支援活動を続ける古川郁絵氏も
「私にとっては大切な英霊が祀られている神域だ」
「英霊は日本を守るために命懸けで戦った方々で、今の私たちが存在する先祖そのもの」
「その魂を汚された気がする」
と語った。
在日中国人で中国の民主化を求める
「民主中国陣線」
の盧家熙(ろ・かき)氏は産経新聞の取材に答え、男について
「旧日本軍の侵略への反対などの考えがあったのだろうが、それはデモや集会で表現すればいいことだ」
「日本の法律に違反するような行為を行うべきではない」
と述べた。
■「目の前にいれば首根っこをつかまえる」
日本ウイグル協会理事で、2023年10月に日本国籍を取得した田中サウト氏は
「英語でトイレと書き、放尿するとは一線を越えた行動で、とても驚いた」
「SNSにアップして自身を愛国主義者だと中国人にアピールしたいのだろうが、凄く嫌な感じだ」
「狭い視野で愛国心を煽ることはおかしい」
と不快感を示す。
ベストセラー「歌舞伎町案内人」(角川文庫)の著者で、日本に帰化したジャーナリスト、李小牧氏も産経新聞の取材に、男の行為について
「中国人のイメージが悪くなる」
「中国人の観光客も日本に来ているのに、あの男が全ての中国人の印象になりかねない」
「目の前にいれば首根っこをつかんで110番する」
「元中国人として馬鹿野郎と言いたい」
と語った。

自衛官國参拝と愛する人への言葉
Hanada2024年4月号 元陸上幕僚長 岩田清文
■疑念が残る新聞の大騒ぎ
國神社を私的に参拝する際、公用車を利用したとして、去る2024年1月26日、陸上自衛隊の幹部が処分された。
22名が参拝したのは、2024年1月9日(火)の午後3時過ぎ、皆、時間休を取って私的な立場で参拝している。
報道からは、休暇中の私的な行動において公用車を利用したことが処分の理由とされ、処分のレベル的には軽いものとされている。
しかし、この程度の事でなぜ一部の新聞は大騒ぎするのか。
本件を最初に報道した毎日新聞(2024年1月13日)は、
「第二次大戦のA級戦犯が合祀されている靖国神社を自衛官が組織的に参拝していたとすれば、不適切だと言わざるを得ない」
と指摘し、宗教活動に関する隊員への指揮事項を記した1974年の防衛事務次官通達への抵触にも言及している。
A級戦犯が合祀されている神社に、自衛官が参拝してはいけないということなのか。
A級戦犯や特定の戦没者のみを崇めるために参拝する自衛官はまずいないだろう。
後ほど述べるが、彼らは国を守る務めにおいて純粋に祈願するために参拝しているはずだ。
今回は休暇中の私的な参拝であり、自らの意志に基づくものと思う。
更に、毎日新聞は参拝当日、國神社で待ち構えるようにして取材していたという。
その取材を基に、50年前の古い通達を探し出してきて、通達違反ではないかと厳正な対処を迫った。
これらからは意図的、計画的にこの参拝を大袈裟に取り上げ、自衛隊と國神社との関連性を問題にしたかったと思わざるを得ない。
そもそも、自衛隊内部の行動予定をどのようにして事前に知り得たのか、疑念も残る。
一方で、産経新聞は2024年1月16日の誌面において、
「陸上自衛隊の参拝は当然だ」
と主張している。
参拝の目的が、2023年4月に陸自ヘリコプターが沖縄県・宮古島沖で墜落した事故の調査委員会メンバーが安全祈願をすることにあったとした上で、能登半島地震対応中の緊急性を要する状況におては、公用車を使用することも当たり前だとしている。
更に、A級戦犯に関しては、国会が1953(昭和28)年、
「戦犯」
赦免を全会一致で決議、政府はA級を含め刑死した受刑者の遺族にも遺族年金を支給してきたことを例示し、他国の干渉に迎合せず、日本自身の立場を尊重すべきとの主張だ。
加えて、50年前の防衛省の次官通達を改めるべきとの指摘もある。
このように賛否両論の主張が報道される中、自衛官が國神社を参拝する意味や思いについては、ほとんど報道されない。
もちろん、現役自衛官がそのようなことを公にすることは憚れるのだろう。
そこで、1自衛官OBとしての思いではあるが、紹介させて頂きたいと思う。
現役当時から、個人的には、もしいざという時が訪れ、最後の時が来たならば、國神社に祀ってほしいとの願いを持っていた。
國神社には、日清戦争や日露戦争、そして大東亜戦争に至るまで、
「祖国日本を護る」
との一念の下、尊い生命を捧げられた246万6000余柱が祀られている。
我々自衛官と同じ
「国のために命を懸ける」
との志を持たれていた先人が祀られる國神社に、自分の死後もありたいと思っていたからである。
台湾有事・日本有事の危機感が高まる中、自己の死生観に磨きをかけている自衛官諸氏も多いことであろう。
その中には、いざという時は國神社に祀ってもらいたいという、私と同様の気持ちを持つ自衛官もいるものと思う。
自衛隊員は皆、入隊に当たり、自衛隊法の規定に基づき服務の宣誓を行う。
その宣誓には、
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います」
との1文がある。
これは、
「命を賭してでも国を守る」
ことを国家・国民に対して誓うものであり、命のやり取りを意味するものである。
私自身も、その覚悟で37年間勤務してきた。
自らの立場が曖昧な憲法を順守しつつ、自己の命を懸けてでも国を守ろうとする。
この耐え難い矛盾に苦悩しつつも、私は現役時代、自分自身に、そして部下たちに、こう言い聞かせてきた。
「我々は、自己犠牲による利他の精神、他を利する精神を実践する崇高な価値観、生き様を職業としている」
「自らの道が正しいことを信じ、迷うことなく、悩むことなく、ただひたすら誇りと矜持を持って国防の任に邁進すべきである」
■慰霊碑は「誓い」の場
「士は、己を知る者のために死す」
との言葉がある。
国家として、自衛隊員に
「命を懸けろ」
と言うなら、その隊員の気持ちを理解し、あるべき姿に改革していくのが政治の責任だろう。
その改革の1つが、いざという時に、国の命令により究極の任務を遂行し、戦死という最大の犠牲を払った隊員に対する慰霊の在り方である。
最高指揮官である内閣総理大臣の命を受け、国土防衛の任を遂行中に命を賭した場合、その隊員の国家への忠誠と献身を称え、霊を慰めることは不可欠であり、国家としてのその姿勢が、他の隊員をして国を守ろうとする強い気概を育むのである。
その際、隊員の死後、どこに葬るかは士気にも関わる極めて重く重要な問題である。
2022年12月に閣議決定した安全保障関連3文書においては、有事に関する強い危機感が示され、戦争を抑止するための具体化が進んでいる。
その中において、仮に自衛官が戦死した場合の様々な処遇等を検討すると共に、死後における慰霊の在り方についても、静かに議論を進めていくべきだろう。
現状のままであれば、防衛省・自衛隊全体としては市谷駐屯地での慰霊、および各地域としては司令部が所在する一部の駐屯地等において慰霊されるであろう。
しかし一般隊員の視点から見れば、死後、そこに戻るという意識を持つ者は少ないだろう。
それら慰霊碑の前では年に1度、追悼式が執行されているが、一般隊員にとっては、その慰霊碑が共に国のために散った戦友、皆の魂が戻る場所と思っている者は少ない。
どちらかと言えば、2度と事故等で仲間を失ってはならないとの
「誓い」
の場であり、ご遺族にとっては故人に再び
「手を合わせる」
場なのである。
明治以来、日本国は国のため国民のために命を捧げた英霊を、國神社において永遠に慰霊し崇敬することとした。
敗戦の結果として、国家として崇め敬い続けることはできなくなったが、宗教法人としての國神社が国に代わり継承している。
当時、
「死んで國で会おう」
と国の命令で戦地に赴いた方々には、明確に魂が戻る場所、精神的な拠り所があったと認識する。
もちろん、現状、国として1宗教法人を指定して英霊を祀ることはできないことは理解するものの、この点は、今後議論をしていく必要があるのではないか。
■戦後日本の原点
例えば、過去には2001(平成13)年、諮問機関である
「追悼・平和祈念のための記念碑施設の在り方を考える懇談会」
を発足させ、翌2002(平成14)年12月24日に提出された報告書では、国立の無宗教の追悼・平和祈念施設が必要と指摘されていた。
報告はされたものの、その後の動きはない。
当時の報告書には、施設の性格を國神社と区別化するため、次のように説明している。
國神社は、
「國事に殉ぜられたたる人人を奉斎し、永くその祭祀を斎行して、その『みたま』を奉慰し、その御名を万代に顕彰するため」
「創立せられた神社」
とされている。
これに対し、新たな国立の施設は
「死没者全体を範疇とし、この追悼と戦争の惨禍への思いを基礎として日本や世界の平和を祈るものであり、個々の死没者を奉慰(慰霊)・顕彰するための施設ではなく、両者の趣旨、目的は全く異なる」
と述べられており、前述したような戦死した自衛官の魂が戻る場所とは思えない。
追悼施設のみならず、そもそも自衛官の戦死に関わる具体的な検討が疎かになっていること自体が、我が国が未だに戦後レジーム(体制・政治体制)からの脱却が図られていないことの証左かもしれない。
安倍総理は、その戦後レジームから脱却する具体的取り組みの1つとして、終戦から70年経った2015(平成27)年8月15日の前日、2015(平成27)年8月14日に戦後70年談話を閣議決定した。
そこには、
「尊い犠牲の上に、現在の平和がある。これが、戦後日本の原点であります」
「2度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。(中略)先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました」
「自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してきた」
「あの戦争には何ら関りのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」
「しかし、それでも尚、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」
と強調している。
特に、
「70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります」
と述べたことは重要だ。
■主権国家として堂々と
我々日本人は、いつまで國神社での慰霊を他国に配慮し続けるのか。
戦後70有余年、これまでの平和を大事にする日本の歩み、そして日本の生き様に自信と誇りを持ち、主権国家として堂々と生きていくべきではないのか。
主権とは、対外的には国家の独立性を保持し、外国からの干渉を排除する権利と理解する。
であるならば、神社への参拝という日本人としてごく自然の風習を守り続ける独立性、そしてその行為に対する外国からの干渉を排除して初めて、我が国は主権国家と言えよう。
國神社は
「祖国を守るという亡くなられた方々の神霊」
を祀る場であり、そこには日本人として戦い、亡くなった台湾や朝鮮半島出身者、そして大東亜戦争終結時に、いわゆる戦争犯罪人として処刑された方々なども含まれている。
身分や勲功の区別もなく、国のために戦ったという1点において共通していれば一律平等に祀られることこそ、死後、その魂は永遠にこの世に留まり、国や地域などの場所で守り神となるという、悠久の歴史の中で伝わる日本人の伝統的信仰に則するものと私は理解している。
この國神社に赴き、戦没者を追悼して日本の安寧を祈祷することは、日本が長年に渡り培ってきた社会的儀礼であり、習俗的行為である。
私は、陸上幕僚長に就任するその日の早朝、個人的に國神社に参拝し、國神社の神霊に、陸上防衛の責任者としての決意と同時に、願わくばご加護を賜ることを祈祷した。
その3年後、離任当日の早朝、改めて参拝し、陸上幕僚長の職を解かれたことと、併せて37年間の防人としての任を終えることを報告し、感謝の意をお伝えした。
日本人としてごく自然のことであり、参拝後は純粋に清々しい気持ちを持つことができた。
■人的基盤の抜本的検討を
清々しい気持ちで退官はしたが、今になっても尚、現役の後輩たちのことを思うと、彼らが真に命を懸けられる、普通の国としてのあるべき軍事組織に進化すべきであると強く願っている。
現状、防衛省においては、人に関する強化施策の検討が進んでいるようである。
2024(令和6)年1月に防衛省が発表した
「人的基盤の強化に係る各種施策の進捗状況について」
によれば、部外人材も含めた多様な人材の確保や、隊員のライフサイクル全般における活躍を推進することなどが報告されている。
それぞれ重要な施策であり、是非具現化されることを願っているが、そこには、これまで述べてきたような有事に真正面から向き合い、国を守るため熾烈な環境で戦い、状況によっては国土防衛の現場で最期を迎える自衛官の栄典、慰霊・顕彰、遺族に対する手厚い補償、そして負傷した自衛官の一生の処遇など、本質的な検討が見当たらない。
物事の重さから公にはせず、静かに検討がなされていることを願っているが、それこそが人的基盤の抜本的検討ではないか。
冒頭の報道に戻るが、参拝した自衛官たちは、2023年4月6日に宮古島海域において殉職した同僚たちを思いながら、航空安全を誓うと共に祈願するとの純粋な気持ちで参拝したものと信じる。
國神社に参拝する自衛官の思いには、個人ごとに様々な意味があると思う。
しかし共通するものは、いざという時は身をもつて国防の責任を果たすとの強い思いが根拠にあることは言うまでもない。
その殉職した第8師団長坂本雄一陸将はじめ殉職隊員追悼式が、2023年10月21日、岸田首相、木原防衛大臣らが参列して挙行された。
式典の終わりに、遺族代表として坂本陸将の夫人が参列をされた。
私も参列した席で拝聴したが、涙が止まらなかった。
読者の方々にも共有して頂きたく、その挨拶全文を紹介したい。
彼らを含む自衛官、そしてその家族がどういう気持ちで国のために貢献しようとしているのかをご理解頂く一助となれば幸いである。
少し長くなるが、是非最後まで読んで頂きたい。
■自衛官の家族としての覚悟
令和5年度自衛隊殉職隊員追悼式に当たり、殉職隊員遺族を代表致しまして、ご挨拶申し上げます。
この度は自衛隊の皆様をはじめ多くの方々に、救助活動など様々なご支援ご尽力を賜り、深く感謝申し上げます。
そして本日は、自衛隊最高指揮官・岸田内閣総理大臣ご臨席の下、木原防衛大臣主催による殉職隊員追悼式を執り行って頂き、私ども遺族一同、厚く御礼申し上げます。
今から25年前に夫から言われ、ずっと心に在った言葉があります。
「自衛官の家族として、覚悟を持っていて下さい」
”自衛官の家族としての覚悟”、そして夫の言葉の根本にある彼自身の大きな覚悟、今回改めてこの言葉を夫の遺志として理解しました。
命を捧げた自衛官たちは皆一様に、国の守りに覚悟を持って臨み、職務に真摯に懸命に取り組み、身をもつて責務の完遂に務め、最後の瞬間まで誇りを持った自衛隊員であったのだと確信致します。
家族として、1国民として、亡き自衛官たちに深く敬意と感謝の念を捧げたいと思います。
自衛隊の皆様より、心のこもったお言葉をたくさん頂戴致しました。
「仲間を失った悲しみを忘れることなく、その思いを継承し、引き続き日本の平和のために任務に邁進して参ります」
このお言葉は亡き自衛官たちの強い遺志であり、家族としまして大きな支え、励みとなります。
自衛隊の皆様の強い絆に触れる中で、我らが自衛官たちは素晴らしいお仲間に恵まれ、同じ志を持って国防を担い、充実した豊かな人生を送ったのだと実感できました。
この素晴らしいご縁に感謝申し上げます。
ここに集う家族は皆、大切な人を突然なくしました。
その大切な人は誇り高き自衛隊員であると共に、良き家庭人でまおります。
家族をとても大事にし、家族それぞれにとっても彼らは大切な存在です。
大事な息子であり、娘であり、頼れる兄弟、姉妹、愛する夫、尊敬する父、そして、心通う友人であります。
■「ありがとう」を贈りたい
突然の別れにより、今私たちは、それぞれが色々な思いと向き合っています。
悲しみや憤り、混乱、不安な気持ち
この挨拶を考えている時、思いました。
「このまま失ったことを悲しみ続けるのではなく、彼らが残してくれているものを大事に見つめていきたい・・・」
「そして、過去に一緒に出来なかったことを悔やんだり、これから出来ないことを嘆いたりするのではなく、今まで一緒にいられたこと、出来たことを喜びたい・・・」
彼らの強さや優しさ、誠実な言葉や行動、考え方・・・彼らとの関りは私たちに大きな幸せや喜び、良い影響を与えてくれています。
それらはこれからも失われることはなく、私たちの心に残り、大きな力となって支え続けてくれる。
生きていくための道標となっていく・・・。
夫たちも私たちがこのように前向きに考え、笑顔で生きていくことを望み、
「頑張れよ」
「頼んだよ」
と、傍で応援してくれているように感じます。
国のために命を賭し、平和の礎となった自衛官たちを家族として、これまでも、これからもずっと誇りに思い、彼らの今までの足跡や今回の出来事が、今後に活かされ繋がることを願い、そして私たち自身も国の守りについて真剣に向き合い考えることを明言し、先に逝ってしまった愛する人に言葉を贈りたいと思います。
「ありがとう」
「お疲れ様でした」
「これからも見守って下さいね」
最後に、日本の平和を守るために、隙のない備えに万全を期し、覚悟と責任感を持って厳しい訓練や任務に臨まれている自衛隊の皆様に、衷心より敬意と感謝の意を申し上げますと共に、今後、崇高な職務を無事に遂行され、益々ご活躍されますことを祈念申し上げます。
そして本日ご参列の全ての皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げ、日本そして世界の平和を強く願い、遺族代表の挨拶とさせて頂きます。
有難うございました。
令和5年10月21日
自衛隊殉職隊員 遺族代表
坂元雄一 妻(陽子)

<産経抄>靖国神社に参拝してなぜ悪い    
2024/2/26 5:00
https://www.sankei.com/article/20240226-XQ6ZYGBZABLUDJKCQJ2X6HM7XQ/
2024年1月下旬に行われた日教組の教研集会で、日本軍の特攻隊員の遺書を題材にした授業が報告されていた。
日教組も変わったのかと思い、本紙社会部記者が報じた記事を恐る恐る読んだ覚えがある。
▼改めて紹介すると、長崎県の中学教員は修学旅行の事前学習として特攻隊員の遺書を題材にした。
家族や友人への思いなど項目に分け感想を書かせ、歴史的背景を考えさせた。
▼兵庫県の小学校教員は、当時の検閲について触れ、遺書に本音を書けたのかなどの観点で指導した経緯を報告していた。
本紙記者の取材に、近代史の専門家は
「検閲は作戦に支障が出る地名などが対象」
とし、
「検閲されたから一律に本音を書けなかったわけではない」
などと指摘していた。
▼月替わりで靖国神社の社頭に掲示されている遺書に胸を打たれたことを思い出した。
今月は
「兄上に遺(のこ)す」
と題した遺書で、23歳で戦死した特攻隊の海軍少尉は、両親や教師先輩への感謝を綴り、出撃への思いを記している。
▼後半では長男でない自分は家の事に
「何も云(い)う事なし」
とし
「兄上を中心に一家団(だん)欒(らん)して国家の為(ため)に」
と託した。
出撃が迫る中、
「甚だ簡単ですが兄上に遺す」
と結んでいる。
こうした遺書には共通して家族らを思う心情が溢れている。
▼命をかけ国に尽くした英霊を祀る靖国神社に、相変わらず冷淡な論調がある。
朝日新聞は2024年2月25日付の社説で
「陸上自衛隊に続き海上自衛隊でも」
などと批判している。
2023年5月に海自練習艦隊司令部(広島県呉市)の司令官と海自幹部候補生学校の卒業生らが研修の休憩時間に参拝したというのだが、どこが問題なのか。
弊紙は首相をはじめ、靖国神社に参拝しないほうがおかしいと主張しているのだが。

誤解招く行動避けるべきだ 海自靖国参拝で木原防衛相
2024/2/22 11:50
https://www.sankei.com/article/20240222-HDRUCED3YRLZZFILJPZ4ERG4RE/
木原稔防衛相は2024年2月22日の閣議後記者会見で、海上自衛隊の幹部らが2023年5月に東京都千代田区の靖国神社を集団で参拝していたことについて
「誤解を招く行動は避けなければならない」
「私的参拝だったと聞いており、詳細は確認中だ」
と述べた。
木原氏は、海自練習艦隊司令部(広島県呉市)の司令官と海自幹部候補生学校の卒業生らが2023年5月17日に東京・九段下周辺の史跡で研修し、休憩時間に参拝したと説明。
「隊員個々の自由意思により、玉串料は私費で支払った」
と説明した。

海自隊員ら靖国集団参拝 幕僚長「私的」問題視せず
2024/2/20 18:53
https://www.sankei.com/article/20240220-OLDZRETIXJJ7RFS2VZC2TAV5LE/
海上自衛隊練習艦隊司令部(広島県呉市)の司令官らが遠洋練習航海を前にした研修期間中の2023年5月、制服を着用し東京都千代田区の靖国神社を集団で参拝していたことが2024年2月20日、防衛省への取材で分かった。
海自トップの酒井良海上幕僚長は2024年2月20日の記者会見で
「研修の合間の時間に、個人の自由意思で私的に参拝した」
「問題視しておらず、調査する方針はない」
と述べた。
防衛省によると、海自の研修は2023年5月17日、165人が参加し、東京・九段下周辺で実施した。
酒井氏の説明では、司令官の今野泰樹海将補を含む多くが参拝した。
玉串料はまとめて納めたとしている。
2024年1月9日には陸上幕僚副長らが靖国神社に集団参拝し、公用車の使用が不適切だったとして計9人が処分された経緯がある。

防衛省、弊害通達廃止の前例
阿比留瑠比の極言御免
2024/2/1 1:00
https://www.sankei.com/article/20240201-5Q5WLJGVF5OJFDUZJGLD3ZXBEM/
陸上自衛隊幹部らが集団で靖国神社に参拝したことが、部隊としての宗教施設参拝などを禁じた1974(昭和49)年の事務次官通達に抵触するかどうかを調べていた防衛省は、通達違反ではなかったとの結論を出した。
そもそも内閣法制局でもない防衛省が、
「信教の自由」
を定める憲法20条の解釈に踏み込むような通達を出す方が異例だろう。
木原稔防衛相が2024年1月30日の記者会見で、通達改正に言及したのも当然だと言える。
「およそ50年前に策定された非常に古いもので、それ以降、信教の自由や政教分離についての判例もいくつか出ている」
「そういった積み重ねも踏まえ、必要に応じて改正を行うべきだ」
この件に関しては、小沢慶太記者が2024年1月27日の本紙政治面で
「自由意思による参拝をも萎縮させるような通達はむしろ廃止すべきではないか」
と書いていた。
また、2024年1月31日の正論では岩田清文元陸上幕僚長が靖国に参拝する自衛官の思いについて、
「共通して、いざという時は身をもって国防の責任を果たすとの強い思いが根底にある」
と指摘する他、こんな自身の心情も吐露していた。
「我々自衛官と同じ
『国のために命を懸ける』
との志を持たれていた先人が祀られる靖国に、自分の死後もありたいと思っていた」
こうした
「思想・良心の自由」(憲法19条)
に基づく慣習的行為すら、安易に制限を加えようとする発想の方がよほど危険である。
それでも朝日新聞は2024年1月30日の社説
「陸自靖国参拝 組織性は否定できない」
で、こう書いていた。
「旧軍との『断絶』をどう考えているのか。疑問を持たざるをえない」
「航空安全祈願がなぜ靖国神社でなければいけないのかも、よくわからない」
「戦後、平和憲法の下で再出発した自衛隊に、歴史への反省を疑わせるような振る舞いがあってはならない」
朝日新聞の理屈で言えば、戦後に連合国軍総司令部(GHQ)に新憲法を貰って再出発した日本は、戦前の日本とは
「断絶」
しているのだから、朝日新聞が好んで追及する戦争責任も問えないことにはならないか。
なぜ靖国かが本当に分からないなら、岩田氏に取材してみたら如何か。
■猛反発の「言論統制」
ともあれ、小沢記者の通達廃止の提言に付言すれば、防衛省の事務次官通達の中には11年前の2013年に廃止になったものもある。
2010(平成22)年11月の民主党の菅直人政権時、防衛省が出した自衛隊行事での民間人による民主党政権批判を封じる通達がそれである。
航空自衛隊の航空祭で、自衛隊を支援する民間団体の会長が
「まだ自民党の内閣の方がまともだった」
「一刻も早く菅直人政権をぶっ潰して、自民党政権に戻しましょう」
と挨拶したことが
「極めて不適切だ」
として、参加を控えさせることも含めた政治的発言制限の通達を出したのだった。
これには当然、自衛隊やOB組織、そして自民党など野党から
「言論統制だ」
と猛反発が起きた。
翌2011(平成23)年2月に6野党が通達撤回要求で一致したのを受けて、菅直人政権側は翌2011(平成23)年3月に各部隊に行事での民間人挨拶の内容を提出させるよう求めていた文書課長連絡を廃止した。
そして政権交代して安倍晋三内閣となっていた2013(平成25)年2月、通達は廃止された。
前例はあるのだから、木原氏には自衛隊を差別するかのような古びた通達については、改正であれ廃止であれ速やかに実行に移してもらいたい。

<正論>自衛官の靖国参拝の意味と思い 元陸上幕僚長・岩田清文
2024/1/31 8:00
https://www.sankei.com/article/20240131-FHPQHDOPFFJLVIBZ2ABXACDT4U/?809072
■国のため命懸けた先人の志
現役当時から、個人的には、もしいざという時が訪れ最後の時が来たならば、靖国神社に祀ってほしいとの願いを持っていた。
靖国神社には、戊辰戦争に始まり日清・日露戦争、そして大東亜戦争に至るまで、
「祖国日本を護る」
との一念の下、尊い生命を捧げられた246万6000余の柱が祀られている。
我々自衛官と同じ
「国のために命を懸ける」
との志を持たれていた先人が祀られる靖国に、自分の死後もありたいと思っていたからである。
台湾有事・日本有事の危機感が高まる中、自己の死生観に磨きをかけている自衛官諸氏も多いことであろう。
その中には、いざという時は靖国に祀ってもらいたいという、私と同様の気持ちを持つ自衛官もいるものと思う。
2022年12月に閣議決定した安全保障関連3文書でも有事に関する強い危機感が示され、戦争を抑止するための具体化が進んでいる。
その中で自衛官が戦死した場合の様々な処遇等を検討すると共に、慰霊の在り方についても静かに議論を深めていくべきだろう。
現状、防衛省では人的基盤強化の抜本的な検討が進んでいるようであるが、報道のような
「丸刈りの廃止」
という小手先の処置だけでは抜本的改革とは言えない。
特別職の国家公務員という位置付けではなく、いざという時は国のため命を懸けることを誓った存在であることを念頭に置いた、真に
「抜本的」
な検討が必要である。
そもそも自衛官の戦死に関わる具体的な検討が疎かになっていること自体が、我が国が未だに戦後レジームからの脱却が図られていないことの証左かもしれない。
安倍晋三首相(当時)はその戦後レジームから脱却する具体的取り組みの1つとして、2015(平成27)年8月15日の前日、14日に戦後70年の談話を閣議決定した。
そこには
「尊い犠牲の上に、現在の平和がある」
「これが、戦後日本の原点」
「2度と戦争の惨禍を繰り返してはならない」
「先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました」
「自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持」
と述べた上で、
「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」
「しかし、それでも尚、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」
と強調している。
特に
「70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります」
と述べたことは重要だ。
■慰霊まで他国に配慮する呪縛
我々日本人は、いつまで靖国での慰霊を他国に配慮し続けるのか。
戦後80年を目前に、これまでの平和を大事にする日本の歩み、そして日本の生き様に自信と誇りを持ち、主権国家として堂々と生きていくべきではないのか。
主権とは、対外的には国家の独立性を保持し、外国からの干渉を排除する権利と理解する。
であるならば、神社への参拝という日本人としてごく自然の風習を守り続ける独立性、そしてその行為に対する外国からの干渉を排除して初めて我が国は主権国家と言えよう。
■日本人としてごく自然のこと
靖国神社は
「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」
を祀る場であり、そこには、日本人として戦い、亡くなった台湾や朝鮮半島出身者、そして大東亜戦争終結時に、東京裁判でいわゆる戦争犯罪人として処刑された方々なども含まれている。
身分や勲功の区別なく、国のために戦った1点において共通していれば、一律平等に祀られる点こそ、死後、その魂は永遠にこの世に留まり、国や地域などの場所で守り神となるという、悠久の昔から伝わる日本人の伝統的信仰に基づくものと私は理解している。
この靖国神社に赴き、戦没者を追悼して日本の安寧を祈禱することは、日本人が長年に渡り培ってきた社会的儀礼であり習俗的行為である。
私は、陸上幕僚長に就任するその日の早朝、個人的に靖国神社に参拝し、靖国の神霊に、陸上防衛の責任者としての決意と同時に、願わくばご加護を賜ることを祈願した。
その3年後、離任当日の早朝、改めて参拝し、陸上幕僚長の職を解かれたことと、併せて37年間の防人としての任を終えることを報告し、感謝の意をお伝えした。
日本人としてごく自然のことであり、参拝後は、純粋に清々しい気持ちを持つことができた。
今、現役自衛官の靖国参拝に関する報道があるが、参拝した自衛官たちは、2023年4月に宮古島海域において殉職した同僚たちを思いながら航空安全を祈願するとの、純粋な気持ちで参拝したものと信じる。
靖国に参拝する自衛官の思いには、個人ごとに様々な意味があると思う。
しかし共通して、いざという時は身をもって国防の責任を果たすとの強い思いが根底にあることは言うまでもない。

木原稔防衛相「必要に応じて改正すべき」 部隊参拝禁じた通達見直しに言及
2024/1/30 11:59
https://www.sankei.com/article/20240130-4K2XNROE5ROQNL6AHWG57MVVZ4/
木原稔防衛相は2024年1月30日の記者会見で、陸上自衛隊幹部らが公用車を使って集団で靖国神社を参拝したことを巡り、宗教施設の部隊参拝などを禁じた1974(昭和49)年の事務次官通達について
「内容を不断に検討し、必要に応じて改正を行うべきだと考えている」
との認識を示した。
木原氏は通達について
「50年前のものであり、それ以降、信教の自由や政教分離原則に関する最高裁の判例もいくつか出ている」
と改正の必要性に言及した。
陸自幹部らの靖国参拝について、防衛省は通達違反の可能性があるとして調査したが、憲法で認められる私的参拝と結論付けた。
一方、幹部ら3人が公用車を利用したことは適切ではないとして計9人を処分した。

(社説)陸自靖国参拝 組織性は否定できない
2024年1月30日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/DA3S15851129.html?iref=pc_rensai_long_16_article
同じ部署に所属する幹部らが、示しあわせて集団で参拝した。
しかも、確認されただけで、過去5年の恒例行事だったとみられる。
各人の自由意思に基づく
「私的参拝」
だというが、組織性は否定できない。
旧軍との
「断絶」
をどう考えているのか。
疑問を持たざるをえない。
陸上自衛隊の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)らの今月(2024年1月)初旬の靖国神社参拝を、宗教的活動に関する事務次官通達に抵触する疑いがあるとして調べていた防衛省が、違反はなかったと発表した。
憲法は
「信教の自由」
を保障する一方、宗教上の行為を強制されないことや、国による宗教的活動の禁止を定めている。
これを受け、防衛省は事務次官通達などで、部隊としての参拝や隊員への参加の強制を禁じているが、今回の事例はいずれにも当たらないと結論づけた。
調査によれば、小林氏を委員長とする陸自の航空事故調査委員会の関係者41人に、航空安全祈願のための靖国参拝の案内があり、うち22人が参加した。
全員が自由意思で応じ、私的参拝との認識から、休暇をとり、玉串料も私費で払ったという。
参拝が自発的で、私的参拝の外形を整えていたとしても、
「実施計画」
をつくったうえ、トップを含む大勢のメンバーが一斉に行動している。
これを部隊としての活動ではないというのは、苦しい説明ではないか。
そもそも、航空安全祈願がなぜ靖国神社でなければいけないのかも、よくわからない。
防衛省は通達違反を否定したうえで、小林副長ら3人が移動に公用車を使ったことについては、その必要はなく
「不適切」
だったと認め、訓戒とした。
公用車の使用自体、公務の延長上と受け止められても仕方ないというのに、正面からの検討を避けたと言うほかない。
もちろん、自衛隊員が一国民として、神社仏閣に参拝することに、何ら問題はない。
しかし、自衛隊の幹部が集団を率いて靖国神社に参拝するとなると話は別だ。
靖国神社は戦前、旧陸海軍が共同で管理した。
戦没者を
「英霊」
としてまつり、国家主義や軍国主義の精神的支柱となった。
東京裁判で戦争責任を問われたA級戦犯14人が合祀されてもいる。
それゆえ、政治指導者など公的な立場にある者の参拝は、過去を正当化するものと受け止めざるをえない。
戦後、平和憲法の下で再出発した自衛隊に、歴史への反省を疑わせるような振る舞いがあってはならない。

靖国参拝に公用車利用の陸自幹部処分、信教の自由萎縮させる通達廃止を
2024/1/26 20:27
https://www.sankei.com/article/20240126-D3QMV5DP5RISHC6N2N47ESDVRA/
靖国神社を参拝する際に公用車を利用したとして陸上自衛隊の幹部が処分された。
防衛省の内部調査によって同省が定める公用車の利用基準に照らし、適切ではないと見做されたためだ。
一方で、参拝は
「私的な行為」
で、同省事務次官通達が禁止する部隊参拝には当たらないと判断した。
より規律が重んじられる自衛隊にあって、違反が認められた場合に厳正な処分を下すことは当然だ。
ただ、今回の処分はあくまで公用車利用に関する違反が認められたものであって、自衛隊員による靖国神社参拝の是非とは別の議論である。
今回の参拝を巡っては、極東国際軍事裁判(東京裁判)のいわゆるA級戦犯が合祀されている靖国神社である点を殊更に強調し、批判する向きがある。
憲法20条は、信教の自由を保障している。
自衛隊員といえども一国民として神社仏閣などを自由に参拝する権利がある。
個人であろうが集団であろうが、私的に靖国神社を参拝することに何ら問題はない。
むしろ国を守る自衛隊員が、過去に国を守るため尊い命を捧げた戦没者の追悼施設を訪れることは自然な行為ではないか。
1974(昭和49)年に出された事務次官通達は、隊員個人の信教の自由を尊重すると共に、自衛隊が組織として宗教的活動に関わっていると疑念を抱かれないよう、宗教施設への部隊参拝や隊員への参加の強制を厳に慎むよう定めている。
ただ、2024年と同様の靖国参拝は過去にも行われていたとみられ、全国の部隊が靖国以外の宗教施設を集団で参拝している例もあるという。
通達は半世紀前に出されたものであり、既に形骸化しているとの指摘がある。
防衛省は、参拝に際して公用車の利用や玉串料の公費支出の禁止を通達に追記することを検討するが、今回の事案で明らかなように、私的か公的かの線引きは難しい。
もちろん隊員への参拝の強制はあってはならないが、自由意思による参拝をも萎縮させるような通達はむしろ廃止すべきではないか。

靖国私的参拝に公用車利用で陸幕副長ら9人処分 防衛省
2024/1/26 20:03
https://www.sankei.com/article/20240126-4RUWJQT6KZK7ZOPDLNGUTAOJLY/
防衛省は2024年1月26日、東京都千代田区の靖国神社を私的に参拝した際に公用車を利用したとして陸上自衛隊の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)ら9人を処分したと発表した。
小林氏ら3人を訓戒、監督不十分で森下泰臣陸幕長(同)ら4人を注意、公用車利用などの報告を受けた2人を口頭注意とした。
同省によると、小林氏ら陸自航空事故調査委員会の関係者22人は2024年1月9日午後、全員が時間休を取得して靖国神社を参拝した。
参拝は新年の安全祈願が目的で、実施計画を事前に作成して行われた。
小林氏ら3人が公用車を利用していた。
陸自は、能登半島地震の災害派遣対応に備えるため公用車を利用したと説明。
同省は参拝時に小林氏が緊急に参集しなければならない蓋然性は低かったなどとして
「適切でなかった」
と指摘した。
一方、実施計画に基づく参拝であることなどを踏まえ、宗教施設の部隊参拝などを禁じた事務次官通達に違反する可能性があるとして調査したが、私的参拝と結論付け、通達違反は認めなかった。

主張
靖国神社 陸自幹部の参拝は当然だ
2024/1/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20240116-3R3N5OQ3KNJYVACCSLHO4MGNUQ/
陸上自衛隊の幹部が靖国神社を参拝したことを、在京の中国大使館や一部のメディアなどが批判している。
防衛省は宗教の礼拝所を部隊で参拝することなどを禁じた昭和49年の事務次官通達に反していないか調査中だ。
いずれも日本の戦没者(英霊)追悼を蔑ろにするもので容認できない。
陸自幹部の靖国神社参拝は公的、私的を問わず何の問題もなく、むしろ推奨されるべき話である。
処分を強行するなら言語道断で、歴代防衛相を含め防衛省自衛隊の幹部が定期的に参拝していない現状の方がおかしい。
小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)ら数十人が2024年1月9日、靖国神社を参拝した。
小林副長は時間休を取得していた。
2023年4月に陸自ヘリコプターが沖縄県・宮古島周辺で墜落した事故の調査委員会メンバーが安全祈願をするのが主な目的だった。
公用車を利用したり、参拝が行政文書に記載されたりした点を難じ、次官通達にも反したという指摘がある。
敗戦で解体された陸軍と、陸自が別組織である点や、極東国際軍事裁判(東京裁判)のいわゆるA級戦犯が合祀されている点を理由にした批判もある。
だが、能登半島地震で陸自は動員中で、事態に応じて直ちに陸幕に戻れるよう公用車を使用するのは当たり前だ。
そもそも安倍晋三、小泉純一郎両元首相ら歴代首相の靖国神社参拝は公用車を利用したではないか。
国会は昭和28年、「戦犯」赦免を全会一致で決議し、政府はA級を含め刑死した受刑者の遺族にも年金を支給してきた。
靖国神社の問題は日本の立場を取るべきで、中国などの内政干渉に迎合してはならない。
靖国神社や護国神社は近代日本の戦没者追悼の中心施設で、他の宗教の礼拝所と同一視する次官通達は異常だ。
戦没者追悼や顕彰を妨げる50年も前の時代遅れの通達は改めるべきだ。
日本を守るため尊い命を捧げた戦没者にとって靖国神社に祀られることは自明だった。
だからこそ、占領期も含め戦後長く、昭和天皇のご親拝や首相、閣僚の参拝が続いた。
国内左派の批判や外国の内政干渉に怯え、首相や閣僚の参拝が近年減ったのは残念だ。
日本の礼節を取り戻すためにも、岸田文雄首相、木原稔防衛相は率先して参拝してもらいたい。

陸自幹部らの靖国参拝巡り「時代遅れの通達こそ見直すべき」自民・山田宏氏
2024/1/12 17:24
https://www.sankei.com/article/20240112-476JJVJLXRFNFGPNIY4UQ6AJUU/
陸上自衛隊幹部や隊員ら数十人が2024年1月9日に東京・九段北の靖国神社を参拝したことを巡り、防衛省が調査に乗り出すなど波紋が広がっている。
宗教施設の部隊参拝や隊員への参拝の強制を禁じた事務次官通達に違反する可能性があるためだ。
幹部らは時間休を取得し、私費で玉串料を収めたが、参拝の実施計画が作成され、一部の公用車使用から部隊参拝に該当するなどと指摘されている。
こうした指摘に対し、自民党の山田宏参院議員は半世紀前の昭和49年に出された通達の見直しを訴える。

国のために尊い命を捧げられた英霊を、自衛官が参拝するのは当たり前だ。
50年前の時代遅れの通達を見直さず、放っておいたことが問題だ。
もちろん参拝の強制はあってはならない。
ただ、隊員が自由意思に基づいて皆で参拝することは、現通達からも問題ないと考える。
世界の常識だ。
2023年4月には陸自ヘリコプターが沖縄県の宮古島周辺で墜落し、隊員10人が死亡した事故が起きた。
今回、靖国で安全を祈願した陸自幹部や隊員は事故を調べた航空事故調査委員会のメンバーだ。
痛ましい事故を2度と起こさせまいと皆で祈願して何が悪いのか。
国のために尽くした英霊に安全を祈願するのは、英霊への慰霊でもある。
陸自幹部の集団参拝は日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」や毎日新聞がスクープとして報じたが、自衛官の靖国参拝を問題視する国民は少ないのではないか。
防衛省は釈明に追われているようだが、萎縮しないかを危惧する。
こんなことで有事の際に自衛隊は戦えるのか。
50年前に比べ、日本の周りは軍事的な脅威ばかりだ。
現在の日本の安全保障環境に合わせて、自衛官の靖国参拝のあり方も他国の軍隊の在り方と同様に国際標準にすべきだろう。

陸幕副長ら集団で靖国参拝 規律違反の可能性、防衛省が調査
2024/1/11 20:49
https://www.sankei.com/article/20240111-FWG5A6IQU5LY7M52SN7CJRRMZQ/
防衛省は2024年1月11日、陸上自衛隊の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)が2024年1月9日に公用車を使い、東京都千代田区の靖国神社を参拝していたと明らかにした。
小林氏が委員長を務める陸自航空事故調査委員会の関係者数十人と集団で参拝した。
同省は宗教施設の部隊参拝などを禁じた事務次官通達に違反する可能性があるとして、調査を始めた。
同省によると、小林氏らは2024年1月9日午後に時間休を取得して靖国神社を参拝した。
参拝は新年の安全祈願が目的で、同委員会としての実施計画に基づき行われた。
小林氏以外の一部参加者も公用車を利用していた。
同省は、公用車の利用や実施計画による参拝であることを踏まえ
「外形的には事務次官通達に違反する可能性がある」
「規律違反が認められる場合は厳正に対処する」
としている。
陸自は、参拝は
「私的な行為」
で、公用車の使用に関しては
「能登半島地震の災害派遣中であり、速やかに職務に戻るための備えだった」
と説明している。
事務次官通達は昭和49年に出され、宗教上の礼拝所への部隊参拝や隊員に参加を強制することは厳に慎むべきと定めている。
平成27年6月に陸自化学学校が精神教育として隊員に靖国神社を参拝させたことが通達違反に当たるとして関係者が処分された例がある。

陸幕副長、公用車で靖国 「災害派遣に備え」と説明
2024/1/11 11:32
https://www.sankei.com/article/20240111-MGX4N4BB4FMDLGJUX7BHJD757I/
陸上自衛隊の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)が2024年1月9日午後に公用車を使い、東京都千代田区の靖国神社を参拝していたことが2024年1月11日、陸自への取材で分かった。
小林氏は時間休を取得し、新宿区の市谷にある防衛省との間を公用車で往復。
現地で合流した複数の陸自幹部と共に参拝した。
陸自は、小林氏が参拝したのは勤務時間外で
「私的な行為」
と説明。
公用車の使用に関しては
「能登半島地震の災害派遣中であり、速やかに職務に戻るための備えだった」
と説明している。
小林氏は2024年1月9日午前、防衛省に出勤。
午後に時間休を取った間に公用車で靖国神社を訪れた。
参拝は新年の安全祈願が目的だった。
他の陸自幹部らも勤務時間中ではなかったという。

中国大使館、陸自幹部の靖国参拝に「歴史冒とく」と反発
2024/1/15 19:43
https://www.sankei.com/article/20240115-QT3446AZYRKSPCS7SYP7M5ODEI/
在日中国大使館は2024年1月15日までに、陸上自衛隊幹部による靖国神社参拝について
「歴史の正義を公然と冒瀆し、被害国の民衆の感情を深く傷つけた」
として
「断固反対する」
との報道官の談話をサイトに掲載した。
談話は、日本に対し
「侵略の歴史を直視し、軍国主義と徹底的に決別」
することを求めた。
2024年1月13日に中国語で掲載され、日本語版はない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
24. ノーサイド[3145] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 09:00:25 : jqCeuHnea6 : a3N4NVJkWkxneC4=[2]

佐藤章がこれほどバカだったとは、立花も折田も斎藤と契約関係になく契約書が存在しない。

立花は勝手連的斎藤応援、折田はボランティア選挙参加。(大笑)
   

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
25. オクトパスめるチュー杯[2] g0mDToNng3CDWILfgumDYIOFgVuUdA 2024年11月29日 09:02:26 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2718]
>>21

>偽りの停戦合意は、1日で、インチキがバレた!

そもそも、停戦合意の「当事者」がインチキなんですよね。

イスラエルは国軍だが、ヒズボラは「民間人」の民兵で、レバノン国軍ではない!

イランも政府軍ではなく革命防衛隊(民兵)がシリアに派遣されている!!

アメリカは政府軍(国軍)がシリアに派遣されている!!!

イランの民兵(革命防衛隊)とアメリカ国軍の「合意」なんて意味がない!!!!

ヒズボラ(レバノンの民兵)とイスラエル国軍との「合意」なんてのも意味がない!!!!!

https://www.youtube.com/watch?v=9BZ5q3edoDw
>モランボン楽団 火星砲の歌 日本語字幕

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK296] 公選法違反疑惑の斎藤知事…PR会社代表を「親しくない」発言は「泣いて馬謖を斬る」か「冷徹な闇バイト切り」か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
59. [2200] iKQ 2024年11月29日 09:05:57 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[2207]

 ま〜〜な

 スタジオ入りすれば シナリオは 出来上がっていて 此処で何分

 此処で何分 此処で何分


 もうすでに 話のストーリーは 掲示されてる フリップに 書いてある

 上の 紙をはがしたら 順番に 結論にたどり着く


 泉さん らくしてますね〜〜 楽でしょう 声のトーンは 泉さん特有

 声優泉の出番は 此処と ここと 此処ですよ〜〜〜〜ん

  
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/207.html#c59

コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
12. ノーサイド[3146] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 09:09:44 : jqCeuHnea6 : a3N4NVJkWkxneC4=[3]

>折田氏はブログで虚偽を記述したことになる

ブログで嘘書いてる奴なんか山ほどいるじゃないか、それで犯罪に問われるのか?。(大笑)
  

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c12

コメント [カルト50] 米国で猛抗議。「俺たちを戦争に引きずり込む議員だよ!」日本人も身につまされる話。 イワツバメ
1. 全世界の皆様へ・・[266] kVOQoopFgsyKRpdsgtalpQ 2024年11月29日 09:13:10 : rU95xOWu8g : ZnliWXV6Q3E4TWs=[815]
とりあえず、
ヤッチャッテルのは、根の腐った過激派、アメ●カ国と、
イイコブル〜のクソのE●U・ナットウ諸国・・・デ●ス!!

目的は、
ウク●イナの方々の、生活や命や臓器・・・を出汁に、
どかん・ドカンとポンコツ兵器を使えば使うほど、
金儲けになる、カツ・・・
(粗悪の根源ネオコンが考えてるだけで・・・スガ!?)宿敵の
ロシアさんをたたいたら、次は、中国さんを壊滅させたい・・・
世界テロ国家のウ●コ一番メダリストでいたい・・・
・・・ク●ソの皆様です〜!!

そんで、
バイ●デン・ヌーランド・・・ウクライナを2回も破壊し、カツ、
ドイツへのガス管を破壊して、ウクライナのガス会社に息子を就職させ、
膨大な報酬の見返りまで、親のバイデンが提供したり、
やめさせられる前に・・・一騒動を起こして、
非常事態宣言を発するために、
長距離ミサイルや核兵器を、ロシアさんに使うように指示している、
ク●ソな方々なので、
速攻で・・・弾劾??・・・なんて・・・もったいない!・・・
緊急の、●処分が・・・必要です!!

「今度は、あなた達の番です」・・と、
上記の目的のために出汁になる、ク●ソのアメ●カ人の、
く●そやろ〜の皆様??!

さっさと、出汁になるまえに、●してくださいね!
あなたたちの為でも、アリマス!
よろ●くお願いします。

http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/181.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
13. 楽老[5277] inmYVg 2024年11月29日 09:26:01 : 2hnfq1CUdI : TGJqZ2dodmFWNXc=[30]
>>11.:良く知っている(ハズだ)けど、別に親しくはないという意味であろうか。

安倍晋三にもあったな。広く募りはしたけど募集はしていないと。
この調子で安倍は国会で118件もの虚偽答弁を行った。

【11月21日午前1時24分時点の折田氏の投稿記事はこちら。https://x.gd/Bkyx4

多分これは一次資料と見做してよいだろう。
読んでみて、不合理な所は一つもない。
ここは盛ったナという胡散臭さを感じさせるところも無かった。

勿論、すべてのコメントが正しいと言う訳でなく、虚実入り乱れたモノかも知れないが、それを窺わせるような文章の乱れが無かったというだけ。

翻って、代理人弁護士の会見は、斎藤側の主張に過ぎず、それを裏付ける実態的証拠もない。しかも【#さいとう頑張れ】の提案と説明が折田楓側からあった画像も認識していなかった。
何故、折田楓を腕章なしに宣伝カー上で作業させたのか。
宣伝カーに乗り込む運動員は腕章が必要と言う事にも触れていない。

さてどちらに信憑性があるか
ノータリンでない限り判断は付くだろう。

それでも警察、検察が動くかどうかはわからない。

    
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
26. オクタゴンPNG48[182] g0mDToNeg1ODk4Jvgm2CZoJTglc 2024年11月29日 09:27:20 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2719]
>>9

>林尚弘@令和の虎二代目主宰FCチャンネル@hayashinaohiro

>奥谷さん 嘘ついてません?

コレですね。

https://www.youtube.com/watch?v=KJBGy2CdtHA
>県庁舎建て替えの闇?香ばしすぎる兵庫県。ジャーナリストが気になる破産手続き。

>@たれたれぱんら 設計が隈研吾というのも今となってはなかなか…

>@tksue12 他県でも維持費の問題が出てるから、止めて正解だったんじゃない?

国立競技場問題では電通にメスが入っているし・・・

https://www.youtube.com/watch?v=Iyeam7kS7i0
>隈研吾氏設計の美術館が劣化でボロボロに…改修費3億円に住民衝撃

 


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
27. 戦後政治の大掃除[112] kO2M45CtjqGCzJHlkXyPnA 2024年11月29日 09:31:02 : TMZQVkDTMg : bDFWc05pNUJ1eVE=[50]
淡路島、、、に白い御殿あり、、、パソナ・竹中ケケ蔵の招待する御殿ですよね。

パソナ,派遣法、で日本労働市場を解体した許せん団体ですよね。

竹中平蔵は、大阪維新の出資者?でもありますね。

これが黒幕にいるのでしょう、、、立花はこれに踊らされている! 最後はいい結果にならんでしょうね、、立花さん、、危ない橋を渡っておられますね。

竹中平蔵・パソナも、トランプ大統領になれば、放逐されます。

アメリカの民主党のリーダーを見てください、、、すべて姿を消しています。どこに行かれたのでしょうか? アメリカにも正義の風が吹いているようです。

世界にも、帝国主義の収奪が姿を消し始めた、、、デープステートが姿を消し始めました。

本当に、世界庶民にとって良かったですね、、弱肉強食社会は長くは続きません。そう思います。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c27

コメント [カルト50] 斉藤元彦、マトモに答えられない 人は嘘をつく時、瞬きの頻度があがる なんでこんな奴を再選させたんだ イワツバメ
13. 戦後政治の大掃除[113] kO2M45CtjqGCzJHlkXyPnA 2024年11月29日 09:37:17 : TMZQVkDTMg : bDFWc05pNUJ1eVE=[51]
斎藤元彦は、あの小泉純一郎の北朝鮮出自、売国奴の姿にかぶってきます。

小さいつぼみのうちに、摘み取っておく必要があるのでないでしょうか。

アメリカ戦争家が、日本から撤退すれば、今度は日本の戦争家・カジノ家が幅を利かせるのかね?

ごめんこうむりたいですわな。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/175.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK259] 2人轢き殺しの飯塚幸三「さん」付けにネット炎上!  赤かぶ
50. evilspys[854] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2024年11月29日 09:54:34 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[17833]
〖飯塚幸三〗運転中の薬の危険性を知ってほしい!
和田秀樹チャンネル 2
2024/11/28
https://www.youtube.com/watch?v=cDMFYnYVz3c
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/879.html#c50
コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
9. カミー[1475] g0qDfoFb 2024年11月29日 09:59:40 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2200]
プーチンさん、意思決定の中枢も攻撃対象にすると言われた、ゼレンスキーだけでなくもしかしてバイデンもか、いやネタニヤフもか、今年中に何かあるのだろうか。
お笑いだが、岸田もその一人にして欲しい(笑)。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK296] 理念よりも数合わせ 「103万円の壁」迷走 税を政争の玩具にするな(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. カミー[1476] g0qDfoFb 2024年11月29日 10:04:11 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2201]
なんだか玉木さん何事も無かったかの如く張り切っておられるようだ。違和感を感じるのは私だけだろうか(笑)。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK296] 「国民への裏切り」「政党や国会の私物化」玉木雄一郎氏、不倫相手の元グラドル“出馬画策”報道で有権者の怒り爆発(Smart FL… 達人が世直し
9. 2024年11月29日 10:05:54 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5630]
何年も前のことをいつまでも持ち出して、さも今現在のことのように洗脳する工作員、国民の生活も政治も日々変わっていることをお忘れなく、頭は柔軟に、自分で正しいものを判断すべき。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/202.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK296] 斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
66. カミー[1477] g0qDfoFb 2024年11月29日 10:10:35 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2202]
>>65
正しいレッテルとは何?
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/204.html#c66
コメント [政治・選挙・NHK296] 理念よりも数合わせ 「103万円の壁」迷走 税を政争の玩具にするな(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. 氷島[1790] lViThw 2024年11月29日 10:28:49 : YPT0MRM4Ow :TOR aEFNN0loOVFSdU0=[5]
⇒《基礎控除は本来、憲法が定める生存権を保障するためのものであり、物価や経済状況に応じて引き上げるのが道理だ。》

その通り。地方の税収が減ろうが何しようが、真っ先に優先されなければならないことなのだ。課税最低ラインを引き上げるのは必ず実現しなければならない。
福祉の基本だ。

これは現在収入の多い人にもかかわることだ。たとえ現在は収入が多くても、災害や自分のケガや病気など、人はいともたやすく貧困に陥るものだ。
そのときになって「あぁ、貧困の人たちの気持ちが分かったよ…」では遅いのだ。そいつは低脳だ。本物の高脳は、収入の多いときに、収入が低くなったときのことを想像できる人。あるいは収入の低い人に共感できる人。収入の低い人の生活まで目配りできる人。「高収入! 勝ち組! 明日は何して遊ぼうか!(あるいはもっと稼ぐ方法を考えようか!) 遊び(仕事・投資)の計画で手一杯。他人の窮状など気にしてられませ〜ん。自己責任、自己責任」じゃダメなのだ。
「そんなときこそ『もしも』に備えておこう」じゃなきゃダメなのだ。

民意は減税、減税は正義だよ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/212.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
14. 岩宿[355] iuKPaA 2024年11月29日 10:35:30 : B9Nwb2yVj6 : VDA5R1kvRXZEblE=[104]
斎藤県知事のパワハラは知事の座を奪いたいために、つくられた。「だまし屋」の正体は暴かれるか。

立花孝志の怒り奥谷謙一の闇を暴く恐ろしい真実が明らかだ!!!

https://www.youtube.com/watch?v=yXZbFcVlYfg

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c14

コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
10. カミー[1478] g0qDfoFb 2024年11月29日 10:39:28 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2203]
ウクライナ全土が停電なんですって、政府はウクライナ退避勧告もしてないし、今も行け行けどんどんと大金をつぎ込んでウクライナの後押しをされています、今後も自国民は無視でウクライナ援助をされるのでしょうね、日本国民の誰が喜んでいるのでしょうか、岸田さん、林さん、上川さん、岩屋さん、それら自民党の少数の方々を喜ばすために無駄な何兆円も今後もつぎ込むのでしょうか、日本国家のすることは理解できません。何回でも言います、日本は世界の笑い者です。国民がのろまだからこんな訳の分からない事をさせているのでしょうか。う〜ん、きっと日本はアメリカの植民地ですよと世界に宣言するためにやってるのでしょう(笑)。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
28. 夜盗虫[826] lumTkJKO 2024年11月29日 10:44:41 : zI3P6uwT7Y : aHZxUjF6ZWdFdXM=[3]
>派遣法、で日本労働市場を解体した許せん団体ですよね。

兵庫県議 奥谷謙一の母、奥谷禮子もその戦犯の一人

というより中心人物かもよ
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c28

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
29. モブキャラ[260] g4KDdYNMg4ODiQ 2024年11月29日 10:52:08 : GDZwiyo7iU : Nm10R3ZMUHRTcVU=[1923]
事実をよく確認せずSNSで誹謗、中傷する事案は後を絶たない。たとえ事実でも、誹謗と批判、批評の区別がつかず、本人だけが正義のつもりで、当事者間のみならず世間まで混乱させる「迷惑正義」がネット界に蔓延してないだろうか。この「迷惑正義」の担い手が、今度の知事選で大量に前兵庫県知事の味方になったような感じがするのだが。いかにして集まってきたのかは、よくわからない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
15. 岩宿[356] iuKPaA 2024年11月29日 10:55:01 : B9Nwb2yVj6 : VDA5R1kvRXZEblE=[105]
折田氏がらみの論争は「大山鳴動して鼠一匹」に見える。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c15
コメント [国際35] 「トランプストーム」は韓国に憂鬱の序章か/日経 仁王像
2. evilspys[855] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2024年11月29日 11:02:13 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[17834]
近現代史研究家 林千勝氏に聞く!これがトランプ後の世界だ 〖JCUインサイト〗
CPAC JAPAN
2024/11/29
https://www.youtube.com/watch?v=TB4d9jaK7zo
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/201.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
30. 風刺派[52] lZeOaJRo 2024年11月29日 11:10:38 : Exe2Ar3NU3 : UGlwVm1panNBR2s=[11]
>>28
>奥谷謙一の母、奥谷禮子

84年に離婚、謙一は85年生まれ後妻の子ではないか
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E8%B0%B7%E9%80%9A
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK296]
1. 赤かぶ[231190] kNSCqYLU 2024年11月29日 11:16:13 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4774]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK296]
2. 赤かぶ[231191] kNSCqYLU 2024年11月29日 11:18:06 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4775]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c2
コメント [昼休み53] 21世紀はゴキブリのから揚げがご馳走になる時代 中川隆
13. 中川隆[-8347] koaQ7Jey 2024年11月29日 11:24:27 : zmFp1eYUAY : eFUvLkh0LkFSMzI=[10]
コオロギ食は、オワコン?【11月28日アンダーワールド in Radio】
堤未果 / 月刊アンダーワールド / 公式チャンネル 2024/11/28
https://www.youtube.com/watch?v=MGk646y5SIA
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/182.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK296]
3. 赤かぶ[231192] kNSCqYLU 2024年11月29日 11:25:03 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4776]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK296]
4. 赤かぶ[231193] kNSCqYLU 2024年11月29日 11:26:57 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4777]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c4
コメント [医療崩壊13]
1. 多摩川[283] kb2WgJDs 2024年11月29日 11:29:41 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1219]
<<接種希望者がいなくなれば、当然、政府は強制接種へと
動きだすでしょう。

朝鮮カルト政府を 武力で倒す 時代が くるかも
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/303.html#c1

コメント [原発・フッ素54] 女川原発2号機運転差し止め訴訟 2審も訴え退ける判決(具体的な事故想定できないからOK?) 戦争とはこういう物
6. 茶色のうさぎ[-42317] koOQRoLMgqSCs4Ks 2024年11月29日 11:33:51 : 2D8utJsQ9g : TXg2TnR0cVBoai4=[4]

 ↓ 時系列だと、 崎山比早子💀 ←犯人です。💢
https://photos.app.goo.gl/A2AThzEtpSz5eZYw6 ←2012年💛
https://photos.app.goo.gl/QQdjb7fjsyzzVA4z8 ←2013年💛
https://photos.app.goo.gl/FxGSscn3q5uC9BXXA

 ↓ おまけ♪💛 女川💛 さんま💀イカの塩辛💀 ←厳禁です。
https://photos.app.goo.gl/DSvyjgZFLz5Cnztt7 ←本日💛
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/anomaly/anomaly.html

 ??? おせち料理💛💛 ???? むり💀💀  うさぎ♂


http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/407.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK296] 第3次世界大戦の前哨時代 日本が取るべき生存戦略 古谷経衡 猫と保守と憂国(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. ノーサイド[3147] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 11:52:01 : jqCeuHnea6 : a3N4NVJkWkxneC4=[4]

>どんなことがあっても厳正中立を宣言するのが、破滅的な3次大戦下で日本がとるべき唯一の生存作戦である

アホだねー、「中立」なんかいくら宣言しても他国が日本を攻めたければいくらでも攻めて来れるのだよ。(大笑)
   

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c5

コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
11. 保守本流そ[78] lduO55Z7l6yCuw 2024年11月29日 11:55:30 : kwGevx26ck : MXZNVm1tVmU1eWs=[159]
ロシアってすごいな。
仲良くした方がよい。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c11
コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
12. 保守本流そ[79] lduO55Z7l6yCuw 2024年11月29日 11:57:02 : kwGevx26ck : MXZNVm1tVmU1eWs=[160]
トマホークって
旅客機とスピードが同じくらい?

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c12
コメント [カルト50] 週刊ポスト、小沢、我が政権交代戦略。 小沢内閣待望論
3. 昔の名前で出ないでね[1] kMyCzJa8kU@CxY9vgsiCooLFgss 2024年11月29日 12:04:21 : As4YyCXDog : VnJnWHprUzlnYkU=[1]
ポストだのオザ−だのはもうお腹一杯、お断り⛔️
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/178.html#c3
記事 [NWO7] ブラックロックとバンガード、テキサス州が提訴−ESG投資を問題視 (Bloomberg)
「ブラックロックとバンガード、テキサス州が提訴−ESG投資を問題視」
(Bloomberg 2024/11/28)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-27/SNM9IYDWRGG000

米テキサス州を中心とする複数州がブラックロック、バンガード・グループ、ステート・ストリートを提訴した。投資を通じて電気料金を吊り上げ、反トラスト法(独占禁止法)に違反したと主張している。ESG(環境・社会・企業統治)投資を問題視する大型の訴訟が提起された。

  原告団にはテキサス州のケン・パクストン司法長官のほか、ウェストバージニアやモンタナなど共和党が強い10州が加わった。

  パクストン氏は同3社が結託して石炭業界全体に生産削減を招き、その結果、米消費者が負担するエネルギー価格を押し上げたと主張。著しい競争低下を招く株式購入を違法とする1914年のクレイトン反トラスト法を引用した。

  今回の訴訟では、ブラックロック、バンガード、ステート・ストリートが、ピーボディ・エナジーやアーチ・リソーシズを含む石炭会社の株式取得を通じて、経営陣に炭素排出量の削減を迫ったと主張している。これは、ESGブームの絶頂期だった2021年に始まった。

  原告側は、同3社が石炭会社の株式保有を理由に、株主決議の投票など、生産量を抑制し市場競争を制限するような措置の実施を禁じるよう裁判所に求めている。

 ブラックロックは訴訟について「テキサス州は親ビジネスとの評価を損なう」と声明文で指摘。「ブラックロックが企業を傷つける目的で投資を行ったという指摘は根拠がなく、常識に反する」と続けた。

  バンガードとステート・ストリートは、この訴訟について即座にコメントすることはなかった。

(元記事)

「BlackRock, Vanguard Accused of Antitrust Violations by Texas」
https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-11-27/blackrock-vanguard-accused-of-violating-antitrust-law-by-texas

-------(引用ここまで)--------------------------------------

ついに、グローバリズム極悪トリオのブラックロック、バンガード・グループ、
ステート・ストリートが独禁法で訴えられました。

大投資会社が金にものを言わせてやりたい放題している状況に歯止めをかける、
という意味で非常に重要な訴訟になると思われます。

(関連情報)

「MONOPOLY - 世界は誰のもの?(日本語字幕 修正版) (ティム・ギーレン)」
(拙稿 2021/11/17)
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/693.html

「ブラック・ロックがウクライナを買収 ウクライナ戦争はプーチンとグローバリストの
ウクライナ争奪戦である」 (拙稿 2023/5/10)
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/148.html

「なんだって?! トランプ狙撃犯が2023年のブラックロックの広告動画に映っていた
(Gateway Pundit)」 (拙稿 2024/7/15)
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/502.html

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/646.html
コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
13. いつまで辛抱するのだ?[1] gqKCwoLcgsWQaJX4greC6YLMgr6BSA 2024年11月29日 12:12:58 : g2R0SLDw7Y : MjhEaVQvam02ckk=[1]
ちょっとでも変な真似してみろ。安倍のようにしてやるぞ。岸田よ、魚市場での一件はもちろん脅しだよ。みんないい子にしてたら、ちゃんと逃げ場は確保しとくから。これまで通り、税金はせっせと海外と米軍に貢いでくれ。日本企業の儲けは勿論うちらが頂き。日本人は雀の涙で我慢する事。日本は311の次はもうすぐ戦場になるのでよろしく。それまではワクチンもたっぷり打ってくれ。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK296] 知事代理人記事改変把握せず会見(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
16. 天元[708] k1aMsw 2024年11月29日 12:15:53 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1131]
確かに選挙戦術の企画全面を委託されていたとみられる会社側の作業ガ行われいたことは多くの状況証拠として確認は出来る。

しかし、そのことと当時者一致して契約書を交わしたのか,口頭の約束であったのかは現状は分からない。

斉藤氏側弁護士の主張する全面依頼に対する両者の意志の相違があるとして全面依頼を否定した。,その原因は両者の認識の相違にあると主張している。

公職選挙法違反の責めを問うにはこの違反行為に対す認識を有した契約書などの証拠が必用ではないか。

斉藤氏も全面依頼が違法であることは理解していたので、全面企画ではないボランテイアとみて折原社長の行動を認めていたとも考えられる。

本質を離れた事実による批判が錯綜してるのが多すぎるように思われる。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/211.html#c16

コメント [NWO7] ブラックロックとバンガード、テキサス州が提訴−ESG投資を問題視 (Bloomberg) 魑魅魍魎男
1. 2024年11月29日 12:16:19 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4665]
https://x.com/j_sato/status/1811330898597749210
(J Sato)
"たった3つの企業(ファンド);ブラックロック、バンガード、ステート・ストリートが
アメリカの大企業の88%を支配している。
さらに興味深いことに、この3社は株式を相互持ち合いしている"
国際金融資本が支配する3社がETF等で庶民の資金も吸入し、
究極の独占・寡占を行っている
https://x.com/Kanthan2030/status/1811219081452024050
2:25 AM Jul 11, 2024
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/646.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK296] 第3次世界大戦の前哨時代 日本が取るべき生存戦略 古谷経衡 猫と保守と憂国(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
6. ペンネーム新規登録[229] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月29日 12:17:43 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[480]
対中の抑えとして身動きが取れない極度の緊張状態みたいな芝居でやり過ごすのがアジア唯一のWW3生存策。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c6
コメント [NWO7] ブラックロックとバンガード、テキサス州が提訴−ESG投資を問題視 (Bloomberg) 魑魅魍魎男
2. 2024年11月29日 12:19:37 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4666]
やっぱり、、、。

https://x.com/GOD_KAZUKI/status/1835565726587027917
(ゴッドプロデューサー)
明治ホールディングスの筆頭株主のステート・ストリートは
ロスチャイルドやロックフェラー関係で
しかも日本国民の金融資産2141兆円の内703兆円を預かって運用してる
日本マスタートラスト信託銀行など
明治の筆頭株主は完全にDSでレプリコンワクチンで日本人全員潰す目的が有る!
11:25 PM Sep 15, 2024

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/646.html#c2

コメント [医療崩壊13] コロナワクチン接種率が減少した3つの理由 大学教授が指摘した副作用、レプリコンへの警戒も (ピンズバ)  魑魅魍魎男
2. ペンネーム新規登録[230] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月29日 12:21:10 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[481]
下手人や共犯者が野放しである限り、延々新たな手で狙ってくるのは当然でしょうに。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/303.html#c2
コメント [医療崩壊13] 新型コロナワクチン健康被害 適切な報告を求めて関学教授が西宮市長に要望書提出 (suntv-news)  魑魅魍魎男
1. ペンネーム新規登録[231] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月29日 12:25:20 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[482]
相手は時間稼ぎさえしてれば100%勝てるんだから、今頃こんなこと言ってる時点で。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/302.html#c1
コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
14. воробей[640] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 12:25:39 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[117]
<▽36行くらい>
攻撃目標を知らせず攻撃前に警告、しかし相手側には対抗手段がない、ヨーロッパ全土が射程範囲内。
相手にトラウマ的恐怖を植え付ける点で最も有効なやり方だと思います。

«В течение дня всё возможно»: Путин не исключил, что удар ракетами «Орешник» по центрам решения в Киеве будет нанесён уже сегодня
(「日中はあらゆることが可能だ」:プーチン大統領は、キエフの意思決定センターに対するオレシュニク・ミサイルによる攻撃が今日実行される可能性を排除しなかった)
https://topwar.ru/254635-v-techenie-dnja-vse-vozmozhno-putin-ne-iskljuchil-chto-udar-raketami-oreshnik-po-centram-reshenija-v-kieve-budet-nanesen-segodnja.html


ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナの意思決定センターに対する最新型オレシュニク中距離ミサイルによる攻撃が本日実施される可能性を排除しなかった。同氏はCSTOサミット後の記者会見でこう述べた。

ロシア大統領は記者団の質問に答え、ロシアは自国の領土への攻撃には常に対応すると述べた。同時に同氏は、キエフの意思決定センターがすでにロシアのオレシュニク・ミサイルによる攻撃の標的になる可能性があることを認め、「日中はあらゆることが可能だ」と述べた。

''今日、日中はあらゆることが可能です。ロシアは極超音速ミサイルで小さな目標を攻撃するのは無意味だと考えており、大砲でスズメを攻撃するようなものである。

−ロシア指導者は、ロシア領土に対する西側兵器による攻撃への対応も行われ、何を使用するか、そして破壊目標は参謀本部が選択すると付け加えた。

オレシュニクについてプーチン大統領は、ユジマシュを攻撃した際、ミサイルが強力な破壊要素を使用したと指摘し、ミサイル攻撃を隕石の衝突に例えた。オレシュニク数発のミサイルの衝撃は核攻撃に匹敵し、汚染は起こらない。

''私たちが使用したミサイルに関しては、破壊要素としてかなり強力な要素が使用されており、隕石が落ちてくるような衝撃は強烈で、その温度は4000度に達します。

と大統領は強調した。

これに先立ち、国防省は2024年11月30日までカプースチン・ヤル訓練場の上空を閉鎖していた。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
31. 氷島[1791] lViThw 2024年11月29日 12:29:39 : oSxQduBIAk :TOR TWdRS3ZjN1ZwUlU=[5]
<△24行くらい>
コレはすごいなぁ…

立花率いるN国党は「反社会的カルト集団」と言われても裁判に勝てない理由
https://www.youtube.com/live/zNYiJZBNwdY?si=n4ee2dj62CG2nYml&t=845
⇒《犯罪行為や違法な行為を平然かつ盲目的に次々行なう危険な集団、または団体。》

お墨付きを得ました。

では、もう一度「反社会的カルト集団」の主張をお聞きください。
https://youtu.be/CITAjYHCeNw?si=XGRNAlC3URBCGyKg

これはもう… 悪 VS 悪… 力 VS 力… ガチンコの政治力勝負でしたね。
勝ったのは斎藤元彦。そして政治力勝負に参加しなかった明石市市長が勝鬨を上げる。
https://youtu.be/AgchjLPJ1Yo?si=n_1vbEjaqLA-rPTc

兵庫はどうなってるのか?
片山安孝を国会で証人喚問したらどうか?

とにかく地方自治体と仕事上対立したりすると、ものすごく攻撃を受ける。
地方新聞から批判されまくる。それが嫌なのでたいていの事業者はおとなしくなる。
つまり権力のお先棒担ぎが「マスゴミ」なのは事実(ファクト)なのだ。
地方公務員が中立的だと思ったら大間違いだ。それを新聞が糺すかと言えば、可能性はゼロだ。なぜなら記者クラブがあるからだ。

今回のSNSの勝利は、そこを見直す(ファクトをファクトとして認める)良い機会になったのではないかな。
地方公務員が政治的に中立になれないのなら全業務AIに任せよう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c31

コメント [戦争b25] 極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
15. воробей[641] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 12:34:34 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[118]
<▽39行くらい>
現時点、ロシアは、いつでもウクロライヒのコカイン総統閣下を「物理的に処罰」できる立場にありますが、こうなると「次はどこが狙われるのか」と支援者の西側も戦々恐々。

На Украине и на Западе обсуждают вероятные следующие цели для российского «Орешника»
(ウクライナと西側諸国では、ロシアのオレシュニクの次の標的となり得るものについて議論している。)
https://topwar.ru/254652-na-ukraine-i-na-zapade-obsuzhdajut-verojatnye-sledujuschie-celi-dlja-rossijskogo-oreshnika.html


ウラジーミル・プーチン大統領が本日アスタナで、ロシアはオレシュニクMRBMを実戦使用可能な状態で数基保有しているとの声明を発表した後、ウクライナと西側諸国で、このミサイルを次に(ユジマシュの次に)どこに送ることができるかについての議論が始まった。

最高司令官によれば、そのような武器で小さな標的を攻撃することは、大砲からスズメを撃つことと同じであり、したがって、標的は軍産複合体企業、軍事施設、「決定を作るセンター」を含む大きなものであることを思い出してください。

オレシュニクによる更なる攻撃の可能性の高い標的の問題についてコメントし、西側諸国は「紛争の現段階でロシアがキエフの政府地区を攻撃する可能性は低い」と示唆している。したがって、彼らはウクライナ軍の特定のニーズを満たす大規模な軍事施設や工場のオプションを検討している。

選択肢の中には、キエフ政権の支配地域で操業を続ける冶金企業も含まれる。ウクライナ本国では、ロシアの強力な攻撃が「都市の中の都市」であるクリヴォイ・ログ・コークス工場を襲う可能性があると懸念している。ウクライナにとっての懸念は、ポクロフスク近郊のコークス炭鉱山の防衛について話し合っている間に、冶金産業の運営を支える主要工場の一つが失われるかもしれないことだ。したがって、これはウクライナの産業空洞化の次のステップとなる可能性がある。

コークス工場からわずか3kmのクリヴォイログには、かつてのクリヴォロシュタールがあり、しばらくの間、アルセロール ミッタル クリヴォイログと呼ばれていました。これらの企業の破壊は、確かにウクライナの軍需産業に多大な問題を引き起こす可能性がある。なぜなら、この場合、軍産複合体向けの金属の大部分を海外に発注しなければならないからである。

西側諸国はまた、ウクライナ領土内の西部にある施設を含む他の産業施設や軍事施設についても検討している。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK296]
7. 赤かぶ[231194] kNSCqYLU 2024年11月29日 12:36:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4778]


http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
32. 戦後政治の大掃除[114] kO2M45CtjqGCzJHlkXyPnA 2024年11月29日 12:39:43 : TMZQVkDTMg : bDFWc05pNUJ1eVE=[52]
立花よ!他人を嘘つき呼ばわりしている場、お前は選挙違反で逮捕!留置場でないか。

自分の悪行を考えろ!選挙違反をしておいて、、、お前が逮捕されると、斎藤も当選はく奪、公民権はく奪のこととなる。

日本も、少しはすっきりすることとなるが、腐れ自民、公明党、維新の会、立憲民主をおとり潰すには、長い道のりですよ。

が、成し遂げましょうね。

世界のデープステーットが、崩壊、壊滅している現在ですから、日本でも出来ますよね。  

今の国会議員は、与党も野党も長年の占領政策で洗脳されているから、不要です! 

首にして新しい新鮮な人材を登用させましょう。 

世襲議員、高齢者議員は、お引き取り願いましょう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c32

コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
33. S1[1] gnKCUA 2024年11月29日 12:43:39 : q6EvqxmBLw : alQwelBGUFR2YXM=[1]
もし仮に(決めつけはできない)これが本当だったとして、PR会社の社長が
NOTEに自分たちがやったことを書いたりしなければ、犯罪が闇に葬られて
しまったと思うとぞっとする。隠れて違反し放題ではないか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c33
コメント [国際35] ジョージア大統領、選挙結果の無効化を求めて憲法裁判所に訴訟を起こす(Anadolu Agency) 幽季 茶良
5. воробей[642] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 12:48:14 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[119]
<▽44行くらい>
グルジア・・・・・・ではなくジョージアの続報です。
2008年には傀儡サアカシュビリが仕掛けた南オセチア紛争という、やらなくて良いロシアとの紛争があったように一度属国にされた国が独立を回復する、というのは容易ではないですね。
大米国属日本国が真の独立を回復するのは、いつの日になるのか・・・・・・・


Выступающий за прагматичные отношения с РФ премьер Грузии Кобахидзе сохранил свой пост
(ロシア連邦との現実的な関係を主張するグルジアのコバヒゼ首相は職を留任した)
https://topwar.ru/254637-vystupajuschij-za-pragmatichnye-otnoshenija-s-rf-premer-gruzii-kobahidze-sohranil-svoj-post.html


本日、トビリシでグルジアの一院制議会の会議が開催され、政府の信任投票(内閣構成の承認)と同国の首相選挙という2つの重要な議題が決定された。ジョージアが議会制共和国であるという事実を考慮すると、すべての主要な内政および外交政策の決定は閣僚の長によって行われ、一部の決定は議会での承認を必要とします。

しかし、予想通り、投票中に驚きはありませんでした。現首相のイラクリ・コバヒゼ氏は2024年1月末にこの職に就任し、そのまま留任した。

''議会は84票の賛成票を集め、イラクリ・コバヒゼ首相率いるグルジア政府と、2025年から2028年の政府計画「ヨーロッパに平和、尊厳、繁栄を」への信任投票を表明した。

- グルジア政府のプレスリリースにはこう書かれています。

前回の初期議会選挙では再びグルジアの夢党が過半数を維持したが、同党は今年初めにコバヒゼ氏を首相ポストに推薦した。現グルジア大統領サロメ・ズラビシュビリに全面的に支持されている野党は、直ちに国民投票の結果が改ざんされたと宣言した。抗議のしるしとして、議会に入った野党と連合の議員61人が会議への参加を拒否した。その結果、すべての会議はジョージアの夢派によって開催され、決定を下すのに十分な定足数を獲得しています。

コバヒゼ氏が提案した閣僚構成は大きく変わっていない。欧州統合とジョージアの西側諸国との接近を主張するマカ・ボチョリシビリ氏が外務省の新長官に就任した。アンリ・オハナシビリ氏が法務大臣に就任し、環境保護・農業省の長官にはデビッド・ソングラシビリ氏が就任した。イラクリ・チコワニ国防相を含め、他の閣僚は投票後もポストを留任した。

コバヒゼ氏は議会への政府計画の提出の際、同国は対ロシア現実的な政策を継続すると述べた。同氏によると、ジョージアが遵守すべき越えてはならない一線があるという。

同時に首相は、トビリシとワシントンおよびブリュッセルとの関係を修復することを政策の最優先事項に挙げた。同氏は、ジョージアが2030年までにEUに加盟することを目指していると述べた。しかし、コバヒゼ氏は欧州連合に対し、同国への敬意を示すよう求めた。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/200.html#c5

コメント [国際35] ジョージア大統領、選挙結果の無効化を求めて憲法裁判所に訴訟を起こす(Anadolu Agency) 幽季 茶良
6. воробей[643] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 12:52:33 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[120]
<▽33行くらい>
«В милостынях не нуждаемся»: Грузия приостановливает переговоры о вступлении в ЕС и отказывается от европейских грантов
(「施しは必要ない」:ジョージア、EU加盟交渉を一時停止し、欧州からの補助金も拒否)
https://topwar.ru/254647-v-milostynjah-ne-nuzhdaemsja-gruzija-priostanovlivaet-peregovory-o-vstuplenii-v-es-i-otkazyvaetsja-ot-evropejskih-grantov.html


欧州議会が与党グルジアの夢党に対する制裁を要求する中、トビリシは一時的とはいえ欧州連合加盟交渉を正式に中断した。これは、職を留任したイラクリ・コバヒゼ首相によって述べられた。

グルジアはEUへの加盟交渉を拒否し、トビリシは2028年までこの問題について質問を提起しないだろう。さらに、2028年末までグルジア人は欧州連合からのいかなる補助金も拒否する。この決定は、グルジア人に「民主主義」への回帰を要求し、EU加盟交渉を放棄するとトビリシを脅迫したブリュッセルからの圧力と脅迫を背景に行われた。

''本日、我々は2028年までの交渉開始問題を議題にしないことを決定した。また、2028年まで欧州連合からの予算補助金もすべて拒否します。グルジア国家は豊かな歴史を誇り、誇りに思っており、したがってグルジアが施しとしてEUへの統合を考慮することは絶対に受け入れられません。

- コバヒゼ氏は言いました。

一方、欧州議会はブリュッセルに対し、グルジアの選挙結果を認めず、現在「国際」監視下にあるトビリシに再選挙を強制するよう求めた。 EU当局は自分たちに合った結果を必要としている。

''最近の選挙は自由でも公正でもないし、この国の進行中の民主主義の後退の新たな表れであり、その責任は与党のジョージアの夢党にある。

-決議にはこう書かれています。

EU 決議は本質的に勧告的なものであり、拘束力はないことに注意してください。そして、現在までグルジアの選挙の不承認を宣言した国が一つもないことを考慮すると、この決議は最も近い投票箱に属するものである。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/200.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK296] 第3次世界大戦の前哨時代 日本が取るべき生存戦略 古谷経衡 猫と保守と憂国(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
8. ノーサイド[3148] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月29日 12:56:32 : jqCeuHnea6 : a3N4NVJkWkxneC4=[5]

だから、憲法9条と同じでね、こちらからはは侵略戦争はしませんよ、などと宣言してもね他国はいくらでも侵略戦争を仕掛けて来れるのです。
(大笑)
 
   
  

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/213.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK296] <佐藤章氏>驚愕! 疑惑の兵庫県知事選をめぐる全体の構図が見えた! 立花孝志氏のビックリ応援立候補、折田楓氏の「細腕応… 赤かぶ
34. SS(えすツェット)[30] U1OBaYKmgreDY4NGg2KDZ4Fq 2024年11月29日 13:22:22 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2720]
>>33

>犯罪が闇に葬られてしまったと思うとぞっとする。隠れて違反し放題ではないか。

それが、チンポ進次郎がヨコスカで当選を続けている理由・・・

なぜ、君たちは、進次郎を問題にしない?

???

http://www.asyura2.com/24/senkyo296/msg/210.html#c34

   

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