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2024年11月09日時分 〜
コメント [政治・選挙・NHK295]
4. 赤かぶ[229548] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:00:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3132]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c4
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5. 赤かぶ[229549] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:03:36 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3133]
<▽36行くらい>

https://x.com/takaichi_sanae/status/1854143265173536883

高市早苗
@takaichi_sanae

米国大統領選挙では、トランプ前大統領の当選確実が報じられました。

トランプ次期大統領と御家族、選挙スタッフをはじめご関係の皆様に、心より祝意を表します。

ハリス副大統領にとっては残念な結果でしたが、現職の副大統領としての公務をこなしながら、全米を巡る長期間の選挙戦を戦い抜かれた事に、敬意を表します。

9月の自民党総裁選で私が訴えていたのは、「『自由で開かれたインド太平洋』に米国を強く関与させ続けることは、日本の責任です。主体的な外交で、同盟国や同志国との絆を更に強くします」という決意でした。

同盟国である米国とは、国防は勿論、拉致問題、経済安全保障、通商、宇宙、次世代エネルギーをはじめ協力するべき分野が多くあります。

石破内閣による積極的で主体的な外交を期待しています。


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c5
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6. 赤かぶ[229550] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:04:54 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3134]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c6
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7. 赤かぶ[229551] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:05:43 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3135]


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8. 赤かぶ[229552] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:09:32 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3136]


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9. 赤かぶ[229553] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:10:40 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3137]


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10. 赤かぶ[229554] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:11:20 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3138]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c10
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11. 赤かぶ[229555] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:13:02 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3139]


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12. 赤かぶ[229556] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:14:19 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3140]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c12
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13. 赤かぶ[229557] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:16:40 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3141]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c13
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14. 赤かぶ[229558] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:18:24 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3142]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 維新大嫌い[1003] iNuQVpHljJmCog 2024年11月09日 00:34:18 : NNTJXN53EE : Um9MTVZkVklhTFE=[364]
トランプ「中国に売り損ねたトウモロコシをオマエの所で買え」
シンゾー「はい、買い取らせて頂きます」

トランプ「作り過ぎて余った人工呼吸器をオマエの所で買え」
シンゾー「はい、買い取らせて頂きます」

こんなみっともない靴ナメ外交を繰りした輩を、
いまだに信奉し続ける「岩盤保守」って、一体何なのか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c15

記事 [戦争b25] パレスチナ人虐殺を批判する人をオランダで挑発したイスラエルのフーリガン(櫻井ジャーナル)
パレスチナ人虐殺を批判する人をオランダで挑発したイスラエルのフーリガン
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202411090000/
2024.11.09 櫻井ジャーナル

 オランダのアムステルダムで11月7日にUEFA(欧州サッカー連盟)の試合があった。対戦したのはイスラエルのマッカビ・テルアビブとオランダのアヤックス。その際、イスラエルのフーリガンが地元住民の家と思われる建物に飾られていたパレスチナ国旗を引きずり下ろして引き裂き、燃やすという挑発行為を繰り広げ、通りかかったタクシーを襲撃し、オランドの若者とも衝突したと伝えられている。




 パレスチナを支持するデモは禁止されていたが、現場で取材していた記者によると、衝突は数千人のマッカビ・テルアビブのファンがデモを組織したことから始まった。そうしたファンは試合前、スタジアムに向かうファンは「IDF(イスラエル軍)にアラブ人をぶっ殺させてやれ」と叫び、子どもがいないガザには学校がないとも合唱していた。

 そうした状況についてオランダのディック・シューフ首相は「容認できない反ユダヤ主義の攻撃」と呼ぶ一方、フーリガンによるオランダ国民への暴行については言及していない。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「アムステルダムのイスラエル市民に対する非常に暴力的な事件」と非難、救援機を派遣すると発表した。

 こうした人びとや西側の有力メディアはこの衝突を「ユダヤ人弾圧」と宣伝する材料に使い始めている。オランダ第二院の第1党で反イスラムの自由党を率いるヘルト・ウィルダースは今回の衝突を「ポグロム」であり「ユダヤ人狩り」だと表現している。

 タグ付けでイメージを作り出そうとしているのだが、イスラエルは実際にパレスチナやレバノンで住民の大量虐殺を繰り広げてきた。これは戦争の巻き添えではなく、計画的。​ネタニヤフ首相は昨年10月7日にハマスがイスラエルへ攻め込んだ後、「アマレク人があなたたちにしたことを思い出しなさい」(申命記25章17節から19節)という旧約聖書の一節を引用している​。神の命令として、「アマレク人」を家畜と一緒に殺した後、「イスラエルの民」は天の下からアマレクの記憶を消し去れと書かれている。パレスチナ人を皆殺しにするだけでなく、歴史から彼らが存在したことを消し去るとネタニヤフは主張しているのだ。

 また、サムエル記上15章3節には「アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も牛も羊も、らくだもろばも打ち殺せ。容赦してはならない。」ということが書かれている。これこそがガザやレバノンでイスラエルが行っていることにほかならない。

 ガザでは昨年10月7日から4万3469人がイスラエル軍に殺されたとされているが、瓦礫に埋もれ、カウントされていない死体は少なくとも数千あると推測する人もいる。ランセット誌が今年7月に掲載した論文によると、「間接的な死者は直接的な死者の3倍から15倍に及ぶ」。犠牲者の約4割は子どもであり、女性を含めると約7割に達する。イスラエルのフーリガンはこのことを歌ったと言える。

 EU諸国の政府はイスラエルを支持、パレスチナ人虐殺を容認する姿勢を示したきたが、アラブ系の人びとだけでなく、一般の人びとのイスラエルに対する怒りは募っている。その怒りのエネルギーをイスラエルのフーリガンは刺激した。

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​Sakurai’s Substack​

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html

コメント [戦争b25]
1. 赤かぶ[229556] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:57:13 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3140]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c1
コメント [戦争b25]
2. 赤かぶ[229557] kNSCqYLU 2024年11月09日 00:57:59 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3141]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c2
コメント [戦争b25]
3. 赤かぶ[229558] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:00:05 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3142]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c3
コメント [戦争b25]
4. 赤かぶ[229559] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:01:00 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3143]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c4
コメント [戦争b25]
5. 赤かぶ[229560] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:02:00 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3144]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c5
コメント [戦争b25]
6. 赤かぶ[229561] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:04:32 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3145]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c6
コメント [原発・フッ素54] 女川原発の原子炉を停止 東北電、機器が動かなくなった原因を調査へ(再稼働前倒ししてすぐ停止!) 戦争とはこういう物
12. 減らず口減らん坊[371] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月09日 01:05:30 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[370]
>>10
東電の悪を糾弾しようとした菅直人と枝野幸男を背後から撃って、内閣を解散に追い込んだ小沢を糾弾してるだけなんだがな
どう考えても、あの時の小沢と小沢派は東電とグルだったんだがな
東電を糾弾されて困るのは、お前らの方だろ
陸山会事件の保釈の条件が、「菅直人内閣を解散させて東電をおとがめなしにすること」でもない限り、あの展開は無いんだが
だからこそ、何度でも言う
小沢だから悪なのではない、悪だから小沢なのだ
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/403.html#c12
コメント [戦争b25]
7. 赤かぶ[229562] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:05:51 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3146]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c7
コメント [戦争b25]
8. 赤かぶ[229563] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:07:06 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3147]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c8
コメント [戦争b25]
9. 赤かぶ[229564] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:09:25 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3148]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c9
コメント [戦争b25]
10. 赤かぶ[229565] kNSCqYLU 2024年11月09日 01:12:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3149]


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c10
コメント [NWO7] 民主党議員、トランプ大統領は強制収容所への収容を計画していると発言 - 共和党議員を収容所で『再教育』するよう求めた後に… 魑魅魍魎男
1. 2024年11月09日 01:23:43 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4562]
しかし民主党議員たちは何をこんなに恐れているのかね。

やはり、バイデン政権下で違法行為をやっていたのが、
バレるのが怖いのだろう。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/621.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. アラハバキ[650] g0GDiYNug2@DTA 2024年11月09日 01:46:58 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[39]
民主主義の布教や従来の価値観外交はやめて、
プラグマティックに動いていく方針らしいよ。

したがって、
安倍派=負けて弱くなったヤツらに興味は薄いし、
政権基盤が脆弱な石破にも興味は薄いのよ。

しかも、
本当に安倍晋三と仲良しだったら国葬に来てるはずでしょ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c16

記事 [Ψ空耳の丘Ψ63] おみそん、良かつたな、君等の努力が報はれたぞ。此れは日本は51番目の洲には成らんぞ宣言か? 令和6年(2024年)9月29日(日曜日)陸上自衞隊立川駐屯地創立51周年記念行事にて北朝鮮のコンギョ(攻撃戰だ)が流れる。
 
 
 
 



 
 
 
 

 
 
 
 
陸上自衛隊 立川駐屯地 創立51周年記念行事(航空祭)|2024年9月29日(日)|陸自調査団
https://rikuzi-chousadan.com/2014karenda/2024info/gsdf20240929th51kachikawafes.html
 
 
 
 

http://www.asyura2.com/21/bd63/msg/779.html

記事 [Ψ空耳の丘Ψ63] 米帝に撃墜された件、相當ムカつゐてんだな、陸自は。そりゃまあ當然だわな。
 
 
 
 



 
 
 
 

http://www.asyura2.com/21/bd63/msg/780.html

コメント [政治・選挙・NHK295] NYタイムズ紙が「混迷期に入った」と報じた日本政治は今後、どうなっていくのか 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. ちばどの[398] gr@CzoLHgsw 2024年11月09日 03:03:18 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[542]
<▽30行くらい>
   9氏の指摘により報道原稿の根拠が判明したが、国民をして知らしむべからず依らしむべしとすべくフェイク情報を流し拡声器効果とする実務者の面目躍如といったところか。日本の首相や閣僚は不勉強かつディベート文化で育っていない。特に自民党は代議士業の引継ぎが多く地元の顔役として贈賄文化を政治と見做して来た。かつ議会を尊重せず国民有権者の声を代弁する役割を果たす意思はなく、よって国際会議等で議論をしない出来ない故にスピンドクターは不可欠だ。戦後復興期のイリーガルな自民財官護送船団方式の延長で官僚級が国際社会では前面に出る。二人羽織の如く首相や閣僚は背後の事務方に袖を通され口だけを動かしている状況は想像できる。
  本来は閣僚級には専門性のある者を配置し行政実務上の作為不作為による瑕疵誤謬を議会の指摘より早く、閣僚レクチャーの段階で質さねばならないが、専門性は論外の派閥の順送りレースでは、閣議決定と党議拘束を掛けた可決による公金の丼勘定しかない。外遊時には事務次官級が密談から密約までを成し遂げては最後の調印のみを閣僚級が行う流れが繰り返されてきた。もし日本の首脳と官僚を出迎えるのが米国議会人ならぬ米国の武装行政つまり国防総省関係ロビーであれば日米間の話題は軍事関係に集約、日本国民が諦観する結果となろう。
  混迷しているのは両官邸に食い込む日米国防関係ロビーだろう。これまでのように他国の脅威を示しながら防衛装備が今以上に必要と説いては首脳を疑心暗鬼にさせ、一層の軍拡を決断させる効果が果たせるのかとの混迷だろう。
  大統領官邸から出される可能性すらある軍事行政機構と地元に軍需産業を持つ議員集団が最も不安で、同時に日米合同委員会なる日米軍事行政機構も混迷している筈だ。狭い地球上で敵国と軍事対決し一層の貧富の差を作るのは公金の無駄使いであり会って話す方が早いとばかりに行動する可能性もある点で、トランプによって軍産利益の為に軍人を出向させ公金を注ぎ込み命まで捨てさせる愚があからさまになる恐れもある。この状況を危惧した、主に日本の実務者が混迷しているということなのだろう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/878.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK295] 「103万円の壁」攻防もデキレースで決着か…気がつけば政界中枢に“財務省マフィア”がウヨウヨ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. 夜盗虫[401] lumTkJKO 2024年11月09日 03:28:18 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[1]
>22

EU議会の中枢に紛れ込んでいるのでは?

少なくともハプスブルグ家の当主もEUの理事会の理事に就任している

EU議会は選挙がおこなわれず評議会のような形式で代表(大統領)を選任している

評議会といえばW。。。ソ連を思い出すW

ま〜ね東京青山通りと地名にもなるほどあの辺一帯を光子の結納金で買い占めた青山家
江戸末期の徳川幕府御用商人の家柄だったとか。。。莫大な結納金を払ったハインリヒ・クーデンホーフ
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/880.html#c24

コメント [政治・選挙・NHK295]
1. 赤かぶ[229566] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:32:10 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3150]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK295]
3. 赤かぶ[229568] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:34:36 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3152]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK295]
5. 赤かぶ[229570] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:37:10 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3154]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. たぬき和尚[918] gr2CyoKrmGGPrg 2024年11月09日 03:38:12 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[281]
高市も櫻井よしこも統一教会とべったりだということをお忘れなく。
だからこそのトランプ復帰歓迎なのだ。
トランプは高額の謝礼を受け取って統一教会下部組織の天宙平和連合の大会にビデオメッセージを送っている。べたべたの関係と言ってもいい。
トランプの大統領選の裏で暗躍したのは統一教会の分派サンクチュアリ教会である。この分派は日本人信者も多いが彼らも熱烈なトランプ支持者で、今回も徒党を組んで渡米し応援活動をしていたようだ。トランプを応援する群衆の中に日の丸を掲げた一団がいた映像があっただろう。あの連中がそうである。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK295]
6. 赤かぶ[229571] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:38:47 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3155]


※しんぶん赤旗日曜版 2024年11月10日号6面 紙面クリック拡大


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK295] 「103万円の壁」攻防もデキレースで決着か…気がつけば政界中枢に“財務省マフィア”がウヨウヨ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
25. 夜盗虫[402] lumTkJKO 2024年11月09日 03:39:23 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[2]
EUは王族、貴族(枢機卿など)、資本家などが主役の貴族主義

なんだろうそうやって実態は階層化されていて表面的には民主主義で偽装している

と言ったら怒られるW
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/880.html#c25

コメント [政治・選挙・NHK295]
7. 赤かぶ[229572] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:43:35 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3156]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK295]
8. 赤かぶ[229573] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:45:26 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3157]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK295]
9. 赤かぶ[229574] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:47:43 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3158]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 夜盗虫[403] lumTkJKO 2024年11月09日 03:49:40 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[3]
財務省マフィア(小笑)

マフィアダラケ。。。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK295]
10. 赤かぶ[229575] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:49:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3159]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK295]
11. 赤かぶ[229576] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:51:03 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3160]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK295]
12. 赤かぶ[229577] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:51:48 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3161]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK295]
13. 赤かぶ[229578] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:52:36 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3162]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c13
コメント [NWO7] 祝!トランプ圧勝 しかし、また明日から、グローバリズムとのし烈な戦いが始まる  魑魅魍魎男
26. 2024年11月09日 03:55:53 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4563]
もう、カマラの不快なバカ笑い顔を見なくてすむ。

せいせいするな。本当によかった。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/617.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK295]
14. 赤かぶ[229579] kNSCqYLU 2024年11月09日 03:57:05 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3163]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
87. 夜盗虫[404] lumTkJKO 2024年11月09日 04:03:22 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[4]
消費税

支配のための装置でしかない

これを導入した時点で自由民主主義は形式的なものになった

消費税は直接税であろうが間接税であろうが適切に個人の福祉に反映されなければただの搾取装置である

国庫にアクセスできる人以外誰も得をしない重税

権利と義務のバランスを無視した片務であり憲法違反



http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c87

コメント [政治・選挙・NHK295]
15. 赤かぶ[229580] kNSCqYLU 2024年11月09日 04:07:32 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3164]
<■85行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

自民“非公認”候補支部に2000万円の活動費 石破総理「報道に憤り覚える」 野党は「裏公認料」と批判【news23】

2024/10/25 TBS NEWS DIG

裏金問題で自民党を非公認となった候補者側に支給されていた2000万円の活動費。野党が「裏公認料」などと批判する中、石破総理が報道に対し、「憤りを覚える」と強調しました。

■“2000万報道”に石破総理「憤り」野党「憤るのは国民」

24日夜、大阪府豊中市で演説した石破総理。

石破総理
「物騒な世の中になりまして、高いところからお話ししますが、お許しください」

柔らかい表情で語り始めましたが、終盤には険しい表情でこう強く訴えました。

石破総理
「一部の報道に、自民党は非公認に2000万円出してるんだってみたいな報道があります。そんなことはありません。候補者がそのような金を使うことは一切、ございません」

午前中、広島市でも...

石破総理
「きょう(24日)の中国新聞にも出ておりました。公認していない候補者に金払ったんじゃないの。そのようなことはございません。このような時期に、そのような報道が出ることは、誠にもって憤りを覚える」

石破総理が憤るのは、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の記事をきっかけに各社が報じた、自民党の金の動きです。

自民党は、今回の衆院選の公認候補が代表を務める支部に公認料500万円と活動費1500万円、あわせて2000万円を振り込んでいます。

しかし、裏金問題で非公認とした候補の支部にも、活動費として同額の2000万円を支給していたことが、23日に分かりました。

立憲民主党 野田佳彦代表
「1500万円均一でいいじゃないですか。なんで500万上乗せなんですか。どう見たってこれは“裏公認料”じゃありませんか。それを石破さんが訳のわからない言い訳をしています。こんな報道が出て憤っている。何を言ってるんですか、憤っているのは国民ですよ」

批判を強める野党。
自民党は24日、反論文書を公表するなど、火消しを図っています。

「選挙における、公認/非公認とは無関係で『裏公認』『偽装公認』という指摘は一切当たりません」

石破総理も候補者本人ではなく、あくまで政党支部に支給したものだと語気を強めます。

石破総理
「政党はそれぞれの地域において自由民主党の政策・訴えを広報する、それを宣伝する、党活動する。そういうことは常に必要。(活動費は)候補者には出しません。選挙活動にも一切使いません」

政権幹部は、こうこぼします。

政権幹部
「報道は印象操作というか。見方によっては選挙妨害だよね」

有権者の共感と納得は得られるのか。投開票は、27日(日)に行われます。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c15
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
88. 夜盗虫[405] lumTkJKO 2024年11月09日 04:07:34 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[5]
兵隊は死ねば遺族年金が出る


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c88

コメント [政治・選挙・NHK295]
16. 赤かぶ[229581] kNSCqYLU 2024年11月09日 04:11:45 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3165]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK295]
17. 赤かぶ[229582] kNSCqYLU 2024年11月09日 04:14:04 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3166]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
89. 夜盗虫[406] lumTkJKO 2024年11月09日 04:14:21 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[6]
役人と大企業しか恩恵を感じていない消費税

うんこれは廃止が相当

山本太郎意外と頭がいいかも
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c89

コメント [政治・選挙・NHK295]
18. 赤かぶ[229583] kNSCqYLU 2024年11月09日 04:14:56 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3167]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
90. 夜盗虫[407] lumTkJKO 2024年11月09日 04:19:01 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[7]
1万歩譲って国庫のためと譲歩しても

5%固定のインボイス無し

だな
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c90

コメント [NWO7] 祝!トランプ圧勝 しかし、また明日から、グローバリズムとのし烈な戦いが始まる  魑魅魍魎男
27. 2024年11月09日 04:47:28 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4564]
カマラ敗北の原因の一つは、バイデン大統領との不仲。
4年前の政権発足時から仲が悪かった。
アフガン撤退の責任をお互いなすりつけようとした。

で、バイデンが大統領選から無理やり引きずり降ろされたことで、
不仲は決定的になった。

バイデンは、カマラが大統領になるぐらいだったら、
トランプ大統領のほうがずっといいと思っていた。

それがこの笑顔に表れている。

https://x.com/Tamama0306/status/1854737712198418628
(タマホイ)
トランプ勝利後のバイデンがめちゃくちゃ清々しい顔しててウケる
やっぱ引き摺り下ろされたの根に持ってるだろ
Last edited8:08 PM Nov 7, 2024
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/617.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK295] 祝トランプ大統領。アメリカ国民が羨ましい。裏金事件は、マスコミ・検察・総務省等が真犯人。日本国民は、このザマ!トホホ。 阿闍梨(あじゃり)
13. 罵愚[3794] lGyL8A 2024年11月09日 05:38:59 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[751]
>>5. 六郎さん
>同じように、日本もそうすれば良い。

 ところが、日本は、そうじゃぁない。自国が未成熟のうちに支那の餌になりたい支那イヌや、ロシアの餌になりたいハスキーや、米国の餌になりたいアメポチや…このボードを見ていればおわかりのように、ペットショップの店先状態だよね。かつて、日本もそうなりかけたときがある。“西欧の近代”に対抗して“大東亜共栄圏”の建設を目指したこともある。
 わたしには、六郎さんのご提案が、ペットショップの子犬が、日当たりのよい店先で店長になる夢を見ている光景に見える(笑)。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/879.html#c13

コメント [カルト50] (緊急)国民民主党「年収130万円未満の主婦にも年金払わせる。 イワツバメ
49. 2024年11月09日 05:43:12 : zUK0LSZ5kb : V2VjTEZKc0VVUVk=[802]
>>48. イワツバメ様

その通り
そしてその目的が恐ろしい
「島国の単一民族だから強かった」と奴らは分析
\(^o^)/ 【移民政策】の答え合わせ〜  だよ♬
        

http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/145.html#c49

コメント [政治・選挙・NHK295] 祝トランプ大統領。アメリカ国民が羨ましい。裏金事件は、マスコミ・検察・総務省等が真犯人。日本国民は、このザマ!トホホ。 阿闍梨(あじゃり)
14. 罵愚[3795] lGyL8A 2024年11月09日 05:44:17 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[752]
>>6. 減らず口減らん坊さん
>さぞかし、安倍晋三の馬鹿が懐かしい事だろうね

 そうです。わたしは、安倍晋三の馬鹿が懐かしいこと、しきりです。
ああいう、馬鹿が出てこないと、この国は救えないと思います。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/879.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK295]
28. 阿部史郎[1177] iKKVlI5qmFk 2024年11月09日 05:45:41 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[239]
【狂気の沙汰】東京都、お台場に“世界最大級の噴水”の建設を計画 来年度予算に26億2000万円を計上

https://rapt-plusalpha.com/113688/


都の試算では、噴水の効果で台場地区を訪れる人が年間250万人増加し、98億円の経済波及効果が期待できるとしていますが、小池百合子都知事は、これまでにもプロジェクションマッピング事業に約50億円もの予算を投じるなどしているため、ネット上では「噴水の整備も壮大な予算の無駄遣いだ」などと批判が殺到しています。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/877.html#c28

記事 [NWO7] フリン将軍、選挙後に凍てつくような恐ろしい警告を発する (VigilantFox) 
https://x.com/VigilantFox/status/1854914038733385854
(The Vigilant Fox)
フリン将軍、選挙後に凍てつくような恐ろしい警告を発する。

まず、彼らはトランプを投票から排除しようとした。次に、彼を監獄に閉じ込めようとした。それがうまくいかないと、彼の命を狙った。

2度にわたる暗殺未遂の後、フリン将軍は再び暗殺未遂が起こる可能性があると警告した。

スティーブ・バノンとの驚くべき会話の中で、フリンは、トランプ大統領の側近たちに、1月に大統領執務室にはいる前までの間、トランプ大統領の暗殺に備えよと語った。

フリンは、緊急の要件だとし、
「第一に、トランプは彼の周囲の警備を非常に、非常に厳重にする必要がある......。彼らはすでに何度か暗殺未遂をおこしている。大統領就任式までの間にまた暗殺を試みるだろう。それに備えるのが第一の仕事だ」

彼はまた視聴者に、本当の戦いはこれからだと語り、ディープ・ステートとの全面戦争に備えるようトランプに促した。「敵がやるとわかっていることに備えることで、このばかげたことの多くを排除することができる...説明責任を果たさなければならない。

この対談は必聴である。

7:49 AM ・ Nov 8, 2024

-----(翻訳ここまで)------------------------------------

これは、 J.D.バンス新副大統領やロバート・ケネディ Jr.、イーロン・マスクも同じで、
彼らも暗殺の危険にさらされています。

グローバリストたちは自分と自分の利益を守るためには、どんなことでもするでしょう。

十分な警戒が必要です。

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/623.html
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
91. ハイハイ。[281] g26DQ4Nug0OBQg 2024年11月09日 05:47:23 : AdB38HekRk : M29KTWllaE5CMmM=[1]
>>85,86

玉木は実は自民党の仲間、

公約では客引きのために消費減税を言っていても、最初からまったくやる気なし、

というのがこのスレ記事の主題。

さらに言えば、玉木は、維新や石丸などと同様、竹中や統一教会臭も強い、といったところ。

このクラゲみたいに都合の悪い主題には触れず、話題逸らしで「小沢が〜」「ロシアが〜」と無関係で混ぜっ返す典型的ウヨ工作員。

もちろん、お仲間の「減らず口」とか、「ノーサイド」とかいうのも常駐ウヨだ。

このスレはこいつらの役目がわかりやすく出ている。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c91

コメント [政治・選挙・NHK295] 今や日米軍事同盟のほうが北朝鮮とロシアより「一体化」している 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. ノーサイド[2974] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 05:52:20 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[134]

ウクライナに北朝鮮の兵士が派遣された?。

北朝鮮もロシアも発表してないだろ?、いい加減だな。
(大笑)
   


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/882.html#c13

コメント [カルト50] (緊急)国民民主党「年収130万円未満の主婦にも年金払わせる。 イワツバメ
50. 2024年11月09日 05:55:41 : zUK0LSZ5kb : V2VjTEZKc0VVUVk=[803]
P.S.

救急車のサイレン音
増えたと思いませんか?
\(^o^)/ 花がっぱで暗示してましたよね
      これぞ む〜んしょっと計画 ってか♬
       頑張れ 阿修羅民達
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/145.html#c50

コメント [政治・選挙・NHK295] 祝トランプ大統領。アメリカ国民が羨ましい。裏金事件は、マスコミ・検察・総務省等が真犯人。日本国民は、このザマ!トホホ。 阿闍梨(あじゃり)
15. 罵愚[3793] lGyL8A 2024年11月09日 05:57:28 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[753]
>>7
>他人を潰して自分が成熟するのだ、トランプの仲間のプーチンやネタニヤフを見てから寝言を言うが良い。

 そうです。トランプやプーチンは「他人を潰して自分が成熟する」道を選んでいます。潰す道と、潰される道の二者択一の選択肢しか知らない連中ですよね。
 でもねぇ、潰された、かつての大日本帝国は“一緒になって、ともに潰されない道”を模索して、滅んだんですよねぇ、、、みんなは忘れていますが…
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/879.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK295] 相手にされないか、毟り取られるか トランプに弄ばれる石破短命政権の今後(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. ノーサイド[2975] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 06:06:21 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[135]

>・・・石破短命政権の今後

こんな時、火中の栗を拾うバカはいない、おかげで石破政権は命脈を保つ。
(大笑)
   
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/881.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK295] 祝トランプ大統領。アメリカ国民が羨ましい。裏金事件は、マスコミ・検察・総務省等が真犯人。日本国民は、このザマ!トホホ。 阿闍梨(あじゃり)
16. 罵愚[3794] lGyL8A 2024年11月09日 06:07:28 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[754]
>>8
> ロシアサイドについてたら この金も捨てんでも済んだのに・・・
 
 そうですよねぇ、ロシアサイドについてたら この金が転がり込んできたのに・・・でも、日本のどこに転がり込んできたのだろうか? 自民党に? 首相官邸に? 野党にも? ★阿修羅♪の運営人さんに?
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/879.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK295] 祝トランプ大統領。アメリカ国民が羨ましい。裏金事件は、マスコミ・検察・総務省等が真犯人。日本国民は、このザマ!トホホ。 阿闍梨(あじゃり)
17. 罵愚[3795] lGyL8A 2024年11月09日 06:12:44 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[755]
>>9. ノーサイドさん
>そんなことないだろうな。

 そんなことになるのか、ならないのか? 数年以内に結果が見られそうですね…
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/879.html#c17

コメント [NWO7] 「歴史的に稀に見る大激戦」はどこへ行った…トランプ「圧勝」が明らかにした、主要メディアの「印象操作」  (朝香豊 現代ビ… 魑魅魍魎男
6. いなかじじい[76] gqKCyIKpgraCtoKi 2024年11月09日 06:23:28 : jimtgBFqxk : Vm8uQ1JJS2VkcGc=[336]
4はCIAの手先から手当てをもらっている工作員のようだ。

日本とアメリカの関係は、アメリカが帝国で日本が属国だ。ようするに日本はアメリカの植民地と言うことだ。経済も政治もマスコミも重要なところはアメリカに握られている。

アメリカで不正選挙が行われているのに、属国である日本で不正がないわけがない。
加えて、多くの国民の希望に反する政治ばかり行ってきた自公政権が、なぜ続くのか説明してもらいたいものだ。

不正以外にないだろう。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/620.html#c6

コメント [医療崩壊13] RFK Jr.が腐敗したFDAを潰すと宣言した後、大手製薬会社CEOが緊急会議を招集 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
12. 2024年11月09日 06:25:52 : zUK0LSZ5kb : V2VjTEZKc0VVUVk=[804]
>「パニックモード」に陥り、緊急会議を開いたと報じられている。

エプ島再来か?
\(^o^)/ 終焉は近い
      まあ、美味いつまみで酒を飲みながら今を楽しもうじゃないか〜♬
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/251.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK295]
92. 夜盗虫[408] lumTkJKO 2024年11月09日 06:31:31 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[8]
<▽34行くらい>
消費税フランスが世界で初めて導入
世界で初めて消費税を導入したのはフランスで、1953年にフランス大蔵省の官僚モーリス・ローレが考案し、1954年に導入された。
日本でも消費税導入が議論され始めたが、社会党や日本共産党など野党の強い反対を受け、導入は30年後となった。


村山内閣で消費税増税5%が決定ここから増税路線が容認された?

1953年野党がそろって消費税に反対したがどうして反対したのか理由を知りたい
そのうえで今一度原点に立ち返り税の抜本的見直し改革をする必要がある

タマキンにその意思があるのかは今後の言動や行動を見る必要がある

政府は再分配後の所得は超過してると言っている
所得100万円以下の年金生活者の再分配後の所得が365万円となっているといっている
なんじゃこれはとみなさんも感じるでしょう

嘘つきは誰だW

若い人の大人に対する疑心暗鬼はこんな形で表現されてるのでは


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c92
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
93. 新共産主義クラブ[-10858] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月09日 06:37:32 : FuIF27KsDQ :TOR bmtpVko3RlJxSVE=[76]
<△25行くらい>
>>38 「ハイル・トランプ、ハイル・トランプ。」さん
>単に小沢は合従連衡が好きで、政権交代のためならどんな手段でも厭わない

 ご参考に。
 

◆ 国民福祉税構想が頓挫した理由 成田憲彦 内閣官房参与
消費税政局 インタビュー
(日本経済新聞, 2012年1月3日 3:30)

――当時、新生党代表幹事だった小沢一郎民主党元代表の役回りは。

「小沢さんは大蔵省に頼られ、理解を示していた。大蔵省が消費税率を6%に上げると言ったのを、小沢さんが7%にさせたようだ。大蔵省は与党内のとりまとめを小沢さんに頼んだ。小沢さんは野坂浩賢(社会党国会対策委員長=当時)さんを主なパイプとして社会党対策をしたが、時間的な制約があり、十分に与党内をまとめきれなかった」

――当時、消費増税を進めた小沢元代表は、今では反対の立場です。

「小沢さんは羽田内閣までとその後では政治的なポジションを変えている。小沢さんの著書『日本改造計画』では消費税を10%にして所得税を半分にすると。ところが新進党党首になった96年の総選挙では、消費税を3%に据え置き、18兆円の減税を打ち出した。羽田内閣までの小沢さんは政権にいることを前提とした治者だったが、それ以降は政権を獲得するという大きな仕事を抱え込んだ政治家になった。それが根源にある」

「一般的に消費税は選挙に非常にマイナスに作用してきたことを、小沢さんはかなり意識している。民主党内における自分の立ち位置を考えたとき、党の中枢との違いを出さなければならない事情もあるだろう」

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS27041_Y1A221C1000000/
 



http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c93

コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
94. 秘密のアッコちゃん[943] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 06:38:56 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[508]
<■2075行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
<主張>自民の両院懇談会 「ガス抜き」で居座るのか 
社説
2024/11/9 5:00
https://www.sankei.com/article/20241109-Y7B52NA4OVNEHGDNOMPJYEDZCA/
不満のガス抜きを図って政権に居座ろうとしている―。
石破茂首相(自民党総裁)と自民執行部には、衆院選で示された民意を尊重するつもりがないことが改めて分かった。
自民が、大敗した衆院選後初めての両院議員懇談会を開いた。
出席議員から、石破首相と党執行部の責任を問う声が相次いだのは当然である。
石破首相は
「痛恨の極みだ」
「深く反省し、お詫びしなければならない」
と陳謝したが、本当に反省しているのだろうか。
何の責任も取らず、大敗の検証も示していない。
神妙な表情を作って反省の弁を述べてもけじめをつけたことにはなるまい。
石破首相と森山裕幹事長が本来取るべき行動は、潔く辞任した上で、落選した候補者から直接話を聞くことだ。
責任を問う声は上がったが、懇談会は石破首相続投を事実上容認する形となった。
衆院議員1人1人が自立の気概を持っていた中選挙区制の時代とは異なり、総裁と執行部が個々の議員よりも力を持つ小選挙区制の時代ならではの現象だろう。
安定した国政運営に当たれる議会構成を追求するのは与党を目指す政党の責務だ。
その観点からすれば、2024年9月の自民総裁選で石破首相を選んだ同党議員の責任は重い。
また、今回の懇談会で、衆院選の民意に逆らって首相続投を容認することになった自民は無責任の謗りは免れない。
これは自民が目測力と自浄力を低下させていることを意味する。
懇談会の首相続投支持は消極的なものに過ぎず、自民は一致結束して政権運営に当たれる状況にはない。
衆院選の比例代表で自民の得票数は令和3年の前回衆院選に比べ533万票も減り、1458万票だった。
一方、国民民主党は約350万票増で、参政党と日本保守党の票の合計は約300万票だった。
自民の失った533万票が流れた可能性がある。
これらには、安倍晋三元首相の政策を支持してきた岩盤保守層の離反が原因の動きもあるだろう。
自民はその現実を直視すべきである。
この層の支持も得られなければ安定した国政運営は難しい。
石破首相と現執行部にそれができるのか。

「痛恨の極み」石破茂首相、与党過半数割れを陳謝 自民が衆院選敗因総括の懇談会
2024/11/7 20:38
https://www.sankei.com/article/20241107-2BEZBLHVMFNKNK5A3IZKHUY7EY/
自民党は2024年11月7日、大敗した先の衆院選の敗因を総括する両院議員懇談会を党本部で開いた。
石破茂首相(党総裁)は冒頭、衆院選の勝敗ラインに掲げた
「与党過半数」
を下回った結果について
「痛恨の極みだ」
と述べた上で
「深く反省し、お詫びしなければならないと考えている」
と陳謝した。
出席者の一部からは執行部の責任を問う声があった一方、結束を求める声が多く上がった。
森山裕幹事長は
「強く責任を感じている」
「多くの国民から厳しい批判を頂いたことは、厳粛に受け止めなければならない」
と語った。
懇談会は約3時間に渡った。
意見交換は非公開で行われ、衆院選終盤で発覚した非公認候補が代表を務める政党支部に2000万円が活動費として支給されたことについて、説明を求める声が相次いだ。
また、衆院選の敗因分析の必要性や、党員・党友と有権者との感覚のずれを指摘する意見もあったという。
懇談会後、森山氏は記者団に
「(意見を)整理をして、今後の党運営に活かしていきたい」
と説明した。

自民「石破おろし」広がらず 衆院選大敗も、3時間の両院議員懇で明確な辞任要求は1人
2024/11/7 20:09
https://www.sankei.com/article/20241107-7NSXOTUSIRNLNJTDACXN7WTCZ4/
自民党が2024年11月7日に開いた両院議員懇談会では、大幅に議席を減らした先の衆院選を受け、複数の出席議員が石破茂首相(党総裁)を批判し、責任論に言及した一方、大半は首相の当面の続投を支持した。
与党過半数割れという危機的状況の中、
「内紛している場合ではない」
という声が高まっている。
懇談会は衆院選後初の総括の場だったが、
「石破おろし」
には発展しなかった。
出席議員の発言は報道陣に非公開だったが、3時間で約50人が意見を述べた。
出席議員によれば、冒頭の首相や森山裕幹事長の陳謝の後、口火を切ったのはベテランの船田元・元経済企画庁長官(旧茂木派)。
「一丸となってこの難局を乗り切らないと与党ではいられなくなる」
「色んな責任問題はあるが、まずは一致団結して難局を乗り切るべきだ」
と訴えた。
これに対して青山繁晴参院議員(無派閥)は
「2024年年末に予算編成をするわけで、その前に自ら潔く決意し、辞意を表明されるべきだ」
と主張した。
ただ、青山氏によれば、明確な辞任要求は自身1人だけで、7〜8人が衆院選敗北の責任論に言及した。
西田昌司参院議員(旧安倍派)は、来年2025年度予算案の編成のために首相の当面の続投に関しては理解を示した上で、
「党の体制を刷新しないと(来年2025年夏の)参院選を戦えない」
と語った。
とはいえ、懇談会は続投容認論が大勢。
尾崎正直衆院議員(旧二階派)は出席後、記者団に
「総じて『皆で石破総裁を支えていこう』ということはコンセンサス」
と述べた。
森山氏は懇談会終了後、記者団に、2024年年内の今年2024年度補正予算案や来春の令和7年度予算案の成立を期すことが大事だと強調し、退陣論を否定した。
目立ったのは敗因の検証を求める声だ。
特に、非公認候補が代表を務める政党支部に党が活動費2000万円を支給した問題に矛先が向いた。
柴山昌彦元文部科学相(旧安倍派)は
「如何に国民世論からかけ離れたものか、きちんと執行部に受け止めてもらい、検証を行うべきだ」
と発言した。
それでも2024年年内に首相が退陣に追い込まれる事態にはならなさそうだ。
首相との距離がある麻生太郎最高顧問(麻生派)は懇談会に出席したが、発言しなかった。
反石破勢力から期待されている高市早苗前経済安全保障担当相(無派閥)は欠席。
2024年11月5日、近しい議員らと会食した際も
「(党内が)ガタガタしていたら自民は野党になってしまう」
と結束を呼び掛けた。

「痛恨の極みだ」石破首相、自民の両院議員懇談会で衆院選大敗を謝罪
2024/11/7 16:22
https://www.sankei.com/article/20241107-XJQMEZOOGVOLZIRQVU37RBP234/
自民党は2024年11月7日、大敗を喫した衆院選を総括する両院議員懇談会を党本部で開いた。
石破茂首相は冒頭で
「痛恨の極みだ」
「深く反省し、お詫びしなければならない」
と述べた。
森山裕幹事長は
「強く責任を感じている」
「厳しい批判を頂いたことは厳粛に受け止める」
と語った。

石破首相とトランプ氏会談わずか5分の衝撃 韓国・尹大統領の半分以下 党の両院議員懇談会でも集中砲火、まさに四面楚歌
2024.11/8 11:32
https://www.zakzak.co.jp/article/20241108-J5S64FY5UVPINAX3WEKJIVUNAM/
「政権居座り」
に執着する石破茂首相(自民党総裁)が四面楚歌≠ノ陥りつつある。
2024年11月7日の党両院議員懇談会では、衆院選で勝敗ラインとした
「自公与党で過半数」
を割り込む大惨敗を喫した責任について集中砲火を浴びた。
国会運営では、少数与党ゆえ、躍進した国民民主党の意向に配慮せざるを得ない上、国会の最重要ポストの1つである衆院予算委員長を立憲民主党に譲り渡した。
米大統領選で勝利したドナルド・トランプ前大統領との電話会談は、何と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の半分以下という5分間。
米メディアには、石破首相の
「日米同盟不平等論」
を問題視する向きもある。
過去に現実軽視の持論を並べ立て、他人を批判し続けた
「特大ブーメラン」
が次々と刺さっている悪循環は続きそうだ。

「国民の期待に十分応えることができなかった」
「痛恨の極みだ」
「深く反省し、お詫びしなければならない」
「真摯に受け止め、改革に前向きに取り組んでいく」
石破首相は2024年11月7日、衆院選総括のために開催した両院議員懇談会で、こう陳謝した。
衆院選での自民党惨敗は
「国民の審判」
そのものであり、
「政権居座り」
こそが国民の期待に反するのではないか。
当然、参加者からは、執行部の責任を問う声が相次いだ。
投開票直後から辞任論を掲げていた青山繁晴参院議員は
「2024年年末に予算編成をするわけで、その前に自ら潔く決意し、辞意を表明されるべきだ」
と主張したという。
記者団にも
「『政権選択選挙』で負けたのに責任を取らないのでは、自民党が民主主義を掲げることはできない」
と言い切った。
西田昌司参院議員も
「党の体制を刷新しないと(来年2025年夏の)参院選を戦えない」
と訴えた。
石破執行部に対しては、
「非公認」
候補が代表を務める政党支部にも選挙前に2000万円を支給した判断を問題視する意見も続出した。
柴山昌彦元文科相は
「世論から如何にかけ離れているか、執行部はしっかり受け止め検証すべきだ」
と発言した。
小林鷹之元経済安保相も、執行部から事前に明確な説明がなかったと苦言を呈し、
「党が一丸となって政策を進めていく環境を作る必要がある」
と訴えた。
厳しい批判が噴出する中、馬の耳に念仏なのか、石破首相は具体的な責任論に言及しなかった。
森山裕幹事長も
「強く責任を感じる」
「厳しい批判は厳粛に受け止める」
「(2000万円は)非公認の人が選挙費用に使える仕組みにはなっていない」
と釈明したものの、そのまま続投する意向だ。
石破首相と距離を置く麻生太郎元首相は発言しなかった。
「ポスト石破」
を期待される高市早苗前経済安保相は欠席した。
衆院選で
「非公認」
となり無所属で勝利した萩生田光一元政調会長は、高市氏と連携する意向を示しているが無言を貫いた。
出席議員は執行部を除き約180人で、非公開で約50人が発言したが、大半は
「当面の続投」
を支持したという。
ある閣僚は
「ガス抜きになった」
と語っている。
石破政権は国会運営にも不安がある。
国会の委員会で最重要ポストの予算委員長を、立憲民主党に譲ることで合意したのだ。
予算委員長に野党議員が就くのは30年ぶりだという。
同委員長は採決日程の決定や議事進行などで大きな権限を持ち、局面によっては予算案審議が難航することも想定される。
■米報道日米に「緊張が高まる可能性秘めている」
石破政権は、外交でも不安は尽きない。
石破首相は2024年11月7日午前、米大統領選で勝利したトランプ氏と初めて電話会談を行った。
石破首相は
「日米同盟をより高い次元、段階に引き上げていくことで一致した」
「フレンドリーな感じがした」
「本音で話ができる人という印象を持った」
を手応えを語ったが、時間は5分間だった。
トランプ氏は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とは約25分間、韓国の尹大統領とは約12分間も会談している。
前駐オーストラリア大使の山上信吾氏は2024年11月7日、自身のX(旧ツイッター)で、
「僅か5分しか相手にされず、英語も解さないのに、何を以て『非常にフレンドリー』と判断できるのか?」
「メディアの突っ込みが弱過ぎる」
と指摘した。
米メディアでは
「背後から銃で撃つ」
と党内外から批判された石破首相の政治スタイルを問題視する向きもある。
米紙ウォールストリート・ジャーナルは、自民党総裁選の投開票日(2024年9月27日)、石破首相が
「日米同盟を不平等だとして再構築を唱えてきた」
と指摘し、米政府との間に
「緊張が高まる可能性を秘めている」
と報じている。
同紙は、石破首相が
「概ね保守的で防衛にタカ派的」
としながらも、安倍晋三元首相や岸田文雄前首相とは異なり
「日米同盟の非対称的な側面に不満を抱いている」
と分析。
更に、2018年に石破首相に行ったインタビューから、
「トランプ大統領とゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい」
「日本は手強いぞと思わせることが大事だし、ディールのカードを持つこと(が大事)」
「安全保障でディールのカードを全く持っていない」
との、安倍氏とトランプ氏の盟友関係を批判的に語った発言を紹介している。
石破政権はどうなるのか。
政治評論家の有馬晴海氏は
「両院議員懇談会は『ガス抜き』で終わったようだが、『石破おろし』を巡る自民党内の見方は甘い」
「選挙を控える参院議員の中では退陣論も挙がる」
「『石破カラー』で支持率回復の目もあるが、石破首相は演出は上手くない」
「我慢強さを見せせ、耐えるしかない段階だが、全てにおいてヨタヨタで、ちょっとしたきっかけで政権が終わる可能性はある」
と語った。
外交はどうか。
評論家の八幡和郎氏は
「トランプ氏との5分だけの電話会談は象徴的だ」
「石破首相のキャラクターと、トランプ氏の相性も懸念されている」
「重要なのは『本音で話す』ことではなく、『メンツを潰さないよう迎合しているかに見せて誘導する』ことだ」
「石破政権には厳しい宿題が多く課されている」
と分析した。

「トランプ側近の本音」石破首相の評価は? パイプ持つ日本保守党・島田洋一議員が聞いた「世論に迎合する信用できない男」
2024.11/8 15:24
https://www.zakzak.co.jp/article/20241108-RH7XVVVQKJJWFGBDK6T74MESFE/
石破茂首相は2024年11月7日、米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ前大統領と電話会談した。
首相はトランプ氏の印象を
「非常にフレンドリーな感じ」
と述べたが、トランプ氏周辺は実際のところ、石破首相や石破外交をどう見ているのか。
国際政治学者で共和党やトランプ陣営と太いパイプを持つ日本保守党の島田洋一衆院議員に
「トランプ側近の本音」
を聞いた。
石破首相は電話会談でトランプ氏に祝意を伝え、日米同盟をより高い次元に引き上げる考えで一致したと話した。
だが、大統領選直後にトランプ氏側近らとコンタクトを取ったという島田氏は
「衆院選にも敗北して政治力もないとして、トランプ氏周辺で石破首相の評価は高くない」
「マイナスからのスタートというより、スタートできるかも怪しい」
と指摘する。
島田氏によると、
「日米地位協定の見直し」

「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」
といった石破首相の持論にも、トランプ陣営の反応は冷ややかだという。
「日米地位協定の改定は米軍の機密保護や米兵の身の安全に関わるため、米国は超党派で反発している」
「アジア版NATOについては、石破首相が発信を控えていることが、却って『世論に迎合するような信用できない男』と見られているようだ」
石破首相とトランプ氏は、早期に対面での会談を調整する方針を確認したというが、島田氏はこんな見方を示す。
「会談では米国と同じ路線で取り組む態勢が出来ていると、しっかりプランを示して行動できるかが重要だ」
「例えば岩屋毅外相は中国寄り≠ニ見られていて、防衛相時代の2018年には韓国海軍による自衛隊機へのレーダー照射問題に対応出来なかった」
「『人事は政策』であり、情報発信にもなるので、刷新すべきではないか」
トランプ氏が2016年の大統領選に勝利した際には、安倍晋三元首相がトランプタワーを訪問するなどして蜜月関係を築いた。
「トランプ政権発足直後の朝鮮半島危機や、中国に対する締め付けにも、安倍元首相は真っ先に協力するなど、間髪入れずにサポートする行動が信頼関係を固めた」
と島田氏は分析する。
これまで学者として北朝鮮による日本人拉致問題や日米関係の強化に取り組んできた島田氏だが、衆院選で日本保守党から出馬して当選し、今後は国会議員の立場で臨むことになる。
トランプ陣営の反応について島田氏は
「日本保守党から出馬し当選したことを
『米国で言えばトランプ現象に値するものだと理解している。日本保守党と連携していきたい』
と言われた」
「日本保守党の『日本第一』は、トランプ氏の『米国第一』と通じ、『脱炭素原理主義』に異を唱える基本線も一致する」
と明かした。
トランプ陣営は今、外交路線をどう考えているのか。
島田氏は
「中国を『主敵』と位置付け、軍事利用可能な技術を含む最先端ハイテク分野や知的財産で厳しく締め上げて供給網から外すことを検討している」
「トランプ氏は経済分野の交渉で習近平国家主席が誤魔化そうとしても許さないだろう」
との見方を示した。

首相に安心して辞めてもらうため
政界十六夜 石井聡
2024/11/8 10:00
https://www.sankei.com/article/20241108-CEBHVOQ4UJKA5BOFYOEHEQV5GQ/
つい最近まで
「政治家というより評論家」
との評もあった人なら、衆院選大敗を喫しても政権の座にとどまろうとするトップについて、第三者としてどう語っただろう。
敗因は専ら自民党にあり、自分ではないと言わんばかりの石破茂首相は、国民民主党などの協力を当てにした延命工作に勤しんでいる。
首相は衆院選最中の
「掌返し」
は元より、自ら命名した
「納得と共感内閣」
も有権者に納得どころか拒否された。
産経新聞は選挙後の2024年10月29日付朝刊の主張(社説)で
「首相の居座りは許されぬ」
と、直ちに辞職して新総裁選出に移行すべきだと指摘した。
読売は
「速やかに進退を決することが憲政の常道」、
朝日も
「政権の継続は至難の道」
と社説で書いた。
国政や政権政党に対する新聞社のスタンスには異なる点があるものの、敗北した責任者の出処進退を巡る見解を普通に考えればこうなる。
しかしながら、首相が新聞の提言に耳を傾ける気配はない。
衆院選では立憲民主党が50議席増と躍進しながら、野党連立政権への流れを作れなかった。
特別国会の首相指名選挙で、決選投票を経て石破首相への指名が見込まれることも、切迫感を失わせているのだろう。
衆院選翌日の敗戦に関する総裁会見で、首相は
「政治改革や経済対策などの課題に先頭に立って取り組む」
と辞めないことを明言し、大きな理由の1つに
「国政は一時(いっとき)たりとも停滞が許されない」
点を挙げた。
就任直後の国政選挙で大敗を呼び込み、与党の自民、公明両党以外の賛成を得なければ予算も法律も通らない政治状況を生じさせたのだ。
その張本人がとどまること自体が政治の空白を生むという判断を持たないなら、如何ともし難い。
空白を拡大させないため、次の手立てを早急に講じるしかない。
それは、野党に責め立てられて行き詰まる前に、自民党内で首相を退陣に追い込み、新総裁の下で立て直しを図るという自浄作用だ。
来年2025年の参院選の前に再び衆院選を行い、議席を挽回しておくことも課題となろう。
どうも
「〇〇おろし」
という言葉には
「反逆」
「足を引っ張る」
という悪いイメージが伴うようだ。
世論には
「すぐに辞めなくてもよい」
という一種の判官びいき≠烽り、大人しい自民党議員たちに二の足を踏ませている。
異常事態の打開には不可欠な作業なのにである。
その実現には石破首相に取って代わる人物が決起しなければ始まらない。
例えば、先の総裁選で惜敗した高市早苗前経済安全保障担当相や、衆院選後に党選挙対策委員長を早々に辞任した小泉進次郎元環境相らである。
総裁選を戦ったばかりだから政権構想の準備はあるはずだ。
高市氏は衆院選当選後、執行部に対して
「徹底的に自民党を立て直して頂きたい」
と注文していた。
他人事ではなく、自らそれに当たる事が求められる場面ではないか。
むろん、決起する人を支える勢力の再結集も急がなければなるまい。
旧派閥の枠を超えて
「保守派」
どうしの連携などダイナミックな動きを作ることができれば、党再生の活力にもなる。
昨年2023年来の
「岸田おろし」
は気配だけで不発に終わった。
「今はまだその時ではない」
などと身を潜めているのは、自分自身の当座の生き残りには役立つとしても、国の危機を等閑視するに等しい。

中国、韓国が利用する石破首相の歴史観 過去の言動繰り返せば付け入る隙に 
阿比留瑠比の極言御免
2024/11/7 1:00
https://www.sankei.com/article/20241107-3K6TVFPG6RPOZDBYUBB4CSA2ZI/
まだ石破茂首相のことを保守派だと見做していた20年以上も昔の話である。
筆者は当時、安倍晋三元首相や中川昭一元財務相らが熱心に取り組んでいた偏向歴史教科書問題や慰安婦問題など保守系の運動に関わろうとしないことをいぶかり、それらへの参加を促したことがある。
だが、返事はそっけなかった。
「そういうのは、もういいよ」
この時は、単に余り関心がないのかと流したが、徐々にそうではなくて歴史認識自体が大きく異なるのだと分かってきた。
石破氏の考え方は、むしろ左派・リベラルに近かった。
それを反映し、2024年9月の自民党総裁就任時などに、中国や韓国は首相の歴史観を理由に概ね歓迎を示した。
例えば韓国の左派紙、ハンギョレ新聞は同月2024年9月30日の社説で書いている。
「歴史問題についても『政治的ライバル』だった安倍元首相とは異なり、何度も合理的な見解を明らかにしたことがある」
「(中略)謙虚な歴史認識を示してくれることを期待する」
また、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2024年10月18日付)は、首相が平成18年9月23日付の毎日新聞鳥取県版にこう語ったことを紹介している。
「最近は、自民党の若い議員を見ても、怖い」
「過去の戦争を『全て正しかった』と考えていて、頭は大丈夫かと疑いたくなる」
「日中戦争は明らかに侵略戦争だし、韓国併合は植民地化(だ)」
こうした首相のこれまでの言葉については、月刊誌「明日への選択」2024年11月号の記事
「かくも危うい石破首相の『歴史認識』」
がよくまとめていたので、許可を得て引用する。
それによると首相は平成29年5月、韓国紙、東亜日報のインタビューで慰安婦問題についてこう語った。
「納得を得られるまでずっと謝罪するしかないでしょう」
もっとも、その後の産経新聞の取材に首相は
「『謝罪』という言葉は一切使っていない」
「『お互いが納得するまで努力を続けるべきだ』と話した」
と否定している。
とはいえ、
「努力」
をどう翻訳(意訳)すれば
「謝罪」
に入れ替わるのか理解に苦しむ。
中国共産党系の新聞、世界新聞報のインタビューも防衛相時代の2020年に受け、こう述べたとされる。
「日本には南京大虐殺を否定する人がいる」
「30万(人)も殺されていないから南京大虐殺そのものが存在しないという」
「何人が死んだかと大虐殺があったかは別問題だ」
「日本は中国に謝罪すべきだ」
これについても首相は月刊正論2020年9月号で
「大虐殺があったとは言っていないよ」
と否定しているが、聞き手の評論家、潮匡人氏はこうたしなめていた。
「ですが、そう相手に受け取られる対応も、事実関係で日中間に隔たりがある以上、国益の擁護者として慎重であるべきではなかったかと」
まさにその通りである。
首相が実際にどのような表現を使ったかは判然としないが、相手に利用されるようなことを述べたのは事実だろう。
来年2025年は終戦80年を迎える他、日韓国交正常化60周年にも当たる。
中国も
「抗日反ファシズム戦争勝利80周年キャンペーン」
を準備しているという節目の年である。
韓国や中国の反日勢力がさまざまな仕掛けをしてくると予想できるが、首相が過去の言動を繰り返すようなら、付け入る隙を与えることになろう。
もっとも、それまで首相を続けていられるかどうかは分からないが。
(論説委員兼政治部編集委員)

衆院選で与党過半数割れ 産読朝は首相に辞任を求める 毎東日は熟議の合意形成促す
社説検証
2024/11/6 9:00
https://www.sankei.com/article/20241106-3AZLN7SFRNM3VM35Q5UTMPRLOI/
第50回衆院選は自民党が公示前の議席を大幅に下回り、連立政権を組む公明党と合わせても過半数に届かなかった。
立憲民主党は躍進し、国民民主党は勢力を4倍に拡大した。
産経、読売、朝日は石破茂首相に責任をとって辞任するよう求めた。
産経はまた、国政を停滞させぬよう、各党は安定政権の樹立に向けて努力すべきだと説き、毎日、東京、日経などは、熟議を通じた合意形成を促した。
自民の派閥パーティー収入不記載事件で、石破首相は不記載の候補者を非公認にしたり、比例代表との重複立候補を認めなかったりした。
一気に事を決めずに騒動を続けたのである。
産経は
「世間の関心が『政治とカネ』一色になったのはそのせいでもある」
と断じ、
「言い訳選挙」
になったことで優勢に戦うことができなかったと敗因を分析した。
与党過半数というのは首相自身が設定した勝敗ラインだ。
産経は
「石破首相が政権に居座ろうとするのは信じ難いことだ」
「責任を取って潔く辞職すべきである」
と強調し、
「自民は速やかに総裁選を実施し、新総裁と新執行部が他党と交渉するのが望ましい」
と論じた。
読売は
「大幅な議席減は、政治とカネの問題に象徴される、長期政権の驕りや緩みに対する国民の不信感を反映した結果と言えるのではないか」
との見方を示した。
「政権に居座り、政局の混乱を長引かせることは許されない」
「速やかに進退を決することが憲政の常道である」
と石破首相に退陣を迫った。
朝日は
「石破政権に対し、国民が『不信任』を突き付けた」
「裏金問題に対する国民の怒りや不信を甘く見た結果に違いない」
とし、
「石破首相は職を辞すのが筋だ」
と主張した。
首相への不信任は、自民党政治への不信任だとして、
「自民も今度こそ本気で実態解明に取り組まねばならない」
と訴えた。
毎日、日経、東京は明示的には辞任を求めなかった。
毎日は自民の敗因について
「第2次安倍晋三政権以降に深刻化した政治の歪みや驕りを、根本から正そうとしなかったことだ」
と指摘。
日経は政治資金問題で
「生温い対応に終始し、有権者の不信感を拭う事は出来なかった」
と分析した。
東京は
「派閥の裏金事件に自らけじめを付けなかったことに対し、民意は政治腐敗を明確に拒んだ」
と訴えた。
特別国会での首相指名選挙に向けて与野党の多数派工作が活発化している。
その結果如何にかかわらず、立民の影響力増大が予想される。
産経は、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という考えを変えず、反撃能力の保有にも消極的な立民について
「これで国民を守れるのか」
「この政策では日米同盟を危機に陥れた旧民主党政権の二の舞いになる恐れがある」
と政権担当能力に疑問符を付けた。
読売も
「『寄り合い所帯』で、安全保障やエネルギーなど基本政策でさえ一致しているとは言えない」
「そうした現状で、他の野党と政策協議ができるのか」
「まずは立民内の基本政策をしっかりと固めることが不可欠だろう」
と釘を刺した。
朝日は
「与野党が拮抗する政治状況を、立法府の行政監視機能を立て直し、熟議を通じた丁寧な合意形成に繋げてもらいたい」
「立憲の責任と役割は極めて重くなった」
と記した。
毎日も立民に対し
「国会での存在感の高まりに見合った責任を果たすべきだ」
と注文し、
「与野党が伯仲する政治状況下では、緊張感ある論戦を通じて国民本位の合意を見い出すことが欠かせない」
と説いた。
日本の政治は新たな局面に突入した。
来年2025年夏の参院選を睨み、与野党の攻防は激しくなるだろう。
だが、スピード感をもって政策の合意形成を図っていかなければ、迷惑を被るのは国民である。
与野党はその事を肝に銘じてもらいたい。

■衆院選での与党過半数割れをめぐる主な社説
【産経】
・審判を重く受け止めよ/安定した政権の構築を求める(10月28日付)
・首相の居座りは許されぬ/直ちに辞職し新総裁選出を(29日付)
【朝日】
・国民から首相への不信任だ(28日付)
・信失ったままでは困難(29日付)
【毎日】
・「政治とカネ」に重い審判(28日付)
・不信拭う改革が最優先だ(29日付)
【読売】
・長期政権の驕りが不信招いた/国政の停滞は避けねばならない(28日付)
・首相は責任の重さを自覚せよ/政権の枠組み作りが焦点となる(29日付)
【日経】
・自民不信を突きつけた厳しい審判(28日付)
・国政の停滞回避へ責任ある行動を(29日付)
【東京】
・民意は政治腐敗拒んだ(28日付)
・熟議の政治を取り戻せ(29日付)

<主張>与党「過半数割れ」 審判を重く受け止めよ 安定した政権の構築を求める
社説
2024/10/28 5:00
https://www.sankei.com/article/20241028-FCCUJHFOJVJ47OD67N322RXKGY/
第50回衆院選の投開票が行われた。
政権の信を問うと臨んだ石破茂首相は勝敗ラインに自民党、公明党の与党過半数を設定していたが、届かなかった。
立憲民主党は躍進し、国民民主党も議席を伸ばした。
自民にとって野党に転落した平成21年の衆院選以来となる歴史的敗北だ。
首相は選挙結果を重く受け止めねばならない。
今後自民は非公認当選者の追加公認を図る見通しだ。
国際情勢は厳しく、混迷の度合いを増している。
今後、特別国会で首相指名選挙が行われるが、各政党は安定政権を作るべく努力してもらいたい。
国政を停滞させてはならない。
■言い訳選挙では勝てぬ
今回の大敗は、石破首相と自民執行部が
「言い訳選挙」
にしてしまったことが大きい。
言い訳選挙で優勢に戦うことなど望むべくもない。
自民の旧安倍派などの派閥パーティー収入不記載事件への有権者の怒りはくすぶっていた。
それにうまく対応できなかったのが首相だった。
就任後、不記載の前議員の非公認を増やし、比例代表との重複立候補を認めなかった。
しかも一気に事を決めず騒動を続けた。
世間の関心が
「政治とカネ」
一色になったのはそのせいでもある。
選挙戦最終盤には自民が、非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、首相は党勢拡大のためで
「選挙に使うことはない」
と釈明した。
これも有権者の投票行動を左右した可能性がある。
有権者や他党からどう見られるかを考えなかった石破首相や森山裕幹事長には、自民内から疑問の声が上がった。
石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった。
自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた。
国会論戦も十分に行わず早期解散に走った。
これで勝てると思っていたのなら信じ難い。
衆院選で政治とカネの問題への有権者の憤りが改めて示された。
各党は政治改革の具体策で合意し、速やかに実行に移すべきだ。
それを怠れば政治不信に拍車がかかる。
言い訳選挙になったのは、もう1つ理由がある。
それは、石破首相が政治とカネの問題を上回る、または匹敵するような政策上の大きな争点を国民に示せなかったことだ。
衆院選は常に日本の独立と繁栄、国民の生活と暮らしがかかった、日本の針路を決める政権選択選挙なのである。
にもかかわらず日本の針路を巡る本格的な論戦は展開されなかった。
とりわけ日本を守る安全保障が重視されなかったのは残念だ。
■立民は国を守れるのか
台湾有事の懸念が高まっている。
公示の前日には、中国軍が台湾を包囲する形で大規模な演習も行った。
今回の衆院選で選ばれた議員が台湾有事に直面する可能性がある。
北朝鮮の軍はウクライナ侵略に加担する見通しだ。
朝鮮半島有事がロシアを含む日本有事へ拡大することもあり得る。
その危機が十分には語られず、抑止力のための防衛力の抜本的強化、国民保護などの具体策の議論が深まらなかったのは問題だ。
立民の影響力は増大する。
野田佳彦代表は外交・安保政策の継続性を重視する考えを示す一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という党の立場を変えていない。
反撃能力の保有にも積極的ではない。
これで国民を守れるのか。
この政策では日米同盟を危機に陥れた旧民主党政権の二の舞いになる恐れがある。
政策上の欠陥を抱えたままの立民に政権担当能力があるのか疑問だ。
経済を巡っては、各党がこぞって消費税減税や給付金支給などの物価高対策を示した。
だが財源を含む具体化の道筋には曖昧なものが多く、バラマキ色が目立った。
物価高に負けない賃上げを果たし、デフレからの完全脱却を確実にするには、生産性を向上させて企業の収益力を高める取り組みが欠かせない。
そうした積年の課題を解決しなければならない。
憲法改正の動きを後退させてはならない。
自民の大敗に加え、改憲に前向きな日本維新の会が振るわなかった影響は大きい。
自衛隊明記や緊急事態条項の創設は急務で、国会は改憲原案の条文化を進めるべきだ。

<主張>国民の審判 首相の居座りは許されぬ 直ちに辞職し新総裁選出を
社説
2024/10/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20241029-CEB23AAJIJPI7NMIRKWA2U4OUQ/
衆院選で大敗を喫した石破茂首相(自民党総裁)が2024年10月28日の記者会見で、引き続き政権を担う意欲を示した。
自身が設定した与党過半数という勝敗ラインを割り込む大敗の責任を取らずに、石破首相が政権に居座ろうとするのは信じ難いことだ。
責任を取って潔く辞職すべきである。
自民は比較第1党に踏みとどまった。
友党の公明党と共に政権構築を目指すのは分かるが、それは国民の信を失った石破総裁の下ではあり得ない。
自民は速やかに総裁選を実施し、新総裁と新執行部が他党と交渉するのが望ましい。
■本当に反省しているか
石破首相は会見で、衆院選の審判を
「真摯に厳粛に受け止める」
と語った。
だがその言葉とは裏腹に、
「国政の停滞は許されない」
と繰り返し、
「安全保障、国民生活、災害対応に万事遺漏なきを期すことも私どもが負うべき責任だ」
と述べた。
そこには反省が感じられない。
国民は衆院選で石破首相に国政運営を託したくないという判断を示した。
それが何故分からないのか。
有権者の審判を無視するトップが政権の座に留まろうとして国民の支持を得られると思うなら甘過ぎるし、民主主義から外れている。
全ての自民国会議員は、石破首相の続投こそが、国政の停滞を招くと知るべきである。
自民の小泉進次郎選対委員長は2024年10月28日、
「選挙の結果責任は選対委員長が引き受ける」
として辞任した。
小泉氏は自身の進退について
「目標を達成出来なかったのに責任を取らない自民党では、不信感の方が大きいと思う」
と語った。
これは石破首相、森山裕幹事長にこそ言えることである。
自民千葉県連会長の桜田義孝元五輪相は
「議席をあれだけ減らした」
「責任はある」
と述べ、首相や執行部の早期退陣を促した。
これが国民感覚に沿った判断だろう。
石破首相は、第1次安倍晋三政権時の参院選で自民が大敗し
「ねじれ国会」
となった際に、続投を表明した安倍首相を攻撃した。
党総務会で
「(安倍)首相は『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』と訴えたのに、どう説明するのか」
と非難した。
代議士会では
「首相は『反省すべきは反省する』と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」
と責め立てた。
同じ事を石破首相に問いたい。
2024年10月28日の会見で
「自民党は心底から反省し、生まれ変わらなければならない」
と語ったが、トップである自身がまず責任を取るべきだろう。
麻生太郎政権時に農林水産相だった石破首相は、事実上の退陣を迫ったこともある。
過去の言動との整合性がなければ、石破首相への信頼は集まらない。
首相の言葉は限りなく軽いものとしてしか受け取られまい。
■森山幹事長も責任重い
他人に厳しく自分に甘い、主権者である国民の審判を軽んじる。
そこに謙虚さは見当たらない。
このような有り様で与党は特別国会の首相指名選挙に確実に勝てるのか。
よしんば勝ったとしても、自民党内からは辞任論が出て、石破首相の求心力は低下している。
安定した政権運営が出来るのか。
森山幹事長の責任も重い。
選挙戦最終盤には、自民が非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、
「政治とカネ」
を巡る批判に拍車を掛けた。
石破首相は
「選挙に使うことはない」
と述べたが説得力に乏しかった。
支給を主導したのは森山氏だったとされる。
石破首相の就任後に、臨時国会で予算委員会を開かず早期に解散するよう進言したのも森山氏である。
首相と森山氏は衆院選を有利に展開しようと党利党略に走ったが、思惑外れに終わった。
政府与党は首相指名選挙を行う特別国会を2024年11月11日に召集する方向で調整している。
だが、憲法第54条は衆院選投票日から30日以内の召集を定めている。
殊更引き延ばすことはあってはならないが、国会議員中心の自民総裁選を実施するくらいの日程的余裕はある。
自民は新総裁を選び、出直しを図らねば信頼回復は遠く、来年2025年の参院選でも有権者から厳しい審判を受けるだろう。
石破首相が今、日本と国民、党のために出来ることは速やかに辞任することしかない。

衆院選自公惨敗 長期政権の驕りが不信招いた
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241028-OYT1T50056/
◆国政の停滞は避けねばならない◆
自民、公明の与党が衆院選で惨敗し、過半数を割り込んだ。
今後、一部の野党の協力を得て、引き続き自公が政権を担い続けられるのか。
あるいは、立憲民主党を中心とした野党勢力が政権交代を起こせるのか。
政局は一気に流動化する情勢となった。
また、
「自公で過半数」
を勝敗ラインに設定していた石破首相の進退も焦点となる。
■政局の流動化は確実
第50回衆院選が開票された。
自公は、2012年の政権復帰以降、経験したことのない逆風に晒された。
大幅な議席減は、政治とカネの問題に象徴される、長期政権の驕りや緩みに対する国民の不信感を反映した結果と言えるのではないか。
一方、多くの野党は議席を増やしたが、理念や基本政策の異なる各党で協力できるかは見通せない。
自公、立民それぞれが過半数確保に向け、多数派工作を繰り広げることになりそうだ。
与野党の勢力が伯仲することで、予算案や法案を巡る攻防が激化して政策遂行が遅れる事態が懸念される。
実際、2007〜2008年の福田内閣当時は、野党が国会運営を主導し、国政が停滞した。
今後、政権の枠組みを巡って与野党が駆け引きを繰り広げ、混乱が長引く可能性もある。
山積する内外の難題に適切に対応できるのか。
与野党共に大きな責任を負うことになった。
今回の衆院選は異例ずくめだった。
石破政権が内閣発足直後の
「ご祝儀相場」
を当て込み、戦後最短での衆院解散に踏み切った。
だが、自民党は、政治資金問題を抱えた前議員らの処遇を巡り、原則として全員を公認する方針が批判されると、非公認を次々と増やし、定見のなさを露呈した。
選挙戦の終盤には、非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、党本部が公認候補向けと同額の2000万円を支給していたことも発覚し、混乱を広げた。
執行部の失態と言う他ない。
自民が苦戦した背景には、
「岩盤」
と呼ばれた保守層の支持が離れたこともあるのではないか。
岸田前首相が昨年2023年、性的少数者(LGBT)理解増進法の成立に急に舵を切ったことや、総裁選での選択的夫婦別姓の議論に反発する支持者は多かった。
こうした政策に反対してきた参政党や、政治団体・日本保守党が一定の支持を集めたのは、自民に不満を持つ保守層を引き付けることに成功したからだろう。
既成政党に対する不信感が、新興勢力を勢い付けている側面もある。
■現実的な主張が奏功か
先月2024年9月、15年ぶりに党首が交代した公明も厳しい選挙戦となった。
小選挙区選に初めて挑戦した石井新代表が落選したのは、支持母体の創価学会員の高齢化が影響しているとされる。
一方、立民の伸長は、自民の
「金権体質」
を争点化する手法が奏功したことが一因だ。
また、野田代表は、仮に政権交代が実現したとしても、現在の安全保障政策を 概 ね継承する考えを示した他、原子力発電を含むエネルギー政策について、党の綱領で定めた
「原発ゼロ」
に拘らない方針を強調した。
こうした現実的な主張が有権者に安心感を与えたようだ。
国民民主党も躍進した。
玉木代表が
「手取りを増やす」
と主張して、
「生活重視」
の姿勢を取ったことが、特に若い世代の支持拡大に繋がったのだろう。
日本維新の会が伸び悩んだのは、大阪・関西万博の会場建設費が想定以上に膨らんだことや、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑が影響したとみられる。
他方、選挙戦で政策論争が深まらなかったのは残念だ。
■課題を蔑ろにするな
物価高を上回る賃上げをどうやって定着させていくかは喫緊の課題である。
社会保障制度を持続可能な仕組みとしていくにはどうすればよいか。
急速に進む人口減少への対策も待ったなしだ。
ウクライナ戦争や中東の紛争が長期化し、国際情勢は激変している。
先進7か国(G7)の一角を占める日本は外交力を発揮し、国際社会の安定に貢献すべきだ。
日本周辺の安全保障環境はかつてないほど悪化している。
防衛力の強化はもとより、日米同盟を深化させると共に、友好国を増やしていく必要がある。
野党の選挙戦術もあって、政治とカネの問題が焦点となったのはやむを得ないとしても、国政の課題を蔑ろにするような事態は避けなければならない。

自民歴史的大敗 首相は責任の重さを自覚せよ
2024/10/29 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241028-OYT1T50239/
◆政権の枠組み作りが焦点となる◆
国民に信を問うために断行した衆院解散・総選挙で大敗した以上、石破首相が取るべき道は明らかだ。政権に居座り、政局の混乱を長引かせることは許されない。
速やかに進退を決することが憲政の常道である。
衆院選の結果、自民、公明の与党の獲得議席は、首相が「勝敗ライン」とした「与党で過半数」には程遠い215議席だった。自民党は191議席にとどまった。
■勝敗ラインには程遠く
自民党が200議席を下回るのは、民主党に政権を明け渡した2009年以来で、自民結党以降でも2回目だ。今回は歴史的惨敗を喫したと言える。
首相は、過半数割れの少数与党であっても、無所属で当選した議員らの追加公認や、一部野党の協力によって政権を維持しようとしている。選挙後の記者会見では「国政を進めていくことで職責を果たしていく」と述べた。
首相が協力相手として想定しているのは国民民主党だ。国民民主は「対決より解決」を掲げ、予算案や法案の採決で自公と足並みを 揃 そろ えたこともあるため、連携が可能とみているようだ。
だが、衆院選で敗れた首相が少数与党の体制で政権を維持できたとしても、国会では多数派の野党を相手に、必要な法案や政策を実現させていくことは困難で、混乱が長引くだけだ。
首相は責任の重さを自覚し、判断を間違えてはならない。
衆院選の敗因について首相が、「政治とカネの問題で国民の疑念、不信、怒りが 払拭 ふっしょく されていないことが最大の理由だ」と述べたのはその通りだろう。
しかし、新政権が衆院選でとった戦術はちぐはぐで、ことごとく裏目に出たのも事実だ。
そもそも首相就任前に、解散日程を表明したことは異例で、違和感を覚えた人は多かった。
■ミス繰り返した執行部
首相は自民党総裁選の最中、早期の解散に慎重な考えを示していたのに、首相に就任すると、予算委員会を開かず、戦後最短の日程での解散に踏み切った。
こうした策を首相に進言したのは、総裁選で早期解散論を唱えていた小泉進次郎選挙対策委員長だとされている。
首相交代直後の刷新感を武器に選挙を戦おうとしたようだが、これを受け入れたのは首相で、有権者には、誠実さに欠けるという印象を与えたに違いない。
このほか、政治資金収支報告書に不記載があった前議員らを公認するか、非公認とするかを巡って執行部の方針は二転三転した。
選挙戦最終盤には、非公認候補が代表を務める党支部に、自民党から公認候補と同額の2000万円を支給していたことが判明し、「非公認は見かけ倒しの処分だ」といった批判を招いた。
石破政権がこれほど失策を繰り返していたら、支持を失うのも当然だ。執行部に責任を取らせて済む問題ではない。
大敗した自民とは対照的に、立憲民主党と国民民主党は躍進した。自公に代わる受け皿としてみなされたのだろう。日本維新の会と共産党は議席を減らした。
欧州では、エネルギー価格など物価高騰への不満から、自国第一主義を掲げた極右政党が伸長するケースが目立っている。
今回の衆院選では急進的な主張をする勢力が一定の支持を集めたが、その広がりは限定的で、日本の有権者は、穏健な保守や中道路線を支持したとみて良かろう。新たな政権の枠組みは、そうした民意を反映することが望ましい。
立民は、他の野党との多数派工作に力を入れ始めている。野田代表が野党を糾合し、政権交代を実現できるかどうかが焦点だ。
■政策の一致は不可欠だ
ただ、野田氏の足元は盤石とは言い難い。立民は、リベラル系や中道路線を支持する議員などの「寄り合い所帯」で、安全保障やエネルギーなど基本政策でさえ一致しているとは言えない。
そうした現状で、他の野党と政策協議ができるのか。まずは立民内の基本政策をしっかりと固めることが不可欠だろう。
野党各党で協力するにしても、理念や基本政策が 乖離 かいり した状態では、政権は安定しまい。実際、1993年に7党1会派で発足した細川連立内閣は、路線対立が絶えず、1年足らずで瓦解した。
国際情勢は緊迫の度を強め、国内は少子化問題、社会保障制度改革、経済再生など待ったなしの課題が山積している。各党もまた責任の重さを忘れてはならない。

[社説]自民不信を突きつけた厳しい審判
衆議院選挙2024
社説
2024年10月28日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK271700X21C24A0000000/
政治とカネの問題で自民党に厳しい審判が下った。
第50回衆院選は2024年10月27日投開票され、自民、公明両党は過半数を大きく下回り敗北した。
自公は政権に復帰した2012年以来の岐路に立った。
石破茂首相らの責任論は避けられない。
自公は野党に協力を求めて政権を継続する方針だ。
立憲民主党は躍進し、多数派の形成に向けて野党各党と協議に入る。
政局は流動化し、政権の枠組みが見えない不透明な状況になった。
■世界の潮流が波及
自民は公示前の247議席から大きく減らし、下野した2009年以来の敗北となる。
接戦だった多くの小選挙区で競り負け、閣僚経験者や政治資金の不記載で非公認となった無所属前職ら有力議員の落選が相次いだ。
公明も石井啓一代表が落選したのをはじめ、牙城である関西で苦戦するなど、公示前の32議席を下回った。
立民は公示前の98議席から大幅に議席を伸ばした。
保守系の野田佳彦元首相を代表に据えたことで、自民支持から離反した保守層の受け皿になったとみられる。
自民との議席差を一気に縮める結果は、政権交代への足掛かりを築いたと言ってよいだろう。
自民の敗因が政治資金問題にあるのは明らかだ。
私たちは当初から
「政治とカネの問題は、扱いを誤れば政権の命取りになる」
と指摘してきた。
だが自民は生温い対応に終始し、有権者の不信感を拭うことはできなかった。
与党の敗北は世界的な潮流でもある。
選挙イヤーの今年2024年、各国で相次いだ現職や与党に逆風が吹く流れが日本にも及んできたと言えよう。
物価高や賃金、雇用など身近な課題に既存の政治が十分対応できず、有権者がノーを突き付ける構図だ。
政治資金の杜撰な管理が物価高に耐える国民の不満を増幅したと見るべきだろう。
選挙戦の争点が政治とカネの問題に集中し、政策論争が深まらなかったのは残念だ。
物価上昇を上回る所得向上への道筋や社会保障の給付と負担の見直し、人口減少に伴う地方創生の在り方などは、どんな政権であっても重要課題として取り組まざるを得ない。
日本の政治の安定が損なわれることになれば、対外的に大きなマイナスだ。
米大統領選の行方が見通せない中、日米同盟や日韓関係の不安定要因にならないよう注意する必要がある。
日米韓の連携が動揺し、中国や北朝鮮、ロシアに対日政策の軽視や周辺地域での過激な行動を誘発する事態は避けなければならない。
政治の安定は海外から日本にヒト、モノ、カネを呼び込む誘因の1つでもある。
政局が混迷すれば、日本への投資を控える動きにつながる懸念がある。
ようやく成長軌道に乗りつつある経済に水を差すことがあってはならない。
そのためには出来るだけ早く安定した政権基盤を取り戻す他ない。
自公は過半数を割っても一部の野党と連携することで政権を継続したい考えだ。
連立政権の枠組みへの野党勢力の参加も視野に入れるが、現時点で野党側に自公連立に加わる動きはない。
■熟議を取り戻す契機に
一方、立民は非自民勢力の結集に向けて野党各党と協議する意向だ。
ただ、どのような枠組みで政権を目指すのか、具体的な政権構想はこれからで、成否はまだ見通せない。
自民と立民の議席差が大幅に縮まったことで、衆院選後に開かれる特別国会での首相指名選挙に向け、両陣営の攻防が激しくなる。
国民民主党や日本維新の会などとの連携を巡る綱引きも予想される。
政権の枠組みが見えてくるには時間がかかりそうだ。
与野党の伯仲は政治の在り方として悪い事ではない。
政権交代を目指す立民の伸長は国会審議に緊張感を与える。
中道保守の第1党と第2党が熟議を通じ、重要課題を解決するのは政治の1つの知恵である。
立民にとっては政権担当能力を磨く場となり、政権への近道になるはずだ。
対外的にも日本の政治の安定と成熟を示すことになろう。
ウクライナ戦争や中東情勢は緊迫の度を増している。
与野党とも内向きの政争に陥るのではなく、国内外の情勢に目を向け、国際社会で求められる日本の役割を自覚して安定した政治を取り戻すことを急ぐべきである。

石破おろし起きぬ自民 党内抗争の余裕なく 7日の両院議員懇が試金石
2024/11/5 19:36
https://www.sankei.com/article/20241105-GYVAXXRCA5IRJDOK5GFJPC7A5E/
先の衆院選で議席を大幅に減らした自民党では石破茂首相(党総裁)の退陣を求める
「石破おろし」
は起きず、来週の首相指名選挙で石破首相が再選出される公算が大きい。
危機的状況の中、野党に政権を奪われないことが最優先で、党内抗争の余裕はないからだ。
ただし不満はくすぶっており、2024年11月7日の両院議員懇談会が試金石となる。
■「今度こそ国民に見放される」
同懇談会は全自民議員が参加でき、首相も出席する。
首相は2024年11月5日の党役員会で
「意見を賜り、今後の党運営に共に努力していきたい」
と述べた。
勝敗ラインの
「与党過半数」
を下回ったことから首相への不満が相次ぐ公算が大きい。
首相に批判的な中堅議員は周囲に
「辞任すべきだと言う」
と息巻いた。
とはいえ、
「即退陣」
を求める声は広がっていない。
来週の首相指名選挙までに交代させる時間がない上に、予算案などの可決に必要な衆院過半数の獲得に向けて現執行部の下、野党・国民民主党の協力を得る交渉も始まった。
「今、党内で足の引っ張り合いをしたら、自民は政権を維持できない」(幹部)
との認識が支配的だ。
旧安倍派中堅は
「まずは経済対策」
「出来なければ今度こそ国民に見放される」
と語り、2024年年内の今年度補正予算案の成立を目指すことを優先すべきだと語る。
■交代圧力強まるのは来夏か
首相に批判的な議員が多い旧安倍派の実力者、萩生田光一元政調会長も2024年11月1日夜のインターネット番組で
「就任して1カ月」
「どんどん変えたら政権が不安定化する」
と語った。
反石破勢力から期待されている高市早苗元経済安全保障担当相も発信を控えており、党内の大勢が首相を見限る状況にはなっていない。
2024年11月2、3両日の産経新聞社・FNNの合同世論調査では、首相は「続投してもよい」との回答が55・3%に達した。
反石破勢力の参院議員は
「石破さんにはボロボロになっても来年2025年度予算を通してもらい、退陣してもらう」
と語り、来年2025年度予算成立後の来年2025年春の石破おろしを予告する。
平成13年には、当時の森喜朗首相が
「7月の参院選を戦えない」
との声の高まりを受け、予算成立後の平成13年4月に内閣総辞職した。
来夏2025年夏の参院選前に選挙の
「顔」
の交代圧力が強まる可能性がある。

バラマキ廃し、減税主導の財政へ 衆院選での与党惨敗受け、自民党が政権維持のため
田村秀男の経済正解
2024/11/5 12:00
https://www.sankei.com/article/20241105-NRXE3S4HRJKEDPCB7VDTGZPOSY/
衆院選での与党惨敗を受けて、石破茂首相と自民党は政権維持のために、若い勤労世代の支持を集めた国民民主党の所得税、消費税の減税案を取り込まざるを得なくなっている。
バラマキ偏重の歪んだ財政政策を是正するチャンスが到来したのだ。
「バラマキ」
と言えば、
「岸田文雄前政権のバラマキは酷かった、真にけしからん」
と、1カ月ほど前に会った某財務省幹部の憤懣ぶりが頭に浮かぶ。
一時は
「増税メガネ」
とメディアに揶揄されたほど財務省寄りと思わせた岸田氏が打ち出した電気・ガス料金補助、ガソリン価格への補助金、更に定額減税などのバラマキは許せないのだろう。
元はと言えば、財務省が頑強に減税に抵抗することから、岸田氏はその代わりのバラマキでやり過ごそうとしただけである。
家計の負担を軽くして、所得税や消費税を減税すれば良いはずだが、財務官僚は一旦減税すれば恒久化すると恐れ、自民党税調に反対させてきた。
このパターンは岸田政権時代に限らない。
当初予算で増税、政策経費を削減し、景気が沈みそうになれば、大型補正予算を組むのが歴代政権の恒例行事になっている。
補正予算の大半はその場凌ぎなのだから、計画性に欠け、バラマキに偏してしまう。
バラマキでも、消費が持続的に拡大すればまだしもだが、実際にはそうはならない。
国内総生産(GDP)の6割近くを占める家計消費は実質で2023年後半から前年水準を下回り続けている。
需要が不足するのだから、1990年代後半以来の慢性デフレから未だに脱却できない。
バラマキは砂漠の水撒き同然、国民経済を潤せないのである。
グラフは物価変動分を勘案した12カ月平均の実質賃金指数(1997年3月=100)、更に勤労者収入、収入から所得税、住民税更に社会保険料を差し引いた可処分所得(手取り)についての実質ベースの前年同期比増減率の推移である。
先の春闘では5%を超える賃上げが実現した結果、勤労者の収入と可処分所得は物価上昇分を加味しても2024年5月以降共に前年を上回っている。
それでも、2024年8月には伸び率が下がっている。
実質賃金は2024年5月以降少しずつ上向いている。
しかし、27年前1997年の水準を16%以上も下回っている。
賃金収入に頼る勤労者は貧しくなったままなのだ。
こうみれば、バラマキではなく、きちんと現役世代の減税と社会保険料負担の軽減、可処分所得(手取り)の増加を政策として訴えた国民民主党に若い層が惹かれた理由が分かる。
メディアが実施した衆院選比例区投票先政党に関する出口調査結果の年代別シェアをみると、20歳代、30歳代が最も多く投票したのが国民民主だった。
公明党の石井啓一代表は投票より10日前の2024年10月17日、低所得者世帯に10万円程度の給付が必要との考えを示し、自民党の森山裕幹事長が同調する様子を見せると、交流サイト(SNS)では若者世代を中心に反発する声が湧き上がった。
それを見抜けなかった自公が大敗したのは、バラマキ型政治の終焉を告げている。
自民と国民民主は2024年10月31日に経済対策や税制改正の協議開始で合意した。
自民は予算案など重要案件ごとに国民民主が協力する
「部分連合」
を目指す。
石破政権が存続できるかどうかの瀬戸際に立たされている以上、国民民主の玉木雄一郎代表が、石破首相に国民民主案を丸呑みさせる政治情勢にある。
障害はある。
「政府債務が悪化している中、財源はあるか」
と問われると政治家は弱い。
だが、経済はダイナミックであり、単純な差引勘定では計れない。
現実に、円安の下で法人税収が伸び、物価高で消費税収更に所得税収も増えている。
おかげで政府の基礎的財政収支(国債関係を除く財政収支)は税収増を受けて2025年度は黒字化する情勢にある。
国際的な財政指標である政府の純債務のGDP比率は2022年以降、急速に減っており、2024年6月時点で86%、15年ぶりの低水準にある。
所得税、消費税の減税は家計の可処分所得水準を押し上げ、消費を増やすので税収も増える。
日銀も金融緩和を維持するので、円安基調は変わらない。
所得税の基礎控除を引き上げると、年収103万円以内に年間所得を抑制していた働き手が活気付き、人手不足を緩和し、家計も楽になる。
歪んだバラマキ財政と決別し、減税主導で経済を安定成長軌道に乗せる。
石破首相の活路はそれしかない。
(編集委員)

自民支持率、18歳〜20代は12・5% 「政治とカネ」になお強い不信感
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 19:37
https://www.sankei.com/article/20241104-KOBQI2UPS5NZBAAZVEWCAGPFSU/
産経新聞社とFNNの合同世論調査では、70歳以上の年齢層だけで石破茂内閣の支持が不支持を上回った。
自民党も高齢層の支持が高い傾向が明らかとなった。
18歳〜20代で石破内閣を
「支持する」と答えたのは32・0%で、
「支持しない」は61・0%。
30代も支持が28・8%、不支持が59・4%だった。
唯一、70歳以上で支持(58・5%)が不支持(36・4%)より多かった。
前回調査(2024年10月5、6両日)では、ほとんどの年齢層で支持が不支持を上回っていた。
自民の支持率は25・8%となり、前回調査の34・3%から8・5ポイント下がった。
年代別で「支持政党が自民」と答えたのは、
70歳以上35・0%、
60代28・0%、
50代23・7%、
40代30・3%、
30代14・8%、
18歳〜20代12・5%
だった。
一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、不記載があった候補者を非公認などとして衆院選に臨んだことで
「政治とカネの問題」
にけじめがついたかを尋ねたところ、
「ついていない」が85・5%、
「ついた」は10・6%
だった。
非公認で当選した議員らが自民会派入りすることについては
「自民会派入りは適切ではない」が52・0%、
「すぐに会派入りしても問題ない」は13・2%
にとどまった。
再発防止に必要な政治改革を2つ聞いたところ、
「政策活動費の使い道の公開」(40・9%)
が最も多く、
「政治資金の透明化やデジタル化での公開」(34・0%)、
「政治資金をチェックする第三者機関の設置」(28・5%)、
「政治資金パーティーの全面禁止」(27・2%)
などが続いた。

与野党連携は「政策ごと」65%支持 国民民主への期待感浮き彫り
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 18:47
https://www.sankei.com/article/20241104-KZUFNYT2PZNJZD4IWBZINNDCUA/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、与党との連携の可否を政策ごとに決める国民民主党の方針を支持する回答が65・1%を占め、
「新しい意思決定の仕組み」(玉木雄一郎代表)
に対する期待感が浮き彫りになった。
年収が103万円を超えると所得税が発生する
「103万円の壁」
の解消などを巡り、与党との交渉で具体的な政策推進に繋げられるかが焦点となる。
国民民主は、自民、公明各党との間で、
「103万円の壁」
引き上げなどの案件ごとに政策協議を行う方針を確認している。
2024年11月11日には石破茂首相(自民総裁)と玉木氏が党首会談に臨む方向だ。
国民民主が主張する
「103万円の壁」
の引き上げを巡り、世論調査では
「引き上げるべきだ」
との回答が77・2%に達した。
玉木氏は2024年11月3日放送のBSテレ東番組で、引き上げは
「有権者との約束だ」
と述べ、自民が応じない場合は政権運営に協力しない姿勢を示している。
「壁」
が解消されなければ
「国民民主に期待した人にとってもゼロ回答だ」
とも指摘した。
与党への牽制を重ねる玉木氏にとって、世論の賛同は追い風といえそうだ。
期待感は政党支持率にも表れている。
2024年10月5、6両日の前回調査で1・3%だった国民民主の支持率は、8・8ポイント上昇して10・1%となった。
今回の調査では、他の野党も前回より支持率を伸ばす傾向がみられたが、6・4ポイント増(13・7%)の立憲民主党、1・4ポイント増(3・5%)の共産党、1.3ポイント増(5・3%)の日本維新の会などと比較して、国民民主の上昇幅の大きさは際立っている。
政策ごとに態度を決める国民民主の方針を評価すると答えた人は、同党支持層に限ると83・9%に達し、自民支持層でも63・2%を占めた。
一方、立民支持層では比較的低く51・1%にとどまった。

適切な政権の枠組みは? 「年収の壁」は? 質問と回答(11月2〜3日)
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 13:16
https://www.sankei.com/article/20241104-2KY7G7Z5GVOJLNTTWBFSDX5DQM/

【問】石破茂内閣を支持するか
支持する43.8(53.3)
支持しない49.8(35.8)
他6.4(10.8)

【問】どの政党を支持するか
支持政党はない28.3(42.4)
自民党25.8(34.3)
立憲民主党13.7(7.3)
国民民主党10.1(1.3)
日本維新の会5.3(4.0)
公明党3.7(2.6)
共産党3.5(2.1)
参政党3.0(0.4)
れいわ新選組2.8(1.1)
日本保守党1.6(−)
社民党0.4(0.2)
その他の政党0.1(0.9)
他1.5(3.4)

【問】今回の衆院選で、与党の議席は過半数を下回った。石破首相が続投してもよいと思うか
続投してもよい55.3
交代すべきだ36.5
他8.2

【問】自民党は政治資金の不記載があった議員について、今回の選挙で、公認見送り、または小選挙区と比例代表の重複立候補を認めない対応で臨んだ。選挙で自民党の「政治とカネ」の問題にけじめがついたと思うか
けじめがついた10.6
けじめはついていない85.5
他3.9

【問】不記載問題で、今回の選挙で自民党から公認されず、当選した議員が今後、国会で自民党の会派に入ることについて、適切だと思うか
自民党会派入りするのは適切ではない52.0
ある程度の期間を経た後であれば問題ない30.9
すぐに自民党会派入りしても問題ない13.2
他3.9

【問】今回の衆院選で、野党の国民民主党は選挙前の7議席から28議席へと4倍の議席を獲得した。与野党とも過半数の議席を維持していない中、国民民主党が与野党の間で今後どのような対応を取るのが望ましいか
政策ごとに与党に賛成、反対の立場を選ぶ65.1
これまで通り野党の立場を取る21.9
自民、公明とともに与党の立場を取る9.5
他3.5

【問】国民民主党は、パートやアルバイトで働く人の「年収103万円の壁」について、非課税枠を引き上げるべきだとしている。103万円の基準を引き上げるべきだと思うか
引き上げるべきだ77.2
引き上げなくてよい16.6
他6.1

【問】11日に衆院で行われる予定の首相指名選挙で、誰が指名されるのがふさわしいか
自民党 石破茂総裁46.1
立憲民主党 野田佳彦代表17.4
国民民主党 玉木雄一郎代表10.2
その他16.6
他7.1
日本維新の会 馬場伸幸代表2.7

【問】今後の政権の在り方について、どうあるべきか
立憲民主党と他の野党が連立して過半数を得て政権交代する31.1
自民・公明が過半数を下回ったまま政権を維持30.5
自民・公明が新たに他の党と連立して、過半数を得て政権を維持30.2
他8.2

【問】石破内閣に今後取り組んで欲しい政策は(2つ選択)
物価高・賃上げ対策43.2(39.5)
経済対策・景気対策34.8(35.0)
年金・医療・介護27.2(27.3)
子供・子育て支援25.4(24.9)
外交・安全保障15.6(17.4)
災害対策10.4(13.0)
政治とカネ9.7(11.1)
地方活性化8.7(9.9)
原発・エネルギー政策6.2(3.6)
行政改革・財政再建5.6(3.4)
憲法改正3.2(2.9)
女性活躍、多様性2.9(3.8)
それ以外1.1(0.7)
他1.2(1.4)

【問】「政治とカネ」問題の再発防止のために、どういった政治改革が重要だと思うか(2つ選択)
政策活動費の使い道の公開40.9
政治資金の透明化やデジタル化での公開34.0
政治資金をチェックする第三者機関の設置28.5
政治資金パーティーの全面禁止27.2
企業などによる政治資金パーティー券の購入禁止15.0
いわゆる旧文通費の使い道の公開14.5
政策活動費の廃止14.0
企業などからの献金禁止11.7
それ以外1.1
他2.7

【問】物価高対策として最優先で取り組むべきことは何か
減税32.7
賃上げの継続23.1
円安の是正など金利政策の見直し15.0
低所得への支援11.4
家計への給付9.6
事業者への支援5.1
他3.0

【問】今後の年金制度について、給付と保険料負担のバランスはどのようにあるべきだと思うか
年金給付が変わらないことを優先し、やや保険料負担が増える30.6
保険料負担が変わらないことを優先し、年金給付がやや減る22.8
保険料負担を減らすことを優先し、年金給付が減る20.0
年金給付を引き上げることを優先し、保険料負担が増える19.0
他7.6

(注)数字は%。カッコ内の数字は10月5、6両日の前回調査結果。「他」は「分からない」「言えない」など。
世論調査の方法
調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。電話の割合は「固定電話4:携帯電話6」。内閣支持率のみ回答が不明確な場合には、「どちらかと言えば」と再度質問して回答を得た。調査対象は全国の18歳以上の男女1012人。小数点以下第2位を四捨五入しているため100%にならないことがある。

石破内閣支持率、異例の急落43・8% 不支持が支持を逆転、続投容認は5割超
産経・FNN合同世論調査
世論調査
2024/11/4 11:44
https://www.sankei.com/article/20241104-II3KPFVE6ZNENPSQP73RF7YTGY/
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が2024年11月2、3両日に実施した合同世論調査で、石破茂内閣の支持率は43・8%となり、政権発足直後の前回調査(2024年10月5、6両日)の53・3%から9・5ポイント急落した。
不支持率は前回比14・0ポイント増の49・8%で、支持率を逆転した。
政権発足から僅か1カ月余りで不支持が支持を上回るのは異例だ。
一方で、先の衆院選では与党が議席が過半数を割り込む結果となったが、首相の続投については「続投してもよい」(55・3%)が「交代すべきだ」(36・5%)を上回った。
2024年11月11日召集の特別国会での首相指名選挙で、誰が首相に指名されるのが相応しいかを尋ねたところ、
石破首相(自民党総裁)が46・1%でトップ。
次いで、
▽立憲民主党の野田佳彦代表17・4%
▽国民民主党の玉木雄一郎代表10・2%
▽日本維新の会の馬場伸幸代表2・7%
と続いた。
今後の政権の在り方についての質問では、
「立民と他の野党が連立して過半数を得て政権交代する」(31・1%)

「自公が過半数を下回ったまま政権を継続」(30・5%)、
「自公が新たに他の党と連立して、過半数を得て政権を継続」(30・2%)
の3つの回答が拮抗した。
衆院選で躍進し、国会でキャスチングボートを握った国民民主に関し、今後の対応に望むことについては
「政策ごとに与党に賛成、反対の立場を選ぶ」が65・1%で最多。
「これまで通り野党の立場を取る」が21・9%で、
「自民、公明と共に与党の立場を取る」は9・5%
だった。
また、国民民主が目玉政策として掲げ、自民側に政策協議を求めている
「年収103万円の壁」
引き上げに関しては
「引き上げるべきだ」(77・2%)

「引き上げなくてよい」(16・6%)
を大きく上回った。
一方、自民の派閥パーティー収入不記載事件を巡り、衆院選で不記載のあった候補者を非公認などの対応で選挙戦に臨んだことで「政治とカネ」の問題にけじめがついたかを尋ねたところ、「けじめはついていない」が85・5%に上ったのに対し、「けじめがついた」は10・6%。非公認で当選した議員らが自民会派入りすることについて「自民会派入りは適切ではない」が52・0%に達した。「ある程度の期間を経た後であれば問題ない」は30・9%、「すぐに会派入りしても問題ない」は13・2%にとどまった。
調査では内閣支持率に関し、答えが不明確な場合は「どちらかと言えば」と再度、質問して回答を得た。

<正論>総選挙「議席数」に隠れた民意 
青山学院大学教授・福井義高
2024/11/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20241104-2QTI2U72LFO57MIQ72R5XK27EM/?outputType=theme_election2024
衆院総選挙で自民党は大きく議席を減らした。
平成24年に民主党から政権を奪回して以来、単独過半数を維持してきたのに、連立与党の公明党と合わせても過半数に満たない結果となった。
ここでは主に得票率に基づき、やはり今年2024年行われた英仏の総選挙結果と比較しながら、今回の総選挙で示された民意と、選挙制度が政治に与える影響について述べてみたい。
■比較第1党は自民党
まず、自民は議席を大幅に減らしたとはいえ、小選挙区でも比例代表でも、比較第1党の地位を維持した。
他党との選挙協力や候補者個人の魅力にも左右される小選挙区と異なり、政党への支持がそのまま反映される比例で、自民の得票率は前回より7・9ポイント減ったものの26・7%で、第2党である立憲民主党の21・2%を優に上回った。
公明の得票率10・9%を加えると与党全体で37・7%となる。
小選挙区でも自民は38・5%(前回比9・6ポイント減)で、立民の29・0%を大きく上回っている。
更に今回の選挙で注目すべきは、立民の大幅議席増が、同党への支持拡大によるものではないことである。
比例では前回より得票率を1・2ポイント増やしたものの、小選挙区では1・0ポイント減、得票数で147万票失っているのだ。
にもかかわらず、議席を大きく増やすことができたのは、自民の得票率が減ったお陰で、競り勝った選挙区が増えたからである。
その結果、小選挙区で立民は47議席増、自民は57議席減(自民系6人を含めると51議席減)となり、与党を過半数割れに追い込んだ。
■英労働党の大勝と保守票
英国の総選挙でも同様の、しかしもっと極端なことが起こった。
政権与党だった保守党は得票率を19・9ポイント減らし、23・7%しか獲得できず、文字通り大敗を喫した。
一方、労働党は比較第1党となったものの、得票率は1・6ポイント増えただけの33・7%でほぼ現状維持であったのに、議席率は63・2%となり、歴史的大勝となった。
保守党は大敗したとはいえ、得票率と同水準の議席率18・6%を確保した。
保守党政権批判の受け皿となったのは労働党でも、中道の自由民主党でもなく、得票率12・3ポイント増で14・3%となった、保守党より右の「リフォームUK」であった。
ところが、得票率では自由民主党を抜いて第3党となったにもかかわらず、議席率はわずか0・8%に過ぎない。
それに対し、得票率わずか0・7ポイント増の12・2%でほぼ現状維持だった自由民主党は議席を大幅に増やし議席率は11・1%となった。
保守党とリフォームUKを合わせれば得票率は38・0%で労働党を上回っており、より保守的な政治が民意だったとも解釈できる。
にもかかわらず、第3党以下に不利な小選挙区制ゆえ、労働党政権が誕生したのである。
日本でも英国ほどではないにしても、既成保守政党に代わる右派政党への支持拡大がみられる。
比例での参政党と保守党を合わせた得票率は5・5%と、衰えたとはいえ強固な支持基盤を持つ共産党の得票率6・2%と同程度で、無視できない大きさとなっている。
■フランスの場合は
日英とは異なり、フランスでは得票率と議席率で第1党が入れ替わった。
小選挙区制ながら2度投票が行われ、第1回投票で過半数を得る候補がいないと、一定数以上獲得した候補による第2回投票が行われる。
第1回投票で1位となっても、第2回投票では2位以下の候補の一本化によって逆転する可能性が大いにある。
第1回投票では、
「極右」
とされる国民連合が得票率33・2%で比較第1党となり、左派連合が28・1%で続き、与党連合は20・0%であった。
ところが政策の著しい不一致にもかかわらず、
「極右」
政権阻止で一致した左派連合と与党連合が共闘したため、議席率では左派連合が30・8%で第1党、与党連合が26・0%で続き、国民連合は24・6%となった。
そのため、日本でも、予想に反し
「極右」
が失速したと報道された。
しかし、実際には第2回投票で国民連合は更に得票率を伸ばして37・1%獲得し、左派連合の25・7%、与党連合の23・1%を上回っていたのである。
日英仏の選挙結果で示した通り、議席数の変動は必ずしも民意を反映しているとは言えず、獲得議席数(議席率)のみに基づいて、今後の政治動向を議論することには慎重でなければならない。
逆風下にもかかわらず、自民が小選挙区・比例とも第1党を維持したことは、考えようによっては最悪でもこの程度、将来は明るいとみることもできる。
一方、追い風と思われた中、前回と同程度の得票率に終わった立民の将来は、大幅な議席増にもかかわらず、必ずしも明るいとは言えない。
いずれにせよ、今回の選挙の最大の勝利者は、比例で得票率を6・8ポイント増やして11・3%とし、立民の半分の水準にまで至った国民民主党であることだけは確かである。

杉山大志 エネルギーは日本の生命線だ
GDP3%を無駄遣い「脱炭素」政策 グリーン成長などするはずがない!菅政権と岸田政権で推進、GX法ごと根こそぎ廃止すべき
2024.11/1 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-LJW7XOLS4ZKDXN6MWUSLM7OWQY/
自公与党が衆院選で大敗した理由は
「裏金問題」
だけではない。
左翼リベラル化した自民党に対して、保守層が
「ノー」
を突き付けたのだ。
この受け皿が、国民民主党や参政党、日本保守党となった。
菅義偉政権と岸田文雄政権の下で推進された
「脱炭素」
政策も、特に左翼的な政策の1つだった。
政府はグリーントランスフォーメーション(GX)推進法を制定し、今後10年間で150兆円の官民投資を
「脱炭素」
のために実施するという。
投資というと聞こえはよいが、その原資は国民が負担する。
国民1人当たり120万円、3人世帯なら360万円である。
賃上げなど吹き飛んでしまう。
毎年15兆円といえばGDP(国内総生産)の3%に当たる。
防衛費を2%に上げるために大騒ぎしていたのに、その舞台裏ではこのような
「ステルス増税」
が罷り通っていた。
政府は150兆円の投資でグリーン成長するというが、するはずがない。
投資対象が悪いからだ。
洋上風力発電、太陽光発電、その導入のための蓄電池や送電線建設、あるいはアンモニア発電や水素合成燃料など、どれもこれも、やればやるほど光熱費が高くなるものばかりだ。
そもそも、日本政府はかつて、
「太陽光発電の大量導入でグリーン成長する」
と言っていた。
だが、起きた事は
「電気代の高騰」

「産業空洞化」
だった。
今この失敗に懲りずに、同じことを何倍にもして実施しようとしている。
潤うのは一部の再エネ利権などに過ぎない。
そして、その犠牲になるのは一般国民である。
国民は愚弄されている。
政府は150兆円のうち20兆円は国債の発行で賄うとしており、今、政府はその20兆円の償還のための財源としてエネルギーへの課徴金や政府が発行する排出権の売却収入を検討している。
電気なのかガスなのか、灯油なのかプロパンガスなのか、どの料金が上がるのだろうか。
いずれにせよ国民に20兆円を支払わせるということを前提にして、今、ババ抜きのような検討がなされている。
20兆円の収入は、新設の外郭団体である
「GX機構」
が特別会計で回す。
既に天下りも始まっている。
こんなオールドファッションな
「役人天国」
のために光熱費は高騰し、国民経済はボロボロになる。
GX法ごと、根こそぎ廃止すべきだ。

<正論>総選挙「議席数」に隠れた民意 
青山学院大学教授・福井義高
2024/11/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20241104-2QTI2U72LFO57MIQ72R5XK27EM/?outputType=theme_election2024
衆院総選挙で自民党は大きく議席を減らした。
平成24年に民主党から政権を奪回して以来、単独過半数を維持してきたのに、連立与党の公明党と合わせても過半数に満たない結果となった。
ここでは主に得票率に基づき、やはり2024年行われた英仏の総選挙結果と比較しながら、今回の総選挙で示された民意と、選挙制度が政治に与える影響について述べてみたい。
■比較第1党は自民党
まず、自民は議席を大幅に減らしたとはいえ、小選挙区でも比例代表でも、比較第1党の地位を維持した。
他党との選挙協力や候補者個人の魅力にも左右される小選挙区と異なり、政党への支持がそのまま反映される比例で、自民の得票率は前回より7・9ポイント減ったものの26・7%で、第2党である立憲民主党の21・2%を優に上回った。
公明の得票率10・9%を加えると与党全体で37・7%となる。
小選挙区でも自民は38・5%(前回比9・6ポイント減)で、立民の29・0%を大きく上回っている。
更に今回の選挙で注目すべきは、立民の大幅議席増が、同党への支持拡大によるものではないことである。
比例では前回より得票率を1・2ポイント増やしたものの、小選挙区では1・0ポイント減、得票数で147万票失っているのだ。
にもかかわらず、議席を大きく増やすことができたのは、自民の得票率が減ったおかげで、競り勝った選挙区が増えたからである。
その結果、小選挙区で立民は47議席増、自民は57議席減(自民系6人を含めると51議席減)となり、与党を過半数割れに追い込んだ。
■英労働党の大勝と保守票
英国の総選挙でも同様の、しかしもっと極端なことが起こった。
政権与党だった保守党は得票率を19・9ポイント減らし、23・7%しか獲得できず、文字通り大敗を喫した。
一方、労働党は比較第1党となったものの、得票率は1・6ポイント増えただけの33・7%でほぼ現状維持であったのに、議席率は63・2%となり、歴史的大勝となった。
保守党は大敗したとはいえ、得票率と同水準の議席率18・6%を確保した。
保守党政権批判の受け皿となったのは労働党でも、中道の自由民主党でもなく、得票率12・3ポイント増で14・3%となった、保守党より右の「リフォームUK」であった。
ところが、得票率では自由民主党を抜いて第3党となったにもかかわらず、議席率は僅か0・8%に過ぎない。
それに対し、得票率僅か0・7ポイント増の12・2%でほぼ現状維持だった自由民主党は議席を大幅に増やし議席率は11・1%となった。
保守党とリフォームUKを合わせれば得票率は38・0%で労働党を上回っており、より保守的な政治が民意だったとも解釈できる。
にもかかわらず、第3党以下に不利な小選挙区制ゆえ、労働党政権が誕生したのである。
日本でも英国ほどではないにしても、既成保守政党に代わる右派政党への支持拡大がみられる。
比例での参政党と保守党を合わせた得票率は5・5%と、衰えたとはいえ強固な支持基盤を持つ共産党の得票率6・2%と同程度で、無視できない大きさとなっている。
■フランスの場合は
日英とは異なり、フランスでは得票率と議席率で第1党が入れ替わった。
小選挙区制ながら2度投票が行われ、第1回投票で過半数を得る候補がいないと、一定数以上獲得した候補による第2回投票が行われる。
第1回投票で1位となっても、第2回投票では2位以下の候補の一本化によって逆転する可能性が大いにある。
第1回投票では、「極右」とされる国民連合が得票率33・2%で比較第1党となり、左派連合が28・1%で続き、与党連合は20・0%であった。
ところが政策の著しい不一致にもかかわらず、「極右」政権阻止で一致した左派連合と与党連合が共闘したため、議席率では左派連合が30・8%で第1党、与党連合が26・0%で続き、国民連合は24・6%となった。
そのため、日本でも、予想に反し「極右」が失速したと報道された。
しかし、実際には第2回投票で国民連合は更に得票率を伸ばして37・1%獲得し、左派連合の25・7%、与党連合の23・1%を上回っていたのである。
日英仏の選挙結果で示した通り、議席数の変動は必ずしも民意を反映しているとは言えず、獲得議席数(議席率)のみに基づいて、今後の政治動向を議論することには慎重でなければならない。
逆風下にもかかわらず、自民が小選挙区・比例とも第1党を維持したことは、考えようによっては最悪でもこの程度、将来は明るいとみることもできる。
一方、追い風と思われた中、前回と同程度の得票率に終わった立民の将来は、大幅な議席増にもかかわらず、必ずしも明るいとは言えない。
いずれにせよ、今回の選挙の最大の勝利者は、比例で得票率を6・8ポイント増やして11・3%とし、立民の半分の水準にまで至った国民民主党であることだけは確かである。

首相即時退陣こそ国益
美しき勁き国へ 櫻井よし子
2024/11/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20241104-5RFGKKZHKNJ55EIV7L2CMGI6BI/
衆院選で歴史的惨敗を喫した石破茂首相は国民の審判を受け入れるべきだ。
小選挙区での得票数を約670万減らし、結果を受けた共同通信の世論調査では内閣支持率が50・7%から32・1%に急落した。
就任から1カ月、これほど急速に支持を失った事例は稀有だ。
石破氏は敗因を
「政治とカネ」
問題のせいにするが、真の原因は言動の定まらない本人の資質にある。
国民の声を大事にするのは、民主主義の基本である。
だが民主主義は絶対善ではない。
劣化して衆愚政治となった事例を、ソクラテスに下された死刑判決はもとより、ヒトラーの登場を含め、私たちは歴史の中にいくつも見てきたはずだ。
昭和天皇に月1回の頻度で進講した三上照夫氏が、『第三の文化の時代へ』(ぱるす出版)の中で民主主義について語っている。
人間集団にはこういう国造りをしたい、こういう家庭造りをしたいという共通の目標がある。
この建国の理想を、日本人は奈良朝時代から
「国体」
と言ってきた。
国体実現の手段として日米欧が選んだ政体が民主主義だ。
それはあくまでも手段としての政治原理であり、国家の目標・目的は別にある。
そして指導者に識見、国家観が欠落している時、手段であるはずの民主主義は目標に格上げされ置き換えられてしまう。
石破氏は国民の理解を求め続けて政治とカネ問題の先に行けない状況だ。
民主主義という手段を目的に格上げして自縄自縛に陥ったからである。
自業自得である。
結果として、より大事な国家目標実現の政策論がほぼ空白になり果てている。
長年の勉強不足もたたって、石破氏の提唱する政策は空疎を極める。
アジア版NATO(北大西洋条約機構)創設や日米地位協定見直しはアジア全体を不安定にしかねない。
自民党は両案件を政務調査会で議論するという形で封印した。
鳩山由紀夫元首相の東アジア共同体構想と同類の空疎な石破提案はこうして処理された。
より深刻なのが対中外交だ。
岩屋毅外相が中国の王毅共産党政治局員兼外相と会談し、戦略的互恵関係を再確認したい旨を、語っている。
戦略的―は2006年、第1次安倍晋三政権が打ち出した。
小泉純一郎元首相の靖国神社参拝で冷え込んだ日中関係を双方が修復しようとした。
だが中国に習近平政権が誕生し状況は一変した。
強権的中国との戦略的互恵関係は日本の国益に合致せず、2017年11月の安倍・習会談以降消えた。
石破政権が岸田文雄元首相の路線を継いで立ち戻るのは悪手である。
安倍晋三元首相が戦略的互恵関係を謳った2006年から18年が過ぎた現在、日中関係は一変している。
中国は軍事大国としての力を誇示し、世界秩序を書き換える野望を隠さない。
18年前2006年、彼らは喉から手が出る程に日本の協力を求めたが、現在は如何にして日本から全てを切り取るか、あらゆる形で攻勢を強めている。
その手法は、小さな動きを積み重ねて圧力を強めるサラミ戦術で、一例が尖閣諸島(沖縄県石垣市)だ。
第2次安倍政権樹立から間もない2013年4月26日、中国外務省報道官は尖閣諸島を
「中国の核心的利益に属する」
と発言した。
その同じ日2013年4月26日、安倍氏は来日中の米軍制服組トップ、デンプシー統合参謀本部議長と会談し
「日本固有の領土である尖閣諸島について、我が国は一切譲歩しない」
と語った。
すると翌2013年4月27日、中国外務省は2013年4月26日の発言を事実上修正した。
現在の中国にそんな配慮はない。
彼らは堂々と尖閣を核心的利益と宣言し、2023年8月に発表した標準地図で示した
「十段線」
の10番目の線は与那国島から12キロの我が国の領海をえぐり取っている(『国防の禁句』岩田清文、島田和久、武居智久 産経セレクト)。
中国軍は2022年8月には与那国島の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイル5発を撃ち込んだ。
中国が初めて日本の庭先に実弾を撃ち込んだ事実に注目せよと岩田清文元陸上幕僚長は強調する。
2023年7月、尖閣諸島周辺の我が国のEEZ内で中国の情報収集用のブイが発見された。
2024年1月には中国海警局の船が尖閣上空の我が国の領空を飛行する自衛隊機に
「中国領空」
からの退去を要求した。
2024年6月には中国海警局最大級の巡視船が、尖閣諸島を周回した。
中国保有の軍艦は米国を上回り、2035年には435隻に迫る。
米国は2045年に至っても350隻にとどまる見込みだ。
その中国を岸田文雄政権は2022年末に策定した国家安全保障戦略で初めて
「これまでにない最大の戦略的な挑戦」
と定義した。
だが岸田氏は2023年4月の安保3文書についての国会報告で
「最大の戦略的挑戦」
というくだりを割愛し、更に2024年1月の施政方針演説では、日中は
「戦略的互恵関係を包括的に推進する」
と大幅に後退していた。
実は、戦略的互恵関係は岸田氏の施政方針演説の前、2023年11月16日の日中首脳会談で習近平主席が復活を持ちかけていたのだ。
習氏の意図は中国を最大の戦略的挑戦と定義した我が国の安全保障戦略を上書きすることだと、島田和久元防衛事務次官は警告した(『同書』)が、正しいと思う。
戦略的互恵関係の6年ぶりの復活には、再び日本を取り込む中国の狙いが込められている。
そこに岩屋毅外相が乗るというのだ。
だが、逆戻りしてどうするのだ。
対話の窓口は開けておくとして、我が国は今こそ静かに着実に、核の脅威も含めて中国に対処する力を強化し、体制作りを進める時であろう。
政治家にはそれだけの仕事を進める冷静な思考と胆力が要る。
石破氏がその任に相応しいとは思えない。
1日も早い退陣こそ国益だ。

高橋洋一「日本の解き方」
石破政権の命運が尽きる日 続投に意欲も居座り続けると…自民党は本当にぶっ壊れる 水面下で首相指名に向け多数派工作
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H73BZLK7ABOXRCTQEW5GLA3X74/
衆院選で大敗した自民党だが、石破茂首相は続投に意欲を見せている。
今後、石破政権はどこまで生き延びることができるだろうか。
自民党内や地方組織からも
「石破おろし」
が始まっている。
かつて石破首相は、第1次安倍晋三政権や麻生太郎政権の時、国政選挙で負けたり、支持率が低迷したりした時、退陣を求めている。
今回自分だけを可愛がるのは誰の目から見てもおかしい。
小泉進次郎氏が選対委員長を辞任したが、問題がそれにとどまるはずはない。
小泉氏の辞任を石破首相は認めたというが、責任を部下に押しつけるようで、これが組織トップの在り方なのか疑問だ。
かつて安倍元首相が、
「石破氏だけは首相にしてはダメだ」
と言っていたのもよく分かる。
新聞各紙の社説も石破首相に責任を取ることを求めている。
朝日新聞は「選挙の結果責任を負うのは、本来、トップ」、
毎日新聞は「政権トップとしての首相の責任は重大」、
読売新聞は「速やかに進退を決することが憲政の常道」、
産経新聞は「直ちに辞職し新総裁選出を」
としている。
石破首相自らが、勝敗ラインを
「自公で過半数」
と明言した。
これは普通ではあり得ないほどの低いハードルであるが、実際には自公で215議席と過半数を18も下回ってしまった。
無所属の追加公認を入れても、到底過半数には及ばない。
衆院選の結果は政治家にとって最も重いものだ。
それを、ゴールポストを動かしてはいけない。
筆者はこうした状態を揶揄)して
「石にかじりつきたい破れかぶれ石破政権」
とポストした。
既に、水面下で首相指名に向けた多数派工作が与野党間で繰り広げられている。
当初2024年11月7日に想定されていた特別国会の召集日を2024年11月11日以降に延期する交渉が行われている。
憲法では衆院投票日から30日以内に特別国会を召集し、内閣総辞職、首相指名が行われる。
つまり、特別国会の召集日は首相指名の帰趨を占う意味でも重要なのだ。
石破政権の寿命はまず、特別国会では内閣総辞職、首相指名が行われるので召集日までだ。
そこから生き延びることが出来るのは、首相指名で1位を確保できる場合だけだ。
石破首相では選挙が出来ないとする参院議員、不条理な制裁を食らったが選挙を生き延びてきた旧安倍派、総裁選で高市早苗前経済安保相を推した麻生派、旧茂木派は
「石破おろし」
を起こす可能性があり、石破首相側にいた人も反旗を翻すかもしれない。
そうなると、特別国会の召集日までに自民党内で両院議員総会を開いて、石破氏を引きずり下ろすだろう。
自民党はモタモタしていると、首相指名の多数派工作でまとまりにならず、野党が主導権を握ってしまう恐れもある。
高市氏が
「党執行部には今の自民党を徹底的に立て直して頂きたい」
としたのは当然だ。
このまま、石破首相が居座りを続けると、自民党が衆院選で負けて、党再建でも負けて、ぶっ壊れてしまう。
 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

高橋洋一「日本の解き方」
国民民主「103万円の壁撤廃」は実現可能か 控除拡大は減税と同じ効果、財務省へのアンチテーゼに 賃金上昇率目標も検討すべき
2024.11/2 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-4CKOQXQOUFMPPFLNUW5T4DIG6M/
石破茂首相は国民民主党との
「部分連合」
を視野に入れている。
国民民主党は基礎控除の103万円から178万円への拡大、消費税5%などを掲げているが実現可能だろうか。
国民民主党の政策のうち、他党にない
「基礎控除等を103万円から178万円への引き上げ」
について取り上げたい。
まず、178万円という
「中途半端」
な数字に驚く。
これは、1995年からの最低賃金上昇率1・73倍から、103万円を1・73倍して得られる。
103万円は基礎控除と給与所得控除の合計だが、1995年に103万円に引き上げて以来、29年間据え置きである。
そこで、最低賃金の上昇と合わせて引き上げるべきだというのが国民民主の主張である。
ここまで厳密に拘らくてももいいが、国民民主党らしいとも言える。
控除の拡大は減税と同じだ。
控除額が増えれば、少なくとも所得税として
「75万円×税率(年収に応じて5〜45%)」
の額が手元に残るようになって、手取りが増える。
この政策が面白いのは、財務省は増税しないと言いながら、控除額の縮小を狙う
「ステルス増税」
をしばしば企むが、そのアンチテーゼになるからだ。
例えば、給与所得控除について
「海外と比較すると日本は大き過ぎるので縮小しよう」
と躍起になっている。
一方、基礎控除は日本だけが国際的に低いのは知らんぷりという具合だ。
この
「減税」(控除の拡大)
でも、財源はどうするのかという反論があるだろう。
仮に基礎控除を75万円引き上げると、所得税率が平均10%、住民税率が10%とすれば、7兆円程度の減収額となる。
もっとも、この程度であれば、名目で5%成長すれば自然増収で手が届く範囲であるので、それほど心配する必要はないとも言える。
また、この政策との関連で、最低賃金について、
「全国どこでも時給1150円以上を早期に実現する」
としている。
自民党の「2020年代に1500円」、立憲民主党も「1500円」を掲げているのと比べると控えめな数字である。
1500円の方がいい加減な数字であるので、国民民主党に逆に信頼感が出るのではないか。
気になるのは、金融政策に関する公約がないことだ。
立民の
「0%超の物価目標」
は論外であるが、労働者の党である国民民主党が公約に掲げていないのは不自然だ。
かつて筆者が玉木雄一郎代表と話した時、インフレ目標ではなく
「賃金上昇率目標」
を主張した。
元々インフレ目標のベースになっているのがインフレ率と失業率の関係を示した
「フィリップス曲線」
であるが、同曲線は賃金上昇率と失業率の関係が元になっているので、玉木代表の意見には一理ある。
大胆に言えば、インフレ目標2%より、賃金上昇率3〜5%のほうが日本経済のためになるので、検討してはどうか。
それを消費税5%、社会保険料の軽減、トリガー条項の凍結解除と共に自公政権にぶつけたら面白い。
今の自公なら受け入れ余地はあるが、石破政権を退けた後からの方がより有望だろう。
 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

国民民主と政策協議も…自民に裏切り≠フ過去 維新と文通費見直し合意も反故、馬場代表「自民は狡猾、聞いてる振りはする」
2024.11/1 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H5TBRZVN3VLIBK52CGPVQGX2LQ/
自民党と国民民主党が
「部分連合」
に向けた動きを加速させている。
少数与党の石破茂政権は、国民民主党を取り込むことで、首相指名選挙やその後の国会運営を有利に運ぶ思惑だ。
国民民主党は衆院選で公約に掲げた
「年収103万円の壁」
撤廃などの実現に前進するが、要求通りの成果を得られるかは不透明だ。
過去には日本維新の会が自民党との合意を反故にされた経緯もあり、警戒感は強い。
自民党の森山裕幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日の会談で、政策協議を開始する方針で一致した。
公明党を加えた3党は今後、税制や補正予算を巡って合意を模索する。
国民民主党は、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
を撤廃するため、所得税の基礎控除と給与所得控除の合計を最低103万円から178万円に引き上げることを最優先事項としている。
だが、実現機運に冷や水を浴びせるように、
「税収が計約7兆6000億円減る」
「高所得者ほど恩恵が大きい」
などネガティブな論調が広がった。
玉木代表
「『103万円』引き上げなければ予算、法案に協力できない」
玉木雄一郎代表は2024年10月31日、X(旧ツイッター)で
«財務省がマスコミを含めて
「ご説明」
に回っている効果はさすがです»
と皮肉った。
«引き上げができなければ、我が党は予算にも法案にも協力できない»
と強調する。
与野党の合意が実現しなかった前例もある。
日本維新の会は岸田文雄政権当時の今年2024年5月、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の見直しについて自民と合意文書を交わしたが、反故にされた。
馬場伸幸代表は2024年10月31日放送のMBSの番組で
「自民党さんは狡猾ですから、そんなに簡単に野党側の声を聞く政党ではない」
「聞いてる振りはするが」
と話した。
国民民主党も、ガソリン税を軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除について岸田政権下で3党協議し、予算案にも賛成したが、議論は頓挫した。
石破政権は国民民主党の案を丸吞みもしたくないが、議論を決裂させて、立憲民主党などが今後、不信任決議案を提出した場合、賛成に回られることも避けたい。
「部分連合」
という名の微妙な関係が続きそうだ。

「軍事オタク」石破首相が自衛隊に入隊したら…「せいぜい3佐止まり」「宰相の器」ではない 自民党を仕切るには荷が重すぎか
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-QZZY25QUHZIJDPESFQ6IRGUKLI/
「安全保障の専門家」
を自任し、
「軍事オタク」
とも呼ばれる石破茂首相だが、防衛大学校から自衛隊に入隊していれば、どのくらいの階級まで昇進することができただろうか。
「せいぜい3佐(少佐)だろう」
ある自衛隊元幹部はこう言い切る。
海上自衛隊でいうと、2等海佐(中佐)ならば通常の護衛艦の艦長となる。
中佐は英語で
「Commander」
と呼ばれる。
つまり、石破氏は指揮官には相応しくないという意味だ。
防衛相経験者でもある石破首相だが、別の元幹部自衛官たちも
「石破さんと河野太郎さんだけは首相にしてはならない」
と口々に言う。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選の決選投票で、高市早苗前経済安保相ではなく、石破氏に投票した国会議員たちに聞かせたかった発言だ。
2024年10月27日投開票の衆院選について、石破首相は自民党と公明党で過半数(233議席)という
「勝敗ライン」
を設定していた。
石破首相がライバル視する安倍晋三元首相も第2次政権時代、
「勝敗ライン」
を同じく自公で過半数と言っていたが、実際には自民党単独で300議席が目標だった。
目標には僅かに及ばなかったが、2012年で294議席、2014年が290議席、2017年が281議席だった。
2021年の岸田文雄前首相の時でも261議席だった。
石破首相が今回獲得した191議席が如何に低い数字であるかは一目瞭然だ。
にもかかわらず、石破首相は
「何で自分が辞めなければいけないんだ」
と開き直っている。
総裁選の決選投票で石破首相に投じた自民党の国会議員には分からなかったことが、国民にはよく分かっていた。
石破首相が
「宰相の器」
ではないということを。
「森山(裕)幹事長に足を引っ張られた」(自民党ベテラン)
との見方もある。
確かに、石破首相は総裁選では新内閣発足後、予算委員会を開いて議論を尽くすべきだと発言していた。
だが、森山氏の1日も早い選挙の方が野党の態勢が間に合わず有利だとの説得に応じ、選挙日程を前倒しした。
森山氏は、パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載しなかった候補を一時は公認するとしながら、批判を浴びると12人を
「非公認」
として混乱をもたらした。
選挙戦終盤では、
「非公認」
とした候補者が代表を務める政党支部に公認候補と同額の2000万円を支給し、決定的な打撃を与えた。
森山氏と事務方トップ、元宿仁事務総長の責任は大きい。
そして、最終責任を負うべきは総裁である石破首相である。
石破首相と森山氏に共通しているのは
「小さな派閥」
しか率いたことがないことだ。
自民党のような大所帯を仕切るには荷が重過ぎた。
本来ならば菅義偉副総裁が目配せすべきだったが、かつてのような切れを欠いている。
石破首相は2024年10月28日の記者会見で、
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
と続投する意向を表明したが、信を失った石破政権が続くことは国益にならない。
 (産経新聞特別記者・有元隆志)

国民が石破首相ノー¥A任1カ月「権力居座り」に党内外から批判噴出!「衆院選惨敗、責任をとる気配さえない」「党内勢力も尻込み」
2024.11/2 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-FKEB6WKBLBL6TLZR4NZ5CKKMSY/
石破茂首相(自民党総裁)は2024年11月1日、政権発足1カ月を迎えた。
戦後では内閣発足後最短の8日で衆院解散に打って出たが、選挙戦略は悉く失敗し、自ら勝敗ラインに設定した
「自公与党で過半数」
を割り込む大惨敗を喫した。
これまで、歴代首相を激しく批判しておきながら、
「国民の審判」
を無視して
「権力居座り」
を決め込む石破首相に対し、党内外から批判が噴出している。
「衆院選において大変、厳しい結果を頂戴した」
「厳粛に受け止めなければならない」
「示された民意を厳粛、謙虚に受け止め丁寧に政権運営に当たっていく」
石破首相は2024年11月1日、記者団にこう語ったが、民意は
「石破首相ノー」
なのだから、これほどのペテンはない。
自民党ベテラン議員は
「これまで、政治家の『責任』に拘ってき石破首相はどこに行った」
「自公過半数を勝敗ラインに設定した衆院選で惨敗したのに責任を取る気配さえない」
と断じる。
石破首相はむしろ
「政権居座り」
に意欲を強めている。
今月2024年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに合わせ、ジョー・バイデン米大統領や、中国の習近平国家主席らとの首脳会談を調整しているという。
ある保守系議員は
「バイデン氏も習氏も、『国民の負託』を得られなかった石破首相と真剣な話をしようと思うだろうか」
「ガバナンスが崩壊した政権に内政・外交を委ねれば、次は日本が壊れる」
と批判する。
ただ、権力にしがみつくトップを交代させるのは簡単ではない。
特別国会の首相指名選挙で、国民民主党は決選投票も含めて玉木雄一郎代表に票を投じる方針のため、野党の票は分散し、石破首相が多数を獲得しそうな情勢だ。
政治評論家の有馬晴海氏は
「国民が石破首相に『ノー』を突き付けた」
「本来なら退陣待ったなしだ」
「小泉進次郎選対委員長だけが辞任して、石破首相と森山裕幹事長が続投するなどガバナンスも崩壊している」
「ただ、石破首相に反発する党内勢力も党が弱り切った中で『石破おろし』に尻込みしている」
「石破首相は『低姿勢』『反省』を示し、何とか成果を示そうと必死なのだろう」
と指摘した。

自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
2024/11/2 11:30
https://www.sankei.com/article/20241102-XDBGXUZYRFOH3FEVQDVDTT2XFY/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。
自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。
総務省の発表資料によると、平成21(2009)年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。
自公を合わせた得票率も平成21(2009)年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。
一方の野党も、平成21(2009)年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。
自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。
しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。
自民の比例得票率を選挙ごとにみると、平成21(2009)年の26・73%から平成24(2013)年27・62%、平成26(2014)年26年33・11%、平成29(2017)年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。

「岩盤保守層」は自民を見放した 過半数割れ「功労者」共産も最盛期から半減
大手町の片隅から 乾正人
2024/11/1 10:00
https://www.sankei.com/article/20241101-U4OIN3HVR5K47CVWO5W6XB2DQI/?outputType=theme_election2024
数字は美しく、残酷である。
昭和61年の衆参ダブル選挙以来、大手町の片隅で13回に渡って選挙報道に携わってきたが、毎回、得票数の精妙さに唸らされる。
衆院選が、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わってからは、比例代表の得票数が、時々の政治状況を鮮やかに切り取ってくれる。
今回、自民党の総得票数は約1458万票に激減した。
前回から27%、533万票も減らし、制度導入以来、過去最低の得票数となった。
平成21年に民主党が大勝し、政権交代が実現したときでさえ、1881万票を獲得していたことから類推すると、安倍晋三元首相の考え方や彼が推し進めた安保法制などの政策を熱烈に支持していた
「岩盤保守層」
のかなりの部分が、自民党を見放した、と見るべきだろう。
衆院選に初挑戦した参政党が187万票、日本保守党が115万票を獲得したが、合わせて300万人以上が自民党から両党に乗り換えたとみて間違いない。
残る230万人余は主に国民民主党へ流れたと推測できる。
■立憲比例票は横ばいだった
というのも、今回大躍進した立憲民主党は、比例代表ではほとんど票を伸ばしていないからだ。
3年前の前回が1149万票で、今回は1156万票と僅か7万票しか増えていない。
つまり、自民党が自滅したため、立憲は小選挙区で競り勝ち、議席数を5割も増やしたのである。
政権交代出来るだけの国民の広範な支持が得られていないのは、数字が冷酷に示している。
比例票から分析すると、危機的状況にあるのは、自民党だけではない。
公明、共産の両党も重症だ。
公明党は、平成21年に805万票を獲得していたのが、徐々に減っていき、今回ついに600万票を割り込む596万票にとどまった。
15年間で200万票以上が削げ落ちてしまったのである。
支持基盤である創価学会員の高齢化と共に、公明党を創設した池田大作氏が昨年2023年死去した影響も見逃せない。
■最盛期から半減した共産党
共産党は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る「裏金」問題や非公認候補側への2000万円振り込みを機関紙「しんぶん赤旗」がすっぱ抜き、自民党を大敗に追い込んだ最大の功労者だ。
だが、比例票は前回より80万票も減らして336万票しか取れず、れいわ新選組に軽く抜かれた。
平成8年には726万票を獲得していたから半減以下の凋落ぶりだ。
お気の毒に、としか言いようがないが、有権者は共産党の本質をよく見ている。
さて、自民党である。
今回の敗因は、表面的には
「政治とカネ」
への国民の怒りが爆発した結果と見える。
それだけなら軽症で済むが、問題の根は深い。
「岩盤保守層」
のうち参政党などに投票した300万人は、容易に自民党には戻ってこないだろう。
しかも連立相手である公明党のパワーは目に見えて落ちている。
少数与党に転落した石破茂政権は、国民民主党をなびかせるためにリベラル寄りの政策を打ち出さざるを得ず、
「岩盤保守層」
は益々離反するはずだ。
日本にもいよいよ分断と混乱の時代が到来しようとしている。

<主張>自・国の政策協議 石破執行部に資格あるか
社説
2024/11/2 5:00
https://www.sankei.com/article/20241102-GDS25MDC7ZM75MJH3E5JS5FUQI/
自民党と国民民主党が政策協議に入ることで合意した。
衆院選に大敗した石破茂首相(自民総裁)と森山裕幹事長が何の責任も取らずに協議を進めるのは、異様な光景という他ない。
石破首相と森山氏は辞任し、自民は新執行部の下で他党と協議に臨むのが筋だと改めて指摘したい。
石破首相は居座り、国民民主との
「部分連合」
の形成を図るつもりなのだろう。
森山氏と国民民主の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日、会談した。
森山氏は経済対策や令和6年度補正予算案、令和7年度予算案の編成、税制改正での協力を呼び掛けた。
「部分連合」
の構築に向け、両党の政調会長による常設の会議体設置も求めた。
これに対し、榛葉氏は会議体設置を拒み、案件ごとに対応する意向を示した。
森山氏は受け入れた。
国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の金額を178万円に引き上げることを最優先事項に掲げている。
林芳正官房長官が7兆〜8兆円程度の減収が見込まれるとの試算を示すと、国民民主の玉木雄一郎代表は
「全くやらないなら協力できない」
「その時は予算も法律も通らない」
と牽制した。
ガソリン税を一部軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除も看板政策の1つだ。
国民民主は衆院選で
「手取りを増やす」
ことを訴えて支持を得たため、その実現に注力するのは分かる。
ただ、両党の協議を巡り懸念はある。
個別政策を切り離して交渉した場合、他の政策とバランスが取れなくなる恐れがあることだ。
厳しい安全保障環境を踏まえれば、防衛力の抜本的強化を滞らせてはならない。
政府は令和9年度までの5年間で防衛費総額を約43兆円と定めているが、増税時期は決まっていない。
防衛増税は令和10年度以降の防衛費をきちんと確保することも睨んだ措置である。
税制改正を行う場合は、税制全体との整合性を図ることも求められる。
国民民主は自党の政策実現だけを目指すのではなく、日本の平和と繁栄のための国家戦略をより明確に描き、日本を守り抜く政策でも責任ある姿勢を示す必要がある。

自民 衆議院 197人で活動へ 会派に無所属で当選の6人追加
2024年11月1日 15時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241101/k10014626171000.html
自民党は、国会で活動をともにする会派のメンバーに、今回の衆議院選挙で無所属で立候補して当選した6人を加え、合わせて197人の勢力で活動していくことになりました。
自民党は、2024年11月1日に開かれた衆議院の各会派の代表者による協議会で、今回の衆議院選挙で党の公認を得て当選した191人に、無所属で当選した6人を加えた197人の勢力で会派をつくることを届け出ました。
会派に加わったのは、
政治とカネの問題で自民党から離党勧告の処分を受け離党した
▽世耕弘成氏と
選挙に際し公認が得られなかった
▽平沢勝栄氏
▽西村康稔氏
▽萩生田光一氏の4人に、
自民党の公認候補と争った
▽三反園訓氏
▽広瀬建氏
を加えた、合わせて6人です。
公明党の会派と合わせると、衆議院の与党の勢力は221人となりますが、過半数の233議席までは、12人足りない状況です。

世耕弘成、西村康稔氏らの会派入りを批判 立民の野田佳彦代表「反省足りない」
2024/11/1 14:15
https://www.sankei.com/article/20241101-DPCLWIFSRRJBFDDCZHVHVX5G64/
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月1日の記者会見で、自民党の派閥パーティ収入不記載事件に関与し、衆院選に無所属で当選した世耕弘成、西村康稔両氏らが衆院会派
「自民党・無所属の会」
に入る見通しとなったことを批判した。
「選挙が終わり禊が済んだと言うならば、思慮も反省も足りない」
と語った。
自民側の狙いに関しては、特別国会の首相指名選挙で石破茂首相を当選させるため
「数を確保しておきたいとの焦りがあるのだろう」
と指摘した。

言わんこっちゃない自民党大敗 総裁選で高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ 変わり身の朝日新聞、言い訳に笑い
2024.10/31 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-VCDRHRXXD5KM3JAK4LCZCNPLMA/
だから、言わんこっちゃない。
石破自民党が歴史的大敗。
自公で過半数割れは15年ぶりだ。
さすがに開票を見守っている時も、各社のインタビューでも石破茂総理に笑顔は一切ナシ。
それでなくても悪い目つきがますます悪くなっていた。
「なぜ、言わんこっちゃない」か。
1カ月前、2024年9月27日の自民党総裁選。
第1回投票で大方の予想に反し、高市早苗候補が、石破候補を圧したのだ。
高市候補 議員票72 党員・党友票109 計181
石破候補 議員票46 党員・党友票108 計154
ところが決選投票ではこれが逆転。
石破候補 議員票189 地方票26 計215
高市候補 議員票173 地方票21 計194
つまり、第2回投票で石破候補の議員票は143票も増えていたのだ(高市候補は101票増)。
岸田文雄前総理の指示か、菅義偉元総理の依頼かは知らないが、143人もの議員が、石破候補を新たに支持したことになる。
この時、高市候補を支持する議員が、あと22人増えてさえいれば高市総理が実現していたのだ。
もし、あの時、高市候補を選んでいれば、日本初の女性総理として、世界のメディアでも話題になったに違いない。
選挙中に自民党の、あのどんよりしたような暗い雰囲気はなく、清新な風が吹いていたろう。
石破総理は応援に来なくていい。
来れば票が減るなんてこともなく、高市さん、全国の候補から引っ張りだこだったろう(総理でなくても引っ張りだこで、全国を飛び回っていた)。
むろん選挙にも負けなかったに違いない。
繰り返すが、総裁選決選投票で石破さんに票を投じた自民党議員の責任は重い。
今回の自民党大敗は、あの時、高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ、だから
「言わんこっちゃない」
と言っているのだ。
むろん、新聞各紙、選挙後、石破総理を一斉に批判。
石破総理に厳しいのが産経。
<石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった>
<自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた>
<国会論戦も十分に行わず早期解散に走った>
<これで選挙に勝てると思っていたのなら信じ難い>
意外だが、朝日新聞が一番手厳しい。
社説でハッキリ石破総理に引導を渡している。
<自民党がなお議会第1党だとしても、「自公で過半数」という自ら設定した最低限の目標を達成できなかった以上、石破首相は職を辞すのが筋だ>
党内野党として石破氏が安倍晋三元総理を批判していた時は、散々、持ち上げて、事あるごとに利用してきた朝日、さすがに変わり身が早い。
<期待が大きければ、その分、失望も大きい>
と言い訳しているのが笑える。
党内では
「首相の責任は重大、続投は難しい」
の声も少なくない。
だが、石破総理自身は続投の意志を捨てず、
「色んな選択肢があるだろうよ」
と他人事のように
「続投を明言」
しているらしい(2024年10月28日産経)。
誰か、石破総理の首に鈴を付ける奴はいないのか。
 (月刊『Hanada』編集長・花田紀凱)

<正論>惨敗した首相に国民を守れるか 
麗澤大学教授・八木秀次
2024/10/31 8:00
https://www.sankei.com/article/20241031-UK2MSTVJUFLK5JR4Y2VOXIN2HA/?outputType=theme_election2024
■続投は理屈が通らない
平成19年7月、第1次安倍晋三政権でのことだ。
自民党は参院選で惨敗し、第一党の座を民主党に譲った。
衆参「ねじれ」の始まりだ。
安倍首相は続投の方針を表明したが、この時、党の総務会で
「選挙に負けたにもかかわらず、続投するのは理屈が通らない」
と公然と首相の辞任を求めた議員がいた。
現在の首相の石破茂氏だ。
その後、安倍氏は体調を崩して辞任した。
2年後の平成21年7月、麻生太郎内閣は低支持率に喘いでいた。
都議会議員選挙で自民党が敗れた際、内閣に身を置きながら派閥を率いて
「麻生おろし」
の先頭に立った閣僚がいた。
石破農水相だ。
麻生首相は飼い犬に手を嚙まれる思いだったという。
今月2024年10月27日投開票の衆院選挙で自民・公明の与党は目標とした過半数(233議席)をも大幅に下回る大惨敗を喫した。
参院選や都議選での敗北ではない。
政権選択選挙とも言われる衆院選で、だ。
与党過半数割れのままでは予算案も法案も通らない。
異常事態だ。
何より野党その他の総計が過半数を占めた状態では内閣不信任案をいつでも可決できる。
それでも石破首相は続投を重ねて表明している。
首相就任8日後という戦後最短で解散総選挙を行う理由を憲法69条に言及して
「新しい内閣について、国民に信を問うことが憲法の趣旨からもそういうことだ」
と述べていたはずだ。
国民の信任を得られなかったにもかかわらず、続投するのは
「理屈が通らない」。
過去の自分の言動によって
「後ろから鉄砲を撃たれる」
思いがしていることだろう。
長かった党内での野党暮らしは責任がなく気楽だったはずだ。
「正論」
も述べられた。
今、
「与党」
の首領として生き地獄の苦しさを味わっていることだろう。
■国民的人気も幻だった
大惨敗の原因は
「政治とカネ」
の問題そのものではない。
政治資金の不記載問題は、一部の法令違反は処罰されて当然だが、それ以外は今後、記載を徹底し再発を防止するとすればよかった程度のことだ。
これの処理の仕方を誤って派閥解消などの大きな問題にしてしまい、
「国民の怒り」
を醸成したのが岸田文雄前首相だった。安倍派の力を削ごうとした節も否定できまい。
その岸田氏が低支持率で退任することになり、国民的人気があると勘違いして自民党総裁選で後継に選んだのが石破氏だが、総裁選で大言壮語したものの首相になるや
「変節」
やトーンダウンし、大した政策もなかったことを露呈した。
選挙はこの政策を実現するために力を与えてくださいと訴えて勝つものだが、訴える
「この政策」
がなく、
「政治とカネ」
への防戦一本となった。
当てにした国民的人気も幻で、発足時の内閣支持率は28%(時事通信、2024年10月17日公開)という2000年以降の歴代内閣の最低を記録した。
選挙応援に入る度に票が減ると言われ、自民党支持層まで野党に投票した模様だ。
大惨敗の原因は石破氏の存在が大きい。
不記載議員を原則公認する方針を決めたものの、メディアの批判に圧されて一転して非公認や比例重複なしの
「二重処罰」
にしたが、非公認候補側にも公認と同じ2000万円を振り込んだ。
当選後に追加公認を受けるようにとの狙いだろうが、如何にも場当たり的だった。
これが選挙の最終盤に発覚し報道されたことで
「政治とカネ」
の問題を蒸し返し、
「国民の怒り」
を買って数十議席を減らしたとされる。
判断した森山裕幹事長、小泉進次郎前選対委員長ら執行部の責任は大きい。
■政策無視の「大連立」では
選挙の結果、安倍元首相が第2次政権以来、国政選挙に勝ち続けて築いてきた
「1強」
とも言われた強固な政権基盤はいとも簡単に崩壊した。
過半数割れの
「少数与党」
では政権運営に困難が伴う。
予算案や法案を通すためには野党との協力が必要になる。
当てにしていた国民民主党も日本維新の会も連立政権には加わらない方針だ。
益々野党の主張に歩み寄らざるを得ない。
首相は続投を表明した記者会見で野党の政策を取り入れるとも述べた。
これでは事実上の与野党の
「大連立」
だ。
野党の影響力が大きくなって懸念されるのは安全保障や経済だ。
台湾有事や朝鮮半島有事の危険が迫り、石破氏は否応なく、
「戦時下の首相」
となる可能性もある。
集団的自衛権の限定行使にさえ否定的な軍事音痴の野党第一党との協力で国民の生命を守れるのか。
間もなく選出される米国大統領にも対応できるのか。
財務省の意向に沿うべく積極財政の否定に向かうことはないか。
経済は低迷しないか。
安定的な皇位継承策の検討もこれまでと反対方向に向かうことはないか。
選択的夫婦別姓もそうだ。
憲法改正は進むのか。
党内野党を余儀なくされている高市早苗氏や旧安倍派の議員は党内政権交代に備えて政策を磨き、発信していってほしい。

悪夢の少数内閣が始まる 総裁選、もし林氏や加藤氏が高市氏に勝てば…党内「分裂」も 自民党再生のため石破さんは辞めた方がいい
2024.10/31 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-TMJ52B5XUJP4VAT5QKSNN6GVEQ/
石破茂首相は2024年11月28日の記者会見で続投する考えを明らかにした。
理由は
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
ということなのだが、
「いや、あなたは国民に信任されなかったので、少しくらい国政が停滞してもいいから誰か別の人に代わってください」
と思う人はいないのだろうか。
仲間の4分の1が落選し、
「勝敗ライン」
の与党過半数を下回った首相がなぜ居座るのか。
ただ、石破首相本人も居座りたくて居座っているのではない。
居座らねばならぬ理由がある。
野党第一党、立憲民主党の議席は大幅増の148議席なのだが、これに日本維新の会の38、国民民主党の28を足しても214で233の過半数には届かず、れいわ新撰組の9、共産党の8を足しても届かない。
つまり、野党だけの連合で政権は取れない。
だから、開票当日夜のテレビ出演で、立憲民主党の野田佳彦代表は、自民党の一部が割れて野党連合に参加することを期待する口ぶりだった。
だが、それは無理なのだ。
党の分裂は自民党も立憲民主党(前身の民主党)も以前経験して酷い目に遭っている。
「分裂だけは損するから、やっちゃダメ」
というのは与野党の共通認識だ。
もし、石破氏が辞めたら自民党は2024年11月11日召集の特別国会での首相指名選挙の前までに新総裁を決めなければならない。
フルスペックの総裁選をやる時間はないので両院議員総会で議員のみの投票で行われる。
本来なら、前回の総裁選で石破氏に惜敗した高市早苗前経済再生相が
「本命」
のはずなのだが、執行部の菅義偉副総裁や森山裕幹事長、更に石破首相誕生の影のキングメーカーである岸田文雄前首相らは気が進まないだろう。
高市氏を応援した人たちの多くが、今回の衆院選で落選している。
もし執行部が林芳正官房長官とか加藤勝信財務相を立てて高市氏に勝つようなことがあったら、党内の
「分断」
は更に進むし、それが
「分裂」
に発展しかねない。
自民党は主流派も非主流派も、絶対に
「分裂」
だけは避けなければいけないことを分かっている。
高市氏や安倍派周辺から
「石破降ろし」
の声が余り上がらないのはそういうわけなのだ。
つまり石破氏はとりあえず今は辞められない。
石破首相が首相指名選挙を乗り切っても
「少数内閣」に
よる予算審議は大変だ。
国民民主党と政策ごとの
「部分連合」
を組み、予算に賛成してもらうために政策をいくつか
「丸呑み」
する必要があるが、大変な作業だ。
最後は
「石破退陣」
を条件に予算成立という局面もあるかもしれない。
悪いことは言わない。
石破首相は退陣して、自民党は新総裁を選び、再スタートした方がいい。
「負けた人」
の下で政党はまとまらないし、先は見えない。
自民党の再生のためにも石破さんは辞めた方がいい。
 (フジテレビ客員解説委員 平井文夫)

<産経抄>居座る石破首相、言行一致の身の処し方を
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-R6DMQT64N5MG7N6B3LUJYMNMZU/
辞書に載る言葉には、業界用語を出自としたものが多い。
「暗転」
はその1つである。
<物事が悪い方に転じること>
は後から加わった意味で、本来は
<舞台を暗くして、幕を下ろさずに場面を変えること>。
つまり芝居用語だ。
▼対義語を
「明転(あかてん)」
という。
<舞台が明るいままで場面を変えること>。
次の場面がすでに出来上がっており、回り舞台ではよく使われる手法である。
ただし
<物事がいい方に転じること>
の意味はなく、採録しない辞書も多いと聞く。
▼先日の総選挙を下敷きにした舞台『国民の審判』は、過半数割れした
「自公の大敗」
編から
「少数与党の悲境」
編へと場面転換しそうだ。
脇を固めた若手選対委員長の降板をよそに、自身は主役に居座り、場面の明転を待つつもりらしい。
続投の意思を示した石破茂首相である。
▼「国民の批判に適切に応え」
ながら職務に当たるという。
与党過半数を勝敗ラインと明言したのは他ならぬ首相で、続投は現政権を否定した選挙結果への答えになっていない。
「国政の停滞は許されない」
との説明も、責任逃れの方便に聞こえる。
▼石破氏と言えば
「ねじれ国会」
を招いた第1次安倍晋三政権時に、安倍氏を舌鋒鋭く責めた姿が忘れ難い。
麻生太郎政権では閣内から事実上の退陣を迫りもした。
過去のご自分を鏡とし、言動にいささかのぶれもない身の処し方を、信を置ける政治家の作法を見せてもらいたい。
▼安全保障、国民生活、災害対応。
どれ1つとして置き去りにできぬ課題で、国政が停滞すれば国民は甚だ迷惑する。
次の場面に移る前に、一案としてこんなト書きを台本に入れてみる。
<ト ここで暗転、主役交代>。
総裁選を行う気力くらい、なければ困る。

<主張>野田氏の支持要請 現実路線なしでは空論だ
社説
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-L4VASTN36ZJOBF4YXY6QB5RHE4/
立憲民主党の野田佳彦代表は、日本維新の会の馬場伸幸代表と会談し、特別国会の首相指名選挙で自身に投票するよう要請した。
議席を大幅に伸ばした野党第一党として、他の野党に協力を呼び掛けること自体は否定しない。
だが、基本的な政策を見ると、立民は政権担当能力を欠いている。
衆院選公約などで掲げた政策では日本の独立と繁栄、国民の命・暮らしを守れまい。
衆院選で勢いづいているとはいえ、野田氏が本気で政権を担うつもりなら、反省と基本政策の現実路線への転換が必要だ。
立民は衆院選で外交・安全保障政策について
「日米同盟が基軸」
とした一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という立場を変えなかった。
反撃能力の保有にも消極的だ。
これでは抑止力が損なわれ、日米同盟は旧民主党政権時のような危機に陥るだろう。
エネルギー政策では
「原発の新増設は認めない」
と宣言し、党綱領では
「原発ゼロ」
の実現を謳う。
脱炭素化や電力の安定供給に逆行している。
国の根幹をなす憲法改正にも後ろ向きだ。
自民党の自衛隊明記案に反対し、国会議員任期延長を含む緊急事態条項の創設も
「必要ない」
としている。
安定的な皇位継承策では、野田氏は
「女性宮家」
の非皇族男子の夫と子の皇族化に拘っている。
これは日本の皇統を断絶させる
「女系天皇」
に繋がる恐ろしい議論だ。
馬場氏は野田氏の要請を持ち帰り、
「大義や具体的な政治改革案がなければ、与することは出来ない」
「やはり政治とカネの問題だ」
と語った。
政治とカネの問題を主軸に交渉するつもりなら、首相指名選挙を履き違えることになる。
政権の舵取り役を決める選挙なのだから、皇室や外交安保、エネルギーなどの基本政策を重視すべきだ。
普通の国会共闘とは次元が違う。
馬場氏は2024年10月27日、立民について
「外交安保やエネルギー、憲法など基本的な政策で党内がまとまっていない」
と批判していたはずだ。
野田氏は共産党の田村智子委員長にも首相指名選挙での協力を求めた。
党綱領に日米安全保障条約の廃棄を記すなど、基本政策が立民以上に非現実的な共産にまで要請したことは間違っている。

首相、衆院選惨敗を党の責任にすり替え 政策を争点としなかった戦略ミスの反省みられず
阿比留瑠比の極言御免
2024/10/31 1:00
https://www.sankei.com/article/20241031-C5A4Z42JZRJN7KN44VVPHMJ76Y/
私事で恐縮だが、筆者が社会部から異動となり、政治部へと着任したのは26年前の平成10年7月12日、参院選の投開票日だった。
その日の深夜か翌未明に、当時の橋本龍太郎首相(自民党総裁)が次のように述べて、敗戦の責任を取って辞任を表明した。
「全てをひっくるめて私自身の責任だ」
「力不足」
「それ以上に言うことはない」
参院選で自民は16議席減らしたが、44議席を獲得した。
しかも参院選は、政権選択選挙と言われる衆院選とは位置付けが異なる。
にもかかわらずの橋本氏の引責辞任に、政治家、なかんずくリーダーの身の処し方、潔さというものを考えさせられたのだった。
一方、安倍晋三元首相は平成19年7月の参院選で大敗しても辞めなかった。
既に各種世論調査で自民劣勢が明らかだった平成19年7月29日の投開票日の数日前、安倍氏は筆者にこう話した。
「小泉さん(純一郎前首相)からも電話がかかってきて
『負けても絶対に辞めるな。参院選に負けても政権が変わるわけではない。いちいち一喜一憂せずにやればいい』
と言われた」
■続投の安倍首相を攻撃
参院選は政権選択選挙ではないのだから、時の首相によってそれぞれの考え方や判断があるのだろう。
ただ、続投を表明した安倍氏に対し、こう激しく攻撃したのが石破茂首相だったことは踏まえておきたい。
「安倍首相は
『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』
と訴えたのに、どう説明するのか」(党総務会)
「安倍首相は
『反省すべきは反省する』
と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」(党代議士会)
石破首相は政権選択選挙である衆院選で惨敗し、与党での過半数も失ったことをどう受け止めるのか。
首相に
「ノー」
を突き付けた民意を無視して続投を決め込み、2024年10月28日の記者会見では次のように党の問題へと摩り替えた。
「自民党は反省が足りないとご叱責を賜った」
「党内の論理、党内の理屈は一切排除し、政治とカネについて抜本的な改革を行っていく」
「党内融和よりも国民のご理解ということの方を私は優先していかねばならないし、党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がったのではないかという反省を、私自身は思っているところだ」
せっかく党総裁選で政策論争に注目が集まっていたのに、衆院選では明確な基準も示さないまま党所属議員を非公認や重複立候補禁止処分とし、自ら政治とカネの問題を争点とした自分自身の戦略ミスや判断の誤りへの反省はない。
あくまで悪いのは他者であると強調し、党内融和には目を向けない。
こんな延々と魔女狩りや内ゲバを続けるような姿勢が、有権者の嫌悪感を誘うことには気づかないのだろう。
ろくに党内もまとめられずに、国民の願いや要望に応えることはできるのか。
■「一瞬は人を動かす」
安倍氏は首相時代の令和2年6月17日、自身の次の首相候補とされた岸田文雄前首相と石破首相とを比較して、筆者に語っていた。
「政治は人を動かすかなりの要素、情熱が大事だ」
「岸田さんは最後は人を動かす所を見せないといけない」
「石破さんは本物ではないけど、一瞬は人を騙して動かす能力がある」
「彼こそ本当の『言うだけ番長』なのだけど」
その言葉通り、総裁選で石破首相は一瞬、所属議員を動かし首相の座に就いた。
石破首相に1票を投じた議員らは、自民の転落をどうみているのか。
(論説委員兼政治部編集委員)

どうなる首相指名選挙 石破首相選出の流れも自民内造反の可能性に懸念
2024/10/30 21:03
https://www.sankei.com/article/20241030-EJ6PX23YLBNK7MYACULWRJYDPM/
来月2024年11月11日に召集予定の特別国会で行われる首相指名選挙は、キャスチングボートを握る国民民主党が立憲民主党の野田佳彦代表に投票しない方向となり、自民党総裁の石破茂首相が選出される流れが強まった。
衆院本会議での1回目の投票では、ほとんどの議員が所属政党の党首に投じるとみられ、誰も投票総数の過半数を獲得できない見通し。
石破首相と野田氏の2人による決選投票が行われる公算が大きい。
衆院の過半数は233議席。決選投票は自民、公明両党(計215議席)が支持する石破首相、共産党も投票を前向きに検討している立民の野田氏(立民と共産で計156議席)の2人が他党票の取り込みを狙う。
ただ、
「票田」と
なる日本維新の会(38議席)の馬場伸幸代表は2024年10月29日のBSフジ番組で
「どちらかに軍配を上げることはできない」
と語った。
国民民主(28議席)の玉木雄一郎代表も2024年10月30日の党会合で、決選投票でも玉木氏自身に投票する方針を説明した。
両党とも来年2025年夏に参院選を控える中、
「野合」
批判を避け、独自性をアピールする必要がある。
首相対野田氏の決選投票で投票用紙に
「馬場」
「玉木」
と書けば無効票となり、自公勢力が立共勢力を上回り、首相の勝利が有力だ。
ただ、馬場氏は2024年10月30日、記者団に、立民と政治改革に関する協議を行うと述べた上で、野田氏に投票する可能性について
「これからの協議の中身(次第)だ」
と完全に排除はしなかった。
また、自民内の一部には、衆院選で与党過半数割れとなった責任を首相が取って退陣すべきだとの声もある。
首相周辺は、首相指名選挙の投票を棄権する自民議員が出る事態を警戒している。
このため、現時点で可能性は低いものの、野党の大連合が成立したり、自民内の造反によって野田政権が誕生したりする可能性もゼロとは言えない。

石破首相「辞任必要ない」65・7% 内閣支持率は32・1%に急落 共同調査
世論調査
2024/10/29 18:30
https://www.sankei.com/article/20241029-A5DPYG3NWBMV3CYK7CDXWCWATE/
衆院選の結果を受けて共同通信社は2024年10月28、29の両日、全国緊急電話世論調査を実施した。
石破内閣の支持率は32・1%で、内閣発足に伴う2024年10月1、2両日調査の50・7%から18・6ポイント下落した。
不支持率は52・2%。
与党過半数割れとなった自民、公明両党の連立政権継続を望むとしたのは38・4%で、望まないが53・0%だった。
自民の派閥パーティー収入不記載事件に関与し、当選した議員を要職に起用することに79・2%が反対し、賛成は16・3%だった。
望ましい政権の枠組みは
「政界再編による新たな枠組み」
が31・5%と最多で、自公の少数与党政権は18・1%。
一方、石破茂首相が過半数割れの責任を取り辞任すべきだとの回答は28・6%にとどまり、辞任は必要ないが65・7%だった。
自民の議席減に不記載の影響があったと思うとの答えは91・4%。
選挙結果で
「政治とカネ」
問題が根絶に向かうとの見方は23・9%で、向かわないが72・5%を占めた。

少数与党希望は自民支持層の4割 今後の政権枠組み、無党派層は「政界再編」が最多
世論調査
2024/10/29 18:53
https://www.sankei.com/article/20241029-5BJVP5UYLZLVTLY4M4STSCXYYA/
衆院選の結果を受けて共同通信社が2024年10月28、29の両日に行った全国緊急電話世論調査で、今後の望ましい政権枠組みを政党支持層別に見ると、自民党支持層では
「自民、公明両党による少数与党政権」
が最多の39・8%だったものの過半数に届かなかった。
次いで多いのが
「自公に日本維新の会などを加えた政権」
の28・2%で、一部野党と連携してでも政権の安定化を望む意向がにじんだ。
公明支持層では、自公の少数与党政権が50・9%と過半数に上った。
立憲民主党支持層と共産党支持層は
「立民を中心とした多くの野党による政権」
が最も多く、それぞれ61・7%と59・1%。
維新支持層は
「自公と維新など」
が最多の40・5%だった。
「支持する政党はない」
とした無党派層は
「政界再編による新たな枠組みの政権」
が最多で42・4%。
国民民主党支持層の48・2%、れいわ新選組支持層の55・3%も政界再編を希望した。

自民内から「石破おろし」の声相次ぐ 首相、国民民主と連携に活路 立民も多数派工作
2024/10/28 21:20
https://www.sankei.com/article/20241028-FHBW6MW5XNNW7EZEDBSSZMWDAQ/?outputType=theme_election2024
自民、公明両党で過半数割れの大敗を喫した衆院選の翌2024年10月28日、自民内では石破茂首相(自民総裁)の責任論が相次いだ。
それでも続投を表明した首相は、躍進した国民民主党との連携強化で打開を図る。
だが、国民民主は連立入りを否定。
首相は同党の政策を取り入れて協力関係を築きたい考えだが、予算案や法案ごとに賛成を求めることになれば政権運営が不安定化するのは必至だ。
■目に見える変化が肝要
首相は2024年10月28日の記者会見で
「『自民党は目に見えて変わったね』と実感して頂くことが肝要だ」
と述べ、政策活動費の廃止などを表明した。
自身が辞任するのではなく、衆院選の敗因は自民の改革姿勢の甘さにあると定義し、踏み込んだ改革案を打ち出すことで敗北の責任を取る−という筋書きと言える。
ただ、そんな思惑とは裏腹に、党内では
「石破降ろし」
が始まった。
「自民党石破政権への信を問うてこの結果、ということを軽視しすぎではないのか」。
小野田紀美参院議員は2024年10月28日、自身のSNSで、小泉進次郎選対委員長の辞任だけでは不十分との認識を示した。
山田宏参院議員もSNSに
「選対委員長の辞任で済む話ではない」
と投稿した。
小林鷹之元経済安全保障担当相も党幹部の責任論に言及する。
3氏とも、党内の
「反石破」
勢力から旗頭として期待される高市早苗前経済安保担当相に近い。
■党内論理より国民理解を
党内の反発について、首相は
「等閑視するつもりは全くない」
と語る一方、
「党内融和よりも国民の理解を優先していかねばならない」
「党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がった」
と持論を述べた。
首相の念頭にあるのが、勢力を4倍に増やした国民民主との連携だ。
「議席を大きく伸ばした党がある」
「どのような主張に国民が共感、共鳴したのか」
「取り入れるべきは取り入れることに躊躇があってはならない」。
首相が記者会見でこう語ると、同席した森山裕幹事長は何度も頷いた。
森山氏は他党との交渉の中心的役割を担うだけに、政権継続のためには
「辞めさせられない」(別の党幹部)。
ただ、国民民主の玉木雄一郎代表は2024年10月28日、支援組織・連合の芳野友子会長に、自公連立政権に参画しない考えを伝えた。
国民民主は、自民に43議席差まで迫った立憲民主党からも触手を伸ばされている。
立民は同日2024年10月28日の執行役員会で、特別国会の首相指名選挙で、野田佳彦代表に投票するよう野党各党に協力を求める方針を確認した。
■政権への協力は十分ある
野田氏は記者団に、一部野党が石破政権に協力する可能性は
「十分ある」
と指摘。
「注意深く見ながら、こちら(野党側)のチームをどう作っていくかに心を砕きたい」
と述べ、過半数割れした自公による野党勢力の切り崩しを警戒した。
焦りの裏返しか、他党との交渉に関し
「誠意のある対話」
というフレーズを何度も口にした。
もっとも国民民主は、野田氏への投票要請も受け入れない考えだ。
首相指名選挙は1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人の決選投票を行う。
首相と野田氏の一騎打ちになる公算が大きいが、玉木氏は2024年10月28日の民放番組で
「無効となっても玉木と書く」
と述べた。
榛葉賀津也幹事長も同日、連合傘下の産業別労働組合(産別)に、こうした方針を伝えており、立民の多数派工作も最初から躓きそうだ。

政治空白、許されぬ…政治部長・小川聡
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50036/
長期政権のぬるま湯に浸かり、有権者の意識とかけ離れた
「党の論理」
を捨て切れない自民党に、厳しい審判が下った。
これまでの自民党政治家と違う感覚で政権を運営するのではとの石破首相への期待は、瞬く間に失望に変わった。
予算委員会なしでの衆院解散や、政治資金問題に関わった前議員らの公認問題と2000万円の活動費支給を巡る対応などで、総裁選で掲げた
「国民の納得と共感」
よりも自民党の事情と都合を優先する姿勢が露呈し、国民の怒りの火に油を注いだ。
立憲民主党は、3年前2021年の衆院選を教訓に、自民党にお灸を据えようと考える中道保守層の投票の受け皿になった。
野田代表が、
「原発ゼロ」
をはじめとした非現実的な安全保障・エネルギー政策を封印し、共産党との連携に距離を置いたことが奏功したと言えよう。
立民は選挙戦で、
「政治とカネ」
問題への批判に注力し、景気対策や社会保障などの具体策を論じる機会は少なかった。
「敵失」
で議席を伸ばした面が大きく、自らの政策・主張が全面的に支持を集めたという過信は禁物だ。
日本を取り巻く環境は国内外で厳しさを増しており、一刻の猶予も許されない。
経済停滞や社会保障・財政の不安、自然災害への対応などを急がなくてはならない。
北朝鮮や中国による軍事的威圧や威嚇、一方的な現状変更や侵略の脅威に直面し、日本の主権や平和、繁栄を維持できるかどうかの岐路にある。
与党の過半数割れにより、当面、政権が弱体化することは避けられまい。
各党は、政局を優先して分断を加速させるのではなく、 真摯な議論を通じて現実的に答えを出していくことが不可欠だ。
内外の有事を前に、政治空白を作ってはならない。

衆院選、全議席が確定 自民191、立民148、維新38、国民28、公明24、れいわ9
2024/10/28 4:05
https://www.sankei.com/article/20241028-PRREEDNFJRJSFA344HTTAVVAPQ/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選は2024年10月28日未明、比例代表東北ブロックで立憲民主党が最終議席を確保し、全465議席が確定した。
各党の獲得議席は、自民191、立民148、維新38、公明24、共産8、国民28、れいわ9、社民1、参政3、政治団体の日本保守党3、無所属12で確定した。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c94

コメント [政治・選挙・NHK295] なし崩しで幕引きへ 自公国の政策協議は裏金からの目くらまし(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 秘密のアッコちゃん[944] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 06:41:21 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[509]
<■1596行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
選択的夫婦別姓制度には断固反対だ。

立憲民主の野田代表「選択的夫婦別姓の実現が狙い」、衆院法務委員長ポスト確保
2024/11/8 23:26
https://www.sankei.com/article/20241108-4DYXZXLZN5KD7NKNCCJ4PQ5R7Q/
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月8日、党のX(旧ツイッター)の動画で、衆院法務委員長のポストを確保したのは選択的夫婦別姓の実現が狙いだと明らかにした。
「野党は協力できると思うし、公明党も多分賛成だ」
「自民党を揺さぶるには非常に効果的な委員会だ」
と語った。
立民は、選択的夫婦別姓を審議する法務委員会の委員長ポストをどうしても獲得したかったため、常任委員長の割り当てを減らしたと説明。
「ぜひ採決まで持ち込みたい」
「楽しみにしてほしい」
と予告した。

衆院議長に自民額賀氏、副議長は立民玄葉氏 常任委員長ポストは与党10、野党7で確定
2024/11/8 13:46
https://www.sankei.com/article/20241108-MSJTCVDPVNL5RLCQDWU7S5ACE4/
衆院は2024年11月8日、各派協議会を国会内で開き、議長に再選となる自民党の額賀福志郎氏、副議長に立憲民主党の玄葉光一郎氏を推す方針を確認した。
特別国会召集日の2024年11月11日に本会議で選出される。
与野党は会期を2024年11月14日までの4日間とし、2024年11月11日に首相指名選挙を実施する日程でも合意した。
衆院選での与党過半数割れを受けて17ある常任委員長ポストの配分を見直し、与党10、野党7で確定した。
予算案を審議する予算委員会の委員長は立民に割り当て、本会議の日程や議事を決める議院運営委員長は自民が引き続き担う。
衆院選前は自民が13の委員長ポストを占めていた。
当初は与党9、野党8で調整していたが、立民が2つを手放す代わりに法務委員長ポストを得た。
選択的夫婦別姓の導入に関する議論を促進する狙いがある。
憲法審査会の会長ポストは野党に割り当てた。
立民が確保する。
自民などが目指す憲法改正に向けた議論に影響が出る可能性がある。

高橋洋一「日本の解き方」
衆院選「漁夫の利」で議席大幅増、野田立民への不安 政策は増税と引き締め路線、実行すれば失業者が多発する
2024.10/30 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241030-VOULLRI2FZLU3PKFXVAAN4MGSM/
立憲民主党が衆院選で議席を大幅に増やした。
今後、国内政策や外交、経済にどんな影響が出るだろうか。
衆院選では、
「人気が高い」
と思われていた石破茂首相が、発言のブレや解決済みの
「政治とカネ」
を蒸し返す戦術ミスなどで火だるまになった。
そこで漁夫の利を得たのが野党第一党の立憲民主党だった。
今回の選挙戦は、争点が
「政治とカネ」
の問題に終始し、経済政策や外交・安保に割く時間が少なかった。
そもそも首相就任から、衆院選までの期間も短かったので、政策論は生煮えだった。
相対的に浮上した立憲民主党だが、その政策は、とても褒められたものではない。
本コラムでも指摘したが、野田佳彦代表は、金融所得課税の強化や法人税の引き上げもあり得ると述べた。
金融政策についての見解もひどく、日銀の物価安定目標を
「2%」
から
「0%超」
に変更するとしている。
インフレ率が0〜2%なら、失業率が最低水準であるNAIRU(インフレを加速しない失業率)を示す2%台半ばをかなり上回ってしまう。
恐らく120万人くらいの職が失われるだろう。
また、低いインフレ率だと、名目賃金上昇率がインフレ率を下回ることもしばしばある。
このため実質賃金の上昇率がマイナスになりがちだ。
「最低賃金1500円以上」
も掲げているが、これが無理筋なのは本コラムで何度も書いている。
こうしてみると、立憲民主党の政策は、かなり石破政権と似ている。
率直に言えば、石破自民と野田立民の政策が接近している。
選択的夫婦別姓や原発に依存しない社会の実現、日米同盟が外交安保の基軸だとしつつ、安全保障関連法に関しては違憲部分の廃止を掲げ、外交や安全保障は、極端に180度すぐ変えることは出来ないとし、現状維持を滲ませている。
このように、左傾化している石破政権と、右傾化した野田立民は、政策が驚くほど似ている。
もし、石破政権が今後も続くのであれば、大連立もあり得るかもしれない。
そうであれば、野田立民の政策はかなり実現するだろう。
しかし、衆院選で石破政権が自滅したので、自民党内の政治力学からいって、石破政権がこのまま継続するというのはなかなか考えにくい。
政治は一寸先は闇なので、どのような政界再編が待っているのか予測するのは困難だ。
石破政権が生き残りのために、敢えて野田立民との大連立を仕掛けてくる可能性もゼロではない。
いずれにしても、野田立民の衆院選後の影響力は、政界再編の枠組みによって異なってくる。
石破政権が潰れれば大連立はないとみられるが、その場合でも与党の議席は少ないので衆議院選で一定の議席を得た立憲民主党の影響力は間違いなく増すだろう。
今回の衆院選は、左派の石破自民にお灸を据えるために、右傾化した野田立民に投票したという面があるのではないか。 
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

選択的夫婦別姓「国民の理解を」 三原じゅん子男女共同参画担当相
2024/11/1 16:40
https://www.sankei.com/article/20241101-S5WZR6GNFBNGPABRN2WABUZFB4/
三原じゅん子男女共同参画担当相は2024年11月1日の記者会見で、国連の女性差別撤廃委員会が導入を勧告した選択的夫婦別姓制度について
「今の制度を否定するものではなく、国民の理解が深まるよう情報提供を行いたい」
「引き続き議論を後押ししたい」
と述べた。
三原氏は、選択的夫婦別姓制度は
「夫婦が同一の氏を称することを望む場合には、現在と同様に、夫婦が同氏を称することを認める制度だ」
と改めて説明。
「(夫婦同姓の強制により)各方面から指摘されている不便さや不都合への対応などを検討する」
とも語った。

<主張>皇位継承への干渉 政府は国連の暴挙許すな
社説
2024/11/1 5:00
https://www.sankei.com/article/20241101-VOPXN7QVPNKBZFEQF3CGTN3BRU/
国連の女性差別撤廃委員会が、日本の皇位が男性皇族によって継承されているのは女性差別撤廃条約と相容れないとして、皇室典範改正を勧告した。
日本の女性政策に関する最終見解に盛り込んだ。
この勧告に法的拘束力はない。
主権国家における君主の位の継承は国の基本に関わる。
国外勢力が決して容喙(ようかい)してはならない事柄だ。
「女性差別」
と関連付けた勧告は誤りと悪意に満ちた内政干渉であるのに加え、日本国民が敬愛する天皇への誤解や偏見を内外に広める暴挙で断じて容認できない。
林芳正官房長官は会見で
「大変遺憾だ」
「委員会に強く抗議すると共に削除を申し入れた」
と語った。
林氏は、皇位継承の資格は基本的人権に含まれず、条約第1条の女子への差別に該当しないと政府が説明してきたにもかかわらず、委員会が勧告したことを明らかにした。
抗議と削除要請は当然だが、それだけでは不十分だ。
削除に至らなければ、国連への資金拠出の停止・凍結に踏み切ってもらいたい。
条約脱退も検討すべきである。
委員会は国連総会が採択した女性差別撤廃条約により設けられ、弁護士や学者、女性団体代表ら23人の委員が締約国の女性政策への勧告を行っている。
ローマ教皇には男性が就くが、バチカン市国は締約国でないため勧告対象から外れている。
委員会が日本の皇室を理解していないのは明らかだ。
男系男子による継承は皇位の正統性に直結している。
この継承原則が非皇族による皇位簒奪(さんだつ)を妨げてきた意義は大きい。
また、一般男性は皇族になれないが、一般女性は婚姻により皇族になれる点からも、女性差別との決めつけが如何に不当か分かるはずだ。
歴史や伝統が異なる他国と比べるのも論外である。
委員会は2016年にも皇室典範改正を最終見解に盛り込もうとしたが、日本政府の強い抗議で削除した。
今回そう出来なかった点を政府は猛省し、対策を講じてもらいたい。
最終見解では、夫婦同姓を定めた日本の民法も
「差別的な規定」
とし、選択的夫婦別姓の導入を勧告した。
これも日本の文化や慣習に無理解かつ傲慢な内政干渉という他なく、女性差別という誤った文脈で語られるのは許されざることだ。

家族観揺るがす「選択的」夫婦別姓 ファミリーネームを守ろう
風を読む 論説副委員長・川瀬弘至
2024/10/26 10:00
https://www.sankei.com/article/20241026-2UX5TUHXUFNMRL43R474FGD3TM/
国連の女性差別撤廃委員会が2024年10月中旬、日本の女性政策に関する会合を開き、選択的夫婦別姓などについて審査した。
近く最終見解をまとめ、日本に法改正などを勧告する可能性が高いという。
内政干渉であり、余計なお世話だと言いたいところだが、今回の衆院選でも選択的夫婦別姓の導入を訴える候補者は多い。
選挙後の国会で焦点となるのは必至だろう。
だが、
「選択的」
という言葉に誤魔化されてはならない。
導入派は夫婦同姓の現行制度を、女性差別だと主張しているからだ。
現行でも夫か妻の姓を
「選択」
できる。
にもかかわらず女性差別になるなら、同姓を
「選択」
しても女性差別と言われかねない。
もしも選択的夫婦別姓が導入されればどうなるか。
別姓を
「選択」
せよと、社会的圧力が確実に増す。
ファミリーネームが喪失し、子供の姓もバラバラになる。
家族の一体性という、日本人の倫理観の根底にあるものが崩れてしまうのだ。
政府は、現行制度のまま旧姓の
「通称使用」
拡大を進め、住民票や運転免許証、パスポートなどに旧姓を併記できるようにしてきたが、抜本的な解決策ではないと批判する別姓論者の鼻息は荒い。
この問題に詳しい弁護士の高池勝彦氏によれば、現行制度を合憲としてきた最高裁の判断が覆り、通称拡大でも違憲となる恐れがあるという。
そうなれば万事休すだ。
選択的夫婦別姓を回避し、家族の一体性を守る策はないか。
「1つある」
と、高池氏は言う。
「婚前氏(こんぜんし)続称制度」
を新設するのである。
結婚する際に旧姓(婚前氏)の使用継続を届け出れば、戸籍にその旨を記し、公的にも使用できるようにする案だ。
ただし戸籍上の
「氏」
は夫婦同じで、別姓ではない。
子供の学校行事などはファミリーネームで、仕事は旧姓でと、使い分けることができるように民法を改正するのである。
婚前氏続称制度の新設は、数年前から稲田朋美元防衛相が提唱している。
稲田氏はLGBT法推進などで保守派の反感を買い、この案も保守派には余り浸透していないようだが、検討する価値はあるだろう。
このままではファミリーネームを守れないと、保守派は肝に銘じたい。

自民党総裁選の失敗…なぜ「夫婦別姓」だったのか 阿比留瑠比
正論10月号 「政界なんだかなあ」
2024/10/2 7:00
https://www.sankei.com/article/20241002-UZSDGX2IWZFGXM6JFOTIFZEOHU/?outputType=theme_monthly-seiron
今回の自民党総裁選で、1つの争点として再浮上した問題が、選択的夫婦別姓を認めるか否かだった。
私は元々こうした家族や性の在り方といった心に関する問題に、政治が介入するのは極めて慎重であるべきだと考えるが、次期衆院選が近い現在、わざわざこの問題を持ち出すのは政治的にも下手なやり方だと感じた。
私は本誌の令和5年4月号で、安倍晋三元首相がこの問題と政治家の
「大局観」
について、次のように話したエピソードを紹介したのでその部分を再掲する。
《建前とはいえ保守政党を名乗る自民党が、時代の流れだからとばかりに安易にリベラル派に同調することは、政治的にも愚策ではないか。
安倍氏は嘆いていた。
「LGBT問題や夫婦別姓に関しては、野党側ははなから一枚岩なんだから、自民党が揉めている姿を晒しても野党を利するだけではないか」
「そういう大局を見渡せる政治家が今は少ない」
活動家たちは、自民党議員が自分たちの意見を取り入れたら拍手喝采はするだろうが、決して自民党には投票しない。
「多様性を巡る象徴的なテーマである選択的夫婦別姓を認める決断をすれば自民党は道が開けるのではないか」
小泉進次郎元環境相は神奈川新聞のインタビューでこう述べていたが、これこそ典型的な勘違いだと言える。
左にウイングを延ばしてもそこに票田はない。
選択的夫婦別姓もまた、別姓を選んだ夫婦と同姓を選んだ夫婦との間で心理的な断絶を生みかねない。
安倍氏は岸田文雄首相について、こう語っていた。
「岸田さんはそうリベラルではないんだ」
「以前、夫婦別姓の議論が高まった時に『(片方の親とは別姓になる)子供の視点が全然ない』と話していた」》
それから僅か1年半後、小泉氏は選択的夫婦別姓を主要政策の1つに掲げて総裁選に出馬した。
恐れていた通りに事態が進展したのである。
リベラル政策を推進する一部自民党議員の頑迷さには、ほとほと手を焼く。
自民党がLGBT法や選択的夫婦別姓問題で立憲民主党など野党と同じか近いスタンスを取るならば、自民党の存在意義自体が問われることになるのが、どうして分からないのか。
■基本的な事実誤認
小泉氏は9月6日の出馬表明記者会見で、
「多様な人生」
「多様な選択肢」
を掲げて明言した。
「経済界も早急な対応を求めている」
「最近の世論調査を見れば、選択制であれば別姓という選択肢を認めてよいのではないかという意見が増えている」
「1人1人の願いを聞かず議論を続けて30年」
「もう議論ではなく決着をつける時ではないだろうか」
「私が首相になったら選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出し、国民的な議論を進める」
「(1年以内に)30年以上議論を続けてきたこの問題に決着をつけ、1人1人の人生の選択肢を広げる」
「党議拘束をかけずに、この法案の採決に挑む」
「旧姓使用で対応可能なのではないかという声は、私も承知している」
「ただ、多くの金融機関では旧姓で銀行口座やクレジットカードを作ることはできない」
「そして、不動産登記ができない」
「契約書のサインも認められない場合がある」
「研究者については、論文や特許の取得時に戸籍上の氏名を用いる必要があって、旧姓は利用できないということだ」
この小泉氏の言葉に対しては、やはり総裁選に出馬していた高市早苗経済安全保障担当相がこう事実誤認を指摘し、話題となった。
「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓では)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」
更に、高市氏の指摘に関して自民の長尾たかし前衆院議員がX(旧ツイッター)で、こんな補足をしていた。
「小泉氏は法改正されていることを知らなかった」
「因みに銀行口座も金融庁からの通知で順次作れるように移行されているのに作れないと説明していました」
「間違って作られた経団連の資料をそのまま説明したからです」
そこで、経団連が6月に公表した選択的夫婦別姓の実現を求める提言
「選択肢のある社会の実現を目指して」
を見ると、
「ビジネスの現場における通称利用の弊害が生じる場面(例)」
として、確かに
「口座やクレジットカードの作成時」
「不動産登記を行う時」
「研究者は、論文や特許取得時に戸籍上の氏名が必須」
などと書かれていた。
小泉氏は選択的夫婦別姓の推進理由について
「経済界も早急な対応を求めている」
と話しており、やはり経団連の提言を見たのであろう。
9月10日に行われた立憲民主党の4人の立候補者と党所属女性議員との討論会でも、4人全員が選択的夫婦別姓に賛意を示した他、そのうちの1人である野田佳彦元首相がこう述べていた。
「経団連も早期実現を主張するようになった」
「チャンスを逃してはいけない」
更に、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(7月14日号)も1面トップ記事で
「経団連本部訪ねて聞いてみた 選択的夫婦別姓」
と大きく取り上げている。
間違いを流布した経団連の罪は重く、結果的に小泉氏に恥をかかせたことになる。
実際には、高市氏らが指摘したように事実関係は以下の通りである。
一、今年4月から「旧姓併記」での不動産登記が可能。
一、令和3年10から「旧姓併記」での特許申請が可能。
一、全国の6割の銀行や信用金庫で旧姓名義の口座開設が可能。
一、世界で1000万人が利用するORCID(オーキッド)システムへの登録により、「旧姓」や「別名」でも論文発表が可能。
つまり、経団連や小泉氏がいう旧姓(通称)使用による不便さの多くは既に解消されているか、徐々に解消へ向かうかしているというわけである。
■子供への配慮がない
また、小泉氏は
「議論を続けて30年」
になるから決着を着けると言うが、30年も決着が着かなかったのにはそれだけの理由があるからだろう。
人の心や家族の問題を、何でも簡単にぶった切ればいいというものではない。
この点について今回の総裁選で注目すべき論点を挙げたのが上川陽子外相だった。
上川氏は9月14日の日本記者クラブ主催の討論会で、選択的夫婦別姓には
「個人的には賛成」
だとしつつ、次のように慎重論を説いていた。
「社会が分断をしてしまう」
「深い分断に陥る危険性、リスクについては、しっかりと納得をしていくプロセス、これを更に深めていく必要があるのではないか」
「こういった1つの事柄で社会全体が分断をしてしまうような案件を賛成反対、更には分断をしてしまうのではないかという状態を残したまま、決定してしまうということは、日本の国の力を削ぐことにも繋がりかねない」
これは冒頭に紹介した安倍氏の言葉にも通じる所があり、的を射ている。
実際、選択的夫婦別姓問題が浮上する度に自民党は分断を繰り返してきた。
それが法案を提出して採決となれば、日本社会全体に対立の構図を新たに作ることになってしまう。
もしこれが成立し、施行されれば夫婦同姓を選ぶか、別姓を選ぶかという対立軸も生まれる。
別姓を選んだら民主的・進歩的で、同姓派は守旧派呼ばわりされる場面も出てきそうである。
家同士、親族同士の対立も容易に想定できる。
夫婦別姓となれば、必然的に片方の親とは別姓になる他、制度の組み立て方によっては兄弟で別姓ということもあり得るが、それを子供がどう受け止めるという問題も重要である。
また、安倍氏が岸田氏の言葉として紹介した
「子供の視点が全然ない」
のが、これまでの夫婦別姓論議だったが、今回の総裁選でそこを小林鷹之元経済安保担当相が指摘したのも良かった。
9月15日の討論会ではこう語った。
「令和3年に内閣府がやったアンケートに、調査によってもその同姓を維持すべき方と、同姓を維持しつつ旧姓の通称使用を法制化するという方、これが4割ぐらいいる」
「そこを合わせると7割いる」
「そういうまだコンセンサスが形成されてない中で、早急にばんと決断するということは、政治の在り方として適切ではない」
「重要なのは大人の選択の権利を認めるにしても、生まれてくる子供たちの視点を、私たち政治家は無視してはいけない」
「家族、兄弟姉妹の中で姓が異なる家庭が出てくる可能性がある以上、そうした子供たちの視点にも立って慎重にコンセンサスを丁寧に粘り強く作っていくのが政治の本質だ」
この当事者である子供の視点に関する議論が、これまで政治家の公の場での議論やマスコミで取り上げられることはほとんどなかった。
経団連のような経済合理性だけで割り切れる話ではそもそもないのである。
■思考の深さが見える
ちなみに小林氏が挙げた内閣府の調査
「家族の法制に関する世論調査」
では、選択的夫婦別姓制度導入を求める回答は28.9%にとどまっている。
一方、
「夫婦同姓制度を維持した方がよい」(27.0%)

「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」(42.2%)
で、夫婦同姓制度の維持派が7割近くに達する。
夫婦の姓が異なることでの子供への影響に関しては、
「好ましくない影響があると思う」が69.0%で、
「影響はないと思う」は30.3%にとどまる。
今回の総裁選に当たり、読売新聞が9月13日から15日まで実施した世論調査でも、夫婦の名字に関し同様の傾向が表れている。
それによると、
「夫婦は同じ名字とする制度を維持しつつ、通称として結婚前の名字を使える機会を拡大する」(47%)

「夫婦は同じ名字とする今の制度を維持する」(20%)
を合計すると67%で7割近くとなる。
「法律を改正して、選択的夫婦別姓制度を導入する」は28%
と、内閣府の調査と符合する。
小泉氏が出馬表明記者会見で述べた
「最近の世論調査」
とは何を指すのだろうか。
しかも子供に対して直接意見を聴いた世論調査は寡聞にしてほとんど知らないし、見当たらない。
このこと自体が、これまでの選択的夫婦別姓論議の根本的な偏りを示しているといえよう。
ただ、NHK放送文化研究所が令和4年に実施した調査(1183人回答)の
「中学生・高校生の生活と意識調査」
を見ると、別姓に関する設問が一問だけあり、こんな問いがあった。
「結婚後、名字をどのようにしたいか」
これに対する回答で一番多かったのは
「自分の名字でも、相手の名字でも、どちらでも構わない」
で58.7%に上り、姓への拘りの薄さを示している。
「自分の名字を、相手の名字に変えたい」
という積極的な改姓派も14.8%いた。
その一方で、夫婦別姓を求める
「自分も相手も、名字を変えずにそのままでいたい」
は僅か7.0%にとどまっていたのである。
そんな子供らが、果たして
「片親別姓」

「兄弟別姓」
を望むだろうか。
わざわざ日本からファミリーネームを消し去ることに何の意味があるのだろうか。
高市氏は既に平成14年と令和2年の2度に渡り、党法務部会に
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を提出している。
これを成立させれば、国、地方公共団体、事業者などに通称使用のための
「必要な措置」
を講ずる責務があるとの法的根拠が生まれる。
また、総裁選立候補者の加藤勝信元官房長官も産経新聞のインタビューにこう答えている。
「『旧姓続称制度』を提案した」
「法律に旧姓使用を書き込むことで政府の様々な手続きで『旧姓でよい』という形にする」
「家族制度の基本はしっかり守り、今ある不都合を解消していく」
旗色が悪くなったと感じたのか、小泉氏は9月15日には産経新聞のインタビューで、高市氏が求める旧姓の通称使用法案も同時に国会で採決する可能性も排除しない考えを示した。
このままでは自民党議員、党員の中に少なくない選択的夫婦別姓反対・慎重派の票が逃げるとみたのだろうが場当たり的である。
それぞれの候補が、物事をどれくらい考えているかが分かる総裁選でもあった。
(月刊「正論」11月号から)
あびる・るい

<正論>自由主義からの「夫婦別姓」反対 
青山学院大学教授・福井義高
2024/9/20 8:00
https://www.sankei.com/article/20240920-VE7CYZ4YORI6LLBAB6DFBHQXSM/
■本来のリベラルの立場から
自民党総裁選でにわかに争点化された選択的夫婦別姓を巡っては、導入賛成のリベラルと同姓維持を求める保守の対立という構図で語られるのが通例である。
しかし、ここでは、夫婦同姓は日本国憲法の思想的基盤でもある古典的自由主義即ち本来のリベラルの立場からも支持できるものであることを示す。
何かと国家(ステート)を利用して自らの主張を実現しようとする今日、リベラルと呼ばれる人たちと異なり、本来のリベラルは国家に懐疑的であり、特定の設計図に基づいて社会を改造しようとすることは、人知を超えた傲慢とみなす。
我々の予測能力は極めて限定的であり、新たな制度を導入した場合、意図しない結果が生じることがむしろ常なのである。
現行制度は何かと欠点が目立つ一方、新しい制度はメリットばかりが強調される。
しかし、郵政民営化などと違い、家族に関する制度の変更は、事前には想定できなかった大きなデメリットが明らかになっても後戻りできない。
従って、その変更にはより慎重であるべきで、旧姓の広範な使用など、夫婦同姓を維持したまま柔軟に対応することこそ、本来のリベラルが取るべき道であろう。
異性間であれ同性間であれ、個人の感情の問題に国家が関与すべきではない。
法制度としての結婚は、個人間の愛情を国家が承認するためのものではなく、家族という社会の基本単位を法的に保護し、子供の健全な発達を支えるためのものである。
本来のリベラルは、共同体を維持発展させるための道具に過ぎない国家を相対化し、その暴走を防ぐためにも、個人と国家の間に様々な中間団体が並立することが不可欠と考える。
その中で最重要な存在が核家族なのだ。
尚、家族の在り方が多様化した米国でも、事実婚ではなく正式に結婚した実の両親と一緒に暮らすことが子供の発達に最善というのは、実証研究のコンセンサスとなっている。
■別姓下の究極の女性差別
基本単位を家族ではなく核家族としたのは、あくまで夫婦(両親)と子供で1つの単位であり、祖父母など親類はその外側に位置する2次的な存在だからである。
夫婦別姓の導入は、家制度的発想に基づき、子供の姓を巡って、こうした外側からの介入を促すことになろう。
同じ儒教圏として日中韓台を文化的に同一視する見方があるけれど、夫婦同姓の日本には、日本より遥かに家系を重視する別姓の中韓台で深刻な問題となった究極の女性差別も存在しない。
医療技術の進歩で出生前に性別が分かるようになったため、中韓台では女児に限り中絶することが男女比を大きく歪める(男児過多・女児過少)ほどの規模で行われるようになったのである。
儒教的家族観が一定の影響を持つ日本では、夫婦同姓はむしろ女性の立場を守るとも言える。
進化心理学、行動遺伝学の観点からも、女性を守る家族制度という点が重要である。
とはいえ自らの主張を絶対視しないのが、本来のリベラルの立場である。
夫婦別姓の是非を巡っても同様で、最後は民意に基づき決めるのがあるべき姿であろう。
■エリートの家族観との乖離
議会制民主制においては、直接投票で選ばれる議会を通じた間接的政治決定が原則である。
しかしメディアのみならず、行政や司法を通じたエリートによる価値観の押し付けが顕著な今日、これまでデモクラシーにおける懸念事項とされてきた大衆の暴走ではなく、民意と乖離したエリートの暴走の抑止が重要となってきている。
従って、財政や国防などと違い、イエスかノーかで答えることができる価値観に関わる問題については、国民に直接問うことが望ましい。
今日のエリートと一般国民の価値観の乖離の大きさを示す実例が、2024年3月にEU加盟国であるアイルランドで行われた、家族・子育てに関する条項の憲法改正に伴う国民投票の顚末である。
議会を通過した改正案は大きく3つからなる。
まず結婚に基づく家族を国家の保護対象とするという条項に、結婚に限定せず別の家族の在り方も含める。
また家庭(ホーム)における女性の貢献が不可欠という条項から、女性と家庭という言葉を削除し、家族のメンバーによるケアと書き換える。
そして母親が経済的必要性から家庭での務めを犠牲にすることがないよう国家が配慮するという条項を削除するというものである。
要するに日本とも共通するエリートのコンセンサスである「新しい」家族観の明文化である。
ところが、投票結果は反対が賛成の倍以上となり、民意によって憲法改正は退けられたのだ。
選択的夫婦別姓に限らず、価値観に関わる問題については、賛成反対どちらの立場であっても、国民投票で決めるのであれば、しこりを残すことなく、ほとんどの国民は、その結果に納得するのではなかろうか。

自民総裁選「選択的夫婦別姓より、話すべきことあるはず」 仏紙東京特派員アルノー氏
2024/9/18 11:04
https://www.sankei.com/article/20240918-EOERMIHNK5CJDICIHRLTD4UJGA/
自民党総裁選を知日派の外国人はどう見ているのかー。
フランスの主要紙フィガロの東京特派員、レギス・アルノー氏が産経新聞のインタビューに応じ、
「日本にとって真に重要な問題が議論されていないことに驚く」
と候補者討論に疑問を呈した。
ーー総裁選をどうみる
今の日本が直面する重要問題が全く討議されていないと感じる。
人口減少に伴い、移民受け入れはどうするのか。
秋になっても連日、気温が30度を超える異常気象が続き、エネルギー計画も喫緊の課題となっている。
国民はスーパーで主食のコメが買えずにいるというのに、どうしたことか。
候補者討論では『選択的夫婦別姓』が議題になった。
しかし、誰も戸籍制度をなくすとは言わない。
小手先の改革なら、他に話すことがあるだろう。
衣料品店『ユニクロ』を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が『このままでは日本人は滅びる』というほど、国を取り巻く環境は深刻だ。
■変わり映えしない政治…「以前は違った」
ーー自民党政治については
総裁選は『次の首相』を選ぶ重要な選挙だが、国民は投票できず、まるで水族館の水槽を眺めているように見える。
パリの編集部に記事を売り込んだら、『結果を書けばよい』と言われた。
変わり映えのしない自民党政治に対し、フランスで関心は極めて薄い。
自民党も以前は違った。
2000年代、小泉純一郎首相(当時)は『自民党をぶっ壊す』と言い、公約の郵政改革を進めて国民の支持を集めた。
皇室改革論議も始まり、二階俊博幹事長(同)は女性天皇の容認に踏み込んだ。
現在、小泉進次郎元環境相は党内リベラル派と言われるが、皇位継承の在り方を巡って明確な発言を避ける。
他の候補も同じだ。
批判されるのが怖いのだろうか。
野党は政権奪回の兆しすら見えず、現状ではNGO(非政府組織)と変わらない。
ーー日本の現状をどうみる
新型コロナウイルス流行後、非常に保守的になったと感じる。
内向きになったということだ。
コロナ対策で日本は欧州のように都市封鎖をせず、皆が行動を自制することで乗り切った。
結束の強さは安全な社会を作る一方、異論を嫌う性格を強めた。
民主主義国家なのに、環境保護や女性の権利を声高に訴えると、社会で孤立を強いられる。
移民については門戸を閉ざしたままで、姿勢はフランスの極右に近い。
レギス・アルノー氏
仏紙フィガロ東京特派員。
日仏2カ国語ビジネス誌「フランス・ジャポン・エコー」編集長。
著作は「誰も知らないカルロス・ゴーンの真実」(2020年、共著)など。

選択的夫婦別姓は争点か 銀行、国家資格、パスポート…「不都合な状態」ほぼ解決済み
2024/9/17 14:26
https://www.sankei.com/article/20240917-FMNXIISCNJA3DAR4V52ZK4FYHM/
自民党総裁選に立候補した小泉進次郎元環境相が表明したことによって、一大争点のようにメディアで取り扱われ始めた選択的夫婦別姓制度導入。
小泉氏は
「長年議論して決着がついていない」
と言うが、自民党は過去の国政選挙の公約などでは結婚前の旧姓(戸籍名)使用の幅広い導入を掲げ、実現してきた。
そもそも争点化されるべきテーマなのか。
夫婦別姓をめぐる議論は、働く女性が増えたことで、婚姻後の職場での旧姓呼称や国家資格、免許証などの旧姓使用を認めるべきという考え方からスタートした。
内閣府男女共同参画局が令和6年6月27日付で出した
「各種国家資格、免許等における旧姓使用の現状等について」
によると、2024年5月31日現在、320の国家資格、免許などのうち317で資格取得時から旧姓使用ができる。
残る3資格は
「資格取得後に改姓した場合は旧姓使用ができる」
となっており、旧姓使用ができないものはゼロだ。
マイナンバーカード、運転免許証、パスポートも既に旧姓併記ができるようになっている。
パスポートは
「旧姓/Former surname」
の説明が付記される。
一方、夫婦別姓の導入を呼びかけている経団連が2024年6月に出した資料には
「ビジネスの現場における通称利用の弊害例」
がある。
一部の弊害例に対する現状は次のとおりだ。
【例:多くの金融機関では、ビジネスネームで口座をつくることや、クレジットカードを作ることができない】
多くの金融機関ではできる。
令和4年3月に内閣府と金融庁が金融機関に行った
「旧姓による預金口座開設等に係るアンケート」
によると、銀行の約7割、信用金庫の約6割が、旧姓名義による口座開設と、婚姻などで改姓した場合、既存口座の旧姓名義による取引を認めていると回答した。
信用組合は1割超にとどまっているが、これは
「共同センターのシステムが未対応となっていることなどから」
という。
【例:通称では不動産登記ができない】
2023年の法務省令改正により、旧姓併記でできるようになった。
【例:研究者は論文や特許取得時に戸籍上の氏名が必須であり、キャリアの分断や不利益が生じる】
旧姓での論文執筆はほとんどの研究機関で認められている。
特許出願については旧姓併記が可能になったが、旧姓のみでの出願はできない。
■まずは周知徹底を
一方、2024年8月24日配信の共同通信によると、主要企業111社に実施したアンケートで、選択的夫婦別姓を
「早期に実現すべきだ」との回答は17%、
「将来的には実現するべきだ」は4%
で計21%にとどまった。
「結論を急がず慎重に議論を進めるべきだ」(9%)、
「夫婦同姓を維持した上、通称使用の法制度を設けるべきだ」(3%)
といった回答は計12%で、
67%は「その他・無回答」だった。
経団連が制度導入に前向きであるにもかかわらず、アンケートは傾向が違った。
共同通信も
「個別企業では慎重な姿勢が根強く、無回答も目立つ」
と伝えている。
もっとも、こうした旧姓使用や旧姓併記が完全に周知されているとは言えない。
政府は引き続き周知を行う必要がある。
また、経団連は金融機関をはじめとする会員企業にまずは旧姓併記の対応を促すべきではないのか。
親子間で姓が異なってしまうことも、更に議論が必要だ。
「選択的」
とは、あくまで夫婦の選択であり、生まれてくる子供に選択の余地はないまま
「親子別姓」
「家族別姓」
となる。
婚姻は
「両性の合意に基づく」
と憲法に書かれているとはいえ、別姓をめぐって双方の両親などを巻き込むトラブルに発展するケースもないとは言えないだろう。

<主張>自民総裁選告示 日本を守る政策競い合え 「夫婦別姓」には賛成できない
社説
2024/9/13 5:00
https://www.sankei.com/article/20240913-3EWZIUNIWVKNJGCH5AYNPRJ2LM/
自民党総裁選が告示され、過去最多の9人が立候補した。
多くの派閥が解散を決め、名乗りを上げやすい環境になったことなどが背景にある。
投開票は27日で、岸田文雄首相の後継選びだ。
有権者である自民党の国会議員と党員・党友には、1億2千万人が暮らす日本の舵取り役には誰が最も相応しいかを考え、投票してもらいたい。
目先の人気投票は禁物である。
世界は激動の時代を迎えている。
日本は、反日的で核武装している専制国家の中国とロシア、北朝鮮に囲まれている。
■転換期を担う自覚持て
ロシアが侵略するウクライナ、紛争の絶えない中東を除き日本は世界で最も厳しい安全保障環境にある。
冷戦期の東西対立の最前線は欧州だったが、現代のそれは日本を含む北東アジアである。
先進7カ国(G7)の一員である日本には、自国の防衛に加えて、地域と世界の平和と秩序を守る責務がある。
経済では、成長力強化が急務だ。
「失われた30年」
とされる長期停滞から真に脱却できるかが問われている。
人口減少への対応や持続可能な社会保障制度の改革も待ったなしだ。
候補者は重大な転換期に政権を担う自覚を持ち、志と具体的な政策を語らねばならない。
早期の衆院解散・総選挙が想定されるが、聞こえのよい政策を羅列するだけでは無責任の誹りを免れない。
選挙後の政権運営の構想と実行力こそが重要だ。
今や、誰が首相になっても同じという時代ではない。
安倍晋三元首相は
「自由で開かれたインド太平洋」
構想を世界に提示し、限定的ながら集団的自衛権の行使容認を実現した。
菅義偉前首相は米国と共に
「台湾海峡の平和と安定の重要性」
を打ち出した。
岸田文雄首相は5年間の防衛費43兆円、反撃能力の保有を決め、防衛力の抜本的強化を開始した。
彼らの決断と行動がなければ日本は中国や北朝鮮の脅威、ロシアのウクライナ侵略を前に立ち往生していただろう。
候補者は岸田氏が語った
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」
という危機感を共有し、安倍氏以来の外交安保政策の確実な継承と発展を約束すべきである。
高市早苗経済安全保障担当相が提案した内閣情報局、内閣情報会議創設は日本と国民の安全を高めるだろう。
台湾有事は令和9(2027)年までにあるかもしれないと懸念されている。
抑止力と対処力向上へ残された時間は短く、理念的な法改正に走っている余裕はない。
米国との同盟や有志国との協力を強めつつ、地に足の着いた防衛、国民保護策を推進すべきである。
一方で、千年、二千年の視野で日本を守るため、安定的な皇位の継承策を整えたい。
岸田内閣は、男系男子による継承を堅持する内容の報告書を国会へ提示した。
自民は報告書に賛同している。
男系(父系)継承を一度の例外もなく貫いてきた皇統を守らねばならない。
■男系継承の皇統を守れ
憲法改正は自民の党是だ。
自衛隊明記や緊急事態条項創設などをいつまでに実現したいかを語ってほしい。
首相になっても憲法改正を論ずるのは何の問題もない。
公明など他党を説得していく決意も披露すべきだ。
北朝鮮による拉致被害者全員救出の強い決意を示すことが求められよう。
争点の1つに選択的夫婦別姓導入の是非がある。
家族や社会の有り様に関わる問題だ。
国民的合意を欠いたまま結論を急げば、社会に分断を招く。
選択的夫婦別姓が導入されれば、姓は砂粒のような個人の呼称へと変貌しかねない。
世代を重ねていく家族の呼称としての姓でなければ、姓を名乗る必要があるのだろうか。
夫婦別姓は片方の親と子の別姓でもある。
祖父母らも絡み、家族の歴史や絆が断ち切られ、戸籍制度も揺らぐ。
「選択的」
と言っても個人の自由の問題ではない。
小泉進次郎元環境相は1年以内に実現したいと語ったが、賛成できない。
旧姓使用の充実で対応できる話だ。
「政治とカネ」
を巡る問題は重要だ。
信頼を回復しなければ自民は強い政策推進力を保てまい。
再発防止や政治資金の透明性確保はもちろん、派閥解散に伴う党内統治の在り方も含め政治改革論議を深めてほしい。
国内外で政治家を狙うテロが相次いでいる。
遊説警備に万全を尽くしてもらいたい。

自民党総裁選で急浮上の夫婦別姓、経団連の間違い
阿比留瑠比の極言御免
2024/9/12 1:00
https://www.sankei.com/article/20240912-6AWPKWND65P33HQYWVB3XSBWSI/
国会議員と一般国民との意識の乖離を感じることは少なくない。
2023年のLGBT理解増進法騒動の時もそうだったが、議員たちは時に、国民の関心がさほど高くもない問題について、まるで最優先課題であるかのように熱心になる。
今回の自民党総裁選での選択的夫婦別姓問題の急浮上も、その1つだろう。
「旧姓使用のままだと、多くの金融機関では銀行口座やクレジットカードを作ることはできない」
「そして、旧姓では不動産登記ができない」
小泉進次郎元環境相は2024年9月6日の出馬表明記者会見でこう述べ、首相に就いたら夫婦別姓を認める法案を国会に提出すると明言した。
そしてこの小泉氏の意気込みに押され、選択的夫婦別姓問題が総裁選の大きなテーマになった感があるが、国民の関心はどうか。
NHKが2024年9月9日に発表した世論調査で、自民党総裁選で最も深めてほしい政治課題として6つの選択肢を挙げた結果が興味深い。
それによると
「年金など社会保障制度」が35%
でトップで
「経済・財政政策」(26%)
が続き、
「選択的夫婦別姓」は僅か1%
で最下位だった。
1%だから無視していいというわけではないが、優先的に取り組むべき喫緊の課題だとは言えない。
また、小泉氏の言葉に対しては高市早苗経済安全保障担当相がこう事実誤認を指摘し、話題となった。
「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓では)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、2024年4月から不動産登記は旧姓でできる」
更に、高市氏の指摘に関して自民の長尾敬前衆院議員がX(旧ツイッター)で、こんな補足をしていた。
「小泉氏は法改正されていることを知らなかった」
「因みに銀行口座も金融庁からの通知で順次作れるように移行されているのに作れないと説明していました」
「間違って作られた経団連の資料をそのまま説明したからです」
そこで、経団連が2024年6月に公表した選択的夫婦別姓の実現を求める提言
「選択肢のある社会の実現を目指して」
を見ると、
「ビジネスの現場における通称利用の弊害が生じる場面(例)」
という図表に、確かに
「口座やクレジットカードの作成時」
「不動産登記を行う時」
と書かれていた。
小泉氏が本当に経団連の資料を基に発言したかどうかは分からない。
ただいずれにしろ、経団連の提言自体が誤った認識に基づいていたことになる。
この2024年9月10日には、立憲民主党の4人の代表選候補者と党所属女性議員との討論会が開かれた。
4人全員が選択的夫婦別姓に賛成している点が立民らしいが、その中で野田佳彦元首相がこう述べているのが気になった。
「経団連も早期実現を主張するようになった」
「チャンスを逃してはいけない」
この経団連の提言に関しては、2024年7月14日の共産党の機関紙『しんぶん赤旗』も1面トップで
「経団連本部訪ねて聞いてみた 選択的夫婦別姓」
と大きく取り上げていた。
国会は、与野党共に経団連の事実誤認が含まれた提言に影響されているように見える。
このまま国民の42・2%(令和3年の内閣府調査)が求める
「旧姓の通称使用についての法制度」
を無視した形で、
「選択的夫婦別姓」
実現へと突き進むのであれば、国民との意識のズレはさらに増すばかりだろう。

岸田内閣 支持は20%で発足後最低 不支持は60% 政党支持率は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240909/k10014577111000.html#:~:text=

選択肢のある社会の実現を目指して
〜女性活躍に対する制度の壁を乗り越える〜
2024年6月18日
一般社団法人 日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/044_honbun.html

高市早苗氏、通称使用に根拠与える法案を 「選択的夫婦別姓賛成の人は議員立法なかった」
2024/9/10 12:15
https://www.sankei.com/article/20240910-JZ4633HTQJD2FAIGT4GLEI5Y5I/
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬する高市早苗経済安全保障担当相(63)は9日夜、BSフジ番組で、首相就任時に旧姓を通称使用できる措置を国や地方公共団体、公私の団体、事業者に義務付ける
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を政府提出法案として国会に提出する考えを示した。
「この法案が通れば、ほぼほぼ結婚で姓が変わることによる不便はなくなる」
と指摘した。
高市氏は平成14年、令和2年の過去2回、同法案を議員立法として党法務部会に提出したが、党議決定には至らなかった。
その上で、高市氏は
「これまで選択的夫婦別姓に賛成だと仰っていた方々が、自ら議員立法の形で法案を書いて、党政調会に提出していたなら、ともかく、これまで提出されていなかった」
と述べ、選択的夫婦別姓の制度化を主張する党所属議員の手法を疑問視した。
総裁選では、出馬表明した小泉進次郎元環境相(43)が首相就任時の選択的夫婦別姓制度の導入法案の国会提出を明言し、党議拘束をかけない考えを示している。
高市氏は
「そういう方向もあるのだろう」
と述べた上で、婚姻前の氏の通称使用に関する法律案についても
「(党議拘束)かけなくてもいい」
と語った。

高市氏は小泉氏念頭に皮肉も 選択的夫婦別姓導入巡り自民総裁選の立候補予定者が対立
2024/9/9 20:30
https://www.sankei.com/article/20240909-2YNDBMGC35ILBDLNK4HLK6TJDQ/
自民党総裁選(12日告示、27日投開票)で、夫婦同姓か夫婦別姓を選べる
「選択的夫婦別姓制度」
の導入について、立候補予定者の意見が割れている。
9日に出馬を表明した高市早苗経済安全保障担当相(63)は反対の立場で、早期実現方針を表明した小泉進次郎元環境相(43)の事実誤認を指摘した。
党内には慎重論も根強く、賛成派が押し切ろうとすれば分断を生む可能性がある。
「少し正しく皆さまに知識を持ってもらいたい」
高市氏は9日の記者会見で、こう語った。
念頭にあるのは6日の会見で
「旧姓では不動産登記ができない」
と発言した小泉氏だ。
高市氏は
「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓で)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」
と指摘した。
高市氏は住民票などへの旧姓併記が広がっていることや、旧姓の通称使用の拡大に向けた法案作りに取り組んできたことを挙げ、
「私が提出したような法案が通れば、ほとんどの不便は解消される」
と述べた。
小林鷹之前経済安保担当相(49)も8月19日の会見で、
「旧姓の併記が認められる制度がある」
「ただ、周知されていないと思うので、もっと周知を徹底する形でニーズに応えたい」
と述べている。
小泉氏は9日、経団連の十倉雅和会長と東京都内で面会した。
経団連は選択的夫婦別姓の実現を政府・与党に働きかけている。
小泉氏は面会後、記者団に
「家族の中で名字が違うことが、家族の絆の崩壊に繋がるというのは必ずしも違うと思う」
と語った。
石破茂元幹事長(67)は6日、東京都内で記者団に
「実現は早ければ早いに越したことはない」
と小泉氏に同調した。
河野太郎デジタル相(61)も8月26日の会見で
「認めた方がいい」
と述べている。
一方、過去に前向きな発言をしたことがある茂木敏充幹事長(68)は今月4日の会見では
「国民の間でも様々な意見がある」
「更なる検討を進めていきたい」
と述べるにとどめた。
林芳正官房長官(63)も
「個人的にはあってもいいが、色々な意見がある」
としている。

高市早苗氏、選択的夫婦別姓で小泉進次郎氏に反論「不動産登記できる」解雇規制緩和も反対
2024/9/9 17:23
https://www.sankei.com/article/20240909-TZREDMPC75CKZNZKXM66THI7RU/
自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)=衆院奈良2区=は9日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、選択的夫婦別姓の制度化に慎重な考えを示した上で、
「少し正しく皆さまに知識を持ってもらいたい」
と述べ、
「選択的夫婦別氏制度を実現すると言う候補予定者に『(旧姓で)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」
と指摘した。
■「正しい知識を」
選択的夫婦別姓を巡っては、小泉進次郎元環境相が総裁選に出馬表明した6日の記者会見で、制度の導入法案を提出する考えを明言し、
「旧姓では不動産登記ができない」
などと語っていた。
その上で、高市氏は
「婚姻で姓が変わることによる不自由を解消したい」
「私が提出したような法案が通れば、ほとんどの不便は解消される」
と述べ、旧姓の通称使用に法的根拠を与える法整備の必要性に重ねて言及した。
高市氏は平成14年と令和2年、それぞれ党法務部会に、旧姓の通称使用に法的根拠を与える
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を提出した。
しかし、党議決定には至っていない。
旧姓の通称使用の法制度化を重視する理由には世論調査の結果を上げた。
そのうち、内閣府の令和3年12月の調査は
「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」
との回答は42・2%で、
「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」
の28・9%を上回っている。
高市氏は、旧姓の通称使用に関する総務相時代の自身の取り組みもアピールし、「総務省関係でやることができる全ての手続き1142件について、婚姻前の姓で対応できるように変えた」などと語った。
■解雇規制「日本は緩い方」
また高市氏は、小泉氏が掲げる大企業の解雇規制の緩和に関しても「反対だ」と明言した。
「G7(先進7か国)と比較しても、日本の規制はきつくない]
「(規制は)労働者を守る意味だが、様々な指標を見ると、(日本は)緩い方だ」
と語った。

<産経抄>多様性、多様性というけれど
2024/9/7 5:00
https://www.sankei.com/article/20240907-KZZFCTKANRNW7JW2QWLUV7TBFI/
世は多様性の時代と言われる。
「首相になったら選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出し、国民的議論を進める」。
小泉進次郎元環境相は6日、自民党総裁選への出馬表明記者会見でこう述べ、
「多様な人生」
「多様な選択肢」
の拡大を訴えた。
▼いつしか日本社会に、多様性を主張されると異議は唱えにくい
「空気」
が醸成されてしまった。
国会質疑からテレビコマーシャルまで、多様性という言葉を聞かない日はない。
とはいえ抄子は天邪鬼(あまのじゃく)なので、
「猫もしゃくしも多様性を礼賛する社会のどこが多様なのか」
と言いたくなる。
▼レオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐」を揶揄した性的少数者の宴らしきものや、切り落とされた自らの生首を手に持つマリー・アントワネットが登場して物議を醸したパリ五輪開会式も、多様性を表現したものだった。
評価は分かれようが、少なくとも抄子の目にはグロテスクに映った。
▼選択的夫婦別姓については、自民党総裁選への出馬を表明している者の中で小泉氏の他に石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相も前向きである。
経団連も選択的夫婦別姓の早期実現を求め、まるでそれが時代の趨勢であるかのような提言も発表したが、本当にそうなのか。
▼NHK放送文化研究所が中高校生を対象に令和4年に実施した調査(1183人回答)では、結婚後に夫婦別姓を望む回答はわずか7・0%しかいない。
調査自体が見当たらないので確たることは言えないが、子供たちが夫婦別姓に伴う
「片親との別姓」

「兄弟別姓」
を歓迎するだろうか。
▼世界の潮流に乗り遅れるとの意見も承知しているが、こう愚考している。
日本は日本のやり方でいいと認めるのもまた多様性ではないかと。

夫婦別姓、LGBT問題でも共産党と似てきた経団連 自民党も加われば「多様性の統一」
阿比留瑠比の極言御免
2024/7/4 1:00
https://www.sankei.com/article/20240704-ORCW5C7MEFIC7EJPSH6XFP45ZI/
前回、2024年6月27日付の当欄『夫婦別姓で失う自民の価値』で筆者は、選択的夫婦別姓制度を巡る議論には当事者である子供の視点が欠けていると指摘した。
その際、次のように記し、過去の調査では両親が別姓となることに否定的な意見を持つ中高生が3分の2に及んだことに言及していた。
「平成13年に民間団体が中高生を対象に実施したアンケート結果を紹介する」
「子供対象の世論調査自体が珍しく、古い調査だが寡聞にして他に知らないのでご容赦願いたい」
すると、親切な読者がNHK放送文化研究所が令和4年に実施した調査(1183人回答)があると教えてくれた。
その
「中学生・高校生の生活と意識調査」
を見ると、別姓に関する設問は1問だけだったが、こんな問いがあった。
「結婚後、名字をどのようにしたいか」
これに対する回答で一番多かったのは
「相手が自分の名字になっても、自分が相手の名字になっても、どちらでも構わない」
で58.7%に上り、姓への拘りの薄さを示している。
「自分の名字を相手の名字に変えたい」
という積極的な改正派も14.8%いた。
その一方で、夫婦別姓を求める
「自分も相手も、名字を変えずにそのままでいたい」
は僅か7.0%に留まっていたのである。
やはり、こうした子供たちの意見を無視すべきではないのではないか。
国会や司法、経済界やマスコミでの議論は、この点が欠落していて余りに功利的に見える。
夫婦別姓は必然的に片方の親と子供の姓が異なる親子別姓となるし、制度の構築の仕方によっては兄弟別姓にもなり得る。
■高市法案の提出を
そもそも今回、またぞろ夫婦別姓問題が浮上したのは2024年6月、経団連が選択的夫婦別姓制度の早期実現を求める提言を発表したからだが、そこには案の定、子供の視点や立場は全く取り入れてられていなかった。
その
「はじめに」
の部分には一読、呆れた。
「ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包摂性)、(DEI)は、イノベーションの源泉であり、社会・経済のサスティナブルな成長に欠かせない要素であるとともに、先き不透明な時代の中で、企業のレジリエンスを高めるうえでも必要不可欠である」
短い一文の中に、6つも片仮名言葉が出てくる。
こんな不自然な言葉遣いをする者は普通、社会では敬遠されて相手にされない。
「我が国経済の自立的な発展と国民生活の向上に寄与すること」
を使命とするはずの経団連は、LGBT問題でも夫婦別姓問題でも、段々と日本共産党と似てきたのではないか。
その輪の中にもし自民党も加わるとしたら、それは多様性ではなく共産党が主張する
「多様性の統一」
だろう。
実際、共産党の田村智子委員長は2024年6月19日の党首討論で、経団連が政府に選択的夫婦別姓制度の早期実現を要請したことに言及し、
「長年に渡る女性たちの訴えが遂に経済界も動かした」
と胸を張った。
自民党はまず、高市早苗経済安全保障担当相が平成14年と令和2年の2度に渡り、党法務部会に提出した
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
を審議し、国会に提出すべきである。
これにより、
「国、地方公共団体、事業者」
などは通称使用のために
「必要な措置を講ずる責務を有する」
と定めて通称使用に法的根拠を与えれば、経団連が懸念する
「職業生活上の不便・不利益」
の多くは解消するのではないか。

調査概要・グラフについて
「中学生・高校生の生活と意識調査」とは?
https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-isiki/tyuko/about.html
回答者数
中高生の結果:中高別の全調査結果はこちら(PDF)から
https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-isiki/tyuko/assets/pdf/cyukousei.pdf
―結婚後、名字をどのようにしたいか―
第51問〔全員に〕あなたは、将来、結婚したとしたら、名字をどのようにしたいと思いますか。次の中から、あてはまるものに、1つだけ〇を
つけてください。
@1982年A1987年B1992年C2002年D2012年E2022年
1.相手の名字を、自分の名字に変えてほしい
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E19.6
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E16.0
2.自分の名字を、相手の名字に変えたい
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E13.1
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E16.2
3.相手が自分の名字になっても、自分が相手の名字になっても、どちらでも構わない
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E59.2
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E59.9
4.自分も相手も、名字を変えずにそのままでいたい
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E7.0
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E6.1
5.無回答
中学生@ ――A ――B ――C ――D ――E1.0
高校生@ ――A ――B ――C ――D ――E1.8

別姓で自己否定する自民
阿比留瑠比の極言御免
2024/6/27 1:00
https://www.sankei.com/article/20240627-TWC52YKBYNKC7DKHOP5EBO4BQU/
自民党が性懲りもなく選択的夫婦別姓に関する党内議論を再開させるという。
経団連や経済同友会のビジネス的見地からの要請に後押しされた形だが、不必要だったLGBT理解増進法に続いて夫婦別姓にまで突き進むとしたら、自民の存在価値をまた1つ自己否定することになろう。
「多様性」
というはやりの聞こえのいい掛け声に目が眩み、安易に取り込もうとするのでは、立憲民主党や共産党、社民党と最早選ぶ所がない。
もっとも、岸田文雄首相は2024年6月21日の記者会見で、選択的夫婦別姓については次のように慎重だった。
「様々な立場の方に大きな影響を与える問題だ」
「だからこそ世論調査でも意見が分かれている」
「前向きな意見の方の一方、家族の一体感や子供の姓をどうするかなどに関心を持つ消極的な意見もある」
LGBT法を巡っては、元首相秘書官の性的少数者差別とも受け取られかねない発言や米民主党政権の圧力に屈して成立に前のめりになった首相だが、今度はぶれないでもらいたい。
安倍晋三元首相もかつてこの問題に関し、首相にこう信頼を示していた。
「岸田さんはそうリベラルではないんだ」
「以前、夫婦別姓の議論が高まった時に
「子供の視点が全然ない」
と話していた。
■アンケートでは
やはりこの点が重要だと考えるので、平成13年に民間団体が中高生を対象に実施したアンケート結果を紹介する。
子供対象の世論調査自体が珍しく、古い調査だが寡聞にして他に知らないのでご容赦願いたい。
それによると、両親が別姓となったら
「嫌だと思う」(41.6%)
「変な感じがする」(24.8%)
の否定的な意見が、合わせて3分の2に達した。
一方で
「嬉しい」
は僅か2.2%しかいなかった。
また、成人を対象とした令和3年実施の内閣府の
「家族の法制に関する世論調査」
結果を見ても、選択的夫婦別姓制度導入を求める回答は28.6%に留まった。
「夫婦同姓制度を維持した方が良い」が27.0%、
「夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方が良い」が42.2%で、
夫婦同姓維持派が7割近くに達している。
夫婦の姓が異なることでの子供への影響に関しては
「好ましくない影響があると思う」と答えた者の割合が69.0%で
「影響はないと思う」は30.3%
に留まっている。
留意すべきは
「兄弟の姓が異なっても構わない」が僅か13.8%で、
「姓は同じにするべきだ」が63.5%
に上ることだろう。
夫婦どちらの姓を名乗らせるかを巡り、親族間のトラブルも予想される。
■フェミニストの議論
選択的夫婦別姓については、
「選択的」
だから別に同性を選びたい人はそうすればいいだけだという意見もあるが、事はそう単純ではないだろう。
既に平成17年刊行の
「ザ・フェミニズム」(上野千鶴子、小倉千加子著)
で、フェミニスト【フェミニストとは、全ての性が平等な権利を持つべきだという理由から女性の権利を主張する行為(フェミニズム)を支持する人のことだと、英オックスフォード辞書で定義されている】である小倉氏がこんな議論をしている。
「(選択的)夫婦別姓になったら、まるで夫婦別姓をしている人の方が進んでいて、夫婦同姓の人の方が遅れているみたいになりかねない」
「そこでまた1つの差別化が行われるわけじゃないですか」
女優でタレントの橋本マナミさんが2024年6月
「私は一緒の名字がいいです」
「好きで結婚したから」
とテレビで発言しただけでニュースとして取り上げられる現状を見ると別姓導入で同性夫婦が肩身の狭い思いをする日が来るかもしれない。
(論説委員兼政治部編集委員)

阿比留瑠比の極言御免
日経、朝日のコラムに異議あり 夫婦別姓論議に欠ける子供の視点
2015/11/9 5:00
https://www.sankei.com/article/20151109-Q7P53O3IFNNVLFLL3DOXYENVFM/
2015年11月4日は最高裁大法廷で夫婦別姓(氏)を巡る訴訟の弁論が開かれるとあって、日経新聞と朝日新聞の朝刊1面コラムが、それぞれこの問題を取り上げていた。
夫婦別姓に賛成・推進する立場で書かれたこの2つのコラムを読んで感じたのは、立論の前提、出発点が異なり、議論が噛み合わないもどかしさだった。
「誰かに迷惑もかけない」
「コストも知れている」
「歩みの遅さを合理的に説明するのは難しい」
日経はこう書いていたが、夫婦別姓論議でいつも気になるのが、当事者である子供の視点の欠落だ。
子供の意見を反映した調査がなかなか見当たらないので少し古くなって恐縮だが、平成13年に民間団体が中高生を対象に実施したアンケート結果を引用したい。
それによると、両親が別姓となったら
「嫌だと思う」(41.6%)

「変な感じがする」(24.8%)
との否定的な意見が、合わせてほぼ3分の2に達している。
一方、
「嬉しい」は僅か2.2%
しかいなかった。
また、20歳以上の成人を対象とする内閣府の世論調査(平成24年12月実施)でも、夫婦の名字が違うと
「子供にとって好ましくない影響があると思う」と答えた人が67.1%
に上り、
「影響はないと思う」(28.4%)
を大きく上回った。
夫婦別姓と言うと、両性が納得すればいいと思いがちだが、夫婦が別姓を選択した場合、子供は必ず片方の親と別姓になる。
事は夫婦の在り方だけの問題ではなく、簡単に
「誰かに迷惑もかけない」
と言い切れるような話ではない。
日経コラムは更に、こうも書いている。
「反発する人の声から『自分と違う価値観を持つ人間が、とにかく許せない』との響きを感じることがある」
どう感じようと自由ではあるが、この見解はかなり一方的だろう。
10年以上前のことだが、夫婦別姓を議論していた自民党の会議を取材した同僚記者は、夫婦別姓推進派で、現在は党総裁候補の1人と言われる議員から、こう面罵された。
「(夫婦別姓に慎重論を唱える)産経新聞は、新聞じゃない」
当たり前のことだが、自分と違う価値観が許せないのは、何も夫婦別姓に
「反発する人」
に限らないということである。
多様な価値観を説く人が、異なる価値観を否定するという矛盾を犯すのは珍しくない。
ちなみに、朝日のコラムにはこうあった。
「結婚や家族の多様化、個の尊重という冒頭に引いた変化(※国民意識の多様化、個人の尊重)は、別姓の議論にもそのまま当てはまる」
「社会は旧姓使用を広げる方向に動く」
確かに一般論としては、社会の多様化は歓迎すべきことなのだろう。
多様性を失えば硬直化し、やがては行き詰まっていく。
とはいえ、何でもかんでも
「多様化」
という言葉で正当化しても、そこで思考停止することになる。
また、夫婦別姓を法的に位置付ける事と、旧姓使用は全く別物である。
現在、夫婦同姓制度の下で通称使用が大きく緩和され、旧姓使用が広がっていることがその証左だと言える。
いずれにしてもこの問題を考える時は、直接影響を受けることになる子供の意見をもっと聞いた方がいい。
政府にも、今度調査する時は是非その視点を盛り込むようお願いしたい。
(論説委員兼政治部編集委員)

安倍元総理の三回忌を前に 「夫婦別氏」よりも「婚姻前の氏の使用」の利便化で
WiLL2024年8月号 経済安全保障担当大臣 高市早苗
■安倍元総理が夢に
2024年7月8日には、2022年の参議院選挙応援中に凶弾に倒れ、逝去された安倍晋三元総理の三回忌を迎えますね。
度々つまらない口喧嘩をしたり、仲直りをしたりの繰り返しでしたが、それも叶わなくなった今は、しみじみ淋しくなります。
先般、疲労が極限に達した時に、亡き両親と安倍元総理が一緒に夢に出てきたので、
「迎えに来たのかな」
と感じましたが、その夢には昭恵夫人も登場していたことを思い出して一安心!
安倍元総理も懸命に応援して下さった2021年9月の自民党総裁選以降、土日は党務か政務で地方講演、平日は仕事、深夜には大量の資料読みや原稿書き・・・と休みなく働き続けていて、人間ドックなど健康診断も3年以上は受けていないので、注意喚起のために夢に出て来て下さったのかなとも思いました。
2024年夏は、各方面との調整がつけば、安倍元総理の御命日に出国して、G7科学技術大臣会合に出席しますが、イタリアから帰国したら、1日だけは休みを確保して健康診断に行ってみようと考えています。
■経済界が夫婦別氏制度導入を要望
安倍元総理が何度も仰っていたことがありました。
「選択的夫婦別氏だけどさ、あれは駄目だよ」
「高市さんが法務部会に提出している法案を早く成立させればいいんだよ」
私が自民党政調会長の法務部会に提出した法律案というのは、
『婚姻前の氏の通称使用に関する法律案』
のことです。
この法律案では、戸籍上の夫婦親子の氏が同一であること(ファミリー・ネーム)は維持しつつ、
「婚姻前の氏を通称として称する旨の届出をした者」
について、
「国、地方公共団体、事業者、公私の団体」

「婚姻前の氏を通称として称するために必要な措置を講ずる責務を有する」
としたものです。
この法律案を、2002年と2020年の2回に渡って法務部会に提出しましたが、1回目は
「戸籍の氏も住所も別々にするべきだ」
といった強烈な反対意見が出て党議決定には至らず、2回目は、審査もされないまま放置されています。
私は、足掛け約4年の総務大臣任期期間の後半(2019年9月からの約1年間)で、『住民基本台帳法』『地方自治法』『公職選挙法』『消防法』『放送法』『電気通信事業法』をはじめ総務省が所管する全法令をチェックし、資格や各種申請など事務手続きに戸籍氏しか使えなかったものを、全て婚姻前の氏の単記か併記で対応できるように変更しました。
総務省単独の判断で変更できたものだけでも、合計1142件でした。
仮に全府省庁が阻害と同じ取り組みを実施し、地方公共団体や公私の団体や企業も同じ取り組みを実施すれば、婚姻による戸籍氏の変更によって社会生活で不便を感じることはなくなると考えます。
例えば、金融庁や厚生労働省。
私自身の経験では、銀行の預金通帳でしたが、婚姻前の氏のままで使える銀行と戸籍氏に作り直すよう求める銀行が混在していました。
数年前に年金受給者の方から伺った話ですが、通称使用届けを出して戸籍氏と婚姻前の氏が併記された住民票を提示したのに、厚生労働省の方針として
「戸籍氏の通帳でなければ年金を振り込めない」
とされ、通帳を作り直したということです。
こういった所管府省庁によってバラバラの対応が残っている現状を改善するためにも、私が起草した法律案によって、
「国、地方公共団体、事業者、公私の団体」

「婚姻前の氏を通称として称するために必要な措置を講ずる責務を有する」
ことを明確にするべきだと思っていました。
2024年6月、経団連会長が
「選択的夫婦別氏制度の導入」
を要望する
「提言」
を公表されました。
報道で知る限りの理由は、働く女性の不便解消や国際社会での活躍のためにということらしいのですが、先ずは前記したような法整備を行うということでは不十分でしょうか。
既に、マイナンバーカード、パスポート、運転免許証、住民票、印鑑登録証明書は、戸籍氏と婚姻前の氏の併記が可能になっています。
仕業・師業と呼ばれる国家資格の殆どで、免許証などへの婚姻前の単記や併記が可能になっています。
国際社会での活躍についても、同氏や別氏だけではなく、複合氏を使う国もあれば、氏が無い国もあり、様々です。
■「子の氏の安定性」
最近は、
「夫婦別氏制度」
の導入に賛成する政治家は
「改革派=善」、
反対する政治家は
「守旧派=悪」
といったレッテル貼りがされているように感じますので、私のような考え方は変だと思われる方も多いのかもしれません。
私が選択的であったとしても
「夫婦別氏制度」
の導入に慎重な姿勢を続けてきた最大の理由は、
「子の氏の安定性」
が損なわれる可能性があると思うからです。
現行制度では、婚姻届けを提出した夫婦の戸籍は全て同氏ですから、子も出生と同時に両親と同氏になることが確定しています。
法改正によって戸籍上も別氏の夫婦が出現した場合、子の氏の決め方について、
「全ての別氏夫婦が納得できるルール」
が必要になります。
仮に
「別氏夫婦が子の氏を取り合って、協議が調わない場合」
には子の氏が定まらないので、『戸籍法』が規定する
「出生の届出は、14日以内」
というルールも見直す必要があるのではないでしょうか。
これまでに衆議院に提出された
「夫婦別氏制度」
の導入を可能にする
「民法の一部を改正する法律案」(立憲民主党案)
を拝見すると、
「別氏夫婦の子は、その出生の際に父母の協議で定める父又は母の氏を称する」
「協議が調わない時は、家庭裁判所は、協議に代わる審判をすることができる」
とされています。
同法律案でも、別氏夫婦が子の氏を取り合って決められないケースを想定しているわけですが、果たして、この争いを持ち込まれる家庭裁判所は、一体どのような判断基準で審判を行うのでしょうか。
離婚の際に子の親権を争う裁判でしたら、法律に判断基準は明記されていないものの、過去の裁判例では
「子を養う経済力」
「子と過ごす時間を確保できるのか」
「子との関わりや愛情」
「子の年齢によっては子の意思」
「健康状態」
「教育・居住環境」
などの要素を総合的に考慮して判断されているようです。
しかし、出生直後の子の氏を争っている場合、家庭裁判所が如何なる審判をしたとしても、夫婦双方が納得できる理由を示すことができるとは考えられません。
裁判官、検事、法務省大臣官房審議官としても活躍された小池信行弁護士は、
「夫婦の協議で決まらない時の補充的な決定方法を定めておく必要がある」
として、スウェーデンでは
「出生から3カ月以内に決まらない時は母の氏を称するとしている」
ことを例示しておられました。
私は、幸せであるはずの出産直後に、子の氏を巡る争いの種を作ることを、特に懸念していました。
「夫婦別氏制度」
の導入を求める方々からは
「余計なお世話だ」
と批判されるのでしょうが・・・。
■世界に誇れる日本の戸籍制度
「そもそも、戸籍制度を廃止するべきだ」
と主張される方々もおられますが、私は、日本の
「戸籍制度」
は、世界に誇れる見事なシステムだと思っています。
戸籍は、重要な身分関係を明確にするために、血族・姻族・配偶関係を記載した公簿です。
新戸籍と旧戸籍の双方に相手方戸籍を特定表示することから、相手方戸籍を相互に索出でき、両戸籍を連結する記載が可能で、無限の親族関係の広がりを証明することができます。
よって、戸籍の
「公証力」
は、非常に強いものです。
例えば、遺産相続の分割協議手続きでは、
「隠れた法定相続人」
の存否を確認するため、死亡者の戸籍謄本を全て遡ることによって親族関係を確定できます。
重要な契約事も、戸籍で証明するものが多くあります。
この他、戸籍は、近親婚の防止、婚姻要件の調査、出生、死亡、離婚、任意認知、母子家庭の児童扶養手当、障害児童の特別児童扶養手当、母子父子寡婦福祉資金貸付、戦没者遺族に対する特別弔慰金、成年後見の申立手続き、家事調停事件手続きなど、様々な場面で行政・司法の基礎となっています。
20年以上婚姻関係を継続している夫婦間で居住用不動産を贈与した時の配偶者控除の制度でも、戸籍によって、20年以上に及ぶ婚姻関係を把握し立証します。
「他国に例を見ない戸籍制度だから、廃止するべき」
なのではなくて、
「他国に誇れる極めて優れた制度だから、守り抜くべき」
だと考えています。

愚か者! 経団連「夫婦別姓」提言
WiLL2024年8月号 副県立大学名誉教授 島田洋一
2024年6月10日、経団連がいわゆる
「選択的夫婦別姓」

「早期実現」
を政府に求める提言を出した(具体的には民法750条の改正)。
経団連は、夫婦が妻の姓を選ぶことも可能ではあるものの、
「実際には95%の夫婦が夫の姓を選び、妻が姓を改めている」
「そのため、アイデンティティの喪失や自己の存在を証することが出来ないことによる日常生活・職業生活上の不便・不利益といった、改姓による負担が、女性に偏っている」
と言う。
経団連によれば、
「女性のエンパワーメント(強化)において、我が国は世界に大きく立ち遅れており」、
その背後に、
「各社の取り組みだけでは解決できない、女性活躍を阻害する社会制度」
がある。
その代表的なものが夫婦同氏制度だというのである。
まず最初の疑問だが、女性の活躍に関して日本が
「世界に大きく立ち遅れて」
いるというのは本当か。
経団連・十倉雅和会長の頭にある
「世界」
がどの範囲なのか知らないが、少なくとも相当怪しい
「世界観」
だろう。
実際日本において、実力ある女性の活躍が、男の場合以上に阻害されているとすれば、
「女を下に見る」
不見識な経営者や重役が各所に残るでいではないか。
だとすれば、経済界の頂点に位置する経団連会長の責任が相当大きいと言わざるを得ない。
まずは自らの指導力不足を反省すべきだろう。
経団連提言で最も問題なのは、従来
「夫婦別姓」
法制化論で常に論点となってきた、
@親子や兄弟姉妹の間で姓が異なって良いのか
A明治以来の戸籍制度を崩すことにならないか
といった懸念に全く答えていないことである。
そもそも言及自体ない。
これは無責任だろう。
近年、パスポート、マイナンバーカードを始め、旧姓の通称使用が拡大されてきた。
経団連提言も、
「官民の職場では、女性の社会進出の進展を踏まえ、改姓によるキャリアの分断等を避けるため、職場における旧姓の通称としての使用を推進してきた」
「公的証明書や各種国家資格等でも婚姻前の姓(旧姓)の併記が可能になるなど、政府の施策としても通称使用が拡大され、経済界においても、通称使用は定着している」
と述べている。
「経団連調査では91%の企業が通称使用を認めている」
とも言う。
まだ不十分と言うなら、100%になるよう、経団連が強い姿勢で
「立ち遅れている」
経営者を叱咤すべきだろう。
そのための経済団体ではないか。
この問題で慎重論の先頭に立ってきた高市早苗議員は次のように言う。
「結婚すると、夫婦やその間に生まれる子供は同じ戸籍に登載され、姓は『家族の名称』という意味を持つ」
「だが、別姓になれば姓は単なる『個人の名称』になる」
「たとえ『選択制』にしても、家族の呼称を持たない存在を認める以上、結局は制度としての家族の呼称は廃止せざるを得なくなるだろう」
「事は家族の根幹に関わる」
(産経新聞・2021年3月18日)
「国際的トレンド」
云々についても高市氏は、
「日本は日本」
と一蹴する。
経団連は、旧姓の通称使用では問題解決にならない例として次のような
「トラブル」
を挙げる。
カッコ内は私のコメントである。
・クレジットカードの名義が戸籍上の場合、ホテルの予約等もカードの名義である戸籍姓に合わせざるを得ない。
(合わせたら良いではないか。合わせると女性活躍が阻害されるのか)。
・国際機関で働く場合、公的な氏名での登録が求められるため、姓が変わると別人格として見做され、キャリアの分断や不利益が生じる。
(結婚したから姓が変わったと言えば済む話、国際機関を馬鹿にし過ぎてはいないか)
・社内ではビジネスネーム(通称)が浸透しているため、現地スタッフが通称でホテルを予約した。
その結果、チェックイン時にパスポートの姓名と異なるという理由から、宿泊を断られた。
(現地スタッフとの意思疎通をより密にすれば良いだけ。あるいはパスポートに旧姓を併記すればよい。令和3年4月1日以降、申請が非常に簡略化された)
これが、女性にとって
「アイデンティティの喪失」

「自己の存在を証することができない」
ほどの不条理であり、家族別姓しか解決策がない次元の
「トラブル」
だろうか。
この程度の事象にも効果的に対処のマニュアルを示せない経団連では、日本経済停滞も無理はない。

民法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089
第七百五十条 夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。

選択肢のある社会の実現を目指して
〜女性活躍に対する制度の壁を乗り越える〜
2024年6月18日
一般社団法人 日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/044_honbun.html

選択的夫婦別姓 経団連・十倉雅和会長「スピーディーに議論を」自民に要求
2024/6/25 23:24
https://www.sankei.com/article/20240625-GN2CKAAVRFIKFERTR7RAD7JTXQ/
経団連の十倉雅和会長は2024年6月25日の定例記者会見で、自民党が
「選択的夫婦別姓制度」
に関する党内議論を本格化する意向を示したことについて、
「女性の社会進出、社会での活躍を進めたいという思いは一緒だと思う」
「オープンでスピーディーに議論してほしい」
と述べた。
経団連は結婚後も希望すれば夫婦それぞれが生まれ持った姓を戸籍上の姓として名乗り続けられる同制度の早期実現を求める提言を2024年6月10日に発表し、2024年6月21日に自民党に提言を提出していた。
経済同友会の新浪剛史代表幹事も2024年6月18日の定例会見で、
「1つの姓を選ばなくてはいけないという非常に不都合なことがずっと放置されたままだ」
と指摘。
「政治が解決しないのであれば経済界がモノを言っていかなければならない」
との認識を示していた。

選択的夫婦別姓議論、自民が3年ぶり再開 慎重派は懸念「保守離れ加速する」
2024/6/25 22:34
https://www.sankei.com/article/20240625-SMJK6OPPEZNVLKMZIZFF2O5VYQ/
選択的夫婦別姓を巡る議論の経緯
https://www.sankei.com/article/20240625-SMJK6OPPEZNVLKMZIZFF2O5VYQ/photo/TNK63PLFCRO4BDS2LNDI5YSMIU/
自民党は近く選択的夫婦別姓を巡る党内議論を3年ぶりに再開させる。
経団連が早期実現を求める提言を発表するなど、家族の多様性を尊重する風潮が背景にある。
とはいえ、保守層を中心に家族の一体感が失われるとして慎重論も少なくない。
保守層が求める早期の憲法改正が一向に進まない中で推進論に傾けば、
「自民離れ」
が加速するのは必至だ。
自民の茂木敏充幹事長は2024年6月25日の記者会見で、
「多様な人材の活躍は社会活力の源だ」
「選択的夫婦別姓は社会全体にも関わる問題であり、国民の幅広い意見も踏まえて、しっかり議論を進めていきたい」
と述べた。
自民の渡海紀三朗政調会長は2024年6月21日、選択的夫婦別姓を含む
「氏制度のあり方に関するワーキングチーム(WT)」
で議論に着手すると表明した。
新たな座長には逢沢一郎党紀委員長を起用する方針だ。
党幹部は
「政権与党として、いつまでも夫婦別姓の議論を棚ざらしというわけにはいかない」
と議論再開の必要性を強調する。
自民は菅義偉政権下の令和3年4月にWTの初会合を開催。
令和3年6月に論点整理をまとめたが、議論が紛糾したため制度導入の是非には踏み込まず、結論を先送りしていた。
しかし、経団連が2024年6月10日、早期実現を訴える政府への提言を発表したことを受け、党内では再び推進派と慎重派が動きを活発化させている。
自民の有志議員で作る
「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」(会長・浜田靖一国対委員長)
は2024年6月21日、国会内で会合を開き、経団連から提言を受け取った。
浜田氏は
「大変心強い」
「時代の要請として受け止めていく」
と語った。
一方、慎重派で作る
「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」(会長・中曽根弘文元外相)
は2024年6月19日に党本部で会合を開き、結婚前の氏を通称として幅広く使用できる環境整備を進めることを確認。
慎重派の議員は
「拙速に議論を進めれば『岩盤保守層』の更なる離反を招きかねない」
と不安を口にする。
岸田文雄首相(自民総裁)も2024年6月21日の会見で、慎重な姿勢を示した。
対立の激化は自民分断の芽となりかねず、党重鎮は
「経団連の手前、議論はしなければならないが、明確な方向性を示すことは難しいのではないか」
と述べた。

<主張>経団連「夫婦別姓」 家族の呼称をなくすのか
社説
2024/6/19 5:00
https://www.sankei.com/article/20240619-I4Q7IU7X5FJQTNZ3V4LDQESQHQ/
結婚後に夫婦が同じ姓を名乗るか、旧姓を維持するか選べる
「選択的夫婦別姓」
について経団連が早期実現を提言した。
十倉雅和会長は、女性の社会進出が進む中で
「国会でスピーディーに議論してほしい」
と述べたが、国民の合意を欠いたまま、急ぐ問題ではない。
経団連は従来、夫婦同姓の下で職場での通称使用で対応できるとの立場だった。
別姓推進に転じたのは
「ビジネス上のリスク」
などが理由だ。
経団連が行ったアンケートなどでは職場で旧姓の通称使用が増えている一方、通称では銀行口座などが作れないことや海外渡航、契約で戸籍上の姓と異なることでトラブルが生じていることを指摘した。
だが夫婦が同じ姓を名乗る民法の規定を変えることは、家族や社会の有り様に関わる。
岸田文雄首相が2024年6月17日の衆院決算行政監視委員会で、選択的夫婦別姓の早期導入の提言に慎重な考えを示し、
「家族の一体感や子供の利益に関わる問題であり、国民の理解が重要だ」
と述べたのは、もっともだ。
夫婦別姓を認めない民法の規定を
「違憲」
だとする訴えに対し、最高裁は平成27年と令和3年に合憲の判断を示し、夫婦同一の姓は社会に定着し、家族の呼称として意義があることを認めている。
別姓制が導入されれば、こうした姓の意義が、砂粒のような個人の呼称へと大きく変わる。
専門家によると姓は血縁血統を表すもので、家族の歴史や絆が断ち切られかねない。
同じ姓の人を記載する戸籍の編製方法も見直す必要がある。
「選択」
と言っても別姓を希望しない人も含め社会に関わる問題だ。
別姓推進論は子供からの視点にも欠ける。
夫婦別姓では、どちらかの親と子が別姓になる。
子供の姓をどうするのか。
祖父母らも絡み、いさかいや分断が起きるのは見たくない。
最高裁の判決では、姓の在り方について国の伝統や国民感情を含め総合的な判断によって定められるべきだ、としている。
深く理解すべきだ。
住民票や運転免許証、パスポートなどで旧姓を併記できる制度も広がっている。
経団連は、トラブルを嘆くより、我が国の夫婦同姓の意義を国際的に発信し、問題を解消してほしい。

<産経抄>経団連の「夫婦別姓提言」に異議あり       
2024/6/17 5:00
https://www.sankei.com/article/20240617-BKNKSTIQ3FJ2DDKD2AI3HWGCEQ/
夫婦別姓が叶わなくとも、パートナーを守る方法はある
経団連は
「選択的夫婦別姓」
の早期実現を求める提言を発表したが、法制化には国民の合意が必要だ
2024年6月の第3日曜は
「父の日」
だったが、
「母の日」
に比べ影が薄い。
父親の地位低下が指摘され久しい。
▼ゲームに押されて、子供のおままごと遊びはあまり見かけなくなったが、やってみてもパパ役はママに叱られ、オタオタする様子を真似するのだとか。
「正論」
を重んじる同僚も、家では言いたいことを言えず、妻や娘たちに阿る日々だという。
それも平和を守る知恵か。
▼だがこちらは黙って見過ごせない問題だ。
経団連が
「選択的夫婦別姓」
の早期実現を求める提言を先日、発表した。
十倉雅和会長は
「国会でスピーディーに議論してほしい」
と述べたが、拙速に進めては禍根を残す。
▼選択的夫婦別姓は夫婦で同じ姓(氏)にするか、旧姓を名乗るかを選べる制度だ。
民法の改正などが必要となる。
女性の社会進出に伴い、平成8年に法制審議会が導入を求める答申をした。
30年近く経っても法制化に至らないのは、国民の合意が得られないからだ。
財界が
「急げ」
と号令をかける話なのか。
▼最高裁は平成27年と令和3年に、夫婦別姓を認めない民法の規定について
「合憲」
とする判断を示した。
夫婦同一の姓は社会に定着し、家族の呼称として意義があることを認めている。
選べるならいいじゃないか、別姓を希望しない人には関係ない、と考えるのは早計だ。
専門家からは、姓について家族の呼称から個人の呼称へと大きく変質することが指摘されている。
▼同じ戸籍に同じ姓の人を記載する戸籍の編製方法も見直す必要があり、社会全体に関わる。
夫婦同姓は子供も両親と姓を同じくすることで利益を享受しやすい意義もある。
別姓では子の姓をどうするか。
双方の祖父母も絡み、決まらない混乱も予想される。

「国民の意見さまざま」 法相、選択的別姓に慎重
2024/6/11 11:24
https://www.sankei.com/article/20240611-JHRCRF76CFIA3LM3MAVGM7R5GY/
小泉龍司法相は2024年6月11日の閣議後記者会見で、選択的夫婦別姓制度の早期実現を求めた経団連の提言に対し
「国民の間にまださまざまな意見がある」
とした上で
「積極的に動きを見極め、対応を検討していくことが必要だ」
と述べ、慎重な姿勢を示した。
法相の諮問機関の法制審議会は1996年、結婚後もそれぞれ婚姻前の名字を使える選択的別姓制度の導入を含む民法改正案を答申。
だが、保守系議員の反対などで法案は提出されなかった。
小泉氏はこの点にも触れ
「国会議員の方々の間でもしっかりと議論をし、幅広い理解を得ていただくため、法務省として積極的な情報提供をしたい」
とした。

「夫婦別姓制度、早期実現を」経団連が初の提言 通称は海外で理解得られずトラブルも
2024/6/10 18:29
https://www.sankei.com/article/20240610-PLZOKGZSLVKTZKDUTL3OBW74UQ/
経団連は2024年6月10日、選択的夫婦別姓制度の実現を求める提言を発表した。
希望すれば生まれ持った姓を戸籍上の姓として名乗り続けられる制度の早期実現を要求。
政府に対し
「一刻も早く改正法案を提出し、国会で建設的な議論を期待する」
とした。
経団連による同制度に関する提言は初めて。
十倉雅和会長は2024年6月10日の定例記者会見で
「世の中は大きく変わっている」
「国会でスピーディーに議論してほしい」
と述べた。
現在は婚姻時に夫か妻のいずれかの姓を選べるが、妻が改姓することが圧倒的に多い。
提言では
「生活上の不便、不利益といった改姓による負担が女性に偏っているのが現実」
と訴えた。
経団連の調査では、国内の91%の企業は旧姓などを通称として使用することを認めているものの、通称は海外では理解されづらく、トラブルの原因になることがあると指摘。
「企業にとってもビジネス上のリスクとなり得る」
とした。

主張
夫婦同姓は合憲 家族制度の原則を守った
2021/6/24 5:00
https://www.sankei.com/article/20210624-BGWW7J52VRJMJFEQ5FVP7KQAZQ/
最高裁大法廷は、
「夫婦別姓」
を認めない民法の規定を再び
「合憲」
と判断した。
夫婦同一の姓は社会に定着し、家族の呼称として意義があることを認めた平成27(2015)年の最高裁判決を踏襲した。
妥当な判断である。
事実婚の男女3組が、夫婦別姓を希望して婚姻届を提出したが、不受理となり、家事審判を申し立て、最高裁に特別抗告していた。
女性の社会進出や世論など最近の情勢変化を踏まえた判断が注目されたが、最高裁は決定理由で、社会や国民の意識の変化といった諸事情を踏まえても、6年前の判断を変更すべきとは認められない―と判示した。
平成27(2015)年の最高裁の判断を通し、夫婦同一の姓について、男女差別を助長したり、人格を傷付けたりする制度ではないことも明確になっている。
最高裁はこの時と同様、
「制度の在り方は国会で論ぜられ判断されるべき事柄」
と指摘した。
平成8(1996)年に法制審議会が、夫婦で同じ姓にするか、旧姓をそれぞれ名乗るか選べる選択的夫婦別姓の導入を答申して25年経つ。
法制化に至らなかったのは、立法府が問題を放置しているというより、国民の十分な合意が得られないからである。
選択的夫婦別姓について、個人の自由で選択の幅が広がる―などと歓迎するのは考え違いである。
導入されれば夫婦同一姓を原則とした戸籍制度が崩れかねず、全国民に影響が及ぶ。
親子が別々の姓になる事態も起きる。
子供の姓を両親どちらの姓にするかなど、諍いや混乱も予想される。
平成29(2017)年に行われた内閣府の世論調査では、夫婦別姓が子供に与える影響について、6割以上が
「子供にとって好ましくない影響があると思う」
と答えていた。
社会情勢の変化と言うなら、旧姓が通称使用できる企業は増えている。
2年前の2019年には住民票やマイナンバーカードなどで旧姓を併記できるようにするため、政令改正が行われた。
パスポート(旅券)についても旧姓併記の申請が容易になるよう緩和された。
日本の伝統や文化に根差した家族制度の原則を崩す必要はなく、更に働きやすい職場作りなどに知恵を絞る方が現実的だ。
国や社会の基盤である家族の意義に理解を深くしたい。

夫婦別姓認めぬ規定、再び「合憲」 最高裁
2021/6/23 21:54
https://www.sankei.com/article/20210623-WTZ3HHNALJO5RNCEOMMHNPXNAI/
夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定は違憲として、東京都内に住む事実婚の男女3組が起こした家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は2021年6月23日、規定は
「合憲」
とする判断を示した。
最高裁は平成27(2015)年にも夫婦同姓を定めた民法の規定を合憲としており、今回は2度目の判断。
15人中4人は違憲とする意見や反対意見を出した。
決定理由で最高裁は、家族が同じ姓を名乗るのは日本社会に定着しており、規定に男女の不平等はないとした平成27(2015)年の判断について
「社会や国民の意識の変化といった諸事情を踏まえても、変更すべきとは認められない」
と指摘。
一方で、夫婦の姓を巡りどのような制度が妥当なのかという問題と、憲法違反かどうかを審査する問題とは
「次元が異なる」
とした上で
「国会で論じられ、判断されるべき事柄だ」
と、前回判断に続き、改めて立法での議論を促した。
合憲とした深山卓也裁判官、岡村和美裁判官、長嶺安政裁判官の3人は
「今回の判断は、国会での選択的夫婦別姓制度を含む法制度の検討を妨げるものではなく、国民の様々な意見や社会の状況変化などを十分に踏まえた真摯な議論がされることを期待する」
と、共同補足意見で述べた。
一方、違憲とした宮崎裕子裁判官と宇賀克也裁判官は
「結婚に対する当事者の意思決定は自由かつ平等であるべきで、規定は不当な国家介入に当たる」
などと述べた。
事実婚の3組は、婚姻届に
「夫は夫の氏、妻は妻の氏を希望します」
と付記して自治体に提出したが不受理となり平成30(2018)年3月、東京家裁などに家事審判を申し立てたが、却下された。
2審東京高裁でも棄却され、最高裁に特別抗告していた。
結婚後の姓を巡っては、平成8(1996)年に法相の諮問機関・法制審議会が、選択的夫婦別姓制度を盛り込んだ民法改正案を答申したが、法案提出には至らなかった。
2021年に入り自民党がワーキングチームを設置し本格的な議論が始まったが、実現への目処は立っていない。

■夫婦同姓の規定
民法750条は、結婚した夫婦は
「夫または妻の氏」
を名乗るよう規定。
戸籍法でも、結婚時に
「夫婦が称する氏」
を提出書類に記載するよう定めている。
昭和22(1947)年に改正される前の明治民法では
「家の姓を名乗る」
とされていた。
厚生労働省の統計では、平成27(2015)年に結婚した夫婦のうち、96%が夫の姓を選択。
改姓による社会的な不便・不利益が指摘されてきたことなどを背景に、夫婦が希望する場合には結婚後に姓を変えない
「選択的夫婦別姓制度」
の導入を求める声が強まっている。

夫婦別姓認めぬ最高裁判断「家族に一体感」安堵の声も
2021/6/23 20:45
https://www.sankei.com/article/20210623-CEFJAVRIAZIRPHCEU6S7ZFUAEI/
最高裁大法廷が2021年6月23日、6年前に続き、
「夫婦別姓」
を認めない民法の規定を
「合憲」
とする判断を示した。
この間の社会情勢や国民の意識の変化を踏まえつつ、国会に議論を委ねた形に。
「違憲」
となれば、新たな対応を迫られる現場からは安堵の声も聞かれた一方、申立人からは決定に不満が漏れた。
「結婚して姓が一緒になることで、家族としての一体感が生まれる」。
結婚生活40年以上になる東京都江東区の男性(71)は、合憲判断に納得の表情を浮かべた。
「子供のことを考えれば、両親が違う姓だと違和感を覚えるのではないか」
とも指摘した。
内閣府の平成29年の調査では、選択的夫婦別姓の導入に向けた法改正42.5%が賛成と答え、反対の29.3%を上回った。
ただ、賛成派に実際に別姓とするかを尋ねたところ、希望するが19.8%、希望しないが47.4%だった。
夫婦別姓が認められれば、子供への心理的影響も懸念される教育現場。
最高裁の決定に注目していた千代田区の幼稚園園長は
「途中で姓が変わった場合に、子供たちの間に動揺が広がらないようにケアするなど、新たな対応が必要になってくるだろうと思っていた」
と打ち明ける。
一方、先祖代々の墓を管理する寺院は、家族観の変化に危機感を抱いていた。
豊川稲荷(愛知県豊川市)によると、旧姓と結婚後の姓の両方を墓石に刻む女性が増えてきているといい、同寺の男性役員(53)は
「夫婦別姓になると、家という概念が失われる可能性がある」
「別姓が認められるのは難しいと思っていた」
と話した。
夫婦別姓には、財産をめぐる問題が持ち上がる可能性もある。
生命保険の受取人は原則戸籍上の配偶者や2親等以内の血縁者に限られており、ライフネット生命保険(東京)の担当者は
「姓が異なる場合、配偶者であることの確認が課題になる」。
同社では事実婚のパートナーらを保険金の受取人にできる仕組みを作っており、
「今後も社会の変化に合わせて検討していきたい」
と話した。

選択的夫婦別姓 社会混乱の引き金に 八木秀次×小島新一・大阪正論室長
ラジオ大阪ぶっちゃけ正論
2021/6/17 8:00
https://www.sankei.com/article/20210617-C2ELAEDPJ5MIHI5KLUORROEF4A/
■家族名が消える
小島
選択的夫婦別姓制度を導入すべきだという議論が昨年から国会で盛んになりました。
八木
選択的夫婦別姓とは、夫婦同姓、親子同姓という民法の考え方をふまえ、同姓にしたい人はこれまで通り同姓だけど、別姓にしたい夫婦は別姓を選んでもいい。
選択ができるという仕組みです。
一見よさそうに思えるんですよ。
小島
自分たち夫婦、家族は同姓でいたいと考えている人たちも、自分たちの同姓が守られるのならと考えてしまいますよね。
八木
ところが選択的であったとしても、その影響は別姓夫婦にとどまりません。
別姓では、1つの戸籍の中に2つの姓が存在することになります。
戸籍から、家族に共通の姓、ファミリーネーム、家族名がなくなるわけです。
小島
家族名がある戸籍とない戸籍、ある人とない人が共存することはないので、全体として家族名はなくなると。
八木
「氏名」の性格が根本的に変わるんです。
氏名とは、家族名に個人の名前を合わせたものです。
家族名がなくなれば、氏名は純粋な個人の名前になる。
すべての家族から家族名が奪われ、戸籍上、姓が同じ夫婦や子供も、各人の名前の上の部分が重なっているにすぎなくなる。
小島
たまたま上の名が同じということですね。
八木
ええ。
たいした問題ではないと思う人がいるかもしれませんが、社会制度や慣行に影響が及びます。
家族単位、世帯単位で主になされてきたものが崩れて個人単位になる。
■3つの姓から選択も
八木
別姓夫婦だと、子供の姓をいつ決めるのかという問題もあります。
兄弟姉妹で姓は統一なのか、バラバラなのか。
子供が1人だけだと、夫婦で子供の姓の取り合い、押し付け合いにならないか。
すでに結婚して同姓の夫婦も、1年あるいは3年の経過措置期間を設けて別姓を選ぶことができるとしています。
妻、あるいは夫が旧姓を名乗りたいとなった場合、夫婦の間に生まれた子供の姓の選び直しも行われることになる。
複数世代にわたる姓の変更を認めるのかという問題も想定されます。
子供のいる夫婦の妻側の母親、おばあちゃんが実家の姓に戻すという選択をした場合、連動して、妻の姓もおばあちゃんの旧姓に変えられるのか。
旧姓に戻す決断をしたおばあちゃんの娘である妻や孫は3つの姓から選ぶということになりかねない。
おばあちゃんの旧姓、夫の姓、妻の旧姓です。
小島
社会が大混乱しますね。
八木
自民党内では一時、選択的夫婦別姓の導入機運が高まりましたが、こうした現実的な問題点への理解が広まり、賛成意見はしぼみつつあります。

櫻井よしこ氏「保守政党らしからぬ提言に危機感」
2021/5/19 16:40
https://www.sankei.com/article/20210519-FRWVDCNTRVN7PLO57QDGPU2CK4/
選択的夫婦別姓制度の導入に慎重な自民党有志議員を中心に作る
「婚姻前の氏の通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」
が2021年5月19日、ジャーナリストの櫻井よしこ、麗澤大学教授の八木秀次の両氏を講師に招いて国会内で会合を開いた。
櫻井氏は
「保守政党としての自民党の矜持」
と題して講演。
安倍晋三政権から菅義偉政権に代わったことで党内に変化が生じていると指摘し、
「保守政党らしからぬ政策提言、法案の提出、そしてそれを通そうとする非常に強い動きに大変な危機感を感じている」
と強調した。
「保守は、よりよい社会や国をつくるために変化はするが、その本質は変えず守っていくことだ」
とも語った。
八木氏は、選択的夫婦別姓を導入した場合の課題について
「多くの人は子供の氏が決まらないことや、氏の取り合いが起こることを懸念して結婚や出産を躊躇する」
「逆に少子化が進む可能性がある」
と指摘。
「現在の戸籍制度の下では、旧姓の通称使用を拡充することが最も現実的な解決策だ」
と訴えた。
一方、会合ではLGBTなど性的少数者をめぐる
「理解増進」
法案についても取り上げられた。
法案をめぐっては、稲田朋美元防衛相が委員長を務める
「性的指向・性自認に関する特命委員会」
が中心となり、立憲民主党などと協議して今国会での成立を目指している。
これについて、山谷えり子参院議員は
「もともとの自民党案は国柄に基づいた内容だったが、超党派の議員立法でガラッと哲学がかわってしまった」
「自民党として認めるには大きな議論が必要だ」
と語った。

異論暴論
正論6月号好評販売中 やるべきことは「夫婦別姓」か?
2021/5/3 10:00
https://www.sankei.com/article/20210503-QHTMRK3OE5KWVOEUGDN5FVJWZE/
自民党内で選択的夫婦別姓をめぐる論議が起きている。
推進論者からは結婚に伴う改姓によって生じる生活上の不都合や不便が強調されるのだが、そもそも夫婦が別姓になれば親子は別姓を余儀なくされる。
これまでの家族観や結婚観は変わり、子供に与える影響も無視できないはずだ。
正論2021年6月号では
「やるべきことは『夫婦別姓』か?」
を特集した。
高市早苗衆院議員(自民党)は、自民党のこれまでの選挙公約の実現に向け、自身が起草した
「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」
の成立の必要性を強調する。
高橋史朗・麗澤大学大学院客員教授と池谷和子・長崎大学准教授の論文は、推進者たちの主張の見せ方がいかに一面的で、良い面ばかりが強調されたものかを考えさせられる。
ジャーナリスト、平野まつじ氏は夫婦別姓が現実になると、何がもたらされ、どんな弊害が起こるのか、具体的に考えた。
子供の最善の利益をどうするか、という視点がいかに蔑ろにされ、議論のあり方として極めて危ういかがわかる。
党内で提唱される
「婚前氏続称制度」
「ミドルネーム案(結合氏制度)」
など歯牙にかけるに値しない。
選択的であろうが、夫婦別姓の導入は必要ない。

正論
国民の大多数は夫婦別姓望まず 国士舘大学特任教授 日本大学名誉教授・百地章
2021/7/6 8:00
https://www.sankei.com/article/20210706-2KVYJSZJQNPT3OSBPGFYEMTHXA/
■最高裁は合憲判断を維持
2021年6月23日、最高裁大法廷は予想通り夫婦同姓(氏)制は憲法に違反しないと判断した。
しかも合憲とした裁判官は11人と前回の平成27年判決より1人増えている。
平成27年の最高裁判決は、氏には
「家族の呼称」
としての意義があり、その呼称を一つに定める夫婦同姓制には合理性があるとして現行制度を合憲とした。
その上で、夫婦の姓の在り方は国会で判断すべきだとして、国会の立法政策に委ねた。
今回の最高裁決定は、この平成27年判決の立場を維持し、夫婦同姓を定めた民法750条や戸籍法を合憲とした上で、その後の社会の変化や国民の意識の変化を踏まえても、合憲判断を変更する必要はないとした。
これも妥当と言えよう。
ところがマスメディアの中には各種世論調査を引き合いに、別姓支持が国民多数の声であり、夫婦別姓の実現へと誘導するような報道があふれている。
そのため同姓支持を主張することがはばかられるような雰囲気さえある。
確かに内閣府の調査でも別姓支持が平成24年には35.5%だったものが、平成29年には42.5%に増加しており、その傾向は否定できない。
しかし、平成29年の調査でも、
「夫婦は必ず同じ名字(姓)を名乗るべきだ」が29.3%、
「夫婦は必ず同じ名字を名乗るべきだが旧姓を通称として使用するのは構わない」が24.4%
あった。
つまり、同姓支持は計53.7%もあり、別姓支持を上回っている。
■別姓望む国民はわずか8%
さらに、別姓支持者の中で自ら
「別姓を希望する」と答えた者は19.8%
にとどまる。
つまり、別姓希望者は支持者(42.5%)の19.8%だから全体でいえば0.08、つまり国民のわずか8%が別姓を希望しているだけである。
平成24年の調査でも別姓希望者は全体の8%にすぎないから、別姓希望者は全く増えていないことが分かる。
そのようなごく少数の希望者のために、明治以来120年以上の伝統を有し、国民の中に広く定着している夫婦同姓制度を改正してしまうのは乱暴ではないか。
この問題は慎重な上にも慎重に対処すべきだ。
夫婦別姓希望者のために、現在では運転免許証、パスポート、さらにマイナンバーカードまで、旧姓を通称として併記することが認められている。
だから、日常生活における彼らの不便はほぼ解消しているはずだ。
にもかかわらず彼らが別姓にこだわるのはなぜか。
今回の決定において反対意見を述べた裁判官の中には、
「家族」
の定義は不明確であるとして否定的に解し、
「姓」

「個人の呼称」
の一部と考えて、夫婦同姓制度は
「個人の尊厳」
の侵害に当たると主張する者もいる。
■「家族呼称」か「個人呼称」か
確かに、憲法24条2項は家族について
「個人の尊厳と両性の本質的平等」
に立脚して制定するよう定めているが、憲法は
「家族の保護」
を否定するものではない。
それどころか、憲法制定時の議会においては
「従来の良き意味の家族制度はどこまでも尊重していかなければならぬ」
(木村篤太郎司法大臣)
との答弁がある。
わが国が批准している国際人権規約でも
「できる限り広範な保護及び援助が、社会の自然かつ基礎的な単位である家族に対し…与えられるべきである」
としている。
それ故、わが国の家族制度は、
「個人の尊厳」

「家族の保護」
によって支えられていると見なければならない。
だからこそ、平成27年の最高裁大法廷判決も、
「家族は社会の自然的かつ基礎的な集団単位であり、氏には家族の呼称としての意義があり、氏の在り方については国の伝統や国民感情を含め総合的な判断によって定められるべきである」
とした。
それでは、家族制度の基本にかかわる
「姓(名字)」
について、国民はどのように考えているだろうか。
先の内閣府の調査(平成29年)によれば、国民の56.9%は姓を
「先祖から受け継がれてきた名称」
ないし
「夫婦を中心とした家族の名称」
と答えている。
これに対して姓は
「他の人と区別して自分を表す名称の一部」
と考える者は、全体のわずか13.4%にすぎない。
つまり、姓を
「個人の呼称」
の一部と考え、
「個人の尊厳」
を強調する反対意見は、姓を先祖伝来の
「家」

「家族」
の呼称と考える多数国民の意識と相当ズレていることが分かる。
以前、本欄で述べたように夫婦の姓をどう決めるかは、個人個人の問題であると同時に、わが国の家族制度の基本にかかわる公的制度の問題である。
しかも選択的夫婦別姓制は
「ファミリー・ネームの廃止」
につながり
「戸籍解体」
の恐れさえある(「『戸籍の解体』を招く夫婦別姓制」2021年3月29日)。
したがって、自らは希望しないにもかかわらず、
「選択的だから」
「望む人が別姓を名乗るだけだから」
などといった安易な発想で賛成してしまうのは、推進派を利するだけであり、非常に疑問といわざるを得ないであろう。

次世代の党、夫婦同姓規定「合憲」判断を「歓迎」
2015/12/16 19:12
https://www.sankei.com/article/20151216-JTCPST5AN5IUNNFTBEMB2AHLCU/
次世代の党は2015年12月16日、最高裁が夫婦別姓を認めない民法の規定を合憲と判断したことについて、中野正志幹事長名で
「判断を歓迎する」
との談話を出した。
談話では
「日本社会においては、夫婦、親子が同じ姓を名乗ることが家族の基本であり、家族の一体感を高めてきた」
「一方、夫婦別姓を求める運動では、家族が同じ姓を名乗ることを子供が望んでいることは省みられていない」
と指摘。
その上で
「日本は、既に職場などでの通称使用(旧姓使用)が否定されない社会になった」
「旧姓に拘りを持つ方は通称を用いることが可能であるし、結婚時に夫が妻の姓を選択することも可能である」
としている。

夫婦同姓規定は合憲 再婚禁止6カ月は違憲 最高裁が初判断
2015/12/16 15:24
https://www.sankei.com/article/20151216-EIZGWR6BTRIYTNB6YH7JAHKFYU/
【産経新聞号外】夫婦同姓「合憲」[PDF]
https://www.sankei.com/module/edit/pdf/2015/12/20151216iken.pdf
民法で定めた
「夫婦別姓を認めない」
とする規定の違憲性が争われた訴訟の上告審判決で最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は2015年12月16日、
「規定は合憲」
とする初めての判断を示した上で、原告側の請求を棄却した。
原告は
「時代の変化に従って選択的夫婦別姓を認めるべきだ」
などと主張したが、
「夫婦や親子など家族の在り方が損なわれる」
との慎重論は多く、世論調査も賛成・反対が拮抗してきた。
一方、
「女性は離婚後6カ月間、再婚できない」
とする規定を巡る訴訟で、大法廷は
「規定は違憲」
と初判断。
100日間を超える部分は違憲だとしたことで、国は法改正を迫られる。
最高裁が法律を違憲と判断したのは戦後10件目。
夫婦の姓について原告側は
「選択的夫婦別姓を認めないことは、婚姻の自由を不合理に制約していて、両性の本質的平等に立脚していない」
と主張。
「規定は違憲で、国会の高度な立法不作為に当たる」
と指摘していた。
国側は
「民法では、結婚後にどちらの姓を名乗るかについて、夫婦の協議による決定に委ねている」
「婚姻の自由や男女の平等を侵害していない」
と反論。
規定に違憲性はなく国会の立法不作為にも当たらないと主張していた。
両規定を巡っては、法相の諮問機関の法制審議会が平成8年、選択的夫婦別姓を導入し、再婚禁止期間も100日に短縮するよう答申した。
しかし、国会や世論の反対が多く、改正は見送られた。
民主党政権時代にも改正の動きがあったが、閣内の反対などで法案提出には至っていない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/877.html#c29

コメント [NWO7] 「歴史的に稀に見る大激戦」はどこへ行った…トランプ「圧勝」が明らかにした、主要メディアの「印象操作」  (朝香豊 現代ビ… 魑魅魍魎男
7. 第n次嫌々期(仮)[1796] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 06:44:00 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13216]
ダメリカが関わってきた「民主化国」ではダメリカが選挙へ介入してると何かで見たけどな。
本国ダメリカが不正まみれなのだから、その属国で不正が行われていないなど、お伽話だろ。
もちろん、ダメリカが民主化へ尽力した(スナイパーを派遣した)ウクライナの選挙も、だ。

http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/620.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
19. ノーサイド[2976] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 06:44:33 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[136]

高市早苗だろうと誰だろうと憲法を変えない限り日米関係は変わらないよ。
(大笑)
  
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c19
コメント [中国12] ついに出た! 資産凍結カード IEEPA パイプライン
2. 秘密のアッコちゃん[945] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 06:49:30 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[510]
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中国、「隠れ債務」対策に総額210兆円 地方政府の負担軽減図る
2024/11/8 20:16
https://www.sankei.com/article/20241108-Y6ZET5LOYRI37MULHPTCSBRH6M/
中国の藍仏安財政相は2024年11月8日、地方政府が抱える
「隠れ債務」
と呼ばれる簿外債務に関して総額10兆元(約210兆円)規模に上る対策を発表した。
地方債の増発を認めて隠れ債務を圧縮し地方政府の負担軽減を狙う。
中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)の常務委員会は同日閉幕した会議で、地方政府の債務限度額を2026年までに計6兆元規模引き上げる決定を承認した。
これにより発行上限は29兆5200億元から35兆5200億元となり、地方政府が抱える隠れ債務の解消を進める。
中国メディアによると、藍氏は、これとは別の形で今後5年間で計4兆元の地方債を手当てすると説明。
地方債務対策の総額は10兆元に上ると主張した。
一連の措置で14兆3千億元規模の隠れ債務を2028年までに2兆3千億元規模に圧縮し、地方政府の金利負担を5年間で計6000億元程度軽減するとの見通しを示した。
中国では地方政府の公式統計にカウントされない隠れ債務が膨らんでいる。
長期化した不動産不況により、地方政府が主要財源としている土地使用権の売却収入が大幅に低迷しており、金利負担が大きい隠れ債務に対応することが以前より難しくなっている。
直接的な内需対策は打ち出されなかった。
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は2024年11月8日、米大統領選で勝利したトランプ次期大統領の貿易政策が明確になるまで、中国当局が景気刺激策の拡大を待つという金融市場関係者の見方を伝えた。

田村秀男「お金は知っている」
習近平主席の「大型財政出動」が口先だけの理由 中国で続く外貨難、共産党が支配する米ドル本位の金融システムが行き詰まり
2024.10/18 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241018-I36YAYYTEVOPRBTW53TOXGMSRA/
中国の習近平政権は底が見えない不動産バブル崩壊不況に対し、大型財政出動を今月2024年10月12日に示唆したが、口先だけにとどまりそうである。
なぜか。
西側のメディアや市場アナリストは首を傾げているが、理由ははっきりしている。
共産党が支配する米ドル本位の金融システムの行き詰まりが原因なのだ。
グラフは中国人民銀行の保有外貨資産と人民元資金発行高(マネタリーベース)の前年同期比増減率の推移である。
一目瞭然、人民銀行は外貨資産の増減に合わせて資金発行している。
外貨の大半は無論、基軸通貨米ドルである。
人民銀行は人民元を発行して流入する外貨を全面的に買い上げる。
言い換えると、ドルがふんだんに流入すれば金融を大幅に緩和でき、流入が縮小すると引き締めることになる。
ドルの裏付けのない人民元は中国国民に信用されない恐れがある。
従って共産党中央は国債発行に応じて人民元資金を創出することに極めて慎重だ。
西側の中央銀行は日銀、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行がそうであるように、通貨を発行する場合、外貨ではなく、主として国債を市場から購入する。
ところが人民銀行の場合は、これまでの20年間、総資産に占める国債など政府金融負債はわずかに4%前後にとどまっている。
対照的に、人民銀行の外貨資産比率は最近で約5割である。
2008年9月のリーマン・ショックの際には、人民銀行が巨額の資金発行を行い、国有商業銀行などに資金供給し、地方政府や国有企業向け融資を一挙に増やした。
金融の量的拡大の下で北京の中央政府は大型財政出動に踏み切った。
この離れ業は、米FRBが大量発行したドル資金が国際金融市場経由で中国に流入したからこそ可能だった。
中国への外貨流入源は貿易など経常収支の黒字と外国からの対中投融資だが、中国は資本の流出が激しく、経常収支黒字だけでは外貨が底を突く恐れが付きまとう。
特に2015年から2016年には金融危機が発生し、中国の投資家が資金を一斉に海外に持ち出す資本逃避ラッシュとなった。
習政権がそこで頼りにするのが、外国企業による直接投資と海外の金融機関や投資家による証券投資だが、不動産バブル崩壊と共に、2022年以降、対中投融資が激減している。
習政権は資本の流出を厳重に取り締まることで、辛うじて外貨資産の減少を食い止めているが、外貨難は続いている。
中国財政省は2024年10月12日に
「財政支出を大幅に増加する用意がある」
と表明したものの、具体的な金額については触れなかった。
景気テコ入れのために必要な国債発行は日本円換算で約200兆円に上ると推定されるが、市場で消化するためには人民銀行の資金発行が欠かせない。
すると、人民元の価値が失われ、一党独裁制の根底が揺らぐ。
習氏はそんな悪夢に悩んでいるだろう。
 (産経新聞特別記者・田村秀男)

「客が途切れない」 底が見えない不動産不況 金買いに走る中国の個人投資家
2024/10/18 18:45
https://www.sankei.com/article/20241018-5AYBFRX6NFKLJMM7OB6RYMVFL4/
中国国家統計局が2024年10月18日発表した2024年7〜9月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比4・6%増で、政府の通年目標「5%前後」の達成が厳しい状況になった。
中国当局は景気下支えに躍起だが、景気鈍化の主因である不動産不況に反転の気配はなく、個人投資家は不動産市場への警戒を崩していない。
■金価格が24%上昇
中国南部を代表する経済都市である広東省深圳市の中心部に宝飾店が集中している一角がある。
特に多くの店舗が集まるビルの地下フロアでは、平日昼にもかかわらず多数の来店客がショーケースに釘付けになっていた。
視線の先にあるのは金(ゴールド)だ。
「去年くらいからずっと客が途切れない」
「資金に余裕がある人が金につぎ込んでいるようだ」
金商品を扱う宝飾店の女性店員は好調な売れ行きをこう語った。
中国人は伝統的に金を好んできたが、最近は拍車がかかっている。
中国国営新華社通信によると、中国国内の金価格は今年2024年、上昇率が2024年9月末までに24%に達して過去5年間で最大を記録した。
金価格高騰を受け、販売店の新規出店が増えている他、下取りビジネスも活性化した。
中国人民銀行(中央銀行)が外貨準備高のうち金の保有量を今年2024年4月末まで増やし続けたことに加え、中国経済への不安感も個人投資家を金買いに走らせた。
女性店員は
「不動産価格の下落に伴う不安心理から、金に頼る人が増えている」
と指摘。
深刻化する不動産不況を前に、個人投資家は金に代表される
「安全」
な投資先を探している。
■当局本腰も景気浮揚難しく
不動産不況は底が見えない。
統計局が2024年10月18日発表した2024年9月の新築住宅価格指数は主要70都市の94%に相当する66都市で前月と比べて下落。
市場の需給状況をより反映しやすい中古住宅は全70都市で値下がりした。
不動産不況の影響は大きい。
不動産価格の下落が消費を冷やす逆資産効果を生じさせ、内需低迷が生産の低迷につながる悪循環に陥りつつあると指摘される。
底が見えない状況に危機感を覚えた中国共産党・政府は、重い腰を上げた。
2024年9月下旬以降、大規模な金融緩和の他、不動産市場の支援策、財政出動を伴う経済対策の方針を示した。
中国の株式市場もこれに反応し、代表的指標である上海総合指数が今月2024年10月8日には約2年8カ月ぶりの高値水準を付けた。
ただ、その後は当局の政策に対する様子見ムードが広がって、乱高下の展開となっている。
不動産不況や「ゼロコロナ」政策の後遺症を背景に民間企業の経営が不安定化して庶民の雇用・所得環境が悪化していることに加え、地方政府の過剰債務や少子高齢化、米中対立といった構造的な問題もあり、景気浮揚は容易ではない。
(広東省深圳市 三塚聖平)

<主張>中国の過剰生産 習氏は欧米の懸念直視を
社説
2024/5/19 5:00
https://www.sankei.com/article/20240519-KGSX6XYIVBIT7L45U572LUPVRA/
中国政府による補助金支援を受けて過剰生産された製品が、国内から溢れて海外に安価で輸出される。
これが市場競争を歪めているとして中国が欧米から指弾されている。
バイデン米政権は中国製の電気自動車8EV)への関税を4倍に引き上げる他、太陽光パネルやリチウムイオン電池などにも制裁関税を課すと発表した。
欧州連合(EU)の欧州委員会も中国製EVなどを調査しており、状況によっては対抗措置を辞さない構えである。
今後、欧米と中国が報復関税を掛け合う展開となれば、世界経済の混乱や停滞を招きかねない。
強硬な措置を講じた米国はもちろん、中国においても、保護主義の高まりが望ましくないのは言うまでもない。
ただし根本的な問題は、中国の貿易慣行が不公正だとする各国の疑念に向き合わない習近平政権の姿勢にある。
習国家主席が欧州歴訪で
「中国の過剰生産能力問題というものは存在しない」
と語ったことは理解し難い。
頑なな姿勢を改めなければ欧米との対話も成り立つまい。
対立は長引くばかりだろう。
習政権が直視すべきは自国産業の構造問題だ。
中国は経済の鈍化が顕著で、国内需要が低迷している。
一方で企業の生産意欲は強く、需要に比して供給能力が過剰だ。
このため輸出で帳尻を合わせる構図である。
更に不透明な補助金の問題がある。
これまでも中国は、補助金を出す際に求められる世界貿易機関(WTO)への通報義務を守らず、輸出に関わる補助金の実態を隠してきたことが問題視されてきた。
かつて世界の鉄鋼業界が、補助金を受けた中国企業の安値輸出で打撃を受けたこともある。
今も同様に海外企業の経営や雇用を揺るがしているならば批判も当然だ。
一方、バイデン政権の今回の措置には大統領選に向けて雇用創出や対中強硬姿勢を訴える政治的思惑もあろう。
国内法で一方的に追加関税を課す手法はトランプ政権時にも見られ、日本も鉄鋼などへの追加関税を強引に課された苦い経験がある。
日本はこの点も踏まえつつ欧米と連携し、中国の不公正な貿易慣行を正していくべきだ。
中国の過剰生産問題は日本企業の経営にも影響を及ぼす。
あらゆる機会を捉えて中国側に改善を迫らなくてはならない。

米、中国企業の太陽光パネル規制強化 東南アジア4カ国通じた迂回輸出に関税
2024/5/16 20:46
https://www.sankei.com/article/20240516-CN7FINEJHJKZPNWY2I6ZOOQWDY/
米政府は2024年5月16日、中国企業が太陽光パネルを関税逃れの目的で東南アジア4カ国を通じて迂回輸出しているとして、輸入規制を強化すると発表した。
4カ国への関税免除の措置は2024年6月6日に終了する。
2024年11月の大統領選を控え、国内製造業者を保護、育成する姿勢を強調する狙いとみられる。
ただ安価な製品の輸入を抑えることにより、バイデン政権が推進するクリーンエネルギーへの転換に逆行するとの批判が出る恐れもある。
対象はカンボジア、マレーシア、タイ、ベトナムの4カ国。
気候変動対策を重視し巨費を投じるバイデン政権は2022年6月、供給不足への対策として4カ国からの同製品の関税を2年間免除する措置を講じていた。
米政府は、東南アジアを経由した中国製品の米国への迂回輸出が2023年急増したとし、過剰生産が問題視される中国企業との競争を
「公正なものとする措置だ」
とした。(共同)

<主張>習氏の欧州歴訪 中国外交の限界を示した
社説
2024/5/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20240516-CAWLZHUPZRMT3FBZHIFCNTT2U4/
独善的な中国外交の限界を示した外遊だったのではないか。
中国の習近平国家主席がフランス、セルビア、ハンガリーを訪問した。
習氏にとっては国内の経済不振の打開に向けた対欧経済関係の強化や、米主導の対中包囲網を切り崩して欧州を自国側に抱き込む思惑があったのだろう。
だが、経済を巡る欧州との対立は解消されず、ロシアのウクライナ侵略に関する見解も噛み合わなかった。
習氏は、自らの狙いが不首尾に終わった現実を重く受け止めるべきである。
米国との対立が続く中国にとって欧州との通商・経済関係の維持・発展は重要だ。
これに対して欧州側では他国への経済的威圧などをやめない中国への警戒感が強まっている。
特に巨額の補助金を受けて過剰に生産された中国製品が安価に流入していることへの反発が強く、習氏にはこの問題での欧州側への歩み寄りが求められていた。
ところが習氏は問題の存在すら否定し、解決を遠のかせた。
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は進展がなければ対抗措置も辞さない姿勢を示したほどである。
ウクライナを巡る中国と欧州側の溝の深さも印象付けられた。
マクロン仏大統領は首脳会談後の共同会見で
「習氏がロシアに、如何なる武器も売却せず、軍事転用可能な物資の輸出を厳格に管理することを約束した」
と発言した。
一方の習氏は
「中国は当事者ではない」
と述べ、
「ウクライナ危機を利用して、第3国を中傷したり、新冷戦を扇動することに反対する」
と反発した。
外遊先の選定からも中国外交の限界が窺える。
欧州主要国で訪問できたのは、米国とは一線を画す独自外交のフランスだけで、英国やドイツ、2024年の先進7カ国(G7)議長国のイタリアへの訪問はなかった。
ドイツのショルツ首相は2024年4月に訪中したが、これで関係が好転したわけではない。
帰国直後に独連邦検察庁が欧州議会の情報を中国の情報機関に流していた疑いで欧州議会議員のスタッフをスパイ容疑で摘発した。
セルビア、ハンガリーのように中国に接近しようとする国もあるが、欧州では総じて対中不信が根強い。
中国の脅威に直面する日本もこの点を踏まえて欧州との連携を図るべきだ。

中国の過剰生産に日本企業も苦慮 鋼材の価格下落やEV過当競争が打撃に
2024/5/14 21:23
https://www.sankei.com/article/20240514-UVG54O6XKFLXZF6JZTJMR6VPXE/
バイデン米政権は2024年5月14日、国内産業の育成や保護のため、中国製の電気自動車(EV)や太陽光発電の関連品、鉄鋼などに対する関税を2〜4倍に引き上げると発表した。
関税を強化する理由については
「中国が人為的に低価格製品を世界市場に溢れさせている」
と指摘。
中国政府の産業支援による過剰生産によって、安価な中国製品が米企業に与える悪影響に対応する措置だと説明している。
中国の過剰生産問題には日本企業も悩まされている。
特に不動産不況による建設需要の低迷で中国国内の需給が緩んだ鉄鋼分野の影響は顕著だ。
中国勢などの高水準の生産で原料の石炭価格が高止まりする半面、余剰の鋼材がアジア向けを中心に安値で輸出に回っており、原料高と市況の下落でアジアの鋼材市況品の利益は過去最低水準に悪化しているという。
■中国の2024年3月の鋼材輸出25%増
中国の2024年3月の鋼材輸出は前年同月比25.2%増の988万トンと2016年7月の1030万トンに迫る高水準。
2024年4月も増勢は変わらず、市況悪化で日本製鉄は今年度の事業利益が900億円押し下げられる見通し。
今井正社長は
「原料コストと製品市況のデカップリング(切り離し)は構造的な問題として捉えなければならない」
「未曾有の厳しさが継続する」
と話す。
一方、トヨタ自動車など日本の自動車大手は中国で電気自動車(EV)の過当競争の煽りを受けている。
EVの普及率が約2%と低い日本国内は、中国製EVの攻勢を受ける欧州のような状況にはないが、EVを中心とする供給過多により中国国内の新車の
「価格競争が日に日にきつくなっている」(トヨタの宮崎洋一副社長)
という。
■三菱自動車は中国から撤退
EVを中心とする
「新エネルギー車」
への急速な需要シフトと過当競争で、2023年秋には三菱自動車が中国から撤退。
エンジン車が売れないため、ホンダや日産自動車では中国拠点の生産能力の余剰に直面している。
また、日本メーカーの一部は中国の生産能力の輸出への活用を検討しており、中国の過剰生産問題で欧米などが関税を引き上げれば影響を受ける可能性もある。

過剰生産、中国側も認識 価格競争加速、各国に影響 米欧の批判受け態度硬化
2024/5/14 21:14
https://www.sankei.com/article/20240514-IWUOALQH5VJFJNS7XX5A2JV2SU/
バイデン米政権が中国製の電気自動車8EV)や太陽光発電の関連品、鉄鋼などに対する関税を2〜4倍に引き上げる。
中国政府の産業支援による過剰生産によって、安価な中国製品が米企業に与える悪影響に対応する措置だと説明している。
中国の生産能力が過剰化していることはデータから窺える。
中国国家統計局によると2024年1〜3月の設備稼働率は73.6%。
新型コロナウイルス禍が深刻化し、中国経済が停止状態に陥った2020年1〜3月(67.3%)以来の低水準だった。
供給過剰分が海外市場にあふれ出ており、価格競争が加速して各国に打撃を与えかねない。
■設備稼働率が自動車や電気機器で低下
中国の設備稼働率は足元で自動車製造業や電気機器関連業の低下が目立つ。
中国誌
「財新週刊」
によると、中国の自動車メーカー全体の稼働率は2017年に約62%だったが、2023年10〜12月には約48%に落ち込んだ。
在中国の欧州連合(EU)商工会議所の前会長は、中国企業の太陽電池の生産能力が現在の世界需要の約2.5倍もあるとの見方を同誌に示した。
経済成長の鈍化もあり国内需要に限りがある。
そのため鉄鋼の他
「新御三家」
と呼ばれる電気自動車(EV)、リチウムイオン電池、太陽電池の海外輸出が拡大している。
中国は粗鋼生産量で世界の5割強を占める。
■生産や投資に対する企業の意欲強く
中国側も問題を認識しているが、生産や投資に対する企業の意欲は歴史的に強い。
地方政府が地元企業を保護する一方、企業側は投資集中や過当競争で市場独占を狙うのが中国産業の病巣≠ニも指摘される。
中国政府は、これまでも供給の抑制に重点を置いた
「供給側構造改革」
や、内需主導型経済への移行などを進めようとしてきた。
しかし、米欧の批判を受け態度を一気に硬化。
「中国包囲網」
の一環と受け止め、政治問題として処理するようになったのが現状だ。
習近平国家主席は2024年5月6日、パリでマクロン仏大統領、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と会談した際、欧州側から過剰生産に対処するための措置を講じるよう促されたのに対し、
「いわゆる中国の過剰生産能力問題というものは存在しない」
と懸念を受け入れない姿勢を明確にした。

米、雇用保護で安価な中国製品流入を阻止へ EUは警戒も中国依存のジレンマ
2024/5/14 21:09
https://www.sankei.com/article/20240514-EGADT64VUZLZ5KYBEZGZCPESJI/
電気自動車(EV)や太陽光パネルなどの中国の過剰生産を巡り、米欧各国が再び厳しい対応に出始めた。
バイデン米大統領が安価な中国製の流入を阻止する対策に乗り出し、欧州連合(EU)も対抗措置を視野に入れる。
米国は2024年11月に大統領選を控え、候補者が労働者保護を競う。
欧州でも中国への警戒感が増大。自国・地域の産業保護が対中姿勢を硬化させる構図が鮮明だ。
■EV、米優先課題に直結
バイデン氏は2024年4月上旬、イエレン財務長官を中国に派遣した。
イエレン氏は何立峰(かりつほう)副首相との会談で、中国によるEVの過剰生産問題などをテーマにマクロ経済に関する対話を実施することで合意。
李強首相との会談では、中国の過剰生産が米国経済に悪影響を及ぼすとの懸念を伝達した。
バイデン氏がEVを重視するのは、最優先課題に掲げる気候変動対策と雇用創出の両方に直結しているからだ。
中国の安価なEVが流入すれば米企業の売り上げが落ち込む。
大統領選で雇用や景気は集票に大きな影響を与える。
返り咲きを目指すトランプ前大統領がバイデン氏を親中≠ニ批判しており、弱腰に映ることを避ける狙いも見え隠れする。
バイデン氏は2024年4月17日、東部ペンシルベニア州にある全米鉄鋼労働組合(USW)本部で演説し、中国製の鉄鋼とアルミニウムの制裁関税を3倍に引き上げることを検討すると表明。
中国政府による鉄鋼企業への多額の補助金を問題視し、
「彼らは不正行為をしている」
と非難するなど、中国との摩擦も辞さない構えをアピールした。
■欧州は「補助金」調査
EUも中国製の安いEVや太陽光パネルなどの余剰製品が大量に輸出され域内企業に打撃を与えると懸念を強めている。
EUのフォンデアライエン欧州委員長は2024年5月6日、中国の習近平国家主席とマクロン仏大統領との3者会談で、習氏に対しEVなど多額の補助金を受けた中国製品が
「欧州に溢れている」
と指摘。
「EU(の市場)は大量の中国製工業製品を吸収できない」
と強調し、過剰生産に対処する措置を講じるよう迫った。
EUは、中国が補助金で価格の安いEVや太陽光パネルなどの輸出を促したと見て、調査にも乗り出している。
中国による不当な補助金支給が確認された場合、追加課税などに踏み切る方針だ。
EUは日本とも連携して、中国の不公正貿易に対抗する構えだ。
パリで2024年5月上旬に開催した
「日・EUハイレベル経済対話」
では、中国を念頭に供給網の強靱化などの経済安全保障を討議した。
しかし、欧州の太陽光発電の普及には安価な中国製が必要との見方もある。
欧米メディアによると、EUは太陽光パネルの輸入の8割以上を中国に依存。
欧州のエネルギー問題の専門家は中国製の輸入規制は欧州の太陽光発電の導入目標の実現を阻害すると見ている。
また、EUが追加課税などを実施すれば中国が報復関税を行うリスクも懸念される。
自動車産業などで対中依存が強いドイツのショルツ首相は、EUによる中国企業への追加関税には否定的な姿勢を示している。

米、中国製EVや太陽光発電などの関税を2〜4倍に 不公正貿易に対抗、国内産業を保護
2024/5/14 18:06
https://www.sankei.com/article/20240514-GLXGE57TQFJQDHJ6X2FQ6OCKLE/
バイデン米政権は2024年5月14日、国内産業の育成や保護のため、中国製の電気自動車(EV)や太陽光発電の関連品、鉄鋼などに対する関税を2〜4倍に引き上げると発表した。
経済や安全保障上の重要産業に絞り、
「不公正な貿易慣行」
を続ける中国の安価な製品が流入することを阻止する。
バイデン大統領が指示した。
バイデン政権は、不公正貿易と見なす相手国への制裁を定めた米通商法301条などに基づき、現行25%の中国製EVに対する制裁関税を2024年年内に4倍の100%にする。
鉄鋼とアルミニウムの製品に関しても2024年年内に現行の0〜7.5%を25%に引き上げる。
今回の措置は、米政権が育成に注力するクリーンエネルギー関連産業にも及んだ。
EV向けリチウムイオン電池の関税を7.5%から25%に、太陽光発電の関連品は25%から50%に引き上げる。
関税を強化する理由については
「中国が人為的に低価格製品を世界市場に溢れさせている」
と指摘。
中国政府の産業支援による過剰生産によって、安価な中国製品が米企業に与える悪影響に対応する措置だと説明している。
また、知的財産の窃取などを踏まえ、
「中国の不公正な貿易慣行が米国の企業や労働者を脅かしている」
と厳しく批判。
米国のサプライチェーン(供給網)を維持していく上でも、制裁関税で米国の企業活動を保護する必要性を強調した。
リチウムイオン電池の材料となる重要鉱物の天然黒鉛(グラファイト)は0%から25%にする。
黒鉛は世界生産の8割超を中国が占めると言われる。
中国依存を回避し、米国内の供給網を強化する狙いがある。
供給網の脆弱性が問題視された半導体に関しては税率を2025年までに25%から2倍の50%に強化する。
米通商法301条を巡っては、対中貿易赤字を問題視したトランプ前政権が2018年に中国からの輸入品に制裁関税を発動し、米中が報復関税を実施する貿易戦争に発展した。

米が中国EVや電池、太陽光発電設備などに制裁関税 来週発表か
2024/5/10 11:40
https://www.sankei.com/article/20240510-EHBAK36DXBIXLKDZ6JVUXCGERA/
米ブルームバーグ通信は2024年5月9日、バイデン政権が来週にも、対中関税の強化を発表すると報じた。
相手国の不公正貿易に対する一方的な制裁を認めた米通商法301条に基づく措置で、電気自動車(EV)や電池、太陽光発電設備などが対象になる見通し。
301条に基づく関税を巡っては、トランプ前政権が2018年から段階的に発動。
バイデン政権は追加関税を維持した上で、その効果や影響を分析していた。
EVや電池、太陽光発電設備に関しては、中国政府の多額の補助金や過剰生産による米国経済への悪影響が問題視されていた。(共同)

外資企業の中国への直接投資が昨年は82%減 30年ぶりの低水準 経済鈍化や政治リスク警戒
2024/2/18 21:56
https://www.sankei.com/article/20240218-BFXT6DSEONPP5MBFBDYJJCFRSQ/
中国国家外貨管理局が2024年2月18日発表した2023年の国際収支によると、外資企業による直接投資は330億ドル(約4兆9500億円)だった。
前年比で約82%減で、30年ぶりの低水準にとどまった。
中国は改革開放政策の下で外資を呼び込んで急速な経済成長に繋げてきたが、経済成長の鈍化や政治リスクを警戒して外資企業が対中投資意欲を減退させているとみられる。
2023年10〜12月期は175億ドルと持ち直した。
2023年7〜9月期には118億ドルのマイナスに陥っていた。
新規投資よりも撤退や事業の縮小が大きくなった形で、比較可能な統計を公表している1998年以降で初のマイナスだった。
中国での新規投資に慎重になり、撤退や事業縮小を進めている外資企業が出ている。
不動産不況を背景とした中国経済の減速に加え、米中対立や反スパイ法が中国事業に与える影響を懸念しているもようだ。
中国に進出する日系企業の団体、中国日本商会が2024年1月発表した会員企業アンケートでは、2023年の対中投資を「しない」か「2022年より投資額を減らす」と回答した企業は計48%で、増加意向は計15%にとどまった。
習近平政権は2023年、外資の対中投資を呼び込んで中国経済の回復に繋げようとしたが、思うような成果を上げることが出来ていない。

田村秀男「お金は知っている」
ネット通販乱立が招く中国デフレ「アリババ」「SHEIN」「Temu」 激安競争で中小企業が犠牲、返品率3割のサイトも
2024.2/16 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20240216-NQBG24OGXJL4RN23Q3B4TQZUME/
中国の国家安全部はSNSの「微信」(ウィーチャット)に公式アカウントを持ち、しばしば脅しのメッセージを流す。
2023年12月15日には、中央経済工作会議の決定を踏まえて、以下のように警告した。
「外部から、中国経済を貶める意図を持つ各種の『常套句』が絶えず現れている」
「本質は虚偽を述べて『中国の衰退』という『言葉の罠』『認知の罠』を作り出し、中国の特色ある社会主義制度とその進む道を攻撃、否定し、中国に対する戦略的な包囲・抑圧を企むものだ」
拙論は産経新聞出版から『中国経済衰退の真実』を2024年2月1日に出版した。
このタイトルを決めたのは上記の工作会議より前だから、国家安全部の警告とは無関係である。
同書の多くのデータは中国国家統計局の公表値を使っている。
それに基づく趨勢は中国がバブル崩壊不況からの脱出が困難になっていることや、
「特色ある社会主義制度」
の行き詰まりを物語る。
思い出すのは2007年のことだ。
中国人民解放軍の参謀本部のスタッフたちが産経新聞の招きで来日した時、
「産経新聞は北京の外交当局から睨まれているが、あなた方はどう思うのか」
と聞くと、
「日本の新聞で読む価値があるのは産経新聞だけだ」
「何故なら、我々の知らないことが書かれている」
との答えが返ってきた。
今の習近平政権は不都合な真実を悉く排除、隠蔽し、公安当局が経済に関してネガティブな情報を流す者に
「反スパイ法」
を適用しかねないというから、隔世の感ありである。
本グラフは中国の消費者物価の前年比増減率と消費財売上高に占めるネット通販の割合を対比させている。
いずれも国家統計局データだが、月々のばらつきを馴らすために、消費財販売データが欠如している毎年1月を除外した11カ月平均値を算出した。
ネット通販比率が高まるにつれて物価上昇の幅が小さくなり、2023年10月から2024年1月まで4カ月連続で前年比マイナスになった。
デフレとは物価の継続的下落を指すが、需要面もみる必要がある。
消費財の売り上げ総額は2022年に前年を下回ったものの2023年は7.2%上回っている。
消費は回復しているようにも見える。
だが、ここで注目すべきは新型コロナウイルス禍の2020年以来顕著なネット通販のシェアの急増だ。
2023年の消費財売上高は2019年に比べ127兆円増となったが、7割に当たる90兆円近くがネット通販だ。
中国のネット通販サイト業界は日本でもお馴染みのアリババグループ、SHEIN(シーイン)、Temu(ティームー)など約10社が乱立し、多くが激安を競っている。
中には、品質管理が疎かになり、返品率が3割に達する通販サイトもあるようだ。
犠牲になるのが品物を受注生産する中小企業である。
安値に適応するため中国企業は賃金が安い周辺アジアに移転する。
不動産バブル崩壊に伴う消費意欲の萎縮がそれに重なる。
やはり中国はデフレ不況なのだ。(産経新聞特別記者・田村秀男)

日曜経済講座
不動産不況への対応急ぐ習政権 「中国衰退」論に反発し摘発示唆 中国総局・三塚聖平
2023/12/31 11:00
https://www.sankei.com/article/20231231-SU7OX56QORIUDD56CCDG7EKGHQ/
★資金繰り難に陥っている中国不動産最大手、碧桂園の本部ビル=2023年12月上旬、中国広東省仏山市(三塚聖平撮影)
中国共産党と政府が2023年12月11、12の両日、2024年の経済政策の基本方針を決める中央経済工作会議を開催した。
年に1度開く経済分野の重要会議で、習近平国家主席(党総書記)や李強首相らが出席した。
中央経済工作会議から中国経済の現状や、2024年の経済政策の方向性が見えてきた。
国営新華社通信によると、会議では
「経済回復を更に推し進めるにはいくつかの困難と課題を克服する必要がある」
との認識が示された。
長期化した「ゼロコロナ」政策の後遺症や、深刻化している不動産不況が中国経済の足を引っ張り、庶民の雇用・所得環境は厳しい状態が続き、新型コロナウイルス禍の終了後も景気回復に勢いがない。
習政権が、そうした状況に改めて危機感を示した形だ。
そこで、重点分野の1つとして挙げたのが
「不動産、地方債務、中小金融機関などのリスクを統一的に解消する」
ことだ。
不動産に関しては、国有企業か民間企業かを問わずに
「不動産企業の合理的な資金需要を平等に満たし、不動産市場の平穏で健全な発展を促進する」
との方針が打ち出された。
中低所得者向け住宅の建設などを進め、
「不動産発展の新モデル構築を加速する」
と指示した。
不動産市場は、当局の統制強化に端を発する不況が長期化しており、減速傾向から抜け出す気配がない。
国家統計局によると、2023年1〜11月の不動産開発投資は前年同期比9.4%減とマイナスが続く。
従来、習近平政権は不動産業の救済に積極的ではないと見られていたが、消費者の不安心理を解消するためにも資金支援を進める見通しだ。
米ブルームバーグ通信は2023年11月、中国当局が資金支援の対象となる不動産開発企業50社のリストを策定していると報じた。
2023年10月に米ドル建て社債の利払いを期限内にできず資金繰り難にある中国不動産最大手の碧柱園も含まれているという。
コロナ禍後も回復が遅れている消費に関しては、
「新型消費を育てて強大にする」
と盛り込んだ。
成長が期待できる分野として、デジタルやグリーン、健康、インテリジェント(智能)家庭用品、文化、娯楽、観光、スポーツイベントなどを挙げた。
2024年の経済成長率目標も議論したと見られる。
2023年通年の成長率目標である
「5%前後」
の成長率目標は2023年と同水準の設定になるとの観測が強まっている。
目標は、2024年3月の全国人民代表大会(全人代)で表明される。
中央経済工作会議では
「発展と安全を両立させる」
という方針を示し、重点分野の1点目として
「サプライチェーン(供給網)の強靭性と安全レベルを高める」
と明記した。
半導体輸出規制などにより対中圧力を強める米国や、それに歩調を合わせている日本などを睨み、経済安全保障の強化や科学技術の欧米依存からの脱却を急ぐ方針と見られる。
一方で
「経済の宣伝と世論の誘導を強化し、中国経済光明論を鳴り響かせる」
ことを求めた。
中国経済光明論とは、
「中国経済の見通しは明るい」
といった主張だ。
景気回復が鈍化する中、庶民は中国経済に対する
「自信喪失」
に陥っており、先行きへの警戒感が消費にマイナス影響を与えている。
習近平政権はそうした状況に苛立ちを強めていると見られ、中央経済工作会議では
「自信を強めなければならない」
とハッパを掛けている。
その方針の下、中国当局は既に動きを見せている。
中央経済工作会議後の2023年12月15日、中国でスパイ摘発などを担う国家安全省は交流サイト(SNS)で
「中国経済を貶める古臭いありきたりの論調が絶えず生まれている」
と主張して
「『中国衰退』という偽りの話を作り上げようと企て、中国の特色ある社会主義制度を攻撃している」
と反発。
国家安全省は更に
「経済安全保障に危害を加える違法犯罪活動を断固として法により処罰する」
として、中国経済に関する批判的な論評も違法行為として摘発する可能性を示唆した。
2023年12月、中国が計画経済から市場経済への移行を進める改革開放政策に転じてから45年となった。
改革開放を主導した都ケ小平以降、中国は経済成長を最優先する路線を取ってきたが、習近平政権は
「国家安全」
に重点を置いて発展を目指すという路線変更を進めていると指摘される。
中央経済工作会議も
「質の高い発展によって高いレベルの安全を推進し、高いレベルの安全によって質の高い発展を保障しなければならない」
と強調した。
国家外貨管理局によると2023年7〜9月期の国際収支で、外資企業による直接投資が初のマイナスとなった。
統制色を増す習近平政権の政策も外資企業の中国投資に影響を与えているもようだ。
今回の中央経済工作会議を受けて外資企業がどう動くか注目される。

誤った対中認識に基づき天皇ご訪中推進 外務省、平成4年外交文書で明らかに
2023/12/30 17:24
https://www.sankei.com/article/20231230-BDPSEP7MBRLQPISV5K7LLN2OBY/
★天皇、皇后として万里の長城を見学される上皇ご夫妻=1992年10月、北京市の八達嶺
外務省が2023年12月20日に公開した1992(平成4)年の外交文書で、当時の外務省が中国に対する甘い認識や見通しを持っていたことが明らかになった。
1992(平成4)年10月の天皇、皇后両陛下(現上皇ご夫妻)のご訪中も、結果的には誤った対中認識に基づいて進められたと言える。
「今後長期的に展望すれば、中国社会は必然的に民主化・自由化の方向を辿らざるを得ない」
「その際、(中略)予測は困難であるが、いずれにせよ多少の混乱は不可避であろう」
「今後の1年ないし2年はその前夜の小康状態と言えよう」
「従って、天皇御訪中のタイミングとして明年を選ぶことは賢明な選択である」
1991(平成3)年11月28日、橋本恕(ひろし)駐中国大使(当時、以下同)は、渡辺美智雄外相に宛てた公電でこうした考えを示した。
だが、それから32年が経過したが、中国は民主化していないどころか、習近平政権下でむしろ閉鎖的、全体主義的になっている。
また、外務省が作成した1991(平成3)年12月18日付の対宮内庁説明用資料は天皇陛下のご訪中について
「隣国たる中国との関係において積極的に対応すべきものであり、不幸な過去を清算し、日中関係を21世紀に向けて新たな段階に発展させる上で大きな意義を有する」
と説明していた。
小和田恒外務事務次官も1992(平成4)年3月、アマコスト駐日米大使に
「過去の清算は、現天皇の訪中によって初めて可能になる」
との認識を示した。
だが、1992(平成4)年4月に公賓として来日し、天皇陛下のご訪中を招請した江沢民中国共産党総書記は国家主席となった後、1994(平成6)年から反日的な愛国主義教育を開始。
2010(平成22)年に国賓として再び来日した際には、宮中晩餐会で歴史問題に言及し、顰蹙を買った。
外務省が期待したように不幸な過去は清算されなかった。
1992(平成4)年7月には中国課が天皇陛下ご訪中の意義と反対論に対する応答のポイントを作成。
「中国は天皇訪中によって日本からより一層の経済協力を引き出さんとしている」
との意見への回答として、
「我が国が陛下訪中と経済協力を結び付けることはあり得ず」
「中国側にもこのような期待は一切ない」
としていた。
政府が1992(平成4)年8月25日にご訪中を閣議決定するのに際し、当時の中国課長が1992(平成4)年8月24日に記者向けに行った事前ブリーフィングでは
「中国も陛下の御訪中を政治利用しないことを明確にしている」
と説明した。
しかし、中国の外相として日本側との折衝に当たった銭其琛氏は天皇陛下のご訪中について、後に回顧録で
「西側の対中制裁を打破する上で、積極的な作用を発揮した」
と政治利用の成果を指摘した。

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/895.html#c2

コメント [戦争b25] 米国の有力メディアもウクライナの敗北を認めざるをえなくなってきた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
39. 秘密のアッコちゃん[946] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 06:54:33 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[511]
プーチン氏、対日関係構築「用意がある」 露撤退の日系企業に「どうぞ戻ってきて」
2024/11/8 18:54
https://www.sankei.com/article/20241108-MLRMYNBMRRJGZAPYAIKDNOCQPI/
ロシアのプーチン大統領は2024年11月7日、日本との平和条約締結交渉に関し、ロシア側は色丹・歯舞の2島引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に
「何ができるか考えていたが、日本側が突然、我々に制裁を科した」
と述べた。
今後、対日関係構築の用意があるとも表明した。
ロシア南部ソチで開催された有識者らが参集した
「ワルダイ会議」
で笹川平和財団の畔蒜泰助上席研究員の質問に答えた。
プーチン氏は
「我々が日本にどんな悪いことをしたというのか」
と主張し、日本の対露制裁は
「米国の命令を受けたからだ」
と強調した。
プーチン氏はまた隣国日本との関係は
「歴史的に悲劇的な時期もあったが、誇らしい時期もあった」
と指摘。
ウクライナ侵攻後にロシア市場を去った日本企業を念頭に
「どうぞ戻ってきてください」
と訴えた。(共同)

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/800.html#c39
記事 [国際35] ゼレンスキー氏、トランプ氏の早期戦争終結計画「承知せず」/ Yuliia Dysa
ゼレンスキー氏、トランプ氏の早期戦争終結計画「承知せず」/
Yuliia Dysa によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%B0%8F-%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E3%81%AE%E6%97%A9%E6%9C%9F%E6%88%A6%E4%BA%89%E7%B5%82%E7%B5%90%E8%A8%88%E7%94%BB-%E6%89%BF%E7%9F%A5%E3%81%9B%E3%81%9A/ar-AA1tHETn?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=8e2590c46ed94833844e8f63ece88022&ei=19

[キーウ 7日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ウクライナとロシアの戦争を迅速に終わらせるというトランプ次期米大統領の計画について、詳しく承知していないと述べた。また急速な早期の停戦はウクライナが大幅な譲歩を迫られる結果になるとくぎを刺した。

ハンガリー首都ブダペストで開催された欧州政治共同体(EPC)首脳会議に参加して記者会見に臨んだゼレンスキー氏は、トランプ氏が戦争を素早く終わらせたがっているとの見方を示しつつ、その計画は話し合っていないと説明。「単に早期というだけなら、それはウクライナにさまざまなマイナスをもたらす。私はどうすれば逆の(プラス)方向にできるかまだ理解していないし、何か存在するのだろうが目にしていない」と語った。

ゼレンスキー氏は各国首脳の中でもいち早くトランプ氏に大統領選勝利の祝意を表明し、6日の電話会談は「素晴らしい」内容だったと発言した。

一方で「われわれは公正な形での戦争終結を臨む。早急な終戦は(ウクライナの)敗北を意味すると確信する」と主張。ウクライナに安全保障が提供されないような戦争終結案に厳しい言葉で反対した。

ウクライナは、ロシアによるさらに大規模な侵攻を予防するにはそうした安全保障が不可欠だとしている。

また、ゼレンスキー氏は今回のEPC首脳会議で議長を努めたハンガリーのオルバン首相がまず停戦してから具体的協議に入る道筋を提示していることを念頭に「例えばウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対している指導者が停戦を提案している。これは無意味で整合性がない」と批判した。

http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/162.html
コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
19. あのにますものろーぐ[79] gqCCzILJgtyCt4LggsyC64Fbgq4 2024年11月09日 07:04:22 : lxNWEZhpD6 : cGVyclZSRU5mQjY=[64]
阿修羅掲示板にもテレビメディアが大谷さんとかの話ばっかで政治の取り扱いが小さいことを問題視する御仁がおりますが、日本のテレビメディアは国会では与党が強行採決するのが当たり前と思っている異常者の集まりで政治に関する話取をり扱う資格/能力がないの。だからテレビメディアはニュースやるならスポーツニュースだけやってろというレベルなのよ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c19
コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
95. ノーサイド[2977] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 07:13:03 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[137]

>小沢は合従連衡が好きで・・・

合従連衡 = 時々の利害に応じて,団結したり離れたりする策

いいことじゃないか、今、問題となっているのは自民党の利権関係の固定化なんだからね。
(大笑)
  


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c95

コメント [医療崩壊12] シェリー・テンペニー博士 「ワクチンではなく、きれいな水が世界を救った」 (The Expose) 魑魅魍魎男
2. 2024年11月09日 07:19:54 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4565]
「水の安全を変えた災厄・コレラ 〜上下水道は屍を越えて〜」
(歴史雑記ヒストリカ 2024/11/8)
https://www.youtube.com/watch?v=hjFnBMzSxKk
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/813.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
20. ノーサイド[2978] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 07:29:10 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[138]

”2千万円支給”は自公を過半数割れにするためにわざと仕組まれた可能性がある。
(石破が仕組んだ?)

自公が過半数割れになりそれを挽回するのは至難の技、誰も石破おろしに動かなくなる。
(大笑)
 
 


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c20

コメント [戦争b25] 米国の有力メディアもウクライナの敗北を認めざるをえなくなってきた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
40. 秘密のアッコちゃん[947] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 07:34:03 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[512]
露と北朝鮮の軍事協力拡大を非難 NATO意思決定機関「インド太平洋地域にも影響」
2024/11/9 6:44
https://www.sankei.com/article/20241109-26KHSSSV3JOZ7L7LHLZB5KNM7I/
北大西洋条約機構(NATO)の意思決定機関、北大西洋理事会は2024年11月8日の声明で、ロシアと北朝鮮の軍事協力拡大を
「インド太平洋地域にも影響を及ぼす」
と非難した。
ウクライナや日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドも声明に賛同していると明記した。
北朝鮮が
「弾道ミサイルや数百万発の弾薬を提供してロシアを支援している」
「戦闘部隊の展開は、ロシアのウクライナに対する違法な侵略への支援を危険なまでに拡大させる」
と指摘。
「ロ朝の協力拡大は国連安全保障理事会決議に違反する」
「ロシアが安保理常任理事国であることを考えれば悪質だ」
と批判した。(共同)

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/800.html#c40
コメント [国際35] 米大統領選でトランプが勝利して何が変わり、何が変わらないのか(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
44. 秘密のアッコちゃん[948] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 07:44:19 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[513]
<▽30行くらい>
<産経抄>石破首相の対米外交 安倍氏の手法真似てはどうか
2024/11/9 5:00
https://www.sankei.com/article/20241109-4UGHOLPPSRLPXJQ4ADOGE5ER6Q/
政治家の言葉は額面通りには受け取れない。
石破茂首相が2024年1月7日、米大統領選に勝利したトランプ前大統領と初の電話会談を行った後、記者団に述べたこのセリフもそうだろう。
「非常にフレンドリーな感じがした」
「言葉を飾ったり繕ったりするのではなくて、本音で話ができる方だ」 
▼その通りなら、日米両首脳の初接触としてまず成功だと言える。
とはいえ、会談時間は僅か5分間に過ぎない。
双方が通訳を介すので、実質的には2〜3分間ぐらいか。
これで本音で話し合える相手だと確信できるとは思えない。
▼2016年11月、トランプ氏が大統領選に当選した後の当時の安倍晋三首相との電話会談は、約20分間だった。
安倍氏は抄子に、ユーモアを交えて語った。
「彼はかなり強いリーダーが好きみたいで、幸い私も強権と言われているから」
「私にかなりシンパシーを感じている様子だった」。
▼今回、トランプ氏が各国指導者と行った電話外交の一部は会談時間が報じられている。
例えばフランスのマクロン大統領とは約25分間、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領とは約12分間である。
長ければいいわけでもないが、首相との5分間は如何にも短い。
▼単純比較はできないが、安倍氏とトランプ氏の場合、電話会談は30〜40分間が普通で1時間を超えることもあった。
対面での会談後、すぐにトランプ氏から電話がかかってきて
「シンゾーがいなくて寂しい」
とこぼされたこともあった。
▼「トランプ大統領とゴルフしなくてもいい、トランプタワーに行かなくたっていい」。
首相は2018年、米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに語っていた。
安倍氏の外交手法を否定するばかりでなく、たまには取り入れたらどうか。

http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/157.html#c44
コメント [原発・フッ素53] ウグイス初鳴きも、タンポポ開花も…気象庁の観測「大リストラ」に批判の声 (東京新聞)  魑魅魍魎男
6. 茶色のうさぎ[-42292] koOQRoLMgqSCs4Ks 2024年11月09日 07:50:57 : jmTS5KwC9o : c2c2ZTRRRVRiSi4=[10]
<△26行くらい>

 ↓ 福島のチョウの奇形💀
https://photos.app.goo.gl/cK1nLVCANrCZeh5v8 ←野原千代さん💛💛 尊敬💛💛
https://www.youtube.com/watch?v=HgZlaStDX_E&list=PLXNKwriQRfAy0JcDumYr92mppIDHioMAB&index=6&ab_channel=311akatuki

 ↓ 避難の権利💛
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/364.html#c98

 ↓ 福島は、全滅です。 逃げてください。💛
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/648.html#c85

 ↓ 自民党の石破茂幹事長は2日、「『この地域は住めません、その代わりに手当てをします』と誰かが言わなきゃいけない時期は必ず来る」と述べ、帰還できない地域を示すべきだとの考えを示している。
http://www.asahi.com/shinsai_fukkou/articles/TKY201311050044.html
https://shinagawasn.blog.ss-blog.jp/2013-11-04-9

 ↓ 『 赤旗 』志位和夫💀 ←除名処分です。 はよしね💀 ぼけ💀  うさぎ♂
https://photos.app.goo.gl/rThEwcXLnMGQXauK9


http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/168.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
21. 新共産主義クラブ[-10857] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月09日 07:56:40 : Ys4tWznpgc :TOR N0hhRElVbEZuNlE=[1]

 旧安倍派を継いだ高市早苗派の戦略は、裏金派の議員の政党支部に二千万円を振り込ませて、選挙戦で自民党に対する批判を高めて自民党を大敗させ、その責任を石破総裁に押し付けて石破内閣を退陣させ、その後、高市早苗派が実権を握ろうとするものであったのだろう。
 

>>20 「ノーサイド」さん
>自公が過半数割れになりそれを挽回するのは至難の技、誰も石破おろしに動かなくなる。
 

 野田佳彦さんのバックの小沢一郎さんは、石破茂さんよりも高市早苗さんの方が好みだと思う。

 自民党総裁が高市早苗さんになれば、立憲民主党の「一清会」こと小沢派は、分裂して自民党に合流するか、丸ごと立憲民主党と自民党が大連立を組むのだろう。

 一説によると、小沢派の「一清会」の名称は、小沢一郎さんの「一」と自民党清和研の「清」とを一字ずつ取って名付けられ、小沢派と自民党清和研との合流を目指す、という意味が込められているらしい。
 


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
96. 夜盗虫[409] lumTkJKO 2024年11月09日 07:57:10 : fmUWYQEr0Q : dXd6UEw1NEQ2aXc=[9]
補助金や給付金が利権になり自民党、公明党の票田

この財源が枯渇すると消費増税騒ぐのなぜW

日産利益9割減 9000人リストラ
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c96

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
20. 2024年11月09日 08:00:29 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[3041]
外国の話しではないのだ、日本は国内でやるべきことが山積しているのに見当違いの所にエネルギーを使っている。先ず、税金は足りない、減税は良い事だが、自然増収をめざす戦略がない、支出を抑える戦略も無い、細かい、小手先の改革では日本を救えないのは明らかだ。政府が無戦略でこれ等の問題に取り組む限り、日本は既定路線のじり貧だ。

リニアや原発やガラガラの高速道路に使う労働と資金は労働生産性にどう関わるのだろう、レスザンゼロという映画が昔あったが、これらに費やす労力と資金は労働生産性を上げるどころかマイナスだ。計算の前提が間違っている。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK295] NYタイムズ紙が「混迷期に入った」と報じた日本政治は今後、どうなっていくのか 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. ノーサイド[2979] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 08:15:10 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[139]
>>9

>「日本の有権者は、どの選択肢も刺激的ではなかった」

日本人ジャーナリストがこんな文章書くかい?、書かないんじゃないの?。(笑)
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/878.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK295]
21. 多摩川[253] kb2WgJDs 2024年11月09日 08:17:44 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1189]
<<高市早苗

国防を知らない ハリスと 同じ

 自民党に 統治能力のある人間はいない
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. 新共産主義クラブ[-10856] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月09日 08:18:58 : FuIF27KsDQ :TOR bmtpVko3RlJxSVE=[77]

 「ハニー・トランプ」と雖も、高市早苗さんの容色には引っ掛からないと思います。
 

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c22
コメント [カルト50] 厚生年金、年収問わず加入へ(共同通信) イワツバメ
1. 多摩川[254] kb2WgJDs 2024年11月09日 08:19:17 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1190]
消費税 って 福祉にまわすのでは 無かったの ??
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/146.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
22. ノーサイド[2980] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月09日 08:31:14 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[140]
>>21

すでに小沢は民主党政権時代、自民党との大連立を構想してたからね、小沢の好みいかんにかかわらず大連立は考えているだろうが、現在は野田代表に従うしかない。
  

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c22

コメント [カルト50] 厚生年金、年収問わず加入へ(共同通信) イワツバメ
2. やれやれだぜー[6] guKC6oLiguqCvoK6gVs 2024年11月09日 08:41:43 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[284]
働いてもいないのに一円も払ってないのに年金が支給されてたのがおかしい。
もっともおかしいのが公務員の遺族年金だ、保健加入者が亡くなっても遺族が100才になるまで支払われる。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/146.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
23. Mrサタン[14] TYKSg1SDXoOT 2024年11月09日 09:07:11 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[285]
何だか意味がわからない。
本文最後にこうある。
>赤旗砲が事実であれば、政党支部に振り込まれた2000万円は「選挙資金」だったと受け取られても仕方がない。

赤旗砲が事実であれば、
赤旗砲が事実であれば、
赤旗砲が事実であれば、

ヤフーで誤解招く画像と指摘される記事があった、その弁明の憶測記事かな?笑


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK295]
24. 阿部史郎[1178] iKKVlI5qmFk 2024年11月09日 09:11:50 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[240]
https://rapt-plusalpha.com/
https://rapt-plusalpha.com/
【東京都】お台場に世界最大級の噴水を整備、来年度予算26億2000万円を要求。
news.tv-asahi.co.jp/news_society/a…

50億円のプロジェクションマッピングの次は26億円の噴水。
rapt-plusalpha.com/97645/
rapt-plusalpha.com/100698/

いい加減にしろ‼︎😠💢
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c24

コメント [医療崩壊13] RFK Jr.が腐敗したFDAを潰すと宣言した後、大手製薬会社CEOが緊急会議を招集 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
13. 2024年11月09日 09:17:34 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4566]
たぶん、共和党にも製薬会社とズブズブの議員もいるから、
ロバート・ケネディJrが要職に就いてFAを解体するのを
全力で妨害するだろうね。

もっともトランプも不正をただすとはっきり宣言しているので、
中途半端な改革では国民が怒るだろう。

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/251.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
25. Mrサタン[15] TYKSg1SDXoOT 2024年11月09日 09:23:25 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[286]
小沢と清和が合流ってw
小沢が自民にいた頃小沢は主流派に居たこの頃の清和の前身の福田派?は傍流つまり蚊帳の外。
全く接点が無い、自民党出た後も反自民反共産で連立政権立ち上げるも清和との接点は一切ない。

小沢の一清会と清和政策研究に全く接点が無いと思います。
反小沢アベガーによるジェンダー低能パヨクを踊らせるガセネタに思うよ。
小沢はだれが見ても真っ黒イメージw会派の名称だけは「清い」を入れたかったのではw



http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c25

コメント [戦争b25] 米国の有力メディアもウクライナの敗北を認めざるをえなくなってきた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
41. 秘密のアッコちゃん[949] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月09日 09:29:30 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[514]
<▽48行くらい>
米、ウクライナ国内で戦闘機や防空システムなど兵器を修繕 軍事企業の活動禁止を解除
2024/11/9 7:42
https://www.sankei.com/article/20241109-GWDMYBOFWNO2FNICZMM3XRBOTE/
米CNNテレビは2024年11月8日、ロシアが侵攻するウクライナでの米軍事企業の活動を事実上禁じてきたバイデン政権が、今月2024年11月初めに禁止措置を解除したと報じた。
米国製F16戦闘機や防空システム「パトリオット」を含め、米国などが提供してきた兵器の維持や修繕が、ウクライナ国内で可能になる。
国防総省当局者は、米企業が兵器を補修して素早く戦闘地域に戻せるようになると期待した。
企業の活動拠点は前線から離れた場所になると説明した。(共同)

米国産LNGの輸入検討 EU、トランプ氏意識 ロシアからの切り替え可能か
2024/11/9 7:26
https://www.sankei.com/article/20241109-FUMAER7T65KIFDT7NF7NERP4J4/
欧州連合(EU)行政執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長は2024年11月8日、ウクライナに侵攻するロシアからの液化天然ガス(LNG)の輸入を米国産に切り替えることが可能かどうか検討する意向を示した。
トランプ次期米大統領を意識し、交渉カードとして利用する考えとみられる。
ハンガリーの首都ブダペストで行われたEU非公式首脳会議後の記者会見で述べた。
加盟国の首脳らは非公式首脳会議でトランプ次期政権への対応を協議し、安全保障や貿易面の関係強化を目指す方針で一致した。
フォンデアライエン氏は
「我々は、未だにロシアから多くのLNGを輸入している」
「なぜそれを米国産に置き換えないのか」
と問題提起。
「米国産はより安価で、エネルギー価格を引き下げることに繋がる」
とロシア産からの切り替えの利点を強調した。

トランプ氏、プーチン露大統領との会談に意欲 「話すことになる」とNBCインタビューで
2024/11/8 21:59
https://www.sankei.com/article/20241108-4DT35QB2GRI3TFAGWWE4763OK4/?outputType=theme_uspe
米大統領選で勝利したトランプ次期大統領は2024年11月7日、NBCテレビのインタビューで、ロシアのプーチン大統領と
「話すことになると思う」
と述べ、会談に意欲を示した。
トランプ氏は選挙戦で、ロシアのウクライナ侵略に関して
「戦争を終わらせる」
と何度も表明し、プーチン氏らと交渉する方針を示してきた。
トランプ氏は2024年9月、訪米したウクライナのゼレンスキー大統領とニューヨークで会談し、
「プーチン氏とも良い関係にある」
と強調。
「大統領に就任するよりも前に良い結果をもたらすことができる」
と語り、和平実現への自信を示した。
トランプ氏はこれまで、ウクライナとロシアが歩み寄ることで
「暴力を終わらせ、繁栄への道を切り開く交渉ができる」
と訴えてきた。
ただ、交渉についての具体的内容は示していない。
トランプ氏は、ウクライナの戦争が続けば
「第三次世界大戦に突入する」
として戦争終結を優先する立場だ。

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/800.html#c41

コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
26. [165] iK8 2024年11月09日 09:33:48 : xBWOXQLwn6 : S1Q0YjJzelRSb2M=[1]
東洋のヒヒも西々〜とようやるわな。

ところで……

>自公国 政策協議始まる 電気・ガス代引き下げなどの検討進める
(2024年11月9日 NHK)

タマキン党もすっかり玉の輿だのう。
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c26

コメント [国際35] ゼレンスキー氏、トランプ氏の早期戦争終結計画「承知せず」/ Yuliia Dysa 仁王像
1. [166] iK8 2024年11月09日 09:42:45 : xBWOXQLwn6 : S1Q0YjJzelRSb2M=[2]
紛争地ドンバスとクルスクをそれぞれ独立中立国にしたらどうだろう?

http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/162.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. 覚醒した黄色いサルV[-516] im@QwYK1gr2JqZBGgqKDVIOLh1Y 2024年11月09日 09:45:27 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2615]
>>14

>門田隆将 2024年11月7日 @KadotaRyusho
世界平和の為の“トランプ‐メローニ‐高市早苗”ラインができていた事を思うと、これを土壇場で阻止した岸田前首相の歴史的罪を思う。

と、本文の

>ジャーナリスト・門田隆将氏はトランプ当選を評価した上で〈待望 高市早苗総理〉とX(旧ツイッター)に投稿。

と、同一人物なの?

???
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c23

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. evilspys[746] goWCloKJgoyCk4KQgpmCkw 2024年11月09日 09:46:18 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[17725]
アメリカのトランプの動きと日本が日米関係においてしないといけない大切な件について。
管理人のぼやきラジオ
2024/11/08
https://www.youtube.com/watch?v=ajDKTzDbBho
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK295]
25. Mrサタン[16] TYKSg1SDXoOT 2024年11月09日 09:51:22 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[287]
<△24行くらい>
日本のテレビは嘘ばっかだね、ずーっとハリス優勢で盛り上げてた、大統領を話題にするニュース番組や情報番組は反日パックンやらユダヤ人デーブやら池上さんやら海野教授やらが出演してハリスを盛り上げてたっけ笑

民主党を応援するってだけでジャパンハンドラーの手先と分かってしまうのにね。

前回のトランプ政権が極東で一番最初に手掛けたのは、ジャパンハンドラーズの解散だった。
そういう背景も関係して日本のテレビはハリスに勝って欲しかったんだろうね。

因みに、トランプ圧勝を予想した人が居た、木村太郎。

関連
立花孝志氏の兵庫知事選での発言、総務省に裏を取りました 高橋洋一氏


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c25
コメント [国際35] (ウクライナ政府が警告)死にたくなければ投降せよ!ウクライナ戦線に派兵された北朝鮮部隊は「全滅」する/ アサ芸プラス 仁王像
10. 2024年11月09日 09:51:59 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[2453]
この論調は韓国の記事だと普通な感じだから
アサヒ芸能のこの記事も韓国人記者が書いているのかも


http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/160.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK295] 「103万円の壁」攻防もデキレースで決着か…気がつけば政界中枢に“財務省マフィア”がウヨウヨ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. カミー[1352] g0qDfoFb 2024年11月09日 09:56:04 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2077]
>>25
日本は仕事をするのが善、リャンパンは仕事をするのは悪、EU貴族も仕事はしないのではと思う、話は飛躍するが、日本は全員大学に行きたがる、しかし貿易も含めて一般の商業工業に携わっている人は普通高卒だ、う〜ん、なんだかんだと言って階級社会なのだろう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/880.html#c26
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. わ寺ソーカ回教門徒[10] gu2Om4NcgVuDSonxi7OW5ZNr 2024年11月09日 09:57:08 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2616]
>>23

>同一人物

そのとおり!

高市一派って、門田隆将ただ一人!!

一派っていうと、多人数いるように聞こえるけど、一人でも一派なんだね!!!


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK295] NYタイムズ紙が「混迷期に入った」と報じた日本政治は今後、どうなっていくのか 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 楽老[5213] inmYVg 2024年11月09日 09:57:34 : NYReezW41U : UGVuaUVIbWpHUk0=[275]
<▽39行くらい>
孫崎:日本経済は今、一朝一夕では回復できないほど落ち込んでいる。

この事が一番重要なのです。
失われた30年の後半部分で【今だけ、金だけ、自分だけ】を徹底した悪夢のようなではなく、最悪の【アベノミクス】を検証しなければならない。

今、日本を破滅させる悪辣な電事連は
生成AI等の電力需要(データーセンターetc.)のために、原発再稼働や新増設を叫ぶ
これは取り返しのつかない妄動です。
あの原発大国フランスでさえ再エネ利用率は日本を上回っています。
しかも、露のガス輸入を米国によって止められ、電力価格の暴騰している独から電力輸入している実情です。
今や原発はコスト高でもっとも経済性の無い不良電力です。

グローバルに考えて、データーセンターを日本に作る理由は全くありません。
一番電力価格の安価な所に作ることになります。
日本の電力料金が高ければだれも日本にデーターセンターをを作ろうとはしない。

既に世界ではメガソーラ、メガ風力が原油、石炭、LNGを抑えて再安価な電力となっています。
私自身はメガ発電には大反対で、地産地消の分散発電すべきと考えていますが

日本は九電に続き東電、東北電力、北電までもがソーラ接続拒否が日常化
ソーラも風力も発電すればするほどコストは下がりますが、燃料を必要とする発電は100%燃料代が永久に残り、資源の無い日本は燃料価格に翻弄されています。

長期的視点に立てば、燃料コストのかからない社会が勝つのは自明の事でしょう。

今年のコメ不足、米価アップも農水省と全農による【今だけ、金だけ、自分だけ】の典型です。稲作制限をして耕作放棄地に金を出し、何がコメ不足だ。

農研機構が面白い研究をしていた。
稲の作付けを早めにして猛暑の影響を受ける前に収穫、しかも穂先刈、高刈りとして、茎部を残してさらに施肥、二期作として秋が深まった頃に二度目の収穫をする。
私が住んでいる周辺の田圃も収穫後の自発再生で稔っている所が例年よりも多い。

米価(ジャポニカ種)はカルフォルニア米と比較しても十分に国際競争力がある。
700万トンの生産を倍増する土地も水もある。
これを制限しているのは農水省と全農なのです。

【日本が衰退の坂を転げ落ちている中、本来は「対米隷属はやめる」や「企業・富裕層への税負担を増し、その分、大多数の勤労者の手取りを増やす」など、抜本的政策転換を提起する有力政党があっていいはずだ。】

この通りなのです。
小麦もワクチンもトウモロコシも、日本が在庫処分場となっている。
対米隷属は安保だけではないのです。

先ずは消費税の廃止
物品税の復活と法人個人の所得税の累進課税の強化が必要です。
資産課税できないなら、相続税を強化すべきなのです。

     
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/878.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
27. 2024年11月09日 09:57:58 : quMKleKEOA : andmOS5lY2dYN00=[2454]
高市は経歴で民主党のインターンか何かしていたんじゃなかったっけ?

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. わはははは[76] gu2CzYLNgs2CzQ 2024年11月09日 10:02:30 : QdUrP8zljs : NmpJeFphMUhPM1E=[20]
25のバカウヨ。相変わらずバカ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c28
コメント [NWO7] フリン将軍、選挙後に凍てつくような恐ろしい警告を発する (VigilantFox)  魑魅魍魎男
1. ペポ[469] g3mDfA 2024年11月09日 10:09:07 : t6tR70PR6w : dlFMci5QbnlpNGM=[326]
>>
(CNN) 米サウスカロライナ州の小さな町にある研究施設からアカゲザル43匹
が脱走し、突然現れた動物たちが町中に騒動を巻き起こす映画「ジュマンジ」
さながらの展開となっている。

サルたちは6日、同州イェマシーにあるアルファジェネシス類人猿センターから
脱走した。町の発表によると、現地時間7日午前の時点でまだ捕獲されていない。


ここで、何らかの生物兵器をばら撒くかもしれない。
これを口実にパンデミックを引き起こし、WHOテロリスト、テドロスやキル
ゲイツの計画を実行しようとするかもしれない。
日本人は数度の毒ワクチン注射のせいで、免疫力が著しく低下していると
思われ、通常は無害とされている細菌やウィルスに過剰に反応し、
パンデミックのワナにはまり易くなっている。
2016年にも猿が脱走したそうだが、トランプが大統領選に勝利した時であり、
今回もタイミングといい、過去と同じことを意図的にやっている。

抗菌、抗ウィルス、抗がん作用を有する万能薬はイベルメクチン。
俺が言っているのではなく開発者が言っている。
すべてのRNAウィルスにはアビガン、アビガンは抗がん剤でもある。
その他。
重要なのは、ワクチンに頼らないこと。どのような毒物が入っているか
分からない。


http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/623.html#c1

コメント [国際35] アメリカの民主主義は見かけだけで機能していない(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
5. ペンネーム新規登録[183] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月09日 10:11:58 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[434]
マスコミの選挙報道のフザケた創作ストーリー垂れ流しを見てると、予め結果も操作されてるとしか思えなくなってくるう。
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/161.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK295] 相手にされないか、毟り取られるか トランプに弄ばれる石破短命政権の今後(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. 楽老[5214] inmYVg 2024年11月09日 10:22:05 : NYReezW41U : UGVuaUVIbWpHUk0=[276]
相手にされないことは無い。

商売人のトランプはアメリカファースト
自分の利益になると思えば、石破とも付き合うだろう。

先ずは、米軍の駐留経費負担の増額を要求されるだろう。
日本は既に世界一の負担をしているというのに

フィリピンは火山噴火で損害を受けた米軍基地の修復費の協力を拒否して
米軍から、基地を撤去フィリピンから撤退するゾと脅された。
フィリピンはどうぞご随意にと撤退を認め、一時期米軍はフィリピンからいなくなった。
その後、在比米軍基地の再設置を米国側から求められ
基地の再設置を米軍側が100%負担する、完成後はフィリピンに無償譲渡し、米軍は基地を賃借し、駐留米軍ではなく一時的な滞在という法的な形を整え、今に至っている。
ドゥテルテが退任して、親米マルコス政権が誕生して、南シナ海がきな臭くなっている。フィリピン国民にとってどちらが安全なのだろうか?

     
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/881.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK295] マイナ保険証一本化、石破茂首相「スケジュール通りやる」 総裁選での「先送り検討も必要」覆す(東京新聞 TOKYO Web) 達人が世直し
52. 5915[475] glSCWIJQglQ 2024年11月09日 10:25:15 : qQ7KQpFWNM : SjZkM01wVVN6YTI=[1]
   
 
> 「日本は手ごわいと思わせることが重要」(10月18日の記事)

心に留め置かず記事にしてもらってる時点で、バカ丸出しですね
トランプ、プーチン、習近平、、等と渡り合える器では無い
   
 
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/872.html#c52

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
29. 5915[476] glSCWIJQglQ 2024年11月09日 10:30:49 : qQ7KQpFWNM : SjZkM01wVVN6YTI=[2]
  
 
総裁選で壊れたまま勘違いモード全開のようですが
トランプは高市の存在すら知らないのでは
 
   
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK295] 国民・玉木氏、能動的サイバー防御「年内に法整備を。首相に伝える」(朝日新聞デジタル) 達人が世直し
18. だむ[33] gr6C3g 2024年11月09日 10:33:42 : 5YNx4DmLAw : eU5DWjQzWnlUb0E=[34]
<▽33行くらい>
内部から浸食されている。

>旧統一教会は当初、主に韓国内で反共主義と朴政権支持の活動を展開していた。韓国のKCIAが関係する彼らがその後日本とアメリカで展開した活動は、情報機関の世界で言うところの秘密工作活動として始まったとみられる。この種の活動は、対象国の社会や政府の亀裂を利用する。人々の不満や恐怖、希望、政府機関や官僚の弱みに付け込むのだ。

https://www.newsweekjapan.jp/glenn/2022/07/7.php

>韓国軍情報司令部の軍属を逮捕へ 諜報員の個人情報流出容疑

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240730001800882

>日本を「仮想敵」扱いして準備してきた韓国軍
>自衛隊機へのレーダー照射は“突然の出来事”ではない

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55339

>韓国人が最強戦闘機F22の軍事機密情報流出、中国への売却も深刻

https://n-seikei.jp/2020/07/post-68558.html

>日本企業が『中国スパイ』を多数雇用か (日立、パナソニック、三菱、三井住友銀行) - 中国共産党員195万人分の名簿流出

https://hotnews8.net/society/deep-state/Panasonic-Hitachi-Mitsubishi-Mitsui-Sumitomo-Banki-hire-Chinese-Communist-Party-members


>新閣僚、旧統一教会側との接点認めたのは8人 石破首相や加藤財務相

https://www.asahi.com/articles/ASSB123GNSB1UTIL018M.html

>〈ペンタゴン文書入手〉北朝鮮ミサイル開発を支える統一教会マネー4500億円

https://bunshun.jp/articles/-/59192

安全保障の問題は、トランプの一存だけで決められる訳ないので。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/876.html#c18

コメント [国際35] ゼレンスキー氏、トランプ氏の早期戦争終結計画「承知せず」/ Yuliia Dysa 仁王像
2. 5915[477] glSCWIJQglQ 2024年11月09日 10:38:36 : qQ7KQpFWNM : SjZkM01wVVN6YTI=[3]
   
 
ジタバタしても
戦争犯罪人として裁かれる身
どこへ逃げても殺される身
 
 
 
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/162.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
30. 2024年11月09日 10:41:42 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5595]
トランプとの安倍外交はただの奴隷外交、安倍のように何でもトランプの言いなりになっていればうまくいくのは当たり前、そのお陰でどれだけ無駄な兵器を爆買いし税金を貢いできたか、それは皆国民の負担なのだ、何が安倍安倍だ、ただの奴隷ポチ、安倍の政治に何一つ国民を潤うことも喜ぶこともなかった、安倍と安倍仲間だけは大金の裏金と別待遇で申し分ない生活だったろう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c30
コメント [政治・選挙・NHK295] 国民民主・玉木代表「103万円の壁」引き上げの「財源=余った税金」に批判が噴出する納得の理由(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
33. 5915[478] glSCWIJQglQ 2024年11月09日 10:44:29 : qQ7KQpFWNM : SjZkM01wVVN6YTI=[4]
   
 
さも大層なことであるかのように『103万円、103万円』とゲンダイ
コロナ禍を喧伝し、自分等が勧めたワクチンモドキ接種と
その結末(多死)を総括しなさい
 
   
 

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/874.html#c33
コメント [国際35] ゼレンスキー氏、トランプ氏の早期戦争終結計画「承知せず」/ Yuliia Dysa 仁王像
3. ペポ[470] g3mDfA 2024年11月09日 11:06:02 : t6tR70PR6w : dlFMci5QbnlpNGM=[327]
1代目は既に墓の中。
今のゼレンスキーは2代目で替え玉1人。2人のゼレンスキーが
交代で劇団をやっている。
ゼレンスキーが戦争を止めたいと言った時、戦争を継続しろと
キエフまで行って、はっぱをかけたのは英国首相のボリスジョンソン。
プーチンにしてみれば、何回も約束を破られているので、もう
ウソの約束は聞きたくない。やるなら徹底的にやってやろうじゃないか
くらいの心境だろう。

ナチスのジョージソロスやヒットラーの孫にあたるバラクオバマが
始めた戦争だ。
日本はオバマが操っているバイデンの首席補佐官エマニュエルと
朝鮮人キシダのコンビで、まったく無関係のウクライナに多額の出費を
させられた。おまけに有事にはなんの役にも立たないNATOの東京事務所
まで設置し、周辺諸国との関係を致命的に悪化させてしまった。
ナチスのウクライナに支援しても得られるものは何もなかった。
失ったものは大きかった。



http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/162.html#c3

コメント [原発・フッ素54] 女川原発の原子炉を停止 東北電、機器が動かなくなった原因を調査へ(再稼働前倒ししてすぐ停止!) 戦争とはこういう物
13. [167] iK8 2024年11月09日 11:15:39 : D7LPctSv2c : bi5xYk4wa3EuTmc=[1]
>>12
地元が未曾有の災害に見舞われた時、雲隠れ。後日談では、放射能が怖くて逃げ回っていたらしい(元奥方談)小物が「背後から撃つ」だと?!

小沢氏の政治生命は2010年で終わった。以来、燻り続けて来たが何も成果を出さないまま……もう年だ。

恐らく>>12氏と同様、世間から忘れ去られようとしている。だから小沢ネタもオシマイね。ご苦労さん!
 
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/403.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
27. 2024年11月09日 11:22:02 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[1233]
■小泉・アベ同様

 石破も『稀代の大うそつき』だった!

 私には 石破のウソは 見破れない! なぜなら・・・?

 人はみな 嘘言ってるときは

 『相手との目線を合わせない!』・・・が

 石破は はなから しまいまで目線を外してるので

 ・・・わからない

 私はこれまで 小泉‣アベの嘘は見破れたが

 石破の あの怖い顔して まくしたてられたら・・・

 真剣さとか 真面目さと勘違いし

 ついつい 信じてしまう!

 『2000万円は 裏公認料』だった!

 ・・・石破も 小泉・アベ等同様

 稀代の 大ウソつき 大ぼら吹きであった!

 

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c27

コメント [政治・選挙・NHK295] 祝トランプ大統領。アメリカ国民が羨ましい。裏金事件は、マスコミ・検察・総務省等が真犯人。日本国民は、このザマ!トホホ。 阿闍梨(あじゃり)
18. 銀の荼毘[851] i@KCzOS2lPk 2024年11月09日 11:27:34 : RhfxO2ZvxU : Sld4YURZcVN0VEk=[1]

アメリカ国民が羨ましいのは,,,少々昔の話で,だいぶ先行き怪しくなって来てるわけだが,,,


まあ,日本よりゃあ随分マシではあるけどなあ,,,


トランプ国粋政権か?共産主義者か?


こんな選択迫られたら🟰筆者なら(棄権)だわ。


少なくとも,(自分の支持)というものを,そう軽々しく,支持できないものに投票できない。


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/879.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK295]
1. 赤かぶ[229584] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:35:50 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3168]
<△23行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK295]
2. 赤かぶ[229585] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:36:31 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3169]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
31. 銀の荼毘[852] i@KCzOS2lPk 2024年11月09日 11:40:11 : MxfF6E7wYw : UHYwM0s5T0tyTVE=[1]

高市が,トランプに気に入られるかぁ?


まあ,アメリカ共産政権継続と読んでの→岸田派→石破へ投票←だったんだろうけど。


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c31

コメント [政治・選挙・NHK295]
4. 赤かぶ[229587] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:43:25 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3171]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK295] 今や日米軍事同盟のほうが北朝鮮とロシアより「一体化」している 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 2024年11月09日 11:44:44 : rYUOvuhSGg : LnNqMkJWNjZYU0E=[713]
あめりかにとって日本は植民地だということだ
やつらにとって日本はインデアンなんだ
さらに推し進めたのは下痢三だ

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/882.html#c14
コメント [政治・選挙・NHK295]
5. 赤かぶ[229588] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:45:24 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3172]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK295]
6. 赤かぶ[229589] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:45:56 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3173]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK295]
7. 赤かぶ[229590] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:48:06 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3174]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK295] 「103万円の壁」攻防もデキレースで決着か…気がつけば政界中枢に“財務省マフィア”がウヨウヨ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
27. 2024年11月09日 11:48:15 : rYUOvuhSGg : LnNqMkJWNjZYU0E=[714]
財務省の天下り法人をすべて廃止すれば
財源などすぐできる
日本はカメムシ官僚に吸い取らているんだ

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/880.html#c27
コメント [政治・選挙・NHK295]
8. 赤かぶ[229591] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:48:32 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3175]
<△20行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK295]
9. 赤かぶ[229592] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:49:57 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3176]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c9
コメント [カルト50] 厚生年金、年収問わず加入へ(共同通信) イワツバメ
3. わはははは[77] gu2CzYLNgs2CzQ 2024年11月09日 11:50:52 : QdUrP8zljs : NmpJeFphMUhPM1E=[21]
今公務員は厚生年金に一本化されている。公務員叩きのネトウヨさん。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/146.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK295]
10. 赤かぶ[229593] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:53:11 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3177]


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK295] 注目し取材を行った候補の当落は「2勝2敗1分け」…衆院選を統括する 鈴木エイト カルトな金曜日(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
11. 赤かぶ[229594] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:54:50 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3178]
https://x.com/LYelXHVO4EoYSqn/status/1849692948268769288

カコルド
@LYelXHVO4EoYSqn

>世耕氏「僕は統一教会のこと、大っ嫌いなんで」

嘘だろうよ?🤣🤣🤣🏺🏺


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c11

コメント [医療崩壊13] RFK Jr.が腐敗したFDAを潰すと宣言した後、大手製薬会社CEOが緊急会議を招集 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
14. 銀の荼毘[853] i@KCzOS2lPk 2024年11月09日 11:54:58 : gri1OqZLCk : eWJwRTNETVk5WUU=[1]

トランプアメリカは→再度,WHO脱退するかな?


http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/251.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK295] 注目し取材を行った候補の当落は「2勝2敗1分け」…衆院選を統括する 鈴木エイト カルトな金曜日(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 赤かぶ[229595] kNSCqYLU 2024年11月09日 11:55:40 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[3179]
https://x.com/vqJbH2hnTa9o5uA/status/1849933920609169496

ムーミンママ
@vqJbH2hnTa9o5uA

「息を吐くように嘘を言う」て言う言葉があるんですよね。怖い世の中です。嘘を見抜く力を持たないととんでもないことになりますね。


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/885.html#c12

コメント [戦争b25] パレスチナ人虐殺を批判する人をオランダで挑発したイスラエルのフーリガン(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
11. воробей[594] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月09日 12:01:16 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[71]
<▽33行くらい>
Израильский дипломат: беспорядки в Нидерландах – это еврейский погром
(イスラエル外交官「オランダの暴動はユダヤ人のポグロムだ」)
https://topwar.ru/253378-izrailskij-diplomat-besporjadki-v-niderlandah-jeto-evrejskij-pogrom.html


オランダの暴動はユダヤ人のポグロムです。アムステルダムの路上でイスラエル国民とユダヤ人に対する一連の暴力事件に関する憂慮すべき情報がこの国から届いている。

この声明はイスラエル国家常任代表ダニ・ダノン氏が自身のソーシャルネットワークページで発表したもの。

このイスラエル外交官は、本物のユダヤ人のポグロムが現代ヨーロッパで起こっていると強調する。同氏によると、過激派やテロリストの支持者らが素顔を見せたという。

''西側諸国は今すぐ目覚める必要があります。

- ダノンはテルアビブの同盟国にそのようなアピールをした。

彼はユダヤ人に対する暴力はパレスチナ人と彼らに同情するすべての人々のせいだと非難し、国連に彼らの行動を非難するよう要求した。さらに、同外交官はオランダ当局に対し、暴徒らに対して直ちに必要な措置を講じるよう呼び掛けた(同外交官は彼らをテロリストと呼んでいる)。

実際、アムステルダムでは今、テルアビブのサッカークラブ、マッカビのファンが真剣に探し求められている。マッカビはオランダで地元チームのアヤックスと対戦し、5対0という惨敗を喫した。オランダのクラブが負けたとしてもファンの激怒で説明がつくかもしれないが、オランダのクラブはイスラエルに勝利した。

アムステルダムでは、イスラエルのファンが残酷に殴られ、川に投げ込まれ、上陸も許されず、車にはねられた。さらに、彼らの中にはパレスチナ国旗を与えられ、「パレスチナに自由を」と叫ぶことを強要された人もいた。少なくとも5人のイスラエル国民が刺されたことが知られている。

イスラエルの新聞タイムズ・オブ・イスラエルは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相がイスラエル国民の緊急避難のため、オランダに救援機2機を派遣するよう命令したと報じた。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
97. 銀の荼毘[854] i@KCzOS2lPk 2024年11月09日 12:05:45 : gri1OqZLCk : eWJwRTNETVk5WUU=[2]

>>85
>シオニストのトランプさんに対して、スターリンさんは反ユダヤ主義の人物でした。

シオニズムって🟰反ユダヤ主義だよ。


そもそも,(シオニストのヒトラー🟰反ユダヤ主義)じゃん。


シオニズムに→騙されたヘルツルらユダヤ人もいるけど↓

↑シオニズムの元となった→(Sion)とは🟰スイスの街の名だよ。


Sion(正義),その街に潜伏するプロテスタント組織→正義者同盟(マルクスもどの一員)だから。


それを→Zion(城壁)という意味にすり替えて🟰カトリック側の資本であるユダヤ人を追放して←エルサレムに押し込もうというのが↓

↑(本来のZionism)の語彙。



http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c97

コメント [医療崩壊13] RFK Jr.が腐敗したFDAを潰すと宣言した後、大手製薬会社CEOが緊急会議を招集 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
15. T80BVM[1061] VIJXgk9CVk0 2024年11月09日 12:12:29 : Kcc8KiXqEE : UU8vMzlDQkgwMUU=[71]
まああれだな
欧米では毒ワク製造できない、売ることもできなくなる
だからこれからジャップランドにやらせるのだ
実際にレプリコンワクチンの製造工場が作られまくっている
その先鞭をつけたのが明治製菓ファルマで、厚労省の厄人どもが出向している

トランプ勝利でドルは買われ、日本企業の株価は上がっている
もはや日本人は「早とちり」や早漏で笑っている場合ではない

まとめ
○トラブタとか石ブタに、何か良いことを期待するヤツはバカだ
両ブタはニセユダヤのパシリにすぎない
○ジャップランドは「ニセユダヤ最後の草刈場」だ

おまけ
RzFOVlJlUldGMlEはしつこすぎる
反日・売国工作員きんもーっ☆www

以上
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/251.html#c15

コメント [NWO7] 「歴史的に稀に見る大激戦」はどこへ行った…トランプ「圧勝」が明らかにした、主要メディアの「印象操作」  (朝香豊 現代ビ… 魑魅魍魎男
8. パーマン3号[162] g3CBW4N9g5MzjYY 2024年11月09日 12:16:29 : O2AXuDx6w6 : VldpVnU0bmRSYkE=[60]
ワイドスクランブルだったか、日本版アメリカメディアのような中林氏が、1週間前にペンシルベニアでのトランプ勝利の可能性を把握したと言っていた。細かな調査の結果とか言ってたが、そんな事アメリカ人の肌感覚では常識の部類だろう。
常に民主党寄りの批評しか出来ないコメンテータだけを揃える日本のワイドショー。
アメリカ大手メディアと同じレベルだ。
正確な報道をすべきことは放送倫理規定にある。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/620.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK295] <スクープ>首相の弁明崩れる 自民の小選挙区支部調査 2千万円やっぱり“裏公認”料 候補者いない支部には支給せず(しん… 赤かぶ
28. パックスブリターニア[389] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年11月09日 12:19:46 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[43]
この間の選挙では、自民党が公認しなかった前自民党候補を公明党が後押しするような事をしていたな。
これじゃあ当選して当たり前だ!!
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/884.html#c28
記事 [医療崩壊13] 上昌広医師と語る“レプリコンワクチンをめぐる闇”〜「仮免許運転」に膨大な国費が!? 郷原信郎の『日本の権力を斬る! 
「【上昌広医師と語る“レプリコンワクチンをめぐる闇”〜「仮免許運転」に膨大な国費が!?】
郷原信郎の『日本の権力を斬る!』#381 」
(郷原信郎の「日本の権力を斬る!」 動画 25分59秒 2024/11/8)
https://www.youtube.com/watch?v=9Moafc07AQo

* 世界のコロナワクチンはファイザーの一人勝ちで 80%以上のシェア。
 他はほとんど売れていない。

* ファイザーにはどこの大製薬会社も勝てなかったのに、
 国際競争力のない明治が作れるわけがない。

* コロナ感染は落ち着いているので、あえて新しいワクチンを導入する必要なし。
 なぜあわてて製造するのか。

* ワクチンは健常者に打つので、1万分の1件の副作用があると問題。
 3-4万件の治験が必要。

* 明治レプリコンは1000人単位を2回やっただけ。仮免許状態。時期尚早。

* ワクチンの承認は10年、最短でも4年かかる。コロナは例外。
 仮免許で国産を承認するのは極めて異例。

* 明治製菓レプリコンが選ばれないのはデータがないから。
 明治はデータをきちんと示さなければならない。

* 治験で問題が出る前に承認されたので明治には有利だった。
 重篤な副作用が出たら承認されない可能性あり。

* 明治レプリコンはほとんど使われないので、健康被害は発生しないだろう。
 売れないほうがいい。副作用は出ない。

* 政府は国産ワクチンにこだわっているが、国産ワクチンを製造しているのは
 世界中でアメリカだけ。

* 実際に明治レプリコンはほとんど使われていないが、政府は400万接種分
 (約400億円相当)のワクチンを発注済み、多くは破棄されるだろう。

* 厚労省は、明治製菓ファルマに厄介者の化血研を引き取ってもらった借りがあり、
 それもあってレプリコンを大量発注したのでは。

* 明らかな税金の無駄遣いである。

* 明治は、レプリコンの危険性を指摘した原口一博議員に対して提訴すると。
 これは特定の候補者の落選を意図した虚偽事項公表罪になりかねない。
 今日現在でも提訴の動きは全くない。

* 政府が買い上げるので明治は確実に利益を得る。風評被害は関係ない。
  明治よりも厚労省がレプリコン批判を嫌がって封じ込めようとしているのでは。

------(要約ここまで)---------------------------------

まあそんなことだろうとは思っていましたが、改めて厚労省のメチャクチャぶりに
呆れますね。

とにかく、"仮免許"のレプリコンを絶対打たないよう、呼びかけるしかありません。

(関連情報)

「Meiji Seika ファルマ 原口一博前衆院議員を提訴へ 選挙ビラにコスタイベの非科学的主張、
看過できず (ミクスonline)」 (拙稿 2024/10/27)
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/227.html

「製薬会社現役社員が「本音は売りたくない」と内部告発…日本でしか承認されていない
新型コロナ『レプリコンワクチン』の恐ろしさ (週刊現代)」 (拙稿 2024/9/29)
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/162.html

「化血研から731部隊・悪魔の伝統をしっかり引き継いだMeijiSeikaファルマが、
恐怖のレプリコンワクチンを製造」  (拙稿 2024/9/23)
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/153.html

「日本看護倫理学会が自己増幅型 mRNAワクチン(レプリコンワクチン)の安全性
および倫理性に関する懸念を表明」 (拙稿 2024/8/18)
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/862.html

「レプリコンワクチンの安全性・倫理性に懸念を表明した日本看護倫理学会が、]
危害を加えるぞと脅迫されている」 (拙稿 2024/10/10) 
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/186.html
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/252.html
コメント [政治・選挙・NHK295] 今や日米軍事同盟のほうが北朝鮮とロシアより「一体化」している 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. カミーハエール[1] g0qDfoFbg26DR4Fbg4s 2024年11月09日 12:26:53 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[288]
日米同盟は技術移転や兵器購入などはあるが実際の集団的自衛の戦争行動は未だ一度もない。
建て前が日本を守る事になってるだけであてにならない。

映画でもゴジラと闘うのは自衛隊のみ米軍は出てこないw

しかーし、ロシアと北朝鮮の関係は今のところ日米同盟のレベルを2つぐらい凌駕してると言える。
核兵器や潜水艦の技術移転、食料・エネルギー支援、ウクライナ戦争の傭兵派遣と武器供与などある。

斉藤貴男氏の日記は根本的に誤ってる、実際に行われてる事を比較すれば明らかにプーチンとキムの関係性の方が強烈に一体化してると解るだろうにヒュンダイの隔週記事の日当に目がくらんでデタラメな日記を書いてるのが反日主義者を物語ってると言えようw
このヒュンダイ記事は日米を批判してるこれは単なるレッテル貼りのポエムだ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/882.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK295] SNSに躍る「#玉木雄一郎に騙されるな」の通り…よく見ていないと危険な人物なのだ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
98. 銀の荼毘[855] i@KCzOS2lPk 2024年11月09日 12:29:47 : BJWe8DotfU : cUtjbUFsV2t4N28=[1]

国際シオニスト運動は→イルミナティとロスチャイルドが,殺し合いを演じた←19世紀中盤から20世紀初頭にかけての→イルミナティ側の策略。


その,イルミナティ側の国際戦略が🟰カトリック側の背後資本であるユダヤ人を🟰ヨーロッパから追放しようと,まあそういう話です。


一方,ロスチャイルドは→当時のオスマン領における🟰原油採掘調査を英仏で行いたく→英仏におけるシオニスト運動を沈静化させた後は↓

↑むしろそれを利用して🟰オスマン領の中に→すでにユダヤ人自治区として(イシューブ)というユダヤ人が統治する領域を🟰オスマン帝国から認められていた。←のを↓

↑どうやら🟰後に,ヒトラーと会ってナチ戦犯となるアミン:フサイニーを利用して🟰先住ユダヤ人たちを皆殺しにして↓

↑新ユダヤ人として🟰ヨーロッパ各地の在住ユダヤ人を→彼の地に送り込んだんだよ。


だから🟰パレスチナの地は🟰もともとユダヤ人が,オスマン帝国に金を払って🟰ユダヤ人の自治区を展開していた領域なんだって。


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/875.html#c98

コメント [戦争b25] パレスチナ人虐殺を批判する人をオランダで挑発したイスラエルのフーリガン(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
12. パックスブリターニア[390] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年11月09日 12:34:25 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[44]
イスラエルのチームが負けたのはパレスチナとその支持者による陰謀だ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・イスラエルの人ならこんな事を平気で言ったりして?!
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/803.html#c12
コメント [医療崩壊13] 上昌広医師と語る“レプリコンワクチンをめぐる闇”〜「仮免許運転」に膨大な国費が!? 郷原信郎の『日本の権力を斬る!  魑魅魍魎男
1. 第n次嫌々期(仮)[1797] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 12:37:31 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13217]
RFK Jr. の影響が日本間で波及することに期待しましょう……望み薄ですが。
(血液製剤(薬害エイズ)でも海外(アメリカ)よりも随分遅れて問題になってたし……)

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/252.html#c1
コメント [戦争b25] 米国の有力メディアもウクライナの敗北を認めざるをえなくなってきた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
42. T80BVM[1062] VIJXgk9CVk0 2024年11月09日 12:37:34 : Kcc8KiXqEE : UU8vMzlDQkgwMUU=[72]
○ロシア軍、ハリコフ州でウクライナ兵1万5千人を包囲=プーチン大統領
https://sputniknews.jp/20241108/15-19293141.html

ウクソナチスは、ハリコフに民間人を戻して人間の盾にしようとしたらしいが、これじゃムリだな
どうあれこれから冬になる、降伏するか、レニングラード攻囲戦のような辛さを味わうか・・・だな

○ウクライナ過激派、露クルスク州で捕虜を人間爆弾として使用=露外務省
https://sputniknews.jp/20241109/19296189.html

過激派って「アゾフ大隊」のことかな?
あの手の連中は、死体にならないと人間に戻れない

以上
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/800.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
32. パックスブリターニア[391] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年11月09日 12:42:29 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[45]
英米系支配体制側より所謂「日本」で暮らす人の事を思う人を、英米系支配体制側の連中は気に入らないよな。
だから自民党には(他の幾つかの野党にも)所謂「日本」で暮らす人の事より英米系支配体制側の連中に気に入ってもらう事しか考えていない人ばかりなのかも?!
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c32
コメント [医療崩壊13] RFK Jr.が腐敗したFDAを潰すと宣言した後、大手製薬会社CEOが緊急会議を招集 (The People's Voice)  魑魅魍魎男
16. 第n次嫌々期(仮)[1798] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 12:46:52 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13218]
RzFOVlJlUldGMlE 氏は反日・売国工作員とは思えないけどな。
他の ID と勘違いしてないかい?
(「T80BVMはウヨ系工作員かもしれない」って書かれたらどう思う?)

書き込むために過去の発言を確認してからの方がいいと思うよ。
しょっちゅうバカ晒してるノータリンとかと違うのだから。

>トランプ勝利でドルは買われ、日本企業の株価は上がっている
日本円の価値が下がると、相対的に株価は上がるんだよ。
海外投資家にとっては、企業価値はドルベースだったりするから。
ドルが下がれば株価は割安感が出て、買われる。

http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/251.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK295] トランプ復権に“高市一派”が大ハシャギ…クセ強大統領と渡り合えるのは「早苗総理」だけ?(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
33. 減らず口減らん坊[372] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月09日 12:46:55 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[371]
アホの安倍晋三の後継者だもんなぁ
アメポチという点では同じだろう
小沢チルドレンという意味でも、悪の手先という意味では同じだしな
小沢だから悪なのではない、悪だから小沢なのだ
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/883.html#c33
コメント [経世済民136] 「庭で水が…」気泡ふき出しリニアの掘削工事が中断 町田市の住民「調布陥没のような大事故の前触れ」? 戦争とはこういう物
2. パックスブリターニア[392] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年11月09日 12:47:28 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[46]
(元鉄道マニアの俺に言わせてみたら)リニアを造る金が在るんだったら、今ある新幹線の改良に使った方が良いのでは?!
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/471.html#c2
コメント [カルト50] 厚生年金、年収問わず加入へ(共同通信) イワツバメ
4. やーれやれだ[1] guKBW4LqguKC6oK@ 2024年11月09日 12:57:09 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[289]
>>3
共済と厚生は一本化してるが国民年金は別でしょう。
それに遺族年金は共済年金と厚生年金では確か大きい差があると思うが違ったかな忘れた。


http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/146.html#c4

コメント [国際35] ゼレンスキー氏、トランプ氏の早期戦争終結計画「承知せず」/ Yuliia Dysa 仁王像
4. 第n次嫌々期(仮)[1799] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 12:57:55 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13219]
>>1
ドンバス(ドネツク・ルガンスク)弾圧

ドンバス独立、ロシア救援のための軍事作戦(ここで一旦独立してるんだな。当然キエフは認めない)

ロシアによるドンバス併合←今ここ

併合したかったわけではなかろうが、結果的にそうなってる。
ゼレ(ナ党、ダメリカ)が弾圧(攻撃)をやめなかったからね。
(NATO をナ党って書くと、ナチ政党みたいだね〜。大差ないけど!)

http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/162.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK295] 「103万円の壁」攻防もデキレースで決着か…気がつけば政界中枢に“財務省マフィア”がウヨウヨ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
28. 銀の荼毘[856] i@KCzOS2lPk 2024年11月09日 12:58:28 : gXJe474Gqo : ak5va0VrcUwzdXc=[14]

>>27

その通りです。


本当に阿修羅の人ですか? ここには北朝鮮のスパイしかいないのかと思ってたけど?



http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/880.html#c28

コメント [国際35] アメリカの民主主義は見かけだけで機能していない(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
6. 第n次嫌々期(仮)[1800] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 13:00:13 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13220]
暗殺未遂事件まで起こされたトランプが、ネオコンに従ってばかりだとは思えないのだが?
(そんな腹づもりなら、大統領選を撤退してると思うのは私だけか?)

http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/161.html#c6
コメント [カルト50] 厚生年金、年収問わず加入へ(共同通信) イワツバメ
5. 第n次嫌々期(仮)[1801] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 13:08:45 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13221]
公的年金なんて、税金から「一律」で出せばいいものだと思うけどな。
高給取りよりもワープアの方が税金負担が大きいのだ。
(税金を引いた手取りを比べてみろ。生活に対する負担はワープアの方が厳しい)
高給取りを優遇する必要など皆無だよ。
(高額納税者を優遇するのは憲法の平等に反する。税額を少なくしたければ収入を減らせばいいのだ。収入が多いから税額も多いというだけ。優遇は差別)

上記の制度で裕福な生活を維持したいなら、金持ちどもは固定額の年金でなく民間の年金を使えばいい。
民間年金は倒産の危険もあるのだがな。

http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/146.html#c5

コメント [Ψ空耳の丘Ψ63]
4. 不動明[263] lXOTrpa@ 2024年11月09日 13:09:43 : h9h07fqTlQ : VElMWTBmbWxJSFk=[1]
ラッパー P ディディのパーティーのすべての参加者と被害者の完全なリスト


http://www.asyura2.com/21/bd63/msg/775.html#c4
コメント [カルト50] (緊急)国民民主党「年収130万円未満の主婦にも年金払わせる。 イワツバメ
51. 第n次嫌々期(仮)[1802] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月09日 13:12:48 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13222]
消費税は、金持ちや大企業の優遇という福祉のために遣われています……。
それこそ無駄遣いだと言っとく。

http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/145.html#c51
コメント [医療崩壊13] 上昌広医師と語る“レプリコンワクチンをめぐる闇”〜「仮免許運転」に膨大な国費が!? 郷原信郎の『日本の権力を斬る!  魑魅魍魎男
2. 5915[479] glSCWIJQglQ 2024年11月09日 13:13:11 : t7lsvwhniw : V0ZCMlRobXh6VWc=[1]
    
 
「国産ワクチン確保」を合言葉に
利権が生じているような気がしてならない
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/182.html#c54
 
ウクライナに対する血税を使った『支援』も
巨額の利益が生じているのでしょう
  
 
 
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/252.html#c2

   

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