25. 維新大嫌い[994] iNuQVpHljJmCog 2024年11月03日 00:02:26 : NNTJXN53EE : Um9MTVZkVklhTFE=[355]
心の中は「今は連立に入りません」ということなんだろ。
「もし石破がコケたら次は」と、虎視眈々と狙ってるよ、た・ぶ・ん。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c25
17. 秘密のアッコちゃん[882] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 00:05:10 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[447]
2024/11/2 20:36
https://www.sankei.com/article/20241102-F4UF6MZIBBIN7LCEQ34IEZJCUE/
衆院選と同日の2024年10月27日に実施された最高裁判所裁判官の
「国民審査」
で、対象となった6人全員が信任された。
うち4人は罷免を求める割合(不信任率)が10%を超えるなど、24年ぶりの高水準となった。
速報値を分析すると、首都圏の不信任率が上がる一方、裁判官ごとの差は縮小しているといった傾向が見えてきた。
■不信任10%超えが6人中4人
国民審査は、最高裁の裁判官が職責に相応しいかを有権者が判断する仕組み。
任命後初の衆院選で審査を受ける。
罷免を求める票が有効投票の過半数となった裁判官は罷免されるが、これまでに例はない。
総務省の速報値によると、投票率は53・64%で、前回(令和3年10月)から2・05ポイント減となった。
不信任率が最も高かったのは、最高裁長官を務める今崎幸彦氏の11・46%。
尾島明氏(11・00%)、宮川美津子氏(10・52%)、石兼公博氏(10・01%)が続いた。
不信任率が10%を超える裁判官が出たのは、平成12年以来だ。
今年2024年8月以降に就任したばかりの平木正洋氏(9・97%)、中村慎氏(9・82%)は10%を下回ったが、6人の平均は10・46%。前回平均(6・78%)を上回った。
就任が早い順に不信任率が高い傾向にあった。
■不信任率が全国トップは沖縄県
都道府県ごとに前回の結果と比較すると、首都圏などで罷免を求める票が増えているのが分かる。
東京都は前回比で1・63倍となった他、神奈川県(1・75倍)、千葉県(1・73倍)、埼玉県(1・67倍)も罷免票が伸びた。
中でも今崎氏は、この地域で平均を上回る不信任率となった。
今崎氏は性同一性障害の職員のトイレ使用を制限した国の対応を
「違法」
とした判決で裁判長を務めた他、性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更するための手術要件を違憲とした大法廷決定に判事として関わった。
6人全体の不信任率が全国で最も高かったのは沖縄県(17・60%)、次いで東京都(14・88%)で、この順位は前回と変わっていない。
都道府県ごとのバラツキは、前回から広がった。
一方、裁判官ごとのバラツキは前回よりも縮小。
前回の各人の不信任率は最大で1・90ポイント差だったが、今回は1・64ポイント差だった。
司法関係者は
「メディアの報道などで国民審査の認知度が上がったことが影響した可能性がある」
としている。
最高裁裁判官の国民審査、6人全員の信任確定 4人は罷免要求率10%超える
2024/11/1 21:05
https://www.sankei.com/article/20241101-D3SSHB7LTRKCLGJAPB22EXLJIQ/
中央選挙管理会は2024年11月1日、衆院選と同時に実施された最高裁裁判官の国民審査について、投票数などの確定値を発表した。
今崎幸彦長官ら6人全員が信任された結論は変わらなかった。
投票率は前回より2・05ポイント低い53・64%。
審査対象は2021年の衆院選後に任命された裁判官で、他に尾島明、宮川美津子、平木正洋、石兼公博、中村慎の各氏。
近年の審査対象者は罷免を求められた率が10%を下回っていたが、今回は最多の今崎氏(11・46%)を含む4人が10%以上だった。
今回から在外邦人も投票できるようになり、1万5113人が投票。
投票率は15・83%だった。
1949年の第1回以来、罷免された例はない。
最高裁裁判官「不信任率」異例の10%超え4人 国民審査、2人は「ジェンダー裁判」関与
2024/10/30 11:36
https://www.sankei.com/article/20241030-T3SRDJH7ARJXLABRS7NNIUD6AY/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選と同時に行われた最高裁裁判官の国民審査の投票結果で、対象の6人全員が信任された一方、有権者が罷免を求める
「不信任率」
が10%を超えた裁判官が4人いた。
10%を超える裁判官が出たのは平成12(2000)年以来、約4半世紀ぶりで異例。
4人のうち2人は、性同一性障害を巡る訴訟での重要な判断に関わっていた。
中央選挙管理会の2024年10月28日の発表によると、不信任率が10%を超えたのは今崎幸彦長官11・46%、尾島明氏11・00%、宮川美津子氏10・51%、石兼公博氏10・00%。
近年は1桁台で推移しており、10%超えは平成12(2000)年の1人以来、24年ぶりとなった。
このうち、今年2024年8月から長官を務める今崎氏は、最高裁が昨年2023年7月、性同一性障害により女性として暮らす経済産業省職員に対する省内の女性用トイレの使用制限について、使用を制限するのは
「違法」
とする判断を示した際の裁判長だった。
また今崎、尾島両氏は、最高裁が昨年2023年10月、性同一性障害を巡り戸籍上の性別を変更する場合、生殖能力をなくす手術を必要とする法律の規定について、裁判官15人が全員一致で
「違憲」
との初判断を示した際の裁判官だった。
国民審査の不信任率を巡っては、令和3年の前回衆院選と同時実施された際、対象裁判官11人のうち、夫婦別姓を認めない法の規定を
「合憲」
とした4人に罷免を求める
「×」
の票が多く投じられたが、最高でも7・82%だった。
国民審査は有権者が辞めさせたい裁判官の欄に
「×」
印を書き、有効投票の過半数となった裁判官は罷免される仕組み。
今回で26回目で、昭和24(1949)年の第1回以来、前回までに延べ190人が審査を受けたが、罷免された裁判官はいない。
最高裁国民審査、今崎幸彦長官ら6裁判官全員が信任 4人が罷免率10%超え
2024/10/28 21:53
https://www.sankei.com/article/20241028-FZ5E7QWLNVMT5L42WAKDC3U65A/
中央選挙管理会は2024年10月28日、衆院選と同時に実施された最高裁裁判官の国民審査の投票結果を発表し、今崎幸彦長官ら6人全員が信任された。
対象は2021年の前回衆院選後に任命された裁判官で、他に尾島明、宮川美津子、平木正洋、石兼公博、中村慎の各氏。
有権者が罷免を求めた率が最も高かったのは今崎氏で11・46%。
逆に最も低かったのは中村氏で9・81%だった。
近年は10%以下で推移していたが、今回は4人が10%以上だった。
国民審査は、有権者が辞めさせたい裁判官の欄に「×」印を書き、有効投票の過半数となった裁判官は罷免される仕組み。
最高裁は2022年、在外邦人が国民審査に全く投票できないことを違憲と判断し、今回から投票できるようになった。
1949年の第1回以来、前回までに延べ190人が審査を受けたが、罷免された例はない。
最高裁が嵌った「性自認至上主義」
正論2024年1月号 弁護士 滝本太郎
2023年10月25日の最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)の決定には驚かされた。
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」(以下特例法)
に定められた性別変更の要件についての憲法判断で最高裁は、申立人(男性から女性への変更)の訴えにあった特例法3条4号
「生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること(生殖機能喪失要件)」
について
「違憲」
と判断してしまった。
更に同法3条5号
「その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること(外観要件)」
について、高裁段階で審理が尽くされていないとして、自らの判断を示さぬまま広島高裁に差し戻したのだ。
4号の生殖機能喪失要件が、憲法13条に定めた幸福追求権に反し違憲としたのは、15人全員だった。
三浦守、草野耕一、宇賀克也の3人の裁判官は、5号の外観要件についても差し戻しをせずに違憲だと判断すべきだとしてその意味での反対意見を示した。
残る12人は5号要件の憲法判断を回避した。
最高裁は憲法判断から逃げたのである。
最高裁によるとんでもない暴走である。
女性の権利を劣後させ、余りに矮小化している。
女性が差別され、不利益を被るのは、性別(SEX)を根拠としているという歴史的事実を無視して、つまりは男性の身勝手、女性の侮蔑、差別主義である
「性自認至上主義」
に侵された最高裁になってしまったということである。
「性自認至上主義」
をひた走った先進国では相次いで、女性の安心・安全が害され、脅かされている。
深刻な事態を招いた結果、その反省に立って正常化に舵を切ろうとしながらも、苦労しているイギリスの実態などについて、決定文では何の言及もなかった。
男性として思春期を幾分でも経験した者は女子スポーツ選手権への参加資格はないとした国際水泳連盟や世界陸連の判断なども決定文では一顧だにされていない。
15人の裁判官は何も知らないのだろうか。
不勉強極まると言う外ない。
決定文から読み取れることは、
「性自認は他者の権利法益より優先すべきである」
とする
「性自認至上主義」
に基づく論理展開ばかりなのだ。
私は本誌2023年12月号で、本決定について4つの可能性があると予測した。
第1は
「違憲であり性別変更を認める」
第2は
「違憲状態だ、国会は法を改正せよ」
第3は
「永続的に生殖腺の機能を欠いているなどとして変更を認め、違憲かどうかの判断は回避する」
第4は
「2019年1月の判例と同様、法的性別の変更を認めない、いわゆる手術要件は合憲である」
である。
まさか、4号と5号を分け、4号だけを違憲とし、5号については差し戻しをするとは思わなかった。
仮に広島高裁で5号を違憲として性別変更を認めたならば、最高裁への上訴はなく、高裁決定で確定し、実に不安定なままとなる。
高裁で5号を違憲とせずに
「ホルモン療法で陰茎が小さくなる、などしていれば陰茎ではない」
などと無理に評価し、法的性別の変更を認めてしまう手法を取れば、それが独り歩きしてしまうだろう。
そもそも最高裁は、法律の違憲判断をするかどうかという重大局面なのだから、国(法務省)に家事事件手続法と法務大臣権限法に基づき、利害関係人として参加してもらうべきだった。
最高裁にとって影響が大き過ぎて責任を負えないのならば、法務省に参加を打診すれば良かったのである。
法務省は決定後の2023年11月9日、自民党の
「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」(女性を守る議連)
で
「通例は裁判所から要請があって参加する」
と説明するなどこれまた逃げを打っていた。
議連も私どもも法務省(国)宛てに参加を要請し続けたのに、法務省も参加申し出をしないままだった。
挙げ句の4号違憲判決であり、5号は高等裁判所に差し戻して違憲となってしまう可能性がある。
行政の長である首相らに政治責任があると思われる。
差し戻し審があるのだから今からでも参加すべきだろう。
■性別変えず支障なき社会を
決定文には、生殖能力喪失要件について
「2014年に世界保健機関等が反対する共同声明を発し、また2017年には欧州人権裁判所が欧州人権条約に違反する旨の判決をした」
などとあった。
申立人側の主張そのままであろう。
死刑制度について国際的に批判を浴びても世論動向などを踏まえながら決して違憲判決を下さないのが日本ではなかったのか。
性別変更は死刑問題よりも格段に国民生活に影響を与える問題であるにもかかわらず、最高裁が暴走してしまった。
決定文には
「性同一性障害者がその性自認にしたがって法令上の性別の取り扱いを受けることは・・・個人の人格的存在と結びついた重要な法的利益である」
とあったが、だからと言って制度である
「法的性別」
を歪ませて良い理由になどならないではないか。
「本件規定がなかったとしても、生殖腺除去手術を受けずに性別変更を受けた者が子をもうけることにより親子関係等に関わる問題が生ずることは、極めてまれであると考えられる」
ともあった。
従前から女性という性自認を持ちながら父となった方も相応に居るのだから、生殖腺を失わずに性別変更ができるのであれば
「父である女」
が続々と出現するだろう。
メディアでも報道されているが、乳房切除までしたが、パートナーとの間に子を設けた例もある。
性別変更が認められれば
「母である男」
となる。
決して稀なことではなかろう。
「そもそも平成20年改正により、成年の子がいる性同一性障害者が性別変更審判を受けた場合には、『女である父』や『男である母』の存在が肯認されることとなった」
ともある。
しかし、平成20年の改正では未成年の子がいる場合は、法的性別は変更できないままだった。
子の出生時点で
「出産した母だが男だ」
「父だが生物学的な女だ」
という事態を招くこととは局面も意味合いも全く異なる。
「強度な身体的侵襲である生殖腺除去手術を受けることを甘受するか、又は性自認に従った法令上の取扱いを受けるという重要な法的利益を放棄して性別変更審判を受けることを断念するかという過酷な二者択一」
という記述も変だ。
手術は身体違和がきついから、自分の意思でするのであり、決して断種手術ではない。
むしろそれまで手術を受けて性別変更してきた人たちにとっては戸籍や身分証明上の性別と身体とが一致しているからこそ信頼が得られていたのだ。
それが失われるデメリットを考えなかったのだろうか。
まして精巣の除去は卵巣や子宮の除去に比較して実に容易である。
身体違和がさほどきつくなく、精巣の除去を含めて性別適合手術を必要としない方は、法的性別を変更しなければよいのである。
精巣と陰嚢を持ったままに、書類上である法的性別を女性に変更することが、どうして
「人格的存在と結びついた重要な法的利益」
と言えるのか。
生殖腺機能喪失要件が
「過酷な二者択一」
と言えるのか。
法的性別など変更でずとも、生活に差し支えない社会を作ることこそが重要ではないのか。
女性だと認識し、いわゆる女性装を日々する人も、排泄は認識からではなく、身体からするのだから男子トイレに入ることも相応にある。
その際に時に男性から揶揄され、時に暴力を受けることがある。
それこそが排除であり、差別であろう。
法的性別を変更して女性トイレを利用する権限があるなどとする前に、男子トイレで男性からの揶揄・暴力のない状態にすること、就職差別などないようにすることが重要な人権ではないのか。
4号の生殖腺機能喪失要件、そして5号の外観要件が外れれば、文字通り
「男性器ある女性」
が続々と登場する、その先には
「性同一性障害」
ではなく、ジェンダーアイデンティティ(性同一性・性自認)に基づく法的性別の変更は決定文中1人の裁判官が何度も言及した。
ドイツにおける性自認至上主義の如く、裁判所の関与さえないままに法的性別が変更できる方向となっていくだろう。
性犯罪目的の男や、女性を侮蔑・差別したく、その専用スペースを侵害することで喜びを得ようとする一部の男は、何としても診断書を取り、法的性別を女性に変更するよう努力するだろう。
週刊新潮2023年11月9日号には、診断が取りやすいことで有名な医師が登場し、
「そもそも性自認は当人がどう感じるかだけ」
「医者が決めることがおかしい」
「医師はウソ発見器じゃないですから、本人の言っていることをそのまま聞く。それが基本」
などと述べている。
法律を違憲とすることは法の形成過程の1つで、今回の最高裁決定は、まさに性自認至上主義を大きく伸展させる法律の登場に繋がるものだ。
先行する国々では混乱が多々あるのに、日本に周回遅れでこれに従えとするもので全く異常である。
岡正晶裁判官は補足意見で、立法府の対応について
「(4号要件の)目的を達成するために、より制限的でない新たな要件を設けることや(中略)社会一般の受け止め方との調整を図りつつ、特例法のその他の要件も含めた法改正」
「立法府に与えられた立法政策上の裁量権に全面的に委ねられている」
と述べている。
確かにこれは立法府が定めるべきことである。
3人の裁判官は、5号外観要件も違憲だからこの際、決断すべきとしたが本来、4号、5号とも立法府の広い裁量に委ねられていると言うべきだろう。
見解を異にする方もいると思うが、婚姻時の選択的夫婦別姓を導入していないことについては、憲法には両性の合意のみで婚姻できるとしているのに、最高裁は未だ立法裁量の問題としている。
多くの女性らが不便を被っている案件でその状況なのである。
「手術をしたくないならば法的性別を変えなければ良い」
だけの話なのに、どうして
「日々、トイレや風呂で見る身体違和には耐えられるが、書類上の性別の食い違いには耐えられない」
といった、率直に言って不可思議な権利主張を、そこまで保障しなければならないのか。
先程、最高裁は逃げたと述べた。
これは言い換えれば、最高裁は
「陰茎のある法的女性を出現させて良いか」
について判断するという、負わされた責任から逃げたという意味である。
最高裁から責任を押し付けられた広島高裁は国会の動向を待って判断すべきであろう。
決して2023年中とか2023年年度内に結論を出そうなどと、司法の傲慢に陥ってはならない。
■要件の再構築を求める
左派野党と公明党は、この最高裁決定を受けて早速に法改正を言い出し、立憲民主党は4号、5号要件の削除、また3号にある
「未成年の子が居る場合は変更を認めない」
という要件も削除するという案を言い出している。
一体、
「陰茎がある法的女性」
が出現することや
「他の性別に変わったものと見做す」
ことの重さをどう考えているのだろう。
「どこでも女性として遇せよ」
という法規範が成立した場合の女性スペースの混乱をどう考えているのだろうか。
私が世話人をしている
「女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会」(以下連絡会)
では、議論を重ね、
「女性スペースに関する法律案」
と
「女子スポーツに関する法律案」
を2023年11月14日に公表し各党に送付した。
2023年の
「LGBT理解増進法」
の制定論議の際、合わせて作ってほしいと作ったものを更新し、特例法の改正案を加えた。
特例法3条の4号と5号の要件は削除するが、新たな4号として
「男性から女性への性別の取り扱いの変更を請求する場合は、陰茎を残していないこと」
と入れるものである。
「女性から男性へ」
と性別変更する場合には要件がないので、比較すると一見不平等に見えるかもしれない。
だがこれは合理的で差別にはならない。
圧倒的多数の性犯罪は陰茎のある者による。
単に要件を削除するだけでは、性犯罪目的の者まで次々と法的女性になろうとする蓋然性がある。
また陰茎という外観上からして明白に男性である者が法的女性となって女性らに不安感・恐怖感を持たせるのは避けるべき強い必要があるからである。
その恐怖は合理的なものであり、決して
「研修」
により消し去れる類のものではない。
女性スペースに関する法律案は、
「女性」
の定義を
「生物学的女性のうち、特例法に基づいて性別を男性と見做されていない者、そして女性と見做された者のうち陰茎を残していない者」
とする。
仮に5号外観要件が削除された特例法により
「陰茎がある法的女性」
となっても、この法律の上では
「法的女性」
とはしない。
特例法4条では
「法律に別段の定めがある場合を除き、その性別につき他の性別に変わったものとみなす」
としており、他の法律による異なった対応を許容しているのである。
今の浴場を男女別にすることについては、理解増進法が成立後の2023年6月23日に通達が出ており、それは
「身体的な特徴による」
とある。
これは主に陰茎の有無の趣旨であろう。
法律案は通達を法律に格上げし、かつ女子トイレ、更衣室等の女性スペースの全体を対象とするものだ。
性自認に重きを置いて考える性自認至上主義の立場であれば、
「トランス女性は女性」
となって
「女子トイレの利用公認を」
となるだろう。
ここが最初から最後まで闘いの焦点である。
ただ
「トランス女性は女性である」
と主張する論者らにも、
「女湯については入れないものとする」
と主張する者は多く、事実上
「法的女性」
を一律に扱わないとする合意形成は可能であろう。
だから、理を尽くして女子トイレの安心安全の確保のためには、陰茎がある限り利用を公認できないことを説得していくこととなる。
また、2023年7月11日の経産省トイレ裁判の最高裁判決も考慮しない訳にはいかない。
そこでは
「特定の女子トイレにつき、管理者が当該女子トイレを通例利用する女性の意向を尊重かつ十分聴取した上で、特定人の入場を別途許容し、その趣旨を女性スペースに明示する場合はこの限りではない」
と対応する外ない。
女子スポーツに関する法律では、2022年6月の世界水泳連盟、2023年3月の世界陸連の方針を踏襲する。
男としての思春期を経験した者は、その後、陰茎があってもなくても、女子スポーツ選手権への参加資格がないとするものである。
ただ、ルールは各団体の自治で定められるものである。
公的資金の援助や後援などに限ったルールとなる。
連絡会は、社会全般に対して10項目に及ぶ要望を2023年10月30日の声明と共に示した。
今後、どうすべきかという点で重要なのでこれを最後に紹介したい。
第1に、政府各省庁が、様々な調査をすることだ。
性自認や性別変更を巡って先行した国々のここ数年間の状況と動向、トイレ、共同浴場などにおけるトラブル・刑事事件の調査、性同一性障害の診断の実態と信頼性に関する調査、法的性別を変更した人のその後の調査などである。
第2にメディアには、性同一性障害はトランスジェンダーのうち15.8%に過ぎないのだから、混同して議論することを厳に慎み、国民に様々な見解・情報を伝えるよう求めたい。
第3に、国民は先入観に捉われることなく、自らの意見形成に努めてほしいと願う。論者による議論を拒否する姿勢のまやかしを知ってほしいし、自由な言論空間を確保し合いたい。
第4に、各政党に求めたいことは、当連絡会を含め多くの国民の様々な意見を聴取し、党内で自由に議論して方針を定めてほしい。
第5に、それらの議論にあっては、女性が性別(SEX)によって未だに経済的・社会的に様々な不利益を被っていることを直視されたい。
第6に、国会に求めるのは5号要件が決して違憲判断が下されたものではないからそれも削除すれば良いというものではないことを確認すると共に、様々な調査や国民的に議論した上で新たな要件等を定めてほしい。
第7に、この裁判を差し戻しされた広島高裁は、早期に本件の判断をすべきではなく、様々な調査結果と国民的な議論の行方をよく見極め、国から参加申出があった時は直ちに認めるべきである。
第8に、国はこれからでも法務大臣権限法と家事事件手続法に基づきこの裁判に利害関係人として参加すべきである。
第9に、国民は次の衆議院議員選挙における国民審査において、対象裁判官に罷免の意思を示すべきである。その対象は憲法の規定で10年以内に審査された裁判官を含まないこととなっているが、私は国民からの民主的統制を強めるために、毎回15人を審査できるように憲法を改正すべきと考える。
第10に、内閣は最高裁判官に定年等で欠員が出たならば、このような「性自認至上主義」に嵌っていない方をこそ指名すべきである。私はまた、任命の前に、国会で予定者への質問をする機会を作るべきと考える。
最高裁は今、
「性別」
を蔑ろにして法的性別の概念を弄び、
「性自認至上主義」
により、安易に
「女性」
「男性」
の定義を変更する道を歩み始めてしまった。
司法が暴走した時、それを止めるのは国権の最高機関、国会であり主権者国民である。
「性自認至上主義」
は欧米で猛威を振るい、女性の権利が剥奪されるなど、様々な混乱がもたらされてきた。
その反省から方針を転換、正常化させるべく悪戦苦闘しているイギリスのような例もあるのに、日本は周回遅れでこれから
「性自認至上主義」
に嵌ろうとしている。
何とか止めなければならない。
薬生衛発0623第1号
令和5年6月23日
都道府県
各 保健所設置市 衛生主管部(局)長 殿
特別区
厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課長
(公 印 省 略)
公衆浴場や旅館業の施設の共同浴室における男女の取扱いについて
https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/001112499.pdf
○國重委員
(略)公衆浴場、いわゆる銭湯や旅館等の宿泊施設の共同浴室について、現在それぞれ衛生等管理要領が定められておりまして、その中で男女別の定めがされています。
これらは風紀の観点から混浴禁止を定めていることから、男女の別は身体的な特徴の性をもって判断することとされていると、事前に政府の方からも説明を受けております。
そこで、念のため確認をさせていただきたいんですけれども、これらの共同浴場における男女の判断基準はトランスジェンダーにも当てはまる、つまり、トランスジェンダーの場合も性自認ではなくて身体的特徴に基づいて判断することになると理解をしていますけれども、これで間違いないかどうか、答弁を求めます。
○佐々木政府参考人
お答えいたします。
公衆浴場や宿泊施設の共同浴場につきましては、厚生労働省が管理要領を定めております。
具体的には、公衆浴場における衛生等管理要領や旅館業における衛生等管理要領になります。
この中で、おおむね七歳以上の男女を混浴させないことなどと定めております。
この要領で言う男女は、風紀の観点から混浴禁止を定めている趣旨から、トランスジェンダーの方も含め、身体的な特徴の性をもって判断するものであり、公衆浴場等の営業者は、体は男性、心は女性の方が女湯に入らないようにする、こういう必要があると考えております。
実際の適用につきましては、都道府県等が条例を定めております。
この条例によって、基本的にこの要領と同じような形で男女の浴室を区別し、混浴を禁止しているものと承知しております。
○國重委員
トランスジェンダーの方であっても、心ではなくて身体的特徴で判断するというようなことだったと思います。
では、共同浴場において、先ほど答弁いただいたとおり、風紀の観点から心の性ではなくて身体的特徴をもって男女を区別する、このような現在行われている取扱いというのは憲法十四条に照らしても差別に当たらないと、念のため確認しますが、差別に当たらないということで間違いないかどうか、答弁を求めます。
○伊佐副大臣
憲法十四条、いわゆる法の下の平等でありますが、この原則が規定されております。
この趣旨としては、合理的な理由なしに区別をすることを禁止するという趣旨でございます。
つまり、合理的と認められる範囲内の区別を否定するものではないというふうに理解をしておりまして、先ほど委員御指摘の、公衆浴場における入浴者については男女を身体的な特徴の性をもって判断するというこの取扱いは、風紀の観点から合理的な区別であるというふうに考えられております。
憲法第十四条に照らしても差別に当たらないものというふうに考えております。
【決定全文】最高裁はなぜ、性別変更の生殖機能をなくす要件を「違憲」としたのか
最高裁15人の裁判官は、生殖機能をなくす「手術要件」を全員一致で違憲と判断。「過酷な二者択一」だとした
ハフポスト日本版編集部
2023年10月26日 15時0分 JST
|更新 2023年10月26日 JST
https://www.huffingtonpost.jp/entry/japan-supreme-court-gender-change-rule-unconstitutional_jp_6538bcb5e4b0783c4b9f005a
裁判長裁判官 戸倉三郎
裁判官 山口 厚
裁判官 深山卓也
裁判官 三浦 守
裁判官 草野耕一
裁判官 宇賀克也
裁判官 林 道晴
裁判官 岡村和美
裁判官 長嶺安政
裁判官 安浪亮介
裁判官 渡邉 惠理子
裁判官 岡 正晶
裁判官 堺 徹
裁判官 今崎幸彦
裁判官 尾島 明
全裁判官が異例の個別意見 トイレ使用制限訴訟
2023/7/11 20:26
https://www.sankei.com/article/20230711-XZYU7PGZZRPVBAEBWQ36QPB4AA/
戸籍上は男性だが性自認は女性の性同一性障害の経済産業省職員に対するトイレの使用制限を巡る訴訟で最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)が2023年7月11日、国の対応を違法とする初判断を示した。
「職場のトイレ」
という限られた空間に関し個別事情を踏まえ判断した形だが、裁判官5人全員が補足意見を付けた。
性的少数者への配慮というより一般的な問題に対し、社会全体での議論を促したと言える。
今回の訴訟で問題となったのは、トイレの使用を制限した経産省が根拠とした女性用トイレを使う他の女性職員らに対する
「配慮」
と、原告職員が自認する性に即した社会生活を送る
「法的利益」
とのバランスだった。
同小法廷は、双方の重要性を認めた上で、原告職員が職場で
「女性」
として十分認知され、公共施設などと異なり人間関係が限定されている具体的な事情を分析。
原告職員がトイレの使用でトラブルを起こしたことはなく、経産省の措置を「問題ない」とした人事院判定までの間、経産省が見直しを検討した形跡もないことを踏まえ、結論を導いた。
判決では、異例となる裁判官5人全員の補足意見が付され、それぞれ持論を展開した。
裁判官出身の今崎裁判長は、今回の判決について
「不特定多数が利用する公共施設のトイレなどを想定した判断ではない」
とした上で
「そうした問題は、機会を改めて議論されるべきだ」
と指摘。
「今後、この種の事例は社会の様々な場面で起こる」
とし
「多くの人々の理解抜きに解決はなく、社会全体で議論され、コンセンサスが形成されることが望まれる」
と述べた。
学者出身の宇賀克也氏は、原告職員が戸籍変更に必要な性別適合手術を受けていなかったことに触れ
「手術は生命・健康への危険を伴い、経済的な負担も大きい」
「受けていなくても可能な限り性自認を尊重して対応すべきだ」
とした。
弁護士出身の渡辺恵理子氏と裁判官出身の林道晴氏も
「性別は人格的な生存と密接不可分」
とし、原告と他の職員との間の利害調整は、具体的に行う必要があったと強調。
経産省が、説明会で女性職員が
「違和感を抱いているように見えた」
という曖昧な理由で制限を決めたことは
「合理性を欠くことは明らかだ」
と批判した。
行政官出身の長嶺安政氏は、トイレの利用制限自体は他の職員の心理面も踏まえ
「激変緩和措置として一定の合理性はあった」
としつつ、
「必要に応じて見直すべきだった」
と述べた。
判決を受けて経産省は
「判決を精査した上で対応していく」。
人事院は
「判決の内容を十分に精査し、適切に対応していきたい」
とそれぞれコメントした。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/838.html#c17
26. 第n次嫌々期(仮)[1757] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 00:07:24 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13177]
自民党が信じられないからって、第三自民党を信じるのか……アホだな。
句点を末尾につけるようになったのは、モーニング娘。からじゃないかな?
どうでもいいが、どうでもいい。
(重要な事なので2回書いた。嗤)
国民民主党は選挙中、特に話題にもなっていなかったのに、議席を伸ばした。
それは単に634が活躍したからに過ぎない(仮説)。
(あのスクープした赤旗の共産が議席減らしてんだぜ? いくら立民が邪魔したからって、変だろ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c26
8. 第n次嫌々期(仮)[1758] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 00:09:51 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13178]
>>6
勘違いされると嫌なので、真意を書いておきますね。
画像はフェイクだと判断します。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/841.html#c8
31. T80BVM[1029] VIJXgk9CVk0 2024年11月03日 00:11:28 : 6DARObWONg : MDYwRHBYOEZ2UTY=[15]
はぁ〜
仮想敵に日本国民の個人情報を売るとか・・・
どんだけ反日・売国組織なんだよ、ド腐れジャップ自民党政府はよ
全員新弟子前!
25. 秘密のアッコちゃん[883] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 00:14:46 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[448]
2024/11/2 23:41
https://www.sankei.com/article/20241102-OOKEJMQS6JKRDCSA6ILG6IR6QA/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月2日、自身のインターネット番組で、自民党と政策ごとに連携する国民民主の方針を巡り
「石破政権の延命に協力するつもりはない」
「あくまで政策本位だ」
と強調した。
「手取りを増やす」
政策の実現にも重ねて意欲を示した。
来夏の参院選に関し
「比例代表で6、7人を当選させたい」
と力説。
選挙区では地元の香川や、大阪で候補者擁立を目指す考えを示した。
国民・榛葉氏会見が荒れる 持論唱え続けるフリーにベテラン記者が苦言、会見で言い合いに
2024/11/1 18:53
https://www.sankei.com/article/20241101-D6XJYFGW3BHJ3DEXLSLCE6DROU/
国民民主党の榛葉賀津也幹事長の2024年11月1日の記者会見で、次の首相指名選挙で同党は立憲民主党の野田佳彦代表に投票すべきだとして持論を唱え続けるフリーの記者に対し、ベテランの記者が苦言を呈し、言い合いになる場面があった。
会見で記者同士が言い合いになるのは極めて珍しい。
■「国民を騙した」に「政治の混乱目的でない」
国民民主党は1回目の投票も、過半数を得た候補がいない場合の上位2人による決選投票も、所属議員は玉木雄一郎代表に投票する方針を決めている。
このフリーの記者は、榛葉氏に対し、決選投票で玉木氏に投票することは、野田氏の得票が伸びず、結果として石破茂首相の続投を許すとして、
「石破政権を延命させることに等しい」
「『野田(佳彦)』と書いて政権交代を果たさないのか」
「国民は騙された」
などと持論を展開。
これに対し、榛葉氏は参院側は与党が過半数を占めていることを挙げ、
「騙していない」
「ずる賢い与党なら野田氏に首相をやらせて、法案を1本も通さない」
「やっぱり野田政権ダメじゃないか、また自民党にかえって安定政権だ」
などと語った。
フリーの記者は納得していない様子で、
「なぜそれを選挙中に訴えないのか」
「石破政権を延命させると国民を騙したことになるじゃないか」
と再び声を張ると、榛葉氏は
「政治を混乱させることが目的ではない」
「(選挙では)各党と等距離で政策実現するといってきた」
「手取りを上げる政策実現を訴えてきた」
「野田氏を首相にするとは1回も言っていない」
と反論した。
■「やらせ記者」の言葉に反応
フリーの記者は
「(野田政権と石破政権の)どちらが(国民民主の訴える政策を実現する)可能性が高いのか」
と食い下がろうとしたが、会見に参加するベテランのフリーカメラマンの堀田喬氏が
「質問する所だ」
「態度悪いよ」
「次に回せ」
などと割り込んだ。
榛葉氏も
「今日はいい司会進行がいる」
と冗談めかしたが、フリーの記者が堀田氏に対して
「やらせ記者」
と言うと、顔色を変えて
「(堀田氏に)ちょっと失礼じゃないか」
「やらせ記者っていうのはダメだよ」
「それぞれの立場で取材しているんだから」
「同業者に対して、やらせというのはダメだ」
と苦言を呈した。
一方、堀田氏はフリーの記者に対し
「時間も限られているんだよ」
「常識を守れ」
というと、フリーの記者も
「時間を邪魔しないでください」
と反論。
会見場の後方で言い合いになっている状況に、榛葉氏は
「えらい展開になった」
「(今回初めて出席した記者は)来週からやめようかってなる」
と場を収めようとした。
ただ、フリーの記者は、会見直後も
「国民だまし党と呼ばれるじゃないですか」
「国民自民党と呼ばれる」
などとしつこく声を上げていた。
国民代表、部分連合に言及 政策重視、連立参画は否定 首相指名「玉木と書く」
2024/10/29 12:13
https://www.sankei.com/article/20241029-LNSLZJWFJBLRFLFEHWQW42LV7U/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年10月29日、国会内で記者会見し、自民、公明両党の連立政権との向き合い方について
「政策ごとに、良いものには協力するし駄目なものには駄目だと言っていく」
と述べ、部分連合の可能性に言及した。
連立政権への参画は重ねて否定した。
特別国会の首相指名選挙では、自身を含む28人の党所属衆院議員は1回目、決選投票ともに
「玉木雄一郎と書く」
と表明した。
部分連合を含む協議に関して
「自民だけでなく、立憲民主党や日本維新の会の幹事長や国対委員長ら、つかさつかさで情報交換していると報告を受けている」
と説明。
自民総裁の石破茂首相や立民の野田佳彦代表から党首会談の要請があれば
「拒否するものではない」
と語った。
衆院選公約に掲げた手取りを増やす政策の実現を政府、与党に働きかける考えを表明。
衆院選結果を受け
「与党が過半数を割り、今までと同じ意思決定ルールでの政権維持は難しい」
「謙虚に、多様な民意に耳を傾けるべきだ」
と求めた。
国民玉木代表が玉川徹氏に反論「取材してから言ってください」自公政権でのポスト意欲の指摘に
[2024年10月29日11時39分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202410290000471.html
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年10月29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、元テレビ朝日社員、玉川徹氏の番組中でのコメントに反論した。
玉川氏はこの日放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。
同番組は、衆院選で自民党が与党過半数割れに陥ったことで今後の展開がどうなるかを特集した際、改選前から4倍の28議席と大躍進し、今後キーマンとなる国民民主党の動向に触れた。
その際、玉川氏は、同党の玉木雄一郎代表に入閣やポスト獲得などの思惑があるのではないか、という趣旨のコメントをした。
玉木氏はXで、玉川氏のコメントを指摘した投稿を引用する形で
「モーニングショーでそんなこと言ってるんですか!」
「ストなんか欲しくありません」
「今、私たち国民民主党が欲しいのは、国民の『手取りを増やす』経済政策の実現です」
と主張した。
その上で
「玉川さん、取材しないで喋らないで取材に来てください!」
と、玉川氏に呼び掛けた。
玉木氏はこの投稿後に行った定例会見でも、
「連立政権入りはないという理解でいいのか」
と問われ
「ありません」
と明言した上で
「某民放の朝のワイドショーで、私が何か入閣したいとかポストがほしいなどとコメントされていたやに聞いているが、全くありません」
「取材してから言って頂きたい」
「そういうことを公共の電波で取材もなく言うことはやめて頂きたい」
と反論した。
その上で
「私たちが欲しいのはポストではなく、手取りを増やす、国民の懐を潤す経済政策の実現が欲しいんですよ」
「そのためにやるべきことは全てやりたいと思っている」
と主張。
「野党の議席が増えたことは、国民からしたら関係ない」
「暮らしをどうしてくれるかの、政策としてちゃんと実現してくれるかが一番関心事だと思う」
「ポストや政権の枠組みは、多くの国民には関係ない」
とも述べた。
各社の報道では、少数与党になった石破政権の今後の政権の枠組みを巡り、様々な見方が指摘されている。
武藤容治経産相、国民民主の主張を一蹴 「トリガー条項」凍結解除などに否定的見方
2024/10/29 12:22
https://www.sankei.com/article/20241029-6EUVJ55PQJKFBADQU2DQKSJD24/
衆院選で過半数割れした自民、公明両党が協力を模索する国民民主党が主張する
「トリガー条項」
の凍結解除について、武藤容治経済産業相は2024年10月29日の記者会見で否定的な見方を示した。
トリガー条項はガソリン税を一部軽減する措置で、武藤氏は
「(凍結解除で)ガソリンスタンドや石油元売り会社で大きな資金負担が生じることに関し解決策を見い出すに至っていない」
と述べた。
トリガー条項は、レギュラーガソリンの全国平均小売価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を超えた場合、価格に上乗せされるガソリン税53・8円のうち上乗せ分25・1円を免除する。
現在は東日本大震災の復興財源を確保するため凍結している。
ガソリン価格は高値が続き、2024年10月21日時点の全国平均小売価格は前週調査から横ばいの1リットル当たり174円90銭だった。
政府が石油元売り会社に支給している補助金により、18円20銭の抑制効果があった。
トリガー条項の凍結解除を巡っては国民民主の提案で自公両党との3党で検討チームを設置し議論を重ねたが、進展しなかった。
凍結解除は国と地方で大きな税収減になるとの意見もある。
武藤氏は
「脱炭素への国際的な潮流も勘案する必要がある」
とも語った。
また国民民主は太陽光や風力発電など再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せされている
「再エネ賦課金」
の徴収停止を主張するが、武藤氏はこれにも否定的な見解を示した。
「仮に徴収停止したとしても、再エネ導入拡大に必要な費用は何らかの形で(国民が)負担する必要があり、現行制度を着実に運用していく」
と述べた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/834.html#c25
27. ノーサイド[2891] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月03日 00:16:22 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[51]
共産党は政府内にスパイを送り込んでる。
こりゃダメだわ。(大笑)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c27
2. 果糖茶[28] icqTnJKD 2024年11月03日 00:16:57 : QiSvjqFnwo : SkM2dnV1MGRFeGs=[3]
>「予定通りやるべきだ」と主張した。
あれれ……?
去年は1年ぐらい延びてもいいと
言ってなかった?
ウソつきはインキンの始まり、ん?
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c2
11. 第n次嫌々期(仮)[1759] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 00:17:25 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13179]
デモのような形の見える行動でなくても、裏金と統一教会は判断材料だったとは思うぞ。
世論との乖離は選挙不正を国民に気づかせてしまうので、第三自民党へ票を移し替えただけだろ。
日本の支配層(おそらくDS?)は、支配構造を変えようとは思っていないだろう。
(だからソロスのひも付き?)
維新は兵庫県クソ知事の影響もあり、本性がバレてきたこともあって、人気が落ち目だ。
勝たせるのは不正を疑われるから難しかったと判断する。
(代わりに大阪小選挙区をくれてやった?)
ここまで書いてきた自説は不正が存在することが前提だ。
不正が無いとは証明できない、というか、不正があることが過去の事象から確定しているのだが(嗤)。
(開票してみたら投票者数より票数が多いなんてのは、不正がなければ無理)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/837.html#c11
16. 果糖茶[29] icqTnJKD 2024年11月03日 01:08:13 : LMlaQg3l94 : czBOQnVJWmg2YzI=[2]
どデカいジンベエサメがいれば、
自然に小判サメやシマアジがくっついて共生するものだな。ゼッタイ安全・安心な小宇宙。
ジンベエはもうヨレヨレ、ボロボロなんだが……
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/846.html#c16
28. 夜盗虫[280] lumTkJKO 2024年11月03日 01:12:01 : 7ihtDPmeR2 : WEc4dzJsOHpBcXM=[6]
タマキンのようつべ
スパ茶が100万円超えた
スパ茶ランキング世界一位だってさ
なんかしんないけど今モテモテねw
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c28
26. さっちゃん3214[683] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 01:14:06 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[562]
とうとう訪問診療や訪問看護でマイナ保険証を使うときには医療従事者のカード目視とAmazonやGoogleアプリでの資格確認でOKという仕組みになっちゃった模様。もうセキュリティなんてどうでもいいのね。 pic.twitter.com/rXNzTdPpql
— köttur-lover22🐱㌠ (@kottur_lover22) October 4, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c26
27. さっちゃん3214[684] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 01:15:28 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[563]
マイナ保険証しか使えないと誤認させる政府の宣伝のせいで、慌ててマイナ保険証に切り替えた人もいる中、実はマイナ保険証の「登録解除」受付が始まっています。周知徹底すべきところですが、厚労省のホームページに申し訳程度に記されているだけです。 https://t.co/9F6gEj426n #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c27
28. さっちゃん3214[685] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 01:16:44 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[564]
9月末で、13.87%の利用率のマイナ保険証推進のため、健康保険証を廃止するという自公は過半数の議席を失ったと言うのに、マイナ保険証推進を公約にした玉木国民民主が助け舟を出すようだ。
— しんじろう『宮崎愼二』 (@mi89s1) November 2, 2024
各党のマイナ保険証の公約を「考慮した」は7割に及んだと言う。
国民の多くが健康保険証の存続を願っている! pic.twitter.com/Sz0bpcs9ba
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c28
11. ペポ[457] g3mDfA 2024年11月03日 01:17:06 : t6tR70PR6w : dlFMci5QbnlpNGM=[314]
政府の奴ら、特に自民党は知っていたが、当時の民主党も前々から
知っていたことだ。
日本が独立しなければ防げない。
不可解過ぎて分からんことだらけだ。
まず、清水社長は愛知県の春日井陸上自衛隊基地に行って、そこから
陸自のヘリに乗って帰京しようとして離陸しただろ。防衛相の職員が気を
回してヘリの手配をしたと言われている。
ところが、時の防衛大臣は名前は言わないが、それを妨害してヘリ利用は
まかりならんとして、ヘリをわざわざUターンさせて、自衛隊基地に
戻したんだ。
清水社長は朝になってから、ハイヤーか新幹線で帰京したんじゃなかったか。
これもおかしなわけで、ハイヤーとかだったら、カネ払うからと言えば
夜間といえども運んでくれるだろが。わざわざ朝まで待つ必要がない。
つまり、防衛大臣がお前は朝になってから、ハイヤーでも拾って帰京しろと
命令したとしか考えられないだろが。
それから、時の民主党政権は勝俣会長と清水社長宅には、SPの警察官?
をつけて、身柄を保護し、その後、海外に逃亡させただろ。勿論、
給料付きでだ。
マスゴミも国会議員もなんでこういうことが起きたのかと原因追及すべき
人間に追及しないんだ。勿論、地震や津波、爆破を起こしたのが、イスラエル
のネタニヤフやオバマらの戦争屋だってことを知っていたからだろう。
それにしても、3号炉に2個の核爆弾を仕掛けたり、津波を起こすために
水爆使うなんざ、弁償してもら必要があるだろう。
そして、この悲劇を起こすことを了承したのがJ皇ヘイ下?であったとは、
巷では公然の秘密になっていた。いまさら秘密にしてもしようがあるまい。
インチキ太平洋戦争を始めたのもS点〇だし、明治以降から、日本人は
ディープステートから家畜にされ、頃されてきた。
21. 果糖茶[30] icqTnJKD 2024年11月03日 02:01:28 : LMlaQg3l94 : czBOQnVJWmg2YzI=[3]
ウラガネ政治をやっている限り、
大方の国民は、豊かさと無縁な汲々カツカツの生活をせざるを得ないのではないか。この先さらに三十年。
殺されないだけマシと言えばいいのか。それはともかく、先進国とは言い難い恥ずべき裏政治体制ではないか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/843.html#c21
3. いなかじじい[64] gqKCyIKpgraCtoKi 2024年11月03日 02:09:59 : jimtgBFqxk : Vm8uQ1JJS2VkcGc=[324]
民主主義の基本は何か。
国民の多数意思によって政府を運営することである。
その政府が国民の情報をすべて(すべてとはいえ一定の限度はあるものの)を把握・管理するのは、国民の秘密厳守をかかげる民主主義を壊すことになる。情報の把握は政策立案・実行に必要な範囲にすべきである。
とくに、国政選挙の不正が常態化しているなかでは、政権運営が国民多数の意思と乖離して政府の独走になっていく。
そもそも、自民党を支持した国民多数がマイナ保険証を容認しているのだろうか。重要法案なのでこの1件だけでも国民投票をすべきだろう。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c3
29. 2024年11月03日 02:19:47 : as8RlqNOGA : aFNiQ1p6eGRSM0E=[2027]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。
30分位前に、、連休で来た創価の朝鮮部落民2人(どちらも婆、、国内か半島か
知りませんが)
こうやって低レベルな民族性を露呈し続ける。
日本人とは、、似ても似つかぬ本性を曝け出して、、妬みで食らいつく?
ストーカー民族と彼等が言われて久しい。
という事で、、宗教解体と帰国。
皇室制度廃止と半島との国交断交。
AI使用で、、こういうネット工作・現実での暗躍をし続けている。
半島と関わる必要など、日本人には無い。
根本を解決しないで、、上っ面だけの単純志向と劣化種の暴走。
日本再生は、、本当の日本人がするべき。
日本人一人一人に対して、、迷惑料一億円支払って、、とっとと出ていけ。
あんた達のいないまともな国の空気と社会を取り戻す時。
30. 2024年11月03日 02:28:09 : as8RlqNOGA : aFNiQ1p6eGRSM0E=[2028]
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。
ほら、、出て来た、、創価の朝鮮部落民の暴走族。
何故か、、パトロールの警官は出て来ない。
という事で、、通名も廃止、、帰化・在、、特に創価他、、宗教関係・与党の
連中と仲間の帰国は当然。
皇室制度廃止、、半島との国交断交も。
後、、日本人は、、家に執着しない。
本当の日本人は、家族、中身を重視。
借家住まいが、普通の事だった、、見掛け・外見を気にするのは 整形大好きな
ユダヤ・ユダ系・半島・大陸の特徴?
自然が一番、、教育も全て。
おかしな事をしているから、、心も精神も廃って、、病気になる?
精神科医が繁盛するのは、、異常な世の中だという事。
洗脳されずに、、日本人は生きる時。
日本人なら、、昔の人からの知恵と〇〇で乗り切れる。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c30
40. ちばどの[386] gr@CzoLHgsw 2024年11月03日 02:42:17 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[530]
従って自身の細胞が暴走しない生き方が大事なのは最早常識であるところ、例えば定期的健康診断が不要な診断を招き、不必要な手術を勧められたり投薬されたりはあろう、医療界も患者が必要であるところ、高齢なら癌もそのままにしておくことで自然に本人の死と共に消滅するにも拘わらず何種類もの薬を投薬し大規模な手術を繰り返す。日常的にも何等かの症状を訴えれば都度薬が出て結果的に何種類もの薬によって逆に健康を損なうことも周知の事実だが玉木は感心が無いようだ。
薬と医者に殺されるなと訴えた医師もいたが、自身の細胞のメカニズムが最良に働くように健康を保つ生き方を進めるべきだ。例えば過酷な長時間労働やパワハラ等、滅私奉公的な働き方が個々の心身を蝕むのは当然だ。それで医療に掛かり薬を多数服用すれば悪化する可能性は高い。昔の人が病は気からと言ったのは半分はあたりで、心身の健康は医療に掛かる事ではなく自身の身体にある細胞群を最善に働かせることである。
その点玉木は医療も産業であり過剰な医療が国の財政に影響していることを無視しており誠実性に欠ける。このような短絡的で不誠実な人物に医療を語らせるべきではなかろう。党首とは党の代表として党に属する議員が議会にて議論を交わし立法化した結果の報告者に過ぎず、自身の自論を党の方針として露出する暴挙は許されない。こうした重要な問題は党内で十分に議論を尽くし法案を提示すべきだ。医療費削減の方途はあえて患者を作り出す医療産業の問題を語り尽くしてからのことだが、その前の玉木の唐突で短絡的な尊厳死発言は怪し過ぎる。むしろ薬漬け手術漬けで廃人同様にした上で、患者と家族に尊厳死を選択させ高額の費用を獲る算段でもあるのかと疑う。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/831.html#c40
26. ちばどの[387] gr@CzoLHgsw 2024年11月03日 03:13:51 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[531]
国民と立憲は投票用紙の略称を同じ民主党とすることで有権者を翻弄させた。新聞投稿にも出た程の奇怪な現象は、選管をして略称を用いた民主党票は後に国民と立憲で按分すると堂々と説明させた程で最初から決まっていたらしい。本来なら大失敗として投票用紙を刷り直して再投票を検討するほどの事態だが、選管が平然と按分し有権者が仰天するだけの話であったようで最初から企図されていたものと思われる。
つまり本来立憲はもう少し当確者が多いところ国民に按分された可能性は高い。要は国民をキーマンとして活用する意思が国対で確認されたのではないか。だから玉木氏の言いたい放題が今後も容認されると言える。玉木氏は元官僚ということもあり霞が関との縁は深いだろう、従って自民財官護送船団方式で、国民個々が少ない所得から出し合っている福祉と社会保障の原資である税金をせっせと財界に流す丼勘定を維持したい勢力からすれば、玉木党首による、共産を含む国民目線を謳う野党を牽制し公金を経済成長の原資とし続けるためのキーマンとしての役割に大いに期待するということだろう。だが国民民主党議員が黙って付いて行くとは限らないだろう、まるで連合が乗り移ったかのような党首の方針に一から十までは付いて行けない議員もいるのではないか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/834.html#c26
9. 蝋燭[15] mFiQQw 2024年11月03日 05:07:28 : RMz0I2l7Xg : VHZYekVIUWJQOVk=[2]
この梅肉エキスは 自分が大病したとき数年間お世話になった健康食品のひとつだった。
これはかなり良い物だった。
あの東条百合子さんの自然療法の本でも一押しされている。
日本の政府は一体何を企んでいるのか?
( DSからの圧力でもあったのか?)
日本から良いものがどんどん消えていき、代わりにゲノム編集コオロギ食やレプ○コンを許容し始めてた現状は、日本人の民度にも比例しているのかもしれない。
本当に世も末になってきた。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/132.html#c9
ロシア軍、人海戦術の継続は困難か:専門家は戦略の変更を予測/The Daily Digest
thedailydigest.com によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%BB%8D-%E4%BA%BA%E6%B5%B7%E6%88%A6%E8%A1%93%E3%81%AE%E7%B6%99%E7%B6%9A%E3%81%AF%E5%9B%B0%E9%9B%A3%E3%81%8B-%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6%E3%81%AF%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%82%92%E4%BA%88%E6%B8%AC/ss-AA1t6n6X?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=d444ad3097c7450998bd154c23fae6be&ei=10
泥沼化するウクライナ侵攻
2022年2月、プーチン大統領の命令によって、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まった。当初は世界第2位の軍事大国による軍事作戦に世界が慄いたが、いざ始まってみるとロシアや世界が想像したようにはことは運ばなかった
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/797.html
北朝鮮派兵に「長距離攻撃の手段あれば先制攻撃も」ゼレンスキー氏主張/テレ朝
https://www.msn.com/ja-jp/video/news/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%B4%BE%E5%85%B5%E3%81%AB-%E9%95%B7%E8%B7%9D%E9%9B%A2%E6%94%BB%E6%92%83%E3%81%AE%E6%89%8B%E6%AE%B5%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%B0%E5%85%88%E5%88%B6%E6%94%BB%E6%92%83%E3%82%82-%E3%82%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%B0%8F%E4%B8%BB%E5%BC%B5/vi-AA1tmCMV?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=ff9937dc5f16497fb0bfac0278b72829&ei=38
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアに派兵されている北朝鮮軍の部隊について、「長距離攻撃の手段があれば先制攻撃ができるだろう」と主張しました。 ゼレンスキー大統領は1日、SNSで何千人もの北朝鮮兵士がウクライナ国境付近で戦う準備をしていると指摘し、「北朝鮮兵士がロシアのどこに集結しているかは分かっている」と述べました。 そのうえで、「もし長距離攻撃の手段があれば先制攻撃も可能だが、アメリカ、イギリス、ドイツは北朝鮮がウクライナ人を標的にするための準備をするのをただ見ているだけだ」と訴えました。 また、ゼレンスキー大統領は、北朝鮮のロシア派兵に干渉しないなどとする中国に対して、「本当に戦争終結を主張するならば、行動しなければいけない」と、牽制(けんせい)しました。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/798.html
29. 阿部史郎[1157] iKKVlI5qmFk 2024年11月03日 05:42:33 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[219]
【止まらない物価高騰】コメの価格が高騰、前年の1.5倍に
https://rapt-plusalpha.com/113273/
値上がりの主な要因は、減反政策によって米の需要と供給のバランスが崩れ、業者間で米の取り合いが起きていることなどが挙げられます。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c29
ウクライナで敗北した欧米はモルドバとジョージアで新たな工作
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202411030000/
2024.11.03 櫻井ジャーナル
アメリカ政府はジョージアとモルドバが自立するのを防ごうと必死のようだ。ジョージアでは2003年11月の「バラ革命」を経てヘイル・サーカシビリ政権が登場したが、その新自由主義的で反ロシア的な政策が人びとを不幸にすることを国民は知り、アメリカ離れを起こしている。モルドバも同じ道を歩み始め、その親米政権を維持することは難しい情勢になっているが、ウクライナでの敗北が決定的になっているアメリカとしては、新たなロシア侵略拠点としてジョージアやモルドバを重視しているはずだ。
サーカシビリの経歴を調べると、1994年にコロンビア・ロー・スクールで学び、翌年にはジョージ・ワシントン大学ロー・スクールに通っている。その後、ニューヨークの法律事務所パターソン・ベルクナップ・ウェッブ・アンド・タイラーで働き、そこでエドゥアルド・シェワルナゼの下で働いていた旧友に誘われて政界入りしたとされている。アメリカの支配システムの中から出てきた人物だと言えるだろう。
サーカシビリは2008年1月から大統領を務めたが、その年の8月に南オセチアを奇襲攻撃、ロシア軍の反撃でジョージア軍は完敗した。そのジージア軍に兵器を供与、兵士を訓練していたのはイスラエルとアメリカだったことは本ブログで繰り返し書いてきた。
ウクライナでクーデターが始まった2013年11月にサーカシビリは大統領を辞め、18年12月から大統領を務めているのが親米派のサロメ・ズラビシビリだ。
この人物は1952年にフランスのパリで生まれ、1974年にフランス外務省へ入っている。2003年から04年にかけての期間、ジョージア駐在大使を務めたが、2003年11月にジョージアでは「バラ革命」が引き起こされ、サーカシビリが実権を握っている。サーカシビリと連携していたことは間違いないだろう。
ウクライナへNATOを侵攻させるため、ネオコンをはじめとするアメリカ/NATOの好戦派は2013年11月から14年2月にかけてネオ・ナチを使ったクーデターを実行したが、東部や南部をはじめクーデターに反対するウクライナ人は少なくなかった。軍や治安機関の約7割は新体制を拒否、クリミアの場合は9割近い兵士が離脱したと伝えられている。そこでロシアと戦う態勢を整えるための時間が必要だった。そこで出てきたのがミンスク合意だ。
アメリカ/NATOは兵器の供与や兵士の育成などに8年かけ、ドンバスに要塞線を築いた。マリウポリ、マリーインカ、アブディフカ、ソレダルの地下要塞を結んでいたのだが、今年2月にアブディフカが陥落、要塞線は崩壊。東部戦線でウクライナ軍は圧倒されはじめた。
今年8月6日にウクライナ軍は外国人傭兵を含む1万人から3万人ほどの兵力でロシアのクルスクへ軍事侵攻したが、惨憺たる状況だ。当初、クルスクには国境警備隊しかいなかったことから装甲車両を連ねたウクライナ軍に攻め込まれたが、すぐにロシア側は航空兵力で反撃を開始した。ウクライナ側は傭兵を使うだけでなくドンバスから部隊をクルスクへ移動させ、虎の子の機械化部隊を投入したのだが、壊滅状態で、ドンバス戦線ではロシア軍の進撃スピードが速まっている。
ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官によると、ロシアがサンクトペテルブルクで海軍記念日のパレードを開催した7月28日、勢揃いした要人を暗殺しようという計画があったという。この計画が成功していたならロシア国内が混乱する可能性は高く、それに乗じてロシアへ攻め込むつもりだったのだろう。
クルスクの西側にあるブリャンスクでは約20人の部隊が侵入、ロシア側の反撃で侵入部隊のメンバーは死傷したのだが、死亡した4名の出身国はアメリカ、カナダ、ポーランドで、ひとりはアメリカ陸軍の第75レンジャー連隊第2大隊の入れ墨をしていた。
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【Sakurai’s Substack】
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html
1. 赤かぶ[229124] kNSCqYLU 2024年11月03日 06:17:22 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2708]
🇬🇪ジョージアの選挙結果をアメリカとEUが認めようとしない中、ハンガリー🇭🇺オルバン首相は選挙戦を勝利した🇬🇪ジョージアの政権を訪問した。https://t.co/5u3O7oYDcD
— ShortShort News (@ShortShort_News) October 31, 2024
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html#c1
2. 赤かぶ[229125] kNSCqYLU 2024年11月03日 06:18:14 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2709]
出た! サタン! アメリカは本気でジョージアをウクライナにする気? pic.twitter.com/4MtPZEcdtC
— mko 🇷🇺 (@trappedsoldier) October 28, 2024
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html#c2
1. 星月夜[248] kK@Mjpbp 2024年11月03日 06:20:56 : gEjxY7hd4M : WjhzRTBCQ2xmV1U=[1]
🚨ジャパンラスト 731部隊デクラス🚨
日本政府はそもそも731政府
731部隊デクラス担当RFKjr.
ロバートケネディジュニアは日本最大の闇「日本政府がなぜ反ロシアで統一されていて、一人の議員がロシアに行っただけで揃って叩かれるのか」を暴露している
↓
満洲731部隊は悪魔的な人体実験をしていた
↓
ロシアが全員処刑しようとした
↓
アメリカが取引をして全員保護した上に、731部隊の指揮官である岸信介を総理にした。
アメリカの取引を受けなかった要人はA級戦犯として処刑された
↓
日本政府は最初から731部隊政府が正体。日本政府ではない。731政府。
↓
731部隊の細菌兵器技術などを利用して、戦後の八百長医療を発展させて日本人に使用した。国民が長年人体実験させられたのは当然。
↓
その岸信介の末裔が安倍晋三であるから、満洲亡霊が平成の間まで続いていた。電通やNHKも同じ利権。本当のA級戦犯。ロシアの制裁対象。
↓
これらをケネディJr.が暴露して日本人に教えた。
↓
だから暗殺の刺客が送られた。
↓
日本人の半分以上がこの事を理解していない
↓
ケネディJr.は体を張って暴露したのに、日本人が気がついていない
↓
世界最大のマルタは日本国民
#RFK2024MAHA #MAHA
#RFKjr RFKjr. ロバートケネディジュニア 731部隊 #731部隊 #JapanLast
https://x.com/hasibiro_maga/status/1852808502500274673?t=6DeOzC03UqPPISt668duEg&s=09
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/136.html#c1
2. 星月夜[249] kK@Mjpbp 2024年11月03日 06:24:50 : gEjxY7hd4M : WjhzRTBCQ2xmV1U=[2]
岸信介邸敷地内に、初期・統一教会の事務所があったそうです。
推して知るべし…😔
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/136.html#c2
3. 星月夜[250] kK@Mjpbp 2024年11月03日 06:31:49 : gEjxY7hd4M : WjhzRTBCQ2xmV1U=[3]
↓これもある種のデクラスだったのかも…🤔
安倍、生体実験部隊の名前‘731’が書かれた飛行機に乗りサムズアップ : 日本•国際 : ハンギョレ新聞
https://japan.hani.co.kr/arti/international/14698.html
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/136.html#c3
1. 赤かぶ[229126] kNSCqYLU 2024年11月03日 06:49:55 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2710]
年収の壁は給与所得者以外が放置されるため、消費税減税よりは望ましくない
— 政権交代 (@MX2JTSuC278lqKn) November 2, 2024
しかし、減税が実現することは大きいインパクトがある
そして、この話は税と財源は別の話ということの理解が前提になる
これが大きいことになる https://t.co/nmOLJXE0lL pic.twitter.com/wG6L6e8sC4
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c1
2. 赤かぶ[229127] kNSCqYLU 2024年11月03日 06:51:05 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2711]
国民ウケする言葉を並べて
— NamiNami-2323Z (@noriNO282811) November 2, 2024
大風呂敷を広げる玉木雄一郎に対し、
総理大臣や財務大臣を経験し
官僚を味方につけながら改革しないと
絵に描いた餅になることを知る
野田佳彦。
マスコミも
政治を勉強してから報道すべき‼️#国民民主党にガッカリ#玉木雄一郎 #何様#野田佳彦 #格の違い #立憲民主党 https://t.co/5pFs9de40d
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c2
47. 秘密のアッコちゃん[884] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 06:52:27 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[449]
社説
2024/11/3 5:00
https://www.sankei.com/article/20241103-NTOLEQV3TNLP3I7E2J42QDEWRY/
兵庫県の斎藤元彦前知事の失職に伴う知事選が告示され、再選を目指す前知事と新人6人の計7人による論戦が始まっている。
パワハラなどの疑惑が内部告発された前知事が県議会の不信任決議を受けて失職したことに伴う選挙の最大の争点は、政策と共に知事の重責を担う資質である。
県政を誰に託すべきか、有権者はしっかり見極め投票してほしい。
問題の発端は、当時の幹部職員が今春、前知事のパワハラなど7項目の疑惑を告発する文書を報道機関や県議に送ったことだった。
この職員は県の公益通報窓口にも通報したが、県側は調査結果を待たずに懲戒処分とし、職員は死亡した。
自殺とみられる。
県議会は51年ぶりに調査特別委員会(百条委)を設置し、弁護士で構成する県の第三者委員会も調査を進めている。
いずれも選挙結果にかかわらず真相究明を尽くし、再発防止に向けたルール作りにもしっかり取り組んでもらいたい。
前知事は疑惑を全て否定し一連の対応は
「適切だった」
と主張してきた。
だが百条委では告発者捜しや不利益な扱いを禁じる公益通報者保護法に違反する疑いが重ねて指摘された。
法的責任については、百条委や第三者委の調査などで明らかにされるだろう。
だが、道義的責任はどうか。
前知事は2024年9月に開かれた百条委で
「(自身の)道義的責任が何か分からない」
と発言し、波紋を呼んだ。
今回の選挙は、この道義的責任に加え、政治的責任についても有権者が審判を下す場となる。
7人はいずれも無所属で立候補し、各党の対応は分かれている。
前回選で前知事を推した自民党は独自候補の擁立を断念し、公明党と共に自主投票を決めた。
立憲民主党と日本維新の会は県議らがそれぞれ新人を自主支援する方針で、共産党は新人を推薦している。
問題の発覚から約8カ月が経過したが、県政は混乱と停滞が続いている。
前知事の右腕だった副知事は辞職し、病欠の末に異動を申し出た幹部もいる。
百条委による全職員アンケートでは、約4割が前知事のパワハラを見聞きしたと回答した。
組織の立て直しは容易ではない。
舵取りを託せる人は誰か、有権者はよく見極めて判断してほしい。
失職知事の再選か、刷新望む新人か 他者への投票呼びかけまで飛び出した混沌の兵庫知事選
2024/10/31 19:50
https://www.sankei.com/article/20241031-MOOBVF74IBMJXN7S2GZ52B3B5E/
兵庫県の斎藤元彦前知事(47)の失職に伴い、2024年10月31日に告示された同県知事選。
過去最多となる7人の無所属候補は、いずれも大票田である神戸市から
「第一声」
を放った。
斎藤氏の再選を阻もうとする新人か、それとも斎藤氏か。
候補者の1人である政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)が斎藤氏への投票を呼びかけるなど、異例の選挙戦となっている。
前参院議員の清水貴之氏(50)は、先の衆院選で日本維新の会公認候補としてくら替え立候補し、兵庫8区で公明党との直接対決に臨む構えだったが、維新県議団の要請を受けるなどして知事選出馬を決意。
幅広い支持を得ようと離党して無所属で戦い、維新は支援の形を取る。
2024年10月31日、同市中央区の選挙事務所で第一声。
「大好きな兵庫が悪い形でニュースとして広まったことが残念」
「兵庫の混乱を何とかすることが今回の一番の争点だ」
と訴えた。
午後の出陣式には維新議員に加え、自民党の市議らも参加した。
同県尼崎市の元市長、稲村和美氏(52)は県議を務めた経験もあり、立憲民主党系の県議会会派や自民会派の一部が推す。
「県政の混乱と停滞をしっかり受け止め、新しい兵庫を作っていきたい」
として第一声の場所を県庁前(神戸市中央区)とした。
県職員らに向け、
「兵庫県はかつてない危機の中にある」
「風通しの良い県庁でしっかり県民のための仕事を進めていける兵庫県にしていきましょう」
と呼び掛けてアピール。
この後、神戸市内で開いた出発式には、立民系会派や自民の県議に加え、自民や国民民主党の国会議員らも顔を並べた。
一方、県議会から全会一致で不信任決議を受け、失職して出直し選に臨む前職の斎藤氏。
人通りの多い同市中央区の神戸元町商店街付近の広場で第一声を上げた。
失職・出直し選の発端となった告発文書問題については多くを語らず、
「反省すべきは反省し、改めるべきことは改めていく」
「自分を見つめ直して、良い県政を実現させていく」。
最も強調したのは知事に在任した3年間の実績で、天下り制度や海外事務所などの見直し、県庁舎建て替え計画の凍結などを挙げ
「進めてきた改革を止めるわけにはいかない」
と叫んだ。
立花氏は斎藤氏の演説終了から約30分後、斎藤氏と同じ広場で第一声。
「斎藤さんを助けないと、この国がえらいことになる」
とし、
「斎藤さんが圧勝しなければならない」
「圧倒的な得票差でもう1度戻さなければいけない」
と強調した。
政策か協調か、バラエティに富む候補者たちのリーダー論 選挙で問われる知事の資質
2024/10/31 18:46
https://www.sankei.com/article/20241031-JPHM2UJ2PZNGTDYDNVXLPZ55DQ/
2024年10月31日に告示された兵庫県知事選(2024年11月17日投開票)は、過去最多の7人による争いとなった。
今回の選挙の発端は、前知事の斎藤元彦氏(47)の疑惑が文書で告発された問題。
告発者を捜して処分した斎藤氏の対応などに、
「知事としての資質を欠いている」
との批判が上がり、県議会の全会一致で不信任が可決された。
17日間の選挙戦では、
「知事の資質」
が争点になる見通しで、候補者らは初日から目指すリーダー像などを訴えた。
「職員や県議会ともっと丁寧に、自分の言葉で対応していくことも必要だったかもしれない」
「反省すべきは反省する」
告示後の第一声。
斎藤氏は
「文書問題で多くのご心配をお掛けしたことは申し訳ない」
と謝罪しつつ、
「斎藤か斎藤以外か」
「私は絶対それに負けるわけにはいかない」
と声を張り上げた。
斎藤氏のパワハラ疑惑などを記した告発文書が一部の県議や報道機関に送付されたのは、今年2024年3月。
斎藤氏は側近幹部に調査を指示して告発者を特定し、2024年5月に停職3カ月の懲戒処分とした。
しかし、調査の経緯に批判が上がり、県議会は2024年6月に調査特別委員会(百条委員会)を設置。
百条委では有識者から、斎藤氏らの対応は公益通報者保護法に違反するとの指摘が相次いだ。
斎藤氏は
「対応は適切だった」
との主張を崩さず、告発者の死亡などを巡り
「道義的責任が何か分からない」
と発言。
不信任の流れが加速し、全会一致での可決から失職、出直し選へと繋がった。
前参院議員の清水貴之氏(50)は選挙戦初日の演説で
「『兵庫どうなっているの』と、そんなことを言われて残念でならなかった」
と県政の混乱ぶりを振り返った。
その上で、
「この状況を何とか立て直していきたい」
「兵庫の経済、県政を新しく作り直すためには、やはりコミュニケーション」
「県民の声を聞いていくことが大事だ」
と訴えた。
「文書問題への県の一連の対応をしっかりと検証していく」
同日朝、県庁前でそう訴えたのは、元同県尼崎市長の稲村和美氏(52)。
「告発された当事者が事実解明よりも告発者捜しや処分を急いだのはやはり問題だ」
と指摘し、
「どんな優れたリーダーも、たくさんの人と力を合わせてこそ、様々な施策を前に進めることができる」
とアピールした。
■政策推進力と対話力のバランスが重要
神奈川大学の大川千寿教授(政治過程論)
今回の兵庫県知事選では、県政に対する信頼を取り戻し県政をどう立て直すか、知事に相応しい資質の持ち主は誰なのか、ということが最大の争点となるだろう。
政策推進のために、如何に風通しの良い環境を築いていけるかという点がリーダーとして必要な資質の1つだ。
県職員や県民、県議会と対話をしながら政策を推し進めることが重要で、政策推進力と対話力のバランスが大事になってくる。
また、兵庫県民約530万人の暮らしと命を守り、職責の重みを踏まえて業務に当たれるかという点も重要だと考えられる。
今回の知事選は、これまでの斎藤県政の評価にも重きが置かれることになると思うが、地域ごとの様々な課題についてどう考えているのかなども含めて、幅広い視点で候補者を見ていく必要がある。
混乱した県政を建て直し、今後、重大な問題が発生した際にも県のリーダーとして適切に対応できる人、県民が自分たちの生活を託せる人は誰なのか。
候補者の資質を見極めて投票することが重要だ。
兵庫知事選、有権者はどう判断? 教育、災害対策、経済・雇用…課題は山積
2024/10/31 12:51
https://www.sankei.com/article/20241031-GP4NXYCDVVIJ7ECFH7Y5BXHXWM/
兵庫県知事選が2024年10月31日告示され、17日間の選挙戦が幕を開けた。
告発文書問題を巡って混迷を深めた県政の建て直しや、知事の資質といった争点だけでなく、教育・子育てや、経済、雇用、災害対策など、生活に直結する県政上の課題は山積している。
県民はどういった政策や課題を重視し、新しいリーダーを選ぶのか。
「衆院選は興味を持てず棄権したが、知事選は告発文書問題など、色々話題になったので関心があり、是非投票に行きたい」
こう話すのは高校生の子供を持つ兵庫県姫路市のNPO職員、生尾知子さん(45)。
知事選で候補者を選ぶ際に教育施策の内容を重視するといい、
「大学無償化や給付型の奨学金など、高等教育の修学支援に積極的な候補を応援したい」
「増加している不登校や引きこもりへの支援を考えているかどうかも見てみたい」
とする。
30年以上教育関係の仕事に携わったという神戸市中央区の自営業の男性(80)も
「住む地域に関係なく学校を選べるなど、子供の選択肢を増やせるような教育制度を実現してほしい」
と教育施策の充実を訴えた。
当の学生は知事選をどう見ているのか。
「とても関心がある」
「投票には必ず行く」
という同県豊岡市の県立芸術文化観光専門職大4年、前川友萌香さん(22)は、告発文書問題を巡る混乱を念頭に
「県政を立て直してほしい」
「新しい知事には、風通しのいい県政を期待したい」
と現状からの変化を望んだ。
県内の人口減少対策や農家の後継者不足も県政上の大きな課題だ。
淡路島に移住後に地元住民から引き継いでシイタケ栽培を営む同県洲本市の農業、谷口史朗さん(31)は、原木を使ったシイタケ栽培のようなニッチ市場にも目を向けてほしいといい、
「販路開拓支援や里山の景観保護に光を当て、地域活性化のため『攻める田舎』に変えるという視点を持ってほしい」
と訴える。
中小企業経営者にとっては、新たなリーダーの舵取り次第で経営環境が大きく変化するだけに視線は厳しい。
マンションリフォームなどを手掛ける中堅建設会社「大匠」(神戸市兵庫区)の西森正樹社長(53)は
「方針や政策が我が社の経営にも関連するので、県のトップを決める今回の知事選には関心がある」
とし、
「景気に大きく影響される建設業界は今、厳しい状況にあるので、選ばれた知事には経済が活性化する対策を是非実行してほしい」
と求める。
兵庫県では平成7年の阪神大震災から来年で30年となり、防災対策や災害に強いインフラへの関心も高い。
運送会社に勤める同県西宮市の男性(52)は震災当時を振り返り、
「あの時はインフラがズタズタになった」
「あれから時が経ち、水道などは更に老朽化が進んでいると聞くが、新しいものに交換するなど地震に強い街作りを急いでほしい」
と注文を付ける。
誰に1票を投じるかはまだ決めていないというが、
「パワハラとか人柄とかはこの際、二の次で、兵庫をよくしようと考え、しっかりと結果を出してくれる人に入れたい」
と話した。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/839.html#c47
3. 赤かぶ[229128] kNSCqYLU 2024年11月03日 06:53:02 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2712]
https://x.com/pv05jSuPhKyUOz0/status/1852584390339035417
佐藤 敏
@pv05jSuPhKyUOz0
玉木雄一郎さん。あなた方を信じて投票した有権者を騙してはいけませんよ。😡一種の犯罪行為だと思います。裏切り行為ですよー。だから自民党補完勢力と言われるんですよー。😡
#国民民主党に騙されるな
#玉木雄一郎に騙されるな
#玉木雄一郎は危険人物
#玉木雄一郎は統一教会
22. 秘密のアッコちゃん[885] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 07:09:56 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[450]
2024.11/2 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-FKEB6WKBLBL6TLZR4NZ5CKKMSY/
石破茂首相(自民党総裁)は2024年11月1日、政権発足1カ月を迎えた。
戦後では内閣発足後最短の8日で衆院解散に打って出たが、選挙戦略は悉く失敗し、自ら勝敗ラインに設定した
「自公与党で過半数」
を割り込む大惨敗を喫した。
これまで、歴代首相を激しく批判しておきながら、
「国民の審判」
を無視して
「権力居座り」
を決め込む石破首相に対し、党内外から批判が噴出している。
「衆院選において大変、厳しい結果を頂戴した」
「厳粛に受け止めなければならない」
「示された民意を厳粛、謙虚に受け止め丁寧に政権運営に当たっていく」
石破首相は2024年11月1日、記者団にこう語ったが、民意は
「石破首相ノー」
なのだから、これほどのペテンはない。
自民党ベテラン議員は
「これまで、政治家の『責任』に拘ってき石破首相はどこに行った」
「自公過半数を勝敗ラインに設定した衆院選で惨敗したのに責任を取る気配さえない」
と断じる。
石破首相はむしろ
「政権居座り」
に意欲を強めている。
今月2024年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに合わせ、ジョー・バイデン米大統領や、中国の習近平国家主席らとの首脳会談を調整しているという。
ある保守系議員は
「バイデン氏も習氏も、『国民の負託』を得られなかった石破首相と真剣な話をしようと思うだろうか」
「ガバナンスが崩壊した政権に内政・外交を委ねれば、次は日本が壊れる」
と批判する。
ただ、権力にしがみつくトップを交代させるのは簡単ではない。
特別国会の首相指名選挙で、国民民主党は決選投票も含めて玉木雄一郎代表に票を投じる方針のため、野党の票は分散し、石破首相が多数を獲得しそうな情勢だ。
政治評論家の有馬晴海氏は
「国民が石破首相に『ノー』を突き付けた」
「本来なら退陣待ったなしだ」
「小泉進次郎選対委員長だけが辞任して、石破首相と森山裕幹事長が続投するなどガバナンスも崩壊している」
「ただ、石破首相に反発する党内勢力も党が弱り切った中で『石破おろし』に尻込みしている」
「石破首相は『低姿勢』『反省』を示し、何とか成果を示そうと必死なのだろう」
と指摘した。
自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
2024/11/2 11:30
https://www.sankei.com/article/20241102-XDBGXUZYRFOH3FEVQDVDTT2XFY/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。
自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。
総務省の発表資料によると、平成21(2009)年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。
自公を合わせた得票率も平成21(2009)年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。
一方の野党も、平成21(2009)年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。
自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。
しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。
自民の比例得票率を選挙ごとにみると、平成21(2009)年の26・73%から平成24(2013)年27・62%、平成26(2014)年26年33・11%、平成29(2017)年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。
「岩盤保守層」は自民を見放した 過半数割れ「功労者」共産も最盛期から半減
大手町の片隅から 乾正人
2024/11/1 10:00
https://www.sankei.com/article/20241101-U4OIN3HVR5K47CVWO5W6XB2DQI/?outputType=theme_election2024
数字は美しく、残酷である。
昭和61年の衆参ダブル選挙以来、大手町の片隅で13回に渡って選挙報道に携わってきたが、毎回、得票数の精妙さに唸らされる。
衆院選が、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わってからは、比例代表の得票数が、時々の政治状況を鮮やかに切り取ってくれる。
今回、自民党の総得票数は約1458万票に激減した。
前回から27%、533万票も減らし、制度導入以来、過去最低の得票数となった。
平成21年に民主党が大勝し、政権交代が実現したときでさえ、1881万票を獲得していたことから類推すると、安倍晋三元首相の考え方や彼が推し進めた安保法制などの政策を熱烈に支持していた
「岩盤保守層」
のかなりの部分が、自民党を見放した、と見るべきだろう。
衆院選に初挑戦した参政党が187万票、日本保守党が115万票を獲得したが、合わせて300万人以上が自民党から両党に乗り換えたとみて間違いない。
残る230万人余は主に国民民主党へ流れたと推測できる。
■立憲比例票は横ばいだった
というのも、今回大躍進した立憲民主党は、比例代表ではほとんど票を伸ばしていないからだ。
3年前の前回が1149万票で、今回は1156万票と僅か7万票しか増えていない。
つまり、自民党が自滅したため、立憲は小選挙区で競り勝ち、議席数を5割も増やしたのである。
政権交代出来るだけの国民の広範な支持が得られていないのは、数字が冷酷に示している。
比例票から分析すると、危機的状況にあるのは、自民党だけではない。
公明、共産の両党も重症だ。
公明党は、平成21年に805万票を獲得していたのが、徐々に減っていき、今回ついに600万票を割り込む596万票にとどまった。
15年間で200万票以上が削げ落ちてしまったのである。
支持基盤である創価学会員の高齢化と共に、公明党を創設した池田大作氏が昨年2023年死去した影響も見逃せない。
■最盛期から半減した共産党
共産党は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る「裏金」問題や非公認候補側への2000万円振り込みを機関紙「しんぶん赤旗」がすっぱ抜き、自民党を大敗に追い込んだ最大の功労者だ。
だが、比例票は前回より80万票も減らして336万票しか取れず、れいわ新選組に軽く抜かれた。
平成8年には726万票を獲得していたから半減以下の凋落ぶりだ。
お気の毒に、としか言いようがないが、有権者は共産党の本質をよく見ている。
さて、自民党である。
今回の敗因は、表面的には
「政治とカネ」
への国民の怒りが爆発した結果と見える。
それだけなら軽症で済むが、問題の根は深い。
「岩盤保守層」
のうち参政党などに投票した300万人は、容易に自民党には戻ってこないだろう。
しかも連立相手である公明党のパワーは目に見えて落ちている。
少数与党に転落した石破茂政権は、国民民主党をなびかせるためにリベラル寄りの政策を打ち出さざるを得ず、
「岩盤保守層」
は益々離反するはずだ。
日本にもいよいよ分断と混乱の時代が到来しようとしている。
<主張>自・国の政策協議 石破執行部に資格あるか
社説
2024/11/2 5:00
https://www.sankei.com/article/20241102-GDS25MDC7ZM75MJH3E5JS5FUQI/
自民党と国民民主党が政策協議に入ることで合意した。
衆院選に大敗した石破茂首相(自民総裁)と森山裕幹事長が何の責任も取らずに協議を進めるのは、異様な光景という他ない。
石破首相と森山氏は辞任し、自民は新執行部の下で他党と協議に臨むのが筋だと改めて指摘したい。
石破首相は居座り、国民民主との
「部分連合」
の形成を図るつもりなのだろう。
森山氏と国民民主の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日、会談した。
森山氏は経済対策や令和6年度補正予算案、令和7年度予算案の編成、税制改正での協力を呼び掛けた。
「部分連合」
の構築に向け、両党の政調会長による常設の会議体設置も求めた。
これに対し、榛葉氏は会議体設置を拒み、案件ごとに対応する意向を示した。
森山氏は受け入れた。
国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の金額を178万円に引き上げることを最優先事項に掲げている。
林芳正官房長官が7兆〜8兆円程度の減収が見込まれるとの試算を示すと、国民民主の玉木雄一郎代表は
「全くやらないなら協力できない」
「その時は予算も法律も通らない」
と牽制した。
ガソリン税を一部軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除も看板政策の1つだ。
国民民主は衆院選で
「手取りを増やす」
ことを訴えて支持を得たため、その実現に注力するのは分かる。
ただ、両党の協議を巡り懸念はある。
個別政策を切り離して交渉した場合、他の政策とバランスが取れなくなる恐れがあることだ。
厳しい安全保障環境を踏まえれば、防衛力の抜本的強化を滞らせてはならない。
政府は令和9年度までの5年間で防衛費総額を約43兆円と定めているが、増税時期は決まっていない。
防衛増税は令和10年度以降の防衛費をきちんと確保することも睨んだ措置である。
税制改正を行う場合は、税制全体との整合性を図ることも求められる。
国民民主は自党の政策実現だけを目指すのではなく、日本の平和と繁栄のための国家戦略をより明確に描き、日本を守り抜く政策でも責任ある姿勢を示す必要がある。
自民 衆議院 197人で活動へ 会派に無所属で当選の6人追加
2024年11月1日 15時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241101/k10014626171000.html
自民党は、国会で活動をともにする会派のメンバーに、今回の衆議院選挙で無所属で立候補して当選した6人を加え、合わせて197人の勢力で活動していくことになりました。
自民党は、2024年11月1日に開かれた衆議院の各会派の代表者による協議会で、今回の衆議院選挙で党の公認を得て当選した191人に、無所属で当選した6人を加えた197人の勢力で会派をつくることを届け出ました。
会派に加わったのは、
政治とカネの問題で自民党から離党勧告の処分を受け離党した
▽世耕弘成氏と
選挙に際し公認が得られなかった
▽平沢勝栄氏
▽西村康稔氏
▽萩生田光一氏の4人に、
自民党の公認候補と争った
▽三反園訓氏
▽広瀬建氏
を加えた、合わせて6人です。
公明党の会派と合わせると、衆議院の与党の勢力は221人となりますが、過半数の233議席までは、12人足りない状況です。
世耕弘成、西村康稔氏らの会派入りを批判 立民の野田佳彦代表「反省足りない」
2024/11/1 14:15
https://www.sankei.com/article/20241101-DPCLWIFSRRJBFDDCZHVHVX5G64/
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月1日の記者会見で、自民党の派閥パーティ収入不記載事件に関与し、衆院選に無所属で当選した世耕弘成、西村康稔両氏らが衆院会派
「自民党・無所属の会」
に入る見通しとなったことを批判した。
「選挙が終わり禊が済んだと言うならば、思慮も反省も足りない」
と語った。
自民側の狙いに関しては、特別国会の首相指名選挙で石破茂首相を当選させるため
「数を確保しておきたいとの焦りがあるのだろう」
と指摘した。
言わんこっちゃない自民党大敗 総裁選で高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ 変わり身の朝日新聞、言い訳に笑い
2024.10/31 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-VCDRHRXXD5KM3JAK4LCZCNPLMA/
だから、言わんこっちゃない。
石破自民党が歴史的大敗。
自公で過半数割れは15年ぶりだ。
さすがに開票を見守っている時も、各社のインタビューでも石破茂総理に笑顔は一切ナシ。
それでなくても悪い目つきがますます悪くなっていた。
「なぜ、言わんこっちゃない」か。
1カ月前、2024年9月27日の自民党総裁選。
第1回投票で大方の予想に反し、高市早苗候補が、石破候補を圧したのだ。
高市候補 議員票72 党員・党友票109 計181
石破候補 議員票46 党員・党友票108 計154
ところが決選投票ではこれが逆転。
石破候補 議員票189 地方票26 計215
高市候補 議員票173 地方票21 計194
つまり、第2回投票で石破候補の議員票は143票も増えていたのだ(高市候補は101票増)。
岸田文雄前総理の指示か、菅義偉元総理の依頼かは知らないが、143人もの議員が、石破候補を新たに支持したことになる。
この時、高市候補を支持する議員が、あと22人増えてさえいれば高市総理が実現していたのだ。
もし、あの時、高市候補を選んでいれば、日本初の女性総理として、世界のメディアでも話題になったに違いない。
選挙中に自民党の、あのどんよりしたような暗い雰囲気はなく、清新な風が吹いていたろう。
石破総理は応援に来なくていい。
来れば票が減るなんてこともなく、高市さん、全国の候補から引っ張りだこだったろう(総理でなくても引っ張りだこで、全国を飛び回っていた)。
むろん選挙にも負けなかったに違いない。
繰り返すが、総裁選決選投票で石破さんに票を投じた自民党議員の責任は重い。
今回の自民党大敗は、あの時、高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ、だから
「言わんこっちゃない」
と言っているのだ。
むろん、新聞各紙、選挙後、石破総理を一斉に批判。
石破総理に厳しいのが産経。
<石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった>
<自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた>
<国会論戦も十分に行わず早期解散に走った>
<これで選挙に勝てると思っていたのなら信じ難い>
意外だが、朝日新聞が一番手厳しい。
社説でハッキリ石破総理に引導を渡している。
<自民党がなお議会第1党だとしても、「自公で過半数」という自ら設定した最低限の目標を達成できなかった以上、石破首相は職を辞すのが筋だ>
党内野党として石破氏が安倍晋三元総理を批判していた時は、散々、持ち上げて、事あるごとに利用してきた朝日、さすがに変わり身が早い。
<期待が大きければ、その分、失望も大きい>
と言い訳しているのが笑える。
党内では
「首相の責任は重大、続投は難しい」
の声も少なくない。
だが、石破総理自身は続投の意志を捨てず、
「色んな選択肢があるだろうよ」
と他人事のように
「続投を明言」
しているらしい(2024年10月28日産経)。
誰か、石破総理の首に鈴を付ける奴はいないのか。
(月刊『Hanada』編集長・花田紀凱)
<正論>惨敗した首相に国民を守れるか
麗澤大学教授・八木秀次
2024/10/31 8:00
https://www.sankei.com/article/20241031-UK2MSTVJUFLK5JR4Y2VOXIN2HA/?outputType=theme_election2024
■続投は理屈が通らない
平成19年7月、第1次安倍晋三政権でのことだ。
自民党は参院選で惨敗し、第一党の座を民主党に譲った。
衆参「ねじれ」の始まりだ。
安倍首相は続投の方針を表明したが、この時、党の総務会で
「選挙に負けたにもかかわらず、続投するのは理屈が通らない」
と公然と首相の辞任を求めた議員がいた。
現在の首相の石破茂氏だ。
その後、安倍氏は体調を崩して辞任した。
2年後の平成21年7月、麻生太郎内閣は低支持率に喘いでいた。
都議会議員選挙で自民党が敗れた際、内閣に身を置きながら派閥を率いて
「麻生おろし」
の先頭に立った閣僚がいた。
石破農水相だ。
麻生首相は飼い犬に手を嚙まれる思いだったという。
今月2024年10月27日投開票の衆院選挙で自民・公明の与党は目標とした過半数(233議席)をも大幅に下回る大惨敗を喫した。
参院選や都議選での敗北ではない。
政権選択選挙とも言われる衆院選で、だ。
与党過半数割れのままでは予算案も法案も通らない。
異常事態だ。
何より野党その他の総計が過半数を占めた状態では内閣不信任案をいつでも可決できる。
それでも石破首相は続投を重ねて表明している。
首相就任8日後という戦後最短で解散総選挙を行う理由を憲法69条に言及して
「新しい内閣について、国民に信を問うことが憲法の趣旨からもそういうことだ」
と述べていたはずだ。
国民の信任を得られなかったにもかかわらず、続投するのは
「理屈が通らない」。
過去の自分の言動によって
「後ろから鉄砲を撃たれる」
思いがしていることだろう。
長かった党内での野党暮らしは責任がなく気楽だったはずだ。
「正論」
も述べられた。
今、
「与党」
の首領として生き地獄の苦しさを味わっていることだろう。
■国民的人気も幻だった
大惨敗の原因は
「政治とカネ」
の問題そのものではない。
政治資金の不記載問題は、一部の法令違反は処罰されて当然だが、それ以外は今後、記載を徹底し再発を防止するとすればよかった程度のことだ。
これの処理の仕方を誤って派閥解消などの大きな問題にしてしまい、
「国民の怒り」
を醸成したのが岸田文雄前首相だった。安倍派の力を削ごうとした節も否定できまい。
その岸田氏が低支持率で退任することになり、国民的人気があると勘違いして自民党総裁選で後継に選んだのが石破氏だが、総裁選で大言壮語したものの首相になるや
「変節」
やトーンダウンし、大した政策もなかったことを露呈した。
選挙はこの政策を実現するために力を与えてくださいと訴えて勝つものだが、訴える
「この政策」
がなく、
「政治とカネ」
への防戦一本となった。
当てにした国民的人気も幻で、発足時の内閣支持率は28%(時事通信、2024年10月17日公開)という2000年以降の歴代内閣の最低を記録した。
選挙応援に入る度に票が減ると言われ、自民党支持層まで野党に投票した模様だ。
大惨敗の原因は石破氏の存在が大きい。
不記載議員を原則公認する方針を決めたものの、メディアの批判に圧されて一転して非公認や比例重複なしの
「二重処罰」
にしたが、非公認候補側にも公認と同じ2000万円を振り込んだ。
当選後に追加公認を受けるようにとの狙いだろうが、如何にも場当たり的だった。
これが選挙の最終盤に発覚し報道されたことで
「政治とカネ」
の問題を蒸し返し、
「国民の怒り」
を買って数十議席を減らしたとされる。
判断した森山裕幹事長、小泉進次郎前選対委員長ら執行部の責任は大きい。
■政策無視の「大連立」では
選挙の結果、安倍元首相が第2次政権以来、国政選挙に勝ち続けて築いてきた
「1強」
とも言われた強固な政権基盤はいとも簡単に崩壊した。
過半数割れの
「少数与党」
では政権運営に困難が伴う。
予算案や法案を通すためには野党との協力が必要になる。
当てにしていた国民民主党も日本維新の会も連立政権には加わらない方針だ。
益々野党の主張に歩み寄らざるを得ない。
首相は続投を表明した記者会見で野党の政策を取り入れるとも述べた。
これでは事実上の与野党の
「大連立」
だ。
野党の影響力が大きくなって懸念されるのは安全保障や経済だ。
台湾有事や朝鮮半島有事の危険が迫り、石破氏は否応なく、
「戦時下の首相」
となる可能性もある。
集団的自衛権の限定行使にさえ否定的な軍事音痴の野党第一党との協力で国民の生命を守れるのか。
間もなく選出される米国大統領にも対応できるのか。
財務省の意向に沿うべく積極財政の否定に向かうことはないか。
経済は低迷しないか。
安定的な皇位継承策の検討もこれまでと反対方向に向かうことはないか。
選択的夫婦別姓もそうだ。
憲法改正は進むのか。
党内野党を余儀なくされている高市早苗氏や旧安倍派の議員は党内政権交代に備えて政策を磨き、発信していってほしい。
<産経抄>居座る石破首相、言行一致の身の処し方を
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-R6DMQT64N5MG7N6B3LUJYMNMZU/
辞書に載る言葉には、業界用語を出自としたものが多い。
「暗転」
はその1つである。
<物事が悪い方に転じること>
は後から加わった意味で、本来は
<舞台を暗くして、幕を下ろさずに場面を変えること>。
つまり芝居用語だ。
▼対義語を
「明転(あかてん)」
という。
<舞台が明るいままで場面を変えること>。
次の場面がすでに出来上がっており、回り舞台ではよく使われる手法である。
ただし
<物事がいい方に転じること>
の意味はなく、採録しない辞書も多いと聞く。
▼先日の総選挙を下敷きにした舞台『国民の審判』は、過半数割れした
「自公の大敗」
編から
「少数与党の悲境」
編へと場面転換しそうだ。
脇を固めた若手選対委員長の降板をよそに、自身は主役に居座り、場面の明転を待つつもりらしい。
続投の意思を示した石破茂首相である。
▼「国民の批判に適切に応え」
ながら職務に当たるという。
与党過半数を勝敗ラインと明言したのは他ならぬ首相で、続投は現政権を否定した選挙結果への答えになっていない。
「国政の停滞は許されない」
との説明も、責任逃れの方便に聞こえる。
▼石破氏と言えば
「ねじれ国会」
を招いた第1次安倍晋三政権時に、安倍氏を舌鋒鋭く責めた姿が忘れ難い。
麻生太郎政権では閣内から事実上の退陣を迫りもした。
過去のご自分を鏡とし、言動にいささかのぶれもない身の処し方を、信を置ける政治家の作法を見せてもらいたい。
▼安全保障、国民生活、災害対応。
どれ1つとして置き去りにできぬ課題で、国政が停滞すれば国民は甚だ迷惑する。
次の場面に移る前に、一案としてこんなト書きを台本に入れてみる。
<ト ここで暗転、主役交代>。
総裁選を行う気力くらい、なければ困る。
<主張>野田氏の支持要請 現実路線なしでは空論だ
社説
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-L4VASTN36ZJOBF4YXY6QB5RHE4/
立憲民主党の野田佳彦代表は、日本維新の会の馬場伸幸代表と会談し、特別国会の首相指名選挙で自身に投票するよう要請した。
議席を大幅に伸ばした野党第一党として、他の野党に協力を呼び掛けること自体は否定しない。
だが、基本的な政策を見ると、立民は政権担当能力を欠いている。
衆院選公約などで掲げた政策では日本の独立と繁栄、国民の命・暮らしを守れまい。
衆院選で勢いづいているとはいえ、野田氏が本気で政権を担うつもりなら、反省と基本政策の現実路線への転換が必要だ。
立民は衆院選で外交・安全保障政策について
「日米同盟が基軸」
とした一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という立場を変えなかった。
反撃能力の保有にも消極的だ。
これでは抑止力が損なわれ、日米同盟は旧民主党政権時のような危機に陥るだろう。
エネルギー政策では
「原発の新増設は認めない」
と宣言し、党綱領では
「原発ゼロ」
の実現を謳う。
脱炭素化や電力の安定供給に逆行している。
国の根幹をなす憲法改正にも後ろ向きだ。
自民党の自衛隊明記案に反対し、国会議員任期延長を含む緊急事態条項の創設も
「必要ない」
としている。
安定的な皇位継承策では、野田氏は
「女性宮家」
の非皇族男子の夫と子の皇族化に拘っている。
これは日本の皇統を断絶させる
「女系天皇」
に繋がる恐ろしい議論だ。
馬場氏は野田氏の要請を持ち帰り、
「大義や具体的な政治改革案がなければ、与することは出来ない」
「やはり政治とカネの問題だ」
と語った。
政治とカネの問題を主軸に交渉するつもりなら、首相指名選挙を履き違えることになる。
政権の舵取り役を決める選挙なのだから、皇室や外交安保、エネルギーなどの基本政策を重視すべきだ。
普通の国会共闘とは次元が違う。
馬場氏は2024年10月27日、立民について
「外交安保やエネルギー、憲法など基本的な政策で党内がまとまっていない」
と批判していたはずだ。
野田氏は共産党の田村智子委員長にも首相指名選挙での協力を求めた。
党綱領に日米安全保障条約の廃棄を記すなど、基本政策が立民以上に非現実的な共産にまで要請したことは間違っている。
首相、衆院選惨敗を党の責任にすり替え 政策を争点としなかった戦略ミスの反省みられず
阿比留瑠比の極言御免
2024/10/31 1:00
https://www.sankei.com/article/20241031-C5A4Z42JZRJN7KN44VVPHMJ76Y/
私事で恐縮だが、筆者が社会部から異動となり、政治部へと着任したのは26年前の平成10年7月12日、参院選の投開票日だった。
その日の深夜か翌未明に、当時の橋本龍太郎首相(自民党総裁)が次のように述べて、敗戦の責任を取って辞任を表明した。
「全てをひっくるめて私自身の責任だ」
「力不足」
「それ以上に言うことはない」
参院選で自民は16議席減らしたが、44議席を獲得した。
しかも参院選は、政権選択選挙と言われる衆院選とは位置付けが異なる。
にもかかわらずの橋本氏の引責辞任に、政治家、なかんずくリーダーの身の処し方、潔さというものを考えさせられたのだった。
一方、安倍晋三元首相は平成19年7月の参院選で大敗しても辞めなかった。
既に各種世論調査で自民劣勢が明らかだった平成19年7月29日の投開票日の数日前、安倍氏は筆者にこう話した。
「小泉さん(純一郎前首相)からも電話がかかってきて
『負けても絶対に辞めるな。参院選に負けても政権が変わるわけではない。いちいち一喜一憂せずにやればいい』
と言われた」
■続投の安倍首相を攻撃
参院選は政権選択選挙ではないのだから、時の首相によってそれぞれの考え方や判断があるのだろう。
ただ、続投を表明した安倍氏に対し、こう激しく攻撃したのが石破茂首相だったことは踏まえておきたい。
「安倍首相は
『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』
と訴えたのに、どう説明するのか」(党総務会)
「安倍首相は
『反省すべきは反省する』
と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」(党代議士会)
石破首相は政権選択選挙である衆院選で惨敗し、与党での過半数も失ったことをどう受け止めるのか。
首相に
「ノー」
を突き付けた民意を無視して続投を決め込み、2024年10月28日の記者会見では次のように党の問題へと摩り替えた。
「自民党は反省が足りないとご叱責を賜った」
「党内の論理、党内の理屈は一切排除し、政治とカネについて抜本的な改革を行っていく」
「党内融和よりも国民のご理解ということの方を私は優先していかねばならないし、党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がったのではないかという反省を、私自身は思っているところだ」
せっかく党総裁選で政策論争に注目が集まっていたのに、衆院選では明確な基準も示さないまま党所属議員を非公認や重複立候補禁止処分とし、自ら政治とカネの問題を争点とした自分自身の戦略ミスや判断の誤りへの反省はない。
あくまで悪いのは他者であると強調し、党内融和には目を向けない。
こんな延々と魔女狩りや内ゲバを続けるような姿勢が、有権者の嫌悪感を誘うことには気づかないのだろう。
ろくに党内もまとめられずに、国民の願いや要望に応えることはできるのか。
■「一瞬は人を動かす」
安倍氏は首相時代の令和2年6月17日、自身の次の首相候補とされた岸田文雄前首相と石破首相とを比較して、筆者に語っていた。
「政治は人を動かすかなりの要素、情熱が大事だ」
「岸田さんは最後は人を動かす所を見せないといけない」
「石破さんは本物ではないけど、一瞬は人を騙して動かす能力がある」
「彼こそ本当の『言うだけ番長』なのだけど」
その言葉通り、総裁選で石破首相は一瞬、所属議員を動かし首相の座に就いた。
石破首相に1票を投じた議員らは、自民の転落をどうみているのか。
(論説委員兼政治部編集委員)
どうなる首相指名選挙 石破首相選出の流れも自民内造反の可能性に懸念
2024/10/30 21:03
https://www.sankei.com/article/20241030-EJ6PX23YLBNK7MYACULWRJYDPM/
来月2024年11月11日に召集予定の特別国会で行われる首相指名選挙は、キャスチングボートを握る国民民主党が立憲民主党の野田佳彦代表に投票しない方向となり、自民党総裁の石破茂首相が選出される流れが強まった。
衆院本会議での1回目の投票では、ほとんどの議員が所属政党の党首に投じるとみられ、誰も投票総数の過半数を獲得できない見通し。
石破首相と野田氏の2人による決選投票が行われる公算が大きい。
衆院の過半数は233議席。決選投票は自民、公明両党(計215議席)が支持する石破首相、共産党も投票を前向きに検討している立民の野田氏(立民と共産で計156議席)の2人が他党票の取り込みを狙う。
ただ、
「票田」と
なる日本維新の会(38議席)の馬場伸幸代表は2024年10月29日のBSフジ番組で
「どちらかに軍配を上げることはできない」
と語った。
国民民主(28議席)の玉木雄一郎代表も2024年10月30日の党会合で、決選投票でも玉木氏自身に投票する方針を説明した。
両党とも来年2025年夏に参院選を控える中、
「野合」
批判を避け、独自性をアピールする必要がある。
首相対野田氏の決選投票で投票用紙に
「馬場」
「玉木」
と書けば無効票となり、自公勢力が立共勢力を上回り、首相の勝利が有力だ。
ただ、馬場氏は2024年10月30日、記者団に、立民と政治改革に関する協議を行うと述べた上で、野田氏に投票する可能性について
「これからの協議の中身(次第)だ」
と完全に排除はしなかった。
また、自民内の一部には、衆院選で与党過半数割れとなった責任を首相が取って退陣すべきだとの声もある。
首相周辺は、首相指名選挙の投票を棄権する自民議員が出る事態を警戒している。
このため、現時点で可能性は低いものの、野党の大連合が成立したり、自民内の造反によって野田政権が誕生したりする可能性もゼロとは言えない。
石破首相「辞任必要ない」65・7% 内閣支持率は32・1%に急落 共同調査
世論調査
2024/10/29 18:30
https://www.sankei.com/article/20241029-A5DPYG3NWBMV3CYK7CDXWCWATE/
衆院選の結果を受けて共同通信社は2024年10月28、29の両日、全国緊急電話世論調査を実施した。
石破内閣の支持率は32・1%で、内閣発足に伴う2024年10月1、2両日調査の50・7%から18・6ポイント下落した。
不支持率は52・2%。
与党過半数割れとなった自民、公明両党の連立政権継続を望むとしたのは38・4%で、望まないが53・0%だった。
自民の派閥パーティー収入不記載事件に関与し、当選した議員を要職に起用することに79・2%が反対し、賛成は16・3%だった。
望ましい政権の枠組みは
「政界再編による新たな枠組み」
が31・5%と最多で、自公の少数与党政権は18・1%。
一方、石破茂首相が過半数割れの責任を取り辞任すべきだとの回答は28・6%にとどまり、辞任は必要ないが65・7%だった。
自民の議席減に不記載の影響があったと思うとの答えは91・4%。
選挙結果で
「政治とカネ」
問題が根絶に向かうとの見方は23・9%で、向かわないが72・5%を占めた。
少数与党希望は自民支持層の4割 今後の政権枠組み、無党派層は「政界再編」が最多
世論調査
2024/10/29 18:53
https://www.sankei.com/article/20241029-5BJVP5UYLZLVTLY4M4STSCXYYA/
衆院選の結果を受けて共同通信社が2024年10月28、29の両日に行った全国緊急電話世論調査で、今後の望ましい政権枠組みを政党支持層別に見ると、自民党支持層では
「自民、公明両党による少数与党政権」
が最多の39・8%だったものの過半数に届かなかった。
次いで多いのが
「自公に日本維新の会などを加えた政権」
の28・2%で、一部野党と連携してでも政権の安定化を望む意向がにじんだ。
公明支持層では、自公の少数与党政権が50・9%と過半数に上った。
立憲民主党支持層と共産党支持層は
「立民を中心とした多くの野党による政権」
が最も多く、それぞれ61・7%と59・1%。
維新支持層は
「自公と維新など」
が最多の40・5%だった。
「支持する政党はない」
とした無党派層は
「政界再編による新たな枠組みの政権」
が最多で42・4%。
国民民主党支持層の48・2%、れいわ新選組支持層の55・3%も政界再編を希望した。
自民内から「石破おろし」の声相次ぐ 首相、国民民主と連携に活路 立民も多数派工作
2024/10/28 21:20
https://www.sankei.com/article/20241028-FHBW6MW5XNNW7EZEDBSSZMWDAQ/?outputType=theme_election2024
自民、公明両党で過半数割れの大敗を喫した衆院選の翌2024年10月28日、自民内では石破茂首相(自民総裁)の責任論が相次いだ。
それでも続投を表明した首相は、躍進した国民民主党との連携強化で打開を図る。
だが、国民民主は連立入りを否定。
首相は同党の政策を取り入れて協力関係を築きたい考えだが、予算案や法案ごとに賛成を求めることになれば政権運営が不安定化するのは必至だ。
■目に見える変化が肝要
首相は2024年10月28日の記者会見で
「『自民党は目に見えて変わったね』と実感して頂くことが肝要だ」
と述べ、政策活動費の廃止などを表明した。
自身が辞任するのではなく、衆院選の敗因は自民の改革姿勢の甘さにあると定義し、踏み込んだ改革案を打ち出すことで敗北の責任を取る−という筋書きと言える。
ただ、そんな思惑とは裏腹に、党内では
「石破降ろし」
が始まった。
「自民党石破政権への信を問うてこの結果、ということを軽視しすぎではないのか」。
小野田紀美参院議員は2024年10月28日、自身のSNSで、小泉進次郎選対委員長の辞任だけでは不十分との認識を示した。
山田宏参院議員もSNSに
「選対委員長の辞任で済む話ではない」
と投稿した。
小林鷹之元経済安全保障担当相も党幹部の責任論に言及する。
3氏とも、党内の
「反石破」
勢力から旗頭として期待される高市早苗前経済安保担当相に近い。
■党内論理より国民理解を
党内の反発について、首相は
「等閑視するつもりは全くない」
と語る一方、
「党内融和よりも国民の理解を優先していかねばならない」
「党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がった」
と持論を述べた。
首相の念頭にあるのが、勢力を4倍に増やした国民民主との連携だ。
「議席を大きく伸ばした党がある」
「どのような主張に国民が共感、共鳴したのか」
「取り入れるべきは取り入れることに躊躇があってはならない」。
首相が記者会見でこう語ると、同席した森山裕幹事長は何度も頷いた。
森山氏は他党との交渉の中心的役割を担うだけに、政権継続のためには
「辞めさせられない」(別の党幹部)。
ただ、国民民主の玉木雄一郎代表は2024年10月28日、支援組織・連合の芳野友子会長に、自公連立政権に参画しない考えを伝えた。
国民民主は、自民に43議席差まで迫った立憲民主党からも触手を伸ばされている。
立民は同日2024年10月28日の執行役員会で、特別国会の首相指名選挙で、野田佳彦代表に投票するよう野党各党に協力を求める方針を確認した。
■政権への協力は十分ある
野田氏は記者団に、一部野党が石破政権に協力する可能性は
「十分ある」
と指摘。
「注意深く見ながら、こちら(野党側)のチームをどう作っていくかに心を砕きたい」
と述べ、過半数割れした自公による野党勢力の切り崩しを警戒した。
焦りの裏返しか、他党との交渉に関し
「誠意のある対話」
というフレーズを何度も口にした。
もっとも国民民主は、野田氏への投票要請も受け入れない考えだ。
首相指名選挙は1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人の決選投票を行う。
首相と野田氏の一騎打ちになる公算が大きいが、玉木氏は2024年10月28日の民放番組で
「無効となっても玉木と書く」
と述べた。
榛葉賀津也幹事長も同日、連合傘下の産業別労働組合(産別)に、こうした方針を伝えており、立民の多数派工作も最初から躓きそうだ。
<主張>国民の審判 首相の居座りは許されぬ 直ちに辞職し新総裁選出を
社説
2024/10/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20241029-CEB23AAJIJPI7NMIRKWA2U4OUQ/
衆院選で大敗を喫した石破茂首相(自民党総裁)が2024年10月28日の記者会見で、引き続き政権を担う意欲を示した。
自身が設定した与党過半数という勝敗ラインを割り込む大敗の責任を取らずに、石破首相が政権に居座ろうとするのは信じ難いことだ。
責任を取って潔く辞職すべきである。
自民は比較第1党に踏みとどまった。
友党の公明党と共に政権構築を目指すのは分かるが、それは国民の信を失った石破総裁の下ではあり得ない。
自民は速やかに総裁選を実施し、新総裁と新執行部が他党と交渉するのが望ましい。
■本当に反省しているか
石破首相は会見で、衆院選の審判を
「真摯に厳粛に受け止める」
と語った。
だがその言葉とは裏腹に、
「国政の停滞は許されない」
と繰り返し、
「安全保障、国民生活、災害対応に万事遺漏なきを期すことも私どもが負うべき責任だ」
と述べた。
そこには反省が感じられない。
国民は衆院選で石破首相に国政運営を託したくないという判断を示した。
それが何故分からないのか。
有権者の審判を無視するトップが政権の座に留まろうとして国民の支持を得られると思うなら甘過ぎるし、民主主義から外れている。
全ての自民国会議員は、石破首相の続投こそが、国政の停滞を招くと知るべきである。
自民の小泉進次郎選対委員長は2024年10月28日、
「選挙の結果責任は選対委員長が引き受ける」
として辞任した。
小泉氏は自身の進退について
「目標を達成出来なかったのに責任を取らない自民党では、不信感の方が大きいと思う」
と語った。
これは石破首相、森山裕幹事長にこそ言えることである。
自民千葉県連会長の桜田義孝元五輪相は
「議席をあれだけ減らした」
「責任はある」
と述べ、首相や執行部の早期退陣を促した。
これが国民感覚に沿った判断だろう。
石破首相は、第1次安倍晋三政権時の参院選で自民が大敗し
「ねじれ国会」
となった際に、続投を表明した安倍首相を攻撃した。
党総務会で
「(安倍)首相は『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』と訴えたのに、どう説明するのか」
と非難した。
代議士会では
「首相は『反省すべきは反省する』と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」
と責め立てた。
同じ事を石破首相に問いたい。
2024年10月28日の会見で
「自民党は心底から反省し、生まれ変わらなければならない」
と語ったが、トップである自身がまず責任を取るべきだろう。
麻生太郎政権時に農林水産相だった石破首相は、事実上の退陣を迫ったこともある。
過去の言動との整合性がなければ、石破首相への信頼は集まらない。
首相の言葉は限りなく軽いものとしてしか受け取られまい。
■森山幹事長も責任重い
他人に厳しく自分に甘い、主権者である国民の審判を軽んじる。
そこに謙虚さは見当たらない。
このような有り様で与党は特別国会の首相指名選挙に確実に勝てるのか。
よしんば勝ったとしても、自民党内からは辞任論が出て、石破首相の求心力は低下している。
安定した政権運営が出来るのか。
森山幹事長の責任も重い。
選挙戦最終盤には、自民が非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、
「政治とカネ」
を巡る批判に拍車を掛けた。
石破首相は
「選挙に使うことはない」
と述べたが説得力に乏しかった。
支給を主導したのは森山氏だったとされる。
石破首相の就任後に、臨時国会で予算委員会を開かず早期に解散するよう進言したのも森山氏である。
首相と森山氏は衆院選を有利に展開しようと党利党略に走ったが、思惑外れに終わった。
政府与党は首相指名選挙を行う特別国会を2024年11月11日に召集する方向で調整している。
だが、憲法第54条は衆院選投票日から30日以内の召集を定めている。
殊更引き延ばすことはあってはならないが、国会議員中心の自民総裁選を実施するくらいの日程的余裕はある。
自民は新総裁を選び、出直しを図らねば信頼回復は遠く、来年2025年の参院選でも有権者から厳しい審判を受けるだろう。
石破首相が今、日本と国民、党のために出来ることは速やかに辞任することしかない。
政治空白、許されぬ…政治部長・小川聡
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50036/
長期政権のぬるま湯に浸かり、有権者の意識とかけ離れた
「党の論理」
を捨て切れない自民党に、厳しい審判が下った。
これまでの自民党政治家と違う感覚で政権を運営するのではとの石破首相への期待は、瞬く間に失望に変わった。
予算委員会なしでの衆院解散や、政治資金問題に関わった前議員らの公認問題と2000万円の活動費支給を巡る対応などで、総裁選で掲げた
「国民の納得と共感」
よりも自民党の事情と都合を優先する姿勢が露呈し、国民の怒りの火に油を注いだ。
立憲民主党は、3年前2021年の衆院選を教訓に、自民党にお灸を据えようと考える中道保守層の投票の受け皿になった。
野田代表が、
「原発ゼロ」
をはじめとした非現実的な安全保障・エネルギー政策を封印し、共産党との連携に距離を置いたことが奏功したと言えよう。
立民は選挙戦で、
「政治とカネ」
問題への批判に注力し、景気対策や社会保障などの具体策を論じる機会は少なかった。
「敵失」
で議席を伸ばした面が大きく、自らの政策・主張が全面的に支持を集めたという過信は禁物だ。
日本を取り巻く環境は国内外で厳しさを増しており、一刻の猶予も許されない。
経済停滞や社会保障・財政の不安、自然災害への対応などを急がなくてはならない。
北朝鮮や中国による軍事的威圧や威嚇、一方的な現状変更や侵略の脅威に直面し、日本の主権や平和、繁栄を維持できるかどうかの岐路にある。
与党の過半数割れにより、当面、政権が弱体化することは避けられまい。
各党は、政局を優先して分断を加速させるのではなく、 真摯な議論を通じて現実的に答えを出していくことが不可欠だ。
内外の有事を前に、政治空白を作ってはならない。
衆院選、全議席が確定 自民191、立民148、維新38、国民28、公明24、れいわ9
2024/10/28 4:05
https://www.sankei.com/article/20241028-PRREEDNFJRJSFA344HTTAVVAPQ/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選は2024年10月28日未明、比例代表東北ブロックで立憲民主党が最終議席を確保し、全465議席が確定した。
各党の獲得議席は、自民191、立民148、維新38、公明24、共産8、国民28、れいわ9、社民1、参政3、政治団体の日本保守党3、無所属12で確定した。
<主張>与党「過半数割れ」 審判を重く受け止めよ 安定した政権の構築を求める
社説
2024/10/28 5:00
https://www.sankei.com/article/20241028-FCCUJHFOJVJ47OD67N322RXKGY/
第50回衆院選の投開票が行われた。
政権の信を問うと臨んだ石破茂首相は勝敗ラインに自民党、公明党の与党過半数を設定していたが、届かなかった。
立憲民主党は躍進し、国民民主党も議席を伸ばした。
自民にとって野党に転落した平成21年の衆院選以来となる歴史的敗北だ。
首相は選挙結果を重く受け止めねばならない。
今後自民は非公認当選者の追加公認を図る見通しだ。
国際情勢は厳しく、混迷の度合いを増している。
今後、特別国会で首相指名選挙が行われるが、各政党は安定政権を作るべく努力してもらいたい。
国政を停滞させてはならない。
■言い訳選挙では勝てぬ
今回の大敗は、石破首相と自民執行部が
「言い訳選挙」
にしてしまったことが大きい。
言い訳選挙で優勢に戦うことなど望むべくもない。
自民の旧安倍派などの派閥パーティー収入不記載事件への有権者の怒りはくすぶっていた。
それにうまく対応できなかったのが首相だった。
就任後、不記載の前議員の非公認を増やし、比例代表との重複立候補を認めなかった。
しかも一気に事を決めず騒動を続けた。
世間の関心が
「政治とカネ」
一色になったのはそのせいでもある。
選挙戦最終盤には自民が、非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、首相は党勢拡大のためで
「選挙に使うことはない」
と釈明した。
これも有権者の投票行動を左右した可能性がある。
有権者や他党からどう見られるかを考えなかった石破首相や森山裕幹事長には、自民内から疑問の声が上がった。
石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった。
自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた。
国会論戦も十分に行わず早期解散に走った。
これで勝てると思っていたのなら信じ難い。
衆院選で政治とカネの問題への有権者の憤りが改めて示された。
各党は政治改革の具体策で合意し、速やかに実行に移すべきだ。
それを怠れば政治不信に拍車がかかる。
言い訳選挙になったのは、もう1つ理由がある。
それは、石破首相が政治とカネの問題を上回る、または匹敵するような政策上の大きな争点を国民に示せなかったことだ。
衆院選は常に日本の独立と繁栄、国民の生活と暮らしがかかった、日本の針路を決める政権選択選挙なのである。
にもかかわらず日本の針路を巡る本格的な論戦は展開されなかった。
とりわけ日本を守る安全保障が重視されなかったのは残念だ。
■立民は国を守れるのか
台湾有事の懸念が高まっている。
公示の前日には、中国軍が台湾を包囲する形で大規模な演習も行った。
今回の衆院選で選ばれた議員が台湾有事に直面する可能性がある。
北朝鮮の軍はウクライナ侵略に加担する見通しだ。
朝鮮半島有事がロシアを含む日本有事へ拡大することもあり得る。
その危機が十分には語られず、抑止力のための防衛力の抜本的強化、国民保護などの具体策の議論が深まらなかったのは問題だ。
立民の影響力は増大する。
野田佳彦代表は外交・安保政策の継続性を重視する考えを示す一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という党の立場を変えていない。
反撃能力の保有にも積極的ではない。
これで国民を守れるのか。
この政策では日米同盟を危機に陥れた旧民主党政権の二の舞いになる恐れがある。
政策上の欠陥を抱えたままの立民に政権担当能力があるのか疑問だ。
経済を巡っては、各党がこぞって消費税減税や給付金支給などの物価高対策を示した。
だが財源を含む具体化の道筋には曖昧なものが多く、バラマキ色が目立った。
物価高に負けない賃上げを果たし、デフレからの完全脱却を確実にするには、生産性を向上させて企業の収益力を高める取り組みが欠かせない。
そうした積年の課題を解決しなければならない。
憲法改正の動きを後退させてはならない。
自民の大敗に加え、改憲に前向きな日本維新の会が振るわなかった影響は大きい。
自衛隊明記や緊急事態条項の創設は急務で、国会は改憲原案の条文化を進めるべきだ。
衆院選自公惨敗 長期政権の驕りが不信招いた
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241028-OYT1T50056/
◆国政の停滞は避けねばならない◆
自民、公明の与党が衆院選で惨敗し、過半数を割り込んだ。
今後、一部の野党の協力を得て、引き続き自公が政権を担い続けられるのか。
あるいは、立憲民主党を中心とした野党勢力が政権交代を起こせるのか。
政局は一気に流動化する情勢となった。
また、
「自公で過半数」
を勝敗ラインに設定していた石破首相の進退も焦点となる。
■政局の流動化は確実
第50回衆院選が開票された。
自公は、2012年の政権復帰以降、経験したことのない逆風に晒された。
大幅な議席減は、政治とカネの問題に象徴される、長期政権の驕りや緩みに対する国民の不信感を反映した結果と言えるのではないか。
一方、多くの野党は議席を増やしたが、理念や基本政策の異なる各党で協力できるかは見通せない。
自公、立民それぞれが過半数確保に向け、多数派工作を繰り広げることになりそうだ。
与野党の勢力が伯仲することで、予算案や法案を巡る攻防が激化して政策遂行が遅れる事態が懸念される。
実際、2007〜2008年の福田内閣当時は、野党が国会運営を主導し、国政が停滞した。
今後、政権の枠組みを巡って与野党が駆け引きを繰り広げ、混乱が長引く可能性もある。
山積する内外の難題に適切に対応できるのか。
与野党共に大きな責任を負うことになった。
今回の衆院選は異例ずくめだった。
石破政権が内閣発足直後の
「ご祝儀相場」
を当て込み、戦後最短での衆院解散に踏み切った。
だが、自民党は、政治資金問題を抱えた前議員らの処遇を巡り、原則として全員を公認する方針が批判されると、非公認を次々と増やし、定見のなさを露呈した。
選挙戦の終盤には、非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、党本部が公認候補向けと同額の2000万円を支給していたことも発覚し、混乱を広げた。
執行部の失態と言う他ない。
自民が苦戦した背景には、
「岩盤」
と呼ばれた保守層の支持が離れたこともあるのではないか。
岸田前首相が昨年2023年、性的少数者(LGBT)理解増進法の成立に急に舵を切ったことや、総裁選での選択的夫婦別姓の議論に反発する支持者は多かった。
こうした政策に反対してきた参政党や、政治団体・日本保守党が一定の支持を集めたのは、自民に不満を持つ保守層を引き付けることに成功したからだろう。
既成政党に対する不信感が、新興勢力を勢い付けている側面もある。
■現実的な主張が奏功か
先月2024年9月、15年ぶりに党首が交代した公明も厳しい選挙戦となった。
小選挙区選に初めて挑戦した石井新代表が落選したのは、支持母体の創価学会員の高齢化が影響しているとされる。
一方、立民の伸長は、自民の
「金権体質」
を争点化する手法が奏功したことが一因だ。
また、野田代表は、仮に政権交代が実現したとしても、現在の安全保障政策を 概 ね継承する考えを示した他、原子力発電を含むエネルギー政策について、党の綱領で定めた
「原発ゼロ」
に拘らない方針を強調した。
こうした現実的な主張が有権者に安心感を与えたようだ。
国民民主党も躍進した。
玉木代表が
「手取りを増やす」
と主張して、
「生活重視」
の姿勢を取ったことが、特に若い世代の支持拡大に繋がったのだろう。
日本維新の会が伸び悩んだのは、大阪・関西万博の会場建設費が想定以上に膨らんだことや、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑が影響したとみられる。
他方、選挙戦で政策論争が深まらなかったのは残念だ。
■課題を蔑ろにするな
物価高を上回る賃上げをどうやって定着させていくかは喫緊の課題である。
社会保障制度を持続可能な仕組みとしていくにはどうすればよいか。
急速に進む人口減少への対策も待ったなしだ。
ウクライナ戦争や中東の紛争が長期化し、国際情勢は激変している。
先進7か国(G7)の一角を占める日本は外交力を発揮し、国際社会の安定に貢献すべきだ。
日本周辺の安全保障環境はかつてないほど悪化している。
防衛力の強化はもとより、日米同盟を深化させると共に、友好国を増やしていく必要がある。
野党の選挙戦術もあって、政治とカネの問題が焦点となったのはやむを得ないとしても、国政の課題を蔑ろにするような事態は避けなければならない。
[社説]自民不信を突きつけた厳しい審判
衆議院選挙2024
社説
2024年10月28日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK271700X21C24A0000000/
政治とカネの問題で自民党に厳しい審判が下った。
第50回衆院選は2024年10月27日投開票され、自民、公明両党は過半数を大きく下回り敗北した。
自公は政権に復帰した2012年以来の岐路に立った。
石破茂首相らの責任論は避けられない。
自公は野党に協力を求めて政権を継続する方針だ。
立憲民主党は躍進し、多数派の形成に向けて野党各党と協議に入る。
政局は流動化し、政権の枠組みが見えない不透明な状況になった。
■世界の潮流が波及
自民は公示前の247議席から大きく減らし、下野した2009年以来の敗北となる。
接戦だった多くの小選挙区で競り負け、閣僚経験者や政治資金の不記載で非公認となった無所属前職ら有力議員の落選が相次いだ。
公明も石井啓一代表が落選したのをはじめ、牙城である関西で苦戦するなど、公示前の32議席を下回った。
立民は公示前の98議席から大幅に議席を伸ばした。
保守系の野田佳彦元首相を代表に据えたことで、自民支持から離反した保守層の受け皿になったとみられる。
自民との議席差を一気に縮める結果は、政権交代への足掛かりを築いたと言ってよいだろう。
自民の敗因が政治資金問題にあるのは明らかだ。
私たちは当初から
「政治とカネの問題は、扱いを誤れば政権の命取りになる」
と指摘してきた。
だが自民は生温い対応に終始し、有権者の不信感を拭うことはできなかった。
与党の敗北は世界的な潮流でもある。
選挙イヤーの今年2024年、各国で相次いだ現職や与党に逆風が吹く流れが日本にも及んできたと言えよう。
物価高や賃金、雇用など身近な課題に既存の政治が十分対応できず、有権者がノーを突き付ける構図だ。
政治資金の杜撰な管理が物価高に耐える国民の不満を増幅したと見るべきだろう。
選挙戦の争点が政治とカネの問題に集中し、政策論争が深まらなかったのは残念だ。
物価上昇を上回る所得向上への道筋や社会保障の給付と負担の見直し、人口減少に伴う地方創生の在り方などは、どんな政権であっても重要課題として取り組まざるを得ない。
日本の政治の安定が損なわれることになれば、対外的に大きなマイナスだ。
米大統領選の行方が見通せない中、日米同盟や日韓関係の不安定要因にならないよう注意する必要がある。
日米韓の連携が動揺し、中国や北朝鮮、ロシアに対日政策の軽視や周辺地域での過激な行動を誘発する事態は避けなければならない。
政治の安定は海外から日本にヒト、モノ、カネを呼び込む誘因の1つでもある。
政局が混迷すれば、日本への投資を控える動きにつながる懸念がある。
ようやく成長軌道に乗りつつある経済に水を差すことがあってはならない。
そのためには出来るだけ早く安定した政権基盤を取り戻す他ない。
自公は過半数を割っても一部の野党と連携することで政権を継続したい考えだ。
連立政権の枠組みへの野党勢力の参加も視野に入れるが、現時点で野党側に自公連立に加わる動きはない。
■熟議を取り戻す契機に
一方、立民は非自民勢力の結集に向けて野党各党と協議する意向だ。
ただ、どのような枠組みで政権を目指すのか、具体的な政権構想はこれからで、成否はまだ見通せない。
自民と立民の議席差が大幅に縮まったことで、衆院選後に開かれる特別国会での首相指名選挙に向け、両陣営の攻防が激しくなる。
国民民主党や日本維新の会などとの連携を巡る綱引きも予想される。
政権の枠組みが見えてくるには時間がかかりそうだ。
与野党の伯仲は政治の在り方として悪い事ではない。
政権交代を目指す立民の伸長は国会審議に緊張感を与える。
中道保守の第1党と第2党が熟議を通じ、重要課題を解決するのは政治の1つの知恵である。
立民にとっては政権担当能力を磨く場となり、政権への近道になるはずだ。
対外的にも日本の政治の安定と成熟を示すことになろう。
ウクライナ戦争や中東情勢は緊迫の度を増している。
与野党とも内向きの政争に陥るのではなく、国内外の情勢に目を向け、国際社会で求められる日本の役割を自覚して安定した政治を取り戻すことを急ぐべきである。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/843.html#c22
4. ノーサイド[2892] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月03日 07:22:33 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[52]
立憲・野田さんが173万円いいじゃないか、それで組もうよ、と言ったらどうするんだ?、玉木くん。(大笑)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c4
32. いなかじじい[65] gqKCyIKpgraCtoKi 2024年11月03日 07:30:19 : jimtgBFqxk : Vm8uQ1JJS2VkcGc=[325]
「マイナンバー制度」は中国人らが容易に“背乗り”できる危険な制度だとタイトルにも書いてあり、1のコールテン氏が、その手口を詳しく説明している。
個人情報だだ漏れの仕組み、なぜ自公政権は急いで進めているのか。
おそらく、帝国アメリカの指示により、犬・ポチの植民地・日本政府がもくろんでいるのは、11さんが述べるように、預金封鎖時の個人資産の把握だろう。
預金封鎖して確認された預金額に応じて財産税として課税していく。あわせてその他の資産も番号の名寄せで確認していく。そうすることで破産した国家財政を修復していくことをもくろんでいる。だから、こんなルーズな制度で個人情報がもれようと政府にはどうでもよいことなのだろう。
そもそも、国民に番号を付与して個人情報をそこに集めるなど民主国家にあってはならない制度だ。それは独裁国家の手法で国民主権の侵害である。
8. いなかじじい[66] gqKCyIKpgraCtoKi 2024年11月03日 07:39:31 : jimtgBFqxk : Vm8uQ1JJS2VkcGc=[326]
コロナワクチンの影響がとんだところまで影響しているようだ。ワクチンの毒物が接種者の免疫を落としているのが原因だろう。他の病気も増えているのではないだろうか。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/241.html#c8
6. 安来仲[34] iMCXiJKH 2024年11月03日 07:57:14 : i1NlLQXxcg : c1UuM20xMThiYk0=[1]
温暖化の影響で、本来、南方に生息する生物が北進してきた例は枚挙に暇がないようだな。セアカゴケグモ、〜チョウ……
11月の台風も温暖化の絡みかなあ?
(バンバン襲来しそうでコワイね)
17. 麗子像[106] l@2OcZGc 2024年11月03日 08:05:42 : 4Vf3EZwfGg : a1FMWEZQNlBoT1E=[1]
玉木さんは立憲に合流しなかった時点で自民への合流を考えている人だと思っていた。
ところが反自民の票をもらい過ぎて議席が増え過ぎた為今はとまどっている。
国民は政権交代を望んでいるが玉木代表は望んでいない。
消費税5%は口に出せどもやれない。トリガーとか108万円も口だけ。
昔野田佳彦という人が「シロアリ退治」という言葉を叫び続けていた。
ところが彼はシロアリに食われて終わってしまった。
これが日本の政治。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/846.html#c17
30. 秘密のアッコちゃん[886] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 08:07:29 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[451]
国民民主「103万円の壁撤廃」は実現可能か 控除拡大は減税と同じ効果、財務省へのアンチテーゼに 賃金上昇率目標も検討すべき
2024.11/2 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-4CKOQXQOUFMPPFLNUW5T4DIG6M/
石破茂首相は国民民主党との
「部分連合」
を視野に入れている。
国民民主党は基礎控除の103万円から178万円への拡大、消費税5%などを掲げているが実現可能だろうか。
国民民主党の政策のうち、他党にない
「基礎控除等を103万円から178万円への引き上げ」
について取り上げたい。
まず、178万円という
「中途半端」
な数字に驚く。
これは、1995年からの最低賃金上昇率1・73倍から、103万円を1・73倍して得られる。
103万円は基礎控除と給与所得控除の合計だが、1995年に103万円に引き上げて以来、29年間据え置きである。
そこで、最低賃金の上昇と合わせて引き上げるべきだというのが国民民主の主張である。
ここまで厳密に拘らくてももいいが、国民民主党らしいとも言える。
控除の拡大は減税と同じだ。
控除額が増えれば、少なくとも所得税として
「75万円×税率(年収に応じて5〜45%)」
の額が手元に残るようになって、手取りが増える。
この政策が面白いのは、財務省は増税しないと言いながら、控除額の縮小を狙う
「ステルス増税」
をしばしば企むが、そのアンチテーゼになるからだ。
例えば、給与所得控除について
「海外と比較すると日本は大き過ぎるので縮小しよう」
と躍起になっている。
一方、基礎控除は日本だけが国際的に低いのは知らんぷりという具合だ。
この
「減税」(控除の拡大)
でも、財源はどうするのかという反論があるだろう。
仮に基礎控除を75万円引き上げると、所得税率が平均10%、住民税率が10%とすれば、7兆円程度の減収額となる。
もっとも、この程度であれば、名目で5%成長すれば自然増収で手が届く範囲であるので、それほど心配する必要はないとも言える。
また、この政策との関連で、最低賃金について、
「全国どこでも時給1150円以上を早期に実現する」
としている。
自民党の「2020年代に1500円」、立憲民主党も「1500円」を掲げているのと比べると控えめな数字である。
1500円の方がいい加減な数字であるので、国民民主党に逆に信頼感が出るのではないか。
気になるのは、金融政策に関する公約がないことだ。
立民の
「0%超の物価目標」
は論外であるが、労働者の党である国民民主党が公約に掲げていないのは不自然だ。
かつて筆者が玉木雄一郎代表と話した時、インフレ目標ではなく
「賃金上昇率目標」
を主張した。
元々インフレ目標のベースになっているのがインフレ率と失業率の関係を示した
「フィリップス曲線」
であるが、同曲線は賃金上昇率と失業率の関係が元になっているので、玉木代表の意見には一理ある。
大胆に言えば、インフレ目標2%より、賃金上昇率3〜5%のほうが日本経済のためになるので、検討してはどうか。
それを消費税5%、社会保険料の軽減、トリガー条項の凍結解除と共に自公政権にぶつけたら面白い。
今の自公なら受け入れ余地はあるが、石破政権を退けた後からの方がより有望だろう。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
国民民主と政策協議も…自民に裏切り≠フ過去 維新と文通費見直し合意も反故、馬場代表「自民は狡猾、聞いてる振りはする」
2024.11/1 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H5TBRZVN3VLIBK52CGPVQGX2LQ/
自民党と国民民主党が
「部分連合」
に向けた動きを加速させている。
少数与党の石破茂政権は、国民民主党を取り込むことで、首相指名選挙やその後の国会運営を有利に運ぶ思惑だ。
国民民主党は衆院選で公約に掲げた
「年収103万円の壁」
撤廃などの実現に前進するが、要求通りの成果を得られるかは不透明だ。
過去には日本維新の会が自民党との合意を反故にされた経緯もあり、警戒感は強い。
自民党の森山裕幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日の会談で、政策協議を開始する方針で一致した。
公明党を加えた3党は今後、税制や補正予算を巡って合意を模索する。
国民民主党は、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
を撤廃するため、所得税の基礎控除と給与所得控除の合計を最低103万円から178万円に引き上げることを最優先事項としている。
だが、実現機運に冷や水を浴びせるように、
「税収が計約7兆6000億円減る」
「高所得者ほど恩恵が大きい」
などネガティブな論調が広がった。
玉木代表
「『103万円』引き上げなければ予算、法案に協力できない」
玉木雄一郎代表は2024年10月31日、X(旧ツイッター)で
«財務省がマスコミを含めて
「ご説明」
に回っている効果はさすがです»
と皮肉った。
«引き上げができなければ、我が党は予算にも法案にも協力できない»
と強調する。
与野党の合意が実現しなかった前例もある。
日本維新の会は岸田文雄政権当時の今年2024年5月、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の見直しについて自民と合意文書を交わしたが、反故にされた。
馬場伸幸代表は2024年10月31日放送のMBSの番組で
「自民党さんは狡猾ですから、そんなに簡単に野党側の声を聞く政党ではない」
「聞いてる振りはするが」
と話した。
国民民主党も、ガソリン税を軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除について岸田政権下で3党協議し、予算案にも賛成したが、議論は頓挫した。
石破政権は国民民主党の案を丸吞みもしたくないが、議論を決裂させて、立憲民主党などが今後、不信任決議案を提出した場合、賛成に回られることも避けたい。
「部分連合」
という名の微妙な関係が続きそうだ。
「軍事オタク」石破首相が自衛隊に入隊したら…「せいぜい3佐止まり」「宰相の器」ではない 自民党を仕切るには荷が重すぎか
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-QZZY25QUHZIJDPESFQ6IRGUKLI/
「安全保障の専門家」
を自任し、
「軍事オタク」
とも呼ばれる石破茂首相だが、防衛大学校から自衛隊に入隊していれば、どのくらいの階級まで昇進することができただろうか。
「せいぜい3佐(少佐)だろう」
ある自衛隊元幹部はこう言い切る。
海上自衛隊でいうと、2等海佐(中佐)ならば通常の護衛艦の艦長となる。
中佐は英語で
「Commander」
と呼ばれる。
つまり、石破氏は指揮官には相応しくないという意味だ。
防衛相経験者でもある石破首相だが、別の元幹部自衛官たちも
「石破さんと河野太郎さんだけは首相にしてはならない」
と口々に言う。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選の決選投票で、高市早苗前経済安保相ではなく、石破氏に投票した国会議員たちに聞かせたかった発言だ。
2024年10月27日投開票の衆院選について、石破首相は自民党と公明党で過半数(233議席)という
「勝敗ライン」
を設定していた。
石破首相がライバル視する安倍晋三元首相も第2次政権時代、
「勝敗ライン」
を同じく自公で過半数と言っていたが、実際には自民党単独で300議席が目標だった。
目標には僅かに及ばなかったが、2012年で294議席、2014年が290議席、2017年が281議席だった。
2021年の岸田文雄前首相の時でも261議席だった。
石破首相が今回獲得した191議席が如何に低い数字であるかは一目瞭然だ。
にもかかわらず、石破首相は
「何で自分が辞めなければいけないんだ」
と開き直っている。
総裁選の決選投票で石破首相に投じた自民党の国会議員には分からなかったことが、国民にはよく分かっていた。
石破首相が
「宰相の器」
ではないということを。
「森山(裕)幹事長に足を引っ張られた」(自民党ベテラン)
との見方もある。
確かに、石破首相は総裁選では新内閣発足後、予算委員会を開いて議論を尽くすべきだと発言していた。
だが、森山氏の1日も早い選挙の方が野党の態勢が間に合わず有利だとの説得に応じ、選挙日程を前倒しした。
森山氏は、パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載しなかった候補を一時は公認するとしながら、批判を浴びると12人を
「非公認」
として混乱をもたらした。
選挙戦終盤では、
「非公認」
とした候補者が代表を務める政党支部に公認候補と同額の2000万円を支給し、決定的な打撃を与えた。
森山氏と事務方トップ、元宿仁事務総長の責任は大きい。
そして、最終責任を負うべきは総裁である石破首相である。
石破首相と森山氏に共通しているのは
「小さな派閥」
しか率いたことがないことだ。
自民党のような大所帯を仕切るには荷が重過ぎた。
本来ならば菅義偉副総裁が目配せすべきだったが、かつてのような切れを欠いている。
石破首相は2024年10月28日の記者会見で、
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
と続投する意向を表明したが、信を失った石破政権が続くことは国益にならない。
(産経新聞特別記者・有元隆志)
国民が石破首相ノー¥A任1カ月「権力居座り」に党内外から批判噴出!「衆院選惨敗、責任をとる気配さえない」「党内勢力も尻込み」
2024.11/2 15:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-FKEB6WKBLBL6TLZR4NZ5CKKMSY/
石破茂首相(自民党総裁)は2024年11月1日、政権発足1カ月を迎えた。
戦後では内閣発足後最短の8日で衆院解散に打って出たが、選挙戦略は悉く失敗し、自ら勝敗ラインに設定した
「自公与党で過半数」
を割り込む大惨敗を喫した。
これまで、歴代首相を激しく批判しておきながら、
「国民の審判」
を無視して
「権力居座り」
を決め込む石破首相に対し、党内外から批判が噴出している。
「衆院選において大変、厳しい結果を頂戴した」
「厳粛に受け止めなければならない」
「示された民意を厳粛、謙虚に受け止め丁寧に政権運営に当たっていく」
石破首相は2024年11月1日、記者団にこう語ったが、民意は
「石破首相ノー」
なのだから、これほどのペテンはない。
自民党ベテラン議員は
「これまで、政治家の『責任』に拘ってき石破首相はどこに行った」
「自公過半数を勝敗ラインに設定した衆院選で惨敗したのに責任を取る気配さえない」
と断じる。
石破首相はむしろ
「政権居座り」
に意欲を強めている。
今月2024年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに合わせ、ジョー・バイデン米大統領や、中国の習近平国家主席らとの首脳会談を調整しているという。
ある保守系議員は
「バイデン氏も習氏も、『国民の負託』を得られなかった石破首相と真剣な話をしようと思うだろうか」
「ガバナンスが崩壊した政権に内政・外交を委ねれば、次は日本が壊れる」
と批判する。
ただ、権力にしがみつくトップを交代させるのは簡単ではない。
特別国会の首相指名選挙で、国民民主党は決選投票も含めて玉木雄一郎代表に票を投じる方針のため、野党の票は分散し、石破首相が多数を獲得しそうな情勢だ。
政治評論家の有馬晴海氏は
「国民が石破首相に『ノー』を突き付けた」
「本来なら退陣待ったなしだ」
「小泉進次郎選対委員長だけが辞任して、石破首相と森山裕幹事長が続投するなどガバナンスも崩壊している」
「ただ、石破首相に反発する党内勢力も党が弱り切った中で『石破おろし』に尻込みしている」
「石破首相は『低姿勢』『反省』を示し、何とか成果を示そうと必死なのだろう」
と指摘した。
自民得票率、15年前の政権交代時と全く同じ「26・73%」衆院比例、民主系もほぼ同じ
2024/11/2 11:30
https://www.sankei.com/article/20241102-XDBGXUZYRFOH3FEVQDVDTT2XFY/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選で、各政党の比例代表の得票率を政権交代が起きた平成21(2009)年の衆院選と比べたところ、自民党の得票率はいずれも26・73%で全く同じだった。
自民と公明党を合わせた与党と、民主党系など野党の割合もほぼ同じで、投票率が異なりながら15年前と酷似した状況が浮かんだ。
総務省の発表資料によると、平成21(2009)年と今回の衆院選比例代表で、自民の得票率は26・73%で全く同一だった。
自公を合わせた得票率も平成21(2009)年の計38・18%と今回の計37・66%でほぼ同じだった。
一方の野党も、平成21(2009)年の民主党の得票率は42・41%だったのに対し、今回の主要野党である立憲民主党と国民民主党、日本維新の会の3党の合計は41・88%でほぼ同じだった。
自民は今回、比例の得票を令和3年の前回選挙より約533万票減らした。
しかし、平成21年の投票率が69・27%と高率だったのに対し今回は53・84%と下がっているため、割合はくしくも同一となったようだ。
自民の比例得票率を選挙ごとにみると、平成21(2009)年の26・73%から平成24(2013)年27・62%、平成26(2014)年26年33・11%、平成29(2017)年33・28%、前回令和3年34・66%、今回の26・73%と推移している。
「岩盤保守層」は自民を見放した 過半数割れ「功労者」共産も最盛期から半減
大手町の片隅から 乾正人
2024/11/1 10:00
https://www.sankei.com/article/20241101-U4OIN3HVR5K47CVWO5W6XB2DQI/?outputType=theme_election2024
数字は美しく、残酷である。
昭和61年の衆参ダブル選挙以来、大手町の片隅で13回に渡って選挙報道に携わってきたが、毎回、得票数の精妙さに唸らされる。
衆院選が、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制に変わってからは、比例代表の得票数が、時々の政治状況を鮮やかに切り取ってくれる。
今回、自民党の総得票数は約1458万票に激減した。
前回から27%、533万票も減らし、制度導入以来、過去最低の得票数となった。
平成21年に民主党が大勝し、政権交代が実現したときでさえ、1881万票を獲得していたことから類推すると、安倍晋三元首相の考え方や彼が推し進めた安保法制などの政策を熱烈に支持していた
「岩盤保守層」
のかなりの部分が、自民党を見放した、と見るべきだろう。
衆院選に初挑戦した参政党が187万票、日本保守党が115万票を獲得したが、合わせて300万人以上が自民党から両党に乗り換えたとみて間違いない。
残る230万人余は主に国民民主党へ流れたと推測できる。
■立憲比例票は横ばいだった
というのも、今回大躍進した立憲民主党は、比例代表ではほとんど票を伸ばしていないからだ。
3年前の前回が1149万票で、今回は1156万票と僅か7万票しか増えていない。
つまり、自民党が自滅したため、立憲は小選挙区で競り勝ち、議席数を5割も増やしたのである。
政権交代出来るだけの国民の広範な支持が得られていないのは、数字が冷酷に示している。
比例票から分析すると、危機的状況にあるのは、自民党だけではない。
公明、共産の両党も重症だ。
公明党は、平成21年に805万票を獲得していたのが、徐々に減っていき、今回ついに600万票を割り込む596万票にとどまった。
15年間で200万票以上が削げ落ちてしまったのである。
支持基盤である創価学会員の高齢化と共に、公明党を創設した池田大作氏が昨年2023年死去した影響も見逃せない。
■最盛期から半減した共産党
共産党は、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る「裏金」問題や非公認候補側への2000万円振り込みを機関紙「しんぶん赤旗」がすっぱ抜き、自民党を大敗に追い込んだ最大の功労者だ。
だが、比例票は前回より80万票も減らして336万票しか取れず、れいわ新選組に軽く抜かれた。
平成8年には726万票を獲得していたから半減以下の凋落ぶりだ。
お気の毒に、としか言いようがないが、有権者は共産党の本質をよく見ている。
さて、自民党である。
今回の敗因は、表面的には
「政治とカネ」
への国民の怒りが爆発した結果と見える。
それだけなら軽症で済むが、問題の根は深い。
「岩盤保守層」
のうち参政党などに投票した300万人は、容易に自民党には戻ってこないだろう。
しかも連立相手である公明党のパワーは目に見えて落ちている。
少数与党に転落した石破茂政権は、国民民主党をなびかせるためにリベラル寄りの政策を打ち出さざるを得ず、
「岩盤保守層」
は益々離反するはずだ。
日本にもいよいよ分断と混乱の時代が到来しようとしている。
<主張>自・国の政策協議 石破執行部に資格あるか
社説
2024/11/2 5:00
https://www.sankei.com/article/20241102-GDS25MDC7ZM75MJH3E5JS5FUQI/
自民党と国民民主党が政策協議に入ることで合意した。
衆院選に大敗した石破茂首相(自民総裁)と森山裕幹事長が何の責任も取らずに協議を進めるのは、異様な光景という他ない。
石破首相と森山氏は辞任し、自民は新執行部の下で他党と協議に臨むのが筋だと改めて指摘したい。
石破首相は居座り、国民民主との
「部分連合」
の形成を図るつもりなのだろう。
森山氏と国民民主の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日、会談した。
森山氏は経済対策や令和6年度補正予算案、令和7年度予算案の編成、税制改正での協力を呼び掛けた。
「部分連合」
の構築に向け、両党の政調会長による常設の会議体設置も求めた。
これに対し、榛葉氏は会議体設置を拒み、案件ごとに対応する意向を示した。
森山氏は受け入れた。
国民民主は年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の金額を178万円に引き上げることを最優先事項に掲げている。
林芳正官房長官が7兆〜8兆円程度の減収が見込まれるとの試算を示すと、国民民主の玉木雄一郎代表は
「全くやらないなら協力できない」
「その時は予算も法律も通らない」
と牽制した。
ガソリン税を一部軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除も看板政策の1つだ。
国民民主は衆院選で
「手取りを増やす」
ことを訴えて支持を得たため、その実現に注力するのは分かる。
ただ、両党の協議を巡り懸念はある。
個別政策を切り離して交渉した場合、他の政策とバランスが取れなくなる恐れがあることだ。
厳しい安全保障環境を踏まえれば、防衛力の抜本的強化を滞らせてはならない。
政府は令和9年度までの5年間で防衛費総額を約43兆円と定めているが、増税時期は決まっていない。
防衛増税は令和10年度以降の防衛費をきちんと確保することも睨んだ措置である。
税制改正を行う場合は、税制全体との整合性を図ることも求められる。
国民民主は自党の政策実現だけを目指すのではなく、日本の平和と繁栄のための国家戦略をより明確に描き、日本を守り抜く政策でも責任ある姿勢を示す必要がある。
自民 衆議院 197人で活動へ 会派に無所属で当選の6人追加
2024年11月1日 15時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241101/k10014626171000.html
自民党は、国会で活動をともにする会派のメンバーに、今回の衆議院選挙で無所属で立候補して当選した6人を加え、合わせて197人の勢力で活動していくことになりました。
自民党は、2024年11月1日に開かれた衆議院の各会派の代表者による協議会で、今回の衆議院選挙で党の公認を得て当選した191人に、無所属で当選した6人を加えた197人の勢力で会派をつくることを届け出ました。
会派に加わったのは、
政治とカネの問題で自民党から離党勧告の処分を受け離党した
▽世耕弘成氏と
選挙に際し公認が得られなかった
▽平沢勝栄氏
▽西村康稔氏
▽萩生田光一氏の4人に、
自民党の公認候補と争った
▽三反園訓氏
▽広瀬建氏
を加えた、合わせて6人です。
公明党の会派と合わせると、衆議院の与党の勢力は221人となりますが、過半数の233議席までは、12人足りない状況です。
世耕弘成、西村康稔氏らの会派入りを批判 立民の野田佳彦代表「反省足りない」
2024/11/1 14:15
https://www.sankei.com/article/20241101-DPCLWIFSRRJBFDDCZHVHVX5G64/
立憲民主党の野田佳彦代表は2024年11月1日の記者会見で、自民党の派閥パーティ収入不記載事件に関与し、衆院選に無所属で当選した世耕弘成、西村康稔両氏らが衆院会派
「自民党・無所属の会」
に入る見通しとなったことを批判した。
「選挙が終わり禊が済んだと言うならば、思慮も反省も足りない」
と語った。
自民側の狙いに関しては、特別国会の首相指名選挙で石破茂首相を当選させるため
「数を確保しておきたいとの焦りがあるのだろう」
と指摘した。
言わんこっちゃない自民党大敗 総裁選で高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ 変わり身の朝日新聞、言い訳に笑い
2024.10/31 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241031-VCDRHRXXD5KM3JAK4LCZCNPLMA/
だから、言わんこっちゃない。
石破自民党が歴史的大敗。
自公で過半数割れは15年ぶりだ。
さすがに開票を見守っている時も、各社のインタビューでも石破茂総理に笑顔は一切ナシ。
それでなくても悪い目つきがますます悪くなっていた。
「なぜ、言わんこっちゃない」か。
1カ月前、2024年9月27日の自民党総裁選。
第1回投票で大方の予想に反し、高市早苗候補が、石破候補を圧したのだ。
高市候補 議員票72 党員・党友票109 計181
石破候補 議員票46 党員・党友票108 計154
ところが決選投票ではこれが逆転。
石破候補 議員票189 地方票26 計215
高市候補 議員票173 地方票21 計194
つまり、第2回投票で石破候補の議員票は143票も増えていたのだ(高市候補は101票増)。
岸田文雄前総理の指示か、菅義偉元総理の依頼かは知らないが、143人もの議員が、石破候補を新たに支持したことになる。
この時、高市候補を支持する議員が、あと22人増えてさえいれば高市総理が実現していたのだ。
もし、あの時、高市候補を選んでいれば、日本初の女性総理として、世界のメディアでも話題になったに違いない。
選挙中に自民党の、あのどんよりしたような暗い雰囲気はなく、清新な風が吹いていたろう。
石破総理は応援に来なくていい。
来れば票が減るなんてこともなく、高市さん、全国の候補から引っ張りだこだったろう(総理でなくても引っ張りだこで、全国を飛び回っていた)。
むろん選挙にも負けなかったに違いない。
繰り返すが、総裁選決選投票で石破さんに票を投じた自民党議員の責任は重い。
今回の自民党大敗は、あの時、高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ、だから
「言わんこっちゃない」
と言っているのだ。
むろん、新聞各紙、選挙後、石破総理を一斉に批判。
石破総理に厳しいのが産経。
<石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった>
<自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた>
<国会論戦も十分に行わず早期解散に走った>
<これで選挙に勝てると思っていたのなら信じ難い>
意外だが、朝日新聞が一番手厳しい。
社説でハッキリ石破総理に引導を渡している。
<自民党がなお議会第1党だとしても、「自公で過半数」という自ら設定した最低限の目標を達成できなかった以上、石破首相は職を辞すのが筋だ>
党内野党として石破氏が安倍晋三元総理を批判していた時は、散々、持ち上げて、事あるごとに利用してきた朝日、さすがに変わり身が早い。
<期待が大きければ、その分、失望も大きい>
と言い訳しているのが笑える。
党内では
「首相の責任は重大、続投は難しい」
の声も少なくない。
だが、石破総理自身は続投の意志を捨てず、
「色んな選択肢があるだろうよ」
と他人事のように
「続投を明言」
しているらしい(2024年10月28日産経)。
誰か、石破総理の首に鈴を付ける奴はいないのか。
(月刊『Hanada』編集長・花田紀凱)
<正論>惨敗した首相に国民を守れるか
麗澤大学教授・八木秀次
2024/10/31 8:00
https://www.sankei.com/article/20241031-UK2MSTVJUFLK5JR4Y2VOXIN2HA/?outputType=theme_election2024
■続投は理屈が通らない
平成19年7月、第1次安倍晋三政権でのことだ。
自民党は参院選で惨敗し、第一党の座を民主党に譲った。
衆参「ねじれ」の始まりだ。
安倍首相は続投の方針を表明したが、この時、党の総務会で
「選挙に負けたにもかかわらず、続投するのは理屈が通らない」
と公然と首相の辞任を求めた議員がいた。
現在の首相の石破茂氏だ。
その後、安倍氏は体調を崩して辞任した。
2年後の平成21年7月、麻生太郎内閣は低支持率に喘いでいた。
都議会議員選挙で自民党が敗れた際、内閣に身を置きながら派閥を率いて
「麻生おろし」
の先頭に立った閣僚がいた。
石破農水相だ。
麻生首相は飼い犬に手を嚙まれる思いだったという。
今月2024年10月27日投開票の衆院選挙で自民・公明の与党は目標とした過半数(233議席)をも大幅に下回る大惨敗を喫した。
参院選や都議選での敗北ではない。
政権選択選挙とも言われる衆院選で、だ。
与党過半数割れのままでは予算案も法案も通らない。
異常事態だ。
何より野党その他の総計が過半数を占めた状態では内閣不信任案をいつでも可決できる。
それでも石破首相は続投を重ねて表明している。
首相就任8日後という戦後最短で解散総選挙を行う理由を憲法69条に言及して
「新しい内閣について、国民に信を問うことが憲法の趣旨からもそういうことだ」
と述べていたはずだ。
国民の信任を得られなかったにもかかわらず、続投するのは
「理屈が通らない」。
過去の自分の言動によって
「後ろから鉄砲を撃たれる」
思いがしていることだろう。
長かった党内での野党暮らしは責任がなく気楽だったはずだ。
「正論」
も述べられた。
今、
「与党」
の首領として生き地獄の苦しさを味わっていることだろう。
■国民的人気も幻だった
大惨敗の原因は
「政治とカネ」
の問題そのものではない。
政治資金の不記載問題は、一部の法令違反は処罰されて当然だが、それ以外は今後、記載を徹底し再発を防止するとすればよかった程度のことだ。
これの処理の仕方を誤って派閥解消などの大きな問題にしてしまい、
「国民の怒り」
を醸成したのが岸田文雄前首相だった。安倍派の力を削ごうとした節も否定できまい。
その岸田氏が低支持率で退任することになり、国民的人気があると勘違いして自民党総裁選で後継に選んだのが石破氏だが、総裁選で大言壮語したものの首相になるや
「変節」
やトーンダウンし、大した政策もなかったことを露呈した。
選挙はこの政策を実現するために力を与えてくださいと訴えて勝つものだが、訴える
「この政策」
がなく、
「政治とカネ」
への防戦一本となった。
当てにした国民的人気も幻で、発足時の内閣支持率は28%(時事通信、2024年10月17日公開)という2000年以降の歴代内閣の最低を記録した。
選挙応援に入る度に票が減ると言われ、自民党支持層まで野党に投票した模様だ。
大惨敗の原因は石破氏の存在が大きい。
不記載議員を原則公認する方針を決めたものの、メディアの批判に圧されて一転して非公認や比例重複なしの
「二重処罰」
にしたが、非公認候補側にも公認と同じ2000万円を振り込んだ。
当選後に追加公認を受けるようにとの狙いだろうが、如何にも場当たり的だった。
これが選挙の最終盤に発覚し報道されたことで
「政治とカネ」
の問題を蒸し返し、
「国民の怒り」
を買って数十議席を減らしたとされる。
判断した森山裕幹事長、小泉進次郎前選対委員長ら執行部の責任は大きい。
■政策無視の「大連立」では
選挙の結果、安倍元首相が第2次政権以来、国政選挙に勝ち続けて築いてきた
「1強」
とも言われた強固な政権基盤はいとも簡単に崩壊した。
過半数割れの
「少数与党」
では政権運営に困難が伴う。
予算案や法案を通すためには野党との協力が必要になる。
当てにしていた国民民主党も日本維新の会も連立政権には加わらない方針だ。
益々野党の主張に歩み寄らざるを得ない。
首相は続投を表明した記者会見で野党の政策を取り入れるとも述べた。
これでは事実上の与野党の
「大連立」
だ。
野党の影響力が大きくなって懸念されるのは安全保障や経済だ。
台湾有事や朝鮮半島有事の危険が迫り、石破氏は否応なく、
「戦時下の首相」
となる可能性もある。
集団的自衛権の限定行使にさえ否定的な軍事音痴の野党第一党との協力で国民の生命を守れるのか。
間もなく選出される米国大統領にも対応できるのか。
財務省の意向に沿うべく積極財政の否定に向かうことはないか。
経済は低迷しないか。
安定的な皇位継承策の検討もこれまでと反対方向に向かうことはないか。
選択的夫婦別姓もそうだ。
憲法改正は進むのか。
党内野党を余儀なくされている高市早苗氏や旧安倍派の議員は党内政権交代に備えて政策を磨き、発信していってほしい。
<産経抄>居座る石破首相、言行一致の身の処し方を
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-R6DMQT64N5MG7N6B3LUJYMNMZU/
辞書に載る言葉には、業界用語を出自としたものが多い。
「暗転」
はその1つである。
<物事が悪い方に転じること>
は後から加わった意味で、本来は
<舞台を暗くして、幕を下ろさずに場面を変えること>。
つまり芝居用語だ。
▼対義語を
「明転(あかてん)」
という。
<舞台が明るいままで場面を変えること>。
次の場面がすでに出来上がっており、回り舞台ではよく使われる手法である。
ただし
<物事がいい方に転じること>
の意味はなく、採録しない辞書も多いと聞く。
▼先日の総選挙を下敷きにした舞台『国民の審判』は、過半数割れした
「自公の大敗」
編から
「少数与党の悲境」
編へと場面転換しそうだ。
脇を固めた若手選対委員長の降板をよそに、自身は主役に居座り、場面の明転を待つつもりらしい。
続投の意思を示した石破茂首相である。
▼「国民の批判に適切に応え」
ながら職務に当たるという。
与党過半数を勝敗ラインと明言したのは他ならぬ首相で、続投は現政権を否定した選挙結果への答えになっていない。
「国政の停滞は許されない」
との説明も、責任逃れの方便に聞こえる。
▼石破氏と言えば
「ねじれ国会」
を招いた第1次安倍晋三政権時に、安倍氏を舌鋒鋭く責めた姿が忘れ難い。
麻生太郎政権では閣内から事実上の退陣を迫りもした。
過去のご自分を鏡とし、言動にいささかのぶれもない身の処し方を、信を置ける政治家の作法を見せてもらいたい。
▼安全保障、国民生活、災害対応。
どれ1つとして置き去りにできぬ課題で、国政が停滞すれば国民は甚だ迷惑する。
次の場面に移る前に、一案としてこんなト書きを台本に入れてみる。
<ト ここで暗転、主役交代>。
総裁選を行う気力くらい、なければ困る。
<主張>野田氏の支持要請 現実路線なしでは空論だ
社説
2024/10/31 5:00
https://www.sankei.com/article/20241031-L4VASTN36ZJOBF4YXY6QB5RHE4/
立憲民主党の野田佳彦代表は、日本維新の会の馬場伸幸代表と会談し、特別国会の首相指名選挙で自身に投票するよう要請した。
議席を大幅に伸ばした野党第一党として、他の野党に協力を呼び掛けること自体は否定しない。
だが、基本的な政策を見ると、立民は政権担当能力を欠いている。
衆院選公約などで掲げた政策では日本の独立と繁栄、国民の命・暮らしを守れまい。
衆院選で勢いづいているとはいえ、野田氏が本気で政権を担うつもりなら、反省と基本政策の現実路線への転換が必要だ。
立民は衆院選で外交・安全保障政策について
「日米同盟が基軸」
とした一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という立場を変えなかった。
反撃能力の保有にも消極的だ。
これでは抑止力が損なわれ、日米同盟は旧民主党政権時のような危機に陥るだろう。
エネルギー政策では
「原発の新増設は認めない」
と宣言し、党綱領では
「原発ゼロ」
の実現を謳う。
脱炭素化や電力の安定供給に逆行している。
国の根幹をなす憲法改正にも後ろ向きだ。
自民党の自衛隊明記案に反対し、国会議員任期延長を含む緊急事態条項の創設も
「必要ない」
としている。
安定的な皇位継承策では、野田氏は
「女性宮家」
の非皇族男子の夫と子の皇族化に拘っている。
これは日本の皇統を断絶させる
「女系天皇」
に繋がる恐ろしい議論だ。
馬場氏は野田氏の要請を持ち帰り、
「大義や具体的な政治改革案がなければ、与することは出来ない」
「やはり政治とカネの問題だ」
と語った。
政治とカネの問題を主軸に交渉するつもりなら、首相指名選挙を履き違えることになる。
政権の舵取り役を決める選挙なのだから、皇室や外交安保、エネルギーなどの基本政策を重視すべきだ。
普通の国会共闘とは次元が違う。
馬場氏は2024年10月27日、立民について
「外交安保やエネルギー、憲法など基本的な政策で党内がまとまっていない」
と批判していたはずだ。
野田氏は共産党の田村智子委員長にも首相指名選挙での協力を求めた。
党綱領に日米安全保障条約の廃棄を記すなど、基本政策が立民以上に非現実的な共産にまで要請したことは間違っている。
首相、衆院選惨敗を党の責任にすり替え 政策を争点としなかった戦略ミスの反省みられず
阿比留瑠比の極言御免
2024/10/31 1:00
https://www.sankei.com/article/20241031-C5A4Z42JZRJN7KN44VVPHMJ76Y/
私事で恐縮だが、筆者が社会部から異動となり、政治部へと着任したのは26年前の平成10年7月12日、参院選の投開票日だった。
その日の深夜か翌未明に、当時の橋本龍太郎首相(自民党総裁)が次のように述べて、敗戦の責任を取って辞任を表明した。
「全てをひっくるめて私自身の責任だ」
「力不足」
「それ以上に言うことはない」
参院選で自民は16議席減らしたが、44議席を獲得した。
しかも参院選は、政権選択選挙と言われる衆院選とは位置付けが異なる。
にもかかわらずの橋本氏の引責辞任に、政治家、なかんずくリーダーの身の処し方、潔さというものを考えさせられたのだった。
一方、安倍晋三元首相は平成19年7月の参院選で大敗しても辞めなかった。
既に各種世論調査で自民劣勢が明らかだった平成19年7月29日の投開票日の数日前、安倍氏は筆者にこう話した。
「小泉さん(純一郎前首相)からも電話がかかってきて
『負けても絶対に辞めるな。参院選に負けても政権が変わるわけではない。いちいち一喜一憂せずにやればいい』
と言われた」
■続投の安倍首相を攻撃
参院選は政権選択選挙ではないのだから、時の首相によってそれぞれの考え方や判断があるのだろう。
ただ、続投を表明した安倍氏に対し、こう激しく攻撃したのが石破茂首相だったことは踏まえておきたい。
「安倍首相は
『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』
と訴えたのに、どう説明するのか」(党総務会)
「安倍首相は
『反省すべきは反省する』
と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」(党代議士会)
石破首相は政権選択選挙である衆院選で惨敗し、与党での過半数も失ったことをどう受け止めるのか。
首相に
「ノー」
を突き付けた民意を無視して続投を決め込み、2024年10月28日の記者会見では次のように党の問題へと摩り替えた。
「自民党は反省が足りないとご叱責を賜った」
「党内の論理、党内の理屈は一切排除し、政治とカネについて抜本的な改革を行っていく」
「党内融和よりも国民のご理解ということの方を私は優先していかねばならないし、党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がったのではないかという反省を、私自身は思っているところだ」
せっかく党総裁選で政策論争に注目が集まっていたのに、衆院選では明確な基準も示さないまま党所属議員を非公認や重複立候補禁止処分とし、自ら政治とカネの問題を争点とした自分自身の戦略ミスや判断の誤りへの反省はない。
あくまで悪いのは他者であると強調し、党内融和には目を向けない。
こんな延々と魔女狩りや内ゲバを続けるような姿勢が、有権者の嫌悪感を誘うことには気づかないのだろう。
ろくに党内もまとめられずに、国民の願いや要望に応えることはできるのか。
■「一瞬は人を動かす」
安倍氏は首相時代の令和2年6月17日、自身の次の首相候補とされた岸田文雄前首相と石破首相とを比較して、筆者に語っていた。
「政治は人を動かすかなりの要素、情熱が大事だ」
「岸田さんは最後は人を動かす所を見せないといけない」
「石破さんは本物ではないけど、一瞬は人を騙して動かす能力がある」
「彼こそ本当の『言うだけ番長』なのだけど」
その言葉通り、総裁選で石破首相は一瞬、所属議員を動かし首相の座に就いた。
石破首相に1票を投じた議員らは、自民の転落をどうみているのか。
(論説委員兼政治部編集委員)
どうなる首相指名選挙 石破首相選出の流れも自民内造反の可能性に懸念
2024/10/30 21:03
https://www.sankei.com/article/20241030-EJ6PX23YLBNK7MYACULWRJYDPM/
来月2024年11月11日に召集予定の特別国会で行われる首相指名選挙は、キャスチングボートを握る国民民主党が立憲民主党の野田佳彦代表に投票しない方向となり、自民党総裁の石破茂首相が選出される流れが強まった。
衆院本会議での1回目の投票では、ほとんどの議員が所属政党の党首に投じるとみられ、誰も投票総数の過半数を獲得できない見通し。
石破首相と野田氏の2人による決選投票が行われる公算が大きい。
衆院の過半数は233議席。決選投票は自民、公明両党(計215議席)が支持する石破首相、共産党も投票を前向きに検討している立民の野田氏(立民と共産で計156議席)の2人が他党票の取り込みを狙う。
ただ、
「票田」と
なる日本維新の会(38議席)の馬場伸幸代表は2024年10月29日のBSフジ番組で
「どちらかに軍配を上げることはできない」
と語った。
国民民主(28議席)の玉木雄一郎代表も2024年10月30日の党会合で、決選投票でも玉木氏自身に投票する方針を説明した。
両党とも来年2025年夏に参院選を控える中、
「野合」
批判を避け、独自性をアピールする必要がある。
首相対野田氏の決選投票で投票用紙に
「馬場」
「玉木」
と書けば無効票となり、自公勢力が立共勢力を上回り、首相の勝利が有力だ。
ただ、馬場氏は2024年10月30日、記者団に、立民と政治改革に関する協議を行うと述べた上で、野田氏に投票する可能性について
「これからの協議の中身(次第)だ」
と完全に排除はしなかった。
また、自民内の一部には、衆院選で与党過半数割れとなった責任を首相が取って退陣すべきだとの声もある。
首相周辺は、首相指名選挙の投票を棄権する自民議員が出る事態を警戒している。
このため、現時点で可能性は低いものの、野党の大連合が成立したり、自民内の造反によって野田政権が誕生したりする可能性もゼロとは言えない。
石破首相「辞任必要ない」65・7% 内閣支持率は32・1%に急落 共同調査
世論調査
2024/10/29 18:30
https://www.sankei.com/article/20241029-A5DPYG3NWBMV3CYK7CDXWCWATE/
衆院選の結果を受けて共同通信社は2024年10月28、29の両日、全国緊急電話世論調査を実施した。
石破内閣の支持率は32・1%で、内閣発足に伴う2024年10月1、2両日調査の50・7%から18・6ポイント下落した。
不支持率は52・2%。
与党過半数割れとなった自民、公明両党の連立政権継続を望むとしたのは38・4%で、望まないが53・0%だった。
自民の派閥パーティー収入不記載事件に関与し、当選した議員を要職に起用することに79・2%が反対し、賛成は16・3%だった。
望ましい政権の枠組みは
「政界再編による新たな枠組み」
が31・5%と最多で、自公の少数与党政権は18・1%。
一方、石破茂首相が過半数割れの責任を取り辞任すべきだとの回答は28・6%にとどまり、辞任は必要ないが65・7%だった。
自民の議席減に不記載の影響があったと思うとの答えは91・4%。
選挙結果で
「政治とカネ」
問題が根絶に向かうとの見方は23・9%で、向かわないが72・5%を占めた。
少数与党希望は自民支持層の4割 今後の政権枠組み、無党派層は「政界再編」が最多
世論調査
2024/10/29 18:53
https://www.sankei.com/article/20241029-5BJVP5UYLZLVTLY4M4STSCXYYA/
衆院選の結果を受けて共同通信社が2024年10月28、29の両日に行った全国緊急電話世論調査で、今後の望ましい政権枠組みを政党支持層別に見ると、自民党支持層では
「自民、公明両党による少数与党政権」
が最多の39・8%だったものの過半数に届かなかった。
次いで多いのが
「自公に日本維新の会などを加えた政権」
の28・2%で、一部野党と連携してでも政権の安定化を望む意向がにじんだ。
公明支持層では、自公の少数与党政権が50・9%と過半数に上った。
立憲民主党支持層と共産党支持層は
「立民を中心とした多くの野党による政権」
が最も多く、それぞれ61・7%と59・1%。
維新支持層は
「自公と維新など」
が最多の40・5%だった。
「支持する政党はない」
とした無党派層は
「政界再編による新たな枠組みの政権」
が最多で42・4%。
国民民主党支持層の48・2%、れいわ新選組支持層の55・3%も政界再編を希望した。
自民内から「石破おろし」の声相次ぐ 首相、国民民主と連携に活路 立民も多数派工作
2024/10/28 21:20
https://www.sankei.com/article/20241028-FHBW6MW5XNNW7EZEDBSSZMWDAQ/?outputType=theme_election2024
自民、公明両党で過半数割れの大敗を喫した衆院選の翌2024年10月28日、自民内では石破茂首相(自民総裁)の責任論が相次いだ。
それでも続投を表明した首相は、躍進した国民民主党との連携強化で打開を図る。
だが、国民民主は連立入りを否定。
首相は同党の政策を取り入れて協力関係を築きたい考えだが、予算案や法案ごとに賛成を求めることになれば政権運営が不安定化するのは必至だ。
■目に見える変化が肝要
首相は2024年10月28日の記者会見で
「『自民党は目に見えて変わったね』と実感して頂くことが肝要だ」
と述べ、政策活動費の廃止などを表明した。
自身が辞任するのではなく、衆院選の敗因は自民の改革姿勢の甘さにあると定義し、踏み込んだ改革案を打ち出すことで敗北の責任を取る−という筋書きと言える。
ただ、そんな思惑とは裏腹に、党内では
「石破降ろし」
が始まった。
「自民党石破政権への信を問うてこの結果、ということを軽視しすぎではないのか」。
小野田紀美参院議員は2024年10月28日、自身のSNSで、小泉進次郎選対委員長の辞任だけでは不十分との認識を示した。
山田宏参院議員もSNSに
「選対委員長の辞任で済む話ではない」
と投稿した。
小林鷹之元経済安全保障担当相も党幹部の責任論に言及する。
3氏とも、党内の
「反石破」
勢力から旗頭として期待される高市早苗前経済安保担当相に近い。
■党内論理より国民理解を
党内の反発について、首相は
「等閑視するつもりは全くない」
と語る一方、
「党内融和よりも国民の理解を優先していかねばならない」
「党内論理を優先したことが厳しい結果に繋がった」
と持論を述べた。
首相の念頭にあるのが、勢力を4倍に増やした国民民主との連携だ。
「議席を大きく伸ばした党がある」
「どのような主張に国民が共感、共鳴したのか」
「取り入れるべきは取り入れることに躊躇があってはならない」。
首相が記者会見でこう語ると、同席した森山裕幹事長は何度も頷いた。
森山氏は他党との交渉の中心的役割を担うだけに、政権継続のためには
「辞めさせられない」(別の党幹部)。
ただ、国民民主の玉木雄一郎代表は2024年10月28日、支援組織・連合の芳野友子会長に、自公連立政権に参画しない考えを伝えた。
国民民主は、自民に43議席差まで迫った立憲民主党からも触手を伸ばされている。
立民は同日2024年10月28日の執行役員会で、特別国会の首相指名選挙で、野田佳彦代表に投票するよう野党各党に協力を求める方針を確認した。
■政権への協力は十分ある
野田氏は記者団に、一部野党が石破政権に協力する可能性は
「十分ある」
と指摘。
「注意深く見ながら、こちら(野党側)のチームをどう作っていくかに心を砕きたい」
と述べ、過半数割れした自公による野党勢力の切り崩しを警戒した。
焦りの裏返しか、他党との交渉に関し
「誠意のある対話」
というフレーズを何度も口にした。
もっとも国民民主は、野田氏への投票要請も受け入れない考えだ。
首相指名選挙は1回目の投票で過半数を得た候補がいない場合、上位2人の決選投票を行う。
首相と野田氏の一騎打ちになる公算が大きいが、玉木氏は2024年10月28日の民放番組で
「無効となっても玉木と書く」
と述べた。
榛葉賀津也幹事長も同日、連合傘下の産業別労働組合(産別)に、こうした方針を伝えており、立民の多数派工作も最初から躓きそうだ。
<主張>国民の審判 首相の居座りは許されぬ 直ちに辞職し新総裁選出を
社説
2024/10/29 5:00
https://www.sankei.com/article/20241029-CEB23AAJIJPI7NMIRKWA2U4OUQ/
衆院選で大敗を喫した石破茂首相(自民党総裁)が2024年10月28日の記者会見で、引き続き政権を担う意欲を示した。
自身が設定した与党過半数という勝敗ラインを割り込む大敗の責任を取らずに、石破首相が政権に居座ろうとするのは信じ難いことだ。
責任を取って潔く辞職すべきである。
自民は比較第1党に踏みとどまった。
友党の公明党と共に政権構築を目指すのは分かるが、それは国民の信を失った石破総裁の下ではあり得ない。
自民は速やかに総裁選を実施し、新総裁と新執行部が他党と交渉するのが望ましい。
■本当に反省しているか
石破首相は会見で、衆院選の審判を
「真摯に厳粛に受け止める」
と語った。
だがその言葉とは裏腹に、
「国政の停滞は許されない」
と繰り返し、
「安全保障、国民生活、災害対応に万事遺漏なきを期すことも私どもが負うべき責任だ」
と述べた。
そこには反省が感じられない。
国民は衆院選で石破首相に国政運営を託したくないという判断を示した。
それが何故分からないのか。
有権者の審判を無視するトップが政権の座に留まろうとして国民の支持を得られると思うなら甘過ぎるし、民主主義から外れている。
全ての自民国会議員は、石破首相の続投こそが、国政の停滞を招くと知るべきである。
自民の小泉進次郎選対委員長は2024年10月28日、
「選挙の結果責任は選対委員長が引き受ける」
として辞任した。
小泉氏は自身の進退について
「目標を達成出来なかったのに責任を取らない自民党では、不信感の方が大きいと思う」
と語った。
これは石破首相、森山裕幹事長にこそ言えることである。
自民千葉県連会長の桜田義孝元五輪相は
「議席をあれだけ減らした」
「責任はある」
と述べ、首相や執行部の早期退陣を促した。
これが国民感覚に沿った判断だろう。
石破首相は、第1次安倍晋三政権時の参院選で自民が大敗し
「ねじれ国会」
となった際に、続投を表明した安倍首相を攻撃した。
党総務会で
「(安倍)首相は『私か小沢一郎民主党代表かの選択だ』と訴えたのに、どう説明するのか」
と非難した。
代議士会では
「首相は『反省すべきは反省する』と言っているが、何を反省し、どう改めるのかはっきりしてほしい」
と責め立てた。
同じ事を石破首相に問いたい。
2024年10月28日の会見で
「自民党は心底から反省し、生まれ変わらなければならない」
と語ったが、トップである自身がまず責任を取るべきだろう。
麻生太郎政権時に農林水産相だった石破首相は、事実上の退陣を迫ったこともある。
過去の言動との整合性がなければ、石破首相への信頼は集まらない。
首相の言葉は限りなく軽いものとしてしか受け取られまい。
■森山幹事長も責任重い
他人に厳しく自分に甘い、主権者である国民の審判を軽んじる。
そこに謙虚さは見当たらない。
このような有り様で与党は特別国会の首相指名選挙に確実に勝てるのか。
よしんば勝ったとしても、自民党内からは辞任論が出て、石破首相の求心力は低下している。
安定した政権運営が出来るのか。
森山幹事長の責任も重い。
選挙戦最終盤には、自民が非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、
「政治とカネ」
を巡る批判に拍車を掛けた。
石破首相は
「選挙に使うことはない」
と述べたが説得力に乏しかった。
支給を主導したのは森山氏だったとされる。
石破首相の就任後に、臨時国会で予算委員会を開かず早期に解散するよう進言したのも森山氏である。
首相と森山氏は衆院選を有利に展開しようと党利党略に走ったが、思惑外れに終わった。
政府与党は首相指名選挙を行う特別国会を2024年11月11日に召集する方向で調整している。
だが、憲法第54条は衆院選投票日から30日以内の召集を定めている。
殊更引き延ばすことはあってはならないが、国会議員中心の自民総裁選を実施するくらいの日程的余裕はある。
自民は新総裁を選び、出直しを図らねば信頼回復は遠く、来年2025年の参院選でも有権者から厳しい審判を受けるだろう。
石破首相が今、日本と国民、党のために出来ることは速やかに辞任することしかない。
政治空白、許されぬ…政治部長・小川聡
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50036/
長期政権のぬるま湯に浸かり、有権者の意識とかけ離れた
「党の論理」
を捨て切れない自民党に、厳しい審判が下った。
これまでの自民党政治家と違う感覚で政権を運営するのではとの石破首相への期待は、瞬く間に失望に変わった。
予算委員会なしでの衆院解散や、政治資金問題に関わった前議員らの公認問題と2000万円の活動費支給を巡る対応などで、総裁選で掲げた
「国民の納得と共感」
よりも自民党の事情と都合を優先する姿勢が露呈し、国民の怒りの火に油を注いだ。
立憲民主党は、3年前2021年の衆院選を教訓に、自民党にお灸を据えようと考える中道保守層の投票の受け皿になった。
野田代表が、
「原発ゼロ」
をはじめとした非現実的な安全保障・エネルギー政策を封印し、共産党との連携に距離を置いたことが奏功したと言えよう。
立民は選挙戦で、
「政治とカネ」
問題への批判に注力し、景気対策や社会保障などの具体策を論じる機会は少なかった。
「敵失」
で議席を伸ばした面が大きく、自らの政策・主張が全面的に支持を集めたという過信は禁物だ。
日本を取り巻く環境は国内外で厳しさを増しており、一刻の猶予も許されない。
経済停滞や社会保障・財政の不安、自然災害への対応などを急がなくてはならない。
北朝鮮や中国による軍事的威圧や威嚇、一方的な現状変更や侵略の脅威に直面し、日本の主権や平和、繁栄を維持できるかどうかの岐路にある。
与党の過半数割れにより、当面、政権が弱体化することは避けられまい。
各党は、政局を優先して分断を加速させるのではなく、 真摯な議論を通じて現実的に答えを出していくことが不可欠だ。
内外の有事を前に、政治空白を作ってはならない。
衆院選、全議席が確定 自民191、立民148、維新38、国民28、公明24、れいわ9
2024/10/28 4:05
https://www.sankei.com/article/20241028-PRREEDNFJRJSFA344HTTAVVAPQ/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選は2024年10月28日未明、比例代表東北ブロックで立憲民主党が最終議席を確保し、全465議席が確定した。
各党の獲得議席は、自民191、立民148、維新38、公明24、共産8、国民28、れいわ9、社民1、参政3、政治団体の日本保守党3、無所属12で確定した。
<主張>与党「過半数割れ」 審判を重く受け止めよ 安定した政権の構築を求める
社説
2024/10/28 5:00
https://www.sankei.com/article/20241028-FCCUJHFOJVJ47OD67N322RXKGY/
第50回衆院選の投開票が行われた。
政権の信を問うと臨んだ石破茂首相は勝敗ラインに自民党、公明党の与党過半数を設定していたが、届かなかった。
立憲民主党は躍進し、国民民主党も議席を伸ばした。
自民にとって野党に転落した平成21年の衆院選以来となる歴史的敗北だ。
首相は選挙結果を重く受け止めねばならない。
今後自民は非公認当選者の追加公認を図る見通しだ。
国際情勢は厳しく、混迷の度合いを増している。
今後、特別国会で首相指名選挙が行われるが、各政党は安定政権を作るべく努力してもらいたい。
国政を停滞させてはならない。
■言い訳選挙では勝てぬ
今回の大敗は、石破首相と自民執行部が
「言い訳選挙」
にしてしまったことが大きい。
言い訳選挙で優勢に戦うことなど望むべくもない。
自民の旧安倍派などの派閥パーティー収入不記載事件への有権者の怒りはくすぶっていた。
それにうまく対応できなかったのが首相だった。
就任後、不記載の前議員の非公認を増やし、比例代表との重複立候補を認めなかった。
しかも一気に事を決めず騒動を続けた。
世間の関心が
「政治とカネ」
一色になったのはそのせいでもある。
選挙戦最終盤には自民が、非公認にした候補が代表を務める政党支部に活動費2000万円を支給したことが報じられ、首相は党勢拡大のためで
「選挙に使うことはない」
と釈明した。
これも有権者の投票行動を左右した可能性がある。
有権者や他党からどう見られるかを考えなかった石破首相や森山裕幹事長には、自民内から疑問の声が上がった。
石破首相は高市早苗前経済安全保障担当相との協力関係構築にも失敗し、閣僚人事で挙党体制を作らなかった。
自民の岩盤支持層の離反を招き、票が日本保守党や参政党などへ流れた。
国会論戦も十分に行わず早期解散に走った。
これで勝てると思っていたのなら信じ難い。
衆院選で政治とカネの問題への有権者の憤りが改めて示された。
各党は政治改革の具体策で合意し、速やかに実行に移すべきだ。
それを怠れば政治不信に拍車がかかる。
言い訳選挙になったのは、もう1つ理由がある。
それは、石破首相が政治とカネの問題を上回る、または匹敵するような政策上の大きな争点を国民に示せなかったことだ。
衆院選は常に日本の独立と繁栄、国民の生活と暮らしがかかった、日本の針路を決める政権選択選挙なのである。
にもかかわらず日本の針路を巡る本格的な論戦は展開されなかった。
とりわけ日本を守る安全保障が重視されなかったのは残念だ。
■立民は国を守れるのか
台湾有事の懸念が高まっている。
公示の前日には、中国軍が台湾を包囲する形で大規模な演習も行った。
今回の衆院選で選ばれた議員が台湾有事に直面する可能性がある。
北朝鮮の軍はウクライナ侵略に加担する見通しだ。
朝鮮半島有事がロシアを含む日本有事へ拡大することもあり得る。
その危機が十分には語られず、抑止力のための防衛力の抜本的強化、国民保護などの具体策の議論が深まらなかったのは問題だ。
立民の影響力は増大する。
野田佳彦代表は外交・安保政策の継続性を重視する考えを示す一方で、集団的自衛権の限定行使は憲法違反という党の立場を変えていない。
反撃能力の保有にも積極的ではない。
これで国民を守れるのか。
この政策では日米同盟を危機に陥れた旧民主党政権の二の舞いになる恐れがある。
政策上の欠陥を抱えたままの立民に政権担当能力があるのか疑問だ。
経済を巡っては、各党がこぞって消費税減税や給付金支給などの物価高対策を示した。
だが財源を含む具体化の道筋には曖昧なものが多く、バラマキ色が目立った。
物価高に負けない賃上げを果たし、デフレからの完全脱却を確実にするには、生産性を向上させて企業の収益力を高める取り組みが欠かせない。
そうした積年の課題を解決しなければならない。
憲法改正の動きを後退させてはならない。
自民の大敗に加え、改憲に前向きな日本維新の会が振るわなかった影響は大きい。
自衛隊明記や緊急事態条項の創設は急務で、国会は改憲原案の条文化を進めるべきだ。
衆院選自公惨敗 長期政権の驕りが不信招いた
2024/10/28 5:00
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20241028-OYT1T50056/
◆国政の停滞は避けねばならない◆
自民、公明の与党が衆院選で惨敗し、過半数を割り込んだ。
今後、一部の野党の協力を得て、引き続き自公が政権を担い続けられるのか。
あるいは、立憲民主党を中心とした野党勢力が政権交代を起こせるのか。
政局は一気に流動化する情勢となった。
また、
「自公で過半数」
を勝敗ラインに設定していた石破首相の進退も焦点となる。
■政局の流動化は確実
第50回衆院選が開票された。
自公は、2012年の政権復帰以降、経験したことのない逆風に晒された。
大幅な議席減は、政治とカネの問題に象徴される、長期政権の驕りや緩みに対する国民の不信感を反映した結果と言えるのではないか。
一方、多くの野党は議席を増やしたが、理念や基本政策の異なる各党で協力できるかは見通せない。
自公、立民それぞれが過半数確保に向け、多数派工作を繰り広げることになりそうだ。
与野党の勢力が伯仲することで、予算案や法案を巡る攻防が激化して政策遂行が遅れる事態が懸念される。
実際、2007〜2008年の福田内閣当時は、野党が国会運営を主導し、国政が停滞した。
今後、政権の枠組みを巡って与野党が駆け引きを繰り広げ、混乱が長引く可能性もある。
山積する内外の難題に適切に対応できるのか。
与野党共に大きな責任を負うことになった。
今回の衆院選は異例ずくめだった。
石破政権が内閣発足直後の
「ご祝儀相場」
を当て込み、戦後最短での衆院解散に踏み切った。
だが、自民党は、政治資金問題を抱えた前議員らの処遇を巡り、原則として全員を公認する方針が批判されると、非公認を次々と増やし、定見のなさを露呈した。
選挙戦の終盤には、非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、党本部が公認候補向けと同額の2000万円を支給していたことも発覚し、混乱を広げた。
執行部の失態と言う他ない。
自民が苦戦した背景には、
「岩盤」
と呼ばれた保守層の支持が離れたこともあるのではないか。
岸田前首相が昨年2023年、性的少数者(LGBT)理解増進法の成立に急に舵を切ったことや、総裁選での選択的夫婦別姓の議論に反発する支持者は多かった。
こうした政策に反対してきた参政党や、政治団体・日本保守党が一定の支持を集めたのは、自民に不満を持つ保守層を引き付けることに成功したからだろう。
既成政党に対する不信感が、新興勢力を勢い付けている側面もある。
■現実的な主張が奏功か
先月2024年9月、15年ぶりに党首が交代した公明も厳しい選挙戦となった。
小選挙区選に初めて挑戦した石井新代表が落選したのは、支持母体の創価学会員の高齢化が影響しているとされる。
一方、立民の伸長は、自民の
「金権体質」
を争点化する手法が奏功したことが一因だ。
また、野田代表は、仮に政権交代が実現したとしても、現在の安全保障政策を 概 ね継承する考えを示した他、原子力発電を含むエネルギー政策について、党の綱領で定めた
「原発ゼロ」
に拘らない方針を強調した。
こうした現実的な主張が有権者に安心感を与えたようだ。
国民民主党も躍進した。
玉木代表が
「手取りを増やす」
と主張して、
「生活重視」
の姿勢を取ったことが、特に若い世代の支持拡大に繋がったのだろう。
日本維新の会が伸び悩んだのは、大阪・関西万博の会場建設費が想定以上に膨らんだことや、推薦した前兵庫県知事のパワハラ疑惑が影響したとみられる。
他方、選挙戦で政策論争が深まらなかったのは残念だ。
■課題を蔑ろにするな
物価高を上回る賃上げをどうやって定着させていくかは喫緊の課題である。
社会保障制度を持続可能な仕組みとしていくにはどうすればよいか。
急速に進む人口減少への対策も待ったなしだ。
ウクライナ戦争や中東の紛争が長期化し、国際情勢は激変している。
先進7か国(G7)の一角を占める日本は外交力を発揮し、国際社会の安定に貢献すべきだ。
日本周辺の安全保障環境はかつてないほど悪化している。
防衛力の強化はもとより、日米同盟を深化させると共に、友好国を増やしていく必要がある。
野党の選挙戦術もあって、政治とカネの問題が焦点となったのはやむを得ないとしても、国政の課題を蔑ろにするような事態は避けなければならない。
[社説]自民不信を突きつけた厳しい審判
衆議院選挙2024
社説
2024年10月28日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK271700X21C24A0000000/
政治とカネの問題で自民党に厳しい審判が下った。
第50回衆院選は2024年10月27日投開票され、自民、公明両党は過半数を大きく下回り敗北した。
自公は政権に復帰した2012年以来の岐路に立った。
石破茂首相らの責任論は避けられない。
自公は野党に協力を求めて政権を継続する方針だ。
立憲民主党は躍進し、多数派の形成に向けて野党各党と協議に入る。
政局は流動化し、政権の枠組みが見えない不透明な状況になった。
■世界の潮流が波及
自民は公示前の247議席から大きく減らし、下野した2009年以来の敗北となる。
接戦だった多くの小選挙区で競り負け、閣僚経験者や政治資金の不記載で非公認となった無所属前職ら有力議員の落選が相次いだ。
公明も石井啓一代表が落選したのをはじめ、牙城である関西で苦戦するなど、公示前の32議席を下回った。
立民は公示前の98議席から大幅に議席を伸ばした。
保守系の野田佳彦元首相を代表に据えたことで、自民支持から離反した保守層の受け皿になったとみられる。
自民との議席差を一気に縮める結果は、政権交代への足掛かりを築いたと言ってよいだろう。
自民の敗因が政治資金問題にあるのは明らかだ。
私たちは当初から
「政治とカネの問題は、扱いを誤れば政権の命取りになる」
と指摘してきた。
だが自民は生温い対応に終始し、有権者の不信感を拭うことはできなかった。
与党の敗北は世界的な潮流でもある。
選挙イヤーの今年2024年、各国で相次いだ現職や与党に逆風が吹く流れが日本にも及んできたと言えよう。
物価高や賃金、雇用など身近な課題に既存の政治が十分対応できず、有権者がノーを突き付ける構図だ。
政治資金の杜撰な管理が物価高に耐える国民の不満を増幅したと見るべきだろう。
選挙戦の争点が政治とカネの問題に集中し、政策論争が深まらなかったのは残念だ。
物価上昇を上回る所得向上への道筋や社会保障の給付と負担の見直し、人口減少に伴う地方創生の在り方などは、どんな政権であっても重要課題として取り組まざるを得ない。
日本の政治の安定が損なわれることになれば、対外的に大きなマイナスだ。
米大統領選の行方が見通せない中、日米同盟や日韓関係の不安定要因にならないよう注意する必要がある。
日米韓の連携が動揺し、中国や北朝鮮、ロシアに対日政策の軽視や周辺地域での過激な行動を誘発する事態は避けなければならない。
政治の安定は海外から日本にヒト、モノ、カネを呼び込む誘因の1つでもある。
政局が混迷すれば、日本への投資を控える動きにつながる懸念がある。
ようやく成長軌道に乗りつつある経済に水を差すことがあってはならない。
そのためには出来るだけ早く安定した政権基盤を取り戻す他ない。
自公は過半数を割っても一部の野党と連携することで政権を継続したい考えだ。
連立政権の枠組みへの野党勢力の参加も視野に入れるが、現時点で野党側に自公連立に加わる動きはない。
■熟議を取り戻す契機に
一方、立民は非自民勢力の結集に向けて野党各党と協議する意向だ。
ただ、どのような枠組みで政権を目指すのか、具体的な政権構想はこれからで、成否はまだ見通せない。
自民と立民の議席差が大幅に縮まったことで、衆院選後に開かれる特別国会での首相指名選挙に向け、両陣営の攻防が激しくなる。
国民民主党や日本維新の会などとの連携を巡る綱引きも予想される。
政権の枠組みが見えてくるには時間がかかりそうだ。
与野党の伯仲は政治の在り方として悪い事ではない。
政権交代を目指す立民の伸長は国会審議に緊張感を与える。
中道保守の第1党と第2党が熟議を通じ、重要課題を解決するのは政治の1つの知恵である。
立民にとっては政権担当能力を磨く場となり、政権への近道になるはずだ。
対外的にも日本の政治の安定と成熟を示すことになろう。
ウクライナ戦争や中東情勢は緊迫の度を増している。
与野党とも内向きの政争に陥るのではなく、国内外の情勢に目を向け、国際社会で求められる日本の役割を自覚して安定した政治を取り戻すことを急ぐべきである。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c30
5. 多摩川[246] kb2WgJDs 2024年11月03日 08:21:25 : NNHQF4oi2I : WXhzeVFYNXV5aGc=[1182]
国民が こうも バカとは
31. 減らず口減らん坊[329] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月03日 08:50:54 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[328]
そりゃそうだろ
「ゆ党」の価値が無くなるからな
与党と距離を置いて裏で臣従しつつ、野党支持者層の票を取り込めなければ議席が取れず意味が無いからな
結局、お題目通りの事がしたいのであれば、自民党か立民のどちらに付くかを選ばなければいけないんだよ
既に維新は自民に付くことを選んでるけどな
国民民主もまた、自民を選ぶしかなくなるだろう
大政翼賛会は近い
小沢はこういう事がわかってるから、強要はしないってだけだ
小沢だから悪なのではない、悪だから小沢なのだ
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c31
6. はっつぁん[29] gs2CwYLCgp@C8Q 2024年11月03日 08:55:31 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2573]
>日刊ゲンダイDIGITAL > ライフ > 暮らしニュース > 記事 > 国民民主党「“年収の壁”178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策 公開日:2024/11/03 06:00 更新日:2024/11/03 06:00
きょう(令和6年2024/11/03日(日):休日)の「総合 アクセス数ランキング(瞬間)令和6年2024/11/03 08:31更新」のトップ記事は、
いつもの、
デイリー現代、いや日刊ヒョンデ、じゃなかった、日刊ヒュンダイ、いや日刊ゲンダイ
の、
ライフ > 暮らしニュース
の、
コレですか・・・
>1日、国民民主党の榛葉賀津也幹事長が公明党の西田実仁幹事長と会談。前日の自民党に続き、案件ごとに政策協議する方針で一致し、自公国の「部分連合」に向けた協議の枠組みが固まった。
>玉木代表は控除の増加幅について「交渉次第だ」とトーンダウン。この日は報道陣に「100%これ(=178万円)をのまないと、1ミリでも変えたらダメだという気はない」と修正に含みを持たせた。
玉木は政治家ですからね。
>「控除は『生活維持のため最低限の収入を守る』という趣旨で始まった制度。消費税増税で国民の生活費にまでドンドン手を突っ込んでいる以上、75万円程度の引き上げは当たり前です」と言うのは立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏(税法)だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/feb0d94c576830a66050d3aea8ac5df575ab01ca
>東スポ 11/2(土) 18:11 高橋洋一氏 国民・玉木氏の経済政策に「財務省が裏で…」「彼は絶対全員論破できます」
>高橋氏は「自民党が何かしゃべるときは財務省が裏でしゃべってそれを口パクしてるだけだから。玉木さんは(元)財務省だから、絶対に全員論破できますよ。私はよく知ってるから、多分自民党の人かなわないと思う」ときっぱり。
識者って誰だか、書いてないけど、やはり口パクでしょうね。
まあ、イシバ政権は、最大の難所を通過したようですね。
https://www.youtube.com/watch?v=fp_VGtCURvI
>スケッチスイッチ なんか いい気持ち なれば いい感じ
7. 赤かぶ[229129] kNSCqYLU 2024年11月03日 08:59:47 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2713]
『103万円の壁』撤廃できる?国民民主・玉木代表「(撤廃を)全くやらないっていうことであれば、われわれは協力できない」と与党を牽制(2024年11月1日)
2024/11/01 MBS NEWS
10月31日、国会では自民・国民民主両党の幹事長らが会談。石破政権が取りまとめを目指す経済対策をはじめ、税制など政策の案件ごとに協議していくことで合意しました。
(自民党 森山裕幹事長)「補正予算の関係もこれあり、来年度予算の問題も税制を含めて、できるだけそのことを政策に生かせるように協議していきましょうということで合意できました」
しかし、国民民主党の玉木雄一郎代表は与党との協力にあたり、強いこだわりがありました。
(国民民主党 玉木雄一郎代表)「(103万円の壁撤廃を)全くやらないっていうことであれば、当然、われわれは協力できませんから。そのときは(与党は)過半数届いていないわけですから、予算も通らない、法律も通らない」
国民民主党は、衆院選で「手取りを増やす」政策を実現すると訴え、なかでも年収「103万円の壁」を178万円に引き上げる案に強い意欲を見せてきました。
10月29日、MBSの単独インタビューでも、次のように述べていました。
(国民民主党 玉木雄一郎代表)「『103万円の壁』を上げたい。とにかく大学生とかパートの皆さんから山のように選挙期間中に聞かされたのは、せっかく最低賃金が上がっても103万円で抑えないといけないから、10月で働けなくなって、11月12月にシフト入れませんと。全然豊かになれないので、これを上げてもっと働けるように、もっと稼げるようにしたいですね」
働き方、所得に直結する103万円の壁の引き上げ。街の人は…
(10代※専門学校生)「パートやアルバイトの時給はけっこう上がっていると思うんですけど、『103万円の壁』が上がらないのは結局意味ないやん。時給が上がる分、シフトを減らして調整」
(40代)「(103万円の壁で)週に2〜3日しか働けないとか、時短でしか働けないとなると、雇う側も雇いづらいというのでなかなか仕事が見つからない。上がるのであればかなり(仕事の)範囲が広がるんじゃないかなと思います」
(40代※配達員)「今の物価高騰と合わせるんだったら300万円くらいしなければつじつまが合わない。国民はほとんど納得しないんじゃない」
“少数与党”の自民党に対し、キャスティングボートを握ることになった国民民主党。11月1日は、立憲民主党と国民民主党の幹事長らが会談し、参議院選挙を見据え、政策協議を進めることで一致。国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、会談後「立憲と政策ごとに連携していく。自民党と同じことを確認した」と述べました。
国民民主党が衆院選を通して強く訴えてきた年収「103万円の壁」の引き上げは実現するのでしょうか。
▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c7
8. 赤かぶ[229130] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:02:07 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2714]
口先三寸\_(・ω・`)コレ
— 中野せいしょう🕥🕵️♂️ (@QluZwGwf7d1xL7O) November 2, 2024
"国民民主党「“年収の壁”178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策" - 日刊ゲンダイDIGITAL #SmartNews https://t.co/8IIvzI4NWq
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c8
9. ボキ[196] g3uDTA 2024年11月03日 09:10:11 : xJbz8F86rg : aVNZN0sucHlsVXM=[681]
毎年、政府が通貨を発行して、国民全員に百万円を配る。でなかったら、マイナンバーカードを発行する意味もなくなる。日本は、国家予算とGDPがほぼ同等の国なので、国家予算を上げればGDPも上がる。今の政府は、特定の人だけに金を配っているから不平等となり、多くの国民から明るい未来を奪っている。だから、若者が家庭を築く意欲も湧かない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c9
18. 2024年11月03日 09:15:03 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5587]
地元の横須賀市民は進次郎に対するミーハー的感覚で支持している、これだけ中味のない人間に何を期待するのか、言うこともすることも心がこもっていない、自民党議員特有の金と権力の為に政治屋になっている、親の小泉純一郎から安倍に引き継ぎ売国政治がますますひどくなっていった、進次郎のような未熟で無知な人間を総理候補などと持ち上げるマスコミもどうかしている、愚民を洗脳する御用マスコミ、このマスコミの存在も大きく変わらなければ政治も変わらない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/838.html#c18
4. ミスターポポ[2] g36DWINegVuDfIN8 2024年11月03日 09:28:42 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[248]
一言で表すと統一と自民と米国は、反共。
利害の一致で関係が築かれてるとおもう。
上に星茶坊主のイミフな書き込みあるが、
露助を嫌ってる本当の理由は日露不可侵条約又は日ソ中立条約を破って連合国側に寝返ったこれが後々も露助は信用ならん信じるな!という教訓になってるw
ロシア連邦の前身であるソビエト蓮舫は共産主義国家であった。
それだけでも反共思想から敵視されてたのが分かろう。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/136.html#c4
1. 赤かぶ[229131] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:30:39 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2715]
犯罪政党自民党のルール違反はこれだけではない。犯罪政党の要を選ぶ総裁選で極右の高市が己れの小冊子を全国に配布するというルール違反を犯した。極右高市はルール決定以前の配布だとシラを切り犯罪政党は注意勧告したがそれ以上のお咎めナシ。最悪最大のルール違反の裏金不記載を始め違反だらけだ。
— Y.I (@YukioIwa82538) November 1, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c1
2. 赤かぶ[229132] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:32:01 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2716]
平沢は元警察??
— 高岡至 (@itarusoccer2017) November 2, 2024
で、裏金?
無茶苦茶!
萩生田はタカリ。
デタラメの国。
自公裏金
統一教会、国民民主党? https://t.co/40kF5H6loH pic.twitter.com/jCrIkPuBXr
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c2
3. 赤かぶ[229133] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:33:14 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2717]
萩生田、平沢両氏はなんて厚かまし政治家だ。 https://t.co/civoEFPkt7
— クワトロ・バジーナ (@Quattro2018) November 1, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c3
18. 減らず口減らん坊[330] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月03日 09:34:02 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[329]
当り前だろ
そのための国民民主なんだから
野党票を掠め取って、得た議席を手土産に自民と合流する
自民党の別働隊が正体なのであって、断じて野党ではないからな
もう何年も前から言ってきたことだが?
まだ騙されてるの?
小沢だから悪なのではない、悪だから小沢なのだ
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/846.html#c18
32. ノーサイド[2893] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月03日 09:34:12 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[53]
これから政界再編が起こってくる。
どうなるかな。(大笑)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c32
4. 赤かぶ[229134] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:34:16 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2718]
#裏金脱税議員は逮捕#統一教会議員は排除 https://t.co/Z9v4QiOWcs
— 仁午さん (@1216jingo) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c4
5. 赤かぶ[229135] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:35:05 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2719]
ルールが無いから何をやってもいいという事ではない。
— Foldingumbrella (@Foldingumb17892) November 1, 2024
自民党に欠けるのは、倫理、道義、常識、節操、道徳、
謙虚、真摯、正直という言葉と態度。他にもあったら教えて欲しい。 https://t.co/gmMG4d9r13
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c5
6. 赤かぶ[229136] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:35:44 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2720]
前任者同様、嘘を口に出しても平気な人。誰が信用しますか?#自民党は腐りきっている https://t.co/JKpcdu4yDX
— トシ2023 (@toto1429) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c6
7. 赤かぶ[229137] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:37:02 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2721]
想定範囲内の裏金議員への復党要請。当選したら復党要請するのは27日の時点でわかってたでしょ、マスコミも。党内に抵抗勢力がいたとしても、毒を受け入れざるを得ないんでしょうね。公明はきっとおうえんしてるんでしようね。こんな選挙結果の仕打ちを受けていても。 https://t.co/w9tnVi0IzR
— あんらく (@anraku1004) November 1, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c7
8. 赤かぶ[229138] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:37:59 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2722]
所詮、どろぼう議員たちのやること#自民党は利権と汚職と税金泥棒 #自民党は犯罪組織#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ #犯罪組織の政治を終わらせよう#選挙に行って政治を変えよう #投票に行かないと政治は変わらない#自公立維国以外に投票しよう https://t.co/bLxvKgBtep
— bikke20010105 (@bikke20010105) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c8
10. 赤かぶ[229139] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:39:25 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2723]
国民民主党「“年収の壁”178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策 https://t.co/V7eLDaUf6h おやおや、年収の壁を解決できる財源策を持たずに突っ走ろうとするとは…。国民民主党はそんなお粗末な政党だったのかな?だとすれば、与党批判の受け皿的な政党には程遠いよ。
— 水尾 汲人 (@k5tz9) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c10
11. 赤かぶ[229140] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:41:55 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2724]
国民民主党「“年収の壁”178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策
— けんじぃ! (@redmonky800) November 2, 2024
「部分連合」に騙されてはいけない、国民民主はこれまで。#玉木に騙されるな #国民民主党に騙されるな https://t.co/v8ECX81YSj
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c11
12. 赤かぶ[229141] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:43:35 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2725]
「減税に対し別の増税で財源を確保」?
— つめのあか (@panacairn) November 2, 2024
これでは+/-チャラで景気浮揚効果は無い。
「富裕層、法人税から増税」は所得再配分政策でこれは別の政策。
>国民民主党「“年収の壁”178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策 https://t.co/A2WYgIrmdy
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c12
9. 新共産主義クラブ[-10888] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 09:45:45 : dsO5kn2nIQ :TOR anEyM0VuSktoVVk=[29]
「壺議員」への冷遇に対して、公然と批判をする、「日刊ゲンダイ」。
薄々、気が付いてはいたが、「日刊ゲンダイ」は、公安警察仕込みの「壺新聞」だったのだね。
13. 赤かぶ[229142] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:46:39 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2726]
https://x.com/Votune/status/1852836194096431527
VOTUNE【アンチ野田佳彦】
@Votune
国民民主党「年収の壁178万円に引き上げ」早くも腰砕け…識者が説く財源不足の一気解決策 玉木雄一郎「100%これ(=178万円)をのまないと、1ミリでも変えたらダメだという気はない」と修正に含みを持たせた。
2. Mr. サタン[5] TYKSLiCDVINeg5M 2024年11月03日 09:46:52 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[249]
福島の時の不備は悪夢の民主党政権だったのが原因。
阪神淡路の村山政権がやった事を復習してみてください、これは一例ですが自衛隊の要請を無視し続けて最後は死傷者の統計を取るのをやめさせた。
能登地震の対応は以前のダメな政権の震災対応に比べてみれば月とスッポンの差がある。
正月休み返上の政府閣僚と自衛隊に感謝したい。
そうそう思い出しました、能登地震が起きた直後元旦の午後6時は毎年恒例の小沢一郎先生の新年会が開かれて野党議員が揃って参加してました。
そいつらが能登災害をネタに揺さぶり掛けてるという事実。
ヤーモトは恩師の新年会に出席したんかな?w
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/135.html#c2
10. 赤かぶ[229143] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:49:10 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2727]
どんなに言葉をひねくり回しても俺たちにすれば「自民党の国会議員」・・・自民党は自分達に都合の良いルールを作るのがお得意
— みなみかぜ (@ApHq804sZi3Txtc) November 1, 2024
「ルールを守る」石破自民が早くも破った…会派入り要請した萩生田氏、平沢氏を「党所属議員」と扱わないインチキ https://t.co/T9znXccZiA
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c10
11. 赤かぶ[229144] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:49:58 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2728]
#このインチキ政府を倒すために野党の一致協力が必要なのに国民民主・維新は国民の意思に背き協力しないのは馬鹿げている。
— barron (@barron62822174) November 1, 2024
「ルールを守る」石破自民が早くも破った…会派入り要請した萩生田氏、平沢氏を「党所属議員」と扱わないインチキ https://t.co/UKjpbq2EUn
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c11
12. 赤かぶ[229145] kNSCqYLU 2024年11月03日 09:51:10 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2729]
自民党が腐ったことに気付かない選挙民の何と多い事か・・・
— 日本純化 (@goosay8) November 1, 2024
来年の参院選で鉄槌を下し
腐った議員を完全に落選させねばなりません
「ルールを守る」石破自民が早くも破った…会派入り要請した萩生田氏、平沢氏を「党所属議員」と扱わないインチキ https://t.co/HptOzv3Y21
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c12
23. アラハバキ[628] g0GDiYNug2@DTA 2024年11月03日 09:52:30 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[17]
イギリスは基礎控除だけで230万円 ここから更にサービスしようとした。
一方、自民党は基礎控除48万円 (ここに給与所得控除55万円を足して103万円)
これは、そもそも自民党のおかげで
自立できないパートタイム女性が多過ぎる問題なのだよ。
妻が夫の扶養となる日本式が行き詰まって、
様々な分野でスキルある中核労働者が減り
供給力が減退する中、海外式を真似るというなら、
時給で働く大量のパートタイム女性をスキルアップさせて
短時間勤務労働者へ移行することが主眼でなけりゃ全く無意味。
単にパートタイム女性の最賃を上げたのと効果は変わらず、
ますます海外との差がつけられていくよ。
13. ノーサイド[2894] g22BW4NUg0ODaA 2024年11月03日 09:53:09 : 6cgA8XwmcQ : eVZBSHZUQXRIUUk=[54]
萩生田も平沢も野党統一候補で対決できなかった野党が悪い。
もともと悪い自民党を責めても仕方がない。(大笑)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c13
4. ミスターポポ[3] g36DWINegVuDfIN8 2024年11月03日 09:53:10 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[250]
反対したところでムダだ。来月から実施が決まってる。
今更何を慌てふためいているのかしらザイニチ諸君は。
来月から通名が使いづらくなり保険証の又貸しができなくなる。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c4
3. 新共産主義クラブ[-10887] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 10:02:26 : 4c6ZaxH9aI :TOR UFlPajM1S1BPcjY=[45]
>>1 (補足)
>石油や天然ガスのエネルギー資源の輸出に依存するロシア
◆ ロシアは何を輸出しているか?
(ロシア・ビヨンド 2017年9月08日)
もう10年以上、ロシア政府は輸出品の多様化に取り組んでおり、石油・ガスへの依存度を下げようとしているが、はっきり成功しているとは言えない。
ロシア輸出センター(REC)の2016年度のデータによると、ロシアの輸出における炭化水素エネルギーの占める役割は、実際に大きい。燃料・エネルギー(つまり石油・ガスおよびその加工品)は、ロシアの輸出の62%を占め、他の品目をはるかに上回っている。
すでに過去数十年間にわたり、石油とガスはロシアの輸出の主要品目であり続けているが、これは当然のことでもある。ロシアは天然ガスの埋蔵量で世界1位(世界の埋蔵量の24%)であり、石油の埋蔵量でも世界第6位(世界の6.1%)だからだ。しかしその一方で、こうした石油・ガス頼りは、ロシアに問題ももたらしている。
14. Mrサタン[5] TYKSg1SDXoOT 2024年11月03日 10:05:04 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[251]
自分はサヨクとパヨクを上手に使い分けてるつもりですが。
カルトと医療と国際戦争に巣くってる連中は100パーセント、ジェンダー低能パヨク!
その他オマケに楽老ジジーさんと達人がさんがギリ含まれる。
今の阿修羅に左翼論客は1人も居ない。
阿修羅はチョンと都市伝説大好きジェンダー低能パヨクの巣窟と化したw
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/133.html#c14
14. 秘密のアッコちゃん[887] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 10:09:37 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[452]
2024/11/3 9:27
https://www.sankei.com/article/20241103-ZCNBYNGSOJMTNIDYJMGYJ4BPEA/
米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は2024年11月2日までに、北朝鮮がウクライナへの侵略を続けるロシアを支援するため部隊を派兵した戦略的狙いについて報告書を発表した。
朝鮮戦争以来となる通常戦争で得る最新の戦闘経験を、対韓国など将来の紛争に応用する目的があると分析。
北朝鮮の対露連携強化は中国への依存を弱めることになり、朝鮮半島を含むアジア太平洋地域の長期的安定を脅かすと警告した。
報告書は2024年11月1日付。
北朝鮮は、
「将来の戦争の性質を変える」
とされるウクライナ戦争への参戦が
「自国軍の重大な学習機会となる」
と認識したと分析。
背景として、北朝鮮軍は1953年の朝鮮戦争休戦以来、大規模な通常戦闘の経験がなく、
「韓国のような高度な敵国との近代戦に準備されていない」
と指摘した。
その上で報告書は、北朝鮮の部隊が西側の兵器供給を受けるウクライナ軍を相手に自らの兵器システムを試し、指揮統制、無人機操縦、電子戦の経験を積むことで
「朝鮮半島を含む将来の紛争で優位に立つ」
狙いがあると分析した。
報告書は、実際に北朝鮮軍が戦場で得る教訓を将来に生かせるかは、露軍司令部が北朝鮮の兵力をどのように利用するかで決まると指摘。
露軍が北朝鮮兵を
「大砲の餌食(弾除け)」
として使えば犠牲が膨らむのは確実で、北朝鮮政府が望むような教訓は十分に得られないとの見方も示した。
更にに報告書は、北朝鮮がロシアとの連携を強化することで
「中国への依存度を下げる」
思惑があるとも指摘。
中国政府の影響力が弱まれば、北朝鮮の攻撃性を制御できず、朝鮮半島を不安定化し、より広いアジア太平洋地域を危険にさらす可能性があると分析した。
一方、北朝鮮にとりロシアからの見返りには、核開発計画の進展に加え、
「朝鮮半島で紛争が起きた際にロシアの軍事的関与を確かにしたい」
思惑もあるとしている。
ウクライナの首都キーウに無人機攻撃、高層の集合住宅が損傷 ロシア機が連日飛来
2024/11/2 19:59
https://www.sankei.com/article/20241102-3SOA7FQXEFOG3G4BU37RTSV3YE/
ウクライナの首都キーウ(キエフ)で2024年11月2日朝、ロシア軍の無人機攻撃があった。
ウクライナメディアによると、高層の集合住宅で火災が発生して一部が損傷、少なくとも1人が負傷した。
キーウには最近、連日のようにロシア無人機が飛来している。
第2の都市、東部ハリコフでは2024年11月1日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、地元当局によると、警察官1人が死亡し、警察官や民間人を含む40人以上が負傷した。
一方、ロシア国防省は2024年11月2日、ウクライナ東部のハリコフ州とドネツク州で、それぞれ1集落を制圧したと発表した。(共同)
日本提出の核廃絶決議を国連委採択 「扇動的威嚇の自制」要請、ノーベル賞の被団協に言及
2024/11/2 18:12
https://www.sankei.com/article/20241102-7BNKELD7RFL4BJ6SCDWOJMWFPM/
国連総会(193カ国)の第1委員会(軍縮)は2024年11月1日、日本が提出した核兵器廃絶決議案を賛成多数で採択した。
ロシアのウクライナ侵略や中東危機を巡り、核使用の恐れが強まる中、核保有国に対して
「核の不使用」
と
「扇動的な威嚇の自制」
を要請した。同種の決議採択は31年連続。
核保有国の米国を含む51カ国が共同提案国となり、英国など145カ国が賛成した。
反対はロシアと中国、北朝鮮、イランなど6カ国。
イスラエルやインド、パキスタン、フランスなど29カ国が棄権した。
決議は、今年2024年のノーベル平和賞受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)について
「被爆の実相」
を長年伝えてきたと言及。
軍縮・不拡散教育に取り組むよう各国に求めた。
決議はまた、各国に対して、高濃縮ウランやプルトニウムなどの兵器用核分裂性物質(FM)の生産状況の透明性を高める措置を要請した。
北朝鮮の核・ミサイル計画の
「完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄」
に向けて取り組むと再確認した。
ラブロフ露外相と崔善姫・北朝鮮外相会談で条約完全履行を確認 両国関係「新たなレベル」
2024/11/2 18:17
https://www.sankei.com/article/20241102-VHHSJU7CPFPMXOY3D2SECHLFHQ/
ロシア外務省は2024年11月2日、2024年11月1日に行われたラブロフ外相と北朝鮮の崔善姫外相の会談結果を発表した。
両外相は、2024年6月にロ朝首脳が署名した包括的戦略パートナーシップ条約の条項を完全に履行すると確認。
条約は伝統的に友好な両国関係を
「新たなレベル」
に引き上げたと指摘した。
北朝鮮の朝鮮中央通信も2024年11月2日、両外相の会談結果を報道。首脳間の合意事項の実務問題を中心に協議したという。
ただロシアのウクライナ侵攻の支援など詳しい中身について言及はなかった。
朝鮮中央通信によると両外相は、米国を軸にした勢力による
「挑発行為」
が朝鮮半島や北東アジア、その他地域の緊張を高めているという認識で一致。
ロシア側は、金正恩朝鮮労働党総書記ら北朝鮮の指導部が取っている対応を
「全面的に支持する」
と表明した。
両政府間で対話を続け、関係強化を進める点でも合意した。(共同)
主張>北の派兵 侵略への加担は許されぬ
社説
2024/11/2 5:00
https://www.sankei.com/article/20241102-RG3F5CIODJMOTBLPHAJQRSG6PE/
ロシア入りした北朝鮮軍がロシア製の装備を受け取る様子を撮影したとする動画の一部=ウクライナ政府機関「戦略コミュニケーションセンター」のSNSから
https://www.sankei.com/article/20241102-RG3F5CIODJMOTBLPHAJQRSG6PE/photo/JXWBFHHEENJPHKAXSBBL73634U/
ウクライナ侵略を続けるロシアと、これを支持してきた北朝鮮の軍事協力が一段と進んでいる。
米国のブリンケン国務長官は、ロシアに派遣された北朝鮮軍の将兵について
「数日以内にウクライナ軍との戦闘に投入される」
との見通しを示した。
最大8000人の北朝鮮軍が、ウクライナが一部を占領する露西部のクルスク州に展開しているという。
北朝鮮軍の部隊がウクライナ領に侵入してくることも懸念されている。
これは北朝鮮が第2の侵略国になることを意味するもので断じて容認できない。
北朝鮮は直ちに派兵と武器弾薬の対露輸出を停止すべきだ。
国際社会は危機感をもち、一層の圧力を掛ける必要がある。
日本の山崎和之国連大使が国連安全保障理事会の緊急会合で
「北朝鮮がロシアによる侵略の共犯者になることはウクライナ情勢を更に悪化させる」
と非難したのは当然だ。
北朝鮮は2024年10月31日、新型と称する大陸間弾道ミサイル(ICBM)を日本海に向けて発射した。
日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下させた。
通常よりも高角度のロフテッド軌道を取り、飛翔時間も高度も過去最高だった。
技術向上の裏にはロシアの協力があったとみられている。
露朝両国は2024年6月、有事の際の相互軍事援助を盛り込んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を結んだ。
軍事同盟下の提携は急速に進み、北朝鮮はロシアに砲弾や弾道ミサイルを供給した。
60万人超とされるロシア兵の死傷者を補うため、軍の派遣にも踏み切った。
ロシアからの見返りが北朝鮮が切望していた高度な核・ミサイル技術の提供なのだろう。
北朝鮮の金正恩総書記は、朝鮮半島有事の際に、ロシア軍の加勢も望んでいると思われる。
露朝軍事協力の脅威は、日米韓とウクライナを含む欧州に及ぶことになる。
日本にとっては、台湾有事など南西方面での有事に直面する場合でも、北朝鮮に加え北方におけるロシアの脅威にも備える必要が高まった。
石破茂政権はこの厳しい現実を国民に説明すべきだ。
北朝鮮が通算7回目の核実験に踏み切るとの観測もある。
一層の警戒が欠かせない。
ロシア派兵で白日の下にさらされる北朝鮮の特殊部隊「暴風軍団」
久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ
2024/11/2 1:00
https://www.sankei.com/article/20241102-ITXVTDZHNFOL5CQKMFLEH6RTXI/
10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241102-ITXVTDZHNFOL5CQKMFLEH6RTXI/photo/WJS4SVY6UNKUNIR5I5FWTEAO5I/
北朝鮮がロシアに派兵した部隊が露西部クルスク州で活動を始めた。
北朝鮮の参戦でウクライナ侵略は多国間紛争に拡大し、新たな局面に入った。
これに神経を尖らせているのが韓国だ。
北大西洋条約機構(NATO)や米国と緊密に協議してウクライナに専門家のモニタリング団を派遣し、ウクライナへの軍事支援も段階的に強化する方針だ。
1万人を超す北朝鮮兵は今後、捕虜や脱走者が見込まれ、韓国はこの機会に北特殊部隊の実態把握を試みる。
韓国軍が北朝鮮兵を尋問する可能性もある。
■北朝鮮兵の脱走誘導作戦も
ブリンケン米国務長官は2024年10月31日、
「数日中に北朝鮮軍が戦闘に加わる」
との見通しを示した。
ウクライナのゼレンスキー大統領と2024年10月29日に電話会談した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は
「韓国とウクライナは露朝軍事密着の直接的な利害当事者」
だとして、緊密な協力を約束した。
韓国は
「北朝鮮が実戦で得た経験を100万人を超す北朝鮮軍に習得させた場合の脅威」(尹氏)
に危機感を持っている。
韓国はブリュッセルのNATO本部で2024年10月28日に行われたNATOの意思決定機関、北大西洋理事会に代表団を送り、
「北派兵問題」
の協議に参加した。
代表団は情報機関、国家情報院(国情院)の高官が団長を務め、韓国軍の情報部長らも加わった。
韓国とNATOの情報共有や作戦の検討など、協力関係は既に始まっている。
こうした韓国側の対応について、朝鮮半島の安全保障問題に詳しい道下徳成政策研究大学院大学教授は
「韓国にとっては、またとないチャンスだ」
「北朝鮮の特殊部隊が実戦の場に出てきており、その実態に迫ることが出来る」
「捕虜も脱走兵も出る可能性が高い」
「韓国は彼らの尋問をしたいはずで、情報の宝の山だ」
と指摘する。
戦線を離脱した北朝鮮兵は原則的には
「戦争捕虜」
だが、独裁国家への帰還を拒否して韓国行きを希望する可能性もある。
北朝鮮が派兵した部隊は
「暴風軍団」
との異名を持つ最精鋭の特殊部隊
「第11軍団」
とされる。
有事に敵地に浸透する特殊任務を担うとされ、暴風軍団の実態把握は韓国軍にとって垂涎の的なのだ。
韓国が検討している
「モニタリング団」
は軍人・軍属の専門家で構成される予定で、尋問要員の他に対北心理戦要員も含まれるという。
南北分断以来、北朝鮮との心理戦を戦ってきた韓国には、北朝鮮兵を部隊から離脱させる誘導作戦の専門家がいる。
脱走誘導に関してはウクライナ国防省情報総局も
「北朝鮮兵が戦闘に投入されれば前線で朝鮮語のビラをまく」(同局報道官)
と明言している。
一方、韓国政府は北朝鮮の対露協力の動向を見定めながらウクライナ支援を変更し、
「推移に応じて段階的な対応措置を取る」(韓国大統領府の金泰孝=キム・テヒョ=国家安保室第1次長)
との方針に転換した。
これまでは
「戦闘地域に武器を提供しない」
との原則を順守し、支援は人道レベルの軍需物資にとどめていた。
だが、今後は段階に応じ、防空システムや地雷散布装置などの防御的兵器から、最終的には戦闘機を迎撃する地対空ミサイル
「天弓(チョングン)1」
「天弓2」
などの供与も検討されている。
■韓国情報機関の心理戦
北朝鮮の派兵問題は2024年10月17日、ゼレンスキー氏が
「北朝鮮が1万人の派兵を準備している」
と述べて注目された。
しかし、遡れば昨年2023年夏、ロシアのショイグ国防相(当時)が北朝鮮の朝鮮戦争
「戦勝記念日」
に露国防相として初めて訪朝して以来、
「プーチン大統領が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記に派兵を要請か」
と取り沙汰されてきた。
そしてこの動きを警戒してきたのが韓国の国情院だった。
国情院は現在、
「北派兵」
に関する情報を異例の頻度で内外に公表している。
公表はゼレンスキー氏発言の翌日からで、
「北朝鮮特殊部隊が既に派兵された」
として、具体的に
「露太平洋艦隊の揚陸艦4隻と護衛艦3隻が2024年10月8日から13日にかけ、北朝鮮の清津(チョンジン)、咸興(ハムフン)、舞水端(ムスダン)近郊地域から特殊部隊1500人をロシアのウラジオストクに第1次移送した」
と発表し、人工衛星による写真も提供した。
その後も人的情報や衛星情報、通信傍受などを含む機密レベルの情報も意図的に出している。
国情院はまた、人的動向の分析も盛んに行っている。
派兵部隊の総括指揮のためロシア入りが取り沙汰されている軍要人で金氏の側近でもある朝鮮人民軍のキム・ヨンボク副総参謀長の動向について、
「キム副総参謀長を含む先発隊が戦線に移動中という情報があり確認中」
と2024年10月29日に国会に報告、2024年10月28日から訪露してラブロフ外相と会談する崔善姫(チェ・ソンヒ)外相についても
「金氏の訪露や追加派兵とその見返りを協議する可能性がある」
との情報を出した。
こうした国情院の動き自体も実は
「対北作戦」
の一環とみられている。
米国がロシアのウクライナ全面侵攻の前後に露軍の情報を積極的に公表した
「戦略的機密解除」
と呼ばれる心理戦と同じで、敵に
「我々はここまで知っている」
と開示して相手に不安を与え、同時に同盟国の結束を図る目的とされる。
一方、北朝鮮にとり、派兵はどんな意味を持つのか。
道下氏は
「北朝鮮に大きなリスクをもたらす」
と分析する。
北朝鮮の特殊部隊の規模は10万人から20万人とされるものの、ほとんどは軽歩兵で精鋭部隊は約1万人と推定されており、その中核部隊がどれほどの能力を発揮出来るかが国際社会に一目瞭然となるからだ。
また、一連の動きは
「南北の情勢を更に不安定にさせるだろう」
と道下氏は指摘する。
派遣された北朝鮮兵は10〜20代の若者で
「弾除(よ)けに過ぎない」
との指摘や、北朝鮮当局が動揺を警戒してか派兵軍人の家族を隔離、管理し始めたとの国情院情報もある。
派遣部隊が実戦に投入されれば、その実態は早晩、明らかになる。
「軍事同盟」条約を「既に履行」 露朝外相、会談で結束強調 北朝鮮軍参戦には言及せず
2024/11/1 21:02
https://www.sankei.com/article/20241101-HM3VMPLQZNLANOYD325GXK7H6Y/
ロシアのラブロフ外相は2024年11月1日、訪露中の北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相とモスクワで会談した。
ラブロフ氏は会談冒頭で
「露朝間には軍同士の緊密な交流が確立されている」
「これは両国民の安全に関わる重要な問題の解決を可能にする」
と指摘。
露朝が2024年6月に締結した事実上の軍事同盟条約
「包括的戦略パートナーシップ条約」
が
「既に履行され始めている」
とも述べ、両国の結束を強調した。
タス通信が伝えた。
崔氏は、ロシアによる対ウクライナ軍事作戦の開始当初から、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が露軍と露国民を全面的に支援するよう命じてきたと指摘。
北朝鮮はロシアの
「戦勝」
を疑わず、
「最後までロシアの朋友の隣に立ち続ける」
と表明した。
両外相の発言は、直接的な言及こそ避けたものの、ウクライナ侵略を続けるロシア側での北朝鮮軍の参戦を念頭に置いたものである可能性がある。
また、崔氏は
「北朝鮮は核戦力の増強を続ける」
とも述べ、ロシア側に理解を求めた。
一方、ペスコフ露大統領報道官は2024年11月1日、北朝鮮軍が近くウクライナ軍との戦闘に参加するとの観測が出ていることについてコメントを拒否した。
米国務長官「数日内に」北朝鮮兵とウクライナ軍が戦闘 「軍事目標になる」と警告
2024/11/1 20:50
https://www.sankei.com/article/20241101-YJBRZG6ODZMCTDSKKYHSDHK6QI/
ブリンケン米国務長官は2024年10月31日、ウクライナ侵略を続けるロシアに派遣された北朝鮮兵が
「数日以内に」
ウクライナ軍との戦闘に投入されるとの見方を示した。
ワシントンで開いた米韓外務・防衛閣僚協議(2プラス2)後の共同記者会見で述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領も北朝鮮兵とウクライナ軍との交戦が
「数日内に起きる」
との認識を示しており、ロシアのウクライナ侵略は新たな局面に入る。
ブリンケン氏は、ロシアに北朝鮮兵約1万人が派遣され、うち8000人がウクライナと国境を接する西部クルスクにいると説明。
ロシアが砲撃や無人機の運用など基本的な歩兵訓練を北朝鮮兵士に実施しており、近く前線に投入される可能性を指摘した。
投入されれば北朝鮮兵は
「軍事目標になる」
と警告した。
ゼレンスキー氏は2024年10月31日放送の韓国KBSテレビのインタビューで、北朝鮮兵は
「戦闘参加の準備をしている」
と語った。
戦闘では北朝鮮兵が
「ロシア兵よりも前面に押し出される」
可能性を指摘し、多数の犠牲者が出るとの見方も示した。
米国は北朝鮮の派兵などを巡り中国と高官協議を実施。
ブリンケン氏は会見で、北朝鮮の動きを抑えるため中国に影響力を行使するよう伝えたことを明らかにした。
またブリンケン氏は、北朝鮮が派兵の見返りとしてロシアから技術供与などの軍事支援を受けることへの懸念を表明。
北朝鮮の軍事力強化は
「地域を大きく不安定化させるもので、中国にとっても懸念になる」
とし、中国に対応を促した。
北朝鮮「露勝利まで共に」 外相会談で両国の緊密な関係をアピール
2024/11/1 20:13
https://www.sankei.com/article/20241101-RK5GUL6URZK65MI2FDDZ74YH6A/
ロシアのラブロフ外相と北朝鮮の崔善姫外相が2024年11月1日、モスクワで会談した。
ウクライナに侵攻するロシアへの北朝鮮兵の派遣情報に米欧や韓国が警戒を高める中、崔氏は会談冒頭
「ロシアが勝利するまで我々は断固としてロシアの同志と共にある」
と述べた。
ラブロフ氏は
「軍や治安機関の間で非常に緊密な接触が行われている」
とし、両国の重要な安全保障問題の解決に寄与していると表明。
露朝関係は
「過去に前例のない高いレベルに到達した」
と評価した。
公開された会談冒頭では兵士派遣について言及はなかった。
会談では2024年6月に露朝の首脳が署名した包括的戦略パートナーシップ条約の具体的な履行方法や、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の今後の訪問予定などが話し合われたとみられる。
金正恩氏を巡っては早期のロシア訪問の観測が浮上している。(共同)
露朝同盟で東アジア同時危機も 北のウクライナ派兵、核・ミサイル関連の移転阻止が急務
2024/11/1 19:00
https://www.sankei.com/article/20241101-I6HFZRCC5BKATJB5DOK4AFJEQQ/
北朝鮮がウクライナ侵略戦争に軍部隊を派遣したことが確認された。
ロシアと北朝鮮の同盟関係が深まっていることを意味し、東アジアの安全保障に与える影響は大きい。
今後、朝鮮半島で武力衝突が起きた場合にはロシアが北朝鮮側で参戦することが理論的にあり得る。
露朝が台湾有事の際に中国を利する行動を取る可能性もある。
最悪のシナリオは、東アジアの危機が同時に発生する複合的な事態だ。
■北朝鮮は露の見返りを期待
ブリンケン米国務長官は2024年10月31日、約1万人の北朝鮮兵がロシアに派遣され、うち最大で8000人はウクライナの越境作戦が続く露西部クルスク州にいると明らかにした。
露朝は2024年6月に
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を締結した。
条約には侵攻を受けた場合の軍事援助が盛り込まれており、今回の派兵はこれを具現化する動きだ。
北朝鮮は昨年2023年以降、大量のミサイルや砲弾をロシアに供与しており、ロシアが戦線で使用している砲弾の半数は北朝鮮製だと推定されている。
兵員までも送り込むことで、ロシアからの見返りを確かなものとする狙いが北朝鮮にはある。
最近の露軍には1日平均で1200人以上の死傷者が出ており、ロシア側には兵員の補充が難航している実情がある。
「北朝鮮兵はロシアの武器や現代戦に習熟しておらず、派兵がウクライナ戦況に与える影響は限定的だろう」。
露観測筋はこう指摘しつつ
「ロシアが見返りとして北朝鮮に核関連技術を渡すことが危惧される」
と話す。
■露朝への制裁強化が急務
対北制裁に関する国連専門家パネルで委員を務めた古川勝久氏は
「北朝鮮が最も期待しているのは、朝鮮半島有事の際にロシアが軍事介入する可能性を高めることだ」
とみる。
そうすれば米国が半島有事に軍事介入するのを躊躇わせることが出来る。
古川氏によれば、ロシアから北朝鮮に渡ることが危惧される核・ミサイル関連の技術は多岐に渡る。
高濃縮ウランの増産や原子力潜水艦の建造、大気圏再突入が可能なミサイル弾頭や固体燃料の製造、ミサイルの姿勢制御や誘導システムの改善−などで北朝鮮は様々な技術や資機材を必要としているという。
露朝に対する国際制裁の拡大・強化が急務だ。
「一連の露朝の行動は明白に国連安保理決議違反であり、両国への制裁は今や全国連加盟国の義務だ」
「グローバルサウスにも説明し、1カ国でも多く西側主導の制裁に加わるよう日本も率先しなければならない」。
古川氏はこう述べ、
「露朝国内の制裁対象と取引関係を持つ第3国の個人や企業にも、安保理決議に従って取引禁止や出入国禁止などの『二次制裁』措置を厳しく課すべきだ」
と指摘する。
「北朝鮮への軍需物資や金の流れはある程度、把握されている」
「北朝鮮の軍事力を削ぐために、大量の外国製欠陥品を密輸ルートに流し込む『積極的妨害工作』を展開すべきだ」
「露朝が決済に使う暗号通貨の交換所や中国の中小金融機関にも手を打たねばならない」。
古川氏はこうしたことも提言している。
露朝「同盟化」でウクライナ戦争と東アジア情勢がリンク 兵頭慎治・防衛研究所研究幹事
2024/11/1 17:44
https://www.sankei.com/article/20241101-FRT7VL34Z5IC5F4FVLZ2YSVMQA/
ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮兵が派遣され、米国やウクライナ当局は数日以内にウクライナ軍との戦闘に投入されるとの見方を示した。
防衛研究所の兵頭慎治・研究幹事は、
「欧州のウクライナ戦争と東アジアの朝鮮半島情勢がリンクした」
と指摘。
露朝
「同盟化」
により、東アジアの安全保障環境が更に複雑化すると警鐘を鳴らす。
◇
露朝が砲弾やミサイルの供与から兵士の派遣へと軍事協力の水準を引き上げた狙いは、実利的な相互協力と戦略的な対米牽制の強化だろう。
北朝鮮は派兵の見返りに、
「国防5カ年計画」
で掲げたミサイルや原子力潜水艦、あわよくば核兵器の関連技術などをロシアから引き出す狙いがあるとみられる。
ウクライナで得られる実戦経験と兵器改良が、今後の軍事力向上に結び付くことも期待しているだろう。
露朝両国は2024年6月に
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を締結したが、プーチン露大統領が
「同盟」
という表現を用いないなど温度差がみられた。
北朝鮮は今回の派兵で、有事の軍事支援を定めた条約の実効性を高めながら、米韓に対してロシアが軍事的後ろ盾だと印象付けようとしている。
ロシアとしても、将来的な北朝鮮への軍事技術支援や朝鮮半島有事への関与を示唆することで、米国のウクライナ支援を牽制できる。
警戒すべきは、中国を交えた3カ国の連携に発展することだ。
そうなれば、東アジアで有事が同時・連鎖的に起きる
「複合事態」
が現実味を帯びる。
中露両軍は日本周辺の空や海で共同活動を活発化させており、2024年9月に露軍が実施した大規模な海軍演習に北朝鮮はオブザーバー参加した。
露朝接近と距離を置く中国に対して、ロシアは露中朝3カ国による合同海軍演習を提案していると韓国側は指摘する。
露朝
「同盟化」
により、欧州のウクライナ戦争と東アジアの朝鮮半島情勢がリンクしてしまった。
東アジアの安全保障環境が更に複雑化することが懸念され、日本も新たな対応を検討する必要に迫られるのではないか。
北朝鮮兵との交戦「数日内」ゼレンスキー氏、犠牲多数と指摘 米国務長官も「標的」と警告
2024/11/1 7:34
https://www.sankei.com/article/20241101-RWLEDGE2FJK3DHEQGKSUNHWP64/
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月31日放送の韓国KBSテレビのインタビューで、ロシアに派遣された北朝鮮兵とウクライナ軍との交戦が
「数日内に起きる」
との見方を明らかにした。
ブリンケン米国務長官も同様の認識を示し、北朝鮮兵が戦場に入れば、ウクライナ軍の
「正当な軍事標的」
になると警告した。
ゼレンスキー氏はウクライナ軍が越境攻撃をしているロシア西部クルスク州に北朝鮮兵の一部が入っているとして
「戦闘参加の準備をしている」
と述べた。
「北朝鮮兵はロシア兵よりも前面に押し出される」
とし、多数の北朝鮮兵が犠牲になるだろうと指摘。
今後はウクライナ国内にも北朝鮮兵が投入されるとの見通しを語った。
ブリンケン氏はワシントンで開いた米韓外務・防衛閣僚協議(2プラス2)後の共同記者会見で、既に約1万人の北朝鮮兵がロシア入りしていると説明。
このうち最大8000人がクルスク州にいるとした。(共同)
ウクライナ、北朝鮮派遣軍の3人の将軍名を国連に報告 士官500人もロシア入り
2024/10/31 21:00
https://www.sankei.com/article/20241031-76WY3DKLMRKI7GTQDND7NBQMVY/
ウクライナのキスリツァ国連大使は2024年10月31日までに、ロシアに派遣された北朝鮮軍を率いる将軍3人について国連に報告した。
朝鮮人民軍総参謀部のキム・ヨンボク副総参謀長、リ・チャンホ副総参謀長兼偵察総局長(同局は情報機関に相当)、シン・グムチョル少将という。
国営通信社ウクルインフォルムなどが伝えた。
ウクライナ軍筋によると、キム氏が派遣軍の統括役を担う。
ウクライナ国防省情報総局によると、ロシアに派遣された北朝鮮兵は約1万2000人。
将軍3人に加え、士官約500人が含まれているとしている。
キスリツァ氏は2024年10月30日の国連安全保障理事会の緊急会合で、北朝鮮兵は露軍の少数民族出身者で構成される部隊に組み込まれ、2024年11月にもウクライナ軍と戦う作戦に参加する可能性があるとして危機感を示した。(共同)
ウクライナ第2の都市ハリコフで子供1人死亡、30人以上負傷 ロシアが滑空爆弾攻撃か
2024/10/31 16:21
https://www.sankei.com/article/20241031-QXYCR3VYXVOPDK4EY6CBL2GXJI/
ウクライナ第2の都市、東部ハリコフで2024年10月30日夜、ロシア軍の攻撃があり、地元当局によると、子供1人が死亡し、30人以上が負傷した。
威力の強い滑空爆弾が使われたとみられ、9階建ての建物の下部が大きく損傷した。
ロシア国防省は2024年10月30日、ウクライナ東部ハリコフ州を南北に流れるオスコル川東岸の集落クルフリャキウカを制圧したと発表した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月30日までに、ロシア西部クルスク州に北朝鮮兵が派遣されたことについて
「戦争の新たなページが開かれた」
として新局面に入ったとの考えを示した。
「プーチン大統領は我々を試している」
「強力に対抗する必要がある」
と述べた。
ウクライナ大統領府が2024年10月30日、北欧メディア各社とのインタビューの動画を公表した。(共同)
国連安保理、北朝鮮大使がウクライナ参戦を示唆 米「北の兵士は『遺体袋』に入って戻る」
2024/10/31 10:50
https://www.sankei.com/article/20241031-6XYKIFWS3FN5XJ3GEGCCEGILNU/
国連安全保障理事会は2024年10月30日、北朝鮮のロシア派兵を巡る緊急会合を開いた。
北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使がウクライナへの参戦を示唆し、米国のウッド国連次席大使が
「北朝鮮兵は『遺体袋』に入って戻る」
と強い言葉で応酬するなど緊迫した。
金氏は会合で、
「ロシアの主権と安全保障上の利益が、米国や西側諸国の危険な試みに脅かされれば、必要な決断を下す」
と対決姿勢を鮮明にした。
ウッド氏は、ロシアを支援するためウクライナに侵入した北朝鮮兵は
「必ず遺体袋に入って戻ることになる」
と応じ、北朝鮮の金正恩(ジョンウン)朝鮮労働党総書記を名指しし、
「無謀で危険な行動はよく考えるように」
と忠告した。
ウッド氏は、ロシアが、西部クルスク州を越境攻撃するウクライナ軍との戦闘に北朝鮮兵を加えることを懸念し、ロシアに自制を促した。
北朝鮮の支援を受けたロシアのウクライナでの勝利は
「たとえ部分的であっても、世界の安定を危うくさせる」
と強調。
「何が何でもウクライナを守る」
と固い決意を示し、ロシアに完全撤退を強く迫った。
日本の山崎和之国連大使は、北朝鮮は
「ロシアの侵略の共犯」
になっていると非難。
英国のウッドワード国連大使は
「北朝鮮が派兵や軍事支援の見返りにロシアから高い対価を引き出すのは確実だ」
と語り、その結果として
「朝鮮半島の緊張が高まり、インド太平洋地域の安全保障が損なわれる」
と危機感を示した。
会合では、北朝鮮の派兵や軍事支援は安保理決議や国際法に反するとの批判が相次いだ。
ロシアのネベンジャ国連大使は、北朝鮮との軍事分野などでの協力は
「国際法に沿っており、違法ではない」
と主張した。
米国防長官が韓国国防相と会談、北朝鮮軍のウクライナ参戦「紛争の長期化・拡大の可能性」
2024/10/31 9:39
https://www.sankei.com/article/20241031-TREM3FPUCFO4HHWXFV464UX3B4/
オースティン米国防長官と韓国の金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防相は2024年10月30日、米国防総省で会談し、ウクライナに侵略を続けるロシアを支援するため北朝鮮が派兵した問題を協議した。
記者会見でオースティン氏は、北朝鮮兵が露軍の制服と装備を支給されたとし、戦闘に参加すれば
「紛争を長期化・拡大させる可能性がある」
と述べ、即時撤収を求めた。
オースティン氏は、約1万人の北朝鮮部隊が既に露東部に派遣されたと指摘。
一部はウクライナ国境に近い露西部クルスク州での戦闘に参加する可能性が高いとし、米国や同盟諸国が供給した武器を使うウクライナ軍に殺害される可能性にも言及した。
オースティン氏はまた、北朝鮮軍の参戦が
「他国に行動を起こすよう促す可能性もある」
「多くの事が起こり得る」
と述べ、他国の参入を招いて侵略が一段と複雑化する危険性を指摘。
欧州とインド太平洋地域の安全保障に重大な悪影響を及ぼすと訴えた。
一方、金氏は、北朝鮮が派兵の見返りにロシアから戦術核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)、弾道ミサイル搭載原子力潜水艦などの技術提供を求める可能性があるとし、朝鮮半島の軍事的脅威が一段と高まると訴えた。
金氏は、北朝鮮兵の展開に関する情報を収集し分析するために、韓国の軍事監視チームをウクライナに派遣することも検討していると述べた。
ドネツク州ポクロフスクを「封鎖」 市当局が発表 ロシア軍接近で防衛準備
2024/10/31 8:48
https://www.sankei.com/article/20241031-XTGH75V4JFIMHOZQD5OYRW7UEY/
ロシアによるウクライナ侵略で、最激戦地である東部ドネツク州の都市ポクロフスクのドブリャク市長は30日、露軍が同市まで約7キロの距離に迫っているとし、防衛の準備に向けて同市を「封鎖」すると発表した。ウクライナメディアが伝えた。ドブリャク氏は2024年10月、ドネツク州のウクライナ軍の重要防衛線の一角であるポクロフスクを巡る攻防戦が近く始まるとの認識を示した形だ。
ドブリャク氏によると、防御拠点を構築中の地区への住民の出入りを禁止する他、住民避難を進める。
市内には現在、子供55人を含む住民約1万2000人が残っているという。
ポクロフスク方面を巡っては、露国防省が2024年10月29日、近郊の小都市セリドボを制圧したと主張。
露軍が近く本格的なポクロフスク制圧に乗り出すとの観測が出ている。
ドネツク州全域の掌握を狙う露軍は現在、ポクロフスクの他、チャソフヤルやリマンなど複数の方面で攻勢を継続。
ウクライナ軍の防衛線を突破し、同州の主要都市クラマトルスク方面への進軍ルートを確保する思惑だとみられている。
一方、露国防省は2024年10月30日、ウクライナ東部ハリコフ州クピャンスク方面の集落クルグリャコフカを制圧したと主張した。
同集落を巡ってはウクライナ国防省が2024年10月中旬、露軍を集落内から駆逐したと発表していた。
北朝鮮のロシア参戦「極めて可能性高い」 米韓国防相が撤収を要求、他国への影響を懸念
2024/10/31 7:21
https://www.sankei.com/article/20241031-4CVDB37TN5MI3J3LN5H2VIGXBQ/
オースティン米国防長官と韓国の金龍顕国防相は2024年10月30日、ワシントン近郊で会談し、共同記者会見を開いた。
オースティン氏は、北朝鮮兵がウクライナに侵攻するロシアを支援するため、戦闘に加わる可能性が
「極めて高い」
と分析し、強い懸念を示した。
両氏は北朝鮮兵に即時撤収を求めた。
オースティン氏は、約1万人の北朝鮮兵が既にロシア東部に派遣され、ロシアの軍服を着てロシアの装備品を使っていると指摘。
北朝鮮兵が戦闘でロシアを支援すれば
「米国や同盟国が提供した武器を使うウクライナ軍の標的にされ、何人かは戦場で死ぬことになる」
と警告した。
北朝鮮の参戦が
「紛争を長引かせたり、拡大させたりする可能性がある」
とし、
「他の国が行動を起こすことを促す可能性もある」
「起こり得る事はいくつもある」
と述べた。(共同)
北朝鮮外相がモスクワ入り、ラブロフ氏と会談へ パートナーシップ条約に基づく協力協議か
2024/10/30 23:27
https://www.sankei.com/article/20241030-WDJVWBGCFZJXNHWFM45VIBBYDY/
北朝鮮の崔善姫外相が2024年10月30日、ロシア公式訪問のためモスクワ入りした。
ラブロフ外相と会談予定。
2024年6月に露朝首脳が署名した包括的戦略パートナーシップ条約の批准手続きがロシア国内で2024年11月中に終了する見込みで、条約に基づく協力を協議する可能性がある。
米国や韓国などは北朝鮮兵がロシア西部に入ったと主張し、露朝の接近に警戒を強めている。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記による早期ロシア訪問の観測が浮上しており、話し合われる可能性もある。
ロシア大統領府によると、崔氏はプーチン大統領との会談予定はない。
崔氏は2024年9月にもロシアを訪問し、ラブロフ氏と条約に沿った両国関係の発展について意見交換した。(共同)
「北朝鮮軍、25日にウクライナ部隊と交戦…一人を除いて全員戦死」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.30 08:340 글자 작게
https://japanese.joins.com/JArticle/325574
ロシアに派兵された北朝鮮軍がウクライナ軍と初めて交戦し、1人を除いて全員戦死したという主張が提起された。
リトアニア非政府組織(NGO)「ブルー・イエロー」の代表を務めるジョナス・オマーン氏は2024年10月28日(現地時間)、現地メディアLRTインタビューで消息筋の話として
「2024年10月25日、ウクライナ軍が占領中のロシア西部クルスク地域で既に北朝鮮軍と初めての戦闘が起きた」
と主張した。
ブルー・イエローは2014年からウクライナ軍を支援してきた団体で、ウクライナの意思決定権者だけでなく最前線情報にもアクセスすることできるという。
オマーン代表は
「私が知っている限り、ウクライナ部隊と北朝鮮軍の初交戦で北朝鮮軍のうち1人を除いて全員死亡した」
とし
「生存した1人はブリヤート人という書類(身分証)を持っていた」
と話した。
ブリヤート人は、モンゴル北部のロシア・ブリヤート共和国に居住するモンゴル系原住民だ。
ロシアが北朝鮮軍将兵に同地域の身分証を発給し、自国民に偽装するのではないかという観測が出たことがある。
オマーン代表は今回の北朝鮮軍派兵と関連して
「派兵人材が8万8000人まで増える可能性があるという話を聞いた」
とし
「北朝鮮軍を船舶や航空機で運ぶ基地が4カ所ある」
と主張した。
一方、ウクライナ情報当局は自国軍が2024年8月6日に侵攻し、一部地域を占領中のロシア本土クルスクで2024年10月23日に北朝鮮軍が目撃されたと明らかにした。
ただ、北朝鮮軍と交戦したとか、戦場で肉眼で確認したという公式証言は出ていない。
ウクライナ、米国にトマホーク要求か 米NYT紙報道 射程はATACMSの7倍超
2024/10/30 10:05
https://www.sankei.com/article/20241030-KG5J4TU33FMSHEKMH625HIDRFE/
米紙ニューヨーク・タイムズは2024年10月29日、ウクライナのゼレンスキー大統領が対ロシア戦争の
「戦勝計画」
を米国側に示した際、長射程の米国製巡航ミサイル
「トマホーク」
の供与を求めたと報じた。
米当局者の話としている。
同紙によると、トマホークの射程は約2400キロ。
米国がウクライナに供与した射程300キロの地対地ミサイル
「ATACMS」
の7倍以上で、ウクライナ領内から発射すると、モスクワやロシア中部の都市も射程に入る。
米当局者は、全く実現不可能な要求だとして、勝利計画に憤りを示したという。
計画には、勝利に必要な兵器の数量や種類に関するリストが盛り込まれているが、詳細は公表されていない。(共同)
北朝鮮兵がウクライナ入りか CNN報道 バイデン大統領「反撃すべき」
2024/10/30 7:23
https://www.sankei.com/article/20241030-Q6EAWEFEDJLA7GUSP7YWV6U2TA/
米CNNテレビは2024年10月29日、少数の北朝鮮兵がウクライナ国内に入ったと報じた。
西側当局者2人の話としている。
ロシアに派遣された北朝鮮兵の一部の可能性がある。
ウクライナのどこに入ったのかは不明。
当局者の1人は
「相当数が活動を開始しているようだ」
と語った。
活動の詳細には言及していない。
CNNによると、米当局者は北朝鮮兵のウクライナ入りを確認していないと述べた。
バイデン大統領は2024年10月29日、北朝鮮兵がウクライナに入ったなら、ウクライナは反撃すべきだと記者団に述べた。
ロシアに派遣された北朝鮮兵は極東で訓練を受けた後、ウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州に向かったとされる。
ゼレンスキー大統領は2024年10月29日、韓国の尹錫悦大統領との電話会談で、北朝鮮兵3000人が既にウクライナ国境近くに配置され、今後約1万2000人に達する見込みだと伝えていた。(共同)
ロシアが戦略核演習実施、プーチン氏「臨戦態勢が重要」 ウクライナと欧米を威圧
2024/10/29 23:01
https://www.sankei.com/article/20241029-PPA2GGVROZODFKWFYHWTOEPZZI/
ロシアのプーチン大統領は2024年10月29日、戦略核兵器の発射を想定した露軍の演習にリモート形式で参加した。
プーチン氏は訓示で、核兵器の使用は最終手段であるとする
「ロシアの原則的立場」
を確認した一方、
「地政学的緊張や新たな外部からの脅威を考慮すれば、現代的で常に臨戦態勢にある戦略軍を保持することが重要だ」
と表明した。
ウクライナ侵略を続けるロシアは核兵器を使用する可能性を排除しないことで、ウクライナや同国を支援する欧米諸国を威圧し、抗戦を断念させたい思惑だとみられる。
プーチン氏によると、演習は核弾頭を搭載する弾頭ミサイルや巡航ミサイルの発射手続きに携わる人員の習熟を目的として実施された。
露国防省は2024年10月29日、演習の一環として、北西部プレセツク宇宙基地から極東カムチャツカ半島の標的に大陸間弾道ミサイル(ICBM)
「ヤルス」
を発射したと発表。
バレンツ海とオホーツク海でも戦略原潜が弾道ミサイルを発射した他、戦略爆撃機による巡航ミサイルの発射も行われたとした。
ロシアは2024年5月以降、戦術核兵器の発射や使用の習熟に向けた演習を実施。
更にプーチン氏は2024年9月、核兵器の使用指針を定める国家文書
「核抑止力分野における国家政策の基礎」
を改訂し、事実上、核使用のハードルを引き下げる方針を示していた。
北朝鮮兵力3000人が戦闘地近くに展開 韓国大統領、ウクライナに攻撃兵器供与も示唆
2024/10/29 20:23
https://www.sankei.com/article/20241029-2ICLZID7ZZNSRKR7C3P4YMMZOM/
ウクライナのゼレンスキー大統領と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は2024年10月29日、電話会談し、北朝鮮のロシア派兵を巡る対応策を協議した。
ゼレンスキー氏は、戦闘地域近くのロシアの訓練拠点に北朝鮮の兵力約3000人が配置されたとの情報を伝え、駐屯規模は約1万2000人まで増えるとの見通しを示した。
尹氏は北朝鮮の部隊が戦場に投じられるなどした場合、
「実効的、段階的な対応措置を取っていく」
と述べ、今後の攻撃用兵器供与の可能性も示唆した。
現代戦の経験が乏しい北朝鮮が
「実戦で得た経験を朝鮮人民軍全体に習得させれば、韓国の安全保障に大きな脅威となる」
とも強調した。
両首脳は、具体的な協力策を協議するため、近く相互に代表団を派遣することで一致した。
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月29日、朝鮮人民軍の高級将校を含む一部の兵力が前線に移動している可能性があるとの見方を示した。
報告を受けた国会議員が記者団に明らかにした。
露メディアによると、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は2024年10月29日、ロシア公式訪問のため、極東ウラジオストクに到着。
2024年10月30日にモスクワで露外務省高官と会談する。
国情院は、崔氏がロシアとの協議で追加派兵や見返りなどに関して協議するとの見方を報告した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の訪露が議題になる可能性がある。
ロシア軍が歴史的建築「デルジプロム」の一部破壊 ウクライナ東部ハリコフを攻撃
2024/10/29 18:56
https://www.sankei.com/article/20241029-4HOXJB2IVFJ4HN2OP4PT7YV33M/
ロシア軍は2024年10月28日、ウクライナ東部ハリコフ市中心部を誘導爆弾で攻撃し、1920年代に完成した歴史的建造物
「デルジプロム」
の一部を破壊した。
旧ソ連で最初の高層建築とされ、第2次大戦中のナチス・ドイツの占領下にあっても大きく破壊されなかったことで知られる。
ハリコフは1934年まで旧ソ連ウクライナ共和国の首都。
当時、デルジプロムに多くの行政機関が置かれた。
2017年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産への暫定リストに記載された。
ウクライナ当局によると、2024年10月28日夜から29日未明にかけてのハリコフ市への攻撃で、4人が死亡し複数の負傷者が出た。
また、ロシア軍が2024年10月に制圧した面積は約478平方キロに達し、月間としては侵攻開始直後の2022年3月以降、最大となった。
フランスメディアが米戦争研究所のデータを基に分析した。
東部ドネツク州ポクロウシクやハリコフ州クピャンスク周辺でロシアが前進したことが影響した。(共同)
北朝鮮軍将校ら一部兵力前線入りか 韓国分析「予想より早い」 北の外相は訪露
2024/10/29 17:46
https://www.sankei.com/article/20241029-24S5URBTJNMBZEQ554D55GPBKA/
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月29日、ウクライナを侵略するロシアへの北朝鮮の朝鮮人民軍の派兵に関し、高級将校を含む一部の兵力が既に戦闘の前線に移った可能性があるとの見方を示した。
報告を受けた国会議員が記者団に明らかにした。
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月28日、北朝鮮の軍部隊がロシア西部の激戦地、クルスク地域に展開したことを確認したと発表していた。
ウクライナ当局は北朝鮮の兵力約1万2000人が既にロシアに入ったと分析。
国情院は当初、北朝鮮の兵力の戦線投入は2024年12月初め頃までかかるとの見方を示していたが、派兵の動きを韓国などに公表されたことを受け、露朝が移動のペースを引き上げたとみている。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は2024年10月28日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長との電話会談で
「北朝鮮の軍の戦線投入が予想より早く行われる可能性があり、厳しい状況だ」
と説明した。
露朝両国のメディアによると、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は2024年10月29日に露極東ウラジオストクに到着。
2024年10月30日にモスクワを公式訪問する。
国情院はロシア側と追加の派兵や派兵に対する見返りなどに関し協議する可能性があると報告した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の訪露が議題になるとの観測も出ている。
北朝鮮軍、ロシアのクルスク地域に展開 NATO事務総長が確認 韓国代表団の説明受け
動画
2024/10/28 22:02
https://www.sankei.com/article/20241028-LE6ICP654NODLEGXYQHDBDIQ5A/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月28日、ロシアによるウクライナ侵略に関し、ロシアに派遣された北朝鮮の軍部隊が露南部クルスク地域に展開したことを確認したと明らかにした。
ウクライナが越境攻撃を行う同地域では、ロシアとの間で激しい戦闘が続いている。
ブリュッセルのNATO本部での臨時会合で、韓国情報機関の国家情報院(国情院)や同国国防省の高官から派兵の実態について説明を受けた後に声明を発表した。
ルッテ氏は、北朝鮮の派兵は
「ロシアの不法な戦争を大きくエスカレートさせるものだ」
とし、露朝に対して一連の行動を即時停止するよう要求した。
北朝鮮による派兵は、露朝の軍事協力が強化されることで朝鮮半島の平和を損ねると共に、ウクライナ戦争を激化させる意味で
「インド太平洋地域と欧州・大西洋地域の両方への脅威だ」
とも指摘した。
ルッテ氏はまた、ウクライナ戦争で露軍兵士の死傷者数は60万人以上に上ったとし、北朝鮮への派兵要請は
「プーチン露大統領が外国の支援なしには戦争を継続できない、切羽詰まった状態に陥っていることを示すものだ」
と強調した。
ルッテ氏は、NATOが事態の対応に向けてウクライナやインド太平洋地域の友好国と引き続き緊密に連携していくと表明した。
会合には日韓とオーストラリア、ニュージーランドの大使も参加した。
ゼレンスキー氏「北朝鮮との戦い強いられる」 支援国に「強い決断不足」と不満訴え
2024/10/27 7:33
https://www.sankei.com/article/20241027-EXGHKOI3DZIETP63TBQA6YGPK4/
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の声明で
「欧州で北朝鮮との戦いを強いられる」
と危機感を示し、ウクライナ支援国の
「力強い決断の不足」
がロシアを増強させていると訴えた。
ロシア領への長距離攻撃の容認が米欧から得られない現状への不満があるとみられ、
「言葉だけではない具体的な行動」
を支援国に求めた。
声明でロシアによる市民への攻撃も批判。
ウクライナメディアによると、東部ドニエプロペトロフスク州ドニプロで25日、ミサイル攻撃で子供を含む5人が死亡した。
キーウ(キエフ)でも25日、複数の無人機による攻撃があり、高層マンションの上層で火災が発生。
10代の少女が死亡した。(共同)
金正恩氏側近が部隊統括 キム副参謀長、ロシア入り 数千人の北朝鮮派遣軍が到着か
2024/10/26 22:33
https://www.sankei.com/article/20241026-QE6JLAVXARPSTIKXG7ZCYV6RZQ/
ロシアに派遣された北朝鮮軍部隊の統括役として、朝鮮人民軍総参謀部のキム・ヨンボク副総参謀長がロシアに入国したことが26日、ウクライナ軍筋の話で分かった。
キム氏は
「暴風軍団」
の異名を取る特殊部隊の第11軍団のトップなどを歴任し、金正恩朝鮮労働党総書記の軍側近の1人。
同筋によるとウクライナ当局はロシア軍が作成した北朝鮮派遣部隊の幹部リストを入手、キム氏は最上位に位置付けられていた。
金正恩氏は派遣部隊のトップに軍の側近を据えて、ロシアの侵攻に関与する姿勢を明確に示し、両国の軍事的連携を加速させる狙いとみられる。
ウクライナ国防省情報総局によると、ロシアに送られた北朝鮮兵は推計約1万2000人。
米紙ニューヨーク・タイムズは米当局者複数の話として、26日までに数千人がウクライナが越境攻撃するロシア西部クルスク州に到着したと伝えた。
(共同)
<主張>BRICS会議 露の政治宣伝への加担だ
社説
2024/10/27 5:00
https://www.sankei.com/article/20241027-GLIRK45OUVL6RJ7STUVA25JYWE/
中国やロシアなど主要新興国で作る
「BRICS」
の首脳会議が、ロシア中部カザンで開かれた。
議長国ロシアにとって、2022年のウクライナ侵略開始後に主催する最大の国際会議である。
プーチン露大統領に、国際的孤立のイメージ払拭に利用する思惑があったのは疑いない。
国連憲章を踏みにじって侵略を続けるロシアに、30カ国以上もの代表が集まったことは異様かつ残念なことだった。
経済関係を深めたいという実利的な思惑を優先したのだろう。
だが、会議出席自体がロシアの政治宣伝への加担と言える。
非難は免れない。
出席した国々は、自国が侵略され、侵略してきた国での国際会議に各国が集う場面を想像したらどうか。
平和と目先の経済利益を交換してはならない。
BRICSのメンバー国は今年2024年、9カ国へ拡大した。
中露、南アフリカ、ブラジル、インドの5カ国に、イランやエジプトなど4カ国が加わった。
首脳会議が採択したカザン宣言は
「パートナー国」
資格の新設を支持し、13カ国が候補国となっている。
宣言は、ロシアへの制裁などを念頭に
「違法な制裁を含む一方的強制措置の破壊的影響を懸念する」
とした。
ウクライナ問題の平和的解決を目指す提案を評価するとも記したが、露軍撤兵には言及していない。
このような宣言は容認できない。
ロシアは直ちに侵略をやめなければならない。
プーチン大統領は、新興・途上国
「グローバルサウス」
の国々をBRICSに加え、先進7カ国(G7)への対抗軸にしたい意向だ。
首脳会議は
「公平な世界発展と安全のための多国間協力の強化」
を掲げ、中東やウクライナ情勢、米ドル決済に対抗する各国通貨決済の拡大などをテーマに話し合った。
だが、各国は同床異夢の状態である。
例えば、インドやブラジル、南アフリカは加盟国の拡大に慎重だ。
そのため、パートナー国新設が妥協策となった。
ロシアや中国が、BRICSを米欧との対抗軸として更に利用しようとすれば軋轢が高まる可能性がある。
日本などG7各国は、BRICSに惹かれる国々に、ウクライナ侵略を後押しする行動を控えるよう働き掛けるべきだ。
G7が7.6兆円のウクライナ支援で合意 年内に融資開始、ロシアの凍結資産を活用
2024/10/26 16:19
https://www.sankei.com/article/20241026-VSKIGKP2I5NGXMH3PTOGJVUIBQ/
日米欧の先進7カ国(G7)は2024年10月25日、ロシアの凍結資産を活用したウクライナ支援について最終合意した。
2024年年内に融資による約500億ドル(約7兆6000億円)の支援を開始する。
G7首脳は共同声明を発表し
「ロシアは違法な侵略戦争を終わらせ、ウクライナの損害を賠償しなければならない」
と強調した。
G7が改めて対ロシアで結束する姿勢を示した一方、ロシアは中国など主要新興国で構成するBRICSの枠組みを巻き込み、非欧米陣営で対抗する構えを見せている。
G7は各国が個別に融資契約を締結し、ウクライナの資金需要に応じて2024年12月1日から2027年末までの間に分割で融資する。
融資はロシアの凍結資産から生じる利益で返済し、ウクライナに返済義務は生じない。
支援の詳細は近く公表する。
G7などが凍結したロシアの資産は約2800億ドルに上る。
G7は2024年6月の首脳会議で支援を決め、融資条件や返済方法など詳細を協議していた。(共同)
北朝鮮「労働新聞」、ロシアへの派兵を伝えず 国外向けの朝鮮中央通信は報道
2024/10/26 13:51
https://www.sankei.com/article/20241026-WRTZCPVEMFOGHBIZGK37AOLHLA/
ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241026-WRTZCPVEMFOGHBIZGK37AOLHLA/photo/N24OXH6ZGFK67EXHVMP752D4SY/
北朝鮮の国内向けメディアである朝鮮労働党機関紙、労働新聞は2024年10月26日、同国外務省のロシア担当次官がロシアのウクライナ侵略を支援するための派兵を否定しなかったとの見解を報じなかった。
国外向けの朝鮮中央通信は2024年10月25日夜に伝えていた。
北朝鮮の住民には派兵の問題を知らせていないことになる。
担当次官は、北朝鮮から派兵があったとすれば
「国際法規に則した行動だ」
と主張。
ただ明確な事実確認は避けた。
2024年10月26日の労働新聞は1面トップに、朝鮮戦争に中国人民義勇軍が参戦したとされる日から74年となる2024年10月25日に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が平壌市内の記念碑に花輪を送ったとの記事を掲載。
他に崔善姫(チェ・ソンヒ)外相が2024年10月25日、訪朝したベトナム外務次官率いる代表団と会談したことや、外務省の対外政策室長が米韓の軍事訓練を談話で批判したことを伝えた。(共同)
北朝鮮のロシア派兵にEUでも懸念「欧州安保に直接影響」 外交官呼び出して抗議も
2024/10/26 9:55
https://www.sankei.com/article/20241026-GZM5L4DP6RLLDHRAAPQ52AYM7E/
ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮が兵士を送ったことで、欧州にも危機感が広がった。
2024年10月25日にはドイツ、フランス両国がそれぞれ
「紛争をエスカレートさせる」
と懸念を表明。
欧州連合(EU)では北朝鮮と国交を持つ国が多く、北朝鮮外交官を呼び出し、直接抗議する動きも出ている。
ドイツ公共放送ARDによると、ショルツ独首相は2024年10月25日、訪問先のインドで、北朝鮮兵のロシア派遣を
「過小評価すべきではない」
と述べた。
「紛争をエスカレートさせる動きである一方、プーチン露大統領が苦境に立っていることの表れでもある」
との見方を示した。
フランス外務省は2024年10月25日の声明で、
「欧州の安全保障に直接影響をもたらす敵対的行為だ」
として北朝鮮を非難した。
ロシア軍に北朝鮮兵が加わることで紛争が国際化し、更なる激化に向けた新段階になり得ると警告した。
ドイツとオーストリア両国の外務省は2024年10月23日、それぞれの国内に駐在する北朝鮮外交官を呼び出した。
オーストリアは
「北朝鮮大使に我々の深刻な懸念を伝えた」
と発表した。
ドイツは旧東独時代から北朝鮮との国交を維持しており、中立国オーストリアも大使を交換している。
EUは2024年10月24日の声明で、北朝鮮に
「違法戦争への支援をやめよ」
と要求した。
ロシアについては
「交渉の意欲があると言いながら、永続的な和平構築には関心がないことを露呈した」
と批判した。
EUはまた、北朝鮮とロシアの関係緊密化で、欧州とインド太平洋の安全保障は緊密に結び付いていることが示されたとし、パートナー国との連携の重要性を訴えた。
北朝鮮のロシア派兵は「戦争の影響をインド太平洋に拡大」と非難 日米韓高官協議
2024/10/26 9:02
https://www.sankei.com/article/20241026-XONYOYCYHRN5LPMCGYRHE75SIU/
日米韓3カ国は2024年10月25日、安全保障を担当する高官協議を米ワシントンで開き、ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮が派兵したことへの
「重大な懸念」
を表明し、
「ロシアの違法な戦争の影響をインド太平洋に拡大させるだけだ」
と非難した。
日米韓協力の促進に向け3カ国首脳会談の早期開催を目指すことを確認した。
協議にはサリバン米大統領補佐官、日本の秋葉剛男国家安全保障局長、韓国の申源G(シン・ウォンシク)国家安保室長が参加した。
国連安全保障理事会の決議に違反する北朝鮮のロシアに対する弾道ミサイルや武器の支援も批判し、露朝に軍事協力をやめるよう求めた。
北朝鮮の完全な非核化に向けた
「緊密な連携の重要性」
を確認。秋葉氏は日本人拉致問題への協力を求め、米韓から支持を得た。
日米韓で昨年2023年12月に始動した北朝鮮の弾道ミサイル情報を即時共有するシステムや、共同訓練などの防衛協力が進んでいることを歓迎した。
また、東・南シナ海で軍事圧力を強める中国を念頭に
「力や威圧による一方的な現状変更への試みに強い反対」
を表明。
「台湾海峡の平和と安定の維持の重要性」
を確認し、中国を牽制した。
2024年11月5日の米大統領選を受けて来年2025年1月に新政権が発足することを踏まえ、安保分野の日米韓連携を今後も進めていくことも確認した。
サリバン氏は秋葉氏と個別に会談。
秋葉氏は石破茂政権の外交・安保政策の最優先事項として
「日米同盟の強化」
を掲げていることを説明した。
サリバン氏は申氏とも個別会談した。
<産経抄>北朝鮮のロシア派兵 兵士大量脱走の可能性も
2024/10/26 5:00
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https://www.sankei.com/article/20241026-TH6SQ75HINJGTPMTBVI3V5PQSE/
18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241026-TH6SQ75HINJGTPMTBVI3V5PQSE/photo/N24OXH6ZGFK67EXHVMP752D4SY/
「ウクライナ侵略に加担する可能性も含め、深刻な懸念を持って注視している」。
林芳正官房長官、岩屋毅外相、中谷元(げん)防衛相は2024年10月25日の記者会見で、北朝鮮によるロシアへの派兵について異口同音に述べた。
どうやら政府内で、質問にはこう答えると打ち合わせ済みだったのだろう。
▼韓国の情報機関、国家情報院は既に
「北特殊部隊の暴風軍団を含む4個旅団1万2000人以上の兵力がロシアに派遣される」
と正式に発表している。
極東情勢にも重大な影響を及ぼしかねない事態であり、閣僚らが慎重な物言いになるのも当然かもしれない。
▼ただ、北では1990年代後半の大飢饉後、食料などの配給制が崩れ、それ以降に育った世代は「金王朝」から恩恵を受けていない。
従って元々忠誠心は薄い上に、韓国ドラマなどを通して韓国の豊かさも広まってきた。
遠い異国の地で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記のために命懸けで戦えといわれても、士気は上がるだろうか。
▼ウクライナの報道機関は、脱走した北兵士18人が、ロシア当局に拘禁されたと伝えている。
数日間食糧を与えられなかったため、陣地を離れたとのことだが、確かに腹が減っては戦ができない。
これから寒い冬を迎えるとあっては、尚更だろう。
▼韓国紙、朝鮮日報によるとウクライナ軍は北兵士に対して
「投降せよ! ウクライナは休息できる空間、食事、暖かさを提供する」
と投降や亡命を呼び掛け始めた。
本国でもロシアでも飢えに苦しむ北兵士にとってかなり魅力的な提案なのではないか。
▼北がロシアが求める派兵をこれまで渋ってきたのは、兵士の脱走を恐れたためだとの説もある。
もしそれが現実のものとなれば、金総書記にとって大打撃となろう。
北朝鮮、ロシア派兵否定せず 外務省次官が「確認する必要を感じない」と見解
2024/10/25 22:20
https://www.sankei.com/article/20241025-BREZ3DSU25MUNC2SEYTWIB3NE4/
北朝鮮の朝鮮中央通信は2024年10月25日夜、外務省のキム・ジョンギュ・ロシア担当次官が、ロシアのウクライナ侵攻を支援するための派兵に関し
「確認する必要を感じない」
との見解を示したと伝えた。
派兵があったとすれば
「国際法規に則した行動だろう」
とも述べた。
派兵を否定しなかった。
キム氏は同通信の質問に答える形で、各国のメディアが派兵について報じていることに注意していると説明。
所管は国防省であり、外務省は直接的に関与していないとした。
更に、派兵が違法行為であるように伝えたい勢力が
「間違いなく存在するだろう」
とも主張した。(共同)
「プーチン氏が停戦模索」とトルコ大統領 首脳会談でウクライナ産穀物輸出など話し合い
2024/10/25 21:56
https://www.sankei.com/article/20241025-ZXMGISQYT5JI7BQAQPCW6Y3TZY/
トルコのエルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領と2024年10月23日に行った会談を巡り、同氏が
「恒久停戦実現を模索していると感じた」
と述べた。
トルコメディアが2024年10月25日伝えた。
ウクライナ情勢を協議し、黒海を通じたウクライナ産穀物輸出や機雷撤去、捕虜交換などについて話し合ったという。
ロシア中部カザンで開かれたBRICS首脳会議後の機中で記者団に語った。
トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国だが、ロシアと友好関係を続け、BRICS加盟を希望しているとされる。
エルドアン氏はBRICSとの協力を強化し
「双方に利益をもたらす」
と訴えた。
中国の習近平国家主席のトルコ訪問にも期待を示した。
黒海経由の穀物輸出について、ロシア、ウクライナ双方は2022年、トルコと国連の仲介により輸出再開で合意したが、ロシアは2023年に離脱した。
エルドアン氏は度々プーチン氏に合意復帰を働き掛けている。(共同)
親露派「ハクティビスト」が日本を標的に攻撃呼びかけ 衆院選投開票日にも注意
2024/10/25 18:57
https://www.sankei.com/article/20241025-4JVJMMXADNIMLPVWE3X4NV5VYI/?outputType=theme_election2024
ウクライナ支援国に対するサイバー攻撃を行う親ロシア派の
「ハクティビスト」
が、日本への攻撃も活発化させている。
衆院選公示日2024年10月15日に、自民党公式ホームページ(HP)が閲覧できなくなり、グループが攻撃したとの声明を出した。
ハクティビスト同士が連携して攻撃を繰り返す傾向もあり、27日の衆院選投開票日の攻撃も懸念されている。
■自民党にDDoS攻撃、犯行声明
自民党のHPが狙われたのは公示日の2024年10月15日午後4時半頃だった。
大量のデータ送信でシステム障害を引き起こす
「DDoS(ディードス)攻撃」
が仕掛けられたとみられ、衆院選の特設サイトにも繋がるトップページが表示されない状態に陥った。
復旧までには、約5時間を要したという。
その後、ハクティビストグループ
「NoName(ノーネーム)057(16)」
が交流サイト(SNS)上で犯行声明を出した。
ハクティビストは、オンライン上でコンピューターに攻撃を加えるハッカーと、活動家を意味する「アクティビスト」を掛け合わせた造語。
ロシアによるウクライナ侵略が始まって以降、親ロシア派のハクティビストがウクライナや支持国へのサイバー攻撃を活発化させている。
■日商、日弁連、造船企業や銀行も標的
トレンドマイクロの調査によると、このNoName057(16)は近年、活発な活動がみられる。
DDoS攻撃を中心にし、攻撃を仕掛けることができるソフトなどのツールを支援者にも配布し、支持者に攻撃を協力させている。
日本への攻撃は2024年9月18日以降、断続的に行っているとみられる。
これまでに自らの攻撃だと報告しているのは、自民の他、日本商工会議所や日本弁護士連合会、北海道に関連する造船企業や青森の銀行などがある。
■日米合同軍事演習への抗議も
トレンドマイクロによると、今月2024年10月下旬に自衛隊と米軍がロシア国境付近の北海道などで実施予定の合同軍事演習についての抗議のために日本を標的にしているという。
また、別のハクティビストグループも日本への攻撃を表明。
ただこのグループは、攻撃表明した企業が実際は被害を受けていないケースも確認されるなど、声明の信憑性は高くない。
トレンドマイクロは、衆院選の投開票日も狙われる可能性もあるとして、注意を呼び掛けている。
◇
情報セキュリティー会社、トレンドマイクロの岡本勝之氏の話
ハクティビストは自分たちの主張を広めることが目的だ。
実際に攻撃しているか信用できない部分もあり、投稿を拡散しない方がよい。
万が一、標的とされた場合でも被害を低減させるための対策が必要だ。
サービスを提供していない国のIPアドレスからのアクセスを制限したり、サーバーを分散して攻撃を緩和したりするなど、事前に対策を講じておくことが重要となる。
ロシア入りした北朝鮮兵は「弾除けの傭兵にすぎない」 派兵を秘匿…精鋭部隊の特異な実態
2024/10/25 18:40
https://www.sankei.com/article/20241025-BAYY3ILPHBPTVHBMOUYQ7LKCME/
北朝鮮がウクライナを侵略するロシアに派遣したのは、朝鮮人民軍の精鋭特殊部隊とされる。
だが、韓国当局の分析からは、北朝鮮内で派兵について固く秘匿されるなど、特異な対応が取られている実態も浮かび上がってきた。
■露軍統制下で作戦権限なし
「弾除けの傭兵に過ぎない」。
韓国の金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防相は2024年10月24日、国会で北朝鮮の派兵部隊をこう表現し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が
「軍隊を違法な侵略戦争に売り渡した」
「自身の独裁体制を強固にするためだ」
と非難した。
派兵は本来、派遣国の指揮体系を維持し、その国の軍服や国旗を明示する。
だが、北朝鮮の部隊はロシア軍の軍服を着て露軍将兵に偽装し、
「露軍の統制下で何の作戦権限もなく言われるまま動いている」。
金国防相はこのため、
「傭兵」
と表現したのだという。
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は、北朝鮮が派兵の対価として1人当たり2000ドル(約30万円)相当を得るとの見方を示し、見返りに経済難の打開や朝鮮半島有事でのロシアの介入を期待していると北朝鮮の思惑を分析した。
■現代戦の理解不足、死傷者多発か
露朝首脳は6月、両国の一方が戦争状態となった際の軍事援助を盛り込んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
に署名したが、露下院が条約批准を可決したのは今月2024年10月24日だ。
露朝は条約の発効を待たずに、いわば密約≠フ形で派兵準備を進めてきたことになる。
派兵されたのは
「暴風軍団」
とも呼ばれる精鋭部隊とされる。
ただ、韓国当局では、北朝鮮が主に10〜20代の新米兵を派兵したとの見方も出ている。
国会では、ウクライナ側が公開した北朝鮮兵とされる映像を見た議員から
「体格は小さく、あどけない」
との指摘があった。
国情院は、北朝鮮が派兵の噂が国内で拡散しないよう厳しい情報統制を敷いていると報告した。
だが、派兵部隊に選抜された兵士の家族が
「嗚咽(おえつ)して顔がやつれた」
との話が出回り、兵士らの家族を集団移住させ、隔離しようとする動きがあるとも説明した。
国情院は、兵士らは体力があり士気は高いものの、無人機からの攻撃など現代戦への理解が不足しており、戦線に出れば死傷者が多数発生するとのロシア側の予想も明らかにした。
派兵部隊に実際に多数の死傷者が出て北朝鮮内にその情報が伝われば、金正恩体制にとっての不安定要素となる可能性も否定できない。
北朝鮮によるロシアへの派兵「信じるに足る情報を確認」 岩屋毅外相
2024/10/25 12:00
https://www.sankei.com/article/20241025-TRJGENQ3B5K47LJUNGALBMOOBY/
岩屋毅外相は2024年10月25日の記者会見で、北朝鮮の兵士がロシアに派遣されているとの情報について
「米国、韓国とも協力して関連情報の収集、分析を進めた結果、北朝鮮が兵士をロシア東部に派遣し、軍事訓練に関与していると信じるに足る情報が確認された」
と述べた。
その上で岩屋氏は
「最近の露朝軍事協力の進展の動きはウクライナ情勢の更なる悪化を招くのみならず、我が国を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきものだ」
と指摘し、引き続き関連情報の収集、分析を進める考えを示した。
中谷防衛相「北朝鮮がロシア東部へ派兵」 政府分析、ウクライナ侵略に加担懸念
2024/10/25 11:35
https://www.sankei.com/article/20241025-RMP7GMNFYVIALNRJOGHLOMOAMQ/
中谷元防衛相は2024年10月25日の記者会見で、ウクライナ侵略を続けるロシアへの北朝鮮による派兵に関し、米国などと協力して情報の収集、分析を進めた結果、
「北朝鮮の兵士がロシア東部へ派遣され、訓練を行っているものと考えている」
との認識を示した。
その上で
「ウクライナ侵略に加担する可能性を含め、深刻な懸念を持って注視している」
と述べた。
中谷氏は、ロシアと北朝鮮による軍事協力の進展が、ウクライナ情勢の更なる悪化を招くだけでなく、日本周辺の安全保障環境にも影響を与えると指摘し、
「深刻に憂慮すべきだ」
と強調した。
林官房長官、ロシアへの北朝鮮の派兵「深刻な懸念、憂慮すべきもの」
2024/10/25 11:33
https://www.sankei.com/article/20241025-BUSKMSTUGFKEFBP2TAFDU7P6NU/
林芳正官房長官は2024年10月25日の記者会見で、ウクライナ侵略を続けるロシアへの北朝鮮による派兵について
「ウクライナ侵略に加担する可能性も含め、深刻な懸念を持って注視している」
と述べた。
「最近の露朝軍事協力の進展の動きはウクライナ情勢の更なる悪化を招くのみならず、我が国を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきものだ」
とも語った。
「北朝鮮軍が戦闘地域入り」ロシア西部クルスク州 ウクライナ発表 極東で訓練終え
2024/10/25 11:28
https://www.sankei.com/article/20241025-4GV5AE2ZCFP65IRBTRTC2EEQ4U/
ロシアによるウクライナ侵略への北朝鮮軍の参戦を巡り、ウクライナ国防省情報総局は2024年10月24日、露極東での軍事訓練を終えた北朝鮮軍部隊の第1陣が戦闘地域に派遣されたことが確認されたと発表した。
場所はウクライナ軍が越境攻撃で一部を占領下に置いている露西部クルスク州で、2024年10月23日に確認されたとした。
情報総局は、ロシアに入国した北朝鮮軍の規模が
「約1万2000人」
だと推計されていると指摘。
その中には3人の将官と500人の士官も含まれているとした。
また、ロシアが北朝鮮軍兵士に弾薬や寝具、冬着、靴、トイレットペーパー、石鹸など衛生用品を配給しているとも報告した。
ロシアへの北朝鮮軍の入国はこれまでにウクライナや米国、韓国が確認。
一方、ロシアは虚偽だと主張している。
プーチン露大統領「われわれの問題」 北朝鮮軍の露入国を否定せず BRICSの拡大も
2024/10/25 9:50
https://www.sankei.com/article/20241025-ROYHNQYRU5M65A6R3YGBAHRV7Y/
ロシアのプーチン大統領は2024年10月24日、中国やロシアなど主要新興国でつくる「BRICS」の首脳会議が同日、露中部カザンで閉幕したことに合わせ、記者会見を開いた。
北朝鮮軍がロシアに入国し、ロシア側でウクライナ侵略に参戦する可能性があるとする情報の真偽に関する質問に対し、
「私たち(露朝)が何をどうするかは私たちの問題だ」
と述べ、明確に否定しなかった。
「北朝鮮軍の露入国が衛星写真で確認されている」
「紛争の激化ではないか」
とする米メディアの質問に答えた。
プーチン氏は、ロシアが対ウクライナ軍事作戦を始める以前から、北大西洋条約機構(NATO)諸国がウクライナを
「武装化」
してきたと指摘。
現在の戦場でもNATOの軍人がウクライナに供与した兵器の運用に携わるなど
「(紛争に)直接参加している」
とし、
「紛争を激化させてきたのは欧米側だ」
と主張した。
その上で、露朝が事実上の軍事同盟条約となる
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を結んだことに言及。
条約に基づき露朝は連絡を取り合い、行動していくとした。
会見でプーチン氏は、BRICSの拡大を視野に
「パートナー国」
資格の新設を支持したことにも言及。
パートナー国候補のリストは合意済みだとし、今後、各国に招待状を送り、同意を得た上で公表するとした。
ロシア側はパートナー国候補を
「13カ国」
だと説明。
一部メディアは、
トルコ▽インドネシア▽アルジェリア▽ベラルーシ▽キューバ▽ボリビア▽マレーシア▽ウズベキスタン▽カザフスタン▽タイ▽ベトナム▽ナイジェリア▽ウガンダ
だと報じている。
訓練終えた北朝鮮部隊がロシア西部クルスク州に到着 プーチン氏、派兵否定せず
2024/10/25 6:44
https://www.sankei.com/article/20241025-FNEQQCKYSZPHLNIM736AMAB5IY/
ウクライナ国防省情報総局は2024年10月24日、ロシア東部で訓練を終えた北朝鮮軍部隊が、ウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州に到着したと発表した。
人数は不明。
プーチン大統領はロシア中部カザンでの記者会見で、北朝鮮の派兵について問われ、否定しなかった。
プーチン氏は会見で、衛星画像などを根拠に韓国や米国が北朝鮮兵士がロシアに派遣されたと主張していることに関して
「画像というのは重要なものだ」
「何かを反映している」
と述べた。
ロ朝両首脳は2024年6月、有事の軍事援助を定めた包括的戦略パートナーシップ条約に署名。
プーチン氏は、条約に基づき
「北朝鮮指導部が真剣に対応していることを疑ったことがない」
と強調した。
武力侵攻を受け戦争状態になった場合の軍事援助を明記した条約第4条に言及し
「この条文の枠内で何をどのようにするかは我々の問題だ」
と指摘した。
北朝鮮部隊がロシア西部クルクス州に到着、ウクライナ国防省が発表 人数は不明
2024/10/25 1:24
https://www.sankei.com/article/20241025-5WIUQXNGC5IWJDG7TI2KD5BYBA/
ウクライナ国防省情報総局は2024年10月24日、北朝鮮の軍部隊が同日までにロシア西部クルスク州に到着したと発表した。
人数は不明。
一方、米政府は2024年10月23日、2024年10月上旬〜中旬にロシアに渡航した北朝鮮兵少なくとも3000人が、ロシア東部の複数の軍事施設で訓練を受けていると発表した。
ウクライナ軍筋によると、西部に向かった約2000人はクルスク州か、同じくウクライナ国境に接するロストフ州に向かっている可能性がある。
ロシア国内で訓練を終えた北朝鮮軍の具体的な動きが判明したのは初めて。
先遣隊は士官ら約10人で構成。
クルスク州では、北朝鮮兵を受け入れる拠点の確保や通信網の整備の他、周辺の安全確認などを行っているとみられる。
2000人の到着は確認されていない。(共同)
北朝鮮派兵に懐疑的 ロシア同盟国のベラルーシ大統領「プーチン氏の性格知っている」
2024/10/24 21:25
https://www.sankei.com/article/20241024-FBDJDU75E5IMFLFCYVGGUAOB2U/
英BBC放送は2024年10月24日までに、ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領のインタビューを伝えた。
北朝鮮の兵士がウクライナ侵攻を続けるロシアに派遣されたとの情報について
「プーチン大統領の性格を知っているが、彼は如何なる国の軍隊にも特別軍事作戦に引きこむような説得を決してしない」
と述べ、懐疑的な見方を示した。
2024年10月23日に滞在先のロシア中部カザンで答えた。
一方で北朝鮮兵が実際にロシアに派遣されていれば
「それはエスカレーションへの一歩だ」
と指摘した。
ルカシェンコ氏はベラルーシに対しては、プーチン氏だけでなくショイグ前国防相もベロウソフ国防相も、侵攻支援のためにベラルーシ軍を派遣するように要請したことはないと語った。(共同)
ウクライナ、露派兵の北朝鮮兵に動画で投降呼びかけ 「意味なく死んではいけない」
2024/10/24 21:17
https://www.sankei.com/article/20241024-TC2LFFARWBJJ3BJLOXXI5CLEYU/
ウクライナ当局は2024年10月23日、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために派兵されたとされる北朝鮮兵士に向け、早くも朝鮮語で投降を呼びかける動画を公開した。
「外国の地で意味もなく死んではいけない」
と強調。
ベッドや食事を盛り付ける様子が写り、投降すれば
「安全な場所で食事と医療が提供される」
と訴えている。
動画を公開したのはウクライナ当局がロシア兵の投降推進を目的に運営する
「私は生きたい」
プロジェクト。
投降希望者を対象に24時間態勢の電話相談窓口を設置し、捕虜の人道的扱いを定めたジュネーブ条約に基づく対応を約束してきた。
北朝鮮兵にも対象を拡大し、準備を進める。
ウクライナ軍筋によると、ロシア東部の演習場で訓練を終了した北朝鮮兵約2000人が、ウクライナ国境に近いロシア西部に向けて列車などで移動。
米政府も少なくとも3000人の北朝鮮兵が、ロシアで訓練を受けていると発表している。(共同)
北朝鮮兵2000人がロシア西部へ 先遣隊準備とウクライナ軍 東部で訓練、米国が確認
2024/10/24 19:56
https://www.sankei.com/article/20241024-DLZLPODWYBPHBH5OETPSGBXILA/
ロシア東部の演習場で訓練を終了した北朝鮮兵約2000人が、ウクライナ国境に近いロシア西部に向けて列車などで移動していることが2024年10月24日、分かった。
ウクライナ軍筋が共同通信に明らかにした。
ウクライナが越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州には2024年10月初め頃、北朝鮮軍の士官らが先遣隊として入り、受け入れ準備を進めていることも判明した。
ロシア国内で訓練を終えた北朝鮮軍の具体的な動きが判明したのは初めて。
約2000人はクルスク州かロシア南部ロストフ州に向かっている可能性がある。
米政府は2024年10月23日、2024年10月上旬〜中旬にロシアに渡航した北朝鮮兵少なくとも3000人が、ロシア東部の複数の軍事施設で訓練を受けていると発表した。
ウクライナ軍筋によると、先遣隊は士官ら約10人で構成されている。
クルスク州では、北朝鮮兵を受け入れる拠点の確保や通信網の整備の他、周辺の安全確認などを行っているとみられる。(共同)
米、北朝鮮の約3000人派兵確認 ロシア東部基地で訓練後参戦へ 「インド太平洋情勢に影響」懸念
2024/10/24 8:18
https://www.sankei.com/article/20241024-JBJ67JKKNVK7VIM3YZ3YIDKNFE/
バイデン米政権は2024年10月23日、北朝鮮がロシアのウクライナ侵略を支援するためロシアに約3000人の部隊を派兵したとの調査結果を明らかにした。
部隊は露東部の基地で訓練を受けているとし、兵力の消耗が激しい露軍の補充として戦線に投入されるとみている。
インド太平洋地域の安全保障に影響が生じる可能性もあるとみて、同盟諸国と監視を強化する構えだ。
ウクライナの最大支援国の米国は北大西洋条約機構(NATO)加盟国や韓国などと、北朝鮮参戦の実態把握を続ける。
韓国情報機関の国家情報院も2024年10月23日、朝鮮人民軍3000人規模が派兵されたと明らかにした。
カービー米大統領補佐官は2024年10月23日の記者会見で、北朝鮮の部隊約3000人が2024年10月中旬に北朝鮮の元山から露極東ウラジオストクに船で輸送され、戦闘訓練を受けていると指摘。
訓練が終了すれば露西部に移動しウクライナ軍との戦闘に参戦する可能性があると述べた。
カービー氏はまた、北朝鮮の派兵は2022年2月にロシアが開始したウクライナ侵略の
「劇的な変化だ」
と指摘。
同盟諸国と対応を協議し、今後更なる情報開示を行うと共に、制裁を含む対抗措置を明らかにすると述べた。
カービー氏は更に、北朝鮮の参戦は、戦場における露軍の激しい兵力損失と、それに伴う北朝鮮との軍事協力の進展を明示していると指摘。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が実際に流血の伴う兵力提供に応じたことで、ロシアから軍事上の見返りを得る可能性があるとし、ウクライナ情勢に加え
「インド太平洋地域に安全保障上の影響が生じる」
との懸念を示した。
ロシアの北朝鮮兵に投降呼びかけ ウクライナ、朝鮮語で動画
2024/10/24 7:04
https://www.sankei.com/article/20241024-2RKSKSE6OBJPLK4S22GXV57GME/
ウクライナ当局は2024年10月23日、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために派兵されたとされる北朝鮮兵士に向け、朝鮮語で投降を呼びかける動画を公開した。
「外国の地で意味も無く死んではいけない」
と強調。
ベッドや食事を盛り付ける様子が映り、投降すれば
「安全な場所で食事と医療が提供される」
と訴えている。
動画を公開したのはウクライナ当局がロシア兵の投降推進を目的に運営する
「私は生きたい」
プロジェクト。
投降希望者を対象に24時間態勢の電話相談窓口を設置し、捕虜の人道的扱いを定めたジュネーブ条約に基づく対応を約束してきた。
北朝鮮の派兵を巡っては、ウクライナや韓国、米国がロシアへの移動を確認。
カービー米大統領補佐官は2024年10月23日の記者会見で、今月2024年10月上〜中旬にロシアに渡航した北朝鮮兵少なくとも3000人がロシアの複数の軍事施設で訓練を受けているとの分析を表明した。
訓練後、戦地に向かう可能性がある。(共同)
北朝鮮のロシア派兵、米国も確認 国防長官「証拠ある」 実態把握急ぐ
2024/10/23 21:48
https://www.sankei.com/article/20241023-SW4E4LOS7BLCHMGFGDQZRTOFDY/
オースティン米国防長官は2024年10月23日、北朝鮮がロシアによるウクライナへの侵略を支援するためロシアへ地上部隊を派兵した
「証拠がある」
と述べた。
バイデン政権は同盟諸国と共に、北朝鮮軍の派兵の事実関係を調査しており、米政府として北朝鮮の参戦を認めたのは初めて。
ロイター通信によると、オースティン氏は訪問先のイタリア・ローマで記者団に対し
「北朝鮮の部隊がロシアにいる証拠がある」
と述べ、派兵の具体的な目的や行動について情報を精査する必要性を強調した。
米政府は、ウクライナや北大西洋条約機構(NATO)加盟国、韓国の情報機関などと協議し、北朝鮮の派兵の実態の把握を急いでいる。
カービー大統領補佐官は2024年10月21日、
「事実であれば極めて憂慮すべき事態」
として、近日中に調査内容を明らかにする計画があると述べた。
ロシア入りした北朝鮮兵力3千人に 韓国情報機関分析「戦線投入時は多数の死傷者」
2024/10/23 19:34
https://www.sankei.com/article/20241023-AXQFOWRIZJKLPDR5HR3IAF3RQA/
2024年10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241023-AXQFOWRIZJKLPDR5HR3IAF3RQA/photo/N24OXH6ZGFK67EXHVMP752D4SY/
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月23日、ウクライナへの侵略戦争に参戦するため、ロシア入りした北朝鮮の朝鮮人民軍の兵力が計3000人余りになったとの情報を明らかにした。
趙太庸(チョ・テヨン)国情院長から報告を受けた与野党議員が記者団に発表した。
国情院は、2024年12月頃には北朝鮮からの派兵総数が1万余りに達するとの見通しを示した。
国情院は2024年10月18日、特殊部隊の将兵ら約1500人が2024年10月8〜13日に露海軍の艦艇で露極東地域に移ったと発表していた。
新たに約1500人のロシア入りが確認された。
将兵らはロシア内の複数の施設に分かれて適応訓練を受けており、現段階ではまだ戦線に投入されていないと国情院はみている。
北朝鮮の兵士らは士気が高く、体力に長じているが、無人機攻撃など現代戦に対する理解が不足し、戦線投入時には死傷者が多数出るとの露側教官の見方も報告した。
北朝鮮国内では今回の派兵に関して厳しい情報統制を敷いているが、噂も広がり始めているという。
派兵部隊に選抜された兵士らの家族を通じて情報が拡散しないよう、家族らを隔離する動きもあるという。
露朝は2024年6月に有事の際の軍事援助を盛り込んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
に両国首脳が署名した後、派兵を巡る具体的協議に入ったと国情院は分析している。
北朝鮮兵のロシア支援、訓練情報把握 ゼレンスキー氏
2024/10/23 8:26
https://www.sankei.com/article/20241023-KWLERGCYQRJBDI5UNK5YFAYDTA/
2024年10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。
ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241023-KWLERGCYQRJBDI5UNK5YFAYDTA/photo/JBT5PMCH6NNBLJOECUZ7E65XRM/
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月22日の声明で、北朝鮮によるロシア支援の派兵を巡り、大規模な訓練が既に始まっているとの情報をウクライナ側が持っていると明らかにした。
声明で、各国が北朝鮮を非難していることに謝意を示し
「言葉だけではない具体的な対応」
も求めた。
「北朝鮮が欧州の戦争に介入できるのであれば、北朝鮮に対する圧力は不十分だ」
と訴えた。(共同)
北の露派兵 同盟諸国と事実関係を協議 露軍犠牲1日1200人超との概算も 米補佐官
2024/10/22 11:48
https://www.sankei.com/article/20241022-ACC7VAVO2JPRJFDUXHSMWE3RK4/
カービー米大統領補佐官は2024年10月21日の記者会見で、北朝鮮がウクライナへの侵略を続けるロシアに地上部隊を派兵したとされる問題で、事実関係を調査するため同盟諸国と協議していると明らかにした。
近日中にも調査内容を公表する計画があるとも述べた。
北朝鮮のロシア派兵は欧米メディアが相次ぎ報道し、ウクライナのゼレンスキー大統領が議会演説で北朝鮮が侵略に
「参戦している」
と明言。
韓国の情報機関、国家情報院も、特殊部隊がロシアに派兵されたとの情報を明らかにした。
カービー補佐官は協議中の国名に触れなかったが、ウクライナや北大西洋条約機構(NATO)加盟国に加え、北朝鮮の軍動向を監視する韓国とも情報を精査している可能性がある。
派兵規模は最終的に数千人から1万人超に上るとの見方がある。
カービー氏は
「侵略への参戦を目的とした北朝鮮のロシア派兵が事実であれば、危険かつ極めて憂慮すべき事態だ」
とし、同盟諸国と実態把握に務めていると述べた。
カービー氏はまた、ウクライナでの露軍の死傷者数が
「1日当たり1200人超」
に上るとの概算を示し、
「歴史的な数だ」
と指摘。
ロシアが国際社会で孤立し、戦場での犠牲も増加していることが、北朝鮮やイランなどとの軍事協力を急速に強める背景との見解を示した。
ロシアに対しイランは大量の無人機を、北朝鮮は弾道ミサイルや砲弾をそれぞれ供与している。
北朝鮮派兵に懸念相次ぐ 安保理、ロシア「恐怖をあおるデマだ」と否定
2024/10/22 8:31
https://www.sankei.com/article/20241022-ZLLQUCW3JFPFVMMRS5RTZUHTQQ/
国連安全保障理事会は21日、ロシアによるウクライナ侵攻を協議する緊急会合を開いた。
韓国やウクライナは北朝鮮がロシアへの派兵を始めたと指摘し、米国や日本などは派兵情報への懸念を表明。
ロシアは
「恐怖を煽るデマだ」
と否定した。
韓国の黄浚局国連大使は、ロシアに派兵した北朝鮮は
「積極的な交戦国」
だと非難。
ウクライナのキスリツァ国連大使は
「ロシア東部で約1万1千人の北朝鮮兵が訓練を受けている」
とし、2024年11月1日までに実戦投入される見通しだと主張した。
ロシアのネベンジャ国連大使は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は絶対に受け入れられないと強調。
劣勢のウクライナが
「ロシアとNATOの直接対決を引き起こそうとしている」
と訴えた。(共同)
NATOと韓国が北朝鮮の露派兵で連携へ 韓国は露大使呼び抗議
2024/10/21 20:10
https://www.sankei.com/article/20241021-6E2WNCGOJJMODOCRUOB5WJ4CNU/
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月21日、電話で会談し、ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮が部隊を派兵したとされる問題を巡り意見交換した。
ルッテ氏は、派兵は国際法と国連安全保障理事会決議に反するとして、深刻な懸念を表明した。
韓国大統領府が発表した。
尹氏は、北朝鮮が派兵した特殊部隊約1500人がロシアで適応訓練を受けているといった詳細情報を説明。
露朝の軍事協力は
「国際秩序を根本的に揺るがし、朝鮮半島や世界の平和をも脅かしており、決して座視しない」
と強調した。
両氏は詳細な情報を共有するため、韓国がNATOに代表団を派遣するなど連携を強化することで合意した。
韓国政府は2024年10月18日に情報機関を通じて派兵について発表したが、直後にルッテ氏は
「証拠は確認できない」
と述べていた。
尹氏の説明を受け、派兵に関して確信を強めたとみられる。
一方、韓国外務省は2024年10月21日、ロシアのジノビエフ駐韓大使を呼び、北朝鮮の派兵を厳しく非難し、朝鮮人民軍の即時撤退と軍事協力の中止を強く求めた。
露大使館によると、ジノビエフ氏は
「露朝間の協力は国際法の枠内で行われ、韓国の安保の利益に反するものではない」
と反論した。
韓国政府が露朝への対応策を検討する中、これまで控えてきたウクライナへの殺傷兵器の提供に踏み切るのか注目されている。
北朝鮮兵映像「本物と確認した」 ウクライナ、ロシア軍人が撮影と説明
2024/10/21 18:05
https://www.sankei.com/article/20241021-FXFX3RKAZZMOHHYATLPFKHN2KM/
北朝鮮兵の姿がロシア軍施設で確認されたとの映像を公開したウクライナ文化情報省傘下機関トップのイゴル・ソロベイ氏は2024年12月20日、映像について
「現場にいたロシア軍兵士が撮影した」
「信頼できる情報源から入手した」
と述べた。
北朝鮮がウクライナ侵攻に
「参戦」
した証拠になるとの見方を示し
「公開情報オシントを活用して本物と確認した」
と主張した。
共同通信のオンラインインタビューに答えた。
ソロベイ氏は文化情報省の戦略コミュニケーション・情報セキュリティーセンターの所長。
ゼレンスキー政権や韓国の情報機関、国家情報院は北朝鮮がロシアへの派兵を始めたと分析している。
ただ、オースティン米国防長官は2024年10月19日の記者会見で
「現時点で確認できていない」
「調査を続ける」
「事実なら深刻だ」
と述べるにとどめた。
同センターは2024年10月18日、ロシア極東の軍事施設で北朝鮮兵士が装備品を受け取る様子だとする映像を公開した。(共同)
ロシア国境付近で北朝鮮兵士18人集団脱走 派遣兵か 韓国紙報道
毎日新聞
2024/10/16 13:28(最終更新 10/16 18:20)
https://mainichi.jp/articles/20241016/k00/00m/030/058000c
韓国紙の朝鮮日報は2024年10月16日、ウクライナ軍高官の話として、ロシア西部ブリャンスク、クルスク両州のウクライナとの国境付近で、北朝鮮軍兵士18人が集団脱走したと報じた。
ウクライナ軍は、脱走したのは北朝鮮が対露軍事協力の一環で派遣した兵士らで、まだ拘束されていないとみているという。
露朝両国は2024年6月の首脳会談で、有事の際の軍事援助を規定した包括的戦略パートナーシップ条約を締結。
軍事協力を進展させる可能性が指摘されていた。
韓国の金龍顕(キムヨンヒョン)国防相は2024年10月8日、
「(北朝鮮が対露協力のため)正規軍をウクライナに派遣する可能性が高い」
との見方を示した。
北朝鮮の派兵を巡っては、露政府は否定しているが、ウクライナ側からの情報発信が相次いでいる。
米紙ワシントン・ポストは2024年10月11日、ウクライナ軍関係者の証言として
「数千人規模の北朝鮮の歩兵部隊が露国内で訓練を受けている」
と伝えた。
2024年年末までに前線に配置される可能性があるという。
また、ウクライナメディアは2024年10月上旬、東部ドネツク州の露側占領地域で、北朝鮮軍の将校6人がウクライナのミサイル攻撃で死亡したと報じた。
米CNNは、北朝鮮がロシアに兵器を供給していることから、これらの兵器に関する工学的な支援や情報交換のために兵士が派遣されたとの情報を伝えている。【ソウル日下部元美】
北朝鮮のロシア派兵に「明確な証拠」ゼレンスキー大統領 米は「調査を継続」
2024/10/21 7:08
https://www.sankei.com/article/20241021-HLVLS35425OXTKCTRMZPIFCSR4/
ウクライナのゼレンスキー大統領は20日の声明で、北朝鮮がロシアに兵士を派遣している「明確な証拠」があるとして、北朝鮮がウクライナ侵攻に「参戦」していると改めて主張した。衛星情報やロシアからの映像が証拠だとしており、各国に対抗措置を取るよう訴えた。
ゼレンスキー政権や韓国の情報機関、国家情報院は北朝鮮が派兵を始めたと分析している。ただ米国のオースティン国防長官は19日の記者会見で「現時点で確認できていない。調査を継続する。事実だとすれば深刻だ」と述べるにとどめた。
ゼレンスキー氏は声明で「北朝鮮が現代の戦争の特徴を学び始めれば、脅威が大きく増すだろう」と指摘。「世界が沈黙を続け、われわれが北朝鮮兵士と前線で対峙することになれば、世界の誰の得にもならないし、戦争が長期化するだけだ」と主張した。
ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報セキュリティーセンターは18日、ロシア極東の軍事関連施設で北朝鮮の兵士らが装備品を受け取る様子だとする映像を公開した。20日には、ロシア軍が軍服や靴などのサイズを質問する朝鮮語の調査票を用意していたと明らかにした。(共同)
ウクライナ、東部の集落奪還と発表 北朝鮮軍は越境攻撃下の露西部クルスク州に投入か
2024/10/19 8:54
https://www.sankei.com/article/20241019-FS6BVMUHLNIQLAVF2Z4KHHBB3E/
ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ国防省情報総局は2024年10月18日、同国軍が東部ハリコフ州の集落クルグリャコフカを露軍から奪還したと発表した。
ウクライナメディアが伝えた。
クルグリャコフカは露軍が制圧を狙う同州の都市クピャンスク方面に位置している。
東部では戦力に勝る露軍が徐々に前進しているが、ウクライナも反撃を試みているもようだ。
一方、ロシア側での参戦を決めた北朝鮮が軍の人員をロシアに派遣したとされる問題で、ウクライナメディアは2024年10月18日、同国軍情報当局筋の話として、北朝鮮軍がハバロフスクやウラジオストクなど露極東の4都市で実戦投入に向けた訓練を受けていると報じた。
米軍事メディア「ウォーゾーン」によると、ウクライナ国防省情報総局のブダノフ局長は、ロシアに派遣された北朝鮮軍の規模を
「1万1000人」
だと指摘。
ブダノフ氏はまた、北朝鮮軍が2024年11月1日までに訓練を完了し、うち2600人がウクライナ軍の越境攻撃を受ける露西部クルスク州に投入される見通しだと明らかにした。
プーチン氏、G20首脳会議の欠席表明 ICC逮捕状巡る「混乱回避」理由に
2024/10/19 8:44
https://www.sankei.com/article/20241019-4D6CGK3STRK2BNVZD7LVNPUVUQ/
ロシアのプーチン大統領は2024年10月18日、2024年11月にブラジルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に欠席すると表明した。
理由に関し、ウクライナ侵略を巡る戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)が自身に逮捕状を出していることに言及。
「私が行けば、G20の議論はそれ(逮捕問題)ばかりになってしまう」
とし、自身の出席により首脳会議が混乱する事態を防ぐための決定だと主張した。
今月2024年10月22〜24日に露中部カザンで開かれる主要新興国の枠組み「BRICS」の首脳会議に先立つBRICS諸国の報道機関との会見で発言した。
ICC加盟国のブラジルには、プーチン氏が入国した場合、逮捕する義務が生じる。
一方でプーチン氏は
「逮捕を回避することは簡単だ」
「(逮捕しないという)政府間合意を結ぶだけだ」
とも指摘。
逮捕を懸念した欠席ではないと強調した。
プーチン氏はウクライナ情勢にも言及。
将来的な停戦について
「1年間や2年間の停戦であるべきではない」
「その間に北大西洋条約機構(NATO)が兵器を蓄え、(ウクライナに)移転するためだ」
と述べた。
その上で
「長期的で持続可能な平和」
の実現に向けて
「ロシアは戦い続け、勝利する」
と主張した。
プーチン氏はウクライナの
「中立化」
「非軍事化」
といった目標を達成するまで軍事作戦を継続する意思を改めて示した形だ。
「現段階で確認できない」NATO事務総長、ウクライナへの北朝鮮派兵報道で
2024/10/18 22:56
https://www.sankei.com/article/20241018-OZTEJIQNSRIOTGHKQN5MCDZD3M/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月18日
「北朝鮮人が兵士としてウクライナでの戦争に参加しているという報道について現段階では確認できていない」
と述べた。
ブリュッセルで記者団に語った。
ルッテ氏は、NATOが韓国などと緊密に連絡を取り合っており
「この見解は変わる可能性がある」
と指摘し、動向を注視する考えを示した。(共同)
北朝鮮がウクライナ侵攻「参戦」 軍特殊部隊1500人露極東入り 韓国情報機関
2024/10/18 22:29
https://www.sankei.com/article/20241018-TSZJ7GK24NIBZE7OJV4PBVC3A4/
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月18日、北朝鮮がウクライナ侵略を続けるロシアを支援するため、朝鮮人民軍の大規模派兵を決め、既に第1陣約1500人が露極東地域に入ったとの情報を明らかにした。
韓国当局は、北朝鮮が参戦を始めたと判断した。
聯合ニュースが伝えた。
北朝鮮による地上軍の大規模な海外派兵は初めてとされ、ウクライナの戦局にも影響を与える可能性がある。
派兵されたのは、軍特殊作戦部隊である
「第11軍団」
所属の将兵で、近く第2陣の兵員輸送も行われる見通し。
第11軍団は
「暴風軍団」
との異名を持つ最精鋭部隊。
最終的に4個旅団計約1万2000人規模の兵力がウクライナの戦場に投入されると予想されている。
北朝鮮が日米韓への敵対姿勢を強める中、軍の特殊部隊が戦場で実戦経験を積むことになれば、日韓の安全保障情勢にも影響を及ぼしかねない。
国情院によると、第1陣は今月2024年10月8日〜13日に北朝鮮北東部の清津(チョンジン)や東部、咸興(ハムフン)付近の地域から露太平洋艦隊の揚陸艦4隻と護衛艦3隻に乗船し、露極東ウラジオストクに移った。
ウラジオストクの他、ウスリスクやハバロフスクなど極東地域の複数の拠点に駐留。
訓練を終え次第、戦地に送られる模様だ。
北朝鮮の兵士らはロシア人兵士を装うため、ロシアの軍服やロシア製武器、シベリア地域の住民を装う偽身分証も受け取ったとされる。
来年日本で地雷国際会議 ウクライナの除去支援
2024/10/18 19:53
https://www.sankei.com/article/20241018-OZWVQFXBP5ONXEFBSXUIO4AOLY/
スイス西部ローザンヌで2024年10月17日、ウクライナの地雷除去に関する国際会議が開かれ、日本から参加した柘植芳文外務副大臣は来年に日本で同会議を開催すると発表した。
会議には60以上の国・国際機関が参加した。
ウクライナのシュミハリ首相は、国土のおよそ4分の1に地雷や不発弾が埋まっている可能性がある状況に触れ
「地雷除去の分野で支援を強めてほしい」
と訴えた。
柘植氏はスイスやウクライナとの共同記者会見で
「人道支援の効果を最大化させる」
と話し、地雷探知機の供与や専門家育成での協力を強化する考えを示した。(共同)
北朝鮮が特殊部隊など1万2千人派兵決定、移動開始 韓国情報機関
2024/10/18 19:26
https://www.sankei.com/article/20241018-I4KDNLXG6NJSFBPACPPKTFGGDU/
韓国の情報機関、国家情報院は2024年10月18日、北朝鮮が最近、ロシアを支援するため、朝鮮人民軍の特殊部隊など4個旅団計約1万2000人規模の兵力をウクライナの戦場へ派兵することを決定したとの情報を明らかにした。
複数の韓国メディアが伝えた。
既に兵力の移動を開始しているとしている。
北朝鮮とロシアは2024年6月に実質的な軍事同盟となる
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を締結し、軍事的協力を急速に深めている。
フランス新型自爆ドローン開発 ウクライナへ「数週間内」に供与
2024/10/18 16:54
https://www.sankei.com/article/20241018-FZR2MHE7JZJSTATRUWAXLCFRXE/
フランス政府が、新開発の自爆ドローン(無人機)をウクライナに近く供与すると発表した。
ルコルニュ国防相が2024年10月16日にX(旧ツイッター)で、
「弾薬を乗せて遠隔操縦できる『カミカゼ・ドローン』第1号の試験に成功した」
と書き込み、
「今後、数週間以内」
に仏軍とウクライナに納入されると明かした。
仏紙フィガロによると、この自爆ドローンは45分間自律飛行でき、5キロ先の標的を攻撃できる。
1機当たりの価格は2万ユーロ(約325万円)以下という。
仏国防省は今年2024年3月、自爆ドローン2000機を発注し、このうち100機をウクライナに供与すると表明していた。
ノルウェー、近くF16戦闘機6機をウクライナに供与 欧米、「戦勝計画」に慎重姿勢
2024/10/18 11:26
https://www.sankei.com/article/20241018-PC7XFHL6KRPOVMJEANBJPE4NFA/
ロシアの侵略を受けるウクライナのウメロフ国防相は2024年10月17日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)国防相会合でノルウェーのグラム国防相と会談した。
会談後、ウメロフ氏はSNSを通じ、ノルウェーから
「近い将来」
に6機の米国製戦闘機F16がウクライナに供与されると発表した。
ウクライナへのF16供与はこれで、ベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェーの4カ国が表明。
既に少なくとも6機が供与されたとされるが、ウクライナは2024年8月、1機が任務中に墜落したと公表した。
ノルウェーからのF16供与が実現すれば、ウクライナの防空力の向上が見込まれる。
ウクライナメディアによると、F16は2028年までに約80機が同国に供与される予定。
供与は段階的に行われ、2024年今年中に24機、25年末までに40〜50機程度となる見通しだとしている。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、ブリュッセルで欧州連合(EU)首脳会議とNATO国防相会合に出席し、ロシアに対する
「戦勝計画」
を説明した。
計画は、NATOがウクライナの加盟に向けた手続きを即座に開始することや、欧米製の長距離ミサイルによる露国内攻撃の解禁などを含んでいる。
ただ、ロイター通信によると、EUとNATOはウクライナ支援の継続を約束する一方、即座のNATO加盟手続きの開始には慎重姿勢を維持した。
ゼレンスキー氏は
「仮に計画への支持が得られなくとも、ウクライナはロシアの侵略と戦い続ける」
と表明した。
戦勝計画について、ペスコフ露大統領報道官は同日、
「狙いはNATOを紛争に公式に引き込むことであり、ロシアとNATOの直接衝突を招く」
と警告した。
「ウクライナは負ける」とトランプ氏 ゼレンスキー氏は「最も偉大なセールスマン」
2024/10/18 11:24
https://www.sankei.com/article/20241018-TLAV2B7UW5JTDITXSV3CT33IB4/
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は17日放送のポッドキャスト番組のインタビューで、ロシアが侵略するウクライナのゼレンスキー大統領について
「戦争を始めるべきではなかった」
「負け戦だ」
と批判した。
ロシアが侵略を始めたことを否定する発言とも受け取れ、民主党候補のハリス副大統領陣営が反発を強めるとみられる。
トランプ氏はロシアのプーチン大統領を指導者として高く評価しており、2021年の離任後にも対話したと報じられている。
侵略を正当化するプーチン氏寄りの姿勢が顕著で、ウクライナを支援する欧州の米同盟国に動揺が広がりそうだ。
ウクライナへの軍事支援に消極的なトランプ氏はゼレンスキー氏について
「最も偉大なセールスマンだ」
「米国に来る度、我々が1000億ドル(約15兆円)を与えている」
と誇張して皮肉る一方
「ウクライナ人を気の毒に思う」
「彼を助けたくないと言っているわけではない」
とも述べた。(共同)
中露を念頭、現状変更に反対 中谷防衛相、NATO会合で連携強化を呼びかけ
2024/10/18 10:04
https://www.sankei.com/article/20241018-FUE3PW4CSZPQ3OS5AGCXDFJ7IQ/
中谷元・防衛相は17日(日本時間同)、北大西洋条約機構(NATO)とインド太平洋地域のパートナー国との国防相会合に初めて出席した。
中国やロシアを念頭に、力による現状変更の試みに反対し、対抗するための連携強化を呼び掛けた。
「厳しい国際情勢だからこそ、基本的価値と戦略的利益を共有する日本とNATOの協力が重要だ」
と述べた。
ロシアのウクライナ侵略を
「国連憲章の原則が踏みにじられた暴挙だ」
と非難。
日本は引き続きウクライナ支援を続けるとして、自衛隊車両を追加提供する考えを示した。
ウクライナのウメロフ国防相との会談でもこうした方針を伝えた。
会合では
「インド太平洋地域でも力や威圧による一方的な現状変更の試みが強化されている」
と述べ、中国軍が2024年10月14日に台湾を包囲する形で実施した軍事演習に言及した。(共同)
NATO国防相会合、ウクライナの加盟で温度差 ゼレンスキー氏の戦勝計画、多難な前途
2024/10/18 9:59
https://www.sankei.com/article/20241018-RVHP6SP63VJIPLKL7CSR6QGYKU/
ブリュッセルで2024年10月18日まで開かれている北大西洋条約機構(NATO)国防相会合は、ロシアに侵略されたウクライナへの
「揺るぎない支援」
が改めて打ち出されたのとは裏腹に、ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年10月16日公表の対露戦争計画で求めた
「NATOへの即時無条件加盟への招待」
を巡る加盟国間の温度差が目立ち、前途の多難さを印象付けた。
2024年10月1日に事務総長に就任し、今回初めてNATO会合を主催するルッテ氏は2024年10月17日、
「ウクライナをこれまで以上にNATOに近づける」
と述べるとともに、加盟が実現するまでは、ウクライナの勝利を確実にするため
「あらゆる手立てを講じ続ける」
と強調した。
会合では、初参加のオーストラリアが退役を控えた豪陸軍のM1エーブラムス戦車49両をウクライナに供与すると表明した。
また、加盟国が年間400億ユーロ(6兆5100億円)規模の対ウクライナ軍事支援を続けていくとの目標について、達成されるとの見通しが示された。
一方、ウクライナのNATO加盟を巡っては、エストニアのペブクル国防相やラトビアのスプルーズ国防相が、ゼレンスキー氏の戦勝計画を支持する立場からウクライナのNATO加盟実現を早急に具体化させるべきだと表明した。
ゼレンスキー氏は2024年10月17日、NATO会合に先立ちブリュッセルの欧州連合(EU)首脳会議で演説し、ウクライナのNATO加盟も含めて戦勝計画を今から実行に移せば
「戦争は遅くとも2025年までに終結する」
と主張した。
NATOは2024年7月に米ワシントンで開いた首脳会議で
「ウクライナのNATO加盟は不可逆的だ」
とし、将来のNATO加盟を確約している。
ただし、加盟に向けた実質的な動きは出ていない。
加盟国の間では、NATOの中心国である米国で2024年11月に実施される大統領選の行方を見極めたいとの思惑が強い。
加えて米国とドイツは、現時点でウクライナを加盟させればロシアが反発し、核兵器使用の恐れも含めて戦火が拡大しかねないとの懸念から
「ウクライナの加盟は戦争終結後であるべきだ」
と他の加盟国を説得しているという。
ウクライナが加盟するにしても、他国からの攻撃をNATO全体への攻撃と見なすNATO条約第5条の適用範囲を明確化させるため、ウクライナとロシアとの国境または境界線が明確に確定されていることが加盟の前提となるなど、加盟実現へのハードルは尚高いのが実情だ。
米、攻撃用無人機生産で中国企業に制裁 ウクライナ侵略でロシアが使用
2024/10/18 8:52
https://www.sankei.com/article/20241018-KEX2TZTNYNO5JM5PLNDBZN6L3U/
米財務省は2024年10月17日、ロシアがウクライナ侵略で使用する長距離の攻撃用無人機の生産に関与したとして、中国などに拠点を置く3企業と1個人に制裁を科した。
米国内の資産が凍結される。
ロシアに武器を直接供給する中国企業が制裁対象となるのは初めてとしている。
ミラー国務省報道官は声明で、ロシア企業の協力の下、中国で生産された無人機がウクライナで重要インフラの破壊や多数の負傷者を生み出していると指摘。
「ロシアに対する軍事的支援には引き続き代償を負わせる」
と警告した。
財務省によると、今回制裁対象となった企業は無人機のエンジン生産に加え、今年2024年初めから無人機の部品となる電子機器の輸出にも関わっていた。
米政権高官らは、中国最高指導部がロシアへの軍事産業支援を進めていると非難している。(共同)
北朝鮮部隊1万人派遣準備 ゼレンスキー氏、露との連携に懸念 NATO国防相会合閉幕へ
2024/10/18 7:56
https://www.sankei.com/article/20241018-AKLNYDTKORI65D3SZWD7XFDSI4/
ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)国防相会合は2024年10月18日、ロシアに侵略されたウクライナに対する軍事支援の強化と、ウクライナの将来的なNATO加盟を確認して閉幕する。
2024年10月17日のウクライナ関連会合に出席した同国のゼレンスキー大統領は記者会見で、ウクライナ領内に北朝鮮軍の要員が送り込まれていると指摘し、ウクライナ戦争でのロシアと北朝鮮の連携に強い懸念を示した。
ゼレンスキー氏はウクライナの情報機関が入手した情報として
「北朝鮮がウクライナ領内の露支配地域に戦術要員と将校を送り込んだ」
と述べた。
また、北朝鮮が総勢1万人規模の部隊をロシアとウクライナの露占領地域に派遣する準備を進めているとした。
記者会見に同席したNATOのルッテ事務総長は
「北朝鮮の兵士が(ウクライナでの)戦闘に関与している証拠はない」
と述べる一方で、北朝鮮がロシアにミサイルなどの兵器や機器の供与といった多様な支援を展開しており
「非常に懸念している」
と語った。
ルッテ氏はまた
「中国はロシアの対ウクライナ戦争の決定的な支援者と化した」
と批判。
2024年10月17日の会合に中谷元・防衛相ら日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の国防相が出席したのを踏まえ、NATO加盟国とインド太平洋地域のパートナー諸国が対中国を含めた幅広い分野で連携を深めていくべきだと強調した。
ルッテ氏は4カ国を交えた会合は
「意義深かった」
とし、防衛産業の生産能力強化、偽情報工作を駆使したハイブリッド戦争への対応、サイバー攻撃対策で協力強化を図るとした。
ゼレンスキー氏は日本からの支援に関し
「日本は本当に力強い相棒だ」
「日本がいなければ生き残れなかった」
と謝意を表明した。
<主張>ウクライナへ派兵 北の脅威をもっと論じよ
社説
2024/10/18 5:00
https://www.sankei.com/article/20241018-7IRDVZ74WBLD7KQSOTUO4KCUJA/
ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年10月16日、最高会議(国会)の演説で
「ロシアによる侵略に北朝鮮が参戦している」
と明言した。
2024年10月13日の声明でも
「(北朝鮮からロシアへ)もはや武器だけでなく人が派遣されている」
と指摘していた。
複数のウクライナメディアは、ロシア軍が北朝鮮人で作る3000人規模の部隊を編成し、国境地帯に配備したと報じた。
北朝鮮兵1万人がロシアに派遣されたとの報道もある。
北朝鮮は弾道ミサイルや数百万発の砲弾をロシアに輸出し、ウクライナの戦場で使用されている。
ロシアは否定するが、実際に北朝鮮が派兵までしたのであれば、侵略への加担どころか侵略者になったことになる。
事実なら明白な国連憲章違反であり許されない。
北朝鮮は直ちに将兵を自国に戻し、武器弾薬の輸出も停止すべきだ。
北朝鮮軍の派遣について、カービー米大統領補佐官は
「露軍は毎日1000人超が死傷するなど大きな困難に直面している」
「その中で出てきた」
との見方を示し、露朝の軍事協力に懸念を表明した。
懸念されるのはウクライナへの侵略激化だけではない。
2024年6月に露朝が結んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
には
「一方が戦争状態になれば、遅滞なく軍事的、またはその他の援助を提供する」
とある。
朝鮮半島有事になれば、ロシア軍の参戦の可能性があるということだ。
北朝鮮は韓国との対決姿勢を強めているが、南北の衝突がロシアを含む日本有事へ拡大することもあり得る。
日本にとって他人事ではない。
青木一彦官房副長官は記者会見でウクライナを巡る露朝軍事協力進展について、ウクライナだけでなく日本周辺の安全保障環境に与える影響の観点から
「深刻に憂慮すべきものだ」
と語った。
だが、石破茂首相や与野党からは危機感の表明や露朝両国への批判はほとんどない。
一体どうしたことか。
どの党も候補者も、日本を守る、国民を守る―と連呼する衆院選の最中であるにもかかわらず、この鈍さは理解に苦しむ。
石破首相は外務、防衛両省に北の派兵の詳細をウクライナ政府に確認するよう指示すべきだ。
その上で関係各国に露朝両国への制裁を呼び掛け、日本自身も急ぎ発動すべきである。
ウクライナ軍前総司令官、早期終戦に否定的 欧米が武器供給せず「勝利の機会失った」
2024/10/17 21:49
https://www.sankei.com/article/20241017-NWWI25AG4NPKZMFMBAT4R2NSEQ/
ウクライナ軍前総司令官のザルジニー駐英大使が2024年10月17日、ロンドンで講演し
「ロシアとの長期戦から抜け出すのは、ほぼ不可能に思える」
と述べ、早期の戦闘終結に否定的な見解を示した。
欧米が2023年、ウクライナに必要な武器を供給しなかったため、勝利の機会を失ったとも指摘した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月17日の欧州連合(EU)首脳会議で、対ロシア戦の
「勝利計画」
について演説し、計画に今すぐ着手すれば、2025年中に戦闘終結が可能だと主張した。
ザルジニー氏は軍総司令官だった2023年11月に英誌エコノミストが報じたインタビューで、戦闘が
「膠着状態」
にあると発言。
ゼレンスキー氏が
「膠着ではない」
と否定し、両者間の亀裂が指摘された。
ゼレンスキー氏は2024年2月、ザルジニー氏を解任した。(共同)
米、ウクライナのF16要員養成で若手重視に転換 欧米式訓練に柔軟対応も訓練長期化か
2024/10/17 17:02
https://www.sankei.com/article/20241017-NOBKFZHIQJKIXEQNVC6NXHXDKM/
米紙ウォールストリート・ジャーナルは17日、ウクライナ空軍に供与された米国製F16戦闘機の操縦士養成に関し、米国が若手に重点を置く方針に転換したと伝えた。
訓練のためにウクライナを離れることが可能で必要な英語能力がある経験豊富な操縦士の不足が理由。
若手の場合、訓練に時間がかかり、F16による防空態勢の強化が遅れる可能性もある。
ウクライナでは2024年8月下旬にF16が墜落し、ベテラン操縦士が死亡した。
この操縦士は通常数年かかる訓練を6カ月で終えて前線に投入されたばかりだったことから、米国などは訓練の在り方を協議していた。
同紙によると、若手の方が欧米式の訓練に柔軟に対応できるとの意見もあるが、F16の訓練課程に進む前に英国とフランスの施設で1年間の基礎的な飛行訓練を終える必要がある。
方針転換前から、ウクライナ空軍が20機のF16と操縦士40人で構成する飛行隊を配備するには、早くとも来年2025年春までかかる見通しだったという。(共同)
米ウクライナ首脳、対露戦勝計画を協議 米は長射程攻撃で慎重維持、「北派兵」懸念共有か
2024/10/17 8:19
https://www.sankei.com/article/20241017-JYTHWXWJ5NIEVM42XJ6VJ2FSXU/
バイデン米大統領は2024年10月16日、ロシアの侵略が続くウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、4億2500万ドル(約636億円)の追加軍事支援を表明した。
ゼレンスキー氏は同日、最高会議(議会)演説で公表した対露戦勝計画を巡る最新状況を説明。
同氏が計画の柱とする米国製長射程兵器による露領内攻撃容認について、米側は慎重姿勢を維持したとみられる。
ウクライナ情勢を巡っては、ロシアに弾道ミサイルなどを供給する北朝鮮が部隊をロシアに派遣したと複数の欧米メディアが報道
ゼレンスキー氏は議会演説で北朝鮮が侵略に
「参戦している」
と表明しており、バイデン氏にも懸念を伝えた可能性がある。
米国家安全保障会議(NSC)のサベット報道官は
「ロシアの代わりに戦う北朝鮮兵士に関する報道に憂慮している」
「事実なら、両国の軍事関係の著しい増強を示すことになる」
と述べた。
また、ホワイトハウスは、バイデン氏が2024年10月17〜18日の日程でドイツを訪問、ショルツ首相らとウクライナや中東情勢などを協議すると発表。
2024年11月にはバイデン氏がウクライナ支援国によるオンラインの首脳級会合を主宰するとも明らかにした。
同月2024年11月の米大統領選に向け、現政権のウクライナ支援姿勢を継承する民主党候補ハリス副大統領と、対露交渉による早期停戦を唱える共和党候補トランプ前大統領との接戦が続いている。
一方でイランや北朝鮮、中国がロシアと軍事的連携を強めており、バイデン氏は支援国の首脳らとの協議を通じ、選挙結果にかかわらず、対露戦勝利に必要な支援をウクライナが確保できるよう、危機意識の共有を図るものとみられる。
NATO国防相会議が開幕へ 日韓など4カ国が初参加 ウクライナの「戦勝計画」など協議
2024/10/17 8:18
https://www.sankei.com/article/20241017-4WFOTPTSMRPXHBJIG7FUA4FQRM/
北大西洋条約機構(NATO)の国防相会合が2024年10月17日、ブリュッセルのNATO本部で2日間の日程で始まる。
2024年10月19日からイタリア南部のナポリで開かれる初の先進7カ国(G7)国防相会合と合わせ、ロシアに侵略されたウクライナへの軍事支援の推進を確認する。
2024年10月17日の会合にはウクライナのゼレンスキー大統領も出席する。
NATO会合には中谷元防衛相を含め日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の国防相が初参加する。
NATOのルッテ事務総長は2024年10月16日の記者会見で、日本など4カ国の国防相との協議では防衛産業分野での協力に関して話し合うとしており、増産が急務となっているウクライナ向けの弾薬の供給拡大に向けた連携や、先端技術協力などが議題に上るとみられる。
ルッテ氏は4カ国との協力について
「次の段階として何をするかを描き出すことが重要だ」
と指摘。
日本との関係では
「日本はウクライナとの強い連帯を打ち出している」
「中国の軍備増強についても共通の懸念を抱いている」
と述べた。
ウクライナを巡る討議では、ゼレンスキー氏が2024年10月16日に初公表したロシアに対する
「戦勝計画」
への対応などが主要議題となる。
ルッテ氏は戦勝計画に関し
「ウクライナのNATOへの即時無条件の招待」
などが盛り込まれていることを念頭に
「計画を全面的に支持するとは言えない」
と語り、慎重姿勢を示した。
ウクライナの対ロシア「勝利計画」に慎重姿勢 NATO事務総長 国防相理事会で議題に
2024/10/17 7:37
https://www.sankei.com/article/20241017-FWBDEPL4BZIMJEDZUK32CECGOE/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が公表した対ロシア戦争の
「勝利計画」
について
「私は計画全体を支持しているとは言えない」
と述べ、慎重な姿勢を示した。
ブリュッセルで記者会見した。
勝利計画は、ウクライナのNATO加盟交渉に同国を招待することも要求している。
ルッテ氏は
「深く掘り下げ、その背景を理解しなければならない項目が数多くある」
と指摘。
2024年10月17〜18日に開くNATO国防相理事会で
「間違いなく議題に上る」
と述べた。
加盟国が表明したウクライナ軍事支援が今年前半だけで209億ユーロ(約3兆4千億円)に上るとして、来年も400億ユーロ規模の支援を継続するという目標を達成できるとの見通しを示した。(共同)
防衛産業協力を協議へ NATO、日韓豪NZの国防相と 実務的な関係深める狙い
2024/10/17 7:14
https://www.sankei.com/article/20241017-6NXEMG2KVNIK5I75KRYMQRSMJ4/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月16日、ブリュッセルで2024年10月17〜18日に開催する国防相理事会に招待した日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の国防相と
「工業生産や技術革新の協力の在り方について協議する」
と明らかにした。
防衛産業分野の協力を進める。
理事会を前に記者会見した。
NATOは2022年から3年連続で4カ国の首脳を招待しているが、国防相理事会に4カ国の国防相を招くのは初めて。
ロシアのウクライナ侵攻を支援する中国に対する懸念を共有するだけでなく、実務的な協力関係を深める狙いがある。
欧州のNATO加盟国はウクライナに対する弾薬などの軍事支援に注力しているが、防衛企業による生産が追い付かず、供給能力不足の克服が課題となっている。(共同)
米、ロシア領長射程攻撃で慎重姿勢を維持 ウクライナ支援の継続を約束
2024/10/17 7:02
https://www.sankei.com/article/20241017-MQKMTR4H5VNN3LEQGWJOG5C544/
ジャンピエール米大統領報道官は2024年10月16日の記者会見で、ウクライナに米国製長射程兵器によるロシア領攻撃を認めるかどうかについて慎重な姿勢を維持した。
バイデン大統領はゼレンスキー大統領と電話会談し、4億2500万ドル(約636億円)の追加軍事支援を表明。
来年2025年1月の任期切れまで支援を続けると約束した。
米政府はバイデン氏が2024年10月17〜18日にドイツを訪れ、ショルツ首相とウクライナや中東の情勢を協議すると正式に発表した。
2024年10月11月にウクライナ防衛支援に関する首脳級会合をオンラインで主催するとも明らかにした。
ゼレンスキー氏は電話会談に先立ち、対ロシア戦争の
「勝利計画」
を初めて公表し、長射程兵器によるロシア領内への攻撃容認も強く求めた。
ジャンピエール氏は
「米国の方針は変わっていないし、今後も変わらない」
と述べた。
米国は使用容認が戦況を好転させるとの見方に否定的で、ロシアを過度に刺激しかねないと懸念している。(共同)
ゼレンスキー氏、対ロシア戦勝計画を初公表 実現なら「来年中にも終戦」と見通し
2024/10/16 23:28
小野田 雄一の写真
https://www.sankei.com/article/20241016-BQW7TIMJYBL67IRQERZPGMOSGE/
ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月16日、同国最高会議(議会)で演説し、ロシアに対する
「戦勝計画」
を公表した。
これまで計画の一部に言及していたが、全体像を明らかにしたのは初めて。
ゼレンスキー氏は、計画を実現して
「ウクライナが今、強くならなければ、ロシアは更に強大化し、外交(による停戦)を永久に放棄するだろう」
と指摘。
一方、計画が実現されれば2025年来年中にも戦争は終結するとの見通しを示した。
ゼレンスキー氏によると、戦勝計画ではウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への即時かつ無条件の招待を求めた。
その他、
▽露西部クルスク州の占領地域の維持
▽再侵略を予防するための欧米諸国と協力した戦略的措置
▽経済力強化
▽欧米が供与した長距離ミサイルによるロシア国内への攻撃の解禁
などが盛り込まれている。
NATOへの招待とは、将来的な加盟の確約を事実上求めたものとみられる。
NATO諸国などとの連携を強化することでロシアに侵略継続を断念させ、停戦交渉の場にロシアを引き出したいウクライナの思惑を示した。
戦勝計画の策定は2024年8月下旬にゼレンスキー氏が発表。
これまでに米国や英国、フランス、ドイツ、イタリアに提示し、関与を求めてきた。
ゼレンスキー氏は今月2024年10月17〜18日にベルギー・ブリュッセルで開かれる欧州連合(EU)首脳会議でも計画を説明する。
ただ、ロシアは、停戦にはウクライナがNATO加盟を断念して
「中立化」
することや、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州の領有権を放棄することが不可欠だと主張。
戦勝計画が実現する前にウクライナを降伏に追い込む思惑だとみられる。
NATO諸国の間でもウクライナのNATO加盟には慎重論が根強く、戦勝計画の実現可能性は不透明だ。
独ショルツ首相、ロシアのプーチン大統領と協議も 戦争終結へ「あらゆること模索」
2024/10/16 23:20
https://www.sankei.com/article/20241016-7TV3NHHSMFL7XE7AZ4YB4NJNIA/
ドイツのショルツ首相は16日、連邦議会での演説で、ロシアとウクライナの戦争終結に向け、ロシアのプーチン大統領との話し合いに前向きな姿勢を示した。
一方で
「ウクライナの頭越しや同盟国の合意なしに決定が下されることは決してない」
とも強調した。
ショルツ氏は、ウクライナへの支持は明確だとした上で
「戦争がいつまでも続かないようにするために、あらゆることを模索しなければならない時が来た」
と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月11日、ベルリンでショルツ氏に対ロシア戦争の
「勝利計画」
を説明。
欧米の支援を得て軍事的優位を固めてロシアを交渉の席に着かせ、ウクライナ主導で和平を受け入れさせることが狙いだとされる。(共同)
G7初の国防相会合、伊ナポリで19日開催 ウクライナなど紛争多く安全保障面で連携強化
2024/10/16 18:36
https://www.sankei.com/article/20241016-INA6WJQGFRNJHJMJYIWMUMXWOM/
日米欧の先進7カ国(G7)は19日、初の国防相会合をイタリア南部ナポリで開催する。
議長国イタリアによると、ロシアによるウクライナ侵略などの紛争が相次ぐ中、安全保障面での連携強化が目的。
ウクライナの防衛支援や緊張が高まる中東情勢が主要議題となる。
イタリア政府関係者は
「会合を通じて、防衛分野でのG7の結束を示す」
と強調。
ウクライナ支援で防衛産業の生産能力が不足した経験を踏まえ、産業基盤の強化もテーマになる。
ウクライナは砲弾など物量で優位に立つロシア軍に対して劣勢を強いられている。
ゼレンスキー大統領が2024年10月今月、英独仏伊の4カ国を訪問した際、各国はウクライナの防空や防衛産業などへの支援を表明。
今回の会合でも支援継続のメッセージを発信するとみられる。
中東情勢を巡っては、イスラエル軍がレバノン南部に地上侵攻し、駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の施設が攻撃を受けた。
G7として対応を議論する。(共同)
ロシア、北朝鮮人部隊を編成か 3000〜1万人規模 ウクライナ複数メディア報道
2024/10/16 8:26
https://www.sankei.com/article/20241016-GRWSIK5GKJKE3AFD2BYQYFH72I/
ロシアの侵略を受けるウクライナの複数メディアは15日、露軍が北朝鮮人で構成する部隊を編成し、ウクライナとの国境地帯に配備していると報じた。
ウクライナ軍の情報当局筋の話だとしている。
事実であれば、露軍の損耗拡大を背景とした動きの可能性がある。
部隊に配属された北朝鮮人18人が逃亡し、露軍が捜索しているとの情報があるとも報じている。
現地紙ウクラインスカヤ・プラウダによると、北朝鮮人で構成された部隊の名称は
「特別ブリヤート大隊」。
推定3000人規模だとした。
部隊名はロシアのアジア系少数民族、ブリヤート人に由来するとみられる。
ウクライナの英字紙キーウ・インディペンデントは15日、北朝鮮からロシアに
「兵士1万人」
が派遣されたと欧米側外交筋が話したと伝えた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は最近、北朝鮮がロシアに兵器を供給するだけでなく、実際の戦闘に人員を関与させていると指摘。
複数の欧米メディアも、北朝鮮がロシアに供給した短距離弾道ミサイルの運用に携わる人員を露軍に派遣している他、
「数千人」
の北朝鮮人が露国内で訓練を受けており、年内にも前線に配備される可能性があると伝えていた。
露朝は今年6月、事実上の軍事同盟となる
「包括的戦略パートナーシップ条約」
に署名するなど、安全保障協力を拡大している。
ウクライナ関係「強力に」 ジェトロ、首都キーウで事務所開所式
2024/10/11 10:57
https://www.sankei.com/article/20241011-DCN75SPATZNWDA4OEZSRY2RW3Y/
日本貿易振興機構(ジェトロ)は10日、ロシアの侵攻が続くウクライナの首都キーウに事務所を設け、中心部のホテルで開所式を実施した。
日本とウクライナの企業関係者ら約280人が出席。
柴田哲男所長は
「両国のより強力な結び付きの始まりとなる」
と挨拶した。
ウクライナ進出を検討中の日系企業10社も参加。
新しい有機肥料の開発に取り組むスタートアップ企業WAKU(岡山県高梁市)の代表取締役CEO姫野亮佑さんは、ウクライナの農業生産法人と実証実験を進めたい考え。
戦闘が続く中でも
「他の企業が入ってくる前に、できるだけ早く進出したい」
と意気込みを語った。
ウクライナの電力会社の男性社員は
「経済は全ての土台」
「発展するほど勝利に近づける」
と日本の支援に謝意を示した。(共同)
露軍、ウクライナ港湾インフラに3カ月で60回攻撃 副首相「食料危機を引き起こす」と非難
2024/10/11 10:50
https://www.sankei.com/article/20241011-VHYYJBTN6ZKYRC7IKTYSPVSSGM/
ウクライナのクレバ副首相は10日、ロシア軍が直近の3カ月で、ウクライナの港湾インフラを約60回攻撃したと明らかにした。
農業大国ウクライナは黒海を通じた穀物輸出を継続しており、クレバ氏は
「ウクライナの輸出能力を破壊するのが狙いだ」
「食料危機を引き起こす挑発だ」
と非難した。
一連の攻撃で約300の港湾施設、車両177台、船舶22隻が破壊されたという。
港湾作業員や船員ら79人が負傷した。
クレバ氏によると、ウクライナは現在40カ国以上に穀物を輸出している。
輸出先には中国、インドネシア、ベトナムといったアジア諸国のほか、エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、トルコ、オランダ、スペインが含まれる。(共同)
ロシアでアフリカ女性ら200人が無人機製造か 虚偽広告で渡航 監視下で従事
2024/10/11 10:30
https://www.sankei.com/article/20241011-HOOZHSP2HJKR5ACPO74MYM3SNI/
AP通信は10日、無料航空券や接客業などの仕事を約束するソーシャルメディアの広告を見てロシアに渡航したアフリカ出身の女性ら約200人が、ウクライナ侵攻で多用される無人機の製造に従事させられていると、当事者の話を引用して報じた。
APによると、女性はウガンダやルワンダ、ケニアなどアフリカ諸国やスリランカの出身で年齢は18〜22歳。
ロシア中部タタルスタン共和国アラブガの経済特区にある工場で、イラン製の無人機
「シャヘド」
の組み立てに1日12時間従事させられているとした。
ロシア人や中央アジア諸国の学生も働いているという。
女性らは職場や寮で常に監視下に置かれ、約束された賃金も支払われていないと訴えている。
国際人権団体
「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」
によると、ロシアは侵攻継続のため、仕事の内容を十分に説明せず、アフリカやインドから労働者を募集している。(共同)
ゼレンスキー氏が英仏首脳と会談 トランプ氏当選を視野に「勝利計画」への支持取り付けへ
2024/10/11 8:58
https://www.sankei.com/article/20241011-DMYT6OAAQ5JKDDYURBLTJ5ES4Q/
ロシアに侵略されたウクライナのゼレンスキー大統領は10日、欧州歴訪を開始し、英国とフランスでスターマー英首相、マクロン仏大統領とそれぞれ会談した。
ゼレンスキー氏は歴訪を通じ、各国から軍事支援強化の確約と、戦争終結に向けてウクライナが策定した
「勝利計画」
への支持を取り付けたい考えだ。
英メディアなどによると、ゼレンスキー氏はスターマー氏との会談で、戦勝計画の説明に加え、英国がウクライナに供与した巡航ミサイル
「ストームシャドー」
などの長距離攻撃兵器について露領内に対する使用制限を撤廃するよう改めて要請した。
1日に就任した北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長も会談に同席した。
ルッテ氏が就任後、NATO加盟国を訪れるのは初めて。
ルッテ氏は会談後、記者団に
「ウクライナを支援することは、NATO加盟各国にとって死活的に重要だ」
と訴えた。
戦況については、ロシア軍がウクライナ東部で徐々に前進しており、情勢は
「厳しい」
との認識を示した。
ウクライナによるロシアへの越境攻撃は
「合法的行動だ」
と明言しつつ、長距離兵器の使用制限の緩和の判断は
「供与国次第だ」
と述べるにとどめた。
ゼレンスキー氏は英仏に続いてイタリアとドイツも訪問。
11日のショルツ独首相との会談ではドイツが主導する弾薬の増産などが議題となる見通しだ。
ゼレンスキー氏としては投開票まで1カ月を切った米大統領選でウクライナ支援に懐疑的な共和党のトランプ前大統領が当選した場合を想定し、米欧の主要国との間でウクライナ支援の継続と、ロシアに侵略の利得を与えない形での戦争の終結に向けた合意を固めておきたい思惑がある。
トランプ氏は先月27日にニューヨークでゼレンスキー氏と会談した際、
「戦争は終わらせるべきだ」
「私なら直ちに終結させられる」
と戦いの幕引きに前のめりな姿勢を鮮明にしていた。
これに危機感を強めたゼレンスキー氏が今回の歴訪で改めて支持固めに走ったとみられる。
ただ、バイデン米大統領も含め12日にドイツで予定された米英独仏首脳とゼレンスキー氏との会談は、バイデン氏が米南部を襲ったハリケーンの対応のため出席できないとして見送られ、ゼレンスキー氏としては目算が外れた恰好だ。
「領土放棄してNATO加盟」形式の停戦案報道、ゼレンスキー氏が否定
2024/10/11 8:34
https://www.sankei.com/article/20241011-NMFXYW6N3ZMV3KM6YGTNFODFHM/
ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は10日、被占領地域の実効支配をロシアに認めるのと引き換えにウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟して安全を確保するという形での停戦案が検討されているという一部メディアの報道について、
「停戦に関する如何なる議論も行われていない」
と否定した。
パリで同日行われたフランスのマクロン大統領との会談後の記者会見での発言としてウクライナメディアが伝えた。
欧州歴訪中のゼレンスキー氏は
「私が停戦を協議するために支援国を訪問していると一部メディアが報じているが、事実ではない」
とも述べた。
ゼレンスキー氏はマクロン氏との会談で、ロシアに対する
「戦勝計画」
を説明し、支援を改めて要請した。
ゼレンスキー氏は同日、訪仏に先立ち英国も訪問。スターマー英首相に戦勝計画を説明した他、NATO加盟を望むウクライナの立場を改めて伝達した。
英紙フィナンシャル・タイムズなど一部メディアは最近、ウクライナや欧米当局者の間で、ウクライナが被占領地域を事実上放棄するのと引き換えに、NATOがウクライナの安全を保証するという形での停戦案が浮上していると報じていた。
ただ、ウクライナは報道を否定。
ロシアも停戦にはウクライナの
「中立化」
が必要だとし、NATO加盟は容認できないとの立場を示している。
一方、ウクライナの有力軍事メディア「ディープステート」は10日、露軍がウクライナ東部ドネツク州の集落3カ所とルガンスク州の集落1カ所を新たに制圧したと伝えた。
ウクライナ最高会議、戦費調達の増税法案可決 財源確保が課題
2024/10/10 21:06
https://www.sankei.com/article/20241010-D2GLGNSM7BMVJEZ4ZWW4CVUHLA/
ウクライナ最高会議(議会)は10日、戦費調達のための増税法案を賛成多数で可決した。
発効にはゼレンスキー大統領の署名が必要となる。
ウクライナメディアなどが伝えた。
ロシアが2022年2月にウクライナに全面侵攻を始めて以降、ウクライナの国防予算は急増し、ゼレンスキー政権は財源の確保を迫られている。(共同)
露南部にドローン攻撃 ウクライナ、「燃料施設を破壊」と発表
2024/10/10 19:50
https://www.sankei.com/article/20241010-M54NUCMUPBOH7EWAKUTWJ3PT5A/
ロシア南部アディゲ共和国のクムピロフ首長は10日、同共和国の都市マイコープ郊外にドローン(無人機)攻撃があり、住民の避難を実施しているとSNSで発表した。
死傷者はないとした。
ウクライナ軍高官のコバレンコ氏は同日、マイコープ近郊の軍用飛行場の燃料貯蔵施設を破壊したとSNSで発表。
飛行場で爆発が起きた様子を撮影したとする動画も投稿した。
ウクライナ軍は最近、露軍の燃料貯蔵施設や弾薬庫への攻撃を激化。露軍の継戦能力を低下させるための作戦だとしている。
プーチン露大統領、「露朝戦略条約」法案を国会提出 北朝鮮と事実上の同盟締結へ
2024/10/15 8:23
https://www.sankei.com/article/20241015-HTQPRFXU7VNN3LOMIIC3BP4KUM/
ロシアのプーチン大統領は14日、北朝鮮と安全保障協力の拡大などを定める
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を批准する法案を露下院に提出した。
条約は、どちらか一方の国が武力攻撃を受ける恐れが生じた場合に即座に協議を行うことや、実際に武力攻撃を受けた場合に相互が軍事支援を行うことなどを規定。
一方が他方に不利益を与える協定などを第三国と結ばないことも定めている。
ロシアは北朝鮮と事実上の軍事同盟を結ぶ形。
ウクライナ侵略で欧米諸国と決定的に対立したロシアは、核兵器開発や人権問題などを巡って同じく欧米と敵対する北朝鮮と関係を深め、欧米に対抗する思惑を改めて鮮明にした。
露朝の関係強化は、両国の軍事的威圧と対峙する日本にとっても脅威となる。
法案は今後、露下院と上院で可決された後、プーチン氏の署名により成立する見通し。
米国やウクライナによると、ロシアは北朝鮮から調達した弾道ミサイルや砲弾をウクライナの戦場で使用。
ロシアは見返りにロケットエンジン技術などを北朝鮮に提供していると観測されている。
露朝間の包括的戦略パートナーシップ条約は、6月に24年ぶりに訪朝したプーチン氏が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記とともに署名していた。
ウクライナ517
ロシアを退けたアフリカ諸国 国連安保理改革で見せたパワー、中国圧力にもひるまず
アイ・ラブ・ニューヨーク
2024/10/11 7:00
https://www.sankei.com/article/20241011-RS6QSZB2EFPH3OOHFHJTIDM53U/
国連安全保障理事会について、
「改革の緊急の必要性」
を首脳レベルで初めて明記した
「未来のための協定」
の国連総会での採択の成否は予測できなかった。
グテレス事務総長は
@交渉決裂
A採択延期
B採択成功
の3種類の演説原稿を持って議場に入ったと聞く。
採択に難色を示したのは、安保理の常任理事国でありながらウクライナへ侵攻し、安保理の対露非難決議案に拒否権を行使して、改革機運を高める契機を作ったロシア。
「反対のための反対」
と批判されたロシアを押し切り、協定案を採択へと導く原動力となったのはアフリカ諸国だった。
交渉筋によると、カメルーン前首相のヤン国連総会議長は採択前夜、緊急会合を招集し、ロシアに寄り添う中国の圧力にも怯まず、協定案は
「可能な限り広範な合意」
を得ているとして修正協議の打ち切りを告げた。
ロシアの更なる修正要求を退け、議場の総意による採択にロシアを従わせたのは、アフリカ54カ国の即時採択を求める立場を訴えたコンゴ共和国代表の演説だったとされる。
採択にはアフリカ諸国と連携して交渉を進めた先進7カ国(G7)の貢献も大きい。
そうは言っても、途上国中心のアフリカ諸国が大国ロシアを押さえ込む場面は、各国が平等に1票を持つ総会が舞台でなければ見られまい。
ロシア外相、日本の常任理事国入りを否定 インドとブラジルは支持、国連安保理改革を巡り
2024/9/29 7:31
https://www.sankei.com/article/20240929-EW55CS2AURN7DG5U3UAP2CCALA/
ロシアのラブロフ外相は28日、ニューヨークで開かれている国連総会の一般討論で演説し、安全保障理事会改革の必要性を訴えた。
インドとブラジルの常任理事国入りを支持する一方、日本には否定的な見解を示した。
演説でラブロフ氏は
「より公正な世界秩序構成のため、安保理の理事国拡大の議論が重要だ」
と述べ、アフリカ代表の常任理事国入りにも前向きな姿勢を示した。
日本や欧米諸国は
「安保理で過剰に代表されており、追加の席を与える議論すらできない」
と語った。
ウクライナ侵略を巡っては、北大西洋条約機構(NATO)が拡大し、ロシアの安全保障に脅威を与えていると指摘。
侵攻はロシアの安全とウクライナの
「ロシア系住民の保護」
のためだとし、正当化した。
パレスチナ自治区ガザやレバノンでの戦闘は、米国がイスラエルを支援していると非難した。(共同)
韓国外相、ロシアを批判 北朝鮮接近「違法な武器取引に関わり、嘆かわしい」
2024/9/28 11:01
https://www.sankei.com/article/20240928-LHSKFPBJJNNAZEU37VA5Z3IIC4/
韓国の趙兌烈外相は27日、ニューヨークでの国連総会一般討論で演説した。
安全保障理事会の常任理事国ロシアが北朝鮮に接近し、同国から弾薬を得る
「違法な武器取引に関わっているのは嘆かわしいことだ」
と厳しく批判した。
約15年に渡り対北朝鮮制裁の履行を監視してきた安保理の専門家パネルの任期延長にロシアが拒否権を行使したため、4月末で活動終了に追い込まれたと訴えた。
北朝鮮の核・ミサイル開発と人権侵害は
「表裏一体だ」
と指摘。
北朝鮮は国民の人権を抑圧し、飢餓に苦しむ国民から資源を搾取して大量破壊兵器を平然と開発しているとも語った。
ごみをぶら下げた風船を韓国側に飛ばすなど
「卑劣なレベルにまで落ちた挑発で朝鮮半島内外の平和と安全を脅かし続けている」
と強調した。(共同)
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/795.html#c14
11. ミスターサタン[72] g36DWINegVuDVINeg5M 2024年11月03日 10:15:29 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[252]
韓国籍の夫と結婚すると、韓国籍になるんだな。
【k国人が日本の政治家になるな!💢💢💢】れいわ新選組候補の本名公開!?選択制夫婦別姓が中韓の隠れ蓑に?
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/840.html#c11
12. ミスターサタン[73] g36DWINegVuDVINeg5M 2024年11月03日 10:23:10 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[253]
外国人参政権はデメリットが計り知れない事がこの答弁で分かります。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/840.html#c12
14. 氷島[1702] lViThw 2024年11月03日 10:27:08 : X1FrLYHhPQ :TOR YURuMVZDQ2JCWVk=[52]
コチラ、時の人になった玉木雄一郎氏の動画。コレは良いよ…
【玉木雄一郎:手取りを増やす4つの経済政策】
・最大の壁は財務省
・103万円の壁にこだわる理由
・財源捻出は可能
・消費税減税は1年必要
・金融政策の目標
・社会保険料の減らし方
・YouTubeが政治を変えた
https://youtu.be/iVpG0DF7yDU?si=ImheCuBKyXUyXWug
玉木雄一郎氏も中室牧子氏も、両方良い!
「教育の質」の部分の議論も良かった。動画編集も含めた話の進め方(進行役)も良いのかなぁ…
国民民主党(玉木雄一郎氏)については「食わず嫌い」で批判する人が多いと思うが、それは損していると思う。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c14
9. 個別ノ11人[1] jMKVyoNtMTGQbA 2024年11月03日 10:32:28 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[254]
【速報】日本共産党の車と電車が衝突 東武東上線の踏切 東京・板橋区
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/841.html#c9
治安の変化が激しい。よくあるパターンとしては、何かがあっても、警察には知らせないで黙っている人がいるということだ。そういう人は、絡まれやすい。いじめにしても、学校の教師に相談してももみ消されることが多い。しかし警察も何もしない。要するに誰も対応しないので同じ事が何度も繰り返される。沈黙は危険である。役所は何もしない。だから意見をのべないといけない。意見を述べても無視されるかも知れないが、何もしないよりは良い。よく言われるのは、黙っていなさい。やたらに騒ぐから、相手も面白がってからかうのです。という意見がある。だが、黙ってばかりいるのも、非常に危険だ。何か問題があれば誰かに相談する。だがそれは直接関係のある人ばかりでなく、本当の第三者にも相談してみる。第三者の意見が貴重である。現在の日本では闇バイトによる強盗事件があちこちで多発しているが、事前に下見をしていることが多い。リフォーム業者を装ったり、何か道を尋ねるふりをしたり、何かをセールスするかのようにして、住まいの環境を調べている。もうそういうときは警察に相談するべきだ。学校のいじめにしても、学校関係者に相談するよりも警察に相談するべきだ。学校関係者はまともに対応しない。こういう連中は、何をするのかわからないので、決して一人で対応しないでほしい。また一人で交渉しないでほしい。とにかく相手にしてはいけない。最終的にいよいよこのままでは危ないというときには、2ちゃんねるや5ちゃんねるなどの超大型掲示板サイトに助けを求める。しかし、これは両刃の刃であり、危険であるほとんどは無視される。あるいはけなされたり、侮辱されたり、完全否定される。だがかなりの参加者がいるために、なかには助けてくれる人もいる。あまりあてにはならないが、少なくともどうしょうもなくなったときには一つの方法である。だが信用してもらえるかどうかはわからない。何しろ毎日膨大な数の書き込みがあるので、見逃されるかもしれない。それに工作員もいるし、ひやかしもいる。 わけのわからない世界だ。いじめのない明るい社会を作るためにはどうすればいいのだろうか。私はある教師を質問してみた。するといじめが起きてから、あれこれと対応するのは遅い。そんな後手後手の対応ではまずい。まずはいじめが発生しないような環境を事前に整えておくべきだ。ということだった。いじめが起きるはずがないという期待とか願望とか予測で動くのではなく、いじめが起きるのは珍しいことではないとか、放置して何も対策をとらないと、必ずいじめは起きるものと覚悟しないと、教師としては失格であるという。それぐらいのことは考えておくべきだという。しかし、すでにいじめが発生し、その被害や悪影響が出ており、環境も悪化してしまっている場合にはどうすればいいのか。それは部外者に相談することだ。本来は、当事者で解決するべきだし、組織の管理者が対応するべきだ。しかし、なぜいじめが発生するのかというと、その組織が腐敗しており、堕落しており、すでに管理能力がないからいじめは起きる。いじめが起きるのは、そういう背景があるので、無能な組織に対応を任せるのは無理だ。対応するどころか、全力で、隠蔽し、組織ぐるみでもみ消す。いじめが発生するのは組織が機能していないことを告発している。本来は、そういうことはいじめなどせずに、発言すればいいのだが、言論の自由が確保されておらず、発言すると不利となり、その組織の裏切り者、邪魔者扱いされ、結局は追放されてしまうので何もできない。それでいじめという方法で、何の関係もない者を攻撃する。つまりそれで憂さ晴らしをしている。一人でやると目立つので仲間と集団でやる。仲間といっても本当の仲間ではなく、恐怖と暴力で支配されており、平等ではなく、厳しい上下関係がある。またそういう組織内部でもいじめがある。だから関係のない第三者に相談するべきだが、誰もがあまり関わりたくないことだし、警察も何もしない。だからいじめはいつまでも続く。生き延びる方法としては、登校拒否か、別の学校に移転するしかない。だが、移転した学校でもいじめはあるかもしれない。それにいじめは学校だけでなく、会社内部でも、役所内部でもあらゆる組織でいじめはある。しかし、いじめの加害者側も何の影響がないということはない。結局は、すべてが暴露される。組織そのものにもいろんな影響が出てくる。いじめが起きるのは、組織崩壊の前兆である。自警団というのはすでにかなり昔から各地域で存在するようだ。しかし、そういう組織が万能かというとそうでもない。しかし、何もしないよりはましだと思う。役に立っているのかもしれない。ただ参加者は限られており、高齢化がすすんでいる。それに何か特別な権限があたえらているのかというと、そうでもない。この自警団もあまりにも突っ走って過激な行動をとると、逆に危険となるために、極力あらゆる面で制限されており、自由はない。ただし、一人でやるよりはいいかもしれない。だが疲れる。現在、東京周辺やそれ以外の各地域で、強盗事件が多発している。だが強盗事件で被保険者が死亡したとしても、負傷でも保険金は支払われない。火災保険等では、盗難被害の見舞金として、少しはくれるが、免責事項もあり、実際に支払われるお金は、わずかで、被害額には及ばない。だから保険に加入して、防犯対策をしようとしてもだめだ。たとえ警備会社と契約していても同じことだ。つまり、何も残らない。恐ろしいことだ。2024年11月2日の今日でもあちこちで強盗殺人事件が続いている。やはり防犯対策はとらなければなはないようだ。具体的に何をやらなければならないのだろうか。とりあえず100円ショップで購入できるようなものからはじめるしかない。実際に効果があるのかどうかわからない。
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/1017.html
48. 天元[646] k1aMsw 2024年11月03日 10:37:55 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1069]
自公政権に対峙する政党と国民は期待した維新。
代表の第二自民党でもよい、立憲は潰せ発言、政治と金の問題での与党寄りの態度に国民の審判が下されたのが今回の選挙結果。
国民民主の今回の行動は、次回の参議院選挙で国民が審判を下すでしょう。
手取りを増やす政策については
103万円の壁を越えても、106万円、130万円、150万円の壁がある事を
NHKは詳細ではないが報道していた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/839.html#c48
1. カミー[1303] g0qDfoFb 2024年11月03日 10:38:48 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2028]
これは普通のニュースで流れてましたね、フェイクではないようです(笑)、今日はまた東地区は苦しい、キーウにも毎日攻撃があると泣き言を言ってたようですよ。もう終わりですね、ポクロフスク落ちたら終わり。
日本はこれから行け行けどんどんです、う〜ん、韓国と合同で大量の傭兵(自衛隊)派遣ですかね、石破は国民に自衛隊を退職して勝手に傭兵になったのですとせつめいするのですかね。何の関係もなかったウクライナに日本は人も金も突っ込んで誰が責任をとるのですかね、ゼトロもつい先日事務所開設したばかりだからどんなに空襲があろうと後に引けませんね。国民みなさん国のすることを黙って見てるのでしょうか。
安倍、岸田が勝手にやった事とは思いますが、マスコミ大々的に使ってロシアが悪いウクライナかわいそうと国民を洗脳しているので、国民皆さん納得されるのでしょうね。私は絶対納得できません、岸田を許すことはできません。岸田はウクライナから勲章をもらっているのだから岸田がウクライナに行けば大歓迎でしょう、責任を取らせてウクライナに送還しましょう(笑)。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/798.html#c1
13. アラハバキ[629] g0GDiYNug2@DTA 2024年11月03日 10:42:54 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[18]
じゃあ、「役割語」の是非もアホサヨvsアホウヨで、
論争バトルすべきだろう。
世界を均一化したいのがグローバル支配層=グローバル・パヨク。
彼らグローバル・パヨクによるポリコレ啓蒙の一つに
「役割語」の廃止がある。
映画、テレビドラマ、マンガ・アニメで出てくる「召し使い」役等の
登場人物のセリフを「〜ですダ」「〜しますダ」など
東北弁にするのも「役割語」である。
ここには差別的要素があるのだが、グローバリストは
それを問題化し廃止にもっていこうとするわけだ。
しかし、キャラクターの個性を細分化できる
役割語無しに日本のマンガ&アニメコンテンツの
発展は無かっただろうとも言える。
日本語の真髄を知らず人類を共通管理したい
グローバル・パヨク側は
強引にポリコレを布教させようとするわけだが、
これはある面では人類から娯楽を奪い
ロボット化・家畜化する方向性なのかもしれんよ。
つまり人間の内面から出てくる表現を
ことさらコントロールしたいという連中も
注意する必要はあるということさ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/840.html#c13
15. ハカそな奴[1] g26DSoK7gsiTeg 2024年11月03日 10:51:47 : UjzbVj2MbY : UEdIcGo4YzZKaUE=[1]
>>TXRNQ2NhSnpzWkU=[251]
報告
コイツ、語彙が足らず「ザイニチ」「パヨク」……を連発するバカそうな奴w
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/133.html#c15
74. 2024年11月03日 11:09:15 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4515]
こういう犯罪者がディズニーで働いている。
https://x.com/sputnik_jp/status/1852640537334952202
(Sputnik 日本)
「
【ディズニーやピクサーのアニメーターに有罪判決 人身売買や小児性愛で】
仏パリの裁判所は、フィリピンで未成年の少女に対するレイプのライブ配信を依頼したとして、アニメーターのブーレム・ブシバ被告(59)に禁錮25年の判決を言い渡した。仏メディアが報じた。
被告は、未成年の少女数百人に対するレイプや人身売買の罪の共犯、インターネット上で児童ポルノを閲覧した罪で有罪判決を受けた。
裁判所によると、ブシバ被告は2012年から2021年にかけてフィリピンで金銭を支払って少女たちをレイプさせ、その様子をライブ配信で視聴し、指示を出していた。
被告は2021年末にサンフランシスコの空港で逮捕され、フランスに引き渡された。
ブシバ被告は「ピクサー」や「ディズニー」のアニメスタジオで働き、『Mr.インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』などの作品制作に携わった。
」
2:14 AM Nov 2, 2024
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/203.html#c74
31. 楽老[5197] inmYVg 2024年11月03日 11:09:49 : NYReezW41U : UGVuaUVIbWpHUk0=[259]
>>22.
それはそれは良かったね。
異なる光景を一つ。
私が2ヶ月に一度通う、かかりつけの病院(200床ある中堅)
隣接して県下1〜2を争う系列の大型病院がある。
駐車場から20mほど先を歩いていた私よりは若い高齢者
先に診察券の自動受付を終えて、マイナ保険証の読み取り機の前に
遅れて自動受付けを済ませた私は紙の保険証で本人確認後、トイレを済ませて採血の方へ進もうとしたとき、先にマイナ保険証に向かっていた人が、事務員の女性と二人で本人確認に四苦八苦
こんなこともあるのだなァと
半月前に急に足首が腫れ上がり、隣の病院で受けた診療記録、検査結果もモニター画面で確認できる。
消化器外科(主治医)、皮膚科、循環器科それぞれのデーターが検索可能だ。
紙の保険証で何の支障もない。
マイナ保険証では一ヶ月以上前の古いデータしか出てこないらしい。
運転免許証の紐付けは強制でなく、従来の免許証もずっと(?)使えるそうです。
デマ太郎の恫喝的押し付けが無かったようだ。
同じデジタル大臣でも台湾のオードリー・タンとは器が違うようだ。
33. 夜盗虫[281] lumTkJKO 2024年11月03日 11:09:52 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[4]
>29
地方の農家に直接三菱商事が高値で買い付けに来ていましたよ
34. 夜盗虫[282] lumTkJKO 2024年11月03日 11:23:25 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[5]
>33
去年まで政府の買い取り価格が60s8000円
今年は三菱商事が23000円で農家に直接買い付け
政府(農協)主導でいきなり3倍近い価格で買い取りは国民から批判を浴びるので三菱商事をつかったと考えています。
農協も市場価格に追随してやむなく高価格で買い取りを演出
現状お米の生産コストが10aあたり8万円で600sで利益なし(この数値にもトリックがあるw)
本来の目標ではもっと米価をさげなければいけないのに8000円で止まった
農水省かなりいい加減w
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c34
22. 木下浩史[9] ltiJuo1fjmo 2024年11月03日 11:30:03 : O1k92c1QWw : OUVsSDhIT2QyaTI=[19]
株式会社松堀不動産(埼玉県東松山市)のgoogleの口コミ
埼玉県東松山市箭弓町2丁目3-2
代表取締役 堀越 宏一
賃貸管理部 部長 平岡 実
賃貸管理部 管理サービス課課長 松本 昇
高坂駅前の駐車場あるゾウパークの大元ですが、トラブル対応が最悪でしたので記載します。
2024年6月19日に駐車した後、機械の不具合で出庫が出来なくなりました。せっかく早く帰って来たのに、結局セコムの方が来るまで1時間半近く駐車場で待たされました。
本当いい加減にして欲しかったです。しかもその後に来る出庫したい人にも私が待ってる間に状況を説明しなきゃで大変でした。
また多く払った支払いについて、こちらの大元の松堀不動が、あちらから個人情報聞いたくせに連絡まったく来なくて、何度も私が連絡しないとなど対応も最悪でした。
最初の連絡時は本店まで来れるかと舐めた事言うし、結局返金は自宅まで来てしてもらいましたが、それも8月入ってからです。トラブルから約一ヶ月半!
多く払って返金いただいた400円ぽっちはどうでもいいですが、客商売として対応きちんとしないのはあり得ないのでこちらにも記載いたします。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/457.html#c22
5. 新共産主義クラブ[-10886] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 11:32:09 : KxFcaJcwBM :TOR d2dENzBQamdELkU=[-4]
>安倍、生体実験部隊の名前‘731’が書かれた飛行機に乗りサムズアップ : 日本•国際 : ハンギョレ新聞
経団連元会長のキヤノンの御手洗冨士夫会長が、安倍晋三さんに対して、「日本の国民の、731部隊に対する悪いイメージを消してくれ」と、依頼したのではないでしょうか。
◆ キヤノンと御手洗会長、「週刊現代」記事で講談社らを提訴
(J-CASTニュース 2007.10.10 16:21)
キヤノンと同社の御手洗冨士夫会長は2007年10月9日、「週刊現代」掲載の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社と執筆者のジャーナリスト斎藤貴男さんを相手に計2億円の損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした。同誌10月20日に掲載の記事が「御手洗会長と『七三一部隊』とは特別な関係があるとの誤解を生じさせるもの」としている。
https://www.j-cast.com/2007/10/10012094.html?p=all
◆ 講談社、控訴審でキヤノンに逆転勝訴
(J-CASTニュース 2009.07.16 15:21)
旧日本軍の731部隊と関係があるかのように「週刊現代」に書かれたとして、キヤノンと同社の御手洗冨士夫会長が、講談社とライターに損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が2009年7月15日、東京高裁であった。藤村啓裁判長は、1審判決を取り消し、請求を棄却した。
問題となったのは、07年10月20日号の表紙見出し「社史から『消えた』創業者 キヤノン御手洗会長と七三一部隊」と新聞広告の同様な表現。判決理由で、藤村裁判長は「広告の見出しで、ある程度言葉を省略したり、刺激的表現を用いたりすることは許容される」と述べた。1審の東京地裁では、名誉棄損を認めて、講談社に200万円の賠償を命じていた。
15. 2024年11月03日 11:34:53 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[1220]
■『国民民主党「“年収の壁”
178万円に引き上げ」早くも腰砕け…』
・・・アッ 178万?・・・
アレ 思いつきで言ったまでなんだけど・・・
アンタラ 本気で聞いてたの・・・?
若者って 甘っちょろいね〜
ほんとにバカ者だね!
35. 夜盗虫[283] lumTkJKO 2024年11月03日 11:37:11 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[6]
>34
うちの田舎の村では100軒ほどあったコメ農家が数軒まで減り平均年齢70才以上
これに関しては農家を減らすという農水省の目標は達成w
でもよ残った農家の現状が酷い1500万円のトラクター3台、コンバイン2台、田植え機2台、その他機械複数、4tトラック1台、軽トラ2台、作業場2か所
これらを一軒一人で所有w国の補助金で買ったみたいw
金額にすれば1億は優に超えるw
固定費は増える一方w
作付面積はほとんど変わっていないw10町歩〜程度
すっちゃかめっちゃかw
近よるべからずw
お米の値段下げる気一切なしw
16. 2024年11月03日 11:40:30 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[3025]
そもそもなぜ基礎控除を引き上げなければならぬのだ。単に低所得者の減税をするか消費税を廃止すればよいことだ。
自公が金持ち優遇に税制を少しずつ、たゆみなく、改悪してきたものを元に戻すだけで良いのだ、と騒いでも無駄な事はわかっている。分かっている野田よ。
良い事を言っても、野田や玉木が信用ならんのは裏切りと嘘の実績があるからだ。口ではどうだって言えるのだ、同じ口だけなら「れいわ」の方が良い。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c16
1. 赤かぶ[229146] kNSCqYLU 2024年11月03日 11:40:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2730]
票をつかむ言葉は、世論を動かす言葉と似て非なるものかもしれない #衆議院選挙2024 #松尾潔のメロウな木曜日 #日刊ゲンダイDIGITALhttps://t.co/lYu5lMblgV
— 松尾潔 (@kiyoshimatsuo) October 31, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c1
36. 夜盗虫[284] lumTkJKO 2024年11月03日 11:47:49 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[7]
タマキンにこの現状変える能力は無いw
なるようにしかならないw
勝手によくなるほうにはいかないからこの先には大きな大きな崖があるだけ
もう手遅れw
アメリカ様に養ってもらいなさいw
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c36
2. 赤かぶ[229147] kNSCqYLU 2024年11月03日 11:47:54 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2731]
豊橋でもこれ
— mino@豊橋・田原、東三河 (@minohirona) October 19, 2024
山本太郎と枝野幸男のこの差
何の後ろ盾もない、市民が自発的に支持するれいわ新選組。
連合が後ろ盾で票は集めるが、街に出れば見向きもされない立憲民主党。
どちらが信用できるかは一目瞭然。#山本太郎#れいわ新選組#立憲にウンザリ#愛知15区 #豊橋市 #田原市 #比例はれいわ pic.twitter.com/ejU8NB4PgR
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c2
3. 赤かぶ[229148] kNSCqYLU 2024年11月03日 11:49:31 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2732]
頭悪いね
— ア (@EXRSizeKxRM5dKd) April 25, 2024
親が代理って想像もできないの?
足し算もできなさそう
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c3
4. 赤かぶ[229149] kNSCqYLU 2024年11月03日 11:50:55 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2733]
文字情報ではなく、山本太郎さんがカッコよく熱弁しているシーンが見たい熱狂的支持者が多いのでそれが票を集めるのに最適解なのだと思います。
— ふうた (@fuuta_link) October 30, 2024
文字情報だと顔みれませんからね😅
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c4
37. 夜盗虫[285] lumTkJKO 2024年11月03日 11:53:40 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[8]
今後とれる稲作農法としては一番ネックになる田植えの簡略化
種の直播農法
でもこれだと生産量がガタ落ち、品質の保証もできない
時間をかけてがんばりやw
農水省の奴隷にはならないほうが無難だけどw
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c37
5. 赤かぶ[229150] kNSCqYLU 2024年11月03日 11:58:34 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2734]
自民党の天敵は#日本共産党
— 安齋三男 (@anzai201201) October 26, 2024
腐敗政治一掃の特効薬は#日本共産党 の議席
東京20区は#宮本徹 さん一択
比例は
日本共産党
と書いてくださいね🙇♀️ https://t.co/YuiThLoPrX
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c5
6. 赤かぶ[229151] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:04:10 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2735]
そんなことありません。維新、国民民主党は自民党の補完勢力です。予断は許しません🤢
— ゆうじ (@CsLo5XzRatek6yg) October 30, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c6
7. 赤かぶ[229152] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:05:20 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2736]
https://x.com/tabataminoru/status/1851834508259266840
田畑稔
@tabataminoru
岸田がやたらと改憲言ってました。が右派票取りのために言ってるだけで、ぜんぜんその気はないなと思ってましたが案の定。
岸田、改憲のカの字もいいませんね。
8. 赤かぶ[229153] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:08:51 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2737]
次の総理を選ぶのは「ネトウヨ」!? 自民"崖っぷち状態"でキングメーカーになるかもしれない不敵な存在(週プレNEWS)#Yahooニュース
— 俺は世襲貴族議員を【パリイ】 する 😁😎 (@erotici49484373) November 3, 2024
自民党員内の世論が一般の世論と乖離しつつある印象がある
結果的に総選挙に勝てない総裁を選んでしまう弱体化スパイラル😱https://t.co/2eQWzuX0E8
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c8
9. 赤かぶ[229154] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:09:47 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2738]
#総選挙 お疲れ様でした🍀B
— 小池悦子 (@koike_etuko) October 28, 2024
赤旗スクープ
赤旗と共産党の正義で
自民・公明を過半数以下に追い込め#自民党政治を変えよう と
世論が大きくなったこと
うれしく受け止めています🍀
党員でない友人から
「がんばったね!結果は厳しいものでしたが…方針がブレないところはピカイチ🌟だと思います」と… pic.twitter.com/zFH5A2YuMG
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c9
3. ペンネーム新規登録[172] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月03日 12:10:39 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[423]
その前に「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」等の徹底検証によって、内閣に十分適切な対応能力があるのかを判断する必要があるんじゃなあい。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/135.html#c3
4. 法務博士に愛を[170] lkCWsZSOjm2CyYikgvA 2024年11月03日 12:12:11 : 1x8dYk5FIo : dXlDbjN0RnhEdk0=[18]
数日以内にあんたクビだよ、米国務長官さん
トランプ 勝ったらさ〜
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/150.html#c4
10. 赤かぶ[229155] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:12:25 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2739]
自民単独での過半数割れは確実。今回の衆院選のMVPは神戸学院大学の上脇博之先生と、「しんぶん赤旗」です! 取り敢えず、ほっとしたので、風呂に
— moyashi💉💉💉💉💉💉💉 (@moyashiinoue) October 27, 2024
入ってきます。
(^_^)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c10
11. 赤かぶ[229156] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:13:08 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2740]
投票率が上がれば裏金自民党議員はもっと減る!投票して裏金政治を変えましょうよ!! 《自民衝撃の197議席》衆院選、どこよりも詳しい「最終予測」は…政権交代以来の大惨敗!「石破内閣は21世紀最低の数字に」【選挙情勢最新レポート】(文春オンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/a3a3YXwEMu
— 上脇博之 (@kamiwaki) October 23, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c11
12. 赤かぶ[229157] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:13:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2741]
MVPは上脇博之。「裏金」で流行語大賞年間大賞。NHK紅白歌合戦審査員。国民栄誉賞。https://t.co/u8Y6J9zmwy
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) October 23, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c12
13. 赤かぶ[229158] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:15:00 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2742]
悪政の元凶
— 増子典男 (@masikonorio) October 28, 2024
ーー自公連立政権がついに過半数割れ🙌
快挙の立役者・MVP(最高殊勲選手)は誰れ⁉️
「しんぶん赤旗」と上脇博之教授🍀
ーー勝った方も、負けた方もほぼ満場一致‼️
党本部にはこれまでの選挙の20倍の規模で「赤旗」の購読申し込み😍⤴️⤴️
「赤旗」3面 pic.twitter.com/JIGgIHkJgw
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c13
17. 採菊東籬下[6] jcyLZZOM4t@Jug 2024年11月03日 12:15:05 : 5zEpxyqUdw : d0pvMlBoYnNTZzI=[1]
ツァマキーン!!
まぁ税は働いて収めて何ぼのもんや。
そんなことより、裏金問題はどーなった?!
自民・財・官の公金費消と裏金の問題や。国民の所得が企業側に漏れ出ている重大な問題だ。
誤魔化したらアカン!
14. 赤かぶ[229159] kNSCqYLU 2024年11月03日 12:15:40 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2743]
#連合
— よしエスペランサ (@yoshi01070510) October 29, 2024
この方は、さっさと辞任したほうが良い。
こういう人が、日本の女性リーダーだと、日本人女性のレベルが低いと世界中に勘違いされ続ける。
さっさと辞任
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c14
15. T80BVM[1030] VIJXgk9CVk0 2024年11月03日 12:27:23 : 6DARObWONg : MDYwRHBYOEZ2UTY=[16]
>そこに貼られていた写真は韓国のベテラン俳優だった
クッソワロタwww
お粗末すぎ、バカすぎ
これ一つで一時がバンジ〜 みたいなw
なになに?バンジ〜じゃなく万事?
まあ、そうともいうねw
どうあれ、これ思い出すだけで、しばらくの間は笑ってすごせそうな、いわゆるツボるというか沼るというか、そんな感じの「ほのぼのニュース」ですたとさ
5. 新共産主義クラブ[-10885] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 12:28:28 : QlxY5Hq116 :TOR cWtoNUY4azV3Q0U=[4]
>>4 「法務博士に愛を」さん
トランプさんが勝ったとしても、政権移行は来年です。
トランプさんが負けて、支持者達がホワイトハウスを襲撃したら、どうなるかわかりませんが。
18. さっちゃん3214[686] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:33:19 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[565]
国民民主党は消費税減税5%は短期的なもの
— 無用の人🙏消費税廃止🙏 (@9GB9KEVewy71N0W) October 29, 2024
消費税はビルトインスタビライザーとして悪税であることは気にされていないようです
正しいのはれいわの消費税廃止
玉木さんは財務省に気を使い始めたのかな
残念です pic.twitter.com/AdGBth62UD
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c18
19. さっちゃん3214[687] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:35:05 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[566]
維新だけではなく、国民民主・玉木雄一郎さんも竹中平蔵グループって事は意外と知られてない
— ぽてと🐾@政治は未来への投資 (@mirai_youme) October 12, 2024
玉木さんは
@竹中平蔵が理事長だった東京財団出身。竹中平蔵を批判しない
A元々移民政策推進
B最低賃金以下の労働
C医療関係者の賃金抑制
D財務省出身のエセ積極財政
Eその場でウケる事を主張、風見鶏 pic.twitter.com/y2CgGucn7b
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c19
20. さっちゃん3214[688] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:36:39 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[567]
Q.基礎控除を103万円から178万円にする財源は?
— あーぁ (@sxzBST) October 31, 2024
国民民主党 玉木雄一郎
「増えすぎた税収をお返しする。税収の上振れなど見ながら減税額或いは控除額の拡充を決める」
なんでこの記者も財務省も「税収が減る」って話すんの?もらい過ぎてるから返すって言ってるだけだろw pic.twitter.com/4965Us4m6h
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c20
21. さっちゃん3214[689] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:38:34 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[568]
玉木代表
— ロマごん太 (@7q3DsGOqOPixFLu) October 31, 2024
財務省がマスコミを含めて「ご説明」に回っている
なぜ財務省は「増税」にこだわるのか…
「財政均衡主義に疑問を持つ若手官僚も多いのだが、中高年の上司の前では、財政均衡は大切だと言い続けなければ出世できない。そうして、だんだんマインドコントロールされてしまう」ザイム真理教 https://t.co/sspaVtUf01 pic.twitter.com/Zv4mXnkliM
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c21
22. さっちゃん3214[690] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:40:01 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[569]
玉木氏「政権の延命に手を貸すつもりはない」と強調。どうやって、国民を騙すか一生懸命考えているんです。
— 華のみやこ2 (@1xK1ITujt4mX8c1) November 2, 2024
消費税減税は社会保障の安定財源と財務省が騙したように。財務省先輩として。#国民民主党に騙されるな
https://t.co/751dwouwuA
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c22
32. 5915[424] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 12:40:46 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[2]
体験者(実験者)の話では、当該顔写真を拡大印刷して
顔に貼り付けても、顔認証はパスしたそうです
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c32
23. さっちゃん3214[691] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:41:16 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[570]
#国民民主党に騙されたな
— NH (@PMpGvDtz6i6TeQe) November 1, 2024
玉木の様に二枚舌三枚舌の元財務省、悪人への免疫が皆無い。原発、武器輸出法、緊急事態条項、マイナ保険証、入管法改悪や悪法賛成。竹中同様東京財団出身・バックは大企業・統一教会。山本太郎ですら野田首相なら消費税5%と提案も玉木は野田を拒否。国民民主=自民だよ pic.twitter.com/2jOFaQfGiW
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c23
5. 5915[425] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 12:49:08 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[3]
玉木も 40兆円利権 に群がる輩の一人だということです
https://imgur.com/a/2lRH27W
ちなみに、日本のウクライナ支援と称するモノも金目、軍事支援ビジネスです
日本のウクライナ支援 世界第2位の 9015億円 = 宇財務相
https://sputniknews.jp/20240920/29015-19108433.html?rcmd_alg=collaboration2
米国の1軍需企業がウクライナ戦争で、数千億円〜1兆円の利益
https://sputniknews.jp/20241012/19198782.html
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c5
12. 右利きの猫[16] iUWXmIKrgsyUTA 2024年11月03日 12:57:30 : JNyYKtCxog : TUJvLkZVUld1cG8=[17]
>>11さん
>「維新は兵庫県クソ知事の影響もあり」
兵庫県は今、大変なことになっているそうだ。
維新にも見放された元知事は、実はまともな改革をやっていたのだが、それに反発した県職員、議会、改革で潰された利権屋と攣るんだマスコミに引きずり降ろされたようだ。
パワハラで自殺したとされた県職員のPCから不倫、不誠意性行の証拠が出てきて、それを苦にして自殺されたようだ。
パワハラもおねだりも何もなかったことが明らかになっている。
それにもかかわらず、百条委員会、議会、マスコミがもみ消して、知事を変えて1000億の新県庁舎を建てようとしているらしい。
ここまで腐った議会とマスコミの姿を目の当たりにして、兵庫県民は今、唖然としているようだ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/837.html#c12
33. さっちゃん3214[692] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年11月03日 12:58:15 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[571]
メディアもわが事として報道し始めた。#マイナ保険証
— ザオラルさん✨🌈 #比例は日本共産党 (@OneMoreChance99) November 2, 2024
マイナ保険証の「登録解除」スタート 登録はカンタン、解除は面倒 解除後に発行される「資格確認書」は有効期限をわざと短く面倒にしている印象も(FNNプライムオンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/6xbSGOsEbL
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c33
38. 氷島[1703] lViThw 2024年11月03日 13:02:09 : DEqAqDwXeQ :TOR T3NDZzMuYUYwMWc=[59]
玉木雄一郎氏
https://youtu.be/wHxK97SoqZY?si=v-VF2HNlTRC0LMyn&t=270
⇒《なかには、野党と協力するような、たとえば政治改革の課題もある》
⇒《必ずしも協力対象者が、自民党・公明党に限定はされないと…》
だってさ。
じゃぁ、選択的夫婦別姓なんか絶対に成立できるよね。反対は自民党だけなんだから。
そのように、自民・公明が反対してできなかったものを、ドンドン野党でまとめて、玉木雄一郎氏へ持っていけばいいんだよ。
与党も野党も「玉木詣で」で政策を実現していけばよい。そういうことだね。
官僚も与党も、そして野党すら、玉木氏が納得する政策が立案できるかどうか、まさに政策立案・政策提案能力が問われることになったね。
そしてその提案の審査員は玉木氏。
みんな、頑張ろう!
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c38
6. 5915[426] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 13:03:14 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[4]
国民民主の政策パンフレットにも
玉木等の正体がを見ることができますね
「 人生会議の制度化を含む 尊厳死の法制化 によって
終末期医療のあり方を見直し、本人や家族が望まない医療を抑制します 」
(国民民主党の政策パンフレットより)
https://bunshun.jp/articles/-/74353
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c6
24. アラハバキ[630] g0GDiYNug2@DTA 2024年11月03日 13:06:32 : XjlKser1aw : ZDNDZ1VBenRCbnM=[19]
>>14
これね、
103万の壁だけじゃなく130万の壁問題もあるでしょ。他にも
100万の壁、106万の壁、141万の壁、150万の壁、160万の壁
があって、
細かいケチな壁だらけにしているわけさ、役人主義のこの国は。
こうした壁発想自体が自民党国家に仕えた元官僚玉木の限界なんだよね。
だから、この発想の本質は時給で働くパート女性(パート男性・学生も)を
なめている役人国家独特のものなんだよね。
最賃が上る→じゃあ壁をあげてやるよ ってことでしかないw
結局、扶養からの自立化じゃないから、
他の先進国に追いつく根本的な解決にならず、
物価上昇に応じて最賃があがるのと大差ないわけよ。
7. 第n次嫌々期(仮)[1760] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 13:07:06 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13180]
>>4
健康保険組合が医療費の不審点を洗うので、又貸しは普通バレます。
(ペンネーム変えまくってる工作員が、何ほざいてんだか……嗤)
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c7
14. 採菊東籬下[7] jcyLZZOM4t@Jug 2024年11月03日 13:09:10 : 5zEpxyqUdw : d0pvMlBoYnNTZzI=[2]
国民は騙せる。
今までもそうだったから、
これから先も国民は騙すに限る。
裏金?
はぁ何ですかそれ?
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/848.html#c14
15. 天元[647] k1aMsw 2024年11月03日 13:10:24 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1070]
スマホ、ネット時代の若者達。
初めて玉木氏を観たと言う人が多かったようだ。
ゴミと揶揄される今のメデイア。その反動もあるのだろうか,ネット情報は全て正しいと信じる人も多いので候補者の政策を疑うこともなく信じてしまう。
このような現象は都知事選でも観られた現象ではないか。
しかし、メデイア報道がゴミと呼ばれようと公開制に於いては今のネット情報よりも批判のj対象になる点に於いては真実性はあると思う。
公示日を過ぎるとメデイアの選挙に影響を与える報道は制限されてるようだが。有権者の判断資料になるものであれば報道はもっと自由になることこそ、民主政治の選挙のあり方と思う。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c15
39. 氷島[1704] lViThw 2024年11月03日 13:10:37 : zrFFszUEDs :TOR TFJkUkVCSHVLams=[10]
38のつづき
玉木氏のX(ツイッター)とか、YouTube番組の書き込み欄とか…
玉木氏は意外とチェックしてるかもよ…
学者さんとか、博士課程の人とか、我こそはと思う腕に自信のある者はチャレンジしてみてはいかが?
取り上げてくれるかもよ。
そこの距離が短い(取り巻きなどの邪魔が入らない)のも、SNSの良いところ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c39
25. 第n次嫌々期(仮)[1761] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 13:12:39 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13181]
所得税、法人税の累進を強化するだけで税収倍増も可能ですが、なにか?
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c25
19. 第n次嫌々期(仮)[1762] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 13:15:19 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13182]
公明創価学会党は、自民統一教会党という麻薬に手を出して中毒になり、抜け出せないでいる。
人間なら麻薬に手を出せば廃人になるが、政党なら廃党だろうか?
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/846.html#c19
7. 阿部史郎[1158] iKKVlI5qmFk 2024年11月03日 13:19:33 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[220]
@t2PrW6hArJWQR5S 🫡ボケーっとしません。
改憲→戦争で、庶民を戦争の生贄にしたくて仕方がない
自民党,庶民の味方のフリをする偽善マッチポンプ政党,人物,反日在日の華僑,李氏朝鮮の悪なるユダヤ人
=フリーメイソン,イルミナティ加担する工作員の滅びを毎日、可能な限り強力に祈ります。
rapt-neo.com
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/148.html#c7
10. 第n次嫌々期(仮)[1763] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 13:21:50 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13183]
>>9
さよか。
それならアンドンは見える位置に動かして撮影したってことか(嗤)。
(それもそれでフェイクだよな。横転した車の上部に取り付けてた物だから上向きにならないだろ。車体上部の方向、少し空き地のように見える。そこに落ちるのが普通だよな?)
それより、なぜそこで立ち往生したのかが疑問だな。
車に何か仕掛けられてた?
(裏金スクープで共産党、自民党の信者に恨まれてるものな)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/841.html#c10
26. 第n次嫌々期(仮)[1764] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月03日 13:25:53 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13184]
>>25
後から見たら、本文に書いてあったわ(笑)。
所得・法人税累進強化で税収増は、誰もが考える「事実」なのだな。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c26
40. マオリ[54] g32DSYOK 2024年11月03日 13:34:16 : 0ysO8WbjaU : dVU1cDhLR3V4dFU=[1]
>>29
元々安い上に1.5倍じゃ昨今のコスト高に間に合ってないにも関わらず脊髄反射で高い高いの大合唱する国民も問題。
今までは5kg2500円〜3000円が相場だったので茶碗一杯33円〜40円。
5s4000円のお米として茶碗1杯53.5円、お米が高くて買えないなら何買って食べてるの?
需要と供給の問題であって陰謀でも何でもない。
食米の補助金打ち切って家畜米に付け替えて供給潰し市場商品にした与党に言えよ。
「零細が潰れても生産量は変わってない(飼料米含む)」と心底馬鹿にされてるのに陰謀論とかそりゃ馬鹿にもされるは。
まだ人口が減る前から食米減らしたんだから需要が高くなるに決まってる。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c40
8. いなかじじい[67] gqKCyIKpgraCtoKi 2024年11月03日 13:47:43 : jimtgBFqxk : Vm8uQ1JJS2VkcGc=[327]
4よ。反対したところでムダだ、と言うが、問題があれば廃案にすればよい。アメリカの手下、売国奴の玉木がなにを言おうが関係ない。
一旦は実行されてしまうかも知れないが、そのあと廃案にすればよい。
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/134.html#c8
41. 新共産主義クラブ[-10884] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 13:49:59 : vVxEexrnKs :TOR dGprWW05YVZlczI=[42]
>学者さんとか、博士課程の人とか、我こそはと思う腕に自信のある者はチャレンジしてみてはいかが?
>取り上げてくれるかもよ。
日本の社会が、そのようなボトムアップ的な発想に基づく変革をを嫌うようになっている。
「見せ方」「言い方」の工夫については取り上げることがあるかもしれないが、日本の政治や経済の根幹に関わることは、英国や米国に拠点がある世界的規模の巨大財閥が、全てを決めている。
日本の企業経営者も、その世界的規模の巨大財閥の方針から、少しでも逸れるようなことを避けるように徹底している。
戦後直後の日本は企業の生産現場のQC活動からの提言を経営側が取り入れて生産効率の向上することがあったが、日本の大企業においてシックスシグマ活動などが取り入れられるようになってから、むしろ、現場からのボトムアップ的な提案よりも、経営側からの上意下達が徹底されているかをチェックする事が重んじられるようになった。
このような日本の社会の変化を感じとって、「日本はアメリカの植民地だ」と言っている人が、少なからずいると思う。
どちらかというと、日本では、政府や企業に対して、ボトムアップ的な提案をするような人物は、ひねくれ者か、中国のスパイかと思われやすいので、力のある若者は、今さら日本を変えることよりも、日本から脱出して、世界全体を動かすことを目指した方が良いと思う。
15. 2024年11月03日 13:51:24 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[1221]
■『「ルールを守る」石破自民が早くも破った
…会派入り要請した萩生田氏、平沢氏を
「党所属議員」と扱わないインチキ』
ついこないだ 石破が 萩生田・平沢らに配った2000万円
あれ なんだったっけ?
自民党員・党勢拡大をお願いします!
自民党の為 汗かいて下さい・・・だったよね!
・・・なのに こんどは アンタラは自民党員じゃ〜ない・・・かね
石破は バイデンもビックリの ボケ老人でアル!
2000万円は 返してもろ〜たかね? 石破君!
3. 高野病院[1] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 13:51:39 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[36]
社会医療法人から4000万円横領、小澤 典行 容疑者逮捕
社会医療法人より資金約4000万円を着服していたとして埼玉県警狭山署は
病院長、小澤 典行 容疑者(58)を業務上横領の疑いで逮捕した。
調べによると小澤容疑者は社会医療法人の口座から他の理事に無断で約4000万円を別の医療法人に送金した疑い。
調べに対し、小澤容疑者は「期限が来れば返すつもりだった。お金のやりくり上仕方なかった。」と供述。
法人本部は「事実関係を確認し、厳正に対処する。」とコメント。
(2019年10月16日 朝日新聞)
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/141.html#c3
41. 5915[427] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 13:59:33 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[5]
2021年4月ごろの文春記事
https://imgur.com/a/ZN2oKmv
mRNAワクチンモドキの危険性を訴え
闇に葬られた、自民党県連No.2の斎藤県議
https://www.ss.apdw.jp/pdf/hot102.pdf
当時、稲田朋美衆院議員もファイザーワクチンは打たず
加藤官房長官(当時)も『ファイザーワクチンは打たない』と明言
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/618.html#c41
34. 愛[1820] iKQ 2024年11月03日 14:02:09 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1827]
>体験者(実験者)の話では、当該顔写真を拡大印刷して
顔に貼り付けても、顔認証はパスしたそうです
あはははは〜〜〜
お前 それをやってみろ〜〜〜
それで 風邪薬をもらって 大成功を 言いふらして 歩きなさい
1. 赤かぶ[229160] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:05:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2744]
ブログ記事「103万円の壁より消費税減税」https://t.co/obTHVPKW3E メルマガ記事「野田佳彦のシロアリ演説」https://t.co/stCff3mYeR 更新しました。ご高覧、拡散お願いします。#総理指名選挙 #103万円壁より消費税 #低所得者切り棄て #ザイム真理教 #消費税減税封印 https://t.co/JYvA75jE36
— 植草一秀@ガーベラの風 (@uekusa_kazuhide) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c1
2. 赤かぶ[229161] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:06:38 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2745]
本日の植草一秀:
— よしぼ〜 (@yocibou) November 2, 2024
国民民主党は所得税と住民税の基礎控除を現行より75万円引き上げて178万円にすることを提案している。
しかし、この措置が国民に与える影響に重大な不公平が生じることを見落とせない。
最大の問題は減税の恩恵が年収103万円を超える給与所得者にしか発生しないこと。 https://t.co/yujj6XGPzO
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c2
35. 愛[1821] iKQ 2024年11月03日 14:07:51 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1828]
まあな みなさん つまらない抵抗は 止めにして
マイナ保険証を 使いなさい
===
まあな 最後まで 抵抗して 旧保険証を使い続けるのも アリだよ〜〜
ま〜〜 がんばってみなさい がんばりなされよ〜〜〜 がんばりなされよ〜〜〜
3. 赤かぶ[229162] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:07:51 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2746]
”103万円の壁より消費税減税”
— 七転八起(百術不如一誠) (@burogunochikara) November 2, 2024
野党第一党の立憲民主党が消費税減税に背を向けている。
要するに国民民主党と立憲民主党の双方に日本政治を刷新する本気度がないということ。
この問題を主権者は冷静に見つめる必要がある。
植草一秀の『知られざる真実』https://t.co/41ON5V7FGK pic.twitter.com/qzzTC4vPFk
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c3
4. 赤かぶ[229163] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:08:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2747]
103万円の壁より消費税減税 - 植草一秀の『知られざる真実』 #総理指名選挙 #103万円壁より消費税 #低所得者切り棄て #ザイム真理教 #消費税減税封印https://t.co/0xOCHQPcje
— K.Kondo (@kon1316) November 2, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c4
https://x.com/RyuichiYoneyama/status/1852108468146311547
私は、確信をもって、レプリコン・ワクチンも他の多くのワクチン同様
安全である科学的根拠があると思います。
その安全性に不安・疑念を抱きそれを表明する事は個人の権利ですが、
「生物兵器」「原爆」は明らかにその範囲を超えています。
大先輩は是非自重をと、思います。
3:00 PM Oct 31, 2024
https://x.com/RyuichiYoneyama/status/1851759826251939901
使用した結果についても多数の科学的研究・検証が為されており、
現在の所、全てのワクチン・薬に存在する一定の副反応(副作用)以上の
「薬害」は確認されておりません。
政治家の役目は、科学的検証を自ら行う事ではなく、
科学的検証の結果を適切に判断し、
それに基づいた適切な政治運営を行う事です。
3:55 PM Oct 30, 2024
https://x.com/RyuichiYoneyama/status/1851396045642908005
科学的判断は科学的機関が行います。
政党は科学的機関の科学的判断に基づいて、政治的判断を行います。
立憲民主党は、多くの科学的機関の、mRNAワクチンには、
全てのワクチンに認められる以上の副反応はなく、
対象疾患を防止する明らかなベネフィットがあるという判断を支持する
政治的判断をしています
3:49 PM Oct 29, 2024
https://x.com/RyuichiYoneyama/status/1837974882342322415
大変恐縮です。ワクチンの有効性・安全性については
立憲民主党内で共有されております。
また薬害の可能性を訴える事と、医薬品の有効性・安全性を
科学的に判断する事とは別であると認識されております。
その上で、国民に誤解に基づくワクチン非接種の被害が生じないよう、
周知に努めて参ります。
2:58 PM Sep 22, 2024
-----(米山議員のツイート引用ここまで)-----------------------------
厚労省が渋々認めただけでも、すでに900人近くがコロナワクチンが原因で
亡くなっており、税金から莫大な額の一時金が支払われています。
そして数えきれないほどの人がワクチン被害に苦しんでいます。
治験で数人死者が出たら即中止、不合格となるのは、医師資格をもつ
米山氏が知らないわけはありません。
コロナワクチン被害に関する査読済み論文も全世界で3000本を超えています。
いったい、どこが安全なのか?
よくこういうデタラメが言えるものだと感心します。
立憲民主党も、たんまり製薬会社から金を受け取って、ワクチン被害には
知らんぷりなのでしょう。
本来なら与党自民党のメチャクチャなワクチン行政を批判しなければいけない
立場なのに、この体たらくにあきれます。
いずれ、深刻かつ大規模なコロナワクチン被害を認めざるを得なくなる日が
来るでしょう。
そのとき、米山議員が何と言いわけするのか、いまから楽しみです。
(関連情報)
「COVID-19 ワクチンの副作用: 日本における学会発表と世界における論文報告の現状」
(臨床評価Vol. 51, No. 3, Feb. 2024)
http://cont.o.oo7.jp/51_3/p479-521.pdf
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html
36. 秘密のアッコちゃん[888] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 14:13:05 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[453]
新聞に喝! ブロガー・藤原かずえ
2024/11/3 10:00
https://www.sankei.com/article/20241103-4Q6OBBGK6BJEVEVRQS7XROIUEQ/
人間がもつ激しい負の感情に
「怒り」
「憎悪」
「差別」
があります。
このうち
「怒り」
は受動的な負の感情で相手に改善を求めるもの、
「憎悪」
は能動的な負の感情で相手を排除するもの、そして
「差別」
は、上から見下す
「憎悪」
の感情で相手を拒絶するものです。
2024年10月13日、法政大前総長の田中優子氏が市民団体の集会で、自民党・高市早苗議員について
「日本の歴史に残る最初の女性の首相がこの人だったら恥ずかしい」
「安倍(晋三)さんが女装して現れた」
「中は男でしょ。安倍さんでしょ」
と誹謗中傷しました。
この発言には、相手に改善を求める
「怒り」
ではなく、安倍氏・高市氏という個人を排除する
「憎悪」
と男性・トランスジェンダー・女装者といった特定の属性を見下して拒絶する
「差別」
の感情が溢れています。
また、この発言は、女性による女性に対するセクハラでもあります。
大きな社会的影響力を背景に男女共同参画とダイバーシティー(多様性)を標榜してきた教育者によるこの暴言は、ネット上で大炎上しました。
しかしながら、極めて不可解なことに、日本の全国紙でこの件を報道したのは産経新聞のみにとどまりました。
新聞は、政治家・公務員・企業経営者・大学教員・言論人などの発言に対して、隙があれば失言認定して徹底的に叩くのが常です。
例えば、上川陽子外相(当時)を
「このおばさんやるね〜」
と正の感情で称賛した麻生太郎氏に対し、新聞は年齢差別者と断罪し、謝罪に追い込みました。
外国人差別発言を行った大学教員に対しても新聞は厳しく断罪しました。
しかしながら田中氏のケースのように、大学教員や言論人などによる自民党の保守政治家や支持者に対する差別発言に対しては、どんなに過激であろうと、新聞は何もなかったかのように沈黙するのです。
例えば、大学教授による
「安倍に言いたい! お前は人間じゃない!」
という人間差別発言、別の大学教授による
「(安倍氏の)暗殺が成功して良かった」
というテロ称賛発言、人気報道番組のコメンテーターによる
「(自民党に投票し続けるのは)劣等民族」
という日本人差別発言―など。
こうした常軌を逸した暴言を報じた全国紙は産経新聞のみでした。
言うまでもなく
「人間じゃない」
「劣等民族」
は、侵略戦争・植民地支配・大量虐殺の言い訳に使われてきた差別的発言であり、
「暗殺が成功して良かった」
は殺人とテロを肯定する暴力的発言です。
社会的影響力が大きい人物によるこのような暴言を放任する新聞は、政治的思想で人間を差別していると思われても仕方がありません。
法大前総長の「(高市氏は)安倍さんが女装」発言、TBS報道局長「感想は控える」
2024/10/30 18:54
https://www.sankei.com/article/20241030-KHO4FTIVKRIKJEZO3VDLIHSNZM/
TBS系の報道番組
「サンデーモーニング」
にコメンテーターとして出演する法政大の田中優子前総長が、自民党の高市早苗氏について
「安倍(晋三)さんが女装して現れた」
「中は男でしょ」
などと発言したことについて、TBSの荒井麻理子報道局長は2024年10月30日の定例記者会見で、
「サンデーモーニングの中でのコメントではないので、感想などは控えたい」
「(今後の)キャスティングは制作過程なのでお話は控えたい」
と述べた。
田中氏は衆院選に立候補している立憲民主党の新人候補が参加した集会に出席した際、自民党総裁選で高市氏が決選投票に残ったことについて
「安倍さんが女装して現れた」
「言っていることは安倍さんそのものだ」
「女性がどういう歴史を歩んできて、どんな目に遭って今まで生きてきて、政治がそれに対して何をしないといけないのか1度も考えたことないのだと思う」
「だから、中は男でしょ。安倍さんでしょ」
などと評した。
「サンデーモーニング」
の出演者を巡っては、ジャーナリストの青木理氏がユーチューブの配信動画で自民党支援者を
「劣等民族」
と表現した後、撤回して謝罪。
その後、全ての地上波番組の出演を自粛した。
報道局長は青木氏について
「お話しする機会があり、今回の発言は問題があったのでお詫びされ、地上波を中心とするメディアの出演はしばらく控えると言っていた」
「私たちの番組も青木さんの意見と同様な考えだ」
と述べた。
サンモニ出演者、相次ぎ炎上 田中優子前法大総長「高市氏は安倍氏の女装。中は男でしょ」
2024/10/18 12:08
https://www.sankei.com/article/20241018-4CSHHGZBYNEURFMZEY2U7DH2WA/?outputType=theme_election2024
2024年10月27日投開票の衆院選に立候補している立憲民主党の新人候補が参加した公示前の集会で、法政大の田中優子前総長(72)が先の自民党総裁選で高市早苗氏が決選投票に残ったことについて
「安倍(晋三)さんが女装して現れた」
などと発言した。
田中氏はTBS系報道番組
「サンデーモーニング」
の出演者で、同番組を巡ってはジャーナリストの青木理氏が自民支援者への
「劣等民族」
発言で同番組を含む地上波番組の出演を自粛したばかり。
ネット上では批判の声も上がっている。
この集会は市民団体主催で、2024年10月13日に東京都八王子市内で開かれた。
田中氏は先の自民党総裁選で高市氏が決選投票に残ったことについて、
「あ、まずいと思った」
「日本の歴史に残る最初の女性の首相がこの人だったら、ちょっと恥ずかしいでしょ」
と指摘し、こう述べた。
「安倍さんが女装して現れた」
「言っていることは安倍さんそのものだ」
「女性がどういう歴史を歩んできて、どんな目に遭って今まで生きてきて、政治がそれに対して何をしないといけないのか、1度も考えたことないのだと思う」
田中氏が
「だから、中は男でしょ。安倍さんでしょ」
と続けると、会場からは笑い声が漏れた。
ネット上では
「自分達が認めない女性は女性と認めないのか」
「同様のことを自民党が行ったら、メディアも野党も大キャンペーンを張るのでは」
などの批判が多数上がっている。
一方で
「その通り」
という声もある。
田中氏は江戸文化の研究で知られ、平成26(2014)年から令和3(2021)年まで法大総長を務めた。
サンデーモーニングを巡っては2024年9月、コメンテーターのジャーナリスト、青木理氏がユーチューブの配信動画で自民党支援者を
「劣等民族」
と表現後、撤回し謝罪。
その後の同番組には出演せず、全ての地上波番組の出演を自粛した。
青木氏の問題では、TBSテレビの龍宝正峰社長が記者会見で
「我々が放送する番組以外の発言だ」
「それに関してのコメントをこの場で申し上げるのは控えたい」
と述べている。
日本を貶める人々に一言 青木氏の「劣等民族」発言に物申す
日曜に書く 論説委員・川瀬弘至
2024/9/29 15:00
https://www.sankei.com/article/20240929-D7VGB4MMWBNHPHCNLLX3JBAWJU/
筆者の知るかぎり、世界中の人々の大多数は日本および日本人に好感を持っている。
米国の大手旅行誌が昨年秋に発表した
「世界で最も魅力的な国ランキング」
でも、日本は堂々の1位だった。
だが困ったことに、日本に反感を抱き、貶めようとする勢力が一定数を占める国が、少なくとも4カ国ある。
このうち3カ国は中国、韓国、北朝鮮だ。
これらの国では、国民の不満を逸らすために政府が反日感情を煽ることさえあるから誠に残念である。
ロシア政府もウクライナへの侵略開始後、西側諸国への反発を強めるようになった。
ただしそれ以前のロシア国民の対日感情は概して悪くなく、右の3カ国とは並べられない。
では、日本を貶めようとする勢力が一定数を占める、もう1カ国はどこか。
日本である。
■日本人は「劣等民族」
ジャーナリストの青木理氏が動画サイト「ユーチューブ」の番組で発した一言≠ェ、物議を醸している。
青木氏は、ジャーナリストの津田大介氏との対談で
「人々はなぜ自民党に入れ続けるのか?」
という問いに、
「一言で終わりそう。劣等民族だから」
といい、2人でハハハと笑い合った。
酷い言葉だ。
だが、中国や韓国の事を悪くいえば
「ヘイト」
だと騒ぐのに、日本に対してなら許されると考える左翼人士は少なくない。
もしも保守派のジャーナリストが他国民を
「劣等民族」
呼ばわりしたらどうなるか。
左翼勢力は、猛バッシングを浴びせたはずだ。
左翼勢力は戦後、日本は戦争加害国であり、日本軍は悪魔の所業を繰り返したとする自虐史観を、国内はもちろん海外にも植え付けてきた。
また、自民が主導する歴代政権の政策、とりわけ安全保障政策を強く批判し、日本は軍国主義に向かっているとさえ喧伝し続けた。
そうした日本発の
「反日」
が、中国や韓国の世論形成にも強く影響している。
朝日新聞などが昭和57年以降に報じた事実無根の慰安婦強制連行説が、その一例だろう。
中韓などの反日より、日本自身によるもののほうが、よほど悪質で厄介ともいえるのだ。
左翼勢力が日本を貶めるようなことをしなければ、日中、日韓の国民感情は、今より断然良好だったに違いない。
■選択肢がないから
ところで青木氏は知らないかもしれないが、各種データをみれば日本の一般国民は、劣等どころか優等生である。
例えば経済協力開発機構(OECD)が世界24カ国・地域の16〜65歳を対象に、実社会で必要な能力を調べた2013年公表の国際成人力調査(PIAAC)で、日本の成人は読解力、数的思考力ともにトップの成績だった。
知識や教養だけでなく、道徳心も高い。
それは世界有数と言われる日本の治安の良さにも表れている。
そんな日本国民が、
「なぜ自民党に入れ続けるのか?」。
筆者も一言で終わらせよう。
他に選択肢がないからだ。
むろん国民も、
「政治とカネ」
の問題を繰り返す自民にはきついお灸が必要だと思っている。
しかし自民の1党支配が続いた55年体制時代を含め、野党は政権の揚げ足取りばかりで、現実的な政策を示してこなかった。
55年体制で野党第一党だった社会党は反米、反安保、反自衛隊であり、かりに政権を取っていたら、現在の平和はなかったかもしれない。
ただ1度、平成21年の衆院選で国民は、自民ではなく民主党に
「入れた」。
民主の中核には鳩山由紀夫氏や小沢一郎氏ら自民離党組がおり、政権を担えると思ったからだろう。
しかし結果は、外交にしろ経済にしろ散々だった。
これに懲りた国民は、以後
「自民党に入れ続ける」。
至極当然である。
■左翼勢力に負けるな
さて、自民の新総裁が決まった。
即ち次期首相である。
左翼勢力は罵詈雑言を浴びせるだろうが、長期政権を築いた安倍晋三元首相が言い放ったような、
「あんな人たちに負けるわけにはいかない」
との気概をもって、日本の安全と名誉を守る政策を推進してほしい。
新体制となった立憲民主党にも一言申し上げる。
政権批判ばかりでなく、現実的な政策を示してほしいと。
自民支持者「劣等民族」発言を撤回 ジャーナリストの青木理氏、地上波テレビ出演を自粛
2024/9/28 17:10
https://www.sankei.com/article/20240928-SMFHTZXPKFEZBGWL7MCVINBACI/
TBS系報道番組「サンデーモーニング」のコメンテーターなどとして活動するジャーナリスト、青木理氏は27日配信された動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組で、自民党支持者を念頭に
「劣等民族」
と指摘した自身の発言を撤回し、謝罪した。
「例え軽口とはいえ、極めて不適切だった」
「それについて謝罪して、撤回する」
と釈明した。
地上波のテレビ番組の出演は当面自粛するという。
青木氏は共同通信社の元記者。12日配信のユーチューブ番組で、対談相手のジャーナリスト、津田大介氏に
「人々はなぜ自民党に投票し続けるのか」
と問われ、
「一言で終わりそう。劣等民族だから」
と発言し、2人で笑い合った。
この発言はSNSなどで立憲民主党の議員が
「極めて差別的だ」
などと批判していた。
青木氏は27日の番組で、発言した理由について
「経緯や背景、言葉に込めた意味は実は色々ある」
とした上で、
「劣等民族」
という言葉に関して
「エスニシティ(民族性)という、ある意味で曖昧で、微妙な、敏感な意味を含む単語、言葉を持ち出し、それに優劣を付けるという発言は、僕自身、元来決して好まない、というか許されないと思っていた」
と説明した。
その上で、
「口先で謝罪、撤回というとどこかの政治家みたいと思われる」
と述べ、
「一種のけじめとして、しばらくの間、世論や社会への影響力の強い地上波のテレビメディアの番組等には自粛しようかなと思う」
と語った。
青木理氏「劣等民族」発言 TBS社長「放送番組以外の発言」と回答せず、今後の起用未定
2024/9/25 16:18
https://www.sankei.com/article/20240925-G7RQOOJAGNHWHFACIU3UUMGLBQ/
TBSテレビの龍宝正峰社長は25日の記者会見で、報道番組「サンデーモーニング」でコメンテーターを務めるジャーナリスト、青木理氏が動画投稿サイト「ユーチューブ」の配信動画で自民党支援者を
「劣等民族」
と表現したことについて、
「我々が放送する番組以外の発言だ」
「それに関してのコメントをこの場で申し上げるのは控えたい」
と述べ、直接的な回答を控えた。
TBSテレビの報道局長は青木氏の発言について
「報道で存じ上げている」
と述べ、対応については
「本人に直接話を聞いてからの判断になる」
「そういうプロセスにはまだ進んでいない」
と説明。
「他の番組での発言で、真意を測りかねる」
「現段階でそれをもって起用し続けるのかどうかは早急だと考えている」
と述べるにとどめた。
青木氏について今後のキャスティングは未定だという。
青木氏は元共同通信社の記者。
14日配信のユーチューブの番組で、対談相手のジャーナリスト、津田大介氏に
「人々はなぜ自民党に投票し続けるのか」
と問われ、
「一言で終わりそう。劣等民族だから」
と発言。
SNS上で物議を醸し、
「極めて差別的」(立憲民主党の米山隆一衆院議員)
などと批判を浴びていた。
青木氏は22日のサンデーモーニングには出演しなかった。
TBSサンモニ出演のジャーナリストが自民支持者を「劣等民族」 立民・米山氏「差別的」
2024/9/17 16:23
https://www.sankei.com/article/20240917-EQ4JQNU7CRBQNO67YXH4RW25TQ/
立憲民主党の米山隆一衆院議員は16日、X(旧ツイッター)で、ある日本人ジャーナリストが自民党支持者について
「劣等民族」
などと表現したことを念頭に、
「『劣等民族』などと言う考え方は何であれ極めて差別的で、決してリベラルなありようではありません」
とした上で、
「一定の人が自民党に投票する理由は分かります」
「それは決して『劣等民族』だからではなく、我々は正々堂々その理由に打ち勝とうとしています」
と書き込んだ。
米山氏は、
「本来のリベラルは、自分の民族に対しても『劣等民族』なんて言葉を使いません」
と指摘し、
「『劣等民族』なんていう人は、一体全体自分は何なのか、いくら自分を含む多数派相手とはいえ、それはあまりに差別的だと思わないものなのか」
と批判した。
米山氏が問題視した発言を巡っては、ジャーナリストの青木理氏が14日配信の動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組で、ジャーナリストの津田大介氏と対談し、
「人々はなぜ自民党に投票し続けるのか」
との問いに対し、
「一言で終わりそう。劣等民族だから」
と述べ、2人で笑い合った。
青木氏は元共同通信社の記者。
TBSの報道番組「サンデーモーニング」などでコメンテーターとして活動している。
五輪と「サヨク」 アスリートの舞台を奪う安易な言質に流されるな
弁護士・北村晴男
2024/9/15 8:00
https://www.sankei.com/article/20240915-TFMUEUNIIBKJDNYKQ3CDJ4CVJA/
パリ五輪、パラリンピックが閉幕した。
肉体と精神を鍛え上げたアスリートたちの戦いは、世界中の人々を感動させ、スポーツの価値を大いに高めたと思う。
とはいえ、感動に水を差すような出来事もあった。
東大名誉教授の社会学者が自身のX(旧ツイッター)で
「アスリートに国家など背負ってほしくない」
「彼らが段々エゴイストに見えてくる」
と発信した。
左翼活動家たちは日本人の五輪での活躍を、苦虫を嚙み潰すように見ている。
日本人が五輪でメダルを取れば、競技会場に日の丸が掲揚され、金メダルを取れば君が代も流れる。
彼らの活躍によって、国民が日本人であることを強く意識し、一体感が生まれる。
日本社会を破壊することでしか革命の道は開けないと信じる左翼活動家にとっては、これが何より辛いに違いない。
件のSNS投稿を見て、3年前の東京五輪開催前のメディアによる中止キャンペーンを思い出す。
この年の4月には、日本より桁違いに多い新型コロナ感染による死者を出した米国で、1日最大5千人もの観客を入れて男子ゴルフの海外メジャー大会、マスターズ・トーナメントが開催され、松山英樹選手が初優勝して日本人を熱狂させた。
にもかかわらず、同じ時期に日本のメディアは
「日本人の命を危険に晒してまで開催する意味があるのか」
との論法で五輪を開催中止に追い込もうとした。
当時、ワイドショーという名の報道番組にコメンテーターとして出演した私は
「この程度の障害でアスリートたちの長年の努力や大舞台にかける思いを奪っていいのか」
「日本は過去に昭和15年の東京夏季五輪、札幌冬季五輪を返上した」
「五輪を3度も投げ出すような国に成り下がっていいはずがない」
と訴えた。
司会者が
「アスリートは確かに気の毒だが」
と発言したことに私は怒り
「気の毒などと言っても何の意味もないんだ」
と述べ、スタジオを凍りつかせた。
その後、東京五輪は無事開催され、感染拡大を防ぎつつアスリートを手厚くもてなす日本人の知恵と勇気を世界は称賛した。
ここに至った経緯は決して忘れてほしくない。
日本社会なり、民族なり、国家なり、家族なりが一体感を失ってバラバラになる。
彼らにとっては、それこそが革命に一歩近づく好機になる。
スポーツによって平和をもたらすという理念の実現可能性はともかく、アスリートが体力と知力、人間性を磨いて競技に挑むことには無限の価値があり、見る者もそこに何かを感じ、生きる勇気をもらう。
彼らの舞台を奪い、揶揄する安易な言説に流されてはならない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c36
42. カミー[1304] g0qDfoFb 2024年11月03日 14:13:06 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2029]
>>41
韓ドラでもあるまいし、そんなことしたら困りますよ、ますます植民地でいいことになる。何を考えておられるのですか、そうか日本は植民地でいいんだと考えておられるようですね(笑)。う〜ん、あなたのコメントは有害だと言うしかないですね、これはいいというコメント見たことないですね。新共産主義というからには、共産主義を目指すコメントが会ってもよいとは思いますが、そんなコメントもないですね。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c42
43. 新共産主義クラブ[-10883] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 14:15:03 : N1gmZNoLQQ :TOR Si96SVBvV2Y5Rnc=[36]
>>41 (補足)
>日本の政治や経済の根幹に関わることは、英国や米国に拠点がある世界的規模の巨大財閥が、全てを決めている。
例えば、1980年代からの、国営企業の民営化の世界的な風潮などは、ロンドン・ロスチャイルド財閥が作った。
玉木雄一郎さんに提言したところで、動かしようがないし、玉木雄一郎さんは決して巨大財閥の意向に反する方向に動かすつもりはない。
◆ N・M・ロスチャイルド&サンズ
1980年代には、国営企業の民営化の風潮の中、同社はその始まりから関与していて先進的な立場に位置しており、世界30か国以上で先駆的な役割を演じた。最近では、1000件以上のM&Aに携わり、その金額は1兆ドルを超える。さらに、世界でも有名な大規模企業再編の助言も行っている。
3. 一般通過メガネブサイク[177] iOqUypLKid@DgYNLg2yDdYNUg0ODTg 2024年11月03日 14:16:44 : Nf2PcZ7ZZc : Z2E4eW1QcUxVaFU=[1234]
ジョージアやモルドバを、第二・第三のウクライナにするのは無理がある。国土も狭いし、武装も足りてない。民衆にウクライナのような「自国優越主義」を植え付ける時間もない。
反共主義者達の戦略は、とっくに破綻している。戦争の中で、ロシアは軍事力をどんどん最適化させて強くなっているし、無傷の中国もそれらのデータを取得しつつ強大化を続けている。イランも健在。この三国の結束は、今の西側の力では崩せない。
戦線の全てで西側の目を覆いたくなるような劣勢を目の当たりにして、そりゃ世界の指導者達も、「どちらの大国につく方が得策か」考えもする。確かに米英は怖いが、ロシアは強いし、中国はもっと強い。
あとは、米国を始めとする西側諸国の金融経済が「いつ吹き飛ぶか」を、世界が固唾を飲んで見守っているのが今の状況だ。この大イベントが起これば、文字通り、世界の情勢が一変する。ただ、それですんなりと世界が平和になる事は、おそらくない。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html#c3
1. 2024年11月03日 14:18:36 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4516]
夫人も陰謀論ガーと言っている。夫婦そろって大馬鹿だな。
<ワクチンが先にあってウィルスを作った…>
原口一博氏が立憲の車で陰謀論の集いに…マズイのではないの?
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/iryo11/msg/692.html
https://twitter.com/YuzukiMuroi/status/1599967786440491009
(室井佑月)
コロナワクチン4回目を打ったら、熱が〜。
7:23 PM Dec 5, 2022
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c1
2. 2024年11月03日 14:21:53 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4517]
室井はすでに乳がん闘病中。
そこへ4回もコロワクを打ったら、、、、以下略
「室井佑月さん、乳がん告白 被ばく回避が甘かったか」
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/724.html
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c2
5. 赤かぶ[229164] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:22:18 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2748]
103万円の壁で扶養控除、保険がなくなるより、消費税5%の方がいいと思わね?すぐ安くなる、すぐ生活が豊かになる。
— Lynn (@lynn5785) November 1, 2024
れいわ新選組が20議席とってたら消費税の議論になってたよ。どういう意図で国民に大量に投票するのか意味不明だよね。
pic.twitter.com/FtfiqYZI5s
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c5
19. 秘密のアッコちゃん[889] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 14:22:46 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[454]
2024/11/3 13:45
https://www.sankei.com/article/20241103-WM4FGOJB2FI2PIS5GBH2MTCD4E/
韓国軍合同参謀本部は2024年11月3日、米軍のB1B戦略爆撃機が参加する日米韓の空中訓練を同日、韓国南部・済州島の東方で行ったと発表した。
北朝鮮が2024年10月31日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことへの対応としている。
韓国軍によると、日韓の防空識別圏が重なる空域で行われた。
米軍の戦略爆撃機が朝鮮半島周辺に展開したのは今年2024年4回目で、日米韓の同種の空中訓練は今年2024年2回目という。
航空自衛隊のF2戦闘機、韓国空軍のF15K戦闘機などが参加した。
韓国軍は、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対し、日米韓の
「安全保障協力を通じた強力な対応意志と能力を見せつけた」
と強調した。(共同)
北朝鮮発射のICBMは新型「火星19」 米韓連携に反発、金正恩氏が実験を指示
2024/11/1 7:03
https://www.sankei.com/article/20241101-CF5TF7UL2FMUBF57RCUAPXPGXM/
北朝鮮メディアは1日、同国が10月31日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)は新型の「火星19」だと報じた。
安全保障分野で連携を強める米韓に反発し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記がミサイル総局に発射実験を指示したという。
ICBMは高角度で発射され、日本の防衛省によると約千キロ飛行し、北海道奥尻島西方約200キロの排他的経済水域(EEZ)外に落下。
飛行時間は約86分で過去最長、到達高度も推定7000キロを超えて過去最高だった。
異例の即日発表でICBM能力に自信示す金正恩氏 ロシア後ろ盾に核・ミサイル開発加速か
2024/10/31 20:00
https://www.sankei.com/article/20241031-OWE7QMLVTFNZLA3QVKR4LMMSGI/
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は2024年10月31日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、即日公表する異例に早い対応でICBM開発に自信を示した。
金政権は、ウクライナを侵略するロシアへの派兵と並行して軍事協力を深めるロシアを後ろ盾に、核・ミサイル開発を一層加速させる姿勢を鮮明にしている。
北朝鮮メディアは2024年10月31日、金正恩朝鮮労働党総書記の命令で行われた今回の発射実験は
「世界最強の威力を持つ共和国(北朝鮮)の戦略的抑止力の近代性と信頼性を誇示した」
と強調した。
朝の発射を正午頃には公表しており、通常、発射の翌日に公表してきたことと比べて異例の早さだ。
86分間という最長の飛翔時間も記録し、昨年2023年12月のICBM発射と比べて飛翔能力が大幅に改良された可能性がある。
米韓当局は、北朝鮮が今年2024年9月に公開した片側12輪以上の過去最大級の移動式発射台が使われたのかにも注目している。
韓国統一研究院の洪a(ホン・ミン)先任研究委員は、ICBMなど戦略核戦力の演習を行ったロシアと歩調を合わせ、両国が
「核同盟であると誇示する」
狙いもあると分析する。
ロシアは2024年10月10月29日に多弾頭ICBMなどの演習を実施した。
日米韓当局は、北朝鮮の今回の発射にロシアの技術が反映されていないか分析を進める。
昨年2023年9月の金氏の訪露以降、ロシアの技術支援が顕著なのが、軍事偵察衛星の改良だ。
韓国当局は、多数の露専門家が訪朝するなど、露側の支援で衛星再打ち上げの準備が整っていると見ている。
最近、北朝鮮が東部の新浦(シンポ)周辺で大型潜水艦を建造する動きも捕捉。
金氏が開発を急ぐ原子力潜水艦ではないのか、派兵の見返りにロシアの原潜建造技術が渡ることがないか警戒している。
米韓が最も警戒を強めているのが7回目の核実験の可能性だ。
これまで最大の後ろ盾だった中国が核実験の自制を求めてきたとされるが、国連安全保障理事会常任理事国のロシアが北朝鮮を強く支持することで、国連制裁が強化される可能性はほぼない。
韓国政府は、金氏の決断次第で核実験を強行し、大統領選で政権が代わる米国に揺さぶりをかける可能性も否定できないとみている。
韓国国防当局 “北朝鮮 ICBM発射や核実験に踏み切る可能性も”
2024年10月30日 16時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241030/k10014623821000.html
韓国の国防当局は、北朝鮮がアメリカ大統領選挙が行われる来月2024年11月、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射や、7回目の核実験に踏み切る可能性もあるとの見方を示しました。
韓国国防省の国防情報本部は2024年10月30日、国会の情報委員会に対して北朝鮮の動向について報告しました。
出席した議員によりますと、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルの移動式発射台を特定の地域に配置している状況が確認されたということです。
ただ、今のところ発射台にミサイルは据え付けられていないとしています。
発射の時期については弾頭を大気圏に再突入させる技術を検証するため、アメリカ大統領選挙が行われる来月2024年11月に合わせて、ICBMの発射に踏み切る可能性があるとの見方を示したということです。
また、北東部プンゲリ(豊渓里)にある核実験場では
「内部の準備がほぼ終わったものとみられる」
との見方を明らかにしたとしています。
北朝鮮、11月核実験強行の可能性 韓国国防当局が報告「準備ほぼ終えたとみている」
2024/10/30 14:10
https://www.sankei.com/article/20241030-PY6FQN4JRVJ6DMXFAWEMYPFLBU/
韓国国防省の国防情報本部は30日、北朝鮮が北東部豊渓里の核実験場で
「核実験の準備をほぼ終えたとみている」
と国会で報告し、米大統領選が行われる2024年11月にも実験を強行する可能性があるとの見方を示した。
韓国メディアによると、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射台付き車両(TEL)の配備も進められているとして、2024年11月に発射する可能性があると指摘した。(共同)
そして、7回目の核実験についてはキム・ジョンウン(金正恩)総書記の判断次第で、来月2024年11月のアメリカ大統領選挙の前後に強行する可能性も排除できないとしています。
一方、北朝鮮の部隊のロシアへの派遣を巡っては、先発隊の一部がウクライナとの戦線に移動した可能性があるものの、本格的に投入されたとする正確な情報はないとしています。
■林官房長官 “挑発行為 断じて容認できず 警戒・監視に全力”
林官房長官は、午後の記者会見で
「北朝鮮は今後もミサイルの発射や衛星の打ち上げ、核実験など、更なる挑発行為に出る可能性がある」
「北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国と国際社会の平和と安全を脅かすもので断じて容認できない」
「引き続きアメリカや韓国などとも緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析に努めると共に、警戒・監視に全力を挙げていく」
と述べました。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/794.html#c19
14. 弱っプっ腐(笑)ランド豚[9] juOCwYN2gsGVhSiPzimDiYOTg2iT2A 2024年11月03日 14:24:44 : qWdf6BLtIs : S3Z2VE4vQ1ExNFU=[-29]
あららまた正体がww
所詮は天コロ崇拝者
44. 夜盗虫[286] lumTkJKO 2024年11月03日 14:25:00 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[9]
財務省を一般会計と特別会計の2省に分割するんだよ
一般会計のほうは財政均衡
特会のほうは積極財政
特会のほうは経済理論を導入してだめな部門は解体
利益が出たら一般会計の補填に回すw
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c44
45. 新共産主義クラブ[-10885] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 14:25:31 : Y4fHApew8c :TOR WEFQQmRDRkFwdGs=[24]
>>42 「カミー」さん
「力のある若者は、今さら日本を変えることよりも、日本から脱出して、世界全体を動かすことを目指した方が良いと思う」にカチンと来たのでしょうか。
27. 愛[1822] iKQ 2024年11月03日 14:25:32 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1829]
158万円
3. 5915[428] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 14:26:19 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[6]
レプリコンの本体部分( mRNAワクチンモドキ )で
米国人の約 26人に1人( 接種者の約 21人に1人 )が
すでに死亡していると思われます
日本の死亡率は、米国より大きいでしょう
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/764.html#c19
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c3
6. 赤かぶ[229165] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:26:51 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2749]
103万円の壁やトリガー条項凍結解除より消費税撤廃が重要という話と、どちらを優先すべきかは別の話。
— シェイブテイル (@shavetail) November 1, 2024
前者は財界にも多数の支持者がいるだろうが、後者はそうではない。国民のための政策でも小党が実現できるところから実績をあげるのは良策。#国民民主党
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c6
1. 愛[1823] iKQ 2024年11月03日 14:27:31 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1830]
ウクライナは 人海戦術 出来るらしいぞ〜〜〜〜
7. 赤かぶ[229166] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:27:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2750]
実効のない103万円の壁を人質に取る玉木より、実効のある消費税減税で野党は結集しよう。自公を敗北させた有権者の期待を、実感できる成果に結実しよう。 https://t.co/A9VipZ9DEg
— kame_papa (@usotsuitter) November 1, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c7
26. 高野病院[2] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 14:28:11 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[37]
医療法人社団養高会 高野病院
〒979-0402
福島県双葉郡広野町大字下北迫字東町214番地
神奈川県小田原市の間中病院の小澤典行院長が新型コロナウイルス感染症について感染のリスクを無視して
病院の収益の増加だけを優先しています。
クラスター発生に関しても「クラスターが発生したのはコロナ患者さんを一生懸命治療した証なのだから
誇りに思うべきだ。クラスターが発生するぐらいコロナに立ち向かうぐらいでないと医療関係者と言えない。」
と小田原市の医師会で発言しています。他の医師たちは唖然としていました。
PCRセンターを設立した際も、「国からの補助金だけでお金がかからないのだから病院が丸儲けになる。」との
ことで設立しました。現場の職員はコロナワクチンも出回っていない時期に、感染対策も不十分な状態で
新型コロナウイルス感染症疑いの人を多数検査せざるを得ませんでした。
元手がかかっておらず、需要はあるので病院の収益になりましたが、
職員たちは非常に危険な状態で高い感染リスクを抱えたうえで治療にあたっていました。
現在は「PCR検査はもはや不必要」の持論を展開しています。エビリンスがあるから大丈夫のことですが、
非常に危険な上にPCR検査をしない理由が「手間がかかるから。」とのこと。
小澤典行氏の新型コロナウイルス感染症に対するリスク無視の姿勢は非常に危険です。
http://www.asyura2.com/23/jisin23/msg/126.html#c26
4. 2024年11月03日 14:28:54 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4518]
鳥集徹氏をブロック。
だんだん、ブロック太郎に似てきたな。ブロック米山と呼んだろか。
https://x.com/torutoridamari/status/1851750140371177632
(鳥集徹)
自民党及び公明党政府の下、厚労省はm RNAワクチンの薬害を
ないものにしようとしてきました。
副反応疑い報告や予防接種健康被害救済制度を見れば、
過去のワクチンとは比較にならないほどの甚大な健康被害が
起こっているのは明らか。
それを暴き、与党の責任を追及するのが野党第一党の使命のはず。
https://x.com/ryuichiyoneyama/status/1851396045642908005
3:16 PM Oct 30, 2024
https://x.com/RyuichiYoneyama/status/1851750411600040112
(米山隆一)
その様な事実も証拠もありません。ブロックします。左様なら。
3:17 PM Oct 30, 2024
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c4
4. パックスブリターニア[382] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年11月03日 14:29:12 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[36]
サカルトヴェロやモルドヴァの方々にとっては、本番はこれからだな。
抑々(主に英米等を支配下に置く)偽ユダヤアングロサクソン系億万長者エリート連中(主に戦争屋や武器商人等の軍産複合体)に世界各国はどれだけ痛い目をしている事か!!
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html#c4
8. 赤かぶ[229167] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:29:28 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2751]
「103万円の壁」よりも「消費税の壁」。
— けいちゃん🌟上川総合振興局管内市町村を応援しております🌟 (@Soya_Sarobetsu) November 2, 2024
消費税を廃止すれば、私を含む低所得者層にとっては年に1ヶ月分の収入が増えることになります。
国家のプライマリーバランス黒字化の前に、国民のプライマリーバランス黒字化をやらないとこの国は潰れます。
消費税廃止、インボイス制度廃止、原発廃炉を!
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c8
28. 秘密のアッコちゃん[890] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 14:29:41 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[455]
2024/11/3 12:52
https://www.sankei.com/article/20241103-SN3SD5CPUVM5DP5JCK3ASPLKLE/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月3日放送のBSテレビ東京番組で、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の引き上げに自民党が応じない場合、政権運営に協力しない考えを示した。
「有権者との約束だ」
「(引き上げなければ)国民民主に期待した人にとってもゼロ回答だ」
と述べた。
立憲民主党など他の野党と連携する課題として政治改革を例示。
「案件ごとに協力する」
「対象は自民、公明両党に限定されない」
と語った。
玉木氏は、石破茂首相(自民総裁)との党首会談が実現した場合、年収の壁の引き上げは
「国民が求めている」
として、協力を要請する意向を記者団に表明。
立民の野田佳彦代表との会談では、政治資金規正法の再改正に加え、安全保障やエネルギー政策といった基本政策の一致に向けた協議の本格化を求める考えを示した。
高橋洋一「日本の解き方」
国民民主「103万円の壁撤廃」は実現可能か 控除拡大は減税と同じ効果、財務省へのアンチテーゼに 賃金上昇率目標も検討すべき
2024.11/2 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-4CKOQXQOUFMPPFLNUW5T4DIG6M/
石破茂首相は国民民主党との
「部分連合」
を視野に入れている。
国民民主党は基礎控除の103万円から178万円への拡大、消費税5%などを掲げているが実現可能だろうか。
国民民主党の政策のうち、他党にない
「基礎控除等を103万円から178万円への引き上げ」
について取り上げたい。
まず、178万円という
「中途半端」
な数字に驚く。
これは、1995年からの最低賃金上昇率1・73倍から、103万円を1・73倍して得られる。
103万円は基礎控除と給与所得控除の合計だが、1995年に103万円に引き上げて以来、29年間据え置きである。
そこで、最低賃金の上昇と合わせて引き上げるべきだというのが国民民主の主張である。
ここまで厳密に拘らくてももいいが、国民民主党らしいとも言える。
控除の拡大は減税と同じだ。
控除額が増えれば、少なくとも所得税として
「75万円×税率(年収に応じて5〜45%)」
の額が手元に残るようになって、手取りが増える。
この政策が面白いのは、財務省は増税しないと言いながら、控除額の縮小を狙う
「ステルス増税」
をしばしば企むが、そのアンチテーゼになるからだ。
例えば、給与所得控除について
「海外と比較すると日本は大き過ぎるので縮小しよう」
と躍起になっている。
一方、基礎控除は日本だけが国際的に低いのは知らんぷりという具合だ。
この
「減税」(控除の拡大)
でも、財源はどうするのかという反論があるだろう。
仮に基礎控除を75万円引き上げると、所得税率が平均10%、住民税率が10%とすれば、7兆円程度の減収額となる。
もっとも、この程度であれば、名目で5%成長すれば自然増収で手が届く範囲であるので、それほど心配する必要はないとも言える。
また、この政策との関連で、最低賃金について、
「全国どこでも時給1150円以上を早期に実現する」
としている。
自民党の「2020年代に1500円」、立憲民主党も「1500円」を掲げているのと比べると控えめな数字である。
1500円の方がいい加減な数字であるので、国民民主党に逆に信頼感が出るのではないか。
気になるのは、金融政策に関する公約がないことだ。
立民の
「0%超の物価目標」
は論外であるが、労働者の党である国民民主党が公約に掲げていないのは不自然だ。
かつて筆者が玉木雄一郎代表と話した時、インフレ目標ではなく
「賃金上昇率目標」
を主張した。
元々インフレ目標のベースになっているのがインフレ率と失業率の関係を示した
「フィリップス曲線」
であるが、同曲線は賃金上昇率と失業率の関係が元になっているので、玉木代表の意見には一理ある。
大胆に言えば、インフレ目標2%より、賃金上昇率3〜5%のほうが日本経済のためになるので、検討してはどうか。
それを消費税5%、社会保険料の軽減、トリガー条項の凍結解除と共に自公政権にぶつけたら面白い。
今の自公なら受け入れ余地はあるが、石破政権を退けた後からの方がより有望だろう。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
国民民主と政策協議も…自民に裏切り≠フ過去 維新と文通費見直し合意も反故、馬場代表「自民は狡猾、聞いてる振りはする」
2024.11/1 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H5TBRZVN3VLIBK52CGPVQGX2LQ/
自民党と国民民主党が
「部分連合」
に向けた動きを加速させている。
少数与党の石破茂政権は、国民民主党を取り込むことで、首相指名選挙やその後の国会運営を有利に運ぶ思惑だ。
国民民主党は衆院選で公約に掲げた
「年収103万円の壁」
撤廃などの実現に前進するが、要求通りの成果を得られるかは不透明だ。
過去には日本維新の会が自民党との合意を反故にされた経緯もあり、警戒感は強い。
自民党の森山裕幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日の会談で、政策協議を開始する方針で一致した。
公明党を加えた3党は今後、税制や補正予算を巡って合意を模索する。
国民民主党は、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
を撤廃するため、所得税の基礎控除と給与所得控除の合計を最低103万円から178万円に引き上げることを最優先事項としている。
だが、実現機運に冷や水を浴びせるように、
「税収が計約7兆6000億円減る」
「高所得者ほど恩恵が大きい」
などネガティブな論調が広がった。
玉木代表
「『103万円』引き上げなければ予算、法案に協力できない」
玉木雄一郎代表は2024年10月31日、X(旧ツイッター)で
«財務省がマスコミを含めて
「ご説明」
に回っている効果はさすがです»
と皮肉った。
«引き上げができなければ、我が党は予算にも法案にも協力できない»
と強調する。
与野党の合意が実現しなかった前例もある。
日本維新の会は岸田文雄政権当時の今年2024年5月、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の見直しについて自民と合意文書を交わしたが、反故にされた。
馬場伸幸代表は2024年10月31日放送のMBSの番組で
「自民党さんは狡猾ですから、そんなに簡単に野党側の声を聞く政党ではない」
「聞いてる振りはするが」
と話した。
国民民主党も、ガソリン税を軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除について岸田政権下で3党協議し、予算案にも賛成したが、議論は頓挫した。
石破政権は国民民主党の案を丸吞みもしたくないが、議論を決裂させて、立憲民主党などが今後、不信任決議案を提出した場合、賛成に回られることも避けたい。
「部分連合」
という名の微妙な関係が続きそうだ。
「軍事オタク」石破首相が自衛隊に入隊したら…「せいぜい3佐止まり」「宰相の器」ではない 自民党を仕切るには荷が重すぎか
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-QZZY25QUHZIJDPESFQ6IRGUKLI/
「安全保障の専門家」
を自任し、
「軍事オタク」
とも呼ばれる石破茂首相だが、防衛大学校から自衛隊に入隊していれば、どのくらいの階級まで昇進することができただろうか。
「せいぜい3佐(少佐)だろう」
ある自衛隊元幹部はこう言い切る。
海上自衛隊でいうと、2等海佐(中佐)ならば通常の護衛艦の艦長となる。
中佐は英語で
「Commander」
と呼ばれる。
つまり、石破氏は指揮官には相応しくないという意味だ。
防衛相経験者でもある石破首相だが、別の元幹部自衛官たちも
「石破さんと河野太郎さんだけは首相にしてはならない」
と口々に言う。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選の決選投票で、高市早苗前経済安保相ではなく、石破氏に投票した国会議員たちに聞かせたかった発言だ。
2024年10月27日投開票の衆院選について、石破首相は自民党と公明党で過半数(233議席)という
「勝敗ライン」
を設定していた。
石破首相がライバル視する安倍晋三元首相も第2次政権時代、
「勝敗ライン」
を同じく自公で過半数と言っていたが、実際には自民党単独で300議席が目標だった。
目標には僅かに及ばなかったが、2012年で294議席、2014年が290議席、2017年が281議席だった。
2021年の岸田文雄前首相の時でも261議席だった。
石破首相が今回獲得した191議席が如何に低い数字であるかは一目瞭然だ。
にもかかわらず、石破首相は
「何で自分が辞めなければいけないんだ」
と開き直っている。
総裁選の決選投票で石破首相に投じた自民党の国会議員には分からなかったことが、国民にはよく分かっていた。
石破首相が
「宰相の器」
ではないということを。
「森山(裕)幹事長に足を引っ張られた」(自民党ベテラン)
との見方もある。
確かに、石破首相は総裁選では新内閣発足後、予算委員会を開いて議論を尽くすべきだと発言していた。
だが、森山氏の1日も早い選挙の方が野党の態勢が間に合わず有利だとの説得に応じ、選挙日程を前倒しした。
森山氏は、パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載しなかった候補を一時は公認するとしながら、批判を浴びると12人を
「非公認」
として混乱をもたらした。
選挙戦終盤では、
「非公認」
とした候補者が代表を務める政党支部に公認候補と同額の2000万円を支給し、決定的な打撃を与えた。
森山氏と事務方トップ、元宿仁事務総長の責任は大きい。
そして、最終責任を負うべきは総裁である石破首相である。
石破首相と森山氏に共通しているのは
「小さな派閥」
しか率いたことがないことだ。
自民党のような大所帯を仕切るには荷が重過ぎた。
本来ならば菅義偉副総裁が目配せすべきだったが、かつてのような切れを欠いている。
石破首相は2024年10月28日の記者会見で、
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
と続投する意向を表明したが、信を失った石破政権が続くことは国益にならない。
(産経新聞特別記者・有元隆志)
国民民主は石破政権延命に協力せず 玉木代表「政策本位」と強調、手取り増額に重ねて意欲
2024/11/2 23:41
https://www.sankei.com/article/20241102-OOKEJMQS6JKRDCSA6ILG6IR6QA/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月2日、自身のインターネット番組で、自民党と政策ごとに連携する国民民主の方針を巡り
「石破政権の延命に協力するつもりはない」
「あくまで政策本位だ」
と強調した。
「手取りを増やす」
政策の実現にも重ねて意欲を示した。
来夏の参院選に関し
「比例代表で6、7人を当選させたい」
と力説。
選挙区では地元の香川や、大阪で候補者擁立を目指す考えを示した。
国民・榛葉氏会見が荒れる 持論唱え続けるフリーにベテラン記者が苦言、会見で言い合いに
2024/11/1 18:53
https://www.sankei.com/article/20241101-D6XJYFGW3BHJ3DEXLSLCE6DROU/
国民民主党の榛葉賀津也幹事長の2024年11月1日の記者会見で、次の首相指名選挙で同党は立憲民主党の野田佳彦代表に投票すべきだとして持論を唱え続けるフリーの記者に対し、ベテランの記者が苦言を呈し、言い合いになる場面があった。
会見で記者同士が言い合いになるのは極めて珍しい。
■「国民を騙した」に「政治の混乱目的でない」
国民民主党は1回目の投票も、過半数を得た候補がいない場合の上位2人による決選投票も、所属議員は玉木雄一郎代表に投票する方針を決めている。
このフリーの記者は、榛葉氏に対し、決選投票で玉木氏に投票することは、野田氏の得票が伸びず、結果として石破茂首相の続投を許すとして、
「石破政権を延命させることに等しい」
「『野田(佳彦)』と書いて政権交代を果たさないのか」
「国民は騙された」
などと持論を展開。
これに対し、榛葉氏は参院側は与党が過半数を占めていることを挙げ、
「騙していない」
「ずる賢い与党なら野田氏に首相をやらせて、法案を1本も通さない」
「やっぱり野田政権ダメじゃないか、また自民党にかえって安定政権だ」
などと語った。
フリーの記者は納得していない様子で、
「なぜそれを選挙中に訴えないのか」
「石破政権を延命させると国民を騙したことになるじゃないか」
と再び声を張ると、榛葉氏は
「政治を混乱させることが目的ではない」
「(選挙では)各党と等距離で政策実現するといってきた」
「手取りを上げる政策実現を訴えてきた」
「野田氏を首相にするとは1回も言っていない」
と反論した。
■「やらせ記者」の言葉に反応
フリーの記者は
「(野田政権と石破政権の)どちらが(国民民主の訴える政策を実現する)可能性が高いのか」
と食い下がろうとしたが、会見に参加するベテランのフリーカメラマンの堀田喬氏が
「質問する所だ」
「態度悪いよ」
「次に回せ」
などと割り込んだ。
榛葉氏も
「今日はいい司会進行がいる」
と冗談めかしたが、フリーの記者が堀田氏に対して
「やらせ記者」
と言うと、顔色を変えて
「(堀田氏に)ちょっと失礼じゃないか」
「やらせ記者っていうのはダメだよ」
「それぞれの立場で取材しているんだから」
「同業者に対して、やらせというのはダメだ」
と苦言を呈した。
一方、堀田氏はフリーの記者に対し
「時間も限られているんだよ」
「常識を守れ」
というと、フリーの記者も
「時間を邪魔しないでください」
と反論。
会見場の後方で言い合いになっている状況に、榛葉氏は
「えらい展開になった」
「(今回初めて出席した記者は)来週からやめようかってなる」
と場を収めようとした。
ただ、フリーの記者は、会見直後も
「国民だまし党と呼ばれるじゃないですか」
「国民自民党と呼ばれる」
などとしつこく声を上げていた。
国民代表、部分連合に言及 政策重視、連立参画は否定 首相指名「玉木と書く」
2024/10/29 12:13
https://www.sankei.com/article/20241029-LNSLZJWFJBLRFLFEHWQW42LV7U/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年10月29日、国会内で記者会見し、自民、公明両党の連立政権との向き合い方について
「政策ごとに、良いものには協力するし駄目なものには駄目だと言っていく」
と述べ、部分連合の可能性に言及した。
連立政権への参画は重ねて否定した。
特別国会の首相指名選挙では、自身を含む28人の党所属衆院議員は1回目、決選投票ともに
「玉木雄一郎と書く」
と表明した。
部分連合を含む協議に関して
「自民だけでなく、立憲民主党や日本維新の会の幹事長や国対委員長ら、つかさつかさで情報交換していると報告を受けている」
と説明。
自民総裁の石破茂首相や立民の野田佳彦代表から党首会談の要請があれば
「拒否するものではない」
と語った。
衆院選公約に掲げた手取りを増やす政策の実現を政府、与党に働きかける考えを表明。
衆院選結果を受け
「与党が過半数を割り、今までと同じ意思決定ルールでの政権維持は難しい」
「謙虚に、多様な民意に耳を傾けるべきだ」
と求めた。
国民玉木代表が玉川徹氏に反論「取材してから言ってください」自公政権でのポスト意欲の指摘に
[2024年10月29日11時39分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202410290000471.html
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年10月29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、元テレビ朝日社員、玉川徹氏の番組中でのコメントに反論した。
玉川氏はこの日放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。
同番組は、衆院選で自民党が与党過半数割れに陥ったことで今後の展開がどうなるかを特集した際、改選前から4倍の28議席と大躍進し、今後キーマンとなる国民民主党の動向に触れた。
その際、玉川氏は、同党の玉木雄一郎代表に入閣やポスト獲得などの思惑があるのではないか、という趣旨のコメントをした。
玉木氏はXで、玉川氏のコメントを指摘した投稿を引用する形で
「モーニングショーでそんなこと言ってるんですか!」
「ストなんか欲しくありません」
「今、私たち国民民主党が欲しいのは、国民の『手取りを増やす』経済政策の実現です」
と主張した。
その上で
「玉川さん、取材しないで喋らないで取材に来てください!」
と、玉川氏に呼び掛けた。
玉木氏はこの投稿後に行った定例会見でも、
「連立政権入りはないという理解でいいのか」
と問われ
「ありません」
と明言した上で
「某民放の朝のワイドショーで、私が何か入閣したいとかポストがほしいなどとコメントされていたやに聞いているが、全くありません」
「取材してから言って頂きたい」
「そういうことを公共の電波で取材もなく言うことはやめて頂きたい」
と反論した。
その上で
「私たちが欲しいのはポストではなく、手取りを増やす、国民の懐を潤す経済政策の実現が欲しいんですよ」
「そのためにやるべきことは全てやりたいと思っている」
と主張。
「野党の議席が増えたことは、国民からしたら関係ない」
「暮らしをどうしてくれるかの、政策としてちゃんと実現してくれるかが一番関心事だと思う」
「ポストや政権の枠組みは、多くの国民には関係ない」
とも述べた。
各社の報道では、少数与党になった石破政権の今後の政権の枠組みを巡り、様々な見方が指摘されている。
武藤容治経産相、国民民主の主張を一蹴 「トリガー条項」凍結解除などに否定的見方
2024/10/29 12:22
https://www.sankei.com/article/20241029-6EUVJ55PQJKFBADQU2DQKSJD24/
衆院選で過半数割れした自民、公明両党が協力を模索する国民民主党が主張する
「トリガー条項」
の凍結解除について、武藤容治経済産業相は2024年10月29日の記者会見で否定的な見方を示した。
トリガー条項はガソリン税を一部軽減する措置で、武藤氏は
「(凍結解除で)ガソリンスタンドや石油元売り会社で大きな資金負担が生じることに関し解決策を見い出すに至っていない」
と述べた。
トリガー条項は、レギュラーガソリンの全国平均小売価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を超えた場合、価格に上乗せされるガソリン税53・8円のうち上乗せ分25・1円を免除する。
現在は東日本大震災の復興財源を確保するため凍結している。
ガソリン価格は高値が続き、2024年10月21日時点の全国平均小売価格は前週調査から横ばいの1リットル当たり174円90銭だった。
政府が石油元売り会社に支給している補助金により、18円20銭の抑制効果があった。
トリガー条項の凍結解除を巡っては国民民主の提案で自公両党との3党で検討チームを設置し議論を重ねたが、進展しなかった。
凍結解除は国と地方で大きな税収減になるとの意見もある。
武藤氏は
「脱炭素への国際的な潮流も勘案する必要がある」
とも語った。
また国民民主は太陽光や風力発電など再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せされている
「再エネ賦課金」
の徴収停止を主張するが、武藤氏はこれにも否定的な見解を示した。
「仮に徴収停止したとしても、再エネ導入拡大に必要な費用は何らかの形で(国民が)負担する必要があり、現行制度を着実に運用していく」
と述べた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c28
29. 石破加藤政権[1] kM6UaonBk6GQrYyg 2024年11月03日 14:29:57 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2574]
>>6
>イシバ政権は、最大の難所を通過した
そして、加藤の「所得倍増政策」で、安定政権へ!
今日は文化の日!!
我々にも文化はよみがえる!!!
https://www.youtube.com/watch?v=rlJB8VN-hjc
>Macross:Do You Remember Love? Final Battle Scene
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c29
9. 赤かぶ[229168] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:30:43 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2752]
国民民主党の103万円の壁。
— 🦅¿¿ƎꓶꓨⱯƎ⛩️スマホ復活 (@wing4T1E999) October 31, 2024
これには落とし穴があって、個人事業主・フリーランスの方達は対象外です。あくまで給与所得のあるサラリーマンだけ。
※ちなみに消費税廃止した場合は、
年間で給料約1か月分のお金が浮きます。
だから玉木の政策より消費税廃止の方が手取りが増えて国民全体の恩恵になる。 pic.twitter.com/eLqaUUtJQC
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c9
10. 赤かぶ[229169] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:31:50 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2753]
「103万円の壁、戻ってくるお金がお金持ちほど大きい」「低所得者には恩恵がない」と語る…TBS 星浩
— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) November 1, 2024
率で見ると
200万→8.6万 = 4.3%
1000万→22.8万 = 2.28%
低所得者ほど減税の恩恵がある。
金持ちと貧乏人が吉野家の牛丼を食べた場合、消費税はどちらも10%。
消費税よりもはるかに優しい。 pic.twitter.com/7zvXPQZHOw
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c10
11. 赤かぶ[229170] kNSCqYLU 2024年11月03日 14:32:34 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2754]
103万円の壁を議論するより、消費税廃止がシンプルで良い
— SPEARMINT TEA 🇵🇸 (@tea_spearmint) October 30, 2024
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/850.html#c11
5. 2024年11月03日 14:35:55 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4519]
>科学的判断は科学的機関が行います。
その科学的機関が製薬会社とべったり癒着していて、
正しい科学的判断をしていないのが問題です。
普通なら10年かかる治験を、ネズミ実験だけで数ヶ月で済まして
しまっているのですから、問題が出るのは当たり前です。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c5
6. 5915[429] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 14:36:04 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[7]
言い逃げのブロック米山
きっと泥舟与党への就職活動をしているのでしょう
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c6
2. 高野病院[3] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 14:37:20 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[38]
神奈川県小田原市の医療法人社団綾和会 間中病院の小澤典行氏が病院経営改善と称して自分の利益ばかりに走っています。
理念の浸透を得意としているようですが、小澤院長の性格と感じが悪すぎて言われても誰も納得しません。
また経営のための話と道徳やモラルの話を都合よく使い分けて職員を自分の支配下に置こうとします。
何かあると懲戒処分がどうとか口にします。後、自分の自慢話が多いです。
昔悪いことをしていたとか武勇伝のように語ります。
肝心の経営改善についてですが、基本的には無策です。経営改善を口走ることで自分の地位を保つようにしているだけです。
いよいよ病院の経営が苦しくなると補助金頼みの手段に出ます。補助金をもらうだけならば誰でもできます。
補助金100パーセントで全国初のPCRセンターを設立しましたが、間中病院に新型コロナウイルス感染症に対する
十分な対策ができていない状況でクラスターにならないことを祈る状況下で多数のPCR検査を行いました。
出資ゼロで需要はあるので収益は増えましたが、職員は感染対策が不十分な中でコロナ対応をさせられました。
職員の感染リスクと引き換えに病院収益を増やしたのです。
表面上の黒字が出ると別の病院に逃げていきました。
PCRセンターの収益はコロナ化が落ち着くと減少するのは明らかでPCR検査で作った黒字は自然消滅します。
小澤典行病院長はその前に別の病院に逃げて責任を逃れたのです。
http://www.asyura2.com/24/gaikokujin3/msg/174.html#c2
13. 秘密のアッコちゃん[891] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月03日 14:37:57 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[456]
2024/11/3 11:45
https://www.sankei.com/article/20241103-EZNFVHU6X5KJZLMLTTZUSM22DI/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月3日、政治資金規正法の再改正は2024年12月初旬にも召集見込みの臨時国会で行うべきだとの認識を示した。
政策活動費の廃止や、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開と残金返納を挙げ、
「臨時国会で再改正し、2024年年内に速やかに実現すべきだ」
と東京都内で記者団に述べた。
玉木氏は、衆院選で自民、公明両党の与党が過半数割れしたことに触れ、
「政治とカネの問題に決着をつけろということだ」
「検討している時間も余地も残されていない」
「自公は結論を出すことを求められている」
と強調。
「立憲民主党をはじめ他の野党とも協力し、臨時国会で再改正に取り組んでいきたい」
と意欲を示した。
政治資金を監督する独立性の高い第三者機関も速やかに制度設計し、2024年年度内に発足させるべきだと指摘。
企業・団体献金の禁止に関しては
「参院では自公が過半数を占めている」
「成立の見通しを踏まえて判断していく」
と語った。
年収の壁、ゼロ回答認めず 国民玉木雄一郎代表、自民に要求
2024/11/3 12:52
https://www.sankei.com/article/20241103-SN3SD5CPUVM5DP5JCK3ASPLKLE/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月3日放送のBSテレビ東京番組で、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
の引き上げに自民党が応じない場合、政権運営に協力しない考えを示した。
「有権者との約束だ」
「(引き上げなければ)国民民主に期待した人にとってもゼロ回答だ」
と述べた。
立憲民主党など他の野党と連携する課題として政治改革を例示。
「案件ごとに協力する」
「対象は自民、公明両党に限定されない」
と語った。
玉木氏は、石破茂首相(自民総裁)との党首会談が実現した場合、年収の壁の引き上げは
「国民が求めている」
として、協力を要請する意向を記者団に表明。
立民の野田佳彦代表との会談では、政治資金規正法の再改正に加え、安全保障やエネルギー政策といった基本政策の一致に向けた協議の本格化を求める考えを示した。
高橋洋一「日本の解き方」
国民民主「103万円の壁撤廃」は実現可能か 控除拡大は減税と同じ効果、財務省へのアンチテーゼに 賃金上昇率目標も検討すべき
2024.11/2 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20241102-4CKOQXQOUFMPPFLNUW5T4DIG6M/
石破茂首相は国民民主党との
「部分連合」
を視野に入れている。
国民民主党は基礎控除の103万円から178万円への拡大、消費税5%などを掲げているが実現可能だろうか。
国民民主党の政策のうち、他党にない
「基礎控除等を103万円から178万円への引き上げ」
について取り上げたい。
まず、178万円という
「中途半端」
な数字に驚く。
これは、1995年からの最低賃金上昇率1・73倍から、103万円を1・73倍して得られる。
103万円は基礎控除と給与所得控除の合計だが、1995年に103万円に引き上げて以来、29年間据え置きである。
そこで、最低賃金の上昇と合わせて引き上げるべきだというのが国民民主の主張である。
ここまで厳密に拘らくてももいいが、国民民主党らしいとも言える。
控除の拡大は減税と同じだ。
控除額が増えれば、少なくとも所得税として
「75万円×税率(年収に応じて5〜45%)」
の額が手元に残るようになって、手取りが増える。
この政策が面白いのは、財務省は増税しないと言いながら、控除額の縮小を狙う
「ステルス増税」
をしばしば企むが、そのアンチテーゼになるからだ。
例えば、給与所得控除について
「海外と比較すると日本は大き過ぎるので縮小しよう」
と躍起になっている。
一方、基礎控除は日本だけが国際的に低いのは知らんぷりという具合だ。
この
「減税」(控除の拡大)
でも、財源はどうするのかという反論があるだろう。
仮に基礎控除を75万円引き上げると、所得税率が平均10%、住民税率が10%とすれば、7兆円程度の減収額となる。
もっとも、この程度であれば、名目で5%成長すれば自然増収で手が届く範囲であるので、それほど心配する必要はないとも言える。
また、この政策との関連で、最低賃金について、
「全国どこでも時給1150円以上を早期に実現する」
としている。
自民党の「2020年代に1500円」、立憲民主党も「1500円」を掲げているのと比べると控えめな数字である。
1500円の方がいい加減な数字であるので、国民民主党に逆に信頼感が出るのではないか。
気になるのは、金融政策に関する公約がないことだ。
立民の
「0%超の物価目標」
は論外であるが、労働者の党である国民民主党が公約に掲げていないのは不自然だ。
かつて筆者が玉木雄一郎代表と話した時、インフレ目標ではなく
「賃金上昇率目標」
を主張した。
元々インフレ目標のベースになっているのがインフレ率と失業率の関係を示した
「フィリップス曲線」
であるが、同曲線は賃金上昇率と失業率の関係が元になっているので、玉木代表の意見には一理ある。
大胆に言えば、インフレ目標2%より、賃金上昇率3〜5%のほうが日本経済のためになるので、検討してはどうか。
それを消費税5%、社会保険料の軽減、トリガー条項の凍結解除と共に自公政権にぶつけたら面白い。
今の自公なら受け入れ余地はあるが、石破政権を退けた後からの方がより有望だろう。
(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)
国民民主と政策協議も…自民に裏切り≠フ過去 維新と文通費見直し合意も反故、馬場代表「自民は狡猾、聞いてる振りはする」
2024.11/1 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-H5TBRZVN3VLIBK52CGPVQGX2LQ/
自民党と国民民主党が
「部分連合」
に向けた動きを加速させている。
少数与党の石破茂政権は、国民民主党を取り込むことで、首相指名選挙やその後の国会運営を有利に運ぶ思惑だ。
国民民主党は衆院選で公約に掲げた
「年収103万円の壁」
撤廃などの実現に前進するが、要求通りの成果を得られるかは不透明だ。
過去には日本維新の会が自民党との合意を反故にされた経緯もあり、警戒感は強い。
自民党の森山裕幹事長と国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2024年10月31日の会談で、政策協議を開始する方針で一致した。
公明党を加えた3党は今後、税制や補正予算を巡って合意を模索する。
国民民主党は、年収が103万円を超えると所得税が発生する
「年収の壁」
を撤廃するため、所得税の基礎控除と給与所得控除の合計を最低103万円から178万円に引き上げることを最優先事項としている。
だが、実現機運に冷や水を浴びせるように、
「税収が計約7兆6000億円減る」
「高所得者ほど恩恵が大きい」
などネガティブな論調が広がった。
玉木代表
「『103万円』引き上げなければ予算、法案に協力できない」
玉木雄一郎代表は2024年10月31日、X(旧ツイッター)で
«財務省がマスコミを含めて
「ご説明」
に回っている効果はさすがです»
と皮肉った。
«引き上げができなければ、我が党は予算にも法案にも協力できない»
と強調する。
与野党の合意が実現しなかった前例もある。
日本維新の会は岸田文雄政権当時の今年2024年5月、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の見直しについて自民と合意文書を交わしたが、反故にされた。
馬場伸幸代表は2024年10月31日放送のMBSの番組で
「自民党さんは狡猾ですから、そんなに簡単に野党側の声を聞く政党ではない」
「聞いてる振りはするが」
と話した。
国民民主党も、ガソリン税を軽減する
「トリガー条項」
の凍結解除について岸田政権下で3党協議し、予算案にも賛成したが、議論は頓挫した。
石破政権は国民民主党の案を丸吞みもしたくないが、議論を決裂させて、立憲民主党などが今後、不信任決議案を提出した場合、賛成に回られることも避けたい。
「部分連合」
という名の微妙な関係が続きそうだ。
「軍事オタク」石破首相が自衛隊に入隊したら…「せいぜい3佐止まり」「宰相の器」ではない 自民党を仕切るには荷が重すぎか
2024.11/1 06:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20241101-QZZY25QUHZIJDPESFQ6IRGUKLI/
「安全保障の専門家」
を自任し、
「軍事オタク」
とも呼ばれる石破茂首相だが、防衛大学校から自衛隊に入隊していれば、どのくらいの階級まで昇進することができただろうか。
「せいぜい3佐(少佐)だろう」
ある自衛隊元幹部はこう言い切る。
海上自衛隊でいうと、2等海佐(中佐)ならば通常の護衛艦の艦長となる。
中佐は英語で
「Commander」
と呼ばれる。
つまり、石破氏は指揮官には相応しくないという意味だ。
防衛相経験者でもある石破首相だが、別の元幹部自衛官たちも
「石破さんと河野太郎さんだけは首相にしてはならない」
と口々に言う。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選の決選投票で、高市早苗前経済安保相ではなく、石破氏に投票した国会議員たちに聞かせたかった発言だ。
2024年10月27日投開票の衆院選について、石破首相は自民党と公明党で過半数(233議席)という
「勝敗ライン」
を設定していた。
石破首相がライバル視する安倍晋三元首相も第2次政権時代、
「勝敗ライン」
を同じく自公で過半数と言っていたが、実際には自民党単独で300議席が目標だった。
目標には僅かに及ばなかったが、2012年で294議席、2014年が290議席、2017年が281議席だった。
2021年の岸田文雄前首相の時でも261議席だった。
石破首相が今回獲得した191議席が如何に低い数字であるかは一目瞭然だ。
にもかかわらず、石破首相は
「何で自分が辞めなければいけないんだ」
と開き直っている。
総裁選の決選投票で石破首相に投じた自民党の国会議員には分からなかったことが、国民にはよく分かっていた。
石破首相が
「宰相の器」
ではないということを。
「森山(裕)幹事長に足を引っ張られた」(自民党ベテラン)
との見方もある。
確かに、石破首相は総裁選では新内閣発足後、予算委員会を開いて議論を尽くすべきだと発言していた。
だが、森山氏の1日も早い選挙の方が野党の態勢が間に合わず有利だとの説得に応じ、選挙日程を前倒しした。
森山氏は、パーティー券収入を政治資金収支報告書に記載しなかった候補を一時は公認するとしながら、批判を浴びると12人を
「非公認」
として混乱をもたらした。
選挙戦終盤では、
「非公認」
とした候補者が代表を務める政党支部に公認候補と同額の2000万円を支給し、決定的な打撃を与えた。
森山氏と事務方トップ、元宿仁事務総長の責任は大きい。
そして、最終責任を負うべきは総裁である石破首相である。
石破首相と森山氏に共通しているのは
「小さな派閥」
しか率いたことがないことだ。
自民党のような大所帯を仕切るには荷が重過ぎた。
本来ならば菅義偉副総裁が目配せすべきだったが、かつてのような切れを欠いている。
石破首相は2024年10月28日の記者会見で、
「国政は一時たりとも停滞が許されない」
と続投する意向を表明したが、信を失った石破政権が続くことは国益にならない。
(産経新聞特別記者・有元隆志)
国民民主は石破政権延命に協力せず 玉木代表「政策本位」と強調、手取り増額に重ねて意欲
2024/11/2 23:41
https://www.sankei.com/article/20241102-OOKEJMQS6JKRDCSA6ILG6IR6QA/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年11月2日、自身のインターネット番組で、自民党と政策ごとに連携する国民民主の方針を巡り
「石破政権の延命に協力するつもりはない」
「あくまで政策本位だ」
と強調した。
「手取りを増やす」
政策の実現にも重ねて意欲を示した。
来夏の参院選に関し
「比例代表で6、7人を当選させたい」
と力説。
選挙区では地元の香川や、大阪で候補者擁立を目指す考えを示した。
国民・榛葉氏会見が荒れる 持論唱え続けるフリーにベテラン記者が苦言、会見で言い合いに
2024/11/1 18:53
https://www.sankei.com/article/20241101-D6XJYFGW3BHJ3DEXLSLCE6DROU/
国民民主党の榛葉賀津也幹事長の2024年11月1日の記者会見で、次の首相指名選挙で同党は立憲民主党の野田佳彦代表に投票すべきだとして持論を唱え続けるフリーの記者に対し、ベテランの記者が苦言を呈し、言い合いになる場面があった。
会見で記者同士が言い合いになるのは極めて珍しい。
■「国民を騙した」に「政治の混乱目的でない」
国民民主党は1回目の投票も、過半数を得た候補がいない場合の上位2人による決選投票も、所属議員は玉木雄一郎代表に投票する方針を決めている。
このフリーの記者は、榛葉氏に対し、決選投票で玉木氏に投票することは、野田氏の得票が伸びず、結果として石破茂首相の続投を許すとして、
「石破政権を延命させることに等しい」
「『野田(佳彦)』と書いて政権交代を果たさないのか」
「国民は騙された」
などと持論を展開。
これに対し、榛葉氏は参院側は与党が過半数を占めていることを挙げ、
「騙していない」
「ずる賢い与党なら野田氏に首相をやらせて、法案を1本も通さない」
「やっぱり野田政権ダメじゃないか、また自民党にかえって安定政権だ」
などと語った。
フリーの記者は納得していない様子で、
「なぜそれを選挙中に訴えないのか」
「石破政権を延命させると国民を騙したことになるじゃないか」
と再び声を張ると、榛葉氏は
「政治を混乱させることが目的ではない」
「(選挙では)各党と等距離で政策実現するといってきた」
「手取りを上げる政策実現を訴えてきた」
「野田氏を首相にするとは1回も言っていない」
と反論した。
■「やらせ記者」の言葉に反応
フリーの記者は
「(野田政権と石破政権の)どちらが(国民民主の訴える政策を実現する)可能性が高いのか」
と食い下がろうとしたが、会見に参加するベテランのフリーカメラマンの堀田喬氏が
「質問する所だ」
「態度悪いよ」
「次に回せ」
などと割り込んだ。
榛葉氏も
「今日はいい司会進行がいる」
と冗談めかしたが、フリーの記者が堀田氏に対して
「やらせ記者」
と言うと、顔色を変えて
「(堀田氏に)ちょっと失礼じゃないか」
「やらせ記者っていうのはダメだよ」
「それぞれの立場で取材しているんだから」
「同業者に対して、やらせというのはダメだ」
と苦言を呈した。
一方、堀田氏はフリーの記者に対し
「時間も限られているんだよ」
「常識を守れ」
というと、フリーの記者も
「時間を邪魔しないでください」
と反論。
会見場の後方で言い合いになっている状況に、榛葉氏は
「えらい展開になった」
「(今回初めて出席した記者は)来週からやめようかってなる」
と場を収めようとした。
ただ、フリーの記者は、会見直後も
「国民だまし党と呼ばれるじゃないですか」
「国民自民党と呼ばれる」
などとしつこく声を上げていた。
国民代表、部分連合に言及 政策重視、連立参画は否定 首相指名「玉木と書く」
2024/10/29 12:13
https://www.sankei.com/article/20241029-LNSLZJWFJBLRFLFEHWQW42LV7U/
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年10月29日、国会内で記者会見し、自民、公明両党の連立政権との向き合い方について
「政策ごとに、良いものには協力するし駄目なものには駄目だと言っていく」
と述べ、部分連合の可能性に言及した。
連立政権への参画は重ねて否定した。
特別国会の首相指名選挙では、自身を含む28人の党所属衆院議員は1回目、決選投票ともに
「玉木雄一郎と書く」
と表明した。
部分連合を含む協議に関して
「自民だけでなく、立憲民主党や日本維新の会の幹事長や国対委員長ら、つかさつかさで情報交換していると報告を受けている」
と説明。
自民総裁の石破茂首相や立民の野田佳彦代表から党首会談の要請があれば
「拒否するものではない」
と語った。
衆院選公約に掲げた手取りを増やす政策の実現を政府、与党に働きかける考えを表明。
衆院選結果を受け
「与党が過半数を割り、今までと同じ意思決定ルールでの政権維持は難しい」
「謙虚に、多様な民意に耳を傾けるべきだ」
と求めた。
国民玉木代表が玉川徹氏に反論「取材してから言ってください」自公政権でのポスト意欲の指摘に
[2024年10月29日11時39分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202410290000471.html
国民民主党の玉木雄一郎代表は2024年10月29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、元テレビ朝日社員、玉川徹氏の番組中でのコメントに反論した。
玉川氏はこの日放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。
同番組は、衆院選で自民党が与党過半数割れに陥ったことで今後の展開がどうなるかを特集した際、改選前から4倍の28議席と大躍進し、今後キーマンとなる国民民主党の動向に触れた。
その際、玉川氏は、同党の玉木雄一郎代表に入閣やポスト獲得などの思惑があるのではないか、という趣旨のコメントをした。
玉木氏はXで、玉川氏のコメントを指摘した投稿を引用する形で
「モーニングショーでそんなこと言ってるんですか!」
「ストなんか欲しくありません」
「今、私たち国民民主党が欲しいのは、国民の『手取りを増やす』経済政策の実現です」
と主張した。
その上で
「玉川さん、取材しないで喋らないで取材に来てください!」
と、玉川氏に呼び掛けた。
玉木氏はこの投稿後に行った定例会見でも、
「連立政権入りはないという理解でいいのか」
と問われ
「ありません」
と明言した上で
「某民放の朝のワイドショーで、私が何か入閣したいとかポストがほしいなどとコメントされていたやに聞いているが、全くありません」
「取材してから言って頂きたい」
「そういうことを公共の電波で取材もなく言うことはやめて頂きたい」
と反論した。
その上で
「私たちが欲しいのはポストではなく、手取りを増やす、国民の懐を潤す経済政策の実現が欲しいんですよ」
「そのためにやるべきことは全てやりたいと思っている」
と主張。
「野党の議席が増えたことは、国民からしたら関係ない」
「暮らしをどうしてくれるかの、政策としてちゃんと実現してくれるかが一番関心事だと思う」
「ポストや政権の枠組みは、多くの国民には関係ない」
とも述べた。
各社の報道では、少数与党になった石破政権の今後の政権の枠組みを巡り、様々な見方が指摘されている。
武藤容治経産相、国民民主の主張を一蹴 「トリガー条項」凍結解除などに否定的見方
2024/10/29 12:22
https://www.sankei.com/article/20241029-6EUVJ55PQJKFBADQU2DQKSJD24/
衆院選で過半数割れした自民、公明両党が協力を模索する国民民主党が主張する
「トリガー条項」
の凍結解除について、武藤容治経済産業相は2024年10月29日の記者会見で否定的な見方を示した。
トリガー条項はガソリン税を一部軽減する措置で、武藤氏は
「(凍結解除で)ガソリンスタンドや石油元売り会社で大きな資金負担が生じることに関し解決策を見い出すに至っていない」
と述べた。
トリガー条項は、レギュラーガソリンの全国平均小売価格が3カ月連続で1リットル当たり160円を超えた場合、価格に上乗せされるガソリン税53・8円のうち上乗せ分25・1円を免除する。
現在は東日本大震災の復興財源を確保するため凍結している。
ガソリン価格は高値が続き、2024年10月21日時点の全国平均小売価格は前週調査から横ばいの1リットル当たり174円90銭だった。
政府が石油元売り会社に支給している補助金により、18円20銭の抑制効果があった。
トリガー条項の凍結解除を巡っては国民民主の提案で自公両党との3党で検討チームを設置し議論を重ねたが、進展しなかった。
凍結解除は国と地方で大きな税収減になるとの意見もある。
武藤氏は
「脱炭素への国際的な潮流も勘案する必要がある」
とも語った。
また国民民主は太陽光や風力発電など再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せされている
「再エネ賦課金」
の徴収停止を主張するが、武藤氏はこれにも否定的な見解を示した。
「仮に徴収停止したとしても、再エネ導入拡大に必要な費用は何らかの形で(国民が)負担する必要があり、現行制度を着実に運用していく」
と述べた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/837.html#c13
46. 夜盗虫[287] lumTkJKO 2024年11月03日 14:39:07 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[10]
特別会計は基本企業会計方式と同じにし一般公開せよ
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c46
11. ミスターサタン[74] g36DWINegVuDVINeg5M 2024年11月03日 14:40:26 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[255]
精一杯のテロなんだろ、公安調査対象なのは今に始まったことじゃないw
軽自動車なら人海戦術で踏み切りの外に出せるがやらなかった、運転手はクルマを置いて逃げた。
状況証拠で推定テロでしょうww
衆院選前の白旗スクープは反自民政党にとって追い風になったと思うけど
共産党だけは議席減らしたよなな。
>>10ナゼだと思う?
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/841.html#c11
30. やつで[1] guKCwoLF 2024年11月03日 14:42:04 : XgeYiV1tnA : SEx6V3hXZk92Lk0=[2575]
>>29
>所得倍増政策
年収が倍になるのなら、
「年収103万円の壁」は
206万円にならなくてはネ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=Kml7RQfPYVc
>♪紅葉(もみじ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c30
56. 蒲田の富士山[2563] ipeTY4LMlXiObY5S 2024年11月03日 14:42:32 : DEuYdDW1cY : R0VqcnFGUExLLjI=[1]
一桁のままだと、思いますが?
勘違い??
空気読めてない??
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/836.html#c56
37. 5915[430] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 14:42:57 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[8]
ご自愛ください
他人のマイナ保険証 顔写真かぶったら使えた…
「なりすましできてしまう」医師懸念【実験動画】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/267398
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/844.html#c37
13. 2024年11月03日 14:43:03 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4520]
提訴、まだぁ〜?
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/238.html#c13
2. 高野病院[4] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 14:43:16 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[39]
埼玉県入間市の社会医療法人東明会原田病院の小澤典行氏はパターンの決まったうそを言います。
皆さん騙されないようにしましょう。
@私は職員の皆さんを愛しています。
何でも言えばいいと思っている。普段の行動に職員に対する愛情を感じられるでしょうか?
Aパワハラはよくない。
自分がパワハラ一番しているのは明らか。看護師を泣かしている動画も出回っている。
B私は七か所も病院を黒字化してきた。
これもウソ。七か所の病院の経営をやろうとすると何年かかると思っているんだ。それほど長い期間経営陣でいたのならば
小澤典行は研修医のころから経営にかかわっていたことになる。
徳洲会の優秀な経営陣の中に混じっていただけのことを自分の手柄のように言っている
Cコロナ対策
自分はコロナ関連に医療現場に出ないで自分の身の安全は守っている。
職員にはコロナの最前線に行かせる。
職員が感染しても病院長が責任を取らなくていいことを知っているので平気。
クラスター対策に職員が必死になっているのを職員の努力の美談にしている。
クラスターを作らなければそもそもクラスターに立ち向かう必要はない。
収益は得られるのでそれは自分の手柄にしている。
小澤典行の目的
病院のお金を使って電子カルテや医療機器を購入する。その際病院長にキャッシュバックが入る。
病院の建て替えは一番金のなる木なのでおいしい。
病院の建て替えといっても建て替え費用を借りただけなので返済しないといけない。
建て替えの際のおいしいキャッシュバックを得て、借金が残ったままの新しい病院は他人に明け渡す。
新しい病院長は借金をか頑張って返すことになる。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/369.html#c2
47. 夜盗虫[288] lumTkJKO 2024年11月03日 14:48:38 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[11]
財務省の分割透明化なくして増税はもはや認められない
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c47
7. 2024年11月03日 14:49:43 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4521]
ブロック米山も医者なのだから、レプリコン公開質問状に答えられるはず。
回答してもらおうじゃないか。
「mRNAワクチン中止を求める国民連合のレプリコン公開質問状
明治製菓ファルマは完全無視」
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/206.html
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c7
4. 高野病院[5] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 14:49:43 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[40]
医療法人社団養高会 高野病院理事長のあいさつ
2023年11月6日より高野己保前理事長から、理事長を引き継ぎました小澤典行と申します。
富山医科薬科大学(現 富山大学)医学部卒業後、循環器内科と、病院解体を専門に行ってまいりました。
この度、前職の原田病院病院長をお金の使い込みと経営悪化のため解雇されました。
噂が広がるのは早いもので、関東地方一円に噂が広まっており、噂の広まっていない福島県のド田舎に逃げ込んでまいりました。
私の年齢は還暦に近く、院長としての経営の大失敗の後に挽回する能力も気力も乏しく、この病院で余生を過ごせたらと思います。
理事長ならば前回の原田病院のようにクビになることもありませんし安心です。
今後も変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
理事長 小澤典行
〒979-0402
福島県双葉郡広野町大字下北迫字東町214番地 医療法人社団養高会 高野病院
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/313.html#c4
8. 2024年11月03日 14:52:26 : 7dkOY89B4s : RzFOVlJlUldGMlE=[4522]
その通り。
https://x.com/corowaku_memo/status/1852291432687575499
(ふう子)
本当に「安全である科学的根拠がある」のなら1人も死んでないはず。
でも現実は、厚労省が認定したくもないのに認定せざるをえない被害が多発。
すべてのワクチン推奨派に言いたい。この期に及んで頑なに現実を無視するの
いい加減やめなよ。ほんと見苦しい。
「現実を見ろ現実を!」それが全てですよ
3:07 AM Nov 1, 2024
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c8
31. Mrサタン[6] TYKSg1SDXoOT 2024年11月03日 14:52:29 : f2SoJWzhmw : TXRNQ2NhSnpzWkU=[256]
ハッシュタグ「国民民主党に騙されるな」が誰によって拡散されたか東大教授が調査した。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c52ced8f4544aef7106d821dc21046ef27c6e454
結果は、れいわ新選組公式アカウントのフォロワーが34.2%,共産党公式アカウントのフォロワーが22.4%などとなっていることが分かりました.
つまり、れいわ新鮮と共産党カクサン部による謀略ですな。
【国民民主党に騙されるな】に騙されるな!
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/847.html#c31
2. カミー[1305] g0qDfoFb 2024年11月03日 14:53:17 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2030]
う〜ん、これまたフェイクではないかと思います(笑)。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/797.html#c2
9. ペポ[458] g3mDfA 2024年11月03日 14:53:35 : t6tR70PR6w : dlFMci5QbnlpNGM=[315]
mRNA毒ワクチンはエイズウィルスを含んでいるから、運悪く
エイズを発症した場合はどんな病気にも罹患しやすくなる。
結核もその一つであることは確かだ。
WHOがテロ組織であることはビルゲイツの提供した資金で
運用されていることからも明らかだが、結核をわざわざ
取り上げて、強調した理由は結核発症が確認されると、
強制隔離できるからだと思われる。結核予防法第35条の適用
が妥当と判断された場合がこれに相当する。
この強制が重要でパンデミックを使って、人類をコント
ロールしたいディープステートにとっては、結核は
狙った通りの病気と言える。
ニポン人はバカだから、見事にディープステートの罠に
ハマったのかもしれない。
日本テロリスト政府は早速、感染症対策と称して、国民に
検査を強制させ、ただの保菌者だけであっても、隔離が
必要として、病院内に強制的に連れ込み監禁するかも
しれない。合わせて、非常事態法を憲法に組み込み、独裁
を画策する動きに出るかも知れない。戦争屋や戦争屋政党
にとっては、願ってもない病気ということになる。
国民がバカだと、テロリスト政府に頃されるということだ。
22. 高野病院[6] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 14:54:44 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[41]
名無しさん
初めまして。神奈川県小田原市の間中病院の看護師です。知り合いの看護師が小澤典行病院長に恫喝され泣かされていたので
その様子を撮影した動画を送ります。小澤典行病院長をこらしめてください。
編集者
動画送付ありがとうございます。小澤典行と看護師の顔がはっきり映っており、小澤典行の恫喝の証拠になります。
看護師さん泣かされていますね。かわいそうです。
小澤典行の顔はそのままでいいですが、被害者の看護師の顔はモザイクかけます。
後、動画の位置情報等を処理してだれが撮影したかの情報を消去処理いたします。
投稿先はこういうケースはアダルトサイトが再生数が稼げて規制が緩いのでアダルトサイトの方に投稿いたします。
名無しさん
ありがとうございます。泣き寝入りは嫌なので小澤典行病院長をとっちめてください。
小澤典行病院長がAV男優デビューですね。
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/603.html#c22
48. 夜盗虫[289] lumTkJKO 2024年11月03日 14:56:40 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[12]
農水省は無駄な予算を計上して農家を機械のリース屋にしたw
誰もリースしない農機具www
農機具のコレクターwwwwwww
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c48
5. カミー[1306] g0qDfoFb 2024年11月03日 14:57:41 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2031]
>>03
そうですね、見物ですね、どうなるのでしょう。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html#c5
14. 5915[431] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 14:58:13 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[9]
『 提訴を検討 』
スラップ屋の常套句ですね
さっさと提訴して
国内外、たくさんのメディアに取り上げてもらって
meiji がどんな会社か周知してもらおう
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/238.html#c14
26. 高野病院[7] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 15:02:34 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[42]
クラスター発生中の病院で一週間以上の泊まり込み勤務を強要-小澤典行病院長を書類送検(埼玉県入間市)
クラスター発生中の病院で一週間以上連続して病院内に泊まり込み勤務させたとして、所沢労働基準監督署(埼玉県所沢市)は18日、
労働基準法違反で埼玉県入間市内の病院の小澤典行病院長(59)を書類送検した。
送検容疑は小澤病院長は今年の1月から3月にかけて病院の事務職員に一週間以上連続しての泊まり込み勤務を強要し、
その間のタイムカードは常勤勤務とアルバイト勤務をしたかのように偽装した疑い。
事務職員が病院に一週間以上病院内での寝泊まりを強要されてお風呂にも入れないとの訴えで事件が発覚した。
病院は新型コロナウイルス感染症のクラスター発生中で最大23名の感染が確認されており、病棟は一部閉鎖状態になっていた。
小澤病院長は「クラスターが発生し、誰も事務当直をしてくれる人がいなくて困っていた。」と供述。
(2022年5月19日 毎日新聞)
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/784.html#c26
9. ペンネーム新規登録[173] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月03日 15:04:39 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[424]
「科学的判断は科学的機関が行います。政党は科学的機関の科学的判断に基づいて、政治的判断を行います。」と、要は厚労省の承認に問題なければ、秘密保持契約等で手が出せないワクチン自体を追求しても勝ち目がないってことでしょ。
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c9
6. 高野病院[8] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 15:07:35 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[43]
原田病院から4000万円横領、小澤 典行 容疑者逮捕
社会医療法人東明会原田病院より資金約4000万円を着服していたとして埼玉県警狭山署は
原田病院病院長、小澤 典行 容疑者(58)を業務上横領の疑いで逮捕した。
調べによると小澤容疑者は原田病院の口座から他の理事に無断で約4000万円を別の医療法人に送金した疑い。
調べに対し、小澤容疑者は「期限が来れば返すつもりだった。お金のやりくり上仕方なかった。」と供述。
法人本部は「事実関係を確認し、厳正に対処する。」とコメント。
(2019年10月16日 読売新聞)
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/126.html#c6
49. 夜盗虫[290] lumTkJKO 2024年11月03日 15:09:18 : niKnHLtBDc : eU5DQzI2a1NBWDI=[13]
>46
こんなことしたら
命の保証はできませんけど
タマキンが命がけで改革して絶命しても民が少しでも幸せになれたらその命は一等星のごとく輝く
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/845.html#c49
16. ペンネーム新規登録[174] g3mDk4NsgVuDgJBWi0uTb5he 2024年11月03日 15:10:47 : dglT44jzDY : SWNQOXNobUEyTDI=[425]
不正が存在しないというフィクション。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/849.html#c16
10. 2024年11月03日 15:11:20 : 8PPRS5EDxk : dmdMTHpuN0ZRcWs=[1160]
<科学的判断は科学的機関が行います。
政党は科学的機関の科学的判断に基づいて、政治的判断を行います。
立憲民主党は、多くの科学的機関の、mRNAワクチンには、
全てのワクチンに認められる以上の副反応はなく、
対象疾患を防止する明らかなベネフィットがあるという判断を支持する
政治的判断をしています
こういう物言いを米山氏はしているが、
これは「権威バイアス」。
間違いがあるかないか、と問う相手に対して、
お偉い先生方が言うのだから、間違いなどない。
政治家はお偉いさんの高見に従うだけだ、と
バカげた物言いをしている。
米山氏にとって
権威に唯々諾々と従うのが政治なのだろうね。
非加熱血液製剤事件で
無謬の牙城たる
厚労省に乗り込み金庫を開けて
証拠を見せろと迫った大先輩の菅直人氏のように
それが本当なのか嘘なのかその目で確かめるのが
政治家である。
米山氏は自らの稚拙な弁を恥じるべきである。
6. カミー[1307] g0qDfoFb 2024年11月03日 15:13:46 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2032]
>>04
どっぷりつかっている日本はどうなるのでしょう、心配です。う〜ん、目先のことでは森永さんの警告とは逆に株価があがったりしてますが、日本は世界の動きに反応しないのですかね(笑)、ウクライナなどもうゼレンスキーさえ匙を投げてるのに日本は今から行け行けどんどんです。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/799.html#c6
57. 新共産主義クラブ[-10884] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2024年11月03日 15:15:08 : lbpcCWBozU :TOR YTc5V3k4eEEzWVU=[50]
>>56 「蒲田の富士山」さん
コメントの連投を、一回の投稿と見做すかどうかの、数え方の違いです。
1. 高野病院[9] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 15:15:29 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[44]
一週間以上の泊まり込み勤務をクラスター発生中の病院で強要-小澤典行病院長を書類送検(埼玉県入間市)
新型コロナウイルス感染症のクラスター発生中の病院で一週間以上連続して病院内に泊まり込み勤務させたとして、
所沢労働基準監督署(埼玉県所沢市)は18日、労働基準法違反で埼玉県入間市内の病院の小澤典行病院長(59)を書類送検した。
送検容疑は小澤病院長は今年の1月から3月にかけて病院の事務職員に一週間以上連続しての泊まり込み勤務を強要し、
その間のタイムカードは常勤勤務とアルバイト勤務をしたかのように偽装した疑い。
事務職員が病院に一週間以上病院内での寝泊まりを強要されてお風呂にも入れないとの訴えで事件が発覚した。
病院は新型コロナウイルス感染症のクラスター発生中で最大23名の感染が確認されており、病棟は一部閉鎖状態になっていた。
小澤病院長は「クラスターが発生し、誰も事務当直をしてくれる人がいなくて困っていた。」と供述。
(2022年5月19日 読売新聞)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/830.html#c1
11. 5915[432] glSCWIJQglQ 2024年11月03日 15:19:24 : IzoR6lZsSY : V081cmxFNDFFV2M=[10]
ブロック米山のX上の発言
『 立憲民主党は、多くの科学的機関の、mRNAワクチンには、
全てのワクチンに認められる以上の副反応はなく、
対象疾患を防止する明らかなベネフィットがあるという判断を支持する
政治的判断をしています
3:49 PM Oct 29, 2024 』
此の期に及んで、こんなこと言ってたら立憲終わっちゃうよ
http://www.asyura2.com/24/iryo13/msg/242.html#c11
54. 中川隆[-8682] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:20:21 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[1]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
▲△▽▼
善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
▲△▽▼
「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
▲△▽▼
柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
43. 中川隆[-8681] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:21:18 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[2]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
▲△▽▼
善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
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▲△▽▼
「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
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柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
6. 中川隆[-8680] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:21:47 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[3]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
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善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
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「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
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10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
▲△▽▼
柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
1. 中川隆[-8679] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:22:12 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[4]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
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善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
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「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
▲△▽▼
柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
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7. 高野病院[10] jYKW7JVhiUA 2024年11月03日 15:22:39 : wO14qH4Rec : bERXMjlZQkNJam8=[45]
社会医療法人原田病院から4000万円横領で小澤 典行 容疑者逮捕(埼玉県入間市)
埼玉県入間市にある社会医療法人東明会原田病院より資金約4000万円を着服していたとして
埼玉県警狭山署は原田病院病院長、小澤 典行 容疑者(58)を業務上横領の疑いで逮捕した。
調べによると小澤容疑者は原田病院の口座から他の理事に無断で約4000万円を別の医療法人に送金した疑い。
調べに対し、小澤容疑者は「期限が来れば返すつもりだった。お金のやりくり上仕方なかった。」と供述。
法人本部は「事実関係を確認し、厳正に対処する。」とコメント。
(2019年10月16日 毎日新聞)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/455.html#c7
92. 中川隆[-8678] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:22:49 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[5]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
▲△▽▼
善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
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「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
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柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
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10. 中川隆[-8677] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:23:05 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[6]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
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善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
▲△▽▼
「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
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10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
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柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
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このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
12. 2024年11月03日 15:23:32 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1758]
文化放送も気の毒に、平日午後1時からのアシスタントである室井ユズキ
がこの米山というアホと結婚して影響を受けている様子がアリアリとわかり、
視聴者を減らしている。
16. 中川隆[-8676] koaQ7Jey 2024年11月03日 15:24:05 : tgg906Av16 : MFZoZEN0cGxkYVE=[7]
このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか
2024年10月23日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9fa311b4a8177c5ba6a3add0b8f1d830
このブログを通じて我が家の(オーディオの)最近の「動き」を察知された「YO」さん(岡山)。
「ぜひ聴かせてください」とのことで、日程調整したのがこの21日(月)。この1年半で3回目のご訪問だから、遠路はるばる「ご苦労様です」と同時に、その熱心さにも頭が下がります。
その熱意に応える必要があるので、受け入れ態勢にも余念がなく聴いていただくスピーカーの順番まで決めていたのだが、いざ当日となってみると、予想外の展開になってしまった。
やはり「筋書き通り」には事が運ばない・・、「人生と同じだ」と改めて痛感しましたぞ〜(笑)。
さて、当日の模様を振り返ってみよう。
お電話があったのは午前9時過ぎだった。
「現在、別府湾サービスエリアにいます。これからお伺いしてよろしいでしょうか?」「ハイ、どうぞ、お待ちしてます。何時に岡山を出発されましたか?」「午前3時に出発して8時頃に着きました。5時間です、スイスイでした」「昨晩何時に寝られたのですか?」「11時ごろです」「たった4時間しか寝られてないのですか?」「4時間寝れば十分ですよ」
随分、タフな方である(笑)。
10分程度で我が家に到着された。さっそく試聴開始〜。
全体で4台のSPを聴いていただく予定で、最初はいちばん右端の「075」ツィーターがポイントのシステム。
もちろん、今回のハイライト「6A3シングルアンプ」(モノ×2台)は4台すべてのシステムで暗躍させるつもりで、今回はウーファー部分(口径25cm)に活用した。
肝心の075はこの「LS7シングルアンプ」で駆動した。
すべて希少な「なす管」で、球の種類の詳述は専門的になるので避けるが、おそらくこの組み合わせは世界中でもこれ1台だけだろう〜。つい自慢したくなるのがブログ主の浅はかなところだ(笑)。
で、肝心のお客様の反応はといえば、終盤になって「ちょっと高音域のレベルが高いように感じました」とのことで、以前福岡からお見えになったお客さんからも同じご指摘があった。
我が家では悲しいかな加齢のせいだろうか、どうも高音域のレベルをつい上げてしまうみたい・・、ま、全体的には可もなし不可もなしといったところかな〜。
次は、いよいよ本命の「AXIOM80」へと展開する予定だったが、「YO」さんと話をするうちに、本日、ローサー(英国)の「PM6A」をクルマに積んできているとお伺いして、飛び上がらんばかりに驚いた。
「エ〜ッ、それは願ってもない機会です!ぜひ、聴かせてください・・」。英国の名門「ローサー」のユニットは強力なマグネットが付いており、再生能力が抜きん出ているのは百も承知。
ずっと以前に所持していたことがあるが「エッジがボロボロ」になり、泣く泣く別の愛好家へと手放したことがある。「タンノイVLZ」と「ローサー」は我が長いオーディオの歴史において涙と悔恨の傷跡として深く刻まれている(笑)。
何という典雅な音なんだろう・・、一聴しただけですっかり魅了されてしまった。低音とか高音とか透明感とかが、どうのこうのという音ではない。
とてもバランスが取れていて、家庭で「音」を気にせずに、ひたすら「音楽」に聴き耽るのには絶好のスピーカーであることを改めて思い知らされた。
ユニットもいいけれど、箱のツクリも抜群なのだろう。もちろん「6A3シングル」アンプとの相性は言わずもがなである。
ご覧の通り、ギター用の薄い銘板に取り付られている「PM6A」だが、低音域がふっくらと充実していて、これだとサブウーファーなんか邪魔になるだけである。改めて箱の重要性を思い知らされた・・、今さら〜(笑)。
2時間ほど自分の世界に閉じこもって音楽に聴き惚れた。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ全集(2枚:バロックヴァイオリン)・・、もうお客様なんか そっちのけ なんだからひどい話である(笑)。
とうとう「このスピーカーを譲っていただくわけにはいきませんか、即答されなくて結構です・・、お帰りになるときまでにご返事をいただければ結構ですから」、こんな音を聴かされると黙って引き下がるわけにはいきませぬ・・(笑)。
とはいえ、こういう厚かましいお願いをしたというのも、YOさんはいくつもSPを持っていらして、「PM6A」をメインで聴いておられないとのことだったので申し上げてみたというわけ。
そして、いよいよ興奮冷めやらぬ中を「AXIOM80」の登場・・、これはこれで良かったのだが、「ふっくら感」は「PM6A」の方が一枚上だね〜。
「YO」さんは「この音で贅沢を言ったら罰が当たりますよ、むしろ自分からスピーカーの方に寄り添う姿勢が大切ではないでしょうか」
「う〜ん、それもそうですけどね・・、PM6Aを聴いた後だとどうしても不満が残りますね〜」
すぐに、「AXIOM80」を容れている箱の改造計画が脳裡を駆け巡った。
「PM6A」を容れた箱のように、バッフル、それと対面する後ろ側の板を「4mm」厚ほどにする、当然、補強は必要だろう、そして側面の板厚は従来通り「1.5cm」くらいにする・・。
その後は、うわの空状態のまま「ウェストミンスター+TRIAXIOM」を聴いていただいたが、予想外にも好評だった。
そして、2時半ごろになって「遠方だしぼちぼち・・」、と腰を上げられながら「PM6Aは今日の所は勘弁してください。それにとても故障の多いユニットですし、修繕代も目の玉が飛び出るほど高いです。そうなると申し訳ないですから」
「ハイ、わかりました。」「熱願冷諦」とはこのことだね・・(笑)。
翌日になって「無事帰り着かれましたか?」と、連絡してみたところ「はい、行きと違って帰りは工事中が多くて夜の9時ごろ帰り着きました。結局6時半かかりましたよ。聴かせてもらった音を忘れないうちにと、11時ごろまで我が家の音を確認しました」
「また懲りずにお越しください・・、その気になったらPM6Aをよろしくお願いします。」
というわけで、秋の好日、熱い、熱い試聴会が終わりました(笑)。
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善は急げ
2024年10月26日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c6e1072fbb40d1ea116c39320b58beda
「善は急げ」 → 「良いことをするのにためらうな」(広辞苑)。
つい先日、我が家にお見えになった「YO」さん(岡山)の「ローサー」にすっかり魅了されたことはすでに書き記した通り〜。
ユニットもさることながら、感心したのは箱のツクリで「4mm」厚の薄板(ギター用)を使って上手く箱の共振を利用し、見事にふっくらとした音を出していた。
口径20cmとは信じられないような音なので、箱の重要性について再認識させられたが、これは古典系の英国ユニットに限っての話だろうけどね〜。
で、それに引き換え我が家の「AXIOM80」(以下「80」)は・・、箱の面で「未(いま)だし」の感を深くしたことだった。
何といっても「ふっくら感」がまだ足りない。
ことオーディオに関しては指をくわえて傍観するほど「怠け者」ではない積りなので、さっそく行動に移った。
せめて「80」のバッフルだけでも薄板にしてみよう・・。
クルマで40分ほどの大型「DIY」店へ乗りつけて薄板を吟味したところ、「4mm」厚と「5.5mm」厚の板があったので、どちらにしようかと迷った。
重量級の赤帯マグネットを持つ「80」となると、前者は強度がちょっと不安なので後者に決めることにして、所定の寸法「横49.5mm × 縦950mm」にカットしてもらった(2枚)。
そして補強材を追加して、全体の会計は見事に「3000円」以内に収まったのだから、ビンボー人にとってはメデタシ、メデタシ〜(笑)。
さあ、後は家に帰って作業あるのみ〜。
で、帰宅後に気が付いたのだが2枚の内1枚が歪気味に たわんでいる のを発見・・、これが薄板の 哀しさ なんだよなあ〜。
両端に錘を載せて矯正することにした。2時間ほどでようやく正常になった。
その片手間に、もう一枚の方のバッフルに口径25cmの穴をジグソーで開けて、補強材を張り付けた。
そして、完成形がこれ。ちなみに、肝心の「ARU」(背圧調整器)は底板に取り付けている。これで少しは「見栄え」も良くなったかな〜(笑)。
まだ海のものとも山のものともつかないので塗装の方は後回し〜、とはいえ、もうこのままでいいかもねえが気持ち半分かな〜(笑)。
さあ、後は肝心の音出しである。「80」が完璧な音を出しさえしてくれたら我が家のオーディオは完結するといっても過言ではない。
もうワクワクしながらオーディオ人生を左右するような運命の一瞬に身を任せた!
そして・・、あれ〜、なんだ期待したほどじゃないぞ・・というのが第一印象である。これまでが80点だとすると85点くらいにはなったけど、まだ「ふっくら感」は「ローサー」には及びもつかない〜。
ここから、例によって少しでも向上させようと「もがき」が始まった。
こういう時にパワーアンプ「6A3シングル」が「座標軸」の役割を果たしてくれるのはありがたい、何せ他のアンプはこのアンプ以上の音は出せないんだから・・。
で、パワーアンプの責任じゃないとすると当然「プリアンプ」との相性に目が向く。
「12AU7」アンプから「E80CC」アンプへ代えてみると、明らかに神経質な響きが減って少し「まったり感」が出てきたのはうれしい限り。
次に「DAC」へと目を向けた。これまで「D2R」を使っていたのだが、ようやく夏が終わったので「エルガー プラス」(英国:dCS)の出番がやってきた。
実は、我が家では7月〜9月にかけて「天板」が猛烈に熱くなるので使用しないと決めているのだ。
このDACは20年前くらいの産物なので、日進月歩のデジタルの世界では「旧石器時代の遺物」みたいなものだが、「豊かな音」という点では特筆すべきものがある。何しろ、アンプのボリュームを絞っても「音が痩せない」んだから〜。
さすがに、発売時の定価が「250万円」だった、だけのことはありますぞ〜。
というわけで、以上2点の対策によりどうにか「85点 → 90点」に持ち直した感じで、老骨に鞭打っての半日間の作業もどうにか面目を施したかなあ〜(笑)。
今日(26日)はこの新装なった「80」で「ワールド・シリ〜ズ」(MLB)でも観よう、大谷選手頑張れ!
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「見てくれ」が良くなると音も良くなる?
2024年10月30日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/ec0321bcf789c08a37fcdfd18911c884
10日前(21日)にお見えになった「YO」さん(岡山)さんが持参された「ローサー」のSPには大いにショックを受けた。
改めて「箱」の重要性について大いに啓発されたので、その興奮が冷めやらぬうちにと、すぐに行動に移したのは既報通り〜。
まずは「AXIOM80」のバッフルを「5、5mm」厚の薄板に代えて大成功・・、な〜に自分が勝手に思うだけだけどね〜(笑)。
見てくれの方も、かなり変身〜。
これが、「YO」さんがお見えになる前の画像だが、こうやって眺めてみるとあまり冴えないなあ〜(笑)。
もう少し「見てくれ」にも気を使ってみようかな〜、で「AXIOM80」が次のように既存のサランネットを被せてイメ〜ジを一新〜。
そして、この土曜日(26日)に、「AXIOM80」ファンの仲間に聴いてもらったところ「余分なロスが少なくなって音の粒立ちがメチャ良くなりました!」と絶賛、また絶賛〜(笑)。
これに大いに自信を得て、さっそく「柳の下の二匹目のどじょう」を狙うことにした。「AXIOM80」のバッフルづくりのときに余った「5.5mm」厚の薄い板材がまだ大量に残っているのだ!
狙う対象は「スーパー10」(ワーフェデール:フルレンジ:口径25cm)である。
昨日(29日)は家人が仕事に出かけるの待ってから取り掛かった。玄関先で木の屑が散らばるのを嫌うので仕方がない(笑)。
半日がかりの作業の結果、この通り〜。
何しろ「ワールドシリ〜ズ」(MLB)の中継をときどき観ながらの作業なのでなかなか はかどらない(笑)。ようやく完成したところで、昼飯時になった。
午後はいよいよボックスへの取り付け作業にかかった。
これも既存のサランネットを被せて「見てくれ」のレベルアップを図った〜。
で、肝心の音である。ワクワク、ドキドキしながら耳を傾けた。まさにオーディオの醍醐味ですね〜。
お〜っ、これは素晴らしい!! ローエンドへの伸びが際立っており、全体的に豊かな音へと大変身。たかがバッフルでこんなに変わるのかと耳を疑うほどだった。
流石に重量級の赤帯マグネットを付けた「スーパー10」の本領発揮〜。
思うに、この箱の板の厚さは「4cm」もあるほど頑丈だが、ユニットの後ろ側に出る「逆相の音」が逃げ場を失って薄いバッフルに押し寄せて盛大に振動させているのだろう。
ただし、SPの箱の振動の良し悪しは論議があるところだろうが、古典系の英国ユニットを使う限りにおいては必須だと思っている〜。
そして、この音ならもう「サブ・ウーファー」も「ツィーター」も要らないな・・。
8000ヘルツ以上を受け持っていたツィーターの「075」(JBL)を外すことにした。
そもそも同じ「英国勢」なのに「ワーフェデール」は「グッドマン」に比べて高音域の繊細さにやや欠けると思ってきたのだが、こうやって聴いてみると高音域もなかなかいいじゃない・・。
悪いのはどうやら「鳴らし方」だったらしい(笑)、ここでも「6A3シングル」アンプ(モノ×2台)が利いているのは想像に難くない。
これで、メデタシ、メデタシ・・、「見てくれが良くなると、音も良くなるのかなあ」(笑)。
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柳の下に3匹目のどじょうを狙う
2024年11月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/232a6cb5bf54f5256b221521ef971261
このところ、スピーカー・ユニットを取り付けるバッフルの交換に余念がない。
何しろ板の厚さが「1・5cm」から、およそ1/3の「5.5mm」の薄板に代えるだけで、いとも簡単に「低音域の量感」が増すようになるからたまらない〜。
オーディオは「気に入った高音」を出すよりも「気に入った低音」を出す方がはるかに難しいと思っているが、はたしてバッフルを響かせることで低音を出すのがいいことなのか悪いことなのか・・、こればかりはいろいろ論議があるところだろうが我が家で使っている古典系の英国ユニットを使う限りでは大いに気に入っている。
な〜に、自分さえ良ければそれでいい趣味なんだから〜(笑)。
当初、及び腰で実験したのはグッドマンの「AXIOM80」(初期版)だった。
そして、予想外ともいえるほど上手くいったので、「柳の下の二匹目のどじょう」を狙って次はワーフェデールの「スーパー10」のバッフルづくり〜。板厚が4cmの箱に取り付けようという試み〜。
これも気が遠くなるほど上手くいった!(笑)。
そして、まだあと1ペア分のバッフルが残っている・・、さあどうする?
同じ箱を使ってグッドマンの「TRIAXIOM」(口径30cm:同軸3ウェイ)に向かうのは必然的な成り行きだった。
「スーパー10」があまりにも気に入った音を出すもんだから「後ろ髪」を引かれる思いだったが、「TRIAXIOM」からどういう音が出てくれるのか、その誘惑が優って交換へ。
つまり同じ箱用のバッフルを2種類作ることになるわけで、片や口径25cm、片や口径30cmだから同様に使うわけにはいかないのがつらいところ。
昨日(2日)は家人が旅行(宝塚観劇)で不在なのをいいことに、張り切って朝から大っぴらにとりかかった。
バッフルの穴開けには「ジグソー」が大活躍〜、重宝してます。
作業も手馴れてきて「裏蓋」の補強など、すいすい運ぶ〜。
これが完成形〜、さあ、いよいよ音出しである。オーディオの醍醐味ですねえ!
絶対にいい音が出ると踏んでいたが、あれ〜、意外にも何だか「冴えない音」・・、ぼんやりして鈍い音というのが第一印象だった。
そういえば、先日岡山からお見えになった「YO」さんが「あなたのブログを読んでいると、スピーカーを交換してすぐにコメントを出されていますが、スピーカーにもある程度エージングが必要ですよ、いつも不自然に感じています」というコメントが耳に残っている。
アンプなどに使う新しいコンデンサーのエージングは当たり前だが、古典系のスピーカーだと、製作からもはや50年以上も経っているので、微妙で繊細なツクリのユニットの「慣らし運転」が必要なのは頷けるところ。
で、30分ほど経つと音が随分こなれてくるのがわかった。しかし、まだ何となく違和感が残る・・。
低音の制動力が少し利いておらず、少しボン付き気味かな〜、中高音域も少し歪みっぽい感じがする。
経験上、アンプのパワーがオーヴァー気味だとこういう音が出ることが多いので、絶対的な存在の「6A3シングル」から、思い切って「6AR6シングル」に交換してみることにした。
ほかにも待機中のアンプがいろいろあるが、まあ組み合わせ上での一種の「勘」ですな〜(笑)。
「6AR6(5極管)を3極管接続にすると、銘管「PX4」とそっくり同じ特性になります」とのことだったので、作ってもらったアンプだが期待に違わぬ仕上がりだった。
この真空管の出自を辿るとウェスタン製の「350B」に行き着くが、さすがに素性がいいだけあって魅力的な音を出す〜、ただし画像でご覧のように初期の「湾曲型プレート仕様」に定評があるところ。
そして・・、このアンプで諸々の課題はすべて解決した。「もう、つべこべ言うな」と、有無を言わせぬほどの説得力がある音。
試聴用のソースは例によって「You Tube」で、先日の「シンフォニー全集」に続いて「ディヴェルトメント全集」をいきなりテレビが提示してきた。
トップバッターが大好きな「K136」だから痺れ上がりました!
音もいい、音楽もいい・・、これは極上のパラダイスだね!(笑)
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