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2024年10月25日07時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] これは腐敗墜落政党にトドメだろう 自民、スッパ抜かれた「偽装非公認」(日刊ゲンダイ)

※2024年10月24日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2024年10月24日 日刊ゲンダイ2面


ああ自民党、厳しい処分は見せかけ(C)日刊ゲンダイ

 しんぶん赤旗によれば、非公認議員にも政党助成金から2000万円を配っていた自民党。もはや、つける薬なしの国民愚弄、破廉恥、嘘とゴマカシに有権者も口をアングリだ。石破首相は禁じ手を弄して、今なお、政権にしがみつく魂胆だが、そうは問屋が卸さない。

  ◇  ◇  ◇

 総選挙で大逆風にさらされて苦戦中の自民党にとって、これがトドメの一撃になるんじゃないか。

 23日の「しんぶん赤旗」がスッパ抜いた“偽装非公認”問題だ。

 赤旗1面に掲載された「裏金非公認に2000万円 自民本部が政党助成金」と題する記事によると、自民党派閥パーティーをめぐる裏金事件で今回は「非公認」となった候補の党支部にも、衆院選の公示直後に2000万円が支給されていた。党本部から、政党交付金用の口座に振り込まれたという。

 自民党は公認候補に対し、公認料500万円と活動費1500万円の計2000万円を支給している。それと同額が、裏金非公認候補にも渡されていたのだ。これじゃあ非公認は偽装だと言われても仕方がない。選挙向けに、裏金議員に厳しい処分を下したように見せておいて、裏では党ががっつりサポートしていたわけだ。

 しかも、このカネは税金が原資の政党助成金から出ている。盗人に追い銭というのか、裏金づくりで脱税が疑われる連中に、さらに税金を渡してやるのが自民党の流儀なのである。

 驚くことに、自民党は非公認候補への資金提供をあっさり認め、森山幹事長名でコメントを発表。2000万円は「政党支部に対して、党の組織として、しっかり党勢拡大のための活動をしていただきたいという趣旨で、党勢拡大のための活動費として支給したもの」であり、「候補者に支給したものではありません」と説明したが、詭弁もいいところだ。

政党支部は「第2の財布」

 2000万円は政党支部に支給したもので、候補者個人に支給したものではない--。こんな子供騙しが通用すると思っているとしたら、国民をナメくさるにもほどがある。

 政党支部は、政治家の「第2の財布」と呼ばれている。政治家が個人の資金を支部に寄付し、自分の懐を痛めずに自由に使うことも常態化している。

 裏金事件に関連して、パーティー券収入のキックバックを受けていた国会議員が、自分が代表を務める政党支部に寄付して所得税の還付を受けていたことも相次いで明らかになった。政治家にとって実に使い勝手のいい便利な財布が政党支部なのだ。

「2000万円の支給は、『政治とカネ』の温床になってきた企業団体献金と同じ構図です。企業・団体から政治家個人への政治献金は禁止されているが、政治家が代表を務める政党支部への献金は認められている。2000万円を本人に支給したのではないといっても、政党支部に振り込んだカネは、実質的には政治家が自由に使えます。政治資金に対し、これまでになく厳しい目が向けられている時に、こんなことを平気でやる感覚がどうかしている。今までと同じようなやり方でゴマカシを続ける国民愚弄には、有権者も口をアングリですよ」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 百歩譲って、公認料500万円を差し引いた1500万円の支給なら「活動費」という言い訳も成り立つだろうが、公認候補に1500万円の活動費で、非公認候補には2000万円では筋が通らない。それに、党勢拡大のための活動費をなぜ選挙期間中に支給するのかといえば、選挙に使うためなのは明らかだ。

 赤旗スクープを他のメディアも後追い報道したことで、X(旧ツイッター)のトレンドには一時、「政党助成金2000万円」「非公認裏金議員」「自民党は平気で嘘をつく」などの関連ワードがずらっと並んだ。選挙戦の終盤で、SNS上には「これはひどい」「まったく反省がない」と自民党への嫌悪感が渦巻いている。

裏金議員を「裏公認」で支援する姑息とインチキ


古い自民党の象徴(森山幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

 だいたい、非公認候補が党支部の代表のままというのも、国民からすれば理解しづらい話だ。裏金問題で非公認になりながら自民党支部代表の候補者は、上杉謙太郎(福島3区)、中根一幸(埼玉6区)、三ツ林裕巳(埼玉13区)、平沢勝栄(東京17区)、小田原潔(東京21区)、萩生田光一(東京24区)、細田健一(新潟2区)、高木毅(福井2区)の8人である。

 彼らは「無所属で厳しい戦いだ」「比例復活はない」と言って同情を買おうとするが、裏ではちゃっかり党が支援していた。カネの面倒も見るし、非公認候補の応援に自民党幹部が駆けつけたり、公明党も推薦を出したりもする。表向きは非公認の裏金議員を「裏公認」しているようなもので、まんまと当選すれば追加公認。そのうち党の役職にも復帰する。有権者からすれば騙された気分だ。

「非公認の政党支部代表は、ルール上は問題がなくても、国民感情としては、やはり道理に合わない。自民党の選挙公約である『ルールを守る』がむなしく聞こえます。解散前の党首討論で石破首相は政策活動費を衆院選で使うか問われ、『法律で許されている範囲内で適法適切に使う』と答えた。これが批判されると、その後のテレビ出演では『日常的に政策の周知、広報に使うもので、選挙に使うことはいたしません』と発言を修正していましたが、今回のようなことが発覚すると、何を言っても信用されなくなる。接戦区でギリギリ踏ん張っていた自民候補も一気に厳しくなった。自公の過半数割れが現実味を帯びてきました」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

3日後に怒りを示すべき

 選挙に勝つためなら、裏金議員に裏でカネを流し、裏公認のえげつなさ。どんな手を使ってでも「選挙に勝てばこっちのもの」と裏金問題にフタをする算段だったのだろうが、今回ばかりは、そうは問屋が卸さない。

「石破さんは当初の主張通りに予算委員会を開いてから国民に信を問うなど、自分の土俵で堂々と戦えばよかったのに、早期解散戦略や裏金議員の公認問題で党内融和を重視する森山幹事長の意見を聞き入れ、迷走し、袋小路に入り込んでしまった。やることなすこと裏目に出ている。森山さんのような古い自民党の手法は、もはや国民世論に受け入れられないのかもしれません」(自民党公認のベテラン議員)

 禁じ手を弄してでも政権にしがみつくのが自民党の本質とはいえ、「自公で過半数」という低いハードルも越えられそうにないほど国民から嫌われても変わらない、変われないのだからどうしようもない。

「百年河清を俟つ」という言葉がある。常に濁っている黄河の水が澄むのを百年かかって待つという意味で、いつまで待っていても実現する見込みがなく、時間が経過しても何も解決しないことの例えだ。

 今の汚濁しきった自民党を見ていると、この言葉が思い浮かぶ。澄み渡る日は永遠に訪れそうにない。

「自民党に自浄能力を期待するだけ無駄で、いつまで経っても変わらないことがハッキリした。もっとも、100年待たなくても、今なら、3日後の選挙で変えることが可能です。今回の衆院選は、有権者の怒りを見せつけ、腐敗堕落の自民党政治を終わらせる絶好の機会なのです。ここで自民党を勝たせたら、裏金議員は息を吹き返し、政治とカネの問題はウヤムヤにされ、国民無視の暴政が続くだけです」(五十嵐仁氏=前出)

 有権者に平気で嘘をつき、反省もなく、自分たちの権力維持しか頭にない自民党の存在は百害あって一利なし。本人たちは気づいているのかどうか、この政党はとっくに歴史的役割を終えたことを分からせる必要がある。それを示すのが有権者の一票ということだ。

関連記事
自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/760.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/769.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自公の過半数割れに現実味…衆院選のカギ握る「大激戦43選挙区」はココだ<一覧付き>(日刊ゲンダイ)


自公の過半数割れに現実味…衆院選のカギ握る「大激戦43選挙区」はココだ【一覧付き】
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362432
2024/10/25 日刊ゲンダイ


これらの選挙区で与野党どちらが勝つのか(C)日刊ゲンダイ

 投票箱のフタが閉まるまで分からない大接戦──。今度の日曜(27日)が投開票の衆院選は、自公の与党で過半数(233議席)を維持できるのかどうかが最大の焦点だ。

 選挙は終盤戦に入っても、自民党の苦戦が続いている。裏金事件を巡る逆風はやまず、“変節”石破首相の支持率も下落。さらに23日、「しんぶん赤旗」のスクープで、自民党が非公認候補の政党支部にも活動費2000万円を支給していたことが発覚。名ばかりの“偽装非公認”だったことがわかり、自民はやっぱり「政治とカネ」への反省ゼロだと有権者に知らしめた。

 これでいよいよ「自公の過半数割れ」が現実味を帯びてきたわけだが、カギを握るのが与党候補が野党候補とデッドヒートを繰り広げている「激戦区」の当落である。

【別表】が与野党が大接戦となっている43選挙区のリストだ。これらの選挙区で与野党どちらが勝つのかで、自公の過半数を左右することになる。

 自民党は全国の約40選挙区を、党幹部らが応援に入るなどテコ入れする「重点選挙区」に決めている。

「その一覧とされるものが政界に出回っていますが、一部漏れがある。東京の丸川珠代元五輪相や神奈川の甘利明元幹事長も、一覧にはないが重点区に残っています。自民候補が接戦の選挙区は、実際60選挙区程度に上ります。維新と戦っている大阪は全選挙区が重点区扱いです」(自民党関係者)

 与党の過半数に影響する公明党候補の激戦区も3つある。野党はどこまで攻勢をかけられるか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/770.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 石破政権は早くも徳俵に足が掛かった 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)

石破政権は早くも徳俵に足が掛かった 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362433
2024/10/24 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


支持率急落(C)日刊ゲンダイ

 10月1日に誕生したばかりの石破内閣の支持率が急落した。発足直後の世論調査では51%(読売、日経)、50.7%(共同)、46%(朝日、毎日)、44%(NHK)とまずまずの滑り出しで、「ご祝儀相場」の高い支持率のうちにと早期解散に打って出た。

 ところが、発足してから半月もたたない11〜14日に時事通信が実施した調査によると内閣支持率は28%。時事は「発足時としては、2000年以降の歴代内閣で最低を更新。発足時の比較で、直近の岸田内閣40.3%、菅内閣51.2%、第2次安倍内閣54.0%を、いずれも下回った。00年以降の最低はこれまで、森内閣の33.3%だった」とし、さらに「政権維持の『危険水域』とされる2割台にとどまる厳しいスタートとなった」と報じていた。

 支持率の急落はなぜ起きたのか。

 第1に今選挙の最大の争点である裏金問題を巡り、関与した候補者らに対する姿勢が徹底しておらず、恣意的なことだ。

 第2に発言のブレがある。最も注目されたのは解散時期であり、石破首相は総裁選では、予算委員会での本格論戦後に衆院を解散するとしていたが、その約束は実施されなかった。これに加え、「日米地位協定の見直し」「原発ゼロ」「金融所得課税強化」「選択的夫婦別姓制度導入」などの政策面の発言も後退した。これらによって「首相を信頼できない」という層が増えたのである。

 そして第3に、石破首相は自民党総裁選に勝つことを目的として、途中から自分のカラーを打ち出すことを避け、岸田政権の継承を前面に出した。

 そのことは最終的には支持率20%台の岸田前首相の支持率に近づくことを意味する。

 さて石破政権には衆院選の結果が待っている。

 序盤の選挙情勢によると、自民党は衆院定数(465議席)の過半数にあたる233議席に届かない可能性がある--と厳しい予測が報じられており、自民の単独過半数割れとなれば民主党に政権交代した2009年以来となる。

 選挙後、石破首相を巡る政治環境は厳しい状況になるだろう。すでに時事は「総裁選で首相の対立陣営に加わっていた閣僚経験者は『選挙後は倒閣運動もあり得る』と警告した」と報じていた。

 石破政権は早くも徳俵に足が掛かった。


孫崎享 外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/771.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 選挙支援をアテにできない自民“カルト議員”は壊滅状態…萩生田帝国の崩壊も秒読み(日刊ゲンダイ)

選挙支援をアテにできない自民“カルト議員”は壊滅状態…萩生田帝国の崩壊も秒読み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362368
2024/10/24 日刊ゲンダイ


防戦一方(萩生田光一元政調会長)/(C)日刊ゲンダイ

 反日カルト集団の旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着、金権腐敗をあらわにした裏金事件。自民党の宿痾がモロ出しになって以降、初の国政選挙となった衆院選(27日投開票)で関係議員は軒並み落選危機に瀕している。とりわけ、教団が提供する無償のマンパワーに頼ってきた面々の多くは選挙に強くない。カルト議員も壊滅寸前だ。

 党本部が2022年9月に公表した点検結果により、選挙で統一教会のボランティア支援を受けたことが判明している候補者は〈別表〉の通りだ。報道各社などの情勢調査によると、優勢なのは5選を狙う世襲の田野瀬太道前議員くらい。残りの面々はせいぜい互角、ほぼ追う展開だ。悪魔のささやきを拒めるかが試される。

 裏金づくりに手を染めた輩は比例代表の重複立候補が認められず、選挙区で負ければタダの人。その象徴と言えるのが、旧安倍派幹部「5人衆」の筆頭格で、非公認となった萩生田光一元政調会長だ。対抗は、統一教会問題の追及で知られる立憲民主党の有田芳生元参院議員。連日の猛攻により、安倍最側近をかさに着て築き上げた「萩生田帝国」は崩壊寸前だという。

「有田陣営は〈ここまで手応えのある選挙戦は経験したことがない〉と大盛り上がり。投開票まで残り4日。完全勝利に向けて総仕上げに取りかかっています」(立憲関係者)

 点検結果の公表以降、教団との深い関わりが判明した候補者もいる。3週間ほど前に初入閣した牧原秀樹法相(埼玉5区)と、旧統一教会に対する解散命令を請求した盛山正仁前文科相(兵庫1区)だ。ともに、3年前の選挙でボランティア支援を受け、比例復活で辛うじてバッジを守った。命綱が機能するか、見ものだ。

  ◇  ◇  ◇

 自民党が重点区に定めたとされる選挙区のリストが政界に出回っているという。接戦なのに“リスト”に載っていなかった選挙区の陣営からは、『見捨てられたのか』との声があがっているとか。●関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/772.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 維新牙城の「大阪15選挙区」すらグラグラ…幹部の檄文は“けんもほろろ”、吉村府知事テコ入れに眼(日刊ゲンダイ)

維新牙城の「大阪15選挙区」すらグラグラ…幹部の檄文は“けんもほろろ”、吉村府知事テコ入れに眼
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362418
2024/10/24 日刊ゲンダイ


大阪の吉村洋文府知事(左)は公務そっちのけ(提供)横田一氏


大阪の吉村洋文府知事(C)日刊ゲンダイ


大阪の吉村洋文府知事(C)日刊ゲンダイ


大阪の吉村洋文府知事(C)日刊ゲンダイ

 27日に投開票が迫る衆院選で、公示前勢力を割り込むのではとささやかれる日本維新の会。共同代表を務める大阪府の吉村知事は不振を打破しようとシャカリキだ。

 吉村知事は15日の公示後から公務そっちのけで関西を中心に街頭演説に繰り出し、ラストサンデーを挟んで22日から大阪府内にベタ付き。23日は6区の維新候補の応援に駆け付け、門真市内でマイクを握った。

 現地を取材したジャーナリストの横田一氏が言う。

「吉村さんは『裏金・脱税は許さない!』と、かなり強い口調で自公政権を批判し、石破首相の変節ぶりもやり玉に挙げていました。兵庫県の斎藤前知事が告発された問題や大不評の大阪万博などが影響し、かつての勢いは感じられませんが、それでも黄色い歓声を送る根強い“吉村ファン”の姿も。演説終わりに吉村さんに質問をぶつけましたが、スルーされました。吉村さんに手を振っていたマダムは『あなたが質問を浴びせるから、手を振り返してくれなかったじゃないの』とご立腹の様子でした」

 吉村知事の女性人気は健在らしいが、維新は牙城すらグラグラだ。政党や各メディアの情勢調査などを見ると、府内19選挙区のうち維新候補が安泰なのは幹部の地盤である12、15、17、18の4選挙区のみ(別表)。激戦が実に15選挙区にも上る。

 維新は前回選まで、「大阪都構想」の実現に向けて公明党から協力を得る代わりに府内4選挙区(3、5、6、16)で独自候補の擁立を見送り、前回選は15選挙区で全勝。昨年の統一地方選での躍進を受け、公明との協力関係を解消し、今回は全面対決に打って出た。

 府内を「維新一色」に染め上げようと画策しているものの、自民はもとより、「常勝関西」の強さを誇る公明だけではなく、立憲も立ちはだかる。10区で尾辻元衆院議員が維新候補を猛追、16区では森山前衆院議員が互角の戦いを演じている。

身内ドッチラケの檄文


牙城すらグラグラ…(C)日刊ゲンダイ

 予想以上の苦戦に、維新の藤田幹事長は全候補者に向けて「檄文」をメールで発信(18日付)。〈活動量を増やすとともに、比例の呼びかけの再徹底〉をお願いし、〈全員の必勝の為、最後まで余すことなく、全力で選挙活動を続けて頂くようお願いします〉と呼びかけた。

 藤田氏のメールに、維新内部からは「こんなもん送っても惨敗は避けられない」と冷ややかな声が上がっているという。全国政党化なんて背伸びせず地域政党ぐらいがちょうどいいんじゃないか。

  ◇  ◇  ◇

 維新の会創設者・松井一郎前代表が萩生田光一氏の応援に入った一件では内紛勃発。よりによって裏金2728万円の萩生田候補を応援するとは…。大荒れの維新内部について●関連記事『【もっと読む】松井前代表の要らんオトコ気「萩生田応援」で維新内紛…大阪以外は最大7勝、全国政党化は夢の夢』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/773.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメ!内部資料&証拠写真を鈴木エイト氏が入手(日刊ゲンダイ)

旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメ!内部資料&証拠写真を鈴木エイト氏が入手
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362482
2024/10/25 日刊ゲンダイ


2021年衆院選、旧統一教会が自民党をモーレツ支援していた証拠が明らかに(右から、岸田前首相、甘利明氏、高市早苗氏)/(C)共同通信社


下馬評を翻す勝利だった(2021年衆院選の自民党当選者に花をつける岸田首相、拍手する甘利明氏と高市早苗氏=右)/(C)日刊ゲンダイ


ご満悦の笑みの岸田首相、左は高市早苗氏=2021年衆院選(C)日刊ゲンダイ


2021年衆院選、旧統一教会が自民党をモーレツ支援していた(C)日刊ゲンダイ

 衆院選(27日投開票)が最終盤に入る中、自民党に新たな悪材料だ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題を追及するジャーナリストの鈴木エイト氏が、教団のフロント組織の内部資料を入手。岸田政権下で実施された3年前の総選挙で、反日カルト集団が自民候補をモーレツ支援した実態を浮き彫りにしている。「カルト議員」にはトドメの一撃となりそうだ。

 エイト氏は〈2021年衆院選、旧統一教会に支援された自民候補者実名リスト〉と題し、文藝春秋電子版(23日配信)に寄稿。教団側が選挙戦を総括した全33ページの内部資料〈激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」〉を暴露した。関連団体「世界平和連合」の中部地区常任講師で、国際勝共連合の幹部が作成したという。

 総括資料によると、支援対象は統一教会が第3地区(東海、北陸信越)に区分するエリアに出馬した自民の公認候補ら。関係を裏付ける証拠として、複数の写真も載せている。教団施設での集合写真だったり、推薦状を持たせた写真だったりさまざま。目下、選挙戦の最中にある11人の顔ぶれは、【次ページ別表】の通りだ。色付き候補の選挙区では万単位の「反共ビラ」を配布したという。前職の上田英俊、金子俊平、鈴木英敬3氏は党の点検はもちろんのこと、一貫して関わりを認めていない。

「個人的関係の延長線上で応援するケースがあるとの情報も」


【別表】旧統一教会が支援対象とした第3地区の自民党公認候補ら=2021年衆院選(C)日刊ゲンダイ

 教団側は人海戦術でビラ配りや電話作戦を実行。〈東海ブロックの自民党小選挙区立候補者は全員32人当選となり、比例区9人を確保〉〈33人の自民党代議士が誕生〉と勝利宣言する一方、「14勝5敗」だった北陸信越ブロックについては〈反共ビラを配布する部数が少なすぎた〉などと猛省。〈激戦区の勝利に集中することが重要〉〈1議席は3議席の価値を持つ〉と悟りを得ていた。

 エイト氏に改めて聞いた。

「同様の選挙支援を全国展開していたとの確信を深めました。今回の総選挙では従来のような活動は控えているものの、落選危機に直面する候補者側からアプローチを受け、個人的関係の延長線上で応援するケースがあるとの情報も得ています」

 いつかはバレる。学習能力のない連中だ。

  ◇  ◇  ◇

 選挙支援をアテにできない自民“カルト議員”は壊滅状態…萩生田帝国の崩壊も秒読みだという。関連記事【一覧】には大物議員の名前がズラリ並んでいる。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/774.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 河野太郎氏がご乱心? 応援演説で聴衆に敵意ムキ出し「独裁政権」「工作員」のナゾ発言も(日刊ゲンダイ)
河野太郎氏がご乱心? 応援演説で聴衆に敵意ムキ出し「独裁政権」「工作員」のナゾ発言も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362531
2024/10/25 日刊ゲンダイ


大丈夫?(C)日刊ゲンダイ

「これまでの経験を生かして日本のリーダーとしてこの国をさらに前に進めたい」

 9月27日に行われた自民党総裁選への出馬会見でこう意気込んでいたものの、結果は1回目の投票で9人中8位と惨敗し、上位2人で争う決選投票にすら進めなかった河野太郎・前デジタル担当相(61)。

 今回の衆院選では神奈川15区から出馬し、各メディアの情勢調査では優勢が伝えられている。当選9回を誇り、全国的な知名度の高さから他候補からの応援依頼が相次いでいるようなのだが、河野氏の応援演説を聞いたとみられる有権者などから出ているのが《大丈夫か》《なんか発言が怪しいのではないか》といった声だ。

 河野氏は閣僚時代、新型コロナワクチンの担当として、ワクチン接種を積極的に推進してきた。このため、河野氏が応援候補の街宣車に乗って演説に立つと、ワクチンの健康被害に関するプラカードなどを持つ聴衆が多く集まる傾向にあるのだが、それが面白くないのだろう。

「ワクチンが危ないと言っている裏にはお金が絡んでいる。お金を儲けようとして、そういうことを一所懸命宣伝する」「人の演説を邪魔する。街頭で怒鳴っているだけでは物事は何も解決しません」…などと突然、感情的になり、敵意をあらわにして声を張り上げるからワケが分からない。

「デマ太郎」といった不名誉なあだ名が飛び交うのも無理はないかも

 別の候補の応援演説の際にはこんな事も言っていた。

「おそらく、ここに集まっている人の中にも独裁政権の工作員と思われる人が紛れております。様々な形でお金をもらっているのかもしれない。様々な形で独裁政権から便宜を図ってもらっているかもしれない」

 選挙の街頭演説を聞く人の中に独裁政権の工作員が紛れ込む? 独裁政権から便宜を図ってもらっている人がいる?

 おそらく、この演説を聞いた人は河野氏が言う独裁政権とは何を指すのか、工作員とは何かサッパリ分からないだろう。

 そもそも今は“ただの人”とはいえ、閣僚経験のある政治家だ。公衆の面前で発する言葉としては不用意ではないか。

「デマや誹謗中傷について」。自身に関する様々な意見についてホームページで説明している河野氏だが、「デマ太郎」といった不名誉なあだ名が飛び交うのも無理はないかも。

 ◇  ◇  ◇

 裏金選挙の投開票日まで残りわずか。【もっと読む】『旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメ!内部資料&証拠写真を鈴木エイト氏が入手』【さらに読む】『萩生田光一氏“自民党本部2000万円振込”に「ありがた迷惑」と激怒もどの口で?《自業自得では》とSNSでバッサリ』を取り上げている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/775.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 衆院選最終盤「自民大物33人」が落選危機…牧原法相ら現職閣僚5人も崖っぷち<一覧付き>(日刊ゲンダイ)


衆院選最終盤「自民大物33人」が落選危機…牧原法相ら現職閣僚5人も崖っぷち【一覧付き】
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362483
2024/10/25 日刊ゲンダイ


【一覧】野党候補と接戦、あるいは劣勢に立つ自民党大物候補リスト33人=25日、現状(C)日刊ゲンダイ


序盤の優勢から一転か(武田良太元総務相)/(C)日刊ゲンダイ


旧統一教会との濃密な関係を就任まで隠し続けていた牧原秀樹法相(C)日刊ゲンダイ


現職閣僚も落選危機(小里泰弘農水相)/(C)日刊ゲンダイ


現職閣僚も落選危機(伊藤忠彦復興相)/(C)日刊ゲンダイ


現職閣僚も落選危機(坂井学防災相)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院選は最終盤を迎え、石破自民党はさらに失速。公示前の256議席から大幅に減らし、200議席を下回る可能性も出てきた。自公の過半数維持は微妙な情勢である。

 自民への逆風は党3役や大臣経験者ら大物の選挙区でも吹き荒れている。【一覧】は現状、野党候補と接戦、あるいは劣勢に立つ大物リストだ。

 現職閣僚は5人も落選危機だ。牧原法相と小里農相は前回も比例復活。牧原法相は旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)関連のイベントに計37回参加のズブズブ関係を就任まで隠し続けたことが、致命傷だ。2人とも野党候補にリードを許す。

 伊藤復興相は前回もわずか1065票差と薄氷の勝利。立憲候補と競り合う坂井防災相も前回は同じ相手に比例復活を許した。意外にも城内経済安保相までリスト入り。2005年の郵政選挙での敗北を最後に09年の政権交代選挙から5連勝中。選挙巧者で地元に牙城を築いてきたが──。

武田良太元総務相は序盤の優勢から一転、接戦に持ち込まれ…


静岡県知事選の“しこり”に苦しむ城内実氏(経済安保相、右は自民が推薦した大村慎一氏=2024年5月)/(C)日刊ゲンダイ

「今年5月の静岡県知事選の『しこり』が影響している」と地元関係者は、こう説明する。

「城内氏は県連会長として自民の推薦候補を支えたが、鈴木康友知事に敗北。知事の後ろ盾は、地元の有力企業スズキの元会長で現在は相談役の鈴木修氏です。城内氏とも良好な仲でしたが、知事選の演説会で城内氏は『静岡の政治が鈴木会長に牛耳られていいのか』と訴え、鈴木氏の逆鱗に触れた。選挙区の浜松市はスズキの企業城下町。下請け、孫請けを含め、鈴木氏の号令一下で大量の票が動く。鈴木氏は今回、立憲元職の日吉雄太候補を支援。日吉氏はスズキの社員と共に企業回りに精を出しています」

 前回は約13万票対約6万票のダブルスコアで城内候補が日吉候補に圧勝したが、「スズキ票」が剥がれれば、今回はどう転ぶか分からない。

 大臣経験者の中で序盤の優勢から一転、接戦に持ち込まれたのは武田良太元総務相だ。所属した二階派は解散し、ボスの二階元幹事長も引退。“威を借りた虎”を失った途端、「地元自民の反武田派の地方議員が対抗馬の維新候補につき、保守票が流れている」(政界関係者)という。

 投開票まであと2日。何人の大物が生き残れるのか。

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 旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメだ! 内部資料&証拠写真をジャーナリストの鈴木エイト氏が入手したからだ。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

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